阿川佐和子がMCを担当するTBS系土曜朝の番組「サワコの朝」。その4月4日(土)オンエア回に、女優の高畑充希がゲスト出演する。子役時代を経て中学時代にホリプロの45周年を記念したオーディションで選出され、高校進学後はミュージカル「ピーターパン」の主役に抜擢。17歳の時には舞台「奇跡の人」でヘレン・ケラー役を熱演し、さらに注目を集める。2013年連続テレビ小説「ごちそうさん」に西門希子役で出演すると、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』などの作品で多くの人に知られる存在に。一途に信念を貫く主人公を演じた「過保護のカホコ」「同期のサクラ」や人気グルメコミックをドラマ化した「忘却のサチコ」などのドラマから『引っ越し大名!』『ヲタクに恋は難しい』などの映画、「エレクトラ」といった舞台まで幅広く活躍する高畑さん。今回は、3年前の舞台「エレクトラ」で母娘役での初共演が実現したという憧れの女優からのサプライズメッセージ映像を紹介しながら、共演時のエピソードをトーク。また1人で舞台のモノマネをして遊ぶほど“舞台”が大好きだったが、一方で「人の先頭に立つとか、学級委員長をやるとか、めちゃくちゃ程遠い学生だった」という幼少期をふり返り、「こんな未来が待っているとは想像していなかった」と語る高畑さんに阿川さんが驚く場面も。いまでも「カメラを向けられているのが怖い」という高畑さんの、劇中では見られない意外な素顔に迫っていく。2020年はミュージカル「ミス・サイゴン」への公演も予定されている高畑さん。ブロードウェイミュージカルの日本版として1992年から公演されてきた同作。ベトナム戦争末期のサイゴンで出会った戦災孤児の少女キムとアメリカ兵クリス、2人が出会うきっかけとなったエンジニアらの運命を描いていく。エンジニア役を市村正親、駒田一、伊礼彼方、東山義久が務め、クリスには小野田龍之介、海宝直人、チョ・サンウン、高畑さんはキム役を昆夏美、大原櫻子、屋比久知奈と共に演じている。ミュージカル「ミス・サイゴン」は5月23日(土)より帝国劇場で上演予定。プレビュー公演は5月19日(火)から22日(金)まで。「サワコの朝」は4月4日(土)、7時30分~TBS系でオンエア。(笠緒)
2020年04月03日高畑充希(27)主演ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)の第8話が12月4日に放送された。17年に高畑主演で話題を呼んだ『過保護のカホコ』の脚本家・遊川和彦氏やスタッフが再集結。どこまでもまっすぐな性格のサクラ(高畑)と4人の同期たちとの10年間を描くドラマだ。2018年の1月。夢であった故郷に架ける橋の建設を諦め、そのうえ唯一の親族であるじいちゃんの柊作(津嘉山正種)が死去――。サクラは重度の喪失感と絶望から心に病を抱え、1年以上会社を休職していた。今までサクラに勇気づけられてきた同期4人は、自分たちの悩みを相談するという嘘の理由でサクラを自宅の外から連れ出すが……というのが第8話のあらすじ。蓮太郎(岡山天音)は設計図の意見を求め、葵(新田真剣佑)は街に連れ出しプロポーズ。だが心を病んだサクラには全く響かず、失敗する。また百合(橋本愛)は気晴らしにショッピングへと連れ出し、「辛いのはわかるけどさ、元のサクラに戻ってよ。サクラの夢をかなえるために私達も一緒に夢を持ってこれから頑張るからさ」と語りかける。しかし「夢、夢、夢、うるせぇんだわんね」と以前に自分がサクラに言った言葉を、自暴自棄になったサクラからそっくりそのまま返されてしまう。それでも諦めきれない同期たちは、再度サクラに「もしサクラだったら俺たちのことほっとかない。何があっても助けようとしてくれるからさ」「じいちゃんのためにも元気出して残った夢叶えようよ」と声をかける。しかしもう心身ともに限界を迎えていたサクラは「皆さんに会うのもつらいんです。『お前ならできるよ』『頑張れ』って言われるたびに苦しいんです。だから私なんか仲間と思わないでください」とこぼし、その場を去る。それから1年後の、19年3月。葵の子どもを出産した百合の提案で、同期たちはじいちゃんたちの激励FAXを模した直筆メッセージをサクラの自宅に届ける。「俺たちはいつまでも待ってる」「サクラのいない世界なんかに生きていたくないから」といった言葉を受け取ったサクラは「今までの自分に戻ると4人に伝えないと」と、引きこもっていた部屋を飛び出す。だが道路に飛び出したお隣さんの子どもを助けるため、身を挺し意識不明の重体になってしまうのだった――。サクラを立ち直らせた、同期たちの絆には感動した視聴者から《一人一人からの手書きで手動のFAX 泣ける…………》《感動!仲間って良いな!》といった声が多く寄せられていた。しかし、現実の社会において同期たちのこうした行動は果たして本当に“正しかった”のだろうか?そんな疑問の声も上がっている。自暴自棄になったサクラに対して、百合はあろうことか「もうあんたみたいなブスどうなっても構わないから」と逆ギレする。さらに、「もう無理なんです」と語るサクラに対して同期たちは「どうしてもサクラに元気になってほしいの。元のサクラに戻ってほしいの」「今までみたいに誰にも忖度しないで自分を貫いて頑張ってくれよ」と一方的に励ましている。鬱状態と見られるサクラの気持ちよりも、“元気になってほしい”という自分たちの気持ちを優先させている。そう見えるというのだ。結果としてサクラは元気を取り戻したものの、現実社会では大きく賛否のわかれる同期たちの行動。それを肯定的に描いているドラマに「鬱を助長させるだけ」といった厳しい批判の声が寄せられている。《すごいなこのドラマ。鬱状態の人を病院にも連れて行かずに善意の押しつけをしてその上拒否されたら逆ギレして謝罪させてるんだけどw鬱の人に「勝手に孤独死しろ」は自殺幇助に等しいのだけどわかってんのか…》《いつも楽しみにしてたけど、今回は劇重の鬱展開すぎてあれ?同期のサクラだよね……?てなった 同期達のやってることが善意の暴力すぎて、サクラがいつ自殺してもおかしくない話だった………》《この令和のご時世に、明らかに鬱になって引きこもっている人間を無理矢理外に引きずり出して、自分の今のポジションを見せつけながら上から目線で頑張れと励ました挙げ句、言うこと聞いてくれないと逆ギレし出す仲間に戦慄を覚えたんだけど私だけ?》最終回まで残すとこあと2話となった本作。果たして同期たちの行動にどう“落とし前”をつけるのだろうか――。
2019年12月07日高畑充希(27)主演ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)の第7話が11月20日に放送された。17年に高畑主演で話題を呼んだ『過保護のカホコ』の脚本家・遊川和彦氏やスタッフが再集結。どこまでもまっすぐな性格のサクラ(高畑)と4人の同期たちとの10年間を描くドラマだ。2015年の11月、社会人7年目。花村建設の子会社で働くサクラは、人事部時代の上司・黒川(椎名桔平)から故郷に架ける美咲島橋に問題が起きたと呼び出される。基礎工事の安全性に島民が不安を抱いているため、問題がないことを説明してほしいと頼まれるサクラ。同期4人と故郷に向かい、実家でじいちゃん(津嘉山正種)らと楽しいひと時を過ごす。そんななか、説明会直前に土木部の葵(新田真剣佑)から衝撃の事実を告げられる……というのが第7話のあらすじ。葵から土木部の担当役員・桑原(丸山智己)が出世のために、予算を削り、密かに工事の安全性を下げていることを聞かされたサクラ。桑原にやり直しを直談判するも、聞き入れる様子はなく「説明会を乗り切れば、念願の土木部に呼んでやる」と交換条件を出されて揺さぶられる。「故郷に橋を架けるという長年の夢」と「島民の安全」という苦渋の選択を迫られ、「私は大人になれんだろっか……」と相談するサクラに対して、じいちゃんは「人間は一生大人になんてなれんだって。なる必要もねえ」とのいつものように励ます。さらに、同期たちからの応援ももらったサクラは、説明会で「故郷の島に橋はかかりません。ここにいる皆さんが命を落とすような可能性がある橋を絶対に作るわけにはいきません」と涙ながらに真実を打ち明ける。信念を貫いたサクラを待っていたのはじいちゃんの死。葬式を終えて失意のなか、東京に戻ると、じいちゃんが最期に送ってくれたFAXを見つける。そこには「桜は決して枯れない たとえ散っても必ず咲いて沢山の人を幸せにする」と書かれてあった。じいちゃんからの最期のメッセージに涙する人が相次いだ。《じいちゃんの最後のFAX さくら頑張れ、踏ん張れ》《後半から涙出てきて じいちゃんからの最後のFAXで号泣 サクラの出す決断はわかっていたけど 本当に切なくて悲しい》衝撃の展開となった7話の平均視聴率は、過去最高の12.2%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録するなど好調の様子。そのいっぽうで、自分を貫くサクラに左遷や親族の死といった受難が続く展開に疑問の声もあがっている。《高畑充希と津嘉山正種の訛りが心地よい。だけどこの作品は、意味なくサクラだけが報われない。7年経っても評価されず、子会社から本社にも戻れず、流れ星さえ見えない。遂には一人ぼっち。不幸なのはサクラだけ。胸糞遊川脚本の全てが詰まった回!!!》《よくよく考えたんだけど、こんな仕打ち受けておいて、例えどんな良い展開やスッキリ展開を持ってきても視聴者の気持ちは救われるのか…?と思ってしまった。今までの理不尽野郎達はこれからも理不尽に生きていくだろうし…。そして視聴率が上がっていくという皮肉…》果たして最終回ではサクラが報われるのだろうか――。
2019年11月23日高畑充希、山崎賢人に菜々緒、斎藤工、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗らが集結する福田雄一監督作『ヲタクに恋は難しい』から、新たに若月佑美と今田美桜も登場する予告編が解禁となった。予告編映像に映し出されるのは、「ヲタク同士で付き合えば快適なのでは?」という提案の元、お付き合いを始めたBL好きの腐女子・成海(高畑さん)と、重度のゲーヲタである宏嵩(山崎さん)。お互いに「好きなものがとにかく好き」ということは尊重し合えるヲタクたちの恋は上手くいくと思いきや「相手の趣味ごと、好きになる必要があるのだろうか」「もっと普通の人の方が、相手にとって相応しいのではないか」と、ヲタク同士だからこその悩みに葛藤しまくる、まさに“ヲタクに恋は難しい”試練が描かれていく。そのほかにも、ガチ腐女子・声優ドルヲタ・レイヤーなど、それぞれが好きなものに愛を捧げまくる個性豊かでエネルギッシュなヲタクたちが次々登場し、不器用なヲタクカップルを取り巻く環境はますますヒートアップ。何と言っても映像内では、某有名ゲームに登場するキャラクターの華麗なコスプレを披露している“ガチ腐女子”を演じる若月佑美と、成海の同僚の“素敵系女子”を演じる今田美桜の姿が初解禁!最後には、ムロさん演じるバーテンダーの「黒ずくめのコードネームが…」という超人気名探偵漫画を彷彿とさせるセリフまで飛び出し、ヲタ心をくすぐる要素が散りばめられた映像となっている。音楽は「新世紀エヴァンゲリオン」鷺巣詩郎が担当さらに今回、1980年代初頭のアイドル歌謡曲時代から近年の「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズや『シン・ゴジラ』に至るまで、数多のジャンルにおいて数々の傑作楽曲を手掛けてきた、日本が世界に誇る音楽界の巨匠・鷺巣詩郎が、本編を彩るミュージカル楽曲の作曲・編曲を担当していることも明らかに。本作の福田監督自らが「《ヲタクカルチャー》と《音楽》を掛け合わせられるのはアニメミュージックのカリスマでもある鷺巣さんしかいない!」とオファーしたところ鷺巣氏が快諾し、奇跡の初タッグが誕生。そして今作の楽曲の録音は、かつてあの「ビートルズ」が録音を行っていたことでも有名なロンドンの「アビー・ロード・スタジオ」で実施されるという、コメディ作品としては異例の超本格的な音楽環境が実現した。鷺巣氏は初めての福田作品参加に、「僕は、自分の曲は自分の子供だと思ってますから、福田雄一監督の家に娘を嫁がせるような感覚です(笑)2018年の夏、この映画の話を初対面の監督に聞いた時から、頭の中で音楽が鳴りはじめて止みませんでした。いつでも出演者全員とことん楽しくレコーディングできたことが、何よりこの作品のいちばん大きな魅力になっているはずです」とコメント。ヲタクたちの心からの叫びが飛び交う、“悲哀と歓喜の協奏曲”を見事なまでに演出する。『ヲタクに恋は難しい』は2020年2月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヲタクに恋は難しい 2020年2月7日より全国にて公開ⓒふじた/一迅社ⓒ2020映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会
2019年11月18日高畑充希(27)主演ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)の第6話が11月13日に放送された。17年に高畑主演で話題を呼んだ『過保護のカホコ』の脚本家・遊川和彦氏やスタッフが再集結。どこまでもまっすぐな性格のサクラ(高畑)と4人の同期たちとの10年間を描くドラマだ。2014年10月、社会人6年目。子育てと仕事の両立に追われる人事課のすみれ(相武紗季)は、有名評論家・椿美栄子を招いた“女性研修セミナー”の運営リーダーに任命される。椿側の理不尽な要求になすがままで、ぺこぺこと謝るすみれを見た娘のつくしに「すっごいかっこ悪いんですけど!」と言われて、思わず手を上げてしまう。その裏で花村ホームに出向させられたサクラにも変化が起きていて……というのが第6話のあらすじ。子会社に出向してから、言いたいことを我慢して貧乏ゆすりをするようになったサクラ。あるとき、すみれの娘つくしを預かることになり、「自分の思い通りに生きるのってやっぱり辛い?」との質問に、「辛いかもしれません」と珍しく本音をこぼす。迎えたセミナー当日、サクラはつくしを連れてくる。サクラはつくしに「お母さんはずっと謝っているように見えるかもしれないけど、会社のために自分を殺しているからだ。すごい仕事をしているんだ」と語ったことを、すみれに明かす。自分のことしか考えない椿にサクラが物申そうとしたときに、すみれが思いのたけを全てぶちまける。社長から「そんなことを言ってどうなるかわかってるのか!」と脅されるも、「これからどんなに辛いことがあっても自分にウソをつかずに生きていこうという決心ができました。娘や後輩のサクラを見習って」と晴れ晴れとし様子。結果として社史編纂室に異動させられたすみれは、出向先で仕事をするサクラをこう励ます。「私があなたの10年後だとしたら、どう思う?私みたいになりたい?無理してウソつかなくていい。いい、あなたは私みたいになっては絶対にだめ。あなたは10年後もその先も、ずっとそのままでいなさい。私はもうあなたみたいに生きられないから、あなたのことを応援する。これからも仕事で辛いことがたくさんある。女だから結婚して出産するかもしれない。私みたいに仕事と家族の間で悩むこともあるかもしれない。そんなときは私を頼りなさい。どんなことでも相談にのるから。そのかわり何があってもくじけないで。自分の生き方を貫き通しなさい。北野桜」自分に嘘をつかずに、言いたいことを口にしたすみれの生き方に感動の声があがっている。《すみれさんカッコいい社員を守ってくれる上司素敵!!サクラの影響で皆んなが成長していく姿が心にしみる》《すみれさんみたいな上司の元で働きたいなあ》理想の上司ランクに相武紗季の名前が入る日も近いかも!?
2019年11月15日高畑充希主演、遊川和彦脚本、「過保護のカホコ」チームが再結集した「同期のサクラ」の4話が10月30日オンエア。「過保護のカホコ」で高畑さんと共演した久保田紗友のゲスト出演と、その役どころに注目が集まった。2009年春、夢を抱いてゼネコン「花村建設」に入社した同期たちの10年を1年1話ずつ描いていく本作。高畑さんが過疎の離島で育ち、夢のためにはどんな障害にも自分を曲げない“忖度できない”主人公・サクラを演じる。橋本愛が最初は空気を読みながら生きていたがサクラとの出会いで変わっていく月村百合を、新田真剣佑がエリート一家の生まれで社長を目指している木島葵を、竜星涼が熱血タイプの清水菊夫を、岡山天音が設計の仕事を夢見るネガティブな性格の土井蓮太郎に、相武紗季がサクラの先輩社員・火野すみれに、椎名桔平が花村建設人事部の部長・黒川森雄に扮する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。サクラが意識不明になり3か月。病室で蓮太郎は2012年のことを思い出していた。その頃人事部に復帰したサクラは早速、社員のメンタルヘルスケアプロジェクトの担当を任される。ストレスチェックのアンケートを回収するため各部を回るサクラだが、蓮太郎はイライラした様子で設計部でも浮いた様子。翌朝、サクラはアンケートを回収するため蓮太郎を待ち伏せするが、サクラと同期たちが自分の噂話をしているのを見た蓮太郎は逃げるように立ち去ってしまう。さらに設計部の部長がコンペの時間変更をわざと蓮太郎にだけ知らせなかったのを聞いた蓮太郎は、そばにあったカッターで同僚たちを刺そうとする。そんな蓮太郎を止めようとしたサクラは誤って当たったカッターで手をケガしてしまう。それから蓮太郎は出社拒否、部屋に引きこもってしまう――というのが今回のおはなし。冒頭で橋の写真を撮っていたサクラは、カギを落とした女性を呼びとめる。チェロを背負ったその女性を見た視聴者からは「過保護のカホコのいとちゃんだよね?」などの声が上がる。その女性を演じているのは久保田さん。久保田さんは高畑さん主演、遊川氏脚本で放送された「過保護のカホコ」にカホコのいとこの糸役で出演。同作で糸はチェリストを目指していたが、手首を痛めて弾けなくあってしまうという役どころだった。そんな糸がチェロを背負って歩いている様に「もう実質過保護のカホコ」「冒頭でサクラがチェロを背負った女性(久保田紗友)の落とした鍵を拾うシーンは「#過保護のカホコ」オマージュなんですね。」と歓喜に沸く視聴者が続出している。(笠緒)
2019年10月31日高畑充希(27)主演ドラマ『同期のサクラ』(日本テレビ系)の第3話が10月23日に放送された。17年に高畑主演で話題を呼んだ『過保護のカホコ』の脚本家・遊川和彦氏やスタッフが再集結。どこまでもまっすぐな性格のサクラ(高畑)と4人の同期たちとの10年間を描くドラマだ。2011年3月。社会人3年目となったサクラは新規採用向けのパンフレットを作るため、広報部の百合(橋本愛)と協力して、各部署の同期たちを取材することに。前向きなサクラとは対照的に、百合は男社会のゼネコンでやりがいを見出すことができずにいた。そんななか東北大震災が発生し、百合はある決心をするが……というのが第3話のあらすじ。上司やプライベートでの付き合いを要求してくるクライアントにセクハラまがいのことをされても、愛想笑いでごまかしながら働く百合。内心では女性だから責任のある仕事を任せてもらえないと思いながらも、震災をきっかけに交際中の彼氏との寿退社を決意する。そのことを聞きに行ったサクラは慌てて止めにいくが、百合は「この会社は所詮私の居場所じゃない。ここにいたっていい仕事ができたとか自分が役に立ってるみたいな実感を得られると思えない」と聞く耳を持たない。さらにサクラに対して「夢、夢うるさいのよ。夢があればエラいわけ?青年の主張かっつうの、気持ち悪い」と罵詈雑言を浴びせる。すると、堪忍袋の緒が切れたサクラは「ブス!」と百合に言い放ち、方言丸出しでこう言い放つ。「結局あんたはここは自分の場所じゃねえとかいって現実から逃げてるだけじゃねえっけ……じいちゃんが言ってたろっも『種をまかねば一生花なんか咲かねだんれ』あんたみたいに幸せの種もまかねで花を咲かそうたって無理に決まってねっけ。仕事のことらってそうらよ。女らっけ責任ある仕事を任せてもらえねえとかいってろも、あんたがその努力してねえだけらねっけ。辛いんだったらあんたがこの会社で女性が働きやすい環境を作ればいいねっけ」そして最後には「もう無理して笑うのやめれ。そのまんまのあんたでいたらいいらん。もし誰にも言えねえほどの毒吐きたくなったら、全部私が聞いちゃったからよ。あんたそのままだとどんどんブスになるだけだっよ」と、優しく手を差し伸べる。SNS上ではこうしたサクラの“マジ説教”に心打たれた視聴者が続出した。《上司におべっか、ハイハイで出世するのが会社? 思ったこと、言いたいことを発言すると仕事がしにくくなるのが会社? 日本の社会が若い世代に強いてきた問題 夢がなくても生きていけるが、夢や希望がなければ人生は辛いだけだ 種を巻かねば花は咲かない 泣ける…》《生きるのに疲れたときこんなこと言われたら泣いちゃう》サクラ以外の同期も百合の退社を引き留めようと駆けつける。そして最後には、決して見捨てないサクラと心から打ち解けた百合。厳しい社会人生活を生き抜くのに必要なのは“心から許せる同期”なのかもしれない――。
2019年10月28日スタートしたばかりの秋ドラマで視聴者を魅了する美しいヒロインたち。表舞台で輝きを放つ裏で、彼女たちが実践する個性的な「美活」があったーー。『過保護のカホコ』の制作陣が再集結する『同期のサクラ』(日本テレビ系)で主演を務める高畑充希(27)は、「ヨーグルト」にハマっているという。「高畑さんはさまざまなダイエットを試しているそうで、そのなかでも『ホットヨーグルトは自分に合うから続けられている』と、話していたといいます。夜にヨーグルトをレンジで温めて、ハチミツやフルーツを混ぜて食べているそうです」と、日本テレビ関係者。「ヨーグルトには便秘解消やダイエット効果が期待できますが、温めて食べることでより腸の機能が活性化します。特に、腸のゴールデンタイムといわれている夜の22時〜2時に摂ることでさらに効果が高まります」(美容ライターの梅野利奈さん)人気作品が復活するのも、今クールのうれしいポイントだ。13年ぶりの続編となる『まだ結婚できない男』(フジテレビ系)に出演する吉田羊は、“ストイックな生活”を送っている。「吉田さんは健康のためにカフェインを摂らないようにしており、最近はほうじ茶にハマっているそうです。豆乳をミックスするなどして、アレンジも楽しんでいるといいます。また糖質制限もしているそうなのですが、雑誌のインタビューで『ゆで卵をめんつゆ味やピリ辛味といった味違いで作り置きしたり、塩水に漬けたササミをゆでて野菜とあえたりしています』と語るなど、自分なりに工夫しているそうです」(フジテレビ関係者)前出の梅野さんも吉田の取り組みに太鼓判を押す。「糖質は体のエネルギー源でもあるので、極端に控えると健康に悪影響を与えます。なので吉田さんのように色んな調理方法を楽しんだり、制限しすぎないことが糖質制限を成功させる秘訣です」12年ぶりの復活となる『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)に初参加する吉岡里帆(26)の相棒は「りんご」だ。吉岡をよく知るスタイリストはこう証言する。「食事には人一倍気を使っている吉岡さんは、体を絞らなきゃいけないときはりんご1個を一食分にしているそうです。『りんごは皮にも栄養があるし、よく噛むと顔の筋肉も鍛えられて一石二鳥なの』と、話していました」吉岡と同じく果物で、美貌に磨きをかけているのは『ミス・ジコチョー〜天才・天ノ教授の調査〜』(NHK総合)主演の松雪泰子(46)だ。松雪は大の「柑橘好き」だという。「松雪さんは凍らしたみかんを皮ごとミキサーにかけて、スムージーやヘルシーなかき氷をよく作っているそうです。また『柑橘類の香りにはリラックス効果があるから、みかんやデコポンの皮をお風呂のお湯に入れて柑橘の天然ビタミン風呂にしている』と親しいスタッフに言っていたといいます」(NHK関係者)キレイのコツは工夫にあり!
2019年10月26日日本初演のミュージカル『アンクル・トム』が10月18日(金)、東京・博品館劇場で開幕する。出演は上口耕平、池田有希子、内藤大希、新納慎也という実力派の4人。直前に行われた最終舞台稽古を取材した。チケット情報はこちら舞台は1980年代のロンドン。作家志望の青年ケビン(上口)は、あるきっかけで隣人のトム(新納)と親しくなる。小説が好きだというトムはケビンの勧めから処女作『操られた殺人』を書き上げるも、病に倒れてしまう。ケビンはトムの小説を盗み注目のミステリー大賞に応募、最優秀作家賞を受賞してしまうのだが、そんなある日、死んだと思っていたトムがケビンの前に現れる。折りしもその頃、ロンドンでは連続殺人事件が発生していて……。先の読めないサスペンスフルなストーリーを、ドラマチックな音楽が彩っていく。オリジナルは、韓国の「大邱ミュージカルフェスティバル」で今年発表されたばかりの作品。このフェスティバルではトライアウト的な公演だったため、今回の日本版でミュージカルとして本格的に練り上げられたという。本国での本格的上演を前にして、日本版として再構築し上演されるというのも珍しいパターンだ。出演者は実力派揃い。ケビン役の上口耕平は近年歌唱力・演技力とも磨きがかかり、めきめきと存在感を増している注目株だ。今回も盗作をきっかけに追い詰められ、ある選択をせまられる青年のギリギリの心理を熱演。トム役の新納慎也はこの人らしい華やかさを封印、腹の読めない謎めいた初老の男を演じ新境地を開いた。このふたりのセリフ、歌の応酬はスリリングかつ大迫力で、見応え十分。出版社の編集長役の池田有希子は知的さと苛烈さを上手くブレンドし、ケビンの親友役の内藤大希もミステリアスな空気で物語にさらなる謎を投入。キャスト陣の熱演で、たった4人とは思えない、緊迫感のあるミュージカルになっている。近年「韓国ミュージカル」はミュージカルの大きな1ジャンルに成長しつつあるが、また1作、注目の作品が誕生しそうだ。公演は10月27日(日)まで同劇場にて、チケットは発売中。なおこの作品では次世代の俳優育成を目的とした〈エンカレッジデー〉が期間中3公演設定され、こちらには山田元、高畑こと美、ユーリック武蔵が出演(特別出演として新納も同役で出演する)。〈エンカレッジデー〉はチケット価格も安く設定されている。将来の演劇界を支援するこの試みにも注目だ。
2019年10月18日高畑充希が遊川和彦と再びタッグを組み「過保護のカホコ」の制作チームが再集結しておくる「同期のサクラ」の第1話が10月9日放送。高畑さん演じるサクラのマイペースぶりに「カホコを思い出す」視聴者や、1話で描かれた2009年を懐かしむ視聴者からの声がSNSに集まっている。過疎の離島で育ち、夢のためにはどんな障害にも自分を曲げない、“忖度できない”主人公・サクラを高畑さんが演じ、サクラが入社する花村建設に同期入社したクールで場の空気を読む月村百合に橋本愛、エリート一家に育ち社長を目指している木島葵に新田真剣佑、流されるまま入社したアツい男・清水菊夫に竜星涼、反対に全て悪いほうに考えてしまうネガティブな土井蓮太郎に岡山天音。花村建設の新人研修を担当する人事部の火野すみれに相武紗季、サクラを採用した花村建設人事部の部長、黒川森雄に椎名桔平といった俳優陣が出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話は部屋で倒れているサクラの姿からスタート。かつての同期たちが病院に駆けつけると、そこにいた百合からサクラが脳挫傷で意識が戻るのは難しいと告げられる。そこから時間は10年前にさかのぼり、サクラたちの入社式の様子へと移る。入社式では社長に「話が長い」と言ってしまい、同期との親睦会でもマイペース。さらに新人研修で制作する橋の完成度に非常にこだわるあまり周囲を振り回す…そんなサクラに「過保護のカホコ」のカホコを連想した視聴者も数多く「「過保護のカホコ」みたいなリズム感」「過保護のカホコを思い出して胸がじん…となってる」などの声が寄せられる。また1話は2009年が舞台なのだが「サクラが持ってたデジカメ、当時売られてたモデル使ってて芸が細かい」「竜星くんの真っ黄色携帯、色違いの昔使ってた」などのツイートや、「IQ84」が登場したことに対し「1Q84からもう10年なの…」「1Q84って10年前かよ…本気で衝撃」といった反応も。そして研修が終わったサクラたちに配属先が告げられるところで終了。会社に異を唱えたことから黒川の怒りをかい人事部預かりになったサクラだが…第2話ではどんな騒動を巻き起こすのかにも注目したい。「同期のサクラ」は毎週水曜22時~日本テレビ系で放送中。(笠緒)
2019年10月09日高畑充希主演の新水曜ドラマ「同期のサクラ」に、竜星涼と岡山天音が高畑さん演じるサクラの“同期”役で出演することが分かった。連続テレビ小説「ひよっこ」や「メゾン・ド・ポリス」、そして『トイ・ストーリー4』の吹き替え出演も話題となった竜星さんが演じるのは、熊本出身のアツい男・清水菊夫。大学では応援部出身で、仲間や頑張っている人の力になりたいと思っているが、サクラのような明確な夢や目標はなく、応援部の先輩に勧められるまま花村建設に入社したことに少し引け目を感じている…。本作の印象を「自分の未来に対して明るい夢を持っている若者はどのくらいいるのだろうか?明るい夢を忘れずに持ち続けてる大人はどこまでいるのだろう?脚本を読んで、サクラのまぶしく、勇ましいセリフは胸を打つものがありました」と語った竜星さんは、「菊夫という心優しい男が、本当の大人になるまでの10年を丁寧にみなさんに届けていきます」とコメント。そして、「I"s」「ゆうべはお楽しみでしたね」『新聞記者』などに出演する岡山さんが演じるのは、努力家で能力はあるが、全て悪いほうに考えてしまうネガティブ男・土井蓮太郎。最初はサクラに懐疑的であったが、同期の仲間との共同作業に次第に心を開いていく人物だ。岡山さんは「蓮太郎の喜びや悩みを僕自身が一緒に味わって、桜、百合、葵、菊夫とたくさんの事を学び、共に成長していければと思います」と話し、「自分の役割を全うし、“同期”のみんなと反響し合いながら、力強い作品にしていきたいです」と意気込みを語っている。なお、すでに発表されている橋本愛、新田真剣佑に続き、竜星さんと岡山さんの参加が決定し、これでサクラの10年間を見守る“同期グループ”が出揃った。「同期のサクラ」は10月、水曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年09月04日映画『引越し大名!』(8月30日公開)の公開初日舞台挨拶が30日に都内で行われ、星野源、高橋一生、高畑充希、及川光博、濱田岳、犬童一心監督が登場した。同作は『超高速!参勤交代』シリーズで知られる土橋章宏の時代小説『引っ越し大名三千里』を映画化。生涯に7回もの国替え(引っ越し)を命じられた実在の大名・松平直矩をモデルに、お国を救うため知恵と工夫を絞る姫路藩の藩士たちの汗と努力と涙と笑いの物語となる。美脚がまぶしい膝上スカートで登場した高畑。主演の星野がInstagramを開設したことから、「源さんのInstagramに載りたいです」と希望する。撮影では初めて乗馬シーンに挑戦したというが、「見てる分には軽々乗ってるように見えるんですけど、馬のテンションが上がると想像できない感じでスピードが出ちゃう」と苦笑。「怖すぎて顔が固まってたんですけど、それが映画で意志が強いように映っていたので、安心しました」と振り返った。
2019年08月30日8月16日19時前頃、麦わら帽子を目深にかぶって東京・下北沢の劇場を訪れたのは高畑淳子(64)だ。一緒に来ていた友人女性たちにガードされる形で、開演時間直前にやってきた高畑。かなり警戒している様子がうかがえる。同劇場で上演されていたのは、この日初日を迎えた舞台「さよなら西湖クン」。演劇ファンから人気の劇作家・蓬莱竜太氏(43)が脚本を務める注目作だ。しかし、淳子がキャパ200名ほどの小さな劇場を訪れたのには“別の理由”があった。総勢6名の出演者一覧に目を通すと、そこには息子である高畑裕太(25)の名前が。16年8月23日、前橋市内のビジネスホテルで女性従業員に性的暴行を加えたとして強姦致傷容疑で逮捕された裕太。被害女性とは示談が成立し不起訴になったものの、所属事務所は裕太とのマネジメント契約を解除。以降は芸能活動を無期限休止となっていた裕太にとって、3年ぶりの仕事復帰となった。愛する我が子の晴れ舞台に駆け付けた淳子。さらに、この日は裕太の姉で女優の高畑こと美(32)も訪れていたという。「こと美さんは、スタッフや観劇に来ていた顔見知りの芸能関係者に『弟をよろしくお願いします』とあいさつしていました」(演劇関係者)暴行事件直後の謝罪会見では「自分なりに精いっぱいやったつもりですが、育て方がいけなかった」と深い悔恨の念を見せていた淳子。裕太の芸能界復帰についても「してはいけないことだと思っています」と語っていた。しかし今回の復帰について、熱心に息子をサポートしていたようだ。「事件前から母子の仲はよく、お互いが出演しているドラマを見ながら演技論について熱く語りあっていました。事件後もそれは変わらず、自宅で淳子さんの相手役を裕太さんが演じることもあったそうです。淳子さんから『アツく語り合いすぎて言い合いになることもあるけど楽しいわよ』と聞いたことがあります。今回の復帰公演での演技指導も、淳子さんがしていたようです」(淳子をよく知る芸能関係者)息子の復帰舞台を見た母は何を思うのか。本誌記者は上演終了後に、淳子を直撃。しかし質問に答えることなく、足早に車に乗り込みその場を去ってしまった。謝罪会見では「最終的にどんなことがあっても、どんなに申し訳ないことをしても、親として守る・ガードするわけではなく『親でいる』ということが最後の最後にくると思う」と語っていた淳子。“過保護”な親子生活はまだ続きそうだ――。
2019年08月16日高畑充希と山崎賢人が“隠れ腐女子とゲームヲタク”となってピュアラブストーリーを繰り広げる『ヲタクに恋は難しい』。この度、高畑さん、山崎さんに先日発表となった菜々緒、斎藤工も登場する初映像となる特報とティザービジュアルが解禁となった。この度解禁となったのは、30秒の特報映像。「ヲタク…それは夢に生きる人たち」のナレーションを皮切りに、熱量が高くて活き活きとしているキャラクターたちが次々に登場。序盤から、コミケ会場を「戦場(いくさば)」と呼び、同人誌を見て「尊い――」と悶えるなど、“隠れ腐女子”として様々な表情を見せる高畑さん演じる成海。そんな彼女とは対照的に、オフィスにいても、部屋と全身をモザイクに覆われても、徹底的にクールな無表情を貫く山崎さん演じるメガネ男子の宏嵩が印象的!また、成海と宏嵩の先輩であり、有名コスプレイヤーでもある花子を演じる菜々緒さんのコスプレ姿も“初”お披露目!「刀剣乱舞」の燭台切光忠になりきる姿からは、そのクオリティの高さがうかがえるも、斎藤さん演じる樺倉からはツッコミも…。さらには、原作第1話に登場する成海がサムズアップして「採用!」と言うシーンも完全再現されており、原作ファンにもたまらない仕上がりに。果たしてヲタクとヲタクの恋はどのような展開をみせるのか、気にならずにいられない映像だ。また、ティザービジュアルは、スーツ姿の成海の後ろからは“マンガ”“アニメ”“BL”をこよなく愛する“隠れ腐女子”、同じくスーツ姿の宏嵩の後ろからは廃人クラスの“重度のゲーヲタ”という、それぞれのヲタクな本性が覗くコミカルな仕上がりとなっている。『ヲタクに恋は難しい』は2020年2月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ヲタクに恋は難しい 2020年2月7日より全国にて公開ⓒふじた/一迅社ⓒ2020映画「ヲタクに恋は難しい」製作委員会
2019年08月13日秋の日本テレビ系新水曜ドラマは、高畑充希主演、遊川和彦オリジナル脚本の「同期のサクラ」を放送。同じく高畑さんが主演を務めた「過保護のカホコ」の制作チームが再び集結する。「過保護のカホコ」では超過保護な“究極の箱入り娘”を演じた高畑さんだが、今作では過疎の離島で育ち、夢のためにはどんな障害にも自分を曲げない、“忖度できない”主人公・サクラに扮する。ドラマでは、このサクラの駆け抜けた10年間を1話ごとに1年ずつ、丁寧に描いていく。主演の高畑さんは「『過保護のカホコ』でご一緒した信頼できる方々と、またご一緒させて頂くことが出来て大変光栄です」と参加を喜び、「『生まれ育った離島に橋を架けたい!』という夢だけをもって、東京の大手建設会社に就職をするのですが、同期全員が何か『強い想い』を抱いて仕事をするものだと思い込んで上京してきたのに、実は全くみんな違っていて、サクラは驚き、戸惑います。でもサクラは、どんなことがあっても忖度しません。サクラという女性は、ひたすら変わりません。変わることのほうが簡単な環境のなかで、10年間変わらない、ひとりの姿を描きます」と本作について説明。また「私にとってもサクラは、新しい挑戦の連続になると思うので、不安も恐怖もありますが、みんなで絶対に面白い作品にしようという気持ち満々で取り組んでおりますので、ぜひ楽しみにしていただければ嬉しいです」とコメントしている。そして脚本の遊川氏は「この主人公は周囲の声など気にせず、10年間変わらない。そんな人間がどうなっていくのか?そんな人間がいて欲しいという思いを込めて、作っていきたいと思います」と意気込みを語っている。「同期のサクラ」は10月、水曜日22時~日本テレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年08月06日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今週は、日本のアニメ草創期に携わり、昨年死去した高畑勲氏の業績をたどる「高畑勲展」へ行ってきました。■「高畑勲―日本のアニメーションに遺したもの」東京国立近代美術館 1階企画展ギャラリーにて10月6日まで開催中本展は、未公開資料も含め約1,000点の資料が全4章にわたって公開されています。大きく分けると、(1)演出助手時代、(2)海外児童文学を手がけた時代、(3)日本らしさを描いた時代、(4)新たなアニメーションへの挑戦という構成。同じく演出家である宮崎駿氏はアニメーターでもあるけれど、高畑氏は絵を描かない演出家として有名でした。しかし、高畑氏による絵コンテや細かく書かれたプロットなど貴重な資料を見ることができます。そして豊かな原画と企画書などの制作資料からは、ひとつの作品に多くのクリエーターが携わっていることがわかります。『母をたずねて三千里』『赤毛のアン』など、世界名作劇場シリーズで育ってきた記者は、第2章が特にテンションアップ!日本のアニメとして初めて海外現地調査(ロケハン)を行った『アルプスの少女ハイジ』のロケハン時の写真もあります。昨年、舞台となった村まで行ってきた記者、アニメと変わらないそのままの風景を目の当たりにし、すごく感激したものでした。高畑氏の型にはまらないスケールの大きさと豊かな想像力は、大人も楽しめる作品を作ったのです。朝ドラでもアニメーターがフィーチャーされる現在。日本アニメーション界の功労者の足跡を見ることができます。
2019年08月05日高畑裕太(25)が芸能活動を再開すると8月3日に発表された。今月16日から上演される舞台「さよなら西湖クン」で復帰する。突然の復帰に、Twitterでは「高畑裕太」がトレンド入りするなど大きな反響を呼んでいる。デイリースポーツによると同作の演出は、高畑が過去に所属していた「石井光三オフィス」に籍を置く和田憲明氏。和田氏が開催したワークショップとオーディションに参加し、高畑は合格を勝ち取ったという。15年3月から放送された朝の連続テレビ小説「まれ」(NHK総合)に出演し、知名度を上げた高畑。同年8月、本誌に登場し「母(高畑淳子)も、『役者の顔になったね』と言ってくれました」と明かしていた。しかし16年8月、映画撮影で滞在していた群馬県内のビジネスホテルで女性従業員に性的暴行を加えたとして高畑は強姦致傷容疑で逮捕。被害者側とは示談が成立したため不起訴処分となり、同年9月に釈放。しかし石井光三オフィスとのマネジメント契約が解除となり、芸能活動は事実上の休止状態となった。釈放から1週間後、高畑は埼玉県内にある心療内科の専門病院に入院。退院後は引きこもり生活を送ることになった。事件8カ月後17年4月、芸能関係者は本誌にこう語っていた。「髪もひげも伸ばしっぱなしでボサボサ。知人が見ても裕太さん本人と気付かないくらい、事件前とは外見もかなり変わってしまったと聞きます」映画「いつまた、君と」に出演予定だった高畑だが、前出の芸能関係者は「彼は自分が並ぶはずだった舞台挨拶の写真を見て、落ち込んでいるみたいです」とも明かしていた。抱き続けていた芸能界の夢。晴れて復活を果たす高畑は、活動を軌道にのせることができるのだろうかーー。
2019年08月03日アニメーション映画監督・高畑勲(1935-2018)の“演出術”にフォーカスした回顧展、『高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの』が東京・竹橋の東京国立近代美術館ではじまりました。展覧会の音声ガイドナレーターをつとめるのは、俳優の中川大志さん。気になる内容や見どころをお伝えします!中川大志さんがガイド!『高畑勲展』【女子的アートナビ】vol. 151この展覧会では、総合芸術としてのアニメーションをつくりあげた監督・高畑勲氏の創作活動を、1,000点を超える作品や初公開の資料などによって紹介。絵を描かない高畑監督が、どのように新しい表現方法を追求し、作品に昇華させていったのか、その創造の軌跡を知ることができます。音声ガイドナレーターは俳優の中川大志さん。現在出演中の連続テレビ小説『なつぞら』で坂場一久役を演じている中川さんは、次のメッセージを寄せています。「自分たちが当たり前のように目にしていた作品が、どんな思いで、どんな苦悩を経て、どんな手法で作られていたのかを知ることができる貴重な機会です。日本のアニメーションの歴史でもある『高畑さんの人生』を存分に楽しめる音声ガイド、ぜひお楽しみください」展覧会場の入り口をぬけると音声ガイド機(¥550税込)を借りるブースがあるので、ぜひ中川さんの案内を聞きながら作品を楽しんでみましょう!宮﨑駿氏の原画も…!それでは、会場に入ってみます。まずは、高畑監督が手がけた仕事や業績などが記された年譜が壁一面に登場。作品数の多さに圧倒されます。そして、モノクロ写真で飾られたアーチを抜けると、「第1章 出発点」がはじまります。1959年に東京大学文学部仏文科を卒業し、東映動画(現・東映アニメーション)に入社した高畑監督は、まず演出助手としてアニメーション制作にかかわります。会場には、当時の貴重な制作ノートや絵コンテなどが勢揃い。ここでの見どころは、長編アニメーション初監督作品となった『太陽の王子 ホルスの大冒険』のコーナー。登場人物の人間関係を記した図や、感情の起伏を視覚化したテンションチャートなど、作品を作り上げていくプロセスがわかる資料は見ごたえがあります。また、当時、新人アニメーターだった宮﨑駿氏の原画も展示されています。ハイジの世界へ!続いて、第2章「日常生活のよろこび」では、『アルプスの少女ハイジ』をはじめ、『母を訪ねて三千里』、『赤毛のアン』など昭和世代には懐かしいテレビの名作シリーズが登場します。オープニング・フィルムの原画や動画、背景画、制作ノートなどが展示されていますが、特に見逃せないのは、アニメーター小田部羊一氏による主要キャラクターのデザインスケッチ。主人公のハイジが現在のデザインになるまでの過程が見られて楽しいです。高畑監督は、ハイジの日常生活をリアルに描くことを目指し、物語の舞台となるアルプスの自然環境などを取材するため、テレビ・アニメーションとして初の海外ロケハンを実施。宮﨑氏などクリエイターやプロデューサーたちと一緒に約10日間スイスとドイツをまわりました。そのときに撮影された写真なども会場で紹介されています。また、アルプスの山小屋をリアルに再現した美しいジオラマも展示。こちらは写真撮影OKです!続く第3章では『火垂るの墓』など日本を舞台にした作品群が登場し、最後の第4章では、新たなアニメーションへの挑戦についても詳しく紹介されています。アニメーターのインタビューも!音声ガイドでは、ナレーターとして中川さんが作品解説をするほか、アニメーターの大塚康生氏や小田部羊一氏などのインタビューも聞くことができます。文学や美術、音楽、映画など幅広いジャンルの知識を持ち、またクリエイターやスタッフからも慕われていた高畑監督。彼の手がけた作品を見ることで、アニメーションの歴史だけでなく、日本の文化史も知ることができます。ぜひぜひ、足を運んでみてくださいね!Information会期:~10月6日(日)休館日:月曜(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、7月16日(火)、 8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火)時間:10:00-17:00 ( 金曜・土曜は10:00-21:00 )*入館は閉館30分前まで会場:東京国立近代美術館料金:一般 ¥1500/大学生 ¥1100/高校生 ¥600、中学生以下無料※本記事の写真は、プレス内覧会で主催者の許可を得て撮影しています。
2019年07月13日数多くの革新的な作品を発表し、日本のアニメーションに多大なる影響を与えたアニメーション監督・高畑勲。その高畑初の回顧展『高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの』が、7月2日(火)から10月6日(日)まで、東京国立近代美術館で開催される。アクションやファンタジーではなく、日常生活に寄り添った、豊かな人間ドラマとしてのアニメーションを確立した高畑。本展では、半世紀を超える高畑の創作の秘密を、その演出術に着目し4つの章から紐解いていく。【チケット情報はこちら】まず第1章は「出発点:アニメーション映画への情熱」。ここで注目すべきは、初の演出(監督)作品となった『太陽の王子 ホルスの大冒険』だろう。高畑は絵を描かないアニメーション監督であり、作画監督や脚本家など、各スタッフと対話を重ねることで、これまでにない作品世界を構築。それは登場人物の香盤表や作画担当表といった、高畑による緻密な資料群からも伺うことが出来る。また本章には、遺作となった『かぐや姫の物語』に通じる貴重な資料「ぼくらのかぐや姫」も展示。第2章は「日常生活のよろこび:アニメーションの新たな表現領域を開拓」。ここでは子供を主人公に、子供が楽しめる作品づくりを目指した高畑の、テレビの名作シリーズを中心に紹介する。『アルプスの少女ハイジ』では、かの有名なオープニング映像のラフ原画を展示。現地をロケハンし描かれたという、美しい背景美術にも目を奪われる。また宮崎駿が手がけた『パンダコパンダ』のレイアウトは、本展開催直前に発見された非常に貴重なものだ。第3章「日本文化への眼差し:過去と現在との対話」では、『火垂るの墓』や『平成狸合戦ぽんぽこ』などが登場。大阪を舞台にした『じゃりン子チエ』以降、日本の風土や庶民の生活を、リアリティーをもって描くことに情熱を注いでいった高畑。膨大なイメージボードや背景などから、その強い想いを感じることが出来る。最後の第4章「スケッチの躍動:新たなアニメーションへの挑戦」では、水彩画風という新たなアニメーション表現を摸索した、高畑の飽くなき探求心に驚かされる。特に完成まで8年を要した『かぐや姫の物語』では、線画による1枚1枚の原画が、残像効果までも計算して描かれているというから、さらに驚きだ。また高畑はかつて、ジャック・プレヴェールの詩を翻訳、それに奈良美智が絵をつけた詩画集『鳥への挨拶』を発表。本展にはその詩画集が出力された色校正用の紙の上から、奈良が新たにドローイングを加えたオリジナル作品、≪鳥への挨拶≫24点も出品されている。取材・文:野上瑠美子
2019年07月05日映画『火垂るの墓』やテレビアニメ『アルプスの少女ハイジ』などで知られ、2018年に逝去したアニメーション監督・高畑勲の活動を総覧する「高畑勲展 ─日本のアニメーションに遺したもの」が7月2日(火)から10月6日(日)まで東京国立近代美術館にて開催される。その音声ガイドナビゲーターを務める俳優・中川大志に話を聞いた。【チケットの詳細はこちら】自身初となる音声ガイド、その収録を終えたばかりの中川に感想を尋ねると「緊張しました。まずはお客様の邪魔にならないように、淡々と、だけどちゃんと情報が入ってくるように話すことを心掛けました。あまり自分の色が出過ぎると邪魔になっちゃうので、感情を入れすぎずにやったつもりです」と語りつつ「でも…」と続け、「今僕はアニメーションの演出家を演じているので、すごく感情移入してしまいました」と明かした。現在、NHK連続テレビ小説「なつぞら」で、日本のアニメ創成期に携わったアニメ演出家、坂場一久を演じている中川。「読んでいると、高畑さんの言葉や抱えていた苦悩、想いの変化が自分の役とリンクして…。なんだか自分の人生を振り返っているような気持ちでした。ガイドのラストは特に…。今思い出すだけでも泣いちゃう。こんな気持ちになるとは思わなかったです」と、今だからこその想いがこもったガイドに仕上がりそうだ。中川が「高畑さんが信頼する人たちのことも知りました。高畑さんの無理難題とも言える強い想いに応える、叶える、それ以上のものを出す、そんな力強いメンバーに支えられて高畑さんの信念がカタチになったんだと思いました」と語るように、ガイドにはインタビューを収録。『パンダコパンダ』などの作画監督・大塚康生や、『アルプスの少女ハイジ』などのキャラクターデザイン&作画監督・小田部羊一、『じゃりン子チエ』などの原画・友永和秀、『平成狸合戦ぽんぽこ』などの美術監督・男鹿和雄、『火垂るの墓』などの美術監督・山本二三の(本人音声)などのインタビューが楽しめる。今すぐ観返したい作品を尋ねれば『パンダコパンダ』と笑顔。「子供の頃、祖母の家で何度も観ていたので印象に残っていて。主題歌もすごく覚えているのですが、今回、あの歌は高畑さんが“子供たちが歌える主題歌”を目指したというエピソードもありました。今改めて観たいなと思います」「せっかく音声ガイドを借りてくれたお客様ですから、これはもう(自分と同じように)泣かせたい(笑)。高畑さんの人生全部が詰まっていて、台本を読んで、僕自身が映画を1本観たような充実感がありました。それをお客様にも届けられたら」と中川。情報たっぷりの音声ガイドで「高畑勲展」をより楽しんで!取材・文:中川實穂
2019年06月27日高畑充希(27)が来年5~6月に東京・帝国劇場で上演されるミュージカル「ミス・サイゴン」でヒロインのキムを演じると、一部スポーツ紙が報じた。1989年に英ロンドンで初演された同作。ベトナム戦争を背景に、ベトナムの少女キムと米軍兵士クリスの悲恋を描くミュージカルの名作。これまで亡くなった本田美奈子.さん(享年38)、松たか子(41)、笹本玲奈(33)、新妻聖子(38)らがヒロインを演じてきた。記事によると高畑は大原櫻子(23)や屋比久知奈(24)、昆夏美(27)とともに交代でキムを演じるという。高畑と大原と屋比久は今回が初めてで、昆は3度目の出演。4人は英国から来日したスタッフらを前に2度のオーディションを経て、役を射止めたという。「高畑さんはNHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』でヒロインをつとめ、主演作はドラマ・映画ともにヒットするなど女優としての実績十分。出演オファーも後を絶たないと聞いています。そんななかで自らオーディションを受けるということは、よほど思い入れのある作品ということでしょう」(演劇担当記者)もともと高畑といえば、05年に「山口百恵トリビュートミュージカル プレイバック part2~屋上の天使」の出演者オーディションで主演の座を獲得して芸能界入り。07年から12年までは、6年間にわたってミュージカル「ピーターパン」の8代目ピーターパン役を務めていた。「幼いころから好んでミュージカルのサントラを聴いていたこともあり、ミュージカルが女優としての“原点”となっているそうです。多忙なスケジュールをぬって舞台もこなしていただけに、今回もその成果を存分に発揮してくれそうです」(芸能記者)
2019年05月17日アイドルグループ・嵐の櫻井翔と、女優の高畑充希が26日、「クリアアサヒ」新CM発表会に登場した。27日から放映される新CMでは、2人が自宅でクリアアサヒと「いつもの」を飲み比べしている様子が描かれたが、「自分で言葉を“発見"してほしい」という監督の要望に、「結局出てくるのが、『は〜』とか『ほえ〜』とかで、ボキャブラリーの貧困さに驚きましたけど、最後にCMでも使われた『わかるわ〜』が出まして、無事採用されました」と振り返る。高畑が「CMを見て、最後から2番目くらいのカットの櫻井さんの目が、普段見れない目だなと思って。プライベートを垣間見ちゃったような、いけない感じがあって」と指摘すると、櫻井は「覗き見感!? そんなしっかり見ていただいて嬉しいです」と笑顔を見せた。「いつもの〇〇だけじゃもったいない」というテーマには、「いつもの”旅行"だけじゃもったいない」と答えた櫻井は、「10年ぶりくらいかな、家族全員揃って温泉旅行に行ったんですよ。家族揃うのもいいなと思いました」と明かす。一方、「いつもの“お米"だけじゃもったいない」という高畑は、「お米の食べ比べにはまってて、ちょっとずつ詰め合わせになってるものをいただいたので、それをちょっとずつ炊いて食べると全然味が違う」と語った。この回答に、櫻井も「去年の秋くらいかな? 玄米にハマってる時がありました」と米談義に参加。「ちょうど我々が……我々が、ってすみません、嵐がミュージックビデオ撮影するときに行ったのがそういったレストランで、そこで買った玄米をおうちで食べてました」とエピソードを披露した。「新〇〇」というお題では、「新コース」と回答した櫻井が「毎年1〜2回スキーに行くんですが、行った場所の新しいコースに行きたい。海外のスキー場行ったことないので、海外のスキー場も発見してみたい」と意気込む。また、高畑は「新声帯。舞台の稽古中で声を強くしたくて。もっと先にミュージカルとかまたやれる時がきたら、歌が上手くなりたいなと思って、ボイトレしてます」と回答。「ボイトレしない」という櫻井は「僕はもう完全にマイクに頼りきってやろうと思いました。充希ちゃん、すごいなあと思って」と感心していた。
2019年03月26日アイドルグループ・嵐の櫻井翔と、女優の高畑充希が「クリアアサヒ」の新CM「櫻井さん とりあえず買ってみます」編、「高畑さん とりあえず買ってみます」編が20日から全国で放映される。今回のCMでは、2人が2月中旬以降製造分よりクオリティアップで新しくなった「クリアアサヒ」に出会い、思わず買ってしまう姿を描く。「櫻井さん とりあえず買ってみます」編では、櫻井翔がコンビニエンスストアのお酒売り場の前でじっと冷蔵庫を眺めている姿から始まり、いつも飲んでいるものと、新しくなった「クリアアサヒ」で迷った後に、「とりあえず買ってみます」と一言。帰宅後、いつも飲んでいるものと飲み比べて、新しくなったクリアアサヒの味を「発見。」する姿を描く。「高畑さん とりあえず買ってみます」編では、高畑がスーパーのお酒売り場の前でカート を押しながらじっと棚を眺めている姿から始まり、新しくなった「クリアアサヒ」 の美味しさを「発見。」する。撮影は、1月に首都圏近郊の店舗とスタジオにて行われた。櫻井は、今回の撮影をする監督と以前も仕事しており、「久しぶりですね」と再会を喜ぶ。コンビニエンスストアでじっと考えているシーンを撮影するために、長い時間かけて腰をかがめた体勢となり、チャーミングな姿が収められた。今回、素の表情を切り取るために用意された6台のカメラを前に、最初は驚いていた櫻井だったが、すぐに現場の空気にも慣れ、普段飲むお酒の話をするなど、リラックスした空気を醸し出していた。高畑は、首都圏近郊にある実際のスーパーで撮影。カートを押しながらじっと棚を眺める演技も、色々なニュアンスでトライした。その後の自宅シーンの撮影では、普段、独り言を言うことはあまりないという高畑が、あえてしゃべりながらの演技に挑戦する。「一人だと難しいなあ」と困りながらも撮影を重ね、高畑は「次回の撮影も楽しみ」と語っていた。
2019年03月20日戦後の日本のアニメーションの基礎を築き、昨年4月5日に亡くなった高畑勲監督の業績を総覧する展覧会「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したものTakahata Isao: A Legend in Japanese Animation」が、東京国立近代美術館で開催されることが分かった。スタジオ・ジブリ設立に携わった人物であり、『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』『かぐや姫の物語』など数々の名作を手掛けてきた高畑監督が、日本のアニメーションに遺したもの、その業績を総覧する初の回顧展。展覧会は4章構成となっており、「1章 出発点─アニメーション映画への情熱」では劇場用長編初演出(監督)となった『太陽の王子 ホルスの大冒険』などにスポットを当て、「2章 日常生活のよろこび─アニメーションの新たな表現領域を開拓」では「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」などのTVアニメにおいて、宮崎駿らとのチームワークを絵コンテ、レイアウト、背景美術によって検証し、高畑演出の秘密に迫る。さらに、「3章 日本文化への眼差し─過去と現在との対話」では、『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』などから、日本人の戦中・戦後の経験を現代と地続きのものとして語り直す話法の創造と、“里山”というモチーフの展開に注目。そして、手描き風アニメーションや水墨画のような表現で注目を集めた『かぐや姫の物語』などにフォーカスした「4章 スケッチの躍動─新たなアニメーションへの挑戦」で構成される。これまで未発表だった高畑監督の制作ノートや絵コンテなどの貴重な資料を通して、高畑演出術の秘密に迫る本展覧会。絵を描かない監督が、どのようにして歴史に残るアニメーションをつくったのか?ほかのクリエイターたちとの交流や共同制作の過程を通して明らかにしていく。なお、東京のほかにも今後、岡山での開催も予定しているという。「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したものTakahata Isao: A Legend in Japanese Animation」は7月2日(火)~10月6日(日)東京国立近代美術館1階 企画展ギャラリーにて開催。※休館日あり(cinemacafe.net)
2019年03月07日「おじさんパワーがすごくて、食らいつくのに必死でした!」2月28日の夜、ドラマ『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)の打ち上げでそう語るのは主演の高畑充希(27)だ。実は “酒豪”として知られる高畑。本誌は一昨年2月、そのツワモノぶりを目撃している。主演舞台を終えた高畑は、その足で3軒もはしご酒。実に9時間にもわたってうたげは続いていた。今回も朝までかと思われたが、意外な結末を迎えた。「日付が変わる前にお開きになりました。というのも最年長の近藤正臣さん(77)をはじめ、メインキャストには角野卓造さん(70)や小日向文世さん(65)と還暦超えの方ばかり。そこでこの日は“2次会で終わり”と決めていたそうです。お子さんがいらっしゃる西島秀俊さん(47)も22時過ぎには帰られていました。高畑さんはお酒もそこそこに、共演者やスタッフ一人一人と握手しながら感謝の言葉をかけられていました。座長としてもり立てようとする姿に、みなさん感激していました」(テレビ局関係者)酒豪キャラを封印して“おじさまたちの接待”に徹した高畑。そんな彼女の気遣いもあって、打ち上げは大盛り上がりだった。「高畑さんはスピーチで『おじさんたち!体に気をつけて頑張ってください!』と冗談を飛ばし、会場を沸かせていました。最後には『もっともっと頑張って、また成長した姿でみなさんといっしょにお仕事できるようになりたいです』と熱く語り、感動する人が続出でした」(前出・テレビ局関係者)さらに撮影中も高畑の愛は、おじさまたちを魅了していたという。「実は撮影中に高畑さんがインフルエンザにかかってしまい、撮影が数日止まったことがありました。彼女は『いちばん若いのにすみません』と平謝りで、おわびとしてバレンタインデーに手作りのチーズケーキを全員分用意したんです。これにはスタッフも含め、みんな大喜び。味もプロ級で、竜星涼さん(25)は3つも食べていました。そのため小日向さんが『ひとり1個まで!』と見張り役を買って出る場面もありました(笑)。男優陣がお返しをしようとしたのですが、ホワイトデーはクランクアップのあと。そこで『撮影が終わっても、みんなで集まって充希ちゃんにお返ししよう!』とひそかに計画しているそうです」(前出・テレビ局関係者)恩返しの続編が見られる日も近いかも!?
2019年03月07日高畑充希が刑事役に挑戦し主演を務める「メゾン・ド・ポリス」の第3話が1月25日オンエアされ、高畑さん演じる主人公・ひよりの“過去”に視聴者たちが様々な想いを巡らせている様子だ。本作は父の死に疑問を持ちながら刑事の道を選んだ牧野ひよりを高畑さんが演じ主演。ひよりの捜査に協力する退職警察官だけが住むシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」の住人たちには、元警視庁捜査一課の敏腕刑事で現在はシェアハウスの家事を担当する夏目惣一郎に西島秀俊、事務方出身で女子力高めの管理人・高平厚彦に小日向文世、キザで女好きの科捜研元エース・藤堂雅人に野口五郎、叩き上げ刑事だった迫田保に角野卓造、警察官僚出身だが他の住人たちからの厚い信任を受ける大家・伊達有嗣に近藤正臣。柳町北署の鑑識係で藤堂の元妻、ひよりのよき相談相手となる杉岡沙耶には西田尚美、ひよりに時にはストーカーのように付いて回るメゾンの“買い物係”瀬川草介に竜星涼。ひよりの先輩刑事の原田照之に木村了、柳町北署の刑事課長・新木幸司に戸田昌宏といった俳優陣が集結した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。都民住宅の建設予定地で起きた事件にまつわる物語。そこはネコの楽園となっていたが最近、ネコたちが何者かによって殺され青いペンキをかけられる“青猫事件”が起きていた。新木から青猫事件の捜査をメゾンにやらせるよう指示されたひよりだが、メゾンのおじさまたちは全くやる気を示さないでいた。だがそこに区の広報誌編集者・大槻仁美(橋本マナミ)がやってきて「青猫事件の犯行予告が編集部に届いたが警察が取り合ってくれず相談に来た」と話すと、おじさまたちの態度が一変。全力で青猫事件の捜査に取り組むことに。ひよりたちが事件現場を訪れると、そこには青いペンキがかけられた人の死体があった。捜査の末殺害と青猫事件の犯人は別だったことがわかるのだが、ひよりが警察に自殺と言われた父の死に疑問を持ってることと、ひよりの素性を伊達と藤堂が知っていることも明かされた。「ひよりちゃんの過去、気になる!」「ひよりちゃんの過去もだんだんチラ見せしてきてて気になる」「ついに、ひよりちゃんの父親の死の秘密が出てきた」など、物語の“本筋”が動き出したことに反応したツイートが数多く寄せられるなか、「西島さんはこのまま明るいノリでいってくれるのか???公安的な感じに薄暗い過去あんのか?」と夏目の“可愛いキャラ”が今後どうなるのかを心配する声も。ひよりの父の死の“真相”とは!? 「メゾン・ド・ポリス」の今後の展開に注目だ。(笠緒)
2019年01月26日1月ドラマ「メゾン・ド・ポリス」で主演を務める女優・高畑充希が、「ar」2月号の表紙に登場。役作りでバッサリ髪をカットした高畑さんが、七変化を見せている。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や「過保護のカホコ」、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』、『DESTINY 鎌倉ものがたり』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』など話題作に出演する人気女優の高畑さん。西島秀俊や小日向文世、野口五郎ら豪華キャストと共演する最新ドラマ「メゾン・ド・ポリス」では、初の刑事役に挑戦。豪華“おじさま”たちとどんなやり取りが繰り広げられるのか注目が集まっている。“スキン号”となる同号では、そのヘルシーな美肌を惜しみなく披露。演じ分けた7つの女性像の中には、これ以上ないほどの接写カットもあり、柔らかそうな素肌は必見。また、スキンケアのこだわりや自分の性格について語るインタビューも収録されている。また、「メゾン・ド・ポリス」にも出演する俳優・竜星涼が登場。彼女の車でデートに出かける…という妄想ストーリーを演じる。さらに、森絵梨佳が「いい恋してそう」と予感させる“匂わせ肌”企画に、2018年版「世界で最も美しい顔100人」にランクインした篠崎愛がスキンケア企画に登場する。そのほか、堀未央奈のピュアな魅力が垣間見える、真冬に映える白のファッション&メイク企画や、今泉佑唯のチーク特集。「ar」初登場となる春花は、ランジェリー特集で魅せる。「ar」2月号は1月12日(土)発売。(cinemacafe.net)
2019年01月11日12月28日公開の映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の公開直前イベントが17日、東京・神田明神で行われ、大泉洋、高畑充希が出席した。第35回大宅壮一ノンフィクション賞・第25回講談社ノンフィクション賞のダブル受賞を果たした渡辺一史原作の『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』を、『ブタがいた教室』(2008年公開)などの前田哲監督が映画化した本作。難病を患って身体が不自由にもかかわらず、自由気ままに生きた鹿野靖明と、そんな真っ直ぐな生き方をする彼に会って変わっていく人々の姿を描く。主人公の鹿野靖明さんは実在の人物で、同じ北海道出身の大泉洋が熱演している。公開を間近に控えたこの日は、主演の大泉洋と高畑充希が神田明神に訪れて大ヒット祈願。その前に一般客を入れてのトークショーが行われた。本作で初共演となった高畑について大泉は「嘘のないお芝居をなさるところが素晴らしいなと思いました。女優さんなので、演じようと思えばいくらでも演じられますが、今回は監督(前田哲)とバチバチやっていましたよ。納得がいかないとお芝居をされない方なので、訴えるものがあるのでしょうね」と絶賛。大泉の言葉に高畑は「恥ずかしいですね。あんまり上手くできないので(笑)」と照れ笑いを見せつつ、「映画は大泉さん史上一番可愛い映画だと思います」と大泉を褒め称えて「可愛い大泉さんを見に劇場に足を運んでいただけたらうれしいです」とアピールしていた。イベントの最後には神田明神の参道に場所を移し、自身にとっての今年の漢字を披露。「鹿」と書いた大泉は「僕がこの映画で演じた鹿野さんは、たくさんのわがままを言いながら自分の生きたい思いを正直に生き抜いた方です。鹿野さんを演じたのは一つの縁を感じますし、ここまで役に感情移入したことはありませんでした。それに今年は鹿をやたらと食べた年でしたね」とその理由を説明。対する高畑は「再会の再です。映画デビューした時の監督さんが前田哲監督で、10年ぶりに再会しました。監督だけじゃなく、今年は俳優さんを含めて再会の多い年でした」と振り返った。映画『こんな夜更けにバナナかよ 悲しき実話』は、12月28日より全国公開。
2018年12月18日大泉洋主演の映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(12月28日公開)に出演する、高畑充希へのコメントが11日、届いた。同作は『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』(渡辺一史 著/文春文庫刊)を実写化。幼少期から難病にかかり、車イスで過ごした実在の人物・鹿野靖明(大泉洋)と、周囲の人間たち(高畑充希、三浦春馬)の笑いと涙の実話を描く。今回高畑が演じるのは、ボランティアの安堂美咲。鹿野のボランティアとして従事する医学生の彼氏・田中(三浦)に会いにきたところ、鹿野に一目惚れされ、否応無くボランティアに引き込まれる。前田哲監督はデビュー当時から高畑を知るが、「思ったままを言う美咲を演じられる若手女優は彼女しかいない」と太鼓判。今回高畑が演じた美咲について、「竹を割ったような性格」と語り、「彼女は天性の勘で、その場その場で"美咲になる"」と高畑を絶賛した。わがままで図々しい鹿野に対して、美咲は「障害者だったら何言ってもいいわけ?」とはっきりと言い切るが、高畑自身も「今目の前にいる人が困っているから助ける、今言われたことがムカつくから怒る、それが美咲かなと思って」と表す。最初は鹿野に反発するが、ボランティアを続けるうちに少しずつ心を開き、やがて鹿野の最大の理解者へ成長していく美咲を演じきった。
2018年12月11日『忘却のサチコ』が連続ドラマ化。主演・高畑充希さんにお話を伺いました。ドラマを見て、お腹がすく人が増えたら嬉しいです(笑)。原作は阿部潤さんの人気グルメ漫画。以前、ドラマスペシャルとして放送された『忘却のサチコ』が、テレビ東京の「ドラマ24」枠で連続ドラマ化。ついに放送がスタートした。主演を務める高畑充希さんは、もともと原作漫画の大ファンだったそう。「ドラマのお話をいただく前から、『この漫画を連ドラにしたら面白いだろうな』と勝手に思っていたので、いざ自分が演じると決まった時はとまどいましたね。『幸子さん役ならもうちょっと身長が欲しいな』とか、見た目に関しては自分とは全然違うイメージだったのですが、これも何かのご縁ですし、少しでもお芝居で近づけたらいいなと思って挑戦させていただきました」演じる主人公の佐々木幸子は、出版社に勤める文芸誌編集者。完璧な仕事ぶりと感情を見せない冷静な性格で周囲から“鉄の女”と称されるが、自分の結婚式当日、新郎に失踪されるという災難に見舞われる。その存在を忘れるため美食に目覚める幸子だが、ふとした瞬間に彼のことを度々思い出してしまう。「我慢強い性格で、辛いことがあってもあまり人に言わない。そういう不器用なところが幸子さんの可愛らしいところだと思います。私自身は悩んだらすぐに身近な人に相談してしまうので、幸子さんにはあまり似ていないかも。ただ、ごはんが好きなところはすごく共感します」普段の自分とは真逆の役を演じる苦労は、演技にも表れているそう。「幸子さんは動きが常にテキパキしていて姿勢もいいので、意外とインナーマッスルが必要なんです。そしたら先日、別のCMの撮影があったのですが、監督から『姿勢が良すぎる』と怒られてしまいました(笑)」連ドラでは、妄想で繰り広げられるコスプレやミュージカル風の演出など、単発ドラマ版以上のはじけっぷりが楽しめるとのこと。そしてもちろん、毎回出てくる幸子の美食シーンも見どころの一つだ。「先日、食べ方の大先輩の松重豊さんと現場が一緒で、松重さんに『食べるシーンのコツを教えてください』と聞いたんですけど、『絶対内緒』って(笑)。でも昔から周りの人に『美味しそうに食べるね』と言われることは多いので、あまり難しいことは考えずに目の前のメニューと向き合いたいと思います。深夜0時を過ぎてからの放送ですが、ドラマを見ながらお腹がすく人が増えるといいなと思います(笑)。美味しそうな料理の数々を見て、テレビの前でぜひのたうち回ってください!」たかはた・みつき1991月12月14日生まれ、大阪府出身。猫の声を担当する映画『旅猫リポート』が10月26日に、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』が12月28日に公開。11月に、2019年度版カレンダーが発売。シャツ¥37,000パンツ¥43,000(共にPONTI/ハルミ ショールームTEL:03・6433・5395)その他はスタイリスト私物『忘却のサチコ』くせ者ぞろいの作家たちや、空気の読めない新入社員など、個性豊かな登場人物にも注目。共演には早乙女太一さん、葉山奨之さん、吹越満さんなど。毎週金曜24時12分より放送。※『anan』2018年10月24日号より。写真・内田紘倫(The VOICE)スタイリスト・杉山まゆみヘア&メイク・市岡 愛インタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年10月22日