■前回のあらすじ彼氏にだけはつらい胸の内を明かし支えてもらっていたのですが、ある日しろみは母が電話で話しているのを聞いています。「あんなぐずぐずした子に彼氏なんているわけない」と母は誰かに話していました。母の意図が明らかに!ついに明らかになった、母の意図。潔癖に育てたのも、外とのつながりを勝手に絶ったのも、すべては娘を孤立させることで自分の面倒を見させるためだったのです…!次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月05日■前回のあらすじ新しい職場を探すしろみでしたが、転職エージェントからも見放され、仕事を見つけることも絶望的に。母はますますしろみにつらくあたりますが、この生活から抜け出す方法が見つけられず八方ふさがりです。辛い時も支えてくれた彼エージェントさんも頼れなくなったので転職アプリと再びにらめっこする日々。彼とは今の旦那のことです。母がこんな感じの親だということはあまり彼には話していませんでしたが、のちに話を聞くと、私の転職活動の様子を聞いていて『何となく普通の雰囲気ではないんだろうな』とは感じていたそうです。そんな時私の人生が変わる出来ごとが起こりました。母が誰かと私のことについて話をしていました。そして母が今まで私に対してしてきたことへの本音を聞くこととなるのでした…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月04日■前回のあらすじ野良猫を捕まえようとして引っかかれた母。野良猫への怒りは、しろみへと向かいます。母は私のすべてが気に食わなくなったそして次第に…、大学の新卒の就活はまだ大学生という身分がありましたが私はこの時無職。その後ろめたさを母に突かれ責め立てられ私はどんどん追い詰められていきました。そんな私に追い討ちをかけるような出来事が…。転職活動を始める際に登録したサイトのエージェントさんから電話がかかってきました。私も選考に進みたいのだが母が許してくれない、内定承諾の印鑑も押してもらえない状況を正直に伝えると…。母のことを転職エージェントに話すと全然決めない私が悪いですし、相手もお仕事なのでしょうがないのかも知れませんが、メンタルがヨボヨボの時に母以外の人からそう言われると結構コタえました…。今でもその転職会社の名前は覚えてて見かけるとドキドキします…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月03日■前回のあらすじ母によって勝手に退職させられた後、祖父のしろみへの態度が変わりました。祖父からも見放され、母によって外に出ることも禁じられ、しろみは希望を失います。野良猫に餌をやる母…しかし責任はとりたくない近所に住む山田さんから猫のフンで困っているという話を聞き、「もしや太ったグレーの猫ですか?」と確認。やはり犯人は我が家に来ているこの猫のようでした。母の性格からして「山田さん家の洗濯物が臭かろうが何だろうが知ったこっちゃない、私は猫に餌をあげたいんだ!」という感じだったのでしょう。猫が可哀想という気持ちもわからないわけではないので、そう提案すると…。ただ可哀想だから餌をあげたいという考えの方って案外多いですよね。イライラしたりこちらが正論を言うと手が出る母。私も母の機嫌の損ねるポイントなどを把握して、反抗しないように、怒りをかわないように、成長するにつれて上手に立ち回れていたのですが、保護猫問題は大学の授業などで興味を持っていて、私も何とかできればなと思っていたため、ついでしゃばり過ぎてしまい、久しぶりに叩かれました。この野良猫をめぐり一波乱起こります。猫の方がかわいい無職のくせにという言葉が地味に心に突き刺さります。猫の登場で態度が一変。私よりもこの猫の方が愛されてる。二十歳も過ぎたいい大人なのに、飼い猫でもない猫にやきもちを焼いて号泣する日が来ようとは…。私もこの時は普通の精神状態ではなかったのかもしれません。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年08月01日■前回のあらすじ母が勝手に辞めると職場に連絡したうえ、「しろみに連絡したらただじゃおかない」と上司を脅したと聞かされたしろみ。辞められた喜びよりも無責任なことをしてしまったという思いでいっぱいでした。「無職ニート」呼ばわり昔は家に行くとにこにこ顔で出迎えてくれた祖父でしたが、無職になると態度が一変。それまでは『しろみちゃんよく来たなぁ』と言う感じだったのが『あ、しろみちゃんも居たんだ気付かなかった』と言う感じ。祖父に限らず私の家系は出身大学とか勤める職場の知名度とかそう言ったことをとても気にするタイプの家でした。特に男性陣はどんな時計や宝石を身につけているか、どんな車に乗ってるのか、どんな家に住んでいるか、職業は、などとにかく上っ面を気にする為、親戚が集まる食事会で盛り上がる話題といえば最近購入した車や船の話とか自分の会社の売り上げとかそんなのばっかりですっっごいつまらなかった覚えがあります。なので母は私の就職先の名前も異常なまでに気にしていたのでしょう…。そんな人たちからしたら、無職の私の存在は当然一家の恥さらしだったのです。社会人編と言いつつ早々に無職になり、ここからずっと無職です。我が一家は思い返せば見栄の塊なのでいろいろ大変。そういえば旦那が挨拶に来た時も「どこの大学院出身か?」と男イコール大学院出身は当たり前という謎の価値観をドカンと押し付けたり、両親はなんの仕事をしているのかなど質問ぜめにしていました。そしてガラリと変わる祖父の態度。今までは孫ラブなおじいちゃんという感じだったので、まさかの態度に当時は衝撃を隠せませんでした…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月31日■前回のあらすじしろみの仕事内容を聞いた母は激怒。今度は「いつ辞めるの?」と早く仕事を辞めるようプレッシャーをかけてきました。家では母に、職場では上司に追いつめられて、しろみは1人になると涙が勝手にこぼれるようになりました。何のために生きているのかわからなくなってきた…滅多にない土日休みと母の不在。私は何も食べず家でぼーっとしつづけ、久しぶりに何にもしない1日をのんびりと過ごしました。そして母の口から衝撃の一言が。いつもは私よりも1時間以上後に起きる母が突然降りてきて放った衝撃の一言…いったいどういうこと!?もう職場に行かなくていいってどういうこと!?母は一度女上司と会ったことがあります。また、祖父の会社と就職先の病院は少しだけ関わりがあり、そこをつついて口の立つ女上司を黙らせたらしいのです。仕事辞められるやったー! という感情よりも、やりかけの仕事もある、そもそも人手が足りなさすぎる職場で1人休むだけでもカツカツな感じだったのに…(まあそれは同僚の中に仕事をめちゃくちゃサボる人がいたからなのですが…)。とにかく社会人として無責任すぎる辞め方にただただ「どうしてくれたんだ」という感情が勝りました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月30日■前回のあらすじ仕事が始まるとストレスで日に日に顔色が悪くなっていったしろみ。そんな母が珍しくしろみを心配したので、職場での仕事内容を話すと、母は仕事をすぐに辞めるように言うのでした。せっかく苦労の末決まった職場なのに仕事内容最悪と言ってますが、潔癖症を拗らせてる私にとっては最悪だったので、他の同僚の方は普通に働いていました。私の心の問題です。トータル3回くらい退職願出そうとしたんですけど全部拒否られたのですよね…。母は昔から私が浮かない顔や元気がないとイライラしていました。きっとこの時もそれが原因で怒ってイラついていたのでしょう…。今まではすぐに笑顔を取り繕っていたのですが今回ばかりはあまり笑う気にもなれませんでした。毎晩部屋で寝る前に1人になる時が唯一私が自分の感情を思い切り表せる時間でした。別に何も考えていないはずなのにこの頃は勝手にボロボロと涙が出る毎日。後からこれは体や心がヘルプのサインを出している証拠の一つだということを知ったのですが、この頃の私はなぜ無意識にこんなに大粒の涙が出てくるのか訳が分からず戸惑い、何とかして母にこの涙は見せまいと必死でした。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月29日■前回のあらすじ祖父が提示した好条件につられ、働くのを嫌がっていた母もついに就職を決めたのでした。就職活動が困難を極めたしろみにとっては、あっさりと親の会社で働くことが決まった母は羨ましいものでした。先に帰って家事を済ませろと言う母母は自分が帰る前に家事を終わらせておいて、すぐご飯を食べれるように準備しろと言い出しました。私の定時の方が10分遅いのに。私のこと有能な家事マシーンか何かだと思っていたのでしょうか。はちゃめちゃな提案…「私だって残業とかあるかもしれないのにどうすればいいの」と思いましたが、母の前では基本YESマンなので「頑張る」とだけ言いました。母はこのような無茶振りをよく言っていました。ついに母が心配!?私が新卒で入社した総合病院の職場はモラハラパワハラトラブル続き。多分女上司が職場のみんなに履歴書のことや私の家族の情報をどこからか入手して、私が入社する前にみんなの前でベラベラ喋ったよう。潔癖症の母からしたら悲鳴ものです…。社会人になればお金ももらえて自立の目処が立つかも…などと考えていたのですが、それどころではないくらい心身ともに疲弊していました。そして自分がここにしなさいと言ってきた職場なのにたった数カ月で今度は辞めろと言い出す母…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月28日ワールドグループの株式会社エクスプローラーズトーキョーが展開するユニセックスブランド 「tk.TAKEO KIKUCHI (ティーケー タケオキクチ)」は、今注目のアーティスト「はくいきしろい」氏とのコラボレーション商品を8月4日(金)よりオンラインストアと一部店舗にて発売いたします。「はくいきしろい」氏は、樹脂インクで描かれた色鮮やかな作品をステッカーに落とし込んだ“あのステッカー”で知られる今注目のペイントアーティスト。今回のコラボレーションでは「一期一会」と「Regenerate(再生)」をテーマにライダースジャケット、シャツ、スウェット、バッグを展開。tk.TAKEO KIKUCHI オリジナルのアイテムに、「はくいきしろい」氏がペイントを加えて新たな息を吹き込む(=Regenerate)ことで唯一無二の別アイテムに再生しました。1つ1つ手作業でペイントしているため全てが1点モノ。どの作品を「お迎え」するのか、その一期一会の出会いも楽しんでいただけます。【「はくいきしろい」コラボレーション商品情報】◆「はくいきしろい×tk.TAKEO KIKUCHI 」ペイントライダースジャケット価格:¥82,500 (税込)サイズ展開:M・Lカラー展開:ブラック◆「はくいきしろい×tk.TAKEO KIKUCHI 」ペイントスウェットプルオーバー価格:¥22,000 (税込)サイズ展開:M・Lカラー展開:ホワイト(ラビット)・ブラック(ラビット)・ホワイト(ドッグ)・ブラック(キャット)◆「はくいきしろい×tk.TAKEO KIKUCHI」ペイントモノグラムシャツ価格:¥22,000(税込)サイズ展開:M・Lカラー展開:ブラック・ブラウン◆「はくいきしろい×tk.TAKEO KIKUCHI」ペイントグラフィックシャツ価格:¥22,000(税込)サイズ展開:M・Lカラー展開:ライトグレー・ブラック◆「はくいきしろい×tk.TAKEO KIKUCHI 」ペイントショルダーバッグ価格:¥16,500(税込)サイズ展開:Freeカラー展開:ブラック(プレーン)・ブラック(モノグラム)・ブラウン(モノグラム)【「はくいきしろい」コラボレーション販売店舗情報】今回のコラボレーションでは、出会いをキーワードに「作品と店舗の出会い」「店舗に足を運んでくれた方とスタッフとの出会い」「お客様とコラボ作品との出会い」ひとつひとつの出会い(一期一会)を大切にしながら全国の店舗をポップアップ形式で巡回販売することが決定しました。ポップアップ店舗では「はくいきしろい」氏による店舗ラッピングや作品の展示も行います。■ 巡回スケジュール・2023年8月4日(金)~8月13日(日):TAKEO KIKUCHI 渋谷明治通り本店・2023年8月18日(金)~8月27日(日):tk.TAKEO KIKUCHI ルクア大阪店・2023年9月1日(金)~9月12日(火):tk.TAKEO KIKUCHI ルミネエスト新宿店※オンラインストアでは2023年8月4日(金)より販売開始【「はくいきしろい」コラボレーションウィンドウ】今回のコラボレーションを記念して、TAKEO KIKUCHI渋谷明治通り本店の外観にペイント演出を行います。本コラボレーションのために「はくいきしろい」氏が特別にペイントしたアートワークを店外はもちろん、店内からもお楽しみいただけます。ウィンドウ実施期間2023年8月4日(金)~9月11日(月)TAKEO KIKUCHI渋谷明治通り本店【「はくいきしろい」コラボレーション #タグイベント】「コラボ商品」「コラボウィンドウ」など今回のコラボに関連する写真に「#tktakeokikuchi」をつけてSNSに投稿し、ポップアップ開催店舗のSHOP STAFFに投稿画面を見せると、コラボステッカーをプレゼントいたします。※ルクア大阪店・ルミネエスト新宿店は販売期間中のみの実施になります。※コラボステッカーは、無くなり次第終了となります。【「はくいきしろい」プロフィール 】ペインター。鑑賞者が作品を”カット”しステッカーとして身近な物に”貼る”という行為までを、作家ー鑑賞者間との双方向的な作品としてコンセプトに取り込んでいる。【 商品のお取り扱い 】■オンラインストア ■ TAKEO KIKUCHI渋谷明治通り本店東京都渋谷区神宮前6-25-10渋谷明治通り本店1F03-6418-5731■ tk.TAKEO KIKUCHIルミネエスト新宿店東京都新宿区新宿3-38-1ルミネエスト新宿店5F03-5919-2991■ tk.TAKEO KIKUCHIルクア大阪店大阪府大阪市北区梅田3-1-3ルクア7F06-6151-1333【 ‟tk.TAKEO KIKUCHI” Brand Concept 】時代を超えて支持されるトラディショナルなアイテムをベースに、アソビ心とストリートの自由な発想を取り入れ、日本独自のミックススタイルを提案するtk.TAKEO KIKUCHIInstagram@tk.TAKEOKIKUCHI_official<会社概要>・名称:株式会社エクスプローラーズトーキョー(株式会社ワールド100% 子会社)・代表者:尾関 修司・所在地:〒650-8585 神戸市中央区港島中町6-8-1〒107-8526 東京都港区北青山3-5-10ワールド 企業サイト: ワールドグループ 公式通販サイト: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年07月28日■前回のあらすじやっと母が勧めた会社から内定をもらえ、地獄の就活が終わると思ったら、今度は自転車で通える会社でないとダメと条件を追加してきました。ハローワークを訪れたしろみは、やっとの思いでさらに厳しくなった母の条件に合う会社を見つけてきたのでした。今度こそ就職を許してくれる?受ける前に母には当然「ここを受けます」と見せて、選考に進む許可ももらってます。ここも無理ならじゃあどこならいいのか、本音が思わずこぼれました。どう考えたって、世の中より母がおかしい気がするのですが…。普段は17時だけど、4カ月に1度ほど定時が19時の日があって、それが嫌だったようです…。こんなに狂ったようにキレ散らかした母を見たのは初めてでした。この時は母何かおかしくなっていたのでしょうか…?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月24日■前回のあらすじ母の気まぐれに振り回され、就職が決まらないしろみ。ある時伯母と2人きりになるチャンスがあり、現在の苦境を打ち明けました。伯母にすべてを話した誰にも吐き出せなかったのですっごく嬉しかったのを覚えています。私の母はどこか伯母のことを見下している節があったので、伯母が何かを言っても母の意見が変わるとは思えませんでしたが、どこかで伯母に話すことで、何かこの状況を打開できるかも…と期待していたのかもしれません。どれでも好きに買っていいのよと伯母は言ってくれて、私はあまり服を選んだことがないので戸惑いつつも、ワンピースはコーディネートしなくていいし一枚で上下揃うのですごいお得だなぁと、3着もワンピースを買ってもらいました。公共の場でブチギレる母。母からしたら伯母はお小遣いをくれる人なので、文句は言いつつもなだめられるとわりとすぐに落ち着いていました。母は昔伯母にも心ないことを言って傷つけていたそうです。伯母はすぐに実家を出て結婚をしたそう。そして毎年お正月などに会うと母含め私たちにお年玉をくれていました。もちろん私の分は母が没収していましたが…。さぁ、就活が全くすすまない私。もう私だけじゃ無理だとある強引な手段に出ます…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月21日■前回のあらすじ県外の企業に応募したことを知り激昂した母は、しろみの就職活動を管理するようになりました。しかし母から受けてもいいと言われて受けた会社から内定が出ても、母は就職を禁止し、就活は難航するのでした。最近の母はますます荒れている…みんながほとんど就活がおわり卒業旅行に行く人も多い中、私はと言うと母からの許可が降りず全く進んでいませんでした。卒論は3年のうちに終わっていたので就活に専念できるのが不幸中の幸い…。この会社はどうですか? と言うとこんな感じに煽られるのがお決まりのパターン。母は昔海外で働かことを夢見ていた時期もあったらしくこれなら喜んでもらえるかと思いましたが全然ダメでした。第一志望を勝手に受けたのをきっかけに全部把握させろと言われて就活の状況は母に筒抜けでした。どこなら許してもらえるんだろう、周りは内定決めてる子もいるのに…。私は本当に就職できるのだろうかという不安に押しつぶされていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月19日■前回のあらすじしろみが反論すると母はさらにしろみに酷い言葉を言い放ちます。あまりの情けなさにしろみは何も言えなくなり、もう2度と母の言いなりにはならないと誓うのでした。就活を再開することに早い人はもうすでに内定を手に入れているし、他の人も最終選考に進んでいたりする。焦りました。仮に勝手にハンコを押して就職したとしてものちに揉めるのは明白なので母に報告するしかありませんでした。母に就職を機に家を出る作戦がばれました…。母が怒らないわけありません。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月17日■前回のあらすじ母があまりにしつこく聞くので電車の中でのことを話したしろみ。すると母はここぞとばかりに「隙を見せたのが悪い」などと言い、しろみがいやらしい服を着ていたから、誘うそぶりを見せたからなどと言ってきました。思わずしろみは反論してしまいます。小学生の頃から母には色々と報告していたのですが、これからは絶対に何も報告してやらないと思いました。私の反抗期がここでやっと遅れてきたのかもしれません。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月16日■前回のあらすじなんとか無事に研究授業を済ませたしろみ。帰宅すると、母から昨晩泣いていた理由を聞かれました。母には泣いているところを見られたくなかったのですが…。母がしつこく聞くので仕方なく多分熱でしんどいだけだったのですが…。一通り話を聞いた母は…。そして…。ここぞとばかりに再び、追い打ちをかけるようなセリフを放ってくる母。と責め立てます。たとえ心の中でそう思っていても、どうしてこんなことを口に出して言えるんだろうか…。リクルートスーツがダメなら、私は何を着て就活や実習をすればいいの? 熱で頭が回らないことも相まって私もついに言い返しました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月15日■前回のあらすじ母が勝手に第一希望の会社を辞退したことを知ったしろみ。その翌朝は教育実習の集大成の日でしたが、疲れとショックのためか、高熱が出ました。しかし休むという選択肢はなく、薬を飲んで学校へと向かいます。なんとか研究授業へ熱が出てる状態で交通ルール上自転車漕いでいいのか? と思い母に電話してみたのですが、やっぱりだめでした。潔癖症一家の鉄の掟。帰宅後は即お風呂。見られてたんだ…。もう嫌な予感しかしませんでした…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月14日■前回のあらすじ終電で帰ってきて少しだけ眠ろうとしたしろみを防犯ベルでたたき起こした母。しろみの第一志望の企業に勝手に断りの電話を入れたと伝えるためでした。この家から出ていけると思ったのにまだ内定をもらっていたわけではないのですが、ここに入社できたら頑張れそう…と思っていた企業だったのでとてもショックでした。でもクヨクヨしても選考をこちらから辞退をしてしまった以上どうしようもないと考えた私は、再び布団に潜りました。もう時間か…。あと少しで教育実習も終わりだし頑張らなきゃ…あわてて体温計で測ってみると…3週間の疲れが出たのか、緊張であまり食事を取れなかったからなのか、平熱が低い私にとってはかなり高めの熱。今日は研究授業もあるし…。教育実習の集大成。授業がない先生や校長、担当教科関係なく様々な先生がくる研究授業をこんな最悪なコンディションで迎えることになろうとは。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月13日■前回のあらすじ教育実習で終電になったしろみ。電車の中で触られる被害に遭いましたが、以前母から、触られるしろみも気持ち悪いと言われたトラウマがあり、母にバレないよう家についてベッドに入りました。3時間眠れると思っていたのですが突然防犯ベルの音が…夜中にたたき起こされた理由は…教育実習中に受けた第一志望の企業の選考を断ったと言い出す母。母は私の第一志望の選考を電話で辞退したといいました。意味がわかりませんでした。母親だからってやっていいことと悪いことがある…。でも母に内緒で、しかも選考日と実習日が被らないとはいえ 教育実習中に選考に進もうとした私も悪いのでバチが当たったのかもしれません…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月12日■前回のあらすじ門限を過ぎても教育実習の課題に追われていたしろみ。帰宅が遅いと怒る母をなだめ課題を終え、やっとの思いで終電に乗ると、さらなる悲しい出来事が…。防犯ブザーを持っていない…!顔を見ると20代後半から30代前半といったところ…。人の顔ってすぐ忘れるのに何故かこういう気持ち悪い人たちの顔はすごい覚えてるんですよね。いやだいやだ。私が隙を与えたから…?母から傷つくことを言われたエピソードは、高校生編でも書いたのですが、それがあって、トラウマで今回のことは絶対母にバレたくありませんでした。家に帰ると母は寝ていた模様。少し安心しました。次の日も早いからと眠りについたのですが急にすごい音がして何事かと飛び起きました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月11日■前回のあらすじ教育実習が始まると忙しく、気づくと20時になっていました。門限は17時。やっと一息ついてスマホを見ると、母から怒涛の着信が来ていました。結局終電に母からの着歴がえげつないことになっていたので、ひとまず電話をすることに。研究授業の打ち合わせでこの後も残って欲しいと担当教員に言われていたのでまだ帰れないと説明すると…びっくりするくらいブチギレる母、怒りの矛先は私から私を遅くまで引き止めている担当教員へ。結局私が1番初めに提出した授業案に決定。なんとも無駄な時間でした…。疲れ切ってるのに…。嫌なことって続く時はほんと続きますよね。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月10日■前回のあらすじ母の言う通りの進路に進まされたしろみとは対照的に、希望通り県外の大学に進んだ弟。その姿に羨ましさを抱いていたしろみは、就職先こそは県外にしようと心に決めます。希望する会社の選考が教育実習と重なってる!真面目に教員を目指している方に対しては、本当に申し訳ないのですが…、母は私に教員になってほしいわけでもなく、(帰りが遅い職場は全部嫌がっていた)ただただ教員免許というものを娘に取らせたかっただけ。そのことは私も知っていたので、「教育実習なんて私行く意味あるのかな? 他の人の邪魔になるだけじゃ? そもそも私教師って柄じゃなさすぎる…」と思っていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月08日■前回のあらすじしろみは母の言う通り家から通える大学で英語を学んだのに対して、弟は希望通り県外の大学に進学することになりました。県外へと進学する弟一方弟はというと…普通だったら少し泣いたりするのですかね?弟は1人になれるのが嬉しいと言わんばかりにすごい笑顔でしたその言葉を聞いて…言われても全く嬉しくない弟からのありがとう…。そしていよいよ就活がスタート!今まで進路は全て母が決めてきたけれど、今度は絶対自分の行きたいところ、しかも県外に行くんだ、とやる気は十分でした!次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月07日■前回のあらすじ母の機嫌がいい時に卒業旅行で夜行バスに乗る許可をもらったしろみですが、前日になり突然母から「許可した覚えはない」と言われ、旅行をキャンセルされてしまいました。母が希望した大学での生活4年間で取らなきゃダメなコマ数というものがあらのですが、パンパンに詰め込みすぎて取れる授業ほとんど全部取ったと思います。日本舞踊の伝統についての授業とか、映画の歴史を学ぶ授業とか、化学の授業など学部に関係のない色んな授業に参加していたので楽しかったのですが、空きコマは夢の存在でした。有言実行、大学は県外に行くという夢を弟は果たしたようでした。弟がいたことにより母の怒りが鎮まったシチュエーションなどがあったので、これから弟がいなくなったらどうなるんだろう、実は弟が県外に行くことを心のどこかでは許していなくてそのストレスが私に向かってきたらどうしよう、とドキドキしていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月06日■前回のあらすじ結局推薦を受け母の言いなりの大学への進学が決まったしろみ。その頃、未来の夫となるゆうとの出会いがありました。しかし母は恋愛に関して嫌悪感があるため、母に見つからないようにしなくてはなりません。そして卒業シーズン。友だちと卒業旅行を計画していましたが、母が許してくれるとは思えません。母が卒業旅行を許可してくれた!何てグッドタイミング! 私はすかさず母にお願いをしました。思いの外夜行バスの承諾書をもらうことができてびっくりしました。しかし…旅行前日だというのに雲行きが怪しい…。前日なのに…キャンセル!?そして…前日にこんなことが起ころうとは…楽しみだった卒業旅行まで、母の思い付きに振り回されることになったのです。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月05日■前回のあらすじ三者面談で、なんとか県外のA大学に通えるよう母を説得したかったしろみ。しかし、結局先生もしろみも母の圧に負けてしまい、母の思惑通りになってしまい…。ひょんなことから他校に通う旦那に出会い、向こうからアプローチ。「何だこのチャラ男は」と思いつつも、こんな私のこと好きなんてどんな人なんだろうかと思い始めたのが、私たちのざっくりしたなれそめです。彼氏ができたことは喜ばしいのですが一つ問題が…。そして卒業旅行シーズン…。なんとか母を説得する方法はないのでしょうか…?次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月04日■前回のあらすじ高校3年になり県外のA大学に興味を持ったしろみ。しかし、母は家から通えるB大学の推薦の話を進めようとしていました。しろみはなんとかA大学に進みたいのですが…。そして三者面談当日…母に負けないぞと意気込みは十分!センターとは、当時あったセンター試験のことです。母の勢いに担任の先生も押され気味です。やはり母には敵わないのか…、自分の意思が弱すぎるのか…。こんな流されてる人間私以外にいるんでしょうか? 当時の私は自分の意思が表に出せなさすぎて、ふわっとした人間で、担任の先生からも『あんた大丈夫!? クラゲみたいよ! 骨入ってる? もっとピシ! としなさい!』なんて言われていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月03日■前回のあらすじ家に帰るなり、断末魔のような叫びを聞いたしろみ。見に行くと母が野良猫を餌でおびき寄せて捕まえていたのですが、懐きそうもないのでしろみに猫を逃がさせました。「この人は生き物の命をなんだと思ってるんだろうか」としろみは思います。気になる大学の広報課さんが優しくて優しくて…。知名度もそこそこでいかにも母が好みそうな大学…。進路を決める頃、必ず母は先手を打って自分が希望する学校を決めていました。私だってA大学に行きたい…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年07月02日■前回のあらすじ普段より遅く目覚めたしろみがゴン太のいる部屋に行くと、ゴン太は動かなくなっていました。そんなゴン太を見た母は「あらまあ」と言っただけでした。 無事ゴン太の火葬が済んだ矢先、家に帰ると断末魔のようなすごい声が聞こえました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月30日■前回のあらすじ塾の先生に触られたしろみでしたが、母の影響で被害にあうのは自分が悪いのだと思ってしまいました。高2になったころハスキー犬のゴン太の調子が悪くなりました。母は渋りましたが、弟からも説得して病院に連れていくことに。脳腫瘍ができていたお散歩に連れて行けないのでペットシッターも解約。散歩がなくなった代わりに、家に帰るとゴン太のお下の世話をする毎日が始まりました。母はゴン太を少し離れた部屋に匂いが来ないように閉じ込めていました。ちなみにシッターさんは外の散歩だから頼んでいましたが、他人が家に入るのが嫌な潔癖症の母は介護を頼むのは論外と考えていました。当時セカンドオピニオンという言葉は知りませんでしたが、他の病院なら手術できる先生がいるのではと思い、母に他の病院にも行こうと言いました。でも『田舎の病院なんてどこも一緒だ』と言い取り合ってくれませんでした。お小遣いをもらっていない私は、どうしても困った時近所に住む祖父母に頼ることもあったのですが、祖父母は相談もなしに私の母がゴン太を飼ったことをよく思っていないようでした。そのため、祖父母の前ではゴン太のことは触れてはいけないという暗黙のルールがありました。それゆえ情けないことに、私は祖父母にゴン太のことについて助けを求めることができませんでした。祖父母からいつも資金援助を受けていた母も、手術となった場合、高額な医療費を祖父母から出してもらえる可能性が低いから、ゴン太の手術を渋っていたのかもしれません。この頃のことを思い出すともっと何かできたのではととても心が痛みます…。台車に載せて毎日散歩大型犬なのでのっけられる台車がなく、近所の人と一緒に手作りの台車を作りました。歩いている気分になっているのか尻尾を振って足を動かすゴン太。私も試験や進学クラスの補習授業などがあり、毎日つきっきりでゴン太に構ってあげられるわけではありませんでした。もっと何かできたことがあったのかなと今でも思い返してしまいます。自分から飼いたいといいだし飼い始めたゴン太。そして専業主婦で家にいるのに世話は少しもしない。そんな多少の後ろめたさを母も感じているのか、こんな些細な私の発言に母はいちいち突っかかっていました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月27日■前回のあらすじとっさに防犯ブザーを鳴らして講師から逃げたしろみ。塾長に触られたことを話したものの、「彼はクビにするから。もう帰っていい」と言われただけでした。先生はバイトをクビになって終わり幸いまだ体験入学だったので母も案外さらりとやめさせてくれました。そしてあの大学生先生はというと…。バイトなのでクビになってはい終わり。履歴書にも何も残らないのが悔しいですよね…。何かしらのペナルティがあればいいのに、そして就活とかで不利になればいいのに、と当時の私はめちゃくちゃ根に持っていました。ゴン太の足の調子が悪くなっていたこんな時は弟に頼るのが1番。母も弟の意見なら聞き入れてくれるからです。ハスキー犬の寿命は12~13くらいと言われているらしく、ゴン太はおじいちゃんですがまだ平均寿命には達していない。なのにこんなにも突然ヨボヨボしてしまうなんて…。病院に連れていくと、獣医さんから厳しい現実が突きつけられました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年06月26日