メディアアーティスト・落合陽一の新作や近年の作品を集めた個展「落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」が、表参道にあるジャイル(GYRE)にて4月20日から6月28日まで、開催される。世界的なメディアアート賞であるアルスエレクトロニカ賞など、国内外で受賞歴があり、筑波大学准教授も務める落合陽一。本展では、彼がアーティストとして向かい合ってきた「映像と物質」の間の探求をテーマにした近作や、「東洋の持っている“物化”の過程を詩的に体感する旅路」 として制作した複数の新作を、 近年の落合の制作のテーゼである「計算機自然」をモチーフに構成。ジャイル3階のギャラリー、EYE OF GYREにて「Morpho Scenery」など新作4点を含む、計15点を展示する。また本展覧会に先駆け「Media Ambition Tokyo 2018」のサテライト企画として、ジャイルのアトリウム(吹き抜け空間)では、5月13日まで作品が展示される。【イベント情報】落合陽一、山紫水明∽事事無碍∽計算機自然会期:4月20日〜6月28日会場:EYE OF GYRE 住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 3階時間:11:00〜20:00料金:無料Morpho Scenery in GYRE: Optical Scale and Mind Scale会期:2月20日〜5月13日(予定)会場:GYRE 吹き抜けスペース住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1時間:11:00〜22:00
2018年04月02日現在放送中のドラマ「トドメの接吻」にも出演し、ネクストブレイクNo.1との呼び名高い佐野勇斗が、志尊淳主演で実写映画化する『走れ!T校バスケット部』(古澤健監督)に出演していることが分かった。佐野さんは5人組ボーカルダンスユニット「M!LK」で活躍する中、「砂の塔~知りすぎた隣人」で注目を浴び、『ミックス。』や現在放送中のドラマ「トドメの接吻」では大手クルーズ会社の御曹司・長谷部寛之役で出演。今後も『ちはやふる-結び-』『3D彼女 リアルガール』『羊と鋼の森』と出演作の公開を控え、俳優としても注目を集めている。また雑誌「ViVi」が発表した“NEXT国宝級イケメンランキング【2017下半期】”にもランクインした。そんな佐野さんが今作で演じるのは、個性豊かなチームメイトをまとめる“キャプテン”矢島俊介。佐野さんは書道6段、空手1級と多彩な才能の持ち主で、さらにサッカー経験者と運動神経抜群。その身体能力の高さを活かし、今回はバスケットに初挑戦。矢島は“3ポイントシュートの名手”という高いスキルが必要とされる役柄のため、志尊さんと同様、撮影前には元日本代表の半田圭史の猛特訓を受け、技術を習得。圧倒的な才能を持つ志尊さん演じる田所陽一にライバル心を抱きながらも、共に様々な苦難を乗り越え、最も理解し合える仲間へと変化していく熱い友情物語が展開していく。佐野さんは、「同世代の方たちと共演できて、本当に楽しい現場でした!クランクインをする前からバスケットの練習をみんなでしていたので、撮影が始まる頃には本当に良いチームワークが出来上がっていて…」とふり返る。また、今回バスケット初挑戦となった彼は、「俊介はキャプテンであり、3ポイントシュートの名手という高いスキルを必要とされる役柄だったので、すごく苦戦しました…」と苦労を明かしつつ、「最初はパスをうけるのも難しかったですが、実際にバスケットをやっている人たちからも認めてもらえるように、必死に練習しました!この映画は僕たちがリアルに挑戦したバスケットが見どころです!!最後の試合のシーンでは何度失敗しても、みんなで励ましあって作り上げた、最高に素晴らしいシーンになっているので、ぜひ注目してください!」とアピールしている。『走れ!T校バスケット部』は2018年秋、全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月28日今年、ドラマ「きみはペット」や映画『帝一の國』『覆面系ノイズ』『探偵はBARにいる3』などで大活躍を見せた若手俳優・志尊淳が、バスケットボールを題材とした青春小説「走れ!T校バスケット部」の実写映画化で主演を務めることになった。これまで、『ウォーターボーイズ』『ピンポン』『ROOKIES―卒業―』など、さまざまな傑作青春スポーツ映画を生み出した邦画界において、メジャーなスポーツながら、なかなか映画化されなかったバスケット映画がついにスクリーンに登場。高校バスケ界で注目を集める主人公を演じるのは、2011年舞台で俳優デビュー後、「烈車戦隊トッキュウジャー」のトッキュウ1号/ライト役で注目を集め、2017年だけでも「きみはペット」「植木等とのぼせもん」とドラマ2本にレギュラー出演、『サバイバルファミリー』から『探偵はBARにいる3』まで映画4本、舞台「春のめざめ」では初主演を果たした志尊さん。来年には、トランスジェンダーを主人公にしたドラマ「女子的生活」(NHK総合)の主人公・OLみき役を演じることでも話題となっている。その甘いルックスそのままの役柄から容姿とギャップのある役まで、幅のあるキャラクターを演じ分け、10~20代の若い女性の間でいま人気上昇中だ。そんな志尊さんは、子どものころから野球・サッカー・水泳・総合格闘技を経験し、スポーツ万能。小学生の時には剣道を始めてわずか2年で、区大会優勝するほどの腕前に。その身体能力の高さは、「きみはペット」ではモダンダンス、『帝一の國』では和太鼓、『探偵はBARにいる3』ではアクションシーンをスタントなしで演じ切るなど、数々の作品でも披露されてきた。そんな彼が、本作では未経験だったバスケットに挑戦!特待生にも選ばれる高校生という役柄に説得力を持たすため、バスケット元日本代表の半田圭史氏に約3か月間の猛特訓を受け、役作りしたという。■志尊淳、強豪私立・特待生から弱小バスケ部へ!「バスケット漬けの日々でした」汗と涙の直球青春スポーツ映画となる本作。志尊さんが演じるのは田所陽一(たどころ よういち)。中学時代、キャプテンとして関東大会2位の実力を残した彼は、バスケの特待生として入学した白瑞高校でイジメにあい、失意の中、通称T校と呼ばれる都立・多田野校に編入。「二度とバスケはしない」と誓うも、連戦連敗の弱小バスケ部から勝負を挑まれ、そのまま入部することに。やがて、個性的なチームメイトと出会い、バスケの楽しさを思い出していく…という役どころ。志尊さんは「練習期間から数えると、3か月間くらいバスケット漬けの日々でした」と語り、これまでになく「“高校生らしく部活をやってる!”と思える現場で、思い返しても、楽しくて、キラキラした空間にいたのだなと感じる、とても濃い日々でした」とふり返っている。バスケット大会のシーンは「体を限界まで動かしたので、2日間くらい動けなかったです(笑)。そのくらい体に鞭打って動きました」とも明かすだけに期待大。「この映画はフェイクドキュメンタリーというか、僕らのいままでの練習期間やカメラが回っていないところで、積み上げてきたコミュニケーションや空気感をのびのびと出せた」と語り、「しっかりとリアリティを持ってシーンごとに積み上げていった皆の気持ちが、最後のシーンで重なり、大きくなって化学反応できたのではないかと思います。僕たちが、無我夢中で走り切った作品を是非観てほしいです」と、自らの手応えを示しながらアピールする。また、テレビ朝日映画事業部長・佐々木基氏は、「烈車戦隊トッキュウジャー」でプロデューサーを務めていたときから「いつか志尊くんでキラキラした青春映画を作ろう」と考えていたそうで、「それには青春スポーツものだ!と、そして志尊くんの最も似合うユニフォームはバスケットだ」と本作を企画した意図を明かし、「撮影での、赤いユニフォームで走り抜けシュート打つ志尊くんの姿は、眩しいくらいにキラキラしていて、最高の青春映画になったと確信しております」と自信たっぷりのコメントを寄せている。監督を務めるのは、『今日、恋をはじめます』『ReLIFE』など、青春恋愛映画を生み出してきた古澤健。本作では17歳の主人公の悩みや葛藤、家族の想い、バスケットチームの仲間との絆を丁寧に描き出していく。『走れ!T校バスケット部』は2018年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月05日俳優の志尊淳が、映画『走れ!T校バスケット部』(2018年秋公開)の主演を務めることが5日、明らかになった。志尊淳同作は松崎洋による青春小説を実写映画化。中学時代、バスケットボール部キャプテンとして関東大会2位の実力を残した田所陽一(志尊)は、強豪私立に特待生入学するが、部内で激しいイジメにあい、自主退学する。都立多田野高校、通称T高に編入した陽一は、連戦連敗の弱小バスケに入部し、仲間とのバスケの楽しさを思い出していく。『クローバー』『ReLIFE』『恋と嘘』などの古澤健監督がメガホンをとった。子供の頃から野球・サッカー・水泳・総合格闘技を経験し、小学生から始めた剣道では区大会優勝するほどスポーツ万能の志尊。同作では未経験だったバスケットに挑戦し、バスケット元日本代表の半田圭史から約3カ月間の猛特訓を受けた。半田は「ゼロからのスタートで、あのレベルまで上げていったのには本当に驚かされました。あのまま練習を続けていたらどこまで上がったかには興味が湧きます」と志尊のバスケ姿に太鼓判を押す。「非常に身体能力が高く、特に体幹・足腰・肩が強く、あんなに細身なのに身体の軸がしっかりしていました」と称賛した。またテレビ朝日 映画事業部長 佐々木基は「烈車戦隊トッキュウジャーの放送が終わって、プロデューサーであった私は、いつか志尊くんでキラキラした青春映画を作ろうと思い、ずっと題材を考えていて、それには青春スポーツものだ! と、そして志尊くんの最も似合うユニフォームはバスケットだ、と確信」と、企画の経緯を明かす。「撮影での、赤いユニフォームで走り抜けシュート打つ志尊くんの姿は、眩しいくらいにキラキラしていて、最高の青春映画になったと確信しております」と自信を見せた。○志尊淳コメント練習期間から数えると、3カ月間くらいバスケット漬けの日々でした。今までも高校生役は多かったのですが、"高校生らしく部活をやってる!"と思える現場で、思い返しても、楽しくて、キラキラした空間にいたのだなと感じる、とても濃い日々でした。バスケット大会のシーンは、自分たちがやってきた3カ月間をしっかり出して、できる限りのパフォーマンスをしようと、体を限界まで動かしたので、2日間くらい動けなかったです(笑)。そのくらい体に鞭打って動きました。この映画はフェイクドキュメンタリーというか、僕らの今までの練習期間やカメラが回っていない所で、積み上げてきたコミュニケーションや空気感をのびのびと出せた作品だと思います。スポーツなので自分が思った通りに動けないこともある中で、しっかりとリアリティを持ってシーンごとに積み上げていった皆の気持ちが、最後のシーンで重なり、大きくなって化学反応できたのではないかと思います。僕たちが、無我夢中で走り切った作品を是非観てほしいです。(C)2018「走れ!T校バスケット部」製作委員会
2017年12月05日声優の田所あずさが7月6日にリリースする2ndアルバム『It’s my CUE.』(イッツマイキュー)のジャケット・MV・作家陣・BD付限定版の特典ダイジェスト映像の情報が公開。また、10月7日・8日にワンマンライブの開催も決定した。田所あずさは、2011年に開催された「第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン 次世代声優アーティストオーディション」でグランプリを獲得。『アイドルマスター ミリオンライブ!』の最上静香役や、『アイカツ!』の霧矢あおい役などを担当し、2014年にはアルバム『Beyond Myself!』でアーティストデビュー。以降、シングルとして「DREAM LINE」、「君との約束を数えよう」、「純真Always」を発売するなどアーティストとしても積極的に活動している。7月6日にリリースする2ndアルバム『It’s my CUE.』は、作家陣に Q-MHz(畑亜貴、田代智一、黒須克彦、UNISON SQUARE GARDENの田淵智也がプロデュースしたチーム)をはじめ、eba、菊田大介、黒須克彦、志倉千代丸、俊龍、高田暁、田淵智也、堀江晶太、中山真斗、山本陽介、畑亜貴、こだまさおりといった面々を迎え、田所あずさが目指す音楽「タドコロック」を彩っている。そして、MVのショートver.や、2016年2月24日にTHEATER ROPPONGIにて開催された「田所あずさ LIVE TOUR 2016~Live Forward~」の模様がダイジェスト版で公開された。さらに、2016年10月7日・8日には、恵比寿 LIQUIDROOMのてワンマンライブ「Azusa Tadokoro 2016~before the CUE/OVERDRIVE&DISTORTION~」が開催されることが決定。また、8月26日開催の日本最大規模のアニソンフェス「Animelo Summer Live 刻-TOKI-」への出演も決定している。○BD 付限定盤・特典映像ダイジェスト○「Azusa Tadokoro 2016~before the CUE/OVERDRIVE&DISTORTION~」日程:10月7日 OVERDRIVE 開場18:00 開演19:0010月8日 DISTORTION 開場16:00 開演17:00開場:LIQUIDROOM料金:5,500円(税込)、オールスタンディング・整理番号有FC先行受付期間:6月10日10:00~6月20日23:59アルバムCD封入先行受付期間:7月6日10:00~7月31日23:59●田所あずさ 2ndアルバム「It’s my CUE. 」発売:2016年7月6日価格:「BD付限定版」(4,800円/税別)、「通常版」(3,000円/税別)※BD収録内容田所あずさ3rdライブツアー東京公演(2016/1/24 EX THEATER ROPPONGI)の模様田所あずさによる新規バラエティー映像を収録(ライブ映像170分、新規映像30分)
2016年04月06日声優の田所あずさが、2ndアルバム『It’s my CUE.』(イッツマイキュー)をリリースすることを発表した。発売は7月6日で、価格はBD付限定版が4,800円、通常版が3,000円(どちらも税別)。田所あずさは、2011年に開催された「第36回ホリプロタレントスカウトキャラバン 次世代声優アーティストオーディション」でグランプリに選出され、翌年にエスエスケイフーズの宣伝用アニメ『サラダの国のサラ』のサラ役で声優デビュー。2014年にアルバム『Beyond Myself!』でアーティストデビューし、「次世代声優アーティストオーディション」でファイナリストに残った大橋彩香、木戸衣吹、山崎エリイ、Machicoらとアニメソング・ゲームソングのカバーライブイベント「Anisong Ichiban!! presented by HoriPro」を定期的に開催するなど音楽活動にも積極的に取り組んでいる。今回発売される2ndアルバム「It’s my CUE. 」(イッツマイキュー)には、「私の出番!」という意味が込められており、これまでリリースした1stアルバムや3枚のシングルを経て、田所あずさの目指す音楽「タドコロック」にたどり着いたとのこと。『It’s my CUE.』はBD付限定版と通常版の2形態でリリースされる。最新シングルの「純真Always」や、1stシングル「DREAM LINE」、2ndシングル「君との約束を数えよう」に加え、その他新曲を8~9曲収録予定。BDには、2016年に東京、大阪、愛知、福岡の4カ所で行われた3rdライブツアー「田所あずさ LIVE TOUR 2016 ~Live Forward~」東京公演(2016/1/24 EX THEATER ROPPONGI)の模様と新規バラエティー映像を収録予定となっている。さらにBD付限定版・通常版共通の初回生産限定封入特典として、都内ライブハウスで行われるシークレットライブに昼夜2回公演、各回約250名を抽選で招待するという。●田所あずさ 2ndアルバム「It’s my CUE. 」発売:2016年7月6日価格:「BD付限定版」(4,800円/税別)、「通常版」(3,000円/税別)※BD収録内容田所あずさ3rdライブツアー東京公演(2016/1/24 EX THEATER ROPPONGI)の模様田所あずさによる新規バラエティー映像を収録(ライブ映像170分、新規映像30分)
2016年03月03日戦場カメラマンの渡部陽一が2月13日(金)、『アメリカン・スナイパー』の特別試写会に出席した。イラク戦争で活躍した“米軍史上最強の狙撃手”の自伝を映画化。渡部さんは自身の経験を重ねながら、兵士やジャーナリストが危険な戦地に身を置く理由を語った。クリント・イーストウッド監督がメガホンをとった本作の主人公は、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに所属し、4度のイラク遠征で多くの仲間を救った狙撃手のクリス・カイル。敵兵からは悪魔と恐れられ、常に命を狙われる彼の胸にあるのは「良き夫であり、良き父でありたい」という願いと葛藤だった…。2003年のイラク戦争で、米軍従軍(EMBED)取材を経験した渡部さんは、「ある兵士は『一度戦場に足を踏み入れた人間は、生還しても必ず戦場に戻ってくる。まるで中毒だ』と言っていた。僕もその言葉に大きく影響されている」と神妙な面持ちでふり返る。そして、「戦地での悲しい現実を目の当たりにし、また戻りたくなる衝動にかられる。それは兵士だけではなく、ジャーナリストも同じ。僕らの間では“戦場カメラマン症候群”という言葉もあり、実際、ベイルート、バグダッド、カンダハール…どこに行っても、現場にいるのは同じメンツですね」と当事者にしか知りえない本音と心境を明かしていた。「戦争の犠牲者はいつも子ども。彼らの声を世界に届けるため、今後も戦場カメラマンとして丁寧に取材を重ねたい」と渡部さん。映画が描く戦場の“リアル”にも太鼓判を押し、「どんなに経験を重ねたプロでも、戦争の狂気から逃れることはできない。ぜひ、この作品を通して、いまこの瞬間、何をすべきか考えてもらえれば。自分の足元を気づかせてくれる作品」と力強くアピールしていた。本作は米興行収入は2億5,000万ドル(300億円)を突破し、クリント・イーストウッド監督最大のヒットを記録中で、第87回アカデミー賞では「作品賞」をはじめ6部門で候補になっている。本作でイーストウッド監督と初タッグを組み、3年連続で「主演男優賞」にノミネートされたブラッドリー・クーパーが、プロデューサーも兼任している。『アメリカン・スナイパー』は2月21日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アメリカン・スナイパー 2015年2月21日より全国にて公開(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年02月13日アフリカの内戦地を舞台にした映画『マシンガン・プリーチャー』の試写会が31日に都内で行われ、戦場カメラマンの渡部陽一がトークショーに登場した。その他の写真『マシンガン・プリーチャー』は、『チョコレート』のマーク・フォースター監督が『300〈スリーハンドレッド〉』のジェラルド・バトラーを主演に迎えた作品。麻薬と酒におぼれる人生から改心し、スーダンで内戦に巻き込まれている子供たちのために教会や孤児院を建設した実在の人物、サム・チルダースの半生を映画化している。そのスーダンにカメラマンとして何度も足を運んだ経験を持つ渡部氏は、「スーダンでは民族、そして資源をめぐって常に争いがうごめいています。そしていつも犠牲になるのは子供たちです」と内情を吐露。さらに内戦下のルワンダを訪れた際に出会った少年兵の写真を披露し、「この少年兵たちは、自分たちの家族を守るためや、強制的に武装兵にされてしまった子がほとんどです。彼らの声を世界中の人に届けたいと思ったことが、戦場カメラマンになるきっかけでした」と自身の体験を語った。また本作では、子供たちを危険から守るために銃を手に戦うチルダースの姿が描かれるが、それについて渡部氏は、「陸の孤島と呼ばれるスーダンでいったい何が起こっているのか、主人公から見た実体験が胸に刺さりました。この21世紀にアフリカで何が起こり、子供たちがどう過ごしているのかが描かれていますので、皆さんに彼らの声を聞いてほしい」と訴えかけた。『マシンガン・プリーチャー』2月4日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー(C)2011 MGP Productions,LLC.All Rights Reserved.
2012年02月01日