人気SFシリーズ最新作『猿の惑星/創世記(ジェネシス)』のジャパンプレミアが24日に都内で行われた。“遺伝子”操作で高い知能を手にした猿が“リーダー”となって、人類に反旗を翻す本作にちなみ、なでしこジャパンのキャプテンとしてサッカー女子日本代表を世界一に導いた澤穂希選手と、芸能界屈指の遺伝子を受け継ぐ気象予報士の石原良純が出席した。その他の写真猿が支配する惑星は、かつて人間が栄華を誇った“地球”だった。そんな衝撃的クライマックスで、世界中を震撼させたシリーズ第1作『猿の惑星』から40数年。現代のサンフランシスコを舞台に、最新のデジタル技術を用いて「いかに猿が人類を支配したのか」をスリリングに描くのが『猿の惑星/創世記(ジェネシス)』だ。W杯での優勝以降、大忙しの澤だが、映画イベントに出席するのは今回が初めてで「試合より緊張しますね」。一足先に作品を鑑賞し「スケール感に圧倒されました。それに(映画に登場する)猿がぜんぶCGだと聞いてびっくりしました。それに感動的な部分もあって、女性でも楽しめる作品だと思います」と太鼓判を押す。高い知能を武器に、仲間を率いるリーダー格の猿・シーザー(演じるのはアンディ・サーキス)に対しては、「私もキャプテンとして、みんなを引っ張っていく苦労に共感しました」。作品のテーマである“進化”を引き合いに「一試合一試合、進化し続けて、成長する姿を見てもらいたい。私もシーザーのような強い信念で頑張ります」と2012年ロンドン五輪に気持ちを引き締めた。石原はシリーズ第1作『猿の惑星』を公開当時に見たといい「あのラストシーンは今でも覚えていますよ」と感慨深げ。「人間が欲望を追求すると、いろいろなハプニングが起こるもの。天気だって、人間がどうこうしようとするのは良くないこと」と気象予報士らしい視点で、作品に込められた“人類への警鐘”をアピールした。『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』10月7日(金)、全国ロードショー
2011年09月26日貴重!さすがにきれいなすっぴん姿元「CanCam」モデルの徳澤直子が、自身のオフィシャルブログにて貴重なすっぴんを披露している。昨年7月にプロ野球西岡剛選手と結婚し、この8月には女児を出産した彼女。まさに幸せいっぱいといったところだ。現在は、メジャーリーグに移籍した夫とともに、家族でアメリカ・ミネアポリスで生活している彼女。最近のブログでは、子どものことに触れることも多く、子育てに奮闘中のようだ。美貌は健在!愛娘も可愛い☆すっぴん姿を披露した写真でも、わが子を大事に抱っこ。抱っこする姿も美しく、産後とは思えない美貌だ。このあたりはさすがといったところか。CanCamモデルを卒業し、ママとなっても美貌は健在のようだ。こんな彼女とイケメン選手としで評判になることも多い西岡選手とのあいだに生まれた子どもだけに、Jr.ちゃんもきっと可愛い子に育ちそう。すっぴんでわが子を抱っこした写真は、ほんの少し、その可愛らしさも見えるようなものとしても貴重な一枚だった。元の記事を読む
2011年09月03日BBCのドキュメンタリー映画『ライフ −いのちをつなぐ物語−』公開を記念して、デザイナーのキム・ジョーンズが発起人となり、人々に生きるエールを贈る“ワンライフ・プロジェクト”が発足。8月8日(月)、英国大使館で行われた発足記念会見に映画のメッセージに賛同したVERBAL(m-flo)と女子サッカー日本代表の丸山桂里奈が出席した。3,000日にわたって全大陸の動物たちの、新たな世代へと命をつないでいく営みを映像に残した本作。世界的なデザイナーとして活躍し、今年3月にはLOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)のディレクターに就任したジョーンズが、映画のメッセージに感銘を受けて今回のプロジェクトが発足し映画のオフィシャルTシャツをデザイン。プロジェクトを通じて“生きる力”を伝えることを目的に、このTシャツの販売1枚ごとにスペシャルノートブック1冊が東日本大震災の被災者の子供たちに届けられる。映画に感動したという丸山さんは「私もみなさんにエールを送れたらと思い、こちらにうかがいました」と挨拶。特に劇中のチーターの兄弟の物語が感動したそうで「兄弟3人が自分たちより大きなダチョウを仕留める姿から、ひとりでは勝てなくても力を合わせていく強さを感じました」となでしこジャパンの一員としての激闘に重ね合わせて感じるところがあったよう。ジョーンズの手によるゴリラのTシャツで登場したVERBALも、映画から多くのメッセージを受け取った様子。「失敗を繰り返すことで新しいことが見えてくる。続けていくことが大切。『前を向いて続けていこうよ』というのが僕からのメッセージ」と呼びかけた。自らを動物に例えるなら?という問いに、さすがフォワードだけあって丸山さんは先述のチーターを挙げた。さらに、日本代表の佐々木監督については「(映画の中で)家族愛を見せているので」とゾウに、澤穂希選手については「外見は優しそうだけど闘争心を持っている」とイルカに喩えた。まもなくロンドン五輪のアジア予選が始まるが丸山さんは「ロンドンの金メダルを獲りたい」と再び世界の頂点に立つことを目標に掲げる。一方のVERBALは「新しいアーティストの発掘や今後のニューカマーを世に送り出す手伝いができれば」と今後の目標を明かしてくれた。『ライフ −いのちをつなぐ物語−』は9月1日(木)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ライフ −いのちをつなぐ物語− 2011年9月1日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© BBC EARTH PRODUCTIONS(LIFE)LIMITED MMXI.ALL RIGHTS RESEVED.■関連記事:最新鋭の技術によって捉えた奇跡の瞬間『ライフ』試写会に10組20名様ご招待松本幸四郎&松たか子による“父娘”ナレーションを監督が絶賛!幸四郎&松たか子が親子でナレーションで共演!娘へのストレートな質問に父、苦笑
2011年08月08日女優の浅見れいな、長渕文音、穂のかが、初共演し3姉妹を演じる舞台「結婚狂想曲」の稽古が8月中旬から都内ホールでスタート。25日、3人は結婚について語り合う重要シーンでの掛け合いに磨きをかけた。人気劇団「PU−PU−JUICE」第10回公演で、結婚式の真っ最中に新郎が「この結婚、なかったことに…」と破棄を匂わす発言をしたことから露呈する人々の悲喜こもごもを描くドタバタラブコメディ。3人は客演でオファーされ快諾。主演となる新婦で三姉妹の長女を浅見さん、既婚ながら浮気性の次女を長渕さん、バツイチで子持ちの三女を穂のかさんと、それぞれひと癖ある役どころに挑む。稽古開始から約10日、この日は舞台装置を確認しながら動き、台詞を読み合わせて、芝居のリズムや掛け合いのテンポを確認する内容。浅見さんらは芝居のリズムを体に叩き込むように自身の台詞をリズミカルに発して掛け合いに打ち込み、汗を流した。今回、初舞台を踏む長渕さんは、両親がシンガーソングライター・長渕剛、元女優・志穂美悦子さんながら、アドバイスは「舞台って、両親はあまりやったことがないから」と受けていない。「訳が分からなく、難しい。いい意味で全て壊されたような感じ」と体当たりで挑み、「役柄は野性的で思ったことを顔に出したり言ったりするところが自分と似ていて、やりやすい」と着実に役を掴んでいる。今年3〜4月の初舞台「カフカの変身」で英国演劇界の鬼才スティーヴン・バーコフ氏の厳しい演出の洗礼を受けた穂のかさんは、「前回と全然違って何が分からないかが分かるので、楽しめています。役が自分寄りで似ている。私も、結婚しても仕事をしていたいという考えなので、理解しやすい」と充実の笑顔を浮かべる。「3度目の舞台」と話す浅見さんは「ドタバタコメディなので、すごくはっちゃけると思います」と“大暴れ”予告する。3人のチームワークは?と聞くと「バッチリですよ!」と長渕さんが即答。“姉”の浅見さんが「2人が思った以上に強烈。文音はすごく色っぽい。穂のかはマイペースで強い。2人とも慕ってくれるので嬉しいしかわいい」と話すと、穂のかさんは「浅見さんは男らしい、男前のオーラがある。マイペースですし」とそれぞれ個性的でいい刺激を与え合っている様子だった。一方、今作のテーマは結婚。お年頃でもある3人がいま、抱く結婚観は?浅見さんは「いつしてもいい、って思っていますね。年齢がいま27で周囲が第2次結婚ブームです。でもそのブームには乗れなそう。ちゃっちゃしたい、とも思うのでいつかはするんじゃないかなと」とサバサバ。長渕さんは「結婚願望が全然ないんです。子供ができちゃったらするんじゃないかな、って。だから今回、離婚寸前の役なので掴むのが難しいんです」と苦笑い。穂のかさんも「結婚願望が全然ない」と前置きし「この舞台の冒頭の台詞で『人はなぜ結婚するんでしょう?』とありますが、自分の疑問と同じ。演出の山本浩貴さんが『結婚に対するイメージが変わる舞台になれば』とおっしゃっていましたし、この舞台が全部出来あがったときに自分がどう思うか、楽しみです」と声を弾ませていた。8月30日(木)製作会見都内で行われた劇中の冒頭の結婚式を演じた形式の製作会見に、浅見さんはウエディングドレス姿、長渕さんと穂のかさんはそれぞれパーティドレスを着て出席。実生活で父親と結婚の話をしたことがある?の質問に、穂のかさんは「ないです。まだそういう年頃だと思っていないんじゃないですかね」、長渕さんも「ないです」とサラリ。浅見さんは、4月にデートが写真誌に報じられた相手、大森南朋が8月上旬、蒼井優との熱愛が報じられたことについて、周囲が狂想曲ですか?と突っ込まれ、「どうなんですかね、ハッハッハ」と豪快に笑い飛ばしていた。舞台「結婚狂想曲」は9月8日(水)より新宿シアターサンモールにて上演開始。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アンを探して 2009年10月31日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009 Zuno Filmsグランジュテ■関連記事:穂のかインタビューデビュー2年目の初舞台で“変身”中「苦しくて幸せ」“石橋貴明の娘”からの脱却が試される?穂のか、単身海外で挑んだ初主演作が公開
2010年09月02日女優、穂のかが3月6日(土)に東京・ルテアトル銀座で初日を迎える英国の鬼才スティーブン・バーコフ脚本・演出の舞台「変身」で初舞台を踏む。直前の通し稽古後、インタビューに応じ「苦しくて幸せ」と葛藤する言葉を口にしながらも、表情は生き生きとしている。ある朝、突然大きな虫に変わっていた青年グレゴール・ザムザと家族が不条理な運命に翻弄されながら変わっていく顛末を描く舞台で、フランツ・カフカのシニカルで不条理な名作小説を18年ぶりに日本で舞台化する話題作。穂のかさんは主演の森山未來扮するグレゴールを慕う妹・グレタという重要な役どころだ。昨年6月に公開された、ハリウッドの人気俳優ダニー・グローバーがエグゼクティブ・プロデューサーを務めた日本、米国、韓国合作映画『The Harimaya Bridge はりまや橋』のキーパーソンとなる女子高生役で女優デビュー。同10月公開の日本、カナダ合作映画『アンを探して』で初主演。続く3作目で舞台デビューを飾る順調なキャリア展開に、当の本人こそビックリだった。「舞台はいつか絶対やりたいと思っていたので、昨年末にマネージャーから『舞台の話が来たよ』と言われ、演出家が英国人!主演が舞台で活躍し続けている森山さん!ステキ!と思って(オファーを)喜んで受けました。でも劇場のキャパが800席、演出家は鬼才でコワイ、約2か月間で全国を回る…周りからは『これが初舞台だなんて大変だね』って言われて、あれ?何か大変なことになっている?と」。舞台用のボイストレーニングなどを経て2月から稽古に入り、近い関係者も驚くほど引き締まってほっそりした体つきに“変身”した。何キロか痩せたか?と尋ねると、キョトンとした顔つきで「頭の中がこの舞台のことでいっぱい」と照れる。「家に帰ると知らないうちに寝ている毎日で、気がつくと明け方の4時とか。時間、曜日の感覚がない。こんなにひとつのことに熱中、没頭するのは初めて。快感でもあります(笑)」。引き締まった体にはメンタル面での変化も表れている様子。「今年の抱負は『何回も死ぬ』…脱皮したいという意味で。この仕事を始めたばかりでこの年齢ですし、苦労は買ってでもしたい、と。でも、この稽古で追いつめられて、途中から稽古場へ向かう電車から降りたくない…って。贅沢な初舞台だと分かっているのにすごく大変でプレッシャーがあって。みなさんに『こうした方がいい』って言われて有り難いのに思うようにできなくて。でも、一時期追いつめられたときより気持ちの整理がつきました。ちょっと、打たれ強くなったみたい。つらいし苦しい。でも私はこれをやりたいと思うんです。苦しくて幸せ(笑)」。変化のきっかけのひとつは“お兄ちゃん”こと森山さん。いい影響を受けている。「兄さんを見ていて、自分が中途半端で生ぬるいと気づくことができました。本気になっていないつもりではなかったんですけど、私、もっと本気を出せるんだって。森山さんと出会えたことは、人生の中で大きな出来事になりそうです」。さらに、バーコフ流演出が大きな刺激材料だ。スタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』など映画の悪役でも知られる俳優で世界的演出家のバーコフ氏は、コワイといううわさがあったそうだが…。「最初にお会いしたとき、72歳になられてニコニコしていてチェックのズボンをはかれているし優しそう、と思ったら、『拷問の時間の始まりだ』と言われて、次の日からその通りで。厳しさはプロフェショナルゆえで、おっしゃっていることは的確。お年を召されてあれだけパワフルなのは凄いです。でも口が悪い悪い(笑)。バーコフさんの言葉は通訳さんを通して伝えられますが、私は(小学生の頃に約2年半、米国留学経験もあり)英語が分かる。バーコフと通訳さんの言葉で2回怒られた気分になることも(苦笑)。一度、『それじゃダメだ!そんな演技はケイト・ウィンスレットみたいだ!』と言われて、私としては嬉しかったんですけど(笑)」。稽古場にいたバーコフ氏は穂のかさんについて尋ねると、ニヤリとして冗談まじりに太鼓判を押した。「感受性が高くて役にどんどん入っている。日に日に良くなっているよ。ウソ八百だけど」。デビュー2年目、これからどんな変身を遂げたい?「ポン!と変わるのではなく、ちょっとずつ確実に皮が剥けていくように変身していきたい。観た人の心に余韻を残せる女優になりたい」。ところで父親の石橋貴明さんには、前2作のときと同じく事後報告だったとか?「年明けに一度会ったときに。励ましの言葉?いただいてないです。父と娘の枠内の関係ではありますが、仕事の面では仕事の先輩として敬意はあっても、いろいろな意味で関係ない。というかいまは『見て』というより『頑張っているのでノータッチ』で、という気持ち。きっと経験を積んで胸を張れるようになったら、何か言えるようになるのかな、と思います」。舞台漬けの数か月後、アノ父もビックリの変身ぶりを見せてくれそうだ。(photo/text:Yoko Saito)カフカの「変身」公演日程:3月6日(土)〜3月22日(月・祝)場所:ルテアトル銀座公演情報:■関連作品:The Harimaya Bridge はりまや橋 2009年6月6日よりTOHOシネマズ高知にて先行公開、6月13日より新宿バルト9ほか全国にて公開© Harimaya Bridge,LLPアンを探して 2009年10月31日よりシネカノン有楽町1丁目ほか全国にて公開© 2009 Zuno Filmsグランジュテ■関連記事:“石橋貴明の娘”からの脱却が試される?穂のか、単身海外で挑んだ初主演作が公開国境を越えて分かり合いたい…日米韓合作『はりまや橋』試写会に50組100名様ご招待高知の文化を世界に発信!『はりまや橋』監督が高知県知事を表敬訪問
2010年03月05日