近所のおばさんには「まだ結婚しないの?」と言われ、会社では先輩に「早く子供産みな」と言われ……みんな悪意あるだろ!! 今回はマイナビニュース会員のうち独身男女300名に、最近されて困った「ハラスメント」について教えてもらった。Q.最近されて困った「ハラスメント」(嫌がらせ、いじめ)を教えてください。その内容はどんなものでしたか? どう思いましたか?■独身者へのセクハラ・「そろそろ結婚しなきゃね~と部長に言われた……結婚したくないわけではないので、いちいち言われたくないと思った」(32歳男性/団体・公益法人・官公庁/専門職)・「セクハラ: 結婚しないのかという発言」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)・「未婚であることをバカにされる」(28歳男性/警備・メンテナンス/技術職)・「彼氏のことについて、根掘り葉掘り聞かれた」(28歳女性/学校・教育関連/専門職)・「上司に夜の生活について聞かれた」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)■直接的なタッチも……・「おばさんのセクハラ: 開いた胸元を見せられる、彼女いるからと思った」(25歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「セクハラ: 会社のおっさんに、胸をガン見されながら『いいなぁ』とエロい目で言われたこと」(25歳女性/不動産/事務系専門職)・「足きれいでさわりたいと言われ、吐き気がした」(23歳女性/金融・証券/営業職)・「セクハラです: 上司がお尻を触ってきます、絶対訴えてやろうと思います」(24歳女性/食品・飲料/技術職)・「社長のセクハラ: お酒が入るとすぐ腰を触ってくる、気持ち悪くて嫌だが我慢する」(27歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「体にさわる: 男性不信になった」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■セクハラ、まだまだある・「セクハラ: 女だから~しろというようなもの」(26歳女性/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「ブスと言われ続けている」(41歳女性/警備・メンテナンス/販売職・サービス系)・「メールで誘いがしつこい」(42歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)・「上司から下の名前で呼ばれてセクハラっぽいなあと思った……嫌ではないが、あまりエスカレートすると面倒くさい」(22歳女性/金属・鉄鋼・化学/営業職)■仕事の押し付け・「残ハラ: 上司に『俺一人残して先に帰れる人間は普通の神経ではない』と言って残業を強要された」(26歳男性/その他/その他)・「帰ろうとした瞬間に仕事を押しつけられた」(29歳男性/その他/事務系専門職)・「上司に自分だけ多くの仕事を回された」(27歳男性/情報・IT/技術職)・「上司に目の敵にされて雑用をどんどん押し付けられた」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)・「たくさん仕事を押し付けておいて、遅い早くしろと迫られた」(26歳男性/農林・水産/技術職)■さまざまなパワハラ・「パワハラ: 上司による言葉の暴力、辞めたくなった」(28歳女性/その他/その他)・「やる気あるの? ってやつ、基本詰めてくる、精神的に」(28歳男性/小売店/販売職・サービス系)・「パワハラ: 有休を取ろうとすると小言を言われる」(32歳男性/電機/技術職)・「同じ職場の管理職から仕事の責任をとれと激しく激怒された」(33歳男性/自動車関連/事務系専門職)・「職場の上司に暴力を振るわれた」(31歳男性/小売店/販売職・サービス系)・「人事評価を下げられる」(33歳男性/金融・証券/事務系専門職)■いじめ・無視・「業務に必要な情報を与えられない、報告や意見を破棄される」(29歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「子供みたいな無視」(28歳男性/金融・証券/営業職)・「パワハラ: 上司にまだ教えてもらっていないことを聞いても無愛想に答えて気持ち良く教えてくれない」(21歳女性/自動車関連/事務系専門職)・「挨拶をしても無視」(32歳女性/その他/クリエイティブ職)・「パワハラ: お局が、どんなことでも揚げ足とりをしていじめてくる」(32歳女性/食品・飲料/事務系専門職)■楽しい場のはずが・「アルコールによるアルハラです、飲めない体質をからかわないでほしい」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「アルハラ: 飲め飲めと言われ日本酒を飲まされた」(28歳男性/医療・福祉/専門職)・「アルハラ: とにかく飲めといわれて最悪だった」(28歳男性/金融・証券/専門職)・「お酒を飲まされすぎた、なんとかなったものの、気持ち悪くなって大変だった」(25歳男性/建設・土木/技術職)・「カラオケを無理やり歌わされること、歌が苦手なのでかなり苦痛」(24歳女性/食品・飲料/専門職)■総評最近されて困った「ハラスメント」、回答で最も目立っていたのはやはりセクハラだった。「結婚しないの?」という質問が嫌だったという回答が多く、男女関係なく独身の人たちは非常に苦痛を感じているようだ。「未婚だからとバカにされた」という声や、また恋人のことについて踏み込んだ質問をされた人もいた。女性からは「上司にお尻を触られた」「社長に腰を触られた」「胸をジロジロ見られた」「足を触りたいと言われた」など、直接的な被害例も多数報告された。「気持ち悪いけど我慢している」「吐き気がした」「男性不信になった」という女性もいた。他にも、「下の名前で呼ばれる」など、女性にとっては不快に感じる言葉もある。男性も気をつけたいところだ。男性で多かったのは「パワハラ」だった。仕事を押し付けられる嫌がらせのパターンが多いようで、「帰り際に仕事を押し付けられた」「雑務ばかりやらされる」「残業を強要される」「大量の仕事を早くしろと言われる」など、悲惨な状況が並んだ。上司からの小言や説教、嫌味、無視などのモラハラ、もっとひどい内容では「罵倒された」「暴力を振るわれた」「人事評価を下げられる」など最悪の被害も報告された。「アルコールハラスメント(アルハラ)」の例も目立っていた。「飲めないのに飲まされた」「バカにされた」など、飲めない体質の人にとっては非常につらいだろう。カラオケを強要されている人もいた。あまりにも固辞しすぎるのも空気を読めないと言われるだろうし、あの空間自体が苦痛な人もいるかもしれない。さまざまなハラスメント、される側はもちろん、する側も気持ちいいものではないだろう。相手のことを思いやる、優しい人間関係を築きたいものだ。調査時期: 2015年7月13日~2015年7月18日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性150名 女性150名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年08月19日今年のお盆は、実家に帰省しただろうか。実家で「早く結婚しろ」「孫の顔が見たい」なんて言われた人も多いのでは。マイナビニュース会員のうち独身男女150人に「実家で言われたくないこと」を聞いてみた。Q.帰省中に実家で言われたくないことを言われたことはありますか?はい 23.3%いいえ 76.7%Q.(「はい」と回答した人にお聞きします)誰にどんなことを言われましたか? 言われたくないのはどうしてですか?○恋人はいるの?・「彼氏は? いねーよ! と思う」(26歳女性/東京都/機械・精密機器/事務系専門職)・「両親に、彼女とかいるの? ということ」(25歳男性/東京都/食品・飲料/技術職)・「親戚に『そろそろいい人いないの?』。いちいち答えるのが面倒」(26歳女性/東京都/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「彼女はできたのかと聞かれるのはつらい。仕事で忙しいなか、プレッシャーを感じる」(24歳男性/長崎県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)○結婚はまだなの?・「結婚の催促」(32歳女性/埼玉県/金融・証券/営業職)・「結婚はまだなの?」(29歳男性/宮城県/情報・IT/技術職)・「いつ結婚するの?」(25歳男性/神奈川県/建設・土木/技術職)・「早く嫁の顔が見たい」(33歳男性/茨城県/運輸・倉庫/営業職)・「両親に『結婚は?』といわれること」(35歳女性/奈良県/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「親に『早く結婚しなさい』と言われるのがツラい。結婚したくないから」(32歳女性/奈良県/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「親戚のおばさんに『結婚はまだ?』みたいなことを言われる。面倒くさいからほっといてください……」(32歳女性/千葉県/不動産/専門職)・「親戚のおばさんなどに結婚しないの? と言われたときは余計なお世話だと思った。できるものならとっくにしている」(32歳女性/東京都/その他/クリエイティブ職)・「結婚はまだなの? 自分の好きにさせてくれ」(27歳女性/青森県/建設・土木/営業職)・「親戚に、まだ結婚しないの? と言われると田舎と東京では生活パターンが違うと言いたい」(44歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「結婚はまだか。付き合っている相手がいないから」(30歳女性/岡山県/情報・IT/技術職)・「母に、『結婚はまだ?』。心配しているのはわかるけど、それを押しつけないでほしいから」(33歳女性/埼玉県/医療・福祉/専門職)○同級生が結婚したよ・「親から、同級生が結婚したという話。甲斐性のなさを実感し死にたくなってくる」(32歳男性/神奈川県/商社・卸/営業職)・「父親に『幼なじみの●●ちゃんは医者と結婚したぞ。お前はないのか』と言われた」(26歳女性/神奈川県/医薬品・化粧品/技術職)○太った?・「太った」(24歳女性/新潟県/食品・飲料/営業職)・「また太った? と聞かれるのが嫌。変わってないのに、毎度毎度、親に言われるから」(28歳女性/京都府/小売店/販売職・サービス系)・「最近太ったんじゃない? 太らないように毎晩ランニングしているのに、見るたびに体型のことを言うなと思うから」(36歳男性/東京都/機械・精密機器/営業職)○その他・「『ちゃんとお金貯めてるの?』と言われて、頑張ってるけどなかなか貯まらなくて悩んでいるので言わないでほしい」(27歳男性/宮城県/情報・IT/技術職)・「最近どうなの? といった細かい近況報告を求める言葉」(23歳女性/東京都/農林・水産/営業職)・「孫の顔がそろそろ見たい」(27歳女性/埼玉県/金融・証券/事務系専門職)・「早く独立しろ。自分の勝手だろと思うから」(28歳男性/東京都/警備・メンテナンス/販売職・サービス系))・「父親から、いつになったら落ち着くんだと言われる」(29歳女性/東京都/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)帰省中に実家で言われたくないこと、最も多かったのは「結婚はまだなの?」というもの。「心配しているのはわかるけど」という声もあるように親心はわかっていながらも、煩わしく思ってしまう人が多いようだ。「結婚したくないから」「面倒くさいからほっといてください……」「余計なお世話」「できるものならとっくにしている」「自分の好きにさせてくれ」「田舎と東京では生活パターンが違うと言いたい」などの声が挙がった。さらに帰省した際、同級生に会うと「結婚した」「子どもができた」「家を建てた」などなど焦る報告のラッシュ! なんてこともあるのでは。マイナビニュース会員のうち独身男女150人に、「聞くと焦る地元の友達の近況」について聞いてみた。Q.帰省中に地元の友達に会って焦りを感じた経験はありますか?はい 11.3%いいえ 88.7%Q.(「はい」と回答した人にお聞きします)その友達はどんな様子でしたか? 焦ったのはどうしてですか?○恋人がいた・「友達は彼氏ができていて、それに子供を作ってみるようだった もうすぐ結婚みたいなので ちょっと焦った というエピソードがあります」(24歳女性/栃木県/運輸・倉庫/技術職)・「アニオタの友達が彼女いたこと」(30歳男性/京都府/医療・福祉/専門職)○結婚していた・「続々と結婚していた」(25歳男性/神奈川県/建設・土木/技術職)・「周りが結婚し始めていた時」(33歳男性/東京都/電機/技術職)・「あきらかに女っ気のなかった友達が結婚していた」(43歳男性/東京都/機械・精密機器/技術職)○子どもがいた・「結婚どころか子供を産んでいる子が多い」(27歳女性/広島県/情報・IT/事務系専門職)・「結婚して子供ができていたりしたら焦る」(35歳女性/奈良県/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「自分は独身なのに、友人は結婚して子供もいたから」(26歳男性/新潟県/農林・水産/技術職)・「結婚して子供がいる人たちが多かった」(31歳男性/兵庫県/電機/技術職)・「子どもがいて、マンションを買っていた」(33歳男性/茨城県/運輸・倉庫/営業職)・「子供が2人いたとき年齢的に焦る」(32歳女性/埼玉県/金融・証券/営業職)・「同級生が子供を連れて歩いてた時。あまりに違いすぎてびっくり」(26歳女性/神奈川県/医薬品・化粧品/技術職)帰省中に地元の友達に会って焦りを感じた経験については、その友達に「恋人がいた」「夫・妻がいた」「子どもがいた」というのが"三大焦る要素"のようだ。調査時期: 2015年8月12日~13日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 150人(独身男女限定)調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年08月17日オウチーノは14日、「独身社会人とペット」に関する調査結果を発表した。対象は20~39歳の独身社会人694名。調査期間は1日~7日。○ペットを飼う独身社会人の35.0%、きっかけは“癒されたい”「ペットを飼っている又は飼いたいか」と聞いたところ、「飼っている」が26.4%、「今は飼っていないが飼いたいと思っている」が21.9%。「飼っておらず、飼いたいとも思わない」が51.7%となった。「飼っているペット」と「飼いたいペット」の種類を質問。「飼っているペット」は「犬」が48.6%、「猫」が33.9%、「魚」が6.6%となった。また「飼いたいペット」でも「犬」がトップで40.8%。「猫」が34.9%、「魚」が5.3%となった。「ペットを飼ったきっかけ」に関しては、「動物が好きだから・好きな動物がいるから」が73.8%、「癒されたいから」が35.0%に。「ペットを飼いたいと思ったきっかけ」も同様で、「動物が好きだから・好きな動物がいるから」が最多で73.0 %。「癒されたいから」が60.5%となった。○ペットが「仕事や生活のモチベーション」続いて、「ペットの存在が仕事や生活のモチベーションになるか。または、もしペットを飼ったらモチベーションになると思うか」を質問。結果、「とてもモチベーションになる」が49.0%。次いで「まあまあモチベーションになる」が41.8%、「あまりモチベーションにならない」5.7%、「全くモチベーションにならない」が3.5%となった。理由としては「仕事終わりに自宅で癒されるから」「この子のために稼ごうと思うから」「早く会いたいから仕事をテキパキこなせる」「家に帰る楽しみが増える」などが挙がった。一方、「モチベーションにならない理由」には「自分の生活とは全く別のものだから」「あまりコミュニケーションがとれないから」などの声が寄せられた。
2015年05月15日Facebookを活用した婚活アプリ「マッチアラーム」を運営・開発するマッチアラームは、20代、30代の独身男女2,965名を対象に、恋愛、婚活に関する調査を実施し結果を発表した。調査期間は4月22日~24日。○4人に1人の女性が「既婚者との恋愛経験」アリ「既婚者と恋愛をしたことがありますか?」と質問したところ、男性20.9%、女性24.4%が「はい」と回答。女性の方が既婚者との恋愛経験者が多いことがわかった。また性年代別では、男女ともに世代が上がるほど既婚者との恋愛経験者の割合が増える傾向がみられ、特に30代後半の独身女性においては43.8%という高い割合となった。○既婚者だとは知らずに……具体的なエピソードを募ったところ、「シングルだと思いこんで交際してたら、後に既婚だと告白された」(男性/20代後半/愛知県)、「相手が結婚してることを知らずに付き合いました。気づいたら泥沼でした」(男性/30代前半/広島県)、「知り合って好きになったら実は既婚者だったことが発覚」(女性/30代半ば/栃木県)、「既婚者だと知らないまま恋愛関係に。もつれる前に別れました」(女性/20代半ば/愛知県)というように、男女ともに「既婚者だと知らなかった」というケースが目立った。また、女性からは「会社の上司と付き合った事があります」(女性/30代後半/千葉県)、「前職場の上司。隠れて会うのはスリルだったけど、オープンに出来ないのがツラかった。最終的に嫁さんのとこに戻ったので、結局愛人だったと気付かされた」(女性/30代半ば/香川県)など、相手が「職場の上司」であるケースが多く見受けられた。そのほか、「学校の先生」(男性/20代後半/東京都)、「離婚に関しての相談を受けていたら、そのまま仲良くなってしまった」(男性/30代半ば/東京都)、「既婚者の方に好きと言われ、何回か恋愛関係に発展したことがあります」(女性/20代前半/愛知県)、「同級生で既婚の子だったのですが、久々の同窓会で意気投合しました」(男性/20代後半/東京都)といった体験談が寄せられた。
2015年05月11日独身アラサーの女性から、こんな話を聞きました。「既婚の女性に、お子さんの受験についての悩みを語られましたが、どのように返せば良いのかわからなくて……」そりゃ、わかんねぇわ。私にも最近こんなことが。「うちの子がね、すごくモテるみたいなの。うふふふふ」良かったですね……、と返すのが精一杯だった私です。既婚+子持ちの女性には、家庭を持つ女性ゆえの独特なワールドがあると感じます。かくいう私も既婚の子持ち熟女ですが、形式上は同じ条件を備えた女でさえも、共感できないこともしばしば。それだけ家族や家庭に対する価値観は多種多様ということでしょう。既婚女性同士でも会話に窮することもあるくらいですから、独身女性が既婚の子持ち女性との会話に困惑するのも無理はありません。特に妙齢のアラサー女性同士の場合、両者に微妙な空気が流れることも。果たして既婚子持ち女性は、独身アラサー女子の天敵なのでしょうか?既婚子持ち女性は、どうして家庭の話ばかりするのか女性は結婚して、子どもを授かると人生が一変します。これまで自分のためだけに使うことができた時間は、子育てと家の雑事に奪われ、唯一の自由時間は「仕事」という人も少なくありません。そんな状況ですから、必然的に話題は家族か仕事に集中してしまう傾向があります。結婚して子どもを産み育てるという経験は、女性にとっては人生をかけた大事業です。しかしコトの大きさが、世界を広げてくれるかというとそれは少し違います。むしろ家庭が世界の全てになっていく場合もあります。関心のあるトピックが限定され狭まってくるのも、そのためでしょう。全ては家族という大義名分のためなのですが、独身女性からは偏って見えるのかもしれませんね。だからといって、大切にしている価値観をお互いに押し殺して付き合うというのも、なんだか違う気がします。既婚の子持ち女性が「飢えていること」既婚の子持ち女性が求めること、それはただ「偉いね、がんばってるね」と褒めてもらうことです。わが子とはいえ、子どもは基本的に母親のことを褒めたりなどしません。夫に褒めてもらえない場合は、誰にも褒めてもらえない生活がエンドレスにつづきます。仕事も独身時代のように思いっきりできないことも多く、職場では褒められることよりも、謝ることの方が多くなる……。既婚の子持ち女性の多くは、褒めてもらうことに飢えています。褒めてもらうだけで気持ちが落ち着くという経験は、誰でもあるのではないでしょうか?意見に同調したり、わからない気持ちに無理に共感する必要はないので、ただ褒めてあげることです。それだけで既婚の子持ち女性は、随分満たされるものだと思います。「女同士ならではの付き合い」の醍醐味とは?子どもを持つ女性は、独身女性が自由にお金や時間を使うことに羨望を覚える一方で、結婚して子どもがいることに優越感を抱いたりと、女の心理は複雑です。独身女性側にも、その真逆の感情があるかもしれません。独身vs既婚という小さな世界で競い合うのは、昔からつづく女性の伝統芸のようなもの。いつの時代にも、少なからず存在する葛藤なのでしょう。しかし女性にとって、相手の姿はうつし鏡です。彼女があなたで、あなたが彼女の立場だったかもしれません。独身と既婚という違いはあれど、同性だからこそ分かり合えることも事実です。ライバルにはなっても敵にはならない。そんな絶妙なバランスを維持しながら、今日もどこかで両者は火花を散らしているのでしょう。
2015年04月04日結婚に憧れている女性の中には、「とりあえず結婚したい!」と焦っている人もいますよね。でも、既婚女性に話を聞いてみると、「結婚してからできなくなったことが結構ある…独身が羨ましいって思う!」なんて意見もちらほら。今回は、既婚女性が思う「独身のうちにもっとやっておけばよかった」なんて意見を調査してみました。■1.友だちとの旅行「結婚してから、なんとなく旦那を気にしてしまって旅行にいくっていいづらくなってしまった」「独身のときに比べて自由に旅行の計画が立てられない」とぼやいている既婚女性は結構多いです。たとえ旦那さんが「いいよー行って来なよ」なんていってくれても、何となく心に引っかかるみたいです。旦那さんの了解を得ることなく、自由に予定を立てられる旅行に皆さん憧れているようです。■2.夜遊び「当日誘われる飲み会だとなかなか行けない」「仕事の帰り道にふらっとバーに寄ることもあったけど、旦那さんが先に帰っていると思うと、我慢して家に帰る」「オールナイトで遊ぶとか基本的に難しい…付き合ってたころは内緒で友だちと遊んでいたけど、さすがに一緒に住むと無理」夜遊びが大好きだった女性にとっては、少しつまらなく思ってしまうこともあるようですね。男友だちと飲みに行くという機会も激減してしまう人もいるみたいです。■3.恋愛「せっかく結婚したのに何をいってるんだ!」「旦那さんのことが大事じゃないのか!」と憤慨する独身女性もいるかと思います。確かにその通りなんですが、やはりもう、「恋愛」真っ只中の気持ちを味わえないことを残念に思い、独身女性を羨ましく思っている女性は少なからずいるみたいです。不倫がテーマのドラマって定期的に流行っていますよね。既婚女性が恋愛に飢えている気持ちをドラマで満たしているのかもしれません。「もう恋愛はお腹いっぱい!」と満足するくらい色恋に生きてみれば、結婚して独身の人を羨ましがることはないのかもしれませんね。独身女性には、独身の今だけしかできないことがたくさんあるようですね。結婚を羨ましがる前に、悔いの残らないようたくさん遊んでおきましょう!
2015年03月02日「独身時代にやり残したことがある…」と結婚してから残念に思っている既婚女性も少なくないようです。「こんなことをしておくべきだった」「あの頃、こうしておけば良かった」と、独身時代に未練を残している内容があるのだそう。どんなことをやっておくべきだったのかを確認しておくことで、今からそれに取りかかることができるはず。早く結婚したいと思っている人も、これから挙げるポイントをクリアしてから結婚をした方が良いかも知れませんよ。■1.友だちと遊ぶ意外なことに、結婚してから友達と遊ぶこともなかなかできなくなるようです。遊びの誘いをしたくても、「旦那さんがいるから無理かな」と、気遣いをしてしまい、友だちからの誘いが激減してしまうもの。また、子どもが生まれるとそれ以上に自分の時間はなくなってしまうので、今のうちに女子会をどんどん開き、ショッピングをしたりして、友だちとの仲を深め、楽しい思い出をたくさんつくっておきましょう。■2.彼との思い出づくり交際中の思い出づくりは、2人の絆を育てるきっかけになります。「結婚してからもたくさん思い出つくるからいいや」と思うのは間違い。確かに、彼とはこの先もずっと一緒にいることになりますが、交際しているときと結婚したあとではお互いの気持ちの持ち方に違いが出てしまうものです。まだ初々しさが残る今しかできない思い出づくりもたくさんあるはず。結婚までにたくさん彼と旅行にいったり、楽しいことを共有したりして2人だけの思い出をつくりましょう。■3.異性の友だちと遊ぶ男友だちとの友情は、結婚してから続けることは難しいかもしれません。理解のある彼ならそのあとも友情を繋げていけるかもしれませんが、多くの場合は偏見をもっているでしょう。独身時代の今だからこそ、出逢いを求めたり、大勢でワイワイと飲みにでかけたりして、本当に相性の良い相手を選別することができます。「この人しかいない!」と思える男性に巡り合えるまでは、どんどん異性との関わりをもつようにしましょう。引き続き後編でも、独身時代にやっておくべきことを3つ紹介します。既婚女性からのアドバイスを聞いて、今後に活かしたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね!
2015年02月23日2014年も師走に入り、年末が近づいてきましたね!年末年始って、里帰りしたり親せきで集まったりする機会も増えますよね。その時、大体お決まりのパターンで、独身者は「結婚しないの?」と聞かれることも多いでしょう。相手は話のネタなんでしょうが、聞かれる側は面倒くさい質問……。そこで、30代の男女100人に「親などに“結婚しないの?”と聞かれた時、うまくかわすために効果的な一言はありますか?」と聞いてみました!筆者なら「笑ってごまかす」くらいしか思いつきませんが、なんと25%の人達がうまくかわす言葉をもっていることが判明!みなさん一体どんな言葉で、回避しているのでしょうか?今後の参考になりそうなものばかりなので、一緒に見ていきましょう。■男性の「結婚しないの?」をかわす言葉は女性よりキツイ!結婚しない理由を聞かれても「一言でかわせる」25%の人達の中で、なんと14%が男性でした。ただ、その男性の言葉がキツ過ぎて、ギョギョッとしました。筆者のイメージでは、男性の方が「はいはい」と流したり、聞こえないフリをしたりしてごまかすのかなぁと思っていたら、逆に「俺は結婚なんかしない!」と反抗的な対応をする男性が目立っていたのです。すごいコメントを、抜粋して紹介!「一族の血は、俺で絶やすつもりだから!」「あんたらを見て育ったから、結婚する気になどなれない」「お母さん見てると、結婚しても苦労しそう」ひょえ~!息子にそんなこと言われたら、悲しすぎる!かわすというよりも、ヒドイ言葉を投げつけているとしか思えません。一方、女性のコメントはと言うと、本当に優しいものばかりでした。「忙しいから無理!」「めぐり合わせも、縁のうちだよ~っとかわす」「いい人がいればね!と他人事のように言う」そうでしょ~!こういうのこそがかわす言葉じゃあないでしょうか?■「かわす言葉がない」と答えた男女もうまく気遣っている「結婚しないの?」と聞かれても、これと言ってかわす言葉がないと答えた75%の人達は、ほとんどが「聞かれない」もしくは「ノーコメント」でした。中には、「里帰りしない」という人も……。その中で、いくつか寄せられた声を紹介!「結婚の良い例を見せてくれたら結婚への意欲もわいただろうにね・・などと言えば、黙らせるには良いかもしれないけれど、親に嫌な思いをさせてまで言いたくない」「しないだけで、できないわけではないから心配しないで!と言う」「良縁があったらね……というのが、ベターかな」…など。このような結果から、「かわす言葉がない」と言いつつも、色々考えて対応していることが分かりましたね。しかも、「親を傷つけないように……」といった、気遣いも感じられました。こうして見てみると、「結婚しないの?」と親から聞かれた時にかわす言葉がある人もない人も、みなさん何らかの対応をしていることが分かりましたね!そして、それが嫌な人は、里帰りしない方法をとったりしているんでしょう。さて、「お正月くらいは子供に帰ってきて欲しいな~」と思っているご両親のみなさん!結婚したい人は「するな!」と言ってもするんですから、「結婚しないの?」なんていう野暮な質問をあまり投げつけるのは控えたほうがいいかもしれませんね。心配も程々にしていきましょう。(文/二葉)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年11月28日(金)調査対象:全国20代~30代の男女100名
2014年12月13日オープンテーブルはこのほど、首都圏在住の20~30代独身男女(有職者)440名に対して実施した、「クリスマス」に対する意識調査の結果を発表した。調査は10月10日~13日、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県に居住の有識者(正社員、派遣社員、契約社員を含む)に対し行われた。○クリスマスは「恋人」と…、でも恋人がいない人多数「今年のクリスマスは誰と一緒に過ごしたいですか?」と質問したところ、65.5%の男女が「恋人」(現時点でいない場合の「希望」も含め)と回答した。しかしながら、「あなたには現在、付き合っている恋人がいますか?」という質問に対し、過半数の人が「いない(57.3%)」と回答。「クリスマスはやっぱり恋人と共にスイートな時を過ごしたい」という夢とは裏腹に、多くの人がクリスマスを目前にして恋人がいないという厳しい現実が浮き彫りとなった。○クリスマスは「外食ディナー」派?「自宅でのんびり」派?次に、今年のクリスマスはどのように過ごしたいか聞いたところ、「レストランなどの外食ディナーを楽しみたい」という回答と「自宅でのんびり過ごしたい」という回答が47.3%で同率1位という結果となった。「外食ディナー派」と「お籠もり派」を性年代別で比較してみたところ、「外食ディナー派」のトップは20代女性(50.5%)、対して「お籠もり派」のトップは30代女性(56.9%)となった。一方、男性は20代、30代とも「外食ディナー派」が「お籠もり派」を上回り、女性は年齢と共に「お出かけ」から「お籠もり」へシフトするのに比べて、男性は変わらず「外でクリスマス・ディナー」への思いを強く持ち続ける傾向があることがわかった。また、外食ディナーを楽しむ場合の一人あたりの予算の上限は「5,001~10,000円(43.4%)」という人が最多に。「外食ディナー派」と並んで「お籠もり派」が人気なのは、こうした20~30代のお財布事情が一因と言えそうだとしている。○クリスマス・ディナーのお店選びは「口コミ」重視クリスマス・ディナーを楽しむために、どんなお店を選ぶのか尋ねた結果、最も多かったのは「インターネットの口コミで評判の良いお店(34.8%)」だった。次いで「個室の用意があるお店(29.3%)」、「特別な日にしか行かないような高級店(28.9%)」、「クリスマス限定メニューがあるお店(28.0%)」、「イルミネーションのきれいなお店(27.0%)」と続いた。調査では「レストラン情報サイトなどの利用が一般的となった昨今、クリスマスのお店選びもやはり"口コミ"情報を参考にするという時流を反映する結果となり、このホリデーシーズンもレストラン情報サイトの重要度は増していると考えられる」と分析している。ちなみに、レストランはすでに「予約済み」という人や「何店舗か検討中」など、恋人がいる人たちの半数以上が、2カ月以上も前からクリスマスに向けての準備を進めていることも明らかとなった。
2014年11月11日オーネットはこのほど、全国の25~39 歳の一般独身男女計6,232 名を対象に「結婚」に関する意識調査を実施。今回は特に「独身でいる理由」についての調査結果を発表した。調査期間は2012年11月~2014年6月。○独身でいる理由…、男女ともに「出会いの少なさ」「あなたが独身でいる理由は?」という質問に対し、18項目の選択肢から当てはまると思ったもの複数を選んでもらったところ、最も多かった理由は、男女ともに「異性との出会いの機会がほとんど無いから(37.6%)」というものだった。そのほか「経済・雇用の不安から(23.4%)」、「自由や気楽さを失いたくないと思っているから(22.2%)」、「自分の(恋愛力)に自信がないから(21.0%)」などが上位を占めた。○男性は「経済力」に対する不安も独身でいる理由を男女別で見てみたところ、「出会いの少なさ」に続く理由に男女差があることが明らかとなった。男性においては「経済・雇用の不安から」が34.5%にのぼり、15の道府県で「出会いの少なさ」を上回って最多の回答となっており、「出会いの少なさ」だけではなく、「経済の不安」も男性にとって大きなハードルになっていることがわかった。一方女性において「経済・雇用の不安」と回答したのは12.5%にとどまり、「結婚後、出産や育児、家事などを踏まえて専業主婦というライフスタイルが選択肢としてある女性と、社会的に世帯収入を支える事が求められる男性との、社会的な意識差・性差が表れた」と調査ではコメントしている。さらに、女性は「自由や気楽さを失いたくないから(24.3%)」や「趣味や娯楽を楽しみたいから(18.6%)」といった回答で男性を上回り、女性は個人のライフスタイルを重視する傾向にあることがわかった。(結婚相談所「オーネット」調査)
2014年10月30日38才独身OLまりこ。22才で上京して、それなりに仕事がんばって30才前には結婚して……なんて思っていたのに! フツーにできると思っていた結婚が、フツーにできない。気が付けば38才、40目前じゃないの!! 毎日毎日、独身アラフォーってだけでかわいそうな目で見られたり、同情されたり、ネタにされたり、ぬるい地獄の日々よ。……そんなまりこの日常、お届けします。毎週金曜更新です!!
2014年01月31日前編 に引き続き、今回も「30代独身女性の恋愛観」をお伝えします。■恋愛を“卒業”して1人で歩む人生設計を考え始める自分は結婚とは縁がないかもしれない、または結婚に向いていないのかもしれないとある意味悟った女性の中には、恋愛を“卒業”して、1人で歩む人生設計を考え始める人もいます。近年、一人暮らしの女性をターゲットにした分譲マンションの販売が目立つのも、この潮流を受けてのことだと思われます。「ペットOK」「防犯面で安心」「一人暮らしでも広めのLDK」「賃貸なら月に○○円の収入可能」といった謳い文句を見て、夢を膨らませる女性も多いのではないでしょうか。野村不動産の行ったアンケートによれば、全体の60%にも及ぶ30代女性が、住宅購入に関心があると回答しています。( 野村不動産アーバンネット、ノムコム・ウーマン 参照)住宅購入を検討する一方で、一人暮らしをしていた住居を引き払い、実家に戻る女性もいます。この場合は、「親の老後=介護は自分が担当する」と覚悟を決めて戻るパターンが目立ちます。実家のローンは親の代で完済するから、その代わりに……と語る女性もいました。 前編 で30代女性は「自分の人生の残り時間を真剣に考える」とお伝えしましたが、真剣に考える際の優先順位は住→食→衣。最低限、住む場所だけは確保しておかねば、とう危機感の現れと言えるかもしれません。ただし、一軒家なら経年劣化ごとに修繕費が、分譲マンションであれば月ごとに修繕費や駐車場料金等がかかります。どちらにせよ、ローンが終われば家賃がかからないとしても単独の稼ぎでは後々痛い出費になることを覚悟しておかなければなりません。■収入アップを狙い仕事を頑張りターゲットを広めに設定する“専業主婦は絶滅危惧種になりつつある”と言われている近年は、結婚しても共働きが主流となっています。この傾向により、それなりの収入がある女性を、男性は歓迎するようになりました。歓迎する男性は20~40代(それ以上も)と年代が幅広いので、自分に振り向いてくれる年齢層を広めにしようと収入アップに頑張る女性がいます。30代後半から40代の女性が20代の男性と真剣交際しているのが一例です。「年上だからしっかりしていて頼りになるから」という理由で年上女性とつき合う男性がいますが、これは女性がしっかりと稼いでいるからです。「フリーターだけど頼りになる」と言う理由で年上女性とつき合う男性はレアケースのはずです。他にも「独身でいい男がいないから不倫から抜け出せない」等の例もありますが、30代女性のみなさんは、いくつ当てはまりましたか?
2014年01月17日弊サイトcocoloni PROLOでお世話になっているライターの雨宮まみさんが、新刊『ずっと独身でいるつもり?』(KKベストセラーズ)を出版されました。同じ独身女性として、これは読まないわけには…ということで、さっそく入手。むさぼるように読んでみました。この本には「今すぐ婚活する気はないけれど、一生独身でもいたくない…」そんな“なんとなく独身”の現状と本音が綴られています。「結婚したい」のに、結婚してからの生活をリアルに想像すると「もしかして、私は結婚したくないんじゃないか?」という想いに気づかされる…。これって、結婚についてそれなりに真剣に考えたことがあるアラサー以上の女性の多くが、一度はぶつかる問題なのではないでしょうか。仕事やプライベートが充実しているので邪魔されたくない、お金や時間を自由に使えなくなるのはイヤ、実家暮らしが快適で抜け出せない…なんて気持ちがあるために、彼氏がいる・いないに関わらず、なかなか意識が結婚へと向かない人は少なくないようです。それでも女性の場合、子どもを産みたいと思っているなら、ある程度のタイムリミットがあります。35歳以上の出産は高齢出産と言われ、その年齢を超えるとリスクが高くなるという話は有名ですよね。だから30歳を過ぎた頃から「あまり遅くならないうちに…」というセンサーが働き始めるんじゃないかと思います。一方、男性にはそれがないので、アラサーを過ぎても「結婚!?まだまだ!」とのんびりしている人が多数派。でもそんな男性もアラフォーに近づくと、周りを見回し「あれ?俺やばい?」「結婚したほうがいいのか?」という気持ちになることが多いみたいです。ずっと1人でいるのは寂しいから「結婚したい」。だけど引き換えに何かを失うと思うと「結婚したくない」。相反する2つの気持ちの中で揺れる35歳以上の独身男性たちの気持ちをリサーチしてきました。【結婚したいけれどしたくない!男心エピソード】■他人と生活したら疲れそう…結婚相談所に登録して何度かお見合いをしたという営業職のRさん(38歳)。結婚願望はあるものの、学生時代から1人暮らしをしているため、他人との生活を想像すると怖くなるそうです。理由は、今は自宅ではパンツ1枚で過ごしているけれど、誰かと暮らすようになったら服を着なくちゃいけないだろうから苦痛。寝ながらものを食べたりゲームをしたりするのもできなくなりそう。仕事でたくさん人と話すので家では黙っていたいのに、奥さんがいたら無言でいるわけにはいかない、など。食べたいものや見たいテレビ番組も自分の意志だけでは決められないと思うと、結婚自体が面倒になるのだとか。――1人暮らしが長く気ままな生活を堪能していると、それが失われた時のことを考えてブルーになってしまうんですね。相手に気を遣うので疲れそう、と思うのは女性の場合も同じなのでは?■仕事に夢中で結婚まで考えられない広告業界で働くTさん(35歳)には1年半ほど付き合っている彼女(32歳)がいます。お互いに忙しいこともあり、結婚は意識していなかったのですが、最近、彼女から「私と結婚する気ある?」と聞かれ、戸惑ってしまったそうです。「いつかは結婚するだろう」とイメージはしていたものの、まだそんな年齢ではないと思っていたTさん。結婚しても彼女は共働きしたいと考えているようですが、もし子どもができたら自分1人の稼ぎで家族を養わなければならないかもしれない。今は休日返上して働いたり、深夜に飲みに出かけたりしているけれど、その生活もできなくなるかも。などと、急に現実が押し寄せてきて頭がパンパンになってしまったのだとか。「彼女のこと好きだけど、結婚したいかと聞かれると即答はできない…」とかなり悩んでいるようでした。――お付き合いは一緒にいて楽しいと思うだけでもできるけれど、結婚となると“責任”という言葉が切り離せなくなるもの。良い意味での覚悟と責任を持てるようにならないと、結婚はなかなか難しいのかもしれませんね。その他には・「海外旅行好きだったり、習い事をしてたりする女性は金がかかりそう。今までの生活水準を下げたくないとか言われても困る」(35歳公務員)・「結婚したら相手の親や親戚との付き合いがあるので、それがわずらわしい」(37歳自由業)なんて意見も。これまでとは生活パターンが変わるとか、何かしら相手に譲歩しなければならないと思うと、気後れしてしまう男性が多いらしいことがわかりました。そんな男性たちに本気で「結婚したい」と思わせるには、結婚には苦痛なだけではなく、楽しい面もたくさんあるということを知ってもらうことが必要なのかも。彼氏が「結婚したいけれどしたくない」と考えていることに気づいたら、無理に結婚を意識させるよりも、さりげなく夫婦愛に感動できそうな映画や本をすすめたり、「結婚して幸せ」とのろけてくれそうな既婚者に会わせて、いろいろ吹き込んでもらったりするほうが効果があるのかもしれませんね。独身女性の結婚観、願望など心の機微を丁寧に綴る一冊((文=編集J)
2013年11月04日○積極的に独身を貫く人が増えた昨今 独身貴族という言葉が浸透して、ずいぶん年月が経った。昨今では「結婚できない」のではなく、「結婚したくない」「独身生活をまだまだ謳歌したい」という積極的な意志のもと、30代~40代に突入してもシングルライフを続ける人が珍しくなくなった。 特に男性の場合は顕著だ。40歳を過ぎても生活の感覚が若者の独り暮らしとあまり変わらず、自由に人生を楽しもうとする。彼らは結婚する意志がないからといって、女性が苦手、あるいは興味がないというわけではなく、むしろ女性が大好きな者が多く、特定の恋人はもちろん、割り切った関係の女友達まで、実に様々なスタイルで女性と交際しようとする。すなわち、まだまだ色々な女性と自由に遊びたいのに、わざわざ一人の女性に縛られる結婚生活には魅力を感じないということだろう。ましてや子供が欲しいという願望もなければ、なおさらだ。 ○独身貴族のR氏--あるとき一転して考え方が変わり、急に結婚願望を口に しかし、そんな独身貴族の中には、あるとき一転して考え方が変わり、急に結婚願望を口にする者もいる。今年の夏、46歳にしてようやく結婚したR氏もその一人だ。 それまでのR氏は、20代のころから一貫して結婚否定派だった。「結婚なんて人生の墓場だ」「一人の女に縛られるより、色々な女と自由に遊んでいたい」「子供には興味がない」「今の時代は店や物がなんでもそろっているため、独身でも不自由がない」などといった主張を口にしていたのだが、そんな彼がいったいなぜ結婚する決断を下したのか? 「それはもう単純な話で、今の生活に飽きたからですよ」 R氏が独身貴族を卒業した要因は、同じような日々が続くことに対する飽き、すなわちマンネリからの脱出だという。彼は独身生活にマンネリを感じていたのだ。 「大学を卒業してから独り暮らしを始めて、気づけば25年近く経ったんですよ。20代のころは自由な独り暮らし自体が楽しくて、好きに遊び呆けていましたけど、そんな暮らしが30代、40代と続くと、だんだん遊びにも飽きてくるんですよね。今はもう興味のある店も特にないし、色々な物を食べたいとか飲みたいとかも思わない。女遊びもそうです。色々遊んでくると、その遊びにも飽きてきて、生活に刺激がなくなってくるんです」 ○新たな刺激を求めて、結婚に踏み切る R氏はマンネリ気味の独身生活に新たな刺激を求めて、結婚に踏み切ったという。 確かに、それは容易に想像できる。いくら自由な独身生活といっても、人間は結局のところ仕事をして、食事をして、酒を飲んで、友と語らって、異性を求めて、趣味を楽しんで、などといった限られたパターンの繰り返しで生きるしかない。もちろん、それらが楽しい時期もあるのだろうが、だからといって何年も同じパターンを続けられるほど人間は単純な生き物ではない。よほどのことでもない限り、人間は飽きる生き物なのだ。 また、別の男性であるG氏は36歳で結婚したものの、子供に興味がなかったため、愛する奥様との二人暮らしを何年も満喫してきたのだが、42歳になる今年から急に子作りを本格化させたという。G氏の変化の理由も以下の通りだ。 「最初は妻と二人の暮らしが楽しくて、子供はいらないと思っていたんですけど、やっぱり二人だけの暮らしというのは何年も続くとマンネリ化しますね。だから生活に変化や刺激が欲しくて、そう思うと途端に子供がいる暮らしに憧れ始めて……」 やはり、ここでもキーワードはマンネリであった。 ○人間の充実度は、多角的に測定されるもの 確かに言われてみれば納得がいく。たとえば愛する奥様との二人暮らしの充実度をXY座標の十字グラフで考えればわかりやすい。「幸せ」と「不幸せ」というのはX軸の両端でしかなく、人間の充実度にはそれに加えて「マンネリ」と「刺激」というY軸の両端も存在する。「幸せだけどマンネリ」「刺激的だけど不幸せ」という言葉をしばしば耳にするのは、人間の充実度は本来そうやって多角的に測定されるものだからだろう。 そう考えると、人間の文明が築き上げた一般的な人生のパターンとは、非常に良くできているのだ。人間は生まれてしばらくは赤ん坊として過ごし、何年か経つと幼稚園児になり、その後は数年ごとに小学校、中学校、高校と、その人に応じていくつかの種類の学校に生活の中心を置く。そして社会に出てからも、独身を経て結婚し、結婚後も出産や育児、子供の受験、子離れなどといった一里塚が数年ごとに待っている。 子離れにより、熟年夫婦が二度目の青春を迎えてからもそうだ。久しぶりの夫婦の時間は当初こそ新鮮で楽しいかもしれないが、それも何年も続くと飽きてくるもので、そこで子供が結婚したり、孫が生まれたりすることが、マンネリ打破の刺激になったりする。 おそらく、人間は同じような環境やパターンの暮らしを、そうそう何年も続けられないのだろう。たとえば人生を80年として、学生を卒業するのが18歳~22歳くらいだとすると、それから60年前後もの長い年月が待っているのだ。その60年を同じパターンの繰り返しで生きると考えたら、マンネリ化して当然かもしれない。 だからこそ、神様は人間の一生にいくつかの一里塚を築き、一定のタームごとに生活に変化が起きるような、すなわちマンネリ打破のトピックを用意したのかもしれない。そう考えると、人間にとって結婚願望の表出とは実に自然なことなのだ。 <作者プロフィール> 山田隆道(やまだ たかみち)小説家・エッセイスト。早稲田大学卒業。これまでの主な作品は「虎がにじんだ夕暮れ」「神童チェリー」「雑草女に敵なし!」「Simple Heart」など。中でも「雑草女に敵なし!」は漫画家・朝基まさしによってコミカライズもされた。また、作家活動以外では大のプロ野球ファン(特に阪神)としても知られており、「粘着! プロ野球むしかえしニュース」「阪神タイガース暗黒のダメ虎史」「野球バカは実はクレバー」などの野球関連本も執筆するほか、各種スポーツ番組のコメンテーターも務めている。オフィシャルブログ山田隆道ツイッター
2013年10月18日前編 に引き続き今回も、不倫で独身女性が失うものをお伝えします。■不倫未経験女性が持つ“普通の女性の雰囲気”「不倫を経験した女の人は、したことがない女の人と何となく雰囲気が違う」と、何人もの独身男性が言っていました。その「何となく」を説明してもらったところ、「何となく暗い」「何となくワケあり」な雰囲気だそうです。人の持つ雰囲気を言葉にするのは難しいですが、人に言えない恋愛経験者は、わかる人にはわかってしまうということでしょうか。そして、わかってしまった男性は、あえてそのワケありな女性に近づくことはしないらしいのです。つまり、不倫をすると自分でも知らないうちに恋のチャンスを遠ざけてしまうことにもつながる、ということ。しかも、その「何となく違う雰囲気」は、不倫をやめても引きずり続けるようです。ある独身男性が気になる女性を食事に誘ったところ、不倫をしていた過去を打ち明けられて「やっぱり…」と感じたと話していました。そして、その女性からは手を引いてしまったそうです。言語化することが難しい雰囲気は、ほぼ誰も指摘してくれません。不倫経験者は背負っていると覚悟しておいたほうがいいでしょう。■パートナーを信じる純粋な心不倫から抜け出せずにダラダラと年月を重ねてしまう独身女性がいる一方で、不倫をやめて別の男性と結婚する女性ももちろんいます。ただ、結婚=幸せではありません。自分自身が男性が不倫する姿を目の当たりにしてきたせいで、「自分のパートナーもふとしたきっかけで不倫をするに違いない」と信じ込み、自ら良好な関係を崩してしまう女性もいます。このように、不倫は自分の将来にも危機を及ぼす恐れがある恋だと、不倫経験中or経験者は肝に銘じましょう。■現実を見る力これは特に経済力を持つ既婚男性と不倫をしていた独身女性に見られがちな例ですが、「不倫相手がリッチだったから次につき合う人にも同等の経済力を」と求めてしまう女性がいます。これこそが、現実を見る力が失われてしまった証拠。その既婚男性は関係が不倫だったから自分を選んだだけで、結婚相手として見た時には真剣に交際をしなかったかもしれない、という現実に直視できていないのです。そういった独身女性は既婚男性と同等の経済力を持つ独身男性を探し続けた結果、理想ばかりが高くなり、「いい男に出会えない」と嘆き、ますます新たな恋人ができないという悪循環に陥ることがあります。男性が、結婚相手と不倫相手に求める要素は異なることを、悲しくても受け止めるべきでしょう。独身女性の不倫は、誰にも相談できない辛い恋になりがち。悩んだ挙句、親しい友人に相談しても「自業自得だ」と言われてさらに傷を深める前に、きっぱり卒業してくださいね。
2013年09月24日不倫は、相手の奥さんやお子さんを傷つける行為だからしてはいけないこと。道徳に反しているから許される恋ではない……。理性ではわかっているのに、既婚男性と不倫してしまう独身女性は大勢います。事実、某恋愛相談サイトやブログから恋愛相談を受けていると、不倫をやめたいのにやめられない、奥さんから奪取したい、振られたけれど相手は自分の家庭に不倫がバレずのうのうと暮らしていて許せない、といった相談が山ほど寄せられます。不倫は独身女性にとってあまりにもリスキーな恋。失うものがたくさんあるのです。その失うものに今回はスポットを当てていきましょう。■若さ不倫は、長期化してしまうケースが多数。5~10年間不倫しているという独身女性も珍しくありません。当然その間、女性は婚期の鍵を握ると言っても過言ではない「若さ」を失います。そして、結婚相談所の職員がよく口にする「35歳を過ぎると女性の婚活市場での価値はほぼなくなる」という年齢を超えてしまう人もいます。長期化してしまう理由はそれぞれですが、一度失ってしまったら若さは二度と取り戻せません。友人や社内の女性が結婚・出産していく間に彼の離婚をひたすら待ち続けて若さを失った結果、「私の婚期を返して! 」と言わんばかりに彼に執着し続ける女性もいます。失ったものの大きさを受け入れきれず、心を病んでしまう女性もいるのです。「後悔先に立たず」ということわざがあるように、失ってから悔いても遅いので、相談を受けた際は必ずお伝えしているのですが、「そうですよね。わかっているんですけど…」と、大半の女性がお伝えした時点では気づいてくれないという悲しい現実があります。もっと自分を大切にしてほしい。切に願います。■お金と仕事独身女性と既婚男性の不倫は、既婚男性がデート代を多めに負担するケースが多いようです。ですから交際中は、独身女性はデートをしても懐が寂しい思いをしないで済むため、同年代の独身男性と交際をするよりもリッチな感覚を味わっていることが多々あります。ですが、問題は彼の奥さんにバレた時。不貞行為は不貞を働いた相手に慰謝料を請求できるのが周知の事実で、現に200万円請求された女性がいます。奥さんに会社へ乗り込まれて辞職に追い込まれ、収入源を絶たれた女性もいます。慰謝料を支払えば終わり、新たな職に就けば終わりという話ではありません。奥さんにバレた瞬間、男性が逃げ腰になることが多いため、お金と仕事を失うだけではなく心に深い傷を負ってしまう女性も大勢いることを忘れてはいけません。引き続き【後編】でも、不倫で独身女性が失うものをお伝えします。
2013年09月19日30代の独身者といえば、比較的お金も自由もあるけれど、結婚するのかしないのか、はたまた結婚できるのか……今後の将来をより真剣に考え始める人が増えてくる層といえます。そんな30代独身者が多い街はどこなのか、現在で最新となっている2010年の国勢調査から調べてみました。男女とも全国トップの未婚率となっている東京都、中でもさらに独身者が多いと推定される23区の、「30代の未婚率」をランキングで紹介しましょう。■東京23区の「30代の未婚率」ランキング1位:新宿区51.0%2位:渋谷区49.5%3位:中野区47.3%4位:杉並区47.1%5位:千代田区46.1%ちなみに、東京都全体の30代の未婚率は、39.0%(男性43.7%、女性34.1%)です。比べてみると、これらの区の、未婚率の高さが際立ちますね。なんと、新宿区では住んでいる30代の半数以上が独身者!続いて、渋谷区、中野区、杉並区と、交通のアクセスが良く、繁華街(歓楽街?1人でも入りやすい飲み屋?)が充実している場所に、独身者が多いようです。では、男女別で見てみると……。■【男性編】東京23区の「30代の未婚率」ランキング1位:新宿区55.6%2位:千代田区51.0%3位:渋谷区50.8%4位:中野区50.4%5位:杉並区49.2%■【女性編】東京23区の「30代の未婚率」ランキング1位:渋谷区48.2%2位:新宿区45.9%3位:杉並区45.1%4位:中野区43.7%5位:目黒区43.1%男性の1位は、驚きの未婚率となっている新宿区。女性の1位は渋谷区で、東京都全体の未婚率より14ポイントも上回っていました。女性の場合は、目黒区が5位に入っているように、「おしゃれ」なイメージのある場所も独身女性に好まれているといえそう。特に男性で、千代田区の未婚率が高いのは意外ですが、人数では男性2,265人、女性1,661人と23区中最少となっていますので、もともとそこで生まれ育った「パラサイト・シングル」が多いのかもしれません。ちなみに30代独身者の人数が多い区のランキングは、こちら。人数でいえば、世田谷区がダントツでした。■「30代独身者の人数が多い区」ランキング1位:世田谷区63,480人(38.7%)※カッコ内は未婚率2位:練馬区46,454人(37.6%)3位:大田区45,269人(39.2%)4位:足立区38,486人(35.3%)5位:江戸川区37,669人(32.1%)■【男性編】「30代独身者の人数が多い区」ランキング1位:世田谷区31,771人(40.4%)2位:練馬区27,770人(42.2%)3位:大田区26,372人(44.1%)4位:足立区23,366人(41.0%)5位:江戸川区22,961人(37.7%)■【女性編】「30代独身者の人数が多い区」ランキング1位:世田谷区31,709人(37.1%)2位:大田区18,897人(33.9%)3位:練馬区18,684人(32.2%)4位:杉並区17,490人(45.1%)5位:足立区15,120人(29.1%)独身者が暮らしやすいから独身者が集まるのか、暮らしやすい環境すぎて結婚しようという気がなくなるのか……。もちろん、ライフスタイルが多様化している現代では、結婚が人生のすべてではありません。でも、「一人で生きていくかも」と考えたとき、どこに住むかはとても重要。独身者の多い街なら、すてきな出会いがあるかはともかく、さまざまな価値観を持ちながら堂々と生きていけそうな気がしませんか?文●木下洋子(エフスタイル)
2013年01月29日何の因果かクリスマスに更新日を迎えることとなったこの連載ですが、みなさんは独身女性がどのようなクリスマスを迎えているとお思いでしょうか?道行くカップルに呪詛の念を送り、クリスマスなどという商業主義に毒されたイベントの存在を呪い、キリストの誕生までも呪いかねない勢いだった10代、20代を過ぎると、30代のクリスマスはもう穏やかなものです。手作りリース教室に行って作った小ぶりなリースを飾ったり、羊毛フェルトのマスコットの仕上げに精を出したり……。クリスマスを憎んでも何も始まらなかったし、憎んでも何もないまま人生終わるかもしれないと悟り始める30代は、ささやかにクリスマスを楽しもうと穏やかな気持ちで聖夜を迎え、きらびやかなイルミネーションを愛でるのです。そう、ひとりで……。クリスマスといえば、思い出す光景があります。私がまだヒマでヒマでしょうがない怠惰な大学生だった頃、クリスマスシーズンの平日にディズニーランドに行きました。至るところにツリーが飾られ、クリスマスソングが流れるランドの中を歩いていると、ふとある光景を目にしました。それは、三人乗りのベビーカーを押した一人の母親と、ベビーカーに一人、抱っこで一人赤ちゃんを連れた母親の二人連れ(子供も入れて七人連れ)でした。最初に思ったことは「大変だなぁ」でした。三人と二人の子連れで、他に家族は誰もいないとなると、移動も大変だろうし……と。子供たちはまだ小さく、アトラクションには乗れない年齢です。母親も、まだ抱っこの赤ちゃんがいては乗れないでしょう。私は少し不思議に思ったのです。「アトラクションにも乗れないのに、混雑しているディズニーランドに来て、楽しいのかな?」と。最近になって、ベビーカーを電車で畳むべきかどうかという議論を目にして、私はこのときの光景を思い出しました。ベビーカーを畳むべきかという議論には、最初から「年子で二人いるとか、一人は抱っこできても二人や三人は抱っこできない(=ベビーカーを畳みようがない)」という視点が完全に抜け落ちています。自分の友達に子供が産まれてから、私は子連れで安心して食事に行ける、子連れへのサービスが行き届いた店、子供が泣いても大丈夫な店をファミレス以外で見つけるのがいかに困難なことか知りました。ただ食事をするだけでもそうなのですから、遊びに行くとなると、どれだけ大変か……。あの母親たちにとって、たくさんの子連れで移動することよりも、子連れで安心して遊びに行ける場所を探すことのほうが、ずっと困難だったに違いないと思い至った瞬間、そのことに気がつくまでに十五年以上もかかった自分自身に対して、恥ずかしくてたまらなくなりました。独身女でも、母親でも「自分でその道を選んだんだから、文句なんかないはずでしょ?」と決めつけられることは、同じように苦痛であるはずなのです。人生は、選択できることもあればできないこともあります。全部を自分の力で選び取れるわけではないし、選んだ道だって、実際に歩いてみなければ、どんなものかわからないのです。そして人生は、「つらい」か「幸せ」かの二択ではありません。つらさと幸せが同居している状態だって、当たり前にあります。その複雑な人生を歩むときに生まれる、ひとことで言えない感情に対して「自分で選んだんだから、自己責任でしょ」と、口を封じられるつらさを知っているならば、他の誰かに対してもそう決めつけるのではなく、「複雑さ」を思いやる気持ちを持てるようになりたいと、私は思うのです。イラスト: 野出木彩【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日家では何をして過ごしていることが多いですか?今回、「マイナビ賃貸」では、「独身男性の実態調査」をマイナビニュース会員349人に対して実施しました。そこで、約7割以上の独身男性が「休日は、外より家にいることが多い」と答えました。そんな彼らは具体的に、家でどんなことをして過ごしているのでしょうか?回答の中から、参考にしたい“リラックス方法”が見つかるかもしれません。■休日は外出しているときと、家にいるときどちらが多いですか?家にいることが多い……76.2%外出していることが多い……23.5%■家では何をして過ごしていることが多いですか?パソコンでインターネットをする……72.8%TVを見る……59.9%本を読む……39.5%音楽を聴く……32.4%寝る……30.9%ビデオを見る……30.1%ゲームをする……28.9%掃除、洗濯などの家事をする……26.1%筋トレやストレッチなどをする……10.3%その他……1.7%最も多かった回答は「インターネットをする」(72.8%)、次いで多かったのは「TVを見る」(59.9%)という結果になりました。皆さん、まったりと過ごして日ごろの疲れを癒やしているようです。「TVを見る」と回答をした人のなかには、「お笑い」(大阪府/32歳/情報・IT)、「『水曜どうでしょう』などのお笑いDVD」(熊本県/29歳/食料・飲料)と、“お笑い番組”を見て過ごしている人も多い模様。ワイワイにぎやかで、明るい気分にさせてくれるお笑いは、心を解きほぐすのにピッタリなのかもしれません。■一番のリラックス法、楽しいと思えることは何ですか?「昔のアニメを見ながら大好きなビール系飲料を飲んでいるとき」(東京都/40歳/機械・精密機器)「ライブのDVDを見ること」(千葉県/25歳/医療・福祉)「動画を見ながらお菓子を食べているとき」(山梨県/34歳/機械・精密機器)「おいしいコーヒーを飲むとき」(宮城県/23歳/農林・水産)「紅茶を淹れているとき」(東京都/34歳/生保・損保)「愛犬とゆっくり過ごすこと」(東京都/28歳/運輸・倉庫)「高層マンションに住んでいるので、外の景色をぼうっと眺めること」(東京都/40歳/マスコミ・広告)「特にないので困っている……」(埼玉県/33歳/電機)と、アドバイスを求めるような回答もありましたが、今ではインターネットの動画サイトで“昔のアニメ”や“ライブ映像”を探して見ることも簡単になりました。ライブといえば、ちまたでは、家でAKB48やももいろクローバーZなどのアイドルの映像を見ながら、踊って汗を流す男性陣も多いと聞きます。時間を忘れて、別世界に浸るのも楽しそうです!また、お菓子・コーヒー・紅茶・お酒など、嗜好(しこう)品を堪能してリラックスする人も多数。自宅でカフェ気分、BAR気分を味わう“うちカフェ”“おうちBAR”なるものも流行(はや)っていますが、インテリアごとカフェ仕様、BAR仕様に変えてしまう例もあります。独身だからこそ過ごせる、家での自由気ままな休日ってイイですよね!(文・エフスタイル)【アンケート対象】社会人男女(マイナビニュース会員)調査期間:2012年10月26日~2012年10月29日有効回答:349件調査手法:インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月09日家では何をして過ごしていることが多いですか?今回、「マイナビ賃貸」では、「独身男性の実態調査」をマイナビニュース会員349人に対して実施しました。そこで、約7割以上の独身男性が「休日は、外より家にいることが多い」と答えました。そんな彼らは具体的に、家でどんなことをして過ごしているのでしょうか?回答の中から、参考にしたい“リラックス方法”が見つかるかもしれません。■休日は外出しているときと、家にいるときどちらが多いですか?家にいることが多い……76.2%外出していることが多い……23.5%■家では何をして過ごしていることが多いですか?パソコンでインターネットをする……72.8%TVを見る……59.9%本を読む……39.5%音楽を聴く……32.4%寝る……30.9%ビデオを見る……30.1%ゲームをする……28.9%掃除、洗濯などの家事をする……26.1%筋トレやストレッチなどをする……10.3%その他……1.7%最も多かった回答は「インターネットをする」(72.8%)、次いで多かったのは「TVを見る」(59.9%)という結果になりました。皆さん、まったりと過ごして日ごろの疲れを癒やしているようです。「TVを見る」と回答をした人のなかには、「お笑い」(大阪府/32歳/情報・IT)、「『水曜どうでしょう』などのお笑いDVD」(熊本県/29歳/食料・飲料)と、“お笑い番組”を見て過ごしている人も多い模様。ワイワイにぎやかで、明るい気分にさせてくれるお笑いは、心を解きほぐすのにピッタリなのかもしれません。■一番のリラックス法、楽しいと思えることは何ですか?「昔のアニメを見ながら大好きなビール系飲料を飲んでいるとき」(東京都/40歳/機械・精密機器)「ライブのDVDを見ること」(千葉県/25歳/医療・福祉)「動画を見ながらお菓子を食べているとき」(山梨県/34歳/機械・精密機器)「おいしいコーヒーを飲むとき」(宮城県/23歳/農林・水産)「紅茶を淹れているとき」(東京都/34歳/生保・損保)「愛犬とゆっくり過ごすこと」(東京都/28歳/運輸・倉庫)「高層マンションに住んでいるので、外の景色をぼうっと眺めること」(東京都/40歳/マスコミ・広告)「特にないので困っている……」(埼玉県/33歳/電機)と、アドバイスを求めるような回答もありましたが、今ではインターネットの動画サイトで“昔のアニメ”や“ライブ映像”を探して見ることも簡単になりました。ライブといえば、ちまたでは、家でAKB48やももいろクローバーZなどのアイドルの映像を見ながら、踊って汗を流す男性陣も多いと聞きます。時間を忘れて、別世界に浸るのも楽しそうです!また、お菓子・コーヒー・紅茶・お酒など、嗜好(しこう)品を堪能してリラックスする人も多数。自宅でカフェ気分、BAR気分を味わう“うちカフェ”“おうちBAR”なるものも流行(はや)っていますが、インテリアごとカフェ仕様、BAR仕様に変えてしまう例もあります。独身だからこそ過ごせる、家での自由気ままな休日ってイイですよね!(文・エフスタイル)【アンケート対象】社会人男女(マイナビニュース会員)調査期間:2012年10月26日~2012年10月29日有効回答:349件調査手法:インターネットログイン式アンケート
2012年12月09日既婚と独身。環境が大きく異なるため、独身者にとって既婚の友人との付き合いは時に難しく感じるもの。今回はマイナビニュース会員のうち独身男性300名に、既婚の友人との間に溝を感じたことがあるか聞いてみた。>>女性編も見るQ.既婚の友人との間に溝を感じたことはありますか?はい 26.0%いいえ 74.0%Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)溝を感じるのはどんなときですか? どういうところにそう感じますか?■誘いづらい・付き合いが悪い・「朝まで飲めないし、家で家族が待っているようになると夜の付き合いがつまらなくなる」(28歳男性/電機/技術職)・「仕方ないとは思うけれど、急な誘いに応じてくれなくなった」(32歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)・「価値観が変わるし、金や時間に縛られるから、こっちから声をかけづらくなった気がする」(32歳男性/その他/その他)・「合コンに誘っても来てくれなくなった」(29歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)■話が合わない・「ことある事に子ども絡みの話を挟んでくるが、独身の自分には全くついて行けない」(40歳男性/機械・精密機器/技術職)・「嫁の愚痴話や子育て話についていけない」(28歳男性/自動車関連/技術職)・「家族の話で盛り上がっているとき」(47歳男性/機械・精密機器/技術職)■連絡が取りづらい・「連絡をとろうとしても、一切電話にでない」(33歳男性/その他/芸術家)・「あまり連絡をくれなくなった時に溝を感じますが、独身の時は頻繁に連絡してきたのに……悲しくなりますね」(33歳男性/医療・福祉/専門職)・「異性の友人の場合、できる限り旦那さんとも仲良くなるようにして二人一緒になるようにした上で交友をしていますが、さすがに独身の頃と同じような交友関係を続けるのは難しく、例えば不要不急の個人的なメールは送らないようにしています」(26歳男性/ソフトウェア/技術職)■”自由に使えるお金”の違い・「家庭が大事だから、遊ぶ時間もお金もないらしい」(44歳男性/その他/その他)・「レストラン等で食事をする時に、未婚者なら気前よく全額払ってくれることが多いのに、既婚者とは必ずと言っていいほど割り勘になる」(35歳男性/その他/販売職・サービス系)・「共通の趣味に対しての、時間やお金の使い方が異なる」(30歳男性/医療・福祉/専門職)■独身の自分と比較して……・「奥さんと一緒にいる場にいると、どことなく自分より一回り大人な感じの落ち着きがあるように見える」(29歳男性/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「一軒家も購入し、家庭を築き上げるのにまっしぐらな友人に対し、自分たちはフラフラしているところ」(30歳男性/情報・IT/事務系専門職)・「子供ができるとうらやましいなと思ってしまう」(35歳男性/情報・IT/技術職)■その他・「日用品の安値に詳しくなった所」(33歳男性/情報・IT/技術職)・「当日に『家に行ってもいい?』って聞いて、『前日とかに伝えてほしい』と言われたとき」(33歳男性/建設・土木/技術職)■総評既婚の友人との間に溝を感じると答えた既婚男性は26.0%だった。女性編の回答よりは少ない結果となったが、「溝」を感じている人は少なからずいるようだ。一番多くあげられたのは、女性編と同じく「誘いづらい・付き合いが悪くなった」という意見だ。そのなかでも多かったのが「夜の飲み会に誘いづらくなった」こと。参加できたとしても、家族が待っているという理由で早めに帰宅する既婚者が多い。時間もお金も、独身時代と同じようには自由に使えないため、朝帰りなどハメを外すことも難しいようだ。既婚者も、本当は参加したいところ泣く泣く辞退しているのかもしれない。誘いを断られる側は寂しいが、ここは事情をくんであげたいところだ。続いて多かったのは「話が合わない」こと。奥さんへの愚痴や子育ての話は「ついて行けない」という独身者が多い。なかには、興味のない話を聞かされた上に「結婚していないから分からないだろうけど」と言われてしまったという人も。さすがにこれは……独身側に同情せざるを得ない。また、SNSなどを通して子どもの写真を見せられた時に、溝を感じるという意見もあげられた。男性は女性と比べると、結婚への憧れや執着が少ないものかと思いきや、幸せな家庭を築く友人をうらやましく思ったり、独身である自分と比較して、時に劣等感を抱いたりすることもあるようだ。「隣の芝生は青い」というが、独身者が既婚者をうらやましく思うように、既婚者も、独身の自由を懐かしんだりうらやましく感じたりすることがあるはずだ。価値観の押し付けをせず、無理のない範囲で付き合っていこう。調査時期: 2012年11月16日~2012年11月20日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性300名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日先に結婚をした友人。独身の頃と変わらず仲良くしたいけど、なんとなく溝を感じてしまう……そんな経験が、あなたにはないだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち独身女性300名に、既婚の友人との間に溝を感じたことがあるか聞いてみた。>>男性編も見るQ.既婚の友人との間に溝を感じたことはありますか?はい 34.3%いいえ 65.7%Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)溝を感じるのはどんなときですか? どういうところにそう感じますか?■話が合わなくなった・「話が旦那の愚痴ばかり」(24歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「話す内容が子どもの話題ばかりで、ついていけないと思った」(30歳女性/機械・精密機器/技術職)・「妊娠しないとか、悩みの内容が違う」(26歳女性/医療・福祉/事務系専門職)■上から目線が許せない!・「”結婚した私は勝ち組”というようなことを言われるとき」(25歳女性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「結婚していることが偉いような、上から目線のものの言い方をされたとき」(31歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「自慢ばかりする」(27歳女性/小売店/営業職職)■遊びに誘いづらい・「余計なお世話だとは思いますが、旦那さんや家計のことを考えてしまい、遊びに誘いづらくなったときです」(26歳女性/情報・IT/技術職)・「家庭の事情で会えない日が多くなり、結婚前よりもコミュニケーションがうまく取れなくなった」(28歳女性食品・飲料/技術職)・「会うのがディナーでなくランチになる」(28歳女性/食品・飲料/技術職)■独身であることに劣等感……・「最近私が彼と別れたので、幸せそうな様子が心に突き刺さる」(25歳女性/農林・水産/営業職)・「子どもや家の話を持ち出されると、自分にないものを持っているようで、すごく劣等感」(32歳女性/自動車関連/秘書・アシスタント職)・「生活の余裕と、家庭を築いていこうという感じがあり、うらやましくなりました」(26歳女性/金融・証券/専門職)■連絡がしづらい・「メール等を送っても反応が悪くなり疎遠になった」(32歳女性/小売店/クリエイティブ職)・「旦那さんがいるということで全く会う機会がなくなった……というか、旦那さんの事をよく知らないのでこちらとしても連絡しづらいし、子どもが生まれてしまうと余計に連絡できず『そんなことで連絡してきたの?』と思われるのも嫌」(25歳女性/その他/その他)・「こちらから連絡が取りづらいし、かといって相手から連絡がくるわけでもなく頻度もぐんと減り、お互い独身時代は仲良くしていたのに、一気に関係が変わってしまったように感じる」(27歳女性/金融・証券/専門職)■SNSの更新内容に「溝」・「mixiやTwitterでの近況報告が家族や生活の事ばかりで、趣味や外出の話がなくなった」(29歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「Facebookの写真のアップは必ず子ども……正直興味ない」(25歳女性/情報・IT/事務系専門職)■その他・「予定を決めるのに、いちいち旦那の許可がいる」(26歳女性/運輸・倉庫/営業職)・「子ども好きではなかった友人が、自分の子どもに赤ちゃん言葉で話しかけているのを見た瞬間」(33歳女性/サービス業/秘書・アシスタント職)・「家の購入の話などをしている時、私も将来は買いたいと思うが、結婚もしていない身でそこまで考えられないと思うと、目指す次のステージが違うんだなぁと感じる」(30歳女性/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「遊びに行った時、旦那さんも一緒についてきた」(34歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)■総評既婚の友人との間に溝を感じている人は34.3%だった。独身女性が感じる「既婚者との溝」は、一体どのようなものだろう。最も多かったのは、やはり「話が合わない」ということだった。とりわけ子育ての話題は、経験がないため共感できず困ってしまうという意見が多い。また「既婚が数人いて自分だけが独身だと、向こうが気を使って家庭でなく仕事の話題を選んでいるのを感じる」という回答もあった。興味のない話題もツライが、気を遣われるのもストレス……となるとなかなか難しい。「気軽に遊びに誘えない」ことに不満を感じるという声も多かった。特にディナーや飲み会など、夜の外出に誘いづらいようだ。会えたとしても、子どもや夫が待っているから……という理由で「すぐに帰ってしまう」という不満の声もあった。また、子どもがいる女性を誘う場合、お店のチョイスにも気を遣わなければならず、そうしたことも負担に感じる人がいるようだ。「SNSの内容が子どもや家庭の話題ばかり」であることに、溝を感じるという意見も複数見られた。話題豊富な人のSNSは見ていて楽しいものだが、興味のない話題ばかりだと正直つまらない。アップされる写真が子どもばかり……では、コメントも付けにくく、反応に困ってしまうという独身者も少なくないようだ。次に気になったのは「既婚者の上から目線」に対する不満。「そろそろあなたも結婚したら?」「いい人いないの?」……なんて、既婚者からすれば悪気のない発言も、独身者にとっては上から目線の嫌みに聞こえるものだ。結婚することと勝ち負けは関係ないとはいえ、やはり「結婚がゴール」と考えている女性は多い。自分が独身であることに劣等感を抱くという意見も聞かれたが、既婚者も独身の自由をうらやましく感じているのかもしれない。環境が異なれば、共通点はどんどん減り「溝」は深まるもの。全てが分かりあえないとしても、互いの状況を理解し合い友情を深めたいものだ。調査時期: 2012年11月16日~2012年11月18日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性300名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日独身女によく投げかけられる代表的な言葉のひとつに、このようなものがあります。「プライドが高すぎるからいけないんじゃないの?」こう言われて「あー、そうかも! 私ってプライド高いからダメなのかも!」なんていうリアクションを返す女は、ほぼいないと言っていいでしょう。ほとんどの場合「そんなことないよ!」と、否定の言葉が返ってきますし、私も全身全霊で「そんなことないよ!」と言い返したことがあります。でも、「そんなことないよ!」では言い尽くせない、複雑な感情がその背後にはあるのです。「結婚したい」と思っている独身女性の多くは、日常的に傷つく機会が非常に多いです。私は現在、36歳ですが、24歳には24歳の、27歳には27歳の、32歳には32歳の焦りがあります。年下の女性からは「ああはなりたくない」という目線で見られ、同世代の男性からは、結婚してないというだけで「なんか融通きかなそうで怖い」「手を出したら本気になられそうで重い」と、微妙に口説きづらい対象として見られ、女を磨こうとがんばれば「気合い入りすぎ」「結婚焦ってるの見えすぎて逆に怖い」、仕事をがんばれば「もう仕事に生きることに決めたんだね!応援するよ!」と見当違いな応援をされる……。それが独身女性の日常です。婚活市場では、36歳なんてもう値崩れ起こしまくってたたき売りするしかない年齢だということも、わかっています。「そのトシで相手を選ぼうなんてぜいたく」だと言われるような年齢であることも……。「結婚」というものを考えるとき、すでに独身女性のプライドはズタズタなのです。たとえ若くても、周りの結婚できている女性と比べて自分には何が足りないのかと悩む人も多いでしょうし、「本当はこれぐらいの年齢で結婚して、出産するつもりだったのに、私は何をしてるんだろう。どうしてうまくやれないんだろう」と、理想のライフプランとの誤差にやりきれない思いを抱えている人も多いでしょう。そんな状態で「プライドが高い」と言われても、「そうじゃなくて、もうプライドがズタズタだから、最後に残った小さなプライドぐらい自分で守らないと、生きていけないんだよ!」という悲痛な叫びを返したい気持ちでいっぱいになります。最後に残ったプライドは、人として、女として、生きる尊厳なのです。世間一般の認識が「それを捨てて婚活しないと、もう結婚できないよ」というものであっても、それなりにがんばって生きてきた自分をたたき売りするのは悲しすぎると思ってしまうのです。高く売ろうとは思わない、けれど、安売りしないといけないような場所に行ってこれ以上傷つきたくない……。そんな複雑な独身女の心は、説明すればするほどさらに「めんどくさい」「重い」ものであり、なかなか人には言えないもの。それを言わずにグッとこらえて毎日必死に生きている独身女の気持ちを、少しはくんでもらえるとうれしいなと思います。イラスト: 野出木彩【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月13日独身のみなさん、みなさんはどんなときに一番「結婚したい!」と感じますか? 私は先日、ベランダにセミの死骸を発見したときにちょっと「結婚したい……」と思いました。普通だったら、まぁ寂しいときとか、食事のときとか、なにか心細いことがあったとき、泣きたい夜に抱きつく肩が欲しいときとかにそう感じるかな~と思いますが、セミの死骸の話以降、私の挙げた例はことごとく「ネガティブな気持ちや現象を、夫という存在で解消したい!」というもの。もしかして、ここらへんが結婚できない理由なのでは……? という気もしてきましたが、先日、それとはまったく違うベクトルで「結婚したい」と思う出来事がありましたので、ご紹介したいと思います。先日、私は山中湖で行われたフェスに行ってきました。目当ての山下達郎のライブが始まる前になると、ステージの前は一気に年齢層がアップ。私と友人(どちらも30代)なんて若造と呼べるほどの空気に包まれてゆきます。そんな中、目の前にひと組の夫婦がいました。50代後半ぐらいの夫婦で、ふたりともフェス慣れしてなさそうな服装です。奥さんはちょっとキレイでおしゃれで、旦那さんもパリッとチェックのシャツなんか着てます。その奥さんが、雨が降ってきたらかいがいしく旦那さんにレインコートをかけてあげたり、雨がやんだらそれを取ってあげたりしているのです。旦那さんは少し身体に動かしづらい部分があるようでした。そして山下達郎のライブが始まりました。最高の演奏、最高の音楽です。その瞬間、心の底から思いました。「こんな素晴らしい瞬間を、夫婦で共有できたら、どんなにすてきだろう」と。そして、目の前にいる「その瞬間を共有しようと思ってこの場に来ている二人」のことが、本当にうらやましく思えました。ステージにはその後、スペシャルゲストとして竹内まりやが登場し、さらに私たちの「夫婦って、いいよね……」という気持ちにターボで拍車がかかっていきました。山下達郎夫妻も含め、50代後半まで添い遂げるのは、並大抵のことじゃないと思います。どんなに普通に見える夫婦でも、いろいろあったはずだし、さまざまな苦難や試練のときを乗り越えてきた……と言えばカッコいいですけど、日常のしょうもない争いとか行き違いとかも乗り越えてきたはずです。きっと楽ではないんでしょう。でも、その苦労なら、買ってでもしたい……! と心から思った夏の一日でした。イラスト: 野出木彩【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月03日私の周りの独身女性の口から、よく聞くセリフがあります。「やっぱり、料理とかできないからダメなのかなぁ……」「掃除苦手だし、そういうところからもう結婚に向いてないのかも」そういうことを言う友達に対し私は「料理なんてクックパッド見てその通りに作ればなんとかなる!」「掃除はルンバ買えばいいじゃん!」などとげきを飛ばしてみるのですが、確かに自分も、同じことで落ち込むことはよくあります。私は、掃除はわりと好きなのですが、料理がヘタです。さすがにこのままではまずいと思い、一念発起して去年の秋ぐらいから、ホントにクックパッドとか料理レシピサイトとか見ながら料理にいそしんだりもしました。まぁ、料理も掃除も、たとえ結婚しようがしまいが、できるに越したことはありません。どちらも生活を豊かにすることですから。でも、本当に「料理や掃除ができない」ことなんかが、結婚の妨げになっているのでしょうか?「結婚したいから、料理をがんばる」「結婚したいから、掃除をがんばる」などの、「良妻」になるための努力自体は、私は悪いものだとは思いません。けれど、それってもともと苦手なものをがんばって克服しようとしてるわけですよね。じゃあもし、あなたと付き合った男性が、苦手なことを何ひとつしようとせず、「変わろう」という努力をしない人だったら、どう思いますか? 私だったら、不満が爆発すると思うんですよね。「私はここまでがんばったのに、あなたは何なのよ!?」って。自分が「良妻」になろうと努力した分、相手にも「良い夫」の像を求め、そうなるように努力をしてほしいと、思ってしまいそうな気がするんです。当たり前のことですが、結婚って生活だし、現実です。自分ががんばってる姿を認め、ありがたがってくれる人と一緒になれれば、そりゃあいくらでもがんばれると思うけれど、自分にも欠点があるように、相手にも欠点がある。「好きな相手のために何かしてあげたい」という気持ちは、良いものだと思いますが、「自分がこれだけしてるんだから、あなたもこれぐらいやってよ!」という状態になると、それは決していい状態だとは思えません。「良妻」になる努力をするなら、あくまでも自分が楽しめる範囲で、がんばりすぎないこと。そして、自分にも欠点があるのと同じように、相手にも欠点があることをおおらかに受け入れる気持ちを持つことのほうが、「徹底した良妻になる努力」よりも、ずっと大切なんじゃないかと思うのです。イラスト: 野出木彩【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日マーケティング・リサーチなどを行っているタイムカレントは、30代から40代で首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)に居住する有職の独身者で、実家で親と同居している人を「LIving Together Single」(LITS)とし、実態調査を実施。男女484名の回答を公開した。調査期間は7月20日から7月22日。実家で親と同居している人の率を男女別に調べたところ、男性39.1%、女性45.5%という結果に。女性の約二人にひとりが「LITS」となった。また、実家で親と同居していることで感じているメリットについてたずねたところ、「自分が経済的に助かる(65.1%)」、次いで「実家なので住み慣れている(63.8%)」、「家事(食事、掃除、洗濯など)をやってもらえる(62.0%)」と、自分事が上位となったが、「いつも親の様子をみることができる(45.5%)」など、親への配慮のしやすさもメリットと捉えている。さらに、実家での親との同居に関する設問では、「親と同居していることはかっこ悪いことではない」と回答した人は76.1%、「親や家族で集まって住むことはいいことだと思う」では73.1%、また「自分は家族の絆を大事にしている」で70.2%と、「LITS」であることをポジティブに考えている人がいずれも7割を超える結果となった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月27日結婚相手紹介サービスのツヴァイはこのほど、全国の独身者を対象に結婚への意識調査を実施し、その結果を発表した。調査は2月9日~17日、全国の20代~60代の独身かつ結婚意向のある男女1,000人を対象にインターネットで行われた。結婚意向について聞いたところ、「3年以内に結婚したい」が13.2 %、「いずれは結婚したい」が62.5%で、中でも若年層ほど結婚願望が高かった。また、女性に比べて男性の結婚意識が高く、60代でも40.6%が「いずれは結婚したい」と答えた。また、独身男女の6割は恋人がおらず、その傾向は女性56%、男性68%と男性の方で強かった。結婚相手に求めることとしては、「性格・人柄」(76.9%)、「価値観が合うこと」(57.0%)、「愛情」(33.9%)と続き、内面的な条件が目立った。結婚相手に求める価値観としては「気遣い・思いやり」(76.8%)や「金銭感覚」(75.1%)があがった。最低でも必要な世帯年収は「300万から600万」がボリュームゾーンで、平均は53.1万円となった。エリア別では関東が最も高く577.4万円、最も低いのは北海道・東北で472.3万円だった。また、結婚相手の年齢差として許容できる範囲は、上限年齢平均では男性13.2歳、女性12.2歳と差がなかったが、下限年齢平均では男性15.3歳、女性10.4歳と男性に年下女性を好む傾向が見られたとのことだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月06日独身男女900名を対象として、結婚に関する意識調査株式会社インテージは、ビジネスパーソン意識調査「独身男女の結婚に対する意識」を実施、調査レポートを同社WEBサイトで公開した。調査は、2011年10月4日~10月6日、インテージ・ネットモニター「キューモニター」の独身男女900名を対象として、結婚に関する意識についてインターネット調査を行ったもの。調査方法 :インターネット調査調査地域 :京浜(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)調査対象者 :インテージ・ネットモニター “キューモニター” 20~49才のビジネスパーソン独身男女サンプル構成 : 男女各450名(男女とも、20代・30代.40代各150名)*画像は「調査レポート」より(「Q1.現在交際相手はいますか」)「結婚したい」20代女性73.3%40代女性31.3%調査レポートによると、「Q2.あなたはご自身の結婚について、どのように考えていますか」の設問で、独身男女の54.2%は「結婚したい」と考えており、一方「結婚と言う制度にはこだわらない」人も26.1%存在する。性年代別では、「結婚したい」20代女性は73.3%と全体で最も高く、30代女性62.7%、40代女性31.3%と、40代で急に落込み、40代女性では「結婚と言う制度にはこだわらない」が44.0%と全体で最も高くなる。その他、調査では、「結婚」のイメージ、結婚相手として意識する年齢、結婚する場合相手の何を重視するか、結婚後当面の間どのように働きたいか、夫婦別姓や事実婚など現在の日本では少ないもしくは認められていない結婚に関する事柄への賛否を問い、興味深いレポートとなっている。元の記事を読む
2011年11月02日結婚を決めたときに、「独身のうちに○○をやっておきたい」と思うことってあるのでは?私だったら思いっきり一人で海外旅行を楽しんでおきたいですね。そこで独身の皆さんに、結婚前にやっておきたいこと、また既婚者の方には、独身のうちに意識してやっておいたことを、アンケートで調査してみました。5位からカウントダウン!調査期間:2010/6/29~2010/7/3アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 511件(ウェブログイン式)■第5位:買い物・一生使える物には惜しみなくお金を使いたいから、いい時計や財布など、長く愛用できるものを買っておく(27歳/男性)・結婚したら自由に使えるお金が減るから、高額な買い物をする(31歳/男性)自由にお金を使えるうちに、自分のために好き勝手買い物したい!という人が多いようです。■第4位:一人の時間を過ごす・実家にいるので、結婚する前に一人暮らしをしてみたい(29歳/女性)・妻はホラーがダメなので、気になっていたホラー映画を一気に鑑賞しました(27歳/男性)結婚すると一人の時間が減るイメージからか、自分の時間を大切にしたいという意見が。ゴロゴロしたり、趣味に時間を費やしたりと、さまざまな過ごし方があるようです。■第3位:異性と遊ぶ・結婚した後は誘われないと思うから、合コンに参加したい(26歳/男性)・だんなさんが自分にぴったりかどうかを見極めるために、結婚相手以外の人と多く付き合いたい(23歳/女性)やはり結婚すると異性と会うのは気がひけるから……!?■第2位:同性と夜遊び/とにかく遊びまくる・絶対に結婚したらできないと思うから、クラブで遊びまくる!!(25歳/女性)・同性の友人と遊びまくる(24歳/女性)家庭に入ると、遊びに行くことはできても、夜遊びなんてなかなかできなくなるのかもしれません。仲の良い友達とはしゃぎたい、自由なうちにめいっぱい遊びたいということでした。■第1位:旅行・結婚するとふらりと出かけられそうにないから、一人旅をしたい(22歳/女性)・長期間家をあけても何も言われないうちに、女友達と旅行に(26歳/女性)・親孝行のために、両親と世界各国を旅行したい(25歳/女性)ダントツの1位だったのは、ずばり旅行でした!仲の良い友人や家族との旅行、また一人旅などを、独身のうちにしておきたいという方が圧倒的に多かったです。中には「男前だらけのプエルトリコに旅行に行きたい」(23歳/女性)という、個性的な意見も。旅行したい願望と、男前を拝むという欲求を一挙にかなえてくれるチャンスかも?ちなみに6位以下はというと、「結婚に向けての準備」や「資格取得」、「自分磨き」など将来に投資するものに票が入る結果となりました。「へそくりをためておく」(23歳/男性)という意見や、「トラブルは未然に防ぐが吉。身辺整理をする」(32歳/男性)といった意見もありました。身辺整理をするというこの方は、いったい何を隠しているのでしょうか……?結婚すると、好きな人と一緒に過ごせる……という甘い期待もありますが、裏を返すと一人の時間が少なくなるということ。家庭に入ったら落ち着こうという考えだからこそ、やり残しや後悔がないように、最後に羽を伸ばしたいのかもしれません。でも羽目をはずしすぎたのが恋人にばれて破局、なんてことにならないように、くれぐれも気をつけてくださいね!(栗本千尋+プレスラボ)【関連リンク】【コラム】20代の本音ランキング:【女性編】「独身でよかったなぁ」と思う理由ランキング【コラム】独身男のやめられぬ食習慣!コンビーフのおいしい食べ方大研究!【Q&A】40代で独身の先輩を見ているといつ結婚できるのか不安になります。
2010年09月03日