おむつは意外と場所を取るもの。また、「おむつの近くに置いていたおしりふきが行方不明になっている」なんてこともママなら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。そんなママに役立つアイテムが、おむつ収納ケースです。そこで今回は、おむつ収納ケースの種類やメリットに加えて、赤ちゃんアイテムをまとめて入れておける収納ケースを10個ご紹介します。おむつ収納ケースの種類とは?おむつ収納ケースといっても、種類はさまざまです。ファブリック生地(布製)やリネン混、プラスチック、バスケットに多いラタンなど素材もそれぞれ異なります。また、ボックスやポーチなど、自宅用か外出用かによってもデザインが異なります。そのため、まずはどのような用途で使用したいのかを考えて、そこから素材やサイズ、デザインなどを絞り込んでみましょう。おむつ収納ケースを生活に取り入れるメリットおむつ収納ケースがあることで、必要な赤ちゃんアイテムが見つからないという問題が起きにくくなります。おむつ・おしりふき・ティッシュ・綿棒・ベビーオイルなどのアイテムをまとめて入れておけますし、置き場所を決めることで同じ場所に戻すクセがつけやすいためです。また、車内ではカバンからおむつを取り出すだけでも手間ですが、カーシートに取りつけられる収納ケースがあればおむつやおしりふきを入れておけるので便利です。シンプルで大容量なおむつ収納ケースおむつ替えの際に必要となるアイテムをまとめておける、収納ケースです。新生児用おむつなら48枚、パンツ型Lサイズなら25枚収納できます。ガーゼなどを入れるポケットがついているほか、おしりふきをそのまま収納できたり、付属の仕切りで小物を整理できたりとママにとってうれしい機能が充実しています。マルチマットつきなのもうれしいポイントです。バスケット型のナチュラルなおむつ収納ケースフタつきバスケット型の収納ケースです。M&Lサイズの2個セットで、カラーはナチュラルとブラウンの2種類から選ぶことができます。サイズ違いなので重ね置きができるほか、どちらもシンプルなのでお部屋に自然となじみます。ライトグレーの内布は麻素材で通気性がよく、清潔感のある印象を与えます。なお、同シリーズはサイズが豊富で、XXSサイズからLLサイズまで幅広く用意されています。配色がかわいいおむつ収納ケースナチュラルな風合いがすてきなストレージボックスです。素材にはリネン混を使用しており、見た目がおしゃれ!あえて見える場所に置くことでインテリアとしても楽しめるほか、おむつはもちろん小物などの収納にも役立ちます。取っ手つきなので持ち運びも楽に行えますし、折りたためるので使わない場合はしまっておけます。カラーはレッド・ブラウン・ネイビー・グレー・グリーンの5色から選ぶことができます。ユニークなデザインのおむつ収納ケースおうち型のデザインがユニークな収納ケースです。見た目がかわいいので、リビングなどに置いていてもインテリアの一部としてお部屋をにぎわせてくれます。Lサイズのおむつが25枚入るほか、両脇にはおしりふきやティッシュボックスをそのまま収納できるポケットつき。また、背面のクリアファイルには綿棒や爪切り、体温計なども収納できます。スタイリッシュなおむつ収納ケースシンプルでスタイリッシュなデザインの収納ケースです。ファブリック生地なので自然とお部屋になじむほか、フタつきなので中身が見えずスッキリとした印象を与えてくれます。生地の裏面には特殊加工が施されているため、しっかりとした質感で丈夫!取っ手つきなので持ち運びも楽々です。側面に《マジックテープ》がついており、複数個を連結できるのもうれしいポイントです。お部屋をかわいく彩るおむつ収納ケース収納アイテムブランド〔スタックストー〕のストレージボックスです。カラーバリエーションが豊富なので、お部屋の印象に合ったものを見つけられます。フタにワンタッチロックがついているほか、フタを開けた状態でキープできます。同シリーズであれば積み上げはもちろん左右にも連結できますし、付属のパーツを使えば固定も可能です。また、安定感を増すサポートプロップにより倒れにくいため、子どものいる家庭でも安心です。かわいいキャラクターが魅力のおむつ収納ケース子どものためを考えた収納ケースです。デザインはシンプルでかわいい!大容量なのに軽く、取っ手がついているので持ち運びも楽々です。新品のおむつも袋ごと収納できるので、生活感をなるべく隠したいという方にもおすすめです。おむつ収納ケースとしてはもちろん、子どものおもちゃ箱としても活用できます。なお、折りたためるので使わないときはコンパクトに収納できます。どこでも持ち運べる、ポーチタイプのおむつ収納ケースちょっとしたお出掛けに重宝するおむつポーチです。制菌・抗菌&デオドラント生地を使用しているので、おむつの気になるにおいを消臭してくれます。ポーチの柄とおそろいのおむつ替えシートつきなのもうれしいポイント!コットン100%で肌触りがよく、裏面は防水性に優れたポリエステル100%です。柄は8種類から選ぶことができます。りんご型がキュートな、ポーチタイプのおむつ収納ケース〔HannaHula〕のおむつポーチです。新生児のおむつなら5枚~8枚、パンツ型なら6枚~7枚ほど収納できるほか、おしりふきやミニタオルなどを収納できるポケットがついています。バックルつきなのでベビーカーに引っ掛けることができ、持ち運びもおしゃれに演出できます。なお、カラーはスタンダードデザインのアップルレッドと、遊び心が感じられるアップルグリーンの2色です。機能性に優れた、ポーチタイプのおむつ収納ケースアニマル柄がかわいいおむつポーチです。Sサイズのおむつが8枚入るほか、おしりふきをそのまま収納できる巾着風のポケットがついています。おしりふきの取り出し口にセットできるフタ、《ビタット》がついているのもうれしいポイントです。付属のフックを使えばカーシートやベッド横などにつるすことができるので、置き場所にも困りません。カラーはネイビーとホワイトの2色です。おむつは収納ケースで見せる時代におむつ収納ケースを活用することで生活感を隠すことができますし、収納ケースの選び方によってはおしゃれなインテリアとして活用できます。また、おむつを卒業した後はおもちゃ箱や小物入れにするなど、アイデア次第で長く愛用できるのです。ご紹介したアイテムをぜひ参考にして、すてきなおむつ収納ケースを探してみてくださいね。生活雑貨のアイデアをもっと見る
2017年11月26日P&Gのおむつブランド「パンパース」は、8月2日(水)に虎ノ門ヒルズフォーラムで「パンパース『肌へのいちばん』やさしさ体験イベント」を開催。イベントには、0歳児と5歳児の2児のママとして子育て奮闘中の小倉優子さんがゲストとして登場した。小倉優子さんもお子さんのおむつにパンパースを愛用イベントには豊倉助産院 代表助産師の豊倉節子先生も登場し、小倉優子さんと子育てやおむつに関するトークを披露した。豊倉先生は赤ちゃんの肌のデリケートさについて、「赤ちゃんは、生まれて一か月くらいは皮がむけて、少しずつ肌が丈夫になっていきます。本当に薄く繊細なので、赤ちゃんの肌はちょっとしたことでかぶれやすかったりと、非常にデリケートです。」と解説した。また小倉さんは、「私は、長男の出産時に口コミでパンパースを知って使い始めました。実際に使ってみると、赤ちゃんの肌は敏感なので、肌にやさしいおむつって大切なんだなと実感して、上の子も下の子もずっと『パンパース』を使わせていただいています。」とパンパースを愛用していることを語った。パンパースの肌へのやさしさを盛り込んだ仕掛け満載の“おむつピタゴラ”を披露イベントでは、パンパース新『肌へのいちばん』シリーズの肌へのやさしさを伝える、日本初の「おむつピタゴラ」が登場。ボールが転がりながらゴールを目指して進む中で、パンパースの肌へのやさしさを支える“ゆるゆるうんちの吸収”“通気性”“吸水性”の3つの仕掛けが披露された。赤ちゃんの一晩分以上のおしっこの量の水を吸収するパンパース独自の「3つのマジック吸収体」、ゆるゆるうんちを素早く吸収する「内側シート」といった肌へのやさしさを伝える仕掛けを見事クリアした後、最後に「最高級の肌へのやさしさ」という文字周りのハートが点灯し、“おむつピタゴラ”は大成功。小倉さんは「こんなに羽毛が舞い上がるんですか?通気性バッチリですね!吸水性もすごい!信じられないくらいサラサラで、押しても水分が手につかないです。ゆるゆるうんちもこんなに早く吸収するんですね!これなら赤ちゃんも不快じゃないですね。赤ちゃんにどれだけやさしいのかがよくわかりました。」と驚きをコメントした。小倉優子さんがおむつ作りの裏側も体験「おむつピタゴラ」でパンパースの肌へのやさしさを実感した小倉さんは、今回特別にパンパース「肌へのいちばん」作りにチャレンジ。おむつ作りの裏側を体験し、「普段は気にせずにパンパースを使っていたのですが、こんなに丁寧に赤ちゃんのことを考えて作られていたんだなと思うと、これからは感謝して使っていきたいと思います。」と語った。また日々育児に頑張っているママたちに対して、「これからもデリケートな赤ちゃんの肌を守るために一緒にパンパースを使っていきましょう!」というメッセージを送った。
2017年08月03日こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。外出先でのおむつ替え、大変ですよね……。私も子どもたちがまだおむつだったころは、外出しても「いつ替えよう」「どこで替えよう」などおむつ替えのことばかり考えていました。そこで今回は、外出先でおむつ替えをするときのコツについて考えます。●子どもが遊びに夢中なときのおむつ替え遊びに夢中なとき、おむつ替えを嫌がるお子さんは多いです。私も経験がありますが、無理やり連れて行くとその後のおむつ替えで大変な目にあうと思います(苦笑)。ここでは、お子さんが遊びに夢中なときにオススメの方法を2つご紹介します。1つ目は“予告”です。楽しく遊んでいるのを急にやめるのは、大人でも難しいことです。ですから、お子さんが楽しく遊んでいるときは、「あと3回終わったら、おむつ替えようね」など、もうすぐおむつ替えの時間であることをあらかじめ予告しておきましょう。ポイントとしては、おむつ替えを予定している時刻ギリギリではなく、少し時間に余裕をもって予告すること です。そうすることで、ママも焦ったりイライラしたりせずに待っていられます。2つ目は“カウント作戦”です。これは、ゲーム(競争)が好きな子には特に有効です。「どのくらいでおむつ替えができるか、数えてみよう!」「家よりも早く替えられるかな?」など、ゲーム感覚で誘うとスムーズにいくことが多いです。私もこのカウント作戦にはずいぶん助けられました。●普段通りを心がける人はいつもと違う状況だと不安を抱きやすいものです。外出先のおむつ交換は、まさに“いつもと違う状況”ですので、ママやお子さんが不安を感じるのも当然です。ですから、ママは「不安があって当たり前」くらいにドンと構え、“普段通り”のおむつ替えを心がけましょう。私も経験がありますが、ママが「急がなきゃ!」「早くしなきゃ!」と思えば思うほど、子どもは動き、物は落ち、悲惨な状況になりがちです……。これは、ママの焦りがお子さんに伝わっている ためかもしれません。ですから、ママができるのは普段通りにおむつ替えをすることです。子どもが動いたときでも、「なんとかなる」と心を落ち着かせ、「大丈夫だよ」「おむつを交換して気持ち良くなろうね」と優しく声をかけましょう。ママが落ち着いて行動していれば、お子さんにも「ここは安心な場所だ」と伝わりやすくなるはずです。そして、おむつ替えが終わったら、「上手にできたね」「動かずじっとしてくれたおかげで、やりやすかったよ」などお子さんのがんばりをたくさん認めましょう。これは、お子さんがずっと泣いていた(嫌がっていた)場合も同じです。私も経験がありますが、子どもに泣かれると周囲の目が気になり、子どもを責めたくなることもあるかもしれません。でも、泣いていたことを厳しく叱りつけるよりも、いつもと違う状況でがんばれた(最後までおむつ替えができた)ことを認める方が、次のおむつ替えへの意欲につながる と思います。心理学でも、“成功体験で終わる”ことによって次の行動が起こりやすくなることがわかっています。●パパと協力する女性用トイレは男性用トイレに比べて混んでいることが多く、待ち時間が長いこともあります。また、次に待っている人がいると焦ってしまい、おむつ替えがうまくいかないこともあるかもしれません。ですから、パパにも外出先でおむつ替えをお願いできたら、ママの負担は軽くなると思います。仲(2016)は、ベビー休憩室において「誰がおむつ替えをしたか」を調査しています。その結果、父親がおむつ替えをしている割合は、休日では2割に達することがわかりました。また、夫婦でベビー休憩室に来て、父親がおむつ替えを行っているあいだ、母親が休憩するケースもみられたとのことです。一方、『第一生命保険株式会社』の「父親の子育てに関する調査(2014)」では、子どものおむつ替え(排尿の補助)を「非常によくしている(した)」と回答した父親は約2割、「時々している(した)」父親が4割弱いることがわかりました。このことから、日頃おむつ替えを積極的に行なっているパパは外出先でも積極的におむつ替えをしている可能性が推測されます。外出先でのおむつ替えはパパにとってハードルが高いかもしれませんが、事前にお願いすれば練習(復習)できる ため、日頃からおむつ替えをよくしているパパだけでなく、時々しているパパも受け入れやすくなるのではないでしょうか。ちなみにわが家も家族で外出するときは、夫と協力しておむつ替えをしていました。夫におむつ替えをしてもらうのを息子も喜んでいたので、私だけでなく息子にとってもよかったと思っています。夫婦で協力できたらお出かけはさらに楽しくなると思いますので、一度パパと話し合ってみてはいかがでしょうか。----------いかがでしたか。今回は外出先でのおむつ替えのコツについて考えてみました。この夏のお出かけがさらに楽しいものになりますように!【参考文献】・仲綾子・谷口新(2016)複合商業施設における行動観察調査にもとづくおむつ替えゾーンを中心としたベビー休憩室の利用実態と計画課題日本建築学会計画系論文集, 81,1259-1268.【参考リンク】・父親の子育てに関する調査 | 第一生命保険株式会社(PDF)()●ライター/今井千鶴子(臨床心理士)●モデル/坂井由有紀(央将くん)
2017年08月01日光巨(みつおお)プロジェクトが、ベビーブランド「Rompbaby(ロンプベイビー)」から、今秋に「究極のおむつポーチ」フラワーコレクションを新発売します。豪華3点セットがオシャレなオリジナルギフトバッグに『Rompbaby』は現役ママが特許を取得した「日々のおむつ替えをラクにしたい」というママ達の願いを叶える育児便利グッズ。高いデザイン性(参照:下記受賞歴)と、片手で扱える機能性から、出産祝いの新定番として注目を集めています。「Flowercollection2017」は、秋を思わせる大人な雰囲気のお花柄が3デザイン。人気の「究極のおむつポーチ」「ショルダーストラップ」と「オムツ替えシート」の豪華3点セットをオシャレなオリジナルギフトバッグに入れて・・・<数量限定3点セット>究極のオムツポーチ "Flower Collection 2017”ブルー×バーディーレッド×バニーイエロー×ベアー赤ちゃんが誕生した日から始まる日々のオムツ替え。忙しいママにはちょっとストレスだったりします。このおむつポーチは片手で簡単にウェットティッシュが取り出せるという、現役ママが考案した特許が認められた利便性とアイディア、可愛いデザインでママたちをサポート!!赤ちゃんの肌着や着替えなども入り、お出かけ準備の必須アイテムとして、累計2万個を販売。沢山のママ達に支持されています。第三者機関からも高い評価を得ており、「子育てママのアイディアが詰まった製品でオムツ替えの手間が軽減出来る逸品」としてキッズデザイン賞を受賞。更に「誰にとっても使いやすく配慮が行き届いたプロダクト」と評価されグッドデザイン賞を受賞しました。《受賞・認定歴》・2010年特許認定(4594431)・2012年キッズデザイン賞受賞・2013年グッドデザイン賞受賞
2017年07月26日赤ちゃんの肌にも環境にも優しい布おむつですが、主婦の皆さんは洗濯や取り替えの面で様々な苦労をしていることが、アンケートの結果からわかってきました。ママさんたちの苦労はどのように解決できるのか、そして紙おむつとの使用頻度のバランスなどをご紹介します。赤ちゃんの肌に優しそうで、メリットが多いように見える布おむつですが、前編では主婦の皆さんの悩みや葛藤が見えてきました。洗濯が多い、なかなかおむつはずしができないなど、ママの悩みは尽きません。【布おむつ事情・前編】はこちらから後編ではさらに細かく布おむつのメリット・デメリットを見ていきます。そして主婦の方々の大きな関門である、洗濯方法を楽にする方法までご紹介します。■目次1.経済的・肌に優しい・エコがキーワード。布おむつのメリット2.経済的だけど…。主婦が懸念する布おむつの苦労とは3.賛否両論!布おむつの洗濯は浸けおきで楽になる?まとめ1. 経済的・肌に優しい・エコがキーワード。布おむつのメリット■お金がかからないから、節約につながる!紙おむつは1枚当たり約10〜20円前後で販売されています。毎日何度も使うものですから、コストは毎日のようにかさむばかりです。■「紙オムツは毎日使うからお金はかかる。布オムツは経済的だと思う」(30代・主婦)■「おむつも結構高価だし、ごみとして捨てるのもかさばるもの。1日使うおむつのうち、半分くらいでも繰り返し使えたら便利だなあと思います」(40代・主婦)■「家計を節約していて、繰り返し使えるため、紙おむつと比べると断然経済的だから」(40代・主婦)ブランドやメーカーによって大きく値段が変わる布おむつ。やや高めのものを買っても、一度買ってしまえば繰り返し使えます。初期費用は紙おむつよりも高くなりますが、長期的に見るとお財布に優しいのは布おむつです。■繰り返し洗って使うから、エコ!ゴミを出さないのも布おむつの大きな利点のひとつです。■「紙おむつを使うと本当にゴミがたくさん出ます。ニオイも気になりますし。優しい木綿の布おむつはお肌にいいでしょうね」(40代・主婦)■「繰り返し使えるので、ゴミがでない。兄弟がいると兄弟でも使える」(30代・主婦)■「布おむつは繰り返し洗濯して使えるのでゴミが出ません。ごみの削減にもなりますし、一度そろえればしばらく使えるのでお金もかからないので家計にやさしいと思います」(40代・主婦)紙おむつだと、1日だけでも大変な量のゴミになってしまいます。エコにこだわりのある方にとっては、布おむつはとてもありがたい存在です。2. 経済的だけど…。主婦が懸念する布おむつの苦労とは■8割の主婦が投票!布おむつの問題点は、洗濯回数が増えること布おむつといえば、「洗濯が大変そう」というイメージ。アンケートの集計結果でも、ほぼ8割もの主婦の皆さんの、おむつの洗濯に対する不安や不満が聞こえてきました。■「紙おむつだと汚れて捨てるだけなのに布だと洗濯しなくてはいけないし、うんちの時はより大変そう」(30代・主婦)■「とにかくオムツは数がいるので、布では追いつかない気がする。自分を含め子供も肌が弱かったので、紙おむつでも頻繁に交換していたので」(40代・主婦)■「布の方がエコなのはわかっていますが、どうしても汚れ具合がすごいので洗濯の回数も増えそうだし、他の洗濯物と一緒に洗うのにも抵抗があります」(40代・パート)■「やはり一番に考える心配は、洗濯が大変そうだという事です。汚物が付いているわけですし、一日に何回も交換するわけで、枚数も洗うのは大変そうなので心配になります」(40代・主婦)■「すぐに洗わないと汚れが落ちないし、枚数も必要だし、洗濯がとにかく大変そうです。干す場所も心配です」(40代・主婦)1日に頻繁におむつ洗いをするほどの時間を確保するのは、難しいものです。そのためたくさんの枚数のおむつをストックしておかなければいけません。そうするとだんだん使用済みのおむつも溜まっていきます。それでは、布おむつの洗濯を楽にする方法はあるのでしょうか。3. 賛否両論!布おむつの洗濯は浸けおきで楽になる?これまで布おむつは洗濯が大変・大変そうという主婦の皆さんの回答をたくさん紹介しました。アンケートにて「布おむつの洗濯は大変ですか?」と改めて聞いたところ、なんと「大変ではない」への投票数が5ありました。■布おむつの洗濯そのものは苦にならなかったでは、布おむつの洗濯が大変ではないと答えた主婦の皆さんの、具体的なコメントを見ていきましょう。■「おむつ用のバケツを用意しておき、使ったらその中に入れておく。たまったら、軽く洗い、洗濯機に入れて洗濯する。そんなに手間はかからない」(30代・主婦)■「ざっと下洗いして漂白剤をいれたバケツに入れていき、ある程度溜まったら、洗濯機で洗濯するだけにしていたので、それほどでもなかった」(40代・主婦)■「布おむつの上に、ソフライナーを1枚引いて使っているので、うんちが大量に布おむつにつくことがないし、おしっこなどの時はちゃちゃっと洗面所で軽く手洗いをして、あとは蓋つきバケツの洗剤水のなかに布おむつをつけておいて、翌日に洗濯機で洗うだけなので特に大変だと感じたことはないです」(20代・主婦)おむつの洗濯は大変ではないと答えた主婦の皆さんのコメントによると、布おむつ洗いを楽にするキーワードは「専用のバケツに浸けておく」ことでした。石けん水に浸けておけば、汚れもすぐに浮き出てきます。ある程度はバケツに浸けておいてまとめて洗うとなれば、すぐに使えるおむつを常備しておかなければなりません。しかし布おむつを使うとなれば、経験者が語るこの方法が、最も効率的で時間も無駄にならないのでしょう。まとめコスト削減にはなるものの、手間になってしまう布おむつ。洗濯を楽にする方法は、洗剤や漂白剤を薄めた水が入っているバケツにまとめて浸けておくことでした。浸けておくことは、洗濯機での洗濯を楽にすることを意味します。布おむつを子育てに取り入れるなら、実践したい洗濯方法ですね。アンケート実施期間:2017年6月2日〜3日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、パート・アルバイト、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月07日紙おむつがすっかり主流になった現代で、布おむつの良さが再確認されるようになってきました。デリケートな赤ちゃんの肌に優しく、そして繰り返し使えることから環境保全にもなっています。そんな布おむつですが、実際にはどのくらいの割合の主婦の方が使っているのでしょうか。アンケートで調査しました。繰り返し洗って使うことができ、ゴミを出さないことから環境に良いと言われている「布おむつ」。しかし毎回洗濯をするのは面倒だと思うパパやママも多いようです。今回は子育て経験がある20〜50代の主婦50人の方々に布おむつの実態についてアンケート調査を行いました。前編は布おむつを使っている方の割合や、おむつはずしに関する布おむつの効果について、主婦の皆さんの意見や考えを見ていきましょう。■目次1.「布おむつ」は少数派?ママたちのリアルなおむつ事情2.布おむつを検討した主婦は多数。その後の判断は…?まとめ1. 「布おむつ」は少数派?ママたちのリアルなおむつ事情■手軽さには勝てない!紙おむつのみを使う赤ちゃん用にどんなタイプのおむつを使うかという質問に対し、「紙おむつのみ」と答えた方は約8割に。紙おむつの圧倒的な支持が窺えます。ママの皆さんは、どんな理由で「紙おむつ」にこだわるのでしょうか。■「布おむつを購入していましたが、新生児時はゆるいウンチで回数も多かったため、紙おむつを使用していました。3ヶ月頃から布おむつにする予定でしたが、紙おむつが便利だったため結局最後まで紙おむつでした」(30代・主婦)■「一度布おむつを試しに使いましたが、すぐにぐずって子供も私も夜中も熟睡ができませんでした。紙おむつは吸収量が多くさらっとしているので、夜間に授乳以外でぐずることもなく子供もぐっすりと眠れました。親子ともにストレスが減りましたのでそれ以降は紙おむつのみ使用しました」(40代・個人事業主)■「使い捨て出来るし楽なので紙おむつオンリーです。コストはかかりますが手間がかかるよりいいと思ってます」(30代・主婦)2番目のコメントにもある通り、夜間のおむつ替えにはすぐに捨てられる紙タイプが最も楽です。夜泣きのたびにおむつ洗いをするのが面倒なのは、ママたちの共通の考えでしょう。■紙と布の合わせ技。時と場合によって使い分けるべし紙おむつと布おむつを併用している方は2割に。どのように使い分けているのでしょうか。■「布オムツは赤ちゃんの肌に良いので昼間は布で過ごしているのと、紙オムツは夜間や外出時に使用している」(30代・主婦)■「両方使い分けていました。疲れたら紙おむつにするとか、家にいるときには布おむつにするとか」(40代・主婦)■「布おむつだけだと大変だったので、併用していました。外出と夜は紙おむつを使っていました」(30代・主婦)このように、併用している方の多くの意見で共通していたのは、外出するときと寝るときは紙おむつを使うということでした。例えば、お出かけのときに汚れたおむつを帰宅するまで持ち歩くのは辛いものです。併用は、布おむつの良さも紙おむつの利便性も取り入れるのに効果的な方法と言えます。■回答者は1名。布おむつにこだわる理由とは?紙おむつを一切使わない、布おむつ一筋の方が1名だけいました。洗濯がなかなか大変な布おむつにこだわるのにはどんな考えがあるのでしょうか。■「布おむつだとおむつ替えが多くなって赤ちゃんとのスキンシップが多くできるし、紙おむつと比べて経済的だから」(40代・主婦)赤ちゃんにとって、パパやママとのスキンシップは重要なことです。そのために布おむつを使うというのは、興味深いコメントですね。布おむつも年々進化していますが、それでも紙おむつの優秀な吸収力やムレ防止性能には劣る部分が出てきてしまうのが、現実です。布おむつを使用したい場合は、自分のストレスにならない範囲で取り入れてみるといいでしょう。2. 布おむつを検討した主婦は多数。その後の判断は…?赤ちゃんが生まれたとき、紙おむつではなく布おむつで育ててみようと思ったことはありますか?布おむつを検討したときの主婦の皆さんの心境について、アンケート結果を見てみましょう。主婦の方の投票率が最も高かったのは、「検討して実際に使った」でという意見でした。実際に布おむつを使ってみたあとに、主婦の皆さんはどんなことを思ったのでしょうか。■「布おむつを使うと早くおむつをはずすことができると聞いたことがあったので、できれば布おむつを実践したかった。しかし、育児の大変さの方が大きく、結局紙おむつを使うことになった」(30代・パート)■「紙おむつより布おむつのほうが子供の体に優しいという情報を得ていたのでトライしてみました。ただ、外出等を考えると使い慣れなかったので、私には継続は難しかったです」(40代・主婦)■「出産前に布オムツを購入していましたが、紙おむつの方が便利で持ち運びも楽だったため、布オムツを使いませんでした」(30代・主婦)「おむつをはずす」とは、おむつからパンツに切り替えることを意味します。できるだけトイレトレーニングを早めにさせて、おむつを卒業させたいのが、多くのパパやママの本音であります。おむつはずしには布おむつが効果的だと言われています。それは赤ちゃんに布でできた下着に対して親しみをもたせるためなのです。しかし布おむつでおむつはずしをさせるのにも、赤ちゃんによって個人差があるのが現実です。うまくいくこともあれば、なかなかパンツに移行できないと悩むこともあります。まとめ環境や赤ちゃんの肌に良い布おむつですが、実際に使っていくとなると大変な壁が立ちはだかっていることが、主婦の皆さんのコメントからもよくわかりました。赤ちゃんの体質や、パパとママの子育ての方針にも大きく関わる布おむつ。取り入れるときは、紙おむつとのバランスが大事なようです。後編では主に布おむつのメリットやデメリット、楽な洗濯方法などをご紹介します。【布おむつ事情・後編】はこちらからアンケート実施期間:2017年6月2〜3日対象:20代〜50代の専業主婦、正社員、パート・アルバイト、個人事業主の方アンケート総数:50
2017年07月07日…おむつポーチって必要なの?娘が生まれて8ヵ月。外出にも慣れてきました。楽しいお出かけ時に絶対に忘れてはいけないアイテム、おむつ。実はこれまで、100円ショップで購入したA4サイズのポーチに入れて持ち歩いていました。なぜなら、おむつ専用のポーチでなくても十分だと思っていたから…。しかし、最近は外出する回数も増え、ママ友など人目に触れることも多く…。また、成長するとおむつの大きさ&枚数も増えるので、そろそろおむつポーチデビューをしたいなぁ〜ということで、可愛いミルク瓶柄のおむつポーチを使ってみることにしました。おむつポーチってどんなもの?どんな工夫があるの?“おむつポーチ”というだけあって、ママに嬉しい使いやすい工夫がされていました。<その1>ファスナーが両開きなので使いやすい横・縦どちら向きで鞄に入れていてもそのままファスナーを開けることができる両開きのファスナー。おむつ替えのときだけでなく、ちょっとお尻拭きで貸し出し用のベビーカーを綺麗にしたい時など、さっと取り出せて便利でした。<その2>持ち手がついているおむつ替えの時は手首に通して、娘を抱っこしてGO。両手が使えるのってとても大事!まだ首に手をまわせない娘を抱く時、片手じゃ安心できません。もちろん、トイレのフックやベビーカーのフックにもかけられるのも便利でした。<その3>内外にポケットがついている外側に1つ、内側に1つポケットがついています。ビニール袋を入れたり、ママのナプキンを入れたり。少し残念なのは、ポケットにファスナーがないこと。落ちたら困る物は、内側に入れておくことをお勧めします。<その4>マチが9cmあるから安定感抜群マチがたっぷりあるから安定感があり、どこにでも置けます。中身も見やすいので、おむつを出すのもスムーズです。<その5>ラミネート加工されているから汚れがつきにくい。なるべく綺麗な場所でおむつ替えをしてあげたいけれど、仕方なく駅の多目的トイレでおむつ替えをする時だってあります。そんな時、汚れがつきにくい素材はとっても嬉しい。汚れも染み込みにくいです。ポーチの中身は?どのくらいの収納力があるの?私のおむつポーチの中身は、おむつ5枚、お尻拭き、ビニール袋、抗菌ハンドジェル、おしりパウダー、虫よけシール。これらを入れてもまだ余裕があるので、今の時期は着替えもジップロックに入れて一緒にしています。おむつ替えに行って、「ウンチが漏れていた!」という緊急事態でもすぐに対応できます。今までは、細々と分けて持ち歩いていたものも、容量が大きなおむつポーチならすべて入るので楽チン。お出かけ時に「あれも持って、これも持って…」と気にする必要がないのには、助かりました。パパにも好評!おむつポーチにしてから、おむつ替えがスムーズになった気がします。そしてそれは私だけでなく、パパも同じ。外出先でおむつ替えをお願いした後、「必要な物がすぐに見つけられるし、出し入れしやすかった〜」と言われたのです。パパから、こんな嬉しいコメントが聞けるなんて!他のものでも代用できそうですが、やっぱりおむつポーチだと使いやすい!それに、子ども用のアイテムは、ママだけでなくみんなが使えるものだと、お願いするときもスムーズですね。おむつポーチは、我が家のお出かけの必需品になりました。
2017年06月21日こんにちは、佐原チハルです。先日、初めて出産したママの育児の様子を描いた、とあるおむつメーカーのCMが話題になりました。過ぎ去ってみると子どもの成長は「早い!」としか言いようのないものですが、みなさま、お子さんが新生児だったころの記憶ってまだありますか?それはどのようなものだったでしょうか。今回は、初めてのお子さんを出産した直後・新生児期のエピソードと、「こんな風に育児したかった」という理想の姿について聞いてみました。●「正直、記憶がない」という声こちらは、5歳と3歳児のママであるAさん(30代)からの声です。『正直、どちらの子のときについても記憶がないです。なんか毎日ツラくて、とにかく眠くて、子どもと自分だけでいる時間がすごく長く感じました。特に1人目のときは、毎日「もう無理だ」「私みたいな母親で子どもがかわいそう、私なんていない方がいいんじゃ……」とか、ビックリするくらいネガティブなこと考えてましたよ 』ツラすぎて記憶に残すことを脳が拒否しているのではないか、と考えているそうです。『あの時期の記憶があるままだったら、多分2人目を産もうなんて思えなかったんじゃないかとも思います』2人目を出産のときは、上のお子さんのお世話もあるためやはり忙しかったそうですが、1人目のときの差し迫るような危機感・恐怖とはまた違った感じだったそう。●「夫への恨みがひたすら募ってました」という声こちらは、3歳児のママであるBさん(30代)からの声です。『とにかく眠くて、ずっとイライラしていました。連続で1時間も眠れた時間なかったんじゃないかな。3週間は布団から出るなっていう大怪我したみたいな体で、そんなのが何か月も続くんだから、イライラしても当然ですよね』里帰りができず、かつ旦那さんも育児休業を取得できる環境ではなかったとのことで、非常にハードな日々だったそう。『夫は育休取りたいって言ってくれていて、私もそれを期待していたのですが、会社の状況が変わってしまって、結局取得が叶いませんでした。初めての育児で、ほとんどの時間を一人でどうにかしないといけなかったのはツラかった です……。夫が、いつもより早く出社してその分早く帰って来られるようにしてくれてたこととか、料理や洗濯もしてくれてたこととかも、わかってはいたんですけど、それでも「こっちはそれどころじゃない!」って気持ちが強かったです。「忙しいって言っても、あなたは1人になれる時間があるじゃない!」って、ずっと思ってました』こちらは4歳と2歳児のママであるCさんの言葉です。その羨ましい、妬ましい、という気持ちには筆者も覚えがあります。出産前は大嫌いだった満員電車ですら、羨ましくてたまらなく感じたほどでした。『少し落ち着いてからは、子どもと2人の時間をこんなにたっぷり使えるなんて貴重だなって思えるようになりましたが、それでも、当時の閉塞感みたいな追い詰められた気持ちは、忘れられません』●理想の新生児育児に必要なものって?『産後院っていうのがあるって、テレビで芸能人が言っていて初めて知ったんですけど、もっと普及してくれるといいなって思います。調べてみたけど、産後ケア施設って数が少ないし、費用が現実的でない ので、利用できる気が全然しません……。こういうサービスが使えたら、もっと余裕のある育児ができたんじゃないかなって思います。ツラすぎるせいで、貴重な新生児育児中の記憶が薄いなんて、もったいないですよね。もっと安定して、安心して育児したかったです』こちらは、上述のAさんからの声です。産後ケアについては、宿泊型のものも含め厚生労働省でも事業として提言されているようですが、まだまだその取り組みは不十分なようです。こうした公的なケアが進むと、私たちも心強いですよね。『実は子どもが3か月のときくらいに、夫が「週末は1日、俺が一人で子どもみるよ」って言ってくれて、毎週自分1人の時間ができるようになったんです。育児を任せ慣れてないから最初はハラハラしたけど、それ以降、育児がぐんと楽しくなりました。“夫も一緒に子育てしてるんだな ”って感じられたのも、すごく心強かったです』こちらはCさんの言葉です。子どもを育てるのって、当然ですがママだけの仕事じゃないんですよね。実は筆者の夫も、Cさんとは少し違いますが“自由時間”を作ってくれていました。子どもと離れている時間は、開放感と「なんか寂しい……」という感情とが合わさった、非常に貴重な時間でした。こうした時間があるからこそ、追い詰められることなく新生児・乳児育児の期間を乗り越えられたのかなと思います。ママのためにはもちろん、“産後クライシス”で妻の気持ちが離れてしまうことを心配するパパのためにも、何より責任感を持って育児・家庭生活を営んでいくためにも、パパとお子さんでの濃密な二人の時間を持つこと、筆者からもオススメしたいと思います。夫に“自由時間”を作ってもらっていても、それでもツラかった育児中、筆者を支えてくれたのは、通りすがりの人たちでした。「お子さんかわいいわね」という笑顔、「お母さん頑張ってるね」という声、席を譲ってくれたこと、子が泣きやまないでいるときに「元気でいいぞ!」と見守ってくれたこと。そんな一つひとつの出来事に助けられてきました。育児をしている家族・当事者でなくても、それくらいのサポートならできそうです。体にも気持ちにも余裕のないママたちを孤独に追い込むことなく、少しでも安心して育児できるよう、できることを探していきたいですね。【参考リンク】・産後ケアセンターとは | 一般社団法人日本産後ケア協会()・母子保健関連施策 | 厚生労働省(PDF)()●ライター/佐原チハル(フリーライター)●モデル/藤本順子(風悟くん)
2017年05月26日ナチュラル派のママたちから人気の布おむつ。「おむつはずれが早くなる」「紙おむつより経済的」などの“ウワサ”を耳にして、布おむつを検討したことがあるママも多いのではないでしょうか。今回は、布おむつの洗い方や作り方などの実態と、紙おむつとの比較も含めてご紹介します。布おむつ導入を悩んでいるなら要チェックです!1.布おむつとは?布おむつとは、布でできたおむつのことです。布製のため、洗って何度も使えるだけでなく、濡れたときの不快感からおむつはずれが早くなるといわれることもあります。布おむつは、股部分に直接当てる“布おむつ本体”とその布を押さえる“おむつカバー”の役目を果たす布の2種類の布を使ってつけていきます。さらに、化繊や紙製のライナーを布おむつ本体の上につけることでうんち汚れの洗濯がラクになると、ライナーを使う人も多くいるようです。基本的には、布おむつ本体だけの交換になり、おしっこが多かったときや漏れてしまったときにはカバー部分も洗濯します。紙おむつが誕生するまでは布おむつしかなかったため、赤ちゃんのいる家庭の洗濯物といえばおむつの布がズラッと並んでいるのが普通の光景でした。紙おむつが販売された当初は、高級品と考えられていた時期もありましたが、現在では紙おむつが主流となり、安価なものや性能のよいもの、肌ざわりにこだわったものなど、さまざまなタイプがあります。一方、布おむつも進化しており、おむつカバーはカワイイ柄のものや防水使用のものも販売されています。また、布おむつ本体もただ布を折り畳んだものではなく成形され水分をしっかり吸収できるような素材で作られているなど「布おむつ=大変」というイメージが変わってきています。2.布おむつと紙おむつを徹底比較布おむつにするか紙おむつにするか、それとも併用していくか…悩んでいるときには、それぞれのメリットとデメリットをチェックして、「自分に合った方法」を選ぶのがおすすめです。■布おむつのメリット・デメリット<布おむつのメリット>・おむつはずれまでのトータルコストで考えると経済的・おむつを替える回数が多いため赤ちゃんとのスキンシップが増える・ゴミが少ないため、特にゴミ袋が有料の地域では金銭面でも助かりエコにつながる・肌の弱い赤ちゃんにも安心して使える・おむつはずれが早い子が多い(不快感を紙おむつよりも強く感じるため)・布おむつカバーの柄選びも楽しめる<布おむつのデメリット>・洗濯量が増える(手洗い必須・洗濯機を回す回数も増え干す場所の確保もしなければならない)・おむつ替えの回数が増えて手間がかかる・導入時、コストが一気にかかる・用意するものが多く置き場所も確保しなければならない・外出時の荷物が増える・ママは頑張れてもパパがメンドウくさがっておむつ替えに参加してくれなくなることもある<特徴>洗濯する回数や手洗い必須のため手間はかかりますが、その分トータルコストが安く済むメリットが大きいのが布おむつの特徴です。また、おむつはずれの早い子が多く、1〜2歳でトイレトレーニングが完了してしまう子も見られます。ただし、必ずおむつはずれが早くなるわけでなく、紙おむつでも早い時期にトイレでできるようになる子もいることは頭に入れておきたいポイントです。洗濯も慣れてしまえば、“当たり前のこと”になっていきます。おむつを洗う時間も大切な育児時間、と考えて過ごせるとステキですね。■紙おむつのメリット・デメリット<紙おむつのメリット>・ラクで手間がかからない・一気にコストがかかることがなく月々の家計から少しずつ支払うことができる・外出時にも安心で、布おむつよりも荷物は少なくなる・外出先におむつ用ゴミ箱が用意されているときには使用済みおむつを捨ててくることもできる・洗濯の回数が増えることがない・祖父母などに預ける際にも気がラク・パパもおむつ替えに参加しやすい<紙おむつのデメリット>・購入し続けることでトータルコストがかかってしまう・買いそびれ、ストックしていたらサイズアウトしてしまったなど、サイズや残り枚数をチェックしておかなければならない・性能がよすぎて赤ちゃんがおしっこやうんちをしても不快さを感じず、泣いてアピールしてくれないため替えるタイミングが遅くなることもある・おむつはずれがなかなか成功しない原因になる可能性もある<特徴>さまざまなサイズ・性能のものが出ているため、便利で洗濯などの手間もかからない点が大きな特徴です。また、パパもおむつ替えに参加しやすいのもポイントです。しかし、性能がよすぎるため不快感がないまま過ごしてしまいおむつかぶれにつながったり、おむつはずれが遅れたりする原因になることも。外出時の持ち運びもラクなため、上手に付き合っていけば「紙おむつ=コストがかかりおむつはずれに苦労する」ばかりではないメリット面を多く享受できるものでもあります。3.布おむつの洗い方をマスターしよう布おむつは、洗い方をマスターしてしまえば大変さも減っていき、日常の一コマとして受け入れられるようになっていきます。布おむつをはじめる前でも、現在進行系で使っているという方も、洗い方をチェックして少しでもラクな方法を取れるようにしましょう!■布おむつの洗濯方法<用意するもの>・バケツ(5リットルと10リットル、など大小2種類あると便利です)・バケツのフタ(大きいほうのみあればOK)・洗濯洗剤<やり方>1.大きいほうのバケツに水またはぬるま湯を用意し、洗濯洗剤を溶かしておきます。(水の量はバケツの半分程度)2.おむつが汚れたら小さいバケツのなかでかんたんに予洗いします。時間がないときはそのなかに水を少し入れて置いておきましょう。※予洗いは、おしっこだけならサッと、うんちのときにはしっかり洗って汚水はトイレに流します。3.大きいバケツにおむつを入れて洗濯するときまでつけ置きます。4.つけ置きしたおむつを軽く絞って洗濯機に入れ、洗濯したら日向で干せば完了です。できるだけ日光に当てて干すと、ニオイや色などをしっかり落とすことができます。<ポイント>大きいバケツに予め洗濯洗剤を溶かした水を用意しておくとポンポン入れていくだけでいいので、おすすめです。また、フタがあればニオイも気になりません。ナチュラル派なら、セスキ炭酸ソーダがピッタリです。また、予洗い用には洗濯板を用意しておくと、さらに洗うのがラクになり汚れの落ちもよくなります。100円均一などで販売されているプラスチック製のもので十分汚れを落とすことができますが、こだわり派には木製の洗濯板もおすすめです。大きくなってくれば、外遊びで洋服が汚れるようになっていきます。そのときにも洗濯板での予洗いが、洋服のもちに関わってくるようになるため、長く愛用できるアイテムとなるはずです。4.布おむつの作り方を知りたい!布おむつに必要なものは、おむつ本体として使う布とおむつカバーです。市販のもので形がすでに整えられているものも多くあり、さまざまな柄やカラーがとてもカワイイものばかりですが、余裕がある方は手作りに挑戦してみるのもいいですよ。■布おむつ本体の作り方布おむつ本体になる部分はさらしを用意するとサイズがちょうどよく作れるので楽です。<作り方>1.さらしを用意したら、長さを140〜150cmでカットし半分に折りたたみます。(長さが75cm程度になります)2.端と端が重なった部分の、端から1cmほどのところを縫い、さらしを輪っか状にします。3.輪っかになったらくるりとひっくり返し、先程縫った辺りを再度縫えばできあがりです!■布おむつカバーを手作りするときは…布おむつカバーももちろん手作りできます。スナップボタンやマジックテープで止めるタイプのものやパンツ型になっていて履かせるだけのものなど、さまざまなタイプを作ることができます。インターネット上にも無料で型紙がアップされているため、好みの型をダウンロードしてプリントアウトするなどして活用しましょう。使用する布も古着を利用する方法などが紹介されているため、お気に入りだったけど穴の開いてしまったTシャツやセーターなどを使うこともできますよ。産前・産後に時間が取れたらいろいろ試してみましょう。トータルコストを考えるととっても経済的な布おむつ。洗濯するのは確かに手間ですが、その時間も大切な赤ちゃんのための愛おしい瞬間になっていきます。「絶対に布おむつを使う」「紙おむつは一切使用しない」と決めてしまうのも悪くはありませんが、できれば柔軟に考えていくと布おむつ生活を楽しめるようになることも多いものです。「夜や外出時は紙おむつにする」「洗う手間や干す場所のことを考えたら布おむつは1日10枚まで。あとは紙おむつにする」など自分なりのラクな方法を考えて、楽しく布おむつを取り入れてみましょう。
2017年04月02日生まれたての赤ちゃんの肌は、もちもちとしてキメが細かい美肌でありながら、驚くほど敏感です。特に新米ママさんを悩ませがちなスキントラブルのひとつが、おむつかぶれ(おむつ皮膚炎)でしょう。その大きな原因として、おしっこやうんちの影響で、おむつ内の衛生状態が悪い状態が続くことによる肌への刺激と考えられます。月齢が低いほど排泄回数は多くなるけれど、おむつ交換のたびに毎回洗い流すことも難しい…。そこで今回お勧めしたいのが、手軽でおむつかぶれを防ぐのに効果的な、ふきとりローションです。安全で高品質なベビースキンケアアイテムで定評のある「ママ&キッズ」「ママ&キッズ」は、皮膚科専門医の協力を得て、デリケートな肌のために開発された無香料・無着色の低刺激処方のスキンケアシリーズを展開しています。生まれてすぐに使えるアイテムであることから、妊娠・出産経験のある方ならご存知の方も多いブランドのひとつです今回、「赤ちゃんのおむつかぶれをもっと防ぎたい」という思いから、デリケートな新生児から大人まで使える、待望のベビー用ふきとりローション「ママ&キッズ ベビースキンフレッシュナー」が誕生しました。おむつかぶれ予防のポイントおむつかぶれの予防には、おしりを清潔に保つこと、こまめなおむつ替え、擦らずやさしくふきとることなどが鉄則です。しかし、これがなかなか難しいのです。おなかの調子がなかなか安定しなかったり、こびりつきうんちのふきとりには、どうしてもこすらずにはいられなかったり、というような時もあるでしょう。「ママ&キッズ ベビースキンフレッシュナー」を使えば、よりこすらずきれいに汚れを落とすことができます。また肌のうるおいをベールすることで、おしっこやうんちの刺激から肌を守ります。ふんわりミストスプレーでシャワーのようにおしりがすっきりきれいに! ふきとった後は、乳液やクリームで保湿してうるおいをキープしましょう。おしりだけじゃなく、汗かきや口まわり、手足の汚れふきとりにも使える「ママ&キッズ ベビースキンフレッシュナー」は、おむつかぶれ予防のほか、口まわりや手足の汚れ落としや、汗かきボディに着替えのタイミングで使うなど、あせも対策にも使えるので便利。また女性のデリケートゾーンのケアにも使えます。お肌がデリケートな赤ちゃんのうちから、しっかりスキンケアすることで、うつくしい素肌を育むことができるだけでなく、風邪やウィルスにも強い身体づくりにもなります。また口がきけない赤ちゃんの夜泣きや不機嫌の原因が肌荒れによる不快感であることも多く、スキンケアは心のケアにもなるはずです。ナチュラルサイエンス取材協力/株式会社ナチュラルサイエンス文/尾方実和女性向けライフスタイルWebメディア『verita(ヴェリタ)』編集長
2016年12月12日赤ちゃんのおむつといえば今や紙おむつが主流です。赤ちゃんの体や動きを分析して考えられている紙おむつは、扱いやすく使い捨てなので処理も簡単。昔の紙おむつと比べると、その進化には関心することも多いです。吸水性が優れている点や扱いが簡単なのは魅力ですが、布おむつには紙おむつにはない利点があるのです。そもそも布おむつって?布おむつは江戸時代から使われていたと言われています。長い歴史を持つ布おむつは、紙おむつが主流になるまで多くの赤ちゃんに使用されていました。1970年頃に紙おむつが誕生するまで、布おむつの使用が基本でした。1980年頃になると老人介護などで使用されるようになり、紙おむつの利用が進んでいきます。高分子吸水材と呼ばれる技術が開発され、紙おむつの性能が飛躍的に向上していきます。布おむつはもう使われなくなるかと思われましたが、近年また注目されているのです。布おむつのメリットは?布おむつは、文字通り布製のおむつです。何度も洗って使用することができ、素材も肌に優しい物が多く、デリケートな赤ちゃんの肌に適しています。紙おむつに比べると吸水性は弱く、こまめなおむつ替えが必要になりますが、そのぶん赤ちゃんとのスキンシップが増え、赤ちゃんの状態をよく観察することができることもメリットのひとつ。また、布おむつは繰り返し使えるため環境にも優しいといえるでしょう。布おむつは経済的?布おむつのメリットとしてよくあげられるのが経済的、という点です。買い置きの手間がなく、予洗いして洗濯物と一緒に干せば、繰り返し使えるため経済的と言えるでしょう。一般的に紙おむつを2歳まで使うとトータルで15万を超えると言われています。そう考えると布おむつの方が経済的かもしれません。それぞれ異なるメリットがある布おむつと紙おむつ布おむつには紙おむつにはない特長があることがわかりました。赤ちゃんの肌に優しく、経済的な布おむつが再び注目されているのは、こういったメリットが多いからです。ゴミが少なく済み、環境にも優しい布おむつ。こまめに替える必要はありますが、その分赤ちゃんとのスキンシップやコミュニケーションが増えます。これは育児や子育てにおいて重要なことです。布おむつと紙おむつ、それぞれに異なるメリットがあるので、ママのライフスタイルや赤ちゃんの状態にあわせて選んでみてはいかがでしょうか。
2016年11月30日こんにちは、保育士でライターのyossyです。「おむつなし育児」 という言葉を聞いたことがあるでしょうか。自然派の育児を好む人は知っているかもしれません。でも、「おむつなし」という言葉から連想して、「全くおむつを使わない育児なのかな?」と誤解している人もいるようです。ここでは、おむつなし育児に関して誤解しやすい部分を、Q&A形式で解説していきましょう。●(1)ずっとおむつをしない育児なの?実際には、おむつを使っている人が多いようです。おむつなし育児は、「おむつをしない育児」ではなく、『なるべくおむつの外(オマルやトイレ等)でオシッコ/ウンチをさせる育児』(おむつなし育児研究所による定義)です。おむつなし育児の目的は、赤ちゃんが本来持っている自然な排泄欲を満たしてあげること 。保護者が、赤ちゃんが「排泄しそう」というタイミングを察知して、おむつを外して排泄してもらいます。これにより、・赤ちゃんとコミュニケーションがとりやすくなる・赤ちゃんの排泄欲が満たされてご機嫌になりやすい・排泄量が増えたり、おむつかぶれが改善されたりすることもある・紙おむつのゴミや布おむつの洗濯が減ってエコといったメリットがあると言われています。●(2)ホーローおまるを用意しなきゃダメ?おむつなし育児を実践している人のあいだで、ホーロー製のおまるが人気のようです。そのため、「ホーローおまるを購入しなければいけないのでは」と思っている人もいるかもしれません。確かに、ホーローおまるは見た目もおしゃれで、汚れも落ちやすいというメリットがあります。でも、重要なのは「おむつ以外の場所で排泄する」 ということ。続けられるわからないうちは何も用意しなくてもOKです。おまる以外にも、トイレや風呂場、使わなくなった適当な容器などで排泄するという方法もあります。●(3)トイレトレーニングにつながる?「おむつなし育児=トイレトレーニング」と思っている人もいますが、おむつなし育児の目的は、あくまで排泄欲を満たしてあげること。「おむつを早くはずすこと」ではありません。でも、おむつなし育児をすることで、・親が赤ちゃんの「排泄したい」というサインを読み取れるようになる・赤ちゃんがおむつ以外の場所に排泄する気持ちよさを覚えるといった効果が期待できます。それにより、結果的にトイレトレーニングが早く終わるケースもあるようです。●(4)赤ちゃんに無理をさせるのでは?なかには、「小さいうちから無理をさせて、赤ちゃんがかわいそう」という意見を持つ人もいるようです。でも、決して赤ちゃんに無理をさせようとしているわけではありません。大人だってそうなのですから、赤ちゃんもおむつにおしっこやうんちがついていたら、当然気分が悪いですよね。その不快感で泣くことも多いものです。ですから、事前に排泄したいという気持ちを察知しておむつを外してあげれば、気分がよくなるはず。ただし、親が「絶対におむつ以外でさせなくては!」と強く思いすぎてしまうのは考え物です。うまくいかずに赤ちゃんにつらくあたってしまったり、イライラしてしまったりして、結果的に赤ちゃんにストレスがかかる可能性もあります。はじめはうまくいかなくて当然なので、無理せずに気持ちを楽にして挑戦したいですね。----------何かと誤解されやすいおむつなし育児。でも、実は今日からでも気軽にはじめることができます。興味があれば、赤ちゃんを観察してチャレンジしてみてはいかがでしょうか。【参考リンク】・おむつなし育児ってなに? | おむつなし育児研究所()●ライター/yossy(フリーライター)
2016年06月11日おむつからうんちが漏れたり、服にケチャップをこぼしたり、外で泥んこになったり…子ども服のお洗濯は意外に大変! そこで今回は、これらの汚れをできるだけ簡単に落とす方法をまとめてご紹介します。■うんち汚れは固形石鹸おむつから漏れたうんち汚れの成分は主にたんぱく質。たんぱく質は熱いお湯で洗うと固まってしまうため、必ずぬるま湯で洗います。また、汗や皮脂などに成分が近いので、えり・そで洗いに使う固形石鹸を使うのがおすすめ。おそらく一番有名なのは「ウタマロ石けん」ですが、「ブルースティック」も紙が巻いてあって、はがしながら使っていくので持ちやすいそう。 ウタマロ石けん ブルースティック ちなみに、うんちの汚れは乾くと取れにくくなるので、忙しくて手が離せないときには、大きな汚れだけザッと落として、あとは水と洗濯洗剤を入れたバケツにドボンとつけておきましょう。■食べこぼしのシミは食器用洗剤ケチャップやカボチャなどのシミは、食べ物の汚れを落とす食器用洗剤で洗うのがおすすめ。こちらもできるだけ早く汚れを落とすことが肝心です。方法はシミ取り剤と同じですが、下にタオルを引いてトントンとやるのが面倒なようであれば、コップに汚れのついた部分をかぶせて布をピンと張り、洗剤をつけた歯ブラシで汚れをこするという方法も。あとはお湯で洗い流すだけです。 カレーの汚れは食器用洗剤だけではどうしても落ちないので、わが家ではやむを得ず漂白剤を使い、すすぎを長めにするという方法を取っています。ただし、カレーの色素(ターメリック)は日光に弱く、天日干しにするときれいに消えるそうなので、今度ぜひ試してみたいと思います。■泥汚れは後からゆっくりブラシで泥汚れは繊維に泥が挟まっているだけで、布に汚れが染み込んでしまうことはないので、あとからゆっくり洗えば大丈夫。むしろ泥が乾いてから、ブラシで汚れを払い落とし、それから水で洗ったほうがきれいに落ちます。ちなみに公園でちょっと遊んだくらいの汚れなら、ぬるま湯と洗濯ブラシで十分に落ちますが、ユニフォームなど汚れが頑固で広範囲に渡る場合には、固形石鹸やミニ洗濯板などを使うのもいいかもしれません。汚れのタイプによって全然違う洗濯方法。うまく使い分けてお気に入りの洋服を長く着られるといいですね。
2016年05月29日「おむつなし育児」を知っていますか?聞いたことはあるけれど、大変そう?私も第一子の育児中は、「無理!」と決めつけてまったくチャレンジしませんでした。でも、第二子の育児でゆる~くチャレンジ。今思えば、二人目の育児がとても楽だったのは、「なんちゃっておむつなし育児」のおかげかもしれません。「おむつなし育児」ってなに?「おむつなし育児」とは、「なるべくおむつをつけないで排泄させる育児法」です。近年、日本でも「おむつなし育児」が広まりつつあるようです。「おむつなし育児」の本を読むと、「ホーロー容器やおまるを用意しましょう」「排泄のパターンを記録しましょう」「家にいる時はおむつなしで」などと書いてあって、ハードルが高そう。「ただでさえ忙しいのに部屋が汚れそうだし、お出かけもするから無理!」としり込みしてしまいますよね。でも、普通におむつをつけて生活していても、無理なくできる「おむつなし育児」があります。実践!「なんちゃっておむつなし育児」わが家で試したのは、「赤ちゃんが小さいときから、ひんぱんにトイレに座らせる」ということだけ。生後3カ月ごろから、気がついたときに赤ちゃんをヒョイと抱えて、トイレの上に乗せていました。うまくタイミングがあえば、赤ちゃんは気持ちよさそうにおしっこやうんちをしてくれます。当たればラッキー。それだけで、おむつ交換の手間が減ります(おむつはパンツタイプを使用。汚れていなければ、パンツと同じ感覚で同じおむつをはかせても大丈夫です)。だんだん、条件反射のように、座る→出るというパターンができて、成功率も上がりました。ダントツで当たる確率が高いのは、寝起きです。大人も同じですよね。そのほか、授乳前後、お着替え前後、抱っこやおんぶから降ろしたあとも出やすいようです。夜の就寝時は無理をしません。ママも赤ちゃんも、ぐっすり眠ることが大事なので、普通におむつをつけて寝ます。外出するときも、もちろんおむつで。ママがお手洗いに行くときに、ついでに赤ちゃんも座らせてみるだけです。赤ちゃんとのコミュニケーションも「おむつなし育児」は世界的にみても珍しくない育児法です。 私は第一子を中国で育てていたのですが、中国人も、生後2~3カ月の新生児を洗面器の上に座らせて「シーシー」とやっていました。おむつなしで、おしりの上から直接「股割れズボン」をはいている赤ちゃんの姿も珍しくありません。アメリカでは、おむつなし育児はEC(Elimination Communication=排泄コミュニケーション)と呼ばれ、「排泄を通じて赤ちゃんとコミュニケーションをとる手段」とされています。たしかに、成功率を上げたくて、自然に赤ちゃんを観察したり、「出る?」「出ない?」とコミュニケーションを取ったりしていたように思います。私は、赤ちゃんに「おしっこ出たね」「うんち出たね」と話しかける際、おしっこならお腹の下をポンポンと叩く、うんちならおしりをポンポンと叩くサインを見せていました。そうすると、いつの間にか、赤ちゃんが自分でポンポンとジェスチャーしてくれるようになり、とってもかわいかったですよ。成功しました!!「なんちゃっておむつなし育児」さて、「なんちゃっておむつなし育児」の結果、わが子は1歳以降うんちをトイレでできるようになりました。2歳で夜の就寝中を除いておむつがほぼ必要なくなりました。おかげで子育ての負担が随分減ったと思っています。おむつやおしりふきシートの節約にもなりますね。良いことづくめでストレスフリーな「なんちゃっておむつなし育児」、気軽にチャレンジしてみては!?<文:フリーランス記者鯰美紀>
2016年04月28日赤ちゃんが大きくなってくると、少しずつ外出する頻度も多くなってきますよね。デパートやショッピングモールなどに足を運ぶこともあると思いますが、外出中おむつのおむつ替え、きちんとできていますか?デパートなどの大型商業施設にはおむつ交換台が設置されているので、案外おむつ替えも気楽にできます。しかし、当然自宅とは勝手が違うので、一歩間違えると大きな事故に繋がってしまう可能性もあります。おむつ交換台を使用する際に、絶対に気をつけておかないといけないポイントを抑えて、万が一の事故を防げるようにしておきましょう。■外出先のおむつ交換台を使用する際に気をつけたいポイント(1)絶対に目を離さないおむつ交換台を使用する際の絶対条件は、「赤ちゃんから目を離さない」こと。「そんなの当たり前じゃない!」と思うかもしれませんが、実際使ってみると、バッグの中のおむつやおしりふきがなかなか出てこなくて、赤ちゃんから目が離れてしまっているケースもあります。赤ちゃんをおむつ交換台に乗せる前に必要なアイテムを取り出しておいて、安全に使用できるように心がけておきましょう。■外出先のおむつ交換台を使用する際に気をつけたいポイント(2)赤ちゃんが嫌がってもベルトを締めるおむつ交換台の多くは、パパやママが立ったままおむつを替えられる高さに作られています。そのため、いつもとは違った場所が怖くて抵抗する赤ちゃんもいます。しかし、たとえ赤ちゃんが嫌がったとしても、おむつ交換台に備え付けられている安全ベルトは必ず着用しましょう。おむつ交換台から落ちるということは、大人の腰よりも上の位置から落ちてしまうこと。大きな事故に繋がってしまいます。泣きわめいたとしても、赤ちゃんに障害が残るような事故に発展するよりもマシだと考えて、しっかりとベルトを締めてからおむつを替えるようにしてください。■外出先のおむつ交換台を使用する際に気をつけたいポイント(3)手を洗う時はベビーカーに乗せてからおむつを替え終えて、手を洗う際にも注意が必要です。たとえベルトを締めていても、その場からママが離れると、100%安全ではなくなってしまいます。赤ちゃんは予想もしないような動きをするので、何かのはずみでベルトが外れたり、すり抜けたりして落下する可能性も充分に考えられます。手が汚れて洗いたい場合は、まずはおしり拭きなどで手を拭いて、赤ちゃんをベビーカーに乗せてから一緒に手洗い場まで行き、それから洗うようにしましょう。「すぐ終わるから大丈夫」「傍で見ているから安心よ」と、軽く考えてしまうことのないように、赤ちゃんの安全はママが守ってあげてくださいね。これから気候も穏やかになり、赤ちゃんと外出する機会も増えてくるはず。万が一の事故が生じないように、最善の注意を払っておきましょう。
2015年02月01日もう少しで始まる帰省ラッシュ。新幹線などの鉄道を利用する子連れファミリーも多いことだろう。子どものおむつ交換、「新幹線や特急に乗ってしまえばオムツ交換台やベビーチェアはどこかの車両にある」と把握しているパパやママも多いと思うが、駅でおむつ交換……となると、どのトイレに設備があるのかわからないことが多い。今回は、駅での親子向けトイレ施設について鉄道ライターの杉山淳一さんに聞いてみた。○駅の赤ちゃん向け設備はネットでチェック「大きな駅には、オムツ交換台や授乳用の椅子を備えたトイレがあります。しかし、実際に駅へ行ってみると、トイレマークや『だれでもトイレ』『みんなのトイレ』の表示を見かける程度。なので、事前の確認をしておくと安心でしょう」。確認方法としては、Webサイトが便利。「JR東日本はWebサイトで『赤ちゃんとご一緒のお客さま向け施設のご案内』を公開しています。JR東海は『主な駅のバリアフリー情報』で、ベビーシート備え付けトイレにマークを付けています。どちらも駅構内図を表示すれば、便利なトイレがどこにあるかわかります。JR九州はWebサイト内に『バリアフリー設備のご案内(』があり、路線ごとに駅の設備の一覧がまとめられおり、博多駅には授乳室もありますね」。ただし、JR西日本、JR四国とJR北海道はママ向けの駅情報コーナーはない。「JR西日本の場合、駅ごとの情報を表示して『バリアフリー情報』をクリックすると、トイレのベビーベッドの有無が記載されています。JR北海道は駅の紹介ページから『交通エコロジー・モビリティ財団』と『らくらくおでかけネット』へリンクしています。これらのサイトは全国の駅の構内図やバリアフリー情報を検索できるようです。この2つのサイトはWebブラウザーの「お気に入り」に登録する価値がありそうですね」。備えあれば憂いなし。子連れ旅を快適にするためにも、事前の準備が必要といえそうだ。
2014年12月26日このところ「おむつなし育児」という育児法が話題になっています。多くのママは、「おむつなし」と聞くと、まった全くおむつをしないの? 床や部屋が汚れはしないのかな? などと疑問に思うかもしれません。そこで今回は話題の育児法、「おむつなし育児」について解説、検証してみます。■「おむつなし育児」は、かつては日本でもやっていた「おむつなし育児」は、決して目新しいものではなく、布おむつも紙おむつもなかった時代、当たり前にやっていた方法です。いつのまにか日本では途切れてしまいましたが、今再び注目されています。簡単に言えば、「おむつの中でおしっこやうんちをすることを当たり前にせず、なるべくおむつの外でさせることで、赤ちゃんのうちに排せつの気持ちよさを伝えてあげる方法」です。言い換えれば、「おむつでうんちやおしっこをすると気持ち悪い」という感覚を当たり前にすることだといえます。■おむつをまったくしないわけではありません「おむつなし」とは言っても、普段はおむつをしています。赤ちゃんをよく観察して、おしっこやうんちが出そうかな? というタイミングでおむつを外し、なるべくおまる・トイレなどでさせてあげるのが、おむつなし育児の基本です。とはいえ、何がなんでもおむつなしで! と気合いを入れ過ぎる必要はありません。家ではおまるでしていても、外出時は紙おむつでしてOK! くらいの緩やかな気持ちで取り組むことがポイントです。「おむつを外す」ことが目的ではなく、赤ちゃんの頃から排せつの仕組みや楽しさを親子で共有することが最も大切な目的。そこが、いわゆるトイレトレーニングとは違うところでもあります。歌を歌ったり、掛け声をかけたり、時には遊んでみたりと、コミュニケーションしながら行うのもおすすめです。■ママにとって子育ての自信につながります! 出産してすぐは、赤ちゃんがどうして泣いているのか、何を求めているのかがわからなくて戸惑うママがほとんどです。でも、時間を重ねて赤ちゃんに向き合っていくうちに、だんだんと赤ちゃんの欲求に気付きやすくなっていきます。これと同じように、おむつなし育児を続けていくと、徐々に子ども自身のサインやタイミングが、自然にわかってくるようになるそうです。しかも赤ちゃんは自分の欲求がすぐに満たされるとご機嫌な時間が長くなります。それは、ママにとって育てやすさを感じることにも繋がります。また、排せつ以外の欲求も気付きやすくなることが多く、結果的に子育ての自信に繋がることにもなります。とある国では、生後数ヵ月間は、家の床に赤ちゃんを置いてはいけないという風習があり、赤ちゃんはずっと、スリングのような布の中でママに抱っこされて過ごすそうです。すると、赤ちゃんとママがずっと密着しているため、五感で感じ合うようになり、排せつのタイミングがわかるようになる、という話を聞いたことがあります。おむつなし育児とは、まさにこうした感覚なのでしょうね。■おむつなし育児を実践しているママに聞いてみました!「いつの間にか子どもの排せつのタイミングがわかるようになって、親として自信が持てたような気がします!」(6ヵ月の子のママ)「ずっと便秘がちでしたが、おむつの外に出すほうがたくさん出るようで、便秘も自然に解消できました!」(7ヵ月の子のママ)「以前は布おむつを使っていましたが、だんだんおしっこの量が増え、洗濯が大変になってきたので、おむつなし育児に切り替えました。今では助かっています」(5ヵ月の子のママ)「オムツ代が節約できます! しかもエコですよね」(8ヵ月の子のママ)「トイレでうんちやおしっこをすることに抵抗を感じることがなかったので、トイレトレーニングに苦労せずに済みました」(1歳6ヵ月の子のママ)おむつオムツなし育児とはつまり、赤ちゃんとじっくり丁寧に向き合うこと、そして、親子のコミュニケーションを豊かにするためのひとつの方法だと感じました。軽い気持ちで構わないので、興味がある人はぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
2014年09月19日「ママメモ」は、赤ちゃんが生まれてからの育児記録を簡単に記録することができるアプリ。赤ちゃんのミルクの時間や量を記録したり、おむつを交換した時の状態を記録できるなど、様々な育児記録メニューが用意されている。育児をしている時は赤ちゃんを抱っこしている状態が多いので、育児をしながらの記録は難しいが、このアプリなら各メニュー項目も選択式になっているので片手で操作が可能。ボイスメモによる入力もできるので、忙しいときでも簡単に記録することができる。例えば離乳食を記録する時に、ご飯をどのくらいあげたのかを目盛りをスライドさせるだけで分量を設定することができるほか、音声認識で分量を読み取ることも可能。メニューはそれぞれ哺乳びん、母乳、おむつ、離乳食、お風呂、睡眠、予防接種、健康、日記の9項目から選択でき、その場で撮った写真を記録することができるほか、端末内のアルバムから写真を選択することもできる。写真を一緒に記録することにより、赤ちゃんの成長過程がより分かりやすく整理される。また、記録した項目を日別・月別でそれぞれ確認することができるので、前回はいつミルクをあげたのかをチェックしたり、ひと月の間でのミルクの増減をチェックするなど、過去の育児記録を簡単に確認することができる。またこのアプリには、その日に入力した項目をすぐ確認したり、記録を追加できるようにウィジェット機能も搭載しているので、待受画面からアプリに直接アクセスすることができて便利。育児記録のほか、主婦の友社が運営するPC版妊娠・出産・育児専門サイト「ママストリート」のブログやレシピなどのコンテンツも自動更新で情報を閲覧できる。ママ初心者には心強い機能や情報がたくさん詰まったこのアプリ、一度チェックしてみては?■アプリ概要アプリ名:ママメモカテゴリ:スポーツ・健康 > 健康バージョン:1.0価格:月額 ¥210対応OS:Android 1.6以降プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年09月28日