【幸せを招く!】理想の夫の特徴「義実家で通夜のお手伝い中、義母から『気が利かないわね』と言われて落ち込んでいたのですが、それを見ていた夫が…すぐ助けに入ってくれて…!困っているときにすぐ、フォローしてくれる姿に感激しました」(30歳女性)幸福な結婚を実現するには、理想的なパートナーを見極めることが重要です。この記事では「理想の夫」にふさわしい男性を見分けるポイントについて掘り下げます。会話を重視する心一生涯のパートナーとして、コミュニケーションはとても大切です。お互いの考えを常に交換し、理解し合うことで、問題が発生しても冷静に対話を通じて解決策を見つけ出すことが可能になります。謝罪を惜しまない姿勢謝ることが苦手な人は、関係において不満が積もりがちです。「ごめんなさい」と「ありがとう」を自然に言える人は、その人の人間性を垣間見ることができるでしょう。プライバシーの重視結婚しても、二人がずっと一緒にいなければならないわけではありません。個々の自由な時間を尊重し、ストレス解消やリフレッシュのためには、一人の時間を大切にすることが肝心です。そういった理解を持てる男性であれば、結婚生活がより充実するでしょう。相手の困難をフォロー常に愛情と思いやりをもって接することができるかどうかが、幸せへの大きな鍵となるのではないでしょうか。(Grapps編集部)
2024年04月21日歌手でタレントの渡辺美奈代が10日に自身のアメブロを更新。世話になった人物の通夜に行ったことを報告した。この日、渡辺はランチの後に「用意しておいたマドレーヌでティータイムです」と報告し、愛犬の前足を掴んだ自身と夫の2ショットや完成したスイーツの写真を公開。その後に更新したブログでは「焼き肉弁当」と弁当の写真を公開し「ナムル ブロッコリー 紫キャベツの酢漬け」とおかずを紹介した。続けて「感謝」と題したブログでは、写真集で世話になった人物の通夜に行ったことを報告。「感謝の気持ちでいっぱいです 本当にありがとうございました」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月11日タレントのベッキーが17日に自身のアメブロを更新。大好きな人の通夜に参列したことを報告した。この日、ベッキーは「今日という1日」と切り出し「衣装合わせ行ってtwiggy cafeで最高なランチ食べて 1番出たかった番組の収録参加させて頂いて 大好きな人のお通夜に行きました」と通夜に参列したことを報告。「ずーっとずーーーっと感謝が溢れる1日でした」とつづった。続けて「お別れはさびしいけど、ありがとうの気持ちでいっぱい」と明かし「つらい…と思えるほど素晴らしい出会いだったんだなと再確認」とコメント。「ありがとうございます。明日はしっかり空を見上げよう!」と述べ「みなさまおやすみなさい もう一度、ありがとうございました」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月18日誰かが亡くなったときに催す、通夜、葬儀、告別式。大切な人やお世話になった人などの突然の訃報を受けた場合に、どれに参列をしたら良いのか迷った経験があるかたもいらっしゃるかと思います。それぞれがどのような目的で執り行われているのか、今回は、今さら聞けない「通夜」「葬儀」「告別式」基本マナーについて、秘書歴約15年でマナーに詳しい能美黎子さんが紹介します。今さら聞けない「通夜」「葬儀」「告別式」基本マナー【元社長秘書のマナー講座】vol. 23お通夜、葬儀、告別式と別々に行われるお葬式。突然の訃報を受けた場合に、「どれに行けばいいかわからない」と困ってしまうかたも多いのではないでしょうか。それぞれがどのような目的で執り行われているのか、今さら聞けないというお悩みをかかえているかたもいるかと思います。そこで今回は、それぞれの儀式の意味や違い、どのお葬式に参列をすればいいのか、参列する際の基本的な服装について解説します。今さら聞けない「通夜」「葬儀」「告別式」の違いって何?最近では、お通夜と葬儀式、告別式の違いが曖昧になってきています。しかし本来はそれぞれに意味があり、参列すべき人にも違いがありました。それぞれの意味を確認しておきましょう。1.通夜式(お通夜)ご遺族をはじめとする身近な関係のかたたちが集まり、死者を葬る前に遺体のそばで時間を過ごしたり供養したりし、故人を偲ぶ儀式のことを指します。基本的に、葬儀式・告別式の前日の晩に執り行います。2.葬儀式(葬儀)家族や親族といったご遺族が、故人の冥福を祈り、死者を葬るための儀式です。宗教や宗派によって葬儀の形式は異なりますが、仏教であれば僧侶による読経や焼香、神道であれば神官による祭詞や祈祷、キリスト教であれば聖書の朗読やお祈りをします。一般的には通夜の翌日の昼間に行われ、その後出棺し荼毘に付されます。3.告別式故人へ最後のお別れを告げるとともに、ご遺族から会葬者・参列者に挨拶をする式典です。焼香、祈祷、献花などが告別式にあたります。葬儀の直後に続けて行われることが一般的となってきており、葬儀の中に告別式という意味合いも含めて使われることが多くなってきています。葬儀式と告別式の違い「葬儀式」と「告別式」は、一連の流れで行われることが多くなり同じ意味に捉えられがちですが、目的が異なります。「葬儀式」は宗教色が強く「ご遺族が故人とのお別れを行う」儀式となり、「告別式」は宗教儀式にあまりとらわれることなく「一般の参列者が故人とのお別れを行う」ものです。つまり、葬儀式はご遺族関係者向けの儀式、告別式は一般参列者向けのお別れの式典です。どれに参列をするのがいいの?本来の意味で考えると、故人と親しい間柄であればお通夜と告別式の両方、知人やビジネスの関係である場合には告別式に参列するのが基本です。しかし、最近では告別式への参加が難しい場合などにお通夜に会社関係者や友人が参列するということもあります。これには、告別式が基本的に昼間に行われるのに対し、お通夜は夕方から夜にかけて行われることが多いという背景があるようです。仕事関係者のお葬式は、会社の指示に従うのがいいでしょう。服装の基本マナー現在のお葬式では、ご遺族も会葬者も喪服を着用するのが一般的です。ただし、正式礼装は喪主やご遺族のかたの装いなので、一般会葬者として参列する場合は、正式礼装より格下の準礼装や略礼装の装いにしましょう。女性は黒のシンプルなアンサンブルやスーツ、男性はブラックスーツかダークスーツなどがよいとされています。葬儀の基本的な身だしなみ男性の準喪服1.服黒のブラックスーツか、濃いグレーや濃紺といった色調のダークスーツ。シングル・ダブルどちらでもOK。2.シャツ白無地・ブロード素材のワイシャツが基本。色柄、麻や光沢のある素材はNG。3.ネクタイ黒色が基本。模様や光沢はNG。4.靴黒い革靴。光沢はNG。5.バッグ男性はバッグを持たないのが基本マナー。バッグが必要の場合には、黒無地の小さなセカンドバッグが適している。葬儀の基本的な身だしなみ女性の準喪服ブラックフォーマルが基本マナー。1.服漆黒の光沢のない生地でできたスーツやワンピース、アンサンブル。スカートの丈の長さは、膝が隠れる長さ。2.靴黒色の無地で、光沢のない素材の布または革のパンプスが基本。サンダルやブーツなどはNG。3.ストッキング模様や柄、網目などが目立たない黒の無地。黒色で30デニール以下の薄手のストッキングが目安。4.バッグ黒無地の光沢のない布製が基本。5.アクセサリー結婚指輪以外の指輪は外す。真珠のネックレスとイヤリング、ピアスはOK。2連~3連のネックレスは「不幸が重なる」ことを連想させるので避け、必ず1連のネックレスを選びましょう。6.ネイルストーンやカラフルな色のネイルの場合は落とした方が無難。落とせない場合には、葬儀用手袋を着用。通夜の服装はこだわらなくていい通夜の服装に決まりはなく自由ですが、節度をわきまえるのが基本です。故人に会って最後のお別れがしたいという気持ちを最優先にすべきであり、故人に合うことに意味があります。「亡くなったのを待っていたみたい」という理由から、通夜には喪服を着ていくべきではないというのが本来の考え方です。しかし、大切なのは参列者の心情や事情を尊重することです。通夜の服装は、地味できちんとした服装であれば、喪服でも平服でも構いません。おわりに心得としては、ご遺族の意向に従うことが大切です。通夜式も葬儀式も告別式も、故人を悼みお別れする場です。どの式に参列するか、確実に定められているわけではありませんが、判断に困ったら参考にしてくださいね。しかし、地域に伝わる風習やご家庭の考えがある可能性もありますので、その際はご遺族の意向を最優先にするのがいいでしょう。<筆者情報>ライター:能美黎子大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。©ニワトコ/Adobe Stock文・能美黎子
2024年02月10日お笑いコンビ・ピンクの電話の清水よし子が29日に自身のアメブロを更新。想像以上に賑やかだった通夜の様子をつづった。この日、清水は「昨日は舞台のお稽古終わりで」「南部さんにお別れしてきました」と20日に脳卒中のため亡くなった過激パフォーマンスグループ・電撃ネットワークのリーダー・南部虎弾さんの通夜に参列したことを報告。「南部さんは派手なのが好きなので、派手な服で来てくださいとのことで」と明かし「お名前に因んで、虎模様のカーディガンを用意してました」と写真とともに説明した。一方で「舞台のお稽古場に持って行くのを忘れてしまい」と述べ「お稽古してたお洋服のまま行きました」と報告。「斎場に到着したら、まるで大学の文化祭のような感じの顔や体にペイントした人や、着ぐるみの方や鎖をジャラジャラ巻きついた人や、想像以上の賑やかさで」と通夜の様子を明かし「コンサート会場のように派手な人達で溢れていました」とつづった。また「楽しい雰囲気のお通夜」だったといい「最後まで楽しませてくださった南部さん」とコメント。「帰りにTシャツを頂きました」と写真とともに報告し「どうぞ安らかにお眠りください」と追悼し、ブログを締めくくった。
2024年01月30日1月28日、迷惑系YouTuberの煉獄コロアキ(41)こと杉田一明氏が、電撃ネットワークの南部虎弾さん(享年72)の通夜で田代まさし(67)に対して執拗に絡む様子をXで公開した。昨年11月、10代の女性に対して、公演チケットの不正転売に関与したと決めつけた動画をYouTubeに投稿し、名誉毀損の疑いで逮捕された杉田氏。同年12月には50代男性を不法に拘束したとして再逮捕されたが、その後、釈放されたことをXで報告していた。そんな杉田氏だが、まだまだ迷惑行為をやめないようだ。1月28日、杉田氏は《田代まさしを私人逮捕しようと思って話したら暴行された ふざけんじゃねぇよ こいつ反省してない》とXに綴り、南部さんの通夜で田代に執拗に絡もうとする自身の動画をアップした。その動画では、文脈は不明だが「やってねえって言ってんだろ」などという田代に対し「私人逮捕してんだよ」などと杉田氏は発言。イラついてみせた田代が胸ぐらを掴むと「触ってんじゃねえよ。暴行罪だぞ」と杉田氏は述べた。その後、田代は動画を撮り続ける杉田氏の取り巻きに対して「やめろよ」と注意していた。田代は南部さんの通夜に、簡単な言葉では言い表せないほど複雑な思いを抱えて参列していたはずだ。違法薬物を所持していたなどの理由で何度も逮捕されてきた田代。いっぽう南部さんは、そんな田代の芸能界復帰を支えてきたのだ。例えば’10年9月に田代が麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕された直後、南部さんは翌年1月に自身のブログで田代から年賀状が届いたと報告。その際、南部さんは《遠くで、見守るのが一番いいと思ってる》と綴っていた。また’15年に電撃ネットワークが結成25周年記念の祝賀会を開いた際に、田代をゲスト出演させ、南部さんは「裏切られた気持ち」と言いつつ、「でも、これからマーシーがどうやって生きていくんだと、今のままだと、逃げたままで生きていかなきゃいけない」と厳しくも優しい言葉をかけていた。さらに’19年11月に田代が覚醒剤所持と使用および大麻所持事件で再び逮捕された後、’22年2月に南部さんは自身のYouTubeチャンネルで田代が出所すると報告。「もう田代さんに期待なんか何もしてない」と言いつつ、「『また何かやりましょう』って言ったら、本人が『やりたい』って言ったら何かやりましょうよ」「田代ちゃん待ってるよ」と呼びかけていた。そうして見守ってくれていた南部さんの訃報に際し、田代は今月21日、Xでこう追悼していた。《かねてから大変お世話になっていた電撃ネットワークの南部虎太さんがお亡くなりになりました。僕が何回つまづいても、南部さんは彼の主催のクレイジーナイトというイベントに毎回僕を呼んでくれました》(原文ママ)《そのご恩も果たせないまま亡くなられた事はとても残念です。南部さんと中村ゆうじさんと三人でラジオをしたり、CDを出した事を昨日の事のように覚えています。南部さん天国で安らかに…》田代にとって南部さんは強く思い入れのある存在だ。その思いを微塵も理解していないかのように、南部さんの通夜で田代を“私人逮捕”しようとした杉田氏に対し、Xでは怒りの声が続々と上がっている。《マーシーがどんな想いで、南部氏の通夜に参列したか考えようね》《マーシーかわいそうだし、南部さんのお通夜なのに何してるの?失礼すぎる》《お通夜の会場で迷惑かけるのは南部さんのご家族と会場を貸してる方双方に迷惑かかってるのマジでわかって欲しい》《通夜でこれはないわ》
2024年01月29日落語家の桂文枝が5日に自身のアメブロを更新。公演後に通夜に参列したことを報告した。この日、桂は「二回目の神戸国際会館おわりで坂田利夫さんのお通夜に行ってきました」と公演後に12月29日に老衰のため大阪市内で亡くなった「アホの坂田」の愛称で親しまれたお笑いタレントの坂田利夫さんの通夜に参列したことを報告。「立派に大阪の伝統のアホの漫才を守った坂田利夫師にお別れをするために私も黒紋付に黒の羽織の紐と正式な姿に着替えて手を合わせました」とつづった。続けて「よく頑張られました」と坂田さんを労い「なかなかアホを演じ切るのは並大抵ではありません」とコメント。坂田さんについて「お客様は演じているのか本当なのかわからないので『アホ』と声をかけたりします」と述べ「見事に演じ切った坂田さんの最期にはこちらも正装で望んだ次第です」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月06日皆さんは、義両親と良好な関係を築いていますか? 今回は「父の葬儀を欠席宣言した義家族」とその感想を紹介します。父が他界父が他界したことを義母に報告する主人公。報告を聞いた義母は、父を弔う言葉をかけてくれました。しかし、葬儀会場のことについて連絡すると義母は通夜葬式の出席を断固拒否。葬儀に出るのは主人公だけだと訴えてきます。この真夏に…出典:Youtube「スカッとドラマ」もともと義両親と海外旅行に行く予定でしたが…。葬儀を行う日とかぶっていて、義母たちは旅行を優先しようとしていたのです。義母は主人公に「あなたのお父さまは、私たちの家族じゃないから」と突き放します。しまいには「気温は40度!真夏日に喪服を着ろと?」と言われ…。夫に相談をするも、夫までも旅行へ行くと言い出す始末。主人公はそんな情の薄い義家族に愛想を尽かしました。そして1年後、義父が倒れたと義母から連絡をもらった主人公。しかし、主人公は義父のもとへは駆けつけませんでした。理由は「義父は家族じゃないから」と、1年前に義母から言われた言葉をそのまま返したのです。1年後にまさかの大逆襲をされてしまい、タジタジになる義母でした。読者の感想葬儀について「真夏だから喪服を着たくない」と嫌がる人がいることに驚きました。夫まで旅行に行ってしまうなんて本当に残念です。(40代/女性)義家族とはいえ、縁あって家族になった間柄です。義母からの言葉に、主人公はかなり傷ついたと思います。1年後に、まさか自分が言われる側になるとは思わなかったことでしょう。(20代/女性)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。※こちらのお話は体験談をもとに作成しています。(lamire編集部)
2023年12月22日故人の家族や友人など親しい人たちが集まり、最期の夜を過ごすための儀式『通夜』。故人を偲び、別れを惜しみながら過ごすため、しめやかな雰囲気に包まれます。そんな場では、予期せぬハプニングで笑ってしまいそうになっても、不謹慎に思われないよう、懸命にこらえるでしょう。しかし、六尺法師(@6SYAKU_HOUSHI)さんは、僧侶という立場でありながら、あろうことか通夜の場で吹き出したことがあったそうです!X(Twitter)にその時の出来事を投稿しました。僧侶も吹き出した、司会の『いい間違い』仕事で、ある通夜に出向いた時のこと。儀式の進行をする司会の女性が、通夜についての説明をしていたのですが、しっとりとした声でこう話したといいます。「本日の通夜の儀は、故人様がこちらの世界での、最後の、夜の営み…」※写真はイメージ最後の夜の営み…。司会の女性が艶っぽく語るため、状況とのギャップに、込み上げる笑いを我慢できなかったという、六尺法師さん。さらに、通夜の後で故人の妻が「相手は誰よ」と秀逸なツッコミを入れたため、「限界突破して笑ってしまった」といいます。こちらの投稿は拡散され、多くの人が同じく笑いをこらえることができなかったようです。・朝から爆笑した!妻の切り返しが最高です。経験値を感じる。・コーヒーを吹き出しました。これはお釈迦様も爆笑。・電車の中で見てはいけない。肩がぶるぶる震えています。・まさに『笑ってはいけないお通夜』。きっと参列者は『全員アウト』ですね。ちなみに、司会の女性は、自分の仕事に集中をしていたため、間違いに気付いていない様子だったとのこと。まさか『お通夜』が『お艶』になるとは…故人もきっと笑ってしまったことでしょう!和やかな笑いの中で見送られるというのも、素敵なことかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年10月19日皆さんには非常識な親戚はいますか?今回は通夜でお金の話ばかりする女性のエピソードを紹介します!イラスト:漫画アパート皐月荘祖父の通夜幼いころに両親を亡くした主人公は、父方の祖父のもとで育てられました。そんな祖父が老衰で亡くなり、通夜に親戚が集まりました。そんな中、従姉の1人は、祖父の通夜という場にもかかわらずなぜか上機嫌。そして意気揚々と遺産の話を始めて…。遺産を山分け?出典:漫画アパート皐月荘「じーさんの遺産♪」と、祖父が残した遺産を山分けしようと話す従姉。従姉が言う遺産とは、主人公の両親が亡くなったときに一時的に祖父が相続した保険金と土地のこと。それらは元々主人公の両親が残したものなので、主人公がすべて相続することになっていました。ところがそれを聞いた従姉は「ずるい」と激怒。自分にも分けろと大騒ぎして暴れる従姉に、唖然とする親族一同なのでした…。人の遺産まで通夜でお金の話ばかりして、人の遺産まで奪おうとするとは呆れてしまいますね…。従姉の非常識な行動に驚いてしまうエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年05月31日■前回のあらすじ義母の余命がわずかだとわかり、悲しみに暮れる咲良。最期を覚悟した義母は、咲良にあるお願いをするが…。 >>1話目を見る じつはお義母さんの家系は資産家で、お義父さんは婿養子だったのです。お義母さんが亡くなるまでそのことを私は知らないでいました。酔って暴言を吐く正樹ですが、その姿は私には傷ついているようにも見えました。でも…。お義母さんの死ぬ間際でも素直になれなかった正樹を見て、私は悔しかった。なぜなら、お義母さんを安心させて旅立って欲しかったから。そしてお義母さんに愛されていたのにそれに反発していた正樹に、私の怒りは抑えられないほどになっていました…。次回に続く(全9話)毎日18時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2022年04月24日新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に亡くなった志村けんさんの所属事務所が13日、公式サイトを更新。志村さんの通夜および葬儀が、4月11日、12日に近親者のみで執り行われたことを報告した。サイトでは、「志村けん 通夜及び葬儀についてのご報告」と題し、「令和2年3月29日に逝去いたしました志村けんにつきまして、通夜及び葬儀が、令和2年4月11日、4月12日に、近親者のみにて執り行われましたので、ご報告申し上げます」と報告。また、「既報の通り、ファンならびに関係者の皆様におかれましては、新型コロナウイルスに関連する一連の状況が収束したのち、『お別れ会』にて、故人を偲んでいただきたく存じます」とし、「『お別れの会』の開催時期や、詳細な内容については、決定次第、弊社よりご報告をさせていただきます」と伝えた。
2020年04月13日「墨」と「うす墨」が一本になったツインペンタイプ筆ペン『慶弔サインペン』。冠婚葬祭に大活躍間違い無しの便利アイテムですよ♪墨とうす墨を1本の筆ペンに凝縮!『慶弔サインペン』は、どちらも急に必要になる宛名書きや祝儀袋に使用する「墨」と、香典袋に使用する「うす墨」が1本で使い分けられるツインタイプの筆ペンという便利なアイテム。「墨」と「うす墨」どちらも和紙でもにじみにくい顔料インキを採用し、更にしっかりとした固めのペン先なので、慶事や弔事で突然必要になってもサインペン感覚で筆文字を書くことができるんです。従来の筆ペンにあった悩みを解決!これまで、慶弔用として使用されている筆ペンについては、みなさん「墨やうす墨の色」「にじみ」「ペン先の書きやすさ」について不満があるようです。(Web調査ぺんてる調べ)この筆ペンは、和紙の金封に書いてもにじみにくい、顔料インキを使用しています。「墨」と「うす墨」のツインタイプ祝儀袋や宛名書きなど幅広く使用できる「墨」と、香典袋など弔事用に使用する「うす墨」がツイン!冠婚葬祭に幅広く使えます。販売仕様◎お問合せ先ぺんてる株式会社お客様相談室(フリーダイヤル)0120-12-8133
2017年09月28日日本の通夜や葬儀にはさまざまなマナーが存在しています。しかし、通夜や葬儀に参列する機会はそこまで多くないため、参列をする予定が決まってから急いでマナーを確認する方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、通夜や葬儀に関するマナーをまとめました。今回ご紹介するマナーを身につけ、安心して通夜や葬儀に臨めるようにしましょう。■通夜や葬儀に参列する際の基本的なマナーを確認まずは、通夜や葬儀に関する基本的なマナーを押さえておきましょう。【着用するもの】通夜や葬儀の服装に関しては、男性も女性も喪服が基本となります。ただし、通夜に限っては男性は黒系のスーツ、女性は地味な色合いのスーツやワンピースでも問題ありません。なお、黒であればどのような服でも良いというわけではなく、光沢のある派手な服は避ける必要があります。アクセサリーについては、男性は結婚指輪と腕時計以外は着用を避けます。女性の場合も派手なアクセサリーはマナー違反となるので、イヤリングもしくはネックレスのいずれかを選びましょう。なお、デザインについては白のパールが使用されたものが望ましいとされています。コートなどの防寒着では、殺生を連想させる革と毛皮を避けることが大切です。また、コートを着用する際には、会場に到着する前に脱いでおくようにしましょう。【時間に関するマナー】通夜も葬儀も、基本的に遅刻はマナー違反となります。特に故人との最後のお別れとなる葬儀は、遅くても20分前には会場に到着するようにしましょう。通夜についても、一般的には開始10分前に到着することが望ましいとされています。ただし、通夜は故人が亡くなった当日に開かれることもあるので、「時間内に到着することがどうしても難しい」という場合には多少遅れても問題はありません。開始から30分ほどの遅刻であれば焼香をすることも可能なので、多少遅れても会場に向かうようにしましょう。【遺族との関わり方】故人と親しい間柄であった場合は、遺族の方々に対して軽く挨拶をします。ただし、故人の死因を尋ねたり、世間話を持ちかけたりするなどの言動は控えるようにしましょう。故人と特に親しい間柄でなかった場合は、遺族の方々に挨拶をする必要はありません。通夜や葬儀に足を運び、受付においてお悔やみの言葉を簡潔に述べるだけで気持ちは伝わります。【仕事関係の通夜や葬儀の場合】取引先やお得意様の方など仕事関係の方が亡くなった場合には、受付で名刺(右上に「弔」の文字を記載したもの)を渡すことがマナーです。名刺に記載されている本人が参列をする場合には、本人が参列したことを伝えるために名刺の左下を手前側に折り込むようにしましょう。なお、代理人が参列をする際には名刺を折り込む必要はありませんが、代理人の名刺の右上に「代」の文字を記載することがマナーです。【宗教や宗派に合わせる】これまで通夜や葬儀に参列した経験がある場合でも、それだけで安心してはいけません。通夜や葬儀の形式は、故人の宗教や宗派によって大きく異なるためです。日本では仏式が一般的ですが、神式やキリスト教式の通夜や葬儀では、香典袋の書き方などのマナーが異なります。そのため、故人の宗教がわかっている場合には、その宗教に関するマナーをきちんと身につけておきましょう。■通夜・葬儀での正しい作法を身につけよう通夜や葬儀に参列をする際に、「焼香のやり方がわからない」「数珠の使い方がわからない」などの声は多く聞かれます。焼香と数珠は、通夜や葬儀で重要な意味合いを持つものなので、これらに関するマナーもきちんと身につけておきましょう。【焼香の作法】焼香をする際には、まず遺族と僧にゆっくりと一礼をしてから、遺影に合掌と一礼を行います。そして、右手の親指と人差し指、中指の3本の指で抹香をつまみます。抹香をつまんだら右手を額の前まで上げた後に、指を静かに擦る要領で香炉へ抹香を落とします。この動作を1回~3回ほど行い、遺影に合掌をしてから一礼をする方法が一般的とされています。焼香の際に特に注意が必要になるのは、焼香の「回数」です。同じ仏式の葬儀であっても、宗派によって適切な焼香の数は異なるので注意しておきましょう。故人の宗派がわかっている場合には、事前にその宗派の焼香のやり方を調べておくことが望ましいです。【数珠の作法】通夜や葬儀において、数珠は合掌をする際に使用します。左手にかけて右手を添える形で合掌をするか、もしくは両手にかけて合掌をする方法が一般的です。ただし、数珠の使い方も宗派によって細かい違いが見られるので、可能であれば事前に確認をしておくことが望ましいでしょう。なお、焼香の際には数珠を左手の親指と人差し指の間にかけて、体の前に差し出す姿勢を取ることがマナーです。数珠を使用しない場合も、同じように左手の親指と人差し指の間に数珠をかけるようにしましょう。■通夜・葬儀での挨拶におけるマナー通夜と葬儀では、遺族への挨拶にも注意をする必要があります。挨拶をするタイミングによって遺族にかけるべき言葉は少し異なるので、以下では適切な挨拶を各シーンに分けてご紹介していきましょう。【受付での挨拶】会場の受付では、喪主や遺族の方に対して軽く一礼をするだけで問題ありません。挨拶をしたい場合には、「この度はご愁傷様です」のように軽く挨拶をする程度にとどめましょう。なお、受付から開式までの間に挨拶をする際にも、簡潔にお悔やみの言葉を述べることが大切です。遺族の方々をできるだけ気遣いたい場合は、「何かお手伝いできることはございますか」のように声をかけましょう。【故人と対面をする際の挨拶】遺族に許可を得て故人と対面をする場合にも、きちんと挨拶をするようにしましょう。対面後に「ありがとうございました」とお礼を述べることはもちろん、遺族を思いやる言葉も忘れてはいけません。具体的な言葉としては、「穏やかなお顔ですね」「安らかに眠っておりますね」などが挙げられるでしょう。【通夜ぶるまいでの挨拶】地域によっても異なりますが、基本的に通夜ぶるまいでは賑やかに会話をするべきではありません。遺族の方々と会話をする場合には、お悔やみの言葉など必要最小限の挨拶にとどめて、遺族の方の話を聞くように意識しましょう。さらに通夜や葬儀の挨拶では、「忌み言葉」を避ける必要があります。下記の言葉は忌み言葉に該当する恐れがあるので、挨拶の際には使用を控えるようにしましょう。・生死を連想させる言葉…「生」がつく言葉、「死」がつく言葉など・同じ発音が連続する言葉…たびたび、重ね重ねなど・続くことを連想させる言葉…再三、続いてなど・不吉な数字…四や九が含まれる言葉通夜や葬儀において忌み言葉はマナー違反とされるので、例えば「亡くなる」や「逝去」のように、普段とは少し異なる言葉を使用することが一般的です。遺族の方々への挨拶を予定している方は、上記でご紹介した忌み言葉が含まれないように一言一句確認しておきましょう。■マナー違反に注意!通夜・葬儀のNG集上記でご紹介した以外にも、通夜や葬儀ではするべきではない言動がいくつかあります。以下では、通夜や葬儀で特に注意したいNG言動をご紹介していきましょう。【数珠の貸し借り】数珠を忘れたからと言って、気軽に貸し借りをする行為は望ましくありません。数珠は各個人が持つものであり、持ち主の分身といった意味合いを持っているためです。なお、数珠はもちろん持参することが望ましいですが、ないからと言って深刻なマナー違反にあたるわけではありません。数珠を忘れても焦らずに、故人を悼むこと以外は考えないようにしましょう。【私語】これは当然とも言えるマナーですが、通夜や葬儀において私語は厳禁です。故人との思い出や生前の様子など、故人に関する話も基本的にはNGとなるので注意しておきましょう。喪主や遺族に対する挨拶と同じように、参列者同士の挨拶も軽くとどめることがマナーとされています。【自分から挨拶に向かう】挨拶の準備をしたからと言って、喪主や遺族の方々に自分から挨拶に向かうべきではありません。通夜や葬儀は故人を悼む場ですし、挨拶に向かうことで遺族の方に余計な負担をかけてしまう恐れがあるためです。受付以外で挨拶をする際には、遺族の方との距離が偶然近くなったタイミングなど、自然な流れで行うようにしましょう。また、仮にそのようなケースであっても、黙礼をすれば挨拶をする必要は特にないとされています。【焼香をしてすぐに退席をする】通夜や葬儀は、基本的に終わるまで在席することが望ましいとされています。そのため、焼香が済んだからと言ってすぐに退席をするべきではありません。やむを得ず退席をする場合には、遺族や受付の方々に「本日はこれで失礼いたします」と一言添えてから会場を後にします。退席をする具体的な理由については、特に相手方に伝える必要はありません。■通夜・葬儀に参列する際に持っていくべき物通夜や葬儀に参列する際には、いくつか持参するべき物があります。前述では適した服装について軽く触れましたが、「小物類」も忘れてはいけません。そこで以下では、通夜や葬儀で必要になる小物について解説していきましょう。【香典】香典とは、香の代わりに霊前に供えるお金のことです。故人との間柄や年齢によって適した金額は異なりますが、通夜や葬儀では3,000円~100,000円前後のお金を香典袋に入れて、受付で渡すことが一般的なマナーとされています。また、宗教や宗派によって適した香典袋が異なる点にも注意が必要です。事前に宗教や宗派を調べておくことが望ましいですが、わからない場合には「御霊前」と記載された香典袋を用意しておきましょう。【ふくさ】ふくさとは、香典袋を入れて持ち運ぶための袋のことを指します。香典袋をそのまま鞄から出して渡す行為はマナー違反とみなされるので、必ず香典袋はふくさに入れるようにしましょう。また、ふくさを用意する際には「色」に注意を払う必要があります。一般的に通夜や葬儀では、紫色や藍色、緑色、灰色などのふくさが望ましいとされています。【ハンカチ】必ず必要になる物ではありませんが、ハンカチも持参するべき物と言えるでしょう。通夜や葬儀では色物のハンカチはマナー違反とみなされるので、白もしくは黒のハンカチを用意します。また、派手なデザインのハンカチは避けて、基本的には無地などフォーマル用のハンカチを持参するようにしましょう。【数珠】前述でご紹介した数珠も忘れてはならない小物です。ただし、仏式以外の通夜や葬儀では数珠は必要がありません。仏式の通夜や葬儀に参列をする際には、可能であれば宗派を事前に調べておき、各宗派に適した数珠を用意するようにしましょう。【傘】雨天の場合には傘が必要になりますが、傘に関しても派手なデザインは避けるべきです。黒や藍色、灰色など地味な色合いであり、余計な装飾が施されていない傘を選ぶようにしましょう。このように、通夜や葬儀で持参するべき物は少なくありません。基本的には派手な色やデザインを避けて、殺生を連想させる素材が使用されていない小物を選べば問題ないでしょう。また、上記の小物に加えて「鞄」の選び方にも注意を払いたいところです。鞄に関しては色が黒であり、布もしくは革で作られたものを選ぶようにしましょう。鞄の種類については男性はクラッチバッグ、女性はハンドバッグを選ぶことがマナーとされています。「鞄が小さくて持ち物が収まりきらない」という場合には、コンパクトサイズのサブバッグを使用する方法がおすすめです。特に女性の方は荷物が多くなりがちなので、事前に全ての持ち物を確認しておき、ひとつのバッグに収まりきらない場合はサブバッグをきちんと用意しておきましょう。■まとめ通夜や葬儀は、あくまでも故人を悼むために設けられる場です。そのため、参列者自身が目立つ必要はなく、ふさわしい格好で適した振る舞いをしなくてはなりません。不安を感じている方は今回ご紹介したマナーを参考にして、会場でどのような振る舞いをするべきかイメージしてみましょう。また、直前になって慌てないように、持ち物を細かくチェックしておくことも大切です。
2017年03月08日通夜や葬儀の参列者は、香典を喪主や親族に渡すケースが一般的です。しかし、「香典を渡すタイミングが難しい」「適切な金額がわからない」などの悩みを抱えている方は少なくありません。香典の渡し方や金額を間違えると、マナー違反と認識されてしまう恐れがあるので、事前に正しい知識を身につけておく必要があるでしょう。そこで今回は、香典に関する基礎知識やマナーについてご紹介していきます。■香典は通夜か葬式どちらで渡せばいい?香典を渡す上でまず気になるのが、「渡すタイミング」ではないでしょうか?特に通夜と葬儀の両方に参列をする場合に、どちらで渡すべきか悩んでしまうケースは多く見られます。結論から言うと、香典を渡すタイミングは通夜や葬儀の目的によって異なります。例えば親族や親しい知人など、故人に近しい人物のために通夜が開かれている場合は、一般参列者は無理に香典を渡すべきではありません。このようなケースでは、葬儀に香典を渡すようにしましょう。それに対して、葬儀に参列することが難しい一般参列者のために通夜が開かれている場合は、通夜の際に香典を渡しても問題はありません。特に近年の都心部などでは通夜の目的が少しずつ変わってきているので、そのような通夜であれば香典を渡す行為はマナー違反とはならないでしょう。しかし、ケースによっては通夜に香典を渡すと、「事前に準備をしていたのでは?」と思われてしまう恐れがあります。通夜や葬儀の準備を前もって進めることはマナー違反とみなされるので、基本的には香典は葬儀の際に渡すことを考えましょう。通夜では喪主や遺族への軽い挨拶にとどめて、通夜が終わってから葬儀に向けて香典の準備を進める、といった流れが望ましいと言えます。もちろん、葬儀に参列することが難しい場合は、通夜の際に香典を渡しても問題はありません。■香典袋の選び方と書き方典を渡す際には、お金を香典袋に入れてから渡す必要があります。しかし、香典袋にもさまざまな種類が存在しているので、「どの香典袋を選ぶべきかわからない」と不安に思っている方もいることでしょう。香典袋は種類によって、主に以下の3つのポイントが異なります。■表書き…表に記載されている文字■水引…香典袋を結ぶ紐■包み…香典袋のデザイン表書きなどについては、相手の宗教や宗派ごとに適したものを選ばなくてはなりません。そこで以下では、主な宗教や宗派に適した香典袋についてご紹介していきましょう。【仏式】表書きについては、「御香典」もしくは「御香料」と記載されたものを用意します。水引は黒白の紐が基本となりますが、なければ双銀の結び切り(堅結びをしたもの)を選ぶようにしましょう。包みに関しては、控えめに蓮の花がデザインされているものや白無地などが望ましいです。【神式】神式の香典では、表書きに「御玉串料」や「御榊料」と記載されたものが一般的です。水引については仏式と同様に、黒白か双銀の結び切りを用意するようにしましょう。包みのデザインは白無地のもので問題ありません。【キリスト教式】プロテスタントでは表書きが「お花料」のもの、カトリックでは「お花料」か「御ミサ料」と記載されたものを用意します。水引に関しては黒白、もしくは双銀の結び切りで問題ありません。包みは白無地が基本となりますが、百合や十字架などが描かれた香典袋もよく使用されています。【相手の宗教や宗派がわからない場合】水引については、黒白か双銀の結び切りを用意すれば問題ありません。包みに関しても白無地のものを用意しておけば、主な宗教や宗派には対応できるでしょう。ただし、表書きは必ず「御霊前」と記載されたものを用意しましょう。適した表書きは宗教ごとに大きく異なりますが、御霊前は一般的にどの宗教でも使用できる表書きとされています。このように、宗教や宗派ごとに適した香典袋は異なりますが、香典袋は包む金額に合わせることも重要とされています。包んだ金額が少ないのにも関わらず、デザインが立派な香典袋を使用するとマナー違反とみなされてしまう恐れがあるためです。包む金額を決めたら、以下を目安にして適したデザインの香典袋を選ぶようにしましょう。■5,000円…封筒にデザインが印刷されたもの。一般的に水引は必要がないとされている。■10,000円…黒白、もしくは双銀の水引が備わっているもの。■30,000円以上…双銀の水引が備わっており、和紙で作られているもの。上記を参考に適した香典袋を用意したら、次は香典袋に氏名や住所などを記載していきます。ただし、香典袋の書き方にもマナーがいくつか存在しているので、次は香典袋の書き方の手順と注意点についてご紹介していきます。【1.名前を書く】まずは、表書きの下側に名前を書きます。水引が備わっている場合は、水引の下側から書き始めるようにしましょう。基本的には縦に名前を書けば問題ありませんが、中には複数名で香典を用意したり、代理で葬儀に参列をしたりする方も見られます。これらのケースでは、以下のように名前を記載するようにしましょう。■夫婦連名の場合…世帯主の氏名を中央下部に、配偶者の名のみをその左側に書く。■3人の連名の場合…目上の人の氏名を中央下部に、それ以外の人の氏名をその左側に書く。■4人以上の連名の場合…目上の人の氏名を中央下部に書き、その左側に「~一同」と記載する。■夫の代理として妻が参列する場合…中央下部に夫の氏名を書き、その左側に小さく「内」と記載する。【2.中袋の表側に金額を書く】香典に包む金額は、中袋の表側中央に記載します。例えば「金壱萬円」のように、縦に金額を記載すれば問題ありませんが、可能であれば改ざんができないよう漢数字の旧字体を使用するようにしましょう。■5,000円を包む場合…金伍仟円■10,000円を包む場合…金壱萬円■30,000円を包む場合…金参萬円【3.中袋の裏側に住所を書く】次は中袋の裏側に住所と氏名を記載します。中央より左側から住所を縦に書き始め、左下に氏名を記載すれば問題ありません。■金額の相場と包み方香典に関して、特に気になるのが「包む金額」ではないでしょうか?周りに比べて少なすぎるとマナー違反となりますし、多すぎても相手に気を遣わせてしまいます。香典に包む金額の相場は、あなたの年齢や故人との間柄などによって異なります。そこで以下では、香典を包む側の年齢に分けて各シーンの適切な金額についてご紹介していきましょう。【20代の方】■祖父母が亡くなった場合…10,000円■両親や義理の両親が亡くなった場合…30,000円~100,000円■兄弟姉妹や義兄弟が亡くなった場合…30,000円~50,000円■叔父や叔母が亡くなった場合…10,000円■上記以外の親戚が亡くなった場合…3,000円~10,000円■勤め先の上司や同僚が亡くなった場合…5,000円(上司や同僚の家族が亡くなった場合は3,000円~5,000円)■友人や知人が亡くなった場合…3,000円~5,000円【30代の方】■祖父母が亡くなった場合…10,000円~30,000円■両親や義理の両親が亡くなった場合…50,000円~100,000円■兄弟姉妹や義兄弟が亡くなった場合…50,000円■叔父や叔母が亡くなった場合…10,000円~20,000円■上記以外の親戚が亡くなった場合…3,000円~20,000円■勤め先の上司や同僚が亡くなった場合…5,000円~10,000円(上司や同僚の家族が亡くなった場合は3,000円~10,000円)■友人や知人が亡くなった場合…5,000円~10,000円【40代以上の方】■祖父母が亡くなった場合…30,000円~50,000円■両親や義理の両親が亡くなった場合…100,000円以上■兄弟姉妹や義兄弟が亡くなった場合…50,000円■叔父や叔母が亡くなった場合…10,000円~30,000円■上記以外の親戚が亡くなった場合…3,000円~30,000円■勤め先の上司や同僚が亡くなった場合…10,000円以上(上司の家族が亡くなった場合は5,000円~10,000円、同僚の家族が亡くなった場合は3,000円~10,000円)■友人や知人が亡くなった場合…5,000円~10,000円上記を参考に包む金額を決めれば、特にマナー違反とはみなされないはずです。ただし、香典では金額だけでなく、お金の包み方にもマナーが存在しているので、以下で正しい包み方もしっかりと確認しておきましょう。【1.包むお金を用意する】香典のお金を用意する際には、新札を避けることがマナーとされています。通夜や葬儀に向けて万全に準備をしていると、「故人の不幸を見越していた」といった印象を与えてしまうためです。ただし、破れていたり汚れていたりするお札も避けるようにしましょう。適度に新札の雰囲気がなくなっているお札を使用するか、新札を一度半分に折り曲げたものを用意することが望ましいとされています。【2.中袋にお金を入れる】お札を用意したら、まずはそのお札の向きを全てそろえます。そして中袋にお札を入れますが、「お札の顔が見えているとマナー違反」とみなされる場合もあるので、裏向きにそろえた状態で中袋にお札を入れるようにしましょう。【3.中袋を外包みで包む】次は外包みで中袋を包んでいきます。外包みを開いた状態で中央に中袋を置き、「左・右・下・上」の順に外包みを閉じていきましょう。外包みを閉じたら、あとは水引を中心に据えて完成です。■香典の渡し方意外と見落としがちなのが、香典の渡し方に関するマナーです。金額や香典袋の種類も大切ですが、香典は渡し方ひとつで相手に与える印象が変わるので、正しい手順を以下でしっかりと確認しておきましょう。【1.ふくさに香典を入れる】まずは、「ふくさ」と呼ばれる袋に香典を入れます。香典袋のままで持っていくことはマナー違反とされているので、会場に到着する前にきちんと準備をしておきましょう。【2.受付で一礼をして挨拶をする】会場に到着したら、受付で一礼をしてから挨拶の言葉を述べます。挨拶に関しては、「この度はご愁傷様です」のように簡単なもので構いません。【3.ふくさの上に香典を置く】挨拶が済んだらふくさから香典を取り出し、ふくさを簡単にたたみます。そのたたんだふくさの上に香典袋を置きましょう。【4.香典を相手が読みやすい向きに回して渡す】最後に香典袋を相手が読みやすいように回転させて、そのまま渡せば完了です。香典を渡す際には、受付の方に「ご霊前にお供えください」と一言添えるようにしましょう。芳名帳に住所や氏名を記載する形式では、受付に到着した時点で香典を渡します。しかし、個別カードに住所などを記載して受付に渡す形式では、個別カードと一緒に香典も渡す方法が一般的とされています。■参列できない場合はどうやって香典を渡す?では、仮に通夜にも葬儀にも参列できない場合は、香典をどのように渡すことが望ましいのでしょうか?このようなケースでは、以下のいずれかの方法で香典を渡すことが一般的なマナーとされています。【後日香典を渡す】香典は通夜や葬儀の日だけでなく、これらの日以降に渡しても特に問題ではありません。ただし、「四十九日法要」が過ぎているかどうかによって、以下のように適した表書きが異なるので注意が必要です。■四十九日法要が過ぎていない場合…御霊前■四十九日法要が過ぎている場合…御仏前故人の自宅へ足を運ぶことが難しくない方は、上記の表書きに注意をして香典を後日渡すようにしましょう。【代理人に頼んでおく】代理人に香典を預けて、自分の代わりに渡してもらう方法も選択肢のひとつです。ただし、勤め先の上司など目上の方に対しては、代理を依頼しないようにしましょう。【郵送で渡す】「遠方でどうしても参列が難しい」などの場合は、現金書留で香典を郵送します。ただし、郵送で香典を送る際には、参列できなかったことを詫びる手紙を同封することがマナーとされているので注意しておきましょう。■まとめ通夜や葬儀に参列する場合、香典はほとんどのケースで必要になるものです。また、仮に参列が難しかったとしても、代理人に頼んだり郵送したりなどの方法で渡すことがマナーとされています。今回ご紹介したマナーを参考にしながら、相手にきちんと気持ちが伝わるように準備を進めるようにしましょう。
2017年03月08日親族など近しい人物が亡くなると、その遺族は通夜や葬儀を開くケースが一般的です。しかし、通夜や葬儀は頻繁に開かれるものではないので、「通夜と葬儀の違いがわからない」「告別式とは何が違うの?」と感じている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、通夜と葬儀、告別式の各特徴についてご紹介していきます。■通夜、葬儀、告別式の違いって?通夜と葬儀、告別式は、いずれも近しい人物が亡くなった際に開かれる儀式を指します。ただし、各儀式はそれぞれ異なる意味合いを持っているので、まずはその違いから理解していきましょう。【通夜】通夜は故人を葬る前に開かれる儀式です。故人と親しかった親族や知人などが集まることで、邪霊から故人の体を守ることが本来の目的とされていました。しかし、現代ではこの通夜の目的も少しずつ変わってきており、葬儀や告別式に出席できない方のために、「最後のお別れの場を設ける」といった目的で開かれるケースも見られます。このような変化により、近年では通夜が夜通し開かれるケースは減ってきており、数時間のみ開かれる「半通夜」が増えてきています。通夜の時間はケースによって異なりますが、半通夜の場合は1時間~3時間程度が一般的です。【葬儀】葬儀は通夜の後に開かれるケースが一般的であり、主な目的は「故人の冥福を祈ること」です。実際の葬儀では故人の冥福を祈るために、僧などを読んでお経を読んでもらいます。ただし、葬儀は信仰する宗教によって形式が大きく異なり、故人や喪主の宗教に合わせて参列をすることが基本的なマナーとなります。近年では単に宗教に則って開くだけでなく、家族葬など故人の生前の希望を実現する形で開かれるケースも増えてきています。【告別式】親族や知人などの参列者が、故人に最後のお別れをする儀式のことを告別式と言います。こちらも宗派などによって形式は異なりますが、日本では参列者全員が故人に対して焼香をするケースが一般的です。近年では、上記で挙げた葬儀と告別式を同時に行うケースも少なくありません。そのため、葬儀と告別式の間に明確な違いはなくなってきており、単に葬儀という場合は告別式を含むケースも多いので注意しておきましょう。■通夜の種類とそれぞれの特徴と流れ上記でご紹介した通夜には、いくつかの種類が存在しています。いずれの種類も目的は変わりませんが、具体的な流れが異なるので以下でしっかりと確認しておきましょう。【仮通夜】親族だけでなく知人が参列する通夜も多く見られますが、中には家族だけで通夜を開く場合もあります。このように特に親しい人物のみで開かれる通夜を「仮通夜」と言い、仮通夜では基本的に親族以外の人は参列しません。実際の仮通夜は、故人の遺体を病院から自宅へと運んでから開かれます。また、中には知人が自宅へと尋ねるケースも見られますが、長居は避けることがマナーとされています。死因を尋ねることもマナー違反とされているので注意しておきましょう。近年では、遺体を病院から自宅へと運ぶことが減ってきたので、仮通夜が開かれるケースも減少してきています。ただし、病院によっては病院内で仮通夜を行えるので、「どうしても」という場合は病院に相談をしてみましょう。【本通夜】親族はもちろん、それ以外の知人も一般的に参列が認められている通夜のことを「本通夜」と言います。単に「通夜」という場合は、この本通夜を指すケースが一般的です。宗派や家庭によっても異なりますが、本通夜は通常1時間程度で終わる場合が多く、読経のために僧を迎えて開かれます。読経は30分~1時間ほどであり、その間に参列者は順番に焼香をします。僧の読経や法話などが済み、喪主が参列者に対して挨拶をすると本通夜は終了です。【通夜ぶるまい】本通夜が終了すると、参列者に対して飲食がふるまわれます。これを「通夜ぶるまい」と言い、喪主や親族が参列者に対して感謝の意を示すために開かれます。通夜ぶるまいでは、たとえお腹がすいていなかったとしても、食事に箸をつけることがマナーとされています。また、地域によって出される食事やマナーには違いが見られるので、各地域のマナーに合わせることが大切です。一般的に通夜ぶるまいは1時間ほどで終了するケースが多く、1時間経過した頃に喪主が挨拶をして終了となります。■葬儀の種類とそれぞれの特徴と流れ葬儀も通夜と同じように、複数の種類が存在しています。特に近年は葬儀の種類が増えてきており、喪主や親族は金銭面やスケジュール、参列者などを想定した上で、都合の良い葬儀の種類を選ぶことが大切です。以下では、主な葬儀の種類と特徴を解説していくので、ご自身のシーンに適した種類を見極めてみましょう。【一般葬】親族だけでなく故人の知人や同僚など、一般の参列者が多く集まる葬儀のことを「一般葬」と言います。葬儀の中で最も一般的な形式であり、大規模な葬儀になる点が特徴的です。進行については宗教儀礼が中心になるケースが多く、僧がお経を読んでいる間に参列者が焼香をします。読経や焼香が終わると僧が法話や説教を行い、喪主が挨拶をして終了となります。【家族葬・密葬】故人と親しかった親族のみを集めて、執り行う葬儀のことを「家族葬」や「密葬」と言います。ただし、家族葬や密葬の参列者に細かいルールは存在しておらず、特に親しかった知人が家族葬に参列するケースも見られます。家族葬や密葬は規模が小さいので、喪主や遺族の負担を大きく抑えられます。「故人の冥福をゆっくりと祈りたい」「故人とのお別れの時間を大切にしたい」などと考えている方に向いている種類と言えるでしょう。具体的な流れに関しては、一般葬と大きな違いはありません。【直葬】特別な会場を用意せず、火葬場で故人とお別れをする方式のことを「直葬」と言います。一般参列者に対しての葬儀は行われないので、ほかの葬儀と比べると規模は小さくなります。直葬のメリットは、遺族の経済的負担や身体的負担を抑えられることです。ただし、その反面で一般参列者が参列できないというデメリットがあるので、故人の知人にはあらかじめ説明をしておく必要があるでしょう。また、お布施や戒名に関しても事前に菩提寺と話し合っておくべきです。トラブルが生じやすい形式なので、事前に一般参列者と菩提寺などの理解を得ておくことが大切なポイントです。【社葬・団体葬】主に会社や団体に向けて執り行われる葬儀のことを、「社葬」や「団体葬」と言います。会長や社長など、重要な役職に就いている方が亡くなった場合に開かれることが多い葬儀です。社葬や団体葬は、ほかの葬儀に比べると大規模になりやすい特徴を持っています。広い会場も必要になるので、費用が多くかかる点には注意をしておきたいところです。なお、一般葬と社葬を同時に執り行う方式は「合同葬」と呼ばれており、合同葬ではさらに規模が大きくなるでしょう。具体的な流れについては、一般葬と大きな違いはありません。【生前葬】本人が亡くなったタイミングではなく、生きている間に葬儀を開く形式を「生前葬」と言います。生前葬では本人が喪主を務めるので、本人が希望する通りの葬儀を生前に実現することができます。生前葬の流れは基本的に自由ですが、生前葬は一般的に広く普及している形式ではないので、喪主は参列者への配慮を忘れてはいけません。参列者を困惑させないように、葬儀の目的や流れなどを事前に知らせておく必要があるでしょう。【市民葬・福祉葬】喪主や親族の中には、「経済的な部分で葬儀を開くことが難しい」と悩んでいる方もいることでしょう。そのような方々に対して、市区町村などの自治体がサポートを行って執り行われる葬儀のことを「市民葬」や「福祉葬」と言います。市民葬や福祉葬は、喪主が住んでいる自治体で利用できる可能性があります。経済面でお悩みの方は、お住まいの地域の情報を一度調べてみましょう。なお、市民葬や福祉葬の流れについては、シンプルな形式のものが主流となっています。上記でご紹介した以外にも、流れが特に決められていない「自由葬」、海や川などに遺骨を散骨する「自然葬」などさまざまな種類があります。葬儀の必要性に迫られた場合には、故人や親族などの意志をしっかりと確認した上で、多くの方が納得できる形式を選ぶことが望ましいでしょう。■宗教ごとの通夜・葬儀の違い葬儀の内容は、故人や親族が信仰する宗教によっても大きく異なります。世界にはさまざまな宗教が存在していますが、以下ではその中でも主な3つの宗教について葬儀の特徴をご紹介していきましょう。【仏式葬】自宅や会場に僧を招き、読経や説教などをしてもらう方式が「仏式葬」です。日本においては最も一般的な形式であり、熱心な仏教徒でなくても仏式葬を選ぶケースは珍しくありません。仏式葬を執り行う場合は、葬儀社や菩提寺に事前に連絡を入れて、葬儀の流れや会場を決めていきます。ただし、天台宗や真言宗などの宗派によって葬儀の内容が異なる可能性もあるので、時間に余裕のある場合は信仰する宗派の形式を事前に調べておくことが望ましいでしょう。【神式葬】主に神社などの神官が執り行う葬儀のことを「神式葬」と言います。一般的には、故人の自宅などに神官を招いて執り行われるケース、葬儀場などの会場で執り行われるケースが多くなっています。神式葬の流れは仏式葬に似ていますが、焼香や香典などいくつか違いが見られます。神式葬では焼香の代わりに、玉串を供える「玉串奉奠(たまぐしほうでん)」を行います。また、香典の代わりに「御玉串料(おたまぐしりょう)」を包む点も仏式葬との違いです。【キリスト教式葬】キリスト教式葬は一般的な葬儀場や神社などではなく、教会で葬儀が執り行われます。参列者が讃美歌を歌う点、焼香の代わりに献花を行う点などが特徴的であり、神父を中心に進行していきます。ただし、キリスト教式葬も宗派によって内容が異なるので注意が必要です。例えば、プロテスタント系では葬儀と告別式が一緒に執り行われますが、カトリック系では葬儀と告別式が明確に分けられています。ほかにも通夜祭や前夜祭の有無、神父の呼び名なども宗派によって異なるので、キリスト教式葬に参列する予定の方は事前に確認しておくことが望ましいでしょう。上記の中でも、日本人の約9割は仏式葬を執り行うとされていますが、中には宗教に縛られない葬儀を執り行うケースも見られます。そのような葬儀は「無宗教葬」と呼ばれており、特に細かいルールなどは決められておりません。無宗教葬では僧や神父などを呼ぶことはなく、喪主と参列者によって葬儀が進行していきます。葬儀を開くとなると、親族や知人だけでなく参列者も事前に準備をしなければなりません。上記の宗教による違いを理解した上で、適切な準備を進めるようにしましょう。■通夜と葬儀どちらに参列するべき?「通夜か葬儀のどちらかにしか参列できない」といった経験はありませんか?もちろん、可能であれば通夜と葬儀の両方に参列することが望ましいですが、仕事などの都合で参列が難しい場合もあるでしょう。前述でご紹介した通夜と葬儀の目的から判断すれば、このようなケースでは葬儀に参列することが望ましいと言えます。ただし、現代では通夜と葬儀の目的が少しずつ変わってきており、葬儀に参列することが難しい参列者のために通夜が開かれるケースも多いので、どちらに参列しても大きな問題にはならないでしょう。どちらに参列するべきかを決める上で特に注意しておきたいのが、通夜と葬儀の時間です。近年の通夜は1時間~3時間の短時間で終わるケースが見られますが、葬儀(告別式)に関しては基本的に日中執り行われます。その点に注意をして、参列する儀式を決めるようにしましょう。なお、香典を渡すタイミングに関しても、通夜・葬儀のどちらでも構いません。通夜にも葬儀にも参列することが難しい場合には、後日弔問した際に渡すか、それが難しければ郵送で渡すことを検討してみましょう。■まとめ今回ご紹介した通夜と葬儀は、いつ必要に迫られるのかわからない儀式です。準備不足に陥ると心身ともに疲れ果ててしまうので、可能であれば必要に迫られる前に情報収集をしておくべきでしょう。種類による違い、宗教や宗派による違いをしっかりと理解した上で、余裕を持って準備を進められるよう知識をつけておきましょう。
2017年03月08日急な訃報で葬儀や通夜に参列しなければならなくなった経験はありませんか?葬儀や通夜などは故人を偲ぶ場であるだけに、失礼にならないような服装やマナーが求められます。今回は、男性が葬儀や通夜で身につけるべき喪服のマナーをご紹介していきます。■男性の喪服はブラックスーツが基本!格式を合わせて遺族に配慮を喪服には正喪服、準喪服、略喪服の3つの格式があります。大切なことは自分の立場をわきまえて、どの喪服で行くべきなのかを判断することです。正喪服とは遺族が着る喪服のことをいいます。弔事では遺族よりも格式の高い服装にならないように配慮が必要なため、参列者が正喪服を着ることはありません。基本的には遺族が葬儀や告別式、1周忌で着るものと認識しておきましょう。男性の正喪服はモーニングか和装です。モーニングの場合、小物やベスト、ネクタイ、靴下などは全て黒で統一します。白べりは外しておきましょう。和装の場合には5つ紋の長着と羽織に、仙台平の袴をはくのが基本です。袴の紐は一文字結びにし、半襟や鼻緒の色は黒か地味な色にしましょう。ただし、和装の場合は小物や着るものに地域で差があるため、その地域に合わせることを最優先にしてください。インターネットなどの情報に頼るのではなく、地域の年長者の人に意見を仰いだ方がよいでしょう。準喪服は最も一般的な喪服であり、葬儀や通夜、1周忌の法事などで、遺族、参列者問わず広く着られる喪服です。近年の葬儀では遺族側も準喪服を着ていることが多くなっています。男性の場合はブラックスーツが主流で、ネクタイや靴下などの小物も全て黒で統一します。略喪服は準喪服より少し軽めの喪服で、3回忌以降の法事や急な通夜に駆けつける場合に着る喪服です。「平服で」と書かれている場合には、基本的に略喪服を着用するとよいでしょう。略喪服の場合は必ずしも黒ではなく、濃紺やグレーといった地味目の色であれば問題ありません。いずれの格式でも気を付けたいことは「光沢のない黒を選ぶ」ということです。黒はもともとおめでたい色とされ、その名残で結婚式などの慶事でも黒を着る場合が多いです。こうした慶事の場合は華やかな光沢のある黒をまとうことも多いですが、弔事の場合は華美を避けて、光沢のない黒を選ぶことが基本です。ジャケットはそれを守れば、シングルでもダブルでも構いません。スーツの中に着るシャツは白い地味なシャツを着るようにしましょう。ボタンダウンや色物、柄物などは葬儀に相応しくないとされているため、避けた方が無難です。それから男性の弔事用ブラックスーツは、価格によって黒の深さが違い、黒が深ければ深いほど価格は高くなります。安いものであれば3万円ほどで手に入りますが、高いものであれば10万円以上するものもあります。個々で見ただけではあまり差はわかりませんが、安いものと高いものを並べるとその違いがよくわかります。自分の年齢や立場などを考え、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。近年では喪服のレンタルなども可能です。■喪服の際には清潔感のある髪型が理想的男性が喪服を着る際には、髪型にも気を配りましょう。髪は耳が見えるくらいに短く切り、すっきりと清潔感のある髪型が理想的です。前髪が目にかかってしまう場合には、切るか、ワックスなどで額が見える程度に流すようにしましょう。ただし、香りの強いワックスやジェルは、弔事の場に相応しくありません。髪を整える場合には、香りのしないワックスやジェルを適度に使用し、整えるようにしましょう。特に遺族側である場合、葬儀の際にはひっきりなしに動いていなければならないため、髪型に気を配っている余裕はありません。髪型が1日中崩れない程度に整えておけるような髪型にしておくとよいでしょう。また、髪もスーツと同様に黒にすることがベストです。黒のスーツを着て目立たない程度のカラーであれば問題ないですが、明るめの茶色など派手な色のカラーリングをしている場合には、染め直すようにしましょう。シャンプーで落とせるカラーリングなども販売されているため、葬儀などの場合にはこうしたもので一時的に黒く染める方法もあります。基本的には清潔感のある控えめな髪型を心がけましょう。■喪服のときに選ぶべき小物とは?ネクタイ、靴、コート、バッグ編喪服のときにはネクタイや靴、コート、バッグなども基本的に黒で統一します。共通していることは、いずれも光沢のない黒のもので、華美な飾りや色のない地味なものを選ぶことです。ネクタイは正喪服や準喪服では、基本的に黒のものを使用します。略喪服や急な通夜に駆けつける場合は、濃紺やグレーなどの地味な色のネクタイでも構いません。ネクタイピンなどの光るものは外し、華美に見えないようにすることがマナーです。現在はコンビニエンスストアなどでも弔事用のネクタイが販売されているため、弔事用のネクタイは気軽に用意できます。社会人の常識として職場に1つ常備しておけば、急な訃報にも慌てず対処できるでしょう。ネクタイを結ぶ際には通常のスーツと同じ結び方で構いません。ただし、ディンプルは華美に見えてしまうため、弔事の場では厳禁です。普段作る人は気をつけるようにしましょう。靴はエナメルや金具などの光るものがないものを選びます。悩んだ場合にはフォーマルの度合いが高いストレートチップを選ぶとよいでしょう。ストレートチップはつま先部分の切り替えが横一文字になっている靴のことをいいます。ストレートチップには紐を通す部分が内側についている内羽根式と、外側についている外羽根式の2つがあります。弔事の際には内羽根式のものを選びましょう。色は黒で、あまり光沢のないものを選んでおくと、弔事のときだけでなく、慶事や就職活動の際にも使えるため便利です。逆にローファーはカジュアルなイメージがあるため、弔事には向きません。冬であればコートを身につけますが、コートも基本的には黒のものを着用します。黒いコートが用意できない場合にはグレーや濃紺などの地味な色でも大丈夫です。コートは会場に入る前に脱ぐことが礼儀とされているため、地味な色合いのものであればさほど問題ありません。ただし、カジュアルなデザインのものやジャンパーなどは弔事の場に相応しくないため、避けた方が無難です。また毛皮や皮素材のものは殺生を感じさせるため、弔事には厳禁とされています。男性の場合バッグを持ち歩くことはあまりないですが、もしバッグを持つ場合には派手な飾りや金具のないものであれば持っていても構いません。■喪服のときに選ぶべき小物とは?OKとNG編喪服のときには、身につけてよい小物とNGな小物があります。特に喪服ではNGな小物が多いため、よく覚えておき、いざというときに恥をかかないようにしましょう。男性の場合はあまり物を持ち歩かないため、さほど小物を持ち歩くことはないでしょう。弔事では余計なものはつけないことが理想とされているため、基本的にはブラックスーツにネクタイ等、必須のもの以外は身につけないでおけば問題ありません。ただし、マナーとして数珠とハンカチ、ふくさは持っておくようにしましょう。数珠は仏式の宗派で故人を偲び、敬意を表すために持っていきます。数珠には本式数珠と略式数珠の2つがあり、本式数珠は同じ宗派で使い、略式数珠はどんな宗派でも使える数珠です。参列する葬儀の宗派がわからない場合には、略式数珠を持っていくとよいでしょう。男性の場合は珠が大きめの数珠を持ちます。色は自分の好きなものを選んで構いません。持ち歩くときにはふさを下にして左手で持ち、座っているときには左の手首にかけておきます。ハンカチは黒か白の無地のものをポケットに入れておきましょう。もしなければ色の薄い地味な無地のハンカチにします。柄のあるものや派手な色のものは避けましょう。ハンカチは胸ポケットにチーフのように入れることは避け、ジャケットやズボンのポケットなど、見えない場所に入れます。ふくさは香典を包んでおくためのものです。基本的には黒ですが、地味な色のものであれば特に問題はありません。ふくさがない場合には、地味な色の風呂敷や白いハンカチに包んでいくとよいでしょう。ベルトの色は基本的に黒で、バックルも光らないものを選びましょう。爬虫類などのアニマル柄のものは殺生を連想させるため、弔事の場に好ましくありません。また、時計に関してですが、基本的に葬儀や通夜などの弔事の場では時間を気にしないように、時計はつけないことがマナーとなっています。もし時間を気にする必要がある場合には、ゴールドなどの光る時計は身につけず、地味で落ち着いた時計を身につけるようにしましょう。それから雨の日や雪の日にさしていく傘ですが、色のついたものや柄のあるものは基本的にNGです。もしこうした傘がない場合には、コンビニエンスストアなどで売っているビニール傘で構いません。■夏の喪服は?冬の足元は?喪服で守りたいマナー訃報は季節を問わず訪れます。そこで気をつけたいことは、夏や冬といった季節での喪服のマナーです。まず夏の弔事でのマナーですが、暑いからといって半袖で出席するのはマナー違反です。中に着ているシャツは半袖でも構いませんが、葬儀などの会場に入る前に必ず長袖のジャケットを着るようにしましょう。夏用の喪服であれば、生地も薄めに作られていますし、裏地のないものや背抜きのスーツでもマナー違反にはなりません。いくら故人を偲ぶ場とはいえ、夏の暑い葬儀の中で倒れてしまったら、それこそマナー違反です。肌が見える格好は好ましくありませんが、なるべく涼しくなるように見えない部分で工夫をしましょう。ちなみに喪服をオールシーズン用として購入する際には、オールシーズンのものよりも夏物が適しています。オールシーズンのものは夏も冬も着られるように作られていますが、生地は若干厚めです。現在は地球温暖化の影響で、気温も高くなっています。夏物をオールシーズン用として購入し、冬は中にセーターなどを着て寒さ対策をするとよいでしょう。ただし、夏用の喪服は下のシャツが透けて見えることがあります。また、冬に極寒となる地域では、寒さを考えると夏用のものをオールシーズンで使うことは厳しいです。こうした地域ではオールシーズンのものか、冬用の喪服を用意した方がよいでしょう。次に冬場のマナーですが、気をつけたい点はコートと足元です。前述しましたが、基本的にコートは会場に入る前に脱ぐことがマナーです。ただし、焼香する場所や受付が外にある場合には、その前に脱がなくても構いません。夏と同じく、冬も環境が厳しい中の参列となります。無理をして倒れては故人や遺族に失礼になるため、あまり無理をしないことが大切です。もしクロークを設置している場合には、そこで脱いで預けます。受付などで預ける場合もありますが、会場内にそのまま持っていく場合もあります。これは会場の指示に従ってください。手袋やマフラーなども同様です。なおコートは出棺のときも脱いでおくのがマナーとされています。また、冬の足元に関しては、基本的にはストレートチップやプレーントゥで、長靴やブーツは避けます。ただし、雪の深い地域では、こうした靴では歩くこともままならないことがあるでしょう。足元をびしょ濡れにした状態で葬儀や通夜の場に駆けつけることはかえって失礼になるため、雪の深い地域では無理をして長靴やブーツを避ける必要はありません。近年では葬儀ではなく、通夜のみに駆けつける場合も増えてきました。こうした場合では急に靴を用意することが難しく、地味なブーツで弔問に訪れる人も珍しくなくなっています。やむを得ない場合は、さほどこだわらなくてもよいでしょう。それから仏式ではなく、神式やキリスト教などの葬儀に参列する場合でも、基本的に上記の喪服のマナーは共通です。宗教の違う葬儀に参列するからといって、特に喪服を変える必要はありません。■まとめ弔事は何よりも遺族への配慮と、故人を偲ぶ気持ちが大切です。全体的に地味で控えめな服装が好まれるため、遺族の気持ちを考えた服装を心がけましょう。
2017年03月01日結婚式以上に厳粛な場である、お葬式やお通夜。かわいがってくれた親戚だから、お世話になった上司だから、お別れに行きたいけれど、子どもはどうしよう。預けたほうがよい? 連れて行っても大丈夫? 多くの方がイマイチ自信を持って答えられないことでしょう。そこで今回は、子連れでのお通夜やお葬式について、実態やマナーなど、ママたちが疑問に思う点について整理してみましょう。身内はもちろん親戚の葬儀では、子どもにもしっかりとお別れしてもらいましょう昔に比べて核家族化が進み、おじいちゃんやおばあちゃんと同居するケースも大変少なくなってきました。そのため、「死」をきちんと実感する機会が得にくくなっていることは否めません。しかし、赤ちゃんや子どもでも、しっかりと死を受け入れ、お見送りするのは、大切なことです。わが家の娘は、私の叔父が亡くなった際、お葬式に参列しました。「●●おじちゃんは、どこへいくのかな? お空に行って、私たちを見ていてくれるのかな」と話す娘を見て、小さいなりに「死」について理解したり、受け止めたりするものだと、親ながら感心しました。子どもをかわいがってくれたことのある親戚なら、子連れで大変であっても、できるだけ葬儀に参加してお別れを言うべき。ただし、子どもがぐずってしまったら、すみやかに席を外し、会場ロビーや控室に行きましょう。3親等以上の葬儀には、子どもは預けて参列しましょう会社時代の上司や現職場の上司、大学時代の恩師などの場合は、子どもは預けて、大人のみで参列するほうがよいです。もしかしたら、受付などを頼まれる場合もあるかもしれません。子連れで参列する場合は、喪主にひと言声かけを「子どもが小さいので、落ち着いて参列できないかもしれません。申し訳ありませんが、騒ぎそうになったら控え室をお借りします(もしくは、退席します)」と喪主の方に伝えておくとよいでしょう。火葬場への同行も、子どもの様子を見て「難しい」と判断したなら、無理せずその旨を伝えましょう。子連れで葬儀に参列する際の持ち物、服装の注意点子連れでお葬式に参列するとなると、気をつけたいのがマザーズバッグ。たとえ控室に置いたままにしておくとしても、できるだけ派手な色や柄は控えましょう。なお、バッグの中には、オムツ、着替え、食事または軽食、音が鳴らず静かに遊ぶことができるおもちゃなどを入れておくのがおすすめです。参列する際の服装ですが、赤ちゃんや子どもの場合は、大人と違って、特にフォーマルにこだわる必要はありません。グレーやベージュ、黒など地味な色を選べば、それでよいでしょう。制服のある園に通っている子は、制服を着せてもOKです。ただし、ママはできればフォーマルを着用しましょう。授乳しやすいフォーマルもありますので、探してみてください。妊婦さんはお葬式に参列できない!?死者を葬る儀式や、それにまつわる場所は、古くから穢(けが)れたものとされてきました。今でもお葬式から帰ると、玄関先で塩をまいて体を清める風習があるのは、そのためです(一部の宗教によっては、清め塩がない場合もあります)。それもあってか、昔の人は妊婦さんが葬儀に出席することを、よしとしていませんでした。また、「死者の霊魂が寂しがっておなかの赤ちゃんを道連れにしようとする」という言い伝えもあり、それを防ぐために妊婦さんのお腹に鏡を入れておく風習もあったようです(鏡が死者の霊魂を跳ね返す役割を果たすのだとか)。しかし、これらは単なる迷信です。妊婦さんも安心してお葬式に参列してください。ただし、お葬式はどうしても1日がかりになるもの。体への負担には十分気をつけましょう。最近では、キッズルームがついた葬儀場やホールも増えており、子連れでも気兼ねなく、大切な人とのお別れができる場合も多くなってきたようです。どんなお式なのか、喪主の方に確認をしながら、しっかりとお別れをしましょう。
2015年07月31日