【広島ホームテレビ】12月29日(木)放送株式会社広島ホームテレビ(本社:広島市中区)は、ドキュメント広島「紙芝居でつなぐ赤レンガの記憶~旧陸軍被服支廠物語」を、2022年12月29日(木)午前9時55分より放送します。被爆者・切明千枝子さんの話を聞く佐藤優さん■概要広島市南区にある被爆建物「旧陸軍被服支廠」の歴史を伝える紙芝居作り。企画したのは、広島市立大学国際学部3年「ヒロシマ ヤング ピース ビルダーズ」の佐藤優さん(21)です。シナリオを作るのは大学生、絵は小学生たちが描きます。幅広い世代で取り組み、平和への思いを広げます。ヒロシマヤングピースビルダーズ紙芝居作りのきっかけは、佐藤さんが被服支廠の近くで育った被爆者・切明千枝子さん(93)の話を聞いたことでした。旧陸軍被服支廠は、軍服などを製造し、原爆直後には臨時救護所にもなった被爆建物。切明さんは、母が被服支廠で働く間、その敷地内にあった幼稚園に通っていました。被爆建物・旧陸軍被服支廠(広島市南区)切明さんの被爆証言をもとに作る紙芝居の主人公は、毛皮を軍服に使うために飼われていた2匹のウサギ。そこで生きる人々の楽しかったこと、苦しかったこと、そして原爆の投下・・・。紙芝居づくりの過程で知ったのは、切明さんのある「切実な思い」。それをどう伝えていくのか。佐藤さんは考えます。被爆者が被服支廠に託す思い、その歴史から学ぶ「平和」とは…。8カ月を追いました。12月4日紙芝居公演■番組名ドキュメント広島「紙芝居でつなぐ赤レンガの記憶~旧陸軍被服支廠物語」番組公式サイトはこちら! : ■放送日時2022年12月29日(木)午前9時55分~午前10時25分※広島エリア■担当取材:渡辺美佳(HOMEアナウンサー)プロデューサー:立川直樹 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月22日アイドルグループ・嵐が25日、グループの公式YouTubeを更新。5人がリモートで紙芝居『三びきのこぶた』を披露する動画を公開した(以下、配役など一部ネタバレを含みます)。櫻井翔は「おうちにずっといるお子さんのみんなに楽しんでもらいたいというのと同時に、子供たちが聞いている間にお父さんお母さんにも時間ができたらと思い、紙芝居をお届けしようと思います」とメッセージ。松本潤が「みんなで見てもらってもうれしいしね」と補足した。動画の冒頭では、5人が話し合いしている様子も公開。ナレーションは櫻井が担当することになり、そのほかの配役はあみだくじで決め、大ぶた役は二宮和也、中ぶた役は大野智、ちいぶた役は相葉雅紀、おおかみ役とおかあさん役は松本に決定した。そして、拍子木を鳴らしてスタートさせるが、櫻井が最初の1文を間違えてしまい、二宮が「ちょっとごめんなさい。こればっかりは」とツッコんで、やり直すことに。それぞれ役になりきって熱演し、特に松本は表情もつけて迫力あるおおかみを演じた。終了後、松本の演技にメンバーからも「おおかみすごかった」「主役はおおかみだよ』という声が。そして、「楽しかった」と5人も新たな挑戦を楽しんだようで、「次回『そんごくう だいかつやく』近日配信」と次回予告もアナウンスされた。リモート紙芝居に、SNS上では「最高に面白かった」「嵐紙芝居楽しかった」「腹抱えて笑ったわwww」「笑いすぎてお腹痛い爆笑爆笑」「リモート紙芝居最高~」「潤くんのおおかみノリノリで爆笑した」「松本潤さん最高です爆笑」「潤くんのオオカミ最高だし、相葉ちゃんのちいぶたがかわいい」などと反響を呼んでいる。
2020年04月25日ジャニーズWESTの桐山照史(30)が4月20日、ジャニーズ事務所の公式YouTubeチャンネルに登場。子ども向けに手洗い、うがいを呼び掛ける手作り紙芝居を披露し、完成度の高さが話題を呼んでいる。桐山は動画の冒頭で、「今回は小さいお子さんに向けて配信をしたいと思います」と説明。「お父さんお母さんは息子さん娘さんに、そして親戚に小さいお子さんがいる方はぜひその子にも見せてあげてください」と呼びかけ、紙芝居をスタートさせた。桐山が自作した紙芝居は『てあらい うがい』と題して、主人公・WEST君が手洗いやうがいでウイルスを退治するというもの。カラフルなイラストだけでなく、“ウイルス”“せっけんちゃん”とキャラクターごとに声色を変えて見事に演じ分けている。配信直後からTwitterでは「桐山照史」「照史くん」がトレンド入り。《子供が飽きないような仕掛けが本当にすごくてただただ驚きが隠せない》《あまりのクオリティーの高さにアイドルが作ったとは思えん》《さすが保育科いってただけある》といった声が相次いだ。桐山が保育科出身であることは、グループでメインパーソナリティーを務めるラジオ『bayじゃないか』(bay fm)などで自ら言及しており、ファンの間では有名な話だ。同ラジオでは、リスナーの子育てに関する悩みを聞くコーナー『ちびジャス相談室』がある。寄せられた相談に対する桐山のアドバイスは、保育科出身ならではの回答が多いのだ。過去に、「小学校6年生の妹が一人でトイレに行けない」という悩みが寄せられた際も、桐山は「まだ子供ですから」と理解を示し、「急かす方が自分もテンパると思うねん」と考察。つづけて「俺がもしやるならトイレまでの道に蓄光を置いて、暗くなったらトイレまで行くのが楽しい風に見せてあげる」と遊び心のある方法を提案。これには、同席していたメンバーの小瀧望(23)も「すごい!さすが保育!」と感激しっぱなしだった。昨年4月から動画配信サービス・Paraviで放送されているメンバーが“1日パパ”になるバラエティ番組『パパジャニWEST』も、TBSで地上波レギュラー放送されることが決定。休校延長などに悩まされる子育て世代が増えるなか、保育科出身アイドルという新しい切り口を持つ桐山の活躍の場が広がりそうだ。
2020年04月21日アイドルグループ・ジャニーズWESTの桐山照史が20日、ジャニーズ事務所の公式YouTubeチャンネルで、手洗いとうがいを促す紙芝居動画「Smile Up ! Project ~紙芝居『てあらい うがい』~ 桐山照史」を公開した。桐山は「今回は小さいお子さんに向けて配信します。お父さんやお母さんは息子さん、娘さんに、知り合いや親戚に小さいお子さんがいる方は、ぜひその子にも見せてあげてください」と呼びかけてから、「紙芝居の時間だよ~! はじまりはじまり~!」と紙芝居をスタートさせた。紙芝居は、外で遊んだあと手を洗わずにパンケーキを食べようとしたり、おもちゃで遊んだりしようとするオリジナルキャラクターのWESTくんに、正しい手洗いとうがいを教えるというストーリーで、さまざまな工夫が施されたカラフルで可愛らしい紙芝居に。桐山は、WESTくんをはじめ、さまざまなキャラクターを演じている。桐山の紙芝居に「照史くんの紙芝居分かりやすくて楽しかった」「クオリティすごい」「照史くん紙芝居すごすぎる!」「桐山くんの紙芝居がクオリティ高かった。手の洗い方もしっかりしてたし、大人でも見るべきだよ」「照史の紙芝居のクオリティー半端ない!!」「紙芝居の内容も読み聞かせ方も素晴らしすぎる!!」「絵が可愛いしめちゃ上手!話し方も優しくて、保育園の先生見たい」「アイドル保育士になって」などと絶賛の声が上がった。
2020年04月21日昔話の主人公たちが共演するauのCM“三太郎”シリーズの最新作「紙芝居屋さん」篇が、28日から全国で放送される。今回は、鬼ちゃん(菅田将暉)が新たな副業として紙芝居屋を始めるストーリー。鬼ちゃんが「はい、紙芝居だよ~」と大八車を引いてやってきて、並べられている紙芝居のラインナップを指差しながら「好きなだけ見放題っす!」と話す。その品ぞろえに、浦島太郎(桐谷健太)が「わ~すごいラインナップ~!」と驚くが、金太郎(濱田岳)は「え、なに? 桃太郎と豆の木?」と見慣れないタイトルの紙芝居に気がつき、次に出てきた“金太郎の恩返し”というタイトルの紙芝居に、「金太郎の恩返しってなに?」と桃太郎(松田翔太)もツッコミ。そんな中、鬼ちゃんが「今一番人気は、浦島失恋物語っす!」と紙を引くと、浦島は「ちょ!なにそれ~」と納得のいかない様子だが、桃太郎と金太郎は「乙ちゃんに振られたり…?」「それだ!」と冷やかし、鬼ちゃんも「シーズン5まであるっす!」と補足を入れる。鬼ちゃんが「もう別れましょ、浦島さん」と紙芝居を読むと、大爆笑の桃太郎と金太郎。そんな2人とは対照的に「俺何回振られちゃうわけ~?」と不満げに尋ねる浦島に、鬼ちゃんが「102回っす!」と答えると、浦島は「多いな!」とヒザを叩きながらツッコミを入れる。「浦島失恋物語」というなんとも言えない結末に、桐谷はアドリブで演技し、終始現場の笑いを取っていた。それに負けじと、菅田や松田もアドリブで乗っかるなど、誰も予想できない展開に、笑いに包まれた撮影となった。
2018年08月28日「赤ちゃんはどうやってできるの?」とつぜん子どもに聞かれたら、答えに困ってしまいませんか? 子どものころ「コウノトリが運んでくる」と教わり、いつしかそれが違うことを知ってショックを受けた私たちは、子どもにも同じように話していいのかどうか、迷います。そんなママや子どもたちに向けた性教育ワークショップがあると聞き、さっそく取材に行ってきました。■「性」は「生」。命をつなぐ当たり前で大切な人間の営み性教育ワークショップ『SEIJUKU』(生塾)を主宰するのは、ウェルネス&ビューティジャーナリストの久保直子さん。久保直子 Naoko KuboAMPP(フランス植物療法普及医学協会)認定メディカルフィトテラピスト、DTWフラワーエッセンスプラクティショナー、フランス式スポーツアロマテラピストの資格を持ち、スキンケアやボディケアなどの美容面はもちろん、女性ホルモンケア、ストレスケア、睡眠などの植物療法、特に「メンタルビューティ」を軸にした独自のウェルネス&ビューティプログラムを企画&発信。二児の母の立場を生かしmama cafeや性教育ワークショップ『SEIJUKU』を主宰。「日本では性教育を“言ってはいけない事”のように扱っていて、なかなか学ぶ機会がありません。私たち親の世代がそうやって育ってきたので、子どもへ伝えるときも、言葉が見つかりません。でも、「性」は命をつなぐ大切なことで、生きる上で当たり前の営みです。当たり前のことを当たり前に伝える。その環境を作っていくために、『SEIJUKU』を始めました」(久保さん)現在ワークショップに参加するのは、お子さんのいる方、いない方、独身の方など様々。「性に関する悩みを持つ全ての方に来ていただける場にしたい」というのが久保さんの願いです。■子どもが楽しめる紙芝居での性教育取材した日は、『SEIJUKU』第5回目。第2回目のときに「子どもが興味を持てるよう、紙芝居にしては?」というアイデアが出たことから、今回は紙芝居を導入してのワークショップになったそうです。紙芝居は、久保さんの伝えたいことをもとに、保育士の井上夏紀さんが子どもの視点を想定したアドバイスを加え、イラストレーターのカイフチエリさんによる、子どもが楽しめるイラストで描かれた、完全オリジナル作品。監修には医師の安来志保さんも加わっています。さらに、この日紙芝居を読むのは、久保さんと、久保さんの10才と7才のお嬢さん。読み手に子どもが参加することで、同世代の子どもたちもより身近なこととして受け止められるようです。さあ、いよいよ紙芝居のはじまりです!■「おちんちん」と「おまた」をくっつける、をどう伝えるか紙芝居のタイトルは『誕生 ~birth~』。「男の子の体と女の子の体はどうして違うの?」という子どもの素朴な疑問をもとに、パパとママが出会い、愛しあい、「おちんちん」と「おまた」をくっつけると赤ちゃんができるという流れを、イラストを使ってわかりやすく説明していきます。「おちんちん」と「おまた」をくっつける───誰もがいちばん説明に戸惑うこの点も、やさしいタッチのイラストのおかげで自然に話を聞けるようになっています。「おちんちん」と「おまた」は決して特殊なパーツなのではなく、「赤ちゃんをつくる」という大事な役割を持っている部分なんだよと、とにかくありのままを伝えることで、子どもたちは体の組織の一部として認識してくれたようでした。「大人が変に隠すから子どもが勘ぐり、真実を知ったときに心がざわついてしまう。まずは大人が正しい性教育を受けないと、子どもへ上手に伝えられないな」…そんなことを考えさせられました。■誰もがみな何億分の1の確率で生まれた奇跡の存在「生まれてきたすべての人が、周囲に守られながら、いろいろな困難を乗り越えて生まれてきた何億分の1の奇跡だと伝えられれば、この紙芝居は成功だと思っています」と久保さん。数億分の1の確率で卵子と精子が出会い、お母さんのおなかの中で約300日をかけて育ち、お母さんの「おまた」から出てくる───その長い道のりを、子どもに伝わりやすいように説明していく今回の紙芝居。参加したママたちからは、「自分が子どもに教えるために参加したのに、自分が子どもを授かったときのことや、自分も親から生まれたことを思い出し、そこに感動してしまいました」という声も聞かれました。■それぞれの家庭に、それぞれの性教育を紙芝居のあとは、参加者全員で、紙芝居の感想と「性教育」についてのセッション。ここで実際にママたちが感じている「性教育」の悩みを聞くことができました。「娘が小学生になったとたん、上級生から性に関する情報を聞いてくるように。どう教えていいか分からなくて、ワークショップに参加しました」(7才女の子のママ)「自分が親から教わってこなかったので、間違った情報を信じていたり、興味本位で悪気なく体の見せ合いっこをしたりしていた。子どもには正しい情報を伝えたい」(2才女の子のママ)「うちは男の子で、女の子に優しい男性になってもらうために、男の子にこそ教えないといけないと思って参加しました」(2才男の子のママ)「生理のとき、お風呂で息子に生理の状態を見せて、血が出る意味や、心が不安定になることなどを話しています。息子は女性の自然現象として聞いてくれていますが、外でお友達に話したときのことを思うと、少し不安になります」(3才男の子のママ)最後に久保さんから、「家庭ごとの教育方針があっていいし、正しい性教育の方法はひとつではないです。教育方法を学んでそのまま実践するよりも、各家庭、個々人で考えることがなにより大切です」とメッセージがありました。『SEIJUKU』は今後、ジェンダーに合わせた内容、生理が始まる10才頃からの一歩進んだ性教育、動画を使っての情報発信なども検討するそう。「赤ちゃんはコウノトリが運んでくる」説でいいかどうか。まずは親が考えてみることで、子どもへの教えかたが見えてくると思ったワークショップでした。性教育ワークショップ『SEIJUKU』(生塾)本記事の公開に合わせて、紙芝居『誕生 ~birth~』の一部をユーチューブで配信スタート!
2017年08月17日子どもがどうやら、いつもの絵本の読み聞かせに飽きてしまった様子。そんなときは、迫力の「写真の紙芝居」で親子のコミュニケーションを図りませんか?紙芝居といえば、かわいいイラストや昔話系の絵が一般的。しかし、虫や動物の写真を使ったリアルな作品もあるのです。自然とふれる機会が少ない都会の子どもに、動植物の迫力を体験させてあげたい! というママに、自然科学系の紙芝居がおすすめです。■『かおかお だあれ?』『虫ってこんなにオモシロい!―栗林慧の虫の目カメラ写真紙芝居』のなかの1作品。虫の顔のドアップが映し出されていて、その写真から「これは誰の顔?」と、子どもに名前を考えてもらうことができます。目や口の形などがとてもリアルに写し出され、虫の観察にも最適。大人には衝撃的なビジュアルかもしれませんが、子どもたちはふだん見ることのできない細部をチェックできるからか、食い入るように見つめています。虫の写真は、ストーリーが理解できない乳幼児にもおもしろく感じるようで、私の姪(9か月)は手で触りながら楽しんでいるといいます。セット商品のなかの1作品ため、この作品だけ購入するのは難しいようですが、1巻ずつ貸し出している図書館も。私の弟は、紙芝居コーナーではなく自然科学コーナーで見つけたそうなので、そちらもチェックしてみるといいかもしれません。■『マングローブは海の森』マングローブの成長過程を、美しい石垣島の背景とともに紹介。「生態系」や「熱帯」など、小さな子には難しい言葉も登場しますが、その解説がついているので安心です。また、「マング」「グローブ」の意味なども教えてくれるので、ママやパパにも興味深いことでしょう。未就学児には、美しい風景と動植物の鑑賞をメインに、小学生以上には環境の話なども盛り込みながら読んであげると、自然への関心を育めそうですね。自然科学系の紙芝居は、いつもの読み聞かせには飽きてしまった子どもの興味を引くことができます。また、顔や模様からその動物などの名前を考えていくことは、観察力や思考力を高めるためにも役立つはず。さまざまな作品にふれることで、子どもの能力を引き出してあげたいですね。参考サイト・ 『かおかお だあれ?』(作・写真:栗林彗/教育画劇) ※虫ってこんなにオモシロい!―栗林慧の虫の目カメラ写真紙芝居(全8巻)内の1作品・ 『マングローブは海の森』(赤木かん子/埼玉福祉会)
2017年04月09日紙芝居をよーく見ていると思ったら…Upload By 荒木まち子Upload By 荒木まち子2歳の娘、いよいよ社交場デビュー!出典 : 娘が2才の頃、私はママ友に誘われ、近くの地区センターで行われている「赤ちゃん広場」に参加しました。そこは「地域の子どもはみな1度は訪れる」ともいわれている有名な場所で、ボランティアの方が未就園児を対象に、親子のリトミック体操(リズム体操:音に合わせて体を動かすもの)や、紙芝居の読み聞かせなどを毎月していました。公園とは一味違う、初めての子どもの社交場に私は胸を膨らませ向かったのでした。ところが、いざ参加してみると期待通りにはいかず…出典 : ところが親子体操が始まり、音楽に合わせ20組の親子が踊りだすと、娘は驚き怯え、カーテンの影に隠れてしまったのです。娘を抱っこして参加しようとしても、娘は泣いてすぐにカーテンの影に戻ろうとします。私が「ほら、楽しいよ~」と誘っても、決してカーテンの影から出ようとはしません。結局私は他の親子が楽しそうに体操をする中、最後まで1人で踊り続けたのでした。体操の後の紙芝居では、娘は表の絵よりも紙芝居の裏の方が気になり、1人だけボランティアさんの横に立っていました。絵本の読み聞かせにも娘は全く興味を示さず、部屋中をウロウロ、ウロウロ。最後の方はお菓子をせがんだり、早く帰りたがったりと、部屋の中に引き止めておくのも難しい状態でした。同じ年頃の子ども達が紙芝居を興味深そうにジッと座って聞いている姿と、娘の姿とのギャップに、私はとてもショックを受けたのでした。慣れれば違うかも、と再度チャレンジするも玉砕!うちの子、他の子と違うの?出典 : 翌月、私は「前回は初めてだったからみんなと遊べなかったのかも。慣れれば大丈夫なはず!」そんな望みを胸に、再び赤ちゃん広場に参加しました。結果は前回同様、娘は体操の時はカーテンの影、読み聞かせの時は部屋をウロウロ。私達親子がその会に参加することは、2度とありませんでした。その後、色々な親子教室やサークルなどに参加してみましたが、やはり娘は上手く楽しむことができず、周りの子ども達との違いを感じた私は、役所に相談をしたのでした。紹介で参加した療育センターの体験。あれ?何だか楽しそう…出典 : その後、役所で紹介された療育センターの親子体験に参加することになりました。そこで私は衝撃を受けたのです。娘が体操や紙芝居、絵本の読み聞かせにも自ら進んで参加したのです!地域のサークルでは頑なに参加しようとしなかった娘が、なぜ? その理由は単純なものでした。●人数分の椅子を並べ、どこに座れば良いのかを子どもたちにわかるようにし●大人が読んでほしい、やってほしい絵本や体操ではなく、子どもたちが興味を持ちやすい絵本やリズムを選び●声に抑揚をつけたり、顔の表情を変えたりしながら、常に子どもたちの顔を見て接していました療育センターの先生は、子どもに合ったものを、子どもに合った方法で示していたのです。その、子どもたちの食いつきぶりに私はビックリしました。子どもが多少ウロウロしても周りに気を使うこともないので、親たちもゆったりリラックス。この時の私は、正直「プロってすごいなぁ」と感じました。娘が興味を持った絵本はコチラ。その後療育に通いだし、現れた変化出典 : その後、正式に療育センターに通い始めた娘。そこで出会った絵本や紙芝居はどれも、娘の興味を引くものばかりでした。出典 : 出典 : 療育センターで絵本や紙芝居に興味を持つようになった娘。家での読み聞かせもスムーズにできるようになり、それまでとは一転、「本好きの子」になったのでした。
2016年10月10日