映画『バースデーカード』の完成報告会見が10月6日(木)、都内で行われ、橋本愛、ユースケ・サンタマリア、須賀健太、宮崎あおい、吉田康弘監督、主題歌「向日葵」を書き下ろした木村カエラが出席した。10歳のときに愛する母親を病気で失ったヒロイン・紀子が、亡き母親から毎年届くバースデーカードに励まされながら、成長を遂げるハートウォーミングな一作。紀子を橋本さんが、紀子の母親・芳恵を宮崎さんが演じ、母娘役で初共演を果たしたが、設定上、共演できたのは1シーンだけだったのだとか。共演の感想を聞かれ、2人揃って「まず台本を読んで、『会えない!』と思った」と残念がっていた。それでも橋本さんは、「現場では言葉を交わさず、空間を共有し、すてきなシーンにしたいと思った」といい、「印象に残っているのは、宮崎さんの手がすごくおきれいだったこと。繊細で大きな愛情を感じる手をされていて、自然と涙が出ました」とふり返った。一方、宮崎さんも「ちゃんと話をするようになったのは、(撮影後の)キャンペーンが始まってから。映画を観て、10代特有の“揺れ”を瞳から感じたので、私もそれを直接感じてみたかった」と話していた。“家族”4人が勢ぞろいした会見に、芳恵の夫・宗一郎役のユースケさんは「ママ(宮崎さん)に、2人を会わせたかったからね。今日はうれしいですよ」と目を細め、紀子の弟・正男を演じた須賀さんは「僕のほうが、橋本さんより1歳上なので『弟なのに年上に見えたら、どうしよう』と思っていたが、まったくそう見えず、安心しております」と笑いを誘い、場を和ませていた。『バースデーカード』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月06日平日夕方は、オフィスから急いで帰宅して家事や子どものお迎え…とまさに時間との戦い! 家事の時短はマストですが、子どものためにも栄養バランスは大事にしたいところ。平日に備えて、土日に常備菜づくりをしている方も多いことでしょう。一方、「常備菜=同じメニューが続く」と敬遠したり、休日も忙しくて長時間キッチンで作業する時間がとれなかったりと、お悩みのママも多いのでは。そんなハードルを解消し、3歳の男の子を育てながら働く筆者が実践中なのが「しりとり常備菜」。しりとり常備菜とは、しりとりのように「ある語から次の語を新たに展開する」要領で、いまある常備菜から次のメニューを展開することです。すでに用意した常備菜をもとに調理するので、同じメニューの連続に飽きるという心配がありません。時短にもつながるため、忙しい平日の夜には、本当に助かります。■「しりとり常備菜」のやり方は簡単!・常備菜の味つけは下味程度野菜なら「塩ゆでするだけ」など、素材の味をもとにアレンジがしやすい状態の調理を。・平日アレンジで味を変えるたとえば、しょうゆ味、トマト味、カレー味など、そのつどちがう味つけにする。プラス材料(お肉やお野菜)と合わせることで、ひとつの素材をちがったメニューとして楽しめます。筆者のある週末の「しりとり常備菜」準備はこちら。ゆで卵や蒸し煮のかぼちゃ。ハンバーグのタネを夕食で食べる分量の倍つくり、半分をミートボールにしました。週末の夕食にいただく分はこの段階で味つけをし、常備菜はゆでたり、蒸し煮にしたりして保存容器に入れて冷蔵庫へ。ほかにも、ブロッコリーやアスパラガスなどをゆでたもの、あらかじめ使いやすく切りわけた野菜なども用意しています。調理工程が少ないので、そのまま温めなおすだけで食べられます。おかずとして完成させたものと比べて、常備菜づくりのハードルが軽減されますよ。今回は、カボチャと常備菜を使用したしりとりメニューをご紹介します。【材料】カボチャ 1個塩 小さじ1/2【作り方】1、かぼちゃは1.5~2cm角に切る。2、水50mlに塩を入れた鍋に入れ、火にかける。3、沸騰したら蓋をして弱火で15分ほど加熱。4、火を止め、蓋をしたまま冷まして、荒熱が取れたら保存容器に入れる。■平日アレンジその1「かぼちゃスープ」【材料】・調味料 コンソメキューブ 1/2個・プラス材料牛乳200ml【作り方】1、鍋に水100mlとコンソメキューブを入れて火にかける。2、コンソメが溶けたらかぼちゃ6~8個を加えて沸騰するまで温める。3、ハンディミキサー等でかぼちゃをつぶし(多少形が残っていてもOK)、牛乳を加えて再度加熱。4、お好みで塩・コショウ(分量外)で味を調える。■平日アレンジその2「夏野菜のキーマ風カレー」【材料】・調味料カレールー 2かけ・プラス材料ひき肉 100gゆでアスパラガス 2本ズッキーニ 1/3本トマト 1個【作り方】1、油をひいた鍋でひき肉を炒める。2、肉の色が変わったら、7mmの厚さに切ったズッキーニ、角切りにしたトマト、かぼちゃ6~8個、水200mlを加えてズッキーニが柔らかくなるまで煮る。3、カレールーを入れて煮溶かし、最後に好みの長さに切ったゆでアスパラガスを加える。■平日アレンジ3「かぼちゃのひき肉あんかけ」【材料】・調味料白だし 大さじ1みりん 大さじ1・プラス材料鶏ひき肉 300g枝豆 適量(さやからはずしておく)【作り方】1、水100mlと白だし、みりん、鶏ひき肉を鍋に入れて全体を混ぜる。2、ひき肉がばらけたら火にかける。3、沸騰して肉の色が変わったら、かぼちゃ6~8個を入れて温める。4、好みで水溶き片栗粉(分量外)を加えてとろみをつけ、枝豆をちらして盛りつける。ひとつの素材を「しりとり」のように使えば、メニューのマンネリ化も避けられます。また、時間がかかるものはすでに火を通してあるので、平日の調理時間も減らせます。ママの負担もぐっと軽くなりそうですね。
2016年10月05日ネ・ネット(Né-net)の2017年春夏コレクションは「リラックス」をテーマに日常の何気ない風景を取り込んだデザインを提案。そらのいろ、とりのこえ、パンのみみ…。人それぞれに異なる“リラックス”のかたちをワードローブに落とし込んでいく。“リラックス”のかたちを語る上で、まず登場するのはネ・ネットの定番をアレンジした服。緩いスカート、カットワンピース、デニムパンツなど…そこには、絵本の中から飛び出してきたようにユニークな、フクロウやネコの姿が現れている。続いて、おじさんのリラックススタイルを提案。ラペルを取り外せばカーディガンになるヘリンボーンのジャケットや、ウエストがゴムになったパンツを組み合わせて、おじさんを表現している。一方、淑女をイメージしたというアイテムは、コットン素材をメインにした柔らかな肌あたり。ワンピースやブラウスの裾に配したカット刺繍が、のんびり1日を暮らす彼女たちの面影を思わせる。そして、旅のひと時を連想させるのは動物たち。芝生で戯れる彼らが、刺繍やプリントとなって現れる。シャツにはしっかり居座っているのに、コートは裏地でさりげなく。袖や裾、襟がひらりと返ったとき、彼らの存在に初めて気づく。部屋で過ごすリラックス空間も、多様に表現されている。あたたかな昼の時間は、キッチンで料理を嗜む場面を。アクセサリーとして散りばめた目玉やき、カットソーにめいっぱい配された食パンもそう。和やかな食卓の風景がファッションへと取り込まれていく。みんなの“おやすみの時間”を想定した服は一段とリラックスムードに包まれた。パジャマを想起させる縦じまのアイテムに組み合わせた「おやすみなさいボトム」には、まくらやルームウェア、一緒に寝るぬいぐるみを描いた可愛らしい柄が施されている。そして、「カーテンT」も“おやすみの時間”を上手く表した1着。胸元の切り替えはカーテンのようになっていて、開けばお風呂やベッドがちらり。こうして1日の中で、ゆったりと過ぎていく時間。いろんな人のリラックスタイムを垣間見れば、そこには新たな発見が感じられる。
2016年09月22日篠山紀信によって撮影されたポスターを見ても、それが宮崎あおいであるとすぐに認識できないひとも多いのではないか?映画本編ではもっと凄まじい。肉体も精神も“ボロボロ”という言葉以外、思い浮かばない状態に追い詰められ、痛みを、哀しみを、苦しさを、そして愛情を体いっぱいで表現し、獣のように泣き叫ぶ。これまでも、様々な作品で多様な役柄を演じ、高い演技力を評価されてきた。それでも、この映画『怒り』では全くの別人と思えるような姿を見せている。「私も最初『なんでこの役が私に来たんだろう?』って思いました」――。なぜ宮崎あおいがこの役を?失礼ともいえるそんな質問に、宮崎さんは「わかります(笑)。正直、脚本を読みながら、『この役なら私じゃなくて…』と別の女優さんのイメージが浮かんできましたし」と穏やかな笑みさえ浮かべてそう語り、「でも…」と静かに言葉を続ける。「その中で、こうして私にこの役のお話をいただけたということは、きっと何か意味があるんだろうって思ったし、李(相日)監督が私を選んでくださったなら、そこに挑戦してみようという気持ちでした」。原作は吉田修一の同名小説。夫婦惨殺事件の犯人が顔を変えて逃亡を続ける中、東京、千葉、沖縄というバラバラの土地に、同時期に3人の素性の知れない男が現れる。隣人や彼らを愛する者たちは、指名手配の似顔絵を見て「彼は殺人犯なのか…?」との疑いを深め、愛情とのはざまで葛藤する。宮崎さんが演じたのは、千葉の港町で父(渡辺謙)と暮らす愛子。家出して上京し、風俗店に流れ着いていたが、身も心も傷ついて、連絡を受けた洋平が彼女を迎えに来る。地元に戻った愛子は、数か月前に流れ者のように町に来て、洋平の下で働き始めた田代(松山ケンイチ)と出会うが…。いままでやってきた役とも、自分自身ともかけ離れている愛子という役を前に、宮崎さんの心は、覚悟と不安の間で揺れていた。「これまでと違うものに飛び込んでいくんだなという気持ちでしたし、不安も大きかったです。本当にそこまでたどり着けるのか?という気持ちもありました」。純粋無垢で、それゆえに愛する者に、見返りを求めるでもなく過剰ともいえる情を注ぎ込み、傷ついていく。そんな愛子を宮崎さんはどのように見ていたのだろうか?「あやうい子ですよね、正直。それは演じているときも感じていたし、いまもそう思います。もっと上手に生きていくことができるんじゃないか?と思う部分はたくさんあります。でもあやういイタい子だけど、本当はいろんなことをわかってるんじゃないかと思う瞬間もあって…。不器用ながらも彼女が掴みかけているものを手放さないで、奪わないでと思うし、どこかで愛おしさのようなものを感じてるんでしょうね…」。登場シーンは洋平が迎えに来た歌舞伎町の風俗店のシーン。傷つき、すっぴんのままで横たわり、それでも父の姿を認めると「お父ちゃん…」と弱々しくも笑みを浮かべる。「化粧してない顔をスクリーンにさらすとか、役のために体重を増やすとか、正直、自分の中ではたいしたことではないんです。それで愛子ちゃんでいられるのなら、どんなことでも厭わない。でも、化粧をしてないから愛子ちゃんになれたかっていうと、そうじゃない。現場のスタッフさん、共演者のみなさんが私の顔を愛子ちゃんに変えていってくれたんだと思います。追い詰められて、追い込まれて…、そういう環境の中で、メイクだけでは変われない人相みたいなものが作られたのかなと」。そう、宮崎さんは、追い詰められ、追い込まれた。誰に?李相日監督に。そして、自分自身に…。「李さんには実際、精神的にも肉体的にもギリギリのところまで追いやられましたよ(苦笑)。でも言葉じゃないんです。無言の圧力と態度(笑)。付き合いの長い妻夫木くん曰く、李さんの中にも前もって確たる答えがあるわけじゃなく、一緒に探す作業をしてるんじゃないかって。だから、監督の感覚の“何か”にハマったものを見せた時にOKが出る。それは追い詰められますよ!(求めているものが)わからないんですから(笑)」だが、苦しいのはそこじゃなかった。むしろ「追い込んでもらっているのに、監督が求める愛子に到底、達してないんじゃないか?そんな自分のふがいなさがしんどかった」という。「追い込まれるのって必然で、愛子になるために通らないといけない道なんですよね。それこそ、これまでの人生で最も長く感じた2週間でしたし『まだ終わんない…』『明日もあるんだ…』って思ってるんですけど、それでも、愛子として生きるにはそれが必要だったんです。今回、初めて気づいたのですが、私、自分で自分を追い込むのは割と好きだけど、他人に追い込まれるのは得意じゃないんだなって(苦笑)」。なんともしんどい性格である。何より強く求められたのは、感情のリミッターを取り除くこと。それが、現れているのが、獣が吠えるかのような慟哭シーン。「監督には『良くも悪くも感情をセーブできてしまうから、それをしないで』と言われました。人間ですから感情をコントロールできてしまうし、おそらく私は、私生活でも他人よりも感情をセーブしがちなんですよね。すごく楽しんでても『大丈夫?楽しくない?』とか心配されますから(笑)。そのブレーキを全て外してアクセルを全開にして…それがきちんとできていたかはわかりませんが、すごいところに連れて行ってもらったなと思います」。意図したこと、意図せざることを含め「これまでと違うこと」はそこかしこにあった。撮影の前日に脚本をじっくりと読み込むということもそう。「普段はセリフを覚えるために軽く読む程度で、内容を頭に入れて、それで終わりでした。でも今回は、どこかに愛子ちゃんのヒントが落ちてるんじゃないか? って。セリフは完全に覚えてるのに行間に愛子ちゃんがいるんじゃないかと、寝る前にずっと読んでました。初めてのことですね」。いつもと違うことが起こる“予感”はあった。一方で、自分から「何かを変えたい」「新たなステージに進みたい」などと願っていたわけではない。ものすごい熱量を傾けたこの作品を経ても、その意識は変わらないし、いたって冷静である。「ないんですよね…。観てくださった方にこれまでと違うと感じていただけるのは嬉しいですが、『いままでと違うことをやりたい』という気持ちはないです。あんまり先のことを考えてもいないですし、女優としてどうなりたいか?1年、2年、10年先の自分がどうなってるか?といったことよりも、いま目の前にあることを一生懸命やって、穏やかな生活が送れればいいなって思ってるので。特別な変化を求めてはいないです」。ここまで凄まじい姿をさらけ出している女優の口から「穏やかな生活を送りたい」という言葉が出てくるのがなんとも面白いが…。ではいま、女優・宮崎あおいが仕事の中で感じているやりがいは?「今回、この作品に参加して改めて思ったのは『映画って素敵だな』ということ。情熱と時間をかけて丁寧にものを作っていくこと――そこに参加できることに幸せを感じています。だからこそ『自分がどう見られたいか?』とか『新たな挑戦を』というよりも、素敵な作品にかかわり、そこで自分にできるお芝居で役に立てればそれが一番だなと思っています」。最後にもうひとつだけ「これまでと違うこと」を。普段、関係者を集めた初号試写で完成した作品を鑑賞しても「監督やスタッフさんとそこでお話をするのが得意じゃない」ため、上映後はすぐに帰ってしまうことが多いという宮崎さん。本作に関しては「監督やスタッフのみなさんと時間を共有したくて」会場に残り、周囲の会話に耳を傾けていたという。「“いまの時代だから”というのは私にはわかりませんが、これだけむき出しの感情を見られる映画はなかなかないと思います。嘘のない、生の感情に触れて、出演している身でありながら、私自身、動悸が止まりませんでした」。(photo / text:Naoki Kurozu)
2016年09月19日橋本愛と宮崎あおいが娘・母役で競演する映画『バースデーカード』。この度、本作の原作小説が角川文庫、角川つばさ文庫、コミックスが花とゆめコミックススペシャルより発売されることが分かった。誕生日に毎年届く亡き母からの“バースデーカード”。それは、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への“手紙”…。本作はバースデーカードに書かれたメッセージを通して、亡くなった母親と遺された家族との絆や深い愛情を描いた作品だ。キャストには、バースデーカードを通して成長していく娘・紀子役(17-25歳)に橋本さん、紀子が10歳のときに若くして病死し、バースデーカードを書き残す母・芳恵に宮崎さん。家族を温かく見守る紀子の父・宗一郎にはユースケ・サンタマリア、一家のムードメーカー的存在の紀子の弟・正男に須賀健太と個性豊かな実力派俳優が集結している。本作は、『パッチギ』『嫌われ松子の一生』にも参加している吉田康弘が監督&脚本を手掛けたオリジナルストーリー。今回出版されるのは3冊。吉田監督自身が書き下ろした原作小説が9月25日(日)より角川文庫にて発売。そして、家族の絆を描いた本作を大人だけでなく子どもたちにも読んでほしいという想いから、児童書としても角川つばさ文庫より10月5日(水)から発売となる。吉田監督は「子を持つ全ての親へ、親を持つ全ての子へ、想いを込めて書きました。特別な家族ではなく、どこにでもいる普通の家族のお話ですが、普通の人生の中にも、たくさんの煌めきがあるということが読者に伝わればいいな、と思います」と想いを語り、「小説ならではの展開や、映画とは中身が違ったバースデーカードもでてきますので、お楽しみ頂けたら幸いです」とコメントを寄せている。さらには、コミックスも児童書と同じ日に発売。コミカライズは、「みかん・絵日記」など、独特の温かい画のタッチが人気の安孫子三和が担当。なお、安孫子氏が映画のコミカライズ化を担当するのは今回が初めてとなった。今回解禁されたコミックスの表紙は、先日発表されたばかりの映画のビジュアルとリンクしたデザインとなっており、猫のキャラクターも描かれているデザインとなっている。安孫子氏が本作を鑑賞し、そこからストーリーに独自の視点からのアイデアも取り入れつつ描いたという。安孫子氏は「コミカライズのオファーを頂いて、とても光栄でした。映画を拝見して、監督の大事な宝物を壊さずに、かつ自分の味を出せればと思いながら、描きました」と執筆時をふり返り、「私自身とても楽しみながら執筆ができた作品で、話を頂いたときから、どこかに猫は登場させようと思っていました(笑)漫画を読んで、映画にもぜひ興味を持って頂ければと思います」と語っている。『バースデーカード』は10月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年09月16日映画『怒り』に出演する渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡と李相日監督が9月14日(水)、映画上映後の舞台挨拶に登壇。直前に行われたフォーマルな完成披露とは打って変わってラフな衣装でぶっちゃけトークを繰り広げた。この日は東京国際フォーラムでも完成披露試写会が行われ、500名の観客を前に渡辺さんらはスーツ、タキシードなどのフォーマルな姿で出席したが、その後、別会場で行われたこちらのトークイベントでは一転、登壇陣は砕けたラフな衣装で登場し、ゆる~いムードの中で、トークを展開。こちらの模様はLINE LIVEでも生中継され、多くの視聴者を集めた。私服っぽさを感じさせる登壇陣の姿に会場からは歓声が。渡辺さんは「おじさんなんで一応、ジャケットを着てまいりました」と語ったが、隣りの妻夫木さんは「ラフにって聞いてたのに、謙さんだけジャケットで話が違うなと思ってます(笑)」とニヤリ。宮崎さん、広瀬さん2人は共に花柄のワンピースで、客席からもネット上でも「かわいい!」という声が飛び交った。日本国内で、上映後の観客を前にイベントを行うのはこれが初めて。登壇陣も反応が気になるようだが、観客には事前に配ったボードに、感想をひと言で表してもらい、掲げてもらった。渡辺さんは「苦しかった」という感想を見つけて「本当に苦しかったんだろうと思います」としみじみ。広瀬さんは「衝撃」「迫力」といった感想を見やり「私たちだけでなく、みなさんにも感じていただけたんだなと思います」と嬉しそう。妻夫木さんは「『信』という字が多いですね」と映画のメッセージが伝わったことに満足そうに笑みを浮かべていた。吉田修一の小説を映画化した本作は、東京、千葉、沖縄の3つの地で展開。夫婦惨殺事件の犯人が顔を変えて、逃亡を続ける中、疑わしい3人の男がそれぞれの地に現れる。真犯人は誰なのか?愛する人、信頼している人が犯人なのか? 葛藤や揺らぎ、信じることの難しさが描き出されていく。松山さんは、同じ千葉編で共演した渡辺さんが、パブリックイメージと異なる弱く、優柔不断な男を演じた点について「謙さんが漁港の職員て、どう考えても結びつかないけど、現場で謙さんがフォークリフトに乗ってたら、買い付けに来た人が普通に『今日は何時から?』と聞いてた(笑)」といかに渡辺さんが漁港の男として溶け込んでいたかを力説!渡辺さんは「地元のみなさんは、『松山くんだ!』とか『あおいちゃん、可愛い!』とか言ってるのに僕が衣装でふらふら歩いてても何も言わない…」と苦笑。松山さんは「フォークリフトは全てを吸収するんですね…」と語り、笑いを誘っていたが、娘役を演じた宮崎さんは「お父ちゃんの長靴があまりに似合っててキュンキュンしてました!」と語り、渡辺さんを喜ばせていた。また、既に舞台挨拶や会見で恒例となった感もある「いかに李監督が厳しいか?」というテーマでもキャスト陣はここぞとばかり、とっておきエピソードを披露。妻夫木さんは、涙ながらに道を歩くあるシーンについて「(背中の側から)バックショットで撮るということで、僕をアテンドするスタッフがいないんですよ。なかなかカットがかからない中、山手通りを歩き続けて、周りの人が『あ、妻夫木聡だ…泣いてる!』って反応で…(笑)。50mくらいは一人で歩き続けました」と明かす。沖縄編に出演した広瀬さんは、監督のあまりの厳しさに「(本作のために)船舶免許を取ってたので、(船に乗った状態で)このまま逃げられるんじゃないか?ここで私が逃げたら、監督はどうなるんだろう?とか考えました」と告白。すかさず監督は「こっちの(監督・スタッフが乗っている)船のほうが速いからね」と笑顔で返し、これにはほかの共演者も爆笑していた。イベントの最後には、渡辺さんが自撮り棒を掲げて、壇上で登壇陣、観客とっ共にスマホで記念撮影を行うなど、最後まで大きな盛り上がりを見せた。『怒り』は9月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月15日2016年9月14日(水)から9月20日(火)まで、猫とアートをテーマにした展示会「ねこ休み美術館」が東京、大阪、札幌の順に開催されます。SNSで人気のスター猫の写真が多数登場!限定グッズの販売も予定されています。猫とアートの出会いや、素敵なコラボを観に行きませんか?「ねこ休み美術館」のコンセプト展示会のベースになるのは、SNSで話題の猫クリエイターたちが2015年から開催している合同写真展「ねこ休み展」です。ねこ休み美術館では、ねこ休み展から生まれた新たな世界観が繰り広げられます。共通するテーマは「美術館」。だれもが知っている名画にスター猫が登場します。「スター猫の晩餐(大型)」を目玉に、数々の作品が展示される予定です。●参加アーティストと作品牧野直樹 ()2013年に保護した猫「ふーちゃん」の写真が評判になり、Twitterのフォロワーが8万人超。いつも困り顔のふーちゃんが、本展ではモノクロ作品で登場します。ちょっと大人のふーちゃんに出会えるかもしれません。瀬戸にゃん ちさ (Twitter:@ccchisa76)「無重力猫」としてTwitter上で一躍有名になった「ミルコ」。バレリーナやアスリートのようなジャンプをとらえた写真が話題です。本展でも躍動感あふれる空中アート作品が発表されます。あおいとり ()写真集「ねこだって鼻提灯くらいできるもん。」(青菁社)、「島ねこぽん」(青菁社)で注目されているサラリーマン猫写真家です。猫の目線に焦点を当て、「キャッツアイ」をテーマにした作品を本展で披露してくれます。灯さかす ()ねこのような生物「ましまろう」の生みの親です。もちもちほっぺのましまろう特設ブースで、名画をモチーフにした作品展示や限定グッズ販売が行われます。ほかにもアップルココ や 空木、ネズミイロのネコとバニラ 、 野良猫散歩、te.bu.re 、 Yoko Kataokaなど多数のアーティストが参加予定です。●作品以外にも見どころアリ!●有名声優がナレーションを担当有名な声優が人気猫や作品の解説を担当します。詳細はのちほど公式サイトで発表されますので、チェックしてみてください。●オリジナルアプリを配布オリジナルアプリは入場券に印刷されたコードでダウンロードできます。アプリで利用できるオリジナルフレームで、館内の撮影とSNSへの投稿をしてみましょう。●「ねこ休み展」×「チョーヒカル」再び8月下旬まで東京で開催された合同写真展ねこ休み展では、「水が飲めない掛け流し猫」こと「なごむ」と、ペインティングアーテイストのチョーヒカルがコラボし、6mにもおよぶ超巨大壁画を披露しました。ねこ休み美術館では、なごむと一緒に暮らすきなこにスポットが当たります。チョーヒカルがきなこをどう表現するのか注目です。ねこ休み美術館は9月14日(水)から9月20日(火)の期間中、東京の大丸東京店で開催されます。その後10月に大阪の大丸ミュージアム梅田、12月に札幌の大丸札幌店を巡回。猫好き、動物好き、写真好きの方は足を運んでみてください。■イベント概要名称:ねこ休み美術館【東京】開催期間:2016年9月14日(水)~9月20日(火) ※会期中無休会場:大丸東京店 11階 催事場開催時間:10:00~20:00 (最終入場19:30)※初日のみ12:00オープン※会期中の木・金曜日は21:00まで(最終入場20:30)※最終日は18:00まで(最終入場17:30)所在地:東京都千代田区丸の内1-9-1料金:一般600円、中学生以下無料【大阪】開催期間:2016年10月5日(水)~10月10日(月) ※会期中無休会場:大丸ミュージアム<梅田>大丸梅田店15階開催時間:10:00~20:00 (最終入場19:30)※最終日は18:00まで(最終入場17:30)所在地:大阪府大阪市北区梅田3-1-1料金:一般600円、中学生以下無料【札幌】開催期間:2016年12月17日(土)~2017年1月3日(火) ※会期中無休会場:大丸札幌店 7階ホール開催時間:10:00~20:00 (最終入場19:30)※最終日は17:00まで(最終入場16:30)所在地:北海道札幌市中央区北5条西4-7料金:一般500円、中学生以下無料※公式サイト:
2016年09月02日「ねこ休み美術館」が2016年9月14日(水)を皮切りに、東京・大阪・札幌の3都市を巡回する。史上初の企画となる「ねこ休み美術館」は、SNSで人気の猫クリエイターが集結する合同写真展「ねこ休み展」をベースに、美術館をテーマとして作り上げられた展示会。「スター猫の晩餐(大型)」など、誰もが一度は目にしたことのある数々の名画と、スター猫がコラボレートした作品を多数紹介。それら作品を有名声優による音声ガイドの解説によって、楽しむこともできる。また、初出展の作家に加えて、「ねこ休み展」に参加してきた作家たちが、今までとは異なる作風の作品を発表予定だ。サラリーマン猫写真家・あおいとりはキャッツアイをテーマとした完全新作を、牧野直樹(ふーちゃん)は初のモノクロ作品を、そして瀬戸にゃん ちさ(ミルコ)は体操選手顔負けの空中アート作品を披露。有名作家や人気猫の違う魅力に触れられる。そのほか、初の作品販売も予定されている。本展で展示される作品が、ここでしか手に入らないグッズとして登場する。【開催概要】■「ねこ休み美術館」in 東京開催場所:大丸東京店 11階 催事場住所:東京都千代田区丸の内1-9-1開催期間:2016年9月14日(水)~9月20日(火)入場時間:10:00~19:30(20:00閉場)※初日9月14日(水)は正午オープン※会期中の木・金曜日は20:30まで(21:00閉場)※最終日は17:30まで(18:00閉場)入場料:一般・大・高生 600円(400円)、中学生以下無料■「ねこ休み美術館」in 大阪開催場所:大丸ミュージアム<梅田> 大丸梅田店15階住所:大阪市北区梅田3-1-1開催期間:2016年10月5日(水)~10月10日(月・祝)入場時間:10:00~19:30(20:00閉場)※最終日は17:30まで(18:00閉場)入場料:一般・大・高生 600円(400円)、中学生以下無料■「ねこ休み美術館」in 札幌開催場所:大丸札幌店7階ホール〒060-0005札幌市中央区北5条西4-7)開催期間:2016年12月17日(土)~2017年1月3日(火)入場時間:10:00~19:30(20:00閉場)※最終日は16:30まで(17:00閉場)※元日は休業※12月22日(木)~24(土)は10:00~20:30(21:00閉場)※12月31日(土)は10:00~17:30(18:00閉場)※1月2日(月・祝)は9:00~19:30(20:00閉場)※価格は税込み。※入場料()内は前売り及び大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸・松坂屋の現金ポイントカード、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員の優待料金。
2016年09月02日天国に旅立った母が娘の20歳の誕生日まで送り続けた愛の手紙を通して、娘の成長を描く映画『バースデーカード』。このほど、宮崎あおい演じる母の想いを、木村カエラの主題歌「向日葵」が彩る本予告と本ポスターが解禁となった。21世紀のキに、子どもと書いて紀子。パパがつけてくれた名前。小学生時代のあだ名は「泣き虫のりこ」。引っ込み思案な性格で、クラス対抗のクイズ大会では、パパとママ、弟の正男と家族総出で協力してくれたのに、勇気が出せず1問も答えられなかった。落ち込む私をいつも励ましてくれるのがママ。優しくて、明るくて、大好きなママは、このままずっと隣にいて安心させてくれる、と当たり前のように思っていた。10歳の誕生日までは…。ママと過ごす最後の年になってしまった10歳の誕生日、ある約束をした。それは20歳を迎えるまで、私たち姉弟に毎年手紙を贈ること。そして翌年、母がいない11歳の誕生日に、本当に手紙が届く。「11歳ののんちゃんへこれからのんちゃんが二十歳になるまで、毎年手紙を贈るので楽しみにして下さい」。それから毎年届く10通の手紙は、私にたくさんの出会いと大切なものを届けてくれた――。誕生日に毎年届く、亡き母からの“バースデーカード”を通して成長していく娘・紀子に橋本愛、紀子が10歳のときに若くして病死し、バースデーカードを書き残す母・芳恵に宮崎あおい、家族を温かく見守る紀子の父・宗一郎にユースケ・サンタマリア。一家のムードメーカー的存在の紀子の弟・正男に須賀健太と、個性豊かな実力派俳優が家族を演じる本作。解禁となった本予告は、宮崎さん演じる母親を演じる子どもたちの前で「ママ約束する、誕生日に毎年手紙書く」と告げるカットから始まる。その約束通り、母が亡くなった後、紀子の誕生日である11歳から毎年届き始めるバースデーカード。そこに書いてある母からのメッセージを通して、紀子が多くの人と出会い、交流しながら成長していく過程を垣間見ることのできる映像となっている。手紙を読み上げる、宮崎さんの優しい声も胸に迫る。しかし、19歳になった紀子は突然、その手紙を拒否してしまう。病床に伏せる母が「どうして私は会えないの?19歳の紀子に。20歳の紀子に」と涙を見せながら弱音を見せるシーンもあるのだが…。また、紀子の父を演じるユースケさんや、弟役の須賀さん、恋人役を演じる中村蒼、母の古くからの友人役の木村多恵、「パネルクイズアタック25」司会として本人役で出演する谷原章介の劇中映像もこの予告編でWEBで初お披露目されている。さらに、本ポスタービジュアルでは、母からのバースデーカードを手に持ち微笑む娘・橋本さんと、幼い娘に対して語りかける優しい母・宮崎さんのビジュアルを中心に、向日葵や手紙のイラストをあしらった可愛らしいビジュアルとなっている。「そばにいなくても、伝えられる愛がある」、天国の母が10枚の手紙に込めた本当の気持ちに、思いを巡らせてみて。『バースデーカード』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月26日女優・宮崎あおいが、「カゴメトマトジュースプレミアム」新CMに起用されたことが4日、わかった。CM「トマトジュースプレミアム トマト、澄みわたる2016」編は、9日より全国で放映される。同商品は、国産の完熟トマトを使用した季節限定のプレミアム商品。宮崎が夏の陽射しの中でさらっとジュースを飲み干す様子をアップでとらえ、みずみずしさを表現した。昨年に引き続きの起用となった宮崎は「私はトマトジュースが大好きで、普段からよく飲んでいるのですが、このカゴメトマトジュースプレミアムの味は格別です! すっきり飲みやすく、トマトの爽やかな香りが楽しめるので、暑い夏にもぴったりです」と商品をアピールした。CMソングは、1980年代のヒット曲「赤道小町ドキッ」(作詞:松本隆/作曲:細野晴臣)を、歌手のクリスタル ケイがカバーした。クリスタル ケイは「新鮮なトマト本来の味が楽しめる商品とのことで、楽曲もボイスパーカッションとリードボーカルで構成されたシンプルなアレンジに仕上げました」と商品を意識。初めてのボイスパーカッションも「トレーナー に教わりながら、楽しく収録することができました」とレコーディングを振り返った。
2016年08月04日最新刊『とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。』を出版し、「とり婚」のススメを呼びかける池内ひろ美先生へのインタビュー第3弾。池内先生の優しくも厳しい回答や書籍に綴られた言葉の数々は、時に容赦なく心に突き刺さります。一人でも多くの女性に結婚を通して成長してほしいと切に願うからこそ、強い言葉で背中を押しているのでしょう。そして、そこには「現実を見なさい」「目を覚ましなさいという」愛のあるメッセージが込められています。誰と結婚しても同じ?これだけ話してもまだわからないのかと怒られそうですが…「とりあえず結婚」しようと思った時には、あまり欲は言えないというか、妥協せざるをえない気がします。正直にそう伝えると、またしても意外な回答が。池内先生:「もちろん誰でもいいわけではないけれど、実は、どなたと結婚してもそんなに大きな違いはありません。お相手がドバイの王子様とか、刑務所に収監されている人とか、売れっ子の芸能人とか、そういう特殊な事情があれば別ですよ。でも一般の社会人と結婚するのなら、相手が誰でもそれほど変わらないんです」そうなんですね。だったら「とりあえず結婚」してから、その先のことを考えてもいいかも。池内先生:「それから、好みにもあまりこだわらないで。自分が成長すると好みのタイプも変わるんです。私は54歳なのですが、今見てステキだなと思う男性を、もし25歳の頃に見たとしても、全然ステキだとは思わなかったでしょうね」なるほど。このお話を聞くと「運命の相手がいつか現れるはず」と夢を見続け、気づいたら50歳になってしまった…なんて人が、いかにもったいないことをしているかよくわかります。残念ながら女性の場合、年齢を無視して結婚を考えることはできないもの。そう思うと「チャンスがあれば」というのは無計画と言わざるを得ません。池内先生:「女優さんだって若い頃には若い役、年齢を重ねたらそれ相応の役を演じるでしょう。一般の女性にもその年代に合わせた役割というものがあります。40歳・50歳にもなって、理想のパートナーを見つけたいと本気で仰るような方は、自立した大人とは言えないですよね」このインタビューには「大人」というキーワードが何度となく登場しました。「コドモ脳のまま年齢だけ重ねる人が多い」と先生。これは「いつかは結婚したい」女性にとっての、今後の大きな課題となりそうです。学歴にはちょっとこだわってもいいところで、20代の男性は同世代の女性と結婚しますが、30代の男性は20代、40代の男性は20~30代の女性を求めることが多いとか。ということは、アラフォー・アラフィフの女性が結婚したいと思ったら、対象となる相手はほとんどいないかも?心配になってそう聞くと、池内先生は「女性の年齢が上がったら、今度は年下の男性と結婚するのもアリです」と一言。今や年の差は結婚のハードルにはならないんですね。池内先生:「職業や年収と同じで、年齢にもこだわる必要はありません。自分が結婚に何を求めているかがわかっていて、それに当てはまる相手なら何歳上でも下でも問題ないでしょう。ただ、年齢も仕事も気にしなくていいけれど、学歴にはこだわってもいいと思います」またもや予想外の回答が。学歴こそ、相手をバイアスのかかった目で見て失敗しそうな気もしますが。池内先生:「出身大学のネームバリューとか、そういう話ではありません。説明するのが難しいのですが、言葉や教育というのは文化の根っこなんです。どんな言葉遣いをするか、どのような教育を受けてきたか。生活習慣や価値観には、そうした背景・環境が表れます。夫婦間でそこに差があると話が合わなくなるでしょう。何より、それなりの学歴がある人は受験勉強をしっかりやった、つまり調べたり覚えたりという行動が習慣として身についていて、やるべき時にやるべきことをできる人だということ。学歴自体が大事なのではなく、受験勉強をしてきたことが大事なんです。そしてその影響は、子育てをする際に一番強く出てくるんですよ。ですから、結婚するなら、そこにはこだわったほうがうまくいくと思います」世界情勢や国会のニュースに耳目を傾ける。何かに関心を持ったら知識を深めるために本を読む。そうした習慣は育った環境の中で自然と身につくもの。また、志望校への合格を目指して必死に机に向かっていた人は、仕事に対しても同じ姿勢で向き合える、というのは納得のいく話です。ちなみに、学歴に差のある男女が結婚したらうまくいかないことが多いのでしょうか?池内先生の答えは「女性のほうが高学歴な場合は話が合わなくて失敗するケースが多いけれど、男性のほうが高学歴な分には特に問題ない」とのことでした。なぜなら女性は語彙が豊富で、雑学的な知識も圧倒的に多いからなのだそうです。仕事中と同じ心配りをパートナーにも似た背景や環境を持つ人と結婚しても、やはり価値観の相違は出てくるもの。それをよそで愚痴るのではなく、不満をはっきり伝えて改善していくのが大人ってことですよね?そう質問してみると…池内先生:「改善するという発想には、自分のほうが正しくて相手を直させようという心理がありますね。それで相手が不満に思わないならいいかもしれませんが、理解しやすい言葉で伝えて、相手を不愉快にさせずに問題を解決するのが大人。自分とは異なる価値観を受け入れることができるのは成熟の証です」例えば、と言って先生が示したのはこんなお話です。卓上の書類を、表を上にして置くか裏を上にして置くか。自分は表向きに置くけれど、彼はいつも裏向きに置く。その場合、「こうやって置いたほうが便利だから、こうしてもらえるとうれしいな」と伝えるのと「なんでそうやって置くの?こう置いたほうが便利に決まってるじゃない」と言うのとでは何が違うでしょうか。どちらも伝わるのは「表を上にしてほしい」というメッセージ。だったらどう伝えればいいか、答えは明らかですよね。そして彼が言うことを聞いてくれたら「やってくれたんだ、ありがとう!」と言えればもう完璧。彼はこの先ずっとあなたのルールに従うことでしょう。あれ、それって、仕事を円滑にするために誰もがやっていることと同じでは?池内先生:「そうですよ。夫婦だから恋人だからといって、特別な人間関係ではないんです。結婚はチーム・ビルディングだと私は説明するのですが、時には夫がリーダーとなり、時には妻がリーダーとなり、チームを作って一つのことをやっていくんです。仕事の相手だったら、お互いが気持ちよく作業するために、どういう言葉をかけるだろうか?と考えれば、夫婦だって自然と相手を思いやる言い方になりますよ」結婚は恩返し、そして恩送り最後にもう一つだけ気になることを聞いてみました。「早く結婚してほしい」「孫の顔を見せてほしい」という母親の期待を重荷に感じている女性は多いのでは?池内先生:「母親は、自分がやってきたのと同じことはもちろん、それ以上のものを与えたいと本気で願って娘を育てています。自分よりもいい教育を受けさせたい、いいものを食べさせたい、美しいものを見せてあげたいと。今の時代、多くの母親がそこまではできるようになりました。でも、結婚して子どもを産むという喜びまでは味あわせてあげられません。結婚してほしいと言うのは、この娘はあの感動をまだ体験していない、だからさせてあげたいという純粋な母心なんです。ですから、どうか母親の言葉をうるさいと思わないでください。お母さんを嫌って幸せになった女性を私は見たことがありません。なるほど母はこういう気持ちだったのかと、いつかわかる時が来ます」この回答には、思わずホロリとしてしまいました。筆者は一児の母なのですが、子育てをしていると、自分が子どもの頃にしてもらえなかったことを思い出し、「もっとこうしてくれればよかったのに」「自分はしてもらえなかった」と両親への恨みに似た感情を抱くことがあります。そんな時、大人の女性ならどうすべきなのか…池内先生のお話を聞いてよくわかりました。それは今さら親にぶつけても仕方のないこと。自分がしてほしかったことを子どもにやってあげればいいんですよね。こちらの話題について、池内先生は書籍にご自身のエピソードを紹介されています。「結婚は親への“恩返し”」であり「子どもへの“恩送り”」その文言には、自然と目頭を熱くさせるパワーが…。書籍には他にも、結婚に尻込みする女性たちに「結婚っていいかも」「結婚しちゃおうかな」と思わしめるようなメッセージがたっぷり詰まっています。気になった方は、ぜひ『とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。』を手に取ってみてくださいね。構えずに「とりあえず読書」したら、「とりあえず結婚」したくなるかもしれません。(文=石橋真理)『とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。』 (ヨシモトブックス)監修者紹介池内ひろ美東京家族ラボ主宰1961年岡山市生まれ。夫婦・家族問題評論家。夫婦・家族問題コンサルタント。メディエーター。日本ペンクラブ会員。栄中日文化センターはじめ新聞社系文化センター講師。
2016年07月28日前回の記事では、池内ひろ美先生の勧める「とり婚」=「とりあえず結婚」の真意に迫りつつ、なぜ結婚したほうがいいのかをヒアリング。「結婚の素晴らしさを知るには自分が経験するしかない、だから一度は結婚してみよう」という結論に至りました。今回の主題は「ではどうやってパートナーと出会うのか?」ということ。池内先生の最新刊『とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。』 では、お見合いを奨励したり、相手の見つけ方を洋服の選び方になぞらえたりと、ユニークで多様な視点で出会いの手段を紹介しています。男性も本当は結婚したがっている!結婚しない人どころか、恋愛しない人が増えていると言われる昨今。池内先生のご著書には、2010年の統計で25〜29歳女性の約60%、30〜34歳女性の約35%が未婚とありますが、2016年現在、恐らくその数字はもっと上がっているでしょう。夫婦・家族問題の専門家として、長年に渡り相談者の生の声に耳を傾けている池内先生から見て、近年の恋愛・結婚市場はかつてと何が違っているのでしょうか。池内先生:「これまで20年以上に渡り、延べ4万件近いご相談を受けたのですが、かつては私のところにいらっしゃるのは、ほとんどが既婚の方々。ですから相談内容も、夫婦関係、夫の浮気や暴力、子育ての悩み、嫁姑問題などが中心でした。ところが3年ほど前から、相談者の層がガラリと変わりました。どうしたら結婚できるんですか?結婚のメリットって何ですか?と尋ねる独身女性や、年頃の娘・息子が結婚しないのだけれど、どうしたらいい?と悩む親御さん世代が急増したのです」そんな顕著な変化が!未婚者の悩みが既婚者の悩みを上回る。それだけ結婚の手前で足踏みしている人が多い証拠ですね。相談に来るということは、女性には結婚したい気持ちはあるようですが、男性側は?結婚に後ろ向きなのでしょうか?池内先生:「いえ、むしろ男性のほうが結婚したがっていますよ。ただプロポーズしたら断られて傷つくんじゃないか、と思って積極的にアプローチできずにいる方が多いんです」つまり、本当は男女ともに想っているのに、どちらからも踏み込むことをせず、結婚に至らないカップルが少なくないわけですね。相手にもその気があるのに、気づかないまま平行線を辿ってしまうなんてもったいなさすぎる!それではまるで、中学生の初恋のようではないですか…。池内先生:「そういうカップルがいると私は通訳をします。“結婚は君のタイミングのいい時に考えればいいんじゃないかな”というのは、その気がないのではなく、“僕は今すぐにでも結婚したいんだ”っていう意味なんですよと意訳してあげないと、女性に伝わらないんです。昔はお仲人さんがいてその役割をしていたわけですよね」仲人といえば、池内先生は本書の中でお見合いを勧めています。お見合いってちょっと堅苦しい印象ですが、自分の身近な人が推薦し、結婚の意思がある相手と、事前にある程度の条件も確認した上で会えるわけですから、真剣に結婚を考えている人にとっては理想的なシステム。実際に最近は、お見合いってアリだなと考える人が増えているようです。池内先生:「自分で決めることができない人が多い分、お見合い結婚は増えていくでしょうね。何よりお見合いは、最初に相手の意思を確認できるのでムダな時間を使わなくて済みます。忙しく働く女性にとって時間ほど貴重なものはありません。結婚するかどうかわからない相手と2年、3年と付き合い、そろそろ結婚と思ったところで、相手は結婚はまだあと5年くらい先でもいいと思っていることがわかる。そこで泣いても遅いのだけれど、そういうケースは実に多いのです。その点お見合いなら、出会った時から結婚を前提に交際できるから合理的ですね」結婚相手に望む条件を3つに絞るところで、結婚相手として望ましいのはどんな男性なのでしょう。付き合う相手と結婚する相手とでは求めるものが違うとも言うし。「選り好みしてるわけじゃない」と言いつつ「価値観と趣味と仕事に対する姿勢と体の相性と…」なんて希望条件を数え上げる人、いますよね。そして「ピッタリ合う人が見つからない」ってそれ、ものすごく高い要求を掲げてますから。池内先生:「全てが合う人なんて女性同士でもいないんですよ。まして男と女という違いがあればなおさらです。同じ親から生まれて同じ環境で育った姉妹でも、性格も趣味も違うのが普通でしょう?違って当たり前。違うところを楽しむことができるのが大人というものじゃないでしょうか」そうはいっても「これだけは譲れない」ポイントがあるのもまた当然のこと。本書では、結婚相手に望む条件を3つに絞ることを勧めています。理由はいくつもの条件を挙げ連ねても、当てはまる男性が見つかる可能性は極めて低いから。ただし、3つに絞っても希望通りの男性は40人に一人しかいないのだとか!池内先生:「“どういう人がいいかわからない”“どうしても3つに絞れない”という人には、逆に“これだけはイヤ”という3つを挙げてもらっています。“浮気されるのはイヤ”“経済力がないのはイヤ”“姑との同居はイヤ”といった具合にね。この場合は、相手の容姿よりも経済力があるかどうかや、浮気しそうかどうかを重要視していることがわかるでしょう?」「イヤなこと」を3つに絞るのも、それほど簡単ではないかもしれません。でも、先生いわく「あれもこれも」と並べ立てるのは幼い証拠なのだそうです。池内先生:「結婚相手を探すのも、就職活動と同じように考えていただければいいんです。入りたい会社を選ぶ時、あれもイヤこれもイヤとNGポイントばかり挙げる人や、逆に年2回ボーナスが欲しい、夏季休暇は2週間取りたい、希望の部署に配属してもらいたい…とおいしい条件ばかり挙げる人を企業が採用すると思いますか?」確かに自分のことを棚に上げて条件ばかり挙げ連ねたら、いったいあなたは何様?と言われてしまいそう。自分にとって何が必要で何が不要なのか見極めなければ、相手を選ぶこともできないのですね。言い換えればそれは、己を知るということでもあります。通勤電車で好みの男性を選ぶトレーニングただ、本当に大事なものは何かを知るってとても難しいこと。そこで池内先生がお勧めするのは、たくさんの男性の中から考えて一人を選び取る訓練。まずは見る目を養うところから始めましょうというわけです。といっても、対象とするのは男友達や職場の男性ではありません。訓練のお題は「通勤などで利用する電車で、同じ車両に乗り合わせた男性の中の、誰か一人と一緒に暮らさないといけないとしたら誰にしますか?」というもの。それだと容姿しか情報がないじゃないの!と思いますが、よく観察すると、移動時間の過ごし方(スマホゲーム、読書、爆睡、仕事、勉強など)や仕草からその人の知性がなんとなく伺い知れたり、カバンや服装のセンスから趣味嗜好が少し見えてきたりします。毎日続けたら、かなり見る目が養われるに違いありません。でも鍛えられた見る目はどこで発揮すればいいのでしょうか。職場には出会いがないし、合コンや婚活パーティーに行く時間もない!なんて女性の場合は。池内先生:「出会いはいくらでもありますよ。電車の中のおよそ半数は男性ですよね。その人たちと毎朝出会っているじゃないですか」なんと、これは単なる訓練ではなく現実に候補者選びでもあるわけですね。結婚相手を見つけることに、それぐらい日頃からポジティブでいないといけないとは。意表を突かれました。池内先生:「実際にはその3分の2程度は結婚していたり学生だったりしますが、でも残りの3分の1は結婚の対象となる男性でしょう?電車で乗り合わせた人を恋愛対象でないと思い込んでいるから出会いがないんです。コンビニもそう。コンビニの店員さんの多くは独身の男性です」確かに働く女性の多くは、どんなに忙しくても電車に乗るし、コンビニにも行くでしょう。多忙で出会いがないというのは言い訳にならないんですね。その論理でいくと、街を歩けば未来のダンナ様候補だらけという…。池内先生:「私の友人にコンビニの店員さんと結婚した女医さんがいます。彼は売れない役者でした。彼女にとって相手の年収や肩書は重要ではなかったんです。結婚に何を求めるかが明確だったんですね。コンビニの店員さんには、役者のほかミュージシャンも多いので、そういう人を応援したい女性にはうってつけです。夢を追って頑張っている男性以外にも、優秀な幹部候補生が研修でレジに立っていることもあります。また外国人の店員さんは、政府から派遣されたエリートの可能性だってあるでしょう。どこにどういう人がいるかわかりません。見る目があるかどうかの問題なんです」先生がちょっと厳しくそう仰るのは、見る目がなくて失敗してしまった女性の相談を数多く受けてきたから。婚活パーティーで出会った男性の弁護士という肩書を信じて、だまされたと相談に来るなどのケースは後を絶たないそうです。「肩書につられると詐欺に引っかかってしまうんです。肩書ではなく人をきちんと見てください」と先生は強調します。見る目を養うことがいかに大切か、皆さんもイメージできてきたのではないでしょうか。なお、ある種の職業だからといって必ずしも年収が高いとは言い切れないし、一流企業に勤めていても、その会社が数年後も安定しているかどうかはわかりません。詐欺には合わなくても、相手の職業に囚われるとロクなことはなさそうです。近い将来後悔しないためにも、見る目を養うトレーニング、今日から始めてみてはいかがですか?(文=石橋真理)次回予告お相手選びの注意点や、結婚後の夫婦の付き合い方、母親との関係などについてお聞きします。『とりあえず結婚するという生き方 - いま独身女性に考えてほしい50のこと。』 (ヨシモトブックス)監修者紹介池内ひろ美東京家族ラボ主宰1961年岡山市生まれ。夫婦・家族問題評論家。夫婦・家族問題コンサルタント。メディエーター。日本ペンクラブ会員。栄中日文化センターはじめ新聞社系文化センター講師。
2016年07月27日「ねこ休み展 総集編」が、2016年8月3日(水)から8月17日(水)まで、日本橋タカシマヤで開催される。プロ・アマ問わず人気の猫クリエイターが集結する合同写真&物販展「ねこ休み展」。これまで全国各地で開催され、2015年の開催以来累計4万人以上を動員している。今回は、クリエイターの作品を携えて新たな魅力を発信する。目玉は「ねこ休み展」初となる、大型立体作品の展示。‟水が飲めない掛け流し猫”なごむとペインティングアーティストのチョーヒカルがコラボレーションし、約6メートルにもおよぶ超巨大壁画を制作。その質感、ライブ感をぜひ訪れて楽しんでほしい。また、しょんぼり顔の人気猫「ふーちゃん」はぬいぐるみ作家の「RUBIA-ARGYI」とコラボレートして超巨大ぬいぐるみを展示予定。さらに、会場内では“ほぼ”ふーちゃんと同サイズのぬいぐるみも数量限定で販売予定だ。2016年7月22日(金)から8月28日(日)までは、東京都浅草橋の「TODAYS GALLERY STUDIO」にて「ねこ休み展 夏 2016」が同時開催。数々の受賞歴や個展での実績をもつ作家から、SNS等で多くのファンを擁する作家など‟猫写真界”で知られる作家が集結し、写真集『猫だって鼻提灯くらいできるもん。』や『島ねこぽん』で人気を博すあおいとりや、インスタグラムフォロワー数8万越えのスター猫「ふーちゃん」の写真で知られる牧野直樹、家猫専門のネコグラファー前⽥悟志などがそれぞれの作品を紹介する。二足立ちするマンチカンのぷーちゃんや保護ネコ活動がSNSで話題のわさびちゃんち、7月に新作写真集「無重力猫 とびっきり ミルコ!」を出版したばかりの瀬戸にゃん ちさといった初出展作家の作品は、見ているだけで癒されること請け合いだ。会場には、人気作家とコラボレートした猫グッズを集めた会場限定グッズコーナーも設けられる。全出展作家作品を網羅した公式図録や過去のねこ休み展でも人気を博した「ネコみくじ」なども発売される。【概要】「ねこ休み展 夏 2016」会期:2016年7月22日(金)~8月28日(日)会場:TODAYS GALLERY STUDIO住所:東京都台東区浅草橋5-27-6 5F入場料:500円 (3歳以下は無料)休館日:月曜日出展者:あおいとり/牧野直樹/瀬⼾にゃん ちさ/わさびちゃんち/灯さかす/空⽊/⼤桃幸恵/にゃんことみーこ/RUBIA-ARGYI/関由⾹/中岡美 樹/ゆりあ/MaiYamamoto/matsumotoooooo/SANCHELOVE/福嶋吾然有/mami/emi/JOE/Skog Marknad「ねこ休み展 総集編」会期:2016年8月3日(水)~8月17日(水)時間:10:00〜19:00(19:30閉場) 会場:⽇本橋タカシマヤ住所:東京都中央区⽇本橋2-4-1入場料:600円 大学・高校生 400円 中学生以下無料出展者::あおいとり/牧野直樹/瀬⼾にゃん ちさ/灯さかす/空⽊/⼤桃幸恵/にゃんことみーこ /RUBIA-ARGYI/関由⾹/ゆりあ/伴⽥良輔/Mai Yamamoto/matsumotoooooo/ SANCHELOVE/福嶋吾然有/JOE/Skog Marknad/te.bu.re/Unique8128/野良猫散歩/もこつ くてけこ/kiyochan/punkuma/四宮愛/猫作家ゴーあや/ぷち・あみ/のべ⼦/アップルココ/ atelier kiji/Yoko Kataoka/Chika/masuneco/rojiman/Taco
2016年07月02日独自の恋愛観を語る名言ツイートが人気で、一般人としては異例のフォロワー数34万人!ブログは月間600万PVという「謎の主婦」DJあおいさん。「恋愛のカリスマ」と呼ばれる彼女が、このたび『じゃあ言うけど、そんなコントみたいな恋愛を しているようでは一生愛されないってことよ。』を出版した、ということでお話を伺ってきました。☆書籍のプレゼント(著者サイン入り)もあるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!DJあおいはショートコントがお好き初めにご説明すると、この本は、お相手選び・LINEのやりとり・同棲…といった、ありとあらゆる恋愛のシチュエーションにおける「NG事項」をショートコント形式で楽しく&厳しく綴った一冊です。普段は恋愛コラムを書くことが多い彼女。いきなりコントって大変だったのでは?と聞いてみると…あおい:「実はブログにちょこちょこ載せてたんです。もともと真面目な話より、少しふざけた感じのものを書くほうが得意なので、コントは作りやすくて。軽く考えれば、結構ポンポン頭に浮かんでくるんですよ」以前は、とあるラジオ番組の大喜利コーナーにネタを投稿していたそうで、“DJあおい”という名前もそのことに由来するのだとか。DJあおいのネタ作りでも、ポンポン浮かぶと言われても、いまひとつイメージが湧かず…。いったいどんなふうにネタ作りをしていくのか気になって仕方ありません。とりあえず「こういう女、いるいる!」と叫びたくなるような、登場人物たちのモデルは誰なのか…を知りたい!あれってDJあおいさんの身近に実在する女性たちなのでしょうか?あおい:「だいたいは自分の経験に基づいたものですね。あとは、周りの人たちを観察したり、誰かの恋バナを聞いたりすると、少し意地悪なツッコミを入れたくなるので、そんな気持ちを込めて作ったのもあるかな」どうやら彼女の周りには、ネタになるような恋愛をしてきた人がたくさんいる模様。ご本人の魅力に惹かれてそういう人が集まってくるのか、それとも観察眼の鋭さゆえに、独自のファインダーを通すと、ありがちな恋愛が面白い恋愛に自動変換されるのか…。ちなみに「最近はブログへのお悩み相談も参考にさせていただいてます。いろんな発見があるので」だそうです。「インプットするのが好き」というスタンスも、ネタ作りをする上での大きな力になっているのかもしれません。DJあおいの恋愛スイッチ本書には「こういう女、いるいる」と思うコントもあれば、「私、これやってるかも」なんてグサグサ刺さるページもあって、とにかく飽きるヒマがない!という印象。そこに描かれているダメ女たちと真逆のことができれば、そりゃモテるだろうな、とため息が出てしまいます。でも、頭ではわかっていても実行するのってなかなか難しいこと。どうすれば心のスイッチを切り替えられるのでしょうか?あおい:「開き直りが大事なんじゃないですか?好きな人をオトすには、このままの自分でいてもダメだって思うんです。いつもと少し違う自分を演じるつもりで、試しに何かやってみると面白いんじゃないかな。私も恋愛してた頃は、自分なりに正解を探して演じてましたよ」今でこそDJあおいさん=恋愛マスターというイメージですが、結婚前はいろいろと試行錯誤していたんですね。そういう経験があるからこそ、アドバイスに説得力があるんだなと納得してしまいました。なお、彼女がお悩みに答える際に心がけているのは、「その人が言ってほしいと思ってる優しい言葉は差し出さないようにすること」。相手を甘やかすことなく、真理を突いたアドバイスをするので、相談者さんは「イタタ」となりつつも「確かに…」と実感しまくり、またその刺激が欲しくなって“DJあおい中毒”になるのでしょう。DJあおいの脱「恋愛下手」講座ここで、本書に登場した「こういう女、いるいる!」的なコントをいくつかご紹介。DJあおいさんにその内容を少し掘り下げていただきました。【その1】「出会いがない」が口ぐせの女合コンでも職場でも、挨拶代りに「出会いがない」と言う女性。これは目の前の相手をアウトだと公言しているようなものらしいです。あおい:「あなたは眼中にないって断言してるのと同じだから本当に失礼。モテる女性は『いま気になる人がいる』って言います。この言葉は破壊力がありますよ。言われた男性はみんな、もしかして…って思うから。たとえ嘘でも『気になる人がいる』と言ったほうがいいです」「出会いがない」同様に相手をシャットダウンしてしまうのが「職場の人と付き合うなんてあり得ない」などの発言。自ら可能性を狭めるのはもったいなさすぎます。身近な人の中から恋人候補を掘り起こすためにも、意識して、ことあるごとに「気になる人がいる」と言ってみてはいかがでしょうか。これも「違う自分を演じる」ことの一種と言えそうですね。【その2】ありのままの自分を愛してほしい女『アナ雪』のエルサではないけれど、“ありのまま”がモットーの女性、身近にいませんか?あおい:「“ありのまま”っていうのは何も成長しないこと。それじゃ相手に飽きられちゃう。『そのままでいいよ』っていう言葉がシミたら、そのままじゃダメなときかな。変わらなきゃいけないときだと思います」“ありのまま”でいるのは、自分はラクだし心地いいけれど、相手にとっては迷惑なこと。それってたぶん、ノーメイクで出かけるようなものだから。大人の女性は心にも最低限のメイクをし、しかもどんどんバージョンアップしていく必要があるんですね。こちらも化ける、つまり「演じる」ってこと!【その3】自分に自信がない女失敗するのが怖くて、積極的に行動できない女性も多いのでは?例えば、相手の気持ちがわからないから告白はしないとか…。あおい:「自信なんて別にいらないと思うんです。何か新しいことをするときは、誰だって自信があるわけないじゃないですか。そんな言い訳をしてるヒマがあるなら、とりあえず行動したほうがいい。傷つくのは怖いけど、それより、行動しないほうがもっと怖いですよ。」「やったことがないから」とか「他の人が失敗してたから」と言って行動しないでいたら、ずっと同じ場所に留まり続けることに。自分の殻を破るためにも、いつもよりちょっと積極的なキャラを「演じる」などして、一歩踏み出したいところですね。DJあおいのメッセージこうして見ていくと、やはり、恋愛をする上で「演じる」のはかなり重要なことみたい。DJあおいさんご自身も、「恋愛中は演じてた」と言っていましたが、現在も本の執筆をしたり恋愛相談に回答したりする際には“DJあおい”を演じ、そのキャラクターになりきって書いているような部分があると言います。なので、自分の経験を踏まえて書いているのに、どこか客観性があり、第三者が読んでも納得しやすいのかも。最後に読者のみなさんへのメッセージを聞いたところ、こんな答えが。あおい:「恋愛するのはステキなことだけど、恋愛自体に過度な期待をするのはやめたほうがいいと思います。それより、恋愛以外に夢中になれることを一つでもいいから見つけましょう。恋愛が全て、みたいな女性は男性に引かれます。一人でいても楽しそうにしていられる女性のほうが男性にとっては魅力的なはず」こちらもグサッと来る人、いそうですね。なお、この本はコント集なだけに軽いノリで読めるので、部屋に閉じこもってガッツリ読むのではなく、「電車の中とかで気楽に読んでほしい」とのこと。恋愛の本だけど、いわゆる恋愛本っぽさはないから、確かに持ち歩くのに良さそうです。スキマ時間にパラパラめくって笑ったり、何かの気づきをもらったり。そういう楽しみ方をするために、カバンに一冊入れておくといいかもしれません。そして、あまりにもグサグサ来たときはあおい:「コントのキャラを自分だと思わず、嫌いな誰かに当てはめればいいと思います」この言葉を思い出し、ストレス解消に役立てていただければ!『じゃあ言うけど、そんなコントみたいな恋愛を しているようでは一生愛されないってことよ。』(ワニブックス)(セブン&アイ独占先行発売)★書籍プレゼント★DJあおい最新刊 『じゃあ言うけど、そんなコントみたいな恋愛をしているようでは一生愛されないってことよ。』(サイン入り)を3名様にプレゼントします!応募・詳細はこちらから♪※プレゼント応募にはcocoloni PROLOの会員登録が必要です。ご応募期限:2016年6月13日(月)DJあおいの「恋の名言」をもっと読みたいなら、こちらのサイトがおすすめ!モバイルサイトDJあおいの勘違いもほどほどに★おすすめメニュー★・良い恋愛に巡り会うための最短コース・いい女の『あいうえお』・血液型別トリセツ監修者紹介DJあおい謎の主婦。ツイッターで独自の恋愛観を綴り、一般人としては異例のフォロワー22万人。サブアカウントではフォロワーの恋愛相談にも乗り、こちらも異例のフォロワー約15万人。著名人のファンも多く、幅広い層から支持されていますが、その素性はいまだ謎のままです。
2016年05月27日映画『世界から猫が消えたなら』の初日舞台あいさつが14日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、佐藤健、宮崎あおい、濱田岳、奥田瑛二、原田美枝子、永井聡監督が出席した。公開前から大きな話題を集めていた本作の公開とあって、多くの観客が詰め掛けた中で行われたこの日の舞台あいさつ。壇上には主演の佐藤健をはじめ、キャスト陣と永井監督が登場し、2014年の秋に撮影された本作のロケについて佐藤が「アルゼンチンでのロケはあおいちゃんと仲の良いシーンだったので、撮影中は本当に楽しかったです。海外で映画を撮るのも初めての経験ですごく高揚したし、あまり芝居しているという感覚よりもリラックスした気持ちでカメラの前に入れました」と振り返った。一方の宮崎は「私もアルゼンチンに行くまでが楽しかったですね。行ってからも楽しかったんですが、旅はトラブルが付きものなので、それを楽しめるか楽しめないかが大事になってきます。今回のアルゼンチン行きでは色々とありましたが、待たすことなく到着できたし良かったです」と満足げ。そんな宮崎を永井監督が「あおいさんはずっと帰りたがってましたよ。あおいさんは基本、家が好きなので」と指摘すると、当の宮崎は「楽しんでました!」と慌てて否定した。映画のタイトルにちなみ、「消えてほしくないものは?」という質問に宮崎は「今日はやっぱりお客さんですよね。やっぱり映画は見てくださる方がいて広がっていくというか、作った甲斐があるというか、スタッフの方もみんなが喜ぶのは、見てくれる人がいることだと思うので、お客さんです」と回答して会場から拍手が起こった。一方の佐藤も「本当にその通りで、さらに言うと、お客様のこの映画に対する興味や関心が、この公開が終わっても消えてほしくないです。ずっと残り続けて明日以降も時間のある方は映画を見て欲しいですし、公開が終わってからも映画の記憶を忘れてほしくないです」と観客に訴えた。映画プロデューサー・川村元気のデビュー小説を、『いぬのえいが』や『ジャッジ』、数々のCMを手掛けている永井聡監督が実写化した本作。余命宣告を受けた"僕"が、自分と同じ姿をした"悪魔"と取引し、大切なものと引き換えに1日の命を得る――というストーリーとなっている。
2016年05月14日橋本愛と宮崎あおいという日本を代表する女優が、“娘と母”役で競演することで話題の『バースデーカード』。このほど、その主題歌を木村カエラが担当することが決定、憧れの「くるり」岸田繁とのタッグで書き下ろした新曲「向日葵」に乗せた、本作の特報映像も解禁となった。誕生日に毎年届く、亡き母からの“バースデーカード”。それは、最愛の娘の成長を見守ることが出来ないことを悟った母が、ありったけの愛を込めて綴った未来の娘への、“天国からの手紙”だった…。毎年母から届くバースデーカードを通して成長していく17~25歳の娘・紀子を演じるのは、“地元”熊本出身の行定勲監督のもと高良健吾らと中編映画『うつくしいひと』にも参加した橋本さん。また、紀子が10歳のときに若くして病死し、バースデーカードを書き残す母・芳恵には、『世界から猫が消えたなら』も控える宮崎さん。さらに、家族を温かく見守る紀子の父・宗一郎には、個性派ユースケ・サンタマリア。一家のムードメーカー的存在の紀子の弟・正男には、今年『シマウマ』『ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-』と振り幅大きい話題作が控える須賀健太、橋本さんの初恋の相手・立石には、若手実力派の中村蒼が扮している。今回、そんな本作の主題歌に、木村さんの新曲「向日葵」が決定。木村さんは脚本を読み込み、オールラッシュを観て本作を書き下ろしたという。映画主題歌としては、『チェブラーシカ』(’10)以来、実に6年ぶり。作曲は「くるり」の岸田さんが担当し、木村さんがこれまで「一緒にひとつの楽曲をつくりあげたい!」と念願していた岸田さんとの奇跡のコラボレーションが実現した形となった。岸田さんは、2006年に初めて木村さんのオリジナルアルバム「Circle」収録の「Dancing now」に作曲者として参加。一方、木村さんは「くるり」が手がけた映画主題歌『天然コケッコー』(’07)の「言葉はさんかくこころは四角」、『奇跡』(’11)の「奇跡」に大きく心を動かされたという。どちらも木村さんにとって大好きな曲となり、「言葉はさんかくこころは四角」は5周年記念ベストアルバム「5years」にカバー収録、「奇跡」は「くるり」主催の音楽フェスティバル「京都音楽博覧会」にてライブカバーを行ったこともあるほど、思い入れ深い2曲となった。木村さんは、自身も大好きな「くるり」の曲に心を動かされたことから、いつか映画主題歌を書き下ろすなら「くるり」と共作することを、ずっと心に思い描いていたそう。今回、本作での主題歌で、ついに「くるり」岸田さんとのタッグが実現。その書き下ろしの「向日葵」は、大切な人との出会いをまっすぐに咲く向日葵になぞらえ、温かなメロディーとストレートな歌詞で表現している。さらに、その主題歌を使用した特報映像も初解禁。宮崎さん演じる天国の母から届く、愛にあふれたバースデーカードに涙する橋本さん演じる娘の姿を、木村さんの優しい歌声とメロディーが包み込み、感涙必至の特報映像となっている。<以下、コメント>■木村カエラ私は18歳のとき、親も1人の人間だったんだ。と気づいたときがありました。それまでは、母親はどんなときでもお母さんだったのに、強いところも弱いところもある、私と同じ人間なんだと。映画の中で橋本愛さん演じる娘の紀子が、宮崎あおいさん演じる紀子の母親が、1人の人間として日々と葛藤し、弱さと闘う姿を見せるシーンがあります。紀子が成長したことを感じ、そして母親が紀子へ残したかったものがそこにはしっかりと存在する…とても大好きなシーンです。今回、映画を拝見して書き下ろした主題歌には「向日葵」と名前をつけました。「向日葵」の花言葉は【あなただけをみつめている】。母親にとって子どもは太陽。雲で隠れ、その輝きをなくしてしまわないように、いつもどんな時もその光だけを見つめている母親の姿と、太陽の方向を見て咲くひまわりとを重ね歌詞を綴りました。くるりの岸田さんが作曲した温かくも切ないメロディーは、私の書く言葉をとても素敵な世界へ連れていってくれました。吉田監督とキャストのみなさんが作られた、このすばらしい作品に参加できてとても光栄です。■岸田繁カエラの歌は、自分にとってのインスピレーション。彼女のために曲を書くということは、とても自然なことなんです。■橋本愛カエラさんと「くるり」の岸田さんという敬愛するお2人の共同製作と聞いて、それだけで大興奮! でしたし、物語の終わりに流れる音楽というのは、映画において本当に重大な意味や影響があると思っているので、今回この「向日葵」という曲に、間違いなく映画の格を底上げしていただいたと思っています。本当にいい曲。大好きです。ありがとうございました!■吉田康弘監督ラストシーンの最中に流れ始める、存在感のある主題歌が欲しいとリクエストしました。細かいパスは我々の方で繋いでいくので、最後にドーンッと思いっきりシュートを打ち込んで下さい。そうお願いして、この曲をあげていただきました。シンプルで力強い曲です。優しくて暖かくて切ない唄声です。それでいて、幸せが溢れているのです。だから僕は、初めてこの主題歌を聞いたとき、泣きそうになりました。『バースデーカード』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月06日5月14日公開の映画『世界から猫が消えたなら』のイベント試写会が5月1日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、主演の佐藤健、宮崎あおい、主題歌を担当したHARUHIが出席した。公開まで2週間となったこの日は、試写会後に本作の主題歌「ひずみ」を歌うHARUHIのスペシャルライブが行われ、その後に佐藤と宮崎が登壇して舞台あいさつ。HARUHIの歌声を生で聴いた佐藤が「感動しました! 喋っている時は可愛いけど、歌っている時は17歳とは思えないオーラが出ていました」と目を丸くし、宮崎も「透き通るような声で映画のシーンを思い出すこともあって、素晴らしい体験をさせてもらいました」と絶賛した。また、17歳のHARUHIにちなみ、「17歳の頃はどんなことをしていた?」という質問に佐藤が「僕も17歳でデビューしました。あまり実感がなかったというか、よく分からないまま出ちゃったという感じでしたね」と話し、宮崎は「17歳の時は丸々としてましたね(笑)。唯一マネージャーさんから(食べ物の)ストップを掛けられた時期が17歳ぐらいでした。見返して欲しくない感じですよ(笑)」とエピソードを明かした。舞台あいさつ後半には、通常の舞台あいさつでは見られない観客からの感想をキャストが応えるというコーナーを実施。「映画を見て周囲がいかに大切か気付かされました」という観客に対し、宮崎は「よく佐藤くんがこの映画を見て、主人公が自分と投影されていて、何て言ったんでしたっけ?(笑)」とど忘れすると、佐藤が「僕と宮崎さんは役の名前がありませんでした。それには深い意味があって、僕たちが意図しているところは映画をご覧になった皆さん一人ひとりが自分の映画を見ている感覚になって欲しいと思いながら作らせてもらいました」と助け舟。それを聞いた宮崎は思い出しながら「ということをいつもおっしゃっていたので、自分の人生を思い返したりして下さったことはうれしいことだと感じています」と満足げだった。映画プロデューサー・川村元気のデビュー小説を実写化した本作。余命宣告を受けた"僕"が、自分と同じ姿をした"悪魔"と取引し、大切なものと引き換えに1日の命を得る――というストーリーとなっている。映画『世界から猫が消えたなら』は、5月14日より全国公開。
2016年05月02日キリン「杏露酒ひんやりあんず」新CM発表会が4月11日(月)、都内で行われ、CM内で夫婦役を演じる女優の宮崎あおい、脚本家の宮藤官九郎が出席した。二人は、<a href="">『少年メリケンサック』</a>で主演女優、監督という立場で仕事をともにしたことがあり、宮崎さんは「監督だと思うと緊張していますので、そのことは忘れてご一緒させていただいた。私にとって、今回の宮藤さんはかわいらしいダンナさまという感じ」とはにかみながらコメント。一方、宮藤さんは「僕の映画に出てもらったとき、宮崎さんは…すごくひんやりしているんですよ」と商品名にかけて、宮崎さんのクールな一面を暴露!「実際に話を聞いてみると、すごく気持ちが盛り上がって、楽しんでくれているみたいだったんですけど(笑)」とフォローも忘れなかった。「杏露酒ひんやりあんず」はあんず本来のみずみずしさはそのままに、甘さ控えめですっきり飲みやすい味わいの仕上がり。国産あんずを凍らせて、お酒に漬け込んでできた浸漬酒を使用する「凍結あんず浸漬製法」を採用し、フルーティで優しい味わいを実現した。宮崎さんは「とってもすっきりしていて飲みやすい。香りもいいので、ロックがおすすめ」とアピールし、「お祝い事があるとき、お友だちと飲むことが多い」とお酒を楽しむシチュエーションについても明かした。宮藤さんは、男性の目線から「普段、甘いお酒を飲まない男性にも飲みやすい」と語り、「家で飲むのは、子どもが寝てから。夫婦でお酒を飲みながら、同じ時間を共有できるのはいい」とお酒の魅力を語っていた。(text:cinemacafe.net)
2016年04月11日主演に佐藤健、宮崎あおいを迎え、全世界累計発行部数100万部を超える川村元気の感涙ベストセラーを映画化する『世界から猫が消えたなら』。“せか猫”と呼ばれ愛される本作が、この度、宮崎さんが出演するアパレルブランド「earth music&ecology」のTVCMとコラボしたことが分かった。僕は生きるために消すことを決めた30歳郵便配達員、余命あとわずか。そんな僕の前に僕と同じ姿をした悪魔が現れた。大切なものと引き換えに1日の命を与えるという。何かを得るためには、何かを失わなくてはならない。電話、映画、時計…そして猫。失われていく世界のなかで、僕はかつての恋人に再会する。かつて愛し、別れたときを思い出していく。親友そして疎遠になってしまった父の想いに触れていく。果たして僕が見つけたのは亡き母が残した手紙だった。そして人生にとって最後の日、僕はある決断をする。原作は、「電車男」『告白』『悪人』など数々のヒット作を手掛けた映画プロデューサー・川村氏のLINE連載という世界初の形態で発表した同名小説。「僕」と「悪魔」の2役に挑むのは、『るろうに剣心』シリーズや『バクマン。』などで日本だけでなくアジアでも人気の高い佐藤さん。そのかつての恋人に、NHK連続テレビ小説「純情きらり」ヒロイン役を務め、NHK大河ドラマ「篤姫」、現在放送中の「あさが来た」に出演し幅広い世代から人気を集める宮崎さん。そのほか映画マニアの親友を濱田岳、疎遠になった父を奥田瑛二、死別した母を原田美枝子、さらに奥野瑛太、石井杏奈ら実力派俳優が脇を固める。今回、宮崎さんがイメージキャラクターを務めるアパレルブランド「earth music&ecology」が、本作とコラボしてブランド初となる映画コラボCMを制作。“原点回帰”をテーマに、2010年にスタートを飾った“宮崎さんが「THE BLUE HEARTS」の「1001のバイオリン」を無邪気にはつらつと歌う”というCMをリメイクし、海辺を歩く宮崎さんが同曲を再び歌唱。さらに、本作主演の佐藤さんが劇中に登場する猫・キャベツ&レタスをイメージした子猫を抱えて登場し、宮崎さんと共に歌を口ずさむ構成だという。撮影は、寒さ厳しい2月11日千葉県某所の海岸にて敢行。佐藤さんと宮崎さんは、1月下旬にグラフィック撮影を行い、動画撮影としては“せか猫”の撮影現場以来1年ぶりの顔合わせとなった。子猫と一緒の撮影なのもあり、現場は終始なごやかムードで進行。撮影終了後のインタビューでは「見ている人がTVから流れてきたときにほっこり楽しい気持ちになってくれたらうれしいなと思います」と宮崎さんが思いを語った。TVCM「earth music&ecology 2016春『歩く~再び~』」篇は3月2日(水)より全国主要都市にて放映。『世界から猫が消えたなら』は5月14日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月01日俳優の佐藤健と女優の宮崎あおいが14日、東京・浅草の今戸神社で行われた、映画『世界から猫が消えたなら』の大ヒット祈願イベントに出席した。5月14日公開の本作は、映画プロデューサー・川村元気のデビュー小説を実写化した作品。余命宣告を受けた"僕"が、自分と同じ姿をした"悪魔"と取引し、大切なものと引き換えに1日の命を得る――というストーリーだ。この日は猫神社として知られる浅草の今戸神社で大ヒット祈願が行われ、招き猫を奉納した佐藤健と宮崎あおい。佐藤が「こんな神社があるとはビックリしました!猫が好きなので、ここで祈願できてうれしかったです」と笑顔を見せれば、宮崎も「映画にぴったりの場所で貴重な体験をさせてもらいました。太鼓をポンポン叩いたんですけど、身体に響くし始まるんだという気持ちになりましたね」と満足げ。また、劇中では"僕"と"悪魔"の二役を演じた佐藤について「すごいなと思いました。とっても楽しそうにお芝居をしているという印象でしたよ」とべた褒めで「映画自体はとても静かな映画。静かだけど響く映画になっていると思います」とアピールした。そんな宮崎と佐藤は、意外にも本作で初共演。お互いの印象を尋ねられ、佐藤が「いや~緊張しましたよ~。一緒にアルゼンチンロケに行ってトラブルもあったんですが、男らしく対応されていて自分の不甲斐なさを感じました。可愛らしいイメージでしたが、すごくしっかりしている方だと思います」と明かして「宮崎さんはお芝居を何回やってもぶれない。勉強になったし、芯の強い女優さんだと感じました」と大絶賛。一方の宮崎は「すごい頭がいい方だと思いましたが、人懐っこい方でちょっとソワソワしてました(笑)」とこちらも好印象の様子だった。映画『世界から猫が消えたなら』は、5月14日より全国公開。
2016年02月15日佐藤健と宮崎あおいが2月14日(日)、猫好きの聖地であり、招き猫発祥の地ともいわれる東京・浅草の今戸神社を訪れ、映画『世界から猫が消えたなら』のヒット祈願の祈祷を受け、招き猫を奉納した。海外でも出版され、コミック化もされるなど人気を呼び、累計発行部数100万部を突破した同名小説を映画化。30歳で余命わずかの僕の前に僕とそっくりの悪魔が現れる。大切なものと引き換えに1日の命を与えるというのだが…。「生まれた時から猫がいる家庭で育った」と語り「生粋の猫派です!」と胸を張る佐藤さんは「ここで祈願ができて嬉しいです」とニッコリ。宮崎さんは「私は犬派なんですが…」と申し訳なさそうに語りつつも「猫も好きです。(祈祷を受けて)気持ちを新たにしました」とうなずく。この日、2人は境内にてお参りしたのち、本殿で祈祷を受け、2体の招き猫を奉納した。映画の中にキャベツとレタスという2匹の猫が登場することにちなんでだが、猫の生態を知り尽くしている佐藤さんは当初、猫との共演について「気まぐれなので、かなり苦労すると心配だった」というが「共演した猫が本当にいい子でおそらく1回もNGがなかったと思います」と驚くほどスムーズに進んだと明かした。佐藤さんと宮崎さんは初共演。佐藤さんは宮崎さんについて「この映画だからいうわけじゃないけど、猫っぽい!」と分析。「話すタイミングによって距離が全然違う。敬語で話したかと思ったら、次は『タケルちゃん』と呼んでくれて、嬉しくて踏み込んだら『佐藤くん』に戻ったり…」と宮崎さんの気まぐれな(?)猫らしさを明かす。宮崎さんは「スタッフさんは『タケルちゃん』と呼んでて、私は『佐藤くん』なんですけど、何かの拍子でつられて…(笑)」と説明した。また、本作では南米ロケを敢行し、世界遺産のイグアスの滝でも撮影が行われた。佐藤さんは「アルゼンチンに行くまでが波瀾万丈で、40時間以上かかってトラブル続きでした」と明かすが、そんな中でも「宮崎さんはトラブルに男らしくて対応されていました。僕はふがいなくて、しっかりしなきゃと思いました…」と反省。宮崎さんは、荘厳な自然を前にしての撮影に「滝の力を借りて進みました。自分がちっぽけな存在だと感じました。貴重な体験でした」と述懐。一方で「日本食が恋しくて恋しくて、画像検索をしてみんなで見てまして、それが(佐藤さんと)一番話したことでした(笑)」と明かす。佐藤さんは「一軒だけ、日本食が食べられるところがあり、最終日にそこでご飯を食べれて嬉しかったですし、(宮崎さんが)幸せそうでした」と“食”を通じて結束を強めたと振り返った。『世界から猫が消えたなら』は5月14日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月14日モスフードサービは2月9日~3月下旬まで、「モスライスバーガー『とりの照り焼き』」を、一部を除く「モスバーガー」店舗で発売する。○ミラノ万博で人気を博した商品が国内初登場同商品は、「2015年ミラノ国際博覧会」(ミラノ万博)で限定販売した商品を国内向けにアレンジしたもの。同チェーンは、2015年5月からイタリアで開催されたミラノ万博(2015年5月~10月)の日本館フードコートに、2015年5月~7月の期間に出店。ハンバーガーに加え日本ならではの商品として「ライスバーガー焼肉」「ライスバーガー海鮮かきあげ」「ライスバーガーテリヤキチキン」の3品を販売したという。今回は「ライスバーガーテリヤキチキン」を国内向けにアレンジし、国内初登場「モスライスバーガー『とりの照り焼き』」として発売する。とりの照り焼きの上に、オニオンスライス、グリーンリーフ、同店オリジナルのマヨネーズを乗せてライスプレートで挟んだ。とりの照り焼きは、塩などでシンプルに下味をつけた鶏のもも肉(一枚肉)を、じか火焼きして余分な脂を落とし、醤油ベースのテリヤキチキンソースに絡めて二度焼きして仕上げている。皮はパリッとこんがり焼き色をつけ、中はジューシーに焼き上げた。緑鮮やかで見た目にも華やかなグリーンリーフは、さっぱりとして柔らかな歯触りで、甘辛くジューシーなとりの照り焼きを引き立てているとのこと。価格は400円(税込)。さらに今回、全ライスバーガーのライスプレートを20%増量し食事性を高め、ボリュームのある商品に仕上げた。また、オープンから10時30分までの「おはよう朝モス」朝限定メニューの「モスの朝ライスバーガー 朝御膳(あさごぜん)」で提供している豚汁を、定番商品として終日単品でも販売する。価格は290円(税込)。同社では、モスライスバーガーと日本食である「豚汁」をセットで注文することで、より"和"の魅力を感じられるようになる、としている。
2016年01月27日ことりカフェは11月5日~8日、メンフクロウをモチーフにしたカレーやスイーツの提供、および雑貨を販売する「第3回秋のフクロウ祭り」を「ことりカフェ表参道」(東京都港区)と「ことりカフェ吉祥寺」(東京都三鷹市)で開催する。「ことりカフェ」は、インコをはじめ、カナリア、オウム、文鳥など人気の小鳥たちを眺めながら、スイーツやフードを楽しむことができるカフェ。同企画では、メンフクロウをモチーフにした「メンフクロウカレー」(税別1000円)と「メンフクロウケーキ」(税別800円)の提供、および雑貨を販売する(メンフクロウカレーは吉祥寺店限定)。どちらもなくなり次第終了。
2015年11月05日青菁社より、9月28日に、日本全国の「島ねこ」を集めた写真集「島ねこぽん」が発売される。○島で暮らす猫たちの写真集本書の著者は「猫だって鼻提灯くらいできるもん。」で知られる、自称サラリーマン猫写真家のあおいとりさん。余暇を見つけては島を巡り、1年強の撮影期間を経て、納得したショットのみを集めて写真集にしたという。日本各地の島で暮らす猫たちの「島ねこ」らしさを写しだしており、都市部とは違う環境の中で、活き活きと生きる猫、恋するLOVEねこ、ジャンプ猫など、「島ねこ」らしさが詰まった一冊に仕上がっている。「島ねこ」たちの暮らす美しい自然も、見どころ満載だ。
2015年10月05日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月30日、同日午前5時33分に国際宇宙ステーション(ISS)補給機「こうのとり」5号機(HTV5)が大気圏に再突入したと発表した。HTV5は再突入をもって、約42日間のミッションを全て完了した。同補給機は8月19日に種子島宇宙センターからH-IIBロケット5号機により打ち上げられ、25日にISSへ結合。約35日間係留後、29日にISSから分離した。今回で「こうのとり」は5機連続のミッション成功となる。ミッション成功を受けてJAXAの奥村直樹 理事長は「『こうのとり』は世界最大の補給能力を有し、ISS運用の根幹を支える宇宙船です。そのミッション成功は国際的にも期待が寄せられ、大きなプレッシャーがかかるなか、油井宇宙飛行士、私共JAXAの管制チーム、若田飛行士が交信役を務めたNASAの管制チームによる連携により完璧にミッションを遂行し、日本の宇宙技術と信頼性の高さを改めて世界に示すことができました。」とのコメントを発表した。
2015年09月30日青菁社は9月28日、写真集『島ねこぽん』(税別1,200円)を発売する。今回発売する同書は、写真集「猫だって鼻提灯くらいできるもん。」を出版した写真家・あおいとり氏による写真集。男木島や佐柳島など日本各地の島で暮らす猫たちを集めた写真集となる。同氏が「島ねこ」をテーマに決めた理由は、猫の撮影のために竹富島へ訪れた際に感じた景色の「青」の美しさにあるという。サラリーマンでもあるあおいとり氏は、竹富島をきっかけに余暇を見つけては島を巡り、1年強の期間で写真を撮影。今回の写真集では、撮りためた写真から厳選を重ねた作品だけを集めた。同書では、島ごとに異なるさまざまな猫の様子や、海に囲まれた自然豊かな風景も収録しており、旅行気分も楽しめる内容となっているという。9月26日~10月9日には「猫本専門 神保町にゃんこ堂」にて同書の発売記念イベントを開催し、同書の先行販売を行う。期間中、収録作品の展示や限定グッズを販売するほか、同書または前作『猫だって鼻提灯くらいできるもん。』のいずれかを購入すると"鼻提灯猫"のオリジナルポストカードがもらえるとのこと。なお、同イベントの開催時間は、月~金曜日で10時~21時、土曜日で12時~18時となる。日曜日は定休で、入場は無料。
2015年09月24日北海道札幌市出身、現役女子大生シンガーソングライター・山崎あおいさんの最新ミニアルバム。高校時代にコンテストで優勝しメジャーデビューの切符をつかんだ彼女も今年で22歳、急に大人になっていく時期の心情を切り取った作品が、『ピンヒールベイビー』です。「ギター女子」代表格の一人でもある山崎さん。楽曲のベースになっているのはアコースティックサウンドですが、今作はダンダブルなアレンジにも挑戦し新機軸を打ち出しています。エフェクトがかかったヴォーカルは、新鮮さとドはまり感を併せ持ち、今後の作品にも影響を及ぼしそうです。もちろん、アコースティックな部分も忘れてはいません。時に優しく、時に激しく、楽曲に合わせた感情をギターにぶつけてきます。憂いを含んだヴォーカルと切ないメロディラインが融合し、「山崎あおいワールド」を構築しています。作品リリース後は東名阪でインストアライブも開催、ぜひ足を運んでみてください!リリース情報:『ピンヒールベイビー/山崎あおい』(2015.9.16発売/¥1800(tax out)/VICL64410)※初回限定盤(¥2600(tax out)/VIZL843/フォトブック付)も同時発売
2015年09月20日8月19日に種子島宇宙センターからHII-Bロケット5号機により打ち上げられた宇宙ステーション(ISS)補給機「こうのとり」5号機(HTV5)は24日、ISSに到着し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の油井亀美也 宇宙飛行士が操作するISSのロボットアームによってキャプチャ(把持)された。ISSのロボットアームを操作して「こうのとり」をキャプチャしたのは、同宇宙飛行士が日本人としては初めてとなる。キャプチャに成功した油井宇宙飛行士は「宇宙開発の中では1つの小さな歯車だが、自分の仕事をしっかりできて、この瞬間だけは一等星並に輝けたかと思います。」とコメント。また、若田光一 宇宙飛行士がアメリカ航空宇宙局(NASA)のミッション管理センターでリード・キャプコムとして、油井宇宙飛行士をサポートした。「こうのとり」には食料や衣服、実験装置などの物資が搭載されており、物資を届けたあとはISSの不要品を積み込んでISSへ再突入する。
2015年08月24日宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は8月19日20時50分、種子島宇宙センターにて宇宙ステーション(ISS)補給機「こうのとり」5号機(HTV5)を搭載したH-IIBロケット5号機(H-IIB・F5)の打ち上げを実施し、成功した。同ロケットは当初8月16日に打ち上げられる予定だったが、悪天候のため延期されていた。H-IIBロケットの打ち上げ成功はこれで5機連続となる。「こうのとり」には食料や実験装置などの補給物資が搭載されており、物資を届けたあとはISSの不要品を積み込んで大気圏へ再突入する。ISSへは8月24日に到着する予定で、ロボットアームでのキャプチャをJAXAの油井亀美也宇宙飛行士が担当する。
2015年08月19日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月17日、同日に予定していた宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)を搭載したH-IIBロケット5号機(H-IIB・F5)の打ち上げを、天候の悪化が予想されることから8月19日に延期すると発表した。同ロケットは当初、8月16日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定だったが、悪天候により17日に延期され、その後天候が回復しなかったため19日に延期となった。JAXAは、今後の天候状況によっては、再度延期する可能性があるとしている。
2015年08月17日