ママになると、ショッピングへ行くにもひと苦労。とくに、ベビーカーを押しながらでは、ショップに入りにくいこともあります。授乳室の有無なども気になるし、おしゃれスポットから足が遠のいてしまいがちに…。そんなママたちも快適にショッピングができるよう、銀座の街が生まれ変わりつつあります。最新スポットにも、ママ向けのうれしいサービスが! ゴールデンウィークを利用して出かけてみませんか?■マロニエゲート銀座銀座のファッションスポット「プランタン銀座」が、今年の3月に「マロニエゲート銀座」として生まれ変わりました。ターゲットは、20~40代の働く女性とおしゃれママです。バナナ・リパブリック(マロニエゲート銀座3:B1・1・2F)などのブランドはもちろん、ユニクロ(マロニエゲート銀座2:7F)やニトリ(同5・6F)も入っていて、洋服から雑貨までそろっているのがうれしいところ。店内は通路だけでなく、ショップ内もベビーカーを操作しやすいようにゆとりのある設計に。ベビーベッドや授乳室のあるベビールームや、買いもの中に休憩できるレストルームなども充実しているので、子連れでも安心して買いものを楽しめます。ほかにも、かわいい背景で写真が撮れる「SNSスポット」も注目です。子どもと一緒に記念撮影して、SNSで友だちと共有するなど、さまざまな楽しみ方を提供してくれます。 マロニエゲート銀座 JR山手線・京浜東北線「有楽町」駅 中央口より徒歩4分東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅 4番出口より徒歩2分東京メトロ丸の内線・銀座線・日比谷線「銀座」駅 C8出口より徒歩3分■銀座三越銀座三越といえば、限定スイーツや最先端のハイファッション、コスメなどをチェックできる老舗の百貨店。銀座駅に直結しているので、雨の日でも気軽に行きやすいのがうれしいところです。たまには一人でゆっくりショッピングがしたい…。そんなときには、キッズスクウェア(託児所)を利用するのもアリ。事前予約制ですが、生後6ヶ月から就学前の子どもを専任のスタッフが預かってくれます。買いものが終わったら、キッズスクウェアと同じフロア(9F)の屋上へ。芝生が広がるテラスや農園があり、都会にいながら自然にふれられるという体験ができます。テーブルやイスもあるので、子どもを遊ばせながらママはカフェタイム、なんて過ごし方も可能。芝生エリアは4月下旬まで立ち入れないようなので、事前にチェックしておきましょう。屋内にも、プレイルームや飲食スペースを設けた親子休憩室があり、ここには調乳用の温水器も用意されています。授乳室は女性しか入れませんが、ここならパパがミルクを調乳することも可能です。オムツ交換室は、男性の入室もOK。こうした施設があると、パパも積極的に育児に参加しやすくなりそうですね。 銀座三越 東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座駅」東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」(9番出口)より徒歩5分都営浅草線・東京メトロ日比谷線「東銀座駅」銀座駅方面地下通路経由徒歩2分JR「有楽町駅」(中央口・銀座口)より徒歩9分■松屋銀座松屋銀座には、ママだけでなく、妊娠中のプレママにもうれしいサービスがあります。それは、「松屋キッズクラブ」。松屋カード、松屋ポイントカード、松屋友の会の会員で、妊娠中または12歳までの子どもを持つ親が入会できます。内祝いギフトの優待や、入会時や小学校入学時に100ポイントがもらえるなど、会員だけのお得な特典も。1000ポイントたまると、1000円分の買い物券と交換できます。松屋キッズクラブはパパ&ママだけでなく、0~12歳までの孫がいる祖父母も入会可能。私たちの親世代は意外と松屋カードなどを持っている印象があるので、両親に確認してみては。私の母はこれを知ってからすぐに入会し、かわいい孫のために子ども服を買っていました。 松屋銀座 東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線「銀座駅」A12番出口直結東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」9番出口より徒歩3分都営地下鉄浅草線「東銀座駅」A8番出口より徒歩3分JR「有楽町駅」より徒歩8分外国人観光客も多い銀座は、休日となるとたくさんの人が訪れる街。ママにやさしいとはいえ、人混みの中を歩くのは大変だと思うかもしれません。しかし、週末は銀座通り(中央通り)が歩行者天国になるので、じつはベビーカーでも歩きやすいのです。しかも、ゴールデンウィークは郊外へ出かける人が多く、都心は意外と穴場に。5月5日の子どもの日には、西銀座通りも歩行者天国になり、パレードなども開催されます。ショッピングやグルメ、そしてイベントまで、銀座をたっぷり満喫できそうですね。※2017年4月17日時点の情報です。最新情報は各施設のウェブサイトでご確認ください
2017年04月29日今回の「やさしいママのひみつ」は、モデルで、キッズブランド「kitutuki(キツツキ)」のディレクター、ケータリング「マフィオ」など、幅広く活躍するasacoさん。9歳の女の子、7歳の男の子、3歳の女の子の、3人のママです。asaco(アサコ)さん娘さん:里稔(りねん)ちゃん9歳、翠(すい)ちゃん3歳 、息子さん:理財(りざい)くん7歳モデルとして、雑誌や書籍、CMなどで活躍する。2013年より、キッズブランド「kitutuki」をスタート。オリジナルテキスタイルを用いて、子どもたちの生活がより楽しくなる洋服や小物を提案するほか、キッズ向けのワークショップも開催している。また2015年より、主人とフードユニット「マフィオ」も始動。雑誌や広告のフードスタイリングをはじめ、ケータリング業を手がける。 instagram: @hiratoko_asaco 、 @hiratoko.mafio asacoさんが子育てを通して、悩みながらたどり着いた、家族が仲良く、笑顔でいられる秘訣を教えていただきました。■チームのように、いつも一緒の家族早速、asacoさんの1日のスケジュールを見てみましょう。7:00 : 起床。朝食7:50 : 長女、長男が小学校へ9:00 : 次女保育園へ。「マフィオ」の仕事があるときは仕込み12:00 : マフィオ配達、モデルの仕事、kitutuki作業、打ち合わせなど15:00 : 長女、長男帰宅。(できるだけ夫婦どちらかが在宅)18:00 : 次女のお迎え19:00 : 夕食20:00 : 映画鑑賞21:30 : 子どもたち就寝、夫婦の時間0:00 : 就寝 ナレーターやフリーランスで音楽関係の仕事をするご主人は、ケータリング業でも活躍。asacoさんはモデルや「kitutuki」の仕事をしながら、フードユニットとして、ご主人をサポートしています。料理の下ごしらえや盛り付け、雑誌でのフードスタイリングなどを担当しているそう。「お互いに事務所に所属していますが、自分でスケジュールを組めるので、家族でいる時間を最優先しています。小学生の2人が15時に帰ってくるので、夫婦どちらかがなるべく家にいるようにする、というのがルール。とはいえ、子どもたちが帰ってきても、それぞれが家でできることをしているので、次女が帰ってくるまでは仕事と家族の半々。夕食を食べてから寝るまでは家族の時間ですが、それまでは側にいて、顔が見えるということが大切だと思っています」長女の里稔ちゃんが産まれてから、会社に勤めていたというご主人。現在のような、夫婦で子育てをするスタイルになったのは、自然な流れだったのだそう。「会社勤めで安心していたのですが、合わなかったみたいで、長男の理財が生まれてすぐの頃に急に辞めると言われたんです。不安が大きかったですね。今になってやっと、あのときに会社を辞めたから今の働き方になり、家族で過ごす時間を大切にすることに繋がっているんだなと思えます。今は、朝食も夕食も一緒に作って食べる。東京は特に、夫婦ともに忙しく働いている人がほとんどだから、そういうことができるのは珍しいのかなと思います」■飲みに行けないなら、友人を自宅に招くご主人のことを“お母さん”のようだと話すasacoさん。誰よりもご主人が、家族との時間を大切に考えているのだそう。夫婦で一緒に子育てに取り組んできたからこそ、仕事と両立ができ、3人目のお子さんまで考えられたといいます。「子育てをしているとイライラすることもありますが、夫婦で見ているから、どちらかが緩衝材になっている、というのはありますね。私は感情のままに怒ってしまいがちですが、夫の冷静な言葉にハッとしたり、バランスを保つことができている気がします。夫が会社勤めをしている頃は、付き合いで飲みに行くこともあって、お酒が大好きな私は、彼だけが飲みに行くことがストレスになっていました。でも今は、私も子どももみんなが楽しめるように、友だちを家に呼んでみんなでごはんを食べています。そういう機会がたくさんあるから、子どもたちも『今日も誰か来る?』って楽しみにしている。夫はもてなすのが好きだから、そんなときはごはんもほぼ全部作ってくれるんです」モデルの仕事では、お子さんたちと一緒に撮影することも多く、いつも家族一緒。でもときには、一人になりたいときもあるのだとか。「子どもが小さいときはできなかったけれど、次女が3歳すぎて、ようやく夜、友だちとごはんに行けるようになって、すごく嬉しかったです。そういう時間はお互いに作るようにしていますね。この9年間、ずっと母だったけれど、ようやく女性として、違うスイッチを入れていきたいなという気持ちになりました」■限られた時間だからこそ、親ができること弟と妹の面倒を見てくれる、しっかり者の長女・里稔ちゃん、好きなこと(今は相撲に夢中!)に没頭する長男・理財くん、そして家族のアイドルでみんなを笑わせてくれる、次女の翠ちゃん。3人でずっと楽しそうに遊んだり、とても仲良しな兄弟です。「子どもたちは家族が大好き。でも、もうちょっと上の年齢になったら、親や家族より友だちが一番になるから、一緒に出かける機会も減ると思います。子どもが3人もいると、外出するのは結構大変で、ようやく目的地に着いたと思ったらクタクタになりますが、限られた時間だと思うと、そんなイライラも収まります。いま私たちにできることは、いろいろなものを見せてあげたり、経験させてあげることかなと思っているんです」そんなasacoさんが、最近家族で楽しんでいるのが、映画鑑賞。スクリーンを下ろして、プロジェクターで映像を投影し、寝る前のひとときを楽しんでいるのだそう。「テレビを持っていない代わりに、映画を子どもたちに観せたいと思ってはじめました。ディズニー系の映画から、『ローマの休日』のようなクラシックな映画まで。下の2人は寝てしまったりもしますが、長女は結構観ていますね。まだ理解が難しい字幕も、ストーリーを想像してほしいなと思って観せています。丸一本観るのではなく、続きは明日ねって。子どもたちも楽しみにしていますね」■大人がガチッと決めず、子どもの感覚に任せるもうひとつ、asacoさんが「家族みんなが楽しめる」と発見したのが、散歩でした。「長女一人のときは、遊園地などいろいろな場所へ連れて行ったのですが、あまり楽しんでいなかったりして、『こんなに頑張って連れてきたのに』と思うこともありました。もともと、私も夫もあてもなく街歩きをするのが好きで、それに子どもたちを付き合わせるようになったら、みんな楽しくなったんです」「歩いた先にあった公園で遊んだり、用事のついでに街を散策したり。その日の目的地を決めるより、何気ない散歩が休日の過ごし方で一番多いですね。きっと喜ぶだろうと連れて行った場所が、子どもにはあまり響かなかったりもするけど、ただ街を歩いていると、『こんなところに寄りたいの?』と、新しい発見があります。なんでもない段差でずっと遊んでいるのを見ると、こんなにシンプルなことでいいんだと思って。子どもはどんな場所でも遊べるから、子どもが反応したところに寄り添ってあげる。大人がガチッと決めないで、子どもの感覚に任せて過ごしています。兄弟3人で一緒にいるだけで楽しそうだから、そんなに無理をしなくてもいいんですよね」 ■誰かが「無理」をしている空気感はない「うちは子どもに合わせない」と話すasacoさん。インテリアも子どもっぽくなりすぎないようにしているのだそう。「もともとシンプルなインテリアが好きなので、さりげなく子どもらしさを取り入れるのが好きですね。子どものものは『これはここに片付ける』ときっちり決めると片付かないので、決まりを決めず、『子ども部屋に置いてあればいい』くらいのゆるさにしています。」「決めてしまうと、できなかったときにイライラしてしまうんですよね。時間があるときにきちんと片付けますが、基本はざっくり。悩んだ末に、もういいやと諦めました(笑)。子どもたちは勝手に、自分たちで気に入った絵を壁にマスキングテープでどんどん貼っていくのですが、それも面白いです」リビングのすぐ隣が、2人の仕事場になっているご自宅。そこに扉や仕切りはなく、子どもたちが遊びながら、両親の仕事する姿を見ることができます。「パソコンや機材も、リビングの延長上にあります。ここは誰のスペースというものはなくて、オープンですね。使い方さえ正しければ、子どもが触ってもいいということにしています。隠すと余計に気になってしまうものだし、どんな作業をしているのか見せることで、仕事への理解も深まるのかなと思います」「うちはすべてにおいて境界線がないというか、生活の延長線上に仕事もある。誰かが無理をしている空気感は、わが家にはないかな。自然と、家族一緒にいることを楽しんでいます」■環境にやさしいのが決め手食へのこだわりは、ご主人の方が強いと話すasacoさん。出汁は毎日きちんと取る、買い物をするときは成分をチェックする、添加物はできる限り取らないよう、作れるものは一から作る、など、すべてご主人のこだわりから影響を受けていると話します。そんなasacoさん一家が、洗濯洗剤から歯磨き粉まで、愛用しているのが、環境にも配慮した商品づくりをする「サラヤ」の商品。今回は「ヤシノミ・シリーズ」の洗剤や柔軟剤も試してもらいました。「夫は、子どもが生まれる前から環境問題にも関心が高く、ここ最近サラヤの商品を愛用しています。今回『ヤシノミ・シリーズ』を使ってみて、香りがないのがいいなと思いました。子ども3人だと洗濯が本当に大変で、毎日洗濯しているのですが、使う頻度が高いからこそ、洗剤にはこだわりたいですよね。地球にやさしく、結果的に汚れが落ちるというのが自然でいいなと思います。私は、洋服は着ていくうちに味が出ていけばいいなと思っているので、ただただ真っ白になることに固執していません。それよりも、しっかりと汚れが落ちて、地球にやさしい方を選びたいです」また食器用洗剤も、ケータリング業をしているので気になるというasacoさん。「使いやすいし、信頼感のあるサラヤの商品だから、安心して使えるのがいいですね。直接手に触れて洗うものだから、肌にやさしい方が絶対にいいと思います。使っていても変な負担を感じませんでした」 ■家族や夫婦、兄弟でけんかをするのは当たり前ご主人の全面サポートを受けながら、3人の子育てと仕事を両立するasacoさん。一番大切なのは、夫婦で生活や子育ての方向性を共有することだといいます。「なにかひとつ決めるにしても価値観が同じだと、ぶつかり合いがなくて楽ですね。どんな些細なことでも話し合って、けんかも、子どもの前でも隠さないでします。家族が喧嘩することは普通だし、『あ、仲直りしたんだ』とか『この二人、すごく機嫌が悪い』とか、子どもたちが感じて気を使ってくれることもあるくらい(笑)」「長女のときは周りにママ友もいなくて、子育ての正解がわからなかったから、育児書やネットの記事を読んで不安になったり、精神的に辛い時期もありました。3歳までは保育園に入れず、絶対に私が一人で見るとか、こうやって育児をしなきゃと思い込んで、辛くなっていたんですね。そんなときに相談した先輩ママに、「子どもは少しくらい放っておいても、強く育つから大丈夫』と言われて、神経質になりすぎていたかなと目が覚めました。子どもと向き合う時間が長いほど、いい母だと思い込んでいましたが、愛情の物差しはそこじゃない。自分に正直になろうと決めて仕事も再開し、保育園に預けることにしたらほっとしました。考えすぎないのがいいですね」最後に、3人のお子さんのこれからについて伺うと、「先のことは考えすぎない」とasacoさん。「私も夫も、10年後はこうしていたいとか、将来のために今これをしようというのがあまりなくて、その日その日を楽しんで、その先に10年後があればいいよねという考えなんです。」「長女が4年生になり、ついに『お受験』という言葉を耳にすることも増えました。幼少期を田舎で過ごした私は、東京の小学生事情に正直ひるんでいますが、わが家ではまずいま、子どもたちが好きなこと、興味あることを知って、そこを存分に伸ばしてあげたいねと話しています。選択肢を広げるために、いろいろな経験をさせてあげて、その先に、本当に向き合っていきたいことを見つけてくれたらいいなと思っています。勉強ももちろんですが、家族で一緒にごはんを食べたり、他愛のない話をしたり、そんな何気ない時間がより大切だと感じてくれたら嬉しいですね<asacoさん流 “子育ての秘訣” まとめ>1.子どもが帰ってきたとき、夫婦どちらかが家にいる。2.食事は家族揃って食べる。3.外食よりも家でごはん会。4.一人の時間も設ける。5.予定や決まりを決めすぎない。6.無理をしない。7.仕事と家庭に、境界線を作らない。 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社 【やさしいママのひみつ 一覧】
2017年04月18日今回の「やさしいママのひみつ」は、ご自宅で、料理教室「おいしい週末」を主宰する料理研究家、近藤幸子さん。9歳と3歳の2人姉妹のママです。近藤幸子さん娘さん:長女(9歳)、次女(3歳)料理研究家、管理栄養士。宮城県・仙台で料理学校、料理研究家のアシスタントを経て独立。楽しみながら作る料理教室「おいしい週末」を主宰。簡単でシンプル、気の利いた料理作りに定評がある。著書に『重ねて煮るからおいしいレシピ』(主婦と生活社)、『おいしい週末、だれか来る日のごちそう献立』(地球丸)ほか。 近藤さんが2人の子育てを通してたどり着いた、仕事と家庭を両立し、いつも笑顔でいるための秘訣について、お話を伺いました。 人気料理教室「おいしい週末」と子育ての両立まずは近藤さんの平均的な1日のスケジュールを見てみましょう。6:30 : 起床、メールや家事を済ませる7:00 : 長女起床。朝食7:40 : 長女小学校へ。洗濯など8:00 : 次女、夫が起床。朝食9:00 : 次女保育園へ。家事、掃除を終わらせる10:00 : レッスン、撮影など16:00 : 長女帰宅、習い事など18:00 : 次女のお迎え19:00 : 夕食、お風呂22:00 : 就寝(忙しいときは深夜1時まで仕事、もしくは朝4時に起きて仕事)映像クリエイターのご主人は、平日夜はほとんど不在。小学生の娘さんは16時に帰宅するため、そこからは子どもモードになるそう。「自宅で仕事をしているので、合間を見て家事をすることが可能です。仕事で試作したものや撮影の残りものが、夕食になることも多いんですよ」と近藤さん。子どもの頃から、お菓子を作ったり、料理をするのが好きだったという近藤さん。大学に在学中から、地元では有名な料理家のアシスタントについたのだといいます。「東京とは違って料理家さんが少ないので、新聞やテレビなど、幅広い現場を経験できて、楽しかったです。当時は、料理教室は学ぶ場所という印象が強かったので、同世代の人たちを集めて、みんなで作ってワイワイ食べるような楽しいことをしたいなと思いました。それで月に一度、フードイベントのようなことをしていたんです」それが、結婚を機に上京後、現在も続けている料理教室「おいしい週末」のきっかけとなったのだそう。教室に来てくれた生徒さんからの口コミで、取材や撮影の話が来るようになった近藤さんは、料理家としても活躍。料理教室はなかなか予約が取れないほどの人気です。■「母親が教えてあげられること」がすべてではない出産前は月に15回開催していたという教室は、子育て中のいま、月3,4回できればいい方だと話します。「仕事を頑張っていたので、出産後も戻りたいという気持ちがあったのですが、バランスがうまくつかめなくて、頑張りすぎて身体を壊すこともありました」ご主人は忙しく、またそれぞれの実家も遠いうえ介護などで忙しいため、頼ることができなかったという近藤さん。上の娘さんが3歳くらいまでは、精神的にも身体的にもボロボロで、辛かった時期があったのだとか。「自宅仕事なので仕事と子育ての境目が難しく、夫もほぼ家にいないので、子どもとしか触れ合う時間がなかったんです。でも6歳差で次女を授かって。2,3歳差だと荒波のまま次、みたいな大変さがあると思うのですが、6年あると反省して、どうしたらいいかじっくり考える時間があったことがよかったです」考え抜いた結果、子育て家庭に大学生がインターンシップするという形のシッター会社に、お願いすることに決めた近藤さん。約3年半、主に長女の世話を中心に頼んだことがいい影響となり、ようやく仕事と子育てを両立できるようになったと感じているそう。「4ヶ月ごとに新しい大学生が2人ずつ来てくれるのですが、とてもいい関係が築けました。娘に大好きなお姉ちゃんがたくさんいるというのは、財産だと思っています。娘を見てもらっている間に、考え事やきっちり家事をしたり、そういう時間が少しでもあると充実感がありました。もちろんお金はかかることですが、ある程度、誰かに甘えたり託したりすることは、子育てするお母さんには必要だと感じています。また、4ヶ月間終了すると、大学生たちに私たちがどうやって仕事や子育てをしているか、2時間ほど話す日があるのですが、それを毎回しているうちに、夫婦で改めて子育てをどうしたいか、ちゃんと話せるようになったのもよかったです。大学生のためにと思ってやっていたことが、夫婦間のコミュニケーションにも繋がったんですね。第三者の目は大事だと思いました」「母親が教えてあげられることがすべてじゃない」と話す近藤さん。個人店同士のつながりやお祭りがあり、近所の人が子どもたちをかわいがってくれる下町で暮らしていることも、プラスとなり、心の余裕ができるようになったのだそう。■心に栄養を与えると、夫婦間のイライラもなくなるさらに心に余裕を持てるように、近藤さんが意識的に作るようにしているのが、映画を観たり、音楽を聴く時間。「長女のときは我慢しなきゃというか、自分の好きなことを思い出す余裕がなかったんです。もともと映画や音楽が大好きなのですが、そういうものをうまく取り入れないと、心の栄養が枯渇してしまいます」「映画を1本観ようと思うと、なかなか観られないのですが、区切ってもいいんだと気付いて。寝る前に30分、1時間だけ観ています。区切ると、意外と余韻を楽しむこともできるんですよ。夫とは好きなものが似ているので、すすめあったり、子どもや家庭以外の話ができると、イライラすることもなくなりました」 ■リフォーム・家具選び・色使いで、すっきり見せる片付けを上京してからずっと住んでいるというご自宅は、一昨年リフォーム。賃貸ながら10年以上住んだからこそ、理想を形にできたのだといいます。「新しい家を思い通りに描くのではなく、すべてがわかったうえでのリフォームだったので、ストレスの種だった悩みをすべて解決できました」家具職人のご友人に作ってもらったという、アイアンがアクセントになったキッチンの戸棚や食器棚、リビングにある棚は統一感があります。「細々としたカトラリーや豆皿、パントリーを引き出し式の食器棚に集約することができたおかげで、日々のストレスが減りました。わたしは "片付け下手” なので、いかに労力なく片付けられるか、を考えました」また、リビングとつながった子ども部屋も、見通しがよい分、色使いには気をつけているそう。「椅子やピアノ、電気スタンドなど、できる限り赤色を選ぶようにしています。色に統一感がないと、すごく散らかって見えてしまいます」■日々のストレスを減らす、合理的な道具選び近藤さんは、自宅で教室を開催しているからこそ、使うものにはこだわりたいそう。自身のことを“合理主義”だと分析します。「ただ “かわいい” だけで買うことはなく、ある程度ちゃんと使えるかどうかが、自分の判断基準になっています。ひとつで何役も使えるようなものが好きなので、鍋や皿も、仕事の割には持っていない方だと思います」そんな近藤さんが愛用するのは、「クリステル」のステンレス鍋や「フィスラー」の圧力鍋、チタン製の中華鍋。「大きくて重かったり、こまめな手入れが必要なものはストレスになってしまいます。私は、大は小を兼ねないと思っていて、なるべくコンパクトに済ませたいから、まな板や包丁、ヘラも小さいものを使っています。だから、洗ったり片付けするのもラク。作り置きをする目的でなければ、4人家族でも20cmの鍋で間に合っています」「子どもが生まれてから購入した圧力鍋は18cmのもの。野菜を柔らかく煮るのも5分ほどでできるし、スープや蒸したり、毎日のように活躍しています。それから茹でものには中華鍋がおすすめで、ふきこぼれないし、口が広いから麺や青菜も入れやすくて便利です。チタン製は少し高いですが、絶対に錆びることがないし、軽くて熱伝導がよく、すぐ沸くから、一生モノだと思います子どもと向き合おうと思うと、真剣に調理できる時間って20分くらいしかなくて、できることも限られてくる。10分、15分をなんとかして “5分” に短縮したいからこそ、ちょっとした工夫や道具選びが重要で、それがきっと日々を変えてくれると思っています」■日々使うものこそ、納得のいくものをそんな近藤さんに体験していただいたのが、“肌と地球にやさしい” がコンセプトの「ヤシノミシリーズ」の洗剤。「生徒さんも気にするし、教室に置くものはひとつひとつ、納得いくものにしたいなと思っています。じつは長年サラヤさんのハンドソープや除菌スプレーを使用しているので、すでに信頼感もありました。植物性のものは油落ちが気になりますが、『ヤシノミ洗剤』は泡立ちも油落ちも思っていたよりもよくて、肌もカサカサになることが減りました。国産のもので手頃な価格なのもうれしいですね」また、これまでは強い香りが苦手で、柔軟剤は使っていなかったという近藤さん。使ってみた感想は?「いつも洗濯物は、洗面所に除湿機を置いて乾かしているので、臭いがきちんと取れるかどうかが気になって、いろいろな洗剤を試しているところでした。『ヤシノミ洗たく洗剤』でも洗ってみましたが臭いが気にならないので、しっかり洗えていると実感しています。柔軟剤を使ってみたところ、シワのつき方が浅くなり、洗濯がラクになったようです。『ヤシノミ柔軟剤』は、柔軟剤にはめずらしく “無香料” なので、これなら使い続けられますね」 ■前向きに、力を抜く家事子育てをしながら「ていねいな暮らし」は難しい、という近藤さん。ママたちは、もっとていねいさから解放されてもよいのでは? と話します。「できないことを悲しむのではなく、かといって極端な時短や手抜き料理のようなもので済ませたくはなくて。だから、前向きに工夫することができたらいいと思うんです。先日出した本、『重ねて煮るからおいしいレシピ』で紹介したような、鍋に入れてちょっと火にかけるだけでできる、無理をせず、ちょっとおしゃれに、おいしく仕上がる料理を目指しています」「ていねいな暮らしにこだわりすぎず、時間は子どもと穏やかに過ごすことにかけて、どこかほかのところで力を抜いてもいいんじゃないかと思います。自分に向いているかどうかもあって、私は作り置きよりも、さっとできるものの方が向いているようです」子育てで “できないこと” を前向きにとらえ、自分が “ストレスだと感じていることを減らす” ことが、近藤さんがやさしいママでいられる秘訣。子育ては、優先順位をつけられるようになることも大切だと話します。「子どもが生まれるとできなくなることも多いけど、すべてがそうではなくて、子どもがいるからこそできたり、頑張れることもある。慣れてくると、家事も仕事もこなせるところもあるから、こんなにできて私ってすごい! と、自分を褒めてあげることも大切だと思います。一人目のときは、こんな風には全然思えなかったですね。よく2人目を考えている人から相談されるのですが、この育児スキルを活かさない手はないとよく話しています。こんなに苦労して積み上げた育児スキルを、一人だけにとどめるのはもったいないと思います」最後に、さっと作れて子どもと一緒に楽しめる、クッキーのレシピも教えていただきました。■近藤さんちの「オートミールクッキー」の作り方<作りやすい分量>A・オートミール 60g・薄力粉 55g・塩 小さじ 1/4・ベーキングパウダー 小さじ1/4B・ココナッツオイル 大さじ2 (菜種油や太白ごま油など好みのものでも)・牛乳 大さじ2 (豆乳に代用可能)・メープルシロップ 大さじ2<作り方>1、A を合わせ、よく混ぜる。2、B をボウルに入れて混ぜ、1を加え粉っぽさがなくなるまでヘラで混ぜ合わせる。3、天板にオーブンペーパーを敷いて生地を乗せ、濡れた手で 20cm×20cm厚さ3mm ぐらいになるように広げる。4、180度のオーブンで10分ほど焼く。一度オーブンから取り出し、食べやすい大きさに包丁で切る。さらに10分ほど香ばしい色がつくまで焼く。*ゴマやナッツを加えるのもオススメです。<近藤さん流“子育ての秘訣”まとめ>1. 子育ては、ある程度誰かに甘える。2. 前向きに手を抜く3. 片付けやすい空間作り4. 子どものおもちゃは色を統一する5. 時間を有効に使うための道具選び6. 優先順位をつける 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社 【やさしいママのひみつ 一覧】
2017年03月27日料理家、フードスタイリストとして活躍する、“totto(トット)さん”こと、黄川田としえさん。 <前編> に引き続き、子どもも自分も心地よいアイテムと、笑顔でいるための秘訣を教えていただきました。totto (黄川田としえ) さん息子さん:15歳、娘さん:10歳料理家・フードスタイリスト、「tottorante」主宰、食育インストラクター。メディアでのフードスタイリング、レシピ開発、出演などをはじめ、イベント企画・運営、料理講師など多岐にわたり活動中。家族のための1日限定レストラン「こどもレストラン」など、 子どもたちの心と体の成長をサポートし、家族で楽しめるワークショップを各地で開催中。著書に『食×職』(カナリア書房)、『tottoちゃんのかんたんdeco弁』(祥伝社)、『毎日のごはんと心地よい暮らし』(宝島社)HP: Instagram: @tottokikawada ■シミも思い出に。気にせず使えるリネン類黄川田さんの仕事にもプライベートにも欠かせないものは、リネンアイテム。「すぐに乾くし、使い勝手がいい。気軽に洗えるし、それが味になっていくから、服もリネンのものが多いですね。生地を買って洗いざらしたものや、アンティークのレースをテーブルに敷くこともあります。白いリネンは汚れを気にされる方も多いですが、私は子どもの記憶を大切にしたくて、誕生日などの特別な日に使って、これを敷かれた日は特別なんだなとわかるのもいいなと思いますね。 シミも思い出になるから、こぼしたっていいと思います。自分もそうでしたが、大人になったときにふとそんな記憶を思い出して、「懐かしい」と思うことがあると思いますが、そのときに親へ感謝する気持ちになったりするので、そういうことを残したいなと思っています」 「テーブルクロスとしても、ピクニックのときに敷いたり、川に入って濡れたときに体を拭いたり、首に巻いたり。マルチに使えるから、カバンに1枚あると便利ですよね。オリジナルで作ったクロスは、ハンカチより大きいくらいのサイズ。大判だと子どもが引っ張ってしまいますが、真ん中に敷くと食器も映えるし使いやすいですよ」もう一つ、リネンで作ったオリジナルアイテムは、自身がデザインしたエプロン。ポケットや肩紐など部分的な色使いがかわいらしく、ワンピースとしても使えそうなデザインです。「仕事の後、そのまま着て帰ることもあります。娘もお家で料理をするときは、エプロンをつけて手伝ってくれますね」 ■大切にしたい、肌触りの良さお子さんたちの服は、肌触り重視でコットンを選ぶことが多いのだとか。その中でもお気に入りは、娘さんが愛用する、スペインブランド「コンドル」のカラータイツ。 「色が鮮やかで、肌触りがいいので履きやすいよう。2、3歳くらいから履いている、娘のお気に入りです。サイズも幅広くあり、絶妙にいい色合いで選びきれないほど。全部がナチュラルな色合いにするのではなく、タイツで色をプラスするコーディネートが楽しいです。スペインのものはデザインや色がかわいいから、昔から気がついたら選んでいることが多いんです」 肌触りの良さをキープするために、洗濯洗剤は衣類にやさしいものを使いたいと話す黄川田さん。 「『ヤシノミ洗たく用洗剤』は無添加ですが、しっかり落ちる上にやさしい洗い上がりがするのでいいなと思います。 洗剤で無香料のものはあるけど、柔軟剤はなかなかないですよね。子どもたちが大きくなってきたので汗汚れが多く、リネンや白いものは特に汚れが落ちているか気になりますが、しっかり落ちている気がします。環境にもいいと思うと、気持ちよく使えますよね」 ■スキンシップを通して、たっぷり愛情表現この日、娘さんが「読んで」と出してきたのは海外の作家による絵本。旦那さんが古本屋で買い集めた、掘り出しものだそう。ソファにすわって絵本を読んであげる時間が、母娘のコミュニケーションにも役立っています。 「絵も素敵で、私が選ばないものなので、読んでいて面白いです。娘は小学生ですが、まだまだ甘えたい年頃。休みに仕事が入って、一緒に過ごせないようなこともあるので、常に抱きしめて、抱っこして、言葉でしっかり伝えてあげることが大切かなと思っています。小さくてわからなくても、いやだと言われても、泣いちゃっても伝えてあげる。今でも娘のことは抱っこしますが、息子にも頭を撫でたり、肩を叩いてあげたり、できるスキンシップはしたいなと思います。 抱っこしてあげるのも、きっと最後の日があると思うと少し寂しくなりますよね。できるうちに抱っこして、愛情を表現してあげたいですね」■自分の感情だけで動くと、子どものためにならない子どもたちに、言葉と態度できちんと愛情を伝えるのが、黄川田さんが子育てで大切にしていること。そうすることで、気持ちを切り替えて仕事を頑張れるのだそう。そして、家族や友人など、周りの意見に耳を傾けることも大切だといいます。 「子育てするなかで、人からいろいろなこと言われることは多いと思いますが、私はすべて受け入れて、そうなんだなと思うようにしています。意見を聞きつつ、自分はそれをどういう風に進めていくのか、そこで対立して関係を崩すのか、協力して見守ってもらうのかで全然変わります。そのときに自分にも、子どもにも良い方向を選んであげないといけないなと思います。自分の感情だけで動くと、子どものためにならないし、何も成長しないんですよね。一人で抱え込まないようにして、周りの意見をうまく取り入れながら、子どもとともに自分も成長していきたいです」 取材/文:赤木真弓 撮影:タドコロミズホ[PR]サラヤ株式会社
2017年01月11日今回の「やさしいママのひみつ」は、料理家、フードスタイリストとして活躍する、“totto(トット)さん”こと、黄川田としえさん。15歳の男の子、10歳の女の子のママです。totto (黄川田としえ) さん息子さん:15歳、娘さん:10歳料理家・フードスタイリスト、「tottorante」主宰、食育インストラクター。メディアでのフードスタイリング、レシピ開発、出演などをはじめ、イベント企画・運営、料理講師など多岐にわたり活動中。家族のための1日限定レストラン「こどもレストラン」など、 子どもたちの心と体の成長をサポートし、家族で楽しめるワークショップを各地で開催中。著書に『食×職』(カナリア書房)、『tottoちゃんのかんたんdeco弁』(祥伝社)、『毎日のごはんと心地よい暮らし』(宝島社)HP: Instagram: @tottokikawada 黄川田さんが悩みながらもたどり着いた、子どもに優しくなれる子育て術とは? 食まわりの愛用品についても教えていただきました。■“お母さんでいること”が一番の仕事ピンクのテーブルクロスの上に並べられた、カラフルな野菜を中心とした料理。黄川田さんのコーディネートは、ひと目見て「おいししそう!」と思うような色彩の鮮やかさが特徴です。「もともとカラフルなものが好き。ナチュラルな色や素材も好きですが、ちょっとクセがほしいなというときに、ピンクが入るとしっくりくるというか落ち着きます。ピンクを多用するのは自分らしさのひとつだと思います」ヘアメイクからテレビ局のディレクターを経て、そして料理の世界へ入ったという黄川田さん。いまの仕事にはじめたきっかけは、旦那さんだったと話します。「夫はプロのサッカー選手。健康管理のため、いろいろと作っているうちに料理を好きになったし、スポーツの世界があまりにも厳しく、頑張っているので、私も何かやりたいと思ったんです。料理は子どもからご高齢の方まで、世代を問わず必要なもの。ヘアメイクとして入ったテレビ局での仕事で、料理コーナーを任せてもらえるようになり、料理家のアシスタントやフードスタイリストのようなことまで、いろいろなことをやらせてもらいました。そこで学んだことがすごく大きいです。それから、2人目を妊娠中に食育を勉強し、子どもも巻き込んでできる仕事としてワークショップを思いつき、それがいまも続けている「こどもレストラン」の原型になっていますね」自分のやりたいことをしながらも、お母さんであることを一番大事にしたいといいます。「それは母の影響が大きくて、母がしてくれたことをしてあげたいなと思うんです。でも始めた頃は、娘はまだ小さかったから、私が先生として、子どもたちを見ることにやきもちを焼いてしまって。最初の頃は自分の思うようにうまくいかないなと思うことの連続でした」仕事と子育ての両立についての悩みは、お子さんたちの成長とともに解消されていったという黄川田さん。現在、娘さんは料理が大好きな女の子に成長し、家でも戦力になってくれるという頼もしい存在に。「彼女なりにいろいろ思うことはあったと思います。特に教えたわけではなかったけれど、自然と料理の盛り付けもちゃんできるので、私のことを見てくれているんだろうと嬉しく思います」 ■totto料理に欠かせない、こだわりの食材そんな黄川田さんが子育てするなかで、自然と手にするようになったのが環境にも体にも優しい食材。月に1回注文しているというのが、古来種と呼ばれるその土地で代々受け継がれてきた野菜のみを販売する八百屋さん、「warmer warmer(ウォーマーウォーマー)」の古来種野菜です。「おいしくて安全なのはもちろん、昔ながらの野菜のおいしさや形を子どもたちに感じてほしいと思います。『こどもレストラン』でも古来種野菜のことを伝えていきたいと思って、お話を聞かせてもらったのをきっかけに、イベントでもご一緒したりしています。内容はおまかせなので、毎回何が届くのか楽しみ。丁寧に食べ方まで書いてあって、生産者をすごく大切にしているのがわかる。ただ買うのではなく、そういう方から買いたいなと思います。本当においしいし、難しい名前や珍しい色の野菜も多く、勉強になります」 また、ずっと愛用しているというのが子どもでも安心して食べられる、「ゾネントア」のオーガニックカレーパウダー。「辛味成分のカイエンヌペッパーが入っていないので、子どもでも大丈夫。2歳くらいから使っています。カレールーとして使うのはもちろん、チャーハンに風味付けに使うのにおすすめです」■器も洗剤も、子どもにいいものを知ってもらいたい料理を彩る器も、黄川田さんらしいセレクト。「食器もごはんの時間を楽しむアイテムとして使ってほしい」という思いから選んだ和食器は、どこか洋風な佇まいです。「洋食器も好きですが、やはり日本人だから、和食器の良さも小さいときから体感してくれるといいなと思っています。モダンなデザインが好きなので、和食だけではなく、洋食を入れても合いそうなものが多いですね。手前左のブルーのものはヨーロッパな雰囲気ですが、沖縄のやちむん。子どもたちの丼物に使ったり、右側にある益子の作家さんによる湯飲みは、湯飲みとしては大きいのでスープを入れたりします」また、木工製品も欠かせないアイテムなのだそう。「わっぱなど、昔から代々作られている民芸品のような器が好きです。焼き菓子を入れたり、ピクニックに持って行ったり。高価なのでたくさんは買えないけれど、その分大切に使えるかなと思います。よく使う『角田清兵衛商店』さんのヒノキをくりぬいたお弁当箱は香りもよく、デザインも素敵です。子どもたちにも実際に使って、感じとってもらいたいと思っています」日頃から使うもの、そのものの良さを子どもたちに伝えたいと考えている黄川田さん。食器洗いには「ヤシノミ洗剤」を愛用しているのだとか。「仕事柄洗いものをすることが多いのですが、『ヤシノミ洗剤』は植物由来の成分で余計なものが入っていないから、全然手荒れしないので気に入っています。しっかりあらえる上に、洗った後の排水も地球にやさしいだけでなく、植物原料の調達にまで配慮していると知り、改めて使い続けたいなと思いました。」 ■子どもの心配に向き合ってあげられる、精神力をお子さんたちが大きくなった今も、悩みや心配事は尽きないという黄川田さん。「1人目の育児が2人目に確実に役立つかといったらそうでもなく、2人とも全然違うから、比べずにそれぞれの特徴をよく見てあげることが大事かなと思います。理解できないことも多くて、昔は『なんでそうなの?』とよく怒っていました。でも腹を立てるのは自分の基準に当てはめるからで、その子らしさを生かすもダメにするのも “お母さんの存在” は大きいんですよね。向かい合っていくうちに、何も驚かなくなりました。人に迷惑をかけないなど、ルールをしっかり持って、それ以外はその子の良さを見つけて、伸ばしてあげられたらいい。これからは自立に向けての時期なので、どうやって大人になっていくのか、その子の良さを生かした仕事や暮らしをみつけられるように、サポートできたらと思います。心配しすぎず、信頼して、理解してあげる。そして心配がやってきたときに、向き合ってあげられるよう精神力がないと、と思います」そのためには、気持ちに余裕を持ち、リラックスする時間が大切だといいます。「やらなくてはいけないことがあっても、今日はしないと決めて外食をしたり、疲れて余裕のないときは家事の手を抜いて、子どもと一緒に寝てしまう。それだけで全然違いますね。娘と一緒に、バスミルクを入れたお風呂に入って疲れをとったり、花が好きなので、飾ったり買いに行くのも私のリラックス法。花があるだけで癒しになるし、気持ちが良い。忙しくて買いに行けなくなったときは、花を買う余裕を作るようにしています」「忙しいときは頑張って作り置きとかもしないし、限られた時間の中で何ができるかをいつも考えています。全部やろうと思うと自分が大変になってしまう。そうなると子どもに優しくできなくなってしまうから、自分の精神状態はすごく大事。よく、子どもにどうやったらお手伝いをさせられるか聞かれますが、一番大事なのはお母さんのメンタルなので、余裕があるときにやらせてあげてくださいと言うんです。イライラしてやらせてあげられない、そんなときはそれで全然いいし、無理にさせることで自分が辛いと、それこそ子どもによくないですからね」 <後編> では引き続き、愛を持って選んだ愛用品と、子育て術について伺います。 取材/文:赤木真弓 撮影:タドコロミズホ[PR]サラヤ株式会社
2017年01月10日アウトドア料理研究家として、おしゃれで楽しい外ごはんを提案している、高松美里さん。 <前編> に引き続き、愛をこめて選んだ愛用品や、大人も子ども楽しめるアウトドアを通した子育て術を伺います。高松美里さん娘さん:6歳、息子さん:4歳アウトドア料理研究家、フードスタイリスト。ヘアサロントップスタイリストをへて、食の世界へ。アウトドアブランドとコラボした料理企画をはじめ、雑誌、広告のスタイリングなどを数多く手がける。子どもと一緒に楽しむ食育アウトドアクッキングや、ホームパーティーのおもてなしスタイリングなどを発信している、インスタグラム(@misatotakamatsu)も話題。HP: ■お気に入り! 海外のナチュラルアイテム仕事でもプライベートでも、キャンプなどのアウトドアをすることが多いという高松さん。普段から料理系のアイテムに限らず、ナチュラルなものが好きなのだそう。「歯磨き粉も洗剤と同様に、環境に流すことが気になります。海外のオーガニックのものは、パッケージもいいし、香りもいろいろなものがあったりするので、海外旅行に行ったときにスーパーでよく買います。海外ではオーガニックや環境にやさしいもののコーナーが充実しているので、お土産であげたり、もらうことも多いです」「布ならリネンの質感が好み。キャンプ先でテーブルはあるのですが、汚れていたりプラスチックだったりすることが多いので、ナチュラルな素材の布を持っていきます。一枚敷くだけで、自分の好きな雰囲気にすることができますよ。特に『フォグリネンワーク』のリネンのテーブルクロスは、ほとんどの色柄を持っているくらい好き。じゃぶじゃぶ洗って、ノーアイロンで使います。人が来たときもテーブルにクロスをしておけば、後片付けでテーブルを拭かなくてもいいし、汚れても洗えばいいので楽です。ベーシックなものなので買い足せるし、気負わず使えるところがいいですね」 ■体にも環境にもいいものが、もの選びの指針お子さんたちの身につける肌着は、必ずコットンのものを選んでいるのだとか。「機能素材の下着といい香りのする海外の柔軟剤を使っていたら、子どもたちが体をかくようになったんです。皮膚科に連れて行ったら、直接触れる肌着はコットンに変えて、柔軟剤も一度やめてみたらと勧められて。すべてコットンのものに変えたら、症状がよくなってきたんです。柔軟剤はそれ以来使っていなかったのですが、今回『ヤシノミ柔軟剤』を使ってみて、無香料で肌触りが良いので、これからも使いたいなと思いました。子どもにも安心して使える、やさしい柔軟剤があるのはうれしいですね。存在を知らなかったら、今も柔軟剤は使っていなかったと思います」「私は香りが好きですが、それはフレグランスなどで楽しめばいいこと。清潔で肌にも衣類にもやさしいことが一番です。昔からあるという信頼感もありますし、お手軽価格で無理なく継続ができそう。『ヤシノミ柔軟剤』の存在を知らなかったら、今でも柔軟剤は使っていなかったと思います」「洗たく回数はまだまだ多いので、洗剤は肌や環境にはもちろん、繊維にやさしいものを選びたい。『ヤシノミ洗たく用洗剤』は、そんな条件を満たしてくれるし、昔からあるという信頼感もあります。お手軽価格なので、無理なく継続ができそうです」「ヤシノミ洗剤」の売上の1%は、原料の生産地であるマレーシア・ボルネオ島の環境保全活動のため、寄付されています。そのことを知った高松さんは、このシリーズをこれからも使いたいと、改めて思ったそう。「アウトドアを通して、やはり環境には興味を持つようになりました。家にいると、私一人が環境に気をつけたところで何か変わるのかなと思ってしまいますが、自然の中にいると、一人一人の毎日の小さな積み重ねが大事なんだと実感します。寄付されたお金によって、アブラヤシ農園のために分断された森を繋いだり、動物を救出したりと、具体的に活動が報告されているので、自分でもできることがあるとわかるのは、やる気に繋がります。私も子どもたちも動物が大好き。子どもたちには自然に触れ合うことで、環境が今どうなっているのか現状も知ってもらいたいなと思います」 ■都会も自然も、さまざまな場所での経験が人間力に高松さんが子育てで一番心がけていることは、ためこまないこと。そのためには、普段のお出かけから週末のキャンプや旅行まで、親も必ず楽しむことが鉄則。子どもだけが楽しめる場所は選ばないことが、高松さんがいつも笑顔のママでいる秘訣です。「週末のアウトドアだけでなく、平日も大人が見て楽しむお店と公園が一緒になっているような施設に出かけて、子どもと一緒に楽しんでいます。子どもも意外と、おしゃれなカフェや素敵なお店を見たいと言うんです(笑)。美術館や科学館、都会の最先端のものも見せつつ、夏休みなどには海外で砂漠をドライブしたり、実家の田舎に行って野菜を収穫したり。普段生活している都会もすごく好きだけど、旅行などでできる限り、自然にも触れさせたいなと思っています。将来好きなことをやってほしいから、今はいっぱい刺激して、しっかり土台を作ってあげたいです」いろいろな場所に出かけるなかでも、キャンプは子どもたちの教育にも特別役立っているといいます。「普段のキャンプのおかげで、子どもたちはどこでも寝られるし、何でもよく食べます。体も丈夫になってきた気がします。アウトドアは余計なものがないので、焚き火を囲んで話したりしながら、家族でコミュニケーションが図れるのもいいところ。料理も炭火でじっくり焼くだけで、大したことをしなくても絶対においしくできるから、料理が楽しくておいしいということが、シンプルに伝わると思います。自分が関わって料理を仕込んだり、並べると、子どもたちもよく食べるんですよね。料理も片付けも、次に何をするかに自然と目がいくし、みんなが関わっているから、一人の責任にはならない。自然の中で料理をすること自体がエンターテインメントだから、老若男女をこえて楽しめます。そういうことができるのが、アウトドアの魅力ですね。自然だけで何もないので、落ちているもので何かをしてみようと、自由な発想が生まれるのも利点。細かな教育ももちろん大事ですが、アイデアを持っていると人間性が豊かになると思うので、この経験が、人間としての基礎作りになっていくといいな、と思います」 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社
2016年12月06日やさしいママのヒミツ、第5回目はアウトドア料理研究家の高松美里さん。6歳の女の子、4歳の男の子、2人のママです。高松美里さん娘さん:6歳、息子さん:4歳アウトドア料理研究家、フードスタイリスト。ヘアサロントップスタイリストをへて、食の世界へ。アウトドアブランドとコラボした料理企画をはじめ、雑誌、広告のスタイリングなどを数多く手がける。子どもと一緒に楽しむ食育アウトドアクッキングや、ホームパーティーのおもてなしスタイリングなどを発信している、インスタグラム(@misatotakamatsu)も話題。HP: 高松さんの実践する、アウトドアを通した子育て術や、子どもたちにも環境にもやさしいアイテムとは? <前編>では、家でも外でも愛用しているという、調理アイテムをご紹介します。■長く使えて、おしゃれなアウトドアアイテムの魅力もともと美容師の高松さんは、妊娠、出産を機に、好きだったインテリアや料理、アウトドアなどの趣味を生かして、アウトドア料理研究家やフードスタイリストとして活躍しています。高松さんが暮らすのは、都会のど真ん中にある、おしゃれなマンション。一見すると、“アウトドア”からイメージする暮らしと正反対のように見えます。「サバイバルな感じではなく、あくまでもおしゃれに、気軽に、都会の人でも楽しめるアウトドアを提案したいと思っているので、私自身それを実践しています」子どもの頃から、家族でスポーツやキャンプを楽しんできたという高松さん。仕事と子育てで忙しい今も、休日に外に出かけることが一番のリラックス法だといいます。そんな高松さんが愛用する料理関係のアイテムは、やはりアウトドアグッズ。「キャンプがきっかけで買いはじめましたが、アウトドアのアイテムはすごく使い勝手の良いものが多く、長く使えるし、防災にも役立ちます。無駄な買い物にならない気がするし、おしゃれなものも多いのでどんどん増えていきました。今では、家のものとアウトドア用を分けず、両方で使っています」■家でも大活躍なアウトドアアイテム4選そのひとつが「LODGE」の鉄鍋。おいしくできるので、家でも使うようになったのだとか。「鉄鍋は熱伝導率が高く、保温性がいいんです。特にお肉は、表面はパリッと、中はジューシーに焼けるので、本当においしい。ホームパーティーでも、お肉と野菜を詰めておいて、友だちが来たらオーブンに入れるだけで、とても簡単にできるので重宝しています。お手入れは慣れれば楽しいもの。外で使って放っておくと錆びるので、きれいに洗ったあと、オリーブオイルを塗るとピカピカに戻ります。内側は、普段は天然竹を使ったササラで洗うのみ。汚れがひどいときや外側には、洗剤を少量使って洗います」ガラスのジャグやホーローの食器も、高松さんには欠かせないアイテム。「キャンプでは水場が遠かったりするので、このジャグに入れて使います。ホーローは直火OKで割れないし、おしゃれでカラーも豊富。買いそろえやすいし、汚れもウエットティッシュなどでさっと拭けば落ちるのも楽です。外でのお料理がおしゃれで楽しいものになりますね」 アウトドアアイテム以外の愛用品では、見た目もおしゃれなウッドボード。コーディネートもしやすいので、家でもキャンプでも大活躍だそう。「小さなものから特大サイズまで、たくさん持っています。朝は基本和食ですが、ときどきミニサンドイッチを並べて、ピックを刺したりすると、子どもたちも喜んでたくさん食べてくれます。真ん中に大きいウッドボードを置いて、取り皿だけ置くスタイルは、洗い物も少なくて楽。置いているだけで雰囲気が出るし、まな板としても使えて便利です」鉄鍋と同様に、お手入れが必要な土鍋もフル活用。お手入れがてら、毎朝使っています。「炊飯器がないので、毎朝3合炊いています。飯ごうに慣れているからか、早くて簡単に感じますね。手入れもそんなに大変ではありません。とにかくおいしいので、炊飯器には戻れないです。炊きたてのごはんの匂いで、子どもたちが起きてくるくらいです(笑)」■自然の中で使うものには、環境に配慮した「ヤシノミ洗剤」調理器具は、育てる感覚で長く使えるものが好きという高松さん。お手入れに使うものは、必ず環境に配慮したものを使いたいといいます。「キャンプ場では、科学的な洗剤の使用が禁止されているところがほとんど。外では、自分の流したものが実際に目に見えるので、泡が全然消えないで流れていくのを見ると、科学的なものを使う気にはなれないです。水もできるだけ使わず、拭くだけのことも多いですが、洗剤を使うときも匂いが強いものだと残ってしまう気がするので、できるだけ自然素材のものを使いたいなと思っています」そんな高松さんが、ずっと使い続けたいというのが「ヤシノミ洗剤」です。「これを使うようになって、子どもが洗いものをすごくしてくれるようになりました。ポンプ式なので出しすぎることがないのもいいですね。少し使っただけで、手にやさしいこと実感しました。ナチュラル系の洗剤は、洗浄力が気になりますが、サクッと汚れが落ちるのもうれしい。キッチンは匂いが混じると嫌なので、香りがないほうがいいですが、無香料というところもいいですね」 ■お手伝いも遊びのひとつに高松さんのアウトドア料理、スタイリングのコツはカラフルにすること。「グリーンや茶色などの、自然の色と調和するように、トマトの赤や葉っぱの緑、パプリカの黄色を足して、パッと華やかな気持ちになれるように考えています。子どもたちもトッピングが好きで、ピザなどに自由にトッピングしたり、何も言わずとも、花を摘んできてテーブルの上に飾ったり、松ぼっくりを置いたりしてコーディネートしてくれて、自然と美的センスも磨かれている気がします」自然が一番の先生だと話す高松さん。2人のお子さんも、あえてお願いすることもなく、お手伝いをするのが大好きになったそう。「キャンプだけでなく、家でもお手伝いしてくれます。外だと散らかってもイライラしないし、遊び感覚でやらせているうちに、家でも料理や配膳、食器を洗ってくれたりするようになりました。キャンプは非日常が楽しいので、わざわざ遊び道具を持っていかなくても、自然の中から遊ぶものを見つけて楽しんでいますね。テントを張るのも、今は順番をわかってきているのでアシストしてくれます。アウトドアでは何が危険なのか、知ることも大切。“火が熱い”ということも、野菜や肉を串に刺して、火の上の方に入れると温度が高いからすぐに焦げる、という風に実際に経験するとよくわかるし、それ自体がお手伝いすることにもつながっています」2つ違いの娘さんと息子さんは、ずっと2人で遊んでいるほど仲良し。キャンプなどを通して、協力し合う大切さを実感しているのかもしれません。「2人でずっと遊んでいてくれるので、お出かけがすごく楽ですね。お手伝いも競い合って、遊び感覚でするので楽しいようです。子育てでイライラしないコツは、家事も含めて、全部楽しいと伝えること。本人に任せると時間はかかるけど、最初はできなくてもいいという気持ちで、遊びのひとつにしてやらせて、私は別の作業をします。子どもたちが毎朝卵を割ってくれますが、だんだん上手になってくるし、任せてしまうとしっかりやってくれるようになったので、助かります」 <後編> でも引き続き、愛用品やアウトドアを通して学ぶ、高松さん流子育て術について伺います。 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社
2016年12月05日「やさしいママのひみつ」特別編は、グラフィックデザイナーで、ウーマンエキサイトのママ読者モデル「ママリーダーズ」のメンバーでもある、望月麻子さん。5歳と2歳、二人の女の子のママです。望月麻子さん娘さん:ふうかちゃん(5歳)、ゆいりちゃん(2歳)グラフィックデザイナーとして会社に勤務する傍ら、ママのコミュニティサイト「foundMUM」を運営。親子で楽しめるイベントやワークショップなどを開催している。HP: 仕事柄、ものづくりが得意な望月さん。笑顔のママでいるための方法は? そのヒミツに迫ります。■親子のコミュニケーションに欠かせない、手づくりの時間ご主人共々、グラフィックデザイナーである望月さん。家の中には、仕事やプライベートで作った作品がいっぱい。「仕事では、プロダクトも紙もウェブのデザインや、イラストを描くこともあります。夫婦2人どちらかが、週に1回は子どもと一緒に描いたり作ったりしますね。子どもたちは特に粘土が大好き。つい熱中してしまうから、土日の時間があるときにじっくり遊ぶようにしています」樹脂粘土を使った作品は、きちんと固まり、飾っておけるのが魅力だそう。また、捨てられずに溜まってしまう子どもたちの絵は、コラージュしてファイリングするのが、夫婦の楽しみな時間だといいます。「子どもたちとの遊びのアイデアは、基本的に私がやりたいことです(笑)。小さいときに、父と一緒に新聞紙を粘土代わりにして花瓶を作ったり、絵を描きに行ったりした、楽しい記憶があって、子どもと一緒にやりたいなとずっと思い描いていました。そういうことが今の仕事にもつながっているのかもしれませんね」今や自分のお子さんだけにとどまらず、親子イベントの企画やワークショップを開催するほど、活動的な望月さん。子どもたちはもちろん、自分自身も楽しめるものづくりは、望月さんにとって、子どもたちとコミュニケーションをとる上でも欠かせないこと。それが笑顔でいる秘訣だと言います。「普段は18時頃まで保育園なので、できる限り一緒の時間を作りたいなと思っています。仕事で作っているものが完成すると、子どもたちが「こんなのできたんだ!」と喜んでくれるので、私もうれしい。そういった、ものが形になる楽しさを伝えていきたいですね」画材がたくさんある望月家。絵の具をたっぷり使って、粘土を色付けして、手が汚れてしまった後は、きちんと手洗いするのもいつもの光景です。 ■みんなの健康が、笑顔の秘訣! 家庭内感染をしっかり防止そんな望月さんは、「できる限り、食事は大人数でにぎやかに」という思いから、実両親と二世帯で一緒に暮らしています。だからこそ、手洗いは徹底したいのだとか。「一度、上の子が流行性ウイルスにかかったとき、おじいちゃん以外全員が感染してしまったんです。子どものウイルスは大人がかかると体力的にきついし、私も仕事が休めないので、それ以来、徹底的に手洗いをするようにしています。身近だから、一人一人が身体に気をつけないといけないですね」そんな望月さんが愛用しているのが、「サラヤ」のハンドラボシリーズ。まずは、帰宅後すぐ、家の中にバイ菌やウイルスを持ち込まないため、玄関で「手指消毒スプレーVH」をシュッ。そのあと、「ハンドラボ 薬用泡ハンドソープ」で隅々まで洗い、再度「手指消毒スプレーVH」または「手指消毒ハンドジェルVS」を使って、ダブル除菌を心がけています。最後に、タオルは家族一人一人専用のものを使って家庭内の感染もしっかり防止しているのだそう。 ■家族総倒れを防ぐため、子どもたちも気軽に予防「これからの季節は特に、さまざまなウイルスが心配。保育園で流行って、娘のどちらかがかかると、必ずもう一人に移ってしまいます。きちんと効果があり、信頼できるものを使いたいので、幅広いウイルスや細菌を除去できる、プロ仕様の、サラヤのハンドラボシリーズを選びました。ほかのハンドソープに比べて、泡がきめ細やかで、さっと洗い流せるから、洗い残しがないところもいいなと思います。さらにスプレーやジェルを使えば、子どもたちも気軽に手指の洗浄、消毒ができるので、安心感があります。消毒・除菌スプレーやジェルはピリピリとした刺激を感じるものもありますが、保湿成分が配合されているので小さな子どもの手肌にもやさしいです。家族全員で安心して使えるのがうれしいですね」いつも笑顔のママでいるためには、家族もママ自身も元気でいることが必要。しっかり感染対策ができる「サラヤ」のハンドラボシリーズなら、この冬、忙しく働くママの心強い味方になってくれるはずです。取材/文:赤木真弓 撮影:タドコロミズホ[PR]サラヤ株式会社 【やさしいママのひみつ 一覧】
2016年11月24日子どもたちが森林の大切さなどを学べるイベント「森のママまつり」がATC大阪で開催されました。会場には、木製遊具を体験できるブースなどが出展するほか、リメイク服販売などママたちによるママのためのブース、企業の出展ブースなども加え、約50ブースが勢揃い。それぞれに賑わいを見せていました。気になる機能がたくさん。三菱電機の冷蔵庫は働くママにうれしい&食材にやさしい!たくさんあるブースの中で、ママやパパ達にも注目が高かったのが三菱電機のブース。こちらには、2016年8月に新発売の冷蔵庫をディスプレイしつつ、メインステージでは導入された新機能を生かしてのデモンステーレーションも行うなど、働くママ(パパにも!?)にうれしい冷蔵庫の特長をプロモーションしてくれていました。さて、この三菱冷蔵庫WXシリーズ、どんな特長があるかというと…。まずは、大容量なのにコンパクト。幅80センチのタイプで700Lをはじめ、幅68.5センチで600Lなど、サイズと容量が自慢。高さ、幅を抑えながら大容量を実現し、限られたキッチンスペースにも置けてしまえるサイズなのです。さらに、働くママにうれしい機能が、「氷点下ストッカーD」。従来の冷蔵室にあるチルドルームとは別に設けられたこの特別なお部屋は、約-3℃~0℃なのに食材を凍らせないで保存できるというから驚き! 氷点下なのに凍らせないという独自の技術で実現しているのだそう。約3日~1週間、食材が生のまま長持ちするので、肉や魚を取り出してすぐ調理に取りかかれるのが便利です。「もう少し長く保存しておきたい!」という食材は、「切れちゃう瞬冷凍」が大活躍。この冷凍室は、その名の通り、取り出した食材が解凍なしで「切れちゃう」のです!「切れちゃう瞬冷凍」したひき肉やブロック肉は、冷凍なのに使いたい分だけサクッと切れてびっくり! パックの中で重なった切り身の魚なども、食べる分だけパリッと剥がせるし、ホワイトソースやカレーを冷凍しても使う分だけすくえるのでパパッと時短クッキングができるだけでなく、冷凍に不向きなジャガイモも食感そのままに冷凍できるので、取り除く手間も省けます。そして、極めつけが冷蔵庫のいちばん下の部分に鎮座する「朝どれ野菜室」。なんとこの野菜室、業界初の3色LEDを搭載。赤、緑、青色に光るライトで、野菜が光合成する性質を効果的に活用しているのです!収穫したてのようにみずみずしさが長持ちするだけでなく、LEDの光を浴びて、ビタミンCが増えたり、糖量が高くなるなど、栄養素もアップ! 朝どれ野菜室に保存しておくだけで、野菜の栄養素がアップしてしまうなんて、ほんとうに驚きです。彩り鮮やかなフレッシュ野菜は、最後まで無駄なく使いきれそうです。さらに仕切りによる密封構造で野菜の鮮度も長持ち。そして省エネなので、電気代もお財布に優しい。働くママにいいこと尽くしの冷蔵庫は、食材を無駄にしないエコで家事が助かる機能充実で、かなり魅力的でした。また、メインステージでは「切れちゃう瞬冷凍」したひき肉を「切っちゃう!」デモンストレーションが実演され、多くのママが真剣に聞いていました。さらに「切れちゃう瞬冷凍」で作ったあずきアイスの試食コーナーは、アイスのなめらかな口触りに子どもも大喜びでした!三菱冷蔵庫: エントランス前の「Natural Backyard」では、兵庫県篠山市でオーダー家具や木製のおもちゃを販売するショップが、端材を使ったおもちゃづくりのワークショップを開催。さまざまな形の端材を子ども達の自由な発想で組み合わせて、世界にひとつだけのおもちゃを親子で制作。かなづち、のこぎりなどの使い方もスタッフが丁寧に指導してくれるので安心。また、会場の中央あたりでひときわ賑わっていたのが、「NPO法人木育フォーラム」のブース。大阪の材木屋さん数社がタッグを組んで、立ち上げたNPO法人では、「こども達に木にふれあってほしい」そんな思いを形にしたブースには、木のすべり台や直径2、4メートルの木枠に手のひらサイズに丸くカットした木製たまごを約6000個入れた「木のたまごプール」を設置。子ども達は、すべり台を滑ったり、プールにダイブしたり…、身体ごとで木のぬくもりを感じているようでした。自然を感じる地球にやさしいイベントは、ママも子ども達も大満足。次回の開催も楽しみです。チルドリン「ママまつり」開催スケジュール: [PR]三菱電機
2016年11月21日雑誌や書籍などで幅広く活躍する、イラストレーターのよしいちひろさん。 <前編> に続いて、<後編>では息子さんの食生活のために選んだ、とっておきのアイテムをご紹介します。よしいちひろさん息子さん(2歳)1979年兵庫県生まれ。ガーリーでロマンティックな世界観が人気のイラストレーター。書籍や広告など、幅広いジャンルで活躍している。著書に 『思いを伝える! かわいいイラストBOOK』 (PIEBOOKS)。夫、2歳の長男、愛犬と都内の一軒家に暮らす。ホームページ ■おしゃれなインテリアに調和する、キッチン周りのアイテムよしいさんのダイニングキッチンに並ぶ、お子さんのアイテムも、一見すると子どものものに見えないほど、見事に調和しています。離乳食を始めた頃から使っているという、「高橋工芸」の木製のテーブルウェアもそのひとつ。「軽くて、手触りも木の風合いも良く、一度割れてしまいましたが、また買い足しました。まだ落としたりするので、陶器も割れにくそうなものを選んで使っています。プレートは大人のケーキ皿に使っても、ちょうどいいサイズ。少しずつ大人と同じものを使うようにしていきたいです。あひるの絵が描かれたコップは、友人からの内祝い。とても気に入っています」お気に入りの食器を洗う洗剤にも、やはりこだわりたいもの。よしいさんは食器用洗剤をずっと探していたなかで、「ヤシノミ洗剤」が気になっていたそう。「イラストの仕事をする前にパン屋で働いていたのですが、そのお店でずっと使っていたので馴染みがあります。これまでたまたま手に入りやすかったという理由で、別のものを使っていましたが、今回久しぶりに使ってみて、安心して使えるし、しっかり洗えるので、改めていいなと思いました」■安全で、バランスの良い食事作り子どもの食事作りにもこだわりたいというよしいさん。材料はできる限り、何が入っているかわかるものを使うようにしているのだとか。「調味料は特に、何が入っているのか知るのが難しいですが、うちは徳島に住む叔母が、農協の婦人会で手作りしているめんつゆや柚子酢、焼肉のタレを毎年送ってくれるので、すごくありがたいです。めんつゆは煮物に、柚子酢はサラダなどに、レモン汁の代わりとして使っているので、すぐになくなってしまいます」「便秘気味の息子のため、毎日作るようにしているお味噌汁も、いい出汁パックを使ったら簡単に美味しくできるので、市販のものを利用しています。最近はいいものが手に入りやすくなったなと思います」よしいさんのキッチンで活躍しているのは、「フィスラー」の圧力鍋と「ブラウン」のハンドブレンダー。以前から使っていたものですが、お子さんの食事作りに特に使うようになったそう。「圧力鍋は3分で炊いて、蒸らしに15分ほど。すぐに炊けるし、食感がもっちりとしておいしいです。またスープや、筑前煮などの煮物を作ったり、肉も圧力鍋を使うと柔らかくなって、子どもでも食べやすくなります。緑の野菜をあまり食べたがらないので、小松菜や青梗菜にバナナ、ぶどうなど、果物を二種類くらいと牛乳を混ぜてグリーンスムージーにすると、ごくごく飲んでくれます。ブレンダーならミキサーに比べると、洗う手間が少ないので楽ですね」 ■ひとりの人間として接する最後に、子育てで気をつけていることを伺うと、「できるだけダメだと言わないこと」と、よしいさん。仕事や子育ての大変さを感じさせず、やさしいママでいられるのは、そんなお子さんに対する心がけからくるのかもしれません。「できるだけ自分がやりたいことを通せる人になってほしいので、何かに集中しているときは、邪魔しないようにしたいと思っています。私の母が、『ダメと言わずに育てましょう』という育児書を読んで実践していたそうで、そのことに感謝しているので、私もそうしてあげたいなと思います。なかなか理想通りにはできませんが、例えば水道やシャンプーなどを出し続けて遊ぶときは、その分おもちゃを買ったと思えばいい、と思い直すように心がけています」「すぐ感情的になって怒ってしまいますが、そんなときは上から押さえつけず、できるだけ素直に自分の思いを話すようにしています。『もう今日はお母さんしたくない』と、ストライキしてそのままベッドで寝たり(笑)そういうのはいいお母さんではありませんが、子どものために思ってすることが結局ストレスになって、冷たい態度を取ってしまうより、お互いにちゃんと感情を出せるような関係になりたいと思います。良くも悪くも1対1と思ってしまいますが、ひとりの人間として接して、尊重したいなと思っています」取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社
2016年11月17日「やさしいママのひみつ」第4回目は、イラストレーターのよしいちひろさん。2歳になったばかりの男の子のママです。よしいちひろさん息子さん(2歳)1979年兵庫県生まれ。ガーリーでロマンティックな世界観が人気のイラストレーター。書籍や広告など、幅広いジャンルで活躍している。著書に 『思いを伝える! かわいいイラストBOOK』 (PIEBOOKS)。夫、2歳の長男、愛犬と都内の一軒家に暮らす。HP: よしいさんが心がけている子育てや、息子さんのために選んだアイテムとは?<前編>では、よしいさんのもの選びを中心に、お話を伺いました。■気持ちの良く過ごすための、もの選び淡い色彩、軽やかなタッチのイラストはもちろん、おしゃれなファッションやライフスタイルで、多くのファンを持つよしいさん。昨年の春、豊かな緑に囲まれた街に引っ越し、陽がたっぷり入る明るい一軒家に親子3人と、愛犬・おいもと暮らしています。部屋にあるものは、どれもよしいさんの絵から飛び出してきたような空気感をまとった、素敵なものばかり。これらは、国内外、中古新品問わず、よしいさんが探してきたものだといいます。「子どもとおいもが気持ち良く過ごせる家にしたくて、工務店の方に相談しながら決めました。日当たりがいいし、漆喰の真っ白な壁なので、自然と気持ちが明るくなります。私のイラストは、実際にあるものを参考に描いているので、いつもかわいいものを探しています。海外の作家さんのウェブサイトまで幅広く見て、いいなと思ったらつい買ってしまいます」出産前に、行きつけの古道具店でひと目惚れして買ったという、ビンテージの犬の4輪車もそのひとつ。「前輪と後輪が違う動きをするのが珍しいなと思って。ようやく最近、足でこいで遊ぶようになりました」「子どものものってすぐに大きくなるから、古いものでも、かわいくて状態が良ければ、あまり気にせず使っています。近くのリサイクルショップにもよく行きますね」■出産してから、気になるようになった「肌触り」と「におい」よしいさんのファッションは、古着などのアイテムをミックスした上級者の着こなしですが、お子さんの服は、色合いや肌触りの良さで選ぶことが多いそう。「派手な色ではなく、赤でも朱色や、黄色っぽい青色のニュアンスカラーが好きです。子ども服で自分が好きだと思うブランドは、こだわって作られていることが多いので、自然と肌触りにこだわっていたり、オーガニックコットンを使っているものが集まりました」「ユニセックスのデザインが好きなので、探すときは男の子の服より、女の子の服から探すと、かわいい服が見つかることが多いです。子どもは暑がりだから、去年はニットをあまり着なかったけど、今年は着られるかなと期待しているんです」もの選びはこれまで、見た目だけにこだわっていたというよしいさん。日々使うものは、だんだん選び方が変わってきたといいます。「子どもってはっきりしていて、ごはんも大人は雰囲気で食べますが、子どもは美味しくないと食べません。だから雰囲気だけではなく、実直なもの、きちんと効果があるものを選ぶようになった気がします」そうして食べるもの、身に付けるものは、できるだけシンプルな原料や材料で作られたものにこだわるようになったというよしいさんですが、洗剤選びには悩んでいたそう。「出産してから、特ににおいが気になるようになりました。洗いたては気にならなくても、汚れがきちんと取れていなかったのか、引き出しに入れていると気になって、なんとかしたいと思っていたんです」「柔軟剤も使っていなかったので、ものによってはごわごわしていて、それも好きだったのですが、子ども服はふっくらしていた方がいいなと思って。ヤシノミ洗濯洗剤なら洗浄力が高いので、においが気にならず、柔軟剤も無香料なのでいいなと思いました」「無香料だから虫除けで自分の好きな香りを入れるのもいいし、犬にも安心。子どもがいると洗濯回数も多いから、手頃なのもありがたいです。これからも使いたいですね」肌触りにこだわったコットンやニットの子ども服も、ふっくらとした仕上がり、ますます気持ちのよい着心地に。 ■子どもと一緒に、楽しめることを探すイラストレーターとして、忙しく過ごすよしいさん。毎日6時に起き、食事や洗濯などの家事をこなして、8時に夫と息子さんを送り出します。夕方5時まで仕事に集中し、その後息子さんと一緒にたっぷり1時間、おいものお散歩に。その時間がとても大切なのだといいます。「日中は保育ママさんに預けていますが、帰ってきたら子どもとの時間。ごはんを作ったり、子どもとできないことはいない間に済ませて、犬の散歩や洗濯物をたたむなど、できることは一緒にします」「子どもも散歩に行くのがわかっていて、きちんと犬のペースに合わせるし、いい運動になるのかこの1年でとても丈夫になりました。ごはんが作れないほど忙しいときは、外食をしたり、お弁当やレトルト食品を買ったり、手抜きをすることも。イライラするのが一番良くないと思っているので、自分が気持ちのいいようにというのは意識しています」無理をせず、子どもと一緒に楽しめることを探して、時間をうまく使うことが、よしいさんの子育て。ママの側にずっといたい歳頃の息子さんは、よしいさんが仕事場で絵を描く横で、紙をチョキチョキ。早くもママの影響を受けているようです。「七夕飾りを作ったのをきっかけに、ここ最近、自分でできるようになりました。刃先が丸いので、子どもが使っても危なくないし、子どもが大好きなぶどうがモチーフなのも、ちょうどよかったです」もうひとつ、よしいさんらしいのがマスキングテープを使ったデコレーション。寝室やリビング、階段のほかに、床にもプラスしたそう。「以前、雑誌の企画でマスキングテープを使ったデコレーションをしたのですが、新たに子どものために道路を作ってみました。子どもも喜んで車を走らせています。飽きたらはがせるし、『道を足して』と言われたら簡単に足せるのもいいですよね」すぐに真似ができそうなマスキングテープ使いのアイデアは、よしいさんならでは。 <後編> では、引き続き、よしいさんのこだわりアイテムや子育てで心がけていることをご紹介します。 取材/文:赤木真弓 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社
2016年11月16日「やさしいママのひみつ」第3回目は、ココナッツオイルを世に広めた、「ブラウンシュガーファースト」の代表取締役であり、5歳の女の子のママである、荻野みどりさん。荻野みどりさん娘さん(5歳)2011年娘さんの出産を機に、食の大切さに目覚める。「わが子に食べさせたいかどうか?」を基準に、食材を厳選した菓子店としてスタート。オーガニックの食品やプロダクトを製造、販売する「BROWN SUGAR 1ST.(ブラウンシュガーファースト)」を創業する。著書に『ココナッツオイル生活をはじめよう』(講談社)、『今すぐ使いたい! ココナッツオイル』(小学館)、『子どもから大人まで ココナッツオイルのヘルシーおやつ』(講談社)。HP: 忙しい荻野さんが子育てで大切にしていること、子どものために愛をこめて選んだアイテムとは? <前編>では、「やさしいママでいるための秘訣」を教えていただきます。■ママ目線で選んだ、おいしくて安心なおやつココナッツオイルブームの火付け役となり、今年には東京・神宮前に初の路面店「BROWN SUGAR 1ST.」もオープンするなど、忙しく過ごす荻野さん。「ブラウンシュガーファーストを起業したのは、娘が4ヶ月のとき。母乳で育てていたのですが、ある日娘が湿疹や便秘となり、食べるものに気をつけなければいけないと実感しました。同時に、震災直後だったので、東京でどういうものを食べさせて育てていこうかと考えるきっかけとなったんです。そこで私が企画して、お菓子教室をしている母にレシピを考えてもらい、地元福岡のママのチームにお菓子を作ってもらって、青山のマーケットで販売をしたのがスタートでした」バターに代わる代用品として提案する、ココナッツオイルを始め、ママの目線で厳選した、子どもに食べさせたい素材からお菓子まで幅広いアイテムを製造、販売しています。その中で、朝食やおやつにぴったりと荻野さんが選んだのが、「有機アップルソース」。「子どもたちを取り巻くおやつ環境ってすごくジャンクで、私も絶対食べさせないわけではありませんが、すべてがそれではよくないなと思うんです。本当は手作りできるといいけれど、忙しいなかで手作りするのは難しい。そこで、子どものためにと開発したのがこれです。原材料はりんごだけ。手軽にたっぷりフルーツが取れるし、りんごは食物繊維やカリウムが豊富だから、朝食に食べると出す(排泄する)力にもなるんです」食べることを何よりも大切にしている荻野さん。使う食器にもこだわりがあるのだと言います。「スパイス教室をやっている叔母が好きだった影響で、実家でも使っていたスペインの『タラベラ』の食器を愛用しています。食は楽しいが一番。手描きの絵付けで、元気な色が使われているから、楽しい気持ちになります。忙しく、手の込んだものを彩り豊かに作るのは難しいので、お皿で楽しく! ただサラダやパスタを盛るだけでもおいしそうに見えるし、絵柄が料理の邪魔をしないんです」 ■野菜も洗える、安心安全の「ヤシノミ洗剤」そんな荻野さんが、家族代々使っている器を洗うのは、昔から「ヤシノミ洗剤」だったそう。「小さい頃から実家で使っていましたが、以前よりも洗浄力がアップした気がします。ポンプ式が使いやすく、置いていてかわいいデザインなのもいいですね。ナチュラルにこだわると海外のものが多くなりますが、高いので継続が難しい。毎日使うものだから、お手頃な価格なところも嬉しいポイントです。そして何より嬉しいのが、野菜を洗えること。100%有機の野菜だけ買えるわけではないので、野菜洗いはしたいですが、『ヤシノミ洗剤』なら安心して使えますね」■子どもと一緒に過ごす時間を、目一杯楽しみたいとても仲が良く、笑顔が絶えない荻野さんと娘さん。荻野さんの子育てのモットーは「完璧にしすぎないこと」。それがやさしいママでいる秘訣だといいます。「ちょっと散らかっていてもいいし、食べるものもすべてゼロから作らなくてもいい。うまく手抜きをして、できた時間を子どもと過ごすのが私の子育てです。手抜きできるところはする、でもその手抜きのためのアイテムにはこだわりたいです。テレビがないのもひとつ。ただでさえ一緒にいる時間が短いのに、テレビをつけたら会話がなくなってしまうので、あえて置いていないんです。ずっと一緒にいられない分、一緒にいる間にたくさんいちゃいちゃして、話をするように心がけています」「思い通りにいかないときも、子どもをコントロールしようとしたらダメだと思います。子どもって注意力は散漫だけど、それはいろいろなものに興味があるということ。言ったことができないのは“まだその時期じゃない”と思うようにしています。まだ今はイライラしてこちらの都合を押し付けたり、“あなたはできない”と教えこむのではなく、待って、きちんと見る。一緒にいられる時間が少ないから、怒りたくないんですよね。仕事をしている時間に十分に好きなことをしているので、自分の時間を取れない不満はないです。ただ娘と一緒にいられる時間が楽しくて、大切にしたいと思っています」 <後編>では、荻野さんが子どものために選んだ “こだわりのアイテム” をさらにご紹介します。 取材/文:赤木真弓 撮影:根田拓也[PR]サラヤ株式会社
2016年10月24日ライフオーガナイザーとして、心地のいい空間作りを提案する、宇高有香さん。<前編>に続き、ママも子どもたちも笑顔でいるために考えた、収納のアイデアと厳選アイテムをご紹介します。宇高有香(うだかゆか)さん 娘さん:有咲(ありさ)ちゃん(5歳)、息子さん:通吾(とおご)くん(7歳)2013年にライフオーガナイザー1級を取得し、その後はフリーランスで活動中。お家からパワーをもらえるような空間作りを目指す「ウチカラ」主宰。著書に 『子どもと暮らす ラクに片づく部屋づくり』 (辰巳出版)。ブログ 「丘の上の家」 も人気。HP: ■将来的な使い方を考えた、もの選び宇高さんの家には、無駄なものが一切ないような気がします。それは、今必要なものでも、将来的な使い方を考えて選んでいるから。例えば、娘さんの絵本入れは、市販の収納ボックスに板とキャスターを付けたもの。「小さな子どもにとって、本は重いから、立てていても倒れてしまうことが多いですよね。でも、このボックスなら子どもでも片づけやすいです。うちにはスペースがあまりないので、これにはこれ、と専用のものは設けずに、成長に合わせて用途を変えられるものを選んでいます。これはハンガーラックの下にもちょうど入るサイズなので、大きくなって使わなくなったら、リュックなどを入れようと思っています」また、お絵描き用のデスクにもぴったりの、シェーカーキッズチェアは、息子さんがワークショップで作ったのだそう。「テープの色も自分で選んで、編んで作りました。自分で頑張って作ると、子どもも大切に使いますよね。大人が座ってもしっかりしているので、子どもの高さに合わなくなったら、かばんの一時置きとして長く使っていきたいなと思っています」■子どもに任せて、口出しはしない宇高さんのお子さんたちが自分でできることは、まだまだあります。有咲ちゃんはなんと2歳になる前から、保育園から帰宅してすぐに、リュックから汚れものを出してランドリーバッグに入れ、かごから翌日に必要なものを出して準備をしているのだとか。「一番簡単な“投げ込むだけ”の方法で、“子どもが自分でできる=ママが楽になる” 仕組みを考えました。玄関から入ってすぐの場所に、見た目がおしゃれな収納用品を置いて使っているので、生活感も感じなくてすみます。息子もハンカチやティッシュ、靴下をここから準備して出かけています」自分でできたことには、口を出さないのが、宇高さんのやさしさ。そのために、自由に使っていいスペースを決めることも。子ども部屋の前の壁には、マスキングテープで額縁のように枠を作り、子どもたちそれぞれが思うように飾っていいスペースにしています。「お絵描きした絵をすぐに捨てるのは嫌だけど、全部残していてはたまる一方。何をどんな風に飾るかは、子ども任せ。テープがはみ出ていても、貼り方がぐちゃぐちゃでも一切口出ししません。こういうスペースを作ると、ほかのところには貼らないし、本人たちの気持ちも優先できます。シールだと跡になってしまってストレスになりますが、マスキングテープならきれいにはがせるし、簡単にちぎって貼れて、見た目もかわいいんです」 ■お手伝いする子どもの肌にも優しい「ヤシノミ洗剤」料理は手作りにこだわる宇高さんが、3日に1回は作っているというのが、グラノーラ。大人の朝ごはんと、子どもたちのおやつとして、欠かせないものだそう。「とても簡単に作れるので、最近では、計測以外は娘に任せて作ってもらっています。今日作ったのは、オーツ麦、アーモンド、レーズンのシンプルなもの。毎朝のパンも作りますが、母の影響かもしれません。日々忙しいので、いつも手作りというわけにはいきませんが、将来子どもたちが“母の定番の味”と思ってくれたらいいなと思っています」お手伝いを積極的にしてくれるという、宇高家の子どもたち。だから、洗剤にもこだわりたかったという宇高さん。選んだのは「ヤシノミ洗剤」でした。「最近料理を始めるようになった主人は、洗浄力の強い洗剤が好きなんですが、洗う機会が断然多い私の肌が荒れてしまうのが悩みでした。だからきちんと落ちて、肌にもやさしい『ヤシノミ洗剤』は我が家にぴったり。子どもも肌が弱いので、これなら安心して使えます。無着色で、デザインがかわいいところもお気に入りです」■親が子に与える影響を考えて「親が片づけとどう関わるかによって、子どもも片づけについての意識が変わる」という宇高さん。親がさっと片づけてしまえば早いし楽ですが、子どもに任せる勇気が大切なのだといいます。「働いていて片づけができていないままだと、何かを子どもにさせるのは時間がかかるから、昔の私なら自分で全部やっていたと思うんですよね。それで結果的に自分だけが家事をして、イライラしていたと思います。だから時間がかかったとしても、子どもが自分でできるような環境にしておいてよかったと思います。その子の性格にもよりますが、小さな子どもでも片づけはできるものですよ」取材/文:赤木真弓 撮影:タドコロミズホ[PR]サラヤ株式会社 【やさしいママのひみつ 一覧】
2016年09月28日「やさしいママのひみつ」第2回目は、ライフオーガナイザーの宇高有香さん。5歳の女の子と、7歳の男の子、2人のママです。宇高有香さん娘さん:有咲(ありさ)ちゃん(5歳)、息子さん:通吾(とおご)くん(7歳)2013年にライフオーガナイザー1級を取得し、その後はフリーランスで活動中。お家からパワーをもらえるような空間作りを目指す「ウチカラ」主宰。著書に 『子どもと暮らす ラクに片づく部屋づくり』 (辰巳出版)。ブログ 「丘の上の家」 も人気。HP: 宇高さんが考える、いつも笑顔のママでいるための方法、愛を込めて選んだわが子のための厳選アイテムとは? <前編>では、宇高さんの「やさしさのヒミツ」に迫ります。■「片づけ」を通した、いい親子関係すっきりと片づいたお部屋。まだ散らかし盛りの年頃のお子さんが、2人いるお宅にはとても思えないほど、宇高さんのご自宅は気持ちのよい空気が流れています。「小さな頃からインテリアや建築に興味がありましたが、実は片づけが大の苦手でした。この家を建てる際、その苦手な片づけを克服しようとして、ライフオーガナイザーによるコンサルティングを受けたことが、この仕事に就くきっかけになったんです」個人宅の片づけのサポートや、片づけについての講座を開催するライフオーガナイザーとして、忙しく過ごす宇高さん。ライフオーガナイザーの考え方は、「人の意見を尊重する」というのが前提。自分の性格や片づけのタイプを見直し、そこで生活する家族のことを考えた上で、どういう暮らしが自分たちらしいのか考えていくのだそう。その集大成とも言える宇高さんのご自宅には、選び抜かれたこだわりのアイテムがいっぱいです。■子どもも、自分のことは自分で宇高さん宅の子ども部屋には、同じハンガーがきれいに並んだ、ハンガーラックがあります。左側には有咲(ありさ)ちゃんの服、右側には通吾(とおご)くんの服、とTシャツなどのトップスもすべてかかっています。「洗濯をして乾いたら、ハンガーのままラックにかけるんです。このハンガーは、襟を大きく開かなくても干すことができて滑りがいいので、子どもも自分で取りやすいんです。すべての服が見えるので、子どもたちは自分で着たい服を選びます。私は服について何も言わないし、手伝わないですね」見えていると存在を忘れることもなく、すべての服を稼働することができるといいます。通吾くんは7歳にして、Tシャツを色別に分け、毎日違うコーディネート楽しんでいるのだそう。「すべての服が一目瞭然なので、『あの服どこ?』と聞かれなくなって、忙しい朝も、気持ちに余裕ができました。子ども部屋は2人でずっと使っていくので、基本的に“ものは少なく”を心がけていて、服はここにかかる分だけ。おばあちゃんが服を買ってくれるので、私はできるだけ買わないように。いただきものも捨てられなくなるので、もらった時点で厳選するようにしています」そんな子どもたちのお気に入りの服を洗う洗剤には、特に洗浄力にこだわりたいと話す宇高さん。「家族みんな同じ洗剤を使いますし、保育園に通う娘は特に、砂遊びをするので汚れものが多いんです。洗剤もこだわって使っているつもりでしたが、柔軟剤はパッケージの見た目で選んだりしていて、使い心地で、これというものには出合えていなかったのかもしれません。今回ヤシノミ洗濯洗剤を使ってみて、安心な処方がされているのに、汚れ落ちも十分感じられるし、洗い上がりがさっぱりする感じがして、すごく気持ちがよかったです」 ■心の余裕を作るための収納宇高さんの平日は、朝8時に子どもたちを見送り、夕方6時までは仕事。洗濯などの家事は、夜にまとめてしているそう。片づけと食事の準備は、子どもたちの仕事。「なんでも自分でできるように」が宇高さん流です。「忙しいときに、いちいち呼ばれるとイライラしてしまいます。できるだけ子どもが自分でできるようにすると、私の心に余裕ができるんです。私も笑顔でいたいから、子どもが自分でできるような収納の仕組みを作って、自分も楽にしているんです。それに子どもができることが増えると、みんなが楽しく過ごせると思います」家事を一人で抱え込まず、みんなで分担することで、心の余裕をつくることが、宇高さんが笑顔でいられる秘訣。「仕事でも、依頼してくださる方の8割以上がワーキングマザー。忙しいから片づかなくて、イライラしてしまうという方が多いんです。収納の仕組みが整うと、気持ちが良いというのもありますが、時短にもなり、子どもが自分でできるようにもなる。インテリア好きの方の多くがこだわりたいから、ママ目線で考えてしまって、子どもの意見をないがしろにしがち。すべてを尊重するのは難しいから、自分のなかで優先順位をつけるといいですね。デザイン重視のときもあれば、使い勝手が重視のことも、子どもの意見が最優先のときもある。全部が大人、全部が子どもではなく、妥協点がわかった上で選ぶと、納得のいくものを選べて失敗もなくなりますよ」<後編>では、宇高さんが、子どもたちと家族のために、ひとつひとつ納得して選んだアイテムと、収納ルールをさらにご紹介します。 取材/文:赤木真弓 撮影:タドコロミズホ[PR]サラヤ株式会社 【やさしいママのひみつ 一覧】
2016年09月27日エディターであり古書店&ギャラリーを営みながら、1歳半の男の子を育てている赤木真弓さん。 <前編>赤木さんの「やさしさのヒミツ」 に続いて<後編>では、息子の温くんのために愛をこめて選んだという、こだわりの「子育てアイテム」をご紹介します。赤木真弓さん / 息子さん:温(おん)くん(1歳半)ライター、編集者。横浜のショップ「greenpoint books & things」店主。旅好きユニット「auk(オーク)」としても、雑誌の記事や本作りを行っている。著書に『ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事』(誠文堂新光社)、共著に『ブルックリン・ネイバーフッド』、『オランダ・ショート・トリップ』(ともにスペースシャワーネットワーク)ほか。 やさしいママのモノ選び:手づくりや、素朴で安心素材のおもちゃを選ぶ赤木さん夫婦のお部屋にいると、なぜかついついリラックスしてしまいます。足場板を使ったフローリング、ヴィンテージの家具、蚤の市で見つけた置物など、ひとつひとつに二人の“好き”が感じられるからでしょうか。「新品より、味のあるものが好きなんです。アーティストの友人が作った手作りのモノや絵画など、ここにあるのは趣味で選んだものばかり。子どもができてからは、おもちゃも増えましたが、やっぱり手作りのものを与えて、その感覚を伝えたいと思うんです」赤木さんが子どものために作ったというお手玉は、あずきを布で包んだオリジナルのもの。手にした時の感触も、心地よいおもちゃです。「木の積み木は友人からの贈り物。minä perhonenのデザインで、色使いが気に入っています。積み木は子どもの脳の刺激にもよいと言われていますが、ナチュラルな素材ややさしい色彩の感触は、子どもの五感にもよい刺激になるのではと思います。いつか、子どもがもう少し大きくなったら、一緒に美術館にいって、いい刺激をたくさん吸収して欲しいんです」 やさしいママのモノ選び:「せいろとホーローバット」でつくるシンプルなおやつとごはん温くんのご飯は、野菜中心のヘルシーごはん。「せいろを使って、ごはんも野菜も全部蒸して作ります。おかゆもすべて一緒に作れるので、せいろは重宝しています。蒸した野菜は軽く塩をふってオリーブオイルをかけるだけ」 野菜好きの温くんは、お皿一杯の野菜も、ぱくぱく平らげてしまいます。お菓子も、できる限り手作りにしたいと心がけているそう。「最近、よく作るのはホーローバットを使った簡単デザート。バターを使わずに作るホーローバットのショートブレッドなどは、子どもも大好きです。味付けはきび糖と塩だけのシンプルなものですが、全粒粉を使っているので噛みごたえもあります。他にプリン、アイスなど、ホーローバットで簡単に作れるんです」赤木さんが食べ物にこだわるには理由があります。「子どもの健康を考えたら、やっぱりカラダにやさしい食べ物を手作りするのが一番。味覚は子どものうちに育つといいます。工夫次第で簡単に作れますから、仕事しながらでも手作りご飯にはこだわっています」 やさしいママのモノ選び:使うほど好きになる、自然派の「ヤシノミ洗剤」シリーズお子さんの五感を大切にしたり、肌にやさしい自然素材を選んだりと、「やさしさ」にこだわってモノ選びをしている赤木さんに、“人と地球にやさしい” 「ヤシノミ洗剤」シリーズ3点を体験してもらいました。「今まで、自然派洗剤ってあまりきれいに落ちないんじゃないかと心配していましたが、ヤシノミ洗剤は泡立ちがよく、食器もきれいに洗浄できますね。片手でワンプッシュで使えるのも、使いやすいです。キッチンに置いても絵になるボトルデザイン。コレだったら継続して使いたいなと思いますね」子どもたちの集う本屋さんを夢見て「子どもと一緒に過ごすことで、仕事の価値観も変わってきました」という赤木さん。これまでは自分の好みで、本も、雑貨も選んできたけれど、子どもができてからは、「子どもに喜んでもらえるもの」というものの見方をするようになったそう。「子どもがもう少し大きくなったら、私のお店、greenpoint books & thingsも変わっていくと思います。近所の人たちが集う商店街にある本屋ですから、いつか子どもたちが学校帰りに『ただいま』『遊びに来たよ』と立ち寄ってお店にくるようになったら、嬉しいですね。子どものうちにいろんな本を見て、刺激を受けて、視野を広げてくれるようになって欲しいと願っています」取材/文:東ミチヨ 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社 【やさしいママのひみつ 一覧】
2016年08月30日「やさしいママのヒミツ」第一回目は、エディターであり古書店&ギャラリーを営みながら、1歳半の男の子を育てている赤木真弓さんです。赤木真弓さん / 息子さん:温(おん)くん(1歳半)ライター、編集者。横浜のショップ「greenpoint books & things」店主。旅好きユニット「auk(オーク)」としても、雑誌の記事や本作りを行っている。著書に『ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事』(誠文堂新光社)、共著に『ブルックリン・ネイバーフッド』、『オランダ・ショート・トリップ』(ともにスペースシャワーネットワーク)ほか。 悩みながらもたどり着いた自分らしい子育て、愛を込めて選んだわが子のための厳選アイテムとは? <前編>では、赤木さんの「やさしさのヒミツ」に迫ります。■「絵本」がつなぐ、ママと子どもの大切な時間ひだまりで、ほっこり。子どもと一緒に絵本を読みながら過ごす赤木さん。使い古されたテーブルや、木の温もりがやさしい家具、雑貨など、まるで外国のカフェみたいな和み空間は、書店オーナーの赤木さんならでは。「子どもの頃から本が好きでした。いつか自分の店を持ちたいと思っていましたが、ご縁があり、今は横浜の商店街でギャラリーを併設した書店を営んでいます」昔ながらのお店が今も立ち並ぶ商店街、山元町商店街で、国内外の古書と雑貨を扱うお店「greenpoint books & things」を経営する赤木さん。パリの古本屋さんみたいなお店の感性は、お家のインテリアやキッチンにも生かされています。■おやすみ前の「絵本遊び」で、仕事の疲れも癒される「子どもが生まれる前から、絵本が好きだったんです。絵本ならではの独特の色彩感覚や、シンプルな物語は、眺めているだけでも楽しいですよね。でも子どもが生まれてからは、『どんな本だったら喜んでくれるかな?』と選ぶ基準が変わりました。息子は、気に入った本があると、自分から『ママ、読んで』と言わんばかりにカゴから絵本を持ってきてリクエストするんです。まだ文字は読めない年齢ですが、そのときどきに好きな本があるみたいで」うちの猫、どれ? の問いに大はしゃぎしながら、絵本の猫を指さす1歳半の温(おん)くん。猫の絵本はお気に入りのひとつです。「お風呂上がりの、お休み前のちょっとした時間が絵本タイムなんですが、それは息子とコミュニケーションを楽しむ大切な時間。仕事の疲れも癒されます」そんな温くんとの大切な時間に寄り添うのが、やさしい肌触りのベビー服やタオル。「子どもの洋服やタオルに限らず、家族のお洗濯にはできるだけ肌にやさしい洗剤を使いたいと思っていたんです。だから、植物性で余計なものが入っていないヤシノミの洗濯用洗剤と柔軟剤は、発売された時から気になっていました。洗濯用洗剤は、一般的な洗剤となんら遜色ない洗浄力で不満はありませんし、特に気にいったのは柔軟剤です」「ヤシノミ柔軟剤でふっくら仕上げたベビー服やタオルは、無香料でナチュラルな感触が心地よく感じられます。うちには息子のほかに猫もいますので、香料のない柔軟剤をずっと探していたんです。今までの柔軟剤は、香りが強いものばかりで、子どもの洗濯には使えませんでしたから。これは余計な添加物が入っていないので、子どもの肌に触れても安心ですね。子どもにも動物にもやさしい点が、気に入っています」 ■自分の時間を作ると、子どもにやさしくなれる仕事をしながら子育てする赤木さんにとって、温くんと一緒に過ごす時間は、大切な時間。朝8時半に保育園に送り出したあと、9時から4時まで家事、仕事をこなし、夜の5時から8時半までは子どもの時間。一緒にご飯をたべたり、お風呂に入ったり、遊んだり。「以前は子育てに一生懸命になって、子どもとずっと一緒に過ごしていましたが、保育園に預けるようになってから、私自身、変わりました。いくらかわいい子どもとはいえ、ずっと一緒にいると、イライラしたり、疲れたりってありますよね。でも少し離れることで、愛おしい存在に思えて、少々のわがままも受け入れてあげようという心の余裕が生まれました。だっこしたり、愛情を注げるのも今のうちですしね」自分の時間をつくることで、子どもにもやさしくなれる。それが赤木さん流のやさしいママの秘密。「仕事をしたり、映画を見たり、友人とお茶したり。そういう何気ない自分の時間が、心の余裕となって、子育ても変わるということに気づきました」 ■「本」から学ぶ、 “都合のいい” 子育てそんな心の余裕を学んだのも、本から。「いくつもの育児本を読みましたが、本が言ってることはそれぞれ。だから自分にとって都合の良さそうなものだけを選んで、参考にしました」赤木さんが最近よく読んでいる本は、次の4冊。『子どもはみんな問題児』(新潮社)ぐりとぐらの作者、中川李枝子さんの書いた本。「そうか、子どもってみんなこうなんだ!」とおおらかな気持ちになれる本です。『毎日続くお母さん仕事』(後藤由紀子著/SBクリエイティブ)「静岡県・沼津市で雑貨店『hal』を営む、後藤さん流の家事や子育て術。まだ仕事と子育ての両立が上手くいかない私にとって、無理せず、頑張りすぎないという姿勢がとても参考になります。小学6年生まで抱っこして、愛情を注いでいたというエピソードは、私も真似したいと思います」ほかにも『チョッちゃんはもうじき100歳』(黒柳朝、黒柳徹子 著 / 主婦と生活社)、『子どもと一緒にスローに暮らすおかあさんの本』(藤田ゆみ 著 / アノニマスタジオ)などもおススメだそう。子育てに決まりはなく十人十色、自分らしいやり方を試行錯誤しながら楽しむ心の余裕があれば、働くママもいきいき暮らせそうですね。<後編>では、赤木さんが温くんのために愛をこめて選んだ「子育てアイテム」をご紹介します。 ※今回ご紹介した書籍・ 『ねこ ねこ こねこ』 ・ 『こねこのぴっち』 ・ 『ねこが いっぱい』 ・ 『子どもはみんな問題児』 ・ 『毎日続くお母さん仕事』 ・ 『チョッちゃんはもうじき100歳』 ・ 『子どもと一緒にスローに暮らすおかあさんの本』 取材/文:東ミチヨ 撮影:林ひろし[PR]サラヤ株式会社 【やさしいママのひみつ 一覧】
2016年08月29日公務員は色々あるけれど、自衛隊や警察官のような危険な職業ではなく、普通の安定した「公務員」がいいな…そんな理想を抱いている女子に、彼らの攻略法をお伝えしてみたいと思います。彼らはとっても攻略しやすい可愛い男子たち。男の心理を理解して、上手にせまってみてくださいね!タイプ1)市区役所の職員系これらのタイプは「草食系男子」に分類されることが多いです。イメージ通りですね。彼らが今の職業を選んだ理由は、やはり「安定」など地道な面ですが、ちょっと裏を返すと「自分に自信が持てないタイプ」が多いのをご存知ですか?「自分には一般企業での競争社会は勝ち抜けない」こんな思いを抱いた男子が多数います。どうしても人と競い合うことを得意としないから、そういった面の少ない市区役所を選んでいる、といっても過言ではない部分が。こんな草食系で大きい勝負に出たくないタイプは、あまりガツガツと攻めても逃げられてしまうだけ。どこをどうやって突いていけばいいでしょう?それは、「認めてあげる、ただひたすらに」です。彼らはどこか自分に自信がなく、公務員で事務職ならなんとかやっていけるのではないか、といった学校のクラスで言えばあまり目立たなかったタイプ。野望もそれほどありません。ただ、淡々と日々暮らせれば幸せ、そして自分の趣味や優しい奥さんと子どもに囲まれて暮らしたい、そんな保守的な男子です。どう攻略する?一言で言うなら、知りあって仲良くなれそうなら、「市役所(区役所)で真面目にお勤めしててすごい」とか、「私には出来ない」とか、彼のあんまり高くないプライドを刺激してあげましょう。「やっぱり真面目な人がいちばん好き」とか、「コツコツお仕事できるタイプって尊敬する」なんて呟いてあげれば、彼らは嬉しくて仕方がありません。 自分を認めてもらえるって誰でも嬉しいものです。タイプ2)学校の先生系こちらは落とすのに何のテクも要らないと言っていいほど、ハードルの低い公務員です。学校という閉鎖的な社会で黙々と子ども相手に毎日同じような生活を繰り返している彼らは、刺激に弱い部分があります。あなたと出会ったことすら、彼らには強すぎる刺激です!そんな「先生」たち、どう攻略して落としましょうか?頭はいいが社会性に欠けるここを突いていきます。まず、頭がいい!という部分で彼ら学校系公務員のプライドを刺激。いいですか、男はプライドで生きています。プライドを刺激されて喜ばない男はいません。先生たちは自分の頭脳にいちばんプライドを持っていますので、例えば社会の先生なら「歴史教えて」理科の先生なら「理数系って尊敬しちゃう」など、思いつくままに「褒め爆弾」を落としていきましょう。人間とは自分を認めてくれる人に対して好意を抱くもの。その心理を大いに活用しましょう。くれぐれも、社会性に欠ける部分を指摘したりしないように。 学校という閉鎖的な場所に何年もいれば、どうしても一般企業男子よりのんびりしてしまいます。そんな彼らに通常の常識を求めても得ることは出来ません。優しい目で見てあげて、彼が常識から外れたことを言いだしても、その場で「それは違うよ、普通はね…!」などと言わず、「ふーん、学校の先生っぽい意見で新鮮!」などと言い方を変えて話をつないであげることです。まとめ公務員その他系男子は、一言で言うなら「大人しいタイプ」と心得るべし。派手な女子より、お互いまったり出来るコか、または憧れ的に「華やかなコ」がお好き。その辺はあなたの彼をじっくり観察して、あなた自身をカスタマイズ。最後の落としとして、ずばりと言っていいでしょう。「あなたの真面目で誠実なところが好きなの」99%、落ちます。
2016年07月25日こんにちは!子肉です。週末ですが、肉男は出張中。今日も暑いし…ひまだなぁ~~。なんだか、肉男がいないとお家が広く見えるなぁ~~。あ、肉男、パソコンつけっぱなしにしてる…!!消しておいてあげよう。肉男、ふだん、パソコンでどんなもの見てるんだろっ~。いけないってわかってるんだけど、覗きたくなるよねー!いや、やめよ。ここに幸せはないよ。ふつーにシャットダウンしよ…。…っと思ったけど、検索の履歴だけ見ちゃお。いやらしい検索してたりして…。なーんだ。昨日より前の履歴消してるし!!!でも、なんで履歴削除してるんだろう?気になってきた!ぐふふ…メールとかさ!見知らぬ女の子からのメールが来てるとかさ!肉男にも、そういうことあるのかな!?だめだよね?そんな勝手に見るなんて最低だよね??見ちゃだめ見ちゃだめーーー!!!アレ!マウス ガ 、カッテニ ウゴクー!ありゃ、仕事のメールしか来てない…笑なーんだっ。なんか、ホッとした。…けど、なんだろう。なんか腑に落ちない。本当は、なんかあるでしょう!?怪しげな動画とかさ、なんかあるでしょう!?あ!ひみつのフォルダ!!!来た!! これ! こういうの!!パスワード…肉男の誕生日かな?あ、違った。西暦?電話番号?めんどうだから、1234?違った…。うーん、なんだろう。あ、あれかも!わたしたちの記念日!当たったー!!!!!肉男かわいいぃぃぃぃ☆ファイルをクリック…っと。あれ、画面黒くなった。なになに~~♪記念日パスワードにしてて、ここに、やばいやつあったらウケる~~。あはは。お!!!あ、去年行った熱海旅行のスライドショーだ…な、なんだろうこの複雑な気持ち…。肉男に対する罪悪感…。そして、これを読んでくれたひとに特にオチのない話をしてしまった…罪悪感。やはり、人のパソコン見ても良いことはひとつもないってことはわかった!うん。あー。今日は、暑いひまだ。早く肉男帰ってこーい。
2016年07月02日食の発酵について知るイベント「発酵のひみつのひみつ」が2月5日から22日まで、東京・神楽坂のラカグ(la kagu)で開催される。1999年に創刊し、年3回刊行されるカルチャー誌『スペクテイター(Spectator)』の最新号『特集:発酵のひみつ』の出版を記念して開催同イベントでは、発酵に関する本を集めたブックフェアや発酵食品の展示、トークイベントなど盛り沢山なコンテンツが企画されている。ブックフェアでは、『スペクテイター』最新号からバックナンバー約15タイトルのセレクトや、「発酵を楽しむ」をテーマにした本や絵本、『スペクテイター』編集発行人の青野利光による「人生を手づくりするための参考書」がテーマの選書企画などが行われる。また、展示コーナーでは発酵の過程を観察することができる発酵食品を紹介。2月17日には、『スペクテイター』発行人・編集長の青野利光を聞き手に、同誌最新号にも登場する鎌倉のパン屋、パラダイス・アレイ・ブレッド・アンド・カンパニーの創業者でありパン職人の勝見淳平が、発酵についての理解を深めるためのトークイベントも開催される(税込1,500円/先着50名まで)。なお、トークイベント当日は試食ができる他、ブレッドのおみやげももらうことができる。【イベント情報】「発酵のひみつのひみつ」会場:la kagu住所:東京都新宿区矢来町67会期:2月5日~22日
2016年02月05日モスフードサービスは10月20日、「やさしい豆乳スイーツ レアチーズ風」「やさしい豆乳スイーツ ショコラ」(各税込380円)を全国の「モスバーガー」店舗にて発売する。販売は2016年3月下旬まで。同店では3月より、原材料に小麦粉・乳・卵・白砂糖を使用していないモスオリジナルスイーツ「やさしい豆乳スイーツ」シリーズを販売している。米粉や豆乳などを使用し、甘みにはオリゴ糖を含む甜菜糖(てんさいとう)をメインに取り入れている。「やさしい豆乳スイーツ レアチーズ風」は、乳製品であるチーズを使用せずにレアチーズタルトのような風味と食感に仕上げたスイーツ。米粉やアーモンドプードル(アーモンドの粉)などで作ったクランブル(砕いたクッキー)を底に敷き詰め、その上に2種類の豆乳ムースを2層に重ね、豆乳クリーム、ブルーベリー、ピスタチオをトッピングした。豆乳ムースには、豆乳に乳酸菌を用いてチーズのような風味とコクをだしたとする豆乳クリームを使用。さらにレモン果汁を加え、レアチーズ風に仕立てているという。中心部には甜菜糖を使用した果肉感のあるブルーベリーコンフィチュール(ジャム)を入れた。「やさしい豆乳スイーツ ショコラ」は、米粉やアーモンドプードルを使ったココアのスポンジケーキに豆乳のチョコムース、チョコのグラサージュ(表面につやを出すためのコーティングのこと)を重ね、豆乳クリーム、ラズベリー、赤スグリ、ピスタチオをトッピングした。豆乳のチョコムースは、クリーミーさとチョコの豊かな風味が楽しめるという。さらにアクセントとして、ラズベリーの甘酸っぱさが加わった味わいとのこと。なお同期間には、「やさしい豆乳スイーツ」のいずれか1品とスリランカの紅茶「ルフナティー」を組み合わせた「ルフナティーセット」(税込580円)も販売する。ルフナティーは、スリランカにあるルフナという標高が低い地域で作られた紅茶で、甘い香りと深みのある味わい、キレのある渋味が特徴とのこと。本格的な茶葉の香りや味が楽しめるように、ストレートで提供する。※一部、取り扱いのない店舗あり
2015年09月12日●プレイヤーキャラ「イカ」にこめられたデザイン面の"ひみつ"任天堂のWii Uソフト「Splatoon(スプラトゥーン)」。発売から1カ月ほどで世界累計販売本数が100万本を突破するなど、非常に勢いのあるスタートを切った同社の新規タイトルは、「マリオ」「ゼルダ」などの歴史あるゲームタイトルと比べると「やんちゃ」に映るキャラクターデザインや、インクの鮮やかな色選びなど、ビジュアル面にも目を惹くものがある。また、筆者自身、このゲームを始めたある知人のデザイナーから、「Wii U本体と一緒に買ってでもやるべきだ」と猛烈なプッシュを受けた。買う前に評判を調べたところ、このゲームに熱中し、日々インクにまみれた生活をしているクリエイターは結構いる、ということが分かった(そしてミイラ取りがミイラになる格好で、筆者も現在進行形でプレイしている)。そこで今回、スプラトゥーンをプレイしているデザイナーやイラストレーター、サウンドクリエイターなどの協力を受け、彼らが同作に向ける「クリエイターの視点」をヒントに、同作の"イカ"したデザインを裏打ちする設定や開発エピソードについて、任天堂 情報開発本部 制作部の野上恒氏(プロデューサー)、井上精太氏(アートディレクター)の両名からお話を伺った。※本稿では、スプラトゥーンをプレイしているデザイナーやイラストレーター、サウンドクリエイターなどの協力を受け、彼らが同作に向ける「クリエイターの視点」をヒントに、同じくプレイ中の筆者が質問を構成。適宜クリエイターからのコメントを引用しながらお届けする。――プレイヤーの操るキャラクター「インクリング」について、ゲーム開始直後に「ボーイ」と「ガール」から選ぶことになります。アメコミ風でありながらかわいい要素も含まれたデザインになっていて、その容姿に愛着を持たれているクリエイターの声もありましたが、プレイヤーキャラがこの容姿に決定した理由を教えてください。■デザイナー・27歳・男性■お気に入りのブキ:カーボンローラーかわいさを全面に押し出したキャラクターはアピールが強すぎて引いてしまう方なのだが、スプラトゥーンのキャラクターには媚びないかわいさがあって、愛着が持てる。アメコミテイストは日本では受けない傾向が強いが、それをうまくアジャストできている。特に、インクリングの目の周りが黒いのはかなりデザイン的に挑戦していると思う。井上 :インクリングの「ヒト」の時の容姿は、スケートボーダーのファッションや思想、ポーズ、表情などを参考にしています。しかし、キャラクターの容姿を単体で設定したのではなく、まずこのゲームの主題である"インクを塗る遊び"の舞台として、一番生きるシーンが「街中」であることが根幹にあります。ファンタジーな世界、言うなればマリオシリーズのような世界も試作したのですが、「不思議なところに不思議な物体(インク)が撃たれる」よりも、アスファルトなど、私たちの身の回りにあるものに対してインクを撃つほうが、ゲームの手応えとして良かったんです。そうした場所で遊ぶヒトを考えた時に自然に思い浮かぶものとして、スケートボーダーが連想されたという流れですね。――「インクリング」の「ボーイ」と「ガール」は。どちらも「男性らしさ」「女性らしさ」が極端に強くはない、中性的な印象のあるデザインですが、あえて「らしさ」を抑えた容姿にされたのでしょうか?■クリエイター集団NC帝國・デザイナー・Nasos■お気に入りのブキ:ジェットスイーパーガールの絶妙に中性的なデザインが大好きです。井上 :スケートボードやパンクロックを愛好する女性って、勝ち気な感じというか、ボーイッシュな感じの方が多いので、そういった雰囲気を参考にしています。そもそも、最初はプレイヤーキャラはガールだけで行こうと考えていましたので、デザインはガールが先に完成していたんです。野上 :ですが、やはり感情移入しようと思うと、プレイヤー自身の性別と同じものを選びたいという方もいらっしゃるのではないかというところから、ボーイのデザインを制作しました。井上 :(ガールは)イカの触腕が髪型にしっくりきているので、そのあたりを見ていただけると嬉しいですね。※触腕…イカの触手のうち、他と比べて長く伸びている2本の腕のこと。――たくさんパターンを出して、このデザインに落ち着いたのでしょうか?井上 :いえ、あまり数は出していないですね。ひとつの案を詰めていったという印象です。――前髪が眉上で短めなのがとてもかわいいですよね。井上 :ああ、前髪はイカの切り身なんですよ。――そうなんですか!?野上 :すいていない厚めの前髪のようですが、真ん中のあたりにちょっと切れ込みが入っている、イカのお刺身のイメージなんです。何せ、彼らはイカなので。よく見ると厚みがちゃんとあります。――これ(前髪)、イカの切り身だったんですね…。野上 :はい、そうなんです。Twitterで公開されていたあるファンアートの漫画を拝見していた中で、ガールが「前髪伸びてきたな~」と言ってまな板に置いて、包丁でストンと切っているという作品を描いていた方がいらっしゃったのですが、まさにそんなイメージです。井上 :よく見ると、(インクリングの)手の指もイカソーメンのかたちになっているんです。amiiboを見ていただくと分かりやすいかと思うんですけれど、断面を四角いかたちにしていまして。野上 :触手の先に切れ目を入れていって、手になったというような感じです。イラストも、指先は意識して四角く描いていますね。――ポップな画風なので、デフォルメの一環だと思っていました。野上 :わざと四角くしているんです、イカソーメンなので。――では、耳のかたちは…。野上・井上 :エンペラですね。※エンペラ…イカの耳の部分――なるほど、そのほかにヒト形態のときのイカらしさはどこかに現れているのでしょうか。野上 :足が10本、ありますね井上 :インクリングは、ボーイもガールも髪の毛が2束(2本)、そして手足が4本、さらに襟足が4本に分かれていて、それらを合計すると、実際のイカの足の数と同じ10本になるんです。野上 :イカ形態のときの足と、ヒト形態のときの襟足のデザインはあわせてあって、そこが共通しているということになっています。このことはゲームの発売前、昨年末に『スプラトゥーン』公式Twitterでお伝えしました。イカの足は全部で10本。例のイカがヒト型になった時、手足で4本、髪の毛で2本、残り4本はどこに行ったのかと思っていたら……こんなところに。ということで、これが年内最後の報告となる。来年もイカ研究所の調査報告にご期待いただきたい。 pic.twitter.com/QBsAUYjz3h— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) 2014, 12月 26井上 :そのほかのポイントですと、目にはほぼハイライトを入れていません。イカの目は、ほ乳類の目とはちょっと違う見た目をしているので。――また、同作でプレイヤーが選べるのは、イカの「性別」のほか、「瞳の色」、「肌の色」とかなり限定された要素です。Wii Uでは自分の似顔絵のような感覚でMiiを作ることも可能で、他のゲームでもキャラクターの容姿をカスタマイズ可能なものもある中、姿かたちを固定した理由は?野上 :その部分については議論があったんですけどね。ですが、新しいタイトルなので、アイコンとしての認知を広げるために、キャラクターの容姿は2パターンに限定しようと決めました。あまりたくさんかたちを作ると、イメージがぶれてアイコンとしての機能が下がってしまうので。そのかわり、自分の分身として思い入れを持っていただくために、性別や肌の色などを選べるようにしました。――肌や目の色がカスタム可能になっているのは、発売当初から世界展開することへ向けたものだったのでしょうか。野上 :そうですね。日本の方だけでなく、さまざまな国の方に遊んでいただけるように制作しました。――また、同作のイカは海洋生物のイカと異なり、ステージ中にある水に触れると溺れてしまう設定で、かなり生態が異なるようです。イカ(インクリング)の基本設定について、教えてください。野上 :正直なところ、「インクリングが水に入るとおぼれる」のは、ゲームルールから来ているんですね。「決められたコースから落下するとアウトになる」というルールを定めるために、何らかの理由づけが必要だったのですが、「おぼれる」ということが、表現としてよかったんです。井上 :本当はマグマなどのほうが(アウトになるエリアとして)分かりやすいんですけれど、街中にあると不自然なので…。街中にあるものとして水が扱いやすいということになって、そこから逆に設定が固まっていきました。野上 :機能的なところから決まった事ですね。イカなんですけれど、体は液体に近いもので出来ているので、水の中にはいると溶けてなくなっちゃう、という(笑)――なるほど、インクだけに水に溶けてしまうと。野上 :そうです、インクだけに。皮膚が弱いので水につかると浸透圧でじゅっと出て行ってしまうのでしょう。●"イカ界のアイドル"シオカラーズはかつて巫女だった?――ゲームルールのお話が少し出たところで、「スプラトゥーン」のゲームシステムについても少しお聞かせください。今回聞き取りをしたクリエイターの中には、「ルールが画期的」とコメントする方や、「こういったジャンルのゲームはやったことがなかった」というような声が複数ありました。現実に存在する銃を武器として「敵を倒した数」を競うのではなく「塗った面積」を競うというルールが生まれたきっかけを教えていただけますか?■イラストレーター・agoera (29)・男性■お気に入りのブキ:スプラシューターコラボTPS(Third-Person Shooter/Shooting)はには初心者が挫けてしまうのではという先入観がありましたが、殺伐としていないポップな雰囲気で入り込みやすく、ルールはシンプルなようでいざ突き詰めていくと色々な戦い方の発見があったりと、飽きさせない要素が各所に散りばめられているのがすごいです。■アートディレクター・岩屋民穂・男性■お気に入りのブキ:プロモデラーRGTPSなど銃器を用いるゲームが戦争を主とした“殺し合い”の戦場を楽しむものだったのに対し、ポップなキャラクターとグラフィック、“陣取り”というルールを組み合わせることによって誰でも楽しめる“スポーツ”として扱った点。それでいてマニア向けなゲームを大衆向けにアレンジする際に有りがちな「運」に左右される要素を一切入れずに、プレイヤー同士の実力勝負を貫いている点がいいですね。ゲームの優位性に関わるやり込み要素が薄いので、仕事のちょっとした合間に短時間で集中して遊べるという部分も大きいかなと思います。■イラストレーター・田中寛崇 (28)・男性■お気に入りのブキ:スプラシューターコラボこれまでは互いを撃ち合いスコアを競うのが主だったTPSゲームを、インクを塗った面積で競わせるという画期的なルール設定に脱帽。■作・編曲家 ・こおろぎ (32)・男性■お気に入りのブキ:プロモデラーMGスプラトゥーンのためにWii Uも一緒に購入。はじめてゲーム機を買いました。それほどまでに、見てるだけでも楽しさが伝わってきました。僕はオンラインゲームでは人間関係が発生するのがめんどくさいなと思っているタイプなのですが、スプラトゥーンは人間関係に煩わされず、スポーツのようにスッキリと楽しむことができます。マッチングで敵味方がランダムになったり、味方にも「ナイス」など、ポジティブなメッセージしか送れません。このあたりの設計はかなり配慮を感じます。野上 :そもそも、このタイトルが「TPSを作る」というところから始まっていないんです。一番最初にプログラマが試作したプログラムが「インクを発射して陣取り合戦をする」というものだったんですね。それがおもしろかったので、商品にしようと発展させていったのが今の「スプラトゥーン」なんです。「ナワバリバトル」という名前もあとからできたものです。インクを塗って遊ぶのが楽しいという前提があって、背景をつけるならどういうところがいいだろうと考えたら、先ほど井上がお話しした通り、ファンタジーよりは現実に近い世界のほうが、いたずらっぽさが強調されていいだろうと。それなら、そこにいるヒトは、いかにもそんな遊びをするようなティーンエイジャーだろう、と。こうして積み重ねていった結果、おっしゃったような「ホンモノの銃で打ち合う世界」ではなくて、イカの若者たちが遊びでやっている、半スポーツ・半遊びみたいな雰囲気へと必然的にまとまっていきました。井上 :「インクで塗る」という行為は、ゲームで表現していることとしては規模が小さいんですね。例えば、ゲームの中であれば魔法で何かを壊すだとか、そういう表現だってできるわけです。魔法であればジャンプでかなり高いところまで行けたりすると思うですが、このイカたちは(スーパージャンプというコマンドを除いて)あまり高いところまでジャンプができない。なので、現実的な動きを気持ちよく感じてもらうため、インクで撃つということ自体が大きなアクションに見えるように設計しています。――なるほど。確かに、さまざまな種類のブキがありますが、どれも使った時の手応えが違って、かつ「最強」のものが固定されていないように感じます。野上 :ブキに関しては、本当に時間をかけて磨き上げました。インクの出方や音もブキごとにひとつひとつ変えてあったりするので、手応えが違うように感じていただけるのだと思います。「このブキが最強」だとおっしゃっているかたがいるのは認識しておりますが、いろんなブキにおいて、このブキが最強だと言っている方がいらっしゃるので(笑)、それはそれでバランスがとれているのかなと思っています。――その方にとっての最強、ということですね。ちなみにおふたりの使いやすいブキは?野上 :僕は一番よく使うのが「スプラチャージャー」です。対戦ルールやステージによって3種類くらい使い分けていますね。井上 :「N-ZAP 85」を一番よく使います。私がこのブキを使うと、バトルの結果への貢献が大きいわけではないのですが、自分が(ステージ上の自陣における)ラインを守ったとか、センサーで味方を助けたとか、そういったところが実感できるのが面白いと思います。野上 :最終的なスコアとか、敵を何回倒したかという「数字になる」貢献ももちろん大切なんですが、自分自身が戦いの中で味方にこれだけ貢献できたという感覚を持てるのが一番大事なことだと思っています。強い弱い、だけではなくて、そういう感覚を持てるブキを使っていただくのもいいのかなと思っています。――話がキャラクターの方へと戻るのですが、先ほど「インクリングの見た目を限定した」とおっしゃった一方、同じ種族の中で容姿の違うキャラクターとして、アイドルのシオカラーズ(アオリ、ホタル)がいます。プレイヤーには熱烈なファンが多く、広場には彼女たちのイラストを描いたイラスト(Miiverse)も投稿されていますが、彼女たちを登場させた理由は何だったのでしょうか?■美容師(22)・女性■お気に入りのブキ:.52ガロンとにかくキャラもかわいくて、ゲームをしていなくてもキャラに見惚れてしまう時があります。シオカラーズはもう、可愛すぎます!!アオリちゃんに返すホタルちゃんの言葉が面白くていつも微笑んじゃいます!井上 :「ごはんとパン、どちらが好き?」など、特定のお題をもとにふたつの陣営に分かれて戦う「フェス」というイベントをやりたかったのが大本にあります。ゲームの外に広がって行くようなイベントをやりたかったんです。それを先導するというか、象徴するヒトとして、対になるふたりのキャラクターを考えました。野上 :シオカラーズは、今の形になる前は「チアリーダー」や「巫女」というイメージを持っていたんです。「カミさまからお告げを受けて代弁するヒト」という役割なので。でも、巫女ってカタいよねという話になって、この世界ならアイドルが合うだろう、と。――シオカラーズの容姿や性格はどういったイメージから構想を広げていかれたのですか?井上 :シオカラーズの雰囲気は、ローティーンという設定のインクリングが親近感や憧れを抱ける、デビューしたてのアイドルというようなものにしました。野上 :地方テレビに出始めたころのゆるい雰囲気をイメージしています。井上 :たとえるなら、埼玉や神奈川であれば全員知っているアイドル、みたいな。野上 :「ハイカラニュース」はハイカラシティのローカル放送というイメージなので。あの街ではすごい有名人だけれども、まだ全国区には行っていないかもしれないですね。井上 :深夜番組にもそういったところがあると思うんですが、勢いがあって、ちょっとだらけてやっていても、それがいいよねと言われているくらいの雰囲気にしました。そのくらいの方が見ていて面白いなというのがあったので。――たしかに、シオカラーズがステージ発表をする時のかけあいも、やりとりが何というか…野上 :適当ですよね。―― (笑) いわゆる「ゴールデンタイム」風ではない、インディーズのゆるい良さがありますね。野上 :また、シオカラーズが「イカ、よろしく~」のポーズをする時には手が強調されますが、あの場面を見ていただくと、先ほど申し上げた「イカソーメン」、指先が四角くなっているのが分かりやすいと思います。――巫女というコンセプトはアイドルに置き換わりましたが、不思議な「カミさま」はゲーム中に登場します。「カミさま」は何かわれわれの知っている家電に近いように見えるのですが…?野上 :どこかで見たことあるような形ですよね。井上 :イカたちが暮らしている1万2000年後の世界に、これまでのフェスのお題になった「午後の紅茶」や「赤いきつね」と「緑のたぬき」はないんですけれど、今の世界で発信した電波がゆっくりと跳ね返ってきて、6000光年くらい向こうに行ってから、跳ね返ってきて受信したみたいなイメージです。野上 :ボイジャーみたいな探査機のなかに発信器が積まれていて、地球からはどんどん遠ざかって行っているんですけど、そこからちょっとずつ電波が飛んできて、「ミルクティーとレモンティー、どっちが好き?」みたいな、しょうもない質問が送られてくる。イカたちはよくわかってないけれど、聞かれたからには何となく答えておこう…みたいな感じで、フェスに参加しているんだと思います。後編では、スプラトゥーンにおける「ファッション」、そして魅力的なサブキャラクターのひみつに迫っていく。(c)2015 Nintendo
2015年08月05日日本ヒューレット・パッカードは8日、360度の回転ひんじを備えた11.6型ハイブリッドPC「HP Pavilion x360 11-k000」シリーズを発表した。サンセットレッドとミンティグリーンの2色を用意。7月17日から発売する。量販店で発売されるモデルで、店頭予想価格(税別)は70,000円前後。クラムシェルスタイルのノートPCモードのほか、キーボードを裏返して液晶を反対側に回転させるスタンドモード、ひんじを360度回転させて液晶面とキーボード面を背中合わせにするタブレットモード、省スペースで立てておけるテントモードなどで運用できる。改良したひんじ部分でスムーズな回転をサポートするほか、継ぎ目の少ない高剛性きょう体を採用。ヘアライン風の細かい溝をフィルムに施し、メタル調に仕上げた。Bang&Olufsen製デュアルスピーカーなども搭載する。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N3050(1.60GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB(オンボード)、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、ストレージが500GB ハイブリッドHDD(8GBフラッシュメモリ内蔵)。光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 8.1 Update 64bit。11.6型の液晶ディスプレイはタッチ対応で、解像度が1,366×768ドット。バッテリ駆動時間は約6時間15分。主なインタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0×2、HDMI×1、SDメモリーカードスロット、マイク入力/ヘッドホン出力コンボポート、約92万画素Webカメラなど。センサー類は、加速度、デジタルコンパス、ジャイロ。本体サイズは約W306×D208×H21.5~23.0mm、重量は約1.46kg。
2015年07月08日ダイエット心配無用!職場でホット一息できる、美味なコーヒー飲料!株式会社プロモーションラボは粉末のカフェラテ飲料の『ひみつのキャラメルラテ』を12月19日から販売を開始する。この商品は、同社が運営する「あしたるんるん」の通販サイトにて購入できる。“夜の仕事場で、ホット一息とともに、おいしく飲めるダイエットサポート飲料”をコンセプトとして開発された商品だという。さらに商品誕生のきっかけは、“ダイエット系のコーヒー飲料はおいしくない。キャラメルラテのおいしいダイエットサポート飲料が飲みたい”と叫んだスタッフの声とか。また商品パッケージは、ホットするような、おいしいそうなコーヒーのプリントとともに、親しみやすい印象のデザインに仕上げられている。話題の「希少糖」が使用されているコーヒー飲料!味や成分を大事にして、試飲をかさねて商品化されたこのコーヒー飲料は、ダイエットをサポートする成分として話題の「希少糖」(レアシュガースイート) が用いられている。レアシュガースイートは7割ほどの砂糖の甘さだが、カロリーはほぼ「ゼロ」の糖類だ。かぎりなく低カロリーなので、甘さは一般の砂糖なみで、おいしく味わえる。さらに“白インゲン豆”を軸にして、コーヒークロロゲン酸やギムネマなど、いくつかのダイエットに役立つ成分が調合。夜遅くまで職場で働くことが多いダイエットを気にする人は、この商品を試してみてはいかが。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社プロモーションラボのプレスリリース (PR TIMES)・株式会社プロモーションラボ「あしたるんるん」
2014年12月20日ココロにカラダに、環境にやさしく、ナチュラルな美しさをトリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社が、「ココロにもカラダにもやさしいボディウエア」をコンセプトに掲げて展開するブランド「sloggi」(スロギー)に18日、新作「sloggi 049シリーズ」を投入した。デビューしたシリーズは、下着素材として業界でも初となる「プレオーガニックコットン」を採用。素材や着け心地、デザインの美しさに加え、環境にもやさしく社会的な貢献度も高い、こだわりのアイテムとなっている。心身ともに健やかに美しく!「プレオーガニックコットン」は、株式会社クルックと伊藤忠商事株式会社繊維カンパニーが共同で企画・運営を行う、インドのコットン生産者に対しオーガニック栽培への移行を支援するプログラムから生まれたもの。プログラムでは、農薬による環境被害や生産者の健康被害、農薬にかかるコスト増による経済的負担など、現地の悪循環を断ち切り、持続可能なオーガニック栽培への移行をサポートしている。具体的な活動としては、この移行期間中で、負担が大きくなりやすい3年間に栽培されたコットンをプレミアムをつけて購入したり、オーガニック農法の指導や認証取得をサポートしたりしている。「sloggi 049シリーズ」では、こうしたプロジェクトから生まれた「プレオーガニックコットン」を使用し、カジュアル・キュートなボーダー柄のデザインでアイテムを仕上げている。アンダーバストと背中部分のテープが直接肌にあたらないよう工夫されている、快適なノンワイヤーブラジャーや、アンダーが4段階で調節できるブラトップ、そのほかヒップハンガー、ミディショーツ、サニタリーショーツがある。8月中旬には、花柄が魅力の「sloggi 047シリーズ」も発売となるとのこと。こちらにも「プレオーガニックコットン」が使用されている。また、ブラジャーにはクッションカップが採用され、ほどよいボリュームアップでバストメイクができるという。ナチュラルな着け心地で、肌にもカラダにもやさしく、ボディを美しくみせてくれる上に、地球環境や社会問題への解決に向けた試みにも貢献できる、うれしいシリーズ。心身ともに健やかに輝く、美しい人を目指してみては。【参考】▼トリンププレスリリース▼sloggi ブランド公式サイト恋のから騒ぎに「白黒はっきりつける」男性必殺アイテムとは?(6月29日)元の記事を読む
2013年07月20日ジョンソン・エンド・ジョンソン コンシューマー カンパニーは19日、自分や家族のために”学びたい””交流したい”など、「かしこくやさしいママ」になりたいママのためのコミュニティサイト「MaManabi(ママナビ)」をオープンした。2012年5月、日本のソーシャルメディア人口は5,060万人と発表された。また、ソーシャルメディアサービスを利用して「健康上の問題」や「家族・親戚の生活や育児上の不安・問題」に関する悩みを解決した人の割合は、それぞれ16.5%、15.2%となっている。核家族世帯が増加する昨今、ソーシャルメディア上における情報交換のニーズは今後も高まることが予想されるという。このような状況の中、同社では、同じ価値観を持つ幅広い立場のママたちに向けて、信頼できる情報の提供と、安心して自分の気持ちを「伝え合い」「話し合い」「集える」場として活用できることを目的に、同サイトを開設したという。同サイトでは、同社のトータルヘルスケアカンパニーとしての強みを活かし、ヘルスケアの有益な知識と、家族が健康的な生活を送るために役立つ情報を提供する。また、「ママ×子ども」のリアルな「体験」の場を提供することを通じて、ママと子どもの成長を語りながら学べるサイトを目指すとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月22日9月1日(土)から公開される『映画 ひみつのアッコちゃん』のプレミアムイベントが28日に都内で開催され、主人公アッコちゃんを演じた綾瀬はるかをはじめ、岡田将生、吹石一恵、塚地武雅、香川照之と、川村泰祐監督らスタッフが登場。綾瀬ら出演者は“魔法のコンパクト”で変身したい姿を観客に披露し、イベントを盛り上げた。その他の写真本作は、赤塚不二夫の名作漫画『ひみつのアッコちゃん』誕生50周年を記念して実写化。小学校5年生のアッコちゃんが、22歳の女性に変身し、仕事に恋に奮闘する姿を完全オリジナル・ストーリーで描く。「中学生の時になりたかった」というパティシエに変身した綾瀬は「クリームをうにうにっとしたいなあと思っていました。お菓子はここ10年くらい作ってないので、今夜作りたいと思います(笑)」と笑顔。「今、フットサルにはまっている」という岡田は、「これはレプリカではなくて、本当に日本代表の方に配られるユニフォームなんです。“MASAKI”と入れていただきました。日本のエースになりたいです!」と宣言。ランドセルを背負い、小学生になりきって登場した香川は、「アッコちゃんの名前は、“加賀美あつ子”というのですが、私の母は香川阿都子(浜木綿子)といいます。他人とは思えません。私の母もアッコちゃんですよ!」と話し、会場をわかせた。原作者・赤塚不二夫の娘である赤塚りえ子氏もかけつけたこの日。今回の映画化について山口雅俊プロデューサーは「日本は今、すごく元気がないので、国民的漫画『ひみつのアッコちゃん』は、日本が元気になるヒントになるだろうと思って、進めてきました」と語り、綾瀬は「本当にキラキラした夢のある世界なので、存分に浸って楽しんでください」と本作をPRした。『映画 ひみつのアッコちゃん』9月1日(土)より、全国ロードショー
2012年08月29日9月1日(土)に公開される映画『ひみつのアッコちゃん』の川村泰裕監督、美術の岩城南海子氏、スタイリストの杉山まゆみ氏が19日、松竹本社での試写会後に行われたトークショーに登壇し、参加したぴあプレミアム会員を前に撮影秘話やメイキングエピソードを語った。その他の写真『ひみつのアッコちゃん』は、赤塚不二夫原作のマンガをはじめ、これまでに3度のアニメ化があった人気作品。初の実写化作品となる本作は、10歳の少女が不思議なコンパクトで22歳の自分に変身。ココロは小学生、見た目は大学生のアッコちゃんが大人の世界に飛び込み、仕事や恋に奮闘するハートフル・ストーリーだ。トークショーでは、まず川村監督が参加者に「おもしろかったですか?」と逆質問し、「作り手としておもしろかったと言われるのが一番うれしいことです。苦労が報われます」と会場の空気を和ませていた。岩城氏は「働く女性に共感してもらえる作品作りに苦労しました」とファンタジーとリアリティのバランスに苦労したことを披露し、作品の世界観を表現することの難しさを語った。杉山氏は「台本を読んで自身がアッコちゃんの気持ちになる妄想(!)をしながらワードロープを決めていきました」と話し、今回の作品ではオリジナルの衣装は1点のみで、ほかはすべて既製品で揃えたことを明かした。人気作品を新たな切り口で描いた本作。アッコちゃんと言えば、まず浮かぶのが原作やアニメのあの画だが、川村監督は「アニメの印象が強いのでキャラクターを壊さない世界観とキャラクターを大切にすることを心がけました」とコメント。大人に変身したアッコちゃんで新しい作品の世界を表現しただけでなく、“子どもから大人の世界はどう見えるのか?”をテーマに、今の社会へのメッセージを込めたという。トークショー後は、作品のイメージで作られたスイーツバイキングを楽しみながらの懇親会が開かれ、参加者は川村監督らとの交流を楽しみながら、撮影秘話やエピソードに聞き入っていた。『ひみつのアッコちゃん』9月1日(土)より、全国ロードショー撮影:イシイノブミ
2012年08月29日今年で誕生50周年を迎える赤塚不二夫の代表的少女漫画「ひみつのアッコちゃん」を綾瀬はるか主演で実写映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』。本作の公開を記念して、アッコちゃんの変身アイテムであるキラキラのコンパクトミラーをイメージした、乙女心をくすぐる洋菓子「テクマクマカロン」が誕生!その特別レシピがシネマカフェ独占で到着した。1962年に少女漫画誌「りぼん」で連載開始して以来、魔法のコンパクトで「なりたいものに変身できる」という女子の願望を突く内容で人気を集め、3度もTVアニメ版が放送された名作の待望の実写化。10歳の少女・アッコちゃんこと加賀美あつ子が鏡の精にもらった魔法のコンパクトで22歳の自分に大変身し、大手化粧品会社のエリート社員と恋に落ち、彼と共に会社のピンチを救うべく大奮闘を繰り広げていく。アッコちゃんが変身する際に唱える魔法の呪文「テクマクマヤコン」にかけて、このほど誕生したスイーツ「テクマクマカロン」。クッキングスクールを展開する「ABCクッキングスタジオ」が本作のために開発した、3種のパステルカラーのマカロンである。マカロン独特のフワフワ&サクサクの食感を自宅で再現するのは難しいだろうと思いきや、レシピを見る限りとても簡単!しかも1個あたりのカロリーが81キロカロリーと、低カロリーなのも女子にとっては嬉しいポイントである。こちらのレシピは、8月31日(金)までの期間限定でABCクッキングスタジオの公式ホームページでも紹介されている。一人でも多くの女性の恋が叶うようにという想いが込められた、見た目もかわいく、美味しい「テクマクマカロン」。この夏、あなたの願いも叶えてくれるかも!?『映画 ひみつのアッコちゃん』は9月1日(土)より全国にて公開。「テクマクマカロン」レシピ8月31日(金)まで「ABCクッキングスタジオ」公式ホームページ上にて公開中特設ページ:■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年08月09日クレディセゾンは13日、学研パブリッシングの小学生向け学習教材”まんがでよくわかるシリーズ”『クレジットカードのひみつ』の企画・制作に協力し、全国約2万2,000校の小学校および約3,000館の公立図書館に本書を寄贈すると発表した。「まんがでよくわかるシリーズ」は、こどもたちが理解しやすいようにさまざまなテーマをわかりやすくまんがで描いた人気シリーズで、20年以上にわたりこどもたちに親しまれている。今回初めて発刊される『クレジットカードのひみつ』では、クレジットカードの仕組みや使い方、そして将来像にいたるまでわかりやすく解説している。現在、クレジットカードでの支払い機会は日常化しており、今後も引き続き日々の生活に密着して利用機会は拡大していくことが想定される。そうした中、同社は同書を通じて、将来を担うこどもたちにクレジットカードについての正しい知識や使い方を学ぶことができる教材として、本書を活用してもらいたいとしている。また、同書籍への協力以外に、自然の素晴らしさが体感できる赤城自然園運営を通じて環境保全活動、サッカーやテニスを通じたスポーツ振興活動、企業探求を通じて考える力を醸成する教育事業活動など、次世代を担うこどもたちをサポートする活動を幅広く行っていく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日今年、誕生50周年を迎える赤塚不二夫の代表的少女漫画「ひみつのアッコちゃん」を綾瀬はるか主演で実写映画化した『映画 ひみつのアッコちゃん』。このほど本作の主題歌が、今年ソロ・デビュー10周年を迎えるアーティスト「YUKI」の新曲に決定した。1962年に少女漫画誌「りぼん」で連載開始されて以来、少女たちの“大人の女性になりたい”という女子願望を突く内容で人気を集め、3度もTVアニメとして放送された名作の待望の映画化。10歳の女の子・加賀美あつ子が鏡の精にもらった魔法のコンパクトで22歳の自分に大変身し、大手化粧品会社のエリート社員と恋に落ち、彼と共に会社のピンチを救うべく大奮闘を繰り広げていく。「JUDY AND MARY」のボーカルとして活躍し、ソロとなってからも魅力的な歌声と先鋭的なビジュアルで独自の世界観を確立してきたYUKI。今回手がけた主題歌「わたしの願い事」は、ゆるやかなメロディの中で彼女の人生観と重なり合うかのような意思を持った言葉たちがいくつも並ぶ、ミディアム・ナンバーに仕上がっている。「世界を変えるのではなく、自分を変える。笑い皺でいっぱいの、大人が増えるといいですね。それが私の、希望と願いです」と語るYUKIは、6月からスタートした全国ツアー「BEATS OF TEN」の神奈川県民ホール公演(7月4日)で新曲を初披露、スワロフスフキーが裾に散りばめられたミニスカートのドレスで歌い上げた。「大人って何だろうと思って書いた曲です。大人って年齢のことなのか、どこまでいったら大人なのかと思っていたけれど、大人は花のように咲いて、花のように舞って、風のように周りにいて、いつでもご機嫌でいられる人なのかなと最近思うようになった。その思いが歌にできて嬉しいです」と穏やかな表情で、新曲に込めた思いを明かす。映画の試写で初めて主題歌を聴いたという綾瀬さんは、「YUKIさんの歌詞も歌声も作品にぴったりで、物語の中に込められた様々な思いが歌の力を借りてスクリーンから飛び出し、広がっていくような気がしました」とその仕上がりに感激といった様子。YUKI独特のかわいらしくも伸びやかな歌声は、“女子の願望”がたくさん詰まった『映画 ひみつのアッコちゃん』をどのように彩ってくれるのだろうか?『映画 ひみつのアッコちゃん』は9月1日(土)より全国にて公開。■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開© 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2012年07月06日