《女性アナウンサーのスカートに頭を突っ込んで泣かせた》。《デパートで、札束を投げ飛ばし、1万円をまき散らした》。幼少期からメディアで一挙手一投足が報じられ、虚実ないまぜのこんな伝説が残るのが、元プロ野球選手で、中日ドラゴンズ元監督の落合博満さん(63)と妻・信子さん(73)の一人息子、福嗣くん(30)だ。 くしゃくしゃの天然パーマとふてぶてしさが特徴。日本国民にその行方を案じられたが、幼かった福嗣くんもいまや30歳となった。’15年、声優になったことが報じられたが……。人気野球漫画『グラゼニ』を原作としたアニメで、なんと主演声優に抜擢されたのだ。 「声優事務所に入ったとき、マネージャーさんに『ゼロからのスタートなので厳しくしてください』とお願いしました。でも、それ以降はいっさい関わっていません。福嗣はオーディションを受けて、自力で役を勝ち取ったんです」 恐妻として知られる信子さんも、そう頬をほころばせる。紆余曲折を経て、福嗣くんが一生の仕事として決めたのが、声優だった。 「耳から入る勉強は大好きで、『市立中学校英語レシテーション(暗唱)大会』で、帰国子女に交じって、優秀賞を取ったこともあるんです。映画好きの落合と一緒に映画を見て、ブルース・ウィリスの吹き替えのまねをしたりしていました。ずっと興味はあったんでしょうね。それから声優の学校に通い始めたの」(信子さん・以下同) そして、有名声優を多数抱える青二プロダクションを受験し、見事合格した。 「事務所の人からは『落合さんの息子ではなく、福嗣さんの声が欲しいんです』と言っていただきました。だから、バラエティ番組とかでは見ないでしょ。テレビとかに出るのは、お仕事と関係あるときだけです。だって、福嗣は“声優”なんですもの」 アニメの端役から始まり、ナレーション、洋画の吹き替え……一歩ずつ階段を上り、主役の座を射止めた。その努力の原動力になったのは、家族。福嗣くんは’10年に結婚し、2人の娘を持つ父親になった。 「結婚したいと福嗣が言ったとき、落合は『もし、結婚に反対したらどうする』と聞きました。すると、『反対されても結婚します』って言うから、2人でおめでとうって。いまは徒歩1分のところに住んでいます。福嗣はしっかり子どもの面倒を見ているよ。お嫁さんはこんな大ざっぱな私に孫を預からせてくれます。泊まるときは、私が風呂に入れて、おじいちゃん(博満さん)が髪を乾かすのよ」 声優として、父として、立派に巣立った福嗣くん。「落合家の子育ては成功ですね」と記者が聞くと……。 「福嗣は30歳よ。まだまだ人生これからだわ!」 信子さんはそう笑った。
2017年11月30日2020年の東京五輪の種目にも追加された「3×33人制バスケ」。そんな3×3の注目選手・落合知也選手の素顔に迫りました。「浅草の浅草寺の前とかで、プレーしてみたいですね。ある程度のスペースがあれば、どこでもプレーできるのが3×3の面白いところ。東京オリンピックの会場も、日本らしい場所でできたら盛り上がるんじゃないかな」大学までは第一線で活躍していた落合知也選手。卒業後にストリートバスケの世界へ転身したが、‘12年に3×3が国際バスケットボール協会の公認種目になったことから競技の世界へ復帰した。「僕自身は体を張った泥くさいプレーが好きなんですが、これが結構地味で(笑)。ただの押し合いみたいに見えるんですが、そういうプレーも勝負には大事だと思って注目してほしいですね」195cmという長身に、端正な顔立ち。女性ファンが多いのも納得のルックスだが、「めんどくさいやつなんです」と自己分析。「部屋は汚いけれど、身だしなみだけはきちんとしていないと嫌だったり。あと、競技中はかっこいいと言われたいんです。でも、プライベートでは面白いって思われたいのが男としての理想。ほらね、めんどくさいんです(笑)」Bリーグが始まり、盛り上がりを見せるバスケ競技。けれど、まだ3×3種目はマイナーな部分があり、「僕が率先して動くことで盛り上げたい」という思いも。「コートでは、“ワーム”という愛称で呼ばれているので、“ワムちゃん”って気軽に呼んでください。それくらい、3×3も僕も、身近に感じてほしいですね」素顔がわかるQ&AQ. オフの日は何をする?2週間に一度くらい髪を切りに行きます。自分では髪型が変わっていると思うんですが、周りにはまったく気づいてもらえません(笑)。Q.試合前に行うジンクスは?身だしなみを整える。靴下の長さとか、靴の紐が揃っていないと落ち着かない。髪もスプレーでガチガチに固めるのがルーティン。Q .好きな女性のタイプは?家庭的な人。洗濯は好きだけど、干すのと畳むのが苦手。彼女には綺麗に畳んでほしいですね。魚を使った和食も作ってもらいたい!※『anan』2017年11月1日号より。写真・佐藤航嗣(TRON)取材、文・野村紀沙枝(by anan編集部)
2017年10月31日こんにちは。エッセイストで経済思想史家の鈴木かつよしです。最近めっきり使われなくなった言葉の一つに“不言実行”があります。他人の前で派手なパフォーマンスをせず、見返りのあるなしにかかわらず自分がやるべき仕事を黙って遂行する姿勢のことを指した言葉です。一方、スポーツ選手などの間で発生し、今では日本語としてすっかり定着した感のある“有言実行”という造語は、あえて他人に聞こえるように大きな目標を掲げておいて達成できるように頑張るというもの。現代は“有言実行”の方が高い評価を得やすい傾向があるように見えます。しかし、こと子育てという観点で言うのであれば、筆者は「子どもに不言実行の生き方を示せるパパやママはステキだ」と思います。どういうことか、その理由を一緒に考えてみましょう。●有言実行タイプの人は結果を残せなかった場合でもそんなには非難されない有言実行タイプの有名人というと元プロ野球選手で打撃三冠王を3度も獲得した落合博満さん。元男子競泳選手で五輪金メダリストの北島康介さん。元陸上競技・女子マラソンの選手でやはり五輪金メダリストの高橋尚子さんなど、圧倒的にスポーツ界に多く見られる印象があります。こういった人たちは「三冠王を獲るぞ」「金メダルを獲ります」と、実現することが大変な目標をマスコミの前で高らかに宣言したうえで実際にその目標を達成してみせたため、「有言実行の人」と呼ばれるわけです。しかし、よく考えてみると、彼らのように才能に恵まれたスーパー・アスリートでさえ、その最高峰の目標を現実に達成できたのは人生で一回ないし数回きり。毎年シーズン開幕前に三冠王獲得宣言をしていた落合選手がたとえその年三冠王を獲れなかったにしても、そのことを非難するような人はそんなにはいません。それはなぜかと言いますと、そういった高い目標を公の前で言葉にすること自体がとても勇気の要ることであり、尊いことだからです。つまり、真剣に有言実行しようとしている人に対して多くの人は“寛容” なのです。ここに、有言実行タイプの人が大衆的人気を博しやすい理由があります。●不言実行できる人の存在感は抜群一方、不言実行はどうでしょうか。不言実行の有名人といえば何といっても俳優の高倉健さん(故人)で、役柄上も私生活も不言実行。そして、元プロ野球選手で広島カープを25年ぶりのリーグ優勝に導いた黒田博樹投手などが思い浮かびます。不言実行タイプの人は何かをする前にマスコミ受けするような花火を派手に打ち上げるというようなことはけっしてしません。それにもかかわらず不言実行の人の存在感たるや抜群で、有言実行タイプの人が“人気”を集めやすいとするならば、不言実行の人は“尊敬”を集めやすい と評することができるかもしれません。そもそも不言実行という概念そのものが中国の春秋時代の哲人・孔子の『論語』の中の一節から生まれたと言われており、どういうものかと申しますと「何か言いたいことがあるのなら、まずそれを自分で行ってから言うのが徳の高い人というものだ」という一節があるのです。このことからも“尊敬されるのは不言実行の人”、“人気者は有言実行の人”という見方は、間違ってはいないのだろうと思います。●不言実行のパパ・ママは子どもにとって尊敬の的さて、そんな“有言実行”と“不言実行”ですが、子どもたちにとってはどちらのタイプのパパ・ママがステキに映るでしょうか?筆者はどちらもステキだと思いますが、有言実行のステキさは“親しみやすいステキさ”であり、不言実行のステキさは“頭が下がるステキさ” なのだろうという気がします。「健康のために1か月で5kg体重を減らすわよ!」と宣言したうえで本当にダイエットをやりとげるママはかわいらしくてステキですし、疲れているのに愚痴の一つも言わずに今日も仕事に出かけるパパには頭の下がるステキさを感じます。ただ、こと“子育て”の場面では、やっぱりパパやママの“不言実行”の姿がステキだなと感じてしまうことにはそれなりの理由があります。現代は何でもやたらと“口に出す”人が増えているだけに、何も言わずにやって見せてくれるパパやママがとてもステキに映るというところです。パパやママだって、子どもに格好いいところばかり見せながら生きていけるわけではありません。特に自営の仕事などをなさっているパパやママだったら、ほんの数分の納期遅れが原因でお客さんに深々と頭を下げて謝っているところを子どもに見られるのは日常茶飯事です。それでも、次は納期に1分も遅れずに最高の商品をお客さんに届けて見せる。何も言わずに、黙って、「仕事とはこうして向き合うものなのだよ」と背中で教えてくれる パパとママはめちゃくちゃステキです。やたらと“宣言”はするけれどよく見ると“有言不実行”の人がとても多いことが、現代社会の特徴でもあるように思います。そんな中で、子どもに“不言実行”の生き方を示して見せるパパやママがとても輝いて見えるのは、筆者だけでしょうか。●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)●モデル/ゆみ
2017年03月14日第34回 毎日ファッション大賞の表彰式が、東京・恵比寿で2016年11月2日(水)に開催された。大賞に選ばれたのは、ファセッタズム(FACETASM)デザイナー落合宏理。新人賞・資生堂奨励賞は、プラスチックトーキョー(PLASTICTOKYO)の今崎契助、業界に貢献した人物に贈られる鯨岡阿美子賞は、カイハラ株式会社代表取締役の貝原良治が受賞。また、特別賞にはビームス(BEAMS)の「ビームス ジャパン」、話題賞には第74期名人の将棋棋士・佐藤天彦が選ばれた。毎日ファッション大賞とは1983年に毎日新聞社が創刊110年を記念し、日本のファッションの歩むべき方向性を模索する上で、何らかの寄与を果たしたいという願いを込めて創設したもの。過年度受賞者には、高田賢三、川久保玲、山本耀司、三宅一生といった世界に誇る才能あふれるデザイナーたちが名を連ねている。大賞 ファセッタズム デザイナー落合宏理2013年に新人賞を受賞してから僅か3年での大賞受賞となった、ファセッタズム デザイナー落合宏理。LVMHが若手支援を目的に行う「LVMHプライズ」で、日本人初のファイナリストに選出。また、リオオリンピック閉会式の衣装も担当した。これらの実績を評価するとともに、ミラノ・パリでのショー発表、ストリートという路線を腕1本で貫いてきたという功績が受賞理由となった。受賞者のことば「必ずとらなければならなかった大賞」落合「私自身、毎日ファッション大賞は学生のころから漠然とした夢であって、ブランドを初めてから必ずとらなければいけないものだと感じながらここまでやってきました。昨年、パリに拠点を移して‟東京”の見え方が、海外では少し異なることに気付きました。実際、注目されていたのはカワイイ文化というような感覚的なもの。だから、自分自身の好きな東京のユース感というのをヨーロッパで披露し、改めて“東京的なモノ”を発信できればと考えました。また、新人賞から3年を経てあらゆることが変わりました。特に、LVMHプライズは自分にとっても大きな出来事。その中でリカルド ティッシやセリーヌのフィビー、マーク ジェイコブスら世界の様々のデザイナーの人たちと話す機会がありました。世界の女性を虜にしてきたフィビーは美しいし、マークは本当にチャーミング。デザイナーとして振る舞いも含めて成長しなきゃいけないと痛感しました。このような名誉ある賞をいただけるということは、スタッフのみんな、関係者の皆さんが支えてくださったおかげだと感じています。だからこそ大賞をいただいたことに自信を持って、今後も世界に対してクリエーションを発表していければと思います。」新人賞・資生堂奨励賞 プラスチックトーキョー デザイナー今崎契助“東京のカルチャー”を表現しているということ、そして高い技術力と安定感が評価された、プラスチックトーキョーのデザイナーである今崎契助。彼の作品は、独創性に満ち溢れている。活動の動向が気になる彼だが、この受賞が今後のステップの後押しになることは間違いないだろう。なお、表彰式では2017年春夏コレクションのショーを披露。アマゾン ファッションウィーク中にも同ショーを発表したが、今回は資生堂のメーキャップアーティストたちによるヘアメイクということもあり、アレンジとしてウィメンズのモデルを起用したという。受賞者のことば「受賞を機にブランドの飛躍へ」今崎「そのほかの受賞者の方々、これまで受賞された方々の名前を見ても身に余る受賞です。‟入国審査”というのが2017年春夏コレクションでのテーマなのですが、モードの世界をいかに搔い潜れるかということも表現したくて、パンキッシュな要素や反骨精神が出るようショー内で表現しました。そして僕自身も。昨日髪を30センチ切り、同シーズンのアイテムを着用しました。ブランド知名度、クオリティー、まだまだこれから伸ばしていかなければいけないところは全般的にあると感じています。これを機にもっと飛躍していきます。」鯨岡阿美子賞 カイハラ株式会社 代表取締役会長 貝原良治ここ数年のモード界の中核を占めたともいえるデニム。日本のデニムが世界でも高品質なものだという認識がファッション業界で広まる中、それを陰で支え続けたカイハラ株式会社の貢献度は計り知れない。紡績、染色、織布加工の一貫生産を行い、国内はもちろんのこと約80%は輸出。近年はジーンズ業界だけでなく、瀬戸内周辺の企業をはじめ異業種とコラボレーションを行いながらカイハラブランドを広めている。受賞者のことば「日本デニムの良さを発信したい」貝原「まさかこんな名誉ある賞をいただけるとは思っていませんでした。1893年に祖父が藍染備後絣を創業して以来、広幅絣、サロン絣、絣用の染色機などを創出し今でも新しいものを作り続けています。また、デニムは1970年にスタートし、その染色機も手掛けてきたもののひとつです。私自身、生まれたときから織り機の音を聞きながら、そして藍染めをする場所なども見て育ってきました。そんな人生から、自分の血液が青なのではないかと思うほど。しかし、それが自分の自信にも繋がっています。今後はさらにあらゆる企業やブランドとコラボレーションをして、“デニムとはどういうものなのか”を若い人達に広めていきます。そして、40年近く続けている海外との取引も積極的に行い、日本デニムの良さを発信していくことが使命だと感じています。」話題賞 第74期名人棋士 佐藤天彦16年ぶりの20代名人取得を果たした棋士・佐藤天彦。対局中のファッションで注目を集め、ついたニックネームは「貴族」。クローゼットの中には、サンローラン(Saint Laurent)やドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)など約300着以上が収まっているという。将棋とファッションという相反するところにあるものを結びつけ、「新時代の棋士の登場」と言われる彼が話題賞に選ばれた。受賞者のことば「ファッションも将棋も個性を出すもの」佐藤「将棋の棋士である私が、まさかファッション関係の賞を頂けるなんて思っていませんでした。以前から洋服が好きであった自分にとってはとても嬉しく、本当に光栄です。小学校4年生頃に洋服に興味を抱き、高校生の頃コレクション雑誌を見るようになりました。その時に、特に目に留まったのが今も好きなアン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)。中近世の西洋服装史に興味があったので、それが現代風に解釈されているところがとても素敵だと感じたんです。今日の洋服もシャツにヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)を合わせている以外は、全てアン ドゥムルメステールです。かけ離れているように見えても、ファッションも将棋も個性を出すというところは共通点なのかもしれません。あくまで自然体でいられることが大切だと思います。この受賞をもって、今後はこれまで挑戦できなかったようなファッションにも少しずつ手を広げられたらと考えています。」特別賞 ビームス「ビームス ジャパン」日本の食、洋服、カルチャーなどに着目し、“日本の人種のるつぼ”ともいえる東京・新宿にリニューアルオープンした「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」。国境や年齢、性別を問わず訪れる人を魅了したこの店舗が特別賞を受賞した。「売れるものを作って売る」という発想ではなく「日本をブランディングする」という試みは、セレクトショップの新時代を築くインパクトであった。受賞者のことば「匠からオタクまで、日本のコト・モノを発信する場に」設楽「ビームスは今年で40周年を迎えました。このような賞を頂けたこと、本当に感激しています。約6.5坪のアメリカンライフショップとして誕生して以来、世界中の良いモノやコトを日本に紹介してきました。40周年を機に今までのプロジェクトを続けていくのと同時に、これからは日本の良いコト、モノを世界に伝える相互発信をしようと考えました。その舞台が「ビームス ジャパン」。コンセプトを“匠からオタクまで”と掲げました。ここには、日本の伝統工芸からポップカルチャーまでが集結しています。これからもあらゆるジャンルのアーティストや職人、デザイナーの方々に協力いただき、チームジャパンを結成することで、世界に日本文化を発信していきます。
2016年11月05日「2016年(第34回)毎日ファッション大賞」の表彰式が11月2日、都内で行われ、ファセッタズム(FACETASM)デザイナーの落合宏理氏が大賞を受賞した。落合氏は2013年(第31回)新人賞・資生堂奨励賞に選ばれており、新人賞から3年で大賞という史上最短の受賞となった。落合氏は表彰式で「こんなに早く大賞を受賞できたことに驚いているが、これも時代の流れなのかなとも思っているし、時代のスピードについて行った結果だとも感じている。毎日ファッション大賞はファセッタズムにとって必ず受賞しなければいけないと思ってきたもの。今後も新しい価値を生むために、世界に向けてクリエーションを発信していきたい」と話した。また、新人賞・資生堂奨励賞はプラスチックトーキョー(PLASTICTOKYO)デザイナーの今崎契助氏、ファッション界に功績を残した人に贈られる鯨岡阿美子賞はカイハラ株式会社の会長・貝原良治氏。話題賞は将棋棋士で第74期名人の佐藤天彦氏、特別賞はビームス(BEAMS JAPAN)に決まった。今崎氏は「未熟な自分が新人賞をいただけたのは支えてくれた人たちのおかげ。この賞をきっかけに更に飛躍したい」と挨拶。貝原氏は「これまでも会社を続けていけるのかという危機は何度もあったが、世界でどこもやっていない幅広かすりやデニムなど、ピンチのたびに新しいことをスタートしてきた。それが当社の強み」。佐藤氏は「ファッションを好きな棋士が名人位を獲得したことが今回の受賞につながったと思っている」と喜びを語った。ビームスの設楽洋社長は「創業40周年の節目の年にこのような賞を頂き感激している。今後は世界のいいものや、いいことだけでなく、チームジャパンとして日本の巧みからオタクまでを世界に発信したい」と述べた。表彰式の後に行われたパーティーでは、プラスチックトーキョーの17SSコレクションを紹介するファッションショーも行われた。
2016年11月03日向井理が“絶対舌感”を持つ主人公を演じたドラマから、驚きの映画化が実現した『RANMARU 神の舌を持つ男』。このほど、市原隼人、落合モトキ、永瀬匡といった本作に出演するイケメン俳優たちが、かつてない強烈キャラを演じることが明らかになった。“絶対舌感”という特殊能力を持つ男・朝永蘭丸(向井理)は、唯一、口内細菌を気にすることなくキスできる相手に失恋し、傷心の旅の途中、行き倒れてしまう。気がつくと、そこは怪しげな鬼灯村。人工呼吸されたとき、その口内の細菌になぜか不快感のなかった女医・りん(木村多江)に興味をもった蘭丸は、伝説の三助として語り継がれる「大津のヘースケ」の孫であることを生かして、村の温泉で働くことに。甕棺墓光(木村文乃)と宮沢寛治(佐藤二朗)が蘭丸を追って村にやって来たころ、村の空気は次第に不穏さを増していく。鬼灯村は玄武岩が多い土地柄で良い成分の水が沸く。そのため、住民たちは温泉で村おこしをしようと試みていたものの、最近、黒水が出て対処に追われる上に、不吉な鬼火が目撃され、さらには秘かに語り継がれていた「子殺しの温泉」といういわくつきの悪評が明るみに出て、問題てんこもり。村が大騒ぎになっていたころ、大陥没地帯で遺体が発見される!この夏、世間とマスコミをザワつかせたTBSテレビドラマ「神の舌を持つ男」がまさかの映画化を遂げ、『RANMARU 神の舌を持つ男酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめ かごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベン チャー!略して・・・蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』との長いサブタイトルを冠して誕生する本作。このほど解禁されたのは、あのイケメン俳優・市原さんの劇中での姿。初挑戦した怪しげなウエスタンルックに身を包んだ、鄙びた鬼灯村の温泉旅館、その名も菩辺美庵(ぼへみあん)の若旦那・野々村龍之介役を務める。クールに決めるポーズとは裏腹に山形弁を巧みに操るテキサス男という、なんともアンバランスな役を演じる。“アツい男”のイメージがある市原さんの俳優歴15年以上のキャリアをして、最もヘンテコな役となりそう。そして『桐島、部活やめるってよ』『花芯』などに出演する絶対注目の若手俳優・落合さんは、堤幸彦監督から顔と髪型が似ているということで急きょ「ゲ○乙女」 を崇拝するキャラ設定となった、若手刑事・ワカ役に挑むほか、「仮面ライダーウィザード」の仮面ライダービースト役で子どもたちとママのハートを、『HiGH&LOW THE MOVIE』で女子高生のハートを鷲掴みした永瀬さんが、なんと木村多江演じる村医者・ りんと恋仲だとうわさされたあげく、死体で発見される卜真(うらない・まこと)役を演じる。このように、拝みたいほどのイケメン俳優たちも、鬼才・堤監督の手にかかれば、超強烈なキャラクターに変貌。謎解きを楽しみながら、独特の作品世界に、大いに笑って癒されてみて。『RANMARU 神の舌を持つ男酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』は12月3日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月29日人間関係で悩み、落ち込んでいる人にお薦めなのが、『「心を軽くする超戦略的“人間関係”論」万年補欠の僕が17年間生き残れたワケ』(小田幸平著、KKベストセラーズ)です。著者は元プロ野球選手の小田幸平氏。2014年までの17年間にわたって読売ジャイアンツ、中日ドラゴンズの選手でありながら、現役時代は一度もレギュラーになれず補欠。しかし、首脳陣から守備と巧みなリードを高く評価され、ムードメーカーとしてチームを盛り上げる存在に。そして、落合博満、山本昌、桑田真澄ら一流監督や選手から信頼され続けてきた人物です。なぜ彼は、平均寿命8~9年と言われるプロ野球の厳しい世界で、17年間も生き残ることができたのでしょうか?その秘訣は、超戦略的「人間関係」論にあったといいます。本書では、「人間関係」力を磨き、他の選手にはない、強さを身に着けた著者の人間関係論を紹介。人生をハッピーに生きるために必要なトレーニング、心得、テクニックを伝授しています。小田流「人間関係」論のなかから、彼が定めている4つの心得と3つのルールをご紹介しましょう。■人間関係を築く4つの心得[心得1]「人間関係」は全員と築かなくてもいい人間関係を大事にしなさいといわれると、「気の合わない人と話さなきゃいけない」と思いがち。しかし、そうではないと著者はいいます。例に挙げているのは、引退直前、独立球団からのオファーのエピソード。自身は「プレーイングマネージャーとして、強いチームを作りたい」と思うと同時に、17年間の経験と実績を生かすことを考えていたそうなのです。しかし交渉を重ねるうち、手の平を返した相手の態度に「裏切られた気持ちになった」と愕然とし、オファーを断ったといいます。そしてそんな経験に基づき、こういう態度の人と我慢してつきあう必要はないといい切ります。人間関係を大事にすることは、無理して誰とでもつきあうことではないということ。[心得2]常に一番を目指せプロ一年目のとき、周囲の選手たちのレベルの高さに打ちのめされ、自己嫌悪に陥りながらも入ったからには一番を目指そうと考えたそうです。一番になるためには、どんな人とどんな人間関係を築いていくべきなのかを考え抜き、一流と呼ばれる人たちと話をし、相手を知り、自分を知ってもらう必要があるといいます。「一番を目指す意識」は、自分がどういう人と人間関係を築くべきか、それをどう磨いていくべきか、ということを考えるきっかけとなるもの。常に一番を目指そうとする姿勢が大事だというのです。[心得3]3つの「ない」を心がける(1)第三者は関係「ない」プロ野球界では「マスコミは信用するな」といわれているそうですが、そうした周囲の意見を鵜呑みにせず、記者たちに丁寧に対応し、よい関係を築くようにしたそうです。第三者の意見や常識は自分で判断して、結論を出すことが必要だということです。(2)見た目は関係「ない」見た目が怖い、理屈っぽい、暗そうなど、組織には周りから敬遠されがちな人間がいるものですが、見た目は関係「ない」と著者は断言します。「見た目の評価というのは、人から伝え聞くものや、周囲が醸し出す空気が生んだものだったり、その人自身のことを知らない段階で決めつけてしまっているもの」。だからこそ、まずはその人の懐に飛び込むべきだという考え方。(3)年齢は関係「ない」プロ野球は年功序列の縦社会で、年齢が年上のほうが先輩。だからこそ年齢によって関係が決まってしまう上下関係の厳しい社会だということですが、著者は、先輩風をふかさないようにやってきたとか。年下の阿部慎之助との関係を例にとり、「リスペクトの関係があれば、年齢など関係なくつきあっていける。年齢を気にして、人間関係に縛られていてはお互いを認め合うことはできません」といいます。[心得4]一言を大事にするプロ1年目、ジャイアンツ春季キャンプで、当時のエース、桑田真澄氏からいわれた一言が野球選手としての17年間を支えたそうです。「ボールを受けてくれてありがとう。君、キャッチングうまいね」という言葉が、大きなモチベーションになったというのです。この経験を踏まえて、自分の一言で後輩たちが自信をつけてくれるかもしれないと、新人選手が入ってきたら、自分から声をかけるようにしたとのこと。■人間関係づくりの3つの戦略的ルール著者はチームメイトと仲よくなる、苦手な人と行動を共にするなど、人間関係づくりのために3つのルールを決めて行動したといいます。[ルール1]3回ルール人間関係を構築できる人と会う回数を3回と決め、3回会う間にテーマを設定するというもの。つまり、3回会うことができれば、その人が自分とどう付き合おうとしているのか、良好な関係を築けるのがある程度判断できるというのです。テーマを設けるとは、1回目は「聞く」。初対面ですから相手の話を聞き、印象付けます。2回目は「話す」。1回会った人と、次の2回目に会った時に、1回目の話を踏まえて話すのです。著者は1回目に会った後、趣味や出身地、利き腕、クセなど、その人がどんな人だったかをメモし、パーソナルデータをつくるそうです。3回目はノープラン。ただし、1回、2回目にどんな話をしてきたのか、パーソナルデータを見て復習しておくことが大事。[ルール2]50:50ルールたとえば100人のうち、50人が自分のことを好き、もう半分の50人は嫌いだとすると、多くの人は嫌われている50人を意識し不安になってしまうものです。しかし著者は、自分を好きだいってくれた50人とよりよい関係をつくるといいます。つまり、自分の意見に賛成50、反対50で分かれたとすると、まず賛成してくれている50人との関係をよりよいものにして、その後反対している人を1人、2人と減らすよう努力するべきだということ。50:50ルールとは、好んでくれる人との関係を当たり前だという考えを戒め、嫌いな人を味方に取り組んでいくための方法だというのです。[ルール3]人間関係は「観察」と「暗記」「観察」と「暗記」は、人間関係を築くためのトレーニング方法。選手時代には欠かさず試合前に相手チームの練習を観察し、試合に臨んでいたようで、観察によって感性が養われたとか。観察することで他の人が知らない情報を得られ、それを暗記して現場で生かすことで深い人間関係が築けるということです。さらに「観察」の質を上げるためのトレーニングをしていたそうです。人の往来を観察する「雑踏トレーニング」です。自家用車やタクシーで移動するプロ野球選手が多いなか、著者は電車に乗って人を観察したとか。「目の前にサラリーマンが座っていたときはこんなことを想像します。高そうなスーツで身を固め、膝に抱えているカバンもおそらくブランド品だ。ところが目線を靴に向けると、値段はそこそこする品だろうに汚れが目立っていて手入れもしていなさそう。靴は人間性を表すといわれているから、この人はお金を持っている。日々の仕事はしっかりとするだろうけれど、詰めが甘いんだろうな、と勝手に想像する」という具合です。雑踏で人を観察することは、人間関係で重要な技術を養ってくれるのです。*本書では、プロ野球選手時代の経験やエピソードを交え、具体例を挙げながら人間関係を築くための方法論が紹介されています。読んでみれば、厳しいプロ野球の世界で17年間も現役を続けてこられた理由が納得できるはず。また、「人生は9割が人間関係」というその重みが伝わってきます。人間関係で悩んでいる人はもちろん、そうでない人も、手に取ってみてはいかがでしょうか。(文/森美奈)【参考】※小田幸平(2015)『「心を軽くする超戦略的“人間関係”論」万年補欠の僕が17年間生き残れたワケ』KKベストセラーズ
2016年02月13日コンバース トウキョウがファセッタズムの落合宏理を起用したメンズのニューライン「CONVERSE TOKYO ONE」を16SSよりスタートする。コンバースを代表する“一つ星”ワンスターをシンボルマークに、スタジアムジャンパー、ベースボールジャケット、トレーナー、デニムなどデビューコレクションは、ファセッタズムの得意とするストリートテイストを生かした、本人のワードローブを思わせるアイテムが中心。東京の“儚さ”や“ノイズ感”、“歪み”“孤独感”などがテーマとなっており、渋谷から撮影された東京の街のフォトプリントを全体に施したジャケットや、星をあしらったシャツ、ダメージ加工のデニムやレザーなど、凝ったミクスチャー感は落合ワールド全開。以前からコンバースを愛用し、コレクションではシューズのコラボの実績もあるだけに、全体のコレクションのなかで存在感を見せた。また、東京を代表するアーティストやクリエイターとコラボした雑貨のコレクション「コンバース トウキョウ コラボレーション」でもファセッタズムとのコラボは展開されており、それ以外にイラストレーターのチョコムー、シンガー/DJのユリヤ、ミルクボーイ、面ファスナーを使ったバッグでブレイクしたニュウニュウ、アクセサリーのナナナナを起用して、iPhoneケースやバッグ、ポーチなどを展開。今年9月にオープンした青山店などで販売される。
2015年12月10日「サザエさん」の中島くんの声で知られる声優・白川澄子が、11月、80歳でこの世を去ったことを受け、「NARUTO-ナルト-」夕日紅役の声優・落合るみが2代目中島くんを務めることが分かった。「サザエさん」放送開始より初代・中島くん役を務めてきた白川さん。先週、逝去したことに伴い、急きょ今週オーディションが開催。スタッフの満場一致で落合さんに決定したという。12月13日(日)の放送分より落合さんによる2代目中島くんが初お目見えとなるようだ。プロデューサー・野崎理(フジテレビ編成部)は、「落合さんの明るく朗らかな雰囲気が2代目中島くん役にぴったりだと思い、オーディションに参加していたスタッフの満場一致で決定しました。カツオとの新しい名コンビとして視聴者の皆さまにお楽しみいただけるよう、気持ちも新たにスタッフ一同盛り上げていくつもりです」と、起用理由を明かした。落合さんは「いつも“磯野~”とやさしく呼びかけている中島くんの声。誰もが耳に残っていると思います。メガネで礼儀正しく優しい少年を、白川さんがかわいらしく個性的な魅力ある声で演じられていました。白川さんの作り上げた、皆に愛される中島くんを大事に演じていかなくてはいけないと思っています。 未熟すぎる私ですが、どうぞよろしくお願い致します」と、白川さんへの敬意と意気込みをコメントした。なお、12月6日(日)放送分に登場する中島くんは、収録スケジュールの都合上オーディション開催が間に合わず、臨時で声優のうえだ星子が代役を務める。「サザエさん」は毎週日曜日18時30分よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月04日TVアニメ『サザエさん』のキャラクター・中島くんの2代目声優を、『NARUTO-ナルト-』の夕日紅役で知られる落合るみが担当することが明らかになった。フジテレビは、初代中島くん役を務めた声優の白川澄子さんが11月25日に死去したことを受け、今週オーディションを開催。スタッフの満場一致で落合に決定したという。野﨑理プロデューサーは「落合さんの明るく朗らかな雰囲気が2代目中島くん役にぴったり」と絶賛し、「カツオとの新しい名コンビとして視聴者の皆さまにお楽しみいただけるよう、気持ちも新たにスタッフ一同盛り上げていくつもりです」とコメントを寄せた。国民的アニメへの新たな仲間入りとなることについて落合は「いつも"磯野~"と優しく呼びかけている中島くんの声。誰もが耳に残っていると思います。メガネで礼儀正しく優しい少年を、白川さんがかわいらしく個性的な魅力ある声で演じられていました。白川さんの作り上げた、皆に愛される中島くんを大事に演じていかなくてはいけないと思っています」と意気込みを語る。落合演じる2代目中島くんは、12月13日の放送回より登場。12月6日の放送分では、収録スケジュールの都合上オーディション開催が間に合わなかったため、臨時で声優のうえだ星子(アクセント)が代役を務めているという。過去には、『NARUTO-ナルト-』夕日紅、『シャーマンキング』シャローナなど大人の女性を演じてきた落合。新たに演じられる中島くんの第一声に注目が集まる。(C)長谷川町子美術館
2015年12月04日プロ野球・中日の落合博満GMの長男で声優の落合福嗣が、7月より放送されるTVアニメ『それが声優!』(TOKYO MX1 23:00~ほか)の公開アフレコに登場した。アフレコに参加した落合は、今年4月に老舗の声優事務所・青二プロダクションに所属したばかり。TVアニメのアフレコはこの日が初のため、劇中で登場する3人のキャラクター同様に、割り振られたセリフの一言一言に全力で取り組んだという。自身も「緊張もしましたが、とても楽しかったです。『それが声優!』は新人声優が成長していく姿を描いた作品なので、駆け出し声優の自分に重なる部分が、たくさんある作品です」と作品に深く共感した様子。「初めてのアニメ出演作品が『それが声優!』でよかったです」と語っている。本作は『PSYCHO-PASS サイコパス』の青柳璃彩役などで知られる声優の浅野真澄(本作での名義は、あさのますみ)と漫画『ハヤテのごとく!』で知られる畑健二郎がタッグを組んで、発表されてきた同人誌およびWEB漫画が原作。劇中では、浅野が実際の声優業の中で体験してきたシビアな実情や舞台裏も盛り込まれたリアルな物語が、一ノ瀬双葉、萌咲いちご、小花鈴ら新人声優3人のキャラクターを通して描かれている。『それが声優!』は、7月7日からTOKYO MX1で23:00~、MBSで27:00~より放送がスタートする。(C)あさのますみ・畑健二郎/イヤホンズ応援団
2015年06月17日映画『日々ロック』に出演する落合モトキ、喜多陽子、本作に楽曲を提供しているミュージシャンの“細身のシャイボーイ”らが登壇してのライブ&トークイベントが11月17日(月)に都内で開催された。「週刊ヤングジャンプ」(集英社)に連載中の榎屋克優の人気漫画の映画化で、ダサくてサエないがロックに生きる日々沼拓郎の奮闘を描く。落合さんは、日々沼が住み込みで働くライヴハウスの人気ビジュアル系バンドのメンバー・新庄を、喜多さんはライヴハウスのアイドル的存在である店員の町子を演じている。この日は、本作に楽曲提供を行なっている細身のシャイボーイのパフォーマンスに続き、喜多さんがメンバーの一員であるガールズバンド「B1」が初めて人前で楽曲を披露し喝采を浴びた。最後には落合さん、ゲストのロックバンド「チリヌルヲワカ」のボーカルのユウを加えて全員で、映画の中でも歌われている忌野清志郎の「雨上がりの夜空に」を熱唱。途中、落合さんが周囲に促され、ソロで熱唱する姿も見られた。ちなみに劇中、落合さんは白目で熱唱する姿を見せているが、これについて、主演・野村周平が全裸で歌うシーンに触れ「野村くんがリハーサルで前貼り一丁でウロウロしてるので、なるほどこういう映画か!すごいことやっていいのか!と思いまして。何も考えずに出てきたのが白目だった(笑)」と明かす。だが「B1」の中でもビジュアル系バンド好きのメンバーからは「私の好きなビジュアル系バンドとはちょっと違った。白目とかむきませんから(笑)!」とビジュアル系バンドそのものが誤解されかねないと“異論”も噴出していた。主人公の拓郎のような激熱ロッカーとビジュアル系バンドのボーカル、付き合うならどっち?という質問には喜多さんは「私は拓郎!」と答えるも、ほかのメンバーから「彼の家にお風呂がないのはイヤ!」と風呂なしライヴハウス住み込みという条件が嫌だという声も…。ちなみに落合さん演じる新庄は、自らの立場を利用して町子にちょっかいを出そうとするが、細身のシャイボーイから「実際のところはどうなの?」となぜかいきなりプライベートでの2人の関係について責められ「実際のところ?何もない(笑)!そういうみやげ話はない!」と全面否定。一方、喜多さんは、劇中の新庄が町子を呼ぶときの独特の「ま・ち・こ」という声色について「打ち上げの時も落合さんから『ま・ち・こ』と呼ばれました(笑)」と暴露。落合さんは「オレの中では“ま・ち・こ”だから(笑)!」と弁明していた。『日々ロック』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:日々ロック 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014「日々ロック」製作委員会 (C)榎屋克優/集英社
2014年11月18日愛知県に本拠地を構えるプロ野球・中日ドラゴンズ。球団マスコット「ドアラ」は全国区の人気者だが、選手たちも人気と実力を兼ね備えている。特にチームを代表するスター選手たちは「ミスタードラゴンズ」と呼ばれ、ファンに愛されてきた。そこで、マイナビニュース会員733名を対象に歴代選手の中から球団を代表する「ミスタードラゴンズ」の称号にふさわしい選手を聞いてみたので、理由とあわせて紹介しよう。ミスタードラゴンズといえば誰を思い浮かべますか。1位 星野仙一 24.3%2位 落合博満 22.1%3位 山本昌(山本昌広) 10.9%4位 立浪和義 10.6%5位 川上憲伸 2.9%■星野仙一・「現役時代のマウンドでの強気の投球は、まさにミスタードラゴンズです」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「ドラゴンズを強くした一番の功労者だから」(37歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「星野さんの熱意は、ドラゴンズファンではないけれど好きだ」(33歳男性/情報・IT/経営・コンサルタント系)・「中日のユニフォームを着ている姿が一番印象に残っています」(30歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)・「打倒・巨人に燃えて戦い続けた、まさに『燃えよドラゴン』」(44歳男性/その他/クリエイティブ職)■落合博満・「監督まで務めているし、昔のホームラン打者のときからイメージが強いから」(32歳男性/学校・教育関連/専門職)・「何回も優勝に導いた頼りになる監督だから」(31歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「ドラゴンズのユニフォームを思い浮かべたとき、着ている人の顔が落合さんたったから」(26歳女性/建設・土木/技術職)■山本昌(山本昌広)・「中日一筋で、球団最多勝利記録を残しているので」(34歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「ベテランの中でも最年長で、いまだ進化を続ける『生きた伝説』だと思う」(24歳男性/情報・IT/技術職)・「(今年プロ31年目という)在籍年数を考えると、昌さん以外には考えられない」(34歳男性/その他/その他)■立浪和義・「打撃はもちろん守備においても、最初から最後まで一線級の活躍をしていたから」(42歳男性/機械・精密機器/技術職)・「中日一筋で活躍したところがかっこよいから」(21歳男性/その他/その他)■川上憲伸・「ドラゴンズで活躍している印象が強いから」(29歳男性/情報・IT/技術職)・「メジャーに挑戦できるほど優秀だから」(32歳男性/医薬品・化粧品/技術職)■総評1位は、現在の東北楽天ゴールデンイーグルス監督を務めている星野仙一さん。「現役時代の熱いプレースタイル」「(中日での)監督時代にほえているイメージがすごい」など、現役時と現役後のどちらも強く印象に残っている人が多いようだ。2位は現在、中日のゼネラルマネージャーを務める落合博満さん。現役時代に3度の三冠王を獲得した名選手だが、選ばれた理由では監督時代の活躍に関するコメントも多かった。3位は48歳にして、今なお現役で活躍する山本昌(山本昌広)選手。投票者からは、「選手としてドラゴンズに貢献し続けているベテラン投手」「プロになってからドラゴンズ一筋」などと評価されている。4位の立浪和義さんは「ドラゴンズ一筋」である点や「現役時代の貢献度」などが理由として挙がっており、5位の川上憲伸選手には「ドラゴンズで活躍している印象が強い」などの意見が寄せられている。写真と本文は関係ありません調査時期: 1月10日~1月17日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性343名 女性390名合計733名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2014年04月12日プロ野球選手には、なぜ姉さん女房が多いのか。これは古くから巷で囁かれている素朴な疑問のひとつだ。実際、プロ野球選手の奥様といえば、かの有名な野村克也氏夫人であるサッチーこと野村沙知代さんや、落合博満氏夫人である落合信子さんといったところが真っ先に思い浮かぶだろうが、彼女たちはどちらも夫より年上の姉さん女房である。その答えを紐解く鍵が、あるプロ野球球団に所属しているC投手のケースだ。九州で生まれ育った彼は地元の野球名門校を経て、高卒でドラフト上位で首都圏の某球団に入団。その後、数年間の2軍生活を経て、今では1軍投手としての地位を築いている。C投手が結婚したのはプロ6年目の24歳、1軍に定着して4年目を終えたオフのことだった。お相手は付き合って3年のD子さん。年齢はC投手より4歳年上の28歳だ。独身時代のD子は売れないタレントであった。10代のころから弱小芸能プロダクションに所属し、過激なグラビアやコンパニオン、レースクイーンなどをこなしながら、夢に向かって邁進していたのだが、なかなか芸能界で大きく飛躍することができなかった。しかし、D子にしてみれば、それも計算のうちであり、別に夢破れてアラサーになったわけではない。D子はそもそも大のプロ野球好きで、内心は芸能活動を続けていく中でプロ野球選手と出会い、結婚できれば御の字だという、リアルな目標を立てていたのだ。一方のC投手はプロ入り前、田舎町で野球一筋の生活を送っていた。中高時代もお洒落とは無縁の丸坊主頭で、厳しい練習の日々。他の高校生たちがお洒落や恋愛に彩られた青春を謳歌する中、C投手は男だらけの汗臭い社会の中で青春の欲望を抑圧し続けた。その甲斐あってプロ入りを果たしたC投手だが、プロになったらなったで、練習がさらに厳しくなった。しかし、高校のころと大きく違うのは、球団の独身寮ながら大都会で暮らすようになったことと、18歳では考えられないような大金を手にしたことだ。契約金6000万円、年俸600万円。しかも、1年目に2軍戦でそれなりの結果を残したことで年俸が少し上がり、3年目にようやく1軍昇格を果たすと、若干21歳にして年収1000万円。寮暮らしのため、貯金が貯まる一方だ。そして、初めて1軍選手として迎えたオフシーズン。年齢も20歳を超えたため、年俸1億円オーバーの名だたる主力選手たちに酒場に誘われる機会も増えた。すると不思議なことに、そういう酒席には必ず、名もないモデルやアイドルといった綺麗な女性たちがどこからともなく集まってきており、先輩選手たちと楽しそうな時間を過ごしていた。これがプロ野球選手か――。C投手は、このとき初めてプロの世界を実感した。今まで男だらけの社会にいたためか、酒席で出会う女性たちがことごとく美しく見える。東京はすごい、プロ野球はすごい、芸能界はすごい。野球をやっていて本当に良かった。C投手は大人の社交場に酔いしれた。そして年末に田舎に帰省し、かつての同級生たちと飲んだのだが、どういうわけか彼らのことが子供に見えてしまう。彼らはみんな、普通の大学生か、月給16万円程度の社会人だ。恋愛対象だって同世代の一般女性ばかりだ。その後、C投手は田舎の同級生たちに優越感を覚えながら再び上京し、年収1000万円の若きプロ野球選手として日々を謳歌した。自分は普通の21歳ではない、特別な男になったのだ。だからこそ、付き合う女性も特別でないといけない。同世代の普通の女子大生なんかまっぴらごめんだ。やはり先輩選手たちのように、特別な女性と付き合いたい。こうして、ますます酒席に参加することが増えた21歳のC投手を、若き有望株のプロ野球選手を探していた25歳のD子が見逃すわけがない。売れないながらも芸能界歴は7年にもなるため、野球選手やJリーガーらとの合コンネットワークだけは充実している。以降は、流れるように事が進んだ。ある酒席でC投手と出会ったD子は、自慢の美貌はもちろん、芸能界で培った百戦錬磨のテクも駆使してC投手に猛接近。なにしろ、相手は青春の欲望を抑圧され続けてきた田舎育ちの青年である。そんな彼を魅了することなど、4歳年上のD子にとっては赤子の手をひねるより簡単だ。案の定、C投手はあっというまにD子の虜になり、やがて二人は恋仲となった。D子にしてみれば、ここで油断してC投手の成績が落ち込んだら元も子もないため、C投手がさらに活躍できるよう献身的にサポートした。その後、C投手の1軍での活躍も3年連続となり、年俸も5000万円を超えたころ、D子にも30歳の足音が近づいてきたためか、二人の間になんとなく結婚の雰囲気が漂うようになった。C投手はまだ24歳だが、プロの水にもすっかり慣れ、独身寮も退寮したため、年齢といい、環境といい、経済力といい、これからますます女遊びが満喫できるはずなのだが、これまで世話になったD子を捨てるなどといった非情な選択はできない。ここで結婚したとしても、女遊びだけなら遠征先でも十分可能だ。現に諸先輩方はそうしている。こうして、C投手とD子は晴れてゴールインとなった。またも球界恒例の姉さん女房の誕生である。今後もしC投手がさらに活躍し、プロ野球を代表する投手になったら、その暁には自分もママタレ活動をしようと企むD子であった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月19日意外にも(?)似た者同士の2人なのかもしれない。インタビュールームに入ってきた深水元基と落合モトキは共にどこかマイペースな柔らかい空気を身にまとっていて、彼らが沖縄ロケで意気投合したというのも分かる気がした。正確に言えば、まもなく公開の映画『ハイザイ ~神さまの言うとおり~』は3作目の共演作となるのだが、実は本作を含め(!)実際に映画の中でガッチリと絡んだ経験は未だにほとんどない。じゃあ、なぜこんなに仲が良いのか…?そのあたりの経緯を含め、2人に話を聞いてみた。撮影中「毎日のように2人で飲み歩いてた」沖縄を舞台にした本作。ユタ(占いをする巫女)と間違えて拉致された女性とその犯人の年下ヤクザ男、観光で当地を訪れた軽いカップル、コックリさんで余命10年と宣告された女子高生らの全く異なる人生を歩む彼らの運命が少しずつ絡まり合っていく。2人が出演するのは別々のエピソードということで、重なるシーンは終盤のわずか1シーンのみ。だが、ほぼ丸々1週間、全員が沖縄入りして一気に撮影が行われたことが、2人の距離を縮めるきっかけになったようだ。落合さんは懐かしそうにふり返る。「現場に行くと、すでに深水さんたちのチームは始まってたりして、撮影はバラバラなんだけど、物語の関係上、日没で撮影が終わるんです。それでいつも『じゃあ飯でも行こうか』となって、毎日のように2人で飲み歩いてました」。タイトルの“ハイザイ”には、沖縄方言で挨拶代わりに使われる「はいさい」、運命を左右する「采配」、そしてミラクルというサプリを届けたいという「配剤」の意味が込められているそうだが、深水さんと落合さんの共演には“天の配剤”とも言うべき見えない力が…!落合さんが2人のこんな奇縁を明かす。「僕が初めてひとりで観に行った映画が、(深水さんが出演している)『HAZARDハザード』なんですよ。中3か高1のときだったかな?渋谷でしかやってなかったけど観たくて行ったんです。その作品に出られた方とこうして一緒にできるのは嬉しいです。そもそも同じ“モトキ”に会えたのも初めてだったし、『おぉ、リンダマン(※『クローズ ZERO』での深水さんの役)だ!』というのもあって、最初からすごくテンション高かったんですが(笑)」。「あの映画を中3で観るって相当だね」とカラカラと笑っていた深水さんだったが、2人の年齢差がちょうど10歳であると知らされると「えっ?そんなに…!?」と絶句。「『HAZARDハザード』の撮影は僕が俳優になってわりとすぐ、22歳くらいだから、ちょうどいまの落合くんくらいの頃。それを聞くと歳の差感じるね(苦笑)。でも僕は22歳のときはこんなに落ち着いて大人っぽくなかったです。何も覚えてないくらい…何を考えてたんだろう(笑)」。沖縄の飲み屋の続きのような2人の会話に流されてしまったが、改めて作品について聞いてみよう。落合さんが演じた原沢は潔癖症のヤクザ。ともさかりえ演じるアラサー女・深谷との車の中でのやり取りがメインである。「台本にヤクザとあったのでスーツでも着るかと思ったら、あんな軽い格好で足元は便所サンダルですからね(笑)。車の中でのシーンでは長いセリフを一気に、しかもテストもなしで一発本番で撮ったんで緊張感がありました。ともさかさんに引っ張っていただいた感じです。事前にどうするかといった話も全くなかったんですが、自由に自然にやらせていただけました。完成した作品を観たら長ゼリフのところがブチブチと切ったり繋がれたりしてるんですが、リズムが良くてすごく斬新なシーンになってました」。一方の深水さんは、チャラ男を地で行くような橋元に妙な共感を覚えながら演じていたと明かす。「いわゆる、男ならよくある話なのかなと。あれこれ振り回されたり、下ネタを言い過ぎて彼女に引かれたり(笑)、僕も似たような経験はありますよ。監督も代理店の方なので、これは監督とその近くにいる人たちの“あるあるネタ”なのかもしれないなんて思いながら楽しくやってました」。2人が語る“俳優”という職業そして話はそれぞれが考える“俳優”という仕事、その面白さに。子供の頃から芸能界に身を置き、子役として活躍してきた落合さんは自分が俳優を職業として意識したきっかけについてこう明かす。「10代の半ばに廣木隆一監督の下で『4TEEN』(原作・石田衣良)というドラマに出演して、同世代の柄本時生たちとも共演したんです。学校でも塾でもない空間で同世代の人と一緒にいることがすごく心地よかったんですが、出来上がりを観たら、僕らが普通にワイワイ喋ってるようなところも実は撮られていたりして『すごいな』と思ったんです。この仕事はそういう経験の延長上にあるのかなと思って『俳優を続けていこう』って思ったんです。高校を卒業したのも一つの大きな転機でしたね。そこで俳優を『本業です』と勢いで言っちゃったところもあるし(笑)、でも好きじゃなきゃそうは言えないと思うし」。深水さんはモデルから俳優に転身し、園監督の一連の作品を始め個性的な監督の下で数々の印象的な役柄を演じてきたが、30歳を過ぎてここ数年で俳優としての自分に確かなある変化を感じているという。「あれこれ考えなくなりましたね。余計なことを…なのかな?『30歳までに売れなかったら辞める』とか『あいつには負けたくない』、『この人と絶対に仕事をする』とか20代はいろいろ考えてたけどそういう気持ちは薄くなった。自分のペースで仕事をして、監督が作る世界観にどっぷりと浸かって『オレ、こんな風になるんだ』というのがすごく楽しいです」。『愛のむきだし』、『るろうに剣心』、そして本作と3度も共演しながら、ほとんど2人で絡むシーンがないのも寂しい。次回作こそ居酒屋トークのようなワイワイと盛り上がった様子をスクリーンで見せて欲しいが…。「2人でアルバイトしている役とかいいかもしれないですね」(落合さん)「先輩と言うこと聞かない後輩とかね。オレは一生懸命やってるのに、落合くんはマイペースで全然やってくれないで振り回されるのね(笑)」(深水さん)。制服で並ぶ2人の姿が目に浮かぶ。2人の“モトキ”の再共演を楽しみに待ちたい。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:ハイザイ ~神さまの言うとおり~ 2012年9月1日よりキネカ大森ほか全国にて公開© 2012「ハイザイ~神さまの言うとおり~」製作委員会
2012年08月30日挙式はご両親の結婚記念にちなんで11月。元女子バレーボール日本代表の落合真理さんが、2012年5月16日に会社員の男性と入籍することになったと発表があった。自身のブログでも「ご報告☆」と題して入籍予定の旨を報告している。挙式や披露宴は、落合さんと相手の男性のご両親の結婚記念日でもある11月の予定。仲のいい二人の写真もブログに掲載されている。幸せいっぱいのコメントも。バレーボールを引退後も、モデルやタレントとして新しく活躍している落合さん。入籍後も、仕事は続けていく方針のようだ。彼はとっても優しくて、誠実で、スポーツマンで、いつも私を笑わせてくれながら、包み込んでどんな時でも守ってくれる、生涯最高のパートナーです。と、幸せなコメントがブログで語られていた。元の記事を読む
2012年05月08日