産婦人科を受診して、超音波検査で子宮内に胎のう(胎児を包む袋状のもの)を認められた日から、妊婦としての日々が始まります。妊娠中は、子供の将来に思いをはせ、超音波検査のときに自分たちに似ている部分を探してみたりするもの。それと同時に、無事に生まれてくるかどうか、赤ちゃんに何か異常がないだろうか、と出産する日まで不安もあります。現在、日本では出産前に胎児について調べる方法がいくつかあり、その検査をまとめて「出生前診断」と呼んでいます。○出生前診断の種類出生前診断は、検査の内容によって「非確定的検査」と「確定的検査」の2つに分けられます。非確定的検査は、胎児の病気の可能性を推定するもので、母体への侵襲が少ないことが特徴です。種類には、「超音波検査」「母体血清マーカー検査(クアトロ検査)」「新型出生前検査」があります。一方、病気を正確に診断するために行われる確定的検査は、「羊水検査」「絨(じゅう)毛検査」の2種類があり、母体に針を刺すので侵襲的な内容となります。○母体への侵襲が少ない「非確定的検査」まず、非確定的検査のそれぞれの特徴についてお話しします。超音波検査通常の妊婦健診で行う検査です。妊娠初期に胎児の首の後ろにある皮下のむくみ(NT)の厚さが一定以上あった場合、染色体異常や心疾患の異常の可能性が高くなるといわれています。妊娠11週0日から13週6日のときに厚みについては判定します。厚みがあるからといって必ずしも異常があるとは限らず、あくまでも補助的な診断です。母体血清マーカー検査(クアトロ検査)母体の血液中に含まれている成分を測定する検査で、以前より行われています。「αフェトプロテイン」「ヒト絨毛性ゴナドトロピン」「エストリオール」「インヒビンA」の4種類の成分を調べ、日本人の基準値や妊娠週数、家族歴、インスリン依存性の糖尿病の有無、そして母体の年齢をもとに、その人固有の確率を算出します。その確率がカットオフ値(検査で陰性と陽性を分ける値)より高いか低いかで陰性、陽性という判断も出てきます。この検査で評価可能な病気は、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、神経管閉鎖障害の3つです。新型出生前検査正式名称は「無侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT)」といいます。母体の血液からDNA成分を分析し、対象となる染色体疾患が胎児にあるかどうかを推定する検査で、妊娠10週以降で受けることができます。現在のところ対象となる染色体疾患は限られていて、21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、13トリソミー症候群の3疾患になります。○新型出生前検査の「陽性」と「陰性」が示すこと日本における新型出生前検査は、検査を受けられる場所や対象者が限られているのが現状です。日本では2013年4月より、日本医学会より認定された施設で臨床研究という形で実施され、検査前後に遺伝カウンセリングを行うことが必須とされています。また、研究結果などは、臨床研究施設による共同研究組織「NIPTコンソーシアム」より報告されています。この検査が大きく取り上げられたのは、検査感度の99%という値にありました。超音波検査が64~70%、母体血清マーカー検査(クアトロ検査)が81%であることと比較すると、非常に確実性が高いように思われたのです。しかし検査感度とは、実際に異常がある方の中で検査で異常と出ている方の割合であって、陽性的中率(検査で陽性と判定された方の中で実際に異常がある率)とは異なるので、注意しましょう。ただ、新型出生前検査で「陰性」と判定されれば、胎児がその染色体疾患ではない可能性(陰性的中率)は99.9%といわれています。一方の陽性的中率は、年齢や疾患によってばらつきがありますが、21トリソミー症候群(ダウン症候群)で50~98%程度。21トリソミー症候群より出生頻度が低い他2つの疾患は、これより確率が下がります。ただし「陽性」とは、あくまで対象となる染色体疾患の可能性が高いことを示しているにすぎません。確実に診断するには、次にあげる確定的検査で調べる必要があります。○確定的検査とは?確定的検査は、それぞれ次のような内容となります。羊水検査超音波で胎児や胎盤の位置を確認しながら、お腹に針を刺して羊水を吸引し(羊水せん刺)、その中に含まれる胎児由来の細胞を培養して染色体の数を調べます。妊娠15~18週の間に検査が可能です。絨毛検査羊水検査と同じく超音波で観察しながら、胎盤を構成する絨毛組織を採取して染色体を調べる検査。お腹から針を刺す方法(経腹法)と、膣から針を入れる方法(経腟法)があります。妊娠10週以降から14週までの羊水検査より早い時期に受けることができます。○妊娠を続行するべきか否か、問われる倫理的問題NIPTコンソーシアムの報告によると、2013年4月の検査開始時から2015年3月までの間で、新型出生前検査を受けた人は1万8,337人。そのうち陽性が確定した297人のうち約75%が人工妊娠中絶を選択したといいます。出産前に胎児の染色体疾患が判明したら、妊娠を続行するべきか否か――。新型出生前検査は、よく倫理的問題をテーマに論じられることがあります。だからこそ、検査前の遺伝カウンセリングでは、検査の説明は大前提として、対象となる染色体疾患への正しい知識と、望まない結果だったときの影響を十分に伝えることが求められます。また、検査で陽性だった場合は、特に精神面のケアが重要になってきます。夫婦が次の決断へ納得して進めるよう、できる限り専門家が寄り添える環境が整えられるとよいでしょう。もちろん、検査の対象となる病気と付き合いながら生きている方やその家族の方へのサポートも、社会全体で考えていかなければなりません。妊娠や出産、育児など、どれを1つ取ってみても不安や悩みは尽きないものです。正解がないからこそ、周りはどうなのか、一般的にはどうなのかを気にしてしまうこともあるでしょう。でも十人十色、夫婦それぞれのカタチがあるのが当然だと思います。新型出生前検査を含む出生前診断は、知ることと知らないこと、それぞれにリスクを伴います。夫婦間で十分話し合うことはもちろん、専門家によく相談をして、検査を受けるかどうかについて検討することが大切です。※画像は本文と関係ありません○記事監修: 疋田裕美(ひきだ・ひろみ)日本産婦人科学会認定医、母体保護法指定医九州大学医学部卒業後、九州大学付属病院、板橋中央総合病院での勤務を経て水口病院産婦人科に勤務。150名以上の女性医師(医科・歯科)が参加するEn女医会の会長も務め、ボランティア活動などを通じて、女性として医師としての社会貢献を目指した活動に従事する。
2015年08月27日ノバックは8月21日、音波振動式クレンジングブラシ「美・more(ビ・モア)」(NV-ICS201)を発表した。発売は8月28日。価格はオープンで、推定市場価格は税込4,280円前後だ。NV-ICS201は、毎分約10,000回の音波振動と0.065mm・約20万本のマイクロ毛で洗顔するクレンジングブラシ。ノバックの美容機器第1弾の製品となる。ユーザーが普段使用している洗顔料に対応。交換用ブラシも単独で発売し、推定市場価格は税込1,580円前後だ。ノバックは週2~3回の使用を想定している。サイズはW46×D44×H157mm、重量は約85g。電源は単4アルカリ乾電池×4本。カラーはスカイブルーとピンク。
2015年08月21日味の素は8月7日、同社のがんリスクスクリーニング検査「アミノインデックス(AICS)」が、膵臓がんの早期発見に対応したと発表した。AICSは、味の素と臨床検査会社であるエスアールエルが2011年より共同で提供している検査で、血中アミノ酸濃度バランスの変化を解析・指標化し、胃がんや肺がんなどのリスクを調べることができる。検査に要する血がわずか5mlと少量なことから、体に負担の少ないスクリーニング検査となっており、2015年7月現在で956の医療機関で受診可能となっているほか、地方自治体の住民検診に採用されるなど普及が進んでいる。これまでは胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん(男性のみ)、乳がん(女性のみ)、子宮・卵巣がん(女性のみ)という6種類のがんを対象としていたが、膵臓がんが新たに加えられた。これは、味の素と大阪府立成人病センターの片山和宏 副院長を中心としたグループとの多施設共同研究による成果で、膵臓がん患者360名と健康な人8372名の血中アミノ酸濃度バランスの変化を解析した結果、膵臓がん患者の血中アミノ酸濃度バランスが有意に変化していることがわかった。また、手術可能な段階の患者でも進行がん患者と同様の変化を示すことが判明し、その変化を解析する事で、膵臓がんの早期発見技術の開発が可能となった。膵臓がんは早期の発見が難しく、切除手術も長時間となり患者への負担が大きいだけでなく、腫瘍が2cmを超えると周囲へ浸潤して取りきれないことがあるなど、治療が極めて難しいがんとして知られているだけに、AICSによる膵臓がんの早期発見が可能となり、より効果的な治療につながることが期待される。
2015年08月07日ユービーセキュアは、Webアプリケーション脆弱性検査ツール「VEX」に、検査対象ページを自動登録する自動巡回機能を7月29日にリリースするバージョン 5.8より提供開始すると発表した。自動巡回機能は、検査員に代わって検査対象ページを自動登録するもので、既存検査ツールが抱える「正しく巡回できない」課題を解決し、これまで検査員に依存する検査ノウハウ(最短遷移で検査)の自動化を実現する。「VEX」の自動巡回機能では、同じ画面を繰り返し自動巡回することを防ぐ「重複判定」、自動巡回できなかったページを検出。必要な情報を追加設定し、巡回に失敗したページから再度巡回を開始する「巡回エラー検出」、自動巡回が困難な場合、手動で巡回したデータ(ログ)をインポートし、自動巡回のデータとして検査に使用できる「インポート」を搭載する。また、ユービーセキュアのツール検査ノウハウを自動化した「最適化機能」を提供することで、ツール検査のさらなる効率化を実現した。最適化機能では、巡回で取得したページの最短遷移を検索し、検査時間短縮を実現する。
2015年07月30日NTTデータ四国は、タブレット端末を活用した「建物・設備検査ソリューション」を8月1日より販売開始すると発表した。「建物・設備検査ソリューション」は、建物や設備の検査・点検・調査・修繕等を行う際にタブレット端末を用いて、検査項目の確認・結果入力を行い、報告書の自動生成・保存を行うもの。建物や設備の検査・点検・調査・修繕等を行う際に、結果入力や報告書作成でタブレット端末を用いて行うことで作業を効率化する。このソリューションは、建物や設備の状況をカメラ機能で撮影し、写真や検査項目画面にタッチペンを用いた手書き入力で登録することができ、従来の紙作業と同様のイメージで行いながら、報告書を自動作成できる。また、図面や検査結果は文書管理システムに登録、保管することで情報の機密性、完全性、可用性を確保しつつ、作業管理者、現場作業者の間の業務をシームレスに連携する。すでにJR四国から建物検査業務を委託されている四国開発建設に4月より先行導入され、四国全域の鉄道網の建物検査業務において運用されているという。NTTデータ四国では、本ソリューションを検査・点検・調査・修繕などフィールド作業を行う事業者に販売し、今後3年間で50社への導入を目指す。
2015年07月29日病気予防や美容に役立つ指標を得られるということで、個人向け遺伝子検査サービスの利用が増えているという。今回、遺伝子検査サービス「MYCODE」を提供するDeNAライフサイエンスに取材して印象的だったことは、同サービスを開始するにあたり「ELSI(エルシィ)」を重視した公式会員サイトの構築が重要であったということだ。○「倫理的、法的、社会的な議論」が不可欠「個人向け遺伝子検査サービス」の認知度は、今や、非常に高いと言えるだろう。同サービスの草分け的存在となる「23andMe(トゥエンティースリー・アンド・ミー)」では、全世界 約100万人が利用したと公表しているほどだ。同サービスが人気を博した要因の1つは、簡単な手続きだけで検査できることだろう。DeNAライフサイエンスが提供する遺伝子検査「MYCODE」では、自分で唾液を採取・郵送し、3週間程度で解析結果をWebサイト上で確認できる。(同サービスの詳細は、こちらの記事を参照されたい。)DeNAグループはこれまで、「インターネットを使ってリアル産業を変革し、人々の生活をもっと楽しくもっと豊かにする」をコンセプトに多彩な事業を拡大してきたが、健康ライフサイエンスも同コンセプトに当てはまるとし、その第一歩として誕生したサービスが「MYCODE」となる。「MYCODEは、学術的基盤がしっかりしていることや、ELSIに十分な配慮をしていることが大きな特徴です」と語るのは、DeNAライフサイエンス システムグループ グループリーダーを務める泉雄介氏。同サービスは、東京大学医科学研究所との共同研究に基づき、アジア人・日本人を対象とした論文を中心に発症リスクモデルを構築した点が差別化のポイントだという。そして、同サービスを運用する上で大切なことが「ELSI」だ。これは、「Ethical, Legal and Social Issues」の略であり、遺伝子研究を進める際に、倫理的・法的・社会的な議論を並行して進める取り組みを指す。「遺伝子情報は非常にセンシティブなものです。使い方次第で有用なものになりますが、一方で差別などに使われる可能性もあります。米国では、従業員の採用にあたって遺伝情報に基づく差別を行ってはならないという『遺伝情報差別禁止法』が2009年から施行されていますが、日本には現在このような法令はありません。こういった背景があり、弊社も遺伝子検査サービスにおけるELSIを十分に議論しながら進めています」(泉氏)○Adobe Experience Managerを使って遺伝子データを守るシステムを短期開発MYCODEがサービスを開始した時期は2014年8月。要となるWebサイトの開発には、アドビ システムズのデジタルマーケティングソリューション「Adobe Marketing Cloud」に含まれるWebコンテンツ管理(WCM)ソリューション「Adobe Experience Manager(以下、Experience Manager)」を採用した。サービス開始時点から約1,500ページもあった膨大なコンテンツを効率よく管理できることや、医師が監修するコンテンツの作成・修正ステップを強力なワークフローで管理できること、そして、コンサルティングの窓口がしっかりある点を評価したという。「トレーニングを3日間受けただけで、既に、シンプルなページは作り始めることができました。ドキュメントやQ&Aなどのサポートもしっかりしていた。つまり、開発にあたってのハードルを取り去ってくれたという印象です」(泉氏)同グループは以前より、モバイルゲームのユーザー行動分析のためにデータ分析ソリューション「Adobe Analytics」を利用しており、Adobe Marketing Cloud内にWCMの機能があることは知っていたため、導入しやすかったという背景もある。また、前述のとおり、遺伝子情報は究極の個人情報となる。必要なセキュリティレベルを、ELSIに沿ってさまざまな角度から調査・検討し、セキュリティポリシーを定めた。「画像や説明文など共通のアセット・コンテンツはExperience Managerで管理し、検査結果を含む個人情報は切り離して管理することで、セキュリティポリシーに忠実な実装が容易に実現できました。Experience ManagerはJavaで構築されており、自由度が高いシステムのため、私たちが設計をする上で制約を課されることはほとんどありませんでした」(泉氏)加えて、開発の柔軟性が高いことは、短期開発の実現にもつながっている。「Experience Managerでは、エンジニアが開発したページを、ノン・エンジニアのスタッフが自分で修正することができます。これを使用しなかった場合、3~4カ月は余分に開発期間が必要となり、サービスのスタートも遅れていただろうと思います」(泉氏)○「研究」という行為そのものがインターネット技術で変革できるDeNAライフサイエンスが掲げる次なる目標は、研究開発という既存の活動自体の変革となる。「研究というと、いままでは少人数で研究室にこもって、結論が出るまで発表もしない、クローズドなイメージでした。しかしこれからは、一般消費者からデータを提供して頂いたり、アンケートで意見を聞くこともできる。インターネットというオープンな技術の力で、研究開発のサイクルを速くしていきたいと考えています」(泉氏)遺伝子検査サービスが潜在的に持つ革新の力は、まだその一端を垣間見せたところにすぎない。今後、多方面にその効果が広がっていくことも予測されるが、あくまでも「ELSI」とのバランスをとりながら、進化させていくことが大切だ。
2015年06月26日サンコーは19日、USB充電式のポータブル扇風機「超音波ミストクーラー」を発売した。直販サイト「サンコーレアモノショップ」での価格は税込2,980円。超音波ミストクーラーは、本体からナノレベルのミストを送り出すポータブル扇風機。ミストが気体になる際の気化熱によって、使用者の体感温度を下げる。バッテリー容量は2,000mAhで、USB端子から充電する。バッテリー駆動時間は風とミストの同時供給時で約3時間。内蔵のタンクには35mlまでの水を入れられる。本体サイズはW87×H180×D50mmで、重量は253g。
2015年06月22日グリーンハウスは6月16日、家庭用スタンド型ビールサーバー「GH-BEERD-SV」を発表した。本体に缶ビールをセットしてレバーを引くと、超音波できめ細かな泡を作れる。発売は6月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は7,980円(税別)。本体にセットできる缶ビールは330ml缶と350ml缶、500ml缶だ。本体には断熱材を使用しており、セットした缶ビールを保冷できる。レバーを手前に倒すとビールが、奥に倒すと泡が注がれる。1秒間に40,000回の振動を与える40kHzの超音波によって、なめらかで長持ちするクリーミーな泡を実現している。電源は単3形アルカリ乾電池×2本で、約1時間の使用が可能だ。電源部分は取り外し可能で、注ぎ口は丸洗いできる。本体サイズはW120×D186×H402mm、重量は約620g。対応する缶サイズは容量が330ml、350ml、500mlで、胴体部直径が66~68mmのもの。
2015年06月16日女性なら誰しも美肌になりたいもの。そのためには高価な美容液やエステが必要! と思っているなら、それは思い込みかも。スキンケアの基本の“き”はやはり洗顔。そこで、美肌で有名なマギーさんが愛用しているという音波洗顔器「クラリソニック」の魅力に迫りました!クラリソニックは、手洗顔では落としにくい毛穴やキメに詰まった汚れを、音波振動と音波水流で“浮かせて落とす”音波洗顔器。手洗顔に比べて肌に負担をかけず、約6倍のクレンジング効果があるのだそう!洗顔後のスキンケアの浸透率もアップさせてくれるため、ビタミンCの浸透率が約60%以上も高まったというデータも!音波洗顔の効果を実証するために行われたイベントでは、愛用者であるモデルのマギーさんがゲストとして登場。また、マギーさんのヘアメイクを担当しているヘアメイクアップアーティストの青山理恵さんとマギーさんで、手洗顔とクラリソニックのどちらがより汚れを落とせるか、特別デモンストレーションがおこなわれました。頬に、ウォータープルーフのアイライナーでメイクをほどこしたモデルが登場。まずは、ジェル状のクレンジングで青山さんからチャレンジすることに。しかし、プロの手でクレンジングしてもほとんど変わらず、かなり手ごわいメイク。けれど、マギーさんがクラリソニックを使ったところ、すっきりキレイに落ちていました!マギーさんはクレンジングと洗顔で、クラリソニックを毎日使っているのだそう。「最初に使った時、ブラシの柔らかさにビックリしました! とっても気持ちいいんです」とマギーさんが言うように、肌にやさしいからこそ毎日使えるのも魅力のひとつ。また、青山さんはマギーさんの肌が毛穴の汚れがキレイになり、ワントーン上がったような変化を感じたそう。客観的にも実感できるほどの効果があるのは嬉しいですよね。実際に手でクラリソニックを体験したところ、ブラシのやさしい感触に驚きました。体験後の肌はツルツルで、美容液もすーっと浸透するようでした。使い続ければもっと変化が期待できそう!マギーさんも話していましたが、肌がキレイだと自分に自信が持てるもの。肌に負担をかけずにしっかりと洗顔をして、「毎日、勝負肌」と言える美肌を手にいれましょう。・日本ロレアル 公式サイト
2015年06月15日●音波振動+音波水流で洗顔する日本ロレアルは6月11日、音波洗顔器「クラリソニック」の最上位モデル「クラリソニック アリア」の体験イベントを開催した。モデルのマギーさんが登場し、愛用者の一人として、クラリソニックの使い心地などを語った。○手の6倍キレイに洗顔イベントでは、はじめに日本ロレアル クラリソニック事業部長の井上千鶴氏が登壇し、クラリソニックというブランドを紹介した。井上氏によれば、クラリソニックはアメリカのシアトル発祥。美しい素肌づくりをサポートするべく、着目したのが洗顔というプロセスだ。さまざまな技術を駆使し、臨床実験を繰り返して音波洗顔器の「クラリソニック」は誕生した。続いて、日本ロレアル クラリソニック事業部 PRマネージャーの土屋日鶴氏が、クラリソニックに搭載されている機能や技術などの詳細を説明。クラリソニックシリーズには、40以上の特許技術が搭載されている。最も特徴的なのが、クラリソニックというネーミングの由来にもなっている音波振動。「肌がダメージを受けずに、なおかつ汚れもしっかり落とせる」という毎秒300回の音波振動で肌をやさしく揺らす。ブラシの動きも、肌をこすらないように、回転ではなく左右に反復するような動きを採用している。音波振動によって生み出される音波水流も、洗顔を効果的に行ううえで重要となる。音波振動で肌を揺らしつつ、音波水流を毛穴に送り込むことで、肌表面を傷つけることなく汚れにアプローチ。二重構造のブラシヘッドも、クレンジングパフォーマンスを最大限発揮できるよう、緻密にデザインされている。これらの技術によって、クラリソニックでは手洗いの約6倍となるクレンジング効果を実現。汚れをしっかり落とすことによって、洗顔後のビタミンC浸透率は、手洗顔に比べて61%アップした(クラリソニック調べ)。継続して使うことで、毛穴が目立ちにくく、キメの整ったなめらかな肌に導いてくれる。クラリソニックのなかでも、「ワンランク上」だという「クラリソニック アリア」では、スピードを3段階で選べる。デリケートな肌を洗顔するのに適した「スピード1」、デイリーケアに適した「スピード2」、落ちにくいメイクなどをすっきり落としたい時に適した「スピード3」を用意し、その日の肌コンディションによって調整できるのが特徴だ。「ピピッ」という音で洗顔をナビゲートする「T-タイマー」機能も持つ。●クラリソニック愛用者のマギーさん登場○洗顔には時間をかける「毎日、勝負肌。」という謳い文句で展開しているクラリソニック。毎日の洗顔でクラリソニックを愛用しているという、モデルのマギーさんがゲストとして登場した。「美容は趣味の一つ」と語るほど意識の高いマギーさんだが、特にクレンジングと洗顔にはこだわっているとのことだ。トークショーには、マギーさんのメイクを約3年担当し続けている青山理恵さんも登場した。青山さんは、マギーさんの素肌について「本人の素肌のツヤを活かしたメイクをしています。本当に素肌がキレイで、美容への意識の高さがうかがえる」とコメントした。初めてクラリソニックを使った時の感想を尋ねられると、マギーさんは「ブラシのやわらかさにまず驚きました。実際に洗顔してみると、もちもちでツルっとした肌になって、血色がよくなったように思います。クラリソニックに出会えてうれしい」と語った。○クラリソニックの威力イベントでは、実際にクラリソニックを使って洗顔してみるデモが行われた。モデルの両頬にハートマークが、ウォータープルーフのアイライナーでしっかりと描かれている。片方を青山さんが手で、もう片方をマギーさんがクラリソニックで落としてみることに。いずれも10秒ずつ時間を測って行う。結果はというと、手洗顔の方(向かって左頬)はハートマークが依然として残っているのに対し、クラリソニックで洗った方(向かって右側)はほとんどが消えていた。汚れがしっかり落ちていながらも、ゴシゴシとこすったような赤みなどもない。○今後はランコムなどのショップでも展開イベントでは体験コーナーも用意されており、筆者も実際に右手の甲をクラリソニックで洗ってもらった。右手の甲に書かれたハートマークは、手洗顔では全く落ちる気配がなかったのだが、クラリソニックを当てると10秒もしないくらいでスルスルっと落ちてしまった。ブラシが当たる感覚も、予想していたより断然やわらかく心地良い。両手の甲に美容液を1滴ずつ垂らして伸ばしてみると、クラリソニックで洗った方は、もう片方に比べて浸透が早かった。イベント終了後、3~4時間経ってもなんとなく右手の方がしっとりしたような感覚で、肌のトーンも明るい気がする。今後は、ランコムやキールズといったロレアルグループのブランドとコラボレーションして、実際にクラリソニックを試せるような場所を用意していくという。
2015年06月11日サンコーは10日、超音波でスマートフォンのカメラシャッターを押す自撮り棒「超音波リモコンシャッター付き自分撮りスティック」を発売した。直販サイト「サンコーレアモノショップ」での価格は税込2,480円。超音波リモコンシャッター付き自分撮りスティックは、超音波を利用してスマートフォンのカメラシャッターを押すワイヤレス接続の自撮り棒。本体の手元に備えたボタンを押すとスマートフォンで写真を撮影できる。撮影には、スマートフォン向けアプリ「Snap Remote」などを使用。複数のスマートフォンにアプリをインストールすると、複数台のカメラシャッターを同時に押すことが可能になる。Snap Remoteの対応OSはiOS 6.0以降、Android 3.2以降。バッテリー容量は100mAhで、半年間は充電せずに使用できる。スティックの長さは6段階で調節でき、最長で1010mm、最短で250mmになる。ホルダーには56~82mmのスマートフォンを取り付けられる。本体サイズはW46×H240~1010×D20mmで、重量は130g。カラーはブラックとピンクを用意する。
2015年06月11日サンワダイレクトは超音波洗浄機「200-CD022」を販売開始した。超音波で無数の気泡を発生させ、気泡がはじける衝撃波で汚れを落とす卓上型洗浄機だ。メガネや貴金属はもちろん、アタッチメントを使用すればDVDディスクの洗浄も可能だ。価格は税込5,980円。200-CD022は、メガネやアクセサリー、時計の金属バンドなどのほかに、CD・DVDも洗浄できる家庭用超音波洗浄機。タンクに水と洗浄したいものを入れてタイマーを設定し、洗浄を開始する。タイマーは、汚れの程度に合わせて90秒、180秒、280秒、380秒、480秒の5段階から選択可能だ。本体一体型の透明なフタと、洗浄タンク内部を照らすLEDライトを備えるため、洗浄中に汚れの落ち具合を確認できる。汚れがひどい場合は、中性洗剤を1~2滴投入することが推奨されている。アクセサリーなどを入れる洗浄カゴのほか、時計ホルダー、DVD・CDホルダーが付属。本体サイズはW175×D215×H140mm、重さは約950g、タンク容量は約750ml(上限基準線は600ml)。
2015年05月18日フィリップス エレクトロニクス ジャパン(フィリップス)は4月27日、新型プレミアム超音波診断装置「EPIQ Evolution 1.0」の販売を開始した。同社の超音波診断装置のフラッグシップ機である「EPIQ」を大幅にモデルチェンジした同装置の特徴は、指紋認証と同様のアルゴリズムを採用した「Auto Registration」機能を搭載した点である。「Auto Registration」は超音波診断装置とCTやMRIなどの画像を自動で重ね合わせてリアルタイムかつ高精度に表示する技術。従来の方法では「点」あるいは「面」で位置合わせをしており、きっちりと重ねて表示することはこれまで困難とされ、何度も調整をしなければならないなど、時間と精度の面で課題があった。これに対し、「Auto Registration」機能は、顔認証および指紋認証と同様の技術を導入することで、この課題を克服した。3D-CT画像と3D超音波画像から血管の立体構造を抽出するため、非常に高い精度の位置合わせが可能となるという。同機能は現在のところ肝臓のみを対象としているが、開発に携わったフィリップスIS(イメージングシステム)ビジネスグループ超音波診断装置ビジネスマネージャーの三木綾子氏は「今後のニーズに応じて異なる領域での適用も考えている」と明かした。画像のフレームレート、均一性も向上しており、皮膚から深いところだけでなく、1cm程度の浅い部分もクリアに見る事ができる。また、精巣の微小血管など、非常に細かい血管も見ることが可能だ。「EPIQ Evolution 1.0」の価格は1億円(税込み、仕様により異なる)で、国内初年度の販売台数は約200台を見込んでいるという。
2015年04月27日ドリテックは4月9日、音波式電動歯ブラシ「TB-400」と「TB-500」を発表した。発売は4月下旬。価格はオープンで、推定市場価格はTB-400が2,480円前後、TB-500が4,480円前後(いずれも税別)。TB-400とTB-500は、毎分34,000回の高速振動が特徴の音波式電動歯ブラシ。念入りに磨きたい時に適した「標準モード」、振動数を落として優しく磨きたい時に使う「弱モード」、リズミカルに振動する「リズムモード」の3モードを用意する。30秒ごとにブラッシングの目安時間を知らせるお知らせ機能も持つ。歯と歯の隙間を磨くのに適した「エッジブラシ」と歯周ポケットなど微細な隙間を磨くのに適した「微細毛ブラシ」の2種類のブラシが付属する。IPX7の防水性能を持ち、水洗いも可能だ。電源は、TB-400が単4形乾電池×2本、TB-500が内蔵バッテリー。TB-500の充電時間は約10時間で、最大約90分の使用が可能だ。本体サイズ/重量は、TB-400が直径22×高さ218mm/36g(電池含まず)、TB-500が直径30×高さ228mm/68g(バッテリー含む)。2モデルともホワイトとピンクの2色を用意する。
2015年04月10日羽田空港では3月30日より、国際線から国際線への乗り継ぎ保安検査場で液体物の安全性を検査する機器を導入した。検査場を経由して国際線に乗り継ぐ際、これまでは免税品の酒類や化粧水など「液体物」の客室内持ち込みは認められていなかった。しかし、出発空港等で「不正開封防止袋」に封入された液体物は最新式の専用機器に通し安全性が確認されれば、新たに「不正開封防止袋」に密封すること持ち込みが可能になる。これにより、羽田空港で国際線を乗り継ぐ際の利便性が向上するという。
2015年04月01日サンワサプライは18日、7色に発光しLEDライトを搭載する超音波式のUSB加湿器「USB-TOY83W」を発売した。価格は税込4,946円。7色に発光するUSB加湿器。超音波式を採用し、水を微細な分子にして放出するので、スチーム式と違って火傷などの心配がない。タイマー機能も搭載し、30分 / 60分 / 120分の3段階での設定が可能。タンク内に水が残っていても2時間で電源が切れるオートパワーオフ機能も搭載する。空焚きをしないように、タンクの水がなくなる前に自動で電源をオフにするほか、万が一本体が倒れた場合にも電源がオフになる。本体備え付けのLEDは7色で発光。1色のみを点灯できるほか、7色を次々に切り替えて発光するグラデーションモードも用意されている。電源はUSBから給電し、ケーブル長は約75cm。タンク容量は50mlで、1時間あたりの使用量は約15ml。本体サイズは直径66×高さ118mmの円柱形、重量は140g。
2015年03月19日DeNAライフサイエンスは2月27日、一般消費者向け遺伝子検査サービス「MYCODE」に新たな検査項目の「祖先」を追加した、新メニュー「ディスカバリー」の提供を開始すると発表した。MYCODEはオンラインで検査キットを申し込み、検査キットで自分の唾液を返送することで遺伝子の統計学的特徴や、疾病リスクを低減する可能性のある生活習慣へのアドバイスなどを提供するというもの。調べる検査項目数に応じて複数の検査メニューが設定されている。新メニュー「ディスカバリー」は、「遺伝子で自分のルーツを知る旅へ」をテーマに、自分の体質の遺伝的な傾向のほか、ハプログループと呼ばれるミトコンドリアDNAの遺伝的グループを分析することで、人類発祥の地から日本に至るまで自分の祖先がどのように移動したかを知ることができるという。また、祖先によって判明するハプログループを表現したキャラクターを結果と併せて提供する。通常価格は9800円(税別)で、2月16日以前に「MYCODE」を購入した人は、4月末まで先着1万名に無料で提供されるほか(提供開始は3月後半を予定)、以降は追加料金980円(税別)を支払うことで検査結果を閲覧できるという。また、280項目に対応した「オールインワン280+」と、がん・生活習慣病・体質など100項目を選んだ「ヘルスケア100+」の2つの検査メニューについては、検査内容はそのままに、それぞれの名称が「ヘルスケア」(2万9800円・税別)、「ヘルスケアLite」(1万9800円・税別)に変更された。なお、「カラダ30+」については、2月27日以降の購入ができなくなったほか、「カラダ30+」を受けた人は「ディスカバリー」の無料キャンペーン、有料での閲覧ともに対象外となるの。
2015年02月27日ドスパラは、同社が運営する「上海問屋」で新型の超音波洗浄機の販売を開始した。同製品は、メガネ、腕時計、アクセサリーなどにこびりついた汚れを超音波の力で浮き上がらせて洗浄する卓上型の超音波洗浄機。価格は税込み3,499円。装置から発せられた超音波が水中を通過する際に、数百万もの微細な泡が作り出される。これらの泡が発生と破裂を繰り返すことにより、洗浄効果が生まれる仕組み。使い方は、タンク内に水を入れたら、洗いたいものを水中に沈める。あとは、タイマーを設定してスタートさせるだけの簡単操作。タイマーは、90秒、180秒、380秒、480秒の5段階から選択できる。本体サイズは、W19.3×D12×H12.3cm、重さは約1.0kg。タンク容量は600ml(Maxライン500ml)。
2015年02月16日日本ロレアルは2月2日、音波洗顔器「クラリソニック」シリーズの2015年春夏コレクションとして「クラリソニック ミア2 フェード ローズ」を発表した。発売は3月6日。価格は税別17,000円となっている。クラリソニック ミア2 フェード ローズは、クラリソニック ミア2本体と、敏感肌用ブラシ、充電器、トラベルケース、特典のマリンポーチがセットになったモデル。クラリソニック ミア2は、毎秒300回振動するソニックテクノロジーによって、肌の汚れを浮かして落とす。手洗顔に比べて約6倍のクレンジング効果を実現した(クラリソニック調べ)。洗顔のスピードはNormalとLOWの2段階から選択可能だ。洗う部位を切り替えるタイミングを知らせて洗顔をナビするタイマー機能も搭載。浴室での使用に耐えうる防水性能を持つ。
2015年02月03日AV・家電製品の企画・開発・販売を行うINBYTE(インバイト)は1月29日、水に浮かべて利用する超音波式加湿器「MIRO CleanPot(ミロ クリーンポット)」を発売した。○水に浮かべて利用する新構造で、デザイン性と清潔さを両立同商品は、内部に給水タンクを持たず、水に浮かべて利用することで動作する、新構造の加湿器。内部に水を溜めない構造となっているため、一般的な超音波式の加湿器に比べて、内部の水垢や雑菌を抑えて清潔に利用することができるという。また、丸みを帯びた柔らかなデザインは、インテリアになじむだけでなく、衛生面も考えて設計。すべての部品が曲線で設計されているため、角になる部分がなく隅々までしっかりと洗うことができる。加湿器本体の内部は、すべての部品を取り外して水洗いできるようになっており、日々の手入れも簡単に行える。付属のコントローラーで、オン/オフの切り替えやミスト量を調節。ミスト量は無段階で調節できるようになっているため、利用に合わせた最適な加湿量を選べる。専用アロマオイル(オプション)は、オーストラリア産のユーカリ葉を100%使用した天然オイルとした。トレーに数滴たらすだけで、ミストと一緒にさわやかな香りが広がり、日々のリラクゼーションに利用できる。最大加湿量は、約250ml/h。連続使用時間は5~8時間だが、利用環境によって大きく異なる場合がある。サイズは、本体が約180×180×220mm。付属トレーは約280×260×120mm。重さは、約750g。価格はオープンで、直販価格は1万6,800円(税込)。
2015年01月29日栄研化学は1月27日、独自の遺伝子増幅技術(LAMP法)を利用した次世代の小型全自動遺伝子検査装置および多項目検査チップを開発したと発表した。同装置は、検体前処理(核酸抽出・精製)から増幅・検出までを全自動で行える。従来の高純度な核酸抽出・精製を行う装置と増幅・検出装置で合わせて2時間以上を要していた操作時間を、LAMP法の特徴を生かした独自プロトコルの開発により、30分以内に短縮することに成功した。一方、同検査チップは、LAMP法に必要な増幅試薬(プライマー、酵素など)を含む複数の反応ウエルから構成されている。同装置に設置して使用することで、内部標準を含めて多項目の遺伝子の同時検出を可能とした。さらに、閉鎖構造にすることにより、コンタミネーションに極めて強い特徴を有している。そして、プラスチック製で簡易な構造を追求することにより、量産可能な低価格化を実現した。今後、早期の実用化を目指し、複数の呼吸器感染症原因微生物の同時検出を目的とした臨床性能試験を実施する。また、各種感染症検査チップ、コンパニオン診断用検査チップ、各種がん関連の検査チップなどの開発を進めていくとコメントしている。
2015年01月29日ユニットコムは25日、パソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて、オフィスや自宅のPC周りなどで使える、USB接続のミニ超音波加湿器「YGH-389」を販売開始した。税込価格は1,383円。花をイメージした上部のフタと、水を入れる器を備えた小型のUSB加湿器。タンク容量は90mlで、約2時間利用できる。底面はゴム加工されており、滑りにくい仕様だ。電源はUSBバスパワー。本体サイズは直径97×81mm、重量は110g。約100cmのUSBケーブルが付属する。カラーはブルーとグリーン、ピンクの3色。
2014年12月26日●遺伝子検査は一生に一度でOKハリウッドスターのアンジェリーナ・ジョリーさんが受けたことで一気に注目を集めることとなった遺伝子検査。アンジェリーナ・ジョリーさんは乳がんの遺伝子検査の結果、乳房切除手術を決断した。一方、日本国内へと目を向けると、ヤフーやディー・エヌ・エーでも一般向けの遺伝子検査サービスを開始し、話題となっている。筆者は1年半ほど前に出産を経験したアラフォーママだ。出産後、子どもへの愛情が増すにつれて、「子どものためにもいつまでも元気でいないと」という気持ちが強くなった。しかし、もともと体力には全く自信がなく、健康への不安は常に抱えていた。そんな時に知った遺伝子検査。「自分に何かしらのリスクがあるのなら、早めに対処したい」という気持ちから受けることにした。○遺伝子検査は"一生もの"今は唾液を郵送するだけで結果が送られてくる遺伝子検査もあるが、結果が悪かった場合、医師からしっかりとしたアドバイスを受けたいと思い、今回はクリニックで受けることにした。向かったのは東京・銀座にある「AACクリニック銀座」。同クリニックは、薄毛や抜け毛で悩む人向けの女性専門頭髪外来と、アンチエイジング外来があり、今回お世話になったのは後者。同クリニックの遺伝子検査は、生活習慣病の発症リスクを調べるためのもの。検査項目によって費用は異なるが、「肥満」「脂肪代謝」「脂肪代謝異常による動脈硬化」「その他の原因による動脈硬化」「高血圧」「血液凝固・血栓」「メタボリックシンドローム」「酸化ストレス症」「慢性腎臓病」「感染抵抗低下」「自己免疫・アレルギー」の11項目の場合、16万2,000円(税込)となる。正直「安い」とはいえないが、これで将来の発病リスクがわかるのなら受けてみる価値はある。それに、同クリニック院長・浜中聡子医師によると「遺伝子に変化はないので、遺伝子検査は一生に一度でいいのです」とのこと。「一生ものの検査」と考えれば、この金額も前向きに考えられるのではないだろうか。しかし、検査項目に「がん」がないのはなぜだろうか。浜中医師に聞くと、同クリニックではアンチエイジングドックやホルモンドックの検査項目として、乳がん・卵巣がんといった女性向けのものに加え、肝臓がん、すい臓がん、大腸がんの腫瘍マーカーも調べることができる。こういった検査の人気も高いのだが、生活習慣病に関する遺伝子検査を受けるメリットとしては、ハイリスクという結果が出たとしても対処の方法があるという点。今すぐに治療の必要がなくても、これからの生活習慣を改めることで発症リスクを低くすることが可能なのだ。そして、AAC生活習慣遺伝子検査を受ける場合、アンチエイジングドッグ(10万8,000円)の併用を勧めている。アンチエイジングドッグでは、「血管年齢検査」「骨年齢検査」「酸化ストレス度・抗酸化力測定」「筋肉・体脂肪量検査」「ホルモン量検査」を受け、身体の現状を把握する。そして遺伝子検査では、その名の通り遺伝子情報を知る。セットで実施することで、より深く自身の身体を知ることができるのだ。●「風邪をひきやすい人」と遺伝子的にも証明さて、いよいよ検査スタートだ。まず問診表を記入した後にカウンセリングを受け、医師による診察へ。そこで生活習慣や健康に関する悩みなどを伝え、必要があればAAC生活習慣遺伝子検査の他にもアンチエイジングドック等を実施。採血の他、前述の通り骨年齢検査や筋肉・体脂肪量検査などを受けていく(アンチエイジングドック併用の場合)。○「感染抵抗低下」の項目が突出結果は約1カ月~2カ月後に判明する。筆者は人間ドックなら何度か受けたことがあるが、遺伝子検査は初めて。大病こそないが、風邪は頻繁に引く。ひどい時だとひと冬に4、5回は風邪をひく。最近では子どもが風邪をひけば100%移る。この抵抗力のなさも何か悪い結果として出てくるのではないだろうか……。大きな不安を抱えながら再びクリニックへと向かう。浜中院長から受け取った検査結果を見ると……レーダーチャートの「感染抵抗低下」が飛び抜けている。健康な人ならほとんど感染しないようなウイルスや細菌に、人より感染しやすいらしい。「風邪をひきやすいということはありませんか」と浜中医師に聞かれ、「はい! 」と即答する。それも、この感染抵抗力の低さと関係しているのだという。なるほど……。しかし、抵抗力が日本人の平均より低いということは、何か重大な病気にかかりやすいということではないのだろうか。それに関しては、「高齢者を除くと、その心配はほとんどないですよ」とのこと。高齢になると抵抗力がなくなっていき、例えば肺炎を発症して命の危険につながることもあるというが、現在筆者は37歳。この年齢なら、命にかかわるような病気に人よりかかりやすいということはないのだという。ひとまず安心だ。他の項目を見ると、「酸化ストレス」も日本人の平均値より高く、抗酸化力が不足している状態とのことだ。これにより、早期の老化、慢性的な炎症などにつながる可能性が高くなるそうだ。それ以外の項目は、「メタボリックシンドローム」「糖尿病」「高血圧」「慢性腎臓病」「心筋梗塞」「脳梗塞」「脳出血」「くも膜下出血」といった項目で発症リスクは平均的か低めで、骨密度や筋肉バランス、動脈硬化度などの項目も心配するような結果ではなかった。浜中医師は、「病気の発症に遺伝子が起因するのは2~3割。あとの7~8割は生活習慣によるものです」という。今回は生活習慣遺伝子検査なので、ハイリスクという結果が出たとしても、生活習慣を見直すことで改善が可能だ(もちろん要治療レベルであれば、専門医を紹介してくれる)。○日々の生活に取り入れられる方法を私の場合は、抵抗力や抗酸化力を上げるためのアドバイスが浜中医師からあった。全身の筋肉量が少ないため、まずはこまめな運動が必要。「多忙な人は、ジョギングや水泳をしようと思っても長続きしませんよね。エレベーターを使っていたところ階段にする、といった小さな積み重ねが有効ですよ」とのこと。また、「とにかく風邪をひきたくない! 」という私の要望には、「即効性を求めるなら高濃度ビタミンC点滴ですね。高い抗酸化作用で免疫力の強化も期待できます」。さらに続けて、「おなかの調子はいかがですか? 」と聞かれ「過敏性腸症候群です」と答える。実は、腸の働きが悪いと抗酸化成分を腸が吸収できず、抗酸化力が低下するのだという。これに関しては、「納豆を摂取したり、整腸剤を試してみてはいかがでしょう」とのアドバイス。また「水分はしっかり摂取できていますか」とも聞かれ、こちらも「いえ、あまり……。オフィスのトイレが遠くて、行くのが億劫なので……」。水分は、こまめにとることで代謝がアップするのだという。こちらも今日から見直すとしよう。日常の中で取り組める具体的なアドバイスをたくさんいただいた。帰り道、早速整腸剤を買った。そして、実は検査結果を聞いた1週間後、秋に入ってもう3度目になる風邪をひいたことから、AACクリニック銀座に高濃度ビタミンC点滴を受けに来た。ビタミンC15g配合で1万800円(初診料、検査費別)。診察と検査、点滴で所要時間は90分ほどだ。あくまでも私個人の場合だが、いつもは風邪薬を飲まなければ1カ月ほどは引きずる風邪が、今回は服薬しなくても3日後には完治。その後のハードな仕事もらくらく乗り切れた。定期的に高濃度ビタミンC点滴をしていきたいと考えている。また、出社時には9階にあるオフィスまでエレベーターを使わず階段でのぼるようにもした。日ごろ運動をしていないので、2回ほど休憩を入れないとのぼりきれない情けない状況なのだが、今回の検査結果を受けて日々の生活に少し運動を取り入れられた。子どもはまだ1歳。これから子どもと一緒に元気に生活するために受けた今回の検査、生活によい影響を与えられていると思う。食生活も徐々に改善しながら、健康維持に取り組んでいきたい。
2014年12月11日ノーリツ鋼機グループのNKメディコとサインポストは12月10日、遺伝子検査ビジネスで提携し、サインポストの遺伝子検査サービスをNKメディコが販売すると発表した。この遺伝子検査は肥満、高血圧、動脈硬化など生活習慣病と関連性の高い14分野の遺伝子を分析し、遺伝的な体質リスクを評価するというもの。同サービスでは遺伝的な体質リスクを踏まえ、受診者ごとに推奨されるライフスタイルや栄養素を提案する。同サービスは、全国の医療施設、検診・人間ドック施設などに向けて販売される予定で、受診したい場合は、医療機関にて申し込むこととなる。また、保険適用外の自由診療となり、医療機関によってコースや料金が異なるため、詳しく知りたい場合は各医療機関に問い合わせる必要がある。
2014年12月11日フィリップス エレクトロニクス ジャパンは10月16日、超音波診断装置「Affiniti」の販売を開始すると発表した。同製品は、同社のプレミアム超音波診断装置「EPIQ」を踏襲したもので、画面サイズはそのままでありながら、「EPIQ」より筐体を20%小型化するなど、現場のニーズに応えた製品となっている。また、クリスタルトランスジューサ「PureWave」を採用し、描出困難な患者の診断を容易にする。さらに、A.I.を搭載した定量解析ソフト「QLAB」や、乳腺や肝臓の硬度を定量測定するエラストグラフィが搭載できるなど、心臓・腹部・産婦人科などの全てのアプリケーションに対応したオールマイティな装置となっている。なお、希望販売価格は7000万円(仕様により異なる)。国内初年度の販売目標台数は約300台を見込んでいる。
2014年10月20日オリンパスは、航空機体などに使われる複合材料内部の接着不良や剥離を非破壊で検査する複合材検査用探傷器「BondMaster(ボンドマスター) 600シリーズ」を、20140年10月1日より海外での発売を開始したほか、同年11月初旬から国内で発売すると発表した。複合材検査用探傷器は、専用センサ(プローブ)を用いて検査対象物に超音波または可聴領域の音波を入射させ、対象物内部への伝わり方を解析することで、内部の接着不良や剥離を検査する検査機器。同シリーズは、多機能のハイクラスモデル「B600M」と、基本機能に絞ったエントリモデル「B600」の2機種を用意。いずれも従来比で、厚さを約24%減(236mm×70mm×167mm)、質量を約15%減(1.7kg、バッテリ含む)と薄型軽量化が図られたほか、約9時間の長時間駆動を実現したとする。また、大型カラーモニタを搭載することで、屋内外での視認性の向上も図られたとしている。なお同社では、航空機のメンテナンス現場では、検査対象物に応じたさまざまな検査を一貫して行いたいとのニーズがあり、既存の製品と今回の2機種を組み合わせて提供することで、そうしたニーズに応えていきたいとしている。
2014年10月03日オリンパスは4月16日、工場設備などのメンテナンス向けに超音波厚さ計のエントリー機種「27MG」を発表した。5月末から発売する。超音波厚さ計は、探触子という専用センサを用いて検査対象物の片側から超音波を入射し、反射波が戻ってくるまでの時間を基に、対象物の厚さを計測する。対象物を破壊・分解する必要がないため、メンテナンスや品質検査などの現場で広く使用されている。同製品は、工場設備などのメンテナンスで使用する腐食検査用の厚さ計であり、パイプやタンクなどの厚みを測定し、内部の腐食の進行度を検査する。エントリー機種としての高い機動性だけでなく、一般的なミドルクラスの厚さ計で採用されている感度調整機能も備えている。これにより、対象物の厚さや素材に応じて、より幅広い用途で使用できる。また、検査ごとに適正な測定値の範囲を設定し、値を超えた際に音と表示で知らせるアラーム機能も搭載している。さらに、高所や狭い現場にも持ち運びしやすい小型・軽量の筐体に、バックライト付きの大型ディスプレイを搭載し、測定値を明るく大きく表示する。また、防滴・防塵性能規格であるIP65相当の設計により、突然の雨や砂塵が舞うような検査現場においても安心して作業を進めることができる。この他、探触子の新製品として、コストパフォーマンスに優れた「D7910」も合わせて発売する。超音波厚さ計は、センサである探触子で対象物をなぞりながら検査を行うため、使用するにつれて探触子の表面が磨耗していく。消耗品である探触子の低価格化により、検査業務のコストダウンに寄与するとしている。
2014年04月17日村田製作所は3月11日、従来は設置が困難であったセット機器内部などの狭小なスペースでも、超音波による測距、位置検知を可能にするSMD(表面実装)タイプ超音波センサ「MA40H1S-R」を開発したと発表した。電子機器の小型化、高密度実装化により、部品の小型化、表面実装化の要求が高まっているが、超音波センサは、セラミック素子の振動によって超音波を受発信するという構造からある程度の大きさが必要であり、小型化や表面実装化が難しいという課題があった。そこで今回同社は、超音波を受発信するセラミック素子の構造などを工夫し、独自の構造設計とすることで、世界で初めて表面実装タイプを開発することに成功したという。同製品は、5.2mm×5.2mmの小型パッケージかつ厚さ1.15mmの超低背ながら、100dBの音圧を実現(40kHz)している。また、主な用途としては、ポータブル機器での測距、位置検知、3次元ジェスチャー検知、セット内での狭小スペースセット内での超音波による測距、位置検知などを想定しているとする。なおサンプル価格は300円で、ハクイ村田製作所にて2014年夏より月産10万個規模で量産が開始される予定だという。
2014年03月11日早稲田大学(早大)は2月4日、「超音波診断ロボット」(画像)を利用し、遠隔地からの妊婦への超音波診断を想定した実証実験を1月29日に実施したことをと発表した。成果は、早大ら理工学術院の岩田浩康准教授の研究チームによるもの。今回の実証実験は、神奈川県の取り組みである生活支援ロボットの実用化を通じた地域の安全・安心の実現を目指す「さがみロボット産業特区」の一環として行われた。これまでも遠隔地からの妊婦への健診は検討されていたが、遠隔用の健診機材の重さなど、妊婦への安全面が課題であったため実用化されていなかった。しかし今回、妊婦の背部に背板を設置し、ワンタッチで上下動できる支柱で背板とロボット本体を接続する構造を取り入れたことで、エコー映像の取得に要する接触力以外の荷重が腹部にかからなくなり、妊婦の身体への負担を低減できるようになったロボットが披露された。実証実験当日は、超音波に対して人体に似た特性を持つ素材に装着したロボット本体を配置した実験場所(神奈川県産業技術センター・海老名市)と、超音波胎児診断に実績のある医師がいる遠隔地にある病院(神奈川県立こども医療センター・横浜市)とを通信で接続。その上で、映像・音声・ロボットへのコマンドを双方でやりとりしながら、遠隔健診に向けて改良すべき課題が明確化されていった。今後の課題は、医師側からリアルタイムで行われるタッチパネル操作により細かい動作が必要とされるため、「医師側の慣れ」が必要な点と、またリアルタイムの操作に対して画像が少し遅れて配信されるので、通信技術のさらなる進歩が望まれる点だ。岩田准教授は「私自身が神奈川出身であること、そして首都圏における緊急の妊婦健診にかかる時間を縮めたいという想いがきっかけで、今回の研究を行っています。いずれは僻地や在宅診察など、さまざまな遠隔地での診療に活かせればと感じ、日々研究しています」とコメントとしている。
2014年02月06日無印良品を企画、開発する良品計画は、「超音波うるおいハンディミスト」を19日より順次発売する。スキンケアの基本は、肌の乾燥対策。同商品は、朝晩の手入れ以外でも、乾燥が気になるときに簡単にうるおい補給ができる便利なアイテムとなっている。スマートに携帯できることと、ミストの質にこだわって開発した。携帯電話や歯ブラシのようなスリムなデザインで、ポーチやペンケースにもすっきりと収まる。ミストは、モニターを繰り返すことで、べたつかず、メイクの上から使っても肌になじみやすい細かいミストを実現したという。ハンディミスト専用の化粧水は、無印良品のすべてのスキンケアシリーズで使用されている岩手県釜石の天然水を使用したもの。同社では、「メイクアップの仕上げに、オフィスで、旅先で、ちょっとリラックスしたい時に、ヴェールのようなミストでうるおい補給とリラックスをお楽しみください」と話している。価格は2,900円。専用の「うるおいミストローション 200ml」が980円。「うるおいミストローション(携帯用) 50ml」は400円。200ml 1本で約400回分使用できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月11日