銀座 蔦屋書店限定のオリジナルインク「江戸色インク<江戸の和菓子色>」が、2020年5月1日(金)に発売される。“江戸の和菓子色”を表現した銀座 蔦屋書店のオリジナルインク江戸時代に花開いた様々な文化をインクで表現した銀座 蔦屋書店の「江戸色インク」シリーズ。その第4弾として企画されたのが、“江戸の和菓子色”をコンセプトに掲げた「江戸色インク<江戸の和菓子色>」だ。金平糖&落雁をモチーフにした3色今回は、お菓子やおやつ文化が発展したとされる江戸時代から現代に至るまで、長きにわたって愛される金平糖(こんぺいとう)と落雁(らくがん)をモチーフに。透明感ある金平糖をイメージしたピンク系の「金平糖(こんぺいとう)」、落雁の焼き色を表現したイエロー系の「小豆粉落雁(あずきこらくがん)」、グリーン系の「扇落雁(おうぎらくがん)」の全3色で展開される。いずれのカラーも春らしく明るいものだが、どこか深みのある色合いに仕上がっているのがポイント。春の陽気にこのインクで手紙やノートを書けば、その書き手の気分も華やかに演出してくれそうだ。商品情報銀座 蔦屋書店限定「江戸色インク<江戸の和菓子色>」発売日:2020年5月1日(金)※オンラインストアで4月16日(木)より予約開始価格:2,000円+税種類:全3種インク:染料インク容量:40ml
2020年04月19日府中市美術館では、敦賀市立博物館所蔵の江戸絵画を紹介する『春の江戸絵画まつりふつうの系譜京の絵画と敦賀コレクション』が5月10日(日)まで開催されている。府中市美術館で毎年恒例の「春の江戸絵画まつり」。今回は、江戸時代から近代にかけて300点を超える絵画コレクションを誇る敦賀市立博物館の協力を得て、選りすぐりの作品およそ100点が展示される。近年は、伊藤若冲や曽我蕭白など「奇想の画家」が話題になることが多い江戸絵画だが、同展で焦点を当てるのは、メインストリームで「きれいなものづくり」に情熱を傾けた画家たち。平安時代に生まれた「やまと絵」を受け継ぐ土佐派や住吉派、中国伝来の水墨画を展開させた狩野派、そして、西洋画の影響を受けた円山応挙をはじめとする円山四条派といった、江戸絵画を牽引した画家たちの仕事が紹介される。奇想の作品のようにあっけにとられるような衝撃はないけれど、「ふつう」の作品からは、きらきらした美しさや穏やかな夢心地が味わえるはず。日本絵画特有の絵の具の鮮やかさ、墨による表現の雄弁さ、豊かな表情を捉えた動物絵画など、江戸絵画が到達した「きれいなもの」を堪能してほしい。【開催情報】『春の江戸絵画まつりふつうの系譜京の絵画と敦賀コレクション』5月10日(日)まで府中市美術館にて開催【関連リンク】府中市美術館()円山応挙《狗子図》(前期展示) 敦賀市立博物館岸駒《猛虎図》(後期展示) 敦賀市立博物館松村景文《月・山桜小禽・山茶花鴛鴦図》(前期展示) 敦賀市立博物館
2020年03月25日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今回は、江戸の職人技が感じられる展覧会「江戸ものづくり列伝」へ行ってきました。■「江戸ものづくり列伝−ニッポンの美は職人の技と心に宿る−」東京都江戸東京博物館1階特別展示室にて4月5日まで(3月16日まで臨時休館。詳細は公式サイトをご確認ください)江戸で活躍した職人5人をおもに取り上げた本展は、全6章で構成されています。第1章では、明治前期に日本を縦断したヨーロッパ貴族のバルディ伯爵が祖国へ持ち帰ったコレクションがずらり。約130年ぶりの里帰りとなり、日本初公開となるそうです。サムライ文化を象徴する刀剣や、裃姿の肖像画などがあって、伯爵の東洋文化への好奇心や憧れが感じられました。第2章から第6章までは江戸東京博物館の所蔵資料を中心に展示。江戸を代表する蒔絵師の原羊遊斎と柴田是真らの作品は、漆を用いた装飾と漆絵など、日本独特の美が満載でした。陶工師の三浦乾也の『菊文茶碗』は、重厚な器に花模様とその可憐さから女性たちに人気があっただろうと勝手に推測。金工師の府川一則の『蓮花図鐔』は、刀剣に取り付ける小さな金具にもかかわらず風情があって、粋なこだわりを感じました。そして第6章は細工師の小林礫斎の作品が。江戸時代は贅沢禁止令で大型のおもちゃがご法度となり、その代わりにミニチュアが流行したのだとか。小さな箪笥に施された精巧な技術に、ため息とともに「へぇ〜すごい」という声が出てしまいました。江戸時代のミニチュア文化に感動しっぱなしでした。現在まで引き継がれる江戸の職人技をぜひご堪能ください!「女性自身」2020年3月17日号 掲載
2020年03月09日江戸時代に活躍した職人たちの仕事と人生に光を当てた特別展『江戸ものづくり列伝 —ニッポンの美は職人の技と心に宿る—』が、東京都江戸東京博物館で2月8日(土)〜4月5日(日)まで開催されている。四季折々の暮らしとともに発展してきた日本の伝統美術。豊かな遊び心と繊細な美意識で日本の美を作り上げてきたのが、「ものづくり」に生きる職人たちだ。同展は、そんな江戸時代の職人たちの中から、特色のある5人の名工たちを紹介する。その5名とは、江戸が生んだ2人の蒔絵師・原羊遊斎(ようゆうさい)と柴田是真(ぜしん)、尾形乾山の陶法を継承し軍艦の建造をも手がけた鬼才の陶工・三浦乾也(けんや)、葛飾北斎の弟子で絵師から金工の道に転じた府川一則(かずのり)、江戸の職人気質を受け継ぎ超細密工芸を究めた小林礫斎(れきさい)。会場には、江戸琳派の巨匠・酒井抱一と原羊遊斎のコラボレーションで生まれた蒔絵軸盆や、三浦乾也による本物そっくりなサザエの香炉、小林礫斎のミニチュア家具など、その道の技を極めた職人たちの逸品がずらりと並ぶ。また、日本では初公開となる、明治前期に日本を訪れたヨーロッパ貴族バルディ伯爵の日本コレクション(ベニス東洋美術館所蔵)も展示。日本が世界に誇る「ものづくり」の力の源泉を、同展で堪能してほしい。【開催情報】『江戸ものづくり列伝 —ニッポンの美は職人の技と心に宿る—』 2月8日(土)〜4月5日(日)まで東京都江戸東京博物館にて開催【関連リンク】 東京都江戸東京博物館()《バルディ伯爵肖像》明治22年(1899) ベニス東洋美術館蔵《梨子地藤巴立葵紋散松竹藤文蒔絵行器》江戸時代 18世紀ベニス東洋美術館蔵《朱漆塗鼠嫁入蒔絵組盃》浮船/作江戸時代 19世紀ベニス東洋美術館蔵《藍鮫研出鞘脇指拵》鐔 銘 後藤光美、目貫 割際端銘 光・美、小柄・笄 無銘江戸時代 19世紀ベニス東洋美術館蔵《紺糸素懸威五枚胴具足》明珍宗保/作天保15年(1844)江戸東京博物館蔵《蔓梅擬目白蒔絵軸盆》原羊遊斎/蒔絵、酒井抱一/下絵文政4年(1821)江戸東京博物館蔵【展示期間】2月8日(土)~3月8日(日)《栄螺形香炉》三浦乾也/作明治時代 19世紀個人蔵《山水図巻》葛飾北斎/画江戸時代 19世紀島根県立美術館蔵【展示期間】2月8日(土)~3月8日(日)《薙刀 銘 長曽祢興里入道乕徹》江戸時代 17世紀江戸東京博物館蔵
2020年02月09日特別展「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」が2月8日(土)から4月5日(日)まで東京都江戸東京博物館にて開催される。そこでナビゲーター(音声ガイド)を務める講談師の神田松之丞に話を聞いた。【チケット情報はこちら】日本で初公開される、明治前期に日本を訪れたヨーロッパ貴族バルディ伯爵の日本コレクション(ベニス東洋美術館所蔵)、博物館のコレクションを中心に、江戸東京で活躍した職人たちの仕事と人生に光を当て、日本が世界に誇るものづくりの力の源泉を見つめるという本展。主には、江戸が生んだふたりの蒔絵師・原羊遊斎と柴田是真、尾形乾山の陶法を継承し軍艦の建造をも手がけた鬼才の陶工・三浦乾也、葛飾北斎の弟子で絵師から金工の道に転じた府川一則、江戸の職人気質を受け継ぎ超細密工芸を究めた小林礫斎という、江戸で活動した特色ある名工達を取り上げるという。レコーディングを終えたばかりの松之丞は「今日読んだ原稿はすべて知らないことでした」と明かし、本展については「バルディ伯爵が“面白い”と思って自国に持ち帰った日本のものが初めてお披露目される、という背景がキャッチーだなと持っています。きっとバルディ伯爵は“日本”を如実に感じるものを選んでいたと思うんです。そういう視点で見るのは楽しみ。日本に暮らす人とはまた違う感性だと思うので」と期待を寄せる。そして大前提として「僕、江戸東京博物館を信頼してるんですよ。そこでやる特別展示ですから、価値のあるものだろうなと思っています。だからこの場所自体もお勧めしたいですね。僕もときどき行くんですけど、好きなんですよ。落語や講談も定期的にやってますし。そういうものをやっていると、独特の空気が自然に出てくる、生きものみたいに。行って損はないところです」と熱く語る。音声ガイドを務めるのは『新・北斎展 HOKUSAI UPDATED』(2019年)から2度目。読むうえでは「あくまで主役は展示物なので、そこを邪魔しちゃいけない。ゆっくり、ハッキリ、大きな声で。要点になるポイントがパッとわかるような、そういう口調や間(ま)は考えました」。そんな中でも松之丞ならではの面白さもある。「ガイドの中で講談のさわりをやらせていただきました。そこは僕らしいところですよね。講談師って、背景を伝える商売だと思ったりするんですよ。例えば橋があったとして、“昔ここでこんなことがあったんですよ”と背景を聞くだけで、その橋が魅力的なものに見えてくることってあると思うので。こういうガイドはこの商売にぴったりだろうなと思っていました」展示をより面白くする松之丞の音声ガイドは利用料600円(税込)。ぜひ楽しんでほしい。取材・文:中川實穂
2020年01月06日今度のおでかけは、タイムスリップ気分で江戸情緒を楽しむのはいかがですか?実は、都内には江戸の雰囲気や暮らしを知れる穴場スポットがいくつかあるんです。ご家族で楽しめるところばかりなので、ぜひ参考にしてみてください♪東京で江戸情緒を楽しむ今回ご紹介するのは、都内で「江戸情緒」が感じられるところ!博物館から温泉まで、東京には江戸の街並みや雰囲気が味わえるおでかけスポットがいくつかあるんです♪昔の人の暮らしぶりをのぞけたり、タイムスリップした気分になれますよ。さっそくご紹介していきます!〔江東区深川江戸資料館〕※写真はイメージです〔江東区深川江戸資料館〕には、江戸時代末期の街並みが大空間に、仮想再現されているので、中に入ると江戸時代にタイムスリップした感覚に。日用品など、細かいところまで再現されているので、当時の暮らしぶりを垣間見れますよ♪●住所:〒135-0021東京都江東区白河1-3-28〔江戸東京博物館〕〔江戸東京博物館〕は、両国駅から徒歩3分の所にある巨大な博物館。江戸情緒が感じられるさまざまな展示物やコーナーが用意されていて、中でも圧巻なのが忠実に復元された約15メートルもある昔の日本橋!実際に橋を歩いて渡ることもできます♪●住所:〒130-0015東京都墨田区横網1-4-1〔江戸東京たてもの園〕※写真はイメージです〔江戸東京たてもの園〕には、文化的価値の高い歴史的建物が移築され、復元展示されているんです。園内には、今はもう見ることのできない貴重な建物ばかり!実際に建物に入って、当時の空気を感じてみるのはいかがでしょうか♪●住所:〒184-0005東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)〔東京お台場大江戸温泉物語〕温泉テーマパークとしても有名な〔東京お台場大江戸温泉物語〕。内装は江戸の町がモチーフにされていて、館内では毎日縁日も開かれています♪昔ながらの遊びを通して江戸情緒が感じられるのはもちろん、お風呂や岩盤浴でリラックスもできるおすすめスポットです。●住所:〒135-0064東京都江東区青海2-6-3江戸情緒を感じるスポットで非日常を味わう!今回は、都内で江戸情緒を感じられるスポットをご紹介しました。非日常を感じて、気分をリフレッシュするのもいいかもしれません♪ぜひ参考にしてみてください。〔楽天トラベル〕で次のおでかけ先を見つける!
2019年12月24日特別展「江戸ものづくり列伝 -ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」が、江戸東京博物館で開催。会期は、2020年2月8日(土)から4月5日(日)まで。なお、3月31日(火)までは展覧会を休止。日本の“ものづくり”をテーマに「江戸ものづくり列伝 -ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」は、日本が世界に誇る“ものづくり”がテーマの特別展。焦点を当てるのは、特色のある5人の日本の名工たち。日本の伝統工芸を通し、人々の生活に潤いと彩りを与えてきた職人の仕事と人生を、江戸東京博物館の所蔵資料を中心とした展示物を通して探っていく。なお、本展は全6章で構成。それぞれの章ごとに異なった名工や名品をピックアップし、紹介していく。日本が誇る5人の名工各章で主役となる5人の名工は、蒔絵師・原羊遊斎と柴田是真、陶工・三浦乾也、金工師・府川一則、超細密工芸師・小林礫斎。いずれも巧みな技術が活きた高い美術性を持つ作品を世に送り出し、多くの人々から愛された名工たちだ。中でも、蒔絵師・原羊遊斎と柴田是真は、国内のみならず、近年世界的にも注目されている人物。2人が手掛けた、江戸の成熟した文化交流の中で磨かれた“粋と洒落”、そして“ものづくり”を心から楽しむ遊び心に満ちた作品の数々が出展する。第4章で登場する、尾形乾山の陶法を受け継ぎ、軍艦の建造をも担当した鬼才の陶工・三浦乾也の作品も見もの。また、同章では、展示作品と絡めながら隅田川流域で栄えたやきものと陶工の足跡を辿り、江戸東京の窯業の姿を紹介する。ベニス東洋美術館所蔵「バルディコレクション」日本初公開さらに注目となるのが、日本初公開となる、ベニス東洋美術館所蔵の「バルディコレクション」。1889年に日本を訪れたヨーロッパ貴族・バルディ伯爵が収集した膨大なコレクションの中から、江戸から明治の工芸品を選び公開する。刀剣や婚礼道具など名品が続々その他も、江戸東京博物館の収蔵品を中心に、武士の都・江戸を作り支えた職人たちの作品が続々登場。大工関係資料や、刀剣・婚礼道具など幕府御用職人が手掛けた名品の数々を見ることが可能だ。【詳細】江戸ものづくり列伝 -ニッポンの美は職人の技と心に宿る-会期:2020年2月8日(土)~4月5日(日) 会期中一部展示品の入れ替えあり※3月31日(火)までは展覧会を休止。時間:9:30~17:30(土曜日は19:30まで、最終入館は閉館の30分前まで)会場:東京都江戸東京博物館 1階 特別展示室住所:東京都墨田区横網1-4-1観覧料:・特別展専用券一般 1,100円(880円)、大学生・専門学生 880円(700円)、小・中学生・高校生・65歳以上 550円(440円)・特別展・常設展共通券一般 1,360円(1,090円)、大学生・専門学生 1,090円(870円)、中学生(都外)・高校生・65歳以上 680円(550円)、小学生・中学生(都内) なし・特別展前売券一般 900円、大学生・専門学生 680円、小・中・高校生・65歳以上 350円※()内は20名以上の団体料金。※未就学児及び身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳持参者とその付き添い2名までは観覧無料。※前売り券は、2019年11月19日(火)から2020年2月7日(金)までの期間、江戸東京博物館および主要プレイガイドにて販売。※小学生・中学生(都内)は、常設展示室観覧料が無料のため、共通券は無し。※価格はすべて税込み。【問い合わせ先】江戸東京博物館TEL:03-3626-9974(代表)
2019年11月04日日清食品は24日、バーチャルYouTuber・輝夜月(かぐやるな)を乗せた「日清焼そばU.F.O.」を宇宙へと打ち上げ、世界最高高度からの生配信でギネス世界記録に挑戦する「日清焼そばU.F.O. SPACE CHALLENGE」を実施。これまでの記録だった高度18.42kmを上回り、見事ギネス世界記録を達成した。1976年に発売した「日清焼そばU.F.O.」について、ブランド名から連想される“宇宙”にまつわる様々なキャンペーンやプロモーションを展開してきた日清食品。今回、世界で初めてUFOが発見されたという6月24日“UFOの日”に、“宇宙”を目指すプロジェクトに挑戦した。同プロジェクトは、2016年にHUAWEI社が樹立した「スマートフォンによる中継を行った最高到達高度」のギネス世界記録(高度18.42km)の更新を目指し、高高度気球を用いて宇宙を目指すというもの。安全に配慮して世界一人口密度が低い国であるモンゴルの中でも、より人口密度が低いトゥブ県で行った。都内で行われた中継イベントでは、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記、作家・JAXA宇宙教育センター指導員の吉田巧氏、そして、宇宙へと旅立った機体「U.F.O.1号」に使用された割り箸を提供したロックバンド・マキシマム ザ ホルモンが駆けつけ、その模様を見守った。そして、ギネス世界記録認定の条件、「18.42km以上の高さでスマートフォンを使って撮影」、「最低でも30秒間ビデオのライブストリーミング(中継)を行うこと」をクリアした瞬間、「打ち上げ成功!!」と発表。立ち会っていたギネス公式認定員の審査もクリアし、見事ギネス新記録に認定された。「頑張るよー!」と意気込んでいた輝夜月は、「やったー!」「ありがとうございます!」と大喜び。見守っていたマキシマム ザ ホルモンや吉田アナも「すげー!」「すごい」「感動する」と大興奮だった。また、輝夜月は「地球は青いです」と話し、吉田アナから「パクリ」とツッコまれると爆笑していた。
2019年06月24日日清食品は24日、バーチャルYouTuber・輝夜月(かぐやるな)が搭乗する「日清焼そばU.F.O.」を宇宙へと打ち上げ、世界最高高度からの生配信でギネス世界記録に挑戦するプロジェクト「日清焼そばU.F.O. SPACE CHALLENGE」を実施する。1976年に発売した「日清焼そばU.F.O.」について、ブランド名から連想される“宇宙”にまつわる様々なキャンペーンやプロモーションを展開してきた日清食品。そして今回、世界で初めてUFOが発見されたという6月24日“UFO の日”に、「日清焼そばU.F.O.」が長年想い焦がれていた“宇宙”を目指すプロジェクトに挑戦する。ギネス世界記録挑戦の模様は、24日11時30分より「日清焼そば U.F.O.」公式ツイッターアカウントのTwitterLIVEと、輝夜月公式YouTubeチャンネルで生配信。あわせて、打ち上げ場所であるモンゴルと中継を結び、打ち上げ前の輝夜月の様子や、「日清焼そばU.F.O.」発射の瞬間も伝える。
2019年06月24日浮世絵師たちが愛した江戸を、今も変わらぬ地形から感じる展覧会『江戸の凸凹―高低差を歩く』。今、東京の地形に着目した新しいアプローチの街歩きの本が、書店に続々と登場している。東京スリバチ学会会長・皆川典久氏の著書『東京「スリバチ」地形散歩』シリーズをはじめ、『タモリのTOKYO坂道美学入門』、松本泰生氏の『東京の階段』など。確かに自分の暮らす町について、丘はどんな地層で形成されているのか、幼い頃に遊んだ川はどこに続いているのか…その成り立ちを知ると、地域に対してさらに愛着が湧くのも事実。そんな話題に好奇心をくすぐられるあなたに、ぜひともおすすめしたい展覧会がこちら。東京は、西に武蔵野台地が、東には東京低地が広がる。坂道や階段も多く、高低差を感じながら散策するのも楽しい都市だ。その感覚は、150年以上前に住んでいた先人たちもどうやら同じだったらしい。江戸時代に描かれた浮世絵の風景画を眺めてみると、歌川広重をはじめとする絵師たちも、しばしば地形の高低差を意識した構図で江戸の町を描いている。すっかり変貌した現在の東京と江戸の街並みでも、高低差や坂道などの地形は、ほぼ変わらない。そこで本展では、浮世絵に描かれた江戸の地形、特に高低差に焦点を当てた浮世絵を80点以上紹介。愛宕山や駿河台などの山や台地、神田川など河川の周囲に広がる谷、築地や深川などの水辺に広がる低地、江戸見坂や九段坂などの坂。昔と変わらない地形を眺めつつ、古き良き江戸散歩を追体験できる。「ここはあの広重も愛した江戸の地形なんだ」と思えば、街歩きがさらに感慨深く、楽しくなることは間違いない。歌川広重「名所江戸百景昌平橋聖堂神田川」御茶ノ水にある昌平橋。正面に神田川が流れ、右手に湯島聖堂、左手には切り立った崖があるこの絵は東京屈指の高低差に富んだ風景。会場ではこの絵の横に現在の昌平橋を写した写真を並べて展示する。歌川広景「江戸名所道外尽廿八妻恋こみ坂の景」妻恋神社へ向かう途中にある現在の立爪坂の風景。歌川広重「東都名所御殿山花見品川全図」江戸時代から花見の名所として有名だった御殿山の春模様。『江戸の凸凹―高低差を歩く』太田記念美術館東京都渋谷区神宮前1‐10‐106月1日(土)~26日(水)10:30~17:30(最終入館は17:00まで)月曜休一般700円ほかTEL:03・5777・8600(ハローダイヤル)※『anan』2019年6月5日号より。文・山田貴美子(by anan編集部)
2019年06月03日特別展「江戸のスポーツと東京オリンピック」が、2019年7月6日(土)から8月25日(日)まで東京都江戸東京博物館にて開催される。2020年東京五輪に向けて日本のスポーツ文化を振り返る特別展「江戸のスポーツと東京オリンピック」は、2020年に控えた東京で2度目となるオリンピック・パラリンピックに向けて、日本におけるスポーツとオリンピックの歴史を振り返り紐解く展覧会。江戸時代に行われた運動・競技の文化にまでさかのぼり、絵画や道具類などの資料を通して当時の様子を探り、近代以降に西洋から取り入れられたスポーツの受容の軌跡を辿る。さらに、スポーツの祭典であるオリンピックへの出場・開催を目指した人々の栄光と挫折、1964年東京オリンピック・パラリンピック開催までの歴史、2020年開催の東京大会の見所も紹介する。〈江戸時代〉武士の馬術・大相撲が観覧の対象に江戸時代には、いわゆる近代の「スポーツ」とは異なる運動や競技が盛んに行われていた。武士が学んだ馬術や弓術・剣術は、時に観覧の対象として楽しまれることもあった。また、庶民の間では大相撲の興行が人気を集めたり、かつての宮廷行事であった蹴鞠が、町人の間で好まれ、将軍がその鍛錬の成果を上覧したりと、様々な競技が娯楽として親しまれていた。〈近代以降〉西洋のスポーツを受容&第1回東京五輪へ明治時代を迎えると、西洋から野球やサッカー、テニスなど様々なスポーツが取り入れられる。1912年には、オリンピックストックホルム大会に、日本が初出場。参加した金栗四三と三島弥彦は、メダルにこそ届かなかったが、国際大会への出場という道を切り開き、その後のスポーツ普及にも大きな足跡を残した。第1回目の東京オリンピックは、当初1940年の開催が決定していたが、日中戦争の開戦と国際関係の悪化から中止に。スポーツ自体の実施も難しくなり、日本のオリンピック・スポーツを取り巻く状況は挫折の時期を迎える。満を持して東京オリンピックが開催されたのは、終戦、復興を経て高度経済成長期に推移した1964年。当時の公式ユニフォームや実際に使用されたマラソンシューズ、記録映像などから当時の雰囲気を振り返る。詳細特別展「江戸のスポーツと東京オリンピック」会期:2019年7月6日(土)~8月25日(日)会場:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室住所:東京都墨田区横網1-4-1開館時間:9:30~17:30※土曜日は19:30まで、7月19日・26日、8月2日・9日・16日・23日(各金曜日)は21:00まで※入館は閉館30分前まで休館日:月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)※会期中に一部展示品の入れ替えあり。観覧料:〈特別展専用券〉一般 1,000円(800円)、大学生・専門学校生 500円(400円)、中学生[都外]・高校生・65歳以上 500円(400円)〈特別展・常設展 共通券〉 一般 1,280円(1,020円)、大学生・専門学校生 780円(620円)、中学生[都外]・高校生・65歳以上 640円(510円) ※()内は20名以上の団体料金。〈特別展前売券〉一般 800円、大学生・専門学校生 300円、中学生[都外]・高校生・65歳以上 300円※価格は全て税込※都内の中学生・小学生以下は無料。※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳持参者と、その付き添い(2名まで)は無料。※前売券は4月27日(土)から7月5日(金)まで販売。7月6日(土)から会期中は当日料金でチケットを販売。※画像写真の無断転載禁止。【問い合わせ先】東京都江戸東京博物館TEL:03-3626-9974(代表)
2019年05月25日江戸切子の日本最大級の祭典「Love Nippon!江戸切子桜祭り 2019」が、2019年3月15日(金)から17日(日)まで東京・東急プラザ銀座にて開催される。「Love Nippon!江戸切子桜祭り 2019」は、ショッピングや江戸切子の体験ワークショップなど、様々な企画が揃う日本最大級の江戸切子の祭典。イベントの目玉となるのは、年に一度しか開催されない江戸切子新作展だ。名工が魂を込めて切り出したダイナミックな作品が揃う。また、昨年開催時にほぼ満席となった「江戸切子体験ワークショップ」も実施。実際に江戸切子の彫りを体験できる人気イベントだ。そのほか、伝統工芸士の個人作品展示や職人から直接買える直売コーナーも用意。なお会場は、江戸切子をモチーフにしたデザインの「東急プラザ銀座」となる。【詳細】「Love Nippon!江戸切子桜祭り 2019」開催期間:2019年3月15日(金)~17日(日)時間:11:00~21:00 ※最終日は18:00まで会場:東急プラザ銀座 6F キリコランジ住所:東京都中央区銀座5-2-1【問い合わせ先】・前日までの問い合わせ先藤巻百貨店 ショッピングサポートTEL:0120-070-623・当日の問い合わせ先藤巻百貨店 銀座店TEL:03-6264-5612
2019年01月21日江戸時代、庶民が愛した草花を紹介する「江戸の園芸熱ー浮世絵に見る庶民の草花愛ー」展が、東京・たばこと塩の博物館で開催される。期間は2019年1月31日(木)から3月10日(日)まで。江戸時代、庶民は草花を愛したたばこと塩の博物館がある墨田区には墨堤、小村井の梅屋敷、亀戸天神…と今なお存在する花の名所がある。しかし、江戸時代には現代よりも、より多くの花の名所があったという。それは人々にとっての娯楽。そして江戸中期となる18世紀の中ばには、植木鉢が普及し、草花は人々にとってより身近に楽しめるものとなった。四季折々の花を楽しんだのだ。このような背景のもと、草花、そして草花を楽しむ人々がは浮世絵の画題になることが多かった。江戸の園芸熱ー浮世絵に見る庶民の草花愛ー「江戸の園芸熱ー浮世絵に見る庶民の草花愛ー」では、1.花見から鉢植へ、2.身の回りの園芸、3.見に行く花々、4.役者と園芸という4つの構成により、江戸の人々の草花への愛、そして園芸熱を、約200点の浮世絵を通して紹介する。花見から鉢植へプロローグとなる企画。草花を見に行くところから、植木鉢により植物を手元に置くスタイルが普及。家に庭がない人々も園芸を楽んだ。身の回りの園芸鉢植により園芸が身近なものとなり、多くの浮世絵で表現された。鉢植を身近に置いて愛でる様子を描いた浮世絵を紹介。見に行く花々花の名所、お花見に出かける人などの浮世絵を紹介。19世紀には園芸の見世物が話題となるなどした時期もあり、その様子も紹介。役者と園芸歌舞伎役者の中には園芸を趣味とする人もおり、尾上菊五郎(三代目)などは様々な植物を育てたという。もちろん、歌舞伎の舞台でも植木売りという役柄が登場した。概要 - 江戸の園芸熱ー浮世絵に見る庶民の草花愛ー会期:2019年1月31日(木)~3月10日(日)・前期:1月31日(木)~2月17日(日)・後期:2月19日(火)~3月10日(日)場所:たばこと塩の博物館 2階特別展示室住所:東京都墨田区横川 1-16-3TEL: 03-3622-8801
2019年01月19日サラダ以外にも応用できるドレッシング日清オイリオグループ株式会社は、「日清ドレッシングダイエット」から、新しい風味のドレッシング『ごま油香るチョレギ』、『スパイス薫るイタリアン』を2月21日(木)に発売する。税込み価格は、185ml入りで216円。「日清ドレッシングダイエット」は、同社の従来品と比較して使用油分が1/3のローオイルタイプであり、コレステロールはゼロとなっている。油のコクと素材のうま味を追求した調味料であり、サラダ以外の料理にも応用できるドレッシングである。食事の油を気にする人におすすめ『ごま油香るチョレギ』は、ごま油の風味とさっぱりとした酸味があり、にんにくやコチュジャンのコクが特徴。チョレギサラダのほか、ナムルや春雨サラダなどにもよく合う風味となっている。『スパイス薫るイタリアン』は、イタリア料理のよく使われるバジルや、ペッパーなどのスパイスが効いた、すっきりとした口当たりのドレッシングである。カプレーゼ、魚介のカルパッチョ、野菜のマリネなどにもよく合う風味となっている。これまで「日清ドレッシングダイエット」は、『クリーミーシーザー』、『まろやかごま風味』、『うまくち和風』、『あっさり和風』、『すっきりコールスロー』、『ごま香るうま塩味』、『黒酢たまねぎ』の7タイプだった。今回のラインアップの拡充により9つの風味となった。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリース 日清オイリオグループ株式会社
2019年01月14日東京・丸の内のライブレストラン、コットンクラブのステージに立つ歌手・前川清(70)。この日は「My Favorite Song Live 2018~Oldies~」と銘打ったコンサート。なじみのスーツを脱ぎ捨て、虎の刺しゅうが施されたサテンのシャツにサングラスというロックないでたちで、青春を彩ったエルビス・プレスリーやクリフ・リチャードの名曲を軽快に歌い上げた。前川は、’69年に「内山田洋とクール・ファイブ」のボーカリストとしてデビュー。以来、半世紀もの長きにわたって芸能界の第一線を走り続けてきた。デビュー曲の『長崎は今日も雨だった』以降、『そして、神戸』『東京砂漠』『雪列車』……数多のヒット曲を持つ。「いや~、それにしても藤圭子さん、素敵な女性でした」古いファンなら誰もが知る芸能史の1ページ。デビューして間もない’71年に結婚、翌年すぐに離婚した元妻の名を唐突に挙げたかと思ったら、前川は続けて、マイクに向かって、こうつぶやいた。「娘がねぇ、もし宇多田(ヒカル)さんだったら……いまごろ僕、もう、働かなくていいんですよねぇ」ゴシップを逆手に取った鉄板ネタに、客席がドッと沸いた。涙を流し大笑いするファンを見て、前川も「フフッ」と満足そうに笑みを漏らす。そして……。「これから本物の娘、呼ぼうと思いますけどね、デビューしたころの僕と同じ、バンドのボーカルやってるんですけど、0.1トンもあるんですよ、体重が(苦笑)」ここで一息つくと、前川は神妙な表情になって、客席に向かってこう問いかけた。「しかし、こうして親子で出るってどうなのかなと、僕なんか思っちゃうんですけどね。『仲よくていいね』というお客さんもいらっしゃると思いますけど、なかには『なんだ、乳離れもできてないのか!』と思う方もいると思うんですよ。どうですか?」客席から温かな、万雷の拍手。「ありがとうございます。おい、侑那、ほら、お客さまからお許しいただいたから、出ておいで」父に呼ばれて、丸々とした体を弾ませるように次女・前川侑那(27)がステージに駆け上がった。「どうも~、はじめまして~」。黒い衣装に包んだ大きな体が舞台に映え、堂々として見える。その横で少々照れくさそうな父は、娘のためにモゴモゴと曲紹介。「ビートルズの曲、一応、私も覚えてるんですけど……いや、本当は歌詞見ないと歌えないんですけどね(笑)。それを、侑那も歌ったことあるっていうんで、ちょっと歌わせてみようかと思います」ここで侑那は改めて客席に向かってペコリと頭を下げる。そして前川は、すっかり大きくなった愛娘の背中を、少し後ろから優しく見守っていた。歌謡界の大御所の娘が、父とはまるでジャンル違いのロックバンドでメジャーデビューを目指していると、一部メディアで話題に上がっていた。しかも、体重が100キロ超の“大型”新人と聞きつけ、本誌は早速会いに来たのだ。終演後、本誌はバックステージで父娘のツーショットを撮影。「お疲れさまでした!」。興奮冷めやらぬキラキラした目で、撮影に応じた侑那。その瞳からは、これから芸能界という荒波に身を投じる緊張感も伝わってくる。いまやたくさんの2世が活躍する時代。娘の将来に決して小さくない期待を抱いているはず、と撮影の合間、「娘さん、将来が楽しみですね?」と前川に声をかけた。すると、先ほどの優しいまなざしとは打って変わって、意外なほど、そっけない答えが返ってきた。「まあ、無理でしょ。まず無理だと思います」もちろん、親として娘の夢を応援してやりたい気持ちはある。だからこそ、自らのコンサートで共演するなど機会を与えてもきた。「2世というのは、得な部分と損な部分、両方あるんでしょうね。一般の方よりも最初にもらえるチャンスは多いんでしょう。侑那が今回、記事にしてもらえるのも、やっぱり2世だからでしょ。その代わり、何をやっても親と比べられたり、ちょっとつまずいたら『やっぱり2世はダメだ!』となるでしょ。とはいえ、やっぱりうちの子どもたちは、彼らがどう感じていようと恵まれてると思いますよ。僕とでは、時代が、環境が決定的に違う。子どもたちはシビアさ、ハングリーさをね、もうひとつ持ててない」そして、前川はこう続けた。「侑那は不思議な子でね。歌も悪くはないけど、何より驚くのはステージに上げても緊張しないんですよ。それで堂々と『歌手になる!』でしょ。だからね、そのへんのシビアさが、僕とは決定的に違う。もちろん応援したいですよ。だけど、もう僕も70歳。いつ、かじれるスネがなくなっちゃうかもわからないんだから。本音を言えば、歌に固執せず、食える仕事を見つけてほしいと思ってるんです。それこそ、侑那なんて力仕事でもいいんじゃない(笑)」
2018年09月29日女優の清野菜名が26日、自身のインスタグラムで金髪にイメチェンした姿を公開し、話題を呼んでいる。今月29日に最終回を迎えるNHK連続テレビ小説『半分、青い。』でヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の親友・ユーコ役を演じ、注目を集めている清野。同ドラマでは黒髪ヘアで登場していたが、インスタグラムではガラリと印象が変わった金髪姿を披露した。公開されたのは、金髪姿の清野がトランポリンで楽しそうに技を披露する動画や、大自然をバックに撮影した写真。「おつかれーらいす」「see you there」と一言ずつコメントを添えた。イメチェン金髪姿に、ファンからは「髪型とてもお似合いです!」「金髪!新鮮ですね」「金髪も最高」「金髪!!!?!?かっこいい」「金髪やー!かわいい!」「金髪カッコイイ!」「金髪かっこえー」「金髪!?びっくり!!笑」などと、驚きや称賛の声が続々。また、「ゆうこちゃん…嘘だと信じたいです」「ゆうこちゃ~ん生きてて欲しかったです」「ゆーこちゃん泣」「今週、また会えると思っていたのに まさかの展開でした。半分、あおい」「半分青い ユーコちゃん悲しいです」と、朝ドラでのユーコの展開を悲しむ声も寄せられている。View this post on Instagramsee you there ♡ 清野菜名さん(@seinonana)がシェアした投稿 - 2018年 9月月26日午前3時28分PDT
2018年09月27日時の流れを感じる店内で味わうやさしい甘さの団子「言問団子(ことといだんご)」は、歴史情緒あふれるのれんをくぐると、時代を遡ったかのようなどこか懐かしい甘味処の雰囲気を感じることができます。隅田川沿いにあるため、散歩の合間にふらっと立ち寄る人も多いです。メニューは、お店の看板メニューでもある「言問団子」と、手土産に便利な「言問最中」の2種類のみ。ゆったりとした時の流れの中で味わう、上品な甘さは格別。老舗ならではの趣ある店内は、歴史好きにもおすすめ!江戸時代末期、植木屋を営んでいた当時の創業者が団子を作って振舞ったところ、評判が良かったため商売として始めたのがお店の原点。シンプルな甘さと串に刺さずに爪楊枝を使っていただくスタイルは、創業以来変わっていません。言問団子というのは、その昔、古今和歌集の歌人でもある在原業平朝臣が、東国を旅していた際に読んだ和歌にちなんで名づけられました。団子を頬張ると、文学の香りを感じさせる雅な名称も相まって、まるでタイムスリップしたかのような感覚を楽しむことができます。時代を超えて愛される名物メニュー「言問団子」店名にもなっているこのお店の定番商品。白餡、小豆餡、味噌餡の3種類の餡に、もっちりとした白玉が包まれています。原料にもこだわった餡は、少量でもしっかりと豆の存在感を感じられる一品。余分なものをすべて省き、上品な甘さと滑らかな食感が際立つその味は、長い歴史の中で多くの人が愛したのもうなずける感動のおいしさです。コロンとした都鳥の中には餡がたっぷり「言問最中」もう一つの商品である「言問最中」。都鳥の形の皮の中には、餡が隙間なくぎっしりと詰められています。餡は小豆餡と白餡の2種類あり、手の中に収まるほどのかわいらしいサイズながら、しっかりと満足感を与えてくれる最中です。「言問団子」が一日しか日持ちしないため、手土産にできるお菓子を作ろうということで生まれたのが「言問最中」。東京土産としてもおすすめです。江戸時代から愛されてきたシンプルで本物の味創業以来、品数を増やさず、製法を変えずにずっと続いてきたのは、その味が多くの人に愛されてきた証拠です。余計なものをいれないシンプルなおいしさが、訪れた人の心をほっとさせてくれます。団子のおいしさはもちろんですが、店内にも歴史を感じさせるものが飾ってあり、眺めているだけでも現実を忘れさせてくれる空間も魅力のひとつ。東京観光の際には、ぜひ味わってほしい東京の名品です。東武伊勢崎線「東京スカイツリー駅」から徒歩12分。店舗駐車場はないため、来店時には公共交通機関を利用しましょう。東京スカイツリーや浅草からも近い場所にあり、東京散策のスポットとしても人気のお店。言問団子の上品な甘さとかわいらしい見た目は、ほっと一息つきたいときにぜひ立ち寄ってみてください。スポット情報スポット名:言問団子住所:東京都墨田区向島5-5-22電話番号:03-3622-0081
2018年08月03日江戸版猫カフェ「江戸ねこ茶屋」 が両国にオープン!「-両国- 江戸NOREN」に隣接するJR両国駅西口イベント広場「両国駅広小路」(東京都墨田区)に、2018年6月15日(金)から8月31日(金)まで、浮世絵世界で本物の猫と遊べる江戸版の猫カフェ「江戸ねこ茶屋」が期間限定で開催中です。両国は江戸にまつわる史跡が多く、「猫の恩返し(回向院の猫塚)」をはじめ、猫とも縁の深い街として知られています。そこで「両国のとある江戸長屋の住民は全員が猫との噂。そんな噂を聞きつけた旅人が全国から覗きに来る」というコンセプトのもと、本イベントは両国の地で開催されることとなりました。-両国- 江戸NORENでは、「江戸ねこ茶屋」と様々なタイアップ施策を実施しており、本イベントを通して街全体の活性化に貢献していきます。江戸世界で生活する猫たちと遊べる新感覚の体験を提供長屋をモチーフにした建物の中には「ねこ茶屋」「ねこ遊郭」「ねこ湯」「ねこ長屋」「ねこ広場」などのゾーンを設け、浮世絵の画像データと立体造形を組み合わせ江戸の町並みと雰囲気を表現。そこに猫用の出入口や通り道、階段などを配置し、まるで江戸世界で生活する猫たちを眺めたり、一緒に遊んだり、写真を撮ることができる新感覚の体験ができます。会場内はどこでも猫との写真を撮ることができるほか、使用した浮世絵の解説を通して、江戸から続く人と猫との深い関係も知ることが出来ます。グッズや食べ物も盛りだくさん!保護猫救済も!会場ではクッションや巾着袋など多数のオリジナルグッズを販売しているほか、お茶や団子を味わうこともできます。また「江戸ねこ茶屋」では保護猫問題への関心を高める一助となることを目指し、収益金の一部を同問題解決のための活動支援金として寄付します。こうした考えにご賛同いただいた猫好きのアーティストの方々にもご協力いただき、各限定一枚のオリジナル絵馬を制作していただきました。会場の猫はすべて保護猫で、希望すれば里親になることもできます(面談や審査あり)。写真は「江戸ねこ茶屋」で購入できる猫好きアーティストが制作したオリジナル絵馬写真は「江戸ねこ茶屋」で購入できるオリジナルグッズ写真は「江戸ねこ茶屋」で味わえる緑茶とみたらし団子「-両国- 江戸NOREN」とのタイアップ施策「江戸ねこ茶屋」のオープンに伴い、「-両国- 江戸NOREN」では様々なタイアップ施策やオープン特別特典をご用意しています。ぜひお食事や休憩にもお立ち寄りください。写真は「江戸ねこ茶屋」特典①「-両国- 江戸NOREN」各店舗からお得な特典をサービス!6月15日(金)~8月31日(金)まで!「江戸ねこ茶屋」のチケット持参で「-両国- 江戸NOREN」各店舗からお得な特典をサービス!特典②「江戸ねこ茶屋」の入場料¥100キャッシュバック!6月15日(金)~8月31日(金)まで!「-両国- 江戸NOREN」内でお食事・お買物をしたレシート持参で「江戸ねこ茶屋」の入場料¥100キャッシュバック!※入場時の提示に限ります。※当日のレシートのみ有効です。※入場料のキャッシュバックはレシート1枚につき3名様までとなります。■江戸ねこ茶屋概要■特別企画「江戸ねこ茶屋」開催日時:2018年6月15日~2018年8月31日11:00~20:00(最終入場19:00)開催場所:JR両国駅西口イベント広場「両国駅広小路」(東京都墨田区)最寄り駅:JR総武線「両国駅」西口から徒歩1分入場料金:60分/税込大人 : 1,500円 中学生・高校生:1,200円(延長料金:20分ごとに500円)主催:江戸ねこ茶屋製作委員会後援:墨田区/(株)テレビ東京特別協力:東日本旅客鉄道(株)/(株)ジェイアール東日本都市開発協力:株式会社きゃりこ企画制作:KIRINZI inc.企画監修:長井裕子(国際浮世絵学会常任理事/那珂川町広重美術館主任学芸員)※天災地変またはその他の予期せぬ事由が発生した場合、開催日を変更する場合がございます。※詳しくは「江戸ねこ茶屋」HPをご確認ください。■-両国-江戸NOREN概要■施設名:-両国- 江戸NOREN所在地:東京都墨田区横網1-3-20(JR両国駅西口隣接)開館時間:10:00~23:30※営業時間は店舗により異なります■アクセス■JR両国駅西口隣接都営大江戸線両国駅徒歩7分イベント情報イベント名:江戸ねこ茶屋催行期間:2018年06月15日 〜 2018年08月31日住所:JR両国駅西口イベント広場「両国駅広小路」(東京都墨田区)電話番号:0570-063-050
2018年07月12日建築家の長坂常と江戸小紋職人の廣瀬雄一のコラボレーションによる展覧会「亜空間として形成する伊勢型紙 江戸小紋の世界」が、表参道のEYE OF GYREで7月17日から8月26日まで開催。19世紀後半、欧米社会に押し寄せたジャポニスムの波から1世紀半を超えて、今また日本の文化に熱い視線が寄せられている。その潮流の中、アール・ヌーボーにも、そしてリバティ・プリントにも影響を与えた伊勢型紙の世界を、100周年を迎える廣瀬染工場の伝統的技術によって染め上げられた反物や着物を展示することによって、現代に甦らせようとする試みが今回の企画だ。さらに、江戸小紋の世界観にインスパイアされた建築家長坂常が、廣瀬染工場の4代目、廣瀬雄一とコラボレーションすることによって、実験的な反物や着物の製作に関わり、江戸小紋のあり方を今一度捉え直す機会ともなっている。デザインには伝統的幾何学的なものから、花鳥風月を象徴化したもの、江戸の人々の現実感覚や遊び心を映し出したものまで無数のバリエーションがある。幕末にシーボルトが浮世絵とともに膨大な型紙を持ち帰ったとの逸話もあり、そして、グラフィカルなこともあって、19世紀のヨーロッパの工芸、デザインに少なからず影響を与えたといわれている。実際の型紙は単なるデザインとは異なり、デザインが染めに生かされるためには、紙、道具、工程のひとつひとつにわたって職人の長い経験の上に培われた、知識を超えた身体的な感覚としての「技」が刷り込まれている。江戸小紋の二次元空間に包摂されているミクロの多元的な世界観を、ブルーボトルコーヒーの店舗などを手がける長坂常とのチャレンジングなコラボレーションによって、通常の物理法則が通じない時空連続体ともいわれている「亜空間」を創出することを試みる。7月19日には長坂常と廣瀬雄一の2人によるトークセッションを開催する予定。時間は19時から20時まで。【イベント情報】亜空間として形成する伊勢型紙 江戸小紋の世界会期:7月17日~8月26日会場:EYE OF GYRE住所:渋谷区神宮前5-10-1 GYRE3F
2018年06月22日「サンタフェ リー・ダークスコレクション浮世絵最強列伝―江戸の名品勢ぞろい―」展が、2018年7月3日(火)より、京都・相国寺承天閣美術館で開催される。日本美術を愛する収集家、リー・ダークスの浮世絵コレクションを初公開今回、その多大な所蔵作品を公開するリー・ダークスは、空軍士官として日本に駐留したのを契機に日本文化に関心を持って以来、浮世絵版画の名品を収集してきた米国人コレクター。浮世絵の祖・菱川師宣、美人画の喜多川歌麿、役者絵の東洲斎写楽、そして葛飾北斎や歌川広重など、代表的な浮世絵師の優品のみを集めたコレクションの数々を紹介する。華麗な色調を残した貴重な作品群浮世絵200年の歴史を網羅した稀品、著名作品で構成されているダークスコレクションは、浮世絵の歴史を語る上での重要性を持つだけにとどまらず、その大半が極めて良好な保存状態にあり、まるで今摺り上がってきたかのような華麗な色調を残しているのが特徴だ。200年の歴史と共に鑑賞する、浮世絵の真の芸術性展覧会は全六章で構成。菱川師宣や鳥居清信・清倍など、江戸独自の浮世絵文化を形成した浮世絵師に迫る第一章からはじまり、美人画・役者絵の国貞、武者絵・戯画の国芳、名所絵の広重と、幕末・天保期の浮世絵界を牽引した歌川派の絵師たちの作品を紹介する第六章まで、浮世絵の歴史を辿りながら、その真の芸術性を鑑賞出来るものとなる。浮世絵をモチーフにしたオリジナルグッズもまた、会場では浮世絵をモチーフにした展覧会オリジナルグッズも販売。本展における代表的な浮世絵を、光を吸収・蓄える特殊な素材でプリントした蓄光Tシャツ、ポップな色調と浮世絵を組み合わせたメガネケースなど、様々なグッズが用意されている。開催概要「サンタフェ リー・ダークスコレクション浮世絵最強列伝―江戸の名品勢ぞろい―」展会場:相国寺承天閣美術館開催期間:<前期>2018年7月3日(火)〜8月5日(日)<後期>2018年8月8日(水)〜9月30日(日)休館日:8月6日(月)、8月7日(火)開催時間:10:00〜17:00(最終入館は16:30)※前期、後期で全点展示替えを行う。チケット:一般 1,000円(800円)、65歳以上・大学生 800円(600円)、小中高生 500円(300円)、団体 800円(20名以上・一般のみ)※( )内は前売料金※リピーター割引あり(会期中2回目以降の鑑賞は、半券と引換にて100円割引※前売券は5月28日(月)から7月2日(月)までの限定販売。チケットぴあ(Pコード:769-039)、ローソンチケット(Lコード:52637)ほか、主要プレイガイド、コンビニエンスストアなどで販売■巡回展・山口県立萩美術館・浦上記念館会期:<前期>2018年4月28日(土)〜5月13日(日)<後期>5月15日(火)〜 5月27日(日)住所:山口県萩市平安古町萩市平安古586-1・横浜髙島屋会期:2018年10月10日(水)~10月22日(月)住所:神奈川県横浜市西区南幸1-6-31・日本橋髙島屋会期:2019年1月9日(水)~1月21日(月)住所:東京都中央区日本橋2-4-1・大阪髙島屋会期:2019年2月23日(土)~3月11日(月)住所:大阪府大阪市中央区難波5-1-5
2018年05月28日初夏の行楽気分を味わえるレシピ三品炊き込みではなく、出汁がけでいただくのが江戸の味『筍飯』浅蜊たっぷりの味噌汁をご飯にぶっかける、豪快な漁師飯『深川飯』徳川家康存命中は高嶺の花だった白魚をご飯に乗せた『白魚飯』『筍飯』(4杯分)「名飯部類」「黒白精味集」より炊き込みではなく、出汁がけでいただくのが江戸の味。■材料(4杯分)・筍…穂先から10cm程度・米…2合・水…400ml・鰹出汁…600ml・醤油…小さじ3・塩…小さじ1/2・木の芽…適量・三つ葉…1束・紅たで…適量・揉み海苔…適量■作り方1)筍の先の柔らかい部分を10015cmほどを切り取って塩茹でし、好みのサイズに切る。2)白米を通常通りに炊き、炊き上がった直後に切った筍を入れて蓋をし、しばらく蒸らす。3)これをざっくりと混ぜて深めの茶碗に盛り、木の芽、三つ葉、紅たで、揉み海苔などを乗せ、塩と醤油で味付けをした鰹出汁をかけていただく。江戸時代、三代将軍・徳川家光によって再興された目黒不動の門前には、「筍飯屋」が軒を連ねていました。ここで使われていたのは、現在の私たちが口にしているのと同じ、孟宗竹(もうそうちく)という種類です。甘くて柔らかい孟宗竹が、中国から琉球を経由して薩摩に渡来するまでは、日本では淡竹か真竹の筍が食べられていました。いち早く孟宗竹に目をつけたのは、江戸の京橋で廻船問屋を営む山路次郎兵衛という商人で、まずはこの筍を桐の箱に入れて高級感を出し、馬に乗せて販売することから始めました。孟宗竹の筍が評判になると、次郎兵衛は安永元年(1772年)、戸越村に別邸を構え、貧しい地元の農民のために、薩摩屋敷から孟宗竹の苗木を取り寄せて、栽培を推進しました。やがて目黒と荏原一帯は孟宗竹の産地となり、人々が多く集まる目黒不動では筍の市が立ち、茶飯屋と組んで筍飯を開発し、販売するようになったのです。この頃の筍飯は、炊き込みご飯ではなく、出汁がけだったと思われます。たくさんの薬味とともにいただく筍飯は、見た目も色とりどりで美しく、筍の香りや渋みがストレートに楽しめる逸品です。『深川飯』(二人前)浅蜊たっぷりの味噌汁をご飯にぶっかける、豪快な漁師飯です。■材料(二人前)・殻付き浅蜊…500g・長葱…1/2本・ご飯…2杯分(冷や飯でも可)・水…400ml・味噌…大さじ2・薬味…少々(お好みで)■作り方1)砂抜きした浅蜊を、殻をこすりあわせてよく洗う。長ねぎは1cm 幅に切っておく。2)鍋に水と浅蜊を煮立て、浅蜊の口が開いたらすぐに鍋から上げてスプーンで身を外す。3)浅蜊の煮汁に葱を入れ、火が通ったら浅蜊の身を鍋に戻して味噌を溶き入れ、ひと煮立ちさせる。4)器にごはんを盛り、3をかける。お好みで薬味や三つ葉を散らす。初夏の行楽の一つである「潮干狩り」が盛んになったのは、江戸時代のことです。「現在の4月から5月、芝浦・高輪・品川 沖・佃島沖・深川洲崎・中川の沖から、早朝より船に乗って沖に出る。卯の刻(午前6時頃)過ぎより潮が引き始めて、午の半刻(正午頃)には海底が陸地と変わる。ここに降り立って蛎蛤を拾い、砂の中にいる平目を踏み、引き残った浅汐で小魚を捕獲して宴を催した」と『東都歳時記』(1838年)に書かれています。 平目や小魚まで手に入れて、潮が満ちてくるまでその場で宴会とは、羨ましい限りです。また、海に面していた深川では浅蜊がたくさん獲れました。 深川の漁師たちが、味噌や醤油で煮た浅蜊と葱を、船の上でごはんにかけて食べた漁師飯が「深川飯」です。 当時は「ぶっかけ飯」や「浅蜊飯」と呼ばれており、「深川飯」と呼ばれるようになったのは昭和に入ってから。現在、深川名物となっている『深川めし』は、醤油ベースの煮汁ごとぶっかけるタイプと、炊き込むタイプの2種類があります。 炊き込むタイプは、『深川めし』を持ち運びできるようにと、近年考案されたものだそうです。『白魚飯』(二人分)「名飯部類」より徳川家康存命中は「御止魚(おとめうお)」。高嶺の花だった白魚をご飯に乗せて。■材料(二人分)・白魚…20匹程度・温かい御飯…2杯・海苔…2枚・鰹出汁…300ml・醤油…小さじ1・塩…少々・芽葱(小葱でも)…適量・山葵…少々(お好みで)■作り方1)白魚は水洗いして塩水に浸け、その間に蒸し器を温めておく。2)蒸し器に クッキングシート等を敷き、白魚を並べて軽く蒸し、自然に冷ます。(真っ直ぐな白魚にこだわらないのであれば、塩を入れた湯で軽く茹で、水気を切る)3)出汁に塩と醤油を入れて温め、器に盛った御飯にかける。その上に炙った海苔と2を乗せ、芽葱、山葵などを添える。成魚でも体長10cmに満たない白魚は足が速いため、夜の間に隅田川下流で漁を行い、魚河岸が開かれる早朝に合わせて出荷していました。白魚が江戸で初めて漁にかかった時、透けて見える脳髄が葵の御紋に似ていたことから、佃島の漁師が不思議に思って徳川家康に献上したところ、「三河の海で獲れる白魚が、江戸前の海でも獲れるとは吉兆なり」とたいそう喜び、好物である白魚の漁獲量を確保するため「御止魚」にしました。家康亡き後、解禁になった白魚は、公方様好みの魚としてもてはやされ、篝火に誘われて集まってくる白魚を、四手網(よつて0あみ)ですくい取る白魚漁は、江戸の風物詩になりました。 漁場に芸者を連れて小舟を出し、獲れたての白魚づくしの料理を海の上て0いたた0く、という贅沢な遊びもありました。
2018年05月14日日本橋を望めるリバービューのテラス席が自慢のお店「ニホンバシ イチノイチ」の路面側はガラス張りで、エントランスはとてもシンプルな作りです。店内に入ると、落ち着いた色合いのシックな空間。間接照明が用いられ、大人っぽい雰囲気のバーカウンターがあり、その隣にはテーブル席が並びます。お店の自慢は、400年の歴史を刻む「日本橋」を望めるリバービューのテラス席があること。白いちょうちんが飾られたテラス席では風を感じることができ、仕事帰りのビジネスマンや女性客から人気があります。所在地の番地がそのまま店名になっているお店です。香りや食感も最高! 「牛ハラミ肉のほう葉味噌焼」「牛ハラミ肉のほう葉味噌焼」(1,780円)は、お店が太鼓判を押す人気メニュー。枯ほお葉の上に味噌と牛ハラミ肉を乗せて焼き上げた、飛騨地方で親しまれている郷土料理です。席に運ばれてくると、ほう葉と味噌の香りがふわっと広がり、食欲が刺激されます。牛ハラミは黒毛和牛で、やわらかくとろけるような食感。味噌は余ったら他のメニューに付けて楽しんでも良いでしょう。お酒のアテにピッタリの逸品です。後味サッパリ! 「抹茶パフェ」はデザートにおすすめ「抹茶パフェ」は大人気のスイーツメニュー。抹茶シャーベットやバニラアイスと一緒にグラスにのるのは、モチモチとした食感が楽しい黒糖ゼリーや抹茶味のわらび餅。さらにあんこや生クリーム、フルーツに白玉など、美味しいものがぎゅっと詰まっています。後味がサッパリとしているので、パフェを普段食べない人にもぜひ味わってもらいたい一品です。お店の名物! ふっくら炊き上げた「真鯛の土鍋めし」「真鯛の土鍋めし」は、「ニホンバシ イチノイチ」の名物メニュー。木の芽が添えられて上品な見た目のご飯は、鯛のうまみやだしの風味が全体に行き渡り、ふっくらとした仕上がり。土鍋でじっくりと炊き上げられているので、お米がひと粒ひと粒立っています。鯛の身をほぐして全体をかき混ぜてからお茶碗によそいましょう。1杯目はそのままいただき、2杯目はお茶漬けにして楽しむこともできます。お店を訪れたら外せないメニューです。洗練された空間で、絶品創作和食を楽しめるお店「ニホンバシ イチノイチ」では旬の素材を使ったおいしい創作和食を、洗練された多彩な空間で楽しめます。ダイニングルームやバースペース、ボックス席などがあり、さまざまなシーンで利用できます。また、16:00~19:00の時間帯は、1杯300円からのリーズナブルなハッピーアワーを開催しており、仕事を早く切り上げて足を運びたくなるお店です。東京メトロ・日本橋駅のB9出口からから徒歩1分と、そのアクセスの良さも人気の理由です。ニホンバシ イチノイチの落ち着いた空間で、江戸の風情を感じながら絶品和食に舌鼓をうちませんか。スポット情報スポット名:ニホンバシ イチノイチノイチ住所:東京都中央区日本橋1-1-1 国分ビルディング1F電話番号:03-3516-3111
2018年04月23日花見に季節にぴったりなレシピ三品海老の甘みが存分に楽しめる『芝海老飯』うまみと栄養がたっぷりつまった『蛤飯』この時期にぴったり、見た目も綺麗な『山吹飯』『芝海老飯』(二人前)「名飯部類」より柔らかくて甘みのある芝海老と、香り高い有明海苔を使った、春らしい彩りのご飯です。■材料(二合分)・芝海老…30匹・米…2合・三つ葉…1束・塩…小さじ1・酒…大さじ2・醤油…小さじ1・焼き海苔…適量■作り方1)芝海老は洗って頭と殻を剥き、爪楊枝を刺して背わたを抜き取る。2)芝海老の身は酒に浸けておき、頭と殻は500mlのお湯でアクを取りながら茹でて老出汁を取り、網で漉して冷ます。3)炊飯器に洗米と2を入れる。出汁が足りないようなら酒を足し、塩と醤油を加えて炊く。炊き上がったら2cm幅に切った三つ葉を加えてざっくりと混ぜ、焼き海苔を揉みほぐして散らす。江戸時代、芝浦で大量に獲れたため、その名がついた「芝海老」は、殻も柔らかいため、通常の調理法以外にも、当時は殻ごと煎り焼きにしたり、素揚げや天麩羅蕎麦のタネに使われたり、鮨ネタと酢飯の間に挟むおぼろに使われたりと、様々な調理法で食されていました。現在、この芝海老もトッピングの海苔も、産地として有名なのは、九州の有明海です。特に佐賀県太良町で獲れる、芝海老と海苔の漁獲量は全国1位で、佐賀県産品を使った朝ごはん推進プロジェクト、「あさご藩」のおかずの一品としても取り上げられています。『蛤飯』(二人前) 「素人包丁」より蛤をたっぷり使い、独活を散らした、粋で贅沢なご飯です。■材料(二人前)・蛤…12個程度・独活…6cm幅・温かい御飯…2杯分・水…3カップ(600ml)・酒…大さじ2・塩…少々・醤油…少々・胡椒…少々■作り方1)独活は皮を剥き、3cm×5mm程度の短冊に切り、水にさらす。2)鍋に水と酒と砂出しした蛤を入れて沸騰させ、蛤の口が開いたら身を取り外す。煮汁は塩と醤油で味を調えておく。3)茶碗に温かいご飯を盛り、蛤の身と独活を乗せて黒胡椒を振り、温めた煮汁をかける。「その手は桑名の焼き蛤」という地口で有名な、三重県・桑名宿の大蛤が全国的に知られるようになったのは、江戸時代からです。街道が整備され、人々が気軽にお伊勢参りか0できるようになったおかげて0、ご当地グルメが誕生したというわけです。江戸湾でも蛤は豊富に獲れましたが、桑名では6cm以上ある大蛤が獲れたため、焼いても食べ応えがありました。焼き方も洒落ていて、当時の浮世絵に、松ぼっくりや乾燥させた松の葉をかぶせて焼いている図が残っています。弥次さん喜多さんの珍道中でおなじみの『東海道中膝栗毛』にも、「桑名に着きたる悦びのあまり、名物の焼蛤に酒くみかはして……(中略)……箱にした囲炉裏のようなものの中へ蛤を並べ、松かさをつかみ込み、扇ぎたてて焼く」とあり、焼き上がった蛤は、大皿に入れて提供していました。この焼き方を再現した焼き蛤をいただいたことがありますが、松の良い香りが貝に移り、なんとも乙な逸品でした。また桑名では、「焼き蛤」に次いで名物だったのか0「蛤の時雨煮」で、旅人は現地で「焼き蛤」を味わい、土産に「時雨煮」を購入するのがお決まりだったようです。『山吹飯』(二人前) 「名飯部類」よりゆで卵の黄身を裏ごしし、山吹の花に見立てた色鮮やかなご飯です。■材料(二人前)・卵…3個・三つ葉の茎…1束分・温かい御飯…2杯分・鰹出汁…300ml・醤油…小さじ1.5・塩…少々■作り方1)卵を固ゆでにし、黄身だけを茶こしやザルなどで裏ごしする。三つ葉は小口切りにする。2)温かいご飯に1の黄身をかけ、三つ葉を散らし、醤油と塩で味を整えた、熱い鰹出汁をかけていただく。前述した蛤のように、環境破壊により、江戸時代は安価だったものが、現代では高価になってしまった食材は多々あります。逆に、江戸時代は高価だったものが、現代は安価になった代表格が、卵です。江戸末期に書かれた『守貞謾稿』によれば、かけそば一杯が十六文の時代に、ゆで卵は一個二十文で売られていた、という記述があります。仮に、一文を25円として換算すれば、ゆで卵一個が500円もしたということになります。それだけに、当時は病人のお見舞いや贈答品、もしくは女性を口説く際のプレゼントとしても買い求められていました。
2018年03月26日「hokusai&TOKYO 水辺を彩る江戸祭」が、2018年3月17日(土)に東京・お台場海浜公園内で開催される。「hokusai&TOKYO 水辺を彩る江戸祭」は、葛飾北斎の《富嶽三十六景》や《北斎漫画》といった浮世絵などに描かれた「水辺の賑わい」を題材に、最新テクノロジーを駆使したウォータープロジェクションマッピングやアート企画でお台場の水辺を盛り上げるイベント。和食の屋台フードを提供するフードエリアも展開される。海上には、葛飾北斎をテーマにしたウォータープロジェクションマッピングショー「水幕電子描画」が登場。「フラワーズバイネイキッド2018ロンド(FLOWERS by NAKED 2018輪舞曲)」や「サクラアクアリウム バイ ネイキッド」などの演出を手掛けるクリエイティブカンパニー「ネイキッド」が映像制作を手掛ける。幅40メートルの巨大なウォータースクリーンを設置し、葛飾北斎の浮世絵と、歴史上の偉人や神話の英雄たちが登場するスマートフォン向け人気ゲーム「Fate/Grand Order」のキャラクターが共存したショーを展開する。RPG仕立ての物語をベースにした、水の美しい動きや飛沫を活かしたダイナミックな演出が魅力だ。また、お台場海浜公園内の砂浜エリアには、ろうそくを使用した「北斎浜辺巨大浮世絵」を設置。約8,000個にも及ぶ7色の灯火を浜辺に並べ、巨大でカラフルな「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を描き、浜辺を幻想的に照らす。【詳細】hokusai&TOKYO 水辺を彩る江戸祭開催日時:2018年3月17日(土) 11:00~21:00 ※開場 11:00会場:東京・お台場海浜公園内入場料金:無料(一部有料エリア)■ウォータープロジェクションマッピング上映予定時間:・陸上向け 18:10~(海上向け 18:00~/18:20~の2回)・陸上向け 19:00~(海上向け 18:50~/19:10~の2回)・陸上向け 19:50~(海上向け 19:40~/20:00~の2回)・陸上向け 20:40~(海上向け 20:30~/20:50~の2回)(各回10分を陸上向け上映1回、海上向け上映2回)※予告なく上映時間が前後する可能性あり。〈特等席チケット〉料金:前売券「特等席手形+3文チケット」2,000円(税込)、当日券「特等席手形」1,000円(税込) ※時間指定、入れ替え制陸上立見席販売場所:前売券はローソンチケット限定(Lコード:33959)、当日券はお台場海浜公園にて販売※海上からの観覧チケットは既に予定枚数終了。※会場となるお台 場海浜公園への入場は無料。■「北斎浜辺巨大浮世絵」(紙ろうそく北斎アート)料金:参加無料 実施時間:16:30ごろ点灯開始、17:00ごろ点灯完了 ※21:00ごろまで点灯予定実施場所:お台場海浜公園内の砂浜エリア
2018年03月15日日本最大級の江戸切子のイベント「Love Nippon! 江戸切子桜祭り2018~第30回 江戸切子新作展~」が、2018年4月6日(金)から4月8日(日)まで、東急プラザ銀座にて開催される。江戸切子は、硝子の表面に彫刻を施し、様々な模様を表現する日本の伝統硝子細工。硝子細工ならではの透明感と鮮やかな色彩が織り成す独特の美しさが魅力だ。「Love Nippon! 江戸切子桜祭り2018~第30回 江戸切子新作展~」では、希少な一点物や高級な作品を含む、200点以上の伝統工芸江戸切子が集結する。銀座での開催は初となる。「桜」をテーマにした会場内には、注目の新作切子を展示する新作展や、工房や若手職人が出品した様々な切子の特別販売、伝統工芸士による作品解説、江戸切子体験ワークショップなど、様々な側面から楽しめるコンテンツが目白押しとなっている。【詳細】Love Nippon! 江戸切子桜祭り2018 ~第30回 江戸切子新作展~開催期間:2018年4月6日(金)~4月8日(日) 11:00~21:00 ※最終日は18:00まで会場:東急プラザ銀座 6F キリコラウンジ住所:東京都中央区銀座5-2-1※江戸切子体験ワークショップ(有料)は、ECサイト「藤巻百貨店」で事前予約を受付予定。【問い合わせ先】藤巻百貨店 銀座店TEL:03-6264-5612
2018年02月24日東京・墨田区のすみだ北斎美術館にて、「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」が開催される。期間は2018年2月14日(水)から4月8日(日)まで。なお、期間中は、2月14日(水)から3月11日(日)までの前期と、3月13日(火)から4月8日(日)までの後期に分かれて開催される。葛飾北斎は、代表作品「冨嶽三十六景」などの風景画を描いた人物として知られているが、その70年に及ぶ多彩な製作活動の中で、特徴的な江戸美人画のスタイルを確立した人物でもある。「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」では、そんな北斎やその弟子たち一門が手掛けた130点ほどの作品を一堂に展示。本展は、全3章に分かれ、各章異なるテーマで、北斎が描く美人画の魅力を発信する。第1章「北斎美人七変化―美人様式のうつりかわり」では、北斎が描いた美人画の作品を一挙に公開。初期の宗理時代に描かれた柔らかな雰囲気の美人画から、画風を確立した晩年の作品まで、時代と共に移り変わる美人画の特徴を鑑賞することができる。第2章「華麗なるファッション・ヘアスタイルの世界」は、当時の流行の化粧や代表的なヘアスタイルなどを北斎の作品などを通じて紹介する。「枕草子を読む娘」では、作品中に当時のトレンドメイク"笹色紅"を唇に纏った女性が描かれ、光の加減によって玉虫色に見えるこまやかな口元の描写までが再現されている。そして、第3章「北斎スクールの美人たち」では、北斎の元で学んだ門人たちの美人画が展示される。200人を超えたと云われる門人たちは、北斎の画風を強制されることなく育成された為、それぞれの個性が光る画風の美人画を残すことができた。葛飾北斎の娘で門人のひとり、葛飾応為の「女重宝記」では、華やかな着物をまとった複数の江戸美人が大胆な色彩で描かれている。他にも、期間中は、北斎に関する講演会や、伝統工芸品の作成体験などバリエーションに富んだ企画が開催される。【詳細】すみだ北斎美術館「Hokusai Beauty~華やぐ江戸の女たち~」会期:2018年2月14日(水)~4月8日(日)※前期 2月14日(水)~3月11日(日)、後期 3月13日(火)~4月8日(日)場所:すみだ北斎美術館住所:東京都墨田区亀沢2丁目7−2開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)休館日:毎週月曜日観覧料:一般 1000円(800円)、高校生・大学生 700円(560円)、65歳以上 700円(560円)、障がい者 300円(240円)※( )は20名以上の団体料金。期間中、着物で来館した人は当日の観覧料は団体割引を適用。※小学生以下は無料。※学生は要生徒手帳または学生証。※65歳以上は年齢証明が出来るものの提示が必要。※障がい者手帳保持者の付添1名まで障がい者料金適用可能。※本展のチケットは、会期中観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)も閲覧可。【問い合わせ先】すみだ北斎美術館TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
2018年01月30日高級感あふれる黒い外観が、お客さんをお出迎え東京都墨田区向島にある蕎麦屋「向島七福すずめの御宿(むこうじましちふくすずめのおやど)」は、古き良き時代の“粋”を活かした、風情あふれる外観が印象的なお店。路地から一本入った、静かな空間でお蕎麦をいただけます。店主は元料亭の女将。大人が落ち着いて食事を楽しめる場所にしたいと考え、江戸の佇まいを意識した、趣あるお店を作りました。個室が2部屋と、テーブル席が用意された店内では、ゆったりと食事を楽しめます。店内に入る途中に見える、蕎麦打ち風景も店主のこだわりです。蕎麦粉の挽き目を調節できるこだわりの石臼芸者の世界、いわゆる花柳界である向島だからこそ、江戸情緒を意識してお店を営業しているという「向島七福すずめの御宿」。現代では醤油を使用するのが一般的な蕎麦つゆですが、醤油が普及する前の江戸時代は味噌と大根おろしの汁で食べていたそう。その味を忠実に再現した蕎麦が、このお店では味わえます。その風情あふれる雰囲気を求めて、老若男女問わず愛されています。ご家族連れからお年寄りまで幅広く訪れますが、意外なところではウクライナの方も多く訪れるとか。独特の雰囲気が海外の方の心も掴んでいるのでしょう。めずらしい蕎麦の食べ方が楽しめる「すき焼き鍋蕎麦」「向島七福すずめの御宿」では、「すき焼き鍋蕎麦」が名物料理です。しっかりと味のついたすき焼き鍋と新鮮な卵、さまざまな形に切られた蕎麦と蕎麦湯が運ばれ、すき焼き鍋に蕎麦を入れて味わいます。卵にくぐらせて、一般的なすき焼きとしていただいてもおいしく、蕎麦を入れるとまた違う味わいが顔をのぞかせるという、二重に楽しめる料理です。遊び心あふれる蕎麦にも注目していただきましょう。お酒とよく合う「鴨と千寿ねぎの鴨味噌鉄板焼き」お酒も一緒に味わいたい人には、「鴨と千寿ねぎの鴨味噌鉄板焼き」がおすすめ。大きい鴨肉とこだわりの江戸野菜、千寿ねぎを味噌と一緒に香ばしくいただく、贅沢な一品です。使用している鴨肉は、やわらかい蔵王合鴨ロース。熱々のうちに口へ運びましょう。鴨とねぎの濃厚な旨味を味噌が引き立て、絶妙なハーモニーを奏でます。お酒との相性もよい料理なので、寒い冬には熱燗とともに味わってみてください。国産にこだわって厳選した新鮮食材が自慢お客さんが安心して食事ができるよう、店主は食材にこだわりを持っています。お店で使う食材はすべて国産。お客さんの健康へ繋がるよう、厳選して取り寄せました。お店のメインメニューである蕎麦も、挽き立てを食べられるため新鮮。まずはつゆを付けずに、塩を振りかけて蕎麦だけを少量食べてみてください。蕎麦独自の風味が口いっぱいに広がることでしょう。観光客でにぎわう東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー駅」から、徒歩約9分で到着する「向島七福すずめの御宿」。向島らしい、モダンな雰囲気の中、挽き立てのお蕎麦を味わってみませんか?スポット情報スポット名:向島七福すずめの御宿住所:東京都墨田区向島2-9-2電話番号:03-3622-4235
2017年12月25日老舗の重みと庶民的な気さくさが魅力のお店「薮伊豆総本店」は、江戸時代から続く老舗のそば屋。老舗なのにどこか庶民的あ雰囲気で、「気さくだけれどていねい」をモットーにしているお店です。しなやかな甘みと香りのある細打ちそばと辛口のつゆが特徴で、江戸っ子好みの味わいが楽しめます。老舗の雰囲気が感じられる重みのある外観で、店内は木を基調とした明るくゆとりのある空間が広がっています。江戸時代からの味と技を受け継ぐ薮伊豆総本店薮伊豆総本店のルーツは、江戸時代の天保年間に京橋で繁盛していた伊豆本にさかのぼります。1882年に神田・薮ののれんに入り、薮と伊豆本から薮伊豆と命名され創業に至りました。1996年に日本橋に移転し、現在まで伝統の味と技を守り続けているお店。1階~3階まで利用可能で、全部で110席あり、幅広い世代の人が利用しています。3階には座敷もあり、個室利用や貸切り利用もできるので、宴会や記念日のお祝い、接待にもおすすめです。そばを海苔で巻いたヘルシーな「そば寿し」海苔でそばを巻いた「そば寿し」は、ヘルシーでさっぱりした味わいの一品。巻きずしを作る要領で、海苔の上に軽く酢をふったそばをたっぷり敷き詰め、干ぴょうと椎茸、薄焼き玉子をのせてていねいに巻いていきます。そばの香りと海苔の風味が口に広がる、飽きのこない味わいと歯切れの良い食感がやみつきになるでしょう。腸活にも! 濃厚なごまが美味の「薮伊豆のごまそば」濃厚なごまがたっぷり入った「薮伊豆のごまそば」は、そばとごまの相乗効果で体の中からきれいになれる絶品のメニューです。野菜とごまを特製のつゆで煮込み、麺が隠れるほどのたっぷりのつゆをかけていただきます。そばにごまが絡みつき、ふたつの風味がひと口にぎゅっと詰まった味わい。ヘルシーなのでダイエット中はもちろん、美活や腸活にもおすすめです。ていねいな接客と伝統の美味しいそばで至福のひとときを「薮伊豆総本店」では、創業当時から守られてきた伝統のおいしいそばを気軽に味わってもらいたいと、日々ていねいにそば作りをしています。訪れた人が、落ち着いた空間で自慢のそばを堪能しながら、とっておきの時間を過ごせるように、ていねいな接客を心がけているお店で、女性のおひとりさまにもピッタリ。そばとよく合う日本酒も、さわやかな口当たりのものから辛口のものまで豊富な種類を取り揃えています。東京メトロ・銀座線および東西線の日本橋駅より徒歩5分、JR東京駅からも徒歩圏内という好アクセスの場所にあります。江戸時代から続く伝統のそばを味わいに、老舗の扉を開いてみませんか。スポット情報スポット名:薮伊豆総本店住所:東京都中央区日本橋3-15-7電話番号:03-3242-1240
2017年09月25日日清食品は8月21日、「日清麺なしラーメン 豚骨豆腐スープ」「日清麺なしラーメン担々豆腐スープ」(各170円・税別)を全国で発売する。同商品は、食事で糖質を意識する消費者が増えている中、麺は使わずに、濃厚なラーメンスープと独自開発した大きくなめらかな食感の豆腐を組み合わせた商品。糖質を意識しつつも、こってりした食事を食べたくなる人にぴったりとのこと。麺が入っていないため、カロリー・糖質とも低く抑えることが可能になった。「日清麺なしラーメン 豚骨豆腐スープ」は、旨味のある濃厚豚骨スープに大きくなめらかな食感の豆腐、味付豚ミンチ、ネギを組み合わせた。糖質3.6g、熱量67kcal。「日清麺なしラーメン 担々豆腐スープ」は、ごまの旨みが特長の濃厚な旨辛担々スープで、具材には大きくなめらかな食感の豆腐とミンチ肉、ネギを使用した。糖質3.2g、熱量76kcal。8月22日からは、Twitterプレゼントキャンペーンを実施する。Twitterアカウントから、 日清麺なしラーメン公式アカウントをフォローし、"#意志が弱い人向け"を含んだ公式アカウントの投稿をリツイートした人の中から、抽選で100名に両商品を各1ケース(6食入)ずつプレゼントする。キャンペーン期間は9月1日まで。
2017年08月21日日本で2人しかいない職人が手がける「紅」を体験!1825年創業の化粧品メーカー「伊勢半本店」が運営する「紅ミュージアム」は、創業時から守る紅づくりの技を後世にも伝えるべく、さまざまな資料を展示しています。ミュージアムに隣接するサロンでは、日本で2人しかいない職人が手掛ける「紅」を体験することができます。江戸の女性が夢中になった「紅」を体験ここでは、専門のスタッフに教えてもらいながら、「紅」を試すことができます。「小町紅」と呼ばれる紅は、江戸時代にはおちょこやお碗に塗るかたちで販売していたそう。当時と同じように、かわいい磁器のおちょこに薄く塗られている小町紅は、光を乱反射して玉虫色に見えますが、水をすこし含ませた紅筆でなぞると、鮮やかな赤に変わります。それを唇に点すと薄い紅色に。重ねづけしていくと少しずつ赤みが増します。唇の色に自然となじんで、自分だけの色になるというから不思議。光の反射によっては、唇も玉虫色に輝きます。品の良い伝統色はお顔の血色もワントーン明るく見せてくれるそう。江戸女性の美しさを手に入れよう! 紅花由来のアイテムも豊富また、サロンでは体験だけではなく、いろいろなデザインの可愛い焼き物に入った小町紅が販売されています。普段使いできるものから、婚礼などの贈り物にぴったりなセット品まで、9,720円から54,000円ほどで販売されています。サロンで口紅を体験したあとは、ビタミンEやリノール酸が豊富な「べにばな茶」をいただきましょう。アンチエイジングに効果がある嬉しいお茶を無料で楽しめるというから嬉しい限りです。歴史と伝統に守られた「紅」を唇にさせる体験できるのはとても貴重!お江戸の女性を魅了した「紅」の美しい質感を体験してみませんか?取材・文/末吉陽子スポット情報スポット名:伊勢半本店 紅ミュージアム住所:東京都港区南青山6-6-20K’s南青山ビル1F電話番号:03-5467-3735
2017年06月18日