■前回のあらすじなかなかユリアちゃんママが戻ってこないことにしびれを切らして子どもたちだけでエレベーターに乗ることに。しかし8階のボタンに手が届かず、6階で降りて階段で上がることになりました。その最中、弟の姿が見えなくなり…。弟の泣き声が聞こえてきて…子どもながらユリアちゃんママは頼りにならん! と思い一人で突っ走りました。階段でうずくまって泣いてる姿は今でも頭に焼き付いています。涙の跡を見た母は…家の中では手や頭を叩かれたことは何度かありましたが、この時初めて母は人前で私を叩きました。強烈なビンタで思わず地面に座り込むほど痛かったです。これ以降、友達の家に遊びに行ったり公園などに遊びに誘われたりなどは一切されずに卒園しました。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年05月13日■前回のあらすじ弟と友人宅に行くことになったしろみ。しかしエレベーターに全員乗り切れず、友だちの母親は最初のエレベーターで上に上がってしまったのでした。待っても戻ってこないユリアちゃんママ幼稚園児の割にはこの提案頭冴えてますよね…。あまり忍耐強くない幼稚園児にとっては結構待たされた感覚で、勝手に動いてしまいました…。私から見たらユリアちゃんママは探していた素振りも全くなく、「もう勝手にどっか行かないでよね~」と口では言うものの、すごくヘラヘラしていたのを覚えています。そして、そそくさとみんなを引き連れて家の中に入るユリアちゃんママを私は呼び止めることができませんでした。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年05月12日■前回のあらすじある日しろみが友だちにピンク色の金平糖をもらったのを見た母。そんな色の物を食べたら病気になると言ってお菓子を捨ててしまったのでした。思わずぬいぐるみを投げてしまった私に、母はわが家には超巨大なソファーがあって、それに付属されたクッションも岩みたいに大きくて、硬めの素材で刺繍がゴツゴツあしらわれたものでした。叩かれたときは、ちょうどチャック部分が当たり、ゴツゴツした表面とチャックのせいでほっぺからは血が出ていました。ここから先の母との生活の中で、誰がどう見ても圧倒的に母が悪い場合も、私をいくら傷つけた後でも決して謝ることはありませんでした。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年05月10日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。母親との生活に耐えられなくなり、家を出たしろみさん。しかし母親からの電話でその決意は打ち砕かれます。見かねた彼氏・ゆうが電話を代わってくれたのですが、母親はさらに激怒してしまうのでした。怒りが収まらず「警察を呼ぶ」と言いだした母親。これ以上彼氏・ゆうに迷惑はかけられないと、しろみさんは「今から家に帰る」と口にします……。もう帰るしかない。絶望してたけれど… 母親からの厳しい叱責を受け、家に帰ることにしたしろみさん。しかし、彼氏・ゆうはスマホをしろみさんから取り上げ、今日は帰る手段がないため明日でいいなら自分が送り届けると伝えます。すると「もうそんな親不孝な子いらない! 勝手にして!」と電話を切った母親。その後、母親から電話がかかってくることはありませんでした。こうして、しろみさんと母親の20年間の生活に終止符が打たれたのです。 ずっと支配され、苦しめられてきた母親との生活から、しろみさんはやっと解放されました。いくら血の繋がった家族でも、自分の気持ちや意見を尊重してもらえず、従ってばかりの日々はつらかったことでしょう。 彼氏・ゆうに支えてもらいながら、しろみさんには新しい生活を自分の思い通りに送ってもらいたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年05月09日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。母親の支配から逃れるために、家を出たしろみさん。しかし母親からの脅しとも言える留守番電話を聞き、恐怖と焦りで動けなくなってしまうのでした。鳴り続ける電話。「顔を見ないなら、ある程度話ができるかも」と淡い期待をもって電話に出ますが、母親からは罵声を浴びせられてしまいます。何も言えない私に代わって、話してくれたのは… 母親からの責めに何も言えなくなってしまったしろみさん。その様子をそばで見守っていた彼氏・ゆうが電話を代わります。突然の彼氏の登場にに動揺を隠しきれない母親。そしてさらに激怒した母親は「警察を呼ぶ」と言い出します。警察を呼ばれることを阻止しようと、再び電話を代わるしろみさん。しかし母親の声を聞くと恐怖に支配されてしまいます。恐怖で震えるしろみさんに「今回は特別に許してあげる」という母親。しろみさんは彼氏・ゆうにも迷惑をかけないために、「今から帰ります」と口にしてしまったのでした。 せっかく自分で勇気を出して、母親から逃げたしろみさん。勇気ある一歩だったことに間違いないですが、母親からの洗脳とも言える言葉に恐怖し、家に帰ることを選んでしまいます。 子どもに対してつい過干渉になってしまうのが親かもしれませんが、何もかも子どもを思い通りに動かすなんて無理ですよね。母親には脅して従わせるのではなく、しろみさんの気持ちを聞くことから始めてほしいところです。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年05月08日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。母親が「自分を介護させるために子どもを育てた」と誰かと電話で話しているのを聞いてしまったしろみさん。しろみさんは母親と距離を置くことを決意し、家を出るのですが……。家を出てからお金を下ろそうとすると残高はゼロ。どうやら給料が入ったら母親が別口座に移しているようでした。しろみさんは彼氏・ゆうに頼ることにしたのですが……。母親からの怨恨がこもった留守電を聞いて… 勇気を出して家を飛び出したものの、母親からの留守電を聞いて唖然とするしろみさん。恐ろしい言葉でしろみさんを脅す母親。ずっとこの母親の元で育ってきたしろみさんは結局、家へ戻ることを選択。彼氏・ゆうが心配して一緒についてきてくれることになりました。その間にも鳴り続ける電話。「電話なら顔も見ていない分、ある程度話せるかな…」と電話に出たしろみさんでしたが、激怒した母親はとてもまともに話せる状態ではありませんでした。電話でしろみさんを罵倒し続ける母親。そして小さいころから持たせていたお守りにGPSが仕込まれていたことを知ったのでした。 母親の支配から逃れるために、やっと家を出る決断をしたしろみさん。今まで母親の言うことばかり聞いてきたしろみさんにとって、大きな一歩だったでしょう。 母親といえども、子どもの未来は奪えません。母親にはしろみさんがなぜ家を出たのか考え、しろみさんの気持ちを尊重できるようになってほしいものです。そうしていつの日か、しろみさん自身で人生を切り開いていくことを願いたいです。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年05月07日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。ある日、母親が誰かと電話をしているのを聞いてしまったしろみさん。その内容は許しがたく衝撃的でした。なんと母親は「自分の介護をさせるために」しろみさんを育ててきたというのです。母親の本音を聞いて、自分の中の何かが切れてしまったしろみさん。ようやく母親から離れる決心がついたようです。家を出るための荷造りを開始…! 必要最低限の荷物と、自分の給料が入った通帳をキャリーバッグに詰めるしろみさん。計画が母親にバレないようにいつも通りご飯を食べ、母親が入浴するのを待ちます。そして母親がお風呂に入ったタイミングで脱走。泊まるところを探すためにお金をおろそうとするも、給料は母親によってすべて別口座へ移されており、無一文。彼氏・ゆうはそんなしろみさんをやさしく迎えてくれます。そのころしろみさんの家出に気づいた母親。娘を呼び戻すため、恐ろしい留守電を入れていたのでした。 しろみさんがそうであるように、いくら幼少期からマインドコントロールしていたとしても、子どもはいずれ成長し、自分の価値観を持つようになります。そしていつの日か、子どもは親から巣立っていくものです。しろみさんの家出をきっかけに、母親もそのことに気づかなければなりません。いつまでも手元に置いておくことはできないからこそ、子どもと一緒にいられる時間を大切に過ごしていきたいものです。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年05月06日周囲から「芯がない」と言われてしまう私。なぜこんなにも自分の意見を表に出すのが苦手なのか。それは私の生まれ持った性格ももちろん関係があるので、一概にこのせいにはしてはいけないのですが…実母の影響も多少なりとも関係しているのかなと思っています。20年もの間、私はずっと子ども大人な母の敷いたレールの上を、ほとんど抵抗することなく歩んできたのです…。「芯がない」と言われてしまう私この頃は祖母の趣味だったのか、いつもメルヘンチックな格好をしていました。父は亡くなったと聞かされていた私。でも実のところは…?父がいなかった本当の理由は?小さい頃は猛烈にナメクジを集めたりダンゴムシ集めたり木に登ったり岩の上で過ごしたり…永遠と外にいる野生な感じの子どもでした。そんな自由な子ども時代に終わりがやってきます。始まりは、突然現れた扉でした…。次回に続く 「子ども大人な毒親との20年間」(全99話)は21時更新!
2023年05月06日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。ある日突然家にやってきた野良猫を捕まえようとした母親。その計画は野良猫の攻撃によって失敗してしまいます。イライラした母親はしろみさんへの八つ当たりを激化。それでもしろみさんは母親に従い続けます。サイトに登録し、転職活動を続けるしろみさん。ある日エージェントから「なぜ選考に進まないのか」を聞かれ、母親のことを相談。するとエージェントから、親の敷いたレールにのっていることを非難され、さらに自分の存在価値を見失ってしまうのでした。唯一心の支えだったのは… しろみさんの話をいつもやさしく聞いてくれる彼。母親のことも知っており、しろみさんを助けようとさまざまな提案をしてくれます。そんなとき、たまたま母親が誰かと電話しているのを聞いてしまったしろみさん。その内容はしろみさんにとって許しがたく、衝撃的な内容でした。なんと母親は電話の相手に、自分の介護をさせるためにしろみさんを手元から離さないと言っていたのです。それを聞き、限界の糸が切れてしまったしろみさん。ようやく自分の意志で母親から離れることを決めたのでした。 電話の相手に母親がどこまで本音を話していたかはわかりませんが、本当に「面倒を見させる」ためだとしたら、あまりにも自分勝手。それだけのために、子どもの人生を棒に振ってきたのです。少なくとも「あのぐずぐずした子好きになってくれる人がいるとおもう?笑」とは、親が言うべきセリフではないでしょう。幸か不幸かはわかりませんが、母親の思いを知ったことでようやく逃げる決心がついたしろみさん。これからは母親のためでなく自分のために、精いっぱい人生を歩んでいってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年05月05日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。ある日突然、家にやってきた野良猫を餌付けするようになった母親。餌をあげるなら生き物としての責任を取るべきというしろみさんに、母親は逆ギレ。反論したことで思いっきり頬を叩かれてしまうのでした。不愛想でも母親にかわいがられる野良猫と自分の状況を比較し、ますます虚しさを募らせていくしろみさん。そんな折、母親は本格的に野良猫を飼うことにしたようです。野良猫の捕獲に自信がある様子の母親 捕まえられることを怖がった野良猫は、母親に攻撃して逃走。けがをした母親は自分の行動を棚に上げ、猫に激しい暴言を浴びせます。 そしてその怒りの矛先はしろみさんへ。野菜の切り方や洗濯物の干し方など、小さなことに文句を言われる毎日。明らかに八つ当たりですが、しろみさんはそれすらも反論することなく耐え続けます。そんなある日、転職を相談していたエージェントに、「選考に進まない理由」を聞かれたしろみさんは、母親のことを正直に相談することに。 するとエージェントは態度を一変。「親の敷いたレールにのって楽するのやめた方がいいですよ?」としろみさんを非難するのでした。 たしかに一見すると、しろみさんの態度は、母親の意見に従って自分の意志がないように見えてしまいます。 ですがこれまで母親に抑圧されてきた彼女にとっては、今更自分の考え方に自信を持つことができないのでしょう。しろみさんは努力をしていないのではありません。努力の方向が「母親にこれ以上嫌われないため」というだけなのです。しろみさんがそう育ってしまったのは、間違いなく母親の責任。親としては、子どもの人格・思想に大きな影響を与えることを自覚して、子育てしていきたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年05月04日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。母親の言う通りに就職し、母親にされるがまま退職してしまったしろみさん。母親からは無職であることを恥とされ、祖父からは存在していないように扱われる毎日……。しろみさんは次第に、自分が価値のない人間であるかのように思うようになりました。そんなある日、野良猫が家に寄り付くように。どうも母親が餌をあげているようです。野良猫への餌付けを反対すると…? 餌をやる以上は生き物に責任を持つべきと、至極まっとうな意見を母親に言うしろみさん。ところがしろみさんは、これまで母親に口答えをしたことがほとんどありません。そのため母親はしろみさんの反論に、怒りを隠せなかったよう。しろみさんの頬を思い切り叩きつけます。 そんな自分と比較し、無愛想でも母親からかわいがられる野良猫に、しろみさんは虚しさと羨ましさを感じるのでした。 一般的に親は、唯一損得なく愛してくれる存在ではないでしょうか。ですが、しろみさんのように、そうではない家庭があるもの事実です。はたから見ると、「母親のことなど放っておけばいいのでは……」と思ってしまいたくもなりますが、これまで愛されるべくすべてを母親にゆだねてきたしろみさん。 そんな彼女にとっては母親がすべてで、母親に従うということ以外に考えがおよばないのでしょう。 ただ、「娘より猫のほうがかわいい」と言う母親に、娘としてはこれ以上そばにいる必要もないはず。これまで我慢してきたしろみさんには、今度こそ自分のために、母親に立ち向かっていってほしいですね。自分の状況を変えられるのは、自分だけ。不満があるのなら、勇気を持って行動することも必要ではないでしょうか。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年05月03日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。母親に従った結果、行きたくもない会社に就職することになったしろみさん。仕事内容も同僚も最悪で、就職から1年が経過するころにはうつのような状態に。そんなしろみさんを見て、母親は毎日のようにしろみさんに退職を促すようになりました。ある日、突然母親に「もう職場に今日から行かなくていい」と言われたしろみさん。まさか、また母親が……!?何てことしてくれたんだろう… 仕事は好きではなかったものの、こんな形で辞めたいわけでもなかったしろみさん。任された仕事も満足にできなかったことに、責任を感じてしまいます。勝手に退職届けを出したにもかかわらず、しろみさんを無職ニート扱いする母親。事情を知らない祖父からもまるで自分が存在していないかのように扱われ、しろみさんはひどく落ち込むのでした。 母親に、就職も退職も勝手に決められてしまったしろみさん。自分の存在を疑問視するしろみさんですが、母親の呪縛から抜け出すには、自分の意志を貫くことも大切です。これ以上母親に振り回されないためにも、まずは小さなことから決断できるだけの力を身につける必要があります。そうしていつの日か、しろみさんが自分で人生を切り開いていけることを心から願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年05月02日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。大学4年生になり、就活に奮闘するしろみさん。ところがいくら内定をもらっても母親は納得がいかない様子。結局、どこにも就職するあてがなくなったしろみさんは、母親がすすめる家の近くの病院で、事務として就職することになったのです。これまで母親に制限されていたため、学生時代にアルバイトをした経験がないしろみさん。初めての仕事は、覚えることもたくさん。ただでさえ大変な中、同僚との関係もうまくいかないようで……?徐々に異変が現れる体 仕事内容も最悪で、同僚にも意地悪をされる毎日に、しろみさんは次第に母親が心配するほどまでやつれていきました。それからというもの、母親は毎日のようにしろみさんに退職を促すように。それでもしろみさんは、就活に苦労した経験から、簡単に仕事を辞めようとも思えず、意地悪な同僚に負けたくないという気持ちもありました。「何のために生きているんだろ」と、しろみさんはいつの日からかうつのような状態に。そんなとき、母親から「あなたもう職場に今日から行かなくていいから」と突然言われたのでした。 仕事をするということは、とても大変なこと。加えて同僚との関係がうまくいかなかったしろみさん。きっと、大きなストレスを抱えていたに違いありません。親は子どもには苦労してほしくないものです。しかし、しろみさんももう大人。自分の信念もあるでしょう。皆さんは「子どものために」と思ってやったことで、かえって子どものプライドを傷つけてしまった経験はありますか?著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年05月01日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。大学4年生になり、就活に奮闘するしろみさん。ところがいくら内定をもらっても母親は納得がいかない様子。結局選択肢もなくなり、敬遠していた家の近所にある病院の事務職として就職が決まったのでした。ようやく母親の許可がおり、就活を終わらせることができたしろみさん。長い戦いが終わった喜びを噛みしめます。そんな中、突然祖父から呼び出しがあり、母親とともに祖父母宅を訪れることになりました。これからの生活費は自分で… ずっと専業主婦として生活してきた母親には、祖父から提案された自立の話を受け入れることはできません。「いやよ!今更仕事するなんて!」と断固拒否。そんな母親に、祖父は用意するポジション、給料、条件などを提示します。それなりに良い給料をもらえるということで、金額を聞いた途端、母親は就職に前向きに。それならばと、奇しくもしろみさんと同じタイミングで母親の就職が決まりました。 家に帰ると、就職後の話を母親がしてきます。しろみさんが就職してもなお、家事をさせようとする母親。提案をうのみにすることしかできないしろみさんでしたが、就職を機に母親が少しでも変わってくれることを期待するのでした。 これまでほとんど社会人経験を送ったことがない母親。もしかしたら、人生で打ち込めるものがなかったことが、子どもに依存してしまうきっかけだったのかもしれません。仕事をすることは大変ですが、母親にとっては良い経験になるはず。自分の人生を充実させることで、子どもや親からの自立を目指してほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月30日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。大学4年生になったしろみさんですが、9月になっても就活真っ最中。いくら内定をもらっても母親が勝手に辞退してしまうため、いつまでも就活を終えられないのです。「一生就職できないのでは。」という不安に押しつぶされそうになるしろみさん。それでも、毎日母親の要望に合う企業を探します。この会社なら母親の条件通り! 母親の要望に合う地元企業から、内定を獲得したしろみさん。「これなら母親も首を縦に振るはずだ…」と報告にいきますがまたしても期待を裏切る返答に、しろみさんは反論してしまいました。「もうこんないい条件の会社見つけられる自身がないです…」というしろみさんの言葉をきっかけに、母親の怒りは爆発!こんな会社に勤めさせるために22年間育てたわけじゃない! 何のためにあの大学に行かせたと思ってるの!? と、見たこともないほど発狂し叫びます。ものすごい剣幕の母親に、しろみさんはどうすることもできないのでした。 これまでしろみさんが頑張ってもらってきた内定を、ことごとく辞退してきたのは母親自身です。結局近所の病院へ事務職として就職したそうですが、これが本当に母親の理想とするしろみさんの就職先だったのでしょうか。きっと、母親がしろみさんに望むことは、自分のそばを離れないことだけなのでしょう。そんなわがままのために、将来を決められてしまうしろみさんが不憫でなりません。子どもの人生は、子どものもの。成長し、巣立っていく姿は切ないかもしれませんが、子どもの活躍を全力で応援できる親でいたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月29日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。大学4年生で就活真っ最中のしろみさん。自分が認めたところ以外の就職は許さないと母親が言うので、その通りに企業選びを行います。ですが、どの会社を選んでも母親が認めてくれることはなく……。内定をもらっても、勝手に辞退してしまう母親に振り回されるしろみさん。母親の許可がおりないため、選考にすら進めない状況が続いていました。そんな中、母親と伯母の3人で出かけるタイミングがあり……?ついに伯母に相談…! しろみさんの話を聞いて同情はしてくれるものの、私からは何も言えないと伯母は言います。どうにかしてもらおうと思っていたわけではありませんでしたが、しろみさんは変わらない状況に落胆。それでも彼女は、母親の言う通りに生活し、めげずに就活を続けます。そしてついに母親がすすめた会社からの内定を獲得!ところが母親に報告したところ、内定企業の悪評を吹きこんできたり、挙句の果てに「なんか気に入らないから」という理由で、またしても内定を勝手に辞退していたのでした。 内定をくれたのは、元々既卒でしか採用を受け付けていない会社。きっと新卒のしろみさんのやる気や経験を高く評価してくれたのでしょう。ですが、そんな会社の内定すら、母親は認めませんでした。しかも、自分がすすめてきた会社にもかかわらずです。支離滅裂な母親の行動には、呆れて言葉も出ませんね。母親と一緒にいる限り、しろみさんが就職することはできない気さえしてきます。しろみさんがなんとかして家を出る方法を探りたいですね……。ダメ元でもう一度伯母に相談するなど、しろみさんには自分の人生を諦めずに頑張ってほしい限りです。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月28日登場人物■しろぺんき:薄顔のアラサー新米ママ。娘のことで毎日頭がいっぱい。毎日育児絵日記更新中。■パパ:家族を愛し家族に愛される男。ナイトキャップをかぶらないと翌朝とんでもない寝癖がつく。■つばめちゃん:2021年11月生まれの女の子。そのかわいいお顔と仕草で両親を虜にしている。最後の最後まで…by しろぺんき入院中の暇つぶしを取られてとても悲しかったんですが、前半の明るい部分までしか読まないという約束でなんとか取り戻しました…ちなみに、結局あまり読めませんでした笑編集後記入院中に読むための本を用意したしろぺんさんですが、本をみたパパの表情が一変!「読んだらあかんっ」の言葉の真意をきき、あらためて「なんて過保護なんだ…」と思うしろぺんさんなのでした(笑)。出産前日に急遽入院することになり、旦那さんの心配な気持ちがMAXに達している様子が伝わってきますね。本の内容を考えて先回りする優しさには拍手を送りたくなります。妊娠初期、妊娠後期、出産と3部作でお送りしてきた過保護シリーズも今回で完結です!パパが全力で気遣ってくれると、ママは出産や育児への不安を夫婦で一緒に乗り越えているような気持ちになるのではないでしょうか。ぜひ、プレパパのみなさんにも参考にしていただきたいですね。ままのて編集部過保護すぎる夫シリーズはこちらしろぺんきさんの過去の作品はこちら↓しろぺんきさんのInstagramアカウントはこちらから↓ままのて公式アカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!
2023年04月28日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。大学4年生になり、就活に勤しむしろみさん。ところがしろみさんが内定をもらった会社が県外の会社と知り、母親は激怒! 選考に進む前にまず相談するように言われてしまい……。それからは、母親が認めてくれるような会社を探すようになったしろみさん。ところがいくら内定が出ても、母親は承諾してはくれませんでした。どこの会社を選んでも、首を縦に振らない母親… 母親のせいで就活が難航するしろみさん。季節は大学4年生の夏に突入していました。それでも母親は社名を見ただけで却下したり、オファーを受けたことをバカにしたり。いつまで経っても応募を許可してくれる様子はありません。そうこうしているうちに、どんどん選択できる企業の幅は狭まっていきます。しろみさんが勝手に応募しようにも、選考状況は母親に筒抜け。自由に選ぶこともできず、結局母親が探してきた企業から、しろみさんは応募先を選ぶのでした。まるで就職の邪魔をしているかのような母親の行動に、しろみさんもきっと戸惑ったはず。どうすれば納得してもらえるのか、許可してもらえるのか、毎日悩んだことでしょう。本来は、自分がどうなりたいのか、何をしたいのかを軸に選ぶのが就活です。ですが、しろみさんは母親に許してもらえる企業を片っ端から探す毎日。これではしろみさんが就職するのか、母親が就職するのか、わからなくなってしまいますね。どうしても子どもの進路には口を出してしまうのが親というものですが、まずは子どもの意思を尊重することが大切。相談されたときには人生の先輩として助言する、くらいの距離感で見守ってあげたいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月27日テンションあがる「街ナカ」ホテル「OMO(おも)」は、「旅は密こそOMO(おも)しろい」と題して、ホテルから徒歩圏内の方々との出会いを通して、その街の魅力に触れることができる「ご近所アクティビティ」をおすすめします。コロナ禍で機会が減っていた旅先で人々と交流する楽しさを今、改めて感じてもらいたいという想いで、全国のOMOで開催している密な出会いがある、14の「ご近所アクティビティ」を紹介します。コロナ禍には控えていた人も多い、「はしご酒」を楽しむツアーも復活します。また、OMOブランドをはじめとした星野リゾートでは、5月8日よりスタッフのマスク着用を撤廃し、笑顔でお客様をお迎えします。背景「OMO」はブランド誕生の 2018年以降、街を楽しむためのサービス「Go-KINJO(ごーきんじょ)」を展開しています。そのサービスの一環である「ご近所アクティビティ」では、地域愛溢れるスタッフとホテル近隣の方々が連携し、街の魅力を体感できるツアーやワークショップを開催してきました。コロナ禍、感染拡大の影響を受け、一部のアクティビティを一時的に休止したり、人数を制限し実施したりしてきました。ようやく街にも活気が戻り始め、2023年3月13日以降、マスクの着用が個人の判断に委ねられるようになったことや、新型コロナウイルス感染症の位置付けが2023年5月8日に「2類相当」から「5類」へ移行することを受け、「OMO」では、街で人々と交流する旅の醍醐味を再び感じて欲しいと考えています。街を愛する個性豊かなOMOのスタッフがガイド役「ご近所ガイド OMOレンジャー」となって、街の方々とお客様をつなぎます。「ご近所ツアー」イメージ動画OMO5東京大塚で体験するご近所ツアーを1分37秒の動画で紹介します。▶ [ ]{ }【はしご酒で街の空気に浸るツアー】コロナ禍で一部縮小、休止していたはしご酒ツアーが復活。地元の方も通う飲食店でローカルな空気に浸りたい。そんな方にお勧めです。(NEW)通気分!カウンターで大塚はしご酒ツアー|OMO5東京大塚商店街や都電が走る街並みなど、昔ながらの風情が残る大塚。長年ご夫婦で続けられている天ぷら屋、こじんまりとした店内で目の前で炭焼きを楽しめる居酒屋、気さくな接客で地元の方に愛される焼き鳥屋、大塚唯一のブルワリーを併設した燻製専門店など、大塚のディープなはしご酒を提案します。■日時:2023年5月10日~通年毎日19:00~21:00■料金:1人1,000円*食事代・飲み物代別■詳細:[ ]{ }(NEW)じゃますんでー、なにわ店主と出会う西成はしご酒|OMO7大阪大阪の中でも下町の風情が色濃く残る西成エリアを訪ね、個性豊かな店主が営むお店を3軒巡ります。常連客が絶えないお店を一人で切り盛りするパワフルで世話焼きなママや、創業100年以上続く洋食屋で変わらぬ味を守り続ける3代目マスターなど、心温まる出会いを通じて、大阪らしさを全身で感じることができます。■日時:2023年4月22日~通年毎週木・金・土曜日17:00~19:00■料金:1人6,000円(ガイド料・食事代)*飲み物代、追加飲食代別■詳細:[ ]{ }<その他>初めての「はしご酒ツアー」|OMO7旭川[ ]{ }老舗料亭から始まる、すすきのはしご酒ツアー|OMO3札幌すすきの[ ]{ }【地元目線でぶらり散歩。街の人々に出会えるツアー】街の見どころやルーツをてくてく歩きながら知ることができます。地元の人々の営み、雰囲気も感じることができ、OMOに泊まるならぜひ体験して欲しいツアーです。(NEW)城下マチさるく|OMO5熊本熊本弁で「さるく」とは「歩く」。熊本の歴史ある城下町の中にみられる、「わさもん」な特徴をOMOレンジャーと見つけに行きます。「わさもん」とは、熊本の県民性で「新しいもの好きな人」を指す言葉。新しいものと、昔ながらのものが共存する熊本の街を巡ります。■日時:毎日11:00~12:00■料金:無料■詳細:[ ]{ }<その他>まさかの赤坂さんぽ|OMO3東京赤坂[ ]{ }京町らんまん老舗さんぽ|OMO5京都三条[ ]{ }東寺まんだらさんぽ|OMO3京都東寺[ ]{ }金沢片町味わいまっし散歩|OMO5金沢片町[ ]{ }裏国際通りさんぽ|OMO5沖縄那覇[ ]{ }【街の個性が光るスポットでディープに交流】市場や朝市、路地裏など、その街の特色あるスポットを訪ね、地元の方のこだわりを聞きながら、買い物や飲食を満喫するツアー。トークも商品も鮮度抜群です。(NEW)那覇ゆんたく市場さんぽ|OMO5那覇沖縄古くから地元で愛されている「第一牧志公設市場」を、OMOレンジャーがうちなーんちゅ目線でガイド。カラフルな魚や豚のチラガー(顔の皮)、南国の果物など、王道の沖縄食材の紹介はもちろんのこと、市場最大の魅力である個性豊かな市場の人たちを紹介します。■日時:毎日9:30~10:30■料金:無料■詳細:[ ]{ }<その他>朝市で勝手にお節介丼ツアー|OMO5小樽[ ]{ }すすきのゼロ番地開拓ツアー|OMO3札幌すすきの[ ]{ }ええだし出てますわツアー|OMO7大阪[ ]{ }【スタッフのマスクフリーを開始し、笑顔でお迎えします】星野リゾートでは、新型コロナウイルス感染症の位置付けが「5類」へ移行する2023年5月8日より、スタッフのマスク着用を撤廃します。スタッフが笑顔でお迎えすることで、お客様をウェルカムする気持ちをお伝えし、「ここに来て良かった」と思っていただけることは、観光業において大切なことだと考えています。コロナ禍ではマスク着用により制限がありましたが、お客様がマスクフリーで快適な旅を楽しめるのはもちろんのこと、スタッフも脱コロナの接客へ移行します。「OMO(おも)」とは ?「OMO」は星野リゾートが全国に展開する「テンションあがる『街ナカ』ホテル」。地域と一体となって街を楽しみ尽くす旅を追求しています。全てのOMOで、街歩きをサポートするサービス「Go-KINJO」を展開。全国各地の14施設から都市観光の楽しさを発信していきます(2023年4月時点)。OMOをもっと詳しく知りたいなら▶[ ]{ }数字・アイコンでわかる、サービスの幅OMOの後ろにある数字・アイコンは、サービスの幅を示しています。この数字があることで、旅の目的や過ごし方に合わせて最適なホテルを選ぶことができます。幅広い都市観光の旅をOMOがサポートしていきます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年04月27日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。大学4年生のとき、母親の指示通り教員免許を取ることにしたしろみさん。教育実習が順調に進む中、遅くなった帰りの電車の中で痴漢にあってしまいます。泣きながら帰宅したしろみさんは、翌日なぜ泣いていたのかを母親に聞かれ……?泣いていた理由をしつこく聞いてくる母親に「昨日の電車で痴漢にあった」ことを仕方なく話すことにしたしろみさん。ところが「しろみちゃんが隙を見せたのが悪いのよね?」という母親からの心無い言葉に、深く傷つくのでした。教育実習が終わり、いよいよ本格的な就活がスタート! 実は教育実習中にも、こっそり会社の選考を受けていたしろみさん。内緒にしていたことが母親にバレ、勝手に選考を辞退されてしまいます。それでもクヨクヨしてばかりもいられないと、しろみさんは就活に前向きに取り組むことに。その結果、しろみさんは5つの会社から内定をもらいます。ところが、内定を承諾するには親からの印鑑が必要。仕方なく母親に相談したしろみさんですが、思った通り母親は猛反対!結局「私が我慢すればいいんだ……。」と、しろみさんはまたもや母親の意見に従ってしまうのでした。しろみさんが県外に出て行くことを絶対に許してくれない母親。そばにいてほしいのなら、普段からそれ相応の態度で接すれば良いものを、母親の行動はまるであべこべ。これでは子どもが家を出て行きたくなるのも仕方がありません。 ですがこれまでの母親との生活で、自分が我慢することが当たり前になってしまったしろみさん。「わかりました。」とついに折れてしまいます。本当に母親から離れたいのであれば、しろみさんにも勇気を出してほしいところです。たった一度だけの人生。自分の気持ちを最優先に、しろみさんには後悔のない人生を選択していってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月26日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。大学4年生になったしろみさんは、母親の指示に従い教員免許をとることに。ところが、もうすぐで教育実習が終わるというときに、しろみさんは電車で痴漢にあいます。しばらくして痴漢は逃げてしまいましたが、しろみさんは過去に痴漢にあったときのトラブルを思い出し、泣きながら帰宅したのでした。帰宅すると、すでに母親は寝ている様子。しろみさんも翌日の準備をして、すぐに横になります。ところがしろみさんが寝入ったころ、なぜか防犯ベルで母親に起こされて……?母親の話を聞いて、ショックで頭は真っ白に… ※コロナ渦前のお話です。 しろみさんが教員免許の履修と並行して、内緒で受けていた会社の選考を、勝手に断っていた母親。 第一志望だっただけに、しろみさんはショックで寝つけなくなってしまいました。それでも翌日は、教育実習の集大成である研究授業をおこなう日。熱が出てしまったものの休む選択肢はないようで、ふらふらな状態のまましろみさんは教壇に立ちます。その後無事に最終日を終えたしろみさんですが、帰宅すると昨日泣いて帰ったことが母親にバレていた様子。しろみさんは正直に痴漢にあったことを話しますが、母親がやさしい言葉をかけてくれるはずもありません。案の定母親からの心無い言葉の数々に、しろみさんは怒りを通り越して虚しさを感じてしまうのでした。 娘が危ない目にあったというのに、なぜこの母親は心配すらしてくれないのでしょうか……。もう言い返す気にもなりませんね。これまで母親の言う通りの道を歩んできたしろみさんでしたが、ようやく「これ以上思い通りになってたまるか。」と決意。これからは自分の意思をしっかりと持ち、母親の言動に振り回されることなく自由に人生を歩んでいってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月25日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。大学4年生になったしろみさんは、就職活動の時期に突入。母親の言う通り、教員免許を取るための履修をしながらも、自分が行きたい会社は別にありました。そこで母親に隠れて、教育実習と就活を並行しておこなうことにしたのです。教育実習が始まったしろみさん。その合間で志望する会社の選考を受けるなど、怒涛の3週間を送ります。教育実習が終わるまであと1週間…! 研究授業のため、遅くまで授業案を練っていたしろみさん。9時近くになったころ急いで母親に連絡しようとしますが、スマホにはすでに母親から大量の連絡が入っていました。ブチ切れの母親をなだめつつ、遅くなることの了承を得たしろみさん。結局帰宅できたのは終電の時間でした。ところがしろみさんの不運は続きます。なんと電車で痴漢にあってしまったのです。しろみさんが緊張から、スマホとノートを落としたときの大きな音で痴漢は手を引っ込めました。しかし、落としたものを拾っている間にちょうど駅についてしまい痴漢は逃走。しろみさんは泣き寝入りするしかありませんでした。帰り道で以前に痴漢されたときの嫌な記憶を思い出して、涙が止まらなくなるしろみさん。それでも母親に見られてはいけないと、しっかり涙を拭いてから家に入っていくのでした。 終電の満員電車で再び痴漢にあってしまったしろみさんは、さぞ怖い思いをしたことでしょう……。 母親からの過去の言葉を思い出し、痴漢にあった自分が悪いと思い込んでしまいますが、しろみさんは何も悪くありません。目には見えなくても、鋭い言葉は心にいつまでも残るものです。数々の言葉の呪縛から、少しでも早くしろみさんが解放されることを願うばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月24日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。高校卒業前に友人と約束していた卒業旅行も、母親の反対によりキャンセルされてしまったしろみさん。大学の履修も当然、母親の指示に従います。母親から教員免許を取るように言われたしろみさんは、毎日講義がパンパン。サークルやバイトをする時間すらありませんでした。自分とは違い、自由に進路を決めた弟 県外の大学に行くことを決めた弟のしょう。家を出ていく日に、何も未練がないような顔で、しろみさんにこっそり耳打ちします。 「お姉ちゃんが標的にされてたから自由にやれた、ありがとう」 それを聞いてしろみさんは複雑な気持ちに。それでも笑顔でしょうを送り出します。その後大学4年生になり、就活の時期に突入したしろみさん。相変わらず母親の顔色をうかがいながらも、自分の進みたい道に向かって動き始めるのでした。これまでしろみさんは、母親のしいたレールからはずれることなく、人生を歩んできました。ですが、就職は一生のことです。好きではない仕事を無理にしても、続くはずがありません。しろみさんもそう考えたのか、初めて勇気をもって、自分の将来を自分で選択することにしたようです。このまま選考が進めば、きっといつかは母親にも話さないといけないときが来ます。それでも自分の決めた道に自信をもって、迷いなく歩んでほしいですね!著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月23日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。高校3年生のとき、自分の意志で進みたい大学を見つけたしろみさん。ですが反対されることがこわく、どうしても母親に言い出すことができません。そうこうしているうちに、母親が進学先を決定。しろみさんは、自分が母親のしいたレールにのっていることに気付きます。「どうせ私が何を言ったって、聞き入れてもらえない……。」しろみさんは次第に自分の意見を言うことを諦めるようになりました。そんなしろみさんを好きになってくれたのが…? 高校卒業前に推薦組の友人と、卒業旅行に行くことを決めたしろみさん。反対されないよう、母親の機嫌が良いときを見計らって、承諾を得ることにしました。しろみさんの狙い通り、その日機嫌の良かった母親は、夜行バスの承諾書に快くサイン。あっさりと許可してもらえたことにびっくりしつつも、しろみさんは楽しみに旅行の日を待ちます。 ところが旅行前日、念のために再度旅行を報告したしろみさんに、母親は「聞いてないんですけど。」の一点張り。結局母親によって、旅行をキャンセルされてしまうのでした。大人とはいえ人間なので、当然機嫌が良い日もあれば、悪い日もあるでしょう。ですが、その機嫌によって子どもを振り回すべきではありません。ましてや、自分がサインしたことを娘のせいにするなど、人としてやってはいけないこと。 これでは子どもも混乱してしまいます……。自身の発言にはきちんと責任を持ち、軸のある教育方針で子育てしていきたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月22日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。高校生のとき、自分の家が少し変わっていることに気づいたしろみさん。愛犬ゴン太が亡くなっても冷たい態度をとる母親に、徐々に軽蔑していきます。高校3年生になったしろみさんは、授業の一環として参加した大学説明会で、行きたい大学を見つけましたが……?母親の意見にどうしても逆らえない… 進みたい大学を見つけたものの、母親に言い出せないしろみさん。そうこうしているうちに、母親がしろみさんの進学先を決めてしまいます。結局しろみさんは、最後まで自分の意見を言い出すことはできませんでした。母親の提案通りの大学・学部を推薦で受けることが決まります。 その後推薦入試に合格しますが、順調に母親のしいたレールにのっていることに気づいたしろみさん。本当の気持ちをおさえて「これで丸く収まるのなら……」と自分を納得させようとするのでした。親としては、つい子どもの将来に口を出したくなるものかもしれません。ですが、本当に子どもの幸せを思うのなら、まずは子どもの意見を聞くことが大切なのではないでしょうか。大学で学ぶ4年間は貴重な時間。子どもには、自身が思いきり打ち込めることに時間を費やしてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月21日登場人物■しろぺんき:薄顔のアラサー新米ママ。娘のことで毎日頭がいっぱい。毎日育児絵日記更新中。■パパ:家族を愛し家族に愛される男。ナイトキャップをかぶらないと翌朝とんでもない寝癖がつく。■つばめちゃん:2021年11月生まれの女の子。そのかわいいお顔と仕草で両親を虜にしている。行ったらあかん!by しろぺんき夫の家族はみんな心配性なので、正直私の家族はびっくりしています(笑)編集後記妊娠後期になり、運動がてらスーパーへ行こうとしたしろぺんさんに、過保護プレパパからストップが!体調を気遣うあまり、かるい軟禁状態となってしまったのでした(笑)。スーパーまでの道のりや冷蔵庫の食材を把握しているなど、日頃からしろぺんさんの体調を気遣っているからこその発言がすばらしいですね。妊娠初期に比べて、過保護レベルがあがっているのが伝わってきます。次回はついに「出産編」です。しろぺんさんの旦那さんの過保護っぷりもさらに加速するのでしょうか?楽しみにお待ちくださいね。ままのて編集部過保護すぎる夫(妊娠初期編)はこちらしろぺんきさんの過去の作品はこちら↓しろぺんきさんのInstagramアカウントはこちらから↓ままのて公式アカウントままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!
2023年04月21日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。高校生になり、自分の家が少し変わっていることに気づいたしろみさん。そんなとき愛犬のゴン太が、脳の腫瘍が原因でうまく歩けなくなってしまいます。苦しそうなゴン太を目の前にしても、手術はしないと言い切った母親。当然世話をするはずもなく、ゴン太の介護はしろみさんが積極的におこないます。介護から1年。突然立ち上がったゴン太 ある日突然立ち上がったゴン太を見て、これまで献身的に介護をしてきたしろみさんは大喜び。さっそく散歩に連れて行きます。ところがこれがゴン太との最後の散歩となったのです……。翌朝ゴン太はそのまま息を引き取ります。動かなくなったゴン太を見て、しろみさんはショックで涙が止まりません。一方の母親は、冷たくなった愛犬を見て「あら、まあ」の一言。それどころか、翌日さっそく野良猫を無理やり閉じ込めて飼おうとしていた母親を、しろみさんは心から軽蔑するのでした。自分でかわいがるわけでもないのに、ペットを飼おうとする母親の行動には、不快感しかありませんし、理解に苦しみますね。しろみさんの言う通り、生き物の命を軽んじているとしか思えません。生き物を飼う以上は、愛情を持って接することが大前提。愛情のない人に、動物が懐くはずもないですよね。この先母親が、動物に関わりぞんざいに扱うことがないようにと、心から祈るばかりです。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月20日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。高校生になり、自分の家が少し変わっていることに気づいたしろみさん。痴漢にあっても助けてくれない母親に、しろみさんは傷つきどんどん不信感を募らせていきます。高校2年生のとき、さらにしろみさんが母親を軽蔑する出来事が起きました。それは愛犬ゴン太の病気がきっかけで……?足の調子が悪く歩きにくそうなゴン太に母親は… 母親を説得して、ゴン太を病院に連れて行くことに成功したしろみさん。先生から、ゴン太の脳に腫瘍ができていることを知らされます。 手術が成功する可能性は50%ありますが、母親はゴン太の手術はしないと一点張り。そのまま家で世話を続けることになりました。そうは言っても、ゴン太の世話をするのはしろみさんだけです。母親は口を出すことはあっても、手を貸すことはありません。しろみさんは、ゴン太に手術をさせてあげられない自分自身を責めるのでした。 ペットを飼う以上、最後まで面倒を見ることは当然の義務です。そんなことすらできない母親には、ペットを飼う資格などありません。母親と違い、これまで積極的にゴン太を世話してきたしろみさん……。日を追って弱っていくゴン太を見ながらも何もできない自分に、強く胸を痛めていたことでしょう。ですが、ゴン太にはきっとしろみさんの愛が伝わっているはずです。最後の日が来るまで、しろみさんの精いっぱいの愛情でゴン太を包んであげてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月19日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。高校生になったしろみさんは、友人との会話で自分の家が少し変わっていることに気づきます。ある日、いつものように電車での通学中、痴漢にあってしまったしろみさん。悩みに悩んで、母親に相談することにしたのですが……?気持ち悪いって私のこと…? 母親に何回も痴漢されていることを相談したしろみさん。 ところが母親の「痴漢しやすそうなオーラ出してるからダメなんじゃないの?」という被害者である娘をないがしろにした発言に、しろみさんはショックを隠せません。さらにしろみさんに追い打ちをかけたのが塾の先生からの痴漢・セクハラ行為でした。勉強を教えるという名目で、しろみさんの体に勝手にふれてきたのです。思わずしろみさんは持っていた防犯ブザーを鳴らし、塾長に報告。自分も母親にたのみ退塾したのでした。 痴漢はするほうが悪いのであって、決して、された側に非はありません。 少なくとも、自分の娘や生徒が痴漢されたと聞いて、怒らないほうが不自然です。痴漢されたことは人には言いづらいもの。思春期の女の子ならば、なおさらでしょう。大人としては、勇気を出して打ち明けてくれた子どもの気持ちをしっかりとくみ取り、できる限りのサポートをしてあげたいものですね。著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月18日幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女はいつしか周りに流され、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはしろみさんと母親の20年に渡る物語です。高校生になったしろみさん。初めて、放課後に友人とショッピングに行くことになりました。ですが、友人との会話で自分の家が普通ではないことに気づくのです。よその家庭との比較で「親」というものの概念が大きく揺らいだしろみさん。その夜、弟のショウに、自分の家が少し変わっていることを相談します。今さら!? どう見たって変でしょ… ※偶に…たまに ショウは自分の家が普通ではないことに、とっくの昔から気づいていたそう。 実際に母親を避けるためにこもっていたというトイレの便座は、今にも壊れそうな状態でした。さらにショウは、高校を卒業したら家を出て自由に暮らすと宣言します。「うん、それがいいよ」とショウを応援しながらも、自分自身の将来について考え始めるしろみさんなのでした。 こういうとき、兄弟の存在はありがたいものです。同じ環境にいるからこそ、つらさや苦しみを理解し合えるのでしょう。母親の態度は相変わらずですが、一番身近で同じ環境に育った理解者である弟に相談しながら、しろみさんも自分の進みたい道を選択できるといいですね!著者:マンガ家・イラストレーター しろみ
2023年04月17日