2019年2月から松坂桃李主演で上演される舞台「ヘンリー五世」の全出演キャストが決定しました。埼玉県「彩の国さいたま芸術劇場 大ホール」にて、吉田鋼太郎の演出で贈る史劇は「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の第34弾。出演者たちから届いた、喜びのコメントをご紹介します。彩の国シェイクスピア・シリーズ 舞台「ヘンリー五世」埼玉県「彩の国さいたま芸術劇場 大ホール」にて、2019年2月8日(金)~2月24日(日)の期間上演される松坂桃李主演の舞台「ヘンリー五世」。吉田鋼太郎の演出で贈る史劇は、1998年以降、国内外で次々と話題作を発表してきたシェイクスピア全37戯曲上演を目指す「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の第34弾目の作品です。「ヘンリー五世」では、イングランド王ヘンリー五世の活躍を中心に、英仏百年戦争の激戦のひとつ、アジンコートの戦いに臨む、イギリスとフランスの民衆や貴族、軍人たちの姿が描かれています。出演者のコメントを一部ご紹介!ヘンリー五世役松坂桃李 “2013年の『ヘンリー四世』から月日を重ねて再びシェイクスピアの世界に戻ることができるのは、大変光栄に思います。と同時にシェイクスピアの言葉と対峙することを考えると怖くもあります。あの時、座長だった吉田鋼太郎さんが演出される『ヘンリー五世』に出演することは深い縁を感じています。成長したハル(ヘンリー五世)の姿をお届けできるよう精一杯、頑張ります。2019年、劇場でお会いしましょう。”出典:演出・コーラス役吉田鋼太郎 “―次回作が決まった喜び『ヘンリー五世』は、日本ではこれまでほぼ上演されたことがない戯曲です。何百年も前のイギリスの歴史劇ですから、現代の日本人にとってはどうでもいいといえばどうでもいいお話なのですが、“今”の世の中に通じる様々な要素が含まれています。立ち回りなんかもあって、非常に活き活きとした作品なので、お客さまがみて面白かったと思えるような、そういう芝居にしたいと思っています。―松坂桃李について松坂桃李くんとは、(『ヘンリー五世』の前作にあたる)『ヘンリー四世』という舞台で共演しています。彼にとってシェイクスピア作品を演じるのは初めてだったのですが、非常に勘が良く、シェイクスピアのセリフを語ることのできる口跡の良さ、声量、気品を持ち合わせていました。『ヘンリー四世』は彼が演じた主人公のハル王子が王になって終わったのですが、今回の『ヘンリー五世』は正にそこから始まる、いわば続きものになっています。そういう意味では、『ヘンリー四世』をご覧になった方には是非またお楽しみいただければと思いますし、桃李がこの役をやることを快諾してくれたことはとても嬉しいです。あいつはホントにいい奴です。―松坂桃李に期待すること前回の『ヘンリー四世』では、(稽古を通じて)非常にシェイクスピアのことを理解し、「桃李はシェイクスピア演劇の中心に立てる俳優だ」と思いました。今回の舞台ではさらに成長し、皆を引っ張って、桃李ならではのシェイクスピア、桃李にしかできない『ヘンリー五世』を出現させて欲しいと思っています。そのためにふたりで話しながら、切磋琢磨していきたいと思います。”出典:フランス皇帝役溝端淳平 “人生で初めて観た舞台が蜷川さんのシェイクスピア・シリーズでした。感銘を受けた蜷川演出に後に立たせて頂く事が出来、深い縁と恩を感じています。蜷川さんの意志を受け継がれた鋼太郎さんにお声をかけて頂き、また稽古場で神経を注ぎながらシェイクスピアに挑める喜びを強く感じています。尊敬してやまない鋼太郎さんの演出を受けるのは、気負いと重圧はありますが、それ以上にこんな贅沢な時間に感謝です。”出典:「ヘンリー五世」公演情報出演松坂桃李/吉田鋼太郎/溝端淳平/横田栄司/中河内雅貴/河内大和間宮啓行/廣田高志/原慎一郎/出光秀一郎/坪内守/松本こうせい/長谷川志鈴木彰紀/竪山隼太/堀源起/續木淳平/髙橋英希/橋本好弘/大河原啓介/岩倉弘樹/谷畑聡/齋藤慎平/杉本政志/山田隼平/松尾竜兵/橋倉靖彦/河村岳司/沢海陽子/悠木つかさ/宮崎夢子期間2019年2月8日(金)~2月24日(日)全19回劇場彩の国さいたま芸術劇場 大ホール※埼玉公演後、ツアー公演の予定ありチケット販売【一般】2018年11月17日(土)~発売開始チケット取扱い チケット料金【一般】S席 9,500円/A席 7,500円/B席 5,500円【SAFメンバーズ】S席 8,600円/A席 6,800円/B席 5,000円【U-25(B席対象】2,000円(劇場のみ取り扱い)※U-25チケットは公演時、25歳以下の方が対象です。入場時に身分証明書をご提示ください。※SAFメンバーズのご予約はSAFチケットセンター、劇場・会館窓口にて承ります。イベント情報イベント名:彩の国シェイクスピア・シリーズ「ヘンリー五世」催行期間:2019年02月08日 〜 2019年02月24日住所:さいたま市中央区上峰3-15-1電話番号:0570-064-939
2018年09月03日『ルパン三世』と伊勢丹がコラボレーションしたイベント「ルパンの秋祭り」が、ジェイアール京都伊勢丹で2018年8月29日(水)から9月3日(月)まで開催される。「ルパンの秋祭り」会期中は、ルパン一味に関連する“お宝”アイテム約280種類がジェイアール京都伊勢丹に集結する。さらに、その内約28種類は会場限定アイテム。ファン必見のイベントとなっている。京都カフェスタイルの「ミートボールスパゲッティ」は、『ルパン三世』の物語の中でルパンと次元が取り合いながら食べていた「ミートボールスパゲッティ」をイメージしたメニュー。物語の中に入り込んだような気分を味わえる。また、愛らしいルパンの焼き印入り「茶の葉煎餅」をトッピングした京煎堂の「ルパン三世 抹茶プリンパフェ」も提供される。さらに、筆タッチのイラストでルパン三世一味を描いた限定Tシャツなど、レアなグッズも多数登場。会期中にイベントで税込5,400円以上購入した、各日先着400名には日替わりでイベント限定ステッカーがプレゼントされる。【詳細】ルパンの秋祭り開催日時:2018年8月29日(水)~9月3日(月)※最終日18:00終了。開催場所:ジェイアール京都伊勢丹10階=催物場住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町■展開メニュー・アイテム例・<京都カフェスタイル>ミートボールスパゲッティ 1,981円・<京煎堂>ルパン三世 抹茶プリンパフェ 1,080円・Tシャツ(S~L) ※各色50点限り 4,320円■購入者特典内容:会期中、イベントにて5,400円(税込)以上購入した各日先着400名に、日替りでイベント限定ステッカーをプレゼント。日替わりステッカー種類:8月29日(水) ルパン三世、30日(木) 銭形警部、 31日(金) 次元大介、9月1日(土) ルパン一味、2日(日]峰不二子、3日(月) 石川五ェ門
2018年08月24日親譲りの知名度と話題性の高さから、CM業界も常に熱視線を送る2世タレント。だが、同時に起用にはリスクも伴うようだ。「2世タレントは話題性に関して抜群ですが、起用するデメリットもあります。それは、騒動が起きたときもまた、注目されやすいということです。たとえば、高畑裕太さん(24)や清水良太郎さん(30)の事件も、2世であるがゆえに大きく報じられました。そうしたリスクから、起用するのに慎重なクライアントも多いです」(大手広告代理店関係者・C氏)実際、逆境に立たされている2世がいる。先日ラッパーRYKEY(30)との結婚を発表した草刈正雄(65)の長女・紅蘭(28)だ。「結婚相手の彼に逮捕歴があることが報じられており、イメージダウンは避けられない状態です。持ち前の明るいキャラクターで持ち直してほしいのですが……」(前出・C氏)そんな中、これからの活躍が期待される注目株も。7月末に放送された『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)でテレビ初出演を果たしたエレナ・アレジ・後藤(21)だ。「日本語がまだ流暢に話せないのが課題ではありますが、なんといっても後藤久美子(44)さんの娘ですからね。また長らく海外で暮らしてきたエレナさんを日本に適応させるため、久美子さんは『日本での一人暮らし』を厳命。さらに、日本語学校に通わせて猛特訓中だとか。そうしたスパルタ教育も手伝って、メキメキと頭角を現しています。露出も少ないなか、CMギャラは800万円代。出だしは上々と言えるでしょう」(前出・C氏)エレナと同日に『さんま御殿』に出演した田原俊彦(57)の娘・田原可南子(24)もホープの一人。「可南子さんはトークがうまく、番組内で語ったお父さんの変なエピソードもかなりウケていました。田原さんは今でも熟年層からの支持が厚いですからね。親子共演が実現すれば、彼女もさらに注目されそうです」(前出・C氏)生き馬の目を抜く2世タレント業界。親超えの日も、夢じゃないかも?
2018年08月16日明日8月10日(金)公開の映画『オーシャンズ8』と、現在放送中のTVアニメ「ルパン三世 PART5」がこの度コラボ!豪華なビジュアルと“ルパン”栗田貫一のナレーションによる特別映像が到着した。『オーシャンズ8』は、人気シリーズ『オーシャンズ』の最新作。サンドラ・ブロックをはじめ、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイ、リアーナら超豪華なメンバーが集結。世界最大のファッションの祭典でハリウッド女優が身に付ける1億5000万ドルの宝石をターゲットに、8人の新しい”オーシャンズ”がド派手に世界をダマす!TVアニメ「ルパン三世 PART5」は、4月より日本テレビにて放送、「Hulu」ほかにて配信中の国民的アニメ「ルパン三世」シリーズ最新作。今作から水瀬いのり、津田健次郎、島崎信長ら人気声優たちが担当するキャラクターも登場し、ヨーロッパを舞台にストーリーを展開中だ。『オーシャンズ8』と「ルパン三世」――。この2作品は、いまやハリウッド×日本の犯罪ドリームチームの代表と言っても過言ではない。そんな2作品の共通点は大胆な盗みを行う点以外にも様々ある。特に大きな共通点は、世界規模のドでかいヤマに挑んでいるルパン三世とデビーの2人。共に大泥棒でチームのリーダー、そしてその“血統”が共通点。デビーの兄は伝説的な大泥棒のダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)で、ルパンもその字のごとくフランスを代表する大怪盗、アルセーヌ・ルパンの孫にあたる三代目。どちらも大泥棒の血が濃く流れている。そんなサンドラは、演じるデビーについて「彼女は司令塔で、皆をまとめるのか上手なの。そして彼女にとって大事なのは、盗むスリルとそのまま逃げ続けられるかどうか。だって大泥棒の一族に生まれ育ったんですもの」と語っており、やはり血には抗えないようだ。ほかにも、特技を持った個性あふれるチームメンバーの存在など、多くの共通点がある2作品。探せばまだまだ共通点が出てきそうなこの2つのチームの出会いは決して偶然ではなく、何か運命めいたものを感じてしまう。今回公開された2作品のメンバーが一堂に会するビジュアルでは、左にはド派手な“赤”を背負い、デビ―(サンドラ・ブロック)をはじめ、冷静沈着な頼れる右腕ルー(ケイト・ブランシェット)、一匹狼気質の天才ハッカー・ナインボール(リアーナ)など超個性的な『オーシャンズ8』チームが。そして右側には、青いジャケットのルパン三世をはじめとするお馴染みメンバーに加え、新キャラクターも登場!また併せて到着したのは、1995年からルパン三世の声を担当してきた栗田さんのナレーションで進められていくコラボ映像。「なんだか峰不二子みたいに個性たっぷりな美人ばっかだな~」と言いながら、『オーシャンズ8』の見どころを徹底解説し、また「ルパン三世 PART5」のもしっかり宣伝。「ルパン三世」ファンも必見の映像だ。『オーシャンズ8』は8月10日(金)より全国にて公開。「ルパン三世 PART5」は毎週火曜日25時29分~日本テレビ・AnichU枠ほかにて放送中。毎週水曜日、Huluほかにて配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:リズと青い鳥 2018年4月21日より全国にて公開© 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会オーシャンズ8 2018年8月10日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2018年08月09日伊勢丹新宿店で7月18日から23日まで、『ルパン三世』とコラボレーションしたイベント「ISETAN×ルパン三世 ルパンの夏祭り」が開催される。アニメにも登場したルパンのアジト、リクヴィールのテラス ©モンキー・パンチ/TMS・NTV伊勢丹新宿店のお宝を狙った2016年、アジトを作った2017年と2年にわたり伊勢丹新宿店をジャックしたルパン一味が、今年は伊勢丹新宿店で「祭り」をプロデュースすると、予告状ならぬ招待状が届いた! 今回の『ルパン三世』とのコラボレーションは、ファッション、アート、コスメ、ステーショナリーといった幅広い商品に、レストラン、カフェ、バー、パブと前回よりも規模が拡大し見どころが満載。日本テレビほかで放送中の『ルパン三世PART5』に登場する、カフェレストラン ラ・リヴィエールの2号店「ビストロ リクヴィール(Bistro Riquewihr)」が伊勢丹新宿店本館6階に出現する。第1話でルパンと次元がおいしそうに食べていたガレットやミートボールスパゲティーを始め、デザートも充実。6月20日から伊勢丹オンラインストアにて予約受付を開始する。また今回は予約せずとも当日気軽に立ち寄れるカフェやバー、パブも登場する。カフェラテ(ホット/アイス)税込648円※写真はホットカフェラテ©モンキー・パンチ/TMS・NTV7月20日の夜には本イベントの開催を記念して、伊勢丹新宿店本館屋上にて大野雄二&ルパンティックシックスによる「ルパンジャズライブ at 伊勢丹新宿店屋上」が開催。一夜限りの迫力のパフォーマンスは必見。ライブのチケットは、デジタルチケットサービス Yahoo!JAPAN パスマーケットにて6月23日10:30より販売開始。©モンキー・パンチ/TMS・NTVさらに会期中には、謎解きイベント「ルパンミステリー 伊勢丹の黒い手帳」も開催。伊勢丹新宿店各所で得られるヒントを探しだし謎を解いていく。開催日は7月18日、19日、21日、22日の4日間。6月27日10:30より伊勢丹オンラインストアにて予約受付を開始する。そのほか、イベントの詳細は「ISETAN × ルパン三世」スペシャルサイト(www.isetanguide.com/lupin/)にてチェックできる。 今夏、『ルパン三世』と伊勢丹新宿店がおくるこのお祭りに、ぜひ参加してみては。【イベント情報】ISERAN×ルパン三世 #ルパンの夏祭り会期 : 7月18日〜23日(最終日は18:00終了)会場 : 伊勢丹新宿店本館6階ルパンジャズライブ at 伊勢丹新宿店屋上会期 : 7月20日会場 : 伊勢丹新宿店本館屋上時間 : 第1部 開場16:45/開演17:30、第2部 開場19:30/開演20:15料金 : 税込5,500円※第1部、第2部の入場チケット料金は一律。当日は各部共に、入場チケットの購入順(決済完了時点の順番で、チケットに番号が表示される)での入場となる(※一部内容が変更となりました)6月23日10:30からYahoo!JAPAN パスマーケット( )でチケット販売開始ルパンミステリー 伊勢丹の黒い手帳会期 : 7月18日〜22日会場 : 伊勢丹新宿店各所時間 : 11:00〜18:00料金 : 2,500円6月27日10:30から伊勢丹オンラインストアで予約受付開始
2018年07月11日伊勢丹とルパン三世のコラボレーション企画「ISETAN × ルパン三世 #ルパンの夏祭り」が、伊勢丹新宿店にて開催。期間は2018年7月18日(水)から23日(月)まで。2018年は"祭り"をテーマに伊勢丹新宿店のお宝を狙った2016年、アジトを作った2017年と、2年に渡り伊勢丹新宿店をジャックしたルパン三世一味。2018年に開催されるのは、「祭り」。例年よりも拡大した会場では、世界を股にかけるルパン三世一味ならではのお宝アイテムが満載。ファッション、アート、コスメ、ステショナリー、フードなどで幅広く展開される。アニメに登場したカフェメニュー&ルパンのラテアート注目は、伊勢丹新宿店本館6階に出現するカフェレストラン「ビストロ リクヴィール(Bistro Riquewihr)」のメニュー。「ルパン三世 PART5」で放送された、CAFÉ RESTAURANT「LA RIVIERE」の2号店であるこの店では、ルパンと次元が美味しそうに食べていたガレットやミートボールスパゲッティを提供。また会場内のカフェでは、ルパンをモチーフにした本格ラテアートをサーブしているので、食後に一杯味わってみてはいかがだろう。女性のコスメや浴衣も販売さらに女性にむけたアイテムも充実している。エスティ ローダー(Estée Lauder)のリップスティックのパッケージは、キャラクターのシルエットをモチーフにした大人なムードのデザインとなって登場。同じくキャラクターのモチーフを描いた浴衣は、メンズと共に用意しているので、カップルで楽しめるアイテムとなっている。お土産グッズもチェックして会場をあとにする前には、お土産アイテムも忘れずチェックして。ルパンがモチーフとなったハンカチセットなどの小物類のほか、キャラクターからのメッセージカード入りスイーツなど、ユニークな商品が満載。友人や家族へのギフトに、選んでみてはいかが。一晩限りのジャズライブもなお「ISETAN × ルパン三世 #ルパンの夏祭り」の開催を記念して、7月20日(金)には、大野雄二&ルパンティックシックス「ルパンジャズライブ」を開催。伊勢丹新宿店の開放的な屋上で、ジャズのアレンジを加えたルパン三世の世界観を楽しむことが出来る。【開催概要】「ISETAN×ルパン三世 #ルパンの夏祭り」期間:2018年7月18日(水)~23日(月)場所:伊勢丹新宿店住所:東京都新宿区新宿3丁目14-1アイテム例:・カフェラテ(ホット/アイス)648円※写真はホットのカフェラテ・<サンクトガーレン>生ビール 601円・<フェアファクス>シャツ14,040円 ネクタイ10,800円・<H TOKYO>ハンカチ各1,944円・<ISETAN×ルパン三世>仕立上りゆかた 婦人37,800円 紳士32,400円・<ロイヒトトゥルム 1917>ノート各3,564円・<エスティ ローダー>ピュア カラー エンヴィ リップスティック シリーズ 各4,320円<セバスチャン・ブイエ>パリブレスト 各1,404円<志満秀>クアトロえびチーズ1,296円■「ビストロ リクヴィール」<要予約>6月20日(水)10:00~伊勢丹オンラインストアにて予約受付開始■大野雄二&ルパンティックシックス「ルパンジャズライブ at 伊勢丹新宿店屋上」公演日:7月20日(金)※雨天の場合中止開場/開演:・第1部:開場16:45/開演17:30※公演時間は約70分を予定※退場は19:10まで※完全入れ替え制・第2部:開場19:30/開演20:15※公演時間は約70分を予定※退場は21:45まで 会場:伊勢丹新宿店本館屋上入場チケット:5,500円(税込)※チケット内容を一部変更。第1部、第2部ともに入場チケット料金は一律に。当日は各部ともに、入場チケットの購入順(決済完了時点の順番で、チケットに番号が表示。)に会場へ入場。チケット販売日:2018年6月23日(土)~※入場チケットは、デジタルチケットサービス 「Yahoo!JAPAN パスマーケット」で購入可
2018年06月18日2009年の『ヘンリー六世』に始まり、『リチャード三世』、『ヘンリー四世』と鵜山仁の演出で、浦井健治、岡本健一らを迎えシェイクスピアの歴史劇を上演してきた新国立劇場。その集大成とも言える『ヘンリー五世』がまもなく幕を開ける。【チケット情報はこちら】前作『ヘンリー四世』(2016年)では、浦井はハル王子として、放蕩三昧の暮らしを送ったかと思えば、あっさり悪い仲間たちと手を切り、戴冠しヘンリー五世に即位した。本作では冒頭から、王子時代の若気など一切感じさせぬ、怜悧かつ威厳に溢れた王の姿を体現。ハル王子時代はヘッドフォンを首から下げ、ハイテンションの芝居が印象的だったが、今回は王冠に王笏、ローブという“王道”スタイルで、目は据わり、セリフ回しにもどっしりと重みが感じられる。仏王の挑発を落ち着いて受け止め、裏切り者の諸侯を苛烈に処断し、戦争となれば、先頭に立って躍動し、勇ましく兵たちを率いていく。『ヘンリー四世』でタイトルロール、つまりハル王子の父親を演じたのは、昨年、急逝した中嶋しゅう。演出の鵜山は「このシリーズはいわば、浦井健治がいろんなものを食べて、成長していくという話。しゅうさんのことも含めて、いろんな“エコー”を背負って、吸収し、変化していくのを感じる」と浦井が背負うドラマに言及する。そんな王が象徴する「国家」と相反する「個」を象徴する存在として描かれるのが、王にとっては王子時代の悪友であるピストル。前作に続き、岡本が演じているが、こちらは子どもがそのまま大きくなったかのような悪童ぶり。言葉遣いは乱暴で酒好き。欲張りで器が小っちゃく、勇ましいことは言いつつも戦には及び腰、しかし仲間の命のために奔走する情の厚さも持つ男を岡本は人間臭く、魅力的に演じている。鵜山はこのピストルを「大義名分よりも個の幸せや欲望。大陸を巻き込んだグローバルに対するローカルを象徴している」と評す。浦井と岡本は過去のシリーズでは、様々な関係性で一騎打ちを見せてきたが、本作では直接やりあうシーンはない。後半、ふたりが顔を合わせるシーンでは、ピストルは目の前の相手が王でかつての悪友であることを認識せぬまま、王に対する評価を口にする。「直接、ぶつからないのが厄介(笑)。このすれ違いを掘り下げていくと何か見えるんじゃないか」(鵜山)。もうひとり、物語…というよりも歴史の歯車を大きく回すことになるのが、中嶋朋子が演じるフランス王女でヘンリー五世に嫁ぐことになるキャサリン。英語の会話もままならぬ状態で、“戦果”として英国に渡ることになるが、彼女の存在が『ヘンリー六世』、そして『リチャード三世』へと繋がっていくことを想像しながら見ていると、英語を必死で練習し、片言で受け答えをするコミカルなやり取りがどこか恐ろしく感じられる。『ヘンリー五世』は5月17日(木)より東京・新国立劇場中劇場で上演。取材・文・撮影:黒豆直樹
2018年05月16日3月19日(月)深夜の日本テレビ「映画天国」で、国民的人気キャラクターとして長きにわたり愛されてきた「ルパン三世」シリーズの劇場版第1作『ルパン三世 ルパンVS複製人間』が放送される。モンキーパンチ原作のコミック「ルパン三世」シリーズは、1971年にTVアニメ第1シリーズが放送されるとその後1977年に第2シリーズ、1984年に第3シリーズ、2015年に第4シリーズが25年ぶりに放送されたほか、1978年に劇場版第1作である本作が、翌1979年には宮崎駿の記念すべき映画初監督作品となる劇場版第2作『ルパン三世 カリオストロの城』が公開。その後も2013年の『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』に至るまで数多くの映画作品も公開されてきた。そんな長い歴史を持つシリーズのなかでも本作は“クローン”をテーマにした先進性と、初期のルパンシリーズのテイストを受け継いでおりファンの間では根強い人気を誇る作品。ルパン三世が処刑され検死の結果、遺体はルパンに間違いないと証明されたが、信じることができずにいた銭形の前にルパンが現れる。華麗に空に飛び去って行ったルパンは次元や五ェ門と共にエジプトに出没。銭形の目の前でピラミッドに隠されていた“賢者の石”を盗み出していく。“賢者の石”をルパンにおねだりしたのはもちろん不二子。不二子は謎の男・マモーと共に何かを企んでいた。賢者の石に隠された秘密とは?そして処刑されたルパンの正体は!?…というのが本作の物語。声優陣は山田康雄、増山江威子、小林清志、井上真樹夫、納谷悟朗ら“レジェンド”ともいえるオリジナルキャスト。監督は「装甲騎兵ボトムズ」シリーズなどの脚本で知られる吉川惣司がメガホンを取った。これまで4作のテレビシリーズが放送されてきた「ルパン三世」だが、この春待望の最新シリーズ「ルパン三世 PART5」が放送開始となる。新キャラクターの声優を水瀬いのり、津田健次郎、島崎信長らが担当、フランスからはじまる物語はデジタル通貨を盗み出すため巨大サーバ施設へ侵入したルパンたちが謎の天才ハッカー少女・アミと出会ったことで、全世界から監視されるというかつてないほどの窮地に立たされていく…というストーリーが展開する。「ルパン三世 PART5」は4月3日(火)より放送・配信。映画天国『ルパン三世 ルパンVS複製人間』は3月19日(月)深夜1時59分~日本テレビで放送。(笠緒)
2018年03月19日映画『ルイ14世の死』が、2018年5月26日(土)にシアター・イメージフォーラムほか全国で公開される。『ルイ14世の死』の題材は、フランスの王・ルイ14世。“太陽王”と呼ばれ、豪奢を尽くしてヴェルサイユ宮殿を作った、ルイ14世の最期の数週間を辿る。ゴージャスなヴェルサイユの王の寝室で、衰弱し食欲も失せた王がビスケットを口にしただけで「ブラヴォー!」と叫ぶ、貴族たちの陳腐な空気感を絶妙に描き出している。宮廷の生活を細かく記録したサン=シモン公の『回想録』と廷臣ダンジョーの『覚え書、別名ルイ14世宮廷日誌』をもとに、死にゆく王と、その周りの医師や側近、貴族達を、ドラマチックなクライマックスを排除し、仔細かつ大胆に表現した作品だ。監督は、カタルーニャ出身の異才アルベルト・セラ。風車の出てこないドン・ホーテ物語『騎士の名誉』やカサノバとドラキュラが出会う『私の死の物語』など、古典や歴史上の人物を革新的に描き出し、世界で高く評価されている。また、映画作品以外にも、戯曲の執、舞台の演出、映像によるインスタレーション、パフォーマンスなど幅広い活躍を見せ、「21世紀の前衛」と称されている。18世紀に死を遂げたルイ14世を演じるのは、ヌーヴェルヴァーグの申し子とも呼ばれるジャン=ピエール・レオ。左脚の壊疽から死に向かう王の姿をほぼベッドの上で演じている。【詳細】映画『ルイ14世の死』公開日:2018年5月26日(土)監督:アルベルト・セラ出演:ジャン=ピエール・レオ、パトリック・ダスマサオ、マルク・スジーニ、イレーヌ・シルヴァーニ配給:ムヴィオラ原題:La Mort de Louis XIV©CAPRICCI FILMS,ROSA FILMES,ANDERCRAUN FILMS,BOBI LUX 2016
2018年03月19日国民的アニメ「ルパン三世」シリーズの最新作「ルパン三世 PART5」が、4月3日(火)より放送・配信される。この度、本作に登場する新キャラを、水瀬いのり、津田健次郎、島崎信長と人気実力派声優3人が演じることが決定した。■あらすじルパン三世と次元大介はフランスにいた。ある田舎町のアパルトマンの一室からドラマが始まる。麻薬や銃など非合法な物まで何でも買える闇のサイト「マルコポーロ」。デジタル通貨を盗み出すため、ルパンたちは厳重に警備されている巨大サーバ施設へ侵入する。そこで出会ったのは謎の天才ハッカー少女・アミ。ルパンはアミと共にマルコポーロの罠に立ち向かっていくが、敵が仕掛けたルパン・ゲームにより、全世界から監視されるハメに…。次第に明かされるアミの謎、そしてルパン三世の過去を知る男の出現――ルパンはいまだかつてないほどの窮地に立たされていく!■新キャラの声優発表!まず、『心が叫びたがってるんだ。』で女子高生ヒロイン・成瀬順役を演じ、歌手としても活躍する水瀬いのりが演じる新キャラクターは、人付き合いが苦手な天才ハッカー少女・アミ。ルパンと行動を共にする人物だ。水瀬さんは、「長年愛され続けているルパンシリーズにまさか自分が参加させていただける日が来るなんて、すごくすごく光栄に思っています。私が演じるアミが物語にどのような要素を与えるのか、ルパンたちとどのように絡んでいくのか、ぜひご注目ください!」と出演決定の喜びとメッセージを寄せている。また、ルパンの過去を知る謎の男・アルベール・ダンドレジーを演じるのは、アニメ作品以外にも『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レンや公開中の『ブラックパンサー』でエリック・キルモンガーの吹き替えなども担当し、さらに俳優、演出など、様々なジャンルで活躍する津田健次郎。アルベールはフランスの司法警察中央局局長で世界的な犯罪対策を担う、冷静で合理的な性格の人物という役どころだ。津田さんも本作への参加決定を喜ぶと同時に「癖のある面白い役で参加出来ることを光栄に思います」と述べ、「作品の持つ普遍性に現代の要素を混ぜ込んで更に進化する。長く支持されて来た作品の懐の深さを感じながら、楽しく演じさせて頂いております。ルパン三世がお好きな皆様、まだ見たことの無い皆様、是非観て下さい」とコメントしている。そして、ICPOに所属する刑事であり銭形の部下で、銭形を心から尊敬する正義感に燃える若き熱血漢、八咫烏五郎役で「Free!」「クズの本懐」「ダイヤのA」の島崎信長が参加。島崎さんは「自分が子どもの頃から見ていた、あの『ルパン三世』に、それもあの銭形警部の部下として参加させていただけるなんて、大変光栄に思います。正直なところプレッシャーも大きいのですが、そんなものには負けず、銭形警部と一緒に全力でルパンを追いかけ、追い詰めたいです」と意気込みを語っている。なお、新キャラクターを務めるこの3名は、3月24日(土)・25日(日)に東京ビックサイトにて行われる「Anime Japan2018」のトムス・エンタテインメントブース、日本テレビブースに参加することが決定。詳細は後日、公式サイトなどで発表されるようだ。「ルパン三世 PART5」は4月3日(火)25時34分~日本テレビ「AnichU」にて放送、Huluほかにて配信スタート。※第2話からは25時29分~放送(cinemacafe.net)
2018年03月06日巨匠・宮崎駿の記念すべき映画初監督作品となる『ルパン三世 カリオストロの城』が1月19日(金)今夜の日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」でオンエア。宮崎監督の新作「毛虫のボロ」の上映、ルパン新シリーズの放送を控えたいま、改めて宮崎監督にとっての“原点”的本作をふり返ってみては!?アニメーターとして様々な作品に携わり「未来少年コナン」でTVアニメの監督を手がけた宮崎監督。その後1979年に初めて劇場用アニメの監督を手がけたのが本作『カリオストロの城』だ。その後の監督の活躍はご存じの通り、『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』といずれも現在まで愛される作品を世に送り出し、『千と千尋の神隠し』では日本歴代興行収入第1位という金字塔を打ち立てた。そんな宮崎監督の映画作りの“原点”が詰まっているといえる本作。「ルパン」TVアニメ第2シリーズの放送中の公開作ながら宮崎監督らしいアレンジが施されたキャラクターたち、そしてナウシカ以降の作品に通じるものがあるヒロイン・クラリスなど、「ルパン三世」の映画ながら「宮崎アニメ」でもある、アニメファンにとっては“二度おいしい”作品に仕上がっている。モナコのカジノから大金を強奪したルパン(山田康雄)と次元(小林清志)だったが、ルパンはその金がカリオストロ公国で作られている幻の偽札“ゴート札”であることに気付く。“ゴート札”の秘密を暴くためカリオストロに向かうルパンだが、その途中謎の男たちに追われる花嫁姿の美少女・クラリス(島本須美)と出会う。クラリスはカリオストロ大公家の跡継ぎで彼女と結婚してカリオストロを支配し、城の秘宝を手に入れようと目論むカリオストロ伯爵(石田太郎)から逃げてきたのだ。ルパンに救出されたが逃げ場がないと悟ったクラリスは、大公家に伝わる指輪をルパンに預け、伯爵の元へ戻っていくが、ルパンは銭形警部(納谷悟朗)を利用し、伯爵に近づいていた不二子(増山江威子)の協力を得てクラリスを救出しようとする…という物語。宮崎監督だが『風立ちぬ』以降初めて手がける新作短編アニメーション映画「毛虫のボロ」が三鷹の森ジブリ美術館内「土星座」にて3月21日(水・祝)より上映予定。さらにアニメ新シリーズ「ルパン三世 PART5」の放送が決定。今夜の『カリオストロの城』オンエア内で一部本編映像が初披露されるとのことなのでお見逃しなく。金曜ロードSHOW!『ルパン三世 カリオストロの城』は1月19日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版 2014年5月9日より全国にて順次公開(C) 2013 BANDAI VISUAL, BITTERS END, OFFICE KITANO
2018年01月19日建物によって、その構造が異なることはみなさんもご存知のことかと思います。たとえばマンションとアパートではどうでしょうか。マンションはアパートに比べて防音性能がしっかりとしていますし、頑丈にみえます(耐震性能が強い)。このように、建物の構造が異なれば住まいの影響も異なってくるといえます。重要なのは自分の住む建物構造が、どのようなメリット・デメリットを持ち合わせているのかを把握していることにあります。戸建住宅や共同住宅によく用いられる建物構造4つのメリット・デメリットについてみていきましょう。各建物構造のメリット・デメリット木造木造は4つの建物構造の中でも一番性能の低い構造です。主に築年数の古い住宅やアパートなどに採用されています。木造は耐震性能や耐火性能、防音性能が弱いです。しかし通気性に優れているといった利点があります。そのため湿気がたまりにくく、冬でもカビになりにくいといった特徴があります。また家賃が安いというのも、メリットといえます。S造(鉄骨造)S造は柱や梁などの骨組に、鉄骨を採用した構造のことをいいます。こちらも木造と同じく、古い住宅やアパートなどに採用されることが多いです。S造の性能ですが、木造に比べて耐震性能などが高いです。しかし柱や梁などの骨組みで構成されているため、壁が薄いのが欠点です。防音性能には期待できないのが難点です。また鉄骨造は2種類に分けることができます。違いは鉄骨の素材となるスチール材の「厚さ」です。重量鉄骨造厚みが6㎜以上のスチールを使用。ビルやマンションなどに採用されている軽量鉄骨造厚みが6㎜以下のスチールを使用。戸建住宅や小規模店舗などに採用されているRC造(鉄筋コンクリート造)RCとは「Reinforced Concrete」の略称です。補強されたコンクリートの中に、さらに補強された鉄棒のコンクリートを埋め込んでつくられた複合材のことです。RC造も鉄骨造と同じく、柱や梁で構成されます。しかし、これに加えてRC造では、床や壁を鉄筋コンクリートで覆っているため、鉄骨造よりは強い構造となっています。RC造は鉄筋コンクリ―ト構造ですが、「鉄筋」と「コンクリート」それぞれの弱点を補強している点が特徴といえます。鉄筋は引っ張る力が強いですが、熱に弱くさびやすいです。逆にコンクリートは熱に強く、引っ張る力が弱いです。両者の弱点を見事に補強し合っているRC造は、耐震性能・耐火性能・防音性能が高いといえます。また、密閉感が強い分、通気性は弱いといえます。ファミリー層向けのマンションなどに採用されることが多いです。SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)SRC造とは、RC造に鉄筋(スチール)が埋め込まれている構造のことをいい、全ての建物構造の中で一番性能の高い構造です。SRC造はいうまでもなく、耐震性能・耐火性能・防音性能が非常に高く、高層マンションやオフィスビルなどに採用されることが多いです。そのため家賃がかなり高いのが難点です。またRC造同様、通気性はよくありません。まとめ建物構造には、それぞれのメリット・デメリットがあることがわかりました。地震大国である我が国において、耐震性能に不安を感じる木造は避けたいです。しかし日本の伝来工法を採用している木造建築は通気性がよく、それを好む人がいるのも確かです。ライフスタイルや趣味などから、どのような建物構造なら理想とする住まいを実現できるかを想像してみるのが良いかもしれません。
2017年12月19日舞台『リチャード三世』の公開稽古が15日、東京芸術劇場プレイハウスで行われ、佐々木蔵之介、手塚とおる、今井朋彦、植本純米、長谷川朝晴、山中崇が取材に応じた。同作はウィリアム・シェイクスピアによる史劇で、主役が悪逆非道を尽くすというピカレスクロマン。敵、味方、肉親も殺し玉座を手に入れるリチャード三世(佐々木)の栄光と転落を描く。ルーマニアの鬼才シルヴィウ・プルカレーテが演出し、男優15名、女優1名というほぼオールメールでの上演となる。佐々木は「ハロウィンでもないのに、おっさん達が何を仮装してるんだと思われるかもしれないけど、大真面目で。やる気満々です」と苦笑。アン王女役の手塚も「この中で最年長で、55歳。この格好して意気込みをわかっていただければ」と語った。極悪の限りをつくすという佐々木だが、共演者を見渡し「僕はだいたい殺してます」とひょうひょうと答える。「今までのリチャード三世の凶悪何ですけど、僕は今回道化というかピエロというか。プロレスで言うたらヒール役みたいな」と役について説明。「最終的に王様になったらこの権力を守ろうと、病気になっちゃうという。まさに衆議院選挙が行われてる最中に」と苦笑しつつ、「今まで見たことのないリチャード三世です」と自信を見せた。手塚は佐々木から口説かれる役となるが、「コロッといきます。蔵ちゃんかっこいい、コロッと」と語る。キスシーンについて聞かれると、手塚は「そんな噂があるんですか。これは観にこないとわかんないですね」とかわしたが、佐々木が「結構濃厚ですね」と暴露していた。また、プルカレーテについて佐々木はは「稽古初日から毎日、僕らは『えっそんな角度から本を読むの? そんな演出?』って毎日が刺激的で、驚くべき日々ですね」としみじみ。「こんな幸せなことやらせてもらってる、って感じでした」と心境を吐露し、「本当に危険で、でも官能的で美しくて、でも凶暴で、それが全部アートでエンタテインメントなんですよ」と表現した。会見後、記者懇親会に現れたプルカレーテは、今回のキャストについて「オーディションをするために来日していろんな俳優さんにあったんですけど、そういった過程の中でほとんどオールメールキャストにしようということが決まりました」と明かす。日本人キャストについては「非常に敬愛すべき才能の豊かな人々でありました。パーフェクトにプロフェッショナルで、とても優しい人々です」と表現。さらに作品についても「大胆なアレンジを施したつもりはない」「今日に響くメッセージを残した」と語った。公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて10月18日~30日。17日にプレビュー公演を行う。また、大阪公演、盛岡公演、名古屋公演を予定している。
2017年10月15日「『ルパン三世』の連載を開始した初期のころ、アメリカでコミックのコンベンションに出席したんです。その晩、食事に行ったすし屋さんで、たまたま現地の老夫婦が僕の横に座り、ルパンを描いて見せたら『オリエンタルじゃない』と言われてね(笑)。このとき、“確かに僕の『ルパン三世』には、オリエンタルな部分がないな〜”と。それで帰国してからすぐに五右ェ門を出したんです。だから最初、五右ェ門はいなかった」 そう語るのは、『ルパン三世』の原作者のモンキー・パンチ先生(79)。「とりえず3カ月やってみようか」−−。’67年、創刊された『漫画アクション』(双葉社)の編集長の一言から始まった漫画『ルパン三世』。当時、まだ新人だったモンキー・パンチ先生は、新たな漫画誌の連載企画として『ルパン』を提案するも、「今さらルパンは古いだろ」と、却下されかけたが、「『007』と『怪盗ルパン』をミックスさせた漫画を描きたい!」と再度アタック。編集長から「やってみようか」とGOが出た。 それからはや50年……。今や海外でも大人気の『ルパン三世』。50年にもわたりその人気を支えているのは、個性豊かなキャラたち。その生みの親であるモンキー・パンチ先生が、知られざる石川五右ェ門誕生の秘話を本誌に明かしてくれました! 「五右ェ門のイメージは歌舞伎の五右衛門ではなくて、『忍びの者』という映画の中で市川雷蔵さんが演じた、織田信長の暗殺を企む石川五右衛門という忍者なんです。ものすごくかっこよくてね。五右ェ門をこの忍者の十何代目かに設定して出そう、と」 しかし、悩んだのが五右ェ門のコスチュームだった。 「いわゆる“忍び”の格好だと、なんとなく現代に合わない気がしたので、思い切って絣の着物に袴の格好にしてみた。司馬遼太郎さん原作のドラマ『燃えよ剣』の沖田総司をイメージしました。当時、島田順司さんという役者さんが沖田総司をやっていたんだけど、それがものすごく清潔な感じがしてね、“五右ェ門はこの清潔なイメージで行こう”と決めました」 五右ェ門といえば、鉄をも切る“斬鉄剣”の使い手。 「『斬鉄剣』のアイデア?これは何かの西部劇で見た伝説のナイフがヒントになりました。それはレンガに突き刺さる、隕石でできたナイフ。それをもうちょっと飛躍させて、何でも切れる刀にしちゃえ〜、と(笑)。僕は『流星(りゅうせい)』という名前にしたんだけど、アニメーションでは、いつの間にか『斬鉄剣』になってましたね(笑)。それはそれで構わないけど。だから『斬鉄剣』は僕が付けた名前じゃないんですよ。ただ『流星』という名前も、漫画で使ったのは1回だけ。鉄まで切れちゃうから『斬鉄剣』にしたということでしょう。まぁ、そっちのほうがわかりやすいよね(笑)」
2017年03月26日ルパン三世誕生50周年を記念し、ルパンが食べている料理を再現した「ルパン・リストランテ」が、2月22日から27日まで伊勢丹新宿店本館7階催物場にオープンする。会期中は、各階にルパン関連のコンセプトショップが展開され、ルパンや次元、峰不二子などのスペシャルアイテムも販売する。「ルパン・リストランテ」は、ルパンのアジトをイメージした空間で、ルパンお手製の料理やドリンク、好みのコーヒーなどを味わうことができる。いち押しのメニューはテレビシリーズの「LUPIN the Third~峰不二子という女~」でルパンが作った「ルパンお手製ジャガイモのニョッキ 特製ボローネ風ラグーソース」(3,600円)。もちもちの食感のニョッキに、赤ワインをベースに使ったビーフとポルチーニ茸のソースが絡み合った一品。2~3人前のたっぷりサイズを、バゲットと一緒にシェアして召し上がれ。張り込み中の銭形警部の空腹を満たす「銭形警部の張り込みハンバーガー」(1,800円)は、ビーフパテ100%に、とろけるチェダーチーズとマッシュルームのソテーが加わり深みのある味わいが楽しめる本格派。限定ロゴがプリントされた紙袋と、ルパンがとっつぁんへ書いた“ごくろうさんカード”付きの凝った演出も注目ポイントだ。この他、懐かしの喫茶店メニューとしてハズせない「ルパン一味も大好き!? ナポリタンスパゲッティ」(1,300円)、「次元のハードボイルドBEEFカレー」(1,700円)など、王道メニューもラインアップする。ドリンク類も充実しており、ルパンがアジトで寛ぐ時に飲む一杯をイメージしたグアテマラ サンタクララ豆を使った本格ドリップコーヒー「ルパンのコーヒー」(700円)と、和三盆シロップの優しい甘みが効いた「ルパンのコーヒーゼリー」(880円)、ルパンが着用したジャケットのカラーをヒントに作った「ルパンのジャケットカラークリームソーダ」(4種/各880円)などを用意する。スペシャルアイテムは、ルパン三世の歴代ジャケットを日本を代表する4人のテーラーが仕立てたルパン三世ジャケットを始め、ルパン三世が峰不二子にプレゼントしたというエスティ ローダーのリップスティック(各3,600円)、五ェ門の住処をイメージした東京神田のメンズきものテーラーショップ・ワイ&サンズ(Y.&SONS)のきものの他に、リーデルのタンブラー(5種/各6,000円)や、えびチーズせんべい(1,200円)やサブレ(1,400円)などのお菓子も取りそろえる。ルパンファンはもちろん、レトロな喫茶店好きにもおすすめの「ルパン・リストランテ」は、完全予約制のスペシャル企画となる。2月1日10時より予約受付がスタートし、座席予約料(2,000円)にルパン三世50周年記念オリジナルプレートが含まれるため、プレートがお目当ての方はまずは予約を。ルパンの世界観に浸りながら、素敵なグルメ体験ができるだろう。
2017年01月30日シェイクスピアの歴史劇で第一部だけでも約3時間、二部を通しで観たら6時間超…。そう聞くと、何かの修行?と感じそうなものだけれど、'09年の『ヘンリー六世』からスタートした新国立劇場のこのシリーズは、長時間もまるで苦にならないほど、めっぽう面白い。「最初に台本を読んだ時は、堅いし難しいし、まったくセリフが頭に入ってこなくて大変でした。でも、稽古場で人が口にした途端に、言葉がものすごくエネルギーを放ち始めたんです。セリフの裏にある役の背景が見えてきたり、口にしていることとは真逆の気持ちが生まれてきたり。シェイクスピアは400年経っても何も変わらない人間の根底を描いているんですよね。観れば、こういう人いるな~とか、うちの家族もこんな感じだな~とか、きっと、舞台を斜めに見ながら笑ったり共感したりしてもらえると思います。頭で難しく考えるより、むしろ感覚的に観ていただくほうが、わかりやすく楽しめるのかもしれません」そう話すのは、いまやこのシリーズになくてはならない浦井健治さん。これまでにヘンリー六世、ヘンリー七世を演じてきたが、今回は『ヘンリー四世第一部-混沌-・第二部-戴冠』で同じ血脈に繋がるヘンリー五世に扮する。「イングランドの歴史のなかでも偉大といわれる王様ですから、高貴で気高い人物を思い描いていたんです。でも、王子時代のハル(後のヘンリー五世)にはそのイメージが全然なくて、それまで考えていた役作りは全部白紙に(笑)。先輩方からいろいろアドバイスをいただいて、もう一度台本と向き合ってみると、対峙している相手とは別の人に自分の考えを伝えようとして意図的にしゃべっていたり、言っていることと考えていることが真逆だったりすることがわかってきて、なんて複雑でひねくれた人物なんだろうって。でもいまは、ハルのそんなところに、興味を惹かれています」浦井さんをはじめ、岡本健一さんや中嶋しゅうさんなど、共演者の多くはシリーズを通じて出演しているお馴染みの面々。「心にゆとりがあって、お芝居が好きで、何より作品をいいものにすることを第一に考えているような先輩方ばかり。いまは、皆さんにぶつかるだけぶつかって、ときどきとっ散らかる自分を楽しんでいます」◇うらい・けんじ1981年、東京都生まれ。近作にミュージカル『王家の紋章』、舞台『アルカディア』など。来年2月にはミュージカル『ビッグ・フィッシュ』出演が決まっている。ジャケット¥48,000 カットソー¥13,000パンツ¥19,000(以上DISTICTION MEN'S BIGI/メンズビギ リミテッド 有楽町マルイ店 TEL:03・6738・3801)その他はスタイリスト私物◇'09年に上演され、数々の演劇賞を受賞した『ヘンリー六世』。その続編『リチャード三世』が'12年に上演された際には、同じ役を同じキャストが演じ、歴史の流れが掴みやすいと評判に。今回の『ヘンリー四世』は『~六世』の前の時代の物語。浦井さんは今回、以前に自身が演じたヘンリー六世の父を演じることになる。写真は、'09年『ヘンリー六世』より。撮影:谷古宇正彦◇11月26日(土)~12月22日(木)初台・新国立劇場 中劇場作/ウィリアム・シェイクスピア演出/鵜山仁出演/浦井健治、岡本健一、ラサール石井、中嶋しゅう、佐藤B作ほか二部作通し券1万6000円(S席)S席8640円A席6480円B席(注釈付2階席)3240円*すべて税込み新国立劇場ボックスオフィス TEL:03・5352・9999(10:00~18:00)写真は、'12年『リチャード三世』より。撮影:谷古宇正彦※『anan』2016年11月23日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・宮崎智子ヘア&メイク・山下由花インタビュー、文・望月リサ
2016年11月21日映画『ルパン三世 カリオストロの城 MX4D版』(仮)が、2017年1月よりTOHOシネマズ新宿ほか全国の劇場で公開される。1979年にアニメ「ルパン三世」の劇場用長篇第2弾として公開され、絶大な人気を博した映画『ルパン三世 カリオストロの城』。日本が誇る名匠・宮崎駿の映画初監督作品としても知られる不朽の名作が、シートの動き、煙、振動、風、ストロボなどの特殊効果で臨場感を演出する最新システム・MX4D版として現代に復活。ベースとなるのは、2014年に公開されたリマスター版だ。最新の技術と丁寧な手作業により、フィルムに映り込んだ汚れやゴミを取り除き、音もノイズを取り除いて5.1ch化。3D化はしていないものの、その素晴らしい映像、音響に加えてMX4Dならではの特殊効果が徹底的に加えられている。多くの映画人にも影響を与えたとされる迫力あるアクションシーンはもちろん、後世に語り継がれる名シーンの数々をMX4Dならではの臨場感と体感してみてはいかがだろう。【作品情報】映画『ルパン三世 カリオストロの城 MX4D版』(仮)公開時期:2017年1月よりTOHOシネマズ新宿ほか全国の劇場声の出演:山田康雄(ルパン三世)、増山江威子(峰不二子)、小林清志(次元大介)、井上真樹夫(石川五ェ門)、納谷悟朗(銭形警部)、島本須美(クラリス)、石田太郎(カリオストロ伯爵)ほか原作:モンキー・パンチ監督:宮崎駿脚本:宮崎駿、山崎晴哉作画監督:大塚康生音楽:大野雄二美術:小林七郎製作・著作:トムス・エンタテインメント
2016年10月17日10月の「金曜ロードSHOW!」は「放送開始45年 ルパン祭り」と題して「ルパン三世」の映画作品が3週連続ラインナップ。その第1夜として10月7日(金)今夜、『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』がオンエアされる。同作は“世紀の大泥棒”ルパン三世と“名探偵”江戸川コナン。アニメ界を代表する2大スターが、2009年に放送されたスペシャルアニメに続いてスクリーンで初対決した記念すべき作品で、両者が世界に一つしかない秘宝“チェリーサファイア”を巡る激しい頭脳戦を繰り広げる。ゲストとしてルパンたちを利用する黒幕的存在、アラン・スミシー役に俳優の内野聖陽。イタリア人アイドル・エミリオのマネージャー・クラウディア役で女優の夏菜も声優として参加。本作が声優デビューとなる夏菜の演技にも注目だ。謎の男・アラン・スミシー(内野さん)から不二子(沢城みゆき)を人質に取られたルパン三世(栗田貫一)が都内の宝石店に現れた。ルパンは怪盗キッド(山口勝平)に変装してアランが指定した宝石を奪い去るが、彼を追っていたコナン(高山みなみ)は“敵”がルパンであることを見抜いていた。ルパンの本当の狙いは日本の老人が持つ秘宝“チェリーサファイア”だと知った銭形警部(山寺宏一)も緊急来日。警視庁の面々と共にルパンを追うことになる。そんな中、世界的アイドル・エミリオ(入野自由)来日のニュースを見ていたコナンは、画面の隅に次元(小林清志)の姿を発見。エミリオに会いに行くという園子(松井菜桜子)や蘭(山崎和佳奈)と共に訪れたホテルで、エミリオが何者かから脅迫を受けていることを知る。次元はエミリオのボディーガードとして同行しているのだという。しかし、小五郎(小山力也)らの監視をかいくぐり、エミリオは蘭と園子を連れてホテルを脱走。コナンはルパンの目的を探ろうと次元を問い詰めていたが、蘭から連絡を受けて次元と共にエミリオの元へ!実はエミリオは重大な秘密を抱えていて…という物語。2013年冬に公開され「ルパン三世」の劇場作品としては1996年の『ルパン三世DEAD OR ALIVE』以来17年ぶりということもあり、「名探偵コナン」のファン層であるファミリーや女性客に加え、40~50代の「ルパン三世」ファンも取り込んで興収40億を超える大ヒットを記録。「コナン」シリーズでもありながら「ルパン」シリーズでもある“異色”ながらも“豪華”な1作として高い評価を受ける本作を、今夜改めて堪能してみてはいかが。金曜ロードSHOW!『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』は10月7日(金)今夜21時~日本テレビ系で放送。続いて10月14日(金)には『ルパン三世カリオストロの城』が、21日(金)には『ルパン三世ルパンVS複製人間』が放送となる。(笠緒)■関連作品:ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE 2013年12月7日より全国東宝系にて公開(C) 2013 モンキー・パンチ 青山剛昌/「ルパン三世vs名探偵コナン」製作委員会
2016年10月07日2016年3月23日にリリースされる『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~MORE ITALIANO』のジャケット写真が公開された。本作のジャケットは、昨年発売された第1弾『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~ITALIANO』のジャケットを踏襲したデザインとなっている。さらに、収録曲「THEME FROM LUPIN III 2015~FUNKY & WILD」が2月24日からiTunes、レコチョクなどの主要配信サイトで先行配信されることも決定しているので、こちらもチェックしておきたい。You & Explosion Bandによる『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~MORE ITALIANO』は、2016年3月23日(水)の発売予定で、価格は3,500円(税別)。(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV
2016年02月11日伊勢丹新宿本店は、アニメ『ルパン三世』とコラボレーションしたイベント「ISETAN×ルパン三世 LUPINISSIMO IN ISETAN 2016」を、2月3日から8日まで、同店本館7階催物場で開催する。イタリア・サンマリノ共和国を舞台に30年ぶりに新シリーズがテレビ放映(日本テレビ系、読売テレビ系)され、注目を集めているアニメ『ルパン三世』。そんなルパンと伊勢丹がコラボレーションした同イベントでは、ルパン一味のクローゼットがイメージされたエリアが出現。テーラー&カッター(TAILOR&CUTTER)、テーラーケイド(TAILOR CAID)、リッドテーラー(LID TAILOR)など、日本を代表するテーラーが同アニメキャラクターの次元大介や銭形警部のスタイリングを紹介する。テーラー&カッターからは、ルパン三世をモチーフとしたジャケット(18万円から)、パンツ(5万円から)、シャツ(4万円から)を展開。テーラーケイドは、次元のイメージに沿ったスキニースタイルのスーツ(19万円から)、シャツ(4万円から)を紹介するほか、リッドテーラーは、銭形警部のアイコン的スタイルとなるトレンチコート(26万円から)、スーツ(33万円から)、シャツ(4万円から)などを発売する。さらに、テレビ新シリーズでルパンが着用している青色のジャケットをイメージして、同イベントのためにタリアトーレ(TAGLIATORE)が製作したダブルブレストジャケット(8万5,000円)も登場。内側には財宝をイメージした金ボタンとルパンのネームが施されている。創業90年の仕立て屋岩本和栽の4代目であるキサブローは、石川五ェ門をイメージした羽織(11万円)、着物(6万円)、馬乗袴(9万円)などを紹介。会場ではルパン三世、次元大介、峰不二子、銭形警部とコラボレーションした着物も発売される。マドモアゼル タラ(Mademoiselle TARA)からは、テレビ新シリーズのキャラクターである、サンマリノ共和国の名家の令嬢レベッカをイメージしたワンピース(4万9,000円)が発売される。このほか、会期中は峰不二子のクレーンゲーム用フィギュアが先行登場するほか、テレビ新シリーズのキービジュアルをジグレー版画で表現した、原作者モンキー・パンチのサイン入り作品なども展示。また、声優陣による館内放送や、同店メンズ館正面玄関ではルパン三世の愛車であるフィアットも展示される。
2016年01月25日昨年10月より放送開始となった「ルパン三世」新TVシリーズのサントラ第2弾『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~MORE ITALIANO』が2016年3月23日に発売されることが決定した。価格は3,500円(税別)。大野雄二氏が新TVシリーズのために書き下ろした約250曲もの楽曲から、昨年発売された『ルパン三世 PART IV オリジナル・サウンドトラック~ITALIANO』には収録されていない「ルパン三世のテーマ」のFUNKY & WILDバージョンやおなじみのサブタイトル、さらにはアイキャッチ数種など、選りすぐりの49曲を2枚組に収録。前作と同じくBlu-spec CD2にて高音質でアニメの世界観を楽しめる内容となっており、ハイレゾでも同日配信開始となる。さらこちらの商品は、大野雄二氏率いる「Yuji Ohno & Lupintic Five」結成10周年記念キャンペーン対象商品で、同日発売となるYuji Ohno & Lupintic Five with Fujikochan’sのライブDVD・Blu-ray『ルパン三世コンサート~LUPIN! LUPIN!! LUPIN!!! 2015~』と同じく、最後のキャンペーン対象商品となる。原作:モンキー・パンチ (C)TMS
2016年01月20日2015年、30年ぶりにTVシリーズが復活し話題を集めるアニメ「ルパン三世」。イタリアを舞台にお馴染みの仲間たちと大活躍する“新ルパン”の最新作「ルパン三世イタリアン・ゲーム」が、本日8日(金)、2016年最初の「金曜ロードSHOW!」にて放送。本作のBlu-ray&DVDリリースが早くも3月23日(水)に決定した。舞台は、イタリア。名家の令嬢にして大財閥の若き会長、さらにスーパーモデルなどとしても活躍するお騒がせセレブのレベッカ・ロッセリーニが誘拐されることから物語は始まる。ルパンは、何の因果か銭形と一緒に、暴走列車に監禁されたレベッカを救いだすために大暴れ!だがその裏には謎の人物“仮面伯爵”が暗躍しており、レベッカ誘拐事件の前に、「カリオストロ伯爵の遺産」をどちらが先に手に入れるか勝負しようという挑戦状をルパンに出していた。孤高のガンマン・次元大介、居合抜きの達人・石川五ェ門、男心を惑わす小悪魔・峰不二子、そしてルパン最大のライバルであるICPOの敏腕捜査官・銭形警部といったおなじみのメンバーに、イギリス秘密情報部MI-6 ニクスや、イタリア警察のセルジオ、レベッカを追うパパラッチ・サロや、カリオストロ伯爵の子孫ガスパーレ、さらに、ルパンと電撃結婚をしたお騒がせセレブのレベッカが加わり、信頼と裏切りが錯綜するスリリングな展開が待ち受ける――。青のジャケットでイタリア・サンマリノの街を駆けまわる姿が印象的な“新ルパン”。今回のターゲットは、18世紀にヨーロッパを席巻した“天才詐欺師”カリオストロ伯爵の遺産。ルパンと銭形がタッグを組んで挑む「車VS列車」のチェイスシーンをはじめ、手に汗握るアクションシーン満載!さらに、ルパンのハートを射止めるイタリアのセレブ女子たち、映画『007』でおなじみのイギリス秘密情報部・MI6の殺し屋など、多彩なキャラクターが繰り広げる物語はファン必見だ。2016年の「金曜ロードSHOW!」の幕開けを賑やかに彩る「ルパン三世」の魅力をギュッと凝縮した超一級のエンターテインメント作品を、ぜひ自宅でも堪能して。曜ロードSHOW!「ルパン三世イタリアン・ゲーム」は2016年1月8日(金)21時~日本テレビ系にて放送。「ルパン三世イタリアン・ゲーム」Blu-ray&DVは3月23日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年01月08日インペリアル・エンタープライズは、30年ぶりにTVシリーズが復活した国民的作品『ルパン三世』の新シリーズ公開を記念して、作品の世界観を凝縮したデザインの腕時計<ルパン三世限定版オフィシャルクロノグラフ>を、"プレミアムな価値を持つ限定版コレクターズアイテム"をコンセプトにしたブランド「PREMICO(プレミコ)」より、世界限定3,000点にて発売する。「ルパン三世限定版オフィシャルクロノグラフ」は、ライフルの照準をイメージしたスタイリッシュな外観に、高性能なクロノグラフ機構を搭載。ルパンの青ジャケットになぞらえたブルーのグラデーションを基調に、次々と銃弾が乱れ飛び、フロントガラスには弾痕、中央では"拳銃のストップウォッチ秒針"が時を刻むなど、文字盤を舞台にスリリングな銃撃シーンが表現されている。3時の位置には、きらめくお宝のダイヤモンドをセット。バンドは銀色のメタルバンドかブラックの革バンドの2種が用意されており、裏蓋に刻まれた峰不二子もコレクター魂をかきたてる。3,000点限りの特別限定モデルで、価格は44,800円(税別/発送料別+消費税)。そのほか詳細は特設サイトにて。(C)モンキーパンチ/TMS・NTV
2015年12月17日青いジャケットに身を包んだルパンが、30年ぶりに新TVシリーズに復活したことでも話題の「ルパン三世」。この新シリーズの流れをくんだ新作TVスペシャル「ルパン三世イタリアン・ゲーム」が、新春1月8日(金)放送の金曜ロードSHOW!に登場。原作者のモンキー・パンチ氏も「ルパン三世は、イタリアが似合う」と期待のコメントを寄せていることが分かった。1971年に緑色のジャケットを着用し初めてアニメ化された「ルパン三世」。1977年には赤いジャケットとなり、再度シリーズ化されて長年にわたって活躍。抜群の頭脳、飄々としたスタイルは相変わらず、狙った獲物は逃がさない天下無敵の大泥棒が、アニメ化44年目を機に“青いジャケット”に身を包み、リスタートを切ったのが今回のTVシリーズ。ルパンを知り尽くしたベテランと、新たな息吹を吹き込む気鋭の若手クリエイターたちの手で磨き上げられた、かつてのシリーズをほうふつとさせる、“王道”“ど真ん中”のルパンが、2年ぶりのTVスペシャルでも登場する。舞台は、イタリア。名家の令嬢にして大財閥の若き会長レベッカ・ロッセリーニが誘拐されることから、物語は始まる。ルパンはレベッカを誘拐犯から“盗み出す”ために大暴れ!だが、その裏にはとんでもない目的が…!?また、謎の人物“仮面伯爵”から届くルパン三世への挑戦状。その内容は“あるお宝”をどちらが先に手に入れるか勝負しようというもの。“あるお宝”とは、かの有名な“カリオストロ伯爵の遺産”!そのお宝を巡って様々な人間の思惑が交錯する。仮面伯爵とは一体誰なのか?張り巡らされた仮面伯爵の罠にルパンは打ち勝つことができるのか!?最も危険な「イタリアン・ゲーム」がいま、幕を開ける…。もちろん、孤高のガンマン・次元大介、居合抜きの達人・石川五ェ門、謎のセクシー美女・峰不二子、そしてルパン最大のライバルであるICPO の敏腕捜査官・銭形警部と、おなじみのキャラクターたちも大活躍。そんないつものメンバーに、不二子のライバルとなる(?)自由奔放なセレブ娘レベッカ・ロッセリーニがもう一人のヒロインとして加わり、さらに、今回はイギリス諜報部・MI6もルパンに目をつけるという。ますますダイナミックに展開しそうな新たなTVスペシャルも見逃せそうにない。<原作者モンキー・パンチ氏コメント>ルパン三世は、イタリアが似合う。「今度のルパン三世の舞台はイタリア」と聞いたとき、当然諸手をあげて賛成しました。かつてアメリカの西部劇をイタリア風に味付けした新感覚の“マカロニ”ウエスタンが一世風靡したが、ルパン三世に取り組む才能あるクリエーター陣が創作する“マカロニ”ルパン三世は、それ以上のとんでもない仰天を引っさげて登場してほしい。そんなルパン三世を原作者というより、一ファンとなって大いに期待し、楽しみたい。<番組プロデューサー稲毛弘之コメント>2017年に生誕50年を迎える「ルパン三世」は、「金曜ロードSHOW!」で最も長く放送してきている番組を代表するコンテンツです。最近は「峰不二子という女」や「ルパン三世VS名探偵コナン」といったスピンオフ作品によって、「ルパン」の再放送を見て育った世代とは違う、新たなファンの方々にも楽しんでいただいております。今年30年ぶりにテレビシリーズも始まり、リスタートしたいまこそ、スピンオフでない王道の「ルパン三世」を金曜ロードSHOW!で放送したいという思いがありました。今回、テレビシリーズの再放送をワクワクして見ていた自分のあの頃の気持ちを、現代の「ルパン」に融合して、今後の新たなスタンダードとなる「ルパン三世」を作ることを目指しました。それがこの度約2年ぶりの新作テレビスペシャル「ルパン三世」です。オールドファンもルパン初体験の方々にも楽しんでいただける「ルパン三世 イタリアン・ゲーム」、皆様でお楽しみください。金曜ロードSHOW!「ルパン三世イタリアン・ゲーム」は2016年1月8日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月13日11月20日に初日を迎える『ルパン三世』とリアル脱出ゲームがコラボした「サンマリノ城からの脱出 -マリー・アントワネットの首飾りを盗め-」の詳細が14日、公式サイトで明らかになった。今回のリアル脱出ゲームでは、新TVシリーズ『ルパン三世』の舞台となるサンマリノをタイトルに冠し、作中さながらの脱出劇を体験。参加者は、サンマリノ城のどこかに眠る「マリー・アントワネットの首飾り」を手に入れるために、ルパン三世とともに城に忍び込んだという設定で、首飾りに行き着くためには、城内にある三つの「鍵の塔」に隠された暗号を解く必要がある。さらに、銭形警部の仕掛けた罠も発動し、残された時間はわずか1時間。参加者はチームで協力し、制限時間内でさまざまなトラップを乗り越えて脱出することを求められる。見事脱出に成功すると、参加者にはプレゼントが贈られるという。「サンマリノ城からの脱出 -マリー・アントワネットの首飾りを盗め-」は、11月20日の東京公演を皮切りに、名古屋・大阪・札幌・福岡など全国28都市で順次開催される。10月からは、30年ぶりとなるTVシリーズが日本テレビ系(毎週木曜25時29分~25時59分)でスタートした『ルパン三世』。総監督に『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏が担当。シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が務めている。(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV
2015年10月14日『ルパン三世』とリアル脱出ゲームがコラボした「サンマリノ城からの脱出 -マリー・アントワネットの首飾りを盗め-」が、11月20日の東京公演を皮切りに、28都市を巡る全国ツアーを行うことが発表された。10月からは、30年ぶりとなるTVシリーズが日本テレビ系(毎週木曜25時29分~25時59分)でスタートした『ルパン三世』。今回のリアル脱出ゲームでは、新シリーズの舞台となるサンマリノをタイトルに冠し、参加者は作中さながらの脱出劇を体験することができるという。詳細に関しては、特設サイトで10月14日より公演情報が更新される予定。ルパンが、"脱出"という言葉を体現したかのようなキャラクターであるだけに、イベントがどのような内容で展開されるのか注目が集まる。『ルパン三世』新TVシリーズは、総監督に『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏が担当。シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が務める。(C)モンキー・パンチ/TMS・NTV
2015年10月08日●今度のルパンたちは世界を飛び回らない!?30年ぶりとなる『ルパン三世』TVシリーズ(日本テレビ系 毎週木曜25時29分~25時59分)が10月1日からスタートし、大きな反響を呼んでいる。1日に放送となった第1話は、以前から話題となっていた新キャラクター・レベッカとルパンの結婚式という波乱を予感させる幕開けで始まった。物語の結末はアニメを見ての通りだが、MI6の捜査官・ニクスとともに、彼女が今後どうストーリーに絡んでいくのか気になるところ。往年の『ルパン』を彷彿とさせるアクションはもちろん、オープニング映像では、先のインタビューで浄園祐プロデューサーが明かしていたセル画によるアナログな絵とデジタルを対比させるようなシーンも登場し、30年ぶりのTVシリーズに対するスタッフの意気込みを大いに感じさせた。総監督として本作の制作を指揮している友永和秀氏は、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)のカーチェイスシーンなどを手がけた人物。本稿では友永氏にインタビューを行い、作品のアクションや映像に込められた秘密、そして30年ぶりのTVシリーズとして、視聴者を楽しませるために用意された仕掛けの数々を明かしてもらった。――今回、30年ぶりとなるTVシリーズ『ルパン』のジャケットの色は青。これには何か理由があるのですか?前提として、かっこよさを追求した結果というところがあるのですが、舞台となるイタリアでアンケートを採ったところ、ブルーが人気だったことも理由です。ほかの色もそれに合わせて調整して、背景などもイタリアのブルーを生かした色彩にしました。明るい日差しの国なので、コントラストも強めになっています。物語の舞台としては、旧作のようにルパンたちが世界中を旅するというのはやめました。今は、気軽にどこへでも旅行することができる世の中ですからね。それよりも、イタリアならイタリアで舞台を限定して、そこで濃密な画面を作り、場面設定していったほうが説得力を出せるのではないかと判断しました。事件にしても、なぜそこでそんなことが起こったのかという"必然性"を描くことができますからね。――第一話から登場したレベッカ、そしてニクスと新キャラクターの活躍も気になります。どちらも、ルパンたちといい対比ができる位置づけのキャラクターとして登場させています。ルパンは自由で、計算通りにいかないキャラですが、逆にニクスは緻密に計算するクールな性格。人情味がある銭形とも対照的です。レベッカはくだけたギャルで、不二子が大人の女性なのに対して、おもしろい対比になっています。女性2人のファッションについては、特に若手にアイデアを出してもらいました。――提案されたもので、びっくりしたアイデアはありましたか?服装に関してはあまり何も言わず、全体のバランスと動かしやすいかどうかで判断していました。あまり複雑なものだと後で大変なことになっちゃいますからね。不二子もレベッカも毎回同じ服装は使わないようにしていたので、先にシナリオを読んでイメージを挙げてもらって、コスチュームを用意していました。中でも、いろいろなアイテムがあるのには苦戦しましたね。僕は、スマホは使わずガラケーしか持っていないんですよ(笑)。そこはまったくわからなかったので、デザインはお任せしました。――今回、友永さんが中心となって制作される『ルパン』ですが、友永さんと『ルパン』との最初の出会いについて教えてください。僕が最初の『ルパン』を見た時代、アニメはまだまだ子ども向けのものでした。そういう意味で、『ルパン』はハードボイルドで女性も色っぽいし、アイテムも非常にマニアックで、ストーリーもそれまでのものと一線を画すような"大人向け"の作品だったこともあり、初めて見てびっくりしたのを覚えています。でも今回は特に"大人向け"と意識はせず、『ルパン』のテイストを踏襲しながら、新しい味付けをして作り上げていきました。画面作りでも3Dを取り入れています。ただ、今のアニメはデジタルで、線が均一なものばっかりだから、絵のテイストでは昔のセルの感じのものを入れる試みも行っています。――今回の新TVシリーズの制作にあたり、参考にされたシリーズはあるのですか?僕がインパクトを受けたのはTV第1シリーズです。『ルパン』はなんといっても振り幅が広いんですよ。シリアスな部分があるかと思えば、ズッコケたり、ミスやったり、ドタバタ慌てたり。作戦に失敗すると非常に情けないポーズでウイスキーを飲んでいたりとかね。そういうたくさんのものが一人のルパンという人格の中に入っていて、そのシーンごとに違ったポーズや表情を見せるのが魅力なのだと思います。●それは、『ルパン』の"命"ですから――それだけ懐の深いキャラクターってなかなかいないですね。『ルパン三世』のTV第1シリーズ(1971年~1972年)は、前後二つに分かれてましたよね。おおすみ(正秋)さんの時期と、途中から高畑(勲)さんと宮崎(駿)さんが入ってきた時期と。この2人が入ったことで方針が変わって、作風がマンガっぽくなったんです。でも僕は、おおすみさんの『ルパン』も、高畑さんや宮崎さんが入った後のものとあまり違うとは思わないんですよ。それも『ルパン』だなと納得できるというか。『ルパン』というのは、それだけの深さを持つキャラクターなのではないでしょうか。だから、TV第2シリーズ(1977年~1980年)に参加が決まって、「あの『ルパン』をやれるぞ」と喜んでいたのですが、このルパンはあっけらかんとしていて、「第1シリーズとはちょっと違うテイストだな」と思ったりしたこともありました。今回のルパンはどちらかというとTV第1シリーズに近く、あまりバカバカしいことは控えて、もうちょっとシリアスな部分があってもいいかなと思っています。ストーリーにもシリーズを通した裏設定もあるので、その設定に触れるところはかなりシリアスになっています。裏設定についてはまだあまり話せないんですけどね(笑)。――今回のTVシリーズを作る上で、"軸"にしたのは『ルパン』のどのような部分でしょうか?「5人のキャラクターの違い」ですね。これは脚本の打ち合わせをして、だんだんそうだなと思ったところです。ルパンは、いつも女の子を追いかけて自由に生きています。次元はルパンの相棒としてある程度一緒にいて、女の子にはちょっと奥手だけど、銃の腕前は一流。五ェ門はストイックに生きていて、いつもくっついているってわけではなく場合によってはルパンと対決することもある。不二子は、本当はルパンのことが好きなのかもしれないけれども、今のところそんなことはおくびにも出さず、自分の利害がある時だけパッと寄ってきたり、また裏切ったりする。それぞれがいつもくっついているというわけではなく、何か起こると必要に応じて集まるという関係性、それぞれの性格や立場の違いが物語に深みを与えて、バックストーリーも感じさせてくれるのではないかと思っています。そのために、TV第2シリーズのように5人いつも一緒というのは避けていますね。加えて、今回はストーリーもバラエティーに富んでいます。シリーズの中でのテーマはあるものの、それぞれのストーリーは5人ほどのライターさんが持ち回りで担当し、各自の個性に沿ったエピソードを作っています。中には、ちょっと不思議なストーリーもあったり、それから泣かせるようなものもあったり。それからハチャメチャでアクションだけの回もあったり、サスペンスもあったりと多様です。それに、短い時間の中にも伏線を張って展開させるなど工夫も凝らしていますし、セリフもなかなか粋な言い回しが多いんですよ。あまり説明しないような、「ここはこういうことになっているんだろうな」と想像させるものなど、非常によくできている。含みがあるセリフだと、絵を作る側もその時の表情が、キャラクターの感情に対して適切なのかをその都度確認しながら作業していきました。――作品を拝見して、屋根を駆けまわって落ちそうになったりと、『ルパン』ならではのアクションシーンがちりばめられていることに感動しました。それは、『ルパン』の"命"ですから。ルパンたちは、高低差があるところで現実には考えられないようなアクションをやったりします。でも、その動きには破綻がなく、理屈にのっとって動かすように気を付けています。アニメーションですから、誇張になるところも登場しますが、物やキャラクターが動く時の"重量感"はできるだけ表現したいなと思っています。それができていないと、上から操られているみたいにウソっぽくなりますからね。具体的には、飛び上がる時はぐっと沈んで、飛び上がると上で止まる動きなどですね。「慣性の法則」も、アクションをやる上では押さえていないとウソになっちゃいます。とはいっても、時々は重力を無視したりはしちゃいますけど(笑)。崖から落ちた途中でバタバタしたりとか、ルパンがよくやりますよね。――友永総監督は、そういったアクションのパイオニアだと思うのですが、参考にされてきたものはあるのでしょうか?昔の映画はたくさん見ましたね。アメリカのマンガの『トムとジェリー』も好きなので、ひょっとしたら動かし方でも影響を受けているのかもしれません。あの破壊的な動きとか、オーバーな動きとかね。走り回って止まる時に、「キュキュキューッ!」とブレーキをかけたりするのが、マンガっぽいけど現実味を感じさせるんですよ。そういうところは『ルパン』にも取り入れているんじゃないかな。『ルパン』のアクションでは、車も大事な要素の一つです。『ルパン三世 カリオストロの城』以降、ルパンはフィアットに乗っていますが、あれはその時のルパンの心情を反映する車なんです。場合によっては「チョロQ」のように動いたりするでしょう? 少しマンガっぽいですが、あれは慌てているルパンの気持ちそのものなんです。ただ、それでもサスペンションをリアルに描いたり、タイヤの動きを逆にすることで、動きに存在感と本物っぽさを加えています。今回は車も3Dを使っているのですが、フィアットは手書きです。逆にパトカーとか最新鋭の車は3Dで無機質さを出して、そのコントラストを出せればと思っていますね。■プロフィール友永和秀(ともなが かずひで)1952年4月28日生まれ、福岡県出身。アニメーター。OH!プロダクションを経て、1980年にテレコム・アニメーションフィルム入社。 TVアニメ『宇宙戦艦ヤマト』の七色星団の決戦シーン、『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)のカーチェイスのシーン、『銀河鉄道999』(1979年)のクライマックスシーンを描き、高い評価を受ける。『ルパン三世』ではTV第2シリーズで原画を担当した。
2015年10月02日30年ぶりに日本テレビ・読売テレビにて放送が決定した新TVシリーズ「ルパン三世」。“レベッカ”の新キャラクターが発表され、さらに注目を集める本作だが、また新たに本作の鍵を握る新キャラクター“ニクス”の情報が解禁となった。「ルパン三世」の新・本命シリーズともいえる本作。イタリアとサンマリノを舞台に数々のターゲットを狙うルパンの計画をともに遂行するのは、相棒にして無敵のガンマン・次元大介、居合抜きの達人・石川五右ェ門。それに正体不明の美女・峰不二子。一方彼らを追うのはルパン逮捕に執念を燃やすICPOの敏腕捜査官・銭形警部。このおなじみの面々に加えて本作より新登場する、自由奔放なセレブ娘“レベッカ・ロッセリーニ”がもう一人のヒロインとしてシリーズに大きく関わっていく。そしてイギリス諜報部MI6もルパンの動きを探ることになる。モンキー・パンチによる原作マンガ「ルパン三世」が初めてアニメ化されたのは1971年、緑色のジャケットを着たルパンが活躍する全23話のTVシリーズで放送された。1977年より再度TVシリーズ化。赤いジャケットのルパンは約3年計155話にわたり活躍する。その間劇場映画も公開が始まり、その後現在に至るまでTVシリーズ、劇場映画、TVスペシャル、OVAなど様々な形態で新作が制作されてきた。アニメ化44年目の今回、新たなルパン三世は、青いジャケットに身を包みイタリアとサンマリノを駆け巡る。今回発表されたもう一人の新キャラクター“ニクス”は英国秘密情報部「MI6」の凄腕スパイ。諜報活動に必要なあらゆる技能を習得し、任務における殺しのライセンスを持つ。全ての事象を数学的に分析し、常に冷静沈着な完璧主義者だ。だが実はMI6上層部も手に負えないほどの“知られざる爆弾”を抱えている。今シリーズでは銭形だけでなく、ニクスもルパンたちを幾度となく追い詰める。気になるニクスの声優には、映画『テッド』シリーズでマーク・フォルバーグ演じるジョン役や、ゲーム「龍が如く」シリーズの柏木修役など、吹き替えやア二メ、ゲームなど数々の作品の声を担当している咲野俊介。2002年の「ルパン三世EPISODE:0ファーストコンタクト」や「ルパン三世セブンデイズ・ラプソディ」にも出演しており、“ジェイド”“ファイヤー”に次ぎ今回3人目となる“ニクス”を務める。ニクスについて本シリーズプロデューサーの浄園祐は「新シリーズでは、、新キャラクターのレベッカ同様、MI6に属する敏腕エージェント“ニクス”がルパンファミリーに深く関わってきます。不二子に対してのレベッカ、銭形に対してのニクスを入れたことで、ドラマに大きな起伏が生まれました」と新キャラクターについてコメント。また、「咲野さんは、凄みの中にもソフトで、紳士的な余韻の残る所がとても好きで、敏腕エージェントでありながら英国紳士であるニクスを演じるのにぴったりの役者さんだと思いオファーしました」と起用理由を語っている。本作の声優陣には、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志をはじめ、石川五右ェ門役の浪川大輔や峰不二子役の沢城みゆき、銭形警部役の山寺宏一らお馴染みの実力派俳優たちが続投。またもう一人の新キャラクターレベッカ役の藤井ゆきよ、2人の新キャラクターとの掛け合いにさらに注目を集めそうだ。新シリーズ「ルパン三世」は日本テレビ、読売テレビほかにて10月1日より放送開始(全24話予定)。(cinemacafe.net)
2015年09月08日30年ぶりのTVシリーズとなる『ルパン三世』(10月1日より日本テレビ系 毎週木曜25時29分~25時59分)に登場する新キャラクターが発表された。新キャラの名前はニクス。英国秘密情報部「MI6」に所属し、諜報活動に必要なあらゆる技能を習得した、任務における殺しのライセンスを持つすご腕スパイとして描かれているという。熱血漢の銭形警部とは対照的に、全ての事象を数学的に分析する、常に冷静沈着な完璧主義者。しかし実はMI6上層部も手に負えないほどの「知られざる爆弾」を抱えている。声優は、映画『テッド』シリーズのジョン役や『攻殻機動隊 新劇場版』(2015年)のイシカワ役で知られる咲野俊介が務める。浄園祐プロデューサーは「新TVシリーズ(全24話)では、新キャラクターのレベッカ同様、MI6に属する敏腕エージェント・二クスがルパンファミリーに深く関わってきます」と語り、彼が本作において重要な役どころになるという。そして、「不二子に対してのレベッカ、銭形に対してのニクスを入れたことで、ドラマに大きな起伏が生まれました」と、新キャラクターの登場によってダイナミックに展開するストーリーを予感させるコメントも。また、声優の咲野についても「すごみの中にもソフトで、紳士的な余韻の残る所がとても好きで、敏腕エージェントでありながら英国紳士であるニクスを演じるのにぴったりの役者さんだと思いオファーしました」と起用理由を語っている。1985年『ルパン三世 PART III』終了以来30年ぶりとなる本作は、TVシリーズのPart4にあたる。総監督に『ルパン三世』シリーズ(劇場版『ルパンVS複製人間』原画、劇場版『カリオストロの城』原画、カーチェイス全般)など、アニメーター・作画監督として数々の作品に参加した友永和秀氏を迎え、監督は『もやしもん』の矢野雄一郎氏が担当。シリーズ構成は『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』や『TIGER&BUNNY』の高橋悠也氏が務める。声優キャストには、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志、石川五ェ門役の浪川大輔、峰不二子役の沢城みゆき、銭形警部役の山寺宏一と、おなじみのルパンファミリーに加え、新キャラクターのレベッカ役を声優の藤井ゆきよが演じる。原作:モンキー・パンチ(C)TMS
2015年09月08日講談社は、9月8日発売の『ルパン三世DVDコレクションVOL.17』(1,520円/税別)から3号連続で、新TVシリーズ『ルパン三世』放送開始記念企画を掲載する。2015年1月27日に創刊された『ルパン三世DVDコレクション』は、1970~80年代に放送された『ルパン三世』1stシリーズ全23話、2ndシリーズ全155話を収録したDVDと、作品のトリビアネタを満載したマガジンで構成された隔週火曜日発行・全40巻のシリーズ。第17号では、2ndシリーズの第41話~44話が収録されている。今号ではさらに、30年ぶりの新TVシリーズ『ルパン三世』(10月1日より日本テレビ系 毎週木曜25時29分~25時59分)の放送を記念し、巻頭企画として「初公開の設定画でチェック メインキャラ大紹介」や「ヴィジュアル独占公開 ここまでわかった! 新・敵キャラ大公開」を掲載。また、独占企画として、新TVシリーズのキービジュアルをピンナップ化した付録(写真)も付属する。このスペシャルピンナップは、9月19日発売の18号、10月6日発売の19号でも継続して実施される。なお、同誌では今後も新TVシリーズをはじめ、1st&2ndシリーズ放送当時に発表された記事を復刻するほか、マンガ連載時のトビラ集といった貴重な『ルパン三世』情報を特集していくという。原作:モンキー・パンチ(C)TMSモンキー・パンチ(C)TMS
2015年09月07日