今年5月、1976年に放送を開始してから10,000回を越えたことで話題になった、「徹子の部屋」でおなじみの女優・黒柳徹子さん。アラフォー世代にとっては、子どもの頃から毎日テレビで見るタレントのイメージが強いと思いますが、戦後最大のベストセラーとなった自伝『窓ぎわのトットちゃん』を始め、エッセイを多数出版されています。そんな著書を通して、黒柳徹子さんの愛され続ける理由と、魅力的な女性になるヒントを学びたいと思います。女性が一人で生きていくのは大変!徹子さんの文章は一節が長く、句読点が多いのが特徴。あちこちに話が飛んで、まるで直接お話を聞いているよう。テレビで見るイメージそのまま、好奇心旺盛、ユーモア溢れる筆致で、どんどん読み進められます。今年発売された最新刊、『トットひとり』でもそれは変わらず。懐かしい「ザ・ベストテン」の裏話や、親交の深かった森繁久彌さん、家族のように慕っていた渥美清さんと沢村貞子さん、向田邦子さんとのエピソード、子どもの頃の思い出、お見合いの話、トレードマークとなっている玉ねぎヘアの秘密などが綴られています。その中でも触れられているのが、38歳のときに仕事を休業して1年間ニューヨークに留学したときの話。徹子さんは当時テレビ女優として、過労で体を壊すほど活躍していました。留学中も雑誌での連載は続けていたものの、一番売れているときに仕事を離れるのは不安もあったであろうし、次々と新しい才能が現れる業界で、大きな決断だったと思われます。「朝はインスタントでないコーヒーをゆっくり飲んで、このままずっと、この仕事をやり続けていけるかどうかを考えたりもしたかった。(中略)芸能人でなく、普通に生きる人間としての、女としての、感情や感覚を忘れたらいけない、きちんと笑ったり、泣いたり、怒ったりしながら、自分だけの人生を作っていかないといけない、とつくづく思ったのだ」(『トットひとり』より引用)そうして1年間を過ごすことになったニューヨークで、演劇やダンス、歌の教室に通い、女優を続けられるかどうかという迷いが吹っ切れたという徹子さん。それまでは有名人として甘やかされていたといいますが、初めての一人暮らしを通して、“女が生きていくのは、大変だ”ということもよく分かったのだそう。自分は自分。個性を活かす。もともと“自分の子供に絵本を上手に読んであげたい、絵本の読み方を教えてくれるだろう“と、テレビの世界に足を踏み入れた徹子さん。入った当初は、自由奔放で個性が強いあまり、役を降ろされたりいじめられたこともあったそうですが、持ち前の“鈍感力”で楽観的にとらえ、あまり気にはしなかったのだとか。「仕事場には、自分よりできる人や、成績のいい人、きれいな人とか、いろんな人がいますけど、でもやっぱり、人と自分を比べるのはムダね。私は、そう思います。どんなに他人を羨んでも、自分は自分なんです。だったら、その個性を活かしていくしかない」(『徹子さんの美になる言葉』より引用)徹子さんがよく著書で書かれているのが、通っていた小学校の校長先生に言われた「君は本当はいい子なんだよ」と、初めて合格したオーディションで脚本家から言われた「あなたの、そのままが、いいんです!」という、信頼する二人からの言葉。自ら“素直さが長所”と書いていますが、人を信頼し、言葉に素直に耳を傾けられる純粋な心を持っている気がします。「私は、いくつになっても、自分よりもモノを知っている人に、何かを教えてもらいたいと思うのね。その人の教養や知性を吸収したい。自分の知らないことを知りたい。そういう欲が強いんです」「いつまでも若々しく、きれいでいたければ、「何だろう?」「もっと知りたい!」っていう好奇心を持って過ごすこと。せっかく生まれてきたからには、自分の魂が自由でいられる環境に、常に自分を置くようにしないと、もったいないですよね」(どちらも『徹子さんの美になる言葉』より引用)テレビの黎明期から活躍する大御所でありながら、自分のことを“大したものだと思っていない。そうそう認められなくてもしょうがない”という、謙虚さも見習いたいところです。好きなことだけをする。「徹子の部屋」は放送開始から約40年経ち、「同一司会者によるトーク番組最多放送」のギネス世界記録に認定され、「世界・ふしぎ発見!」も1986年にスタートして以来毎回登場。それらテレビでの活躍のほか、年に一回のペースで舞台の公演を行い、1984年からユニセフ親善大使を務めたり、日本で初めてのろう者の劇団を支援する社会福祉法人「トット基金」を設立するなど、徹子さんはどの仕事も精力的に、長く続けています。特にユニセフの活動はボランティアという気持ちからではなく、“どんな場面に遭遇しても、「イヤだなあ、つらいなあ」と思ったことはない”のだそう。長く続けられる理由は、無理をしないこと。医者から死ぬまで病気をしないためには、「好きなことだけをやって、生きていきなさい」と言われて以来、進んでやりたいと思うことだけを選んできたからなのだとか。「仕事をするうえで大切なことは、どんな仕事であれ、「自分で選んだ」と納得することね。そうしたら、何か嫌なことがあっても、「自分で選んだ道だから」と思って、人のせいにしないですむでしょう? あとは、仕事には早く慣れた方がいいけれど、世の中とか、世間一般の常識には、慣れない方がいいように、私は思います。「きっと世の中こんなもんだろう」と思い込まないことね。常に、自分自身の視点で、物事を見るようにした方がいいんじゃないかしら」(『徹子さんの美になる言葉』より引用)ご紹介できたエピソードはほんの一部。そのほかにも、毎日ヒンドゥースクワットを50回とウォーキングを続けて、元気で仕事を続けるための体力作りをしていたり、仕事への姿勢も知れば知るほど頭が下がります。ご紹介した本の中には現在手に入りにくいものもありますが、繰り返し書かれているエピソードも多いので、まずは最新刊の『トットひとり』から手に取ってみては? 徹子さんのエッセイには、魅力的に生きるヒントが詰まっています。
2015年07月17日楽天子会社のRakuten Kobo Inc.は8日、電子書籍ビギナー向けの電子書籍リーダー「Kobo Glo HD」を発表した。2015年5月1日からカナダや米国などで発売する。日本での発売は2015年夏を予定。「Kobo Glo HD」は、6インチのCarta E Inkスクリーン(モノクロ)を採用した電子書籍リーダー。解像度は1,448×1,072ドット。2012年11月1日に発表した6インチの電子書籍リーダー「Kobo Glo」(758×1,024ドット)から解像度は向上しながら、重量は5g軽くなった。メモリ容量は約4GBで、1GHzのプロセッサを搭載。本体サイズはW115×H157×D9.2mm、重量は180g。カラーはブラック。バッテリ持続時間の目安は約2カ月。同社は自社調査で、頻繁に読書をする消費者の中に、電子書籍を試したことがないユーザーが一定数いることが判明したとし、入門用として紙に近い高解像度の画面に、小型デザインを採用した「Kobo Glo HD」を開発したという。発売日は国により異なる。まず2015年4月8日からカナダのKobo.com、およびカナダ、オーストラリア、ニュージーランドの一部小売店で予約を開始。4月24日からは米国のKobo.comで予約を開始する。実際の発売は5月1日からで、カナダ、米国、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国で発売。その後5月22日にフランス、6月1日に英国、イタリア、オランダ、ドイツ、スペインで発売する。日本での発売は2015年夏。価格も国により異なり、アメリカ、カナダでは129.99ドル、オーストラリアでは179.99ドル、ニュージーランドでは219.99ドル、英国では109.99ポンド、EU圏では129.99ユーロ。日本での価格は未定で、決まり次第告知される。
2015年04月08日電子書籍作成・販売支援サービスを行うメディバンは26日、同社が展開するユーザーが描いたマンガ作品を電子書籍化するサービス「メディバン パブリッシング」に関して、有料作品だけでなく無料作品についても手数料0円で取り次ぐサービスを開始した。「メディバン パブリッシング」は、ユーザーが描いたマンガ作品を販売手数料なしで電子書籍化するサービス。ユーザーは自分が描いた無料のマンガ作品を同サービスへ投稿して申請すると、「iBooks ストア」、「Google Play ブックス」、「楽天 Kobo」といった3ストアへの面倒な手続き全てを代行し、手数料0円で取り次いでくれるものだ。同サービスはこれまで「有料作品」を対象に展開されていたが、今回新たに「無料作品」(0円で販売する作品)についても、手数料なしで取り次ぎが行われることになった。これにより、例えばマンガの1話目と2話目を無料作品として公開し、作品に興味を持った読者に3話目以降の有料作品の購入を促すといったマーケティングが可能となる。なお、有料作品の場合は前述した「iBooks ストア」、「Google Play ブックス」、「楽天 Kobo」に「Amazon Kindle ストア」を加えた主要4ストアへ無料での取り次ぎが行われ、「メディバン」自体を含めると計5つの電子書籍ストアにて同時に販売することが可能となる。その場合、「メディバン」内での売り上げは、その100%(全額)が作者に還元されるということだ(ただし振込手数料はユーザー負担。ほかの4大ストアの販売手数料は差し引かれる)。
2015年03月26日ヨドバシカメラは10日、同社の通販サイト「ヨドバシ・ドット・コム」内に、電子書籍専門ストアを開設すると発表した。サービス開始は2015年3月下旬から。電子書籍専門ストアでは、コミック、雑誌、文芸書、実用書、専門書など、青空文庫約11,000点を含み、計17万品目以上のラインナップを揃える。デジタルカメラと撮影操作ガイドの電子書籍、スーツケースと電子版の旅行ガイドなど、ヨドバシ・ドット・コムで取り扱う商品と電子書籍を合わせて購入できることが特徴。利用には、ヨドバシ・ドット・コム会員と共通の会員IDが必要。ヨドバシ・ドット・コムのショッピングカートに追加して購入し、無料の専用リーダーアプリで、購入した電子書籍を閲覧できる。リーダーアプリは、iOS 6以降のiPhone、iPad / iPod touch(第3世代以降)、Android 2.3以降(Android 4.0以降推奨)、Windows 7 / 8 / 8.1に提供する。Mac版は2015年度前半に公開予定。なお、2015年3月時点では、専用端末の販売は予定していない。正式な書店名やサービス名称は、サービス開始時に発表する。今後、ヨドバシカメラ店舗での電子書籍販売や、ユーザーが電子書籍を自身で出版するセルフパブリッシングサービスも手がけていく。
2015年03月10日電子書籍を取り扱うBookLiveが5日、全国の20~50代の男女2,201人を対象にした「紙の本と電子書籍の併売サービスに関する利用実態調査」の結果を発表し、併売サービスの認知度は全体の4割以上で、未利用者の3人に1人が使ってみたいと考えていることが明らかになった。調査結果によると、「紙の本を買うと電子書籍がもらえるサービス」の認知度は43.2%。一度でも利用したことがある人の割合は9.9%にとどまったが、サービス未利用者の8.7%が「ぜひ利用したい」、29.8%が「たぶん利用する」と回答しており、未利用者の3人に1人は利用の意向があるという結果となった。また、利用経験者の68%が「対象作品だと気づかずに作品を購入していた」と回答。対象作品やサービスの具体的な利用方法に関する認知の低さが課題として挙がった。さらに、今後、拡大が期待される作品ジャンルとしては、「小説」(38.5%)が最多となり、2位は「マンガ」(34.2%)、3位は「趣味・実用書」(33.9%)という結果に。現在、併売サービスにおいて雑誌が主なコンテンツとなっているが、さらなるジャンル拡大が期待されていることが判明した。BookLiveでは、紙の本と電子書籍をシーンによって使い分ける読書スタイルの広がりに合わせて、最適な読書環境へとつながる新しいサービスの開発・提供を行っていく。
2015年03月05日最近、本格的に普及が進みはじめた電子書籍。いくら本を買っても収納場所に困ることはありませんし、外出先でも手軽に読書を楽しめるというのも大きな魅力。端末によっては、何千冊という本を持ち歩くこともできてしまいます。そんな電子書籍ですが、実際にはどのように活用されているのでしょうか? 今回マイナビニュースでは、電子書籍利用経験のある読者300名を対象に、利用状況についてのアンケートを実施しました。○手軽で便利な電子書籍まず電子書籍について、「これまでに何冊くらい購入したことがあるか」を聞いてみたところ、「1冊~5冊程度」と回答した人が全体の約7割という結果になりました。中には、もう数えきれないほどの電子書籍を購入したという人も。購入した本の種類では、コミックと小説が人気。ほかにも、雑誌や新書がよく読まれているようです。電子書籍を読むための端末にはスマートフォンを利用するという人が多く、今回のアンケートでは電子書籍利用者の46.7%を占めています。スマートフォンの普及に伴い、電子書籍ユーザーが増えた印象があります。電子書籍のどこに魅力を感じているのでしょうか。利用者に聞いてみました。・「読みたいと思ったときに、気分に合わせたものを選べる」(22歳女性/農林・水産)・「書籍の保管場所や、劣化に困らないこと」(31歳女性/食品・飲料/事務系専門職)・「本屋に行かずに、すぐに買って読める」(26歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)・「読まないときに邪魔にならない」(38歳男性/情報・IT/技術職)・「文字を拡大できること」(35歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)やはり、持ち運びやすい、購入に手間がかからないといった点が、電子書籍の大きな魅力のようです。また「自由に拡大して読める」点は、書籍の小さな文字が読みにくい老眼の人や、細かい図面や表が挿入された書籍をよく読む人などには、うれしいポイントかもしれません。○両方使うのがこれからのスタンダード?このように、電子書籍を利用する人は増えているようですが、それでは紙の書籍・雑誌についてはどうでしょうか。電子書籍利用者に「電子書籍を買うようになって、紙の書籍・雑誌を購入する機会が減ったかどうか」を聞いてみたところ、77.3%の人が「変わらない」と回答しています。電子は電子で購入するものの、一方で紙媒体ならではの魅力を感じている方が多いようです。・「バラバラと見たいところを探せる」(27歳女性/ソフトウェア/技術職)・「充電が切れることがない」(32歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)・「コレクション欲を満たす」(23歳男性/その他)・「思ったことやメモなどを、書いて残せる」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)こういった便利さや魅力は、やはり紙媒体ならではのもの。電子書籍を利用しはじめたからといって、完全に紙媒体から離れてしまった人は少ないようです。書籍の種類や購入目的に応じて、電子書籍と紙媒体を上手に使いわけている人が多いといえそうです。○電子書籍が無料でもらえるサービスも!電子書籍を利用したことがない人の中には、今回のアンケート結果を見て「興味がわいた」方もいるのでは。そんな方におすすめなのが「雑誌を購入すると、電子書籍がもらえる」サービスです。たとえば、文教堂で提供しているデジタルストレージサービス「空飛ぶ本棚」では、雑誌を購入したときについてくるクーポンコードを専用アプリに入力すると、その雑誌のデジタルコンテンツを無料で楽しむことができます。また、三省堂書店も電子書籍ストア「BookLive!」と提携し、「デジプラス」というサービスを実施しています。「BookLive!」の無料会員登録をしておけば、こちらも対象雑誌購入の際に発行されるクーポン番号をアプリに入力することで、アプリ内の本棚にその雑誌が並び、いつでもどこでも手軽に読めるようになります。○TSUTAYAでも電子書籍がもらえる!CDやDVDなどのレンタルでおなじみのTSUTAYAでも、雑誌を購入すると電子書籍がもらえるサービス、「Airbook」がスタートしています。Yahoo! JAPAN ID連携(Tカード番号登録)と電子書籍ストア「BookLive!」への登録を済ませておけばOKで、クーポン番号を入力する必要はありません。Tカードを提示して「Airbook」対象書籍を購入すると、購入したサービス対象商品の電子書籍が自動的に本棚に表示されます。「Airbook」でもらった電子書籍は無料アプリ、ブラウザビューアで閲覧可能です。「Airbook」の対象となっている雑誌・書籍は非常にバリエーションが豊富。ファッション雑誌をはじめ、料理、ビジネス、クルマ・バイク、スポーツ、旅行などなど……。いろいろなジャンルに対応しているようです。どうしても大きさや重さが気になってしまう雑誌ですが、これをスマホやタブレットで手軽に持ち運べるのはとても便利。たとえば、購入した旅行雑誌は自宅に置いておき、旅先では電子書籍を活用する。ファッション雑誌を購入して、ショッピングしながらスマホで雑誌をチェックするなど、シーンに合わせていろいろな使い方が楽しめそうです。このように、ただ便利というだけではなく、お得なサービスも充実している電子書籍。今後、ますます普及が進むことでしょう。ただ、紙の書籍が持つ魅力も、やはり捨てがたいところ。それぞれの良い部分を活用して、上手に使いわけていきたいですね。
2015年02月25日電子書籍作成・販売支援サービスを行うメディバンは、ユーザーが描いたマンガ作品を販売手数料なしで電子書籍化し、売上の全額を作者に還元するサービス「メディバン パブリッシング」を開始したことを発表した。「メディバン パブリッシング」は、無料イラストマンガ制作ソフト「クラウドアルパカ」や、Android向けアプリ「マンガネーム」などを展開しているメディバンが開始した電子書籍サービス。各サービスを通じて、いつでも、誰でも、簡単にマンガが描ける時代を目指す「マンガ制作革命」に挑戦している同社が、さらに、簡単に「売れる」ことを目指す「マンガ流通革命」にも挑戦する意味で実施している取り組みだという。また、ユーザーは、描いたマンガ作品を同サービスへ投稿し、申請を一度行うことで全行程が完了。すると、同社の「メディバン」のみならず、「Amazon Kindle ストア」、「iBooks ストア」、「Google Play ブックス」、「楽天 Kobo」といった、電子書籍ストア利用率の約85%をカバーする"四大ストア"への面倒な手続き全てを代行し、無料で取り次ぎが行われる。これにより、一般的な電子書籍ストアのような「ファイルの作成や作品ファイルの最適化、免税手続きの申請」といった煩わしい手続きなしで、「メディバン+4大ストア」の計5つの電子書籍ストアにて同時に販売することが可能となる。さらに、一般的に電子書籍ストアで作品を販売する場合、売り上げのうち販売手数料などが引かれた35%~70%がロイヤリティとして作者に支払われるのが一般的だが、「メディバン」内での売り上げは、その100%(全額)が作者に還元されるという。これは、電子書籍サイト業界で初の試みとのことだ(ただし振込手数料はユーザー負担。ほかの4大ストアの販売手数料は差し引かれる)。
2015年01月30日シャープは12月16日、イオングループの書籍専門店「未来屋書店」が運営する「電子書籍ストア mibon(ミボン)」に、汎用のWebブラウザだけで電子書籍が手軽に閲覧できるソリューション「EBLIEVA(エブリーバ)ブラウザビューア」が採用され、サービスの提供を開始したと発表した。また、カタログ通販サービスのニッセンと連携し、ニッセンのサービスサイトを訪れた会員に対して、電子書籍(雑誌)を無料で楽しめる「コンテンツギフト」ソリューションを提供。会員は、雑誌の最新号をスマートフォンなどで楽しめる。さらに、マーケティングソリューション企業のCDGと連携し、サービス業や飲食店の待合室など、訪れた場所でのみ電子書籍(雑誌)を閲覧できる「マガジンスポット」ソリューションを提供。利用者は、待ち時間に自身のスマートフォンなどで雑誌を無料で閲覧できる。シャープは今後も同ソリューションの利便性を活かし、様々な業種に電子書籍の活用を提案していくという。
2014年12月17日Amazon.co.jpは12日、日本語Kindle書籍に対し、新機能「X-Ray」の提供を開始した。X-Ray機能とは、書籍内での主要なキーワードを抜粋して「人物」「トピック」「画像」に分類して一覧表示する機能。これにより、ユーザーはより容易に書籍の骨格を理解できるとしている。「X-Ray」機能は、ユーザーがより容易に作品の骨格を理解できるように実装されたもの。ユーザーは読書中に「X-Ray」ボタンを押すことで、書籍に出てくる主要キーワードを一覧で確認可能だ。ピックアップされるキーワードは、登場人物や地名、画像など書籍内での主要なもので、「人物」「トピック」「画像」の3つに分類されて表示される。「人物」「トピック」については、Wikipediaから抜粋した説明記事も掲載し、気になる単語の解説を読書中に参照できる。「人物」としてピックアップされた単語には、別名やニックネームなどもまとめて表示される。また、「画像」では書籍内の画像だけを抽出して表示し、一覧中の画像をタップすれば掲載されているページに飛ぶことも可能だ。12月12日現在では、英語Kindle書籍15,000冊、「三国志」シリーズ(吉川英治著)や「竜馬がゆく」(司馬遼太郎著)など日本語Kindle書籍1,500冊以上に対応。今後は人気書籍を中心に、対象書籍を順次拡大していく。すでに購入している書籍も、対象書籍となれば自動的にアップデートされ、「X-Ray」機能を利用できるようになる。「X-Ray」機能のうち「人物」と「トピック」を利用できるのは、国内で発売しているKindleシリーズすべて、Fireタブレットシリーズ、iOSおよびAndroid端末向けの無料アプリ「Kindle」。「画像」を利用できるのは、2013年以降発売のKindleシリーズ、Fireタブレットシリーズ、Android端末向けの無料アプリ「Kindle」。
2014年12月12日Amazon.co.jpは12日、販売中の日本語Kindle書籍に対し、新機能「X-Ray」の提供を開始した。X-Rayは、登場人物や地名、画像など、電子書籍に含まれる主要キーワードを、付帯情報とともにピックアップする独自サービス。読書中に「X-Ray」ボタンを押すと、書籍に含まれる主要キーワードが「人物」「トピック」「画像」に分類され、該当キーワードが書籍内のどの部分に出てきたかを示すバー付きで表示される。「人物」や「トピック」については、Wikipediaから抜粋した説明記事を合わせて表示。「人物」では別名やニックネームなどもまとめて表示される。また、「画像」メニューをタップすると書籍内の画像のみを表示でき、画像をタップすると直接該当ページを開くことができる。X-Ray対象書籍は、12日時点では、既存の英語書籍15,000冊に加え、吉川英治著「三国志」シリーズ、司馬遼太郎著「竜馬がゆく」など日本語書籍1,500冊強。今後対象書籍を拡大する予定で、すでに購入済みの書籍がX-Rayの対象になると自動的にアップデートされ、同機能を利用できるようになる。X-Rayの対応端末は、「人物」と「トピック」が国内の全KindleシリーズとFireタブレットシリーズ、iOS/Android向けの最新版Kindleアプリで利用可能。X-Rayの「画像」は、2013年以降に発売したKindleシリーズ、Fireタブレットシリーズ、Android向けの最新版Kindleアプリで利用できる。
2014年12月12日レザーブランド「エンダースキーマ(Hender Scheme)」から初となる書籍『Manufacture』が出版される。4,500円、500分限定。ブランド設立前から浅草に身を置くデザイナーの柏崎亮は、この街の持つ“人情深く世話焼きな暖かい側面”、またその真逆とも言えるような“よそ者を寄せ付けにくい側面”の両面を持ち合わせた独特な空気や温度を感じてきたという。この本には、そんな環境の中で靴を製作する際にかかわってきた職人達の素晴らしさ、暖かさ、また相反する難しさなど様々な側面から捉え、脚色せずありのままの浅草という街を伝える。“人から人へモノは渡り、製品になって、それを人が使ってその人なりの完成品になっていく”という柏崎の理念に沿った、その過程や経過を表現した。販売は2015年1月中旬から全国の卸先にて順次開始する予定。国内外のアートブックを取り扱う「ユトレヒト(Utrecht)」(東京都渋谷区神宮前5-36-6ケーリーマンション2C)が12月5日から14日まで、展示・先行発売を実施。また、12日19時半から、代々木上原の弁当・ケータリング店「チオベン(chioben) 」による出版記念ディナーショー(3,000円、ドリンク別)を開催する。現在先着30名でユトレヒト問い合わせ窓口にて予約を受け付け中。
2014年11月28日カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、店頭での書籍・雑誌の購入で、購入書籍・雑誌の電子書籍版が無料で手に入るサービス「Airbook」を12月1日に開始する。「Airbook」は全国のTSUTAYA対象店舗で、Tカードを提示して書籍・雑誌を購入すると、無料で購入書籍・雑誌の電子版が閲覧できるサービス。電子版は、電子書籍サイト「BookLive」を通じて提供される。サービス開始当初は、「MEN’S NON-NO」「Seventeen」「週刊東洋経済」「ダイヤモンドZAi」「オレンジページ」「ROSSO」「CasaBRUTUS」「週刊サッカーダイジェスト」「るるぶ」など20社の雑誌53誌が対象となる。同サービスの利用時にあたっては、Tカード提示して対象店舗で対象誌を購入後、Airbookサービスの利用設定として、「Yahoo! JAPAN ID(Tカード番号登録)」と「BookLive!会員」の登録および連携をする必要がある。なお、BookLive!では「Tポイント」の取扱いを12月1日に始める。BookLive!で電子書籍を購入時に、会員ランクに応じて最大3%のTポイントが貯まるほか、各種キャンペーンでも、Tポイントを貯められる。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年11月27日電子書籍を取り扱うBookLiveが26日、全国の20~50代の男女2,189人を対象に実施した「電子書籍の利用実態調査」の結果を発表し、電子書籍利用者の9割以上が、紙の書籍と電子書籍を併用していることが明らかになった。本調査の結果によると、電子書籍の利用者は全体の27.4%、紙の書籍のみを読む読者は57.5%。何らかの形で読書をする人は84.9%と高い数字となり、読書離れが叫ばれている中でも、多くの人が本を読んでいることがわかった。電子書籍の利用者の中では、紙の書籍と併用している人が9割を超えており、電子書籍のみという人は少数にとどまった。併用派が電子書籍で読むジャンルは「漫画」(68%)、「小説」(50.3%)、「趣味・実用書」(42%)が上位に。また、紙の書籍と比べて、電子書籍を読む理由としては「手軽さ」(60.9%)、「省スペース」(47.5%)、「安さ」(30.5%)などが挙がった。さらに、併用派の中で電子書籍を購入する割合は、「半分以上を電子書籍で購入する」という人は全体の14.5%、「1割未満しか電子書籍を読まない」という人は全体の42.8%となり、電子書籍利用者の中でも紙の書籍をメインに読書している人が多いことも判明した。今回の調査により、紙の書籍の存在は依然大きく、一部の読者が電子書籍も有効活用しながら読書を楽しんでいる現状が明らかになった。
2014年11月26日「ドリス・ヴァン・ノッテン, インスピレーションズ(DRIES VAN NOTEN, INSPIRATIONS)」展開催に合わせ、書籍『DRIES VAN NOTEN』が発刊された。日本では、5月3日より英語版の販売がスタートする。3月1日より8月31日まで、ルーブル美術館に隣接するパリ装飾美術館で開催されている同展。ドリス ヴァン ノッテンのメンズ・ウィメンズのコレクションの数々と、イヴ・クラインの「青いヴィーナス」や映画「時計じかけのオレンジ」の映像、デヴィッド・ボウイの写真などのヴィジュアルやアート作品、そして同館が所蔵するコレクションたちが共に並べられ、彼のインスピレーションの源を表現した展示となっている。展覧会の図録でもある『DRIES VAN NOTEN』も、そんなインスピレーション源が集約されたもの。モード、絵画、写真、映画、音楽などの多岐にわたる要素で構成されたパーソナルなコレクションが収録され、様々なアート作品とドリス・ヴァン・ノッテンの作品の類似性やコントラストなど、意外な関係性を知ることができる。また、コエン・デ・ワール(Koen de Waal)が撮影した彼の自宅と庭の写真も初公開。1986年からのコレクションもビジュアルとして要約されている。5月3日よりドリス ヴァン ノッテン 青山店で取り扱う。価格は9,200円。
2014年04月24日紙の本の電子書籍化が進む中、それを読むことができる端末のタブレット型パソコンや電子書籍リーダーが続々と発売されています。でも、いったい何がどう違うの?どれを選べばいいの?と疑問はつきません。そこで、パソコン活用情報誌『アスキー・ドットPC』元編集長で、大正大学表現学部教授の大島一夫先生に、それらの違いや選ぶにあたってのポイントについて、詳しいお話を伺いました。■電子ペーパーは活字本の読書にお勧め――タブレットと電子書籍リーダーはどのように違うのでしょうか。大島先生電子書籍を読む場合、アップル社の「iPad(アイパッド)」やサムスン電子社の「Galaxy Tab(ギャラクシー・タブ)」のように、パソコンのようにも使える「タブレット端末」と、読書機能に特化した「読書専用端末」の2タイプがあります。タブレット端末は「液晶ディスプレイ」でカラー表示され、写真や動画、電子雑誌の表示に強いという特徴があります。一方で読書専用端末は、表示に「電子ペーパー」を使っています。液晶ディスプレイは全体が蛍光灯のように光って表示しますが、電子ペーパーは紙と同じで白い紙の上に印刷されたように文字が表示されます。当然、光っているものを長時間見続けるより、電子ペーパーを見る方が目は楽でしょう。――電子書籍リーダーの魅力を教えてください。大島先生2012年7月に楽天から発売された、カナダのkobo社の電子書籍リーダー「kobo Touch(コボ・タッチ)」を例にとると、文章をタッチしてラインを引く、検索、メモ付け、辞書引き、はたまたFacebook(フェイスブック)への投稿など、紙の本ではできない多彩な機能を備えている点でしょう。こうした機能は機種ごとに違いがありますが、どの電子書籍リーダーでも、1台に大量の本を入れることができる、文字を自在に拡大できるなど、自分用に見やすくできる点は共通するメリットです。■読書目的か、動画表示まで楽しみたいか次に、主な電子書籍リーダーの特徴を大島先生に挙げていただきましょう。・「kobo Touch(コボ タッチ)」楽天標準価格7,980円(6インチ)電子ペーパー機が低価格で手に入るというのは画期的。文庫版ほどのサイズで185グラム。小さめに感じますが、「どこでも読書用」なら持ち運びと見やすさのバランスが取れています。Wi-Fi機能を備えているため、コボ単体で専用ストアから電子書籍の購入ができます。ただし、使ってみると動作速度が遅いのが難点。読書以外での利用は快適とは言えません。専用ストアの電子ブックの充実も課題です。・「Kindle(キンドル)」アマゾン標準価格109ドル~(6インチ、9.7インチ)私は、アメリカのアマゾンから1万円程度で購入して使用していますが、コボ・タッチと比較するとだいたい同じことができます。端末から直接、電子書籍ストア「Kindle Store」にアクセスしてコンテンツを買えます。2012年秋に登場と言われる「日本版kindle」を待ち、どの電子書籍リーダーを選ぶかを見据えたいところです。特にキンドルは、電子ブック形式の違いから、後で別の機種へ乗り換えるとなると無駄が多くなります。・「Reader(リーダー)」ソニー標準価格9,980円(Wi-Fiモデル 6型 PRS-T2)1万円を切る値段で2012年9月に新型が登場しました。コボと同様に電子ペーパーを採用していますが、ページめくり時の画面のちらつきがほとんど気にならないと感じています。動きもまずまずで、専用電子書籍ストアのラインナップは2012年9月現在ではトップクラスです。文庫本サイズで軽くて薄い5型モデル・標準価格7,980円(PRS-350)もあります。・「GALAPAGOS(ガラパゴス)」シャープ標準価格29,800円(WiMAX内蔵7型タブレットタイプ EB-A71GJ-B)液晶ディスプレイでカラー画面。アンドロイドを使ったスマートフォンの仲間なので、スケジュール管理やOffice文書活用、オンラインゲームなどのアプリも標準搭載。総合電子書籍ストア「GALAPAGOS STORE」を利用します。・「Book Place(ブックプレイス)」東芝標準価格21,900円(7型タブレットタイプ DB50)LED液晶ディスプレイでカラー画面。テキストデータから音声をつくる東芝独自の音声読み上げ機能を搭載しています。男性声か女性声を選択、読み上げる速度の調整もできる、満員電車などで重宝しそうな注目の機能です。本などのソフトは、「BookPlaceストア」から購入します。大島先生は、最後にこうアドバイスをします。「紙の本と比べた場合、読みやすさの点で、電子ペーパー表示の電子書籍リーダーはタブレットより本のレベルに迫っています。写真集や漫画、動画表示までいろいろと使いたい場合は液晶ディスプレイの製品を、読書目的、それも活字本の読書を考えるのであれば、電子ペーパーをお勧めします。今後、さまざまな電子書籍リーダーが登場しますが、この原則は不変でしょう」電子書籍の魅力、今後の動向がますます気になります。読書時の快適性、価格、目的、ストアへのアクセス方法などから、自分に合った電子書籍リーダーに出合いたいものです。※製品価格など、2012年9月現在の情報です。監修:大島一夫氏。『週刊SPA!』(扶桑社)、『週刊アスキー』(アスキー・メディアワークス以下同)の創刊を経て、『アスキー・ドットPC』編集長、『月刊アスキー』編集長を歴任。現職は大正大学表現学部教授。『タッチ1秒検索術』(アスキー新書800円)、『すぐわかる40歳からのiPad』(アスキー・メディアワークス 1,449円)を監修。「おおやまかん」の名前で、『アスキー・ドットPC』誌上で『毎日使えて仕事に役立つタッチ1秒検索術』を連載中。(岩田なつき/ユンブル)
2012年09月28日昨年、2011年は「電子書籍元年だ!」という話があり、スマホの普及は本格的になるし、iPadも大ヒットするしとテレビのニュースなどでも浮かれた報道がなされていました。しかし、某専門家に言わせれば「いままで何回電子書籍元年があったよ」だそうなので、非常にまゆつばなわけです。なので、みなさんに電子書籍の購入経験を聞いてみました。さあホントに電子書籍の普及が始まったのでしょうか?調査期間:2012/2/29~2012/3/4アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)Q.電子書籍を購入したことがありますか?はい 8.9%いいえ 91.1%電子書籍を購入したことがある人は9%。少ないですね。では、その電子書籍をどんなマシン上で購入したかを聞いてみました。Q.その電子書籍のプラットホームはなんですか?パソコン(Windowsマシン) 43.8%スマートフォン 24.7%携帯電話 21.4%iPhone 19.1%iPad 12.4%専用電子書籍リーダー 6.7%パソコン(Mac) 2.2%有効回答数:89意外とパソコン上で電子書籍を利用している人が多いようです。昨年発表された専用電子書籍リーダーは、約7%という数字にとどまっています。では、どんなジャンルの電子書籍を購入しているのでしょうか。内容を聞いてみました。Q.購入した電子書籍の内容を教えてください(複数回答可)漫画55.1%小説36.0%趣味生活 18.0%ビジネス・教育・社会(ハウツーなど含む)18.0%雑誌11.2%ノンフィクション10.1%グラビア・写真集5.6%そのほか4.5%有効回答:89漫画が圧倒的に多く55%。続いて小説と、実際の書籍と同様な順位となりました。しかし、この漫画ですが、最新単行本などがスグに電子書籍化されることはまれです。ある程度の時間を置いたもの、あるいは原価がすでにリクープされている(回収されている)ものが電子書籍化されることが多いのです。大手出版社も、いまいまもうかってる普通の出版商売を犠牲にしてまで電子書籍に注力するわけにはいかないのが現状です。また、漫画の電子書籍売り上げランキングといったデータが多くの情報誌などで取り上げられていますが、あれもなかなかまゆつばです。というのは、圧倒的に売り上げを上げているのは、実はH系のコミックであるというデータがあります。もちろん体裁があって、なかなか公にはなりませんが、レディースコミックといった、本屋で買いにくいけれどもニーズがある漫画が売れているのが事実なのです。では、電子書籍を購入した人の満足度はどうでしょうか?Q.購入した電子書籍の満足度を教えてください。大変満足している10.1%満足している34.8%ふつう37.1%不満がある16.9%大変不満がある1.1%有効回答:89「大変満足している」と「満足している」を足すと約45%。「不満がある」と「大変不満がある」を足した「不満派」がわずか18%なので、商品としての満足度は高いと言っていいでしょう。「不満派」に何が不満なのかを聞いてみました。Q.「不満がある」、「大変に不満がある」と答えた人に質問です。不満点を教えてください。読みやすさ(視認性)68.8%誌面の大きさ(解像度)50.0%操作性37.5%価格37.5%そのほか18.8%購入方法12.5%有効回答数:16有効回答数が少ないので、何とも言えないですが、「読みやすさ」と「誌面の大きさ」は、表示部分が軽くて大きくなれば、スグ解決しそうですね。操作性はアプリ側でなんとでもなりますし。価格は出版社のさじ加減ひとつですから、「戦略価格で行くぞ!」と決めれば下がるんですけれども……。最後に 「電子書籍を購入したことのない人」に「電子書籍を購入したいか」を聞きました。Q.電子書籍を購入したいと思いますか?はい10.1%いいえ59.1%どちらでもない30.9%有効回答数:911「電子書籍を購入したことのない人」が全体の91.1%で、その中の59.1%が「電子書籍を購入したくない」と答えています。つまり、全体の53.8%の人が現在は「電子書籍を購入したくない」わけです。電子書籍元年と何度も言われ続けてこの状況なわけですが、本当の「元年」を迎えるためには、電子書籍の良さをもっとアピールされる必要がありそうです。(高橋モータース@dcp)
2012年06月08日マイナビは23日、マイナビムック『金環日食観測ガイド ~安全に観測できる日食メガネ付き~』を電子書籍化し、電子書籍販売サイト「PuBooks」にて販売を開始した。今回発売した電子書籍版では、目的別に4タイプを用意。すでに日食メガネを購入されている方に向けた電子書籍単体「金環日食観測ガイド」(350円)、日食メガネ1個がセットになった「金環日食観測ガイド~安全に観測できる日食メガネ1個付き~」(450円・送料込み)、デートにも活用できる日食メガネ2個付き「金環日食観測ガイド~安全に観測できる日食メガネ2個付き~」(650円・送料込み)、家族や仲間と楽しみたい方向けの「金環日食観測ガイド~安全に観測できる日食メガネ3個付き~」(850円・送料込み)がラインアップされている。同誌では、日食メガネやピンホール、太陽投影板などを使った安全な観測方法、金環日食の撮影方法、日本各地での見え方MAP、今後の日食カレンダー、流星群&星座の探し方、望遠鏡の選び方、「天地明察」インタビューなど日食についてだけではなく、天体観測を楽しむためのコンテンツを多数掲載。丁寧な解説付きで天文ビギナーにもわかりやすく、親子で楽しめる一冊だ。なお、日食メガネが付属する3製品は5月8日までの期間限定販売。日食メガネの数に限りがあるため、 なくなり次第終了となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月27日マイナビは、人気ブログ「たまご絵日記」を書籍化し、『たまご絵日記 ~新米かあちゃん奮闘記~』として3月24日(土)より発売する。 「たまご絵日記」 は、2歳の娘を持つグラフィックデザイナー“ナナイロペリカン”さんの出産・子育てブログ。妊娠2ヶ月目の2009年3月に開設され、出産を経て、初めての育児に24時間休みなしで追われる著者の日常が、クスっと笑えるイラストとともに綴られている。「頻繁な授乳やオムツ替えで自分の時間がない」「ごはんを食べる時間さえままならない」といった母親の苦労や育児の面白さが、ユーモラスな切り口で描き綴られており、日々の育児に追われる多くの母親たちの共感を集め、現在ではブログへの訪問者数が月間で約25万人を記録するという盛況ぶり。本書はブログの再収録ではなく、コミックエッセイとして全篇新たに書き下ろし。ブログと同様、笑いあり涙ありの子育てライフが、ユーモアたっぷりに綴られており、本篇以外にも4コマ・8コマ漫画や「子育て川柳」、またブログ読者から寄せられた共感のコメントなどが収録される。<著者プロフィール> ナナイロペリカン1982年生まれ。東京都在住。東京デザイン専門学校を卒業し、広告制作会社でグラフィックデザイナーの職に就く。6年目で妊娠を機に退職。現在は、2009年より子育てをしながら育児ブログ「たまご絵日記」を更新中。妊娠・出産・育児・子育て支援サイト『すくパラ倶楽部』が主催する「第4回すくパラブログコンテスト」の子育て部門で最優秀賞を受賞。『たまご絵日記 ~新米かあちゃん奮闘記~』著者:ナナイロペリカン定価: 1,050円(税込)発売日: 3月24日(土)発売予定プレスリリース提供元: PR TIMES
2012年03月09日