ユニットコムは27日、温度・湿度表示機能を備えたデジタル温度計「D329 DE803(NT)」を発表した。同社が運営するパソコン工房通販サイト内にある雑貨専門店「Nantena」で同日より販売開始する。価格は税込1,804円。前面にモノクロ液晶を備え、屋内温度、外部温度、湿度が表示できるデジタル温度計。付属の計測ケーブルをつなげ対象物に先端を接触させることで、対象物の温度も測定できる。アラーム機能も搭載する。調節機能は、屋内温度が-10度~+50度(華氏14度~122度)、外部温度が-50度~+90度(華氏-58度~194度)。電源は単4形乾電池×1本。本体サイズは145×80×22mm。
2014年10月27日パナソニックは6月20日、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)におけるエネルギーと温湿度情報の一元管理を行うための「温湿度センサー」として屋内用「MKN7511W」と屋外用「MKN7512F」を発表した。発売は6月21日で、希望小売価格はMKN7511Wが11,800円、MKN7512Fが13,800円となっている(いずれも税別)。リビング、寝室、洗面、廊下などセンサーを設置した屋内の各所や、屋外の温度、湿度を計測し、専用モニターやスマートフォンなどでそれらの情報を確認できるようにするセンサー。同社では、HEMSによるエネルギーの見える化に加えて、将来的には温湿度情報に応じて空調機器などと連携させるシステムを目指すという。温湿度センサーは最大で10台の取り付けが可能。屋外用は、鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がないIPX3相当の防水性能を備えており、屋内用ともに電源の配線が不要な電池式となっている。また、スマートHEMSで通信の中心を担う「AiSEG(アイセグ)」とは920MHz帯の特定小電力無線を使用。電子レンジやコードレス電話機など家庭で多く使用されている他機器からの電波の影響を受けにくくなっている。温湿度の計測周期は屋内用が10分に1回、屋外用が15分に1回、電波の到達距離は水平見通し距離で約100m(障害物のない場所で)となっている。電源は専用リチウム電池「MKN7511W2520」(製品に1個付属)で、電池寿命は約5年(使用環境により異なる)。本体サイズはW84×D32×H84mm、質量は約130g(電池含む)となっている。
2014年06月20日冬は乾燥が気になる季節。東京における2012年の月別の湿度推移を気象庁のホームページで調べてみると、どの月も平均湿度は40~60%の快適な圏内に収まっていますが、最低湿度を見ると40%を超えているのは7月のみで、特にこれから乾燥の増す12月~4月は10%台まで落ち込んでいます。乾燥は肌トラブルや風邪の原因にもなります。外気が乾燥するだけでなく、冬はエアコンや石油ファンヒーターなど、部屋が乾燥する暖房器具を使う人も多いはず。乾燥対策として、加湿器を利用するのが一番手っ取り早く手軽ですが、梅雨の時期は逆に除湿機が必要になるほど湿度が高い日本。特定の時期にしか利用しないシーズンアイテムを減らすことは部屋のスリム化にもつながります。加湿器なしで快適な湿度を保つ方法を試してみました。●気密性の高いマンションは、外より高湿度になる傾向あり湿度計は家電量販店で500円くらいから販売されており、写真の温室時計は電池が不要なタイプです。12月、帰宅後の締め切った部屋で測定してみると湿度60%とすでに問題のない数値です。撮影のために床に置いていますが、本来湿度計は温度計同様床から1.5mくらいのところに設置するのが最適です。現時点の外気の湿度も気象庁のホームページから調べることができます。測定時点(18時)の東京の天気は晴れ。湿度は27%でした。気密性の高いマンションでは外気よりも湿度は上がる傾向にあります。現時点ですでに快適な湿度が保たれていますが、あえて湿度を下げてみるため窓を開けて換気してみました。換気10分後、湿度は50%強と10%弱下がります。さらに10分後には50%を若干下回る程度まで下がりました。冬ではあまり機会がないかもしれませんが、湿度が上がりすぎた場合はドアや窓を開けたり、換気扇を活用して換気をするのが一番です。●湿度を上げるには濡れタオルが一番今度は湿度を上げるために水の入ったコップを湿度計の真横においてみます。1時間後、測定前に50%だった湿度は55%まで上昇しました。55%以上はなかなか上がらなかったため、今度は洗濯したバスタオルをそばに干したところ一時間後には60%まで上昇しました。バスタオルから1m以上離れた場所でも60%の湿度をキープしており、表面積の大きい濡れバスタオルは部屋中の湿度を上げるにはお勧めの方法です。お風呂上りのタオルはなるべく眠る場所の近くで、顔のそばに干すようにし、睡眠中の喉や肌の乾燥を防ぐようにしましょう。●乾燥しがちな顔周りだけは、ピンポイント対応がお勧め最後に、湿度によって肌やのどなどにどのような感覚の変化が出るかまとめてみました。・20%…乾燥やのぼせを覚えます。繊細な電気機器の多い家電量販店の湿度は20%台で、東京の12月の晴れた日中の湿度とほぼ同じくらいです。露出している顔の肌や唇に乾きを感じるほか、家電量販店のように気温が高く低湿度な場所だとサウナにいるときようなのぼせた感覚があります。・40%…快適に過ごせます。快適といわれる湿度の下限です。・60%…快適に過ごせます快適といわれる湿度の上限です。湿度60%の感覚に慣れると、40%まで下がったときに顔の肌、特に口の周りにあたりに若干の乾燥を感じます。・70%…感覚的には快適ですが、湿度的には問題あり肌の乾燥は感じず、じめじめとした感覚もありません。快適ではあるのですが、70%も湿度があると今度はカビの原因にもつながるため換気が必要です。顔周りだけはうるおった感じをキープしたい場合は、マスクするのがおすすめです。睡眠時用に耳の引っ張りが少ないタイプも出ていますので活用してみては。濡れタオル、マスク、換気、これら3つを上手に組み合わせて、快適な湿度を保ちましょう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月14日冬は乾燥が気になる季節。東京における2012年の月別の湿度推移を気象庁のホームページで調べてみると、どの月も平均湿度は40~60%の快適な圏内に収まっていますが、最低湿度を見ると40%を超えているのは7月のみで、特にこれから乾燥の増す12月~4月は10%台まで落ち込んでいます。乾燥は肌トラブルや風邪の原因にもなります。外気が乾燥するだけでなく、冬はエアコンや石油ファンヒーターなど、部屋が乾燥する暖房器具を使う人も多いはず。乾燥対策として、加湿器を利用するのが一番手っ取り早く手軽ですが、梅雨の時期は逆に除湿機が必要になるほど湿度が高い日本。特定の時期にしか利用しないシーズンアイテムを減らすことは部屋のスリム化にもつながります。加湿器なしで快適な湿度を保つ方法を試してみました。●気密性の高いマンションは、外より高湿度になる傾向あり湿度計は家電量販店で500円くらいから販売されており、写真の温室時計は電池が不要なタイプです。12月、帰宅後の締め切った部屋で測定してみると湿度60%とすでに問題のない数値です。撮影のために床に置いていますが、本来湿度計は温度計同様床から1.5mくらいのところに設置するのが最適です。現時点の外気の湿度も気象庁のホームページから調べることができます。測定時点(18時)の東京の天気は晴れ。湿度は27%でした。気密性の高いマンションでは外気よりも湿度は上がる傾向にあります。現時点ですでに快適な湿度が保たれていますが、あえて湿度を下げてみるため窓を開けて換気してみました。換気10分後、湿度は50%強と10%弱下がります。さらに10分後には50%を若干下回る程度まで下がりました。冬ではあまり機会がないかもしれませんが、湿度が上がりすぎた場合はドアや窓を開けたり、換気扇を活用して換気をするのが一番です。●湿度を上げるには濡れタオルが一番今度は湿度を上げるために水の入ったコップを湿度計の真横においてみます。1時間後、測定前に50%だった湿度は55%まで上昇しました。55%以上はなかなか上がらなかったため、今度は洗濯したバスタオルをそばに干したところ一時間後には60%まで上昇しました。バスタオルから1m以上離れた場所でも60%の湿度をキープしており、表面積の大きい濡れバスタオルは部屋中の湿度を上げるにはお勧めの方法です。お風呂上りのタオルはなるべく眠る場所の近くで、顔のそばに干すようにし、睡眠中の喉や肌の乾燥を防ぐようにしましょう。●乾燥しがちな顔周りだけは、ピンポイント対応がお勧め最後に、湿度によって肌やのどなどにどのような感覚の変化が出るかまとめてみました。・20%…乾燥やのぼせを覚えます。繊細な電気機器の多い家電量販店の湿度は20%台で、東京の12月の晴れた日中の湿度とほぼ同じくらいです。露出している顔の肌や唇に乾きを感じるほか、家電量販店のように気温が高く低湿度な場所だとサウナにいるときようなのぼせた感覚があります。・40%…快適に過ごせます。快適といわれる湿度の下限です。・60%…快適に過ごせます快適といわれる湿度の上限です。湿度60%の感覚に慣れると、40%まで下がったときに顔の肌、特に口の周りにあたりに若干の乾燥を感じます。・70%…感覚的には快適ですが、湿度的には問題あり肌の乾燥は感じず、じめじめとした感覚もありません。快適ではあるのですが、70%も湿度があると今度はカビの原因にもつながるため換気が必要です。顔周りだけはうるおった感じをキープしたい場合は、マスクするのがおすすめです。睡眠時用に耳の引っ張りが少ないタイプも出ていますので活用してみては。濡れタオル、マスク、換気、これら3つを上手に組み合わせて、快適な湿度を保ちましょう。文●石徹白未亜
2012年12月14日