エフアンドエム 中小企業総合研究所は10日、エフアンドエムクラブ会員企業に対して実施した2015年の年末賞与支給予定に関する実態調査の結果を発表した。それによると、年末賞与を支給する中小企業の割合は81.4%となり、前年を2.8ポイント上回った。○業種別、「製造業」が32万5,120円でトップパートタイマー等に賞与・寸志を支払う予定が「ある」企業は28%と、正社員の賞与支給予定企業の3分の1にとどまった。反対に「なし」とした企業は57%だった。正社員の年末賞与平均支給額を調べたところ、前年は20万円以下の企業割合(22%)が最も多かったが、2015年は30万円以下が24%で最多となった。平均支給額は28万7,337円と前年(26万9,459円)より1万7,878円増加したものの、中央値は前年と同額の25万円となった。業種別にみると、製造業が32万5,120円でトップ、次いで卸売業が31万3,000円、建設業が30万1,612円と続き、これら3業種で30万円を上回った。このうち卸売業は前年比1万6,268円増と大幅アップとなった。地域別では、近畿地方が前年比2万7,586円増の31万6,651円で最高額。一方、首都圏は同1万2,330円減の31万5,416円とやや減少した。調査期間は2015年10月1日~11月13日、有効回答は1,319社。
2015年12月10日●社員の給料を下げることができない年間30日の有給休暇をとるペルー。労働法が手厚すぎて正社員を増やすことが難しいと言われているが、解雇についてももちろん労働者に手厚い状況が用意されている。○給料は下がらず、70歳までクビにならない!?意外に思われるかもしれないが、ペルーの企業は終身雇用が基本だ。試用期間は3か月。この期間の解雇は自由で、問題がなければ4か月目から本採用となる。懲戒解雇や自主退職がない限り、法定定年の70歳まで働き続けることができる。企業が安定成長を続けているならともかく、企業側にとって相当な負担であることは否めない。加えて、ペルーでは社員の給料を下げることができない。賞与は本人の能力に関わらず年間2か月分の支給が義務付けられているし、有給休暇も確実に消化させる必要がある。また、20人以上の社員を抱える企業では、決算毎に税引前利益を従業員に配分する義務もある。配分率は業種ごとに決められており、製造業や漁業、電気通信業は10%、鉱業、商業、飲食業は8%、その他の業種は5%。「年収と同じくらいの配当金をもらったことがある」という人もいるから、羨ましさを通り越して開いた口がふさがらない。もちろん、企業ごとに定年を設定することもできる。しかしその場合、解雇は会社都合扱いとなり、企業は勤続1年につき給与1.5カ月分、最大で12カ月分の解雇手当を退職金とは別に支払わなければならない。定年を法定より早くし、社員の平均年齢を若く保つことで社内の活力を高めている企業もあるが、この場合定年を迎えた社員全員が解雇手当の支給対象となってしまう。その分人件費が利益を圧迫するため、利益率の低い企業では対応が難しい。●会社にコカインでもクビにならない○魔法の言葉「不当解雇!」日本では残念ながらお馴染みとなってしまったリストラも、ペルーではそれほど簡単ではない。会社側に「業績が思わしくないので」と退職を勧められても、その申し出を受け入れるかどうかの判断は労働者の手に委ねられているのだ。会社から解雇を告げられた社員には、「1. 解雇手当を受け取って辞める」「2. 不当解雇として労働雇用促進省に訴える」のどちらかを選ぶ権利がある。ただし、2を選択すればほとんどの場合労働者側が勝訴すると言われているため、事実上解雇は不可能と嘆く人事担当者は多い。もちろん、労働者側が1を選択すれば解雇は可能となるが、会社都合のため前述の解雇手当を支払う必要が生じる。「経営が厳しいから解雇手当はなし」などという会社側のエゴは許されず、不当解雇として訴えられ、賠償額を上乗せするハメになる。懲戒解雇はどうだろう。オフィスのトイレに私物を忘れた顧客がいて、すぐ探しに戻ったが忘れ物が無くなっていたという例。防犯カメラには、顧客が去った後トイレに入った社員Bがはっきりと映っており、顧客が戻るまでの間はB以外に誰も出入りしていなかった。それでもBは犯行を否定。このケースでは、現行犯ではないため、もしくは状況証拠しかなく犯人と断定できないために、懲戒解雇はできない。社員Cのコカイン所持が発覚した。しかし、ペルーでは成人であればコカインやマリファナの個人使用目的による所持が合法とされ、1度や2度では解雇することができない。「もちろん何度注意しても会社に持ってくるような常習犯は、さすがに懲戒解雇できますよ。正気を失って周囲に危害を加えたり、機密情報を外部に流してしまう可能性もありますからね」今回取材に応じてくれた現地企業の人事担当者は、ため息交じりにこう答えた。○転職は当たり前、流動的な労働市場一方、ペルーでも正社員を有期契約で採用することはできる。有期契約が適用可能な職種は限定されているが、試用期間は終身雇用の場合と同じく3か月で、1年契約のケースが多い。しかし、有期契約を毎年更新していくと、勤続6年目以降は自動的に生涯雇用に移行する。これを防ぐため、5年目までに雇用契約を打ち切る企業は少なくない。また、契約期間満了以前に解雇した場合、企業は残りの期間の給与を補償しなければならない。こうしてみると、有期契約社員は終身雇用の社員より損だと思うかもしれない。しかし、たとえ有期契約でも有給や病欠を始め、ほとんどの待遇は終身雇用と変わらない。労働者にとって転職に対するマイナスイメージはなく、好条件やスキルアップの機会があれば誰もがすぐに転職を考える。ペルーの労働市場は日本より遥かに流動的で、転職の数を見て人柄を疑われることはないのだ。労働者寄りといっても、ペルーの労働法だけが突出している訳ではない。フランスやスペインでも有給休暇は30日ある。とはいえ、懲戒解雇はさておき、労働者が不当解雇の声を上げればほぼ勝訴する現状では、厚遇の謗りを免れないだろう。現行法は投資や雇用促進を妨げるとして、外資系企業を中心にさまざまな意見や改善要請が出されているものの、今後も労働者の権利を守るという労働雇用促進省の姿勢は変わっていない。2015年4月、社員10人以上の企業における正社員増加率は、前年同月比でわずか1.1%だった。ペルーの正社員数はこれからもなかなか増えそうにない。
2015年12月07日シンクロ・フードは25日、同社が運営する飲食店の出店開業・運営支援サイト「飲食店.COM」において、同サイトの会員である飲食店経営者・運営者に対して実施した、自店舗で働く従業員の勤続年数や定着率の向上に関する意識調査の結果を発表した。同調査によると、アルバイト・パートの平均的な勤続期間について質問したところ、「1年」という回答が最も多く42.0%。次に多かったのが「2年」で29.0%となっており、「勤続年数1~2年が70%以上のボリュームゾーンとなっていることがわかる」(シンクロ・フード)。一方で6カ月以内という回答も合計で10%程度あり、「一部の店舗ではアルバイトが定着せずに入れ替わりが激しいという状況が読み取れそう」(同社)。次に、正社員の平均的な勤続期間について質問したところ、最も多かったのが「5年以上」という回答で32.8%。離職率が高いと言われている飲食業界の中では、正社員の勤続年数については決して低くはない結果にも見えるが、一方で「3年」以下の割合を合計すると60%近くにものぼり、「正社員の過半数が3年以内に退職するという状況は決して安定しているとは言いにくい」(シンクロ・フード)。同社では、「飲食業界において従業員に長く働いてもらうためには、企業努力が重要となってくる」としている。さらに、従業員に勤続してもらうために実施していることを質問したところ、最も多かったのが「適切な昇給・ボーナス」で43.8%の店舗が実施。また、「適切な昇進・キャリアアップ」も37%と高い割合で実施されており、適切な評価とそれに見合った待遇を与えることが、従業員の定着率を上げるのに最も重要なことのひとつと考えられている。「休日数の確保」も39.7%となっており、「長時間勤務も多い飲食業界ということもあり、労働環境の整備が従業員の定着に繋がると考えている店舗が多いようだ」(同社)としている。
2015年11月25日厚生労働省は4日、「就業形態の多様化に関する総合実態調査」の結果を発表した。対象は、5名以上の常用労働者を雇用する約1万7,000カ所の事業所と約5万3,000名の労働者。調査時期は平成26年10月1日。○正社員以外の労働者の活用理由、「賃金の節約のため」がトップに正社員以外の労働者がいる事業所に対し、「正社員以外の労働者を活用する理由」を聞いたところ、1位は「賃金の節約のため」(38.6%)だった。2位は「1日、週の中の仕事の繁閑に対応するため」(32.9%)、3位は「即戦力・能力のある人材を確保するため」(30.7%)と続いた。民営事業所では、「賃金の節約のため」(38.8%)が最多となった。次いで、「1日、週の中の仕事の繁閑に対応するため」(33.4%)、「正社員を確保できないため」(31.1%)と続いた。前回調査と比較すると、「賃金節約のため」が5.0pt、「1日、週の中の仕事の繁閑に対応するため」0.5ptが減少したのに対し、「即戦力・能力のある人材を確保するため」が6.7pt増加した。正社員以外の労働者(出向社員を除く)に対して、現在の就業形態を選んだ理由を聞くと、「自分の都合のよい時間に働けるから」が1位だった。次いで、「家計の補助、学費等を得たいから」(30.6%)、「家庭の事情(家事・育児・介護等)と両立しやすいから」(25.4%)という結果となった。
2015年11月09日日本労働組合総連合会は26日、就労観に関する意識調査の結果を発表した。対象は、正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイトなどの形態で働く20~40代の男女600名。○20代の41.8%、「仕事に真面目に取り組めている」20代の回答者に、「仕事に真面目取り組めているか」の意識を聞くと、41.8%で「真面目に取り組めている」が1位となった。次いで、2位は「やや真面目に取り組めている」(39.1%)、3位は「あまり真面目に取り組めていない」(12.9%)という結果となった。「真面目に取り組めている」「やや真面目に取り組めている」と答えた人に「不安・不満があるか」を聞いたところ、85.7%が「不安・不満がある」と回答した。20代に対して、「仕事をするうえでの不安」を聞くと、1位は「きちんと職務を全うできるのか」「職場での人間関係が悪くならないか」(ともに29.8%)だった。次いで3位は「仕事とプライベートが両立できるのか」(24.4%)となった。20代に「仕事をするうえで抱えてしまう不満」を聞いたところ、「給与や福利厚生がよくない」(33.8%)が1位だった。以降、2位「休日や残業時間などの待遇がよくない」(23.1%)、3位「会社の将来性、安定性がない」(19.1%)と続いた。「仕事で実現したいこと」を質問した。「社会を良くすることに貢献する」の項目では20代が23.6%で最多となり、30代・40代を上回った。「会社の成長・発展に貢献する」の項目に関しては、年代が上がるにつれて割合が多くなり、最多は19.6%で40代だった。
2015年10月28日マイナビは10月8日、同社が運営する総合転職情報サイト「マイナビ転職」においてIT技術職の正社員および契約社員を対象に実施した「ITエンジニアの転職意識調査」の結果を発表した。同調査は、転職意向があり、IT技術職(エンジニア・プログラマーなど)に従事している全国の25歳・30歳・35歳の正社員および契約社員500人(25歳:100人、30歳:200人、35歳:200人1)を対象として、2015年8月20日~24日にインターネット調査によって行われたもの。対象者に「現在、仕事上で抱いている不満」について聞いたところ、「給与が低い」が45.2%で最多となった。特に、「テクニカルサポート・監視・運用・保守」は、57.8%が「給与が低い」と回答し、他職種と比較して高い結果となった。「システム開発(汎用機系)」は、「新しい技術がどんどん出てくるので勉強が大変(29.5%)」、「仕事が不規則で残業が多い(27.9%)」が高く、「システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)」は「突発的なトラブル対応が発生する(32.7%)」が目立った。「関わりたいプロジェクトの条件」については、「技術者を軽視しない環境である」が39.0%で最多となった。次いで、「世の中に役立つものを開発できる(36.2%)」、「最先端の技術を学ぶチャンスがある(33.8%)」が続いた。「技術者を軽視しない環境である」の職種別の回答では、「プログラマー(WEB・オープン・モバイル系)」が50.7%、「システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)」が50.0%で高い割合となり、これらの職種はともに現場志向が強く、技術に専念できる環境を重視する傾向が表れる結果となった。「今後のキャリアプラン」については、「安定した環境で働きたい(38.8%)」と「仕事より家庭(プライベート)を大事にしたい(37.8%)」が約4割となり、ほかの項目を10pt以上上回った。特に女性は「安定した環境で働きたい」が半数を超えた(52.3%)。職種別の回答では、「システム開発(組み込み・ファームウェア・制御系)」は「安定した環境で働きたい(57.7%)」、「技術スペシャリストとして現場で活躍し続けたい(34.6%)」が高く、専門分野でじっくりと開発スキルを磨いていけるキャリアを希望していることが推察できる。一方、「コンサルタント・アナリスト・プリセールス」は「いずれは独立したい(25.9%)」、「海外で活躍したい(25.9%)」が他職種より高く、職種によりキャリアプランに差異が表れる結果となった。
2015年10月08日先日、25歳で正社員として働いている女性から「恋愛をしたいけれど、気持ちが上がらない…」という相談を受けました。話を聞くと、もう4年ほど恋をしていないそうで、恋愛感度が鈍っているような印象を受けました。「恋愛なんていつでもできるなんて思っていたら、仕方も忘れちゃいました」そういってため息をつく彼女。運動をしなければ体が鈍ってしまうのと同じ。10代のころに片思いやお付き合いも含めて、恋愛を楽しんできたとはいえ、いったん恋愛から離れてしまうと、その感度が鈍くなってしまうのは当然です。そこで今回は、恋愛感度を上げるちょっとしたコツをご紹介します。■異性にトキメキを持っていますか? 恋愛感度にもっとも大切なことは“異性”と関わること。男性との関わりが少ない職業であったり、男性がいても恋愛対象で見ていないという理由だけで、異性として扱わなかったり…。それでは恋愛感度が鈍るのは当たり前。自分の好みの相手( 前回 でいうところの、「妄想王子」です)以外は、男じゃない! なんていっているようでは、いつまでたっても恋愛感度は衰えたまま。まずは、周りの男性をきちんと男性と意識して、関わっていくことが大切です! とはいっても、いままで「ただのおじさん」くらいにしか思っていなかった人にトキメキを感じるなんて、なんとも難しい話…。では、どうしたらよいのでしょうか。 ■自分自身に恋愛のトキメキを体感させてあげることトキメキの体感なんて聞くと、なにをしていいのかわかりませんが、簡単にいえば「ドキドキしちゃったー!」「キュンとしたー!」を味わえばよいのです。私のおすすめは、男性にメイクをしてもらうこと。実際にわたしも経験があり、その効果はテキメン! 友人の結婚式に出席するためヘアメイクをお願いしたところ、男性の方が担当についてくれました。知らない男性に顔を触られるなんて、もうドキドキ。しかも美容師さんなので、ほめるのがとても上手。「こっちの色のほうが、片瀬さんはもっとキレイになりますね」なんていわれたものなら有頂天です!その日の結婚式や披露宴、その後の二次会など、感度が上がっていたため、男性との会話もとても弾んだのを覚えています。気心知れた美容院ではなく、できれば知らないところのほうが良いです。雑誌などに載っているイケメン美容師さんにお願いすることで、初めて行くドキドキ感もプラスされ、効果はもっともっと上がります。もし男性にメイクをしてもらうことに抵抗がある場合は、整体などでも良いです。とにかく、触れられることで、相手に恋愛感情を抱くわけではなくても、トキメクことができますよね。それが恋愛感度を上げる大きな一歩です。女性として見られる自分、そして、そんな自分が異性として男性と接している。当然のように思うかもしれませんが、恋愛から遠ざかっていると、無意識に忘れてしまいがちです。結婚をした友人が、こんなことをいっていました。「もう女として枯れている…」それはとてももったいないことです。女性は、永遠に女性を楽しんでほしい。年齢や自分の立場(母親だから…など)で、枯らさないでください。恋愛感度の高い女性はいくつになっても魅力的ですし、異性はもちろん、人に見られることをきちんと意識しています。ぜひ恋愛感度を上げるちょっとしたコツを使って、いつまでも魅力的なあなたでいてくださいね!
2015年09月16日●正社員になれないと言われて転職高校を卒業して地方の銀行に就職。ごく普通に働いて結婚、寿退社……と、順風満帆のはずが、月給10万円のビンボー生活を経て、シティバンク管理職へと大転身。こんなドラマティックな人生が注目を浴び、現在では『伸びている女性がやっている感情整理の新ルール』(KADOKAWA)などの著書を通して働く女性にエールを送るまでになった関下昌代さん。人生が激しく動き出す"アラサー"時代について、お話を聞いた。辞めた会社を見返してやる!――30歳前後の頃、関下さんはどんな人生を送っていましたか?うーん。大満足とはいえないですね。26歳で離婚して心がボロボロになり、一度は熊本の実家に戻ったのですが、「このまま都落ちしたくない!!」と再び上京して、契約社員として働き出しました。その頃は生活費を稼ぐだけで必死でした。――やはり正社員として働きたかったんですねはい。東京でようやく某ガス会社に契約社員として就職しました。当時の月給は10万円で、家賃が5万円でしたから、生活はカツカツ。でも、いつかは正社員になれるはず、とがんばって仕事をしていました。あるとき勇気を出して、上司に「私もいつか、正社員になれるのでしょうか」と聞いてみたら、「なれるわけないだろう! うちの娘だってなれないんだから」と。その言葉を聞いたら、腹立たしいやら、悲しいやら。でもそれがバネになったのでしょうか、「今に見ておれ~!!」とすぐに会社を辞めて、とんでもないチャレンジをしたんです。○「年収はいくらほしい?」の正しい答えガス会社を辞めた関下さんは、日経新聞の求人広告でたまたま見かけたシティバンク銀行に応募。外資系の銀行という、本人も予想だにしなかった華やかな職場で、正社員の地位を手に入れた。――採用されるために、どんな作戦を?絶対に受かるはずがないと、記念受験のような感覚でしたから、何の気負いもない代わりに、作戦も何もありませんでした。武器といえば、「金融機関に勤めた経験がある」ことだけ。ただ、当時のシティバンクは日本でのビジネス展開を拡大していくうえで、事務処理が得意な人材を求めていましたから、ちょうどニーズに合ったのが幸いして、採用してもらえたんです。――採用試験で印象的だったことは?面接で「年収はいくらほしいですか」と聞かれたことですね。最初の銀行員時代も、派遣社員時代も、年単位の収入なんて考えたことは一度もありませんでしたから、頭が真っ白になってしまいました。それでもとっさに、中学時代の同級生が4年制大学を卒業して証券会社に就職し、「年収400万円」と話していたのを思い出したんです。自分にはそんなキャリアはなかったので、ちょっと遠慮して「350万円」と言ったら、本当にその金額をもらえることになりました。単純計算でガス会社のときの3倍近くですから、それはもう嬉しかったですね。●"アラサー"のときに、とくに大きな変化○宝物になった1通の手紙関下さんにとって大満足の「年収350万円」。実はその答えが大失敗だったかもしれないとわかったのは、シティバンクに就職して3年目の30歳頃のことだった。――シティバンクではどんなお仕事を?最初はクレジットカード部門に配属されました。仕事の内容は書類の整理や電話対応、クレーム処理といった地味なものばかりでしたが、そういった仕事はこれまでたくさん経験していましたから、むしろお手のもの。「ちゃんとしたお給料や健康保険証があるって、なんて幸せなんだろう」と、幸せいっぱいでした。ある日、「お宅は電話をたらい回しにして感じが悪いので、クレジットカードを解約する」という年配の男性からのクレームが私に回ってきました。そのお手紙の文字がとても美しかったので、私もお手紙で応えなくては、という気になって、上司に万年筆を借りて、お詫びと改善策などを書いて先様に送りました。そうしたら、「手紙に感動した。解約はやめる」とお返事がきたんです。この手紙は今も、宝物として大切にしています。――そのお手紙を受け取ったのは何歳頃ですか?29歳頃です。その頃から「せっかく銀行で働いているのだから、数字に携わる仕事をしたい」と考えるようになっていました。シティバンクでそういった仕事をしているのは、MBAの資格をもつなど、輝かしい経歴の持ち主ばかり。でも、このお手紙に勇気をもらって上司に掛け合ってみたら、「関下さんにはクレーム処理は向いていないと思っていました。経理の方に推薦しましょう」と。どうも、クレームのお客さまと話し込んでしまい、ノルマが果たせていなかったようです(笑)。――外資系の銀行で、その中枢に関わる業務を任されたのですねそうなんです。とはいえ、実は経理の知識はまったくなかったので、異動してすぐに大パニックに陥りました。例えば「借り方・貸し方」の意味さえまったくわからないというレベルです。でも、今さら仕事ができないとは言えません。そこで前任者のファイルを見て学びつつ、経理の専門学校に通い始めました。――ちなみにその頃の年収は?実は……その時点ではかなり低かったんです。その後、人事部に異動する前、ふとした拍子に同格の人の年収を知ってしまい、あまりの差に愕然として直属の上司に確認したんです。上司も「あれっ、これは低すぎるな」と、一緒に交渉してくれた結果、収入はうんと上がりました。30代になった頃のことです。○アラサー女性へのメッセージ――年収イメージさえなかったところから、交渉ができるまでに。大きな進歩ですたしかにそうですね。考えてみれば、30歳前後でプライベートはもちろん、仕事の内容や働き方が劇的に変わったような気がします。女性はいわゆる"アラサー"のときに、とくに大きな変化がやってきますよね。プライベートでも結婚、妊娠、出産などの変化が起こりますし、仕事でもキャリアアップ、転職、あるいはプライベートを優先して働き方を変えるなど、さまざまな選択を迫られます。不安定で辛いかもしれないけれど、知っておいてほしいのは「何を選んでも失敗ではない」ということ。どの道を選んだとしても、面白いこと、楽しいことはかならずあります。「これだけが自分の成功」と決めつけないで、気の向くままに選べばいいんです。「いまは家庭に専念するとき」「いまは上司を勝たせるためにがんばるとき」と、そのときそのときで違うミッションに専念すればいい。「ちょっと違うな……」「もっとハッピーになりたい」と思ったら、また選び直せばいいんですから。関下昌代熊本県生まれ。熊本県立第一高校卒業後、住友信託銀行へ入行。その後、派遣・契約社員を経て、1989年シティバンク銀行へ転職。クレジットカード部門、銀行法人部門を経て、2001年人事部人材開発部門のアシスタント・バイスプレジデントに昇格。在職中に立教大学大学院で異文化コミュニケーション学修士取得。11年より神奈川大学非常勤講師。著書に『伸びる女と伸び悩む女の習慣』(明日香出版社)、『伸びている女性がやっている感情整理の新ルール』(KADOKAWA)ほか。ブログ:「伸びる女!」になる秘密
2015年09月13日帝国データバンクは20日、「人手不足に対する企業の見解」に関する調査結果を発表した。期間は、7 月 17 日~31 日。対象は、全国1万1,008社。○正社員を「不足」している企業、36.2%現在の従業員の過不足状況を聞いたところ、正社員では「不足」が36.2%となり、前回調査より1.6pt減少した。「適正」が50.5%、「過剰」が13.3%となった。一方、非正社員においては、「不足」が24.5%となり、 前回調査に比べ 0.4 pt増加した。「適正」が 65.5%で 前回より0.3pt減少し、「過剰」も前回より0.1pt減少し 10.0%となった。「不足」していると回答した企業を業種別にみたところ、正社員の1位は72.3%で「放送」だった。2位は前回トップの「情報サービス」(60.6%)、3位は「医薬品・日用雑貨品小売」(60.0%)。次いで、4位「飲食料品小売」(53.4%)、5位「メンテナンス・警備・検査」(52.5%)となった。今回も上位にあがった「情報サービス」の回答者からは、「マイナンバー案件による引き合いが好調で、人員が不足している」(ソフト受託開発、東京都)などの声が寄せられた。一方、非正社員では、前回と同様で「飲食店」(71.8%)が最多となった。次いで2位は「飲食料品小売」(61.7%)、3位「娯楽サービス」(58.0%)となった。以降、「繊維・繊維製品・服飾品小売」(50.0%)、「旅館・ホテル」(48.2%)、「人材派遣・紹介」(48.0%)となった。1位の「飲食店」に関して、「インバウンドを中心に観光客動員が伸びている」(日本料理店、北海道)といった意見があがった。
2015年08月25日帝国データバンクは8月20日に、人手不足に対する企業の見解について調査した結果を公表した。調査対象は全国2万3,176社、調査期間は2015年7月17日~31日、有効回答企業数は1万1,008社(回答率47.5%)となる。景気回復が緩やかに続き、リーマン・ショックによる不況で急落した有効求人倍率は年々増加している中で、8月に解禁となった採用活動も活発になるなど、企業において人材の獲得競争が依然として続いているという。また、独立行政法人労働政策研究・研修機構が2014年5月に発表した労働力需給の将来推計では、経済成長と労働参加が適切に進まない場合、2030年には労働力人口が最大で約872万人減少すると予測しており、将来的な「人材」の減少・不足を懸念する見方が広がっているとのことだ。従業員の過不足状況を尋ねたところ、正社員が不足していると回答した企業は全体の36.2%だった。業種別では放送が72.3%と最も多く、次いで情報サービス業が60.6%だった。情報サービス業を含む専門知識・スキルを必要とする業種や、小売業で人手不足が深刻になっていると帝国データバンクは見ており、マイナンバー導入によるIT需要や、円安によるインバウンド消費の好影響が大きい業種で不足感が広がっているという。非正社員については24.5%の企業が不足していると感じており、特に飲食店や飲食料品小売などで高い。訪日外国人の増加に伴うインバウンド消費額の拡大により、特に消費者と接する機会の多い業種で不足感が高まっている結果となった。
2015年08月21日マイナビは11日、「夏の賞与」に関する実態調査の結果を発表した。期間は、7月14日~21日。対象は、夏の賞与を給付された25・30・35歳の転職意向のある正社員の男女480名。○2015年夏の賞与額、「20万円台」がトップ2015年夏の賞与額を聞いたところ、最多は18.3%で「20万円台」となった。また、夏の賞与額の影響により「転職意向が強くなった」と回答した層は、「20万円台」(22.6%)が最多となった。一方、「転職意向は変わらない・弱くなった」と答えたの「30万円台」(16.8%)が1位だった。業種別にみると、「金融・保険」は「40万円台」が20.0%、「50万円台」が15.0%となり、「40万円台」以上の割合が他業種に比べて高かった。一方、「サービス・レジャー」は「20万円台」が23.3%、「10万円台」が25.0%。さらに、「流通・小売・フード」は「20万円台」が25.0%、「10万円台」が16.7%となり、「20万円台」以下の割合が他業種に比べて高くなった。今年の夏の賞与額と前年の賞与額の比較を聞いたところ、最多は「前年と変わらない」(48.1%)となり、2014年より10%上がった。さらに、「前年の夏に賞与はなかった」(6.0%)、「前年より大幅に増えた」(2.3%)、「前年よりやや増えた」(22.3%)を合わせた、「前年より増えた」は30.6%となった。
2015年08月12日働くママにとって、子どもの急な発熱はピンチのとき。保育園からのお迎えコールを受けると、子どもの体調を心配すると同時に、明日からの仕事の段取りをどうしようかと、とっさに頭をフル回転させるママも多いのではないでしょうか。子どもが保育園を休む場合、パパとママで調整してどちらかが休んだり、病児保育やベビーシッターさんにお願いしたり、祖父母に頼ったり……。とれる対応は家庭環境や夫婦の仕事内容によって限られてくると思いますが、他のママたちがどんなふうにピンチを乗りきっているか、ちょっと気になりませんか? そこで実際に子どもを保育園に預けながら働く周囲のママにどんなふうに対応しているのか話を聞きました。今回は、時短で働く正社員やフリーランスのママの声をご紹介。フルタイムの正社員ママに比べるとまだ時間的に余裕がありそうなイメージですが、実際はどうでしょうか?正社員時短ママたちはどうしてる? 「仕事の都合がつく方が休んでいますが、私が休むほうが多いかな。子どもは熱を出すと“ママの方がいい”となりがちなので。感染症などで長い間お休みするときは、車で30分くらいの距離に住む義父母に看病をお願いすることもあります。保育園からお迎えコールがあったら、大体私が迎えにいきますね。職場も理解があって迎えに行きやすい雰囲気です」(2児のママ、パパ会社員)「幸いあまり熱を出されたことがないんです。出しても週末のうちに下がったりとか。我が家は両親が遠方で頼れないので助かります。休むときは私が休むことが多いですね。ただ、夫の会社もフレックス制なので融通は利きやすく、必要に応じて交互に休んだりもします」(1児のママ、パパ会社員)「病児保育がない地域なので、基本的にお熱コールの迎えや体調不良で休むときは私が対応します。感染症などで数日間休まないといけないことがあらかじめわかっていたら、夫婦で話し合い。割合としては3日間休むなら、2日私が休んで、1日パパが休む感じ。父や伯母に頼むのは半年に1回程度。その病気がうつるのが心配なので、治りかけで登園許可が出ない時くらいかな」(1児のママ、パパ会社員)フルタイムに比べると時間的に多少は余裕があると思われがちな時短ママですが、実際は限られた時間で仕事を終わらせるために仕事中に気持ち的に余裕が持ちづらかったり、努力の割に評価されなかったり、という葛藤もあるようです。ただ、時短ゆえに“子育て中”ということは周囲に伝わりやすく、子どもの病気などに対して理解を得られやすい面もあるようです。フリーランスママたちはどうしてる?私のようなライターをはじめ、カメラマン、翻訳者、デザイナーなど、フリーランスというスタイルで働く人の職種は非常に多岐にわたります。「基本的に私が対応しますが、撮影などでどうしてもムリな場合はパパです。病児保育はまだ使ったことがないんですが、今後、感染症など長期に休むときはどうしようかと悩みますね」(1児のママ、パパ会社員)「基本的にはお迎えコール対応も、仕事を休んで看病するのも私ですが、どうしてもいけないときはお迎えはパパにお願いします。また、私がどうしても休めない仕事で看病ができないときは、私の母親に家に来てもらうか、近県に住む夫の母の家に預けにいきます。病児保育も登録しているものの、今のところ私かどちらかの祖母に看病してもらうことでなんとかなっているので利用したことがありません」(1児のママ、パパ会社員)時間の融通が利きやすく、子育てがしやすい印象があるフリーランスは、会社員のように同僚に気を使わず休める一方で、代わりがいないのがデメリット。取材や撮影など、どうしても外せない仕事もありますし、昼間にできなかった仕事は深夜にやるなど、仕事の帳尻も自分で合わせなくてはならない苦労もあります。ちなみに私自身もフリーランスライターで、年長の娘が一人、夫は会社員です。子どもの病気には取材などがない限り私が対応し、外せない取材や打ち合わせのときは、夫に休んでもらっています。病児保育などは利用したことがなく、実家の母に頼ったことが過去2回。1~2歳のころは月に1回のペースで発熱していたので仕事のペースも調整していましたが、最近は熱の頻度も減り、仕事の量もそれなりに増やしているので、たまに発熱されると焦りますね。どんな仕事でも、やっぱり子どもの病気の対応には苦労がつきもの。元気なときは「うるさい~!」なんて思うことがあっても、やっぱり子どもは元気が一番ですね!・ 子供が熱で保育園欠席! パパとママどちらが仕事を休む? ~正社員フルタイムママの場合~
2015年07月05日働くママにとって、子どもの急な発熱は大ピンチ! 前回は、正社員時短ママとフリーランスで働くママに、どんなふうに対応しているか聞きました。今回はフルタイムで働く正社員ママに話を聞きました。以前、時短制度を利用していたときは何かあれば私が休んで対応していましたが、フルタイム勤務に戻してからは、極力、仕事を休まないように夫婦で協力しています。病児保育やベビーシッターさんを活用していますが、空きがない時は、子どもを看ながら私が在宅勤務するか、夫婦でフレックスや半休を活用して交代で看ます。基本的にアポなどがある日はリスケしない方向で調整します。特に困るのはインフルエンザなどの感染症ですね。休む期間が長くなるので夫婦の仕事予定とシッターさん、病児保育とフル活用です。病児保育は利用料は安いですが、医師の診断書が必要なことや予約が取りづらいこと、利用できる時間が短いのが難点。また、兄妹のどちらかが元気だと保育園と病児保育室と2カ所にお迎えに行く必要があるので、そこも夫婦で調整が必要です。実家も遠くはないですが、普段から子守りを頼んでいない親に、病気の子どもを看てもらうのはかえって面倒なこともあるのでお願いしていません。よく来てくれるシッターさんは保育士資格を持つ方でとても安心です。ただ、やはり料金が高いのでシッターさんの利用には慎重になりますね。前日夜などに予約するとプラス料金も発生してしまいますし、持ち出しが多くなるので。平日はどうしてもバタバタと慌ただしので、休日はあまり無理をさせず、よく寝かせるようにしています。シフト制の接客サービス業なので、基本的に急に休むのは難しいですね。休むと他の人に迷惑がかかってしまうので。これまでに子どもの病気が理由で休んだり、遅刻や早退をしたことはありません。夫は会社員ですが、やはり休むのが難しい環境なので、子どもが病気のときは近くに住む母に看てもらっています。私の勤務時間は日によって違いますが、夕方までにあがれることはほとんどないので、平日のお迎えは、休みのとき以外、毎日、母にお願いしています。夕飯は自宅で食べさせるので、仕事が早く終わったほうが、夕飯の買い物の支度をし、子どもを実家に迎えに行きます。だいたい夫のほうが先に終わるので、平日の夕食は夫に作ってもらうことが多いです。今回話を聞いた2人のママは共に仕事に対する強い責任感をもち、多忙な日々に全力投球している姿が印象的でした。もちろんそれは「フルタイムだから」という理由だけではないと思いますが、同じママとして刺激を受けるところも多かったです。ちなみに企業によってはベビーシッター会社と法人契約を結んでいるところもあるようです。一般的にベビーシッターの利用料は高いので、なんらかの割引があるととても助かりますね。この機会にご自身や旦那さんの会社の福利厚生を一度チェックしてみては?・ 子供が熱で保育園欠席! パパとママどちらが仕事を休む? ~正社員時短・フリーランスママの場合~
2015年07月05日この春新しくバイトを始めた人の中には、出会いを求めてバイトに応募した人も少なくないんじゃないでしょうか。友人の中でも「バイト先の人と付き合っている」という人は多いと思います。バイト先で「運命の人!」と思える人と出会えても、カップル成立が難しいのは相手が年上の場合です。特に、正社員が相手だと恋人までスムーズに発展するのは難しいです。なぜあと一歩踏み出してくれないのか!今回は、正社員の彼が恋人未満で踏みとどまる理由をまとめて見ました!■1.年齢「やっぱ年齢気にしちゃうよね。相手から見れば立派なおじさんなわけだし。相手から恋愛対象として見られてないって思うよ。」(29歳/飲食)「やっぱり一番ネックなのは年齢じゃないかな。相手はまだ若くて未来がある子が相手で自分は婚期が迫っていたりするわけで・・・。俺が付き合うって言うのは「結婚前提に」ってなるけど相手にそれを求める事は出来ないじゃん。相手は遊びでも、こっちは振られたってなると盛大なタイムロスになりかねないしね。簡単に年下の女性とは付き合えないかな」(32歳/飲食)どんなに「私は本気です!」と伝えても、相手には響いていないかもしれませんね。まだ若く、これからたくさんのことを経験していく彼女に現時点で「結婚を前提としたお付き合い」を求めるのは可愛そうだと考える方が多いようです。■2.社会的立場「会社として従業員同士の恋愛は認められてないからなあ。ばれた時に「恋愛」が理由で異動させられるのは昇進に響いちゃうんだよ」(30歳/飲食)彼は「相手のことが好き」という感情だけで簡単に恋人同士になれる状況ではないんです。バイトの彼女よりも正社員の彼に責任がのしかかることは明らかです。彼のことを想うならばこそ、職場を変える必要があるかもしれませんね。■3.業務上の支障「バイト先に彼女がいて、しかも立場が違うとなるとどうしても贔屓しちゃうかも。そりゃ、公私混同しないように気をつけるけどさ。やっぱ好きだと、ね(笑)」(28歳/コンビニ)「彼女に限ってないと思うけど、喧嘩のたびにお互いの雰囲気が悪くなったりしたら他の従業員に迷惑をかけちゃうし。お互いが公私混同せずに以前と変わらず働ければ問題はないんだろうけど、絶対に大丈夫とは言い切れないでしょ」(28歳/飲食)喧嘩しているときは「相手の顔も見たくない」と思ってしまいますよね。2人だけの問題が仕事場全体に響いてしまう心配があるようです。実際にそうなってしまってからでは遅いですもんね。■4.風評被害「関係者に知られたら「あそこの店長、バイトに手出したんだってー!変態だな!」って噂は他の店舗に回っちゃうわけで。「だらしない店長=だらしない店」っていうレッテルが貼られちゃうから慎重にならないとね」(33歳/飲食)人の噂話には尾ひれも背びれもついて回ってしまいますからね。他の店舗の従業員や正社員同士の印象もガラッと変わってしまうでしょう。今まで築き上げてきたイメージを、簡単には崩したくないですからね・・・。■おわりに「大人には大人の事情があるんだよ」ということですかね。それでも、バイトと正社員の恋は実現しています!まだ諦めるには早いですよ。彼の踏み出せない大人の事情を理解した上で、アプローチできるといいですね!(佐久間優/ハウコレ)
2015年06月04日サーブコープは19日、職場の人間関係に関する調査結果を発表した。期間は4月16日~22日。対象は50人以上の会社で働く20~59歳の正社員男女400名。○一緒に働きたいのは?一緒に働きたいと思うタイプの人を質問した結果、性格面では「静かな人」(39.7%)より「よく話す人」(60.3%)、「いつも同意する人」(34.0%)より「いつも議論する人」(66.0%)、「怒ってしまう人」(30.4%)より「黙ってしまう人」(69.6%)となった。業務面では、「仕事が速いけど雑な人」(28.8%)より「仕事が遅いけど丁寧な人」(71.2%)、「物覚えが早いが、すぐに忘れてしまう人」(25.5%)より「物覚えは遅いがずっと覚えている人」(74.5%)が好まれる結果となった。○仕事観が合わない人との向き合い方は?仕事観があわない人とうまくいっていると思うか聞いたところ、20~30代では「どちらかというと、うまくいっていると思う」が60.8%で最多となった。続いて「どちらかというと、うまくいっていないと思う」(17.1%)、「うまくいっている」(14.6%)と続いた40~50代も同様の順序となった。上司・ベテラン社員への意見としては「気分で態度を変えるのはやめてほしい」「個人プレーは慎んでほしい」、同僚へは「こうあるべきという自分の理想像は自分の中だけにしてほしい」「仕事の時に私情をはさまないでほしい」、部下・後輩へは「主体性を持ってほしい」「もっと柔軟な考えをしてほしい」などの声があがった。また「仕事観が合わない人」とうまくやっている人はどのように接しているかを質問。20~30代の最多は「なるべく相手に合わせる(自分が変わる)」(34.0%)。続いて「特に意識したことがない」(23.3%)、「極力近づかない」「自分の仕事を理解してもらうように努力する(相手に合わせてもらう)」(同率21.3%)となった。また、40~50代の最多は「自分の仕事を理解してもらうように努力する(相手に合わせてもらう)」(36.2%)。次いで「極力近づかない」(27.7%)、「なるべく相手に合わせる」(18.5%)という結果となった。
2015年05月22日全研本社は、3月17~4月6日にかけて、同社のウェブマガジン「瓦版」ユーザーを対象に「貯金額」についてのアンケートを実施した。有効回答者数は879人。調査は、「正社員」「契約社員」「派遣社員」「パートタイマー」の4つの契約形態別に行った。正社員で最も多かった貯金額は「100万円未満」(34%)、次いで「500万円以上」(21%)、「100万円~200万円」(16%)となった。貯金はせず、すべて使う「宵越しの金は持たぬ」という人も6%見られた。契約社員で最も多かったのは「100万円未満」(32%)、次いで「100万円~200万円」(16%)、「500万円以上」(13%)となった。貯金せず全部使うという人は13%で、正社員より多くなっている。派遣社員の1位は「100万円未満」(58%)、2位は「500万円以上」(21%)、3位は全額使うという「宵越しの金は持たぬ」(16%)だった。パートタイマーは「100万円未満」(53%)、「100万円~200万円」(17%)、「宵越しの金は持たぬ」(9%)という順になった。他の契約形態と比較すると「200万~300万円」(6%)、「300万円~500万円」「500万円以上」(各5%)などもまんべんなく見られる。
2015年04月28日全研は27日、Webマガジン『瓦版』にて実施した貯金に関する調査結果を発表した。同調査は、「正社員」「契約社員」「派遣社員」「パートタイマー」の4つの契約形態別に実施。まず、正社員について見ると、「100万円未満」が34%で最も多く、以下、「500万円以上」が21%、「100万円~200万円」が16%と続いた。また、「宵越しの金は持たぬ」、つまり貯金はせずに全部使うという人も6%いた。契約社員は、「100万円未満」が32%、「100万円~200万円」が16%、「500万円以上」と「宵越しの金は持たぬ」が同率の13%。正社員と比べて待遇面でやや劣る部分が反映されたと考えられる。派遣社員は、「100万円未満」が58%で最多。以下、「500万円以上」が21%、「宵越しの金は持たぬ」が16%と続いた。同調査は「より多様な人材が揃う派遣だけに、これまでに蓄財した人も含まれているから、ということも考えられる」と分析している。パートタイマーは、「100万円未満」が53%、「100万円~200万円」が17%、「宵越しの金は持たぬ」が9%、「200万~300万円」が6%、「300万円~500万円」と「500万円以上」が同率の5%と、幅広い分布となった。調査期間は2015年3月17~4月6日、有効回答は879人。
2015年04月27日国際自動車は、就職を考えていなかった人を対象とした新しい価値観の採用方法「仮面就職」を開始した。現在、様々な夢を持ちながらあきらめて社会に出る学生も多くいる一方、「何となく」や「バイトの方が稼げる」という理由で正社員を選ばない学生もいる。大学新卒者の就職市場は売り手市場と言われている中、19.7%の学生が、正社員ではなくフリーターや進学などの道を選択している(平成26年度「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」厚生労働省)。同社は、「とりあえずでもいいから、正社員としての社会人のスタートを応援する」という考えで、新たな人材を募集する「仮面就職」を開始した。働きながら夢に向かって挑戦したい人、現在夢はないが、何かやりたいと考えている人、新卒で入社した会社が合わなかった人などを対象とし、新たな価値観としてタクシードライバーという職種を選んほしいと考えている。詳細は、国際自動車の「仮面就職」特設サイトで案内している。
2015年03月18日アルーは24日、「大手企業のOJTの現状」に関する調査結果を発表した。調査期間は2014年9月25日~10月2日、対象は従業員数1,000名以上の企業に正社員として勤め、所属部署に2014年度新入社員が配属された上司(管理職)150名と、OJTトレーナー150名の合計300名。○8割が新入社員の成長を実感「OJT」について、全体の6割が「所属組織のOJTはうまく行っている」と回答。理由としては「OJTマニュアルがきちんと整っているため誰が指導役になっても同じレベルで実行できる」「ブラザー制度により、きめ細やかな指導・アドバイスを行っている。基本1カ月ごとの評価・反省により、効果検証と進捗管理を行い、対象社員に合わせたカリキュラムの見直し・微調整を実施していることが功を奏している」「10年で取得すべき能力を整理し、年次ごとに計画的に育成している」などがあげられた。一方、4割は「どちらでもない」「うまくいっていない」と回答。「自分の業務が忙しくあまり相手にできない」「トレーニング成果に対するトレーナーの評価が不明確でトレーナーはモチベーションが低い」「幹部社員が上司の顔色しか見ておらず、きちんとした教育、仕事の機会が与えられていない」といった不満の声も寄せられた。「指導している新入社員の成長」に関しては、全体の8割以上が新入社員の成長を実感している。また、上司よりも直接指導に当たっているOJTトレーナーの方が「計画を上回る成長」と回答する割合が高く、より新入社員の成長を実感している傾向が見られた。○新入社員の強み・弱みは?「新入社員が仕事をしていく上での強み」は「自分で考える力」「自分から行動する力」「相手の意見や考え方を聞く力」が上位に。回答者からは「自らの発想で自分なりの反復をしている」「自ら学ぼうとする姿勢が感じられる」「集中して聞く態度は身についている」というコメントが寄せられた。一方、「新入社員が仕事をしていく上での課題」では、「強み」であげられた上位2位の「自分で考える力」「自分から行動する力」が「課題」としてもランクイン。「指示されないと動けない」「言われたことしかできない」「自分から動くという点ではまだまだ」という声が上がっている。同3位は「意見をわかりやすく伝える力」。回答者からは「はじめと終わりのつじつまが合わない」「自分の意見を筋道立てて話せる力が足りない」「何を言っているのかわからないことが多い」などの意見が寄せられた。
2015年03月02日IDAは24日、「働く女性のライフステージと仕事に関する調査」の結果を発表した。調査期間は1月27日~28日、対象は全国の20~49歳の有職(正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイトを含む)女性300人。○2人に1人が結婚・出産と仕事で悩む「結婚・出産などのタイミングで仕事をしていくに当たって、あてはまる気持ち」を聞いたところ、子供がいる既婚女性は24.8%が「出産を機に仕事をやめたかった」、20.8%が「結婚を機に仕事をやめたかった」と回答。ほぼ2人に1人が結婚と仕事の両立に悩んでいたことがわかった。一方、子供がいない既婚女性の33.3%が「出産は希望せずに仕事を続けたい」と答えた。未婚女性については、20.8%が「出産は希望せずに仕事を続けたいと思う」と回答。「結婚を機に仕事をやめたいと思う」は17.4%、「出産を機に仕事をやめたいと思う」は16.7%であった。「自分が思う『素敵な女性』とはどんな女性か」という問いに対し、既婚・未婚・子供ありとも「気遣いができる」「笑顔で人と接している」「言葉遣いがきちんとしている」がトップ3。また、未婚女性は「身だしなみに気を使っている」「きちんとした敬語が話せる」「周囲の女性からの評価が高い」「メイクを使い分けられる」「周囲の男性からの評価が高い」などのすべての項目で、既婚女性と大きく差が付く結果に。未婚女性は「素敵な女性像」のハードルが高いということが明らかになった。
2015年02月26日オリエンタルランドは2月4日、2016年4月1日付けで、社員人事制度の一部を改正し、新たな社員雇用区分として「テーマパークオペレーション職」を設置すると発表した。テーマパークオペレーション職は、アトラクションやショップ、レストラン、エンターテインメントなどの運営に関する管理・監督など、時間帯責任者としてテーマパークオペレーション業務全般を担う職域。今回の制度改正は、テーマパークのオペレーションに関する「プロフェッショナルとしての人財育成」や「魅力的な人財の採用力」の強化を通じてテーマパーク全体のオペレーション力やホスピタリティをさらに向上させることを目的としたもの。これにより、現在在籍しているテーマパーク社員(有期雇用821名)は、当該雇用区分(無期雇用)に移行する。
2015年02月05日エン・ジャパンは21日、女性の「紹介予定派遣」に対する意識調査の結果を発表した。同調査は2014年10月23日~11月26日の期間、同社サイトを利用する女性706名を対象に実施したもの。「紹介予定派遣」とは、派遣社員として最長6か月間勤務した後、本人と就業先企業との合意があれば、正社員などで直接雇用されるというもの。2012年に厚生労働省が実施した「派遣労働者実態調査」では、女性派遣社員の「紹介予定派遣」に対する認知度は60.8%、「利用したい」という回答は51.5%であった。そこで、正社員の転職を希望する女性に「紹介予定派遣を知っているか」を質問をしたところ、「名前も意味も知っている」が71%、「名前は知っているが、意味は知らない」が20%、「名前も意味も知らない」は9%であった。「紹介予定派遣で働いてみたいか」という質問には、81%が「はい」と回答した。年代別に見ると、20代の認知度が低く「名前は知っているが、意味は知らない」(24%)、「名前も意味も知らない」(14%)という回答が4割に上った。「紹介予定派遣で働いてみたい理由」については「正社員になれる可能性が高そう」が49%で1位、2位以下は「失敗の少ない転職方法だと思う」「派遣会社が間に入ってくれそう」「事務の求人が多そう」「大手や有名企業の求人が多そう」となった。具体的には「派遣から正社員への転職は、求人で応募すると書類の段階で落とされることが多いので。派遣からの方が、最初の突破口が広い気がする」(30歳)、「年齢が上がるほど、正社員になれなくなる。紹介予定派遣は、いきなり正社員の求人より、まだ可能性がある」(35歳)、「正社員の求人が少ないから正社員になれる可能性があるなら紹介予定派遣で働いても良い」(32歳)、「社員になりたくてもなかなか正社員直雇用の面接では雇われないため、実際の仕事ぶりを確認していただけるいい機会だから」(42歳)などの意見が寄せられた。「紹介予定派遣で働きたくない理由」の1位は、「正社員になれるとは限らない」(47%)。2位以下は「希望の条件に合う求人が少なそう」「はじめに派遣期間がある」「普通の派遣より選考が厳しそう」「応募するまで企業名がわからない」であった。20代は58%、30代は46%、40代は38%と、若い世代ほど紹介予定派遣から正社員に確実になれるのか不安視していることが明らかになった。具体的なコメントでは「はじめから正社員として採用されたい」(23歳)、「はじめから正社員でないと不安」(29歳)などが寄せられた。
2015年01月22日H&BCはこのほど、「タフに生きる"東京オンナ"」に関する意識・実態調査の結果を公表した。同調査は、20代から40代までの有職(正社員・総合職)の未婚女性で、勤務先が東京都内の500名を対象に、2014年12月18日から22日にかけてインターネットを通じて実施した。○すべてに全力!? "東京オンナ"の美の秘密「普段のストレスや悩み」に関して尋ねた。その結果「体が疲れている(肩コリや眼精疲労など)」(95%)、「仕事でストレスがたまっている」(79%)など、疲労やストレスを感じている人が非常に多いことが分かった。「仕事以外の時間でどのような過ごし方をしているか」について聞いた。「仕事終わりの時間」では、「飲み会」(60%)、「買い物」(47%)、「女子会」(40%)などの回答が多かった。一方で「休日の過ごし方」は、「買い物」(71%)に次いで「趣味」(64%)に時間を費やす人が半数以上となり、自分への投資とも言える項目が上位に並んだ。「忙しくても手を抜きたくないものは何か?」と質問した。その結果、1位は「肌の手入れ」(48%)。次いで「趣味」(38%)、「体型維持」(38%)、「髪の手入れ」(30%)など、美容に関する項目が挙げられた。「"東京オンナ"たちが手に入れたいと感じる憧れの要素」について調査した。その結果、支持率1位は「うるおって生きいきとした"艶やかさ"」(62%)。2位は「年齢を感じさせない"若々しさ"」(51%)、3位は「お手入れが行き届いている"綺麗さ"」(43%)となった。
2015年01月19日第一生命保険は18日、「老後に向けた経済的不安と就労意識」に関する調査結果を発表した。それによると、正社員・正職員として働く40・50代の6割強が老後、「公的年金だけでは生活できない」と答えた。調査期間は2013年11月、調査方法はインターネット、調査対象は、40・50代の正社員・正職員1,353人。老後、公的年金(厚生年金、国民年金等)しか生活資金がなかったとして生活できると思うかと尋ねたところ、61.6%が「生活できない」と回答。性別、年齢別に見ると、男性より女性、50代より40代の方が「生活できない」と答えた割合は高かった。老後の生活のための準備は、「預貯金」が57.9%、「私的年金(民間の個人年金など)への加入」が36.7%、「生命保険への加入」が27.8%。一方、老後の生活のための準備をしていない人にその理由を聞くと、「現在の生活だけで精一杯で、老後資金の準備のための余裕資金がないから」が64.2%で最も多かった。経済的な分野で不安に思っていることについては、「老後、生計維持のために必要な就労ができなくなること」(79.9%)、 「老後、生活費用が支払えなくなること」(79.8%)、「自分や配偶者の病気の治療費の負担が重くなること」(79.3%)の3つが8割近くに上った。働き続けたい年齢は、「60歳未満」が9.1%、「60~64歳」が30.2%、「65歳以上(計)」が60.6%。60歳以降も働く理由の1位は「生計を維持するため」で75.3%。また、60歳以降の希望する働き方としては、「今の勤務先でフルタイムで働く」が42.4%、勤務先は問わず「短時間勤務で働く」も約4割を占めた。
2014年12月19日みなさん、今のお給料に満足していますか?本当に自分の能力に合っていると思いますか?世の会社員の方々は、一体どんな風に捉えているんでしょう?そこで、正社員である男女100人を対象に、アンケートを実施し声を聞いてみることに。「今、会社からのあなたの対価は、割に合っていますか?」調査の結果、今の給料に加えて、平均5.71万円もみんな欲しがっていることが判明!それでは、働くみなさんの声を聞いてみましょう。ぜひ、自分に当てはめながら読み進めてください!■男性の15%は今より20万円も求めていた!まず、今の対価が「見合ってないと感じる人」は、どれくらい足りないと感じているのか?男女別に見ていきましょう!【男性】1位:「10~20万不足(15%)」「仕事できない上司と比べると、辞めたくなる金額だから」「肉体的にもキツイのに、安いから」「こんなに会社を把握しているのに、10万くらいアップしてほしい」これは相当、会社に問題がありそうな気がしますね……。2位:「5万円不足(8%)」「それなりに仕事しているのに、周りに比べ安いから」「もっと欲しいが、会社が潰れるから5万でいい」男性の中には、最高額で100万円アップしてほしいという人もいました。全体的に「自分はこんなに頑張っているのに!」という悶々とした給料への不満が表れていました。【女性】1位:「5万円不足(11%)」「通常業務にプラスして、私だけがやっている仕事もあるから」「すぐに休む子がいて、いつもその分フォローしているから」どちらも、女性にありがちな不満という感じがしますね。「会社の全体を把握しているから」2位:「10~20万不足(8%)」「男性と多少仕事が違うだけなのに、私の給料の方が安いから」「基本給が安すぎる!こんなの、法律違反としか思えない!」女性の場合はこんな感じで、自分の仕事分についての対価に不満があるというよりは、「融通を効かせて雑務をこなす分5万円くらいの御手当てが欲しい」といった感じでしょうか?また、「女性だから」といったところで、何か差別を感じている人もチラホラ。ちなみに、女性で最と高額はなんと「50万円アップ」との声が上がりました!意外と自信家ですね~。■仕事に意欲的な人ほど給料に不満を覚えやすい今の給料のままで満足している人が50%いたことにも、驚きました!ノーコメントが目立ちましたが、寄せられたコメントを一部紹介します。「今のままでよいけど、休みが欲しい」「大したことしていないのに、もらい過ぎだと思う」「やる気がないから、別によい」「給料に不満はないが、役職に不満がある!」もらう給料よりも、別の不満があるようですね……。また、「仕事にやる気がないから何でもいい」なんて声も、少数派ですが見られました。こうして見てみると、結果的に「対価に不満あり!」と回答している男女の方が、「仕事への意欲」が高いような気がしました。会社員時代の筆者は、どちらかと言えば給料よりも仕事の内容に心が動いていたので、頂く給料にそれほど不満を抱いていなかったように思います。けれども、自分の対価が=給料だとすれば、その金額が果たして見合っていると感じるのかのどうか……?考えたことのない人は、この機会に一度しっかり考えてみることをオススメします!(文/二葉)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年11月28日(金)調査対象:全国20代~30代の男女計100名
2014年12月05日マイナビは3日、「Uターン転職に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は11月12日~14日の期間、Uターン転職経験のある正社員20~39歳の男女500人を対象に実施されたもの。○20代は地元愛も転職に影響「Uターン転職をした理由」を尋ねたところ、「地元の方が生活環境が充実するから」(27.0%)が最も多く、次いで「勤めていた会社に不満があったから」(25.6%)、「地元の方が経済的に楽だから」(23.4%)が上位となった。年代別に見ると、20代は「地元が好きで地元に貢献したかった」「地元に友人や協力してくれる支援者がいるから」など、地元愛が現れる結果となった。一方、30代前半では「自己都合ではなく家庭の事情」が24.6%と他世代と比較して高くなった。実家・両親の事情や結婚・子育てなど、人生の転機を迎える中でUターン転職を決断していると推察される。「Uターン転職活動中に不安に感じていたこと」については「収入が減ってしまう」(42.4%)、「希望する職種が少ない」(33.0%)、「新たに人間関係を構築するのが大変」(28.8%)がトップ3となった。○Uターン就職後の年収は「減少」が多い「実際にUターン転職した直後の年収」が「増加した」という人は28.0%。「減少した」人は51.6%で、2人に1人が「Uターン転職後年収が下がった」という計算になる。減少幅については「11~20%減少」が17.0%で最多。「変わらない」という回答は20.0%で、特に20代(27.3%)で目立った。一方、「31%以上減少した」という回答が最も多かったのは30代後半(16.6%)であった。「Uターン転職の満足度」は、全体の50.8%が「満足」と回答、「不満」は14.2%にとどまった。「Uターン転職後に満足している点」では「家族が喜んだ」(41.2%)、「趣味・余暇などの場・時間が充実した」(32.8%)が上位に。他には「生活の利便性が良くなった」「物価が安いなど経済的に楽になった」「人間関係が充実した」などの声が寄せられた。
2014年12月03日ライフネット生命保険は5日、「フリーランスの働き方とお金に関する調査」の結果を発表した。それによると、フリーランスの方が正社員より平均貯蓄額が高いことがわかった。同調査は、2014年10月20日~21日の期間にインターネット上で行われ、20~49歳のフリーランス・正社員1,000人から有効回答を得た。フリーランスに、現在の仕事環境について、会社員と比べて得だと思うことを聞くと、「好きなことを仕事にできる」が47.4%でトップ。以下、「好きな時間に仕事ができる」が44.4%、「好きな服装で仕事ができる」が38.2%と続いた。反対に会社員と比べて不安だと思うこととしては、「収入が安定しづらい」が70.8%で最も多かった。貯蓄額を尋ねたところ、フリーランスの平均額は431万円、正社員の平均額は359万円と、フリーランスの方が高いことが判明。フリーランスの貯蓄額の詳細を見ると、「3,000万円以上」の割合が3.6%と、正社員(1.6%)の2倍以上となったほか、「1,000万円以上」の割合は約10人に1人に当たる12.2%と、こちらも正社員(9.4%)を上回った。一方、フリーランスの5人に1人となる22.2%は「貯蓄額が0円」で、正社員(18.4%)と比べて貯蓄額の多い人と少ない人の差が大きいことがわかった。保険加入率を見ると、死亡保険や医療保険ではフリーランスの方が正社員に比べて低い結果に。保険に加入しない理由については、フリーランス、正社員ともに「お金に余裕がない(保険料が支払えない)から」が最も多かった。
2014年11月07日厚生労働省は25日、「2013年若年者雇用実態調査」の結果を発表した。それによると、15~34歳の若年正社員のうち22.5%が過労死の恐れがある長時間労働に従事していたことがわかった。2013年10月1日現在で、若年労働者が就業している事業所は全体の80.7%。内訳は、「若年正社員がいる」が69.1%、「正社員以外の若年労働者がいる」が40.9%となった。2013年9月に支払われた若年労働者の賃金総額を雇用形態別に見ると、正社員では「20万円~25万円未満」が33.1%で最多となったのに対し、正社員以外の労働者では「10万円~15万円未満」が28.8%で最も多かった。1週間(2013年9月最終週)の実労働時間数を雇用形態別に見た場合、正社員では「40~45時間未満」が31.7%、正社員以外の労働者では「35~40時間未満」が22.2%と、それぞれ最も高かった。また、正社員では、時間外労働時間が月80時間の「過労死ライン」を上回る「60時間以上」が7.2%、過労死ラインに近い「50~60時間未満」が15.3%となり、合わせて22.5%が過労死の恐れがある長時間労働をしていたことがわかった。現在の会社から定年前に転職したいと思っている若年正社員に転職希望理由を聞くと、「賃金の条件がよい会社にかわりたい」が44.6%で最も多く、次いで「労働時間・休日・休暇の条件がよい会社にかわりたい」が40.6%となった。調査期間は2013年9月~11月。有効回答数は、事業所調査が1万283事業所、個人調査が1万5,986人。
2014年09月26日アクサダイレクト生命保険はこのほど、首都圏に住む小学生の子供を持つ母親に対して行なった「夏休み期間中の小学生の過ごし方」の調査結果を公表した。同調査は6月4日~5日、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に住む小学1年生~小学6年生の子供がいる母親624人を対象に、インターネット調査にて実施した。○夏休み期間中の親の不在時、「子供だけでお留守番」が全体の50.3%「夏休み期間中、親が不在で子供だけになってしまう場合、どう乗り切る予定ですか。(複数回答)」との問いに対して、「子供だけでお留守番」が全体の50.3%となった。平均すると低学年が34.3%なのに対し、高学年は66.3%と学齢が高くなるほど「子供だけでお留守番をさせる」割合が高まる傾向にある。また、兄姉に下の子の面倒を頼む割合も17.0%で、いずれにせよ、子供たちだけで過ごさせる家庭が多い現状が見受けられる。夏休み期間中に子供だけで留守番をさせる場合の子供の過ごさせ方は、「勉強」(87.9%)、「DVD・テレビ」(72.6%)、「ゲーム」(67.8%)の順となった。○配偶者以外で手を借りられるのは、「親」が約7割夏休みの期間中に配偶者以外で手を借りることができるのは、「親」が全体の65.7%。一方で「手を借りられる人がいない」は全体の18.1%となった。「手を借りられる人がいない」という回答を母親の就労状況別にみると、日頃から預け先を確保していると思われる正社員の母親が9.1%なのに対し、専業主婦は20.2%だった。○夏休み期間中の業務、「時短」は正社員で12.1%、パートが31.3%夏休み期間中の業務の取り組み方に関しては、仕事を持つ母親のうち、子供の夏休み期間中に「勤務時間を短くしている」のは正社員で12.1%、パート・アルバイトが31.3%となった。「工夫していることは特にない」は正社員が78.8%、パート・アルバイトは59.3%。勤務体制のフレキシビリティがあるパート・アルバイトに対し、正社員ゆえに業務の取り組み方の工夫が難しい環境がうかがえる。
2014年07月08日インテリジェンスは12月4日、運営する転職サービス「DODA(デューダ)」)」より、「DODA 平均年収データ 2012」を発表した。正社員の平均年収は442万円で、2010年以降3年連続でマイナスとなった。同データは同社が展開する「DODA転職支援サービス」に、2011年10月1日~2012年9月30日の1年間に登録した正社員として就業するビジネスパーソン約10万人(20~59歳)を対象に実施。101職種にわたる年収データを集計した。まず、全体を見ると20~59歳の平均年収(手取りではなく支給額)は442万円(平均年齢33歳)だった。昨年の446万円から4万円減少し、3年連続のマイナスとなっている。リーマン・ショック前である2007年からの平均年収の推移を見ると、20代が343万円(2007年比マイナス24万円)、30代は458万円(2007年比マイナス43万円)。40代は608万円(2007年比マイナス62万円)、50代は754万円(2007年比マイナス48万円)だった。総じて5年前よりも大きく減少していることが明らかとなった。職種別で見てみると、101の職種のうち1位となったのは「投資銀行業務」の986万円。2位は「CEO(COO/CFO/CIO/CTO)」で966万円、3位は金融系専門職の「運用(ファンドマネジャー/ディーラー/アナリスト)」で777万円となった。昨年より平均年収が増加したのは46職種、横ばいが4職種、減少は51職種。増加率が大きい職種は「投資銀行業務」、IT系技術職の「研究開発」で、10%を超える増加率となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日