来週結婚式をおこなうヒナタのために、友人が結婚の前祝いを開いてくれました。しかしその翌日、ヒナタが朝起きると、知らない女性と2人でホテルに泊まっていたのです。昨晩酔いつぶれてしまってせいで記憶が全くなかったヒナタでしたが、昨晩の出来事を女性から聞かされると、思わずがく然としてしまいます。なんと、来週結婚式を控えているにもかかわらず、この女性と肉体関係を持ってしまっていたのでした。ヒナタは女性に謝罪をするのですが、女性は茶化すような発言をしてきました。そのことに対して不快に思ったヒナタは手持ち金を机の上に置くと、「失礼します!」と言ってその場を去っていきました。 その出来事があってから、あっという間に1週間が過ぎ、結婚式の前日を迎えることに。会場にはユリの友人たちが集まっていたのですが、その中にヒナタが一夜を共にしてしまった女性・モネがいたのでした。 モネはヒナタに好意を抱いているようで、構ってほしいのか、結婚式場でもヒナタを困らせる行動ばかりをしてきました。次第に心身ともに疲弊していくヒナタ。ひとりになってうつむいていると、突然モネからメッセージが届きました。 「なんで俺のアカウント知ってるんだよ!」そうつぶやいた後、カチャッとドアが開きユリが戻ってきました。ユリは友人たちがヒナタのことを褒めてたことを伝えるのですが、「特にモネがすっごく褒めてた!」と言うと、ヒナタは思わず固まってしまって……? 「みんな褒めてたよ」うれしいはずの言葉なのに夫は一切喜べず… 「かっこいいし、やさしそう」 「ユリにぞっこんで一途なのが伝わってきただってさ!!」 ユリの言葉を聞いて表情を曇らせるヒナタ。 「ふふふ、なんだ?さては照れてるな?」 「あんなかわいい子に褒めてもらえてよかったねぇ」 すると、ユリの言葉をさえぎるように、「明日もあるし、お風呂に入って早く寝よう」と返すヒナタ。 なんだかつれないヒナタに疑問を抱いたユリでしたが、「そうだね」と言うと、早々とベッドに入ったのでした。 ◇◇◇ ユリの言葉を聞いて、モネとの出来事を思い出すヒナタ。ユリは気付いていないようですが、表情から憔悴しているのが伝わってきます。ベッドに入ると、こっそりモネからきたメッセージを開いていましたが、ヒナタはどうするのでしょうか。ただ、ここでブロックをしておかないと、後々面倒なことになってしまうような気がしました。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年11月06日主人公は、弟と両親の4人家族。ある日主人公たちは、女っ気のなかった弟から「彼女を紹介したい」と言われます。ところが、実際に挨拶に訪れたリナはマスクにサングラス、サンダルなどあまりにも非常識な格好で、終始不遜な態度でした。心配する主人公をよそに、弟は両親の反対を押し切りながら結婚。弟夫婦は結婚後もあまり実家へ帰ることはありませんでしたが、主人公の父が入院したことを機に実家に転がりこんできます。さらに、許可もなく主人公の部屋の荷物を捨てようとしたり、母のお金で実家の家具を新調、ブランド品を買わせたりなどやりたい放題。しかしリナを信じてかばい続ける弟に主人公は閉口。父の退院が近づき、さすがに黙っていられなくなった主人公は父にすべてを打ち明けました。退院当日の帰り道、見知らぬ男性と仲睦まじく歩くリナを目撃。家族会議が行われ、父の制裁が入りましたが、リナは……。 信じてたんだね…リナが縁を切ったはずのホスト・ツバサにお金を注ぎ込んでいたと白状し、衝撃を受けた私たち一家。リナは結婚するときに「もうツバサとは会わない」と約束をしていたにもかかわらず、弟から預かったお金をツバサに使っていたのです。 父は、今後どうするのかをリナに考えさせます。しかし、リナは反省する様子もなく耳を疑う言葉を口にしました。 父が問いただすと、リナは反省する様子を見せることもなく、むしろ開き直って言い訳を始めます。その姿に、堪忍袋の緒が切れた弟は、リナに離婚を突き付けたのです。 離婚が成立し、リナが家を出て行ってからは、義理の妹という存在は、もうこりごりりだと思っていた主人公。そんな矢先、弟は新たに結婚を考えているという女性を連れて来ます。 主人公一家は警戒していましたが、そんな心配はいらないほどやさしくていい子でした。新たな義妹とともに主人公一家は幸せな生活を送れるようになったのでした。 自分の過ちを謝罪すれば良かったものの、開き直って御託を並べるリナ。そんな態度を見て、弟が出した離婚という答えには納得です。そして、次に連れて来た女性が、リナとは正反対のやさしくていい子だったのは、本当に安心しました。高い勉強代でしたが、弟はリナのことで女性の見るべきところを学べたのかもしれませんね。弟はもちろん、リナに振り回された主人公一家が穏やかに暮らせる日が来て良かったですね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年11月06日来週結婚式をおこなうヒナタのために、友人が結婚の前祝いを開いてくれました。しかしその翌日、ヒナタが朝起きると、知らない女性と2人でホテルに泊まっていたのです。昨晩酔いつぶれてしまってせいで記憶が全くなかったヒナタでしたが、昨晩の出来事を女性から聞かされると、思わずがく然としてしまいます。なんと、来週結婚式を控えているにもかかわらず、この女性と肉体関係を持ってしまっていたのでした。ヒナタは女性に謝罪をするのですが、女性は茶化すような発言をしてきました。そのことに対して不快に思ったヒナタは手持ち金を机の上に置くと、「失礼します!」と言ってその場を去っていきました。 その出来事があってから、あっという間に1週間が過ぎ、結婚式の前日を迎えることに。会場にはユリの友人たちが集まっていたのですが、その中にヒナタが一夜を共にしてしまった女性・モネがいたのでした。 モネはヒナタに好意を抱いているようで、構ってほしいのか、結婚式場でもヒナタを困らせる行動ばかりをしてきました。次第に心身ともに疲弊していくヒナタ。ひとりになってうつむいていると、突然スマホが鳴って……? 連絡先を知らないはずのモネからメッセージが届いて… メッセージの差出人はモネでした。 「なんで俺のアカウント知ってるんだよ……!」 すると次の瞬間、ドアが開いてユリが部屋に入ってきました。 「モネの部屋にも顔出したんだけどさー。素敵な旦那さんだねってみんな褒めてたよ」 「特にモネがヒナタのことすっごく褒めてた!」 そうユリが言うと、思わずヒナタは固まってしまったのでした。 ◇◇◇ なぜかモネはヒナタのアカウントを知っていて、メッセージを送ってきました。モネとはもう関わりたくないと思っているヒナタに対して、モネは真逆の気持ちのようです。モネに振り回されてばかりでヒナタも大変ですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年11月05日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることになったのですが、その翌日、ヒナタが朝起きると、知らない女性と2人でホテルに泊まっていたのです。記憶が全くなかったヒナタでしたが、昨晩の出来事を女性から聞かされると、思わずがく然としてしまいます。来週結婚式を控えている身にもかかわらず、昨晩酔いつぶれてしまったことで、この女性と肉体関係を持ってしまったことを激しく後悔したのでした。何もなかったことにしてほしいと土下座で謝罪するヒナタでしたが、女性は茶化すような発言をしてきたのです。ヒナタは手持ち金を机の上に置くと、「失礼します!」と言ってその場を去ったのでした。 その出来事があってから、あっという間に1週間が過ぎ、結婚式の前日を迎えることに。会場にはユリの友人たちが集まっていたのですが、その中にヒナタが一夜を共にしてしまった女性・モネがいたのでした。 ユリが両親と合流をしている隙を狙って、ヒナタ達の部屋に侵入してきたモネ。すると、ユリが忘れ物を取りに戻ってきました。ヒナタは焦り、"この状況をユリに見られたらまずい"と思ってモネに指示を出すのですが、モネは不意打ちでキスをしてきたのでした。 ヒナタは慌ててモネを振り払いドアを開けると、妻の口から「あれ?モネ?」という言葉が飛び出してきました。後ろを向くと、モネが堂々と立っていたのです。モネは口を開くなり「ユリに会いに来たの!!」とフォローを入れてきました。 その言葉のお陰で気まずい雰囲気にはなずに済んだものの、2人が部屋を出て行くと、ヒナタはその場に呆然と立ち尽くしてしまったのでした。 モネとのキスを思い出すと罪悪感でいっぱいになって… モネの不意打ちだったとはいえ、モネとキスしてしまったことに罪悪感を覚えるヒナタ。 「最低だ……俺……」 そうつぶやくと、ベッドに座ってうつむいてしまいました。 すると、突然スマホが鳴り、モネからメッセージが送られてきたのでした。 ◇◇◇ 顔を洗っても、心の中のモヤモヤが消えないヒナタ。キスはモネからだったので、ヒナタが悪いわけではないと思うのですが、ユリに対して申し訳ないという気持ちを抱かずにはいられなかったのでしょう。ユリの笑顔がまぶしいのが余計につらいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年11月04日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることになったのですが、その翌日、ヒナタが朝起きると、知らない女性と2人でホテルに泊まっていたのです。記憶が全くなかったヒナタでしたが、昨晩の出来事を女性から聞かされると、思わずがく然としてしまいます。来週結婚式を控えている身にもかかわらず、昨晩酔いつぶれてしまったことで、この女性と肉体関係を持ってしまったことを激しく後悔したのでした。何もなかったことにしてほしいと土下座で謝罪するヒナタでしたが、女性は茶化すような発言をしてきたのです。ヒナタは手持ち金を机の上に置くと、「失礼します!」と言ってその場を去ったのでした。 その出来事があってから、あっという間に1週間が過ぎ、結婚式の前日を迎えることに。会場にはユリの友人たちが集まっていたのですが、その中にヒナタが一夜を共にしてしまった女性・モネがいたのでした。 ヒナタと話していたユリは、チェックインを済ませた両親と合流するため、その場を離れることに。すると、その隙を狙っていたかのようにモネが現れます。ヒナタとモネが話をしていると、突然ドアをノックする音が聞こえてきました。 "こんな状況を見られたらまずい"と焦ったヒナタはモネに指示を出しました。しかし、モネは不意打ちでキスをしてきたのです。慌ててモネを振り払うと、ヒナタはドアを開けるのですが、なぜか隠れていたはずのモネが姿を現していて……!? 後ろを振り返ると、モネが立っていて… 「あのね!!ユリに会いに来たの!!」 「同じホテル泊ってるなんてさー、学生みたいでうれしくって!」 「たしかにそうだねぇ!」 「でもごめん!これから両親とラウンジ行ってくるの!終わったらモネたちの部屋に顔出すよ!」 モネの会話に合わせながらも、やんわりと部屋の退出を促すユリ。 「じゃあね、ヒナタ。先にお風呂入っちゃってね!」 そう言うと2人はドアを閉め、出て行ってしまったのでした。 ◇◇◇ ヒナタとユリが泊まる部屋にモネがいるのは明らかに不自然だったわけですが、モネが機転を利かせたお陰で事なきを得ました。ただ、去り際の不気味な笑顔が気になりますね。モネもどこまで計算をしているのか分からないですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年11月03日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることになったのですが、その翌日、ヒナタが朝起きると、知らない女性と2人でホテルに泊まっていたのです。記憶が全くなかったヒナタでしたが、昨晩の出来事を女性から聞かされると、思わずがく然としてしまいます。来週結婚式を控えている身にもかかわらず、昨晩酔いつぶれてしまったことで、この女性と肉体関係を持ってしまったことを激しく後悔したのでした。何もなかったことにしてほしいと土下座で謝罪するヒナタでしたが、女性は茶化すような発言をしてきたのです。ヒナタは手持ち金を机の上に置くと、「失礼します!」と言ってその場を去ったのでした。 その出来事があってから、あっという間に1週間が過ぎ、結婚式の前日を迎えることに。会場にはユリの友人たちが集まっていたのですが、その中にヒナタが一夜を共にしてしまった女性・モネがいたのでした。 ヒナタと話していたユリは、チェックインを済ませた両親と合流するため、その場を離れることに。すると、その隙を狙っていたかのようにモネが現れます。ヒナタとモネが話をしていると、突然ドアをノックする音が聞こえてきました。 "こんな状況を見られたら妻に誤解されてしまう"そう焦るヒナタはモネに指示を出すのですが、不意打ちでモネがキスをしてきて……!? 突然のキスに一瞬固まってしまい… 突然のキスに驚くヒナタでしたが、すぐに腕を引きはがしました。 怒った表情をするヒナタを何を考えているのか分からない瞳でじっと見つめるモネ。 「ユリ、ちょっと待って!今トイレだから!」 「ごめん、お待たせー」 そう言ってドアを開けると、部屋に入ってきたユリ。 「あれ……モネ?」 てっきりカーテンの内側に隠れていると思っていたモネは、堂々とユリの目の前に立っていたのでした。 ◇◇◇ ユリの「あれ……モネ?」という言葉を聞いて顔面蒼白になってしまったヒナタ。わざわざこのタイミングでモネが出てこなくてもいいと思うのですが、何か企んでいることでもあるのでしょうか。突然ヒナタにキスをしたと思ったら、ユリの目の前に堂々と姿を現すなど、モネの行動は全く読めないですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年11月02日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることになったのですが、その翌日、ヒナタが朝起きると、知らない女性と2人でホテルに泊まっていたのです。記憶が全くなかったヒナタでしたが、昨晩の出来事を女性から聞かされると、思わずがく然としてしまいます。来週結婚式を控えている身にもかかわらず、昨晩酔いつぶれてしまったことで、この女性と肉体関係を持ってしまったことを激しく後悔したのでした。何もなかったことにしてほしいと土下座で謝罪するヒナタ。現在籍を入れたばかりで、来週結婚式を控えていることも伝えるのですが、女性は茶化すような発言をしてきました。ヒナタは一瞬怒りをあらわにしたものの、手持ち金を机の上に置き「失礼します!」と言ってその場を去ったのでした。 帰宅すると、妻・ユリがサプライズで妊娠の報告をしてきました。そして、あっという間に1週間が過ぎ、結婚式の前日を迎えます。会場にはユリの友人たちが集まり紹介されたのですが、ユリの友人のひとりにヒナタが一夜を共にしてしまった女性がいたのでした。 思わず動揺を隠し切れないヒナタでしたが、ユリはてっきり結婚式前でセンチメンタルな気持ちになっているのではないかと心配していました。ヒナタを励ますと、チェックインを済ませた両親と合流するため、その場を去って行きました。 その後、突然モネが現れて驚くヒナタでしたが、2人が話しているとドアがノックされて……!? ノック音が鳴ったかと思うと、妻の声が聞こえて… 「ヒナター?」 「ごめん!ルームキー持たずに出ちゃった~。あけて~!」 突然聞こえたユリの声に焦るヒナタ。 (ヤバい!戻ってきた!!こんな状況見られたら……!) 「とりあえずカーテン裏に……!俺がなんとか風呂場に誘導する!!その隙に外へ出てくれ!!」 慌てたヒナタがモネにそう言うと、いきなりキスをしてきたのでした。 ◇◇◇ ルームキーを忘れてしまったユリが戻ってきましたが、ヒナタにとっては最悪のタイミングでした。それにしてもこの期に及んでヒナタにキスするなんて、モネが何を考えているのか全く理解できないですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年11月01日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることになったのですが、その翌日、ヒナタが朝起きると、知らない女性と2人でホテルに泊まっていたのです。記憶が全くなかったヒナタでしたが、昨晩の出来事を女性から聞かされると、思わずがく然としてしまいます。来週結婚式を控えている身にもかかわらず、昨晩酔いつぶれてしまったことで、この女性と肉体関係を持ってしまったことを激しく後悔したのでした。何もなかったことにしてほしいと土下座で謝罪するヒナタ。現在籍を入れたばかりで、来週結婚式を控えていることも伝えるのですが、女性は茶化すような発言をしてきました。ヒナタは一瞬怒りをあらわにしたものの、手持ち金を机の上に置き「失礼します!」と言ってその場を去ったのでした。 帰宅すると、妻・ユリがサプライズで妊娠の報告をしてきました。そして、あっという間に1週間が過ぎ、結婚式の前日を迎えます。会場にはユリの友人たちが集まり紹介されたのですが、ユリの友人のひとりにヒナタが一夜を共にしてしまった女性がいたのでした。 思わず動揺を隠し切れないヒナタでしたが、ユリはてっきり結婚式前でセンチメンタルな気持ちになっているのではないかと心配していました。ヒナタを励ますと、チェックインを済ませた両親と合流するため、その場を去って行ったのですが……? 妻が去ると、例の友人が現れて… 「はぁ……まじかよ……」 「また会っちゃったね」 「わああああ!?」 突然現れたモネに驚くヒナタ。 「どうやって部屋に……」 「普通に?ドアから。ユリが出て行くの見えたから、つい、ね。」 「また話したいなって」 女性の言葉に思わず声を荒らげたヒナタでしたが、次の瞬間、ドアのノックが鳴ったのでした。 ◇◇◇ ユリがいないのを見計らってヒナタにちょっかいを出しにきたモネ。ヒナタに「また話したい」と言っていましたが、一体彼女の目的はなんなのでしょうか。結婚式前だというのに、モネの予想外の行動にハラハラドキドキしてしまいます。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月31日主人公は、弟と両親の4人家族。ある日主人公たちは、女っ気のなかった弟から「彼女を紹介したい」と言われます。ところが、実際に挨拶に訪れたリナはマスクにサングラス、サンダルなどあまりにも非常識な格好で、終始不遜な態度でした。心配する主人公をよそに、弟は両親の反対を押し切りながら結婚。弟夫婦は結婚後もあまり実家へ帰ることはありませんでしたが、主人公の父が入院したことを機に実家に転がりこんできます。さらに、許可もなく私の部屋の荷物を捨てようとするなどやりたい放題。しかし、リナを信じて、かばい続ける弟の様子にそれ以上何も言えなくなったのですが……。 どこまでもやりたい放題の義妹についに父の制裁が…!リナは、ある日母のお金を盗んで無断で使っていたことが判明!さらに、実家の家具を勝手に新調したり、ブランド品を母に買わせたりと暴走は止まりません。 実家の状況に私は黙っていることができず、入院中の父にすべてを打ち明けました。少しだけ肩の荷が下りた私でしたが、退院当日、病院からの帰り道で思いもよらぬ光景に出くわしてしまい……。 父の退院当日、主人公たちはリナと見知らぬ男が仲睦まじく歩いているのを見てしまいました。まさか……と思いながら弟に報告すると、それはリナが結婚前に縁を切ったはずのホストのツバサだと言います。事実を確認するためにリナに詰め寄る主人公一家。リナも始めのうちはごまかしていましたが、父が問い詰めると、弟から貯蓄用に預かっていたお金をツバサに注ぎ込んでいたと白状しました。 弟から管理を任されていたお金をホストにつぎ込んでいたリナ。これには、母や弟もさすがに黙ってはいないでしょう。いくらやさしい家族でも、この裏切り行為は許すことはできませんよね。 リナには今回のことで自分のした過ちをごまかすことなく謝罪し、いかに愚かなことをしていたのか自覚して、反省してほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月31日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることになったのですが、その翌日、ヒナタが朝起きると、知らない女性と2人でホテルに泊まっていたのです。記憶が全くなかったヒナタでしたが、昨晩の出来事を女性から聞かされると、思わずがく然としてしまいます。来週結婚式を控えている身にもかかわらず、昨晩酔いつぶれてしまったことで、この女性と肉体関係を持ってしまったことを激しく後悔したのでした。何もなかったことにしてほしいと土下座で謝罪するヒナタ。現在籍を入れたばかりで、来週結婚式を控えていることも伝えるのですが、女性は茶化すような発言をしてきました。「私に乗り換えちゃえば?」という言葉を聞いて、一瞬怒りをあらわにするヒナタでしたが、手持ち金を机の上に置き「失礼します!」と言うとその場を去ることに。 家に帰宅すると、妻・ユリがサプライズで妊娠の報告をしてきました。そして、あっという間に1週間が過ぎ、結婚式の前日を迎えます。会場にはユリの友人たちが集まり紹介されたのですが、ヒナタはひとりの女性を見つけるとがく然としてしまいます。 ユリの友人として立っていた女性のひとりは紛れもなく、ヒナタが一夜を共にしてしまった女性だったのです。突然の展開に動揺を隠し切れないヒナタ。すると、ユリが突然声を掛けてきて……!? 「どうしたの?」妻の言葉に思わず心臓がドクンと鳴って… 「あ……いや、なんでもないよ……」 慌ててそう返すヒナタにユリは、「さてはマリッジブルーだな?」とひと言。 「はは……そうかも……」 「まったく情けないなー!」 「大丈夫、私たちには幸せな未来が待ってるよ」 ユリの言葉に「そうだね」と頷くヒナタ。 「ちょっとだけお父さんとお母さんと話してきてもいい?」 「もちろん!式の前日だし、積もる話があるでしょ。ゆっくり話してきなよ」 そう言うと、ユリは「ありがとう」と言って、両親の元に向かったのでした。 ◇◇◇ まさかヒナタが一夜を共にしてしまったときの女性がこの会場にいるだなんて、驚きの展開ですよね。ヒナタもさぞかし生きた心地がしなかったことでしょう。なんとかユリにはあの一件がバレずにいますが、雲行きが怪しくなってきてしまいましたね……。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月30日主人公は、弟と両親の4人家族。ある日主人公たちは、それまでまったく女っ気のなかった弟から「結婚も考えている彼女のリナを紹介したい」と話をされます。ところが、実際に挨拶に訪れたリナはマスクにサングラス、サンダルなどとあまりにも非常識な格好をしており、終始不遜な態度でした。「本当に大丈夫かな……」と心配する主人公をよそに、弟は両親の反対を押し切って結婚。弟夫婦は結婚後もあまり実家へ帰ることはありませんでしたが、主人公の父が入院したことを機に実家に転がりこんできます。さらに、許可もなく主人公の部屋の荷物を捨てようとするなどやりたい放題……。しかし、リナを信じて、かばい続ける弟の様子にそれ以上何も言えません。そんなリナは、ある日母のお金を盗んで無断で使っていたことがバレます。ところが母や弟はリナを問いつめることなく、やさしく諭すだけだったのでした。 なんでこんなことに…全部私のせいだ…勝手に母のお金を盗んで使ったリナに対して、やさしい言葉でなだめるだけの母。 そんなリナに怒りを感じているのは私だけなのかと思い、しばらく実家から距離を置いたのですがそれがすべての間違いでした……。 リナの顔を見たくなくて、2カ月ほど実家に行かなかった主人公。しかし、その間にもリナは実家で好き勝手に行動していたのです。実家の家具は買い換えられ、リナのブランド品のバッグが増え……。母とは頻繁に外で会っていたのに、気付けなかった自分がバカだったと反省する主人公。そんななか、病で入院していた父が回復し退院が決定。実家の状況をさすがに黙っていられず、主人公は父にすべてを打ち明けました。 実家の家事を完璧にこなしてくれていたとはいえ、リナの自分勝手な振る舞いは少しやりすぎではないかとも感じてしまいますね。しかし、自分の息子と結婚してくれて、家のことも手伝ってくれているということで、多少のことなら大目に見てあげようと思ってしまう母の気持ちもわからなくはありません。ですが、このままリナを甘やかし続けていても母の負担が重くなるばかりです。こんなときこそ、パートナーである弟がしっかりとリナと話し合うようにしてほしいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月30日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと、隣には見知らぬ女性が寝ていました。記憶が全くなかったヒナタでしたが、昨晩の出来事を女性から聞かされると、思わずがく然としてしまいます。来週結婚式を控えている身にもかかわらず、昨晩酔いつぶれてしまったことで、この女性と肉体関係を持ってしまったことを激しく後悔したのでした。「何もなかったことにしてもらえますか!?」と土下座で謝罪し、現在籍を入れたばかりで、来週結婚式を控えていることを伝えるヒナタ。しかし、女性はヒナタを茶化すような発言をした後、「私に乗り換えちゃえば?」と提案してきたのです。その言葉を聞いて一瞬怒りをあらわにするヒナタでしたが、手持ち金を机の上に置き「失礼します!」と言うとその場を去ったのでした。 家に帰宅すると、妻・ユリがサプライズで妊娠の報告をしてきました。ヒナタの洋服についていた香水の匂いに敏感に反応するユリ。その様子を見て、「式を延期した方がいいのでは?」と提案するのですが、ユリは「大丈夫だよ」とひと言。 そして、結婚式の前日を迎えることになったのですが……? 妻の友人の中に"あの女性"がいて… 「紹介するね!私の友だちです!」 「みんな来てくれてありがと~!」 「明日の式楽しみにしてる~!」 ユリと友人たちが盛り上がる中、ヒナタにひとりの女性が話しかけてきました。 「旦那さんですね?はじめまして~」 「話には聞いていたけど、ほんとお似合いだね~」 女性の言葉に、思わず戸惑いを隠し切れず、思わずそれが顔に出てしまっていました。 すると、背後からユリが「どうしたの?」と、話しかけてきたのでした。 ◇◇◇ まさかヒナタが一夜を共にした女性が、ユリの友人だったとは驚きですね。モネはみんながいる手前、恐らく気を使って「はじめまして」と挨拶をしていましたが、明らかにヒナタを意識している視線が気になります。この女性が何か口走ってしまったら、もしかしたら結婚式自体が破断になってしまう可能性もありますよね。そんないろんな思いがヒナタの緊迫した表情から伝わってきます。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月29日主人公は、弟と両親の4人家族。ある日主人公たちは、それまでまったく女っ気のなかった弟から「結婚も考えている彼女のリナを紹介したい」と話をされます。ところが、実際に挨拶に訪れたリナはマスクにサングラス、サンダルなどとあまりにも非常識な格好をしており、終始不遜な態度でした。「本当に大丈夫かな……」と心配する主人公をよそに、弟は両親の反対を押し切って結婚。弟夫婦は結婚後もあまり実家へ帰ることはありませんでしたが、主人公の父が入院したことを機に実家に転がりこんできます。さらに、許可もなく主人公の部屋の荷物を捨てようとするなどやりたい放題……。しかし、リナを信じて、かばい続ける弟の様子にそれ以上何も言えず……。 あんたの顔なんて当分見たくない…私がどれだけ注意してものらりくらりとかわして、聞く耳を持とうとしないリナ。そして、その身勝手な行動は私たち家族が不在のときにも起こっていて……。 リナがタンスから引き抜いた封筒は、母が主人公へ返すためのお金が入っていました。 帰宅後、母はお金がなくなっていることに気づき、主人公がまさか……と思いながらリナの部屋へ。すると案の定、リナは封筒のお金を勝手に使い、ピザを買ってコソコソと食べていたのです。 主人公は、泥棒としか思えないリナの行動を問い詰めましたが、弟も母もあまり怒りをあらわにはしませんでした。「今度から黙って使うことはやめてね……」という母の言葉に納得がいかない主人公は、リナと顔を合わせることを避け、その後しばらく実家に帰りませんでした。 たとえ家族になったとしても、人のお金を無断で使うことは許されないですよね。さらにリナの「すぐに返すつもりだった」という言葉は、その場しのぎの言い訳にしか聞こえません。 本来であれば、リナのしたことは信頼をなくす行為。どんなに親しい仲でも金銭に関する問題は、きっちりと話し合っておく必要がありますよね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月29日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと、隣には見知らぬ女性が寝ていました。記憶が全くなかったヒナタでしたが、昨晩の出来事を女性から聞かされると、思わずがく然としてしまいます。来週結婚式を控えている身にもかかわらず、昨晩酔いつぶれてしまったことで、この女性と肉体関係を持ってしまったことを激しく後悔したのでした。ヒナタは女性と肉体関係を持ってしまったことに対して、「何もなかったことにしてもらえますか!?」と土下座で謝罪。現在籍を入れたばかりで、来週結婚式を控えていることを伝えます。 しかし、女性はヒナタを茶化すような発言をした後、「奥さんじゃなくて私に乗り換えちゃえば?」と提案してきたのです。その言葉を聞いて一瞬怒りをあらわにするヒナタでしたが、手持ち金を机の上に置き「失礼します!」と言うとその場を去ったのでした。 家に帰宅すると、妻・ユリがサプライズで妊娠の報告をしてきました。しかし、昨晩の出来事の引け目もあり、素直に喜ぶことができなかったヒナタ。すると、ユリは「なんか変だね?」と言ってきて……!? 妻の言葉に冷や汗が止まらず… ユリはヒナタの服の匂いを嗅ぐと、「甘い匂いがする……」とつぶやきました。 しかし次の瞬間、その匂いを嗅いで気持ち悪く成ってしまったのか、鼻を抑え始めたのです。 「わかった!!さては飲み会の場に女の子いたな~!?」 「別にそれはいいけどさ~。香水ちょっとキツい!」 つわりで匂いに敏感になっているユリを心配するヒナタでしたが、ユリは「大丈夫だよ!」とひと言。 「1週間前だもん。今更キャンセルできないし!プランナーさんにも言っとくから!」 そして、結婚式前日――。 「ユリ~!!久しぶり~!!」 その声の先に視線を向けると、なんとそこにはヒナタが一夜を共にした女性の姿があったのでした。 ◇◇◇ 洋服の匂いを嗅いだ瞬間、つわりのせいなのか急に吐き気を催してしまったユリ。ユリの気持ちがそれたことでそれ以上突っ込まれることはなく、ホッとするヒナタでしたが、それも束の間のことでした。まさか結婚式に前日に例の女性と再会することになるなんて、ヒナタは夢にも思っていなかったのではないでしょうか。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月28日主人公は、弟と両親の4人家族。ある日、30歳を過ぎても女っ気がなかった弟が、彼女を連れてくることに。しかし、挨拶に訪れた彼女・リナは、サングラスにマスク姿で登場。父は結婚を猛反対したのですが、2人は父の反対を押しきり結婚しました。結婚後は、夫婦そろって実家に来ることがなかったものの、父が病を患い入院したのをきっかけに、実家に転がり込んできます。そして、結婚当初からおかしいと思っていたリナの本性が発揮されることに……。 弟が信じた相手なら…実家に転がり込んできた、義妹のリナは、私の荷物を勝手に撤去。母は突然のことに、困惑し……。 動揺する母をよそに、説明もなしに勝手に実家へ住み始めたリナ。しかも、母には義姉に許可はとっていると嘘をついて、姉の部屋の荷物は捨てられる寸前でした。 怒る姉を見ても、義妹はなんとも堂々たる態度。「いま、お義母さんと住んでるの「私」ですよぉ?」とリナは言い張り、怒り心頭の姉でしたが、弟がリナをかばいます。ひとりで住む母のために、リナは頑張る姿勢を見せていると弟が言うので、姉は信じるしかなく……。しかし、姉と母が父の見舞いに出かけた隙に、義妹はタンスから封筒を引き抜き……。 勝手に義姉の部屋の荷物を放り出し、自分の部屋にしたリナ。身勝手なリナに怒りが湧く姉ですが、昔から自分の意見をあまり言わなかった弟から「もうちょっとだけ様子をみてあげてよ」と頼まれては、弟を信じる意味で一旦引き下がる姉の気持ちも理解できます。しかし、相手に寄り添う姿勢も見せないリナの態度を改善しない限りこの溝は埋まりません。全員が思いやりを持った関係を作れるように、まずは弟のさまざまなフォローが必要かと思いますが、頑張ってほしいですよね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月28日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと、隣には見知らぬ女性が寝ていたのです。予想外すぎる展開に驚くヒナタですが、記憶をさかのぼっても途中から全く思い出せず、なぜ隣に見知らぬ女性と一緒にここにいるのか理解できずにいました。ヒナタがあれこれ考えていると、背後から女性が「おはよ♡」と言いながら抱きついてきました。ヒナタが「記憶が曖昧で……」そう答えると、「ひどーい!あんなに盛り上がったのに……♡」と返す女性。ひとまず来週結婚式を挙げるという事情を話し、必死に謝罪をするのですが、「そんな大事な人がいるのに、私とこんなところにいるんだ」という言葉が返ってきました。 2人で会話をしているうちに、ヒナタの首元に女性にキスマークをつけられていたことが判明します。慌てるヒナタに「奥さんじゃなくて私に乗り換えちゃえば?」と提案する女性。その言葉に声を荒らげると、「これで失礼します!」と言ってその場を後にしました。 家に帰宅すると、妻が出迎えてくれたのですが、手には陽性の妊娠検査薬が!しかし、昨日の出来事で罪悪感があるヒナタは、妊娠を素直に喜ぶことができなくて……!? うれしいはずの妊娠なのに、素直に喜ぶことができず… 思わず引きつった表情をしてしまったヒナタ。 「え……?」 「なにその反応……。うれしくないの?」 「いや!!うれしい!!うれしいいけど!!」 そう言うと、言葉に詰まりながら、あわてふためいてしまいます。 そんなヒナタの様子を見て、妻は「なんか変だね?」とひと言。 2人の間には、微妙な空気が流れてしまったのでした。 ◇◇◇ 本来は喜ぶべきところなのに、思いっきり引きつった顔をしてしまったヒナタ。そのため、2人の間には微妙な空気が流れてしまいます。ただ単にタイミングが悪かっただけなのですが、まさか妻もヒナタにそんな反応をされるなんて思ってもいなかったことでしょう。言葉には出していないものの、かなりショックだったのではないでしょうか。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月27日主人公は弟と両親の4人家族。ある日、30歳を過ぎても女っ気がなかった弟が、彼女を連れてきたことがきっかけで、ある悩みを抱えることになり……。 結婚当初から違和感が…ある日、「会ってほしい人がいる」「結婚を考えている人がいる」と両親に告げた弟。女っけのない弟の結婚を半ば諦めていた両親は、大喜びしていました。 しかし、弟が連れてきたのは……。 弟が突然結婚すると言って、挨拶に訪れた彼女・リナは、サングラスにマスク姿で登場しました。両親からの質問にもろくに答えることなく、弟が代弁する状態。怒りでとびかかる寸前だった父を、母が必死で止めていましたが、その後父は結婚を猛反対。しかし、2人は父の反対を押しきり結婚しました。 結婚後、父を恐れて2人が実家に来ることはありませんでしたが、数年後、父が病で倒れて入院することに。すると突然、弟夫婦が実家に転がり込んできました。 挨拶のできない人が子どもの結婚相手として現れたら、誰もがまず不信感を覚えますよね。結婚を反対する父親の判断は正しかったのかもしれません。弟も彼女・リナとの結婚を祝福してもらいたかったのなら、事前にリナときちんと話し合いをするなどできることはあったはず。 父の入院をきっかけに、実家に転がり込んだ弟夫婦。母を心配してのことだといいのですが、このことが母のさらなる負担にならないことを祈るばかりですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月27日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと、隣には見知らぬ女性が寝ていたのです。予想外すぎる展開に驚くヒナタですが、記憶をさかのぼっても途中から全く思い出せず、なぜ隣に見知らぬ女性と一緒にここにいるのか理解できずにいました。ヒナタがあれこれ考えていると、背後から女性が「おはよ♡」と言いながら抱きついてきました。ヒナタが「記憶が曖昧で……」そう答えると、「ひどーい!あんなに盛り上がったのに……♡」と返す女性。ひとまず来週結婚式を挙げるという事情を話し、必死に謝罪をするのですが、「そんな大事な人がいるのに、私とこんなところにいるんだ」という言葉が返ってきました。 ヒナタが何も言い返せず、手持ち金をすべてテーブルの上に置き去ろうとすると、女性はヒナタの首元にあるキスマークを指摘してきました。急いで絆創膏を貼るヒナタに女性は大笑いすると、"奥さんじゃなくて、私に乗り換えちゃえば?"と提案。 この言葉に怒りをあらわにするヒナタでしたが、昨晩この女性に奥さんの愚痴を言っていたことが判明して……!? 「たらたら愚痴をこぼしてた」その言葉に血の気が引いて… 「と、とにかく!!妻は大切で素敵ななひとなんだ!」 「あなたとは正反対!!これで失礼します!」 そう言うと、扉を閉めて帰宅するヒナタ。 (マジで何やってんだ俺……) (今日はどうか寝ていますように……) 妻と顔を合わすのがきまずいことから、そう願ってドアを開けると……。 「おかえり!聞いて~!!ビックニュース!!」 そう言って、元気よく出迎えてくれた妻。 手には陽性反応が出た妊娠検査薬を持っていたのでした。 ◇◇◇ なんとか女性といたホテルを立ち去ることができたヒナタ。しかし、妻への罪悪感でいっぱいになってしまいます。結婚式が近いのに、この過ちはかなりの痛手ですよね。しかし、帰ったタイミングでいきなりビッグニュースが飛んでくるなんて、思ってもいなかったのではないでしょうか。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月26日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと、隣には見知らぬ女性が寝ていたのです。予想外すぎる展開に驚くヒナタですが、記憶をさかのぼっても途中から全く思い出せず、なぜ隣に見知らぬ女性と一緒にここにいるのか理解できずにいました。ヒナタがあれこれ考えていると、背後から女性が「おはよ♡」と言いながら抱きついてきました。ヒナタが「記憶が曖昧で……」そう答えると、「ひどーい!あんなに盛り上がったのに……♡」と返す女性。ひとまず来週結婚式を挙げるという事情を話し、必死に謝罪をするのですが、「そんな大事な人がいるのに、私とこんなところにいるんだ」という言葉が返ってきました。 ヒナタが何も言い返せず、手持ち金をすべてテーブルの上に置き去ろうとすると、女性はヒナタの首元のキスマークを指で差して「うまいこと隠さないとね!」とひと言。て……!?慌てたヒナタが急いで絆創膏を貼ると、女性は笑いながら「そんなのキスマークを隠してます!って言ってるようなもんじゃない」と言ってきて……!? 「どうしよう!?」動揺していると、女性が迫ってきて… 「マジでどうしよう……これじゃ離婚」 「いいじゃない」 「奥さんより私との方が合うって言ってくれたし、このまま乗り換えちゃえば?」 「はぁ!?あなたに僕と僕の妻の何が分かるって言うんだ!?」 強く言い返すヒナタに、女性は口を開きました。 「たしか、サークルの飲み会でたまたま隣になって、意気投合したんでしょ?」 「一緒に寝る前にたらたら愚痴をこぼしてたじゃない♡」 女性の衝撃の言葉に、思わずヒナタは体中の血の気が引いてしまうのでした。 ◇◇◇ 「私に乗り換えちゃえば?」とヒナタを誘惑する女性。なんとなくですがヒナタに気があるよに見えますね。ヒナタもまさかこの女性の前で妻の愚痴を吐いてしまうなんて、よほど酔っぱらっていたのでしょうか。圧倒的に弱みを握られすぎていますが、これ以上面倒なことに巻き込まれないとでいいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月25日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと、隣には見知らぬ女性が寝ていたのです。予想外すぎる展開に驚くヒナタですが、記憶をさかのぼっても途中から全く思い出せず、なぜ隣に見知らぬ女性と一緒にここにいるのか理解できずにいました。ヒナタがあれこれ考えていると、背後から女性が「おはよ♡」と言いながら抱きついてきました。ヒナタが「記憶が曖昧で……」そう答えると、「ひどーい!あんなに盛り上がったのに……♡」と返す女性。ひとまず来週結婚式を挙げるという事情を話し、必死に謝罪をするのですが、「そんな大事な人がいるのに、私とこんなところにいるんだ」という言葉が返ってきました。 すると、何も言い返せず、手持ち金をすべてテーブルの上に置くと、「失礼します」と言って帰ろうとするヒナタ。女性はそんなヒナタに「うまいこと隠さないとね!」と言うと、首元にあるキスマークを指差ししたのでした。 いつの間にか女性にキスマークをつけられていて… 「最悪だ……」 いつの間にか自分の首元にキスマークをつけられ、ショックを受けるヒナタ。 (自分で言うのもなんだが、割と真面目に生きてきたのに) そう思いながらも応急処置として絆創膏を貼ることに。 (よし……これならバレないか……?) 「あははははは!!」 「そんなのキスマーク隠してます!って言ってるよなもんじゃない!!」 女性はヒナタの行動をバカにするように大声で笑い始めたのでした。 ◇◇◇ まさか首元にキスマークをつけられているなんて驚きですね。応急処置として絆創膏で隠していましたが、女性に笑われてしまう始末。首元という位置が位置なだけに確かに不自然さは残る気はしますが……。ただ、そのままにしておくのもどうかと思うので、妥当な判断なのではないでしょうか。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月24日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと、隣には見知らぬ女性が寝ていたのです。予想外すぎる展開に驚くヒナタですが、記憶をさかのぼっても途中から全く思い出せず、なぜ隣に見知らぬ女性と一緒にここにいるのか理解できずにいました。ヒナタがあれこれ考えていると、背後から女性が「おはよ♡」と言いながら抱きついてきました。ヒナタが「記憶が曖昧で……」そう答えると、「ひどーい!あんなに盛り上がったのに……♡」と返す女性。 ひとまず来週結婚式を挙げるという事情を話し、必死に謝罪をするのですが、「そんな大事な人がいるのに、私とこんなところにいるんだ」という言葉が返ってきたのでした。 女性はクスッと笑うと、嫌味を言ってきて… 「ほらね!そんなに大事じゃないんだよ」 「だって普通結婚式が近いのにこんなことしないもん~」 「……とにかく!俺はもう帰ります!」 そう言うと、手持ち金を出しテーブルに置くヒナタ。 「奥さんのところへ帰るの?」 「……はい。もちろん」 「じゃあ……うまいこと隠さないとね!それ!!」 女性はそう言うと、ヒナタの首元にあるキスマークを指差したのでした。 ◇◇◇ こういう状況になってしまった以上、「そんなに大事じゃないんだよ!」という女性の言葉に何も言い返せないのがつらいですね。そして、ちゃっかりヒナタの首元にキスマークを付けていた女性。忠告してくれるだけ親切だと思いましたが、やはり何か目的があるのかもしれません。何か裏がありそうで怖いですね……。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月23日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと、隣には見知らぬ女性が寝ていたのです。予想外すぎる展開に驚くヒナタですが、記憶をさかのぼっても途中から全く思い出せず、なぜ隣に見知らぬ女性と一緒にここにいるのか理解できずにいました。ヒナタがあれこれ考えていると、背後から女性が「おはよ♡」と言いながら抱きついてきました。ヒナタが「記憶が曖昧で……」そう答えると、「ひどーい!あんなに盛り上がったのに……♡」と返す女性。その言葉に思わず言葉を失ってしまって……!? 女性の言葉を聞いた瞬間、土下座にて謝罪するも…? 「すいませんっ!!」 「俺本当に何も覚えてなくて!今回の件はなかったことにしてもらえないですか!?」 そして、籍を入れたばかりだと事情を話し、来週結婚式を挙げる予定を伝えるヒナタ。 しかし……。 「そんな大事な人がいるのに、私とこんなところにいるんだ」 女性はケロッとした表情でそう返したのでした。 ◇◇◇ 謝罪して、事情を少しでも分かってもらおうと説明をしたヒナタですが、効果はまいちでしたね。何を考えているのか分からないですが、この女性一筋縄ではいかなそうです。せめて断片的にも記憶が残っていればよかったのですが、この女性と夜どうやって過ごしたのか全く記憶がないとのことなので、問題の早期解決は厳しそうです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月22日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと、隣には見知らぬ女性が寝ていたのです。予想外すぎる展開に驚くヒナタですが、記憶をさかのぼっても途中から全く思い出せず、なぜ隣に見知らぬ女性と一緒にここにいるのか理解できずにいました。ヒナタがあれこれ考えていると、背後から女性が「おはよ♡」と言いながら抱きついてきて……!? 衝撃的な女性の発言に思わず…!? 「お、おはよう……ございます……」 「ふふっ。なんぜ敬語~?」 「いや……その、なんていうか……。かなり記憶が曖昧で……」 ヒナタの反応に女性は「えーっ」と言うと、「昨日のこと覚えてないの?」と質問してきました。 「はい、まぁ……そうスね……」 「ひどーい。あんなに盛り上がったのに……♡」 まさかの衝撃発言にヒナタは思わず固まってしまったのでした。 ◇◇◇ 女性の言葉に衝撃を受けてしまったヒナタ。来週には結婚式を控えている状況で、これは非常にまずいですよね……。女性の発言には証拠がないので、今一つ信ぴょう性に欠ける気がしましたが、気が動転した状況でそんなことを言われたら、素直に信じてしまうのも無理はない気がしました。ただ、男女2人で酔っていて密室の空間にいたという状況だけを考えると、女性は事実を言っている可能性はかなり高いので、何とも言い難いですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月21日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと、隣には見知らぬ女性が寝ていました。予想外すぎる展開に驚くヒナタですが、記憶をさかのぼっても途中から全く思い出せず、なぜ隣に見知らぬ女性が寝ているのか状況を理解できなくて……!? スヤスヤと眠る女性の正体は一体…!? 女性の顔を見た後、すぐにパンツを履いているか確認したヒナタ。 (パンツ履いてる!!この人も……うん、脱いでるのは暑がりなだけ!!) (覚えてないけど、たまたま仲良くなってただ寝ていただけで……俺に限ってそんな……) そして、呪文のように心の中で、「大丈夫大丈夫」と言い聞かせていました。 しかし、女性は目覚めると、「おはよ♡」と言いいながら、ヒナタに抱きついてきたのでした。 ◇◇◇ パンツを履いているから、女性とは何もなかったと決めつけるのは少し早すぎるような気もしましたが、真相はどうなのでしょうか。女性は目を覚ますなり「おはよ♡」と言いながら抱きついてきたのが気になります。彼女が寝ぼけている可能性もありますが、そうじゃない可能性もあるので、まだ安心できるような状況ではないのでは?と思ってしまいました。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月20日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと、隣には見知らぬ女性が寝ていて……!? 頭の中はパニック状態に!ひとまず状況を整理すると…? 女性を見た瞬間、青ざめるヒナタ。 (待て待て……状況を整理しよう) 必死になって記憶をさかのぼるのですが、途中からまったく記憶がなくなっていました。 (っていうか、あいつら俺を放置して帰ったっていうことか。まじありえねーー!!) (そんでこの人は一体……) スヤスヤと眠る女性をヒナタは緊張した表情で見つめていたのでした。 ◇◇◇ 途中まで記憶をさかのぼることができたヒナタですが、そこから先は覚えておらず、結局自分の置かれた状況を理解できずにいました。結婚式を来週に控えているというのに、この状況はかなりまずいですよね。ただ、隣にいる女性とは何事もなく、2人で酔いつぶれて寝ていただけなら、ギリギリセーフとなりそうですが……。非常事態なので、至急友人に連絡して確認を取ったほうがいいかもしれませんね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月19日夏野ヒナタは、結婚式を来週に控えていました。そんな中、友人が結婚の前祝いを開いてくれることに。祝いの席で妻・ユリとの結婚を祝福されると、「誰よりも幸せにしてみせるから!!」と宣言したヒナタ。しかし次の日の朝、目を覚ますと非常事態が起こってしまって……!? 結婚の前祝いで友人たちと盛り上がる夜。しかし、次の日… 「結婚おめでとー!」 「いよいよ式も来週か―!!あっという間だな!!」 そう言うと、友人たちはヒナタに向かって、「絶っっ対泣かすなよ!?」と釘を刺してきました。 「何言ってんだ!!泣かすわけないだろ!!」 「誰よりも幸せにしてみせるから!!」 ドヤ顔で笑いながらそう口にしたヒナタ。 しかし朝起きると、なぜか見知らぬ女性が隣に寝ていました。 (この人誰!?) ヒナタは思わず心の中でそう叫んでしまったのでした。 ◇◇◇ 結婚の前祝いをしてもらいお酒を飲んでいたヒナタですが、翌朝目覚めるとなぜか隣には面識のない女性が……!「誰よりも幸せにしてみせる!!」と友人の前で宣言した矢先にこういった事態になるとは驚きました。ヒナタ自身も驚いた顔をしているので記憶にないみたいですが、ついお酒を飲み過ぎて記憶をなくしてしまったのかもしれませんね。お酒を飲む際には酒量には気をつけたいものです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月18日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた主婦の加奈子。限界を感じ、宝くじ当せんを夢見て宝くじを買い続けると、ある日3億円の当選者になりました。「これで夫と離婚ができる!」そう思っていた加奈子でしたが、夫は離婚に同意せず、簡単に離婚することはできませんでした。そんなある日、息子から夫が浮気しているという話を聞かされることに。すぐに探偵に浮気調査を依頼すると、浮気の証拠が沢山出てきました。浮気の証拠写真を見てショックを受けた加奈子は裏切った夫に復讐するため、ある作戦を思いつきます。それは、夫の会社の懇親会で浮気の写真をばらまき、会社の人たちに夫の失態を知ってもらうということでした。懇親会当日、それを実行すると、会社内での夫の信頼は地に落ちてしまったのです。 会社での信頼がゼロになった夫は、離婚届を持って加奈子の元に現れます。加奈子が離婚届にサインをすると、離婚は成立。離婚後は銀行へ行き、宝くじの当選金である3億円をすべて受け取ることに。しかし、この3億円には手をつけず、加奈子は新たな仕事を見つけると、そのお金で生活を送っていました。 未だ夫と離婚した事実を息子に言えず、はぐらかしてきた加奈子でしたが、花火大会の日の夜、突然息子が「お父さんがいなくても大丈夫だよ」と言ってきました。その言葉を聞いた瞬間、思わず息子を抱きしめた加奈子。 それから月日は流れ、息子は受験生として勉強に励む日々を送り、無事志望校に合格。そして、とうとう息子が加奈子の元を離れていく日がやってきました。「いってらっしゃい!」と息子を送ると、リビングに行きテレビをつける加奈子。すると、そこにある映像が流れるのですが……? テレビをつけると、仲睦まじそうな家族の映像が目に入ってきて… 息子を見送った後、リビングでテレビを見ていると、画面には親子の映像が映し出されました。 その映像を見て、物思いにふける加奈子。 自分が離婚という選択をしたことが、"果たして正しかったのか、間違っていたのかわからない……"そんなことを考えていました。 離婚してからしばらく経っていたものの、夫と息子の仲を引き裂いてしまったことについてずっと負い目に感じていたのです。 (私はずっとこれからも、その罪悪感を抱えて生きていくのだろう……。誰にも言わず、ひとりだけで……) 心の中でそう呟くと、パソコンを閉じた加奈子。 明るい表情に切り替えると、息子に電話をかけたのでした。 ◇◇◇ 3億円という誰もがうらやむ高額当選。第三者の立場からすると、「3億円も当たったんだから、もっと喜んでもいいんじゃない?」と思う人もいるかもしれないですが、実際加奈子の立場になって、いろいろな感情を経験しないと、分からない何かがあるのかもしれないと感じました。ただ、どんなに悔やんでも時間は元に戻りません。少しずつ加奈子の心の傷が癒えていき、これから先の自分の人生を楽しむことができますように……。著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月17日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた主婦の加奈子。限界を感じ、宝くじ当せんを夢見て宝くじを買い続けると、ある日3億円の当選者になりました。「これで夫と離婚ができる!」そう思っていた加奈子でしたが、夫は離婚に同意せず、簡単に離婚することはできませんでした。そんなある日、息子から夫が浮気しているという話を聞かされることに。すぐに探偵に浮気調査を依頼すると、浮気の証拠が沢山出てきました。浮気の証拠写真を見てショックを受けた加奈子は裏切った夫に復讐するため、ある作戦を思いつきます。それは、夫の会社の懇親会で浮気の写真をばらまき、会社の人たちに夫の失態を知ってもらうということでした。懇親会当日、それを実行すると、会社内での夫の信頼は地に落ちてしまったのです。 会社での信頼がゼロになった夫は、離婚届を持って加奈子の元に現れます。加奈子が離婚届にサインをすると、離婚は成立。離婚後は銀行へ行き、宝くじの当選金である3億円をすべて受け取ることに。しかし、この3億円には手をつけず、加奈子は新たな仕事を見つけると、そのお金で生活を送っていました。 未だ夫と離婚した事実を息子に言えず、はぐらかしてきた加奈子でしたが、花火大会の日の夜、突然息子が「お父さんがいなくても大丈夫だよ」と言ってきました。その言葉を聞いた瞬間、思わず息子を抱きしめた加奈子。 そして月日は流れ、息子は受験生として勉強に励む日々を送り、加奈子はそんな息子のサポートをしながら仕事に励む日々を送っていたのでした。 受験生の息子を全力で応援!そして、結果発表当日を迎えることに 息子の志望校の合格者の発表日当日、会場に張り出された番号を見つめる加奈子と息子。 真剣になって受験番号を探すと、そこには息子の受験番号が……! 見つけた瞬間、加奈子と息子は合格した喜びを強く噛みしめるのでした。 そして、離婚してからかなりの月日が流れ、息子は家を出て一人暮らしをすることに。 「それじゃ、いってきます」 「いってらっしゃい!」 見送りの挨拶をすると、加奈子は息子が使っていた勉強机をボーッと眺めていたのでした。 ◇◇◇ 受験では無事に合格を勝ち取った息子。志望校に合格した瞬間は加奈子は本当にうれしかったのではないでしょうか。そしていつの間にか月日は流れ、とうとう息子は一人立ちするまでに大きくなりました。加奈子は笑顔で見送っていましたが、机を眺める後ろ姿は少し寂しそうにも見えますね。離婚騒動などいろいろなことがありましたが、2人の関係性は一切変わらず、息子が加奈子の元を巣立つことができてよかったです。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月16日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた主婦の加奈子。限界を感じ、宝くじ当せんを夢見て宝くじを買い続けると、ある日3億円の当選者になりました。「これで夫と離婚ができる!」そう思っていた加奈子でしたが、夫は離婚に同意せず、簡単に離婚することはできませんでした。そんなある日、息子から夫が浮気しているという話を聞かされることに。すぐに探偵に浮気調査を依頼すると、浮気の証拠が沢山出てきました。浮気の証拠写真を見てショックを受けた加奈子は裏切った夫に復讐するため、ある作戦を思いつきます。それは、夫の会社の懇親会で浮気の写真をばらまき、会社の人たちに夫の失態を知ってもらうということでした。懇親会当日、それを実行すると、会社内での夫の信頼は地に落ちてしまったのです。 会社での信頼がゼロになった夫は、離婚届を持って加奈子の元に現れます。加奈子が離婚届にサインをすると、離婚は成立。離婚後は銀行へ行き、宝くじの当選金である3億円をすべて受け取ることに。しかし、この3億円には手をつけず、加奈子は新たな仕事を見つけると、そのお金で生活を送っていました。 未だ夫と離婚した事実を息子に言えず、はぐらかしてきた加奈子でしたが、花火大会の日の夜、突然息子が「お父さんがいなくても大丈夫だよ」と言ってきました。その言葉を聞いた瞬間、思わず涙ぐんでしまって……。 息子はいつの間にか心も成長していて… 「ごめん……。ごめんね……!」 そう言うと、息子をやさしく抱きしめた加奈子。 それから月日は流れ、息子は受験生に……。 行きたい目指して猛勉強する息子のサポートを加奈子は全力でおこなっていたのでした。 ◇◇◇ 「大丈夫だよ」と言うことで、息子は加奈子に安心してほしかったのかもしれませんね。このときの息子の言葉に加奈子はかなり救われたのではないでしょうか。離婚のことについては、恐らく息子は気付いていて、さらに加奈子の"離婚の話を息子に伝えるのが苦しい"という気持ちでさえも理解していたような気がしました。この会話を機に、2人とも気持ちを切り替えて前に進んでいるので安心しました。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月15日夫のモラハラ発言に悩み、日々の夫婦生活にストレスを抱えていた主婦の加奈子。限界を感じ、宝くじ当せんを夢見て宝くじを買い続けると、ある日3億円の当選者になりました。「これで夫と離婚ができる!」そう思っていた加奈子でしたが、夫は離婚に同意せず、簡単に離婚することはできませんでした。そんなある日、息子から夫が浮気しているという話を聞かされることに。すぐに探偵に浮気調査を依頼すると、浮気の証拠が沢山出てきました。浮気の証拠写真を見てショックを受けた加奈子は裏切った夫に復讐するため、ある作戦を思いつきます。それは、夫の会社の懇親会で浮気の写真をばらまき、会社の人たちに夫の失態を知ってもらうということでした。懇親会当日、それを実行すると、会社内での夫の信頼は地に落ちてしまったのです。 会社での信頼がゼロになり、ひどい扱いを受ける羽目になった夫は、離婚届を持って加奈子の元に現れます。加奈子は離婚届にサインをすると、離婚は成立。離婚後は銀行へ行き、宝くじの当選金である3億円をすべて受け取ることに。しかし、この3億円には手をつけず、加奈子は新たな仕事を見つけると、そのお金で生活を送っていました。 未だ夫と離婚した事実を息子に言えず、「お父さんは?」と聞かれる度にはぐらかしてきた加奈子でしたが、とうとう息子に「お父さんまだ忙しいって?」と質問されてしまいます。このときも離婚の事実を伝えることができずに嘘をついたのですが、心を痛めていました。 「もしも、あのまま宝くじが当たらなかったら……」加奈子はそんなことをひとり心の中で考えていて……? "宝くじが当たっていなかったら"妻はそんな未来を想像していて… 宝くじが当たっていない未来を考えていた加奈子。 (何より想太に寂しい想いをさせることもなかった) そんな風に思い、胸を痛めていました。 加奈子が黙っていると、口を開いた息子。 「……お母さん、ごめんね」 「今度から、わからないところは先生に聞いたり、自分で調べたりしてみる。自分でなんとかしなくっちゃ」 「お父さんがいなくても大丈夫だよ」 そう言うと、息子はキリッとした表情で加奈子を見つめていたのでした。 ◇◇◇ もしかしたら、このとき加奈子に自分の気持ちを言葉で伝えることで、息子は"もうお父さんに頼る自分とはサヨナラしよう"と決意したのかもしれません。薄々「お父さんはもう帰って来ないんだ」と、悩んだり苦しんでいた時期は確かにあったことでしょう。しかし、前を向こうと気持ちを切り替え、前向きな言葉を母親に対してかけることができるなんて、想太君はやさしくて強い息子ですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
2023年10月14日