宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業(MHI)は8月19日20時50分、種子島宇宙センターにて宇宙ステーション(ISS)補給機「こうのとり」5号機(HTV5)を搭載したH-IIBロケット5号機(H-IIB・F5)の打ち上げを実施し、成功した。同ロケットは当初8月16日に打ち上げられる予定だったが、悪天候のため延期されていた。H-IIBロケットの打ち上げ成功はこれで5機連続となる。「こうのとり」には食料や実験装置などの補給物資が搭載されており、物資を届けたあとはISSの不要品を積み込んで大気圏へ再突入する。ISSへは8月24日に到着する予定で、ロボットアームでのキャプチャをJAXAの油井亀美也宇宙飛行士が担当する。
2015年08月19日宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月17日、同日に予定していた宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)を搭載したH-IIBロケット5号機(H-IIB・F5)の打ち上げを、天候の悪化が予想されることから8月19日に延期すると発表した。同ロケットは当初、8月16日に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定だったが、悪天候により17日に延期され、その後天候が回復しなかったため19日に延期となった。JAXAは、今後の天候状況によっては、再度延期する可能性があるとしている。
2015年08月17日宇宙航空研究開発機構(JAXA)とは8月14日、8月16日に予定していた種子島宇宙センターからの宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)を搭載したH-IIBロケット5号機(H-IIB・F5)の打ち上げを翌17日に延期すると発表した。今回の決定は、打ち上げを予定していた16日の天候が悪いためによるもの。そのため、天候が回復しない場合は、17日の打ち上げも再び延期する可能性があるという。なお、打ち上げられた「こうのとり」5号機を国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームによりキャプチャ(把持)するのは、ISS滞在中であるJAXAの油井亀美也宇宙飛行士が担当する予定となっている。
2015年08月14日BACON(べーこん)はギャラリー「TODAYS GALLERY STUDIO」(東京都浅草橋)にて8月14日~30日に、思わずほっこりするかわいい猫写真・グッズだけを集めた合同写真&物販展「ねこ休み展」を開催する。同展は、数々の受賞歴や個で実績をもつ作家からSNS等で多くのファンを擁する作家など、「猫写真」界きっての豪華出展者が競演する合同展。特に、これまでネットや書籍しか作品発表の場をもたなかった作家の作品を間近見らる貴重な機会であり、画面越しよりもさらに"ほっこり"な空気感を心行くまで楽める。写真集『猫だって鼻提灯くらいできるもん。』のあおいとり氏は、写真集やFacebook等で話題の"あの奇跡ショット"を東京初出展する。また、「水中ニーソ」 の写真家・古賀学氏もプライベートで撮りためた愛猫の写真で参加。同氏が猫写真の作品として発表するのは今回が初となる。そのほか、ネットで話題の「かご猫」のShironeko氏、「もふもふ猫ふーちゃん」の牧野直樹氏など、総勢16組のアーティストが参加する。内容は未発表の新作を含む約300点以上の展示を予定している。特販の物販ブースには、デザフェスなどで人気の「にゃんことみーこ」のaico氏や大桃幸恵(MOMO)氏などが参加し、ハンドメイドで作られた1点物などを会場限定で発売する。さらに、先着2,000人にはオリジナルの猫アートポストカードをプレゼントする。また、8月22日発売の写真集『ふーちゃん生活』(牧野直樹氏/KADOKAWA)の先行発売や、かご猫の新作写真集『かご猫の里の夏休み(仮)』(Shironeko氏)、会場限定発売となる『ミルクねこ(仮)』(古賀学氏)など、写真集も充実。さらに、今回だけの競演を凝縮した同展限定公式ガイドブック(限定250部)も発売する。作家在廊日には、写真集にサインをしてもらうこともできるという(在廊日は公式サイトで発表)。猫の合同写真&物販展「ねこ休み展」は8月14日~30日11:00~19:00に、「TODAYS GALLERY STUDIO」(東京都台東区浅草橋5-27-6 5F)にて開催する。入場料は500円(予定)。参加アーティストは、あおいとり氏、牧野直樹氏、古賀学氏、池口正和氏、石原さくら氏、空木氏、大桃幸恵氏、岡本佳音氏、河合蓬氏、中川こうじ氏、星野俊光氏、モリチカコ氏、Shironeko氏、aico氏、kiyochan氏、te.bu.re氏の16人を予定している。(C)ねこ休み展
2015年07月30日女優の宮崎あおいが29日、都内で行われた劇場アニメ『バケモノの子』の舞台あいさつに細田守監督、俳優の染谷将太と共に登壇した。7月11日の公開初日以来、28日までの18日間で観客動員数210万人、興行収入は27億円を突破するなど、前作『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)を超える勢いを見せている『バケモノの子』。宮崎は主人公・九太の少年時代を演じ、「こうして舞台あいさつをさせていただけるのはとても幸せなこと。今日は見に来てくださって本当にありがとうございます」と改めて感謝を伝えた。また、公開初日後に打ち上げをしたらしく「その打ち上げの雰囲気がとてもよくて、幸せな初日を迎えられました」と振り返っている。『おおかみこどもの雨と雪』に続いて2度目の細田作品への参加となった宮崎は、「今までアニメーションがどういう風に作られているかまったく知らなかったんです」と前置きしながら、「それこそ海外に行った時に、監督がサインの横に『おおかみこどもの雨と雪』の花ちゃんの絵をパーって描いた時に、『監督って絵が描けるんだ、すごい!』って思ったくらいでした」というエピソードも披露。また、本作を製作したスタジオ地図で工程の一部を見学した宮崎は「背景を描いてる方が、渋谷の通りのここにはこういう木が生えてるから、映画の中にも同じ木を描いていたりとか、本当に細かく考えられていました。建物でも、俯瞰で見たら街の全く同じ場所にちょっと違うものが立っていて、現実と作品が細かなところもすごくリンクされていて素晴らしかった」と、緻密に再現された渋谷の街に感動したという。イベントの最後には、大ヒットを祝うサプライズケーキが登場。ケーキにデコレーションされた九太の相棒・チコに、宮崎が「かわいいですね」と目を輝かせる一方、青年期の九太を演じた染谷は「おれにはチコは食べれないです……」とポツリ。キャラクターへの愛情をのぞかせていた。映画『バケモノの子』は、『サマーウォーズ』(2009年)、『おおかみこどもの雨と雪』(2012年)などを手がけた細田監督による、3年ぶりのアニメーション映画。バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちのすむ異世界「渋天街」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などが繰り広げられる新冒険活劇が描かれている。
2015年07月29日アラサーになっても10代の頃と変わらない、透き通るような肌が魅力の宮崎あおいさん。美肌の秘訣は「酵母」を毎日欠かさず飲んでいることなんだとか。今回は、美容やダイエットにも効果がある酵母についてご紹介します!酵母とは?酵母はキノコやカビと同じ「菌類」に属し、一般的には「微生物」のようなものだと言われています。体の中にも酵母は存在していて、消化や吸収の機能を正常にする効果があるんだとか。酵母にはアミノ酸やビタミンなど、肌にとって有益な成分が豊富に含まれており「栄養の宝庫」と言われるほど。さらに腸内の糖分を分解させ、腸内環境を整える働きもあります!美肌作りにぴったりの酵母酵母には細胞を再生化させる働きがあり、新陳代謝を活発化させてくれます。そのため、肌のターンオーバーが良くなり、古い角質や皮脂を取り除くのに効果的!紫外線を浴びた肌もリセットできるため、シミやくすみ対策としても◎。また潤い肌に欠かせない「天然保湿因子」と呼ばれる成分が配合されており、肌の保湿機能も回復する効果が期待できるのだそう。乾燥肌でお悩みの女性には朗報ですね!ダイエット効果も見逃せない!さらに酵母は、糖分を分解し摂取カロリーを減らす働きがあるので、ダイエット効果も期待できます!酵母を摂取することで、きつい食事制限なしでのダイエットが可能になるのだそう(もちろん暴飲暴食はNGですが……)。また食前に酵母を摂取することで、満腹感を得やすいのだそう。ついつい食べ過ぎてしまう人にはオススメです!自分にぴったりな摂取法を!酵母の摂取法にルールはありません!オリジナルのレシピを試してみましょう。酵母の粉末をヨーグルトに混ぜ合わせ、フルーツをトッピングして朝食に。今のシーズンなら、冷たいソーダ水で割って飲むのも◎。酵母は楽天などの通販サイトで購入できるので、気軽にトライしてみてくださいね!美容やダイエットなど、酵母には女性に嬉しい効果が満載です。この夏は、酵母で美しさに磨きをかけましょう!
2015年07月26日ミニストップは24日、夏向けのホットスナック「とりかわチップス」を国内のミニストップで発売した。○唐辛子を追加し、やみつきになる味わいを追求同商品は、年間を通してアルコール消費量が増える7月に発売となる、おつまみに向くホットスナックだという。昨年5月に発売し1カ月弱で販売が終了した「とりかわチップス」を、今年は盛夏に向けピリ辛の味わいをより深め発売する。居酒屋のメニューとして人気の鶏皮を揚げた「鶏皮唐揚げ」をイメージ。鶏皮を薄く削り、衣で包むことでザクッとした独特の食感が楽しめる。昨年より10%増量。また今年は薄衣に配合した黒胡椒を増量するとともに、盛夏向けに唐辛子を追加し、やみつきになる味わいを追求したという。レジにて注文後、店内に併設した厨房で最終加工を行い、揚げたて&できたての味わいを提供する。価格は230円(税込)。
2015年07月24日千葉工業大学は7月21日、日本初の3Uキューブサットである流星観測衛星「S-CUBE」が宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機に搭載され、8月16日にH-IIBロケット5号機で打ち上げられることが決定したと発表した。「S-CUBE」は同大学惑星探査研究センターを実施責任機関として、同センターと東北大学が共同で開発を進めてきた。同衛星は3Uキューブサットというカテゴリの衛星で、10cm角のユニットからなる超小型サイズであることを特徴とする。可視カメラ1式と紫外線センサ3式を搭載しており、宇宙からの流星紫外線を観測することで、流星の発光メカニズムの解明や、流星塵成分の新たな情報を得ることが期待されている。打ち上げ後は、「こうのとり」で国際宇宙ステーションに届けられた後、「きぼう」日本実験棟から放出され地球周回軌道に投入される予定。同衛星は2度の打ち上げ失敗に見舞われた流星観測カメラ「メテオ」と相補的な関係にあり、「メテオ」との同時観測を目標としていた。
2015年07月22日三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月9日、H-IIBロケット5号機による国際宇宙ステーション(ISS)補給船「こうのとり」5号機の打ち上げを8月16日に実施すると発表した。「こうのとり」の打ち上げが実施されるのはおよそ2年ぶりとなる。「こうのとり」5号機は、種子島宇宙センターからH-IIBロケットで打ち上げられ、高度200km/300kmの楕円軌道へ投入された後、あらかじめ登録しておいたコマンドシーケンスや姿勢制御系の自動シーケンスによって高度350~460kmのISSに対しランデブ飛行を行い、結合する。補給物資をISSへ移送した後は、不要となった廃棄物を載せ、再突入軌道へ移行する計画となっている。
2015年06月09日「ことりカフェ表参道」を運営することりカフェは5月27日~6月1日、宮城県仙台市「さくら野百貨店仙台店」で開催される「モフモフ! ことりの雑貨店2015」に参加する。○「オカメちゃんドーナツ」や「インコどら焼き」も!「モフモフ! ことりの雑貨店2015」は、オフィスカラフルインコが主催する「鳥」をテーマにしたイベント。当日は、「イクミママのどうぶつドーナツ」、「オカメちゃんドーナツ」(土日のみ販売・13時~)や、ことりカフェ×文明堂コラボの「インコどら焼き」など、人気のことりスイーツやインコグッズを販売する。昨年に続き2回目となる今回は、インコアイスでも人気だという「とりみカフェぽこの森」をはじめ、「鳥専門店BIRD MORE」や「Birdstory」、「KOTORITACHI」、コップのフチ子さんで人気の「奇譚クラブ」(ガチャガチャ)などが参加。仙台はもちろん、全国の愛鳥家や小鳥ファンが集う一大イベントになるという。会期は、5月27日~6月1日。会場は、さくら野百貨店仙台店(宮城県仙台市青葉区中央1-9-33)。
2015年05月25日プレナスが展開する定食レストランの「やよい軒」は14日、「とり天と野菜のみぞれ煮定食」を発売する。○揚げたてのとり天と野菜を、あっさりとしたみぞれ煮で味わう同商品は、大根おろしをふんだんに使った定食。揚げたてのとり天と、れんこん、かぼちゃ、なす、パプリカの彩り豊かな野菜を、かつおとこんぶだしのやさしい旨みが染みこんだ、あっさりとしたみぞれ煮で提供する。とろとろになった大根おろしが絡んだとり天と野菜がよく合う味わいになっているという。さらに、みぞれ煮に脂がのったさばの塩焼を組み合わせ、肉と野菜と魚をバランス食べられる定食に仕立てたとのこと。価格は850円(税込)。
2015年04月12日ワニブックスはこのほど、恋愛指南本『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』(DJあおい 著)と、自分革新エンタメ実用書『口ベタ営業マンが渋谷ギャルをナンパし続け半年後に1億の契約をとった件』(なべおつ 著)を発売した。同時期に本が発売されたことを記念して、ネットの人気者の著者ふたりに話を聞いてきた。『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』の著者、DJあおいさんはブログが月間500万PV、ツイッターのフォロワー数が計33万人の超人気者。どうしてそんなに人気があるのだろうか。プロフィールは、独自の恋愛論を綴る「謎の主婦、恋愛アドバイザー」とされているが……○一晩でツイッターのフォロワーが6万人になべおつ: 2年くらい前からツイッターを始められたんでしたっけ。DJあおい: それが自分でもよく把握してないんですよ。なべおつ: はじめは好きなようにつぶやいてたけどだんだんフォロワーが増えてきて、みんなのためになる恋愛に役に立つ情報を発信するかたちになっていった……と以前おっしゃってましたが……。DJあおい: そうですね。寝る前に数百人だったフォロワーが、ある日起きたら6万人になっていたんですよ。壊れたかと思いました。なべおつ: 6万人ってすごいですよね。何があったんですか? ツイートが拡散されて?DJあおい: 気がついたら6,000リツイートされていました。なべおつ: ちなみにそのツイートの文言みたいなのは?DJあおい: 忘れました……。なべおつ: えー!!!(笑)DJあおい: 悪い癖なんですけど全然振り返らないんですよ。自分が発言したことまったく覚えてない……。アウトプットしたら、からっぽになっちゃう。だからあんまり覚えてないんですが、その人たちの求めるものを提供していったらこんなになっちゃいました。ファンのみなさんがつくったようなキャラクターですね。なべおつ: 今、2つのアカウントで合計33万フォロワーですよね。6万人からその後増えていくペースってどんな感じだったんですか?DJあおい: あっという間でしたね。本アカウントが20万フォロワーくらいになって窮屈になってしまったんで、別アカウントつくってまた好き勝手やろうかなみたいに思ってたら、そっちも増えてきちゃって。なべおつ: フォロワーの方は男性と女性どっちが多いんですかね?DJあおい: 調べたことないけど、ほぼ8割は女性だと思います。○女性に受け入れられる理由は「誰よりも普通であること」なべおつ: ご自身の経験や考えが多くの人に受け入れられる理由は何だと思いますか?DJあおい: 共感を求めてるじゃないですか女性って。だから特別なことは何も……。誰よりも普通であれば大丈夫なんじゃないかな。幸い私はびっくりするくらい普通な人生を歩んできたので、それをアウトプット表現して提供している、ただそれだけ。何も難しいことはしていないです。なべおつ: ブログの記事にせよ著書にせよ、あおいさんの言葉って"男はこうで女はこう"って対比がわかりやすいじゃないですか。かっこいいコピーみたいで印象に残りやすい言葉が多い。ああいったものって深い思考の上に生まれてくる、かつ経験に裏打ちされた論理があるんじゃないかと思うんですけど、それらも"普通"の経験から生まれるものなんですか?DJあおい: 「なんとなくかたちにはならないけど感じていたもの」を言葉にしたのが、そうなんじゃないかな。別に深いことはないですよ。ほとんど言葉が降りてくるような感じです。いいことを書こうとするとなんにも出てこない。オカルトっぽいですかね(笑)○お気に入りのツイートは「おっぱい」!?なべおつ: ご自身の中で「これはいいこと言えた」っていうツイートは何ですか?DJあおい: 一番気に入ってるのですか? 「おっぱい」ですね。なべおつ: そんなツイートあったんですか(笑) それもさぞかしリツイートされるんでしょうね。DJあおい: いやいや(笑) 自分が気に入ってるものが受け入れられるわけではないですからね。なべおつ: それだけ自由なことをつぶやいてきたつもりでも、フォロワーの方が増えてくると求められているものを考えて発信するようになると思うんですけど、「DJあおいに求められてるもの」ってどういうものだと思いますか?DJあおい: 多くの人の共感だと思います。でもただ共感するっていうだけじゃなくて、余分なところは切って、実感しているところだけをスパッと伝えてほしいんじゃないかな。たまに肝心なところも切っちゃったりするんだけど(笑)――恋愛をテーマに選んだのはどうしてだったんですか?DJあおい: 恋愛とかにはこだわってなかったです。ウケがいいのが恋愛だった。なべおつ: いつ頃からそういう恋愛観を持っていたんですか?DJあおい: ずっと前から変わってないです。結婚すると恋愛からちょっと離れるじゃないですか。離れるとよく見えるんです。渦中にいるとまったく見えないものだけど。なべおつ: まわりの人たちの相談を受けて考えたりも?DJあおい: そういうのもありますよ。恋愛ってけっこうトラブルがあるじゃないですか。そういう友達の話を朝まで聞いてあげてたりすると、「こうすればいいのになあ」と思ったりして。○男性にも読んでほしい恋愛指南――さて、今回発売された『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』はどんな本ですか?DJあおい: 一応女性向きっていうことになってるんですけど、ほんとうは男性に読んでほしいかな。男性でも読んでいただけるようなかたちにはなっています。男性ってけっこう敬遠するじゃないですか、恋バナとか。恋バナしたかと思ったら照れ隠しに下ネタに走ったりね。まともに話できないじゃないですか。たまにはまじめに考えてみようよって思います。――なべおつさんは読まれていかがでしたか?なべおつ: 言葉の選び方や言い当て方がわかりやすいので、共感を呼ぶっていうのはすごくわかります。否定できない、否定の起きないような説得力を持っているなって僕は感じています。書いてるときに「これってこう批判されるかもしれないな」って思うことはありますか?DJあおい: ありますあります。それでつっこみどころのないのにしていくと、きっとものすごくつまんない本になっちゃうんですよね。だからもうどこかで覚悟決めて、これでいいやって批判は覚悟の上で出すから覚悟のある言葉が出てくるのかな。――DJあおいさんから読者に一言お願いしますDJあおい: 恋愛から縁遠い人にも共通する人生論も含まれているものなので、すべての人に読んでいただきたいです。『じゃあ言うけど、それくらいの男の気持ちがわからないようでは一生幸せになれないってことよ。』(DJあおい 著/ワニブックス/税込1,296円)「わかる、超共感した!」「深すぎる」「これみんなに読んで欲しい! もうほんとこの通り!」……etc. ツイッターでその発言の多くが共感のコメントとともにリツイートされ、一般人ながら脅威の計33万人ものフォロワーを持つDJあおいさんの恋愛指南が、書き下ろしを多数加えて1冊の本に。内容は、「モテるだけならわりと簡単」「オス化女子の説明書」「自分から連絡しない男の心理」「恋愛ゾンビ」「男が女を抱かなくなるとき」「倦怠期によくある勘違い」「男の嫉妬は女より根深く怖い」「すぐに飽きられる女」「生理的に無理とは」「喧嘩をすると無視する男の説明書」など。構成: 山口晴子
2014年12月22日しろ氏による日本の漫画で、2013年にはゆるふわアウトドア系アニメとして人気を博した『ヤマノススメ』の主人公・雪村あおいが、2.5頭身のデフォルメフィギュア「ねんどろいど」シリーズで立体化され、「GOOD SMILE ONLINESHOP」にて予約受注がスタートしている。2015年3月発売予定で、価格は3,889円(税抜)。劇中ではインドア派で人付き合いが苦手な性格ながらも、高校入学で幼なじみの倉上ひなたと再会し、強引に山登りに誘われたことをきっかけに変わっていく雪村あおいが、初の"登山系ねんどろいど"として立体化。山ガール衣装姿をねんどろいどサイズに可愛く落とし込まれている。同時に予約がスタートしている『ねんどろいど おでかけポーチ 寝袋レッド Ver. / ブルー Ver.』との相性もばっちりで、付属するオプションパーツも合わせて、プレイバリューの高い仕上がり。原型制作は、鵜殿一佳氏が担当している。オプションパーツには、登山の必需品「ザック」や「ストック」、富士山で購入した「金剛杖」、そして登山に最も欠かせない「山の斜面」が付属。表情パーツは「笑顔」と「疲れ顔」「ヘトヘト顔」と登山仕様を用意している。「山の斜面」は、置き方によって緩やかな勾配と急勾配が再現可能で、表情パーツと組み合わせてさまざまな登山シーンを再現できる。商品価格は3,889円(税抜)で、「GOOD SMILE ONLINESHOP」の受注締切は12月3日21:00。商品の発売および発送は、2015年3月を予定している。(C)しろ/アース・スターエンターテインメント/『ヤマノススメ』製作委員会
2014年11月06日『私は、かわいいから卒業する』というフレーズが、耳に残るCMでおなじみの宮崎あおいさん。ナチュラル癒し系の少女らしい可愛いさが人気だった彼女が、かわいいから卒業すると言い放つ姿に思わず「かっこいい・・・」と思った人も多いはず。『私はかわいいから』と宣言しているように聞こえる等のブーイングはさておき、男性から人気の宮崎あおいさんがキャラチェンジをしたことで、これからはかわいいから卒業した強いカッコイイ女性を求める声が高まってくるかもしれません。では、強さを感じさせる女性へは、どうやったら変われるのでしょうか?CMのイメージをインタビューした中から、そのヒントが見えてきたのでご紹介します。■1.服装はダークでタイト!「宮崎あおいって森ガール的イメージがあったんだけど、今回は黒っぽい服と髪に変えててたから、今までのイメージがガラッと変わった。」(25歳/大学院)某森ガール系のファッションCMに出ていたせいか、それとも女優として優しい女性を演じることが多かったためか、淡いトーンやシンプルな服のイメージがついていましたが、CMでの服はタイトな黒のミニドレス、髪も漆黒、と黒づくし。確かに服装はその人のイメージを作る大事な要因の1つ。かっこいい女性を目指すなら、服装全体のトーンを抑え目にし、少し体のラインが出るようなタイトな服を選びましょう。■2.スモーキーメイクに変える「あんまりメイクしているイメージじゃなかったけど、CMではメイクが濃いよね。ナチュラルメイクの子が好みだったんだけど、大人っぽい濃いメイクもセクシーでいいもんだなーって思い直した。」(22歳/学生)男子はすっぴん風メイクが好き!ナチュラルメイクのほうが男ウケする!それが常識となってきて、自然に可愛く見えるメイク法を研究していた女子は多いでしょう。しかし、強い女性のメイクはナチュラルさよりもセクシーさが売り。茶色をふんだんに使う困り眉、タレ目風メイクとは逆方向の、スモーキーな色を基調として、スっと自然にあがった眉毛に目尻を上にあげたキャットメイクの宮崎あおいさんを参考に、服装だけでなくメイクも変えてみては?■3.髪型を変える「黒髪ってだけでも大人っぽいけど、前髪が無いとイメージが変わる!でも、ぱっつん前髪もかわいかったから複雑。」(20歳/学生)前髪で人の顔のイメージはグンと変わります。美人としてカテゴライズされることの多い仲間由紀恵さん、黒木メイサさん、広末涼子さん、米倉涼子さん、篠原涼子さん・・・皆さんデコ出しですよね。宮崎あおいさんもCMの記者会見では黒髪ロングのデコ出しスタイルで登場しています。茶髪ゆる巻きに飽きてきたなら、この機会に黒髪デコ出しに挑戦すべしです!■4.内面の強さを磨く「『かわいいから卒業する』って言葉に強い決意が現れてる。強い気持ちがあるところが、大人っぽく感じる原因かも。」(27歳/コンサル)見た目も大事ですが、忘れてはいけないのが内面からにじみ出る『強い女性らしさ』。宮崎あおいさんは、海外で行われたCM撮影の際に、英語での日常会話ができず英語の勉強への意欲が湧いたそうです。新しいことにも積極的にチャレンジしていくことが、改めて可愛いだけではなく大人っぽくなっていくためには必要なんだなと気づかされますね!■おわりにいかがでしたでしょうか?似たような服装・髪型の女子が増えていると感じている男子が多いようです。かわいさを追求した結果かもしれませんが、個性がなくてもったいないですよね。皆さんも宮崎あおいさんに習って、強くてかっこいい女性を目指しませんか?(松宮詩織/ハウコレ)
2014年05月11日宮崎あおいは役作りをしない。撮影の前日に脚本の翌日のシーンに目を通して、セリフを覚えるが、内面を作りこむことはしない。「答えは現場にあるから。相手の役者さんと向き合った時に生まれるものを一番大事にしたい」。この先の未来のビジョンや演じてみたい役柄のことなど考えない。現在28歳。来年の秋で30歳を迎えるのを前に「これからやりたいこと」や「目標」を聞かれることも多くなったが彼女の答えは変わらない。「29歳も30歳もただの数字。いまが一番楽しいし、これからも常に『いまが一番楽しい』と思いながら生活できればいい」。「いま」の積み重ねで、道ができる。時に初めての経験や新たな発見が加わる。映画『神様のカルテ2』は彼女にとって初めての続編作品。それはこれまでにない新たな喜びを彼女にもたらすことになった。「本屋大賞」にもノミネートされた夏川草介の人気小説を原作に、地方の病院で末期がん患者と向き合う医師の姿を描いた『神様のカルテ』が公開されたのは2011年。宮崎さんは主演の櫻井翔(嵐)が演じる主人公・栗原一止の妻でカメラマンの榛名(はるな)を演じた。榛名の妊娠が分かったところで終わりを告げた前作に続く本作。榛名は「家庭か?それとも仕事か?」という正解のない問いに直面する一止、そしてお腹の中の新たな命と共に優しく、強く歩みを進めていく。冒頭でも書いたように、役作りをしなかったのは本作でも同じ。とはいえ、この榛名というキャラクターは、宮崎さんにとって普段と少しだけ異なる、特別なプロセスを経て生み出された役柄と言える。「前作の撮影前、決定稿をいただいた段階で、深川(栄洋)監督とじっくりとハルさんについて話す機会をいただいたんです。最初の準備稿のハルさんがすごく好きだったんですが、さらに掘り下げていただいた結果、決定稿で逆に自分の中で疑問に感じる部分が出てきたんです。それを深川監督にぶつけたんですが、(そのようなことは)私にとっては初めての経験で、すごく緊張もしました(笑)。でも、おかげで監督とハルさんを共有できたと思います。だからこそ今回の続編でも、ほとんど監督と話すこともなかったですし、『新しい何かをやらなきゃ』という意識もなく、現場に入って自然に素直な気持ちでハルさんになれました」。榛名を演じる楽しさは?そう尋ねると子どものようなイタズラっぽい笑みと共にこんな答えが返ってきた。「ハルさんは一止さんにも常に敬語で話すんですけど、それがすごく楽しいです。『アイデン&ティティ』(’03/田口トモロヲ監督)で麻生久美子ちゃんが演じる女の子が、敬語で話すのがすごくかわいくて(笑)。恋人に対してもちょっぴり上から目線で(モノマネして)『キミはさ…』みたいな感じで話すのをなんてかわいいんだろう!っていち観客として見てたんで、敬語でセリフを言えるのが素直に嬉しかったです」。本作での一止と榛名の関係で、印象的なシーンがある。短い場面だが、思い悩む一止を榛名が何を尋ねるでもなく抱きしめる。榛名の一止への思いがあふれ出るような、しっとりと静かで、しかし強い印象を残すシーンとなっている。「あの現場は和室で、ハルさんは着物だったので、最初は“女将さん”みたいに見えるんじゃないかな?って不安だったんです(笑)。照明もすごく暗くて、櫻井くんの顔も見えないくらいで、出来上がりを見ても『こんな暗かったんだ!』と驚きました。顔を見ただけで何かがあったと察して、言葉ではない部分で包み込んであげられる――もうすぐ“母”になるハルさんの母性が出たシーンという感じではないかと思っています。お母さんは何でもお見通しというところあるじゃないですか。楽しいこともつらいことも、学校から帰ってきたときの顔を見ただけで分かって、何か言うのではなくおいしいご飯を作って元気づける。そんな、言葉ではないもので一止さんを包む母のような強さですね」。本シリーズの榛名然り、今年の日本アカデミー賞「優秀主演女優賞」に輝いた『舟を編む』のヒロイン・香具矢然り、主人公の心に寄り添うヒロイン――決して男性の後ろにつき従うだけではない、己をしっかりと持ち、もしかしたら時に異なる方向を見据えて歩いてるかもしれないが、心で繋がり合い、互いに背中や歩みを見て成長する――ここ数年、そんな女性を演じることが多い。「年齢というのもあると思いますね。妻を演じられる年齢になって、たまたまですがそういうお話をいただく機会が多い時期なんだなと。でも私自身、そういう女性はすごく気持ちよく、カッコいいと思うので、女性として惹かれている部分はありますね」。今回は妊婦だったが、母親を演じることも珍しくない。「子役の子がいて、自分がこの子の母だと思うと母親を疑似体験しているようで楽しいです(笑)。年齢を重ねていくのは楽しいことだと思ってるので」と優しい笑みを浮かべる。年齢を重ねる中で女優という仕事に対する考えが確実に変わってきているのも感じている。「以前は取材で女優という仕事の楽しさを尋ねられて『違う人間になって思いもよらない感情になる瞬間があって楽しい』というようなことを言ってた気がしますが、いまはそれを聞かれてもうまく答えられないかもしれないです。もちろん、お芝居をするのは楽しいです。緊張はするけどストレスや苦労はないんです(笑)。ただ、それよりもいまは、監督さんやスタッフのみなさんと一緒に仕事ができるということに楽しさを覚えるかな?現場にいて、みんなでものを作っていく過程――その中で自分はたまたま俳優部のパートにいるという感覚――が楽しいなと思います」。改めて、今回の、初めての続編という経験をこう語る。「やってみて『続編て嬉しい!』と思いました。参加する前は『難しい』という感覚だったんです。お客さんも前作と比べて見るものだろうし。でも同じスタッフ、共演者の方と一緒にまた作品を作れるというのがこんなに楽しいことだったのかと初めて知りました。これから別の作品で続編が製作されてるのを見たら『うらやましい』と感じると思います」。最後にひとつ。いつの頃からか、記者会見や舞台挨拶で、撮影現場での宮崎さんの様子について尋ねられると、本人からも共演者からも「編み物をしていた」という言葉が聞かれるようになった。実は今回の映画で、榛名が編んでいる編み物は実際に宮崎さんが編んだものが使用されている。編み物の楽しさについての答えは、これまで答えてくれた映画や女優という仕事についての“哲学”と重なるものがある。「映画を作るのと同じで、編み物はコツコツ積み重ねていくことで必ず形になっていくんです。その過程が楽しいです。よく『ストレス解消ですか?』って聞かれるけど、ストレス自体ないので、ただ楽しいから編んでます(笑)。年中、編むようになったのは朝ドラ(『純情きらり』)の頃なので19歳くらいからですね。現場でなんとなく編んでて、最初はマフラーとかでしたが、意外と作っても使わないし重い(苦笑)。それで、実用的な小物入れをいろんな大きさで作るようになりました。人にプレゼントすることも多くて、その人に合わせた毛糸や柄を選んで編んだりしてます」。静かに、ゆっくりと彼女はいまを紡ぎ出していく。※「宮崎あおい」の「崎」は正確には異字体/「大」の部分が「立」(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:神様のカルテ2 2014年、全国東宝系にて公開
2014年03月20日三浦しをん氏のベストセラーを映画化した『舟を編む』が13日、全国で封切られ、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで主演の松田龍平をはじめ、共演する宮崎あおい、オダギリジョー、黒木華、伊佐山ひろ子、小林薫、メガホンを執った石井裕也監督が初日舞台あいさつを行った。その他の写真映画は松田演じる言葉への熱い思いを秘める主人公・馬締(まじめ)をはじめ、個性的な面々が15年もの歳月を費やして、新たな辞書「大渡海」の完成を目指す姿を描き出す。あいさつに立った松田は「初日に足を運んでいただき、感謝の“言葉”しかないです。すごくうれしいです」と感激した様子。「観れば観るほど、味が出る映画」だと本作をアピールした。言葉がテーマの本作にちなみ、松田は「楽しむ」を好きな言葉に挙げ、「僕は結構、緊張しがちな性格なので、何でも楽しくやりたいなと。今日は映画を観てくれた方との舞台あいさつなので、楽しいです」。一方、馬締が一目ぼれする板前・香具矢を演じた宮崎は「“おもてなし”という言葉が好きですね。やり過ぎるのもいけないし、バランスが難しいので、その分楽しいです」と板前という役柄にぴったりの言葉をチョイスしていた。また、オダギリは「今日はジャッキー・チェンさんの映画( 『ライジング・ドラゴン』)も公開されるというのに、こちらを選んでいただき、ありがとうございます」と冗談まじりにあいさつし、松田と宮崎も思わず苦笑。個性豊かなキャストがそろった現場を、石井監督は「皆さん個性的な役者さんで、言い方を変えれば“変わっている”。でも変わっているからこそ魅力的だし、瞬間的に皆さんの演技が同じ方向に向かう瞬間が、そばにいる監督として楽しかった」と振り返っていた。『舟を編む』公開中
2013年04月15日名古屋臨海高速鉄道のあおなみ線は12月22日、クリスマスの時期に初めてとなる「クリスマストレイン」を名古屋から金城ふ頭まで運行する。臨時列車「クリスマストレイン」は、12月22日に名古屋駅を14時10分に出発、14時32分に金城ふ頭駅に到着後、約1時間、クリスマス特別イベントを実施する。その後、金城ふ頭駅を15時39分に出発し、名古屋駅に16時1分に到着となる。イベント列車には、「OS☆Uあおなみ線隊24」のメンバーが同乗。車内や金城ふ頭駅において、サイン会やミニライブ、クリスマスプレゼント等を行う。なお、イベント列車の乗車は号車指定となり、指定された号車内であれば座席は自由とのこと。乗車定員は120名。乗車券販売期間は12月22日13時まで。ただし、定員に達した時点で終了となる。価格は大人1,000円、小人500円。乗車券はあおなみ線名古屋駅で販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日2012年12月12日(水)が、チョコレート菓子「ダース」にちなんだ“12”並びの100年に1度の「ダースの日」。この記念すべき日に先駆け、女優の宮崎あおいが12月5日(水)、青山ダイヤモンドホールにて「HAPPY DARS DAY!!」発表会と題し、今年あった「いいこと、12コ。」を報告した。1993年に発売されたチョコレート菓子「ダース」は、今年で誕生19年目、来年には20年の節目を迎える森永製菓のロングランヒット商品だ。粒チョコタイプで手軽に食べられるということもあって、女性を中心に長年愛され続けてきた。3年前から「ダース」のCMでイメージキャラクターを務める宮崎さんが、この日のイベントでもゲストとして登壇。この日のファッションは、ミルクチョコレート・カラーのワンピースに、「ダース」をイメージしたという赤いマニュキュア&ネックレスで登場し、かわいらしい衣装に笑顔を見せた。「ダース」のキャッチコピーでもある「いいこと、12コ。」だが、宮崎さんの今年あった“いいこと”は、自身が語る通り「小さな幸せの積み重ね」だったのだとか。先日、誕生日を迎えたとあって「27歳になりました」や、「長野にた沢山行きました」と現在放送中のドラマ「ゴーイング・マイ・ホーム」での撮影でお気に入りの場所となった長野での思い出を挙げた。しかし、一方で、「イカの塩辛が美味しく作れた」や白子が好きだからと「冬がやって来た」を挙げるなど、意外な“オヤジ”の一面も披露し、報道陣を沸かせていた。それでも、「やっぱり女の子にはチョコレートですね。いつも元気をもらえます。冬はあったまるので、チョコレート・フォンデュなんかもいいなぁ」と甘いチョコレートに思いを馳せ、とろけるような笑みを浮かべていた。そんな宮崎さんは今後、向井理と共演の『きいろいゾウ』(2013年2月2日)、松田龍平主演の『舟を編む』、忽那汐里や安藤サクラらと共演する『ペタル ダンス』(2013年4月20日)の公開を控えている。■関連作品:ペタルダンス 2013年春、渋谷シネクイントほか全国にて公開舟を編む 2013年4月13日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2013「舟を編む」製作委員会きいろいゾウ 2013年2月2日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013西加奈子・小学館/「きいろいゾウ」製作委員会
2012年12月05日名古屋市は2013年2月16日・17日の2日間、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「SLあおなみ号」の、実験走行の試乗希望者を募集している。同市内をSLが走るのは、27年ぶりとなる。今回の走行は、あおなみ線の利用促進と全国への名古屋の情報発信を目的としたもの。「SLあおなみ号」の車両編成は、蒸気機関車(C56)+客車(12系)3両+ディーゼル機関車(DE10)となる。走行区間は、あおなみ線名古屋駅を出発し、名古屋貨物ターミナル駅で折り返し、再び名古屋駅へ戻る約1時間30分のルート。区間の一部は、普段は旅客列車が走ることのない貨物線を走行する。折り返し地点の名古屋貨物ターミナル駅では、SLから下車し、SLの写真撮影をすることが可能。2月16日、17日の2日間で、1日3便ずつ計6便運行。運行スケジュールは各日共通で、 1号が名古屋駅9時50分発/11時18分着、2号が名古屋駅11時37分発/13時3分着、3号が名古屋駅13時22分発/14時48分着。募集人数は、各便200名の計1,200名。試乗料金は大人500円。小学生以下は無料となる。SL試乗券は、往復はがきによる抽選となる。締め切りは12月25日まで(消印有効)。その他、応募方法の詳細は名古屋市Webページにて確認を。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月05日女優の宮崎あおい(27)が5日、都内で行われた森永製菓『HAPPY DARS DAY!!』発表会に出席した。同イベントは2012年12月12日と12が3つ並んだ100年に一度の『ダースの日』に先駆け開催。宮崎は今年あった「いいこと、12コ。」を発表し「なかなか正直、浮かばなかった。いろいろ挙げてみると小さなハッピーがいっぱいあってとても幸せな1年でした」と満足げに振り返った。【写真】「とても幸せな一年」 宮崎あおいのキュートな全身ショットそのなかで宮崎はドラマの撮影で「長野にたくさんいきました」と挙げ、撮影中は「役ではお母さんの疑似体験をさせていただいて楽しかった」という。「小学校1年生くらいの息子がいる設定でかわいいんですけど人として大事なこと、怒ったりもしなくちゃいけなくて。本当のお母さんじゃないから難しいんですけど、お母さんって大変だな」と感じたという。他には「イカの塩辛が美味しく作れた」「手作りの作品が増えた」などを紹介し“手作り”に夢中になっている様子。手作り作品は編み物や絵を描くことが多いといい「現場にいると待つ時間が長かったりするから一人でいることが得意になってきました。人にあげて喜んで使ってくれると何よりも幸せです」と笑顔をみせていた。
2012年12月05日公開中の映画『天地明察』のヒットを受けての御礼舞台挨拶が10月1日(月)、都内劇場で行われ、主演の岡田准一(V6)に宮崎あおい、滝田洋二郎監督が登壇した。本屋大賞を受賞した冲方丁の同名ベストセラー小説を映画化した本作。江戸時代に全国を歩き回り得意の算術を駆使し、日本独自の暦を作り上げた安井算哲と彼を支えた妻や仲間たちの姿を描く。映画の公開後もこうして満員の劇場で舞台挨拶を行なえることに、岡田さんも宮崎さんは喜びもひとしおの様子。複数回劇場に足を運んだという観客も多く、岡田さんが「3回以上観た人?」、「4回以上」と尋ねていくと、最高で9回鑑賞したという人も!岡田さんは「チャンピオンです!」と感嘆しつつ、「映画の中には実は、監督が『(画家の)フェルメールのようなワンカットを撮りたい』と言って撮られたシーンがありまして。それがどこか探して、光の加減などを楽しんでいただけたら」とさらにもう1回、劇場に足を運ぶようにと満員の客席に向かってお願いした。この日は、公式サイトで投票された観客のお気に入りにシーンベスト3を発表。3位には宮崎さん演じる算哲の妻・えんが、算哲に「天地明察でございます」と言うシーン、2位には算哲と中井貴一演じる水戸光圀が対峙するシーンがランクインしたが、岡田さんはいずれのシーンも「暑かった」と述懐。前者のシーンでは「コールドスプレーを頭にかけて臨んだ」と明かし、後者のシーンでは「スタジオで50度くらいあったんですが、中井さんは汗ひとつかかずにやっていらっしゃいました」と改めて偉大なる先輩俳優のすごさを語る。監督も「算哲が最後の勝負に挑むために命を賭けてブチ切れるシーンですが、撮ってて楽しかったです」と白熱のシーンをふり返った。そして1位に選ばれたのは、算哲とえんが祝言に際し、互いに「私より先に死なないでください」と言うシーン。岡田さんも宮崎さんも「小ネタ、小ネタ…」と集まった観客のために撮影中のエピソードを必死で探すも見つからず…。それでも岡田さんは「懐かしいな」と嬉しそうにポツリ。宮崎さんはこのセリフが映画のエンディングで大きな意味を持つことに触れ、「大事なシーンだし素敵なシーンになったと思います」と笑顔を見せた。また劇中の暦が2日ずれるというエピソードにちなんで、この日は辛口の占いで人気の占い師・魚ちゃんが、もしも岡田さんや宮崎さんの誕生日が2日ずれていたら?という設定で運命を占った。宮崎さんはもしも11月30日ではなく11月28日生まれだったら「やる気が多すぎて口が達者になっており、芸人に向いていた」と判定され、「面白くなれるならいいかも」とコメント。岡田さんはもしも11月18日ではなく11月16日生まれだったら「真面目な方で、なぜ自分は上手くいかないのかを周りの人に相談し、周りにとっては迷惑なタイプ」とのこと。ちなみに2日ずれた11月16日は、実はこの日の司会を務めた映画コメンテーターのLiLiCoの誕生日だそうで、思わぬ結果に微妙な表情を見せていた。最後にマイクを握った岡田さんは「本当に生きていた人物、自分のためでなく人々のために改暦を行なう人物を演じられるというのは幸せな時間でした。みなさんの胸に残る日本映画になっていることを願っています」と語りかけ劇場は温かい拍手に包まれた。『天地明察』は全国にて公開中。■関連作品:天地明察 2012年9月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012「天地明察」製作委員会
2012年10月01日いつも笑顔で、淑やかで、それでいて芯のある女性。『天地明察』で宮﨑あおいが演じた“村瀬えん”は、そんな、女性がお手本にしたくなる女性としてスクリーンの中に居る。「最初に台本を読んだときに、とても気持ちのいい女性だと思ったんですよね。そのファーストインプレッションを大切にしたいと思いました」と語る宮﨑さんの、その口調もその表情も気持ちよく、女優・宮﨑あおいがもともと持っている気持ちのいい人柄に、えんという役が引き寄せられたのではないか…と想像してしまう。どんなキャラクターであっても自然とそこに自分を重ね合わせ、まるで自分の一部であるかのように芝居に変えていく、その演技力。宮﨑あおいは本当にすごい女優だ。そのすごさはどうやって生まれているのか──。人に、芝居に、寄り添うこと「これを大事にしようとか、こう演じようとか、現場に入る前に役を作り込むことは少ないんですよね。今回もそうなんですけど…、台本から感じた気持ちよさ、それから、はっきりした女性でもあると思ったので、その潔い感じは頭にありました」と、撮影前の自分自身をふり返る。どの作品においても、どの役においても、ガッチリ役を作り込んで挑むというよりも、現場で求められているものに寄り添い、その場で引き出しを選びながら開けていく作業、それが彼女にとっての演技のようだ。今回の寄り添う先は、もちろん、えんの夫となる人、主人公である安井算哲(岡田准一)。将軍に囲碁を教える名家の息子にして天文学者としてその名を歴史に刻む、生涯にわたって星を追い続けた男だ。「相手が算哲さんだから成り立っているというか、こういう女性だから算哲さんが成り立つというか…。普通は男性が女性を引っぱってくれることの方が多い気がするんです。でも、えんさんという女性はある意味男らしくて、気持ちのいいさっぱりとした人。だからこそ算哲さんも家の心配をすることなく、自分の好きなことに夢中になれた気がするんですよね。ウジウジしない、白黒はっきりしている、そういうところも素敵です。私自身も割りと男っぽい性格ではあるんですけど、えんさんほどではないですね」と、柔らかな笑みを浮かべながらも、まとっているオーラは凜としている。そして、命をかけて新しい暦を作ろうとした算哲に、愛しい眼差しを向ける。「算哲さんは、一つのことに夢中になると周りが見えなくなる人。それによって迷惑をかけるのはダメだけれど、彼の場合は周りがサポートしたくなるというか、こいつがこれをやるなら自分はこれで力になってやろう!という人がたくさんいるんです。それは算哲さんの人徳であり、人間として魅力があるからであって。すごく愛される人だなと思います」。もう一人、「いつもニコニコしていて、(心の)大きな方ですね」と顔をほころばせるその相手は、滝田洋二郎監督。監督の代表作である『おくりびと』が大好きだそうで、「ご一緒できて嬉しかったです。セットで撮影のときは、監督も着物姿なんですよ。それがまたカッコよくて!」と自然と声が弾む。きっと撮影現場も和やかだったのでは…と察しがつくが、初の滝田組の感想は?「私が撮影に参加したのは後半で、2週間ちょっとの短い期間でした。すでに出来上がった現場に入ることが少し不安でもあったんですが、主役の岡田くんが入りやすい現場にしてくれていて。『やっとえんさんが来てくれた!』と、みなさんに温かく迎えてもらって、嬉しかったですね。前半の撮影には過酷なシーンもたくさんあって…出来上がった映画を観たとき、みんなこんなに大変な撮影をしていたんだと、びっくりしました」。宮﨑さんが驚いたというのは、算哲らが北極出地を命じられ、北極星観測で日本を横断する旅の部分。ちなみに、彼女が気に入っているのも北極出地のシーン。滝田監督らしさが出ている微笑ましいシーンだ。「歩幅を数えながら歩いているところで、算哲さんが、『あー!分からなくなってしまった!』って戻る、その引きの画がちょっとコミカルで気に入っています。『おくりびと』もそうですけど、滝田さんの作品にはクスッとした笑いがあって、それがたまらく好きなんですよね」と嬉しそうに語る。「つながる」瞬間星、天体観測、暦というテーマゆえ難しそう…と思われがちではあるが、「なるほど!」とすんなりと理解できる面白さが『天地明察』にはある。また、宮﨑さんが引き込まれたのは、算哲というひとりの天文学者がいろいろな人に支えられながら成長していく、その姿。「人は1人では生きていけないし、いろんな人の支えがあって生きているんだな、というのを算哲さんを見て改めて感じることができました。いい人で、ちょっと抜けているところもあって、それも含めて愛されるキャラクターなんですよね。観終わったときに純粋に面白い映画を観れたなと思える、星に興味がない人であっても楽しめる映画だと思います」。そして『陰日向に咲く』に続いて2度目の共演となる岡田さんとのエピソードとして挙げたのは、算哲とえんが心を通わせるシーンだった。「前回ご一緒したときは、共演シーンの数がそれほど多くなかったので、あまり話す機会はなかったんです。今回、相手役として共演させてもらって見えてきたのは、いろんなことを考えている方だなということでした。芝居に関して、役について…とにかくいろいろ考えている人。例えば、算哲さんがえんに会った瞬間、彼女に想いを抱いたことが明確に分かるシーンがあるんですが、えんさんの場合はそれがなかった。けれど、岡田くんの中では、このシーンがえんさんのポイントになるシーンじゃないか、と考えていて。そういう話を現場で聞けたことが、えんさんを演じる上でものすごくありがたかったんです」。それは、2人で月を見ながら話をしているシーン。互いの想いが通じ合う、2人の絆が生まれるスタート地点でもあり、最後に宮﨑さんは“人とのつながり”を感じる瞬間について──「本当につながっている人とは、ずっと会っていなくてもつながりを感じられると思うんですよね。友達でも家族でもそうですけど、1~2年ぶりに会ったとしても、会った瞬間に時間がスッと戻るというか。そういうときに強いつながりを感じます」と気持ちのいい笑顔で言葉を結んだ。結局、宮﨑あおいのすごさはどこから来るのか、つかめそうでつかめなく…。そんなそこはかとない魅力が彼女のすごさでもあり、だからこそ人はまた宮﨑あおいの気持ちのいい演技を観たくなってしまうのだろう。(photo:Toru Hiraiwa/text:Rie Shintani)■関連作品:天地明察 2012年9月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012「天地明察」製作委員会
2012年09月10日2012年の本屋大賞を受賞した三浦しをんの小説『舟を編む』が松田龍平、宮崎あおい出演で映画化され、来年の4月13日(土)に公開されることが決定した。その他の情報『舟を編む』は、ある出版社を舞台に、ベテラン編集者、老学者、辞書に興味を持ち始めたチャラ男ら様々な人々が辞書の編集に励む姿を描いた物語。小説はすでに発行50万部を突破。『川の底からこんにちは』の石井裕也監督がメガホンを執り、このほど映画化される。社内では変人扱いされているが、人とは異なる視点で言葉を扱う才能をもつ編集部員・馬締光也を演じる松田は「辞書を作ることで、言葉と人と向き合って成長していく役が今から楽しみです」と言い、馬締の下宿の大家さんの孫娘で、板前の卵として修行に励む女性・林香具矢を演じる宮崎は「初めての石井組ですが、二度目三度目のスタッフ・キャストの方が多いので、とても楽しみにしています。石井監督のもとで香具矢という大人の女性をきちんと生きることが出来るように頑張ります」と意気込みを語っている。また石井監督は「十五年の歳月をかけて二十数万語が収録された一冊の辞書を作り上げる。小説を読んで、この途方もない作業に敢然と立ち向かっていく人間達の姿に感動しました。一つの仕事をやり遂げるために人生を賭けるとはどういうことなのか。答えは永久に見つからないかもしれませんが、悩みながら、考えながら、映画を作っていこうと思っています」とコメントしている。撮影は今月下旬から開始され、今年末に完成。来年4月13日(土)より松竹とアスミック・エースの配給で全国公開される。『舟を編む』2013年4月13日(土)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年07月13日『ソラニン』を始め、昨年公開された『神様のカルテ』や『ツレがうつになりまして。』など、映画女優として数多くの作品に出演してきた宮崎あおいが、このほど10年ぶりとなる民放地上波の連続ドラマに出演することが明らかとなった。脚本・演出を手がけるのは、世界で名を馳せる人間ドラマの名手・是枝裕和監督。全話オリジナル書き下ろしによるドラマが関西テレビ・フジテレビ系にて10月より放送スタートする。2004年の『誰も知らない』で世界のカンヌを賑わせ、その後も『空気人形』(’09)、『奇跡』(’11)など市井の人々の悲喜こもごもを、時に冷酷なまでに生々しく、そして温かく描いてきた是枝監督。本作は40代サラリーマンを取り巻く、クスッと笑えて心温まる“ちょっと不思議なホームドラマ”になるという。その特筆すべきは、連続ドラマとしては異例とも言える豪華俳優陣の出演!主演には『歩いても 歩いても』、『奇跡』に続き是枝監督とタッグを組む阿部寛、その妻役に山口智子、さらにYOU、新井浩文、バカリズム、吉行和子、西田敏行と是枝作品でおなじみの顔ぶれを始め、錚々たる個性派メンバーが是枝監督のもとに集った。また、初の是枝作品出演となる宮崎さんの役どころは、初共演でもある阿部さん扮するアラフォー・サラリーマンとあるきっかけで出会う“謎の美女”。正体も登場の仕方も謎のままだが、主人公が探ってゆく物語のカギを握るキーパーソンとなるようだ。このオファーを受け「監督の作品の中の人たちはとても生き生きとしていてステキだな、と思いながらいつも作品を観ていました。その是枝監督がドラマを撮られるということに、とても興味を持ちました。久しぶりのドラマで私自身もいまからワクワクしています!」と気合十分の宮崎さん。本作のプロデューサー曰く「都会の雑踏には決していなさそうな、透明感と凛とした美しさと強さを併せ持つ女性」というイメージにぴったりということで、今回白羽の矢が立ったという。今後も出演映画では、岡田准一共演の『天地明察』や忽那汐里&安藤サクラ共演の『ペタルダンス』、向井理と夫婦役で出演する『きいろいゾウ』など公開作が続々と控えているが、久しぶりのドラマ作品でどんな演技を見せてくれるのか?現時点でタイトルは未定であり、謎多き話題作として今後さらに注目を集めそうだ。本作は10月、関西テレビ・フジテレビ系にて毎週火曜日22:00~放送開始予定。■関連作品:きいろいゾウ 2013年、新宿ピカデリーほか全国にて公開天地明察 2012年9月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012「天地明察」製作委員会ペタルダンス 2013年春、渋谷シネクイントほか全国にて公開
2012年07月10日宮崎あおい&大沢たかおが相合傘で登場!大沢の“パパ”ぶりに絶賛『時をかける少女』、『サマーウォーズ』の細田守監督の最新アニメーション『おおかみこどもの雨と雪』のジャパン・プレミアが6月18日(月)に都内で開催。細田監督を始め、声優を務めた宮崎あおい、大沢たかお、黒木華、西井幸人、大野百花、加部亜門が舞台挨拶に登壇した。細田監督のオリジナル脚本による本作。“おおかみおとこ”の彼(大沢さん)と恋に落ち、彼との間に“おおかみこども”の雪と雨を生んだ人間の女性・花(宮崎さん)。おおかみおとことの死別という悲しみを経ながらも、母として雪と雨をたくましく育てていく彼女の成長を優しく描き出す。“雨”と“雪”にちなんで、この日は屋内のホールに雨と雪を降らせるという斬新かつ大がかりな演出でスタート。宮崎さんと大沢さん、黒木さんと西井さん、百花ちゃんと亜門くんがそれぞれ相合傘で登場すると客席は拍手と歓声に包まれた。宮崎さんは本作への参加にあたり「まず私自身がこの作品を観てみたいという気持ちでした」と語り、出演の喜びと手応えを口にした。細田監督は、宮崎さんと大沢さんの役柄を「非常に難しい役柄」と語るが、2人の起用について「長い時間を描く映画ですが、お芝居で(花の)成長を表していただきたくて、あおいさんしかいないと決めてお願いしました。大沢さんは、(おおかみおとこが)大きな人間性と器で花を包む役なので、大きな優しさ、愛を表現してくださる方としてお願いしました」と明かす。ちなみに声優だけでなく実写も含め、宮崎さんと大沢さんは本作が初共演。特に本作はアフレコをひとりずつ行うのではなく、声優陣が顔を揃えて収録が行われた。宮崎さんは改めて大沢さんとの共演について「大きくて優しい方でした」と述懐。大沢さんは自身の収録がないときもスタジオに顔を出していたそうで「見守ってくれて心強かったです」と笑顔でふり返った。成長した少女期の雪の声を演じた黒木さんも、大沢さんの存在に助けられたそう。「初めての声優で緊張してましたが、大沢さんが『大丈夫だよ』と言ってくださって『大沢さんが言うんだから大丈夫だ』と思えました」と微笑んだ。同じく少年期の雨を演じた西井さんも「お母さんみたいに見守ってくれました」と、大沢さんと宮崎さんへの感謝を口にした。幼年期の雪を演じた百花ちゃんは「小さい頃の雪は“ケモノ率”が高いので、監督とお話ししておおかみらしい声でやりました」とニッコリ。同じく雨を演じた亜門くんは「監督に初めて会ったとき、オーラを感じました。『サマーウォーズ』は何度も観させていただいて、すごくいい監督さんだなと思ってました」と、9歳とは思えない堂々とした挨拶で会場を沸かせた。2人とも、収録時には大沢さんにたくさん遊んでもらったそう。「大沢さんが宝の地図を書いて隠すという遊びで、宝は大沢さんが買ってきてくれたお菓子でした」(百花ちゃん)、「お菓子がどんどんグレードアップしていきました。本当にいい人だなと思いました(笑)」とすっかり“お父さん”になついた様子を見せた。大沢さんは「暇だったので」と少し照れくさそうに笑いつつ、「でも、2人とも現場に入ると集中して、ビックりするほどうまかったです」と目を細めた。また、細田監督は改めて宮崎さんについて「ほぼ出ずっぱりで休みがほとんどなかった。そんな中でも集中力が高くて驚きました」と称賛を送った。宮崎さんは劇中で大学生の頃と、結婚後、出産後とそれぞれ異なる人生のステージでの花を表現している。特に母親としての声をどう演じるかについては収録前に悩んだ部分だったそうだが「監督から『自然の流れの中で成長していくので、お母さんを役割として演じないでいい』と言われ、それがヒントになりました」と明かした。なお、本作はすでに34の国と地域での配給が決定しており、来週6月25日(月)にはパリにてワールドプレミアも開催。細田監督と宮崎さんがフランスに渡り出席する予定となっている。宮崎さんは「違う国で観ていただけるのは素直に嬉しい。みなさんの反応が楽しみです」と期待を語る。細田監督も「国内での公開を前に海外で試写などが行われるのは珍しいこと」と喜びを露わにし、「このチャンスに、フランスのみなさんに感じてもらいたい」と意気込みを語った。『おおかみこどもの雨と雪』は7月21日(土)より公開。■関連作品:おおかみこどもの雨と雪 2012年7月21日より全国にて公開© 2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
2012年06月18日「一瞬でお料理上手になる」!魔法のレシピ雑誌やテレビメディアなど、多方面で今や人気沸騰中となっている、インナービューティープランナーで、管理栄養士の木下あおい。彼女が26日、東京、日比谷図書文化館で「一瞬でお料理上手になるごはんの魔法」(中経出版)の出版記念イベントをおこなった。身体のなかから美しくなることのできる美容食を、手軽に、美味しく毎日の食卓にとり入れてほしいと、情報発信を続けている彼女。「女子ご飯パワーで世界をハッピーにしていきたい」という。きらきら女子会イベントも大好評イベントでは、書籍購入者の女性限定40人を対象に、“きらきら女子会”としてトークショーを開催。体の内側を美人にする極意や、料理が苦手でも好きになれる方法などを紹介し、参加した女性らは真剣に耳を傾けた。オーガニック主体のお料理女子会「きらきら女子会」も運営している木下。このほかにも多方面で、美容にも良いオリジナルレシピの提案を行っている。この本を参考にすれば、料理が得意になれるだけでなく、お肌もプルプルの美人になれるとか。お料理大好き派も、ちょっと苦手という人も、食べてキレイを目指すなら、彼女のレシピを一度参考にしてみては。元の記事を読む
2012年05月28日宮﨑あおい×向井理主演で、ベストセラー作家・西加奈子の「きいろいゾウ」が実写映画化!メガホンを取るのは、『余命一ヶ月の花嫁』『雷桜』『軽蔑』など男女の愛の様々な形、心の機微を見つめ続けてきた廣木隆一監督。本作で初共演となる宮崎あおい、向井理にそれぞれお互いの印象をインタビューした。<宮崎あおいコメント>2回ほどお会いしたことがあったのですが、その時の印象でいうと……話にくい人なのかなと、ちょっと思っていました(笑)。でも、始まってみたらそのときのイメージとは全然違ったので安心しました。話しやすい方ですし、すごくいい意味で、普通だったんです(笑)。それがとても安心しましたし、ツマとムコを一緒に作っていくなかで、きちんとふたりの関係性を作り上げることができるなあと思いました。<向井理コメント>このままの感じの人なのかなという部分と、絶対何か隠し持ってるなと思っていた部分がありました(笑)。ハートの部分で、外見でイメージするだけじゃない人だろうと思っていたので。それは想像どおりで、筋がある方だなという感じがします。小説を読んだときもイメージしていたのですが、実際お会いして顔合わせのときに宮崎さんの髪型が前髪パッツンになっているのを見た時に、『ああ、ツマっぽいな』と思いました。現場では、本当にふたりのシーンが多いので、そこでベースをつくっていかないと周りも巻き込んでいけないので、そこをどうしようかなっていうのは多分お互い考えているんですが…でも考えるよりもやってみるのが一番ですね。一緒につくっていけたらいいなと思います。今をときめく2人の俳優が出演を熱望した『きいろいゾウ』。初共演となるふたりが、切なくも、深い優しさで包み込む夫婦の愛情を魅せていくだろう。作品情報『きいろいゾウ』監督:廣木隆一『ヴァイブレータ』『余命一ヶ月の花嫁』『雷桜』 脚本:黒沢久子『キャタピラー』、片岡翔出演:宮﨑あおい、向井理 他配給:ショウゲート2013年、新宿ピカデリー他全国ロードショー
2012年05月18日西加奈子の小説『きいろいゾウ』が、宮崎あおい、向井理の出演で実写映画化されることがこのほど発表された。『きいろいゾウ』は、片田舎で暮らす売れない小説家のムコ(向井)と、天真爛漫な性格のツマ(宮崎)の夫婦の絆を描く愛の物語。『余命一ヶ月の花嫁』『雷桜』の廣木隆一が監督を務める。宮崎は、「本当に好きな原作だったので、お話をいただけたことがまず何よりも嬉しかったです」と言い、「ツマは、すごく魅力的な人だと思います。自由で、子供みたいなところもあるけれど、なんだか憎めない……本当に自由でいいなと思います。ツマへの思い入れはすごく強いのですが、変にこだわりすぎずにニュートラルな状態で役に向き合えるようにしたいです」とコメント。宮崎と同じく、以前より西氏の小説が好きだったという向井は、「自分がムコをやるにあたって、自分の中で想像していたムコ像があったので、それに近づくというか、実写化して世界観を作り出すというのをどこまで原作のイメージに近づけられるのかなというプレッシャーはありました」と振り返るも、役への思い入れは強いようで「小説を初めて読んだときの印象も“器の大きい人”というイメージが強かったので、それを出すためにはどういうふうにしようかなっていうのを考えましたし、ツマに対する接し方でそういうのが出ればいいなと思います」と語っている。宮崎と向井は初共演だが、撮影を終えた廣木監督は「あおいちゃんと向井くんも元々、原作を好きでいてくれたので、原作の世界観に寄り添って芝居をしてくれましたし、ツマとムコとして心情の揺れもリアルに演じてくれました。二人とも、しっかりと気持ちをつくって芝居に入ってくれたので、演出はすごくやりやすかったです」と手ごたえを感じているようだ。本作はすでに撮影を終了しており、仕上げ作業を経て、2013年に全国公開される。『きいろいゾウ』2013年、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年05月18日「どれだけ会わなくても心の部分でつながっていれば大丈夫なんだって、家族のつながりや血のつながりを考えましたね…」。女優・宮﨑あおいがそんなふうに愛しい視線を注ぐのは、新作映画『わが母の記』。昭和の文豪・井上靖の自伝的小説を、役所広司、樹木希林といった日本映画界を代表する豪華キャストで描いた“家族”の愛、“親子”の絆の物語だ。一昨年の『オカンの嫁入り』、昨年の『神様のカルテ』、『ツレがうつになりまして。』、そして『わが母の記』──家族をテーマにした作品が立て続く彼女にとって『わが母の記』は再度家族の大切さを見つめ直すきっかけとなったに違いない。宮﨑さんが演じるのは、作家・伊上洪作(役所広司)の三女・琴子。写真を撮ることが大好きで後にカメラマンとなる、意志の強い頑固な女性だが「自分と重なるところもあって、分かるなって。共感できないところはほとんどありませんでした」。自分に近い性格だったと明かす。とはいえ、宮﨑さんにとって原田眞人監督の現場は今回が初。緊張もあったはずだ。クランクイン前のリハで「自分の役を100%把握していないと置いて行かれてしまう!」と感じたその不安は、現場でどう変化したのだろうか。「一つのシーンを長回しで何度も撮るんですが、それは(スタッフもキャストも)体力のいること。かつ気の抜けない現場でした。監督は基本的にはとても優しい方なんですが、撮影中は声を荒げることもあって、明日は我が身…と思いながら演じていました」。印象深く残っていることについては、原田監督ならではの細やかな演出を挙げる。「アヒル口は10代まで、と言われました(笑)。あと、後ろに出ていくときや振り向くときには、顎から動かして目は後からついていくようにするなど、そういった細かい指示もありましたね」。撮影時は監督の期待に応えることで精一杯だったそうだが、完成した映画を観て「そういうことだったのか!」と深く納得、原田監督の凄さを再確認したとうなずく。撮影は、原作者・井上靖が家族と共に過ごした東京・世田谷の自宅で行われた(※撮影後、旭川へ移築)。井上氏の面影とも言えるその家の中で、琴子の祖母・八重(樹木希林)、琴子の父とその兄妹、琴子ら三姉妹──三世代にわたる伊上家の面々の人生が描かれる。「たくさんキャストの方がいて、つねにいろいろな所から声が聞こえていて、明るくて楽しい現場でした。私とあこちゃん(菊池亜希子)は、もの静かなタイプで、ミムラさんと南(果歩)さんは場を和ませてくれていました。私がいつもお菓子を持っていたので、今日はコレです!と差し入れをして、お菓子をつまみながらみんなで編み物をしたりということもありました」。そんな控え室の風景からは和やかさが伝わってくるが、映画で描かれる伊上家の根底に横たわるのは和やかさだけではない。八重の老いを通じて明らかになる母と息子のわだかまり、父に対する三姉妹の反発。どの家族も向き合わなければならない問題を、愛をもって提示するのがこの映画の素晴らしさだ。それを代弁する演技派揃いの俳優たちも、もちろん素晴らしい。疑似家族の親子を演じた『ユリイカ』(’01)以来、12年ぶりに役所さんとの共演を果たした宮﨑さんは「役所さんに大人の色気を感じた」と、自分自身の成長を喜ぶかのような言葉を口にする。「10代の子供に大人の男の人の色気は分からないですからね。それを感じられたことが嬉しくて。役所さんの色気は、空気感というか、落ちつきがあるというか、ギラギラ感がないというか、いや…それだと伝わらないかな。とにかく、色っぽいんですよ。(先輩俳優として)一緒にいるとすごく緊張するし、何を話したらいいのかそわそわするんですけど、自分のことを子供の頃から知ってくださっている方なので、落ち着くんですよね」。祖母役の樹木さんからも“女優の凄さ”をひしひしと感じたと言う。「樹木さんの年を重ねていく演技はすごいなと思いました。私は、琴子の中学生から20代を演じましたが、おさげにして前髪も作ってもらうことで気持ちも子供に戻るし、動きも変わってくるんです。意識的に声の出し方や話すスピードは変えていますが、いつも衣裳やメイクに助けられています。けれど、おばあちゃん役となると(見た目では)琴子のように違いを出すことは難しいと思うんです。だからこそ、あれだけの時間経過を表現されていた樹木さんの演技は凄いなと。あの演技を見てしまうと“自分は役者です”と言えなくなるような、それほどの凄さでした」と、尊敬と憧れを伝える。そして、八重の老いを通じて自分と母親とのこれからを考えたと優しくほほ笑む。「今はまだ具体的には考えられない年齢ですけれど、母が楽しいと思える毎日を送ってほしいと思いますね。この映画でも母(八重)の強さや優しさが描かれていますが、お母さんって本当に最強です。いつも見守ってくれていますし、子供に対するアンテナは凄いですよね。疲れていたり悲しいことがあったときになぜかメールが来たり、自分がギリギリ(の精神状態のとき)だと声を聞いただけで泣いてしまったり。私もそういうお母さんになれたらいいなと思います。ただ、友達のお母さんと話しているときに、母親にとっては子供に甘えてもらうのが幸せなんだと聞いたので、今は甘え続けて(笑)、でも支えてあげられる部分も徐々に増やしていけたらいいですね」。そう宮﨑さんが感じたように、この映画を観た誰もが母との過去、母との未来を考えるだろう。家族についても──「兄妹とは、年を重ねれば重ねるほど絆が深まっていく気がします。兄妹にしか分からないつながりもありますし、絶対的な信頼もある。家族や親戚を含めて、血がつながっている人たちがいるという幸せを感じています。だからこの映画のように大家族で一緒に住んでいる感じはすごく羨ましいんです。煩わしいときもあるんでしょうけど、家族がいっぱいいるっていいですよね、家のいろいろな所から声が聞こえてくる感じとかいいですよね…」。撮影当時をふり返りながら自身の母への想い、家族への想いを語る宮﨑さんの表情は終始穏やかで優しさに包まれていた。『わが母の記』は、愛している人へ自分の想いを伝えたくなる、そんな映画であることを彼女の微笑みが物語っていた。(photo:Yoshio Kumagai/text:Rie Shintani)■関連作品:わが母の記 2012年4月28日より全国にて公開© 2012「わが母の記」製作委員会■関連記事:シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第26回)あなたの“理想の母親”女優は誰?樹木希林、認知症の役は「やりたがる役者がいないので私に回ってくる(笑)」理想の“尽くす男”たちを発表!水嶋ヒロ、役所広司ら“侍”型の俳優たちが上位に役所広司、宮崎あおいからの「色気がある」という言葉に大テレシネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第24回)理想の“尽くす男”俳優は?
2012年04月25日アップリカ・チルドレンズプロダクツは、メッシュ範囲が2倍となり高い速乾性・吸汗性を実現した「さらふわ快適汗とりマット」を、4月下旬より全国のベビー用品専門店・百貨店・アップリカ直営店などで発売する。同商品は、チャイルドシートやベビーカー、ハイローベッド&チェアに取り付けて、赤ちゃんの環境を快適・清潔に保つためのマット。使い勝手の良さで支持されている現行品の「汗とりマット」のメッシュ範囲を2倍に拡大し、より高い速乾性・吸汗性を実現、これまで以上に赤ちゃんの環境を快適に保つ。さらに、洗濯機で丸洗いすることも可能となり、手入れがより簡単になった。評価の高い現行品のリバーシブル機能はそのままに、表面は「サークル柄デザイン×やわらかく通気性の良いふわふわしたメッシュ生地」を、裏面は「無地デザイン×肌触りの良いさらさらしたメッシュ生地」を採用した。リバーシブルで使用でき、簡単にイメージチェンジすることが可能となっている。また、「フラディア」、「ベッティーノ フィール」、「ユーロハーネス」など同社のチャイルドシートとの組み合わせで使用した際も、衝撃試験にて安全基準を満たす純正品のため、安心して使うことができるという。カラーはライラックサークルで、表地はポリエステル100%、価格は税込み3,500円となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月12日