出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、感激するのが上手な好感度の高い女になりきり。母性と甘え上手な面を備えた女性が、男心を掴む!デートで「何が食べたい?」と聞かれたときに、「オムライス!」と答える女性って、かわいいと思いませんか?これは友だちのことなのですが、彼女はレストランではなく洋食屋さんを選ぶんです。そこに健気さを感じるし、単価がそこまで高くならないメニューであることに好感が持てます。それに、ご飯をモリモリ食べそうな健康的なイメージがありますよね。オムライスの卵の黄色とケチャップの赤という色の組み合わせって、子供のころ親しんできたからか、どこか懐かしくて愛らしく思えます。でも、その一方で、出てきた瞬間のふわトロな姿には拝みたくなるような神々しさが漂っていますよね。そんな2つの違った魅力を持っているオムライスを愛する女性は、オムライスの見た目と同様に甘え上手でありながら母性にも満ちあふれるという、男心をくすぐる人なのではないでしょうか。そんなふうに、さまざまなキャラクターを持った人は、リアクションもきっと上手。オムライスが出てきたタイミング、スプーンを入れたとき、食べた瞬間と、それぞれに「うわぁ~」と感激。“今日、1食目?”と周囲が思うくらいの、いい反応をしてくれるに違いありません!そういう、感激屋さんなところも、周りの人から愛されそうですよね~。まずは、インスタグラムで、「#オムライス」で検索をしてみてください。めちゃくちゃ美味しそうなオムライスや、オムライスを楽しんでいる人たちの画像がたくさんアップされているので、自然といろんなタイプのオムライスにくわしくなりそう。仲良くなりたい人に、「気になってるオムライス、食べに行かない?」と自然に誘ってみてはどうでしょうか。私も、『たいめいけん』のオムライスが食べたくなりました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年5月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年05月13日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、漢字というものにきちんと向き合う女性、「漢字の書き順が正しい女」になりきり。書き順を諦めた瞬間、人の成長は止まるのかも?!最近、みなさんは文字を書いていますか?パソコンやスマホでの入力が増え、自分の手で書く機会が減っている人も多いのではないでしょうか。そんなふうに文字と向き合うことが少ない時代だからこそ、正しい書き順で漢字を書く人を見ると、すごいなと尊敬します。文字がきれいなのは素敵な大人として大事なこと。汚いと、どんなにいいことが書かれていたとしても内容が頭に入ってきませんよね。略字で書くことも、手紙などで使うことは避けたいもの。相手に“些末に扱われているのかな…”と受け取られかねないですよね~。そういう文字にまつわることに関して、最後の砦となるのが書き順だと思います。私はサインをするときに相手の名前に「様」をつけるのですが、「様」の右部分を、まず「羊」を書き、下に「水」に似たものをつけていたんです。それが正しい書き順ではないことを知ったときは、ずっと、“この人、間違ってる!”と相手に思われていたのだと思い、すごく恥ずかしかったです…。そんな経験もあって、書き順が正しい人こそが、本当に文字に向き合っていると言えると思うんです。“漢字の書き順なんてどうでもいい”と投げ出した瞬間、そこで人の成長は止まってしまうのではないでしょうか?!正しい書き順を覚えるために、まずは漢字ドリルを手に取ってみようと思います。落ち着いて漢字に向き合えるし、成り立ちや意味などを学ぶことで、人の名前を見たときに“こういう思いが込められているんだな”ということがわかるのも面白いですよね。あと、飲み会で漢字の書き順クイズをするのもよさそう。「ここは何画目でしょう?」と出し合うと、意外と盛り上がると思います。少し地味ですけどね(笑)。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年5月2・9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月29日旅するような展示構成 珠玉のコレクションを所蔵していることで知られているモスクワのプーシキン美術館。古代エジプトから近代までの絵画、版画、彫刻を収蔵し、印象派を中心とするフランス近代絵画コレクションは世界屈指と言われています。本展覧会は、プーシキン美術館より“風景画”をテーマにし、初来日となるモネの《草上の朝食》をはじめ、ルソーの《馬を襲うジャガー》のほか、ロラン、ブーシェ、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーギャンのフランス近代絵画65点が来日します。初夏の爽やかな風が吹き抜ける上野で、巨匠たちが愛した光と色彩が躍る、美しい風景を楽しめる「旅」をどうぞお楽しみください。 風景画の展開 風景画…現在では美術のジャンルとして確立しており、まるで絵画と同時期に誕生したかのように思えますが、クレタ島の宮殿壁画やポンペイの中のフレスコ画を除けば、17世紀まで確立していませんでした。本展覧会の第一部では、17世紀末の神話や聖書の物語を題材にした風景画にまでさかのぼり、19世紀からヨーロッパでは自然主義が主流となった、自然への賛美が感じられる情景を切り取った風景画に触れています。写真(右)のクロード・ロラン《エウロペの掠奪》は、フェニキアの王女エウロペに一目惚れしたゼウスが白い牡牛に姿を変身し、侍女たちと花を摘んでいたエウロペに近づいて、一瞬にして彼女を連れ去ってしまうシーンを描いた作品。暴力的な場面とは対照的に美しい自然が広がっている背景には、風が波を立てる様子や大きな木々、洋上の船などが丁寧に描かれ、理想的な風景が生み出されていますね。 印象派以降の風景画 クロード・モネ《草上の昼食》 1866年 130×181cm 油彩・カンヴァス本展覧会の第二部では、風景画に描かれている場所に着目した構成になっています。19世紀中頃から「パリ大改造」が行われた忙しない大都市パリの街並みや、鉄道網が発達したことからレジャーを楽しみ郊外に目を向けた作品。さらには南フランスや海辺、そして海を渡ってタヒチまで、果ては想像の世界へと、自然豊かな風景を表現しています。こちらはポスターにも使用されているモネの《草上の朝食》。本作品は、当時26歳のモネがみずみずしい感性で描いたもので、銀杏の木から溢れる木漏れ日の表現方、モネの才能溢れるタッチを感じ取れることでしょう。 風景画から読み解く 数々の風景画が教えてくれるのは、神話や聖書の物語をはじめとし、その時代を生きる人々の暮らしだけではなく、情景を切り取った筆跡から、画家自身の個性が読み取れます。また、それぞれの画家が捉えた世界の見方は、私たちに光と影が織りなす世界の美しさを教えてくれることでしょう。是非、多様なスタイルで表現した風景画の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。 【情報】 『プーシキン美術館展――旅するフランス風景画』 会期:2018年4月14日(土)~7月8日(日)会場:東京都美術館 企画展示室(東京・上野公園)時間:9:30~17:30※金曜は20:00まで ※入室は閉室の30分前まで休館:月曜日(ただし、4月30日は開室) 【プレゼント応募】本展覧会の無料鑑賞券をプレゼント致します。件名に【『プーシキン美術館展――旅するフランス風景画』『チケットプレゼント】に加え、下記の情報を記入の上、info@pelulu.jp宛にメールにてご応募下さいませ。名前(漢字/カナ)郵便番号住所電話番号Q1:pelulu.jp内で今までで面白かった記事3つをあげるとしたら?Q2:今後pelulu.jpで取り上げて欲しい記事を3つあげるとしたら?応募締切日:6月24日プレゼント当選者は発送をもって代えさせていただきます。
2018年04月28日『プーシキン美術館展―旅するフランス風景画』とは?【女子的アートナビ】vol. 108この展覧会では、ロシアを代表する美術館のひとつ、プーシキン美術館のコレクションから選び抜かれたフランスの風景画65点を紹介。モネやセザンヌ、ルソー、さらに美術史に名を遺すクロード・ロランなど17世紀から20世紀までの傑作が勢ぞろい。神話の物語や美しいパリの街並みなどの名画を見ながらフランスを旅するように楽しむことができます。スペシャルサポーターは水谷豊さん!同展のスペシャルサポーターは、俳優の水谷豊さん。音声ガイドのナビゲーターも担当された水谷さんがプレス内覧会に出席され、展覧会の見どころなどを語りました。まず、展覧会を見ての感想を問われると、「今回はテーマがフランス風景画ということで、どの絵も本当にすばらしく絵の中に引き込まれていくようで、旅しているような気分を味わえました」と回答。続いて、2つの作品についてコメントされました。クロード・モネの初来日作品《草上の昼食》、実物はいかがでしたか?水谷さん写真で見るのとは全然違いましたね。学芸員の方から知識を教えていただき絵の見方も変わったのですが、これがモネの青春時代の作品ということで、若い時から才能が花開いていたことがわかります。すばらしいです。《草上の昼食》は画家が26歳のときに描いた作品。学芸員の大橋さんのお話では、当時モネはまだたくさんのモデルを雇うことができなかったので、恋人のカミーユにいろいろな服を着せてポーズをとってもらい、いくつかスケッチを描いてから組み合わせて作品を制作したとのこと。この絵に登場する女性はすべてカミーユではないかと考えられているそうです。特にお気に入りの作品は?水谷さんいろいろありましたが、おもしろかったのはアンリ・ルソーの《馬を襲うジャガー》です。ルソーはパリにいて、植物園で熱帯植物を観察しながらジャングルに思いをはせてこの絵を描いたのですが、想像でここまで描けるのかというほどすばらしい作品です。われわれも(俳優というのは)妄想するのが仕事ですが(笑)、不思議なオーラがある作品です。ルソーは税関職員として働きながら絵を描いていた日曜画家。専門的な美術教育を受けていない彼の作品は批判されることもありましたが、ピカソやアポリネールなどからは高く評価されていました。特に南国のジャングルを描いた絵を多く残しています。最後に、水谷さんからメッセージ水谷さん名作と呼ぶのにふさわしい、たくさんの作品が東京都美術館にそろいました。訪れた人を世界の旅に連れて行ってくれる作品が集まっていると思います。僕は旅の案内人として関わらせていただき光栄です。たくさんの人にこの感動を味わっていただきたいです。ちなみに、水谷さんがナビゲーターとして出演されている音声ガイドも聞いてみたのですが、作品の背景や画家についての説明などもわかりやすく、展覧会の感動がより深くなる内容でした。そして、『相棒』ファンが喜ぶあの名セリフも入っています。ガイドは最後の最後までぜひ聞いてみてください。また、会場には作品と一緒にパリの地図なども掛けられ、どのあたりを描いた絵なのかがわかるようになっています。パリを訪れたことがある人はもちろん、行ったことがなくてもイメージすることができ、作品鑑賞がより楽しくなりますよ。フランスを旅する気分を味わえる展覧会は7月8日まで。Information会期:~7月8日(日)休室日:月曜日時間:9:30~17:30※金曜日は20時まで※入室は閉室の30分前まで会場:東京都美術館料金:一般 1600円/大学生・専門学校生1300円/高校生800円/中学生以下無料公式サイト:上野の東京都美術館で開催中の『プーシキン美術館展』に行ってきました。フランス風景画の名作が集まるこの展覧会では、俳優の水谷豊さんが音声ガイドを担当。プレス内覧会にも出席され、見どころを語ってくれました。
2018年04月28日小玉ユキさんのマンガ『ちいさこの庭』は、その名の通り、“ちいさな人”たちと人間の物語を描いた、ファンタジックな作品。親指姫や一寸法師、コロボックルなど小人が登場する物語は、子どものためのものと思っていたけれども、そういう人はいつの間にか“ちいさこ”の存在が見えなくなってしまったのだろう。『坂道のアポロン』の実写映画が先月公開された小玉ユキさんの最新刊は、森に棲むといわれる“ちいさこ”と人間たちのオムニバス。「人間に近い生態だけど、ちょっとだけ異世界に住んでいる生き物というモチーフが好きで、以前にも人魚や地底人、白鳥の化身を描いてきました。ちいさこはその延長という感じなのですが、体の大きさが違うだけで絵的にも面白いので、マンガにする価値がありそうだと思っていました」全5話のなかでちいさこと出会う人たちは、絵本好きな少女、恋愛小説家と編集者、引きこもりの男子中学生など。ちいさこは子どもだから見えるというわけではなく、一度恋をするとそれきり見えなくなってしまうらしい。「恋を絡めたのは、少女マンガだからです。ちいさこが見えなくなる瞬間を描きたいと思ったのが先にあって、見える人と見えない人のやりとりは副産物みたいなものでしたが、実際に描いてみるとそっちのほうが面白かったですね」たしかにそこは、少女マンガ。恋愛小説家なのに見えたり、夫婦の片方だけが見えたりなど、シチュエーションは何かとワケあり。小玉さんが描きたかったというちいさこが見えなくなる瞬間、つまり恋に落ちる瞬間は、誰かを好きになる喜びと、ちいさこと別れる寂しさがないまぜになって、ロマンティックだけど胸が締め付けられるような切なさを覚えてしまう。「特に感動させたいとは思っていないんですが、それぞれのキャラクターに“救い”または“発見”をあげたいな、ということは考えています。短編は限られたなかに状況説明やカタルシス、余韻を詰め込むのが難しいですが、それができたときの気持ちよさは格別です」1話ごとに心が温まりつつ、一冊通して読み終えるとより大きな感動が待っている。オムニバスの醍醐味を味わえる作品だ。『ちいさこの庭』生きる時代も性別も立場も異なる人たちが、ちいさこと出会って不思議な体験をする、5編のファンタジックオムニバス。初めて挑戦したという時代物が新鮮!小学館429円こだま・ゆきマンガ家。代表作は『坂道のアポロン』『月影ベイベ』など。『月刊flowers』5月号より、波佐見焼の窯元を舞台にした大人の恋の物語「青の花器の森」がスタート。※『anan』2018年4月25日号より。写真・大嶋千尋インタビュー、文・兵藤育子©小玉ユキ/小学館
2018年04月24日「ピクサー・ザ・フレンドシップ ~仲間といっしょに冒険の世界へ」東京・ラフォーレミュージアム原宿にて、5月13日(日)まで、ディズニー/ピクサー長編映画全作品をとりあげる体験型企画「ピクサー・ザ・フレンドシップ ~仲間といっしょに冒険の世界へ」が開催されています。大ヒット作「トイ・ストーリー」をはじめ最新作「リメンバー・ミー」まで、ディズニー/ピクサーの世界観が広がります。写真撮影しながら楽しめるイベントで、原宿からスタートし今後全国を巡回予定です。友情が深まる「体験ゾーン」会場にはディズニー/ピクサーの長編アニメーション全作品のテーマをモチーフにした体験ゾーンが登場。“友情ってなんだろう? 家族との絆ってなんだろう”と、ディズニー/ピクサーが大切にしてきた想いに、心を馳せてみてください。一緒に訪れた友人や家族と楽しく写真を撮れば、きっと心の距離はもっと縮まるはず。大人も子どもも楽しくなる時間が流れます。会場限定グッズ350種以上!多くのディズニー/ピクサーのファッションアイテムがディズニー/ピクサーの関連商品はもちろん、会場限定のオリジナルグッズを販売。その数はなんと350種以上! 圧巻の品揃えです。部屋を彩るインテリアからファッショナブルなものまであるので選ぶのに迷ってしまいます。ラフォーレ原宿館内では『ピクサー・ザ・フレンドシップ開催記念 Disney・Pixar 2018S/S Collection | Laforet HARAJUKU』 として、ファッションアイテムを販売しているショップも。ファッションアイテムも約50種類と豊富なラインナップ。ディズニー/ピクサーファンはぜひ館内のショップもチェックしてみてくださいね。©Disney/Pixarイベント情報イベント名:ピクサー・ザ・フレンドシップ ~仲間といっしょに冒険の世界へ~催行期間:2018年04月14日 〜 2018年05月13日住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6F
2018年04月24日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、どんな場面でも上手に人をいたわれる女になりきり。人にのど飴を配ることは優しさを分けることと同じ。お笑い芸人をやっていると、ファンの方からのど飴をもらうことが多いんです。たくさん喋る職業だからでしょうが、それにメッセージが添えてあることもあり、とても嬉しいもの。でも、芸人という職業にかぎらず、のど飴をもらって困る人っていないと思います。何も言わなくても、渡すだけで“のどを大事にしてください”と気遣いの気持ちが伝わります。飛行機に乗ったとき、CAさんに「のど飴、どうぞ」と勧められると「優しい~!」と感じるように、人からもらうのど飴には、優しさがありますよね。袋で買ったものをちょっとしたポーチなどに入れておいて人に配られると、その人の持つ優しさも分け与えられているような感じがします。ばんそうこうも相手を気遣うという点では同じですが、ケガをしたときにだけしか渡せないのが難点。その点、のど飴はオールマイティですよね。たとえ相手がのどを痛めていなくても、保存がきくので“いつか食べよう”となり、迷惑になりません。たとえ、もらってポケットに入れたまま忘れても、見つけたときに“そういや、あの人からもらった…”と優しさがよみがえってくるのもいい。それに、日頃からのど飴を買っている人には、飴で風邪の予防をするぞという心意気や強さを感じるし、“これがあれば大丈夫”と、のど飴をお守りのように考えてもいそう。そんな女性、素敵ですよね。まずは、のど飴をひと袋買って、女子会の帰りに配ってみるのはいかがでしょうか。「ほら、今日はいっぱい喋ったし!」と言いながら渡すと、「え、そんなに話したっけ!?」と、会話もひと盛り上がりするはず。頭痛薬じゃないけれど、成分のほとんどが優しさでできていそうな、のど飴。手軽に手に入るので今すぐ挑戦してみます。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年4月25日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月21日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、素敵な家庭で育った雰囲気が漂う女になりきり。食材を作る人に感謝する姿は、見ていて気持ちいい!食事のとき、ちゃんと「いただきます!」と言ってから食べ始める女性を見ると、すごく素敵だなって思うんです。実はこれ、私のマネージャー・Kさんのこと。私も、手を合わせたり、心の中で「いただきます」をつぶやくことはあるのですが、彼女は、知らない人がたくさんいる仕事の現場でも必ず、はっきりと声に出して言うので尊敬します。それって恥ずかしさがあるし、なかなかできないことだと思うんです。でも、気にせず習慣としてできるというのは、幼い頃からずっと言っていた証だと思うし、“しつけがちゃんとされてたんだろうな”という感じも漂います。実際、Kさんに聞いてみたところ、実家では「いただきます」と言うと、必ず誰かが「はーい、どうぞ」と言ってくれるので、習慣になったのだそう。そのエピソードを聞いて、素敵な家族の中で育ったんだなと納得しました。なかでも私が一番驚いたのは、コンビニで買ったごはんを食べているときにも言っていたこと。作った人が聞いているわけでもないのに、それでもちゃんと言うんだとハッとしました。きっと彼女には食材を作ってくれた生産者さんや、お米ひと粒に7人いるといわれているお米の神様に言っているに違いありません…!彼女のようになるために、食べ物のありがたみについて一度考えてみるのはどうでしょうか。“弱肉強食な世の中で、人や食べ物に生かしてもらっている…”と思うと、自然と「いただきます」が出てくるようになりそう。恥ずかしい人は、家で一人で食事をするときに言うことから始めると、いつのまにか習慣になっているかも。食べ物や生命に感謝できる女性は、周りから見てもいい気持ちになりますよね~。恥ずかしがらずに言ってみようと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年4月18日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月17日フランスの風景画のコレクションが一堂に来日17世紀から20世紀の風景画が来日します。神話の物語や古代への憧憬、あるいは身近な自然や大都市パリの喧騒、果ては想像の世界に至るまで、描かれた時代と場所を軸にフランス近代風景画の流れをご紹介します。様々な情景を舞台にした風景画は、その土地のにおいや太陽の煌めき、風にそよぐ木々や街のさざめきをも感じさせてくれます。クロード・モネ《草上の昼食》1866年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.なかでも、注目は初来日となるモネの『草上の昼食』。同時代の人物たちとみずみずしい自然の風景が見事に調和しています。印象派の誕生前夜、26歳となる若きモネの魅力溢れる作品です。ほかにもロラン、ブーシェ、コロー、ルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーらの作品が集います。初夏の上野で、巨匠たちが愛した光と色彩が躍る美しい風景を巡る「旅」を体感できます。展示構成第1部「風景画の展開クロード・ロランからバルビゾン派まで」1章近代風景画の源流/2章自然への賛美第2部「印象は以後の風景画」3章大都市パリの風景/4章パリ近郊--身近な自然へのまなざし5章南へ—新たな光と風景/6章海を渡って/想像の世界宗教画の背景として描かれていた風景でしたが、17世紀のオランダにおいて「風景画」として独立したカテゴリーになります。フランスの画家たちも次第に関心をしめし、イタリアで目にした古代の移籍や旅先の風景を描くようになります。19世紀に入ると、身近な自然を愛したバルビゾン派の画家たちが人気になります。そして19世紀半ばからは「パリ大改造」が行われ、街並みが大きく変わりました。印象派の画家たちは生まれ語ったパリを歩き、都市の情景を数多く描きます。さらに鉄道網の発達にともない、郊外や南仏の風景を描き、さらには海を渡って、想像の世界へと広がりました。『庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰』ムーラン・ド・ラ・ギャレットはパリのモンマルトルにあったダンスホール。喧騒から少し離れた木陰で楽し気に語らう男女5人が描かれています。後ろ姿の女性はルノワールのお気に入りのモデル・ニ二。その後ろから顔をのぞかせているのは画家のモネです。ピエール=オーギュスト・ルノワール《庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰》1876年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.『サント・ヴィクトワール山、レ・ローヴからの眺め』エクス・アン・プロヴァンスの近くにあったセザンヌの家の近くから見ることができた。この山はセザンヌが主題にしたモチーフのひとつで、30点以上の油絵と多数の水彩画にしています。ポール・セザンヌ《サント=ヴィクトワール山、レ・ローヴからの眺め》1905-06年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.『マタモエ、孔雀のいる風景』1891年、ゴーガンはタヒチ島へ赴きます。タヒチ語のマタモエの意味は議論されてきましたが、ゴーガンはフランス語では「死」というタイトルをつけました。文明化されたヨーロッパ人としての自身の死を示していたと考えられています。ポール・ゴーガン《マタモエ、孔雀のいる風景》1892年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.『馬を襲うジャガー』アンリ・ルソーの作品は熱帯のジャングルを舞台にしたものが多数あるが、実際に南国に行ったことはなく、パリの植物園でスケッチしたさまざまな植物を組み合わせて、幻想的な風景を作りあげました。アンリ・ルソー《馬を襲うジャガー》1910年© The Pushkin State Museum of Fine Arts, Moscow.展覧会概要会期:2018年4月14日(土)~7月8日(日)会場:東京都美術館企画展示室(東京・上野公園)休室日:月曜日※ただし、4月30(月)は開室開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)夜間開室:金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)主催:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、朝日新聞社、テレビ朝日、BS朝日、プーシキン美術館、ロシア連邦文化省お問い合わせ先:TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)大阪会場会場:国立国際美術館(大阪・中之島)会期:2018年7月21日(土)~10月14日(日)主催:国立国際美術館、朝日新聞社、BS朝日、プーシキン美術館、ロシア連邦文化省
2018年04月12日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、宅配業者にも好かれる家で2度着替える女性、「部屋着とパジャマが違う女」になりきり。いい女は家の中でもTPOを重視します!自分の家で過ごしているとき、みなさんは何を着ていますか。私が、ものすごくいい女なんじゃないか…と思うのは、着ているウェア自体ではなく、部屋着とパジャマを分けている女性です。こういう人は、家で過ごす時間を大事に考えていて、たとえ休日でもダラダラせず、メリハリのある暮らしを送っているに違いありません。きっと、人生のいろいろなポイントで、きちんとケジメをつけられる人だと思います。そして、パジャマに着替えて眠るのは、睡眠を重視している証拠。素材は洗濯機で簡単に洗えるコットンのような手軽さを選ぶ家庭的な一面も持ち、かつ、汗を吸うなど、ちゃんと睡眠の質が向上するアイテムを選んでいそうです。そんなふうに、自宅の中でもTPOを意識して服を選んでいるので、結婚式などでの洋服選びでマナー違反をすることもないはず。そして、宅配便が来たときには、配達員さんを待たせることなくドアを開けられます。パジャマ姿のままは失礼ですし、宅配業者が足りないといわれる大変なご時世だからこそ、インターホンが鳴ってからバタバタと着替え、迷惑なタイムラグが生まれるのは避けたいですよね~。きっと配達員さんも、「あの家の人はちゃんとしている」と思うに違いありません!いちいち着替えるのが面倒くさいという気持ちを減らすために、お気に入りのパジャマを見つけてみるのはどうでしょうか。“これで寝たい!”と思えるアイテムに出合えれば、着替える気力が湧きあがるはず。それに、眠るための服であるパジャマに着替えて良質な睡眠がとれるようになると、体調もよくなるだろうし、イライラすることが減るなど、メンタル面でもいいことがありそう。今すぐ、買いに行きましょう~!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年4月11日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年04月07日〔プラド美術館〕〔ソフィア王立美術センター〕〔ティッセン=ボルネミッサ美術館〕は、マドリードの3大美術館と呼ばれています。そのうち訪ねた2つの美術館をご紹介。なんと、無料で名画を鑑賞することができちゃうんです!マドリードで名画を無料で鑑賞する方法マドリードの3大美術館と呼ばれる〔プラド美術館〕〔ソフィア王立美術センター〕〔ティッセン=ボルネミッサ美術館〕は、決まった曜日と時間帯で、なんと“無料”で入館できるんです。無料入館日は旅行者も利用できます。通常、約14ユーロの入館料なので、これは無料のときに行かない手はない!この制度を活用しないのはもったいないですよね。滞在中に〔プラド美術館〕〔ソフィア王立美術センター〕に行ってきました!ダリやピカソの絵画を所蔵する〔ソフィア王立芸術センター〕サルバドール・ダリやピカソの絵画を所蔵することで知られる〔ソフィア王立芸術センター〕。なかでもピカソの『ゲルニカ』は、一生に一度は目にしておきたい名作。〔ソフィア王立芸術センター〕の無料が入館になるのは月曜〜金曜の19時〜21時、土曜日の14時半〜21時まで、日曜の10時〜14時半までと幅広く設定されていて、観光の合間に気軽に立ち寄ることができるのがうれしいところ。残念ながら館内は撮影禁止。ピカソの代表作のひとつ『ゲルニカ』はぜひ実際にその目でご覧あれ!ミュージアムショップで見つけたかわいらしいダリとピカソのマグネット。美術館のショップはハイセンスなお土産がそろいます。ゴヤやベラスケラスなどを所蔵広大な〔プラド美術館〕マドリードの象徴的なモニュメントやスポット、緑に囲まれた〔国立プラド美術館〕は、ベラスケス作の『ラス・メニーナス』やゴヤ作の『マドリード』のほか、スペイン派、イタリア派、フランドル派絵画の傑作を鑑賞することができます。〔プラド美術館〕は、月曜から土曜までの18時〜20時、日曜の17時〜19時までが無料です。〔プラド美術館〕の展示数は約8,000点にもおよびます。そのため、鑑賞したい絵画を事前に決めておくと、効率良く観てまわることができますよ。このように、芸術文化を大切にするヨーロッパでは、無料で入館できる日時を定めている国がほとんどです。旅行のスケジュールを無料の日に合わせて組めば、お得に賢く名画の数々を鑑賞することができますよ。ぜひ。覚えておいてくださいね。●文/写真ねこりょうこ雑誌編集を経てフリーランスのライターとして活動中。ライフスタイル提案、料理、旅行記事を中心に執筆。夫と娘の三人暮らし。▽「ねこのふらり一人旅」スペイン編はこちら!▽【ねこのふらり一人旅 #13】スペイン2都市を巡る旅!乗り継ぎ便で賢くお得に旅する方法【ねこのふらり一人旅 #14】ドキドキのトランジット。カタールの首都ドーハに降り立つ!【ねこのふらり一人旅 #15】安くておいしいがいっぱい!マドリードで本場タパスを堪能【ねこのふらり一人旅 #16】スペインの世界遺産トレドの街で迷子を楽しんでみた!【ねこのふらり一人旅 #17】ちょっと奮発!世界最古のレストランでディナーを楽しむ▽パリ編の一覧はこちら♪▽【連載一覧・ねこのふらり一人旅】主婦が総額20万円でパリまで旅をしてみた!
2018年04月03日スタジオポノック最新作『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』が、2018年8月24日(金)全国公開。スタジオジブリ作品『思い出のマーニー』(2014)や『借りぐらしのアリエッティ』(2010)を手掛けた米林宏昌が、2014年末にジブリを退社した後、西村義明が設立したスタジオポノックでの監督第1弾作品となる映画『メアリと魔女の花』は、女優・杉咲花を声優に迎え大きな話題を呼んだ。そんなスタジオポノックが新プロジェクト“ポノック短編劇場”を発足。第1弾として展開するのが2018年夏に公開となる『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』だ。作品は3つの物語で構成される。米林宏昌が紡ぐのは、カニの兄弟の冒険ファンタジー。『火垂るの墓』の監督を務めた高畑勲の右腕として活躍した鬼才・百瀬義行は、母と少年の愛と感動の人間ドラマ「サムライエッグ」を、そして宮崎駿監督作品の中心を担ったアニメーター・山下明彦が、見えない男の孤独な闘いをスペクタクルアクションで魅せる「透明人間」をそれぞれ描き出す。共通するのは「ちいさな英雄」がテーマであること。映画『メアリと魔女の花』で華々しいデビューを飾ったスタジオポノックの新しいプロジェクトに期待が高まる。【詳細】ポノック短編劇場『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』公開日:2018年8月24日(金)配給:東宝(C)2018 STUDIO PONOC
2018年03月30日言葉を使わず、気持ちを伝える女性はカッコいい。このあいだ、タクシーの中でおばあちゃんと電話で話してたんです。電話を切った後に運転手さんが外にある花を指し、「この花の花言葉って何だと思う?」と声をかけてきました。きっと、私のことを、おばあちゃんと仲のいい子なんだと判断し、そんな女性はきっと花言葉に詳しいはず、と思ったのでしょう。でも、私は答えられず、すごく悔しい思いをしました。「ここでサラッと答えられたら、いい女認定されるのに!」と…。というのも、花言葉を知っている人は、植物の知識が豊富で、お花との距離が近いと思うから。ふだんから花屋に行き、「シャクヤクの香りが一番好きだな」などと風流なことが言える。間違っても「あの、クリスマスの赤い花あるじゃん?」なんて、曖昧なことは言いません。それに、それぞれの花が持つ意味を知っていると、花束を贈るときに「この花言葉は、あの人にぴったり」と選ぶことができますよね。言葉を使わずに気持ちを伝えられる女性って、おしゃれだなと思いませんか?まずは、お花屋さんに足を運んで花を眺め、花を身近なものにするところからスタートしてみようと思います。通ううちに、それぞれの花の個性を知ることで興味がわき、自然と花言葉も覚えるはず。その次のステップとして、部屋に花を切らさないことを目標に掲げるのもいいかもしれません。植物をきちんとケアする女性は、育てる環境、つまり家の手入れも行き届いていて素敵なんです。ちなみに私は、このあいだ初めて観葉植物を買ったのですが、どんどん枯れてきています…(涙)。花よりも手入れが楽といわれている植物も枯らすことができるんだ…と、魔女になったような気分を味わっています。お花のことを知り、大事にできる女性を目指します!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年3月28日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年03月26日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ひと味違った視点から人を観察している女になりきり。お気に入りの色は会話のネタにもぴったり。誕生日に、「夏子っぽい色だと思って選んだよ」と、プレゼントを渡してくれた女性に出会ったことがあります。そのときに、“私らしい色って何だろう?”と考えました。その人がくれたのは暖色系のアイテムだったので、初めは名前に「夏」という字があるからかなと思ったけれど、次第に自分が黄色や赤、オレンジなどの服を着ていることが多いのに気づきました。実は、好きな色はネイビーなんです。だけど、無意識に身につけているのは暖色系でした。その瞬間、“この人、私のことを色で見ていたんだ…!”と驚きました。以前、体の不調や気持ちを気遣ってくれる人はいい女という話をしましたが、お気に入りの色に気づいてくれる人もなかなかの観察力ですよね(もしかしたら、色=オーラに見えるのかも…!?そんなミステリアスなところも素敵…!)。人の好きな色を見抜く技を身につけると、プレゼント選びが楽になりそう。「あの人は寒色が多いから、こっちだな」とジャッジができるし、相手にも喜んでもらえるはず。ファンの方からいただくお手紙も、暖色系のペンで書いてくださっている方が多く、私のことを知ってくださっているんだなと嬉しくなります。好きな色を見極めるためには、まず、相手の身につけているアイテムを注意深く見てみるのはどうでしょうか。それが難しい場合は、「好きな色は何?」と、ズバリ聞いてみるのもいいかもしれません。最初は「色を聞くなんて不思議な子だな…」と思われるかもしれないけど、意外な色があがってきたら「え~、何で好きなんですか?」と盛り上がるだろうし、子どもの頃にしたような無邪気な会話に、ほんわかすることができると思うんです。私も、周りの人に聞いてみたいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年3月14日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年03月12日ジャーナリストELIE INOUEによるのデンマーク・コペンハーゲンの街レポート。最終回となる3日(旅の最終日)はデンマークのアートへ存分に浸ります。Day3 最終日はデンマークのアートに存分に浸ることに。アート好きなら欠かせないのが、「ルイジアナ近代美術館(Louisiana Modern Museum)」です。中心地から電車で40分ほど、海と緑の眺めが楽しめる場所に位置します。自然と建築が調和したその姿から、“世界一美しい美術館”とも言われています。樹齢100年以上の木々が生えている公園の中に、地形に沿うように一つひとつ丁寧に時間をかけながら、1958年から5回もの増築が行われながら現在の形に至ったそう。寒くて空気が澄んでいたこともあって、何度も深呼吸して体も心も浄化できたような気分に。それほど、なんだか神聖で心が洗われる場所だったのです。撮影不可でしたが、現在の展示内容はピカソの陶器作品でした。中心地から離れていても、わざわざ行くべき美術館です。ルイジアナ近代美術館(Louisiana Modern Museum)【Louisiana Modern Museum】住所:Gl Strandvej 13, 3050 Humlebæk中心地から離れていますが、わざわざでも行くべき美術館です。なぜなら、同美術館の“自然との調和”というコンセプトや、あくせくせずのんびりとした空気感はデンマークという国のメンタリティーをとても表しているから。「ヒュッゲ(心地のいい空間・ささやかな幸せ)」という言葉にも込められているように、内向きに質素な生活を好むのがデンマークの人々。豪華な建物や派手な装飾はなくても、研ぎ澄まされた感性で洗練された美しさを生み出す能力があるのだと、同美術館が証明しているかのよう。街も街中で見かける人々も、他のヨーロッパ諸国と比べるととてもシンプルで、高級ブランドを身に付けた人や、高級車を見かけることはほぼなく、ショップも家具や雑貨などライフスタイル系の方が圧倒的に多かった印象です。実際、デンマーク人も高級品への憧れやお金稼ぎの欲がないわけではないけれど、たとえ稼いだとしても税金でゴッソリ引かれてしまうし、福祉が充実していて経済的に平等だと、必死に働く必要がないという考え方に至るのだと、スカンジナビアについて書かれた書物で読みました。日本やフランスとは対象的な考え方や独特の美意識を持っている点など、さまざまなデンマーク文化に触れられる美術館を後にして、中心地へと戻りました。最終日のディナーは、落ち着いた大人の雰囲気漂うワインバー「デン・バンドレット(Den Vandrette)」へ。日本の居酒屋さんような存在で、世界各国のワインとお酒に合う小皿料理がメニューに並びます。お店の方によると、小皿をシェアしながら食べるという食べ方はデンマークでは普通しないそうで、最近徐々に受け入れられ注目され始めているのだとか。保守的で新しいものに対して警戒心を示すのがデンマーク人だが、時代は変わり柔軟な考え方を持つようになっているとも教えてくれました。デン・バンドレット(Den Vandrette)【Den Vandrette】住所:Havnegade 53A, 1058 København彼の言うように根本的な考え方は保守的なのかもしれませんが、旅行者として訪れる分には、人々はとても親切で街中整備されていて、とても寛大で過ごしやすいと感じられました。環境保護の観点から自転車優遇法や石炭火力発電ゼロなどが国民投票で決まっていますし、経済成長施策として2030年までに現金廃止も宣言していて、世界で率先して新たな戦略に取り組んでいる国といった印象。進化し続けるデンマーク、実際に足を運んで肌で感じてみてくださいね。あなただけの発見がきっとあるはず!
2018年03月10日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、いつでも人を呼べる部屋がきれいな「突然の訪問も問題ない女」になりきり。来客のイメトレをして、人を呼べる部屋づくりを。以前、結婚式をあげたとき、2次会へ移動する際に旦那さんのお母さんが私の荷物を自宅へ届けてくれたんです。ところが帰ってみて驚愕。朝、家を出るときに部屋のドアを開けっ放しにしていたようで、散らかっているのが全部見える状態だったんです。「こんな状態を見られてしまった~!」と落ち込みました。こんなふうに、突然の訪問って焦るもの。だからこそ、いつも部屋がきれいな人って尊敬しちゃいます。たとえば、みんなで飲んだ後に少し時間があって、「じゃあ、家で飲む?」と言える女性っているじゃないですか。急に人が来ても大丈夫なくらい整理ができているっていい女だなって感じます。そして、私がさらにすごいと思うのが、ホームパーティを開ける人です。多くの人が長時間滞在するということは、部屋を隅々まで見られるということ。それに堪えられる状態を保ててるって素敵ですよね。きっと、そんなふうに人を楽しませたい思いが強い女性は、ホットプレートのような、みんなでワイワイと食事を楽しめるアイテムだって持っているし、来客用のコップやスリッパも揃っているに違いありません。でも、ホームパーティとまではいかなくとも、人を呼べるようになるための近道として、数人分のコップや食器を買って、家に招くイメトレをするのはどうでしょうか。人が自分の家に入るイメージができたら、自然と片付けるようになりそうです。そして気の置けない人を一人誘ってみるのはどうでしょうか。そうして人が来始めることで、きれいな部屋を維持し、観葉植物を買ったりとインテリアにこだわるようになり、部屋がさらに素敵になる。すると、また人を呼びたくなる…と、いいスパイラルが生まれそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年3月7日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年03月06日2017年秋。航空券が高騰するシルバーウィークを避けて出かけたのがスペインです。マドリードとバルセロナ、ふたつの都市をめぐる旅は「2都市周遊(オープンジョー)」という旅のスタイルに挑戦!飛行機も鉄道も自分で手配すとなると難易度が一気に上がりそうですが、コツさえ抑えれば意外と簡単なんですよ!お得に旅ができる「オープンジョー」とは?オープンジョーとは、複数都市をまわる旅行形態のこと。ヨーロッパは鉄道が発達しているため、一度の旅行で二カ国をまわったり、複数の都市をめぐることができちゃうんです。この、途中の都市間の移動に飛行機以外の交通手段を利用する、出発地と最終目的地が異なるなど、出発地から最終目的地までの旅程がひと続きになっていない場合を「オープンジョー」と言います。今回、わたしが実際に旅した工程を見てみましょう。【2都市周遊(オープンジョー)】日本出国↓(飛行機)ドーハ到着(乗り継ぎ)↓(飛行機)マドリード到着↓(鉄道)バルセロナ↓(飛行機)日本帰国つまり、航空券の現地到着地と出発地が異なるものは「オープンジョー」と覚えておくと良いでしょう。せっかくの海外旅行ですもの!オープンジョーの仕組みを賢く利用して、いろいろな国や都市を訪れてみましょう。価格重視なら乗り継ぎ便を賢く使おう!前回の【連載一覧・ねこのふらり一人旅】主婦が総額20万円でパリまで旅をしてみた!と同様、わたしの旅のセオリーは「20万円以内で旅をする」ということ。まずは予算の多くを占める航空券探しからはじめます。【連載一覧・ねこのふらり一人旅】主婦が総額20万円でパリまで旅をしてみた!意外かもしれませんが、2016年にイベリア航空の直行便が18年ぶりに再開するまで、日本とスペインの直行便は長く就航されていませんでした。この朗報に一気に沸き立ったのですが、直行便だけあって価格が高い!オフシーズンでも往復15万円以上はくだらないので、乗り継ぎ(トランジット)便を選ぶことにしました。往復10万円を目処に見つけたのが「カタール航空」です。行き帰りともカタールの首都・ドーハでトランジットをします。この時、価格を抑えるコツは、同じ航空会社でチケットを手配すること。その方が割安になるし、ロストバゲージのリスクも軽減されるからです。個人旅行のトランジットって乗り遅れたらどうしよう、空港で迷ったらどうしようなど不安が付きまといますよね。でも、どの国の空港も乗り継ぎを意味する「Transfer」または「ConnectingFlights」と英語で表記されているのでそれほど難しいことはありません。電光掲示板で次に乗る便がどのゲートから出るかを確認し、余裕を持ってゲート付近に待機していれば大丈夫!ただし、ここで気をつけたいのが「乗り継ぎまでの時間」です。最低でも1時間は余裕を持つようにしましょう。便利な直行便ですが、その分、どうしても価格は高くなりがち。時間はかかりますが、乗り継ぎ便は価格が抑えられることが多く、少しの時間ではありますが、異国の雰囲気を味わうこともできます。次回は乗り継ぎ先での過ごし方とともに、中東の豪華巨大空港「ドーハハマッドインターナショナル空港」の様子をご紹介します!●文/写真ねこりょうこ雑誌編集を経てフリーランスのライターとして活動中。ライフスタイル提案、料理、旅行記事を中心に執筆。夫と娘の三人暮らし。
2018年02月27日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、プレッシャーもなんのその本番に強い女性、「もんじゃ焼きを焼く女」になりきり。家族や親友の前で焼く予行演習をして。鉄板を囲み、もんじゃ焼きやお好み焼きを食べるのは楽しいですよね~!でも、そこで浮上するのが、“誰が焼くのか”問題。人前で料理を披露することってハードルが高いですよね。私も本当に苦手で、料理番組に出たときは“野菜の洗い方おかしいかな…”と勝手に不安になっています。しかも、みんなが空腹でお預け状態のなかで焼くというのは、なかなかのプレッシャー。そんな、緊張感の中で率先して焼ける人って救世主のように見えます。もちろん、店員さんに焼いてもらうという手もあります。でも、もんじゃ焼きやお好み焼きは、“みんなで楽しむもの”ということが大前提。店員さんにやってもらうと、その人を気にして会話が止まってしまうこともあるのでできれば避けたいところ。一番すごいのは、焼くことだけに集中せず、みんなと会話を交わしながら作れる人!そんな店員レベルのスキルを身につけられたら、格好いいですよね。そうそう、鍋や焼き肉も“客が作る料理”。でも、鍋は仕切りすぎると料理上手アピールをしている感じが漂うし、焼き肉は人それぞれに焼き加減の好みが違っている…。それを踏まえると、もんじゃ焼きやお好み焼きこそが、いい女だと思われるのに一番近道な料理のような気がするんです!焼く技を磨くためには、まず、失敗しても許される関係性の人の前で焼く練習をするのはどうでしょうか。たとえば、生まれたその日から、あなたが失敗する姿を見てきた家族や、「下手すぎない?」と突っ込めるような、仲のいい友だち。そうして人前で作ることに慣れることが第一歩になる気がします。大事なのは、上手い下手ではなく、率先して焼くということ。私も臆病になるのはやめて、ヘラを持って頑張ります!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年2月28日号より。写真・内山めぐみイラスト・別府真衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年02月21日伊勢丹新宿店本館6階=催物場で、王道フランスからワイン発祥の地と言われるジョージアまで30ヶ国以上のワインニュースをめぐる「世界を旅するワイン展」を、2月21日から26日まで開催。世界旅行編、国内旅行編のふたつのエリアには、360度、1,400種類のワインに囲まれる夢の世界が繰り広げられる。世界旅行編に並ぶのは、ムートン・ロスチャイルドの2007年ビンテージ(9万7,200円、3点限り)から、更なる成熟が期待できる2008年のコスタセラ・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ (1万800円)、約8,000年前からワインを作っていたとされるジョージア、日本初上陸のインドワインなど。世界の料理を楽しめるイートインには、パリに本店を構えるトリュフ専門店「アルティザン・ドゥ・ラ・トリュフ」のリゾットやパスタ、「シターラ」のスタイリッシュなインド料理の他、イタリアンやタイ料理も登場、旅をするように世界のワインが料理と共に楽しめる。〈日本・富山県/セイズファーム〉ピノ・ノワールを〈つりや〉のオイルサーディンで(ツマミ+1杯/1人前、2,268円)国内旅行編には、いま熱い日本ワインが、35ブランド大集結。日本ワインがもっと好きになるBAR「ワインとツマミとおしゃべりと 造り手と愉しむ日本ワインBAR by FUJIMARU」もオープンする。富山県のセイズファームのピノ・ノワールにオイルサーディンや、山形県の高畠ワイナリーの樫樽熟成シャルドネに蔵王干し柿とチーズなど、日本のワインの愉しみ方を知ることができるセットや、造り手のおすすめのおつまみも用意される。〈Zopf(ツオップ)〉白ワインが飲みたくなるカレーパン(378円)その他、石見銀山で本場ドイツ仕込みのブレッツェルをつくるベッカライ コンディトライ ヒダカのブレッツェルや、言わずと知れたパンの名店ツオップ(Zopf)が本展のために作ったワインが飲みたくなるスペシャルカレーパン、生ハムやチーズなど家でゆっくりワインを楽しむ時にセレクトしたいおつまみも充実の品揃え。フードコートへ持ち込んで、その場で味わうこともできる。【イベント情報】世界を旅するワイン展会期:2月21日~26日(26日は18時まで)会場:伊勢丹新宿店本館6階=催物場ワインとツマミとおしゃべりと 造り手と愉しむ日本ワインBAR by FUJIMARU時間:11:00〜20:00(26日は11:00~18:00まで、ラストオーダーは各日終了30分前)イートイン時間:11:00〜20:00(26日は11:00~17:00まで、ラストオーダーは各日終了30分前)
2018年02月19日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、変な気遣いをしない、祝われ上手な「サプライズを素直に喜ぶ女」になりきり。“素直な気持ち”になりきることからスタート。サプライズでお祝いされるのって嬉しいですよね。でも私、いざ、されてみると素直に喜べないのが悩みなんです。それは、「事前の準備、大変だったんじゃないかな…」「お返しは一体、どんなことをすればいいの…?」という気持ちがよぎったり、「泣いた方がいいのかな…」と反応を計算してしまったりするから。あるいは、お店の中が急に暗くなって、バースデーソングが流れ、他のお客さんからも祝われる…。そんな状況を恥ずかしいと感じることが勝ってしまう場合もあります。でも、そういう考えって、すごくあまのじゃくですよね。せっかくのサプライズなのに、用意してくれた人もがっかりしてしまうのではないでしょうか。だからこそ、サプライズを素直に喜び、楽しめる人ってすごく素敵だなって思うんです。「そんなのしなくていいのに~」と、真っ先に遠慮したりせず、まるで子供の頃のように、「やったー!」とはしゃいだり、「ありがとうございます!」と感謝の言葉を伝えられたら周りも嬉しいし、「またサプライズしてあげたい」と思うと思うんですよね。というのも、私も以前、渡辺直美さんの誕生日を先輩たちとサプライズで祝ったとき、ただただ喜んでくれて、こちらの嬉しさの方が上回った気がしたから。でも、性格はすぐには変えられないものですよね。そんなときは、「サプライズ」というショートコントに参加していると思って、“祝われる人”になりきってみるのはどうでしょうか。たとえ、トイレに行くときにケーキが見えても気づかないフリ。そういう対応ができてこそ大人の女のような気がします。きっと、いつか慣れて、素直に喜べるようになるはず。私も変な気遣いをしなくなるまで、頑張ってみます。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年2月21日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年02月18日世界各地の美術館から作品を集結企画展「ルドン―秘密の花園」を開催中の「三菱一号館美術館」(東京都千代田区)内にあるミュージアムショップ「Store 1894」では、会期中ヨーロッパで見つけたこだわりのチョコレートを販売しています。2018年2月8日(木曜日)にスタートした「ルドン―秘密の花園」は、幻想的な内面世界に目を向けた特異な画業で現在も世界中の人の心を魅了するオディロン・ルドンの作品およそ90点を展示する企画展。ルドンが描いた花や植物に焦点を当てた前例のない展覧会となっており、オルセー美術館やニューヨーク近代美術館といった世界各地の美術館に収蔵されている作品を鑑賞できます。ショップのみの利用も可能「Store 1894」で販売されているチョコレートはダイアナ妃も愛したチョコレートの名店「PRESTAT(プレスタ)」のトリュフチョコ(3402円)、美しい自然に囲まれたフランス中部の小さな農家で手作りされている「CHOC’FLEUR(ショックフルール)」(756円から2592円)など。チョコレート以外にも展覧会グッズや三菱一号館美術館のオリジナルグッズを中心に、世界中から集めた上質な商品をとりそろえています。営業時間は10時から18時。美術館の鑑賞券がなくても利用可能です。企画展「ルドン―秘密の花園」ならびにチョコレートの販売は2018年5月20日(日曜日)まで。毎月第2水曜日の17時以降「アフター5女子割」で当日入館料が一律1000円となります(女性限定)。(画像はプレスリリースより)【参考】※三菱地所株式会社のプレスリリース/PR TIMES※三菱一号館美術館
2018年02月16日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、自分の健康を考える、がっつかない女性、「食べ放題で野菜を頼む女」になりきり。量より楽しさを優先できる余裕のある女が素敵。おいしい食事やスイーツをリーズナブルにいただける食べ放題のお店って、いいですよね~。私も大好きでよく行くのですが、お鍋や焼き肉といった肉メニューも用意されている食べ放題で野菜を注文する女性を見て、ハッとしたことがあります。私にとっての食べ放題とは、お店との勝負。「この店にあるもの全部食べてやる!」くらいの気合と勢いで乗り込むので、単価が高いと思われる肉ばかりを狙って食べる。そういう行動をしている身からすると、野菜を頼む人が菩薩に見えました…。その人は、食べ放題であっても普通の食事と同じように自分の健康を第一に考えてオーダーをしている。その様子からは、気持ちにゆとりがあることが感じ取れ、とてもスマートに映ったのです。きっと彼女にとって食べ放題というのは、“おいしかったね!”“みんなでワイワイできてよかった”と思える楽しい場所。きっと、食べすぎて“一生、お肉なんて食べたくな~い!”という気持ちになることこそが損であると思うだろうし、間違っても、胃に食べ物を入れる空間を作ろうとしてジャンプしたり、「アイスを食べて口の中をサッパリさせたら肉がもう一度いける」などと作戦を立てることもありません。お目当てのメニュー目がけて店内で小走りになるといった、残念な行動もしないはず。そんな、がっついていない女性になるために、いつでも“腹八分目”を念頭に置くことから始めます!人からお菓子を勧められたときには、「ひとつだけ、いただきます!」と最初から決め、欲望をセーブしてみるのも効果があるはず。これからは“食べ放題”と“食べ溜め”は違うということを意識して、自分のキャパシティ内で、おいしく食べられる量を見極められる女性を目指します!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年2月14日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年02月11日「結婚したい」と言い続けていたお笑い芸人の横澤夏子(27)が、27歳の誕生日を迎えた昨年7月20日に1歳年上の一般男性"ダイキ君"と結婚。幸せいっぱいの横澤に、新婚生活や今後の夢などを聞いた。○■新婚生活と夫婦のルール横澤夏子――ご結婚おめでとうございます! 新婚生活はいかがですか?名義変更などで区役所や警察署をたらい回しというか、いろんなことをやりました。先に結婚した女友達がそれをめんどくさいって言っているのがうらやましいなと思ってたんですけど、自分がめんどくさいって言うときがきたと思って、いろんな友達に愚痴ってます。「区役所めんどくさいよー」ってニヤニヤしながら言ってます(笑)――独特の家庭のルールはありますか?家のことをした方をめちゃくちゃ褒めたたえる!「えっ、うそ、こんなこと、うそ!」みたいなかんじで、オーバーに褒めるというのをお互いにやるって決めてたんですけど、最近はわざとらしくなって全然効かなくなってきました(笑)。そんなに大したルールは特になく、ちゃんと連絡するとか、嫌なことは言わないとか、基本的なところですね。――家事分担はどうしているんですか?私が一応やってるんですけど、仕事でできないときはやってくれたり、半々ですね。お互いに仕事をしているので。――テレビ番組で料理されていたときに料理がお上手なんだと知りました。ありがとうございます! でも、料理している姿とか、家事している姿は見られたくないんです。要領よくやって、旦那さんが帰ってきたときに「今日私は洗濯、掃除、そして料理を作りました。どうぞ!」ってやりたいんです。――どうして見られたくないんですか?焦っちゃうから。人に見られていると、なんかパフォーマンスしなきゃいけないんじゃないかって。だからすごい嫌なんです。○■ママ願望と将来の夢――子供は3人ほしいとおっしゃっていましたが、いつ頃が理想ですか?仕事との兼ね合いや、授かりものでもあるので、でもママになる憧れはありますし、子供に自慢したいものもたくさんあるので、今すぐにでもと思っています。できたらいいねっていう感じです。――子供に自慢したいものとは?いただいたファンレター全部、今までの残してるんです。子供に「お母さんはこんなにすごかったんだよ」って見せつけるために。だから早く文字が読めるようになってほしいです。うふふふふ!――そうなんですね! 特に印象に残っているファンレターは?「横澤夏子さんのこのネタが好きです」とか「横澤夏子さんを見てすごい元気になりました」とかですね。そういうすごいうれしい言葉を子供に見せて、「ねえ、こうだって!」っていうのをやりたいです!――楽しみですね! 結婚という一つの目標を達成した今、次に目標に掲げているものはありますか?働く奥さん、ママになるのが憧れですが、とりあえず、旦那さんに「いやーうちの奥さんめっちゃ働いてくれているのに、家のこと完璧にしてくれるんだよ」っていうセリフを言わせるというのが目標です。言ってほしい言葉が500くらいあるので、それを全部言ってもらえるように頑張ります!――すでに言ってもらった言葉はありますか?「今までの中で一番おいしいな」って。どんな料理を食べても、「今までの中で一番おいしいな」って全部に言ってほしくて、いつも言ってもらっています。――今後言ってほしいと考えている言葉は?「スイート10何がほしい?」って言われたいんです。「スイート10」って結婚10周年のプレゼントのことなんですけど、すでに10年後を見据えています。――区切りとして大きな目標ですね!そうなんです! 「何がほしい?」って聞かれてなんて答えようか、今から考えています。「スイート10これでいい?」って旦那さんが決めるっていうのでもいいですね!■プロフィール横澤夏子1990年7月20日生まれ、新潟県糸魚川市出身。高校卒業後、2008年にNSC東京校に第15期生として入学。2015年3月に行われた若手芸人コンテスト「彩バトル」で女性初の優勝を果たし、アラサーOLなどの"あるある"ネタでブレイク。"ひとり芸"のナンバーワンを決める『R-1ぐらんぷり』では2016年、2017年と2年連続で決勝に進出。私生活では27歳の誕生日である2017年7月20日に1歳年上の一般男性"ダイキ君"と結婚した。
2018年02月10日Netflixで独占配信中のオリジナルドラマ『オルタード・カーボン』のバレンタイン・トークイベントが8日、都内で行われ、横澤夏子、大倉士門、ハリー杉山が出席した。ドラマ『オルタード・カーボン』のバレンタイン・トークイベントに出席したハリー杉山、横澤夏子、大倉士門(左から)SF界の文学賞「フィリップ・K・ディック賞」を受賞したリチャード・モーガンの同名小説をもとに、Netflixがオリジナル作品として制作した同ドラマ。原作が『ブレードランナー』を超える"フューチャー・ノワールの傑作"とも呼ばれていることもあり、配信しスタート時からSFファンの間で大きな話題を集めている。そんな同ドラマの配信を記念した同イベントに、海外ドラマファンで1月13日に挙式したばかりの横澤夏子、そして俳優の大倉士門の2人が、ハリー杉山の進行のもとでトークショーを実施。同ドラマをハネムーンの移動中に視聴したという横澤は「めちゃくちゃ面白かった。1話を見て、どういうことだろうとかワクワク感があって、もうクライマックスの連続なんですよ。どんどん謎解きが明かされていくし、(俳優の)肉体美のお得感! 『ありがとう!』という感じです」と大絶賛。中でもタケシ・コヴァッチ役を演じたヨエル・キナマンの肉体美に釘付けだったようで「めちゃくちゃ鍛えまくっていますよ。旦那さんの身体を見て見ぬふりしたぐらい。あの肉体美を見ると、旦那の首から下を見ないようにしてました。それぐらい格好良い肉体美でした」と話して笑いを誘った。300年前の未来を舞台に、精神が"スリーヴ"と呼ばれる別の肉体に転送されることで死は回避される同ドラマ。それにちなんで「横澤と大倉が入れ替わったら何をしたい?」という質問に、大倉が「新婚生活をイメージできないので、それを体感したいと思います。女の子と同棲もしたことがないので」と回答し、「横澤さんはよく身体を張ってますよね。あれはすごいことだと。僕も横澤さんぐらい身体と顔を張りたいと思います」と発言。対する横澤は、新婚にもかかわらず「とっかえひっかえ女の子と遊びたいですよね。イケメンで格好良いから」と回答し、"スリーヴ"したい人を「菜々緒さんです。私、菜々緒さんと身長が172cmで同じなんです。同じ身長でこれほど人生が変わるのかと。菜々緒さんのような魔性の女になって、見下ろす感じをやってみたいです。私がやるといやみったらしいので(笑)」と願望を明かしていた。
2018年02月09日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、面倒くさがらずにお手入れができる「好きな家事がアイロンがけの女」になりきり。便利な世の中に、あえて手間をかけるのがいい女。「好きな家事って何?」と聞かれたとき、何と答えますか?洗濯や料理、掃除などいろいろな種類があるけど、私が「おっ!」と思うのは、アイロンがけと答える女性。他の家事よりも、一歩進んでいる感じがするんです。だって、今はシャツやジャケットなど、服に形状記憶機能が備わっていることが多い時代。にもかかわらず、自分でアイロンをかけて形を整えようとする“手間”をいとわないところに、きちんとした女性像を感じます。きっと彼女は、友達の服にシワがあると「アイロンかけようか」と聞くでしょうし、アイロンがけが好きな理由を聞くと、「かけているときの匂いがよくない?」と、思いもよらない答えを返してきそう。でもそれは、普段アイロンがけをしているからこそ言えること。ちなみに、私の家にもスチームアイロンがありますが、家電のセット販売の中に入っていただけで、なかなか出番なし。そもそも、服がシワシワで、洗濯してみてもダメなら「こういう素材だ」と割り切って着るタイプなもので…。この前なんて、久々に使おうとしたら、いつ使ったか覚えていないくらい前の水が入ったままという恐怖体験をしました。こんな私ですが、アイロンがけを日常の一部にするために、比較的時間がかからないハンカチからアイロンがけを始め、習慣づけてみようかなと思います。アイロンがけが好きな人たちを見ていると、タオル地ではないハンカチを使っていたり、かちっとしたブラウスなどを着ている人が多い気が。どちらもシワになりやすくて敬遠しがちなものなのに、ケアを面倒くさがらずに愛用する、なんていい女なんでしょう。習慣づけて、「ハンカチくらいなら、余熱でサッとできるよ」と人に言える女性を目指して、頑張ります!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年2月7日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・村田真弓文・梅原加奈(by anan編集部)
2018年02月06日石川県・金沢市にある金沢21世紀美術館では、「コレクション展3 見ることの冒険」を1月27日から6月24日まで開催している。本展では美術館について、作品を「見ること」「愛でること」「考えること」に適した場所として捉え、色や形、素材、表現方法の異なる作品や、抽象度が高く多様な見方ができる作品を展示する。《蝶を放つ》2015金沢21世紀美術館蔵©KOGANEZAWA Takehito会場では展示室ごとに見るためのヒントとなるキーワード「じっくり見る、見つけだす」、「しゃがんで見る、横から見る」、「近づいたり、遠ざかったり」、「目で追いかける、目をとじてみる」などを掲げ、来館者が作品を見る際の一助となる仕組みを作っている。「目で追いかける、目をとじてみる」では映像を軸としつつパフォーマンスやドローイング、インスタレーションへと表現の幅を拡げ、国内外で作品を発表する小金沢健人の作品を展示。日常の機微を鋭敏に察知し、そこに潜む謎や不穏、美しさやおかしみを浮かび上がらせる作品は高い評価を受けている。《回転するピラミッドII》2007金沢21世紀美術館蔵© Jeppe HEINcourtesy: Johann König, Berlin, 303 Gallery, New York, andSCAI The Bathhouse, Tokyophoto: KIOKU Keizo「歩き回って見る、立ち止まって見る」では円や四角形などの単純な幾何学的形態、白などの無彩色、鏡や透明な素材を多用し、一見1960年代のミニマリズムの作品にも見えるような立体作品を制作するイェッペ・ハインなどの作品が登場する。作品にいつもより気持ちの上でもう一歩近づいてみる、いつもより10秒長く立ち止まってみる、見尽くしたと思っても、もう少し見てみる。そこから見えていなかった細部に気づいたり、様々な想像をめぐらせる時間が生まれるかもしれない。【展覧会情報】コレクション展3 見ることの冒険会期:1月27日〜6月24日会場:金沢21世紀美術館 展示室1〜6住所:金沢市広坂1-2-1時間:10:00~18:00(金曜・土曜は20:00まで、チケットの販売は閉場30分前まで)料金:一般360円 大学生280円 小中高生無料 65歳以上280円休館日:毎週月曜日(ただし2月12日、4月30日は開場)、2月13日
2018年01月31日(c)Amos Bar-Zeevおひとり旅に限りませんが、旅を楽しむためのコツがあるので、少しまとめてみますね。旅の最中はどうしても移動が多くなります。マイカー旅行ならいいけれど、電車やバス、特にLCCは持ち込める荷物に制限があるので、省エネならぬ“省荷物運動”は必須です。1.着るものを少なくなにしろ服が一番かさばるので、これを省エネする方法が大切!途中で洗濯すること前提で、3~4日以上なら日数分の衣類は持って行きません。ホテルは乾燥していることが多いので、夕方手洗いしてタオルで水を吸い取って干しておくと、朝には乾いてるなんてことはままあります。湿度対策にもよいのでホテルでのお洗濯は一石二鳥。それから、海外では現地でのお買い物も楽しいので、やっぱり衣類は少なめにします。現地で民族衣装を買うこともあるし、その国で流行っているスタイルのものを買うことも。現地に馴染む格好をすると目立ちにくくなることもメリットです。2.ジャージ素材のドレス自分に似合うデザインのものを見つけたら、同じものの柄違いを何着か買っちゃいましょう。シワにならないし、そこそこドレッシーだし、かさばらないしで、旅にもってこいの服なんです。和久井は「FIFILLES」というフランスのブランドがお気に入りです。というわけで、以前は旅というとジーンズとかパンツスタイルが多かったんですが、最近はエレガントなスタイルも楽しめるようになりました。海外なら、カジノとかちょっとしたパーティにも行けるので、重宝します。もはやジャージドレスは旅の必需品です。3.大判ストールは万能衣料旅行には必ずストールを持って行きます。寒ければ体に撒いて防寒具に、外歩きをするときは頭からかぶってUV対策に。今回は冬の日本から真夏のオーストラリアへの旅行だったのですが、日本ではマフラーとして、こちらではストールとして使えるシルクのものを持ってきました。旅先ではとにかく汎用性の高い衣服が便利です。例えばセーターよりもトレーナーだし、かぶり物よりカーディガンです。4.小さなハンガー(洗濯ばさみ付き)洗濯したはいいものの、意外と困るのが干す場所です。長い旅行にはハンガーを持って行きます。100円ショップに洗濯ばさみが6~8コついている小さなハンガーが売ってます。これが本当に重宝するのですよね、吊すのと吊さないのでは乾き具合もぜんぜん違うし。3日程度の短い旅行でも、洗濯ばさみをいくつか持参します。5.手ぬぐい安宿にはタオルの提供がないところもあります。でもバスタオルを持って行くとかなりかさばるので、和久井は何はともあれ手ぬぐいを持って行きます。タオルよりもかさばらないし、なにより速乾性なので使い回しが利くんですよね。お風呂に入ってびしょびしょになっても、ハンガーに掛けておくだけで朝にはカラッカラです。真冬のお風呂には向かないけど(私はそれでも済ましちゃいますが)、ハンカチより大きいし、とにかく使い勝手がいいんです。首に巻けば防寒・UV対策にもなるし!以上が、和久井が旅に持っていくものです。胃薬とビオフェルミン以外は現地で!行きのカバンは、半分くらい空きがある状態にしておきます。もしくは向こうで捨ててもいい下着や古くなったシャツを持って行って、捨てて帰ってきちゃいます。旅には紙パンツを持って行くという強者もいましたよ(が、まだ和久井にその勇気はない)。とにかく持ち物を減らすことに命をかけていた時期があって、なんならコスメも持って行かないことがあったけど、さすがにそれは不便だったので最低限のものは持っていくようになりました。海外旅行には胃薬とビオフェルミンがあれば、あとは現地で調達。海外旅行にポケットティッシュは必需品と言われているけど、和久井はそれほど気にしません。ホテルでトイレットペーパーを畳んでいくつか持っていれば事足りるので、ポケットティッシュは、あれば持って行く程度です。どうせ本格的にトイレに行こうと思ったらポケットティッシュじゃ足りないし。荷物をコンパクトにすると移動が楽だし、現地に忘れ物もしにくくなります。そのコンパクト加減が旅の楽しさを倍増させてくれるんですね。というわけでみなさん、よいおひとり旅を!Text/和久井香菜子<おひとりさまが海外ホームステイで泊まるべき2つの条件>もチェック!おひとりさまの海外旅行にはホームステイがおすすめ。はずれないステイ先選びのコツとは?
2018年01月31日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、人の変化に敏感な気遣いができる女性、「人の不調に気づく女」になりきり。目標は、甘えたいと人に思わせる保健室の先生。幼稚園に通っているとき、先生に「夏子ちゃん、体調が悪いんじゃない?」と心配してもらうことが好きでした。“この人は私を見ていて、変化に気づいてくれた!”と感じられたのが嬉しく、そのセリフを聞くために調子が悪いフリをしていたこともあるほどです(笑)。幼い頃に出会ったいい女だなと思う行動は、大人になった今も変わらないもの。だから私は、「なんだか手が熱くない?」と体温に敏感だったり、「最近、湯船にちゃんと浸かってる?」と冷えを心配するなど、おばあちゃんのように気遣ってくれる女性に会うと、つい甘えたくなってしまいます。本能的に、“私のことを何でも知っているお天道様みたいな存在。この人の前では悪いことができないな…”となってしまうんですよね~。そんな人が、私の友達にもいるのですが、彼女は頭痛薬や胃腸薬だけでなく、漢方など「薬剤師やってるの?」というくらい薬を常備しているんです。きっと、そういう女性は周囲の人の少しの変化にも気づき、健康が何よりも大事と、神社にお参りするときも「みんなが元気でいられますように」と世界人類の健康を願っているのではないでしょうか…。そんな“保健室の先生”のようになるための最短距離を考えたところ…、薬局に行ってみたらどうかな、と思いました。様々な種類の薬をポーチに入れ、周囲の人に気が配れるように敏感になる。そんな、国民の保健室の先生的な女性って素敵だし、周りの人から愛されるはず。しかも、そうして常に一歩引いた視点から物事を見ていると、人の体調や体温の変化だけでなく、場の空気や温度感にも気づきやすくなりますよね。私もそんな、“甘える”だけでなく、“甘えられる”女性を目指して頑張ります!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。※『anan』2018年1月31日号より。写真・中島慶子イラスト・別府真衣文・重信 綾(by anan編集部)
2018年01月29日(c)Amos Bar-Zeevおひとり旅に限りませんが、旅を楽しむためのコツがあるので、少しまとめてみますね。旅の最中はどうしても移動が多くなります。マイカー旅行ならいいけれど、電車やバス、特にLCCは持ち込める荷物に制限があるので、省エネならぬ“省荷物運動”は必須です。1.着るものを少なくなにしろ服が一番かさばるので、これを省エネする方法が大切!途中で洗濯すること前提で、3~4日分以上なら日数分の衣類は持って行きません。ホテルは乾燥していることが多いので、夕方手洗いしてタオルで水を吸い取って干しておくと、朝には乾いてるなんてことはままあります。湿度対策にもよいのでホテルでのお洗濯は一石二鳥。それから、海外では現地でのお買い物も楽しいので、やっぱり衣類は少なめにします。現地で民族衣装を買うこともあるし、その国で流行っているスタイルのものを買うことも。現地に馴染む格好をすると目立ちにくくなることもメリットです。2.ジャージ素材のドレス自分に似合うデザインのものを見つけたら、同じものの柄違いを何着か買っちゃいましょう。シワにならないし、そこそこドレッシーだし、かさばらないしで、旅にもってこいの服なんです。というわけで、以前は旅というとジーンズとかパンツスタイルが多かったんですが、最近はエレガントなスタイルも楽しめるようになりました。海外なら、カジノとかちょっとしたパーティにも行けるので、重宝します。もはやジャージドレスは旅の必需品です。3.ストールは万能衣料旅行には必ずストールを持って行きます。寒ければ体に撒いて防寒具に、外歩きをするときは頭からかぶってUV対策に。今回は冬の日本から真夏のオーストラリアへの旅行だったのですが、日本ではマフラーとして、こちらではストールとして使えるシルクのものを持ってきました。旅先ではとにかく汎用性の高い衣服が便利です。例えばセーターよりもトレーナーだし、かぶり物よりカーディガンです。4.小さなハンガー(洗濯ばさみ付き)洗濯したはいいものの、意外と困るのが干す場所です。長い旅行にはハンガーを持って行きます。100円ショップに洗濯ばさみが6~8コついている小さなハンガーが売ってます。これが本当に重宝するのですよね、吊すのと吊さないのでは乾き具合もぜんぜん違うし。3日程度の短い旅行でも、洗濯ばさみをいくつか持参します。5.手ぬぐい安宿にはタオルの提供がないところもあります。でもバスタオルを持って行くとかなりかさばるので、和久井は何はともあれ手ぬぐいを持って行きます。タオルよりもかさばらないし、なにより速乾性なので使い回しが利くんですよね。真冬のお風呂には向かないけど、ハンカチより大きいし、とにかく使い勝手がいいんです。首に巻けば防寒・UV対策にもなるし!以上が、和久井が旅に持っていくものです。胃薬とビオフェルミン以外は現地で!行きのカバンは、半分くらい空きがある状態にしておきます。もしくは向こうで捨ててもいい下着や古くなったシャツを持って行って、捨てて帰ってきちゃいます。旅には紙パンツを持って行くという強者もいましたよ(が、まだ和久井にその勇気はない)。とにかく持ち物を減らすことに命をかけていた時期があって、なんならコスメも持って行かないことがあったけど、さすがにそれは不便だったので最低限のものは持っていくようになりました。海外旅行には胃薬とビオフェルミンがあれば、あとは現地で調達。海外旅行にポケットティッシュは必需品と言われているけど、和久井はそれほど気にしません。ホテルでトイレットペーパーを畳んでいくつか持っていれば事足りるので、ポケットティッシュは、あれば持って行く程度です。どうせ本格的にトイレに行こうと思ったらポケットティッシュじゃ足りないし。荷物をコンパクトにすると移動が楽だし、現地に忘れ物もしにくくなります。というわけでみなさん、よいおひとり旅を!Text/和久井香菜子前回記事<おひとりさまが海外ホームステイで泊まるべき2つの条件>もチェック!おひとりさまの海外旅行にはホームステイがおすすめ。はずれないステイ先選びのコツとは?
2018年01月27日(c)Amos Bar-Zeevおひとり旅に限りませんが、旅を楽しむためのコツがあるので、少しまとめてみますね。旅の最中はどうしても移動が多くなります。マイカー旅行ならいいけれど、電車やバス、特にLCCは持ち込める荷物に制限があるので、省エネならぬ“省荷物運動”は必須です。1.着るものを少なくなにしろ服が一番かさばるので、これを省エネする方法が大切!途中で洗濯すること前提で、3~4日分以上なら日数分の衣類は持って行きません。ホテルは乾燥していることが多いので、夕方手洗いしてタオルで水を吸い取って干しておくと、朝には乾いてるなんてことはままあります。湿度対策にもよいのでホテルでのお洗濯は一石二鳥。それから、海外では現地でのお買い物も楽しいので、やっぱり衣類は少なめにします。現地で民族衣装を買うこともあるし、その国で流行っているスタイルのものを買うことも。現地に馴染む格好をすると目立ちにくくなることもメリットです。2.ジャージ素材のドレス自分に似合うデザインのものを見つけたら、同じものの柄違いを何着か買っちゃいましょう。シワにならないし、そこそこドレッシーだし、かさばらないしで、旅にもってこいの服なんです。というわけで、以前は旅というとジーンズとかパンツスタイルが多かったんですが、最近はエレガントなスタイルも楽しめるようになりました。海外なら、カジノとかちょっとしたパーティにも行けるので、重宝します。もはやジャージドレスは旅の必需品です。3.ストールは万能衣料旅行には必ずストールを持って行きます。寒ければ体に撒いて防寒具に、外歩きをするときは頭からかぶってUV対策に。今回は冬の日本から真夏のオーストラリアへの旅行だったのですが、日本ではマフラーとして、こちらではストールとして使えるシルクのものを持ってきました。旅先ではとにかく汎用性の高い衣服が便利です。例えばセーターよりもトレーナーだし、かぶり物よりカーディガンです。4.小さなハンガー(洗濯ばさみ付き)洗濯したはいいものの、意外と困るのが干す場所です。長い旅行にはハンガーを持って行きます。100円ショップに洗濯ばさみが6~8コついている小さなハンガーが売ってます。これが本当に重宝するのですよね、吊すのと吊さないのでは乾き具合もぜんぜん違うし。3日程度の短い旅行でも、洗濯ばさみをいくつか持参します。5.手ぬぐい安宿にはタオルの提供がないところもあります。でもバスタオルを持って行くとかなりかさばるので、和久井は何はともあれ手ぬぐいを持って行きます。タオルよりもかさばらないし、なにより速乾性なので使い回しが利くんですよね。真冬のお風呂には向かないけど、ハンカチより大きいし、とにかく使い勝手がいいんです。首に巻けば防寒・UV対策にもなるし!以上が、和久井が旅に持っていくものです。胃薬とビオフェルミン以外は現地で!行きのカバンは、半分くらい空きがある状態にしておきます。もしくは向こうで捨ててもいい下着や古くなったシャツを持って行って、捨てて帰ってきちゃいます。旅には紙パンツを持って行くという強者もいましたよ(が、まだ和久井にその勇気はない)。とにかく持ち物を減らすことに命をかけていた時期があって、なんならコスメも持って行かないことがあったけど、さすがにそれは不便だったので最低限のものは持っていくようになりました。海外旅行には胃薬とビオフェルミンがあれば、あとは現地で調達。海外旅行にポケットティッシュは必需品と言われているけど、和久井はそれほど気にしません。ホテルでトイレットペーパーを畳んでいくつか持っていれば事足りるので、ポケットティッシュは、あれば持って行く程度です。どうせ本格的にトイレに行こうと思ったらポケットティッシュじゃ足りないし。荷物をコンパクトにすると移動が楽だし、現地に忘れ物もしにくくなります。というわけでみなさん、よいおひとり旅を!Text/和久井香菜子前回記事<おひとりさまが海外ホームステイで泊まるべき2つの条件>もチェック!おひとりさまの海外旅行にはホームステイがおすすめ。はずれないステイ先選びのコツとは?
2018年01月27日