「なでしこジャパン」について知りたいことや今話題の「なでしこジャパン」についての記事をチェック! (1/4)
なでしこジャパンの南萌華が7日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「たくさんのご声援をありがとうございました!」なでしこジャパンが今季の活動を振り返る「また次に向けて」と綴り、複数枚の写真をアップ。南は、この日のASローマでの試合の様子を公開した。続けて「Tutte insieme sempre(みんないつも一緒) ❤️Daje Roma(さあローマへ)❤️」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る Moeka Minami(@moeka_1207)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「 Bravissima Moe Great win for Roma (モエ、よくやったローマの素晴らしい勝利)」「What a cute rabbit (なんてかわいいウサギ)」といったコメントが寄せられている。
2024年11月07日なでしこジャパン・藤野あおばが4日、インスタグラムを更新。WSL(イングランド女子リーグ)初アシストを記録したクリスタルパレス戦を振り返った。【画像】上田綺世がCL初ゴール!強豪ベンフィカに3発快勝なでしこジャパン・長谷川唯とのツーショットを添付した。藤野は現在20歳。今後、なでしこジャパンでの活躍にも期待が掛かる。 この投稿をInstagramで見る Manchester City Women(@mancitywomen)がシェアした投稿 投稿には多くのいいねが寄せられている。
2024年11月06日元なでしこジャパンの鮫島彩が5日、自身のインスタグラムを更新した。元なでしこジャパン鮫島彩小さなプリンセスたちとサッカーで交流!「「JFA Magical Field Inspired by Disney」with 澤キャプテン✨」と綴り、3枚の写真をアップ。鮫島は、同じイベントに参加した元なでしこジャパンキャプテンの澤穂希とのツーショット写真を公開した。続けて「今回は愛媛県へ参加者の親子の皆さんが、全力でチャレンジしてくださったので、久々に澤さんの迫力あるスライディングを目の前で拝むことができました✨笑」と綴った。最後に「愛媛の皆さん、素敵なお時間をありがとうございました」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 鮫島彩(@aya_sameshima)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「プリンセスポーズもいいけど、顔ハメ似合ってます」「今治までありがとうございますひらがな、なんですね」といったコメントが寄せられている。
2024年11月05日なでしこジャパンでスウェーデンリーグBKヘッケンFFの北川ひかるが5日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】なでしこジャパン 北川ひかる韓国戦の報告⚽️歓喜の瞬間をパチリ「3point⚡️」と綴り、4枚の写真をアップ。北川は、スウェーデンリーグでの試合の様子のショットを公開した。続けて「I was able to score a goal last night!I’m grateful to my teammates who always support me.(昨夜はゴールを決めることができました!いつも応援してくれるチームメイトに感謝しています。)」と英語で綴った。さらに「Tack så mycket(ありがとうございました)」とスウェーデン語で綴った。最後に日本語で「リーグ戦初ゴール⚽️次のアウェイゲームが今年最後の試合です。最後まで頑張ります」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る Hikaru Kitagawa/北川ひかる(@hiiiiiiika14)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「ナイスシュートにナイスパス初ゴールおめでとうございます㊗️」「おめでとう✨✨日本で喜びの舞を踊ってます」といったコメントが寄せられている。
2024年11月05日元なでしこジャパンでサッカー選手の岩清水梓が3日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】岩清水梓佐々木則夫監督代行も登場?!なでしこジャパンvs韓国の解説に!「かわいすぎた来てくれてありがとう」と綴り、写真をアップ。岩清水は、日テレ系お天気キャラクターの「そらジロー」とその仲間達と一緒に撮ったショットを公開した。続けて「オールスターと写真撮ってもらっちゃって感激」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 岩清水 梓(@iwashimizu_azusa1014)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「岩清水さんが一番可愛いですよ」「雨だったけど最高の1日でしたオールスター+岩清水選手に挟まれたい、、笑」といったコメントが寄せられている。
2024年11月04日日本サッカー協会は31日、公式インスタグラムを更新。なでしこジャパンの今シリーズの活動終了を報告した。【画像】元なでしこが意外なアンバサダーに就任!「佐々木則夫監督代行のもとで臨んだ、今回の活動は終了となりました。」と綴り、2枚の写真をアップ。なでしこジャパンは、26日に行われた韓国女子代表の国際親善試合にて、2011年に日本を世界一に導いた佐々木則夫氏が監督代行を務めた。また、「1試合の活動ではありましたが、たくさんのご声援をありがとうございました!」とファンへの感謝を述べた。 この投稿をInstagramで見る 日本サッカー協会(JFA)/日本代表/なでしこジャパン(@japanfootballassociation)がシェアした投稿 この投稿には、多くのコメントやいいねが寄せられている。
2024年11月01日なでしこジャパン塩越柚歩が30日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】浦和レッズレディース 塩越柚歩 オフの過ごし方☕️「day off☕️早めの誕生日お祝いしてくれたありがと」綴り、複数枚の写真をアップ。塩越は、女子サッカー・木﨑あおいとのオフショットを公開した。続けて「すっかり秋模様なんなら冬の気配まで感じる~季節の変わり目なので風邪には気をつけましょう」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 塩越 柚歩(@yuzuho_shiokoshi19)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「やっぱり美人さんですねー。❣️」「柚歩さんこちらも少し早いけど、お誕生日おめでとう仲間に祝ってもらって嬉しいですね☺️寒暖差が大きいので風邪ひかないように気をつけてくださいね」といったコメントが寄せられている。
2024年10月31日マンチェスターシティ・ウィメンに所属するサッカー女子日本代表の清水梨紗が31日、自身のインスタグラムを更新。【画像】なでしこジャパンの遠藤優が27歳の誕生日を迎える!「Fun weekend with friend」と綴り、5枚の写真を投稿した。オフの様子を公開した清水。少し短めにした新しい髪形を絶賛する声が相次いでいる。 この投稿をInstagramで見る 清水梨紗/Risa Shimizu(@risa_shimizu_2)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「めっちゃ素敵な髪型!似合ってるよ!」「新しい髪型も似合いますね!」といったコメントがよせられている。
2024年10月31日なでしこジャパンの遠藤優が29日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】リトルなでしこがザンビアを破り、決勝トーナメントに進出!「本日10月29日で27歳になりました✨」と綴り、数枚の写真を公開した。初の代表合宿のグラウンドでサプライズケーキを受け取り、笑みがこぼれた。続けて「今回の代表合宿での刺激を糧に、更にレベルアップしていきます❤️27歳も楽しむぞ〜〜✨沢山のメッセージありがとうございます」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 遠藤 優(@yu_endo.17)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「お誕生日おめでとうございます オーバーラップして走れ走れエンドーゆう」「誕生日おめでとうそして代表活動お疲れ様更なる活躍楽しみにしてるよ❤️」など、多数のコメントやいいねが寄せられた。
2024年10月29日元なでしこジャパン・鮫島彩が28日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元なでしこジャパン鮫島彩後輩の雄姿をピッチサイドからレポート!「『JFA Magical Field Inspired by Disney』with ぶっちープリンセス」と綴り、複数枚の写真をアップ。鮫島は、この日開催されたイベントでの様子のショットを公開した。続けて「小さなプリンセスたちと楽しく身体を動かしました♪ディズニープリンセスはテンション上がる〜みんな一生懸命チャレンジする姿が素敵でした✨」綴った。最後「お家でもプレゼントのサッカーボールでたくさん遊んでくれると嬉しいなぁ⚽️」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 鮫島彩(@aya_sameshima)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「岩渕さんとの手押し相撲の動画チョー可愛い」「みんな楽しんでますね☆鮫ちゃん笑顔が可愛い☆」といったコメントが寄せられている。
2024年10月29日元サッカー日本女子代表の岩渕真奈が自身のXを更新した。【画像】JFA公式インスタグラムが2017年のなでしこジャパン対スイス戦の思い出を投稿!元なでしこジャパンの岩渕真奈がヌテラの公式アンバサダーに就任したことを報告した。ヌテラは世界160ヶ国以上で親しまれている食品で、海外経験豊富な岩渕はヌテラのビスケットをお勧め。この度大好きなヌテラのアンバサダーに就任しました!ヌテラの魅力をみなさんに沢山お伝えしていきたいと思います✨ ヘーゼルナッツの香りがフワッと口の中に広がるヌテラ。パンに塗るヌテラはもちろんですが、私のオススメはbiscuits … pic.twitter.com/H4PahXWXLa — Mana Iwabuchi 岩渕真奈 (@buchi_mana) October 23, 2024 この投稿には同じく元なでしこの丸山桂里奈も「最高!あたしも大好き」と反応した。
2024年10月23日クリエイターユニット・HoneyWorksがサウンドプロデュースを務める10人組アイドルグループ・高嶺のなでしこ。フジテレビ系TVアニメ「逃走中 グレートミッション」エンディング主題歌に起用されている新曲「アドレナリンゲーム」が収録される12月11日発売の2ndシングル「I’M YOUR IDOL / アドレナリンゲーム」のジャケット写真解禁された。2ndシングル「I’M YOUR IDOL / アドレナリンゲーム」はスペシャル盤A、スペシャル盤B、初回限定盤A、初回限定盤B、たかねこ盤の5形態となる。今作は両A面シングルとなっており、スペシャル盤A、初回限定盤Aでは「I’M YOUR IDOL」、スペシャル盤B、初回限定盤Bでは「アドレナリンゲーム」とそれぞれの世界観を表現したアートワークに仕上がっている。たかねこ盤は、アーティスト写真のコンセプトでもある、高嶺のなでしこがファンを導く“夢の世界”を可視化した非現実的な魔法の国のような理想郷“CLASSIC UTOPIA”の世界観が表現されている。また、VICTOR ONLINE STORE限定商品となるソロ盤のジャケットも公開となった。ソロ盤はジャケット10種ランダムでの販売となるが、10種コンプリートセットが10月31日まで予約可能となっている。そして、スペシャル盤・初回限定盤の内容と新曲のタイトルも解禁となった。スペシャル盤にはトレーディングカードを封入。スペシャル盤Aには「I’M YOUR IDOL」MV衣装の各メンバー絵柄10種、スペシャル盤Bには「アドレナリンゲーム」MV衣装の各メンバー絵柄10種、そしてスペシャル盤A・B共通で当たり付きトレーディングカードがランダムで封入される。当たりトレーディングカードを引いた方は後日スペシャルイベントにご招待となる。スペシャルBOOKは、対照的な表題2曲の世界観を閉じ込めた貴重なMVオフショットや楽曲を深掘るQ&A、歌割り付き歌詞などが掲載され、ファン必読の内容となっている。初回限定盤のDVDには2ndシングル発売記念メンバーだけのBBQロケ動画を収録。海が見えるロケーションのなかBBQの準備はもちろん様々な仕掛けやスイーツ作り対決に挑戦したり、メンバーだけの空間だからこその本音トークなど、笑いあり涙ありの内容となっている。また、カップリングに収録される新曲タイトルも解禁となった。タイトルは「アイのウイルス」。どんな楽曲に仕上がっているのか乞うご期待。さらに、フジテレビ系TVアニメ「逃走中 グレートミッション」エンディング主題歌に起用されている新曲「アドレナリンゲーム」が、11月6日(水)に先行配信リリースが決定。同日から配信キャンペーンも開始する。
2024年10月23日日本サッカー協会が23日、公式インスタグラムを更新した。【画像】「すごいメンツ」「最強の3トップ」なでしこ美女&元日向坂人気タレントがオフを満喫「#ワールドカップグループステージ最終戦⚽️勝利で準々決勝進出へ✊」と綴り、最新ショットを公開した。U-17ザンビア女子代表との試合は、24日の日本時間朝5時にキックオフとなる。続けて「朝早い時間帯となりますが、熱い応援よろしくお願いします」と綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 日本サッカー協会(JFA)/日本代表/なでしこジャパン(@japanfootballassociation)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「No10麻子さん 1点 頼むでしかし」などのコメントや多数のいいねが寄せられている。
2024年10月23日JFA(Japan Football Association)が21日、公式のインスタグラムを更新した。【画像】U17リトルなでしこ、ポーランド戦で攻勢をかけるもドローに!次戦への期待膨らむ「後半開始早々に#佐藤ももサロワンウエキ#古田麻子が立て続けに得点を奪い、U-17ブラジル女子代表に2-1で逆転勝利」と綴り、複数枚の最新ショットを公開。ブラジル女子代表との決戦は、リトルなでしこの両FWが得点を決めるという、終始見ごたえのある大白熱の試合だった。未来のなでしこホープとも呼ばれる”佐藤 ももサロワンウエキ”の、怪物FWとしての活躍ぶりも健在で実に頼もしいばかり。佐藤はパラオ出身の日本女子サッカー選手で、父親が元レスリング選手。アメリカ大会のチャンピオン実績まで誇る事も小耳に挟んでおこう。次回はグループステージ第3節最終戦、U-17ザンビア女子代表とマッチで10.24(木) 5:00()、ドミニカ共和国のスタジアムでのキックオフとなる。 この投稿をInstagramで見る 日本サッカー協会(JFA)/日本代表/なでしこジャパン(@japanfootballassociation)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「よっしゃ〜勝利✨おめでとうございます✨」「Great job Girls ✅」といった、海外からの微笑ましいコメントまで寄せられている。
2024年10月21日元なでしこジャパン・鮫島彩が19日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元なでしこ・鮫島彩元同僚のブラジル戦劇的ゴールに感情を爆発!「講演会なでしこJAPANの優勝から読み解く、『個々が最大限に力を発揮し、組織としても成果を上げるには』をテーマにお話させていただきました☺️」と綴り、3枚の写真をアップ。鮫島は、ベージュのジャケットスタイルで講演をしている様子のショットを公開した。続けて「株式会社ミライト・ワン・システムズ・グループ会社の皆様、貴重なお時間をありがとうございました!」と添えてこの投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 鮫島彩(@aya_sameshima)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「サメさま素敵です私もお話聞きたいでーす」「いいなぁ鮫ちゃんの講演聞いてみたいなぁ」といったコメントが寄せられている。
2024年10月20日元なでしこジャパン・大宮アルディージャVENTUSの仲田歩夢が18日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】元なでしこJAPAN仲田歩夢の美デコルテショットが話題「積み重ねる部分と足りていない部分を日々のトレーニングから意識する。ブレずに、腐らずに、結果を求め続けます。」と綴り、2枚の写真をアップ。仲田は、ユニフォーム姿でプレーをしているシーンを公開した。続けて「沢山のパワー届いています!いつも本当にありがとうございます!」と綴り、この投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 仲田 歩夢 ɴᴀᴋᴀᴅᴀ ᴀʏᴜ(@ayu_nakada_13)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「ずっと応援してます」「勝利に向けて頑張っていきましょう!」といったコメントが寄せられている。
2024年10月19日元なでしこジャパンで日テレ・東京ヴェルディベレーザ・岩清水梓が17日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】U17リトルなでしこ、ポーランド戦で攻勢をかけるもドローに!次戦への期待膨らむ「みんなありがとうアラサーとアラフォー」と綴り、2枚の写真をアップ。岩清水は、日テレ・東京ヴェルディベレーザのチームメイトとの集合写真と誕生日ケーキを持ったショットを公開した。岩清水は、16歳からリーグデビューしているため、現役生活20年を越え、出産育児を経験した数少ない現役プレーヤーである。 この投稿をInstagramで見る 岩清水 梓(@iwashimizu_azusa1014)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「㊗️誕生日おめでとう」「イワシーおめでと⤴️リハビリ頑張って」といったコメントが寄せられている。
2024年10月19日8月に行われた『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』。予選リーグでFCバルセロナと対戦したのが、JSWCなでしこ選抜です。試合は0対4で敗れましたが、前半にGKとして出場した山岡千鶴選手、後半からゴールを守った、板元波凪選手の活躍が光りました。女子チームのGKは、バルセロナと試合をして、どのようなことを感じたのでしょうか?試合後、両選手に話をうかがいました。(取材・文:鈴木智之/写真:新井賢一)親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>大会初の女子選抜チームは予選リーグでバルセロナと対戦写真:新井賢一<<ワーチャレ記事:「普通では絶対にできない経験ができた」初の女子選抜チームが、バルセロナ相手に健闘!■先に動かず、止まるようにした1番山岡千鶴さん(C)新井賢一1番山岡千鶴さん――バルサと試合をした感想を聞かせてください。相手は強くて苦戦しましたけど、その分とても楽しかったです。――どういうところが楽しかったですか?相手が強くて、自分たちもそれに合わせないといけなかったんですけど、合わせながら自分たちがボールを取れて、攻められたりするのが、とても楽しかったです。――バルサの印象は?身体能力が高くて、攻撃ではワンツーや守備ではボールをどこで取るかなど、味方とのプレーが上手でした。フィジカル面では、女子の私たちは負けてしまうので、技術的なところや周りとの連携などで補おうと思いました。――1対1でも結構止めていましたが、どういうことを考えてプレーしていましたか?先に動くと相手に見抜かれてしまうので、先に動かないで止まるようにしていました。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■将来的には止められると思う――バルサにシュートを決められてしまいましたが、ゴールを守ってみて、どんな感想がありますか?シュートはとても強かったですが、ちゃんと構えれば、将来的には止められるなと思いました。――キーパーを始めたきっかけは?父がキーパーをやっていて、3歳の頃から一緒にボールを蹴っていました。小学1年生のときに、キーパーをやりたいと思うようになって始めました。――この試合を将来どう繋げていきたいですか?将来、自分が海外に行ったときに、基礎能力が高い選手たちと対戦すると思うので、今回の経験を踏まえて、対応できるようにしたいです。――将来の目標は?なでしこジャパンに入って、キーパーのレベルが高いと言われているドイツでプレーしてみたいです。■自分のプレーが発揮できた12番板元波凪さん(C)新井賢一12番板元波凪さん――後半からの出場でしたが、バルサと試合をした感想を聞かせてください。得点を多く取られてしまったんですけど、自分のプレーが発揮できたところもあったので、良かったと思います。――どういうところが発揮できましたか?セービングだったり、声出しは結構できたなと思いました。――バルサの印象は?速くてパスが正確で、ゴールまで繋ぐみたいな感じでした。ミドルシュートはあまり打ってこなくて、いかにゴールの近くまで来てシュートを打つかという感じでした。■ゴールを守ることが楽しくて始めた――キーパーを始めたきっかけは?もともと男子のチームにいて、女子だとフィールドでは追いつかない部分もあったので、キーパーをやったら、ゴールを守ることが楽しくて始めました。――自分の得意なプレーや特徴はどういうものですか?声を出すことで周りを動かして、得点を阻止することです。――今後のサッカー人生に、バルサとの試合をどう活かしたいですか?日本人ではバルサに勝てないという常識があるじゃないですか。それを覆したいです。将来、大人になって、バルサ女子もあるのでまた対戦したいです。■サカイクキャンプでGKがもっと好きに――サカイクのキーパーキャンプに参加した経験があるそうですが、感想を教えてください。みんな上手かったですし、澤村コーチにいろいろなことを教えてもらって、キーパーのプレーが楽しくなりました。――どんなことを教えてもらいましたか?基本のことだったりするんですけど、自分でも止められるという自信がついて、キーパーがもっと好きになりました。ワールドチャレンジ2024の結果はこちら>>
2024年09月03日なでしこジャパンの熊谷紗希選手、清水梨紗選手、宮澤ひなた選手の素顔に迫ります!熊谷紗希/清水梨紗/宮澤ひなた(サッカー日本女子代表)写真右から、宮澤ひなた選手、熊谷紗希選手、清水梨紗選手――長いシーズンが終わって、オフはどう過ごしていましたか?清水:(長谷川)唯と山形に。客室に露天風呂があって一気に疲れが取れた。超楽しかった!宮澤:私は母と1泊で京都に行ってきました。鳥居で有名な伏見稲荷大社に。冬くらいから「行きたい」と言われてたんですけど、私がケガをしてて行けなかったんで。熊谷:私も旅行ばっかり。この2週間でサイパンと韓国と大分に行って、北海道に帰省してた。清水:知ってる。インスタ見てたもん(笑)。サイパンの写真を見て、行ってみたいと思ったよ!熊谷:でしょ!?めっちゃオススメだよ。海もめっちゃ綺麗だし!宮澤:いいなー。あとは近場でディズニーランドとかですね。清水:私もディズニー行った!――やっぱりオフの過ごし方は入念に準備するんですか?熊谷:超計画的に調べます。それでサッカーを頑張れる!(笑)清水:私は全く計画的じゃないですね。ディズニーも、当日の朝にお姉ちゃんから誘われて決めたし。自分が行動的じゃないから、紗希ちゃんみたいな人が一緒にいてくれたらすごく助かる(笑)。宮澤:私も、行きたいなーと思ったら調べますね。みんなの予定とか情報を参考にしながら。清水:あと、オフはみんなおしゃれになるよね。美容院にも行って、ネイルもちゃんと塗ったりして。――シーズン中のオフの日は?宮澤:みなさん、何してます?清水:誰かと一緒に過ごしてることが多いかな。ロンドンには(植木)理子とほのちゃん(林穂之香)がいるから。『千と千尋の神隠し』の舞台を観に行ったよ。熊谷:私もチームメイトに(南)萌華がいるから。一緒にごはんを食べたり、ローマ市内で買い物とか散策したり。ひなたは?宮澤:あんまり出かけたりしないんですよ。もう、目覚まし時計をかけずに寝る幸せを満喫(笑)。熊谷:分かる!連戦中のオフだと家から一歩も出なかったり。清水:前日にスーパーで食材を買い込むよね(笑)。ごはんを作ってると、一日が終わっちゃう。宮澤:オフの日にまとめて作り置きとかしますよね。熊谷:自炊が楽だよね。代表の活動があるとスーツケースを3つくらい空っぽで日本に帰ってきて、ひたすら調味料や食材を買い込んで帰る。お米とかも普通に(笑)。清水:私も効率よく作れるようになったと思う。でも、一人でごはんを食べるのって寂しくない?熊谷:だから毎日、萌華と一緒に食べてる。1人分って結局2人分くらい作れちゃうし。――今号の特集が「ボーダレスカルチャー」です。みなさん、この言葉で思い浮かぶものは?熊谷:まさにサッカーがボーダレスですよね。人種、国籍、年齢、いろいろな人がいますけど、ボールが一つあれば仲良くなれるし、同じ目的に向かっていける。清水:あとはファッションかな。イギリスって本当に自由。男性が普通にスカートをはいてたり、丸刈りに近いぐらいショートカットでバッチリお化粧しているかっこいい女性がいたり。私も少し服装が変わったって言われるので、いつの間にか影響を受けてるのかも。宮澤:海外って本当に自由で楽しそう。みんながハッピーな感じで生きてて、過ごしやすい気がします。もっと英語がうまくなったら楽しいんだろうなーって。紗希さん、いろいろ話せますよね?熊谷:フランス語、ドイツ語、英語、日本語。イタリア語はもうちょっと頑張りましょうって感じ。宮澤:すごい!どうしたらうまくなれますか?熊谷:すぐにしゃべれないのは当たり前だから、それはストレスに感じなくていいと思う。あとはとにかく人としゃべることかな。宮澤:向こうでの生活を楽しむために英語の勉強を頑張ろうっと!みやざわ・ひなた1999年11月28日生まれ、神奈川県出身。160cm、48kg。MF。昨年のFIFA女子W杯得点王。日テレ・東京ヴェルディベレーザからマイナビ仙台を経て、昨夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。昨年12月の右足首骨折というアクシデントを乗り越えて、パリ五輪代表入りを果たした。シャツ¥53,000(エフ イズ フォー フェンダー/フェンダーミュージック TEL:0120・1946・60)デニム¥25,300(A.P.C./A.P.C. CUSTOMER SERVICE TEL:0120・500・990)イヤカフ¥55,000右手のリング¥19,800(共にエテビジュー/エテ TEL:0120・10・6616)左手のリング¥19,800(エテ)スニーカーは本人私物くまがい・さき1990年10月17日生まれ、北海道出身。173cm、63kg。DF。17歳でなでしこジャパン初選出。リヨンでUEFA女子チャンピオンズリーグ5連覇を経験。今シーズンはASローマでリーグ連覇を達成してセリエAベストイレブンに選出されるなど、長年、ヨーロッパの舞台で活躍中。トップス¥14,300(ダン)パンツ¥52,800ネックレス¥96,800(共にハイク/ボウルズ TEL:03・3719・1239)スニーカーは本人私物しみず・りさ1996年6月15日生まれ、兵庫県出身。160cm、47kg。DF。無尽蔵のスタミナで右サイドを制圧するサイドバック。21歳で代表デビュー。日テレ・東京ヴェルディベレーザで活躍し、’22年夏にイングランドのウェストハム・ユナイテッドへ。今年7月、マンチェスター・シティへの移籍が発表された。ワンピース¥42,900(ハイク/ボウルズ)ピアス¥26,400(エテ)リング¥154,000(エテビジュー/エテ)サンダル¥35,200(ヨーク/UTS PR TEL:03・6427・1030)パリ五輪女子サッカー日程8/1(木)0:00グループステージ第3節vsナイジェリア8/3(土)or 8/4(日)準々決勝8/7(水)準決勝8/9(金)3位決定戦8/11(日)決勝※日本時間※『anan』2024年8月7日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・小林実可ヘア&メイク・石川ゆうき美樹(共にThree PEACE)取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2024年07月31日ロンドン五輪の銀を超えて初の金メダル獲得へ……。チーム一丸となって戦うなでしこジャパンが、パリの舞台で世界一を目指して熱い試合を繰り広げている。熊谷紗希/清水梨紗/宮澤ひなた(サッカー日本女子代表)写真右から、熊谷紗希選手、清水梨紗選手、宮澤ひなた選手連日、世界の頂点を目指して熱い戦いが繰り広げられているパリ五輪。なでしこジャパンが参加している女子サッカー競技も、ここからメダル獲得をめぐる決勝トーナメントに入っていく。’11年のFIFA女子ワールドカップ(W杯)で世界一に輝いたが、五輪は’12年ロンドン大会の銀メダルが最高成績。悲願の“金”を目標に掲げパリの地に乗り込んでいる。昨年の女子W杯は、優勝したスペインにグループステージで4‐0と快勝。痛快なカウンターで世界を驚かせた。しかし堅守と高さを誇るスウェーデンを崩し切れずベスト8で敗退。五輪までの間、臨機応変な対応という課題に向けて積み上げてきただけに、“金”への手応えは確実にある。そのW杯で得点王に輝いた宮澤ひなた選手にとっては、初めての五輪。自身も大きな壁を乗り越えて迎える大会に「日本の女子サッカーの未来のためにも結果が重要になる」と意気込んでいる。女子W杯で、スピードを武器にゴールを量産したことが評価されて、イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドへ移籍。さらなる成長を期して海外挑戦をスタートさせた。代表チームでも得点源へと立場が変わり、順風満帆かと思われた彼女のサッカー人生に昨年12月、思わぬ障壁が現れる。なでしこジャパンのブラジル遠征で右足首を骨折して全治約4か月と診断。今年2月のパリ五輪アジア最終予選への出場が不可能になってしまう。だが、そこでも前向きに取り組む彼女の姿があった。「みんななら絶対に勝ってくれると信じて、自分の体と向き合ったりしながらポジティブに考えました。SNSで『強くなって戻ってきます』と投稿したとおり、筋力バランスを整えたりしながら復帰することができました」4月上旬のアメリカ遠征で代表に復帰し、パリ五輪開幕にも間に合った。彼女の再合流はチームにとっても大きなプラス。鋭くゴールに襲いかかる宮澤選手のスピードは、間違いなくチームにビッグチャンスをもたらしてくれるはず。そして彼女自身も得点に直結するプレーへの期待を理解している。「ゴールを期待される立場に変わってきたことは感じています。だから、パリ五輪では楽しみながら会場を沸かせられるようなプレーをたくさんできたらいいな。昨年の女子W杯で悔しい思いをしたので、今度はみんなで世界のてっぺんを見たい。私たちは試合を重ねることでどんどんいいチームになっていけるはずだし、短期決戦のパリ五輪では全員で勢いに乗っていけると思う。あとは気持ちですよね。もちろん技術や戦術は必要ですけど、苦しいときに立ち返る原点というか、みんなで声を掛け合うことで自分自身も『まだいける!』と思えるし、それがなでしこジャパンの良さでもある。そうやって一つずつ勝っていって、最後にみんなで喜び合いたい」なでしこジャパンで攻守にわたって右サイドの“翼”を担う清水梨紗選手もまた、パリ五輪に大きな可能性を感じている一人だ。自身にとっては東京大会に続いて2度目の五輪挑戦。自国開催の前回大会ではメダル獲得が期待されながら、ベスト8でフィジカルに強さを見せるスウェーデンに敗れた。この苦い経験で彼女が手にしたのは「もっと強くなりたい。もっとうまくなりたい」という願望。日常を変えることで得られる経験を求めて、’22年夏に海外挑戦を決意した。この決断が彼女を変える。プレーに力強さが加わり、世界の選手と向き合っても全く引けを取らないようになった。パリ五輪で結果を出すために池田太監督も動いた。世界で勝つための臨機応変さを求めて、3バックと4バックの併用にトライ。相手によって立ち位置を変えられるサッカーに着手した。清水選手はいずれの場合も右サイドで攻守のキーマンとして期待されている。「どちらのシステムでも攻撃のビルドアップで求められる仕事は多いと思う。そこは自分が違いを見せないといけない部分。特に3バックのウィングバックに入る場合はポジションが前になるので、得点につながるようなクロスや自分でゴールに向かっていくプレーは積極的に出していきたいですね」パリ五輪開幕前にはプライベートでも仲のいい長谷川唯選手が在籍するマンチェスター・シティへの移籍が決定。ハードワークでチームを支える28歳がパリ五輪で目指すのは、もちろん金メダルだ。「今までいろいろな大会に出させてもらいましたけど、いつも悔しい思いばかり。パリ五輪では本当にどん欲にメダルをつかみ取りにいきたい。自分はチームのために走ることが一番の仕事だと思っているので、攻守両面で『ずっと走ってるね』と思われるくらいのプレーがしたい。そしてチームのために自分のできるすべてをパリで出したい。優勝するために必要なのは、やっぱり気持ち……というか根性だと思います!」そして’11年の女子W杯優勝を知る唯一の現役代表選手になったキャプテンの熊谷紗希選手。長らく代表チームで戦ってきて、もう一度世界一になることをずっと目標にしてきた彼女は今回、「世界一を取れるだけのポテンシャルは絶対にある」と手応えを語る。代表ではセンターバックとしてプレーすることが多いが、’11年夏からプレーするヨーロッパでは主にボランチとして経験を積んできた。彼女の持ち味は高いボール奪取能力とチームコントロール。最終ラインの壁に置くのか、1列前で攻撃的にボールを奪うのか。その起用法とチーム全体の対応力が、パリでのメダル争いで一つのカギを握ることになりそうだ。そしてキャプテンとしてチームをまとめることも大切な仕事になる。優勝するためのキャプテン像もイメージできている。「ここまでずっと『みんなで助け合おう』というチーム作りをしてきたんですよね。困ったときでも、みんなで顔を見合わせたら大丈夫だって思えるようなチームでありたいし、そこで助けられるような存在でいたい。プレーでも声掛けでも、チームリーダーとして率先してやっていけたら」そして経験豊富な彼女が考える金メダル獲得へのポイントとは。「自分たちがずっとボールをつないで支配できる試合はないと思うので、しっかりと耐えることが重要になるはず。しかも今大会は中2日で試合が続くので、心と体のタフさがすごく求められると思うんです。でも、世界中を見てもタフさや頑張りでは、私たちは負けない自信がある。自分たちは間違いなく金メダルを狙えるところにいると思っているし、本当にチャンスはあるはず。いやー、ホントに取りたいですね!世界一!」みやざわ・ひなた1999年11月28日生まれ、神奈川県出身。160cm、48kg。MF。昨年のFIFA女子W杯得点王。日テレ・東京ヴェルディベレーザからマイナビ仙台を経て、昨夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍。昨年12月の右足首骨折というアクシデントを乗り越えて、パリ五輪代表入りを果たした。しみず・りさ1996年6月15日生まれ、兵庫県出身。160cm、47kg。DF。無尽蔵のスタミナで右サイドを制圧するサイドバック。21歳で代表デビュー。日テレ・東京ヴェルディベレーザで活躍し、’22年夏にイングランドのウェストハム・ユナイテッドへ。今年7月、マンチェスター・シティへの移籍が発表された。くまがい・さき1990年10月17日生まれ、北海道出身。173cm、63kg。DF。17歳でなでしこジャパン初選出。リヨンでUEFA女子チャンピオンズリーグ5連覇を経験。今シーズンはASローマでリーグ連覇を達成してセリエAベストイレブンに選出されるなど、長年、ヨーロッパの舞台で活躍中。パリ五輪女子サッカー日程8/1(木)0:00グループステージ第3節vsナイジェリア8/3(土)or 8/4(日)準々決勝8/7(水)準決勝8/9(金)3位決定戦8/11(日)決勝※日本時間※『anan』2024年8月7日号より。写真・彦坂栄治(まきうらオフィス)スタイリスト・小林実可ヘア&メイク・石川ゆうき美樹(共にThree PEACE)取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2024年07月31日JALグループのLCCであるスプリング・ジャパン株式会社(以下:スプリング・ジャパン)は、2024年3月26日(火)に開催した取締役会において、2024年4月1日(月)以降の代表取締役社長の交代について決定いたしましたのでお知らせいたします。スプリング・ジャパンは、今後も安全運航を基本に、JALグループと春秋グループの強みを最大限生かして、日本と中国を結ぶ中国特化型LCCとしてさらなる成長の実現にむけ、一丸となって取り組んでまいります。新任代表取締役社長なお、現代表取締役社長 米澤章は2024年3月31日をもって退任いたします。【ご参考】略歴表【新社長】 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月29日『パリオリンピック2024 女子サッカー』を想定した戦いである。3月28日(木) 『2024シービリーブスカップ』に臨むなでしこジャパンのメンバーが発表された。記者会見に出席した佐々木則夫JFA女子委員長、池田太監督は次のように抱負を語った。佐々木委員長「北朝鮮との『パリ五輪アジア最終予選』で監督以下、選手がしっかり結果を出してくれた。『パリ五輪』では女子サッカーからしっかりパワーを送る大会にしていきたい。そのための準備の非常に重要なアメリカの大会に臨む。みなさんのご支援にいい結果、メダルを獲得して応えるためにもいい遠征にしていきたい」池田監督「我々なでしこジャパンは先月DPRコリアとの最終予選を勝ち抜いて『パリ五輪』出場権を獲得することができた。本当にタフな戦いを乗り越えた選手を改めて称えたいと思うし、不確定なことが多い中サポートしてくれたスタッフ、国立へ足を運んで応援してくれたファン・サポーター、テレビで応援してくれたファンに改めて心から感謝したいと思います。ありがとうございます。『パリ五輪』まで4か月を切った中、今回のアメリカでの『シービリーブスカップ』、5月末の活動を有意義に使い、『パリ五輪』へ向けてしっかり準備していきたい。昨年の『W杯』が終わり、アジアの『2次予選』『最終予選』、そして『五輪』とそういう中でチームの成長、選手の成長を促していきたい」なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー【GK】山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)67試合64失点平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)7試合5失点大場朱羽(ミシシッピ大学)0試合0失点【FP】熊谷紗希(ASローマ/イタリア)149試合2得点田中美南(INAC神戸レオネッサ)77試合34得点清水梨紗(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)75試合4得点清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)18試合6得点守屋都弥(INAC神戸レオネッサ)6試合2得点上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)11試合1得点長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)80試合20得点杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)46試合3得点北川ひかる(INAC神戸レオネッサ)7試合0得点林穂之香(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)31試合2得点南萌華(ASローマ/イタリア)48試合4得点長野風花(リバプールFC/イングランド)35試合1得点植木理子(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)32試合11得点宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)33試合9得点石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)6試合0得点藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)19試合4得点浜野まいか(チェルシー/イングランド)6試合0得点谷川萌々子(FCローゼンゴート/スウェーデン)3試合0得点古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)4試合0得点※所属の後の試合数・得点・失点は国際Aマッチの数字。昨年12月の右足首骨折からの復帰となる宮澤のコンディションについて問われると、池田監督はこのように説明した。「宮澤選手については我々のメディカルチームが所属クラブとコンタクトを取り、リハビリの状況を把握し、『シービリーブス杯』に向けて、試合に出られる状況だと理解して招集した。彼女のコンディションやどう戦うかについてはこれから考えるが、限られた『五輪』までの活動の中でピッチ上もそうだが、ピッチ外の積み上げも必要だと思い、今回メンバーに呼んだ」池田太監督1週間前の『パリ五輪』の組み合わせ抽選で『FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド 2023』優勝のスペイン、ブラジルと同組になったことについて改めて見解を求められると指揮官は?「『五輪』出場は12か国、どこと当たっても厳しい戦いになることは承知していた。ポットが決まった時に組み合わせもある程度見えてきたので、ポット1ではまたスペインかフランスか、ポット3ではブラジルかコロンビアか、わかっていたのでそれほど大きな驚きはなかった。ただスペインとはアンダーカテゴリーから何度もやっているので、縁を感じる。『W杯』からの積み上げ、監督が変わったチームもあるので、我々のやってきたことのベースを含めてやれることを増やすことを今回の遠征でもやっていきたいし、そんな中選手たちがどう戦っていき、どう対応するのか、見ていきたい」本番を見据えて『シービリーブス杯』で確認したい点を質問されると。「『五輪』のベニュー移動を含む中2日での戦いを『シービリーブス杯』でシミュレーションになると思う。移動し、短い時間で次の相手に準備をすることを体感できるのはスタッフを含めていいシミュレーションになると思う。ブラジルになるか、カナダになるかは1戦目次第だが、ブラジルとは昨年3回やっているので、お互いにまた違ったことにトライする部分も出てくるのかなと思っている。この『シービリーブス杯』で『五輪』に向けて、やれることを増やしていく、確認と同時に進めていかないといけない。またチームを作っていくのと同時にメンバー選考、限られた人数で戦わないといけない部分の見極めも含めて、この『シービリーブス杯』、5月の活動で総合的に考えていきたい」代表復帰となるGK大場、DF守屋について評価を聞かれると、池田監督はこう答えた。「GKは『W杯』から山下選手、平尾選手、田中(桃子)選手と積み上げてきた中で、今回GKの層を広げるという意味で大場選手を招集した。(『パリ五輪』は登録メンバーが18名となるため)GKを3~4名呼べるならまた別だが。彼女以外も組み合わせを含めて、いろいろ経験させたいと思っているし、DFとどういうコミュニケーションを構築していくかはトレーニングを含めて考えている。試合だけではなく、トレーニングから関係性を構築していければと思っている。守屋選手は自チームでしっかり活動しているし、彼女の持っている上下動はなでしこの力になると思うし、日頃の成長を我々のチームに生かしてくれると思い招集した」昨年の『シービリーブス杯』は日本のファンは映像で見られなかったが、今年は配信があることについて佐々木委員長は見解を述べた。「昨年は日本のみなさんに見てもらえず失礼しました。今回は配信につなぐことができた。本来ならばテレビ放映で見ていただきたいところだが、今回の配信でぜひ多くの方に見てもらえたらと思う」佐々木則夫JFA女子委員長『パリ五輪』での初戦・スペイン戦まで3か月半あまり、なでしこジャパンはアメリカでどのような戦いぶりを見せるのか。『2024シービリーブスカップ』準決勝・アメリカ女子代表戦は4月6日(土)・メルセデスベンツスタジアム(アトランタ)、カナダ女子代表orブラジル女子代表と対峙する決勝o3位決定戦は9日(火)・Lower.comフィールド(コロンバス)にてキックオフ。試合の模様はJFATVにてライブ配信。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2024年03月29日まさに最終関門。なでしこジャパンがパリ五輪の出場権を懸けて、ホーム&アウェイで行われる朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)とのアジア最終予選に臨む。ホーム&アウェイの決戦。初戦をうまく乗り切り国立での試合を迎えたい。悔しさを味わった昨夏のFIFA女子ワールドカップから約半年。池田太監督に率いられたチームが、再び世界の頂点を目指す。この2試合の合計スコアが日本のパリ行きを左右することになる。つまり「勝てば天国、負ければ……」というわけだ。まず今回の北朝鮮戦で注目されているのが、第1戦の開催地だ。当初は2月24日に平壌の金日成スタジアムで行われる予定だったが、2月に入っても詳細が決まらず。同8日のメンバー発表会見当日になって中立地開催の可能性が浮上するなど、思いがけず振り回される形となっている。だが、そんな状況にも池田監督は「いろいろと予想できないことが起こると思っていた。選手たちもさまざまな経験をしている。自分たちはやるべきことに注力するだけ」と泰然自若の姿勢を崩さない。チームは世界で勝つためのトライを続けている。女子W杯はパワーで押し切られる形でスウェーデンの前に準々決勝で涙を呑んだが、そこで見えた課題を克服するべく臨機応変なスタイルを模索。3バックと4バックの併用、キャプテン熊谷紗希のボランチ起用や4‐3‐3システムの採用など、相手の出方や試合の流れを読みながら戦えるチームへのレベルアップを図っている。昨年11月にはアジア最終予選を視野に入れてブラジル遠征を実施。過酷な移動を伴った上で、同じ相手と続けて2試合を戦う経験を積んだ。ブラジル代表との初戦は3‐4と敗れたが、その課題を改善して第2戦で2‐0と勝利した経験は必ず活きるはずだ。なお、北朝鮮とは国内組で臨んだ昨年のアジア大会決勝で対戦。巧みな試合運びと決定力の高さを見せつけて4‐1と大勝したが、内容で圧倒される場面もあった。世界ランクも8位の日本に対して、北朝鮮は9位。決して侮れる相手ではない。まずは未知数な戦いを強いられる初戦をしっかりと乗り切り、優位な状況で2月28日に東京・国立競技場で行われる第2戦を迎えたいところだ。まさに、世界一への挑戦権を得るための最終決戦。予選突破に全力を注ぐなでしこジャパンを、日本中を挙げて応援したい。熊谷紗希(くまがい・さき)選手(ASローマ)絶大な信頼を寄せられる主将。代表ではセンターバックを任されてきたが、昨秋から欧州で経験を積んだボランチで起用されている。山下杏也加(やました・あやか)選手(INAC神戸レオネッサ)なでしこジャパンの守護神。所属のINACでは1月に皇后杯を制覇。PK戦で見事なシュートストップを見せるなど優勝に貢献した。田中美南(たなか・みな)選手(INAC神戸レオネッサ)前線で攻撃の基点となり、抜群の得点感覚でゴールを陥れるストライカー。献身的な守備でチームを救うプレーも特筆すべき点だ。清水梨紗(しみず・りさ)選手(ウェストハム・ユナイテッド)イングランドで力強さを身につけた右サイドのスペシャリスト。1月にはリーグ戦初ゴールも記録。代表でも攻守のキーマンとなる。パリ五輪2024女子サッカーアジア最終予選2月24日(土)時間未定会場:未定2月28日(水)18:30~会場:東京・国立競技場DAZNでライブ配信。NHKで生中継の予定。※記事の情報は2月8日現在のもの。※『anan』2024年2月28日号より。写真/JFA文・青山知雄(by anan編集部)
2024年02月22日10人組のアイドルグループ・高嶺のなでしこが21日、東京・新宿の東急歌舞伎町タワーの野外ステージでメジャーデビューシングル「美しく生きろ/恋を知った世界」のリリースイベントを行った。クリエイターユニット Honey Worksがサウンドプロデュースを務める10人組アイドルグループの高嶺のなでしこ。シングル「美しく生きろ/恋を知った世界」でメジャーデビューを果たしたこの日、約700人ものファンが駆けつけた東急歌舞伎町タワーの野外ステージでリリースイベントを開催した。同じ事務所の先輩でもある元HKT48の村重杏奈が進行役を務め、10人のメンバーがステージに勢揃い。雨が降りしきる中、デビューシングルの「美しく生きろ/恋を知った世界」、そしてHoney Works公式カバー楽曲でもある「可愛くてごめん」と「ファンサ」を披露した。イベント後には報道陣向けの会見に応じた高嶺のなでしこと村重。雨にもかかわらず熱いライブパフォーマンスを披露した籾山は「本日雨ということでファンの方々が寒い中待ってくださいましたし、立ち止まってくださった方もいてうれしかったです」とファンの反応に笑顔を見せて、「雨のライブは初めてでした。運が良くて今までは晴ればっかりでしたが、今日は珍しく雨でメジャーデビューは雨だったよねと思い出にもなるので、それも高嶺らしくてイイなって思います」と前向きだった。また、イベント中には4月に東京と大阪の2会場でメジャーデビューを記念したライブを、5月から開催予定の全国ツアーについても発表。籾山は「メジャーデビューだけじゃなくて全国ツアーのお知らせや私たちが密かに夢だったステージにも立てることが決まったので、これからが楽しみだなと思います」と目を輝かせ、「結構大きな場所だと思うので、ファンの方々に来ていただきたいです」とアピールした。最終的な目標を「2年目ということで武道館の夢を達成しないといけない年になってくるので、そこに向けて全てのホールをソールドアウトできるぐらいの勢いを持っていきたいなと思います」と力を込めた籾山。そんな彼女たちを結成前から見守ってきたスペシャルサポーターの村重は「本当にみんな最初の頃はあどけない感じもあって可愛かったんですが、結構久しぶりに会うことが多くて、会う度にみんな成長しています。歌唱力はもちろんパフォーマンス力もどんどんあがっていて、これは日本のトップを穫るアイドルになるんじゃないかと思います」と今後の活躍に太鼓判を押した。さらに、アイドルの先輩として「アイドルにすごい大事だと思うのは、メンバー同士の仲の良さ。最終的に仲良いというのが一番の団結力に繋がります。女の子が集まると嫌だな~とか日によってこの子今日どうしたのかな? とか思う日もありますが、それでもみんなでカバーしあって仲良く目標を達成して欲しいです」と語った。「反面教師?」と報道陣が問い掛けると「HKT48はめちゃくちゃ仲良かったんです。村重もグループが最高だと思って卒業できたので、みんなもアイドルを卒業する日が来たら最高だったと思って卒業して欲しいですね」とアドバイスを送っていた。
2024年02月22日キックオフ16日前に開催地が決まらない緊急事態にも、なでしこジャパンは動じない。2月8日、『パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選』に臨むなでしこジャパンのメンバーが発表された。記者会見に出席した佐々木則夫JFA女子委員長、池田太監督は次のように抱負を語った。佐々木委員長「本日『パリ五輪最終予選』の大事な試合ということで、JFAとしてチームを最大限のサポートしていく。『W杯』を戦い、『パリ五輪』への出場権を獲得して、女子サッカーを盛り上げて、みなさんに感動を与えたい。AFCより2月24日(土)の第1戦の会場について中立地で開催するよう通知がDPRコリア(朝鮮民主主義人民共和国)にあった。DPRコリア発着の定期便が飛んでいないのと、ロジ周りで不透明な点が多く、AFCから通達があった。現在AFCとDPRコリアで調整中ということでJFAとしても決定を待っている状況。これらの確定情報はAFCから更新があり次第、お知らせしたい。ホームゲームは予定通り2月28日(水)・国立競技場で開催する。20年前、『アテネ五輪』の出場権をかけたアジア最終予選のDPRコリア戦も国立競技場で行われた。その際はなんと3万1324人もの来場者が訪れた。今回その数字を上回るみなさんに声援を送ってほしいと思っている。現状の券売状況は1万人くらい、しかもアウェイゴール裏がかなり埋まっているとのことなので、ホームの雰囲気を作っていただき、多くのサポーターになでしこを後押ししてもらいたい。2月28日は水曜日なので、ノー残業デーで国立に足を運んでもらって、なでしこジャパンの後押しをぜひお願いしたい」池田監督「今回『パリ五輪』に向けての最終メンバーを発表させていただく。この2戦しっかり勝利し、そして『パリ五輪』へのキップを取ること。国民の『五輪』にかける熱量に応え、なでしこジャパンの躍動する姿を見せることが、女子サッカーの発展のつながると思うし、我々が世界一を目指して戦っている姿を見ていただくことで人々の心に感動や喜びを与えられるではと思っている。この『五輪』に出場することが女子サッカーの発展に重要な位置付けとして覚悟を持って臨みたい。今委員長が話されたように、開催地の問題があるが、第2戦・国立でみなさんとぜひ勝ち取っていきたいと思うので、応援を含めてぜひ力を貸していただければと思っている」【なでしこジャパン(日本女子代表)メンバー】【GK】山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)65試合63失点平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)7試合9失点田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)7試合2失点【FP】熊谷紗希(ASローマ/イタリア)147試合2得点田中美南(INAC神戸レオネッサ)75試合34得点清水梨紗(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)73試合4得点清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)16試合6得点上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ)10試合1得点長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド)78試合20得点杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)46試合3得点林穂之香(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)31試合2得点南萌華(ASローマ/イタリア)46試合4得点長野風花(リバプールFC/イングランド)33試合1得点千葉玲海菜(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)8試合3得点中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)5試合2得点植木理子(ウェストハム・ユナイテッ/イングランド)30試合11得点高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)22試合2得点遠藤純(エンジェル・シティFC/アメリカ)44試合5得点石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)6試合0得点藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)17試合3得点谷川萌々子(FCローゼンゴート/スウェーデン)2試合0得点古賀塔(フェイエノールト/オランダ)2試合0得点※所属の後の試合数・得点・失点は国際Aマッチの数字。猶本光と宮澤ひなたをケガで欠き、上野が復帰した点を問われると、池田監督はこのように返答した。「今まで戦ってくれた選手、ケガは付き物だとは言え、乗り越えないといけない部分かと思っているので、早い回復を望んでいる。今回選んだ選手たちには自分の持っているものを出してほしい。上野選手は『WEリーグ』、『皇后杯』でのパフォーマンスもよかったし、『アジア競技大会』でDPRコリアと戦っている。攻撃の選手ではさまざまなタイプの選手をさまざまな配置で用意し、2戦の短期決戦で戦うので、その中で自分たちがやれること、バリエーションを考え、彼女のボールのいいタイミングで受けられることやゴール前の感覚、最近はゴールのスコアーを取っていることを含めて招集させてもらった」指揮官の北朝鮮評はこうだ。「私もスタッフも分析の中で印象は一人ひとりの走力、ゴールへ向かうプレー、ロングボールを使った背後のボール、ゴールへ向かう勢いがあり、ゴールへの推進力があり、人にも強い印象がある。我々は十分な準備をしないといけない。攻撃では相手の強くくる守備を逆手に取れるような相手のプレッシャーをうまくかいくぐれるようなボールの動かし方でゴールを取れるようにしていきたい」佐々木委員長は平壌開催の危惧をこう明かした。「グラウンドの状況など、我々が視察できないという時点でAFCも普通のことができていないというジャッジ。人工芝の凍ったところは危険だし、ケガのリスクがある。まず選手を守るという観点であまり安全ではない環境がある」リスクの多い平壌開催だが、その可能性はゼロではないと佐々木委員長は言う。「平壌はゼロではない。正式に決定していない。我々はAFCの連絡を待っている状態。AFCに対して、こちらからどうというのは全くしていない。AFC主導の話なので、DPRコリアとAFCが選定した場所でやるしかない。アウェイなので」大事な第1戦の16日前に試合会場が未定という異例の状況にも、佐々木委員長も池田監督も焦りの色は見せなかった。佐々木委員長「相手のホームが最も厳しいという考え方から逆算すれば、もし中立地での開催になれば、さまざまな案件がクリアになる。ただ、もともと平壌で戦う心積もりであったし、JFAやコーチ陣を含めてこれまでその準備を重ねてきた。最終的に平壌に戻ったとしてももともと、すべてをポジティブにとらえていきたい」池田監督「開催地のことがあるが、環境面の対応は寒さも暑さも雨もいろいろ経験してきている。対戦相手は変わらない。どんな準備をして我々がどう戦うか、さらに外的要因をマネジメントしていければと思っている。2次予選が終わり、DPRコリアに対戦相手が決まった時点で、予想外のことが起こると選手たちには伝えている。選手もそれぞれ、さまざまな経験をしている。自分たちの準備、やるべきことをしっかりしていきたい」2月28日(水)、なでしこジャパンを待ち受けるのは天国か、地獄か。『パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選』朝鮮民主主義人民共和国女子代表戦は2月24日(土)・アウェイ戦、28日(水)・国立競技場にてキックオフ。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選のチケット情報()
2024年02月09日ルルルン(LuLuLun)の2023年冬ボディケアとして、「京都ルルルン ハンドクリーム(なでしこの香り)」が登場。2023年12月8日(金)より順次、京都府内の土産屋ほかにて発売される。京都限定ハンドクリームで、シルキーな手触りの肌に地域ならではの原料を使用したご当地限定フェイスマスク「旅するルルルン」シリーズから、ハンドケアアイテム第2弾として「京都ルルルン ハンドクリーム(なでしこの香り)」がお目見え。京都産シルク由来のエキス(カイコまゆエキス)配合で、“まるでシルク”のようになめらかな肌へと整えてくれる。また保湿成分・酒粕エキスをはじめ、3種のセラミド(整肌成分)やヒアルロン酸が、手肌に“しっとりとした”ツヤをもたらす。香りは、鴨川沿いに咲く花・カワラナデシコをイメージした上品かつ華やかな香りに仕上げている。髪飾りや着物が描かれたパッケージにも注目だ。自分用にはもちろん、ちょっとしたお土産にもおすすめなので、京都へ行った際にはぜひ手に取ってみてほしい。【詳細】「京都ルルルン ハンドクリーム(なでしこの香り)」30g 880円<新製品>発売日:2023年12月8日(金)展開:京都府内の土産屋ほか【問い合わせ】Dr.ルルルン株式会社TEL:0120-200-390
2023年12月11日愛知県名古屋市中区大須にて独特のコンセプト(付喪神のいるお店)として営業しているコンセプトカフェなでしこ(運営:合同会社月雲)が、クラウドファンディングを通じて、新しい挑戦を始めています。2023年11月10日から11月30日まで、独自の和メイド服制作プロジェクトの支援を募集開始しています。クラウドファンディング詳細: クラウドファンディングトップ画【コンセプトについて】付喪神とは、長年使われた物に宿るとされる神聖な存在です。物や道具から自然に至るまで、日本の文化では万物に魂が宿るという思想が根強く、これらの付喪神は日本の文化の象徴として、国内外の多くの人々を魅了するはずです。なでしこでお給仕しているのは、100年の時を経て魂を宿した人形の付喪神たち。ずっと人間に可愛がられてきたがゆえに人間が大好きで、人形の頃はできなかったおしゃべりをとっても楽しみにして旦那様、お嬢様の帰邸を待っているというコンセプトで営業しています。店舗案内【プロジェクトについて】今回のプロジェクトは、当店の付喪神たちが着用する特別な和メイド服の制作が目的となります。伝統的な着物の要素を取り入れつつ、現代的なアシンメトリの袖や、機能的なエプロンを組み合わせたこのデザインは、日本の伝統と現代性の融合を象徴しています。目標金額は50万円で、達成された場合、この制服の製作に資金が充てられます。リターンとしては、カフェのオリジナルグッズや、新制服を着た付喪神たちの記念品など、支援者への特別な感謝のしるしとして様々なものを用意しています。制服イメージ在籍キャスト【制作スケジュール】2023年8月 デザイン完成2023年9月 パターンと型紙作成2023年10月 仮布試作品製作2023年11月 クラウドファンディング開始試作品の完成とお披露目、さらにリターンの配布と発送【クラウドファンディング概要】付喪神のお店(コンセプトカフェなでしこ)の公式コスチューム制作応援プロジェクト日程: 2023年11月10日から11月30日までURL : また、当コンセプトカフェについてをより深く知るには、下記をご覧ください。公式ウェブサイト: X(旧Twitter) : @nadeshico223 また、筆頭付喪神のX(旧Twitter) @tsukumonade もぜひチェックしてください。【店舗概要】店舗名 :コンセプトカフェなでしこ所在地 :愛知県名古屋市中区大須2丁目21-20 2Fアクセス :名古屋地下鉄鶴舞線 大須観音駅 徒歩2分営業時間 :平日15:00~24:00 土日祝12:00~24:00 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月15日ベスト8で悔し涙を流したFIFA女子ワールドカップ(W杯)から2か月半。なでしこジャパンが世界の頂点を目指して早くも再出航する。パリ五輪金メダルへ、なでしこジャパンが早くも再出航。狙うはパリ五輪での金メダル。その第一関門となるのが、今回のアジア2次予選だ。インド、ウズベキスタン、ベトナムとのリーグ戦を1位突破すると、本大会出場権を懸けた来年2月のアジア最終予選に進むことができる。ここをしっかり通過して未来への扉を開きたい。近年は男子同様に海外でプレーする選手が急増。世界標準を日常とする意識が高まっている。チームは9月の国際親善試合でアルゼンチンに8‐0と圧勝し、10月には若手中心のメンバーでアジア競技大会連覇を達成するなど期待は高まるばかりだ。だが、決して楽観視はできない。これまで引いて守りを固めるアジア勢には苦戦するケースも多く、選手たちは「アジアは2次予選から難しい戦いになる」と気を引き締める。世界で味わった悔しさは世界でしか晴らせない…。パリで最も輝くメダルを手にするために、なでしこジャパンが新たな一歩を踏み出す。アジアの激しさに対して球際では絶対に負けたくない。長野風花(リヴァプールFCウィメン)女子W杯で悔しい気持ちを味わって、もっともっと上にいきたいという気持ちが強くなったので、すぐに五輪を目指して戦える機会があるのは、個人的にはすごくうれしいです。今のチームはバランスがすごく整っていますし、女子W杯では得点パターンも多くて、本当にいい戦いができたと思っています。ただ、スウェーデンに分析されたことで中盤で優位に立てなかったり、一対一の強さで課題が残ったのも事実。どれだけいいサッカーをしても、結果的に勝てなければ意味がないということを思い知らされました。正直、アジアは世界で戦うより難しいと感じるところもあります。日本に対して守ってくる国が多いですし、球際もすごくガツガツくる。でも、そこで絶対に負けたくない。アジアの厳しい予選で勝負強さを得ることができたら、自分たちはもっと強くなれる可能性を持っていると思います。パリで最高の結果を残すためにも、今回の2次予選を絶対に勝ち抜いてきます。ながの・ふうか1999年3月9日生まれ、東京都出身。160cm、53kg。ピッチの中央で輝く攻守の要。韓国やなでしこ2部など、自らを厳しい環境に置くことで成長してきた向上心も魅力。チームを勝たせるために“怖い選手”であり続けたい。宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッドWFC)女子W杯は本当に悔しかった。一丸となって戦えるいいチームでしたけど、優勝したスペインにグループステージで勝ちながら、準々決勝でスウェーデンに負けてしまった。でも、そこで勝ちきれないのが、今の実力だと思うんです。すぐにパリ五輪のアジア2次予選がスタートしますが、あの悔しさが鮮明に残っているからこそ、もう一度世界の頂点に思いを馳せるところは大きいです。そのためには自分が成長しなきゃいけない。何が正解なのかは分からないですが、自分はもっと厳しい環境で戦いたいと考えて、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を決めました。アジア予選は決して簡単ではないです。体格や戦い方の似たチームが多い中での崩し方、勝つための最善策を試合中に見つけていく必要があります。個人的にはチームを勝たせるために“怖い選手”であり続けたい。しっかり自分自身と向き合って、成長して、パリ行きの第一関門を突破したいと思っています。みやざわ・ひなた1999年11月28日生まれ、神奈川県出身。160cm、48kg。抜群のスピードと鋭いドリブル突破でゴールを陥れるアタッカー。FIFA女子W杯では5ゴールで得点王に。サッカー日本女子代表 パリ五輪アジア2次予選10/2619:00 vs インド10/2921:00 vs ウズベキスタン11/119:00 vs ベトナム開催場所:全試合、ウズベキスタン・タシケント。※時間は日本時間※『anan』2023年11月1日号より。写真・JFA取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2023年10月30日得点を決めて駆けてくる選手を、ベンチ前でサブメンバー全員が待ち構える。勝った喜びも負けた悔しさも、試合中もトレーニング中も、全員の想いは同じ。はじける笑顔と選手たちの距離感からわかるのは、チームが一つだったこと。オフショットも交えて、なでしこジャパンのW杯を振り返る。7~8月に開催された「FIFA女子ワールドカップ2023」で、ベスト8という結果を残したサッカー日本女子代表。左から反時計まわりに、猶本 光(三菱重工浦和レッズレディース)、高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)、藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)。分かち合ったものの数だけ、チームは一つに。決勝トーナメント初戦、ラウンド16のノルウェー代表戦で後半、勝ち越しゴールを決めた清水梨紗(ウェストハム・ユナイテッドFCウィメン)を囲んで喜びを爆発させる選手たち。グループリーグ第2戦、コスタリカ代表との試合でW杯初ゴールを決めた藤野あおばを、ベンチから飛び出して待ち構える仲間たち。キックオフ直前、先発の11人はピッチで、サブのメンバーはベンチ前で円陣を組む。“全員で戦う”を象徴するシーン。グループステージ第2戦、コスタリカ代表に快勝、2連勝でグループステージ突破を決めた。試合後、メンバー全員で。今回、“GKチーム”の団結、絆も話題に。レギュラーGKは試合に出られない控えの2人の想いも背負って。控えの2人はいつ来るかわからない出番に備えて黙々とトレーニングを積む。左から、山下杏也加(INAC神戸レオネッサ)、西入俊浩GKコーチ、田中桃子、平尾知佳(アルビレックス新潟レディース)。ラウンド16までの4試合で14得点1失点、素晴らしいサッカーで世界を驚かせた快進撃も、準々決勝でスウェーデン代表に敗れ、夢は道半ばで終わる…。試合後、涙が止まらない植木理子(ウェストハム・ユナイテッドFCウィメン)と藤野あおばを支える、田中桃子と田中美南(INAC神戸レオネッサ)。猶本光は、試合後、自身のInstagramで「私たちのW杯が終わりました。もっとみんなと上に行きたかった。でも素晴らしい時間をくれたみんなに感謝しています」と投稿。チームの一体感はオフショットにも。手前から、浜野まいか(チェルシーFCウィメン)、高橋はな、石川璃音、田中桃子とトレーニングパートナーの2人。ハートマークをカメラに向ける、長野風花(リバプールFCウィメン)と高橋はな。大会期間中に誕生日を迎えた清家貴子を囲んで。©JFA※『anan』2023年10月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・yumi美樹(共にThreePEACE)取材、文・青山知雄松原 彩(by anan編集部)
2023年10月15日7~8月に開催された「FIFA女子ワールドカップ2023」で、ベスト8という結果を残したサッカー日本女子代表。快進撃とともに彼女たちが見せたのは、世界一という目標に向けて、チームが一つになった一体感だった。その絆は、なぜ生まれたのか?大会を通じて、“なでしこジャパン”が全員で共有し、分かち合ったものとは…。醸成された一体感がチームの大きな武器に。あこがれていた夢の舞台、みんなで狙うは12年ぶりの世界一。今夏に行われた「FIFA女子ワールドカップ2023」。開幕前に苦戦を予想する声もあったなでしこジャパンだが、彼女たちはその下馬評を大きく覆していった。初戦でザンビアに5‐0で大勝し、続くコスタリカ戦も2‐0で勝利。第3戦でスペインに4‐0で圧勝を収めると、ハイレベルな組織力と連動性で一気に優勝候補へと世界的に評価を変えていく。目を見張ったのは、大会期間中に醸成された一体感だ。ピッチに立った選手はチームメイトを助けるべく走り、ベンチメンバーは出ている選手をサポート。コーチ陣やチームスタッフも一丸となり、全員がピッチ内外でチームのためにできることを考えて献身的な姿勢を見せ続けた。同じ目標を持った仲間と想いを共有できたことが大きな力を生み出した形だ。だが、チームは決勝トーナメント1回戦でノルウェーを下しながら、続くベスト8でスウェーデンに敗戦。そして大会はグループステージで日本が圧倒したスペインが制した。だからこそ夢破れた準々決勝の結果に悔しさが募る。「みんなで一つになって戦えた。本当にいいチームだった。このメンバーで優勝したかった」大会後、選手は口をそろえてこう語っていた。なでしこジャパンの世界一を目指す旅路は、パリ五輪へと続いていく。チーム一丸となって夢をシェアしながら頂点を目指した日々は、チームにとって必ずや未来への糧となるはずだ。猶本 光(三菱重工浦和レッズレディース)お互いを尊重することで一つのチームになれました。グループステージ第2戦のコスタリカ戦で先発、W杯初ゴールを決める。若手選手も多かったなか、豊富な経験を活かし、チームのまとめ役としても存在感を発揮した。「代表ではクラブとは違い、短期間でチームを作り上げる必要があるので、まずは一体感を持つことにフォーカスして挑んだ大会でした。そのためには、お互いの良さや特長を理解し、尊重することが重要だと感じていて。今回のチームでは、選手ミーティングなどを通じて、初戦の前からそれを実現できていたので、喜びも悔しさも、常に全員が同じ感情をシェアできて、一つになれていたと思います。出場時間によっては、モチベーションを保つのが難しい時もあるので、ベンチでも積極的に声をかけるよう意識していました。そこは今までの経験が役立ったと思います。大会後、多くの方から一体感のある良いチームだった、と言ってもらえたことは素直に嬉しかったですが、結果には満足していません。さらにレベルアップしていきたいです」なおもと・ひかる1994年3月3日生まれ、福岡県出身。ミッドフィルダー。2010年のFIFA U‐17女子W杯で準優勝に貢献するなど、ユース年代から活躍を続け、29歳にして悲願のW杯初出場を果たす。オフの日も動画でプレーを分析したり、筋トレやボディケアに勤しむ、まさに努力の天才。石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)常にポジティブな声かけで、一体感を持って戦えた。グループステージ初戦のザンビア戦でスタメンに抜擢され、クリーンシートでの勝利に貢献。以降、出場機会はなかったものの、常に笑顔でチームメイトを鼓舞し続けた。「いつもは緊張するタイプなのですが、初戦のピッチに立った時、自分でも驚くほど落ち着いていて。あえて緊張感を高めたほどです。こんなにも大きな舞台で、変な緊張をせず、大きなミスもなくプレーできたのは、先輩やチームメイトが、常にポジティブな声かけと的確なアドバイスをしてくれたからだと思います。だから私も、どんな状況でも常に明るくポジティブな言葉で盛り上げていこうと心がけていました。試合前、スタメンがピッチで円陣を組むタイミングで、ベンチでも自然に円陣ができていたり、ゴール後は全員で喜び合ったり、一体感を持って戦えていたと思います。出場は1試合でしたが、自分の課題が明確になったので、そこに向き合い、より一層努力して、なでしこジャパンの名に恥じない選手になっていきたいです」いしかわ・りおん2003年7月4日生まれ、秋田県出身。ディフェンダー。姉の影響で10歳からサッカーを始め、中・高時代をJFAアカデミー福島で過ごす。対人の強さに定評があり、’22年のFIFA U‐20女子W杯では、チームの主力として準優勝を経験。明るくポジティブなチームの元気印。高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)みんなに恩返しをしたくて。シェアしたのはチーム愛。右膝の大怪我を乗り越え、大会直前に代表復帰。ブランクを感じさせないプレーで、グループステージ第3戦のスペイン戦以降、センターバックの一角として奮闘する。「今回のW杯は、本当に多くの愛をシェアした大会だったと思います。昨年、大きな怪我をしてしまったのですが、リハビリ中も常に多くの仲間が気にかけてくれてとても心強かったですし、絶対に復帰してプレー+αの部分で恩返しをしたいと思っていました。大会前からすでに、仲間からの愛を感じていたし、私からもみんなに愛や元気を伝えたくて、自然と朝の挨拶からハッピー感が出ていたかなと思います。全員が出場できるわけではないなか、本当に一人ひとりがチームのために行動していて、日ごとに愛情や絆が深まるのを感じていましたし、それは応援してくださった方にも伝わっていたら嬉しいです。もちろん課題はありますが、全部が通用しなかったわけではないので、もっと上手く、強く、たくましくなっていきたいです」たかはし・はな2000年2月19日生まれ、埼玉県出身。ディフェンダー。’12年に浦和レッズレディースジュニアユースに加入。昨年11月、日本代表のスペイン遠征中に負傷し、全治8か月の診断を受けるも懸命のリハビリを経て復帰。最近は、音楽ユニット「Play.Goose」にハマり中。藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)伸び伸びやらせてもらえた。だからこそ結果で応えたかった。19歳の若さで全5試合に出場。W杯日本人最年少ゴールに加えて、ベスト16のノルウェー戦で宮澤ひなたのゴールをアシストをするなど、攻撃陣の中軸として活躍した。「チーム最年少ということもあって、『どんどん積極的に仕掛けていいよ!』って伸び伸びプレーさせてもらいました。最初は自分の結果にこだわって、積極的な突破からゴールを決めることもできた。でも、一つになっていくチームを見て、もっとみんなのためにプレーしたいと思うようになっていったんです。ノルウェー戦でのスルーパスは、そういう想いが表れたのかもしれません。負けてしまったスウェーデン戦、試合終盤のチャンスで直接FKをバーに当ててしまって…。重要な場面で蹴らせてもらえたのに決められなくて本当に悔しいし、みんなに引っ張ってもらったからこそ結果で応えたかった。試合後は涙が止まりませんでした。この悔しさを糧に絶対に強くなりたい。チームを勝たせられる選手になりたい。そう心に誓いました」ふじの・あおば2004年1月27日生まれ、東京都出身。フォワード。十文字高から日テレ・東京ヴェルディベレーザへ。果敢な仕掛けを武器に、’22年のFIFA U‐20女子W杯準優勝に貢献。本大会前にはFIFA公式サイトで“超新星”として紹介され、コスタリカ戦では19歳180日で初ゴールも記録。清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース)それぞれの想いを胸に、どんどん結束力が高まって。グループステージ初戦のザンビア戦、続くコスタリカ戦、準々決勝のスウェーデン戦の3試合に後半途中から出場。スピードを活かし、常にチームの勝利のために走り続けた。「短い出場時間でも100%の力をチームに還元できるよう、ピッチに立った時、どんなプレーができるかを常にイメージしながら準備していました。今回、出場時間にかかわらず、メンバー全員が同じ感覚で挑めた大会だったのでは、と感じています。その理由の一つが、試合前日の選手ミーティング。毎回、熊谷(紗希)キャプテンが指名した何人かの選手がひと言話す場があって。そこでみんなの想いや考えを共有できたことで、よりチームとしての結束力が高まったと思います。回を重ねるごとに、自発的に話す選手も増えてきて、それぞれの想いを聞いて感極まって涙を流す選手もいたほどです。ミーティングが、苦しい時の自分の大きな支えになりました。次にチャンスをもらった時のために、もっともっとできることを増やしていきたいです」せいけ・きこ1996年8月8日生まれ、東京都出身。ミッドフィルダー。浦和レッズレディースユース出身。抜群のスピードを活かしたドリブル突破が持ち味で、複数のポジションで高い能力を発揮。大好きなコーヒーを飲みながら、YouTubeで東海オンエアを見ることが最近の癒し。田中桃子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)ピッチ外でチームのためにできることを考え続けました。本大会での出場機会はなかったものの、ピッチ外でのモチベーションビデオ制作などでもチームを盛り上げた。「試合には出られませんでしたが、GKチームは3人でゴールを守るという気持ちで戦えたと思います。それに、試合前日のミーティングでみんなの言葉を聞いて、本当に同じ気持ちで世界一を目指しているんだと共感しました。初戦前日にヤマさん(山下杏也加)が『みんなで円陣を組もう!』って提案したんです。それが定番になって、お互いを信じて全員で前へ進んでいる感覚がありました。その中で自分に何ができるかを考えて、決勝トーナメントに向けて同じGKの(平尾)知佳さんと二人で『モチベーションビデオを作ろう』って話になったんです。私は写真を集め、知佳さんが編集を担当しました。一緒に戦おうという気持ちをみんなに伝えることができたのは大きかった。自分も日本の女子サッカーもここからが勝負。今度はピッチで貢献できるように進化していきたいと思っています」たなか・ももこ2000年3月17日生まれ、長野県出身。ゴールキーパー。育成時代から日テレ・東京ヴェルディベレーザで育ち、大和シルフィードへの2年間の武者修行で成長。的確な指示とセービングを武器に守護神として活躍する。’16年のFIFA U‐17女子W杯準優勝。趣味はベーグル作り。※『anan』2023年10月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)ヘア&メイク・yumi美樹(共にThreePEACE)取材、文・青山知雄松原 彩(by anan編集部)
2023年10月15日