テレビやラジオのコメンテーターとして、コラムニストとして、小説家として幅広い分野で活躍中の室井佑月さん。歯に衣着せぬ物言いとエネルギッシュな姿が印象的な室井さんですが、実は何度も大病を患っているそうです。3回目の本日は、49歳のときに患った乳がんと心身の調子を保つ方法についてお話をうかがいました。★前回:室井佑月さんインタビュー「41歳で糖尿病と診断されインスリン注射を打つ毎日です」#249歳のときに乳がんが見つかった――2019年7月には、室井さんが乳がんを患ったことがニュースとなりました。室井さんもう病気はたくさんだと思っていたので、「なんで私が……」と思いましたね。でも私、すごくラッキーだったんです。――それはどういう意味なのでしょうか?室井さん漫画家の友だちと久しぶりに食事に行ったとき、いつも一緒にいたアシスタントさんが乳がんで亡くなったことを知ったんです。その日の夜、お風呂に入ろうと思ったら操作ミスで浴槽にお湯がたまっておらず、お湯を張り直している間、何の気なしに乳房を触ってみたんですね。そしたら、右胸にしこりがあったんです。びっくりして一緒に食事に行った友だちに電話をしたら、「明日、絶対に病院に行って!」「行かなかったら友だちやめるから!」って言われたんです。穏やかな彼女の強い口調に驚いてしまい、次の日、糖尿病でお世話になっている病院へ行きました。実はその日は大雨で、乳がんの権威の先生の予約がポンって空いていたんです。触診をした瞬間、先生に「これは乳がんだから、覚悟をしてください」と言われました。本来なら別の日に細胞検査の予約を入れるらしいのですが、その日は午後の検査枠に空きが出たということで細胞検査も受けることができました。――細胞検査で乳がんと診断されたのでしょうか?室井さんステージⅠの乳がんが見つかりました。手術を受けることになったのですが、先生の予定や病室の調整に時間がかかると言われたんですね。ところが、お盆の時期にベッドが空くことがわかり、8月9日に手術が決まりました。乳がんが見つかって1カ月弱で、しかも名医の手術を受けられるなんて、「私ってツイてるなぁ」って思いましたね。――ある意味、とんとん拍子ということですよね。室井さんそうなんです。ただ、先生には「なんでこんなことをしたんだ!」って豊胸手術を怒られました。私は乳がんと知ってショックを受けていたこともあり、「じゃあ先生、過去の私に『そんなバカなことはするな!』って言ってきてくださいよ」って言い返したんですけどね(笑)。乳がんを患ったことで視野が広がったような気がする――息子さんに乳がんのことは話したのでしょうか?室井さんはい、話しました。当時、息子は19歳ですごくショックを受けていましたね。でも、先生には「この乳がんで死ぬことはないから」と言われていたので、息子にもそう伝えました。手術自体、膵臓の手術に比べると、とてもラクに感じられました。――術後は何か治療がおこなわれたのでしょうか?室井さん放射線治療を受け、その後は緩い作用の抗がん剤を毎日飲んでいます。この抗がん剤は20年飲まないといけないらしいんです。その20年間は年に2回、経過観察で病院を受診するようにと言われています。――ご病気を経験し、ご自身のなかで何か変化はありましたでしょうか?室井さんもし、私が乳がんになっていなかったら、がんを患った人に「ステージⅠなら軽くてよかったね」と言っていたかもしれないです。でも、ステージⅠのがんでもその後、治療が続きます。働きながらがんの治療を受けている人ってすごく多いんです。そうした現実を知ったことで気づかえることもありますし、ある意味、視野が広がったような気がします。――ご病気と向き合うなかで不安を抱えることもあったかと思いますが、どんなことが支えとなったのでしょうか?室井さんやっぱり息子ですね。特に膵臓の手術を受けたころはまだ息子が小さかったので、「息子を残して死ぬわけにはいかない」、「息子の成長を見たい」。その一心でした。――その息子さんもだいぶ大きくなられたことと思います。室井さん息子は大学生になりました。息子が成人し、パートナーができて支えてもらっていますし、毎日10時間くらい寝ていますし、今の私はすごく気が緩んでいますね。――最近の体調はいかがでしょうか?室井さん悪くはないですね。ただ、疲れやすくなりました。若いころは息子を連れて友だちと仕事が終わった後に弾丸ツアーに出かけたりしていましたが、もう無理です。今は温泉に浸かりながら昔話をするのが楽しいですね。女性は自分で自分をご機嫌にすることが大切――室井さんの元気の秘訣も教えていただきたいです。室井さん私は我が強くて欲張りな人間だと思うんです。ずっと思っているのは「自分の人生は自分のものだから、自分で好きなようにする」ということ。だから嫌なことはしたくないし、誰かに合わせたりもしません。その結果、まずい状態になったとしても自分で責任をとるって思っています。あと一喜一憂しないことですね。私、糖尿病の影響でちょっとむくんでしまうことがあるんです。でも「シワが伸びて若く見える」って思うようにしています。心はすごく大事なものだから、「私はもともとイケてる」って思うくらいがちょうど良いんじゃないかなぁって。――心の持ち方が大切ということですね。室井さんある程度の年齢の女性にとって一番大事なのは、自分で自分を気持ち良くすることだと思うんです。例えば、旬のおいしいものを安く買えたり、育てていた花が咲いたりしたら、それだけでうれしくなりますよね。そういうちょっとしたことで良いと思うんです。――室井さん流の自分で自分を気持ち良くする方法を知りたいです。室井さん年に1回くらいすごく落ち込むことがあるのですが、そういうときは新しい靴を2足買うんです。新しい服を着たり、新品の香水を開けたりすることもありますね。あと、私は歯医者さんが嫌いなので、歯医者さんの帰りには必ずドラッグストアに寄って、400円のリップクリープとか、500円のアイシャドウとか、プチプラのコスメを1つ買います。嫌なことを頑張った自分へのご褒美です。――室井さんもプチプラコスメを買ったりするんですね。室井さんもちろんです。プチプラコスメ、大好きです。毎日、自分のご機嫌を取れるのは自分だけですから。自分で自分の気分を上げる方法を持っておきたいですよね。<室井 佑月さんプロフィール>1970年青森生まれ。ミス栃木、モデル、女優、レースクイーン、銀座のクラブホステスなどの職業を経た後、97年に「小説新潮」5月号の「読者による『性の小説』」に入選。以後、「小説現代」「小説すばる」などに作品を発表し、98年に『熱帯植物園』(新潮社)を上梓した。 さらに同年『血い花(あかいはな)』(集英社)を発表。99年9月には『piss』を講談社より刊行した。最近では活動の幅を広げて、若い女性の代弁者、恋愛の教祖、そしてお母さん、という立場からテレビ・ラジオでコメンテーター、シンポジウムでパネリストとして活躍中。近著に「ぷちすとハイパー!」(中央公論新社)「ママの神様」(講談社)がある。★関連記事:室井佑月さんインタビュー「シングルマザーだった35歳のとき、膵臓に腫瘍が見つかった」#1★関連記事:「なんでもっとしなかった?」手術後にめっちゃ後悔したことは #43歳で腎がんになった話 14★関連記事:肺腺がんを告白。青木さやかさんインタビュー#1「私自身は元気ですし、がんと言われることが不思議でした」著者/熊谷 あづさライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。週刊誌や月刊誌、健康誌を中心に医療・健康、食、本、人物インタビューなどの取材・執筆を手がける。著書に『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)。
2021年12月02日テレビやラジオのコメンテーターとして、コラムニストとして、小説家として幅広い分野で活躍中の室井佑月さん。歯に衣着せぬ物言いとエネルギッシュな姿が印象的な室井さんですが、実は何度も大病を患っているそうです。2回目の今回は、膵臓の手術後に患った糖尿病と現在の治療についてお話をうかがいました。★前回:室井佑月さんインタビュー「シングルマザーだった35歳のとき、膵臓に腫瘍が見つかった」#1膵臓の手術によって41歳のときに糖尿病と診断――膵臓の手術後は、体に何か変化はあったのでしょうか?室井さん膵臓は血糖値をコントロールするインスリンを分泌する臓器で、私は膵臓の2/3を取っているんですね。ですから先生に、「今後、確実に糖尿病になるので、体調に変化が見られたらすぐに病院に来てください」と言われていたんです。当初は糖尿病のことが頭にあったはずなのですが、体調が戻ってからはすっかり忘れてしまいました。――糖尿病は発症されたのでしょうか?室井さん41歳のときに糖尿病と診断されました。私には10代のころから仲の良い友だちがいて、彼女が住んでいるマンションの部屋を買ったんです。そうした友だちとの旅行に息子も連れて出かけたりしていたのですが、「あなたたち親子と一緒にいると太ってしまう」と言われていました。それくらい、よく食べていたんです。毎朝、血糖値を測定してインスリン注射を打つ生活に――例えば、どれくらいの量の食事をしていたのでしょうか?室井さん夕ごはんに焼肉を食べて、その後にラーメンを食べて、家に帰ってからアイスを食べるような生活でした。息子は成長期なのでたくさん食べても太らないのは当然なのですが、私はかなりの量を食べているのにもかかわらず、どんどん痩せていったんです。さらに、目の前が真っ暗になるようなめまいが起きるようになりました。怖くなって病院を受診したところ、糖尿病になっていたんです。先生にはものすごく怒られました。でも、糖尿病にはわかりやすい自覚症状がないので、自分では気付かなかったんです。――糖尿病ではどんな治療をしているのでしょうか?室井さん当初は薬で様子を見ていたのですが、血糖値が思ったほど下がらなかったんですね。結局、服薬のほかにインスリン注射を自分で打つことになりました。毎朝、血糖値を測ってからインスリン注射を打ち、朝ごはんを食べてから薬を飲んでいます。――なんだか、大変そうです……。室井さん私も最初は、「おなかが空いてないのに朝ごはんを食べないといけないの?」「そこまでしないといけないの?」って思いました。でも結局は、先生に言われたとおりにするほうがラクだということに気付いたんです。徹夜をしてもインスリン注射のルーティーンは欠かさない――体がつらいときもあったということでしょうか?室井さん例えば、低血糖になるとおなかにガスがたまって痛くなり、尿意を感じてもおしっこが出なかったりするんです。それに、糖尿病とわかる前は1日中だるかったり、寝ても疲れが取れなかったりする日もありました。でも、毎朝血糖値を測ってインスリン注射を打ち、朝ごはんを食べて薬を飲むようになってからは調子が良いんです。――規則正しい生活を送っているんですね。室井さんそれが、私は物書きなので規則正しくはないんです。でも、徹夜で原稿を書いたとしても、朝、血糖値を測ってインスリン注射を打ち、少しでも食べ物を胃に入れてから薬を飲んで、それから寝ます。――毎朝、インスリン注射を打つ生活には慣れたのでしょうか?室井さん慣れましたね。友だちと旅行に行くときも道具を持ち歩いているので、「大変だね」って言われたりするんです。でも、自分では毎日お風呂に入るのと同じような感覚になっているんですね。糖尿病とうまく付き合えるようになってよかったです。次回は、49歳のときに患った乳がんと心身を保つ方法についてお話をうかがいます。<室井 佑月さんプロフィール>1970年青森生まれ。ミス栃木、モデル、女優、レースクイーン、銀座のクラブホステスなどの職業を経た後、97年に「小説新潮」5月号の「読者による『性の小説』」に入選。以後、「小説現代」「小説すばる」などに作品を発表し、98年に『熱帯植物園』(新潮社)を上梓した。 さらに同年『血い花(あかいはな)』(集英社)を発表。99年9月には『piss』を講談社より刊行した。最近では活動の幅を広げて、若い女性の代弁者、恋愛の教祖、そしてお母さん、という立場からテレビ・ラジオでコメンテーター、シンポジウムでパネリストとして活躍中。近著に「ぷちすとハイパー!」(中央公論新社)「ママの神様」(講談社)がある。★関連記事:「そんなことある?」入院当日、主治医の行動に驚いたこと #43歳で腎がんになった話 12★関連記事:肺腺がんを告白。青木さやかさんインタビュー#1「私自身は元気ですし、がんと言われることが不思議でした」★関連記事:え、糖尿病予備軍!?アラフィフの私が半年で10kgやせた方法【体験談】著者/熊谷 あづさライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。週刊誌や月刊誌、健康誌を中心に医療・健康、食、本、人物インタビューなどの取材・執筆を手がける。著書に『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)。
2021年11月28日テレビやラジオのコメンテーターとして、コラムニストとして、小説家として幅広い分野で活躍中の室井佑月さん。歯に衣着せぬ物言いとエネルギッシュな姿が印象的な室井さんですが、実は何度も大病を患っているそうです。1回目の本日は、膵臓に見つかった腫瘍や当時の心境についてお話をうかがいました。35歳のときに膵臓に腫瘍が見つかった――室井さんはいつごろからご病気に悩まされるようになったのでしょうか。室井さん最初の病気は35歳のときでした。その少し前に息子を連れて離婚したのですが、前の夫に「この家から出て行って欲しい」と言われてすごく傷ついたんですね。女の意地もあって「息子と二人で住める家を買おう!」と、月に60本の締め切りを抱えてがむしゃらに働いていたんです。忙しくて疲れがたまると、みぞおちのあたりに空気が差し込むような痛みを感じるようになり、「胃潰瘍かな?」と思っていました。――病院は受診されたのでしょうか?室井さん子どものころから体があまり丈夫ではなかったので、何か気になることがあるとすぐに病院で診てもらうようにしているんです。かかりつけの病院を受診したところ、「大きな病院で検査をしてもらったほうが良い」と言われ、大学病院への紹介状を書いてもらいました。大学病院でCT検査やエコー検査などを受けた結果、膵臓にうずら卵くらいの大きさの腫瘍が見つかったんです。――その腫瘍は、良性だったのでしょうか? それとも悪性だったのでしょうか?室井さんそれが、膵臓は体の奥にある臓器なので、悪性か良性かを調べる検査をするのは手術と同じくらい大変らしいんです。先生のすすめもあり、手術で膵臓を摘出してから病理検査に出すことになりました。――病理検査後でないと良性か悪性かがわからないということですよね。室井さんそうなんです。だからすごく不安でした。手術前の血液検査の結果を見た先生は「悪性ではない可能性が高い」とおっしゃっていたのですが、でも、病理検査を受けないとはっきりとはわかりませんから。もしものことを考えて息子のための財産管理を手配――当時、お子さんはおいくつだったのでしょうか?室井さん息子は5歳でした。手術の際には2週間以上入院することになっていたので、息子は両親に預けることにしたんです。――月に60本の締め切りがあるというお仕事はどうされたのでしょうか?室井さん前倒しで原稿を書きました。私、今まで原稿を飛ばしたことがないんです。36時間かかった出産のときも、10月にパートナー(ご主人で衆議院議員の米山隆一さん)の選挙活動に12日間張りついていたときも、原稿は落としていないんです。私はすごくうまい原稿が書けるわけでもないので、締め切りを守るのは大事なことだと思っているんです。――前倒しでたくさんの原稿を書くのは、かなり大変だったかと思います。室井さん仕事をしつつ、もしものことを考えて弁護士さんに今後のお金の相談をしたりもしていました。うちの両親は何度も破産をしていたりするので財産の管理を任せられないと思い、弁護士さんに入っていただくことにしたんです。仕事とそうした手続きなどですごく忙しかったです。――手術も病理検査も無事に終わったのでしょうか?室井8時間の大手術で、膵臓の2/3と脾臓を摘出しました。手術の次の日には病理検査の結果がわかり、良性と知ってホッとしました。術後約10日でテレビの仕事に復帰した――手術後は順調に回復されたのでしょうか?室井さん腹部を縦に20㎝くらい切ったので、麻酔から覚めたあとは痛かったです。普通は内臓を切るとしばらく動けないらしいのですが、私はどうしてもたばこを吸いたくて必死で喫煙所まで歩いていきました。普段の生活が忙しい分、入院は休暇のような感覚でやりたいことがいろいろとあったんですね。実は入院する前に家を購入していたんです。先生から外出許可をもらってタクシーで近くの家具屋さんへ行き、新居用のベッドやテーブルを買いに行ったりもしました。同じく外出許可をもらい、術後10日くらいでテレビのお仕事にも復帰しました。――気力というか、根性を感じるエピソードです。室井さん先生にも「根性ありますね」って言われました(笑)。当時の私はひとりで息子を育てていましたし、両親に仕送りもしていたのでいろいろな重りがついていたんですね。それらを外すわけにはいかないので、相当、気を張っていたのは確かです。まぁ、動き回っていたことが術後のリハビリになったらしく、予定よりも早く退院することができました。――退院後はお仕事をセーブしたりしたのでしょうか?室井さんいえ、逆に仕事が増えたんです。ただ、体調が万全ではなかったせいなのか、ちょっとうつ状態になってしまったんですね。タクシーの中で突然、号泣するような姿を息子に見せたくないと思い、半年ほど両親に預けることにしたんです。――うつ状態を改善するために何か治療を受けたのでしょうか?室井さん心療内科でカウンセリングを受けました。ただ、1時間から2時間で3万円近い料金だったんです。原稿料は安いですから「こんなことに3万円も払ってられない!」と思ったことが、回復のきっかけになったような気がします(笑)。それに、息子にすごく会いたかった。私のことを純粋な愛情で抱きしめてくれる男は息子だけですから。息子の存在が私の支えだったんです。次回は、膵臓の手術後に患った糖尿病と現在の治療についてお話をうかがいます。<室井 佑月さんプロフィール>1970年青森生まれ。ミス栃木、モデル、女優、レースクイーン、銀座のクラブホステスなどの職業を経た後、97年に「小説新潮」5月号の「読者による『性の小説』」に入選。以後、「小説現代」「小説すばる」などに作品を発表し、98年に『熱帯植物園』(新潮社)を上梓した。 さらに同年『血い花(あかいはな)』(集英社)を発表。99年9月には『piss』を講談社より刊行した。最近では活動の幅を広げて、若い女性の代弁者、恋愛の教祖、そしてお母さん、という立場からテレビ・ラジオでコメンテーター、シンポジウムでパネリストとして活躍中。近著に「ぷちすとハイパー!」(中央公論新社)「ママの神様」(講談社)がある。★関連記事:手術前の剃毛問題! 自分でやるか、やってもらうか… #43歳で腎がんになった話 11★関連記事:「子宮がんのリスクが高い?」子宮筋腫が見つかり、子宮全摘を決心【体験談】★関連記事:肺腺がんを告白。青木さやかさんインタビュー#1「私自身は元気ですし、がんと言われることが不思議でした」著者/熊谷 あづさライター。1971年宮城県生まれ。埼玉大学教育学部卒業後、会社員を経てライターに転身。週刊誌や月刊誌、健康誌を中心に医療・健康、食、本、人物インタビューなどの取材・執筆を手がける。著書に『ニャン生訓』(集英社インターナショナル)。
2021年11月26日2021年シーズンをもって現役を引退した、プロ野球球団の『北海道日本ハムファイターズ』に所属していた斎藤佑樹さん。同年11月18日、自身のInstagramを更新し、現役最後の登板を振り返りました。斎藤佑樹と、西川遥輝の深い絆2010年、斎藤さんは同球団にドラフト1位で指名され、5人の同期とともに入団しました。あれから11年。当時入団した5人の選手は、戦力外通告や、また、斉藤さんが引退することで、2021年11月19日現在、残るは西川遥輝選手だけとなっています。その西川選手も、同日時点で自由契約となっており、国内外の球団と交渉する立場に。斎藤さんは、西川選手について「初めて会った時は礼儀正しいなぁと思ったけど、慣れてくるうちにいい距離感で生意気だった」と回顧。同年10月、斎藤さんが現役最後の試合に出場した時、西川選手からいわれた言葉が印象的だったといいます。最後の登板で四球を出した僕にベンチ前で詰め寄ってきて、『何やってるんすか!最後くらい僕に捕らせてくださいよ』と言われた時、遥輝の変わらない優しさが胸に突き刺さりました。yuki____saitoーより引用 この投稿をInstagramで見る 斎藤佑樹(@yuki____saito)がシェアした投稿 斎藤さんはピッチャーで、西川選手は打たれた球を捕る守備の選手。西川選手の「捕らせてほしい!」という言葉に、斎藤さんはグッと来たようです。斎藤さんと西川選手とのエピソードに、多くの人が感動しました。・2人の深い絆を感じる。素敵な話だ!・同期ならではの関係性に、ジーンときた。・情が深い言葉。心が温かくなる。11年間、ともに戦い続けた同期。ユニフォームを脱いだ斎藤さんは、今後も西川選手を応援し続けていくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年11月19日秋篠宮家の長女・小室眞子さんと夫の圭さんは11月14日、ニューヨーク州に到着した。小室圭さんはすでにニューヨーク州の弁護士事務所に就職している。眞子さんも就職を考えており、共働きで夫婦生活を営む予定だというが、眞子さんが仕事を始めるまでは圭さんの収入で家計を支えていくことになる。だが圭さんは、7月に受験したニューヨーク州の司法試験で、まさかの不合格。弁護士になれば1年目から年収は2,000万円を見込めるが、法律事務員のままなら推定年収は600万円ほど。物価や家賃が高いニューヨークでの2人暮らしには心もとない収入だ。本誌記者は、11月12日の小室圭さんと元婚約者の面会直後、圭さんの代理人・上芝氏から話を聞いている。400万円を超えるとみられる解決金を支払ってもなお新婚生活は成り立つのか質問したところ、上芝氏は次のように答えた。「その点については留学するときから手当てはできているようです。若干の見込み違いはあったとしても、アメリカで暮らすにあたってお金が足りなくなるということはないと思います」司法試験に不合格となった圭さんにも、経済的に不安はないというのだ。さらに圭さんの“再受験”についても上芝氏は太鼓判を押す。「渡米後は来年2月に行われるニューヨーク州の司法試験での合格を目指し頑張るしかありません。仕事をしながらの勉強で大変だとは思いますが、前回合格しなかったのは学力の問題ではないので、体調を万全に整えて臨むことになると思います」不合格は「学力の問題ではない」とはどういうことなのか。批判が殺到しても結婚を諦めなかった圭さんは“鋼のメンタル”と称されることもあったが、実は眞子さんや佳代さん同様、体調を崩していたということなのか。「わたしは眞子さんと、あたたかい家庭を築いていきたいと思います」と結婚会見で語っていた小室圭さん。その夢を叶えるためにも、来年2月の試験は落とせないが――。
2021年11月16日9月下旬にアメリカから帰国してから激動の1カ月半を過ごした小室圭さん。念願だった眞子さんとの結婚も叶え、遂に明日、新生活に向けて再びアメリカへと旅立つことが報じられている。結婚にまつわる様々な騒動を引き起こすきっかけとなった母親・佳代さんと元婚約者との金銭トラブルについても大きな一歩が。報道によると、12日、都内の弁護士事務所で小室さんと元婚約者は面会し、小室さんが解決金を支払うことでトラブルの解決を両者が確認したというのだ。金銭トラブルも解決し、小室さんも晴れやかな気持ちでアメリカに迎えるかと思いきや悩みのタネはつきないもの。「スポニチアネックス」によると、12日、小室さんと眞子さんが一時的に滞在している都内のマンション前で警備にあたる警察車両と一般人が接触する人身事故が発生。車両とぶつかった男性は「こっちは歩行者だよ!」と怒号をあげていたという。さらに、トラブルは母が住む“実家”でも起きていた。11日の昼過ぎ、神奈川県にある小室さんの実家マンション前に停車した3台のワゴンタイプの警察車両。すると、中からスーツを着た警察官10人ほどがぞろぞろと降りてきて、突如物々しい雰囲気に。ほどなくして、一様に険しい表情を見せる警察官たちの視線の先に一人の年配の男が。ハンチング帽にサングラスをかけ、スーツ姿で、何やら手には小型のメガホンのようなものを持っている。そこまで変わった様子はないが、佳代さんが住むマンションの前に立つと、メガホンを使って突然こう叫び出したのだ。「小室佳代さんも、圭さんも高貴なお方であります。新聞雑誌が、勝手に誹謗中傷もしていますが、私たちは大変尊敬しております。どうか眞子さんと、お国のために~~~」突然の“演説”に驚いた近隣住民も外に出て様子を伺うと「またか……」とでも言うように呆れ顔を見せる。つい最近も20代男性が壁を乗り越えて実家マンション内に入り込んで、建造物侵入で逮捕されたばかりなのだ。警備に当たっていた公安警察と思われる捜査員達たちは、その男性を至近距離で包囲しているものの、演説を止めることはしない。その後も、男性は奇妙な演説を繰り返していた。「どうやら男性は街宣演説の届け出は地元警察に提出していたようです。そうなると警察も警備はしますが、本人に手出しはできません。公認されたデモと同じような扱いだと思います」(警察関係者)30分ほど経つと、捜査員もさすがに長いと判断したのか、「もういいだろう」と男性を制し、演説は終了。その後、30分ほど警官とやり取りすると、男性は警官に囲まれながらその場をあとにした。男性の演説の真意が果たして本当に小室さんへの応援だったのかはわからぬまま。小室さんが日本から去った後に、こうしたトラブルが頻発しないことを祈るばかりだが……。
2021年11月14日10月26日、夫婦となった眞子さんと小室圭さんは結婚会見を行った。会見で、「私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」と語った小室眞子さん。婚約延期、一時金辞退、皇室の儀式は一切なし……。プリンセスの「異例」の結婚は、会見も「異例ずくめ」だった。皇室担当記者やファッションの専門家が気になった“異例”ポイントとは?【1】出発時のバラのブーケこの日、初めて報道陣の前に現れた際に注目を集めたのが手元のブーケ。「紀子さまと秋篠宮家の職員により用意されたものでした」(皇室担当記者)【2】感情あらわにしたハグ秋篠宮邸前でご家族とお別れ。「佳子さまとのご挨拶は感動的でした。皇族方が取材陣のいる前でハグをされるのは大変珍しいです」(同)【3】カジュアルなスーツ姿小室圭さんが会見時に選んだのはピンストライプのスーツ。「日本ではフォーマルな場は無地のスーツに無地のネクタイを締めるもの。また、ネクタイにディンプル(くぼみ)を作らないのは、お葬式の結び方。違和感を覚えました」(メンズスタイリスト)【4】壇上に花はなし会見は、皇居近くのホテル・グランドアーク半蔵門の「華の間」で行われた。「婚約内定会見時にはテーブルの上に花が飾られていましたが、今回は金屏風も花もありませんでした」(皇室担当記者)【5】結婚指輪は大きめ?会見中、ボリュームのある結婚指輪にも注目が。「地金が太めのカジュアルなものを選んでいました。ただ、圭さんの指輪はサイズが合っていないように見えたのが不思議でした」(ファッションライター)かつてのプリンセス、清子さんの会見では……。「’05年に行われた清子さんの結婚会見では、夫妻は結婚指輪はしていませんでした。典子さん、絢子さんも同様に指輪は外していました」(同)【6】最初と最後は声を合わせて会見冒頭と最後に声を合わせ、「どうぞよろしくお願い申し上げます」「ありがとうございました」と挨拶。「苦楽を2人で、という強い思いが感じられました」(皇室担当記者)前日に記者からの質問に対しての小室夫妻の質疑応答がなくなったと発表され、物議を醸していた今回の会見。当日は夫妻が自分たちの思いを綴った挨拶文を読み上げ、提出されていた質問には文書で回答する形になった。そのため当初約30分を予定していた会見は、約11分で終了することに。お祝いムードはなく、挨拶文にはご両親への感謝の言葉も、天皇皇后両陛下や上皇ご夫妻への直接的な言及もなし。結婚直後とは思えない会見となった。
2021年11月08日秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんが結婚してから1週間あまり。まだ新婚間もない眞子さんに悲しい報せが届いた。11月4日、紀子さまの父で眞子さんの祖父・川嶋辰彦さんが亡くなったのだ。81歳だった。報道によると、川嶋さんが息を引き取ったのは昼前。紀子さまや佳子さまとお見舞いに訪れていた眞子さんは、14時50分ごろタクシーで病院を後にしたという。「川嶋さんが先月19日に緊急入院した際も、結婚を控えた眞子さんは紀子さまと佳子さまと病院に駆けつけていました。結婚後は小室さんを祖父に紹介するためなのか、夫妻でお見舞いに訪れたこともありました。その時は、少し後から佳子さまもいらっしゃいました。どこか心配そうな表情を浮かべた眞子さんを、小室さんが励ましていたそうです」(皇室担当記者)新婚生活をめぐっては小室さんがニューヨーク州の司法試験で不合格となり、今後の生活に影響を及ぼす可能性も出てきた。そのような生活面での不安を抱えながらも、眞子さんは祖父を案じ続けていたのだ。「川嶋さんが亡くなる前日も、眞子さんは1人で病院を訪れていました。結婚後は仮住まいのマンションからタクシーで外出する姿が見かけられていますが、伏し目がちでどこかぼんやりとしているような表情です。体調もまだ回復していないなか、渡米の準備にも追われていることでしょう。そのようななかで最愛の祖父を失った胸中は、察するに余りあります……」(前出・皇室担当記者)ネット上でも川嶋さんの訃報を静かに悼む声が広がっている。《長い人生、お疲れさまでした。心も体もゆっくり休ませてあげてください。ご冥福をお祈りします》《入院されたというお話からそれほど経っていなかったので驚きました。そんなに体調が悪かったとは……御冥福をお祈りします》《眞子さんのおじいさま亡くなったんだね結婚したばかりで眞子さん辛いね……》
2021年11月05日「これまでも折に触れて私と私の母からお礼を申し上げており、今も感謝しております」こう語ったのは、秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さん。10月26日の結婚会見では母・佳代さんの金銭トラブルに触れ、元婚約者に感謝の気持ちを述べていた。しかし、小室さんと元婚約者との間で“食い違い”があったという。11月1日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、小室さんについて特集。番組によれば、元婚約者の代理人は小室さん側から「この10年、お礼などなかった」と明かしたという。さらに、「圭さんが会見の場で『解決しました』と言えるようにと慮って、26日までにお会いして解決したかった。会見前の週末までやりとりしたが、実現しなかった」とも伝えられた。「もともと元婚約者は、佳代さんと面会することを望んでいました。ですが佳代さんが体調不良ということで、小室さんが母に代わって対応すると伝えたのです。元婚約者側は小室さんと直接会うことを希望しましたが、小室さん側はテレビ電話でのリモート面会を提案。結局、折り合いがつかなくなってしまったそうです」(テレビ局関係者)「リモート面会」を提案するとは、直接会うことを避けているかのようにも見えるがーー。そのことについて、野々村真(57)のコメントが「その通りだ」と支持を集めている。司会の坂上忍(54)から意見を求められた野々村は、次のように語った。「こういうことはやっぱり誠意ですから。リモートで会うっていうのは、失礼だなとは思いますよね。100歩譲ってお母さまが会うっていうなら、リモートでもいいかもしれないけど、小室さんが会うっていうのなら直接会わないといけないなと僕は思いますけどね」小室さんに誠意をもって直接会うことを訴えた野々村に、ネット上では賛同の声が相次いでいる。《野々村さん、それが真っ当な意見ですよね》《ほんとに失礼。アメリカにいるならまだしも、日本に帰って来ているんだし、次はいつ帰れるのかもわからないのでしょう?》《野々村さんもコロナ関連で結構変なこと言ってた気がするけどこの件に関しては正論だと思う》「野々村さんは新型コロナの闘病から復帰した直後、強い口調で菅政権のコロナ対策を批判しました。まるで“コロナ感染は政治のせい”と言わんばかりの主張に、視聴者からクレームが相次ぐ事態に。ですが降板することもなく、月曜コメンテーターとして出演し続けています。コメンテーターは発言が一度炎上すると、視聴者からの信頼を取り戻すのに時間がかかります。それを経験した野々村さんも、なるべく共感を得るようなコメントを心がけているのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)
2021年11月02日10月26日、秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さん。翌27日には眞子さんと運転免許試験場を訪れるなど、ニューヨークでの新婚生活に向けて準備を進めていた。ところが、新婚間もない小室夫妻に暗雲が立ち込める出来事が。なんと圭さんが、ニューヨーク州の司法試験で不合格となってしまったのだ。「試験を主催するニューヨーク州の司法試験委員会は、28日に合格者数を5,791人と発表しました。ですが29日にホームページで公表された合格者の名簿には、圭さんの名前がなかったのです。一方、名前が発表された合格者数は5,785人で、残った6人の名前は未公表でした。そのことから圭さんに、『名簿に掲載されていないだけで、合格している可能性もあるのではないか』といった憶測も飛び交っていました」(皇室担当記者)NHKによると圭さんの合否の結果を明らかにしたのは、圭さんが日本でパラリーガルとして勤務していた奥野総合法律事務所の奧野善彦弁護士。奥野氏は30日午前に、圭さんから電話で報告を受けたとのこと。圭さんは「今回の試験の結果は不合格でした。大変申し訳ございません」と謝罪し、「来年2月の試験に再びチャレンジします。努力を積み重ねていきます」と話したという。奥野氏は眞子さんとも話したといい、眞子さんは「小室さんの話をそのとおりに受け止めています」と夫の勉強を支える意思を示していたという。「圭さんは、今年5月にフォーダム大学のロースクールを卒業。その後、7月に司法試験を終えてからわずか1カ月あまりで、眞子さんと年内に結婚する方向で調整が進められていると報じられました。すでに圭さんはニューヨークの弁護士事務所『ローウェンスタイン・サンドラー』に就職し、法務助手として働いています。つまり、合格を見越した上で結婚を進めてきたのです」(前出・皇室担当記者)しかし圭さんが不合格となれば、描いていた眞子さんとのニューヨークでの新婚生活に支障をきたす恐れも出てくる。「すでに新居として、ドアマンが常駐する家賃80万円ほどのアパートメントを契約しているそうです。広さは約100平方メートルの2DKで、場所はマンハッタン島の西側にある高級住宅街のアッパーウエストサイド。治安がよい場所で知られており、公園や世界的にも有名な文化施設が多数あります。そのため育児に適している地域として、セレブも大勢住んでいます」(NY在住のジャーナリスト)弁護士の道から遠ざかってしまった圭さんに、果たしてそのような“セレブ生活”が維持できるのだろうか。「ニューヨークで余裕のある暮らしが成り立つのは、圭さんの収入があってこそでしょう。圭さんが弁護士資格を取得すれば、2,000万円前後の年収を得ることができると言われていました。しかし現在の法務助手のままだと、年収は600万程度だといいます。眞子さんもメトロポリタン美術館で働く可能性が浮上しており、そうなれば学芸員の年収は1,500万円だといいます。ですが夫婦の世帯年収が当初予定していた3,500万円から2,100万にまで下がってしまうとなれば、年間家賃1,000万円のアパートメントで暮らすのは厳しいのではないでしょうか」(前出・ジャーナリスト)圭さんが次回、司法試験を受けるのは来年2月。新婚早々にもかかわらず困難に見舞われた夫妻は、どのように乗り越えていくのだろうか。
2021年10月31日2017年9月に婚約内定会見を行ってから丸3年、秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんがついに入籍。10月26日に記者会見を開いた。これまでも賛否を呼んできた2人の結婚。今回の会見後も、その反応は大きく分かれることとなった。そんななか、恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんが語った「視点の違い」とはーー。10月26日、かねてより婚約中だった秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんが婚姻届を提出。午後になり、2人揃って都内のホテルで結婚会見を行いました。当初予定されていた質問項目には文書での回答となり、会見は11分とかなり短時間。そのため当初からあった数々の疑惑の具体的な説明はされぬまま入籍したとあって、一部からは変わらず批判の声が上がっています。しかし一方で今回の会見後、2人の結婚を祝う視聴者のコメントも多く見受けられます。批判と応援、この温度差はどこにあったのでしょう。■賛否を分けた視点の違い…「2人の感情に共感」か「現実問題を重視」か11分の会見の中では当初問題とされていた圭さんの母・佳代さんと元婚約者の方との金銭トラブルには触れたものの、現在の細かな状況説明はなし。金銭的なやり取りは今後、母に変わって自分が対応していくつもりといった発言に止まりました。また圭さんの留学についても眞子さん側からの援助等は一切なかったこと、早期の留学をお願いしたのは海外に拠点が欲しかった眞子さんの意向であった旨も、改めて眞子さんの口から明言されました。こうした対応に対して、当初から“皇族としてのあり方”について言及していた人たちからは「結局、ハッキリさせず仕舞い」といった、批判や落胆の声も多く上がっていました。一方で会見では「私は眞子さんを愛しております」(圭さん)や「私たちにとって結婚は、自分たちの 心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」(眞子さん)といった、感情に訴える言葉や表情が多く見受けられました。そして皇室や皇族といった問題とは別の、純粋な感動や応援の声を生んでいました。このように人によってリアクションが二分された背景には、「当初あった現実問題を重視して見ていた」か「2人の感情に共感しながら見ていた」かという全く違った視点があったように思います。■多くの国民が改めて「皇室のあり方」について考える機会に恐らく多くの国民が今回の問題を通して皇室制度や宮内庁に対して良くも悪くも身近に感じ、そして様々な考えを持つきっかけになったのではないでしょうか。それは遠い存在であった皇室に対して当事者意識を感じながら考えるという意味では、良い部分もあるのかもしれません。疑惑を残し、国民の祝福を得られきれないなかでの結婚が良いか悪いかはわかりません。筆者は以前、女性自身の【母との距離が近すぎる…小室圭さん結婚にみる4つの不安材料】という記事の中で“一般的に見てこの結婚には前途多難な要素が多い”と書かせていただきました。個人的な感想を述べますと、“一方的かつ短時間の会見という力技で最後まで主張を通しきった”といった印象が無くはありません。ただ入籍した夫婦に対して、結婚自体を今から反対したりどうこうしたりするのは無粋というもの。それはこれから2人のあり方が、そして未解決の問題の行方が証明してくれるはずです。今はどうかお二人が末長く平和で幸せな家庭を築けるよう、一国民として願いたいと思います。(文:おおしまりえ)
2021年10月27日10月26日午前、秋篠宮家の長女・眞子さまが小室圭さんと結婚。婚姻届が受理され、同日午後、“小室眞子さん”として圭さんと結婚会見に臨んだ。17年9月に行われた婚約内定会見では、ミントグリーンのワンピース姿が話題を呼んだ眞子さん。今回選んだのは同じく寒色系の、淡いブルーのワンピースだった。ファッションライターの味澤彩子さんは、婚約内定会見との違いについてこう語る。■婚約内定会見より大人っぽく「4年前のワンピースは肩がふんわりした袖で、ボトム部分がタックで広がるフレアラインと愛らしい印象だったのに比べ、今回のワンピースは同じく膝丈ながら、ボトムス部分はすっきりとしたデザインで全体的に落ち着いたイメージに。ボレロを羽織っているかのように見えるパイピングが程よくエレガントなアクセントになっています」さらに、ジュエリーにも変化が。「一連のパールネックレスは前回と同じとお見受けしますが、イヤリングは揺れるタイプから落ち着いた印象の一粒パールに。総じて、大人っぽく洗練された雰囲気に変わっていることが印象的でした」■スーツに表れた自由な空気一方、小室圭さんはストライプのスーツに紺色のネクタイを合わせていた。この装いに、味澤さんは違和感を覚えたという。「公式な場では通常、無地のスーツ、無地のネクタイが適しているので結婚記者会見という場でのTPO的には不思議な感じはありました。フォーマルな眞子様に比べてカジュアルな印象です。前回の婚約記者会見時もピンストライプのスーツを着ていたので、ここぞというときの勝負スーツがピンストライプ柄なのでしょうか。前回は、レジメントストライプのネクタイ、レギュラーカラーのシャツを合わせていて若々しい印象。今回は上級者な小紋柄のネクタイになり、こなれた雰囲気に。全身を通して、古臭い日本の慣習にとらわれずに自由に生きている空気が感じられました」■結婚指輪は意外にもカジュアルそして、注目を集めたのが、お二人の結婚指輪。赤坂御用地の御仮寓所を出発する際は眞子さんの指には何もつけられていなかったが、会見時には左の薬指に葉っぱのようなデザインが施された指輪が。圭さんの指輪にはキルティングのような紋様が入っていた。「地金にボリュームがありカジュアルな印象だったのが意外でした。圭さんとのペアリングもマルコム ベッツのタフな太めリングでしたので、きっと長くつける結婚指輪はお二人の好みを重視して選んだのではないでしょうか。ただ、圭さんの指輪が第二関節のあたりまで上がってきていて、サイズが合っていないようだったのが不思議でした」会見後、車で新居に向かう際には束ねていた髪をおろし、洋服も着替えていた眞子さん。今後は自由な生活が待っている。
2021年10月27日「私は眞子さんを愛しております」10月26日、秋篠宮家の長女・眞子さんと小室圭さんの結婚会見が行われた。眞子さんの発言のあと、小室さんは開口一番に眞子さんへの気持ちをストレートに語ったのだ。小室さんは続けて「一度きりの人生を、愛する人と共に過ごしたいと思っています」と話し、「これまで幸せな時もそうでない時も、様々な気持ちを二人で分かち合い、励まし合ってきました」と眞子さんとの交際を振り返った。小室さんの率直な愛情表現に、Twitter上では称賛の声が広がっている。《これだけ注目されている会見で「眞子さんを愛しています」って言いきった小室さんカッコいいな……!ちょっと泣きそうになった……笑ご結婚おめでとうございます!》《小室圭さん男らしいなぁ凄く素敵な会見でした眞子さんと幸せになってください》《今まで小室さんに対していいイメージなかったけど、結婚会見で「眞子さんを愛しています」って言ってるのを見てなんか凄く感動した。眞子さまのこと一生大事にして欲しいし2人で幸せな家庭を築いて欲しい》’17年9月に行われた婚約内定会見では、互いを「太陽と月」と表現し合った2人。小室さんは、「夜空に綺麗な月を見つけ、そのとき思わず宮様にお電話をいたしました。その後も綺麗な月を見つけますと、嬉しくなり宮様にお電話をおかけしています」と話していた。「この発言は、夏目漱石が『I LOVE YOU』を『月が綺麗ですね』と和訳したという俗説をなぞったものと考えられます。つまり小室さんは4年前の会見では、遠回しな表現で“眞子さんを愛している”というメッセージを忍ばせていたのです」(皇室担当記者)婚約内定会見では、それとなく“匂わせ”表現で愛を伝えていた小室さんだが、今回は一転してストレートに眞子さんへの愛を告白したのだ。結婚会見の最後には、「私は眞子さんと、あたたかい家庭を築いていきたいと思います。同時に、これからも出来る限りのことをして、眞子さんをお支えしていきたいと思います」と決意を語った小室さん。新たな門出を迎え、眞子さんとの新婚生活が今始まろうとしている。
2021年10月26日秋篠宮家の長女・眞子さまは10月26日、ついに小室圭さんと結婚される。秋篠宮さまは、結婚について「多くの人が納得し喜んでくれる状況」になるように求めていた。しかし、まだその状況に至っていないと判断された秋篠宮さまは、「納采の儀」をはじめとする結婚に関する儀式を執り行うことをお許しにならなかった。皇室系ユーチューバーらが結婚反対デモを決行するなど、いまだにお二人の結婚には根強い反発の声がある。一方で、報道各社の世論調査を見ると、この1カ月で結婚賛成派が急増していることがわかる。毎日新聞が社会調査研究センターと合同で9月18日に実施した世論調査では、眞子さまの結婚を「祝福したい」との回答が38%で、「祝福できない」の35%をわずかに上回っただけ。この時点では賛否が拮抗していた。しかし、読売新聞が10月4~5日に実施した世論調査では結婚を「よかったと思う」が53%と半数を超え、「思わない」の33%を大きく上回った。さらにANNが10月16~17日に実施した調査では、結婚を「お祝いしたいと思う」が61%で、「思わない」は24%となった。結婚賛成派が反対派にダブルスコアをつける結果となったのだ。「もちろん3つの調査は別々の報道機関によるもので、設問も異なるため単純な比較はできませんが、この1カ月で結婚に賛成する国民が急増しているのは間違いないでしょう」(皇室担当記者)9月末には、小室さんの就職先がニューヨーク州の法律事務所「ローウェンステイン・サンドラー」だと判明するなど、謎に包まれていた留学の“成果”が見える形になった。さらに10月1日には宮内庁から結婚の正式発表と複雑性PTSDの症状についての説明があり、眞子さまの結婚の意志が極めて固いことも国民に伝わった。一方で、結婚延期の原因となった金銭トラブルは未解決。体調不良の母・佳代さんに代わって、小室さんが元婚約者男性と対話する意向で、結婚後も交渉を続けていくとみられる。結婚賛成派は6割を超えたが、それでも秋篠宮さまは「多くの人が納得し喜んでくれる状況」になったとはお認めにならないのだろうかーー。
2021年10月26日リトアニアのスードゥヴァに所属する、サッカー元日本代表の本田圭佑選手が、自身のYoutubeを更新し、日本の『公園ルール』について言及しました。発端は、2021年8月にTwitterに投稿され、大きな反響を呼んだこちらのツイートです。子供らが公園で遊んでたら、うるさいって苦情がくるらしい。さらにボールの使用が禁止の公園が多いらしい。どう考えたって苦情をいう大人は頭がおかしいよ。あなたも迷惑ばっかかけてた、やかましい子供やったでしょう?公園でボール使ったらあかんとかマジでヤバいルールやからね。— Keisuke Honda (@kskgroup2017) August 31, 2021 騒音に対する苦情、ボール遊びが禁止など、「子供が自由に遊べない公園が多い」という点に異議を唱えた本田選手。2021年10月17日、Youtubeを更新し、改めて同テーマに触れました。海外の人に子供の公園の利用方法について聞いたら…本田選手は、上記の問題について、海外の意見を紹介しています。動画内のインタビューでは、下記のような返答がありました。・公園だもの、うるさくて当たり前よ。・公園で遊ぶことは子供にとって大切なことだ。子供が遊ぶために公園はある。・公園は子供が遊ぶためにあるのよ。だってアパートでボール遊びできないでしょう?・大声で遊ばせることを理解するべき。そうやって社会性を身につけていくんだから。回答した人に共通しているのは、「子供はうるさくて当たり前」「公園は子供が遊ぶための場所」という認識を持っていることでした。本田選手は「うん、彼らは正しい」と見解を述べた上で、日本の公園についてのネガティブな意見に対し、英語で持論を展開しました。問題は『公園側が』ボールで遊ばせることを禁じていることなんだ。そうオフィシャルに!それが問題だよね。Keisuke Honda / 本田圭佑ーより引用本田選手は、もし子供が遊んでいて、危険なことがある場合は、周りが注意すれば済む話であり、公園がボールで遊ぶこと自体を禁じている点に、「納得がいかない」と述べます。大人は子供を自由に遊ばせてあげられればいいんだよね。それで子供がもし間違えてしまった時に「それはやりすぎだよ!」とか言ってあげればいいんだ。そして子供だって大人に叱られることで徐々に学んでいくんだ。自分たちは何ができるかってことをね。現状は子供が公園で何もチャレンジできないだろう?それはおかしいよ。俺たち大人は理解しなければならないんだ。大人はこの問題についてもっと語る必要がある。さもなくば公園って何の意味があるの?ってことになる。すべての人たちにとって公園って必要であるべきでしょ?Keisuke Honda / 本田圭佑ーより引用このように語った本田選手は、「反対意見があるのは分かるけど、やっぱり子供は公園で遊ばなアカンよ。俺もめっちゃ遊んだもん」と、最後は日本語で動画を締めくくったのでした。動画内のコメント欄には、さまざまな意見が集まりました。【ネットの声】・そうだ!公園とは子供が自由に遊ぶものだ!・住宅地に隣接する小さな公園は、道路にボールが飛ぶなど危険も多い。禁止の理由も少し分かる気がします。・そもそも公園が狭すぎて、サッカーもキャッチボールも満足にできなかった。・ひと言で子供といっても、さまざまな年齢層があるので、それぞれ違うよなぁと思いました。子供にとっても大人にとっても、公園は気持ちのよい空間であってほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2021年10月25日「田中圭チャレンジしよ!」ほにゃぴ(@honyaoO)さんは、弟さんからこのように誘われたといいます。『田中圭』とは、もちろん俳優の田中圭さんのこと。では、『田中圭チャレンジ』とは何を指すかというと…。弟が田中圭チャレンジしよ!って言ってきて何かと思ったらあみじゃがで田中圭の文字に合わせてかじってくらしいwwwww pic.twitter.com/2epY89HFmG — ほにゃぴ (@honyaoO) October 20, 2021 すごい!でも『田中圭』…じゃなくて『田中主』…!ほにゃぴさんが弟さんに聞くと、お菓子の『あみじゃが』を、『田中圭』の文字に合わせてかじったのだとか。もともとのお菓子の形は、網模様をした円形。それを、文字に合わせてかじった…器用でないとなせない技といえます。しかし、『圭』になるには、一画足りていません。弟さんが鍛錬を重ねた結果、成功した『田中圭』がこちら!やっと!田中圭チャレンジ成功しました #田中圭チャレンジ #あみじゃが pic.twitter.com/K3cXUZHNO8 — ほにゃぴ (@honyaoO) October 21, 2021 これで『田中圭』の完成ですね!器用にかじりながら、田中圭さんのことを想う弟さんの姿が目に浮かぶことでしょう。『田中圭チャレンジ』に、「天才の発想ですね」「ほほえましい…。このお菓子を買ってやってみようと思います」と、多くの人が反応してました。田中圭さん本人がこのチャレンジを知ったら、どのような反応をするか…楽しみにしておきたいですね![文・構成/grape編集部]
2021年10月21日《オバマさんが貰うようなすごい賞を小室が貰っていた事になっているのだがw》《小室圭オバマ元米国大統領と並ぶ???》小室圭さんの帰国直前、就職先が発覚すると、ツイッター上でこのような声が上がった。就職先の法律事務所「ローウェンスタイン・サンドラー」のHPに掲載された小室さんの経歴が原因だった。小室さんが「JFK Profile in Courage Award」を受賞したとの記載があったからだ。この賞は、第35代米大統領ジョン・F・ケネディの著書『勇気ある人々』にちなんで、政治的に優れたリーダーシップを発揮した人物を称える賞だ。おもに政治家や公務員から選出され、オバマ元米大統領やアナン元国連事務総長らが歴代の受賞者に名を連ねている。当たり前だが、一人の学生にすぎなかった小室さんが受賞するはずのない賞であり、受賞者リストにも小室さんの名前は見当たらない。小室さんといえば、フォーダム大学入学時にも大学HPで「プリンセス・マコのフィアンセ」と紹介されたことで皇室利用ではないかと指摘を受けたことがあった。今度は偽りの受賞歴を載せてしまったのか――。だが、ネット上で指摘が相次いだこともあってか、小室さんのプロフィールはいつの間にか書き換えられていた。「Fordham’s JFK Profile in Courage and Sweat Equity Award」と、フォーダム大学による賞であることが強調された表現になっていたのだ。■JFKの財団は「そのような賞は出していない」本誌は、本家の「JFK Profile in Courage Award」を主催するJFKライブラリー財団に問い合わせることに。すると、広報部門の部長から次のような回答があった。《JFKライブラリー財団は、JFK Profile in Courage Awardの管理運営者であり、この名称の唯一の著作権保持者です。フォーダム大学とは関係やパートナーシップを取っておりませんし、彼らの賞の運営も行っていません》さらに、同財団のプレス担当からも《われわれの財団では、そのような賞は出しておりません》との回答があった。書き換えられた「Fordham’s JFK Profile in Courage~」という賞に、JFKライブラリー財団はいっさい関与していないという。財団が“非公認”だというこの賞、そもそも本当に存在するのか――。あまりに不可解な受賞歴。その真相について小室さんの代理人を務める上芝直史弁護士に取材すると、小室さん本人に確認のうえで回答があった。まず、プロフィールの作成や表記の変更について。《プロフィールについては、アメリカ国内で通常とられる方法と同じように、フォーダム大学の名称をあげたうえで賞を列挙しており、同大学内部の賞であることは容易に伝わるだろうという発想で表記されたものです。アメリカではごく一般的な表記の仕方だったようですが、日本のマスメディアから多くの問い合わせがあったようで、誤解するマスメディアの方がいるのならと説明を加えて分かるように修正したというのが経緯です。特に問い合わせがなければそのままになっていたでしょう》たしかに書き換え前のプロフィールを見ると、フォーダム大学ロースクールを’21年に卒業したとの記載に続き「JFK in Courage Award」と書かれている。ただ、それだけで「容易に伝わる」とは思えないが……。■「一番目立っていた方に与えられる賞」では、この賞は何を表彰するものなのか。上芝氏によると、《この「JFK Profile in Courage and Sweat Equity Award」は、フォーダム大学のリーガルクリニックが独自に出している賞です。ロースクールでは法曹養成を目的とした教育プログラムが多数用意されているわけですが、リーガルクリニックとは、このうち指導教官のもとで実務体験をし、これを通じて実用的な力を養成するプログラムです。そのプログラム受講者のうち一番目立っていた方に与えられるものだそうです》つまり小室さんは、フォーダム大学のロースクールの、さらにその中の教育プログラム受講者に与えられる賞を受賞したにすぎないというのだ。受賞歴の謎は解けたものの、宮内庁関係者は苦言を呈する。「小室さんはただでさえ、今後ビジネスで“皇室ブランド”を利用するのではないかとの疑念を持たれています。もともとの表記では、JFKの財団が公認する賞を受賞したと誤解する人もいるでしょう。小室さんが“誤解を招く表現もいとわず、自分を大きく見せようとしている人”と見られてしまうのは、小室さん自身にとってもマイナスだと思うのですが……」ちなみに、ケネディの著書『勇気ある人々』は、たとえ有権者に不評であっても信念を貫き、国家と国民のために勇気ある決断をした政治家たちを描いた伝記集だ。ケネディは次のように「勇気」について述べている。《人生のどんな舞台の上で勇気を試されることになっても、自分の良心に従うことによってどんな犠牲を払うことになっても、友人、財産、心の安らぎ、そして仲間の尊敬までも失うことになっても、われわれは一人ひとり自分の進むべき道を決めなければならない》小室さんは10月26日、ついに眞子さまと結婚し、記者会見に臨むことになる。多くの批判を浴びながらも、弁護士事務所への就職を決め、眞子さまが望むニューヨーク生活を実現させようとしている小室さん。その「勇気」を、はたして国民は認めるのか――。
2021年10月12日10月26日に秋篠宮家の長女・眞子さまが小室圭さんと結婚されることが宮内庁から正式に発表された。お二人は婚姻届けを提出した後、記者会見に臨まれる。2017年9月に婚約内定後、同年12月に小室圭さんの母・佳代さんの金銭トラブルが報じられたことで3年半にわたり延期となっていた今回の結婚。延期の発端となった元婚約者男性との金銭トラブルが解決していない中で、小室さんが会見でどんなことを語るのか注目が集まっている。そこで本誌は、ウェブ上で眞子さまと小室圭さんの結婚や記者会見についてのアンケートを実施(9月27日~10月1日)。355人から回答を得た。まずは、眞子さまと小室圭さん、お二人の結婚への賛否について聞いた。【眞子さまと小室圭さんの結婚についてどう思いますか?】賛成:10.4%どちらかというと賛成:19.7%どちらかというと反対:34.4%反対:35.5%賛成派が30.1%、反対派が69.9%という結果に。「女性自身」編集部が9月1~3日に同様のアンケートを行った際は、賛成派が30.3%、反対派が69.7%とほぼ横ばい。しかし、前回は57.1%と多かった20代の賛成派だったが、今回は44.9%と減少していた。つづいて、お二人の結婚記者会見に対して期待できるかを聞いた。【記者会見で、眞子さまと小室さんの結婚について、納得し祝福できるような説明が得られると期待できますか?】期待できる:9.9%期待できない:90.1%9割超が会見での説明について「期待できない」とする厳しい結果に。小室さんにとっても正念場となる会見だが、どんな説明が求められているのか。小室さんに説明してもらいたい事柄の上位10項目は以下の結果となった。【記者会見で、小室圭さんに説明してもらいたいことは何ですか】(複数回答可)1位:秋篠宮さまが望まれていた「多くの人が納得し喜んでくれる状況」になっていないことについてどう考えているのか(259票)2位:母・佳代さんと元婚約者の約400万円の金銭トラブルは解決する見通しがあるのか(224票)3位:アメリカでの警備費は誰がどう負担するのか(198票)4位:渡米準備をする仮住まい先での家賃・生活費用は誰が負担するのか(189票)5位:奨学金や留学費用の返済状況はどうなっているのか(171票)6位:眞子さまのことを本当に愛しているのか(164票)7位:儀式なし、一時金なしの結婚は眞子さまと話し合って決めたのか(163票)8位:就職の際に「眞子さまのフィアンセ」「銀行で2年連続で表彰された」と履歴書に書いたと報じられているが、虚飾ではないのか(148票)9位:ニューヨークでの生活費は足りるのか(124票)10位:母・佳代さんとの同居する可能性はあるのか(123票)ほかに会見で聞きたいこととして《眞子さまを幸せに出来る自信があるのか》(50代女性/会社員)《眞子さまを一生守ることができるのか》(40代女性/専業主婦)といった、結婚への覚悟を問う声も多く上がった。また、9月27日に小室さんが帰国した際に、多くの人を驚かせたのが長い髪を後ろでひとつに結んだヘアスタイル。物議を醸した長髪姿についても2つ設問を設けた。【小室圭さんの長髪姿についてどう思いますか】いいと思う:29%よくないと思う:71%【小室圭さんは髪を切った状態で記者会見に臨むべきだと思いますか】髪を切らず臨んでもよい:25.4%髪を切って臨むべき:74.6%7割超の人が、“長髪に反対”の姿勢を示す結果となった。短髪姿で会見に臨む方が印象はよくなるだろう。4年前の婚約内定会見では、眞子さまについて聞かれ「とても愛情深く、確たる信念をお持ちのところに強く惹かれました」とはにかむ小室さんに、多くの人々が好感を抱き、お二人の結婚を祝福した。10月26日の会見は、一体どんなものになるのだろうか。
2021年10月08日2017年9月の婚約内定会見から3年、眞子さまと小室圭さんがついに結婚へと動きだした。依然として反対の声が多いなか、注目を集めているのは2人の結婚生活の行方だろう。そんななかで恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんは「一般的な結婚」を前提に、不安材料を指摘する。その内容とは――。◆連日世間を賑わす小室圭さんと眞子さまのご成婚の行方。9月27日には小室さんがNYから帰国し、14日間の隔離生活へと入ったことが報じられました。現在は結婚にむけて各方面の調整が進んでいるようですが、いまだに反対の声は止みません。2人の結婚が一般的なルールや習わしに則して考えられないのは、当然のことでしょう。ただそうした特殊な事情を脇に置いても、この結婚に不安な空気を感じる人がいるのはなぜでしょう。そこには一般的な結婚でも言える、4つの不安材料があるからかもしれません。■結婚と同時に起きる「変化」が多すぎる結婚という人生のイベントは一見するとめでたいですが、心理的な側面からみると「変化」というストレスがかかるできごとでもあります。今回の結婚を見てみると実は結婚以外にも、様々なライフイベントによるストレスが同時に起きようとしています。・結婚・海外転居・就職・それに伴う生活面・金銭面の大きな変化1つ1つのできごとはすべて「変化」というストレスとなり、喜びと同じくらい大きな負荷をかけていきます。結婚前に不安な気持ちになることを「マリッジブルー」と言いますが、これはまさに結婚にともなう環境変化のストレスが心に影を落としているから起きるもの。結婚と同時に夫の勤務地へと引っ越すケースはままありますが、今回の場合はそれに就職や海外生活といった“オマケ”がつきます。生活水準を落とさないような配慮がなされるとはいえ、就職と同時に海外移住することでスタートからストレスのかかる新婚生活が予想されるのです。■「実母との近すぎる関係」はトラブルになる危険性も今回の結婚の反対の声に大きく関係しているのが、小室さんの母・佳代さんの存在です。佳代さんに囁かれる噂の真偽について、ここでは言及しません。ただ各社報道によると佳代さんも時期をみてNY生活に合流するのでは、場合によっては同居するのではともいわれております。シングルマザーとして育ててくれた母を大切にされる姿は、素晴らしいことです。しかし新婚生活のスタート時に親との距離が近すぎると、場合によってはトラブルの元になるケースもあります。結婚とはそもそも家庭を築き、そのなかで2人の価値観をすり合わせて“新しい家族を作っていくこと”です。しかしそこに旧家族(ここでは実母)が影響力を持って近くにいると、子どもは親とパートナーの間で板挟みになってしまうことに。場合によっては親を優先して、パートナーとひずみを生んでしまうのです。例えば、大きな買い物をしようとしたときのこと。夫婦で話し合ってAメーカーに決めていたのに、夫の親がBメーカーを推したことで夫はそれに流されて一方的に意見を変えたみたいな話ってよくありますよね。このとき、妻は「結局、夫は自分より親を優先するんだ」とか「親の意見から自分を守ってくれないんだ」といったネガティブな印象を抱きます。1回ならまだしも、これが続くと離婚問題に発展するケースもあります。もちろん、距離感が近くても円満なケースはたくさんあります。ただ両親との距離が近すぎる人との結婚は、こうしたダブルスタンダードに悩まされるリスクがある。その点については、誰にでも当てはまります。■反対を押し切ると結婚生活は息切れしやすい?恋愛や目標達成というのは、周囲の反対があると逆に燃え上がるといわれています。「ロミオとジュリエット効果」なんて呼ばれていますが、今回のケースも結婚に対して大きな反対の声が内外から聞こえてきています。それに打ち勝つことが、2人のモチベーションの1つになっているかもしれません。反対の声をモチベーションにして頑張ることは否定しません。ただここで重要なのは反対の声を活力にして前へ進むと、本来の目的と違うところにゴールが設定されてしまいがちということです。たとえば本来なら「結婚して、2人で末永く幸せな生活を送ること」がゴールです。しかしあまりにも反対の声が大きいと、「反対の声に負けずに結婚に進むこと」にゴールがすり替わってしまうのです。無意識にゴール変更がなされていると、入籍と同時に息切れする可能性も高まります。どうか、そんな悲しいことにはならないことを祈るばかりです。■「収入の安定」は結婚生活の安定一般的な夫婦の離婚理由は様々ですが、上位にはたいてい金銭に関する問題があがります。「生活費を渡さない」「無断で借金」などなど様々ありますが、今回の結婚を見ても金銭的問題の“芽”がチラついて見えてきます。1つは、小室さんが就職前である点です。司法試験合格後の年収は1,800万円とも言われていますが、これはあくまでも見込み年収。この金額がNY生活において多いか少ないかはさておき、就職直後という部分も踏まえると決して“金銭的な安定感がある”とは言い切れません。もう1つは、実母に金銭トラブルが浮上していること。またそれを自力で解決できそうにないという点。これはすなわち、自分たちにも問題が降りかかる可能性もあるということです。こうした問題を、「2人の力で解決します」と愛の力で押し切るのも良いのですが……。普通の結婚として考えてみても「せめて仕事が安定する1年後、できれば3年くらいは様子を見てから決めてもよいのでは」と思うのです。今回ご紹介した4つの不安材料は皇族の結婚という特別なケースに限らず、一般的にも言えることです。近日中に会見が行われる予定ですが、果たして多くの人が安心できるお話を聞けるのでしょうか。(文:おおしまりえ)
2021年10月01日2022年1月期のテレビ朝日木曜ドラマ「となりのチカラ」に松本潤が主演を務めることが決定。「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」の脚本家・遊川和彦とタッグを組む。思いやりと人間愛だけは人一倍、だけど何をしても中途半端で半人前な男、“中腰の”中越チカラ――。「人を救いたい」「周囲を平和にしたい」という思いが、すべての行動原理であるチカラだが、いつも中途半端に他人の問題に関わってしまい…簡単に解決できない問題だとわかると、いつもオロオロと中腰になりながら悩んでしまうのであった。そんなチカラが、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションはひとつのコミュニティーとなって強い繋がりを持っていくことに…。現代人の心に癒しと少しの勇気を与えてくれる、社会派ホームコメディーとなる本作。脚本を手掛けるのは、2011年に放送された「家政婦のミタ」で社会現象を巻き起こした脚本家・遊川和彦。「過保護のカホコ」「35歳の少女」など独創的な主人公とそれを取り巻く家族の姿を深く描き出すことで定評のある遊川氏が、今回も“中腰ヒーロー”という新たなキャラクターを誕生させた。妻と二人の子を持つ父親で、普段はゴーストライターとして著名人のエッセイなどを代筆している自称小説家・中越チカラを演じるのは、今冬に公開を控える『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』や、2023年にはNHK大河ドラマ「どうする家康」で主人公・徳川家康役を演じることも発表されている松本さん。テレビ朝日のドラマでは初主演となる。松本潤(中越チカラ役)コメント失敗しないドクターの次に、失敗だらけの中途半端な男を演じることになりました 笑。松本潤です。テレビ朝日で初めてドラマに出演させて頂くことになりました!しかも脚本、監督は気鋭・遊川和彦さん。今まで見たことのないドラマになると思います。僕自身、どんな作品になるのかまだ想像できていません。遊川さんに怒られないようにしながら 笑、ガッチリ組み合って作っていきたいと思います。現代社会の様々な問題に、中腰の中途半端な男がオロオロと立ち向かい「ほんの少しでも世界が良くなること」を願うドラマです。大変な状況が続く日々ですが、見てくださった方が心が軽くなり、少しだけ勇気がもてる。そんな作品にしたいと思いますので、楽しみにしていてください。「となりのチカラ」は2022年1月より、毎週木曜日21時~テレビ朝日にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年09月20日俳優・田中圭は、愛される天才だと思う。9月17日から配信がスタートする痛快ミステリードラマHuluオリジナル『死神さん』。そこで田中圭が演じたのは、「死神」と呼ばれる曲者刑事・儀藤堅忍。誰とも群れず、誰からも愛されない孤高のダークヒーローだ。けれど、田中圭自身は、儀藤とは正反対。人なつっこくて、あっという間に距離を縮め、周囲の心を掴んでいく。どうして田中圭は愛されるのか。彼自身の信条から、その理由が見えてきた――。台詞覚えは地獄です(笑)ウェーブのかかった髪に、大きなホクロ。そして、独特の喋り口調。これまでたくさんの役を生きてきた田中圭だが、その多数のフィルモグラフィの中でも儀藤堅忍は極めて独特だ。特徴的な台詞回しや前のめりの姿勢など、外側の部分に関しては、監督の堤幸彦からもらったアイデアをベースにつくり上げていったという。「息継ぎのポイントや抑揚のつけ方が独特で、完成したものを家で観ているときに、『これ、どうやって練習したの?』って聞かれました。それぐらい特殊なキャラクターではありますが、僕自身は全然何も意識していなかったというか。難しいと感じることもあまりなく、自然に、何も考えずにやっていたら、ああなりました」唯一苦戦したのは、長台詞。思えば、8月に上演された舞台『もしも命が描けたら』でも、前半はほぼ一人芝居と言ってもいいくらい膨大な台詞量だった。忙しい毎日の中でどうやって覚えているのかと聞いてみたら、コツは「ない!」ときっぱり言い切った。「特別なことはやってないです。本当に1文字ずつ覚えているだけ。基本は黙読です。黙読で覚えて確認で声を出すという感じ。でもひとりでやっていても覚えているかどうかわからないので、現場に入るまでいつも不安なんです」と言いつつ、今作でも台詞が飛んでNGを出すことはほぼなかったそう。「自分でもわかりませんが、なんとかできているみたいで。でも台詞覚えは苦行です。地獄です(笑)。台詞を言うということは、それを覚える作業が必要ですけど、その覚える時間を事務所もスタッフも考えてくれていない。そこはどうにかしてくれと思っています(笑)」こんな人いそうだな、と思いました。これまで多くの作品で多くの役を生きてきた。どちらかと言うと、日常の延長線上にある題材が多く、その役がどこかで本当に生きていると感じさせる人物造形を得意としてきた田中圭にとって、儀藤堅忍というキャラクター性の強い役は新鮮な印象もある。「新鮮は新鮮ですけど、やっぱりどこまで行っても僕だなと。良くも悪くもキャラクターが立ちすぎていないというのは、自分で見て感じました。僕がやるとフィクションになりきらないというか、実際こんな人いそうだなってなるんですよね」そう答えてから、付け加えるようにこう続けた。「それは日頃から自分の武器だと捉えてはいますが、ここまで強烈な役をやってもそうなるのかと。だったらもっと大げさにやってみても良かったかなと思ったので、できれば続編というか、もう1回、儀藤をやりたいです」自分に対するジャッジは常に厳しめ。簡単に及第点をつけないから、俳優・田中圭の進化は止まらないのだ。ペットボトルの分別をしない人は許しません芝居に対しては一切妥協を許さないが、素の人柄はどこまでも親しみやすい。「逃げ得は許しません」が儀藤の決め台詞。では、田中圭が許せないことと言えば何だろうか。「結構ありますよ。ペットボトルのラベルを、明らかにみんな外して捨ててあるところに、取らずに捨てる人を見ると腹立ちます。見たらわかる!っていう(笑)。別にそんなに分別にうるさい方とかではないですけどね。ちゃんとキャップもラベルも分けているところに、そのまま捨てていく人を見ると、『いやいやどうして?気づかなかった?』ってなります(笑)」また、今作は各話ごとに儀藤の相棒が替わるのも見どころのひとつだ。「毎話相棒が替わるからこそ感じる刹那的なものがある。短い時間の中でもお互いの間に一瞬でも生まれる何かが確実にあって、演じていてもすごく楽しいです。お芝居の達者な方々が勝負しに来てくれているので、僕自身、迎える立場として、来てくれている人に儀藤を楽しんでもらえるようにいようとは毎回思っていました」ちなみに、田中圭自身の相棒を聞いてみると…?「嫁です。嫁しかいないです(笑)。物で言ったら、結構いろいろあるかも。ケータイとか財布とか、あとは目薬とか、今だったら蜂蜜味ののど飴も。カバンの中には、これは手放せないっていうものがいつも入っています」“楽しんでいるやつが一番強い”と思うんです堤幸彦監督とは、2007年に公開された映画『包帯クラブ』以来のタッグ。こうした再会が、田中圭の原動力のひとつとなっている。「お互い違う現場で吸収したり修行したりして、またどこか別の現場で再会する。それが、僕がこの仕事が好きな理由のひとつです。仲が良いからつながっていくのではなくて。何て言うんだろう。久々に再会したときに、そこで『この会っていない何年間の間に何をしてきた?』っていうのをやり合えることがうれしいんです。それはスタッフもそうだし、俳優同士もそうだし」そう語る言葉の温度がぐっと上がる。好きなことを話しているときの田中圭は、ものすごく素直な顔をしている。「堤さんとも、さすがに14年も空くと、ほぼ初めましてと変わらないみたいなところもありましたが。それでも懐かしさみたいなところもあったし、自分自身もあのときとは違いますよと。いい意味で新鮮で、刺激的で、チャレンジな毎日を過ごすことができました」今から約14年前。あの頃の田中圭はどんなことを考えながら日々現場に立っていたのだろうか。「何を考えていたんですかね、あの頃の自分は。みんなすごいなあと思いながらやっていました。それこそ石原さとみちゃんが監督から急に今までと違うオーダーをもらって、でもそこですぐに芝居を切り替えて涙を流しているのを見て、『すごい、こうやって泣けるんだ女優さんって』って思ったりとか。基本的に過去のことを覚えていない人なので、14年も前となるとより覚えていないですけど、考え方も、蓄積しているものも、全然違うんだろうなとは思います」積み重ねた時間の分だけ俳優として成長した。久々の再会でそれを感じると同時に、あの頃と変わっていないものも見つけることができた。「堤さんの、監督自ら第一線で楽しそうに現場にいてくれるところが僕はすごく好きで。何だろうな、合うんですよ、自分とベースの部分が」そう言って、田中圭が話しはじめた信条は、彼自身の魅力がたっぷりつまったものだった。「そもそも自分の考え方で、“楽しんでいるやつがいちばん強い”というものがあるので。撮影中ってしんどいことが押し寄せてくると思うんです。というか、生きているだけでしんどいこととか山ほどあるし。でもその中で、まずは楽しむ。その姿勢が、周りの士気を上げてくれる。堤さんはそういう人で。そんな堤さんを見て、僕も楽しもうと思ったし、もっと監督を楽しませたいなって思いました」ここ数年、ドラマ、映画、舞台と出演作が切れ目なく続く。傍目から見ていても、時々心配になるほど多忙な日々を送っている田中圭が、それでもまるで色褪せないのは、どんな状況でも楽しむ気持ちを忘れないから。ハードなスケジュールも、膨大な台詞量も、「まじか…」と言いつつ、最後は楽しんで乗り切ってしまう。そんな姿に人は惹かれていく。「そう考えたら、『包帯クラブ』をやっているときも、監督から無茶振りをいっぱいされて、それに応えると監督がケラケラ喜んでくれて。監督が喜んでくれるから頑張ろうと思っていたなって、今思い出しました。そこは今もあの頃も変わらないかも。ただ、あの頃とはっきり違うのは、無茶振りされるたびにイヤ~なプレッシャーはあるけど(笑)、当時はただのイヤなプレッシャーだったのが、今は監督の無茶振りに乗った上で、そう来るならこう動いていいですよねって自然な流れでそこから派生する動きや感情を出せるようになった。この『死神さん』は、そうやって『あのときの自分とは違うぞ!』って自分を鼓舞しながらやれた現場でした」この取材が行われたのは、9月7日に生配信された記念イベントの後。ひっきりなしに続く取材の最後で、時間はすでに22時をまわっていた。それでも田中圭は疲れなんて感じさせないように、カメラの前でおどけたポーズをとる。それを受けたカメラマンが「元気ですね」と声をかけると、「空元気っす」と笑った。これもまた楽しむことを大切にする田中圭らしい一コマだ。ピンチも、プレッシャーも、疲労すら、楽しむ。だから、田中圭は愛されるのだ。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント田中圭さんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!Huluオリジナル『死神さん』は9月17日(金)より配信スタート撮影/奥田耕平、取材・文/横川良明
2021年09月17日9月16日、秋篠宮家の長女・眞子さまとの“年内結婚”を進めている小室圭さんが、“近く帰国する見通し”とNHKが報じた。「小室さんは、7月に受験したニューヨーク州の司法試験の合格が見込まれていて、州内の法律事務所から内定を伝えられているそうです。彼が就職する法律事務所では、日本人弁護士の採用は初めてとなります。小室さんは、すでに就労ビザの手続きも終えており、現地での生活にある程度見通しが立ったことから、一度帰国する運びとなりました」(宮内庁担当記者)眞子さまと小室さんが再会するのは3年ぶり。だが再会を喜んでばかりではいられない。「小室さんの帰国後、新型コロナウイルス対策の待機期間が終わり次第、再会されることになります。その後お2人で記者会見を開いて、結婚を発表することになります。眞子さまは、30歳のお誕生日を迎える10月23日までに結婚することを目指しておられ、宮内庁は準備や調整を進めてきました」(宮内庁関係者)だが小室さんが帰国する今月下旬は、自民党総裁選の報道一色になる。総裁選の投開票は9月29日で、“ポスト菅”となる次期首相を決める一大イベントだけに、世間の注目はそちらに向いていく。その間隙を狙った“ドサクサ帰国”となるわけだ――。全国紙政治部デスクはこう解説する。「小室さんの帰国は、絶妙なタイミングだと思いますよ。現在、岸田文雄前政調会長、河野太郎行革担当相、高市早苗前総務相が立候補を表明し、野田聖子幹事長代行も正式に立候補する見込みです。菅義偉首相が選出された前回の総裁選とちがい、主要派閥が自主投票となる方向なので、早くも乱戦となっています。新聞やワイドショーなど主要メディアが面白おかしく報じるには格好の状況です。総裁選では皇位継承問題も争点のひとつでしたが、岸田氏や河野氏、高市氏が“女系天皇”に相次いで反対と明言したため、新型コロナ対策や党改革と比べて、争点とは言えなくなっている状況もあります。小室さんの帰国をどこかの社がキャッチできたとしても、総裁選についての報道一色になっていれば、そのニュースが霞んでしまいますからね。眞子さまと結婚する時期も10月中とされていますが、そのころには解散総選挙がはじまっています。そうした意味でも、メディアと世間の注目を絶妙にかわすタイミングを狙っているとも言えるのです」「経歴書虚偽」疑惑報道や、母・小室佳代さんの職場での労災トラブル報道など、依然として国民から厳しい目が向けられている圭さん。帰国後に開かれるとされる記者会見で、一連の騒動にどう答えるのか――。
2021年09月16日黒木華・柄本佑がW主演を務める『先生、私の隣に座っていただけませんか?』より、本編映像が解禁となった。黒木華と柄本佑が結婚5年目の漫画家夫婦を演じ、夫の不倫をモチーフにした新作漫画を描く妻とそれを読む夫の心理的な攻防が描かれる本作。今回解禁となったのは、こっそり妻の新作漫画を盗み見してしまった柄本さん演じる夫が妻の不倫を疑い自動車教習所で大パニックとなる本編映像。動揺した俊夫が、血相を変えて妻・佐和子が通う自動車教習所に乗り込むシーンから始まる。佐和子の描いた漫画を読んで彼女の不倫を疑い、居ても立っても居られずに教習所に向かった俊夫は、急いで車を停めると一目散に教習所内のコースに駆け出し、佐和子が乗っている車を探して目を凝らす。遠くの車を確認するため、咄嗟にスマホのカメラのズーム機能を使う描写も絶妙にリアルだ。そうして、ようやく妻を発見した俊夫だったが、我に返り、慌ててのぼり旗の陰に身を潜める。次の瞬間、妻と一緒に車から出てきたのは、ついさっきまで自分が盗み見していた妻の漫画に登場する教習所の若い先生と瓜二つの男だった…。まるで漫画の展開が現実のもののように感じられるほど仲睦まじい2人を見て、俊夫は愕然と膝から崩れ落ちる。右往左往する俊夫の姿はコミカルで、自分も不倫をしている身でありながらパニック状態に陥るどこか憎めない俊夫という人間味溢れるキャラクターをよく表している。ハラハラドキドキ、笑いと恐怖が見事なバランスで共存する夫婦の心理戦にぜひ注目してほしい。『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:先生、私の隣に座っていただけませんか? 2021年9月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会
2021年09月13日湯浅政明監督、キャラクター原案・松本大洋、脚本・野木亜紀子による劇場アニメーション『犬王』に柄本佑・津田健次郎・松重豊らの追加キャスト発表、また第78回ヴェネチア国際映画祭に正式出品され世界初上映が行われ、会場が喝采に包まれた。本作の第2弾キャストは、室町幕府第3代将軍で犬王を高く評価し、後援したと言われる足利義満役に柄本佑、猿楽の一座の棟梁である犬王の父に津田健次郎、壇ノ浦の漁村に暮らす友魚の父に松重豊が決定。二度目の声優出演となる柄本さんは「高校時代松本大洋先生の漫画には大変にハマっていました。まさか先生の画に自分の声を吹き込む日が来ようとは。光栄でした」と本作参加の喜びを表し、「ピンポンTHE ANIMATION」「DEVILMAN crybaby」に続いて湯浅政明監督作品への参加となる津田さんは「アフレコの際に見た映像は、能楽がポップにエンターテイメントしてました。とても興味深い作品になっています」とアフレコをふり返っている。また、作品のカギとなる「古い面」の声を、現役能楽師として活躍する片山九郎右衛門・谷本健吾・坂口貴信・川口晃平が担当。足利家の従者や公家たちなど脇を固めるキャラクターとして石田剛太・中川晴樹・本多力・酒井善史・土佐和成ら「ヨーロッパ企画」のメンバーが出演する。湯浅政明監督がヴェネチア登壇!Q&Aレポートが到着本作は、現地時間9月9日14時頃(日本時間 同日21時)、第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品され、世界初上映を迎えた。今年のヴェネチア国際映画祭唯一の長編日本映画で、上映後には鳴りやまない拍手喝采に包まれ、上映後のQ&Aには湯浅政明監督が登壇。コロナ禍で定員が半分となったが、会場はソールドアウトとなった。本作は古川日出男による「平家物語 犬王の巻」(河出書房新社刊)を原作に、ロックミュージックなどを取り入れながら現代的にアレンジしたもので、脚本を野木氏が、キャラクター原案を松本氏が担当している。室町時代に実在した異形の能楽師・犬王と、平家の呪いによって盲目になった琵琶法師・友魚との友情、さらに2人が織りなす音楽とダンスの華々しいショーを通して、歴史のなかで忘れられたアーティストの姿を描く。会場では、エンドクレジットが流れ始めるなり拍手が巻き起こり、客電がつくと監督は立ち上がって拍手に応えた。その後も鳴り止まない拍手が送られ、音楽に合わせるように静かに体を揺らしながら湯浅監督は歓声に答えた。上映後のQ&Aに応じた湯浅監督は、「今日はこの映画を観に来てくださってありがとうございます。この2人のような若者がかつていたことを知ってもらうために作品を作りました」と挨拶。続けて、「当時は生まれたときに生まれた場所で、その人の運命が決まってしまう時代でした。そのなかで上に行くには武士として身を立てるか、芸術家になるかしかありませんでした。犬王のとても明るい性格で、まったく諦めずに自分の夢を実現しようとしているところに感銘を受けました。犬王も友魚も自分のやりたいことを実現させようとした。そんな姿を見ると、自分も周りに左右されず自分の生きたいように生きたいと、勇気づけられます」と語ると、会場に再び拍手が巻き起こった。また、犬王のルックを松本氏の原案をもとに構築したことや、ユニークなロックオペラについて音楽を手掛けた大友良英との制作プロセスについて、「現代的なロックをイメージしたのですが、それを琵琶の音を使ってやるというところで大友さんはとても苦労されたと思います。先に絵がほしいと言われ、ストーリーボードとムービーを用意して送りました。そして音楽が出来上がり、歌入れの時にはアヴちゃんに歌詞をまとめてもらい、森山未來さんへ歌唱提案もあり、大友さんのコーラスが追加され、現在のような形の歌になりました」と明かす。「昔の音楽から始まり、犬王が踊っているうちにそれが徐々に変わり、ダンスも『雨に唄えば』のようなものがあったり、いろいろなものが混ざっていきます。それに伴ってキャストの2人も70年代や80年代のロックミュージシャンのイメージを入れて歌ってくれてると思います」と語った。さらに犬王と友魚の友情について触れ、「誰かの理解者になってあげたい、誰か理解者がいた方がいい、そういう気持ちが込められています」と言った後、観客に向けて「どうか犬王と友魚の名前を覚えて帰ってください」と声をかけると、再び満場の拍手が起こっていた。『犬王』は2022年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:犬王 2022年初夏、公開予定©“INU-OH” Film Partners
2021年09月10日黒木華、柄本佑がW主演を務める映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』から、柄本佑演じる漫画家・俊夫が髪を結い、ちょんまげ姿になった新場面写真と、劇中漫画を手掛けたアラタアキが描いたイラストが解禁となった。今回解禁となった俊夫(柄本佑)の漫画を描く姿とそのイラストは、俊夫が自分自身の連載漫画を描いていた頃のもの。髪を結ったちょんまげ姿で、真剣なまなざしで漫画を描く表情が切り取られている。佐和子(黒木華)の漫画の手伝いをしている姿とはどこか違った印象で、イラストからも実際の姿からも佐和子の手伝いをする俊夫とは別の一面を垣間見ることができる。また今回解禁の俊夫のイラストは、劇中では使用されていない幻のイラスト。俊夫が“先生”だった頃の髪型や衣装について、堀江貴大監督は「衣装合わせの時、柄本さん演じる漫画家俊夫がかつて人気連載作家として執筆をしていた頃『どんな風貌をしているのか?』という話になりました。その時に柄本さんご自身が、試しにとガシッと髪をかき上げてちょんまげにしてみたら、その場にいたスタッフ一同満場一致でちょんまげ頭に決まりました」と明かす。「衣装は、ビビットな色合いで派手な柄シャツにすることで、売れっ子作家のエネルギッシュさと若さを感じさせるものに決まりました」とキャスト・スタッフで作り上げた“俊夫”であったよう。さらに、「柄本さんは撮影現場でヘアメイク衣装部の皆さんから『殿!』と呼ばれてましたがそれはこの髪型が所以かもしれません(笑)」と撮影現場でのエピソードも語った。また、劇中漫画を手掛けたアラタアキは実際の撮影現場に立ち会った際、黒木さんと柄本さんが漫画を描くシーンを見て、「自身の原稿がお二人の手で目の前で仕上がっていく様子に感動しましたし、初めての映画の撮影現場でとても貴重な経験をさせていただきました」とコメントを寄せた。『先生、私の隣に座っていただけませんか?』は9月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:先生、私の隣に座っていただけませんか? 2021年9月10日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会
2021年09月08日芸人・タレント、脚本家として活躍する鬼才バカリズムが脚本を担当する映画『ウェディング・ハイ』が2022年3月12日(土)に公開されることが決定した。向田邦子賞やギャラクシー賞を受賞するなど、脚本家としてもその才能を発揮するバカリズムと、『勝手にふるえてろ』や『私をくいとめて』の⼤九明⼦がタッグを組む本作。新郎新婦にとって人生最大のイベントである結婚式を舞台に繰り広げられる、抱腹絶倒の群像コメディとなっている。主演はシリアスな役からコミカルなキャラクターまで、幅広い役柄を演じる篠原涼子。3年ぶりの映画主演作となる本作では、新郎新婦のために知恵と工夫で難題を解決していく“絶対にNOと言わない敏腕ウェディングプランナー”中越真帆(なかごし・まほ)を演じる。穏やかだが、若干流されやすい性格の新郎・石川彰人(いしかわ・あきひと)には中村倫也。結婚式を⼼待ちにする天真爛漫な新婦・新田遥(にった・はるか)役には、関⽔渚。花嫁を奪いに式に乱⼊しようとする元カレ・⼋代裕也(やしろ・ゆうや)役は、パフォーマー、俳優として幅広いフィールドで活躍する岩田剛典(EXILE / 三代⽬ J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)。突然、披露宴会場に姿を現す謎の男・澤⽥紀昭(さわだ・のりあき)を演じるのは向井理。主賓挨拶に人生を懸ける新郎の上司・財津俊彦(ざいつ・としひこ)役を高橋克実が演じる新郎新婦にとって人生最大のイベントである結婚式。しかし、結婚式に命を懸けていたのは2人だけではなく、新郎新婦の同僚や友人、そして親族が、なぜか並々ならぬ情熱を胸に披露宴に集結する。主賓挨拶に人生を懸ける新郎の上司・財津(高橋克実)を筆頭に、彼らの熱すぎる想いが暴走し、式はとんでもない方向へ。担当ウェディング・プランナーの中越(篠原涼子)は新郎・彰人(中村倫也)と新婦・遥(関水渚)のSOSを受け、披露宴スタッフと共に数々の問題を解決しようと奔走する。しかし、新婦の元カレ・裕也(岩田剛典)や、謎の男・澤田(向井理)も現れて……。“絶対にNOと言わない敏腕プランナー”は、全ての難題をクリアし、2人に最高の結婚式を贈ることができるのか。撮影は2021年3〜4⽉にかけて⾏われたとのこと。この度、映画化情報とともに公開されたビジュアルは、難題に頭を抱えるウェディングプランナーを中⼼に、幸せな微笑みを浮かべる新郎新婦、花嫁を迎えに来たとばかりに⼿を差し伸べる者、意味深な笑みを浮かべる者が並ぶ、個性的な各キャラクターを表現したものとなっている。また特報映像も到着。新郎新婦にとって⼈⽣最⾼の⽇のはずが、「緊急事態です!」というプランナー中越の台詞で⼀転、前代未聞の⼤騒動が勃発する様⼦がコミカルに描かれ、個性豊かなキャラが織りなす群像コメディに、期待が膨らむ映像となった。随所に散りばめられたユーモアに腹を抱えて笑い、先の読めない展開にハラハラドキドキ、最後には最⾼にハッピーな気持ちになる、愛と笑いと感動のウェディング・パーティーをぜひ劇場で見届けてほしい。映画『ウェディング・ハイ』特報映像<キャスト・監督コメント>■篠原涼⼦バカリズムさんの脚本は、テンポが良くて⾯⽩く、スラスラ読めてしまいました。私が演じさせて頂いた中越は、プランナーとして新郎新婦や、式に参列する皆さんを⽀えるという⽴ち位置だったので、あまり出過ぎないよう、キャラクターを守ってやらせて頂きました。周りの皆さんが本当に個性的で⾯⽩い演技をされていて、撮影中でも笑いそうになってしまうくらいに楽しいシーンがたくさんあるので、ぜひ期待して頂きたいなと思います。■中村倫也まず何よりバカリズムさんの脚本が⾯⽩くて。⾃分の役については「新郎あるある」が多分に含まれているのかなあと、そんな感覚を⼤切に少しずつ⼿繰り寄せました。結婚は墓場だ、なんて悲劇的な⾔葉もありますが、この作品は間違いなく喜劇です。きっと新郎新婦のことも、また⼆⼈の式に関わった全ての⼈の未来も、「幸あれ!」と願っていただけると思います。是⾮ご期待ください。■関⽔渚私は⼤九監督の「勝⼿にふるえてろ」の⼤ファンであり、バカリズムさん脚本の作品に出演することが⼀つの夢でした。こんなラッキーなことがあるのかとびっくりしましたし、とても嬉しかったです。登場⼈物全員が⽣きることを楽しんでいる、とてもハッピーな映画です。バカリズムさんの脚本が本当に⾯⽩くて、これは絶対素敵な映画になるなと思いました!両親に⼤切に育てられた箱⼊り娘です。周りの⼈に愛を持って接することのできる素敵な⼥性です。先輩⽅やスタッフさんが皆様とても優しくて和やかな現場でした。特に同級⽣役の皆んなとは撮影中に本物の同級⽣くらい仲良くなり、とても居⼼地が良かったです。撮影の時に感じた、とびきり楽しい気持ちが全部映像に映し出されているハッピーな映画に仕上がっています!どんな年齢の⽅でも、どんな気分の⽅でも楽しんでいただけると思います。ぜひ楽しみにしていてください!■岩⽥剛典企画書やバカリズムさんの脚本を読んで、⾯⽩い作品になりそうだと思いましたし、役どころもちょっとぶっ⾶んでいて是⾮チャレンジしたいと感じました。共演者の⽅々とも久しぶりにまたご⼀緒出来るのも嬉しかったです。脚本がバカリズムさんならではのコメディ要素が満載で、ニヤニヤしながら脚本を読ませて頂きました。結婚式を舞台に、それぞれのキャラクターの視点で、それぞれの⽴場での結婚式あるある的な描写や、⾏動の裏側の⼼理やプロセスについて掘り下げているところが、とても⼈間らしくて好きです。僕の役は新婦の元カレという役どころでした。元カノにまだ未練があって、元カノの結婚式当⽇に周りの親友に乗せられて勢いのままに会場に花嫁を奪いに⾏くというとんでもない設定です。⾊んな意味で我慢しているキャラクターでした。最後はスッキリできて本当によかったです。撮影は、ベースから⼤九監督の笑い声が絶えない、とても明るく楽しい現場でした。今のご時世にぴったりな、明るいコメディ作品になっているかと思います。僕は初号で⼀⾜先に拝⾒させて戴きましたが、マスクの下で何回か吹き出しました。⽇常を忘れて、少しでも皆様の笑顔になれるひと時になればと思います。■向井理あまり演じたことのないパターンの役柄だったので、新鮮で楽しみでした。バカリズムさんの繊細な台本は、幾つもの伏線が張り巡らされ、読後感としてはなるほど!と唸るような気持ちでした。ドタバタな展開の中にもしっかりとドラマやキャラクター描写が散りばめられ、読みやすく且つ濃い内容になっていると思いました。役柄上あまり多くの共演者と絡むことはなかったのですが、監督はじめスタッフの皆さんもとにかく⾯⽩いものを作ろうという気概を感じました。こんな時代だからこそ、思い切り笑ってもらえる映画になったと思います。沢⼭のキャラクターそれぞれが粒⽴ち、愛着のある群像劇です。是⾮、劇場でご覧ください。■⾼橋克実冒頭からラストまで本当に、抱腹絶倒です。なんといってもバカリズム君が脚本を書いているから、⾮常に⾯⽩いです。私の役は新郎の上司・財津という、あることがきっかけで主賓挨拶で笑いを取る、ということに没⼊していく役柄です。基本真⾯⽬なキャラクターなので、スピーチの時もとにかく冷静に話そうとするのだけど、傍から⾒ていると⾯⽩い・・・となるように気を付けました。現場で他の⽅の撮影も⾒ていましたが、どのシーンもとても⾯⽩かったので、ぜひご覧いただきたいと思います。■⼤九明⼦監督只今ご紹介にあずかりました⼤九明⼦です。結婚ってなんぞや。ある⽇突然⼿元にこの映画企画が降ってきて真剣に考えました。結婚するもしないも⼈それぞれ好きなようにすればいいけれど、たった1⽇だけのために存在する、結婚式場という夢の国のエネルギーに魅せられ、脚本、俳優、スタッフ、全ての輝かしい才能に酔わされながら撮りました。皆様にかわいがっていただけると嬉しいです、乾杯!映画『ウェディング・ハイ』2022年3⽉12⽇(⼟)より公開
2021年09月01日街全体を暮らしの一部に建築家の西川日満里さん、坂爪佑丞さん、琴ちゃんが暮らす家は、西川日満里さんが共同主催するツバメアーキテクツと、設計事務所に勤務する坂爪佑丞さんの共同設計だ。琴ちゃんの誕生をきっかけに、2019年に竣工。「自邸を設計し、実際に住んでみて気づくことがたくさんありました。たとえば大きく開いたトップライトは、1年を通して暮らしてみることでその良さと難しさの両方を知ることができます」家は阿佐ヶ谷の賑やかな通りに面して建つ。「都市に住むと、徒歩圏内に暮らしに必要な場所を持つことができます。週末は銭湯に行って広々としたお風呂を楽しんだり、図書館を利用したり、遊びに来た友人とすぐ近くの料理店へ足を運びます。家の外で生業が広がっているので、それらを利用し、共存しながら暮らしたいと思いました」リビングから見上げる窓の外に、テラスに植栽した緑が広がる。吹き抜けの最上階の天窓から差し込む時間とともに変化する光が、様々な表情を加える。リビングの床は明るい色のタイルカーペット。床暖房で冬は暖かく、床に座って過ごすことが多いそう。「小さな子どもがいる家で白のカーペットはメンテナンスが心配でしたが、部分的に剥がして洗濯ができるため問題なく使えています」ダイニングテーブルの上のアートの作家さんは……、なんと、家の壁を塗った左官屋さん。「目地をパテで塗りつぶしてから仕上げの塗装をするのですが、下地の段階で止めてもらいました」「床に置いたエチオピアのコーヒーテーブルは把手がついていて移動させるのも簡単なので重宝しています」。天井と壁は同じ素材だが、天井だけツヤのある塗料を使い、光の反射を楽しんでいる。「なにか楽器を弾けるようになりたいと思い立ち、最近ピアノを始めました」と佑丞さん。両サイドにお気に入りのアートを飾る。「ラワン材の壁は、ビスが効くため好きな場所に絵を飾ることができます」モロッコのテーブル、李朝時代の脚付きテーブル、アフリカの民芸家具と、様々な国、違った時代の家具をチョイス。家のあちこちに居場所を作る「都市部の狭小地ですが家に“庭をつくりたい”と考えて、まずその庭の場所をどこに作るか考えました。生まれ育った家や、1つ前に住んでいた賃貸のアパートにも植栽を楽しめるテラスがあり、そこで過ごす時間がとても気持ちがよかったので、新しい家にも季節を感じられる庭があるといいなと思いました」決まったのがリビングからも寝室からも庭の緑を楽しめる場所。リビングからは樹々を見上げて木漏れ日を楽しみ、すぐ横の小部屋は樹々の成長を間近で見守ることができる。寝室の横の本に囲まれた小さな空間は、階下の家族の存在を感じながら、ひとりだけの時間を作れるとっておきのスペース。ピアノを弾いたり、テラスの緑の手入れをしたりと、様々なことをしながら過ごせる場所があることで、小さいながらも豊かな時間を過ごすことができる。「簡単に動かせて多目的に使える家具を多く使い、住みながら生活スタイルを整えることを楽しんでいます。動物の巣作りの感覚です。まず大きなストラクチャーを作り、その後に小さな居場所を作っていきました」テラスの横の部屋は、将来的に琴ちゃんのお部屋になるかも。窓の外の緑をすぐ近くで楽しめる特等席。本を読みながら、ゆったりとした時間を過ごす。リビングと耐力壁に隙間を開けることで、広がりを感じられる。本は一箇所に集めるのではなく、家のそこここで手に取れるようにしている。階段の吹き抜けを通して、一階まで光が落ちる。夏はトップライトに簾をかけ、木漏れ日のような光を楽しんでいる。階段はグレーにグリーンを混ぜ、自然界にある色に近づけた。寝室の横の小さなスペースは、周囲を本に囲まれたお籠もり感抜群の場所。椅子に座って視線を上げると、寝室の窓から空が見えて気持ちいい。それぞれの窓に機能と役割を分担開口は、いろいろな風景を楽しみ、様々な役割を持たせて作られている。「レマン湖のほとりに立つコルビュジエが母親に贈った小さな家は、フレーミングした窓を作り風景を切り取ることで湖の美しさを際立たせていました。この家は雑居ビルと住宅が入り混じる雑多な地域に建っていることもあり、慎重に開口部の位置を調整し、それぞれから見える風景を考えました」リビングの棚下に開いた窓からは、吹き抜ける風と共に、通りの緑や行き交う人を眺めることができる。テラスに面した窓は庭を楽しみ、道路に面した窓は高い位置に作ることで視線を遮り、流れる雲を眺めることができる。「模型で検討しても、実際の空間とはずれが必ずあります。現場に入ってからも窓の位置を微調整していました」リビングから50cm下げた位置にあるキッチンは、にじり口から中に入っていくような感覚。天井が低く、籠もる感じが心地よい。タイルは光を反射するものを選び、横の窓は住宅地の奥まで見通せる場所を狙って開けている。リビングの棚の下に開けた小窓から、賑やかな通りを眺める。階段の踊り場には、写真家の中村絵さんの台南で撮った作品を。「ガラスのように艶感のある仕上げにしていただき、台南の街に開いた窓のように楽しんでいます」「寝室の窓から外を見ると、偶然なのか赤い瓦屋根やピンクの壁の家が多く立ち並んでいました。その色に合わせて、透け感のある淡いピンクのカーテンを選びました」右の絵は住宅全体を使って個展を開いた奥誠之さんの作品。「1階をアトリエとして設え1ヶ月ほど滞在しながら実際に絵を描いていただき、展示期間中は作品を部屋に飾って、ご近所の方含めたくさんの方に見ていただきました。この作品はこどもたちが囲むテーブルのようにも、池のようにも、様々な風景に見えるところが好きです」1階にはコミュニティを育むスペースを1階の通りに面した部屋は街の一部となり、ギャラリーとして使ったり、喫茶店を開いたり、いろいろな住み方を楽しめるよう考えられている。同時に夫婦それぞれの仕事場の延長として使ったり、将来的にはこどものための部屋として活用することも想定している。「阿佐ヶ谷は外から訪れる街というよりも、そこに住む人が日常的に街で過ごす比率が高い街だと思います。地域の人が協力して街の雰囲気をつくっていこうとする意識があり、1Fをオープンにすることでこの家もその輪の中に参加できるとよいですね」通りに面した1階の部屋で今年3月に開催された奥誠之さんの個展「小さな部屋に絵具を渡す」。琴ちゃんも一緒に絵を描いた。©Yurika Kono住宅の中に奥誠之さんの絵を飾り鑑賞する試み。©Naohiro Tsutsuguchi1階の通りに面した部屋では、イベントを開いたり、打ち合わせをしたりと多目的に使っている。1階は玄関とバスルームが、同じ素材で連続する。大理石のモザイクタイルを使ったバスルーム。「エストニアで宿泊した古民家の石に囲まれた水回りがとても気に入って、そこをイメージして造りました」。琴ちゃんがお風呂で遊んでいる間、洗面台の横のスペースで仕事をすることもあるそう。通りに面した1階の窓はショーウィンドウのような役割を持たせている。季節の花を飾り、道行く人の目を楽しませている。外壁材は経年変化する素材を採用。1階から3階までのスキップフロア。2.5階に設けたテラスの緑がリビングと寝室の3層に心地よい視覚効果をもたらす。窓に当たった風が家の中を周るシカケになっている。テラスの下が回廊式のキッチン。その下の1階が洗面バスルーム。画像提供/ツバメアーキテクツ・坂爪佑丞坂爪邸設計ツバメアーキテクツ+坂爪佑丞 所在地東京都杉並区構造木造規模地上3階 延床面積73㎡
2021年08月09日渡米から3年、ようやく小室圭さんの将来設計の一端が明らかになった。ニューヨーク州の法律事務所に就職する見通しが立ったというのだ。そして、今後も生活の基盤はアメリカに置くつもりだという。「すなわち、結婚が叶えば眞子さまも渡米され、二人でニューヨークで暮らしていくということでしょう。眞子さま自身も二度の長期留学を経験されていますから、海外生活に大きなハードルはないでしょう。ただ、現状では小室さんは金銭トラブル交渉も日本の代理人弁護士に一任しています。帰国して自ら交渉する意思があるのかどうかも気になるところです」(皇室担当記者)オリンピックの喧騒のさなかに明らかとなった、小室さんのニューヨークでの就職。だが、懸案は金銭トラブルの交渉だけではない。「実は、3年間にわたるニューヨーク留学中の生活費は、小室さんが日本で勤務していた法律事務所からの貸与だったのです。そのため、小室さんはニューヨーク州弁護士の資格を取得したら、日本に帰国してこの事務所に“出戻り”で働くと思われていたのですが……。留学生のニューヨークでの生活費は1年間で約350万円といわれており、3年分なら約1千万円になります。ニューヨークで就職してしまうなら、小室さんは当然、貸与された金額を返済していくことになるでしょう」(前出・皇室担当記者)このような金銭的不安を抱えたまま、小室さんは帰国すらせずに、眞子さまとの結婚を強行してしまうのか。佳代さんと親子そろって、さまざまな疑惑についての説明を求める“国民の声”に向き合うつもりはあるのだろうかーー。
2021年08月04日俳優の新田真剣佑が、7日より放送されるdTVの新CMに出演する。新CMでは、薄暗い部屋のなか、大量のポップコーンを片手にソファーに座りながら、食い入るようにテレビ画面を凝視する新田の姿が。テレビに映し出されている作品に夢中でポップコーンが手からこぼれ落ちたり、抱えていたクッションをソファーの隅にどかしたり、とにかくテレビ画面を観続けている。そしてCM後半では「新田、dTVに真剣にハマる!」という力強いナレーションとともに、‟真剣 ハマる“という大きなテロップが出現する演出も。ナレーションは、老若男女問わず人気の声優・山寺宏一が担当している。なお、今回のCMは本日1日より、dTV公式YouTubeにて公開中。
2021年08月01日「これまでメディアに報じられた数々の疑問に対し、積極的に発信してこなかった小室圭さんは、秋篠宮さまが望まれた“多くの人が納得し、喜んでくれる”状況を作ることができませんでした。せめて“無収入で眞子さまをお守りできるのか”という非難をかわすためにも、司法試験には絶対に合格したいと考えているでしょう」(皇室ジャーナリスト)7月27日、28日の2日間にわたり、小室圭さんが米国ニューヨーク州の司法試験に挑戦する。米国の弁護士数は約135万人と、日本の弁護士数(約4万2,000人)の30倍以上。米国では州ごとに弁護士資格を取得する必要があり、特に国際マーケットの中心であるニューヨーク州は弁護士数が約18万人と全米でもっとも多い州だ。ニューヨーク州の弁護士資格を持ち、現地法律事務所での実務経験があるリッキー徳永さんが、司法試験を振り返る。「試験は年に2回、7月と2月にあります。3時間の試験が1日2回、2日間にわたって行われます。1日目は論述試験で、2日目が択一試験。ほとんどの学生が7月に受けます。受かる人は1回で受かるため、合格率は7月のほうが高い傾向です」合格率は例年7~8割程度。ただし’20年はコロナ禍により試験がリモート化されたことで合格率が約85%にまで上昇したという。日本の司法試験の合格率がおよそ4割だから、難易度が低いように思われるが――。信州大学特任教授・法学博士で、ニューヨーク州弁護士の資格も持つ山口真由さんはこう語る。「受験生はロースクール卒業生に限られています。非常に高いレベルの中で2~3割も落ちることを考えると、簡単な試験ではありません。特にニューヨーク州とカリフォルニア州は全米でもトップクラス。現在、米国副大統領を務めるカマラ・ハリスさんでさえ、カリフォルニア州の司法試験を1度、不合格になっているほどです」仮に小室さんが弁護士資格を獲得できたとしても、日本の30倍もの弁護士がいる米国で、仕事にありつけるのだろうか。「米国では日本の司法書士や行政書士、税理士に類する資格はなく、弁護士がすべて請け負うため、案件の範囲は非常に広い。さらに訴訟社会であるため、弁護士は日本より身近な存在です。仕事に困ることは、ほとんどありません」(リッキーさん)■「年収5千万円でも裕福と思えない」小さな個人事務所では、交通違反や過払い請求、家賃トラブルの対処などが主な業務で、年収1,000万円ほどは見込めるという。「ただし、インフレの続く米国では、弁護士以外の30代会社員でも年収1,000万円ほどになるので、それほど高収入とは言えません」さらに山口さんもこう指摘する。「私自身も学生時代に年間600万円の学費と、別途生活費がかかりました。2,000万円くらいの教育ローンを背負っている学生は、ロースクールでは珍しくないのです」小室さんは奨学金で学費は免除されたが、3年間で1,000万円以上の滞在費がかかったとみられる。さらに、母・佳代さんの元婚約者に対する約400万円の“解決金”も重くのしかかっている。また、ニューヨークの生活費は東京と比べても、格段に高い。「超高物価で、友人も『子どもが2人いたら、年収5,000万円でも裕福だとは思えないよ』と言っていました」(山口さん)古くて狭い一人暮らしのアパートでも、家賃は月20万円ほど。仮に眞子さまと生活するのであれば、セキュリティの整った物件に入居しなければならないため、最低でも月50万円、年間600万円の家賃を見積もる必要があるという。
2021年07月28日