今回は、食べつわりに苦しむ女性のエピソードを紹介します。妊娠中の主人公は、体調について相談していますが…。空腹によるつわりを知り、どう乗り越えようか考えていました。体調について相談すると…空腹で気持ち悪さが…食べつわりを乗り切るには…帰宅した夫は唖然…心配するのかと思いきや…それよりってなに?夫の他人事のような言動に、思わずモヤモヤしてしまいますよね。食べつわりで大変な中、さらにストレスに感じてしまう主人公。果たして、主人公は食べつわりを乗り越えられるのでしょうか。作画:iwao.原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年08月25日皆さんは、妊娠中につわりに悩まされたことはありますか?今回は、妊娠中に起こったエピソードを漫画で紹介します。イラスト:たまなべ妊娠中のつわり夫が仕事から帰ってきたとき気持ちが悪い…なんの拷問!?ニンニク入りのラーメンを、気にせず近くで食べ始めた夫。夫に悪気はなさそうですが、もう少し配慮してほしかったですね。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月24日皆さんは、妊娠中につわりを経験しましたか?今回は、つわりで苦しむ女性のエピソードを漫画で紹介します。イラスト:hosogayaつわりが酷かったとき…雨の日はさらに辛い…夫が帰宅妻の体調より自分の夕飯!?つわりで苦しむ妻よりも、自分の夕飯を心配する夫。少しでも、妻を気遣う一言があるといいですね…。※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。
2023年08月23日皆さんは義家族との関係に悩んだことはありますか? 今回は妊娠中の女性と義兄のトラブルエピソードを紹介します!イラスト:モナ・リザの戯言つわりに苦しむ日々第一子を妊娠中の主人公。毎日ひどいつわりに苦しめられていましたが、同居する義両親と夫のサポートでなんとか生活していました。そんなある日、まとまった休みがとれたという義兄が義実家に帰省。義兄は職場にいる妊娠中の同僚が気に食わないらしいのですが…。義兄の暴言出典:モナ・リザの戯言義兄はつわりで苦しむ主人公を見て「つわりなんて演技だろ?」と暴言を吐いてきます。義兄の同僚は妊娠を理由に職場でやりたい放題しているらしく、その同僚と主人公を重ねて見下してくるのです。そんな義兄の言葉にひどく傷ついてしまう主人公。しかし、夫と義両親は主人公の味方なため義兄を怒ってくれます。そのことに主人公は救われたのでした。非常識すぎる義兄つわりで苦しんでいるときに暴言を吐いてくる義兄。その非常識すぎる発言に驚いてしまうエピソードでした。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年08月22日前回の話に引き続き、妊娠中のつわりに苦しむ女性のエピソードを紹介します。妊娠中のつわりに苦しんでいる女性。夫から外出を強要され、外出先で具合が悪くなってしまったようです…。なかなか帰ってこない夫夫が手にしていたものは…つわりで食べ物がダメなのに…なにしに来たの…?チキンの匂いが充満していて…もう少し心配してよ!?妊娠中は、思うように体調が安定しないことがあるかと思いますが…。女性の体調を、夫にはもう少し心配してほしいものですね。以上、妊娠中のつわりに苦しむ女性のエピソードでした。作画:多喜原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年08月20日男性は、女性より妊娠やつわりに関して知らないことが多いかもしれません。しかし体が大変なときに、気遣ってくれないのは悲しいですよね。今回は、つわりに無知すぎる夫と夫婦喧嘩になってしまった女性のエピソードを紹介します!妻はつわりがひどくてグッタリ関心がない夫冷たい言葉に唖然理解してくれず妻もイライラつわりは個人差があるもの。体調不良のときには、寄り添ってもらいたいものですね。
2023年08月18日更年期症状といえば、まずよく聞く症状はのぼせ、ほてり、発汗ではないでしょうか。これは女性ホルモン(エストロゲン)欠乏で起こる代表的な症状です。ただ、どの程度の症状で受診を考えるのかは悩ましいところですね。そこで産婦人科医の粒来 拓先生に聞いてみました。★関連記事:更年期症状がつらいときは何科を受診するの? 受診の目安は?【更年期の基礎知識3】「この記事はこんな人におすすめ」・更年期症状について、受診のタイミングや検査内容を知りたい方・更年期症状の具体的な治療法が知りたい方・更年期症状の治療をおこなう上でのリスクが知りたい方のぼせ、ほてり、発汗の主な原因は?エストロゲンの分泌低下により自律神経が乱れるため閉経前後の更年期に入ると、卵巣機能の低下、つまりエストロゲンの分泌が低下します。脳は一生懸命に刺激を出すのですが、卵巣からのエストロゲンの分泌量には波があり、うまく調整されません。いわゆる“ゆらぎ期”という、ホルモンバランスが乱れた状態になります。のぼせ、ほてり、発汗はエストロゲン減少により、血管の収縮や拡張をコントロールしている自律神経が乱れることで起こります。更年期の女性の6割程度が経験するといわれ、そのうち日常生活に支障を来すほど重症になるのは1割程度といわれています。医療機関への受診の目安は?日常生活に支障を来す場合は自分の気持ち最優先で症状としては突然2~4分間持続する熱感と発汗を自覚し、脈拍も早くなります。ほてりや発汗は顔をはじめ、頭部、首から胸に広がります。また、突然体がカッーと熱くなったり、急に顔が紅潮したり、涼しいのに汗が止まらないなどの症状なども見られます。初めは戸惑う症状ですが、許容できる範囲内なら様子を見ても構いません。ただ、それらの症状が日常生活に支障を来すようなら気軽に婦人科で相談をしましょう。不快さやつらさは本人の感覚ですし、仕事や環境によっても感じ方は変わります。我慢せずに自分の気持ちを最優先して受診を決めましょう。婦人科の受診でわかることは?検査結果次第では内科の受診を勧められることものぼせ、ほてり、発汗といえば更年期症状の代表ともいうべき症状ですが、甲状腺疾患のサインであることもあります。甲状腺機能異常は更年期世代の女性に多い疾患です。甲状腺の機能が亢進するとバセドウ病、低下すると橋本病といわれます。どちらも疲れやすい、だるいといった症状になりますが、バセドウ病は特に熱感、発汗を伴います。通常、婦人科では女性ホルモンの採血ともに甲状腺ホルモンの検査もおこないます。もし異常があれば内科の受診が勧められます。具体的な治療例2つとセルフケア1.ホルモン補充療法(HRT)2.漢方療法3.セルフケア「自立訓練法」【1】ホルモン補充療法治療法は、ホルモン補充療法(HRT)をはじめ、漢方薬や安定剤などさまざまです。医師はそれぞれの症状に合わせて治療をおこないます。ホルモン補充療法はエストロゲンを体に補充する治療法で、内服薬・貼り薬・ジェル状の塗り薬があります。更年期症状の中でも、のぼせ、ほてり、発汗といった症状には特に有効です。開始してから2週間ほどで効果が出始めます。5年以上使用する場合は乳がんのリスクが上がるといわれているため、通常2~5年くらい使用しますが、5年で必ずやめなければならないということではありません。そのリスクと治療効果を考慮しながら検討します。いきなりやめるとまた症状が出てしまうこともあるので、生活環境を整えたり、セルフケアなども取り入れながら、だんだんと減量し、ゆっくりやめる方向へ持っていきます。【2】漢方療法また、症状によっては漢方療法も有効です。代表的な漢方は、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)などがあります。漢方は2週間から1カ月使用して効果を確認し、ラクになった感じがなければ処方内容を変更して、本人に合った漢方薬を見つけていきます。【3】セルフケア「自立訓練法」セルフケアの一つとして、自立訓練法があります。薬物治療ほどの効果は期待できませんが、これをおこなうことで自己コントロール力が身につき、症状緩和につながることもあります。●静かに落ち着ける場所で椅子に座るか、あお向けで横になり目を閉じます。下の7項目を唱えながら、その状態になるように気持ちを向けます。①気持ちがとても落ち着いている。②手足が重い。③手足が温かい。④心臓が静かに打っている。⑤呼吸がラクになっている。⑥おなかが温かい。⑦額が涼しい。●終了のための消去動作をおこないます。①手足が軽い。②手足の温かさが引いてくる。③おなかの温かさが引いてくる。④額の涼しさが引いてくる。⑤気持ちがとても落ち着いている。●1回5分以内で、1日2~3回おこないます。治療をおこなう上でのリスクはホルモン補充療法は定期的な乳がん検診をホルモン補充療法は乳がんのリスクが高まるのではと、不安に思われる方も多いと思います。しかし、ホルモン補充療法による発がんリスクは、肥満や飲酒による発がんリスクと同程度か、それより低いことが最近の研究で明らかになっています。ホルモン補充療法は、ほてりや多汗、めまいやイライラなどに対し有効な治療法であることは間違いありません。過度に恐れる必要はありませんが、治療の際には必ず乳がん検診を受けましょう。・更年期症状の主な治療法は、ホルモン補充療法(HRT)と漢方療法の2つ・ホルモン補充療法は乳がんのリスクが高まるといわれているので、治療の際は定期的に乳がん検診を受けるまとめのぼせ、ほてり、発汗がひどいと、ずっと不快感を抱えて生活しなくてはならず、人前に出るような仕事や機会が多い場合はかなり気になりますよね。この程度で受診してもいいの?と考えてしまうかもしれませんが、我慢せずに受診して快適な生活を手に入れるほうが精神的にもラクになれます。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/アキモトスズ「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。著者/監修/粒来 拓 先生よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長。日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
2023年08月07日自覚症状がないと、検診を疎かにしてしまう方もいるのではないでしょうか?しかし、なかには症状がなくとも疾患が判明したケースもあるようです。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。主婦Aさんの場合……子宮筋腫と診断されたことがあります。自覚症状は全くなく、子宮がん検診を受けた時に「筋腫があるね」と言われて初めて気づきました。どんな治療を受けましたか?検診の時に紹介状を出され、1番大きい病院に行きました。現在は3ヶ月に1回診察を受けて経過観察しているところです。先生は女性の先生の方が受診しやすいですが、男性の先生でも良い先生もたくさんおり、相性が大事だと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?自覚症状がなくても健診は必ず行った方が良いです。婦人科の診察は、内診、がん検査、超音波検査があります。会社の健診や人間ドックなどは内診とがん検査しか行わないことがほとんどです。子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫などは超音波検査を行わないと分かりません。私の場合、たまたま分かりましたが、自覚症状が全く無くても症状が進行している場合があります。血液検査で「貧血がある」「月経痛が強い」「月経量が多い」「腹部の違和感がある」ような場合はきちんと婦人科を受診することをお勧めします。読者の感想は……『自覚症状がなくても、健診には行った方が良い理由がわかりました。』『自覚症状がないというのが怖いです』『私自身も生理痛がひどくて、子宮内膜症と診断されたので何か違和感があったらすぐに病院に行くことが大事と改めて思った』『何かあってからでは遅いのだと実感します。』と、さまざまなコメントが寄せられました。定期的な検診を受けよう子宮がん検診で、子宮筋腫だと判明したAさん。忙しい生活を送っている方もいるかと思いますが、年に1度は定期検診を受けてみてください。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋 裕一※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年08月04日更年期症状は誰にでも起こるもので、症状の程度はさまざま。軽く済む人もいれば、日常生活もままならない状態に陥る人も。症状がつらく日常生活に支障を来すのなら、それは更年期障害です。我慢しないで医師の診察を受けましょう。ただ、更年期障害の症状はさまざまで、何科にかかれば良いのかわからないということも。受診の目安や何科を受診すれば良いのかを産婦人科医の粒来 拓先生に聞いてみました。教えてくれたのは…監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。★関連記事:「更年期障害」とはどんな症状? 症状が表れる仕組み、なりやすい人の特徴を解説【更年期の基礎知識2】「この記事はこんな人におすすめ」・更年期症状が出たらまず何科を受診すれば良いか知りたい方・更年期症状で受診する際の注意点が知りたい方更年期障害に我慢は無用。受診するのは何科?まずは婦人科で全体的な不安を相談更年期障害はさまざまなので、日常生活に支障が出るくらいひどいようなら我慢せずに医師の診察を考えましょう。まずは、更年期障害の全体的な不安を相談するという目的で、婦人科で相談してみてください。子宮がんや子宮筋腫、卵巣嚢腫など婦人科の病気の有無を確認し、月経の状態やホルモン値の結果などから更年期障害なのかを判断してもらいます。複数の科との連携も更年期には、実は更年期障害が原因ではなく、他の病気が隠れているケースもあるので、本当に更年期から来るものなのかをきちんと調べることも大切です。例えば、動悸・息切れは本当は心臓の病気かもしれません。めまいは耳鼻科疾患や脳梗塞のサインなんてことも。婦人科から症状に合った他の科での詳しい検査をするよう紹介される場合も多くあります。更年期障害は多岐にわたるので複数の科との連携で診察していくものなのです。更年期障害とうまく付き合うには自分と相性の良い医師を見つけることが大切更年期障害で複数の科を受診するようになったとしても、とりあえずなんでも相談しやすいホームドクターがいると心強いものです。それは婦人科に限らず、どんな科の医師でも自分との相性の良さを優先して決めましょう。つらい本音を話しやすく、何科で診てもらうべきか相談できるような医師を見つけられると良いですね。日本女性医学学会(旧日本更年期医学会)のホームページで、産婦人科の中でも特にホルモン関連に伴う不調を専門とした女性ヘルスケア認定医を検索できるので、それを利用してみるのもおすすめです。※日本女性医学学会・更年期症状と思われる症状が表れたら、まずは婦人科を受診・なんでも相談できるホームドクターがいると安心まとめ更年期障害は程度の差こそあれ何年か続くケースもあるので、我慢しないで早めに受診を考えることは大切です。自分と相性の良い医師を見つけ更年期障害とうまく付き合っていくことができれば、ひとりでつらい思いをしなくても済みますね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/アキモトスズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。著者/監修/粒来 拓 先生よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長。日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
2023年07月23日今回は、妊娠中のつわりに苦しむ女性のエピソードを紹介します。妊娠中の女性は、酷いつわりに悩む日々を送っていました。しかし、夫はつわりのつらさを理解してくれないようです…。妊娠中のつわりお昼ご飯も用意できないほど…体調悪いんだけど…外出できる状況じゃない…買い物に連れ出されることに気持ち悪さが限界つわり中の家事や外出は、本当につらいことでしょう…。外出中に気分が悪くなってしまったようですが、夫はどのような対応をするのでしょうか。作画:多喜原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年07月21日前回に引き続き、妊娠中に起きたエピソードを紹介します。妊娠中のつわりに悩む女性。つわりで苦しんでいると、夫から電話がきたようです…。飲み会に行こうとする夫ゴロゴロしている…夫の衝撃発言!夫の言葉にショック…同僚の女性が…奥さんと向き合いなさい!夫の謝罪同僚の言葉が効いたようで…妊娠中の大変さを知らなかった夫…。同僚のおかげで夫は改心したものの、一生忘れることがない苦いエピソードでした。作画:野坂nsk原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年07月17日誰にでも訪れる更年期。しかし、具体的に更年期の症状がどんなものかを把握しているという方は意外と少なく、どんな症状が訪れるのかと不安に感じているという方もいるのではないでしょうか? そこで今回は、産婦人科医の粒来 拓先生に更年期はいつから始まり、どんな症状が出るのかを聞いてみました。専門家のお話を参考にして、更年期についての正しい知識を身につけていきましょう。教えてくれたのは…監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。★関連記事:「なぜ更年期はイライラしやすくなるの?」今すぐできる改善策を医師がアドバイス!『この記事はこんな人におすすめ』更年期についての理解を深めたい方更年期の症状がどんなものか知りたい方更年期がいつから始まるのか知りたい方更年期症状ってどんなもの?のぼせやほてりなどさまざまな体の不調更年期症状とは、更年期の期間に表れるさまざまな症状のことをいいます。脳の視床下部は頑張って分泌させようと指令を出し続けますが、それまでのようにはエストロゲンを維持できません。エストロゲンは子宮だけでなく体のさまざまなところに作用しています。不足するとのぼせ、ほてりなどの症状や、発汗など自律神経失調症に似た症状をはじめ、さまざまな体の不調を引き起こします。これが更年期症状です。誰もが迎える更年期ですが、症状が軽く、生活に支障なく過ごせる人も多くいます。自分で心身の変化や状態を受け止めて、医療機関への受診を含め更年期症状とうまく付き合う方法を見つけていくことが大切です。よく表れる更年期症状とは?更年期によく表れる症状は、以下のものがあります。血管運動神経症状(のぼせ、ほてり、発汗)精神神経症状(イライラする、憂うつになる、不眠、不安感が強い)頭の症状(頭痛、頭が重い)末梢神経系(手足のしびれ、こわばり)運動器系(肩凝り、腰痛、関節痛)生殖・泌尿器系(頻尿、尿漏れ、性交痛)皮膚の症状(乾燥肌、かゆみ)消化器系(喉の違和感、おなかが張る、便秘)循環器系(動悸、息切れ)全身症状やそのほか(だるい、疲れやすい、冷え、めまい、ふらつき、ドライアイ、目の疲れ、においに敏感、物忘れが多い、指が太くなる、太りやすい)特によく表れる更年期症状は、「1.血管運動神経症状ののぼせ、ほてり、発汗」、次に多いのが「2.精神神経症状のイライラする、憂うつになる、不眠」などです。表れる症状は人によってさまざま。症状に強弱はあるものの、いろいろ重なって表れることが多いとされます。【主な更年期症状】・のぼせ・ほてり・発汗・イライラする・憂うつになる・不眠更年期っていつから?閉経前後の10年を「更年期」という卵巣には寿命があり、一般的には50歳前後だといわれています。その卵巣が弱ってきて、今まで規則的に分泌されていた女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の分泌が減少し、その結果、月経が止まることを閉経といいます。この閉経の前5年、後ろ5年の合わせて10年間を「更年期」と呼びます。月経は突然パタッと来なくなる人はまれで、周期が短くなったり、だんだん間隔が空いたり、不順になったと思ったらまた順調に来たり……と閉経までの過程は人によってさまざまです。最終的に、最後の月経から1年間出血がなければ閉経と診断されます。日本人の閉経年齢の平均は50.5歳とされますが、実際には45歳から55歳までと幅があり、その人にとっての閉経年齢から前後5年間が更年期となります。ですので、40代に入れば誰しもが更年期である可能性があります。更年期症状と更年期障害との違いとは?「更年期症状」と「更年期障害」は区別して考えよう!ここからは、「更年期症状」と「更年期障害」の違いについて説明しましょう。更年期症状は、エストロゲンの分泌低下に伴うもので誰しもが通る道です。かといって、過度に不安になる必要はありません。実際に、生活に大きく支障が出ると「更年期障害」といいます。「更年期症状」の範囲内で過ごせるか、「更年期障害」となってつらくなるかは、エストロゲンの分泌低下だけでなく、精神面、環境面の要素が大事であるとされています。一般的には、頑張り過ぎて、更年期に戸惑いを感じている方がなりやすい印象です。残念ながら20代・30代のバリバリ元気な世代とは体が異なります。エストロゲンの分泌量が不安定になり、そのゆらぎが体につらくこたえるのが更年期です。ひとりの社会人であり、妻であり、嫁であり、娘であり、母である。女性を称する言葉はたくさんあります。ひとりでいろいろな役割をこなして休みがない世代といえるでしょう。更年期とうまく付き合うためには、他の誰かのためではなく自分優先、自分のペースを探る必要があります。「更年期症状」誰しも多少は症状が出るもの。過度な心配は不要。「更年期障害」生活に大きく支障が出るつらさがあるもの。病院に受診するなどの対策が必要。まとめ更年期は“更新する”時期です。気張らずに自分のペースでうまく付き合う姿勢が良いですね。更年期のどの症状がどの程度強く表れるかは本当にさまざまです。そして、いつか終わりがあるものです。症状がさまざまであれば、治療もさまざま。サプリや漢方薬といった比較的取り組みやすいものから、ホルモン補充療法や安定剤といった治療まであります。「更年期かしら?」と悩んだら、気軽に婦人科で相談をしてくださいね。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。取材・文/アキモトスズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。著者/監修/粒来 拓 先生よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長。日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
2023年06月16日「お風呂も入らずバタンキュー!」(※画像はチェリー吉武さんオフィシャルブログより)お笑いコンビ・たんぽぽの白鳥久美子さんは、2018年11月にお笑い芸人のチェリー吉武さんと結婚。不妊治療を経て、2021年8月に第一子のチェリ子ちゃん(愛称)を出産しました。現在は第二子を妊娠中で、10月に出産予定とのこと。ただ今回の妊娠ではつわりがひどく、しばしば寝込んでいたといいます。白鳥さんは「ずっと車酔いしてるような感じに今回はひどい頭痛もあってそれはなかなかベビーでございました」と、ブログでその体験を明かしました。白鳥さんは「朝起きると気持ち悪い。頭痛い」と、起床時からすでに具合が悪かったそう。さらに「ごはん用意すると匂いで気持ち悪い」「ごはん食べるとおさまるけど落ち着くと気持ち悪くて吐く」と、食事の用意もつらかったようです。仕事中は気を張っているためか、「なんとか大丈夫」なものの、仕事が終わるとやはり気持ち悪く、17時以降にはもう「完全ダウン」で「お風呂も入らずバタンキュー!」だったといいます。特に苦手で全部だめだったのは「醤油系の煮物っぽい匂い」で、大丈夫だったのは酸っぱいもの。冷やし中華のような「酸っぱい麺」ばかり食べていたといい、その他にはグレープフルーツジュース、梅干し、パイナップルなど、ひたすら酸っぱいものをとってしのぎ、レモン系の酸っぱい味のタブレットを舌の上に置いてじんわり舐めたりもしていたそうです。そのうえで体調が悪いときは基本的には横になり、動いている方が楽に感じるときは掃除などをして気を紛らわしていたという白鳥さん。「ただ、ほんと思うのは耐え忍ぶしか方法がない!!ということ」だと言い、体調が安定するまではとにかく耐える日々だったと振り返り、「現時点でつわりが大変なおっかさんたち。とにかくゆっくり休んでくださいね」と、妊婦さんたちへ労りの言葉を送っていました。妻に叱られ大反省したというチェリーさんつわり中でも食べやすい食品は?つわりの程度や症状は千差万別ですが、早い人では妊娠成立直後の妊娠5~6週ころから始まります。妊娠8~10週ごろにピーク を迎え、12週ごろから楽になり始めて16週ごろ(妊娠5カ月の初め)までには自然に症状がなくなることが多いです。1人目と2人目の妊娠時で症状が違うこともあります。また、ほとんど吐き気を感じない人もいれば、食欲がなく1日中吐き気に悩まされる人もいます。「妊娠するとなぜか酸っぱいものが食べたくなる」とよく言われますが、酸味のあるさっぱりとした味は確かに、つわりの最中でも比較的食べやすい/飲みやすい食品のひとつとして挙げられます。その他にも、個人差はあるもののつわり中に口にしやすいものには傾向があり、下記の食品はその一例となります。① 水分の多いものみかんやグレープフルーツなどの柑橘系の果物、バナナ、桃、スイカ、りんご、 梨、イチゴ、トマト、お粥、お茶漬け、スープ② 口をすっきりさせるもの飴、グミ、ガム、氷、炭酸水(炭酸水やジンジャーエール)③ 冷たいものプリン、ゼリー、アイス、ヨーグルト④ 味が濃いめのものお好み焼き、果汁ジュース、梅干し、乳酸飲料など⑤ 香りが強くないもの水、お茶など「これなら吐き気を感じずに食べられる」「これは絶対受け付けない」という食事は人によって違いますが、妊婦さんは自分なりのつわりを軽減するコツや「これなら大丈夫!」というものを見つけていきましょう。まれに、症状が強くてほとんど飲食ができず、体重が減ってしまうこともあります。その場合は点滴などの治療が必要な「妊娠悪阻(にんしんおそ)」である可能性もあるので、つらいときには、我慢せずに産婦人科に相談してください。
2023年06月12日婦人科系の疾患の中には、自覚症状のないまま疾患が進行していってしまうこともあります。自覚症状がないと婦人科に行く機会がないという方もいるでしょう。そこで今回のMOREDOORでは、「婦人科疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャート整形外科漢方薬』はAmazonで三冠(臨床外科、整形外科、東洋医学)に輝きました。新見正則の生き方論は以下の最新刊も参考にしてください。「しあわせの見つけ方予測不能な時代を生きる愛しき娘に贈る書簡32通」Jさんの場合……結婚前にブライダルチェックのつもりで産婦人科で検査を受けた際に、多発性子宮筋腫が見つかりました。生理のときに出血がひどいということはなく、まったく気がつきませんでした。筋腫が大きくなるにつれ、徐々にお腹が圧迫されていると感じるように……。どんな治療を受けましたか?筋腫を取り除くため、手術をして10日ほど入院しました。術式が腹腔鏡手術か開腹手術のどちらかで、傷跡があまり残らない腹腔鏡手術ができる病院を選択しました。また、手術件数の実績が多い病院を選択しました。世の女性陣へ伝えたいことは?我慢せず早めに病院で受診し、必要な際は早めに手術を受けて下さい。定期的に婦人科で受診してみて結婚前のブライダルチェックのつもりで受けた検査で、多発性子宮筋腫が見つかったJさん。Jさんは手術により無事に筋腫は取り除かれましたが、早期に治療したことで貧血などの辛い症状は免れたようです。何か違和感を覚えたときは、早めに婦人科で受診すると早期発見につながるでしょう。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました。※監修医:新見正則医院院長、新見正則※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年06月04日同じ疾患だとしても出てくる症状には、個人差があります。症状がない場合でも、定期的に検査を受けることで早期発見につながるかもしれません。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。33歳/栄養士Aさんの場合……32歳に受けた子宮頸がん検診で、自覚症状は全くありませんでしたが「要精密検査」と結果が出ました。かかりつけの婦人科で触診やHPV検査を受け、HPVは陽性、その後のコルポスコピー検査の結果と合わせ子宮頚部高度異形成の可能性があると医師から伝えられました。今後手術が必要となる可能性が高いとのことで総合病院への転院を指示され、そちらで再度触診、コルポスコピー検査を受けた結果、正式に子宮頚部高度異形成と診断され手術を受けることになりました。どんな治療を受けましたか?2泊3日の入院で子宮頚部円錐切除術を受けました。入院前に血液検査をはじめとした術前検査を一通り受けてから入院する流れでした。1日目はとくに行動制限はなく、2日目は朝食と昼食のみ絶食で午前中に手術しましたが、静脈麻酔で1時間もかかりませんでした。術後は出血と生理痛程度の下腹部の痛みのみで、食事は夕食から再開。翌日に異常はなかったため退院しましたが、大事をとって2週間程度仕事は休み、自宅でゆっくり過ごしました。世の女性陣へ伝えたいことは?私が受けた手術では、切除した細胞を検査し異形成部分を切除しきれているか、どこまで進行していたかを診るのがセットでした。手術を無事終えても最後的な結果を聞くまで気が気じゃなかったです。将来子どもを持つ意思がなくても選択肢を断たれるとなると、やはり辛いものがあります。多くの方は2年に1度子宮頸がん検診を受けていると思いますが、毎年受けて損はないと思います。定期的に自分の体と向き合おう自覚症状がないまま、子宮頚部高度異形成だと診断されたAさん。自覚症状が出た時点で症状が進んでしまっている場合があるので、定期的に検診を受けて自分の体と向き合ってみてくださいね。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋裕一※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)公式Instagram公式TikTok
2023年05月31日婦人科疾患となると、何らかの症状が出るとイメージされている方は多いでしょう。一方、症状がない状態で疾患が判明する場合もあります。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修医:新見正則新見正則医院院長。1985年慶應義塾大学医学部卒業。98年移植免疫学にて英国オックスフォード大学医学博士取得(Doctor of Philosophy)。2002年より帝京大学医学部博士課程指導教授(外科学、移植免疫学、東洋医学)。2013年イグノーベル医学賞受賞(脳と免疫)。20代は外科医、30代は免疫学者、40代は漢方医として研鑽を積む。現在は、世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアの啓蒙普及のために自由診療のクリニックでがん、難病・難症の治療を行っている。最新刊『フローチャートコロナ後遺症漢方薬』はAmazonでベストセラーに。Eさんの場合……子宮筋腫と判明しました。妊活のため排卵のタイミングを診てもらいたいと思い婦人科を訪れたのがきっかけです。自覚症状は全くありませんでした。確かに生理は周期が長く、不順気味ではありましたが、鎮痛剤を飲むほどの生理痛はここ何年なかったのでびっくりしました。どんな治療を受けましたか?私の場合、できたのは豆つぶ程度の小さな子宮筋腫でした。これくらいならすぐ摘出する必要はないとのことで、特別な治療はしていないです。痛みや出血などの症状もないので、今も普通に過ごしています。世の女性陣へ伝えたいことは?人によって、摘出する必要がある場合とそうでない場合があると思います。どちらにせよ、定期的に検診を受ける必要があると改めて実感しました。自分の体の変化に気づこう自覚症状のない段階で子宮筋腫だと判明したEさん。Eさんは妊活がきっかけで早期発見できましたが、病に早く気づくためにも検診は欠かせないと言えるでしょう。ぜひ定期的に検診を受け、自分の体と向き合う時間を作ってみては。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:新見正則医院院長、新見正則※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。不安なときは必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月25日妊娠中にもし嫌なことをされたり言われたら、なかなか忘れられるものではないかもしれません。今回は「つわりは仮病だと義兄に責められた話」とその感想を紹介します。イラスト:モナ・リザの戯言『つわりは仮病だと義兄に責められた話』第一子を妊娠中の主人公は、食べづわりに悩まされていました。味のあるものは体調によって気持ち悪くなってしまいます。毎日キュウリを食べて凌ぐ日々。ある日、夫と義両親が外出中につわりがきた主人公。急いでキュウリを探していると、目の前に義兄が現れます。普段から「つわりは仮病」と言い張っていた義兄。「亭主が外で稼いでいるのにお前はキュウリを食べるだけか」と主人公を責め立てます。さらに、主人公が食べる予定だったキュウリを捨て…。妊婦に容赦なく暴言を吐く義兄出典:モナ・リザの戯言辛いつわりに加え、暴言を吐いてくる義兄に主人公は泣きそうになってしまいます。「泣けば許されると思うなよ!」とさらに追い詰める義兄。さらに体調が悪化した主人公は義兄に助けを求めますが、義兄は「どうせ仮病だろ」と倒れる主人公を放置します。その後、帰宅した義母のおかげで主人公は救急車で運ばれました。幸いにも母子ともに異常はなし。倒れた主人公を放置するという仕打ちに激怒した義両親は、義兄に反撃をしてくれたのでした。読者の感想この意地悪な義兄にはびっくりです。義兄の主人公への追い詰め方は、健康体の人でもこたえてしまうほど恐ろしく感じました。義両親に親子の縁を切られ、せめて反省してくれていたらと思います。(50歳/女性/主婦)命を落としかねないにもかかわらず放置した義兄は縁を切られても仕方ないと感じます。義兄の味方をせずに主人公を守ってくれた義両親の存在にホッとさせられました。妊婦に対しての偏った考え方に非常識さを感じ、なぜそんな考え方になってしまったのか疑問です。(匿名)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
2023年05月17日■前回のあらすじ妊娠したかもしれないと告げると、直樹は大喜び。しかし、体調が悪く夕飯が作れていないことを伝えると、自分は一人で外食するから気にしなくていい、と思いやりのない言葉をかけられ、萌は愕然とする。 >>1話目を見る 妊娠、出産…直樹にとっては、まるで他人事のようです。確かに妊娠は病気ではない。でも、妊娠による不調を責められるなんてあんまりです。親になるのは妊婦の私だけではないのに…どうすれば、直樹に理解してもらい、父親となる自覚を持ってもらえるのでしょうか。毎月の生活費の問題もあり、私はどんどん追い詰められていきました。このままだと、私たち夫婦は子どもが生まれる前に壊れてしまうかもしれません。次回に続く(全10話)毎日更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ のばら
2023年05月12日同じ疾患でも、症状には個人差があります。なかには、自覚症状のないまま進行してしまう場合も。そこで今回のMOREDOORは、「疾患に気づいたきっかけエピソード」をご紹介します。監修者:ひなたクリニック院長、三橋 裕一1964年生まれ。福島県会津若松市出身で2007年に札幌でひなたクリニックを開業。産婦人科医の傍ら、総合格闘技のリングドクターとしても活動。新事業の『内診台を使用したVIO脱毛』に日々奮闘中。主婦Aさんの場合……子宮筋腫と診断されたことがあります。自覚症状は全くなく、子宮がん検診を受けた時に「筋腫があるね」と言われて初めて気づきました。どんな治療を受けましたか?検診の時に紹介状を出され、1番大きい病院に行きました。現在は3ヶ月に1回診察を受けて経過観察しているところです。先生は女性の先生の方が受診しやすいですが、男性の先生でも良い先生もたくさんおり、相性が大事だと思います。世の女性陣へ伝えたいことは?自覚症状がなくても健診は必ず行った方が良いです。婦人科の診察は、内診、がん検査、超音波検査があります。会社の健診や人間ドックなどは内診とがん検査しか行わないことがほとんどです。子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫などは超音波検査を行わないと分かりません。私の場合、たまたま分かりましたが、自覚症状が全く無くても症状が進行している場合があります。血液検査で「貧血がある」「月経痛が強い」「月経量が多い」「腹部の違和感がある」ような場合はきちんと婦人科を受診することをお勧めします。定期的な検診を受けよう子宮がん検診で、子宮筋腫だと判明したAさん。Aさんは自覚症状がないまま発見されましたが、自分の体を定期的にチェックする機会を持つことは大切かもしれません。忙しい生活を送っている方も多いでしょうが、年に1度は定期検診を受けてみてください。今回は「婦人科系疾患に気づいたきっかけの話」をお届けしました!※監修医:ひなたクリニック院長、三橋 裕一※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※この記事は編集部に寄せられた実話ですが、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。(MOREDOOR編集部)
2023年05月10日妊娠中に大変な「つわり」。その辛さを理解してくれない人が周りにいると…? そこで今回は、つわりを仮病扱いして妊婦につらく当たる義兄を描いた漫画「つわりは仮病だと義兄に責められた話」を紹介します!『つわりは仮病だと義兄に責められた話』出典:Youtube主人公のソラは第一子を妊娠して、絶賛つわり中。中でも食べづわりが酷く、味のあるものは体調によって気持ち悪くなってしまいます。そのため義父のアドバイスで、比較的食べられるキュウリを食べて凌いでいました。つわりの症状はキツいものの、夫や義両親は協力的で、毎日助かっていたソラ。ただ1人、義兄だけは「妊婦のつわりは甘えだ」といってソラに対しても小言をぶつけてきました。夫が買ってきたキュウリを捨ててしまう義兄出典:Youtubeある日、いつものようにソラがキュウリを探していると、目の前にキュウリを持った義兄が。そして「夫が働いているのに、キュウリばかり食べて。この河童女が」と暴言を吐き、持っていたキュウリをゴミ箱へ捨ててしまいます。その後、体調が悪化して倒れたソラを見ても義兄は「どうせ仮病だ」と放置。しばらくして帰ってきた義母が倒れているソラを見つけ、何もしないでいる義兄に激怒。このことをきっかけにソラの夫と義両親は、義兄を家から追い出して縁を切ってしまいました。人の苦しみを理解できない男の末路自分が経験していないからといって、人が苦しんでいる姿を見て仮病と決めつけるのはいかがなもの。ましてや大切な命を預かっている妊婦さんを放置したとあっては、家族から縁を切られても無理はありませんね。(イラスト/モナ・リザの戯言)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点でのものになります。
2023年04月02日■妊娠4週目でまさかのつわり!?最初に行った婦人科の医師は、「4週でつわりはない!」と言い切ったため、気のせいかと思い、体力をつけるために肉祭りを開催したアゴ山さんでしたが…。■気持ちの問題だと思っていたが…牛丼を完食後、少し気持ちが悪いと感じていたアゴ山さんでしたが、その後、牛肉を食べても特に問題はありませんでした。しかし、妊娠5週目の終わり頃、大好きな牛丼を食べている途中で、胃の奥底から気持ち悪さが波のようにせり上がってきてリバース! これまでお酒以外で嘔吐することがなかったアゴ山さんは、ショックを受け、何を食べたら吐いてしまうのか、分かりませんでした。また、なぜか家ではずっと気持ち悪かったのですが、会社に行くまでは平気だったため「気持ちの問題もあるかも?」と思っていたのです。とはいえ、会社でも「さっぱり系が良いかな?」と思ったアゴ山さんは、ランチにコンビニの蕎麦を食べ、いつも通り仕事に戻って作業。ところが突然、気持ち悪さが襲ってきて…この後、さらなる強烈な体験をすることに!こちらはアゴ山さんの実体験を元に1月11日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■アゴ山さんのつわり体験に読者が共感!アゴ山さんのつわり体験に、多くの読者から共感のコメントが寄せられました。・気持ちが分かりすぎて共感しかなかったです。・今つわり中のため、励まされました。・すごい共感しました!私も安定期まで妊娠悪阻で2回ほど入院しました。水を飲んでも吐く状態だったのでやばかったです。・悪阻辛いよねー。一人目も二人目も産むまで戻していたなぁー。 二人目の時は精神的にも辛すぎて、三人目は絶対に無理!と心底思いました。 悪阻が軽い人が本当に羨ましかったなぁ…。・すごく共感です! まったく同じ経験をしました。よだれ悪阻もあり、産むまでゲロゲロわかります。芸能人のようなマタニティライフなんて、夢の世界でした!・私も同じです。 初めての妊娠時、妊娠発覚2日目から起きられないようになり、臨月になるまで24時間船酔い状態でした。つわりがなくなった時、本当に世界が明るくなりました!読者のコメントにあるように、つわりがひどいと「悪阻が軽い人が本当に羨まい」と思ってしまいますよね。一度の吐き気だけでも、相当しんどいのに、それがずっと続くなんて想像を絶する苦しさです。続いて、読者の壮絶な妊娠・出産エピソードをご紹介します。・つわりも確かにかなりキツイですが、切迫早産のほうがしんどかった。 絶対安静で24時間点滴……。トイレも近くなり点滴持ってトイレに行くのも大変だった。 何日か経つと点滴が漏れ始め、付け替えるのは痛くて嫌だけど、この時がシャワーのチャンス!!唯一の楽しみでした。・せっかく無痛分娩で痛みなく、いきみ逃しもせず出産できたのに、会陰縫合が下手な医師にあたってしまい、産後脂汗をかいてました。最後は、大変な妊娠・出産を乗り越えた読者のコメントです。つわりの苦しさはどうすることもできませんが、やはり身近な人の支えは大きいようです。・旦那が毎日入院中に仕事前や終わりに来てくれて長女のお世話をしてくれたので今でも感謝です。 下の子の時はコロナの第一波直前で帝王切開だったんですが、出産当日の数時間のみ会えて退院するまで1人で個室でぼーっとする毎日。下の子の時も貧血数値が悪くて入院が長引き、上の子が私が居ないことを理解できずトラウマに…。その時、上の子は1歳で毎日キッチンに向かって泣き叫び、旦那もそれを見て泣いていたそうです。・臨月、深夜に救急で病院に運ばれたことがありました。主人が基本的には自宅にいてくれていたので、何かあればすぐに助けてもらえることができたのが、乗り越えられた最大の要因かな…。・主人と両実家が何かと助けてくれました。私ほど悪阻がキツい人ってなかなかいないと思ったほど。出産後も子どもは低出産児だったためNICUのある病院へ救急搬送。会うことも出来なかったので、早く会いたい一心で乗り越えました…。つわりがひどいと何もできず、どうしてもネガティブな気持ちになってしまいますよね。一日でも早くつわりが終わってほしい、と思うのも当然です。アゴ山さんの体験を通して、少しでもつわりに苦しんでいる人たちの励ましになることを願っています。▼漫画「重症妊娠悪阻になった時の話」
2023年03月20日つわりで苦しんでいるときに、パートナーの気遣いが嬉しく感じたという方もいるでしょう。気遣って優しくしてくれるパートナーにありがたみを感じたという声もあるようで……。そこで今回は、実際に募集した「神対応のエピソード」をご紹介します。毎日夫から連絡が……つわりで苦しんでいた頃、毎日仕事から帰宅途中の夫から連絡が。「今日は何なら食べられそう?」と聞き、できるだけリクエストに応えてくれました。仕事で疲れていると思うのに、帰宅してからも体を気遣ってくれるのでありがたかったです。産後の今、その事を思い出してはお返ししていきたいなと思っています。(39歳/主婦)気遣いに感謝……つわりで苦しい時、パートナーの気遣いに助けられたという体験談。皆さんは、パートナーの行動で今でも感謝していることはありますか?※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年02月22日終わりが見えない更年期症状に、さらに落ち込んでしまうという人もいるでしょう。更年期が終われば更年期症状は治まるのか、治まるとしたらどのように変わるのか、気になるところですね。そこで、更年期症状はいつまで続くのか、終わりのサインはあるのかどうかを産婦人科医の駒形依子先生に聞いてみました。教えてくれたのは…監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。★関連記事:【40代の生理】閉経はいつごろ?閉経のサインってある?【医師監修】閉経から5年たてば更年期卒業。軽くなる症状も更年期とは、閉経を境に前後5年、10年間を指します。それなら、閉経から5年たてば更年期症状はすべて終わるのでしょうか。「更年期症状は、急激な女性ホルモンの低下に体が慣れないこと、また不安定な女性ホルモンの分泌から来る不調です。そのような“ゆらぎ”に体が慣れてくれば更年期は終わるといえます。“ゆらぎ”の特徴的な症状である、イライラや落ち込みなどの気分障害や、ホットフラッシュやのぼせといったものは、少しずつ落ち着くかもしれません。閉経から5年もすれば、やり過ごし方や乗り切り方を学んでいることが多いです」(駒形先生)症状がなくなるのではなく、慣れてくるので軽く感じるようになってきたら更年期の卒業サイン、ということなのですね。すべての症状が軽くなるわけではないしかし、更年期を過ぎてもすべての症状が軽く感じるようになるわけではないと先生は言います。「例えば関節痛などはもともとあった加齢変化が更年期で悪化していったことが考えられます。更年期を過ぎたら、加齢変化は激しくなるわけですから、良くなることは考えにくいです。また、気分障害についても改善しない場合があります。そのときは更年期症状が自律神経失調症と名前が変わるだけです。更年期が終わったら、加齢変化によるさまざまな健康リスクが高まります。年に1度の健康診断は必ず受けるようにしてください」(駒形先生)先生によれば、更年期にどの症状が一番つらかったかどうかが、終わりのサインを感じられるポイントということです。ホットフラッシュやのぼせがつらかった人は少し落ち着きますが、関節痛など加齢変化を伴う症状では改善したという自覚は持ちにくいそうです。ホルモン検査で更年期の終わりを確認?気分障害やホットフラッシュなどの症状が軽くなった気がしても、本当にこれで終わりなのか気になりますね。本当に終わったのか、婦人科で確認することはできるのでしょうか。「希望があればホルモン検査をすることはできますが、『やっぱりホルモンは出てないですね』で終わると思います。閉経後はほとんど女性ホルモンは出なくなるので、再確認の作業になるだけです」(駒形先生)ホルモンが出たり、出なかったりという“ゆらぎ”はなくなり、出なくなる。少し寂しいですが、不安定な症状は軽減されると前向きに捉えてみてはいかがでしょうか。まとめ更年期が終わったと思ったら、今度は加齢による体調不良とは……。女性の老後は波乱万丈です。更年期が終わっても、年1回の健康診断は欠かさず受けるようにしたいものです!取材・文/mido(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
2023年02月03日みなさんこんにちは、チッチママです。約5年前、人生で一番辛い時期だったんじゃないかと思う数ヶ月間。それは、悪阻です…。明確な答えが無いとわかってはいるけど、藁にもすがる思いでネットを開く毎日…そんな地獄の日々が続く中、冷蔵庫にはあるものが増えてきます。人にもよるかと思いますが、私の場合はとにかく「その瞬間に口の中が求める味の飲み物をひと口でいいから口に含みたい」…という感覚がありました。でもいざひと口飲んでみるとそれ以上は受け付けなくなるんです。そして冷蔵庫の中にいろんな味の飲み物が増えていくという状況に…。ポジティブな言い方をすればお家ドリンクバー状態です 笑 今だから笑って言えますが、当時は本当に辛かった…。
2023年02月01日私が長女を妊娠していたとき、重いつわりに苦しんでいました。かかりつけの産婦人科に診てもらうと、先生から驚きの診断内容が! そのときの体験談を紹介します。 つわりを必死で耐えていると… このときあと少しで妊娠4カ月だったため、もう少し我慢すればつわりも治まるだろうと必死に耐えていました。結果、家族を余計に心配させて迷惑をかけてしまいました。この経験から、異変を感じたりつらいことがあったりしたときは、我慢せずにすぐ相談するようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師 松田玲子著者:のんまる2歳の娘を育ててます。 ブログで可愛い娘の仕草や育児を通して感じたことや体験談を中心に漫画を描いてます。
2023年01月23日妊娠中、つわりの症状が現れる方もいるでしょう。なかには、新婚旅行中につわりが悪化した方もいるようで……。そこで今回は、実際にあった“新婚旅行の事件エピソード”をご紹介します。新婚旅行前に……新婚旅行1週間前に妊娠していることが分かりました。旅行に行ったものの、つわりがどんどん酷くなってきてしまい、楽しみにしていた豪華なウェディングディナーをほとんど食べられませんでした。生まれて初めて食べるロブスターも食べられず、高級な牛肉も全然美味しいと思えなかったのが今でもとても心残りです。結局、お料理は旦那が全部食べてくれました。(41歳/主婦)ディナーに心残り……新婚旅行先でつわりの症状が悪化し、楽しみにしていたウェディングディナーを堪能できなかったという投稿者さん。皆さんはこのエピソード、どう感じましたか?※こちらは実際に募集したエピソードをもとに記事化しています。(MOREDOOR編集部)
2023年01月03日閉経して生理がなくなれば、更年期症状も治まるのでしょうか? 更年期症状は治まっても、閉経すると一気に老け込んでしまうのでしょうか? 気になる閉経後の体の変化を産婦人科医の駒形依子先生に聞きました。教えてくれたのは監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。★関連記事:【更年期】閉経までのつらい更年期症状には低用量ピル、ホルモン補充療法のどっちを使う?いつになったら更年期症状は落ち着くの?更年期とは、閉経の前後5年間を指し、日本人女性の平均的な平均年齢は50.5歳といわれています。閉経を迎えても、その後5年間は更年期症状が続きます。それでも50代後半にはエストロゲンがない状態に体が慣れ、落ち着くといわれています。女性ホルモンであるエストロゲンの急激な分泌低下に体が慣れるからです。ただし、ストレスや環境などよっても違い、個人差があります。そのため、50代後半になっても症状が治まらないものは更年期によるものではなかった、ということです。日常生活に支障を来すほどのつらさがあれば、一度検査をしてみると良いでしょう。検査で問題がない場合は、自律神経失調症ということになります。自律神経失調症になる原因の多くは、上質な睡眠が足りないことにあります。生活リズムを整え、適度な運動習慣を持つなど、まずはしっかり眠れる生活を習慣にしてみましょう。エストロゲンがなくなると一気に老け込む?エストロゲンがなくなると一気に老け込みそう……と心配になりますが、必ずしもそうとは限りません。60代、70代でも肌ツヤの良い女性はたくさんいます。たしかにエストロゲンは髪のコシや肌のハリ・ツヤを保ったり、肌のターンオーバーを促したりする作用があります。閉経後はエストロゲンの効果には頼れなくなりますが、なくなるのなら自分で補えばいいのです。それならば高級コスメやサプリで!という選択肢もありますが、せっかくの良い成分も、体内に吸収できないのではもったいないもの。閉経後は血流、筋肉量が落ちて栄養成分を運ぶ力が落ち、加齢とともに細胞も衰えていきます。そこで必要な成分を体内に吸収するためには、「胃腸を健康に保つこと」がとても大切です。閉経後もきれいでいるために必要なこととは?胃腸を健康に保つためには①下痢・便秘をしない、②冷やさない、③もたれさせないの3つに注意が必要です。中でも「もたれさせない」については、何を食べると胃がもたれるかは、個人差があるもの。世間一般で健康に良いとされるものが、必ずしもすべての人の胃腸に合うとは限りません。自分は何を食べるともたれるか、それまでの経験を思い出しつつ、知っておくと良いでしょう。そして、胃腸のケアと一緒におこなうといいのが、水分補給と保湿です。閉経後は血流が減りますが、水分が少ないと血流は増えません。こまめな水分補給とともに、肌への水分保湿もできるだけたくさん、こまめにおこなうと血流改善に効果的です。まとめアラフィフ世代は、「しっかり眠ること」「胃腸をケアすること」「水分をたっぷりとること」が健康で快適に過ごすためには大切ということでした。50代は若かったときよりも努力が必要なんだなと改めて実感しました!取材・文/岩崎みどり(48歳)ライター歴25年。35歳で第1子、38歳で第2子出産。最近、たるみが加速して二重あごが悪化。身長153㎝なのにLサイズの服が少しきつくなってきて……人生最後のダイエットを計画中。著者/監修/駒形 依子 先生東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
2022年12月25日今回は、こむぎさんが妊娠中のときのお話です。つわりがあった時期は、食べられなくなってしまい、4kgも体重が落ちてしまいました。しかし、つわりが終わると、今度は体重がみるみるうちに増えていって……!? つわりの時期は全然食べられなかったのに… ※厚生労働省では、ふつう体型の人(BMI18.5以上、25.0未満)の目安は10~13kgとしています。 今回も引き続き、妊娠中の思い出話です。 妊娠中に強く思ったことが、体重管理の難しさ!! 妊娠してすぐのころ読んだ育児書には、私の体重ですと「増加体重の目安は7〜12kg」と書かれていました。(※現在は改正されています) 当時の私は、「赤ちゃん自体は3kgくらいだし、5kgくらいに抑えられるだろう!」と軽く思っていました。 そしてつわりのせいで、さらに4kgほど体重減。 尚更、元体重から7〜12kgなんて増えない!と高をくくっておりました。 けれど、安定期に入ってつわりが落ち着くなり、ごはんがおいしくておいしくて……みるみるうちに体重が増えていきました。 それから生まれるまでは、「あと3kgしか増えられない」「もう増えられない」と、常に体重増加に怯える日々でした。 妊娠中は食欲も体質もいつもと違うし、体重管理が難しい!!と、心から思いました。 監修/助産師 REIKO 著者:ライター こむぎ0歳女児を育てる新米ママ。夫婦そろって一年間の育休を取得。ダブル育休エッセイの文や漫画を、SNSにて更新中。イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター モイライ主に作画で活躍中。代表作「メキシコでアミーゴ!」
2022年11月07日■前回のあらすじお腹の子にダウン症の可能性があるため羊水検査した私。結果は陰性だと医師から聞くと、いろいろな気持ちが一気にあふれ涙が出るのでした。同じ頃、唐突に氷を食べられるようになった私は、体が少しずつ楽になり…。■お腹が空いて食欲が…!吐きづわり中ピークのときは全くお腹が空かなかったので、「お腹が空く」って久しぶりの感覚でした。 そこからは今までの分を取り戻すかのごとく食べたくて食べたくて。とくに味の濃いものが!菓子パン、塩ラーメン、冷凍クリームパスタ、カップラーメンなどなどが食べたくて食べたくて…!欲望のまま食べてたら体がついていかなかったのか吐きましたが、この頃から吐きづわりがちょっと楽になっていきます。■これって食べづわり!?匂いづわり、 吐きづわり、ヨダレつわり、そして食べづわり…食べづわりは出産まで続きました。妊娠、つらっ!!次回に続く「子どもはあたりまえには産まれない」(全27話)は12時更新!※本記事はあくまで筆者の体験談であり、症状を説明したり、医学的・科学的な根拠を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
2022年10月16日2022年10月10日、情報番組『ラヴィット!』(TBS系)に出演した、元サッカー選手の丸山桂里奈さんが、番組内で第1子妊娠を発表。身体の具合を聞かれた丸山さんは、「順調です」と報告しました。本当に、朝から夜まで食べています。順調です。今、6か月です。ラヴィット!ーより引用番組内で、幸せいっぱいな様子で妊娠を報告した丸山さんに、多くの祝福の声が寄せられています。丸山桂里奈「自分のものさしだけで意見してくる人って何?」一方、順調であると報告した丸山さんに対し、ネットからは「つわりが軽いっていいな」「悪阻(おそ)がなくて、仕事に影響しないのがうらやましい」などの声が上がりました。こういった声に対し、丸山さんは順調であると報告したものの、つわりは経験していることを自身のTwitterで報告。元サッカー選手として苦境を乗り越えてきた丸山さんでも、つわりはつらかったといいます。つわりじゃないとか、食べれたのが羨ましいとか言われますが、つわりですよ、しんどかったですもん。ただ、現役で地獄の走りで走らされた時に比べたらなんだってできるてなるよ、さすがに。靭帯断裂して試合した時に比べたらて考えるよ。悪阻は悪阻です。それに人の悪阻てその人にしかわからなくない?— karina maruyama丸山桂里奈 (@marukarichan11) October 12, 2022 体調に関して、「そのつらさは本人にしか分からない」と言及した、丸山さん。続けて、「自分のものさしだけで意見してくる人ってなんなんだろう」と、疑問の声も投稿しました。ふー。なんなんだか。ほんと。人と比べるなんてしたことないし、いろんな人がいる中で、自分のものさしだけで意見してくる人てなんなんだろ。私の周りにはそういう人いないから恵まれてるな✌️さ、仕事いってきます‼️‼️‼️✌️— karina maruyama丸山桂里奈 (@marukarichan11) October 12, 2022 妊娠によるホルモンバランスの変化などで生じるといわれる、つわり。食欲不振や吐き気といったよく聞かれる症状のほか、眠気や頭痛などを訴える人もいて、その症状には個人差があります。症状の違いはあれど、そのつらさは本人にしか分からないものです。しかし中には、ネットや書籍などで知った症状や自身の経験と比べて、あれこれと意見を述べてくる人も。丸山さんの疑問の声に、共感した人が多くいました。・つわりや妊娠の大変さって、本当に人それぞれだから、他人がとやかくいうことじゃないよね。妊娠関連に限らず、身体不良の度合いは本人にしか分からないこと、肝に銘じたい。・私は出産に4時間を要したのですが、友人に「楽でよかったね、私はもっと時間がかかったよ」といわれました。「なんのマウントなの?」って、すごくもやもやしたな。・「私はこうだった」「もっとつらい人もいるらしいよ」って、なんの励ましにもならないし、ストレスになる言葉です。丸山さんの投稿を見て、自分がいいたかったことをいってくれて、すごく嬉しかった!・私は自身、悪阻の症状が重くて、どうしても「つわりが軽い人、うらやましいな」と思っちゃう。でも、丸山さんがいう通り、人と比べてもなんにもならないんだよね。寄せられた多くのコメントに対し、丸山さんは「優しさをありがとう」「お互い、頑張りましょう!」など、丁寧に返信を行っています。そんな丸山さんの真摯な姿勢に感動した人や、励まされた妊婦もいるようでした。丸山さんの投稿に、多くの人が共感したように、体調不良のつらさは本人にしか分からないものでしょう。自身の経験や知識だけで、「そんなにつらくないでしょ?」などといわず、優しい気持ちで寄り添えるよう心掛けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年10月13日