築地場外市場で一番マグロ解体ショーを行っているお店東京・築地場外市場にある「築地 すし一番 築地場外市場中央店」は、マグロの解体ショーを楽しめるお店です。年間約200本もの本マグロを解体しているそう。大迫力のマグロ解体ショーを楽しんだあとは、解体されたばかりの新鮮な本マグロをいただくことができます。職人の手さばきに圧倒される「マグロ解体ショー」100kg近くある大きな本マグロを、職人さんが楽しいおしゃべりを交えながら、熟練の綺麗な手さばきであっという間に解体してしまう姿に圧倒されること間違いなし。土日のみ開催されており、土曜11:00からは「すし一番 築地場外市場中央店」で、日曜10:00からは「すし一番 4丁目場外市場店」にて、マグロの解体ショーを楽しむことができます。口に入れた瞬間とろける。絶品新鮮マグロを堪能解体ショーでさばかれた本マグロは、店内ですぐに味わうことができます。今回は、お寿司を握っていただきました。新鮮な本マグロは、どの部位もやわらかく、あまり噛まなくても食べられるほど。口に入れた瞬間、舌の上でとろける本マグロの旨みをぜひ味わって。極上本マグロを存分に楽しんで「築地 すし一番 築地場外市場中央店」は、都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」のA1番出口、または東京メトロ日比谷線「築地駅」より徒歩2分ほどのところにあります。大迫力の解体ショーと、新鮮で旨みたっぷりの本マグロを楽しめるお店にぜひ足を運んでみてはいかがですか。スポット情報スポット名:築地 すし一番 築地場外市場中央店住所:東京都中央区築地4-13-15電話番号:03-3524-7188
2018年06月21日オンライン投票「タイ部門」で1位を獲得した人気店2017年12月、西日本に初進出した「AGALICO オリエンタル・ビストロ ルクアバルチカ」。大阪・梅田に出店したこのお店は、“アジアの旨い”を集めた大人気ビストロとしてタイ料理の数々を食べることができます。都内では池袋や新宿、海外では韓国にも出店している「AGALICO」。ハワイではオープン早々に、人気のあるお店を決めるオンライン投票「111-HAWAII AWARD」で「タイ料理部門」1位を獲得しました。ソースやスパイスの利いた唯一無二の“オリエンタル料理”は女性人気も高く、一度食べるとクセになること間違いなしです。定番から人気のパクチー料理まで幅広く対応お店入り口に扉や仕切りはなく、2名掛けの丸く小さめなテーブル席や4名掛けのテーブル、店内中央にカウンター席が設けられたこのお店は、開放感とスタイリッシュさを兼ね備えた空間となっています。メニューには野菜をたっぷり使ったメニューが多く、量も少なめなので「あれもこれも食べたい!」という女性には特におすすめ。アジア料理好きには外せない定番の生春巻きやフォーはもちろん、パクチーをたくさん使った料理も食べることができます。新感覚!フォトジェニックなフォー虹色カラーを中心に具材がいろいろと周りに盛りつけられたフォトジェニックな見た目のメニュー「レインボーフォー」(980円)は、シャーベットになったカラフルスープと混ぜて食べる新感覚のフォー。このメニューは、牛ダシの旨味が利いたスープにオイスターソースやゴマ油で味付けされたコシのあるフォーを食べる前にしっかりと混ぜることがポイント。徐々に溶けだすシャーベットは、ピリ辛の味変効果も秘めています。あぐー豚を使った絶品ステーキ!沖縄の養豚場から直送したあぐー豚を使ったメイン料理「あぐー豚のトマホークグリル(1,890円)」。北アメリカのインディアンが使う“斧”のような形をしていることからそう名付けられた豚のステーキは、豪快にあぐー豚の旨味を堪能できる一品。肉厚でBBQソースと絡んだトマホークグリルは柔らかく、一度食べたら病みつきになってしまいます。カジュアルにアジア料理を楽しめる新感覚から絶品アジア料理が揃う「AGALICO オリエンタル・ビストロ ルクアバルチカ」は、比較的空いている14時~18時が狙い目。月替りのメニューやその日だけのメニューもあるので、足を運ぶたび新しいメニューと出合うことも。JR「大阪駅」から徒歩2分、駅チカにあるオリエンタル要素を取り入れた人気店で、“アジアの旨いもの”を体験してみてください。バラエティに富んだメニューの数々にきっと魅了されるはずです。スポット情報スポット名:AGALICO オリエンタル・ビストロ ルクアバルチカ住所:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクアB2Fバルチカ内電話番号:06-6151-2531
2018年06月15日アジアの市場のような店内で本場の味を堪能できるお店をオープンさせた当初は、中国人の料理人が広東料理を提供する小さな屋台でしたが、徐々にメニューを増やしていき、現在のアジア各国の料理を楽しめるお店となりました。和のテイストも加えて日本人好みの味にアレンジした料理は、世代を問わず幅広いお客さんに定評があります。店内はバンブー製のチェアやカラフルな絵などで溢れ、オリエンタルテイストたっぷりな雰囲気。カウンター席やテーブル席もある広々としたホールは、まるで本当にアジアの市場にいるかのように思わせてくれます。ぷりぷり感とサクサク感が絶妙な「エビパン」エビのぷりぷりした食感と、こんがり焼き目を付けたトーストのサクサク感のハーモニーがたまらない「エビパン」は、新鮮なエビをたっぷり使用。ガーリック風味のスイートチリソースが絶妙にマッチし、一度食べたらやみつきになります。前菜にもぴったりな一品で、「スタンレーマーケット」に来店する人の多くがオーダーする人気メニューです。ピリ辛だけどやみつきに! 「ラオス焼き飯 カオバッ」ラオスでポピュラーな焼き飯「ラオス焼き飯 カオパッ」はブリッキーヌ(激辛唐辛子)がアクセントに効いています。焼き飯の上に、とろーりとかけられた半熟卵を絡めてから食べるのがおすすめ。また、お好みでレモンを絞っても美味しくいただけます。クセになるピリ辛の味が美味しい逸品。オープン当初から人気のあるメニューです。女性も嬉しいヘルシー料理「ベトナムフォー」米麹センレックを使った「ベトナムフォー」は、ヘルシーで女性に人気のあるメニューです。透明で澄んだスープは全体的にあっさりしていながらも、鶏の出汁もしっかりと効いた深い味わい。蒸し鶏とモヤシがトッピングされていて、もっちりとした麺と一緒に食べるのがおすすめです。またナンプラーと一緒に食べるとよりエスニック風味になります。リーズナブルなのにアジアの本場の味を味わえる20代後半から40代の女性が多く来店する「スタンレーマーケット」は、開放感あふれるテラス席や、ゆったりとくつろげるソファー席の個室などがあります。さまざまなシチュエーションで使える席が充実しており、友人や恋人、家族、色々な人が楽しめるお店です。タイから生樽で直送されるシンハービールなどをはじめ、アルコール系もアジア各国のものを提供。宴会プランも好評で、お値段も安くさまざまなメニューを楽しめるので、気になる方はチェックしてみてください。地下鉄大通駅を出て、4丁目プラザとピヴォの小路を西へ進むと、徒歩6分ほどで到着します。駐車場はないので訪れる際は公共機関を使うほうが良いでしょう。東南アジアへ旅行に来たかのような、現地さながらの雰囲気を満喫しながら、エスニックな料理を堪能してみませんか?スポット情報スポット名:スタンレーマーケット住所:北海道札幌市中央区南二条西5 興和パーキング 2F電話番号:011-242-2039
2018年06月07日「アジアの靴下とヘッド展」が、2018年4月20日(金)から4月26日(木)まで、大阪のイベントスペース・SAAで開催される。「アジアの靴下とヘッド展」は、2017年2月に開催された「ASIAN SOCKS 100 ー楽しくてかわいいアジアの靴下ー」の続編となるイベント。「楽しさと可愛さのサジ加減」をコンセプトに、台湾・韓国・マレーシア・タイ・日本といったアジア各国のデザイナーが手掛けた、カラフルでユニークなデザインの靴下が販売される。日本初登場の「Provocateur///煽動者」をはじめ、国内に流通していない海外ブランドのアイテムも揃う。また、ターバンや帽子といったアイテムやメンズ、キッズ、ベビー商品も展開。夏の外出が楽しくなるような、見応え抜群のアイテムが勢揃いする。【詳細】アジアの靴下とヘッド展 ASIAN SOCKS AND HEAD ACCESSORIES日時:2018年4月20日(金)~4月26日(木) 12:00~19:00場所:SAA住所:大阪府大阪市西区江戸堀1-16-32 E-BUILDING 1F※入場無料■出店+10 ten more socks テンモア[台湾]、Provocateur///煽動者[台湾]、to.iro[日本]、ENVELOPPE[日本]、ソックスはきこ(2nd PALETTE[韓国]・good pair socks[マレーシア])、YAI(VL BY VEE[タイ]、Otsu[日本+ニュージーランド]、TRK[タイ]、YAI[日本+タイ])、La chamade(HAPPY PRINCE [韓国])※購入金額に応じてアジア土産をプレゼント。
2018年04月12日こんにちはライターnaosunnyです。私は6~7年にわたり楽天市場をよく利用しています。その中でも、リピ買いしている物や買って良かったというおすすめ商品を今回はご紹介したいと思います!(1)マーナ おさかなスポンジこちらはずっとリピ買いしている物です(o^^o)色もカラフルで沢山あって可愛いし、楽天市場でまとめ買いする方が安くてお得にゲット出来ます。手にフィットするおさかなの形が、使いやすく、コップや細かい所もとても洗いやすいです。泡立ちも良いので、お皿洗いも楽しくなります。5個セットの他に、10個セットもあるので、お友達と分け合ったり、実家の母へも勧めたりしています(^^)(2)折りたたみハンガーラックナチュラルな木製のハンガーラックで、我が家では主にダイニングに置いています。雨の日には広げて、ピンチハンガーを掛けて、洗濯物干しに大活躍しています(o^^o)寒い季節も部屋干しにして、部屋の加湿にも役立ちます(o^^o)ナチュラルな色合いなので、お部屋に置いていても馴染むので、とても便利でお気に入りです(^^)(3)Tower タワー ポリ袋エコホルダーこちらのエコホルダーは、我が家ではゴミ入れとして利用しています。スーパーにある、ペラペラの薄い袋も、上部に付いている滑り止めのゴムのおかげでしっかり自立してくれます。我が家はキッチンで出る生ゴミや小さいゴミはここへ入れて、最後に結んで捨てているので、三角コーナーを置くことはなくなりました。グラスや、洗った牛乳パックを乾かして立て掛けておくのにも便利です(^^)使わない時には折り畳んでなおす事も出来ます。いかがでしたでしょうか。楽天市場のおすすめアイテム。良かったら一度チェックしてみて下さい(o^^o)
2018年03月04日アジア初のスモークカラー株式会社フィッツコーポレーションが取り扱うアメリカ発ビューティーブランドartis(アーティス)より、エリートコレクション 「スモーク」カラーを限定発売する。革新をもたらしたメイクアップブラシartis (アーティス) は、新しいメソッド・ 素材・デザインでブラシに「近代化」をもたらそうというメイクアップ・アーティスト、マシュー・ウェイトスミスの思いから、2013 年にアメリカで誕生したビューティーブランドだ。2017年8月からアジア初として日本でも発売。以降、アーティストや美容家の間でも話題のブラシだ。ブラシ型の画期的なデザイン同製品は、特許を取得したエシカルかつ人間工学に基づいた美しくも計算され尽くしたデザインが特徴。ブラシの毛には、動物の毛ではなく、コスメファイバーという繊維を使用している。毛先がマイクロレベルで細いため、肌にも低刺激でふわふわな優しい肌触り。一度使い始めると、癖になりそうだ。手指にフィットし、動かしやすい作りになっている。また、 繊維に力が均等に加わるような設計になっており、化粧品を均一に塗りやすく、これらの使いやすさも魅力的だ。2018年2月28日(水)から、(株)マッシュビューティーラボの新業態「メイクアップキッチン」にて、スモークカラーを限定販売。心地よい使用感とプロも認める感動の美しい仕上がりをぜひ実感してみてはどうだろうか。(画像はプレスリリースより)【参照】※株式会社フィッツコーポレーションのプレスリリース
2018年02月26日アジアを中心に爆発的な人気を得た「ハラルフード」1月27日(土)東京・渋谷にてグランドオープンする「The Manhattan FISH MARKET(ザ マンハッタン フィッシュ マーケット)」は、戒律の厳しい「ハラルフード」を日本でも味わうことができるお店です。2002年、シーフードメニューを中心にマレーシアにてオープンした1号店が受け入れられ、人気に火が付いた「The Manhattan FISH MARKET」。急成長を遂げた現在、世界15ヶ国70店舗以上を展開しています。日本の食材をふんだんに使ったシーフードメニュー!「ハラルフード」は、全面的に豚肉とアルコールが禁止されているので、お店のメニューもシーフードが中心。日本人の味覚に合うように8割のメニューに日本の食材を使用しています。仕上げにバーナーで豪快に炙るフレイム料理が特徴の「ハラルフード」。目の前で豪快に炙るフレイム料理に圧巻されるでしょう。美味しそうな料理から炎が立ち上がるシーンは、インスタ映えすること間違いなしです。1~2月限定のスペシャルメニューも登場!シーフード以外にもスムージーやデザートなど、女性に嬉しいメニューも豊富に用意されているので、女性の方のみでも気軽に足を運ぶことができるでしょう。また、 オープン記念して渋谷店、イオンモール常滑店で「サーモンと野菜のスープ バゲット付き(1,180円)」が期間限定で登場します。脂ののったサーモンと野菜の旨味が染みたクリーミーなスープは、寒い季節体を芯から温めてくれます。日本初のハラル認証を受けたアメリカンシーフードチェーンレストラン「The Manhattan FISH MARKET」は、JR・地下鉄・京王井の頭線「渋谷駅」徒歩12分のところにあります。ベイクド、フライ、ポーチ、フレイム、グリルなど様々な調理法で作り上げられるメニューにも注目してみてください。スポット情報スポット名:The Manhattan FISH MARKET 渋谷店住所:東京都渋谷区神宮前6-25-16 いちご神宮前ビルB1F電話番号:03-6427-7057
2018年02月05日三越伊勢丹がプロデュースするアジア発アジアの人の為の高品質チョコレートブランド〈NAYUTACHOCOLATASIA(ナユタチョコラタジア)〉のカフェ&ショップが、10月に開店1周年を迎えるクアラルンプール・マレーシアのISETANTheJapanStoreKualaLumpurのグランドフロアに、10月20日(金)に世界初オープンします。初ショップ&カフェオープンNAYUTACHOCOLATASIA(以下、NAYUTA)は、高品質かつ産地・作り手の明確な主にアジアのカカオ豆を使用し、日本のショコラティエの技術で日本人を含むアジア人の嗜好に合わせて商品開発をしたチョコレートです。優れた機能と効率性、高い衛生基準を備えた日本水準の工房をマレーシアの工房に取り入れ、マレーシアで製造を行う、新しいコンセプトの高品質“beantobartobonbonchocolat(※)”ブランドです。三越伊勢丹の洋菓子バイヤーが、「アジアのカカオを使用したアジアの人の嗜好に合う、アジアの人にとって”本当においしい”、それも”手ごろな価格”のチョコレートブランドを開発したい」という熱い想いを込めてプロデュースしました。ブランド名NAYUTAは、サンスクリット語では「無限(極めて大きな数量)」を意味し、日本語では数の単位(「那由他」)で、アジアの無限の可能性を表しています。CHOCOLATASIAはチョコレートとアジアを掛け合わせた造語です。日本での展開は、2018年を予定しています。※beantobartobonbonchocolat:カカオ豆からタブレットチョコレート、更にはボンボンショコラ(粒チョコレート)までを一貫して製造されたチョコレートNAYUTA 商品(一例)●タブレット(約16種類)アジア4か国(マレーシア・フィリピン・ベトナム・インドネシア)のカカオ豆をメインに使用し、それぞれの強みが色濃く反映されたオリジナリティのあるタブレットチョコレート。70%ビター、60%ミルクに加えて、ミルキーな味わいを好む日本人を含むアジア人の嗜好を意識した40%ミルク+(プラス)を企画。プレーンの他、マンゴーやココナッツ、カシューナッツ等のオリエンタルなタブレットもラインナップ。●ボンボンショコラ(約20種類)パッションフルーツやパイナップル等のアジアを代表するトロピカルフルーツをふんだんに使用したエキゾティックな味や、抹茶・さくら・柚子といった日本フレーバーなど、ゆかりのある地域の味わいをわずか約8gのチョコレートで表現。冷蔵庫から出したばかりの冷たい状態でも、すぐに口の中で香りの広がる新しい手法によるチョコレート。NAYUTA CHOCOLATASIA店舗DATAオープン日2017年10月20日正式名称NAYUTACHOCOLATASIA運営会社NayutaChocolatasiaSdnBhd場所ISETANTheJapanStoreKualaLumpurGroundFloor営業時間11:00~21:00座席数35席facebookページ
2017年09月29日日本全国のプロ・オーケストラ36団体が加盟する日本オーケストラ連盟が旗振り役となり、アジア太平洋地域のオーケストラを招いて行なわれる、文化庁芸術祭主催の「アジア オーケストラ ウィーク」。2002年にスタートして今年で16回目。これまでに15か国から47のオーケストラが参加しているオーケストラの祭典が、いよいよ開幕する(10月5日(木)~7日(土)・東京オペラシティコンサートホール)。アジア オーケストラ ウィーク 2017 チケット情報来日するのは、上海フィルハーモニック管弦楽団(10月5日(木))とマレーシア・フィルハーモニー管弦楽団(10月6日(金))。日本からは関西フィルハーモニー管弦楽団(10月7日(土))が出演する。上海フィルは、上海映画管弦楽団(1954年創立)と上海放送管弦楽団(1950年創立)が1996年に統合された楽団で、上海市の放送メディアグループが運営し、2004年から現称となっている。今回は首席指揮者リャン・ツァン(1979年生まれ)が率いての来日。芥川也寸志の《トリプティーク》とショパンのピアノ協奏曲第2番、ドヴォルザークの交響曲第8番を演奏する。今シーズン創立20年目を迎えているマレーシア・フィルは、世界有数の企業である国営石油会社ペトロナスが運営する楽団。豊富な資金力に物を言わせて、クアラ・ルンプールのペトロナス・ツインタワー内にある豪華ホール、ペトロナス・フィルハーモニック・ホール(920席)を本拠に、世界20数か国のトップ・プレーヤーたちからなる多国籍軍を構成している。指揮者の古澤直久は1973年生まれ。桐朋学園でコントラバスを学び、ザルツブルク留学を経て、2003年にコントラバス奏者として同楽団に加入、昨年から専任指揮者(レジデント・コンダクター)に就任した。プログラムは武満徹《弦楽のためのレクイエム》と、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番《皇帝》、同楽団の委嘱作品で8月に初演されたヴィヴィアン・チュア《栄光の頂点》。チュアは1974年生まれのマレーシア人作曲家。ホスト・オーケストラ役の関西フィルは音楽監督の名ヴァイオリニスト、オーギュスタン・デュメイの弾き振りで、ショーソン《詩曲》、ラヴェル《ツィガーヌ》、マスネ《タイスの瞑想曲》、ビゼーの交響曲第1番を。西洋のクラシック音楽という同じフィルターを介してなお、アジア各国の多様な文化を感じ取れるのは実に面白い体験だ。文:宮本明
2017年09月12日ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)のアジア限定バッグコレクション「カレイドスコープ(KALEIDOSCOPE)」が登場。アジア諸国に先駆けて、2017年8月30日(水)より伊勢丹新宿店の期間限定ストアにて先行販売を行い、9月6日(水)より銀座三越等の他店舗で販売する。ボッテガ・ヴェネタおなじみの、短冊切りのレザーを編み込むイントレチャート技法により作られる「カレイドスコープ」シリーズ。羊革を編み込んだパネルにメタリックな「グログランレザー」をあしらった。「カレイドスコープ」は、熟練した職人技によってパーツを編み込むプロセスを経て実現したデザインだ。2枚構造のカレイドスコープのパーツを一点ずつ平紐に通して編み込んでいく、正確性が求められる作業を経て本体にカレイドスコープパーツが取り付けられる。まさに万華鏡のようにカラフルで、モダンなデザインが特徴的。人気の「ベイビーオリンピア(BABY OLIMPIA)」など計4型を販売する。立体的なカラーリングのパーツがモダンに輝き、伝統的な職人技光るボッテガ・ヴェネタのバッグに新たな魅力を加えている。【詳細】ボッテガ・ヴェネタ 「カレイドスコープ」発売日:2017年9月6日(水)※伊勢丹新宿店にて2017年8月30日(水)から先行販売・ガルダ(GARDA)価格:288,000円+税サイズ:W25xH20xD10cm・ベイビーオリンピア(BABY OLIMPIA)価格:265,000円+税サイズ:W22xH15xD8cm・ヴェネタ(VENETA)価格:288,000円+税サイズ:W43xH36xD10cm・チェスタ(MINI CESTA)価格:288,000円+税サイズ:W26.5xH20xD13cm■期間限定ストア詳細・伊勢丹新宿店 本館1階=ハンドバッグ/プロモーションカレイドスコープ会期:2017年8月30日(水)~9月5日(火)住所:東京都新宿区新宿3-14-1 1F・銀座三越 1階 グローバルメッセージ会期:2017年9月6日(水)~9月12日(火)住所:東京都中央区銀座4-6-16 1F・ジェイアール名古屋タカシマヤ 3階 ローズパティオ会期:2017年9月13日(水)~9月19日(火)住所:名古屋市中村区名駅一丁目1番4号※ボッテガ・ヴェネタ銀座、神戸でも9月6日(水)より発売
2017年08月28日アジア版アカデミー賞「第11回アジア・フィルム・アワード」(AFA)にて、作品賞・監督賞・主演男優賞の主要3部門にノミネートされた映画『淵に立つ』が、3月21日(火)に香港で開催された受賞式にて、浅野忠信が「主演男優賞」を受賞したことが分かった。昨年、同アワードで浅野さんは最優秀助演男優賞(『岸辺の旅』)を受賞しており、2年連続で同じ俳優が受賞することは、前例のない初の快挙となった。「アジア・フィルム・アワード」は、アジア映画を対象とした映画賞として2007年よりスタート。2014年より東京国際映画祭が香港国際映画祭、釜山国際映画祭と共にアジア・フィルム・アワード・アカデミーを創設し、アジアの映画業界と連携、その年のアジアの映画人を表彰しスポットライトを当てることで、アジア映画ファンの創出や世界へのアジア映画の振興・文化交流を図っている。今年日本からは、最優秀女優賞に黒木華(『リップヴァンウィンクルの花嫁』)、最優秀助演男優賞に綾野剛(『怒り』)、最優秀脚本賞に新海誠(『君の名は。』)、最優秀衣装デザイン賞に黒澤和子(『真田十勇士』)、最優秀視覚効果賞に大屋哲男(『シン・ゴジラ』)、最優秀音響賞に中村淳(『シン・ゴジラ』)らがノミネート。結果、浅野さんの主演男優賞のほか、今回『シン・ゴジラ』の大屋哲男氏も「最優秀視覚効果賞」を受賞する運びとなった。過去の俳優部門では、『おくりびと』で本木雅弘が主演男優賞、『嫌われ松子の一生』で中谷美紀が主演女優賞を受賞している同アワード。浅野さんは、「本当にありがとうございます。この場に戻れて光栄です。昨年は最優秀助演男優賞を頂きました。今年は本当に特別です。とても幸せです」とトロフィーを掲げながら受賞の喜びを述べ、「深田晃司監督に心からの感謝を申し上げたいです。監督には、多くのことを助けられました、また多くのことを教えて頂きました。我々は本当に多くのディスカッションをしましたし、リハーサルもたくさんして、私の役を築き上げることができました。だからこそ、この賞を頂くことができました!」と監督への感謝のコメントを寄せた。また、受賞式に一緒に出席した深田晃司監督は、「浅野忠信さん、おめでとうございます!本当に、俳優が評価されることは監督にとって最高の栄誉です。映画作りの過程で交わした浅野さんとの対話は私にとっても刺激に満ちた創造的なもので、浅野さんは圧倒的な存在感で八坂という役に血肉を与えてくれました。映画はスタンドプレイでは作れません。浅野さんのみならず、『淵に立つ』の俳優たちのアンサンブルを誇りに思います」と祝福している。『淵に立つ』は、下町で金属加工業を営む夫婦(古舘寛治、筒井真理子)のもとに、突然一人の男(浅野忠信)が現れ、奇妙な共同生活が始まり、一見平和だった家族に“異物”が混入することで夫婦それぞれが抱える秘密があぶり出されていく人間ドラマ。夫婦とは、家族とは、愛とは、人間とは何か、普遍的なテーマを問いかけながら、人間の心の奥底を揺さぶる衝撃作。昨年10月より公開された本作は、現在もロングラン公開中。さらに、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞して以来、ヨーロッパ・アジア・北米で世界30か国以上での世界配給が決定。また、日本国内の各映画賞でも高い評価を得ており、第31回高崎映画祭での最優秀作品賞と最優秀女優賞(筒井さん)をはじめ、第38回ヨコハマ映画祭では主演女優賞(筒井さん)と最優秀新人賞(太賀)など高い評価を受けている。『淵に立つ』は全国にて公開中。『淵に立つ』Blu-ray&DVDは5月3日(水)より発売。(cinemacafe.net)
2017年03月22日アディダス バイ カラー(adidas by kolor)が、アジアにインスパイアされたモチーフとカラーを採用した2017秋冬コレクションを9月に発売する。これまで、フィールドやコートでスタイリッシュに着られるスポーツウエアを展開してきたアディダス バイ カラー。2017秋冬コレクションではアジアからインスピレーションを得た、大胆かつカラフルなアパレルとフットウエアを展開する。中でも特にアジアを感じさせるのは、バイオレットやタンジェリン(赤味を帯びたオレンジ)、シャルトルーズ(明るい黄緑色)などのアシッドカラーで表現した、竹模様のストライプや伝統的なドラゴンの総柄プリント。コレクションのキーアイテムとなるAOPジャケットやAOPショーツも、独特な風合いを持つウーリータフタにプリントを施すことでモダンに演出された。また、アディダスの定番アイテム「Z.N.E. フーディー」も、アディダス バイ カラーらしい鮮やかなカラーリングとアイコニックなミラー使いのロゴで登場。ダブルフェイスのボンディング素材を採用することで、軽量でありながらより大胆でボリュームのあるシルエットに仕上げられた。その他、アジアンモチーフやシルバーのドラゴンマークをあしらったトラックタイツやショーツなども展開。快適なフィット感をキープするフリーリフトTシャツも荒々しいヒョウの抽象的なグラフィックを胸全体に配し、ライントーンをあしらうことで表情を一新させた。また、アクセサリーやフットウエアでは、BOUNCEフォームのクッション性とカラフルで都会的なセンスを融合させた流線型シルエットの「アルファバウンス」や、色鮮やかなタイダイ模様のバッグなどが登場する。
2017年01月20日©TRIPPING!ショッピングだけでなく、現地の人の生活ぶりを垣間見ることができるのが市場の魅力。今回はホーチミンに数ある市場の中から5ヶ所をピックアップ!特徴や見どころなどを簡単にまとめてみました。ベトナムの熱気と活気を感じに、市場へ出かけてみましょう! 1.ベンタイン市場■ 特徴 : ホーチミン最大の市場■ 見どころ : お土産売場、食堂街、ナイトマーケット■ こんな人におすすめ : 雑貨をまとめ買いしたい人、ローカルグルメを楽しみたい人著者撮影ホーチミン観光のハイライトとして、必ず訪れたい市場。地元客も多いですが、観光客向けの市場なので英語が通じます。全体的に値段は高めで値引き交渉が必要ですが、まとめ買いすると安くしてくれます。疲れたら食堂街でチェーやバインフランを食べてみては。©TRIPPING!毎晩、市場が閉まる19時頃から外でナイトマーケットが開かれます。夜風に吹かれながら屋台でビールを飲んで、ベトナム料理を食べるのも、楽しい旅の思い出となるでしょう。著者撮影————————————ベンタイン市場(Cho Ben Thanh)営業時間:7:00~19:00頃住所:Le Loi , District1 , Ho Chi Minh 2.タイビン市場■ 特徴 : 庶民的な雰囲気■ 見どころ : 外の生鮮食品売場、食堂街■ こんな人におすすめ : バックパッカー街を訪れる人、ローカル体験をしたい人著者撮影バックパッカー街のファングーラオ通りの西端にあるローカル市場。ベンタイン市場から徒歩10~15分ほどの距離にあり、横に細長い9月23日公園に沿って西へ進むと着きます。お土産らしいものは少ないですが、生鮮食品から普段使いの日用品まで揃っています。著者撮影おすすめは外に並んでいる屋台。地元の人に混じって、安くておいしいローカルグルメが楽しめますよ。19時頃からは正面入口の前にも屋台が数軒並びます。————————————タイビン市場(Cho Thai Binh)営業時間:6:00~17:00頃住所:Pham Ngu Lao , District1 , Ho Chi Minh 3.タンディン市場■ 特徴 : 布が多い■ 見どころ : 布売場、ナッツ売場■ こんな人におすすめ : 手芸が好きな人著者撮影1区中心部から北へタクシーで約10分の距離にある市場。別名「布市場」といわれるほど様々な布が売られていて、1mあたり60,000VND(約300円)ぐらいから買えます。著者撮影ここで布を買い、お店に持ち込んでオーダーメイドで洋服を作るという方法も(持込可能かどうかはお店に要確認)。市場の外、向かいの通り沿いにも布屋さんが並んでいますので、見てみましょう。一時帰国のお土産に、ここでナッツ類を買う在住者も多いです。————————————タンディン市場(Cho Tan Dinh)営業時間:6:00~18:00頃住所48 Ma Lo , District1 , Ho Chi Minh 4.アンドン市場■ 特徴 : 中国語が飛び交っている■ 見どころ : 乾物、ナッツ売場■ こんな人におすすめ : 中華街の雰囲気を感じたい人著者撮影1区中心部とチョロン(中華街)の中間に位置する市場。ベンタイン市場からタクシーで約15分で行けます。デパートのような近代的なつくりで、中央にエスカレーターがあります。地下では食料品と貴金属、1~3階では衣料品・靴・布などを売っています。著者撮影山積みの乾物が所狭しと並べられている光景は圧巻!干しエビだけでも8種類ぐらいあったり、生の蓮の実をひとつとってみても、中部産と南部産があったりと、いろいろな発見があって、見るだけでもおもしろいです。チョロン最大の市場・ビンタイ市場まで行くにはちょっと遠いけど、ホーチミンで中華文化を感じてみたい…という人は訪れてみては?————————————アンドン市場(Cho An Dong)営業時間:6:00~18:00頃住所:34-36 An Duong Vuong , District5 , Ho Chi Minh 5.ソンチウ市場■ 特徴 : 観光客がいない■ 見どころ : ベンタイン市場規模の広い食堂街■ こんな人におすすめ : ローカル体験をしたい人著者撮影4区にあるローカル感満載の市場。1区中心部からタクシーで約5分と意外と近く、行きやすいです。ガイドブックや旅行サイトで紹介されることの少ない、穴場な市場です。著者撮影市場は2階建て。1階の中央が食堂街になっていて、食堂街を囲むように食料品店や雑貨店がずらりと並んでいます。2階には靴や洋服など服飾雑貨のお店が並んでいますよ。————————————ソンチウ市場(Cho Xom Chieu)営業時間:6:00~18:00頃住所:Le Quoc Hung , District4 , Ho Chi Minh 尚、閉店時間は同じ市場内でも各店舗によって異なるので、時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。 (text & photo:グッチ) ぐるりホーチミン歩き〜美味しいと可愛いを探して〜その他の記事を読む>
2016年11月21日著者撮影バンコク旅行で訪れる定番の市場と言えばチャトチャックウィークエンドマーケットですが、その近くに生鮮食品専門の市場、オートーコー市場があるのをご存知ですか? オートーコー市場は、タイの農業協同組合の経営のもとでタイ各地の選りすぐりの農産物が集まっている、ちょっと高級路線の市場です。お値段は高めですが、他のローカルな市場と比べると清潔で、商品の見た目もキレイなので旅行者もトライしやすいのが魅力。今回は、そんなオートーコー市場を紹介します。 南国ならではのフルーツにトライ6月になり雨季に入ってタイはフルーツが美味しい季節です。オートーコー市場にもたくさんの種類のフルーツが並んでいました。その中でも私が最もおすすめするフルーツは、断然マンゴスチン!著者撮影甘味と酸味が調和していて、しっとりとした口当たりが良く美味しいんです。その美味しさからなのか、フルーツの女王と呼ばれています。著者撮影お店の方にお願いすれば味見もさせてくれます。こちらの市場は外国人も多く訪れるためか、お店の方も英語を話せる方が多くコミニュケーションがとりやすいのもいいですね。赤紫色の皮にふっくらとした白い果肉が美味しさの証です。マンゴスチンは1キロあたりの価格が表示されていますが、少量からも販売してくれます。今回私は500g(小さいものが12個くらい)購入して50バーツ(約145円)でした。 マンゴスチンの他には、フルーツの王様といわれ、その香りで良くも悪くも有名なドリアンも立派なものが並んでいます。著者撮影ドリアンは当たり外れが大きいので、初めてトライするなら最高級品が並ぶオートーコー市場がベストでしょう。いきなり購入するのが不安なら、味見もさせてもらうこともできます。なお、値段は100g単位の表示になっていることが多いので注意してくださいね。今回私は一番小さいものを買って70バーツ(約200円)でした。実はドリアンは初挑戦でおそるおそる食べてみたのですが、意外にも臭いは気にならずクリーミーでなかなかの味わいでした。なお、ドリアンは地下鉄やホテルに持込禁止のところが多いので、購入したらその場で食べてしまいましょう。オートーコー市場では、他に野菜や乾物、肉、魚なども販売しています。日本では見かけない珍しいものがたくさんあるので、ぐるっと回るだけで面白いですよ。 ローカルなフードコートでランチ著者撮影オートーコー市場にはフードコートが併設されています。ショッピングセンターのフードコートとは違ったローカルな雰囲気のなかでランチはいかがでしょうか?たくさんのお店の中からどれを選ぶのか迷ってしまいますが、そんな時に参考にしたいのが、“緑のどんぶりマーク”です。著者撮影緑のどんぶりマークは、タイの有名な料理評論家の方が実際に食べて美味しかった料理を認定した証で、美味しいお店を見分ける目印になります。オートーコー市場にはこの緑のどんぶりマークに認定されているお店がいくつかあるのですが、今回私が選んだのはこちらのクイッティアオ(米麺)のお店です。著者撮影いくつかのメニューの中から、ちょっと冒険してピンク色のスープのイェンターフォー(50バーツ:約145円)をチョイス。著者撮影スープは唐辛子の辛さはないけど、ちょっとだけピリっとする感じもあって美味しい。お魚の練り物(ルークチン)がぷりぷりしています。こちらのお店では、このイェンターフォーの他にも全く辛くない澄んだスープ(ナムサイ)も選べます。お店に貼ってある写真を指差して注文すれば間違いないです。今回は緑のどんぶりマークのお店をチョイスしましたが、他のお店も美味しそうな店がたくさんありました。隣の人が食べているものって気になりますよね。アヒルのバミー(タイのラーメンみたいなヌードル)も美味しそうでした。皆さんも自分の美味しいものへの嗅覚を信じて、ぜひ色んなお店に挑戦してみてくださいね。 ※日本円表示は1バーツ≒2.9円(2016年6月現在)で計算
2016年06月27日18回目の開催となる米国アカデミー賞公認のアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2016(SSFF & ASIA)」が、6月2日から26日の会期に開催される。今年は、世界100を超える国と地域から集まった約6,000本の作品の中から厳選された約200作品を7つの部門とその他の特別プログラム内で上映。表参道ヒルズ スペース オー、ラフォーレミュージアム原宿、シダックス・カルチャーホール、アンダーズ 東京 Andaz Studio、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、ブリリア ショートショート シアターの6会場で上映される。今年もメディアパートナーには、13年より同映画祭のメディアパートナーを務めているコンデナスト・ジャパンが決定。雑誌を軸にウェブサイト、SNS、電子雑誌などを通じたコンテンツの発信を行うコンデナスト・ジャパンは、同映画祭のために、ショートフィルムの魅力や歴史、上映作品紹介、イベント情報などの発信に加え、同社の特設ウェブサイトにおいて、SSFF & ASIAとともに『VOGUE JAPAN』や『GQ JAPAN』がセレクトした世界のショートフィルムを配信していく。また、この度上映作品のラインアップも発表。特別上映作品では、アカデミー賞主演男優・女優賞に輝いたレオナルド・ディカプリオとブリー・ラーソン出演のショートフィルムを国内初上映する。マーティン・スコセッシが監督を務めたディカプリオ出演の『オーディション』は、主役の座を争うディカプリオとロバート・デ・ニーロがカジノで遭遇するというコミカルな設定になっており、ふたりはそれぞれ本人役で出演する他、ブラット・ピットも出演する。ブリー・ラーソン出演の『オモイ想い』は、自身が共同監督としてもクレジットされている作品となっている。その他、世界的注目を集めるフランス人アーティストのJRによるインスタレーションと名優ロバート・デ・ニーロの語りでエリス島の記憶を呼び起こす『エリス』や、イランで最も人気のある監督のひとりであるモフセン・マフマルバフが監督を務める『テナント』をはじめ、『僕はうまく話せない』、『アヴェ・マリア』、『アイ・メット・ザ・ウォルラス』、『乗り出し危険』、『ママ(たち)』、『Two of Five + Coccix Encia 』、『レジ袋の旅』、『ヒナギクの花輪』、『Little Shimajiro』、『World Never Cease』、『7 レターズ』などの作品が上映される。また、6月4日の“ショートフィルムの日”には、写真家のレスリー・キーが初監督した、ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)のコレクションをフィーチャーしたショートフィルムの上映イベントが行われたり、6月5日には表参道ヒルズ スペース オーで、世界最大のドローン企業DJIによるセミナー「ドローン クリエイティブセミナー ~DJIがもたらす映像クリエイティブの未来~」も予定されている。SSFF & ASIA代表の別所哲也は、「SSFF & ASIAは、映画祭というプラットフォームにおける“価値付け機関”としての役割を意識して活動してきました。また、ファッション界でも活気付くショートフィルムの息吹を感じ、2014年より『Fashion Short of the Year』として、プラダがウェス・アンダーソン監督とコラボレーションした『カステロ・カヴァルカンティ』などを表彰してきました。2015年からは『ファッションショートプログラム』を映画祭内に設置しています。このパートナーシップ関係を機に、ファッション・カルチャー・ライフスタイルなどの分野で先鋭的な情報を発信するコンデナストとともに、時代を切り取るようなショートフィルム・動画コンテンンツの価値を広く提供していきます」とコメントしている。
2016年04月21日ミック経済研究所は3月22日、国内のデータセンター(DC)市場と消費電力量に関する調査「データセンタ市場と消費電力・省エネ対策の実態調査」を発刊したと発表した。調査期間は2015年12月~2016年2月。今回の調査は、日本国内のDC市場の売上高やDCの消費電力量、延床面積、省エネ対策などについて、主要DC事業者31社の面接取材による個別実態調査とデスクワーク調査14社のデータにより全体を推計したという。同調査において、「DC市場」とは「ハウジング、ホスティング、クラウド(SaaS・ASP、PaaS、IaaS)サービス関連売上」としている。また、「DCの消費電力量」は、「IT機器系消費電力量」としてDC内のサーバ、ストレージ、ネットワーク機器などの消費電力量、「ファシリティ系消費電力量」としてDC内の空調機、電源設備(UPSほか)、照明、そのほか設備の消費電力量となっている。同調査によると、2015年度の国内DC市場規模は2014年度に対して8.0%増の1兆8,394億円、国内商用DCの消費電力量は同7.6%増の150.8億kWhとなる見込みであり、市場規模の成長率と比較すると消費電力量の伸びは0.4ポイント低くなるという。DCの市場規模は、今後もユーザ企業のIT環境においてクラウドと物理サーバを統合したシステム構築により利用が拡張することで、年平均成長率4.4%増で成長すると見込んでおり、2020年度には2兆2,807億円になると同社は予測する。消費電力量については、IT機器はクラウドや仮想化技術により集約化が進んでおり、ラックあたりの実効消費電力はわずかだが上昇傾向にあるという。DCの利用が増えると共に稼働ラック数も増えるため、売上に準じてIT機器系の消費電力量はアップする。ファシリティはラック稼働増加に対応するため、空調や電源系の消費電力量もアップする。ただし、継続的に行ってきた省エネ対策の効果や省エネ効率が高い新型DCの稼働率が上がったことにより、ファシリティ系消費電力量のアップを抑えることができていると同社は見ている。消費電力量は年平均2.7%増と売上高の成長性を下回りつつも増えていき、2020年度には171.9億kWhになると同社は予測する。ここ数年間で新設されたDCでは、消費電力の大きな削減効果を期待した対策として、外気冷却の導入が進んでいるという。調査対象事業者が保有する主要DC110拠点のうち、36%にあたる40拠点が外気冷却を利用し、さらに19%にあたる21拠点が外気を直接的にサーバルームに採り入れる方式を採用しているという。直接外気冷却システムを利用するDCでは、部分的であるが、一定の省エネ効果が得られているとのことだ。ただし、年間の温湿度の差が激しい日本では、直接外気冷却は温度や湿度のコントロールに一定のノウハウが必要となること、また外気取入の設備設置には通常のDC建築に追加投資が必要なことなどが課題になるという。今後の新設DCにおいては、現在までにノウハウを蓄積したDC事業者の空調方式の一選択肢となることも想定されるとのこと。
2016年03月23日写真提供:タイ国政府観光庁「オートーコー市場」はタイの高級生鮮品が揃うマーケット。農業協同組合(オートーコー)が経営する市場で、国内各地から選りすぐりの生産物が提供される。高品質で新鮮な食材を求め、いつでも買物客で賑わう。写真提供:タイ国政府観光庁タイの一般的な“市場”のイメージとは違い、明るく清潔な建物の中には、間口2メートルほどの間隔で約200軒、野菜や果物、お肉に魚、乾物、お米、お菓子などを扱う店舗がずらりと並ぶ。特に果物が充実していて、日本ではあまり見かけない東南アジアフルーツを見て回るだけでも楽しい。写真提供:タイ国政府観光庁どの商品もお値段は少し高めで高級スーパー並みだが、その高いクオリティから、バンコクのセレブ御用達とか。生鮮食品のほか、観光客に人気のお惣菜コーナーや、お菓子コーナーもある。市場内のフードコートは、市場の新鮮な食材を使った定番タイ料理が食べられるというだけあって、お昼時はいつも大賑わい。一皿35~50バーツで、もちろんテイクアウトもOKだ。写真提供:タイ国政府観光庁アクセスの良さも人気の理由で、MRT(地下鉄)「カムペーンペット」駅のすぐ目の前。滞在中一度はのぞきたいマーケット。ここならオープンエアで比較的涼しく、雨が降っていても濡れずに買い物をすることが出来るので、観光客でも行きやすい。写真提供:タイ国政府観光庁また道路の向かい側には、規模の大きさで有名な「チャトチャック・ウィークエンド・マーケット」があるので、土日ならば両方のマーケット巡りを楽しんでみては。 オートーコー市場(Or Tor Kor Market)・住所:101 Kamphaengphet Rd, Chatuchak, Bangkok 10900・利用時間:6:00~20:00
2016年03月19日IDTは3月2日(米国時間)、RFポートフォリオの拡充として、ブロードバンド市場やCATV市場に最適化された75Ωのデジタルステップアッテネータ(DSA)ファミリ「F1975/1977」を発表した。同ファミリは、同社が独自開発した「Glitch-Freeテクノロジー」を採用。これにより、MSBの遷移時に発生するオーバーシュートやリンギングが抑えられ、75Ωのインピーダンスにより、ターゲットアプリケーションの統合性を容易に高めることが可能となった。また、F1977は、モノリシックシリコン75Ω Glitch-Free 7ビットDSAで、0.25dBのゲインコントロールを実現する。なお、2製品はともに、すでに出荷を開始しており、F1975は4mm×4mm 20ピンTQFNパッケージで、F1977は5mm×5mm 32ピンQFNパッケージでそれぞれ提供される。参考価格はF1975が1.16ドル(1万個購入時)、F1977が1.45ドル(同)となっている。
2016年03月08日App Annieは2月10日、2015年から2020年までの世界のアプリ市場に関する市場予測をまとめた「モバイルアプリ市場予測レポート」を発表した。同社はこれまで多くのレポートを発表してきたが、将来の予測レポートは今回が初だという。それによると、アプリの年間総収益は、2016年に2015年比で24%増の509億ドルとなり、2020年には1,011億ドルに達するという。なお、ここでいう収益は、対象アプリストアにおけるユーザーの総支出を評価したもので、アプリ内課金、サブスクリプション、有料DLなどによる収益が対象。日本と韓国のカントリーディレクターを務める滝澤琢人氏は、モバイルアプリ市場の成長の要因を、「今後モバイルアプリはますまず重要なインタフェースとなり、すべてのサービスの入り口になっていく。これまではWebが情報収集する手段であったが、それがアプリに置き換わっていき、生活者にとって一番重要なインタフェースになっていく」と指摘した。アプリのダウンロード数については、2016年に2015年比で33%増の1.473億件となり、2020年には2,843億件に達すると予測。とくに中国は最もダウンロード数の多い国で、世界のダウンロード数のおよそ3分の1を占め、2020年もダウンロードの最大の牽引役であり続けるという。滝澤氏は「ダウンロード数ではとくにAPACの伸びが期待される。背景としては、Android端末の低価格が進み、パソコンと同様なことができるため、モバイル中心の生活になっていくためだ」と説明した。アプリストア別のダウンロード数では、インド、メキシコ、ブラジル、インドネシアのような、まだスマートフォンの普及率が低い新興市場での普及率の急上昇が引き金となり、2020年もGoogle Playがトップとなると予測されるが、滝澤氏によれば、Apple StoreとGoogle Playの2大ストア以外に、サードパーティのAndroidストアの伸びも期待できるという。これは、中国ではGoogleが展開していないため、隠れたマーケットが存在し、無視できない数字になるためだという。ダウンロード数はGoogleがトップだが、アプリ収益に関しては、iOSがトップになると予測。これは決済のしやすさもあるが、iOS端末が比較的価格が高く、可処分所得の多い層に普及していることも影響しているという。そのほか、現在はアプリ収益のうち8-9割をゲームが締めているが、収益のドライバーになっているが、2020年にはゲームの比率が下がると予測。滝澤氏は伸びが予想されるアプリとして動画、音楽、マッチングアプリを挙げた。
2016年02月11日矢野経済研究所は1月26日、同社が実施した国内のコールセンター市場、コンタクトセンター/CRMソリューション市場の調査結果を発表した。同調査は同社が2015年10月~2016年1月にかけて、テレマーケティング・エージェンシーやコンタクトセンター/CRMソリューションベンダーなどを対象に、同社の専門研究員による直接面談や電話・電子メールでの取材などで実施したもの。調査結果によると、コールセンター(テレマーケティング)の市場規模は2012年度~2017年度にかけ年平均成長率(CAGR)1.8%で推移し2017年度には8637億円に、コンタクトセンター/CRMソリューションの市場規模は同期間のCAGRが3.9%で推移し2017年度には4860億円に、達する見込みだ。2014年度のコールセンター市場は、2014年から始まったNISA(少額投資非課税制度)への問い合わせ需要が発生して金融業での引き合いが増加したほか、EC(電子商取引)全般での引き合いも増加したという。2015年度は社会保障・税番号(マイナンバー)制度への対応による需要が発生、2016年度~2017年度は2016年1月施行のマイナンバー制度や2016年4月の電力の小売全面自由化などを背景とする需要拡大が期待できるとしながらも、全体としては微増と同社は予測する。コンタクトセンター/CRMソリューション市場は2014年度~2015年度には堅調に推移したという。2016年度以降は、安価なクラウドサービスをこれまで利用の少なかった中小企業が導入していくほか、大手企業もWeb経由の顧客からのコンタクト(問い合わせや苦情など)と電話対応を融合させた新たな顧客サポート体制の強化を図るためにシステムを拡充していくと想定できることから、一定以上の成長を示すものと同社は考えている。
2016年01月28日ブロケード コミュニケーションズ システムズは1月21日、モバイルネットワーク市場の参入について都内で記者会見を行った。近年、急速に拡大するモバイルネットワーク市場向けのソリューションを拡大するとともに、取り組みを強化していく方針だ。最初に日本法人のブロケード コミュニケーションズ システムズ 代表取締役社長の青葉雅和氏がモバイルネットワーク市場参入について「政府の携帯料金引き下げ策やMVNO市場の拡大、クラウド事業者がIoTに特化したサービスなどを展開している。これまで、われわれは『New IP』(第3のプラットフォームに対応する新しいネットワークのアーキテクチャ)を支持しており、ネットワークでもハードウェアとソフトウェアを別々のベンダーから調達することが可能となった。オープンかつスケーラブルなネットワークを構築することができ、これと同様のことがモバイルでも可能なのではないかと考えている。過去1年半にわたりモバイルのスタートアップ・ベンダーとしてモバイルアナリティクスのVistapointe、ヴァーチャルEPCを扱うConnectemなどを買収しており、米国では開発体制の構築、日本ではモバイルのエンジニアなどを採用し、ユーザーに製品を提供できる体制が整った。これまでデータセンターネットワーキングにおいてSANやイーサネットファブリック、データセンターネットワーキングのソフトウェア化に取り組んできており、これから新しいマーケットとしてモバイルにおいてソフトウェア化という戦略のもとで参入する」と意気込みを語った。次に米国本社 CTO兼コーポレート・デベロプメントおよびエマージング・ビジネス担当シニア・バイスプレジデントのケン・チェン氏と、ディスティングイッシュト・エンジニア モバイル・ネットワーキング担当CTOのケビン・シャッツケーマー氏が同社の戦略、モバイルネットワークビジョンについて説明した。チェン氏は同社の戦略として「われわれのコアビジネスはファイバーチャネルSAN、イーサネット/IPファブリック、キャンパスネットワーク、ルーティングとなり、成長過程のビジネスはSDN(Software-Defined Network)とNFV(Network Functions Virtualization)がある。そして、近年は新しいビジネスとしてモバイルやビッグデータ分析、セキュリティをはじめとした高度なテクノロジーへの投資を行っている。まずはモバイルで2社を買収し、ConnectemはヴァーチャルEPCにおいてパイオニアの企業であり、多くの企業で製品が導入されている。また、ビッグデータ分析にも注力しており、大規模なテレメトリデータを収集、処理、配信しているほか、セキュリティの投資としては機械学習を用いて次世代のセキュリティ製品を構築している」と語った。続いてシャッツケーマー氏はモバイルネットワークビジョンについて「現在、モバイル業界は転換期を迎えており、モバイルやクラウド、ソーシャル、データアナリティクスといった第3のプラットフォームの出現により、5Gは4Gの単なる進化ではないということだ。高速でレイテンシーが低くなり、新しいインタフェースが出るということではなく、5Gは新たなデジタル世界を実現するものだ。しかし一方で、サービスプロバイダーはOTT(Over-The-Top)メッセージによるSMS収益の侵食といった収益の確保や、電波利用量を凌ぐトラフィック量の増大などネットワークの課題を抱えている」と指摘した。同社のモバイルビジョンとして「一連の課題を抱えるモバイルサービスプロバイダーにわれわれが提供する価値は3つある。1つ目はイノベーションのスピードアップを支援しつつコストの、低減も可能するソリューションを提供し、新しい収益機会とサービスアジリティを改善していく。2つ目はインフラ側でのデマンドはスケールアップ、スケールダウンするなど動きがあるため新しいワークロードの処理を効率的にする環境が必要であり、運用の簡素化、プロビジョニング、多様なユースケースを想定したマネジメントを行う。3つ目は、それぞれの要件を満たすパーソナライズが可能なネットワークサービスに向けて、ARPU(Average Revenue Per User)の増加やカスタマーバリュー、カスタマーリテンションを図る」と同氏は強調した。最後に同氏は「われわれはビジョン、ソリューション、アーキテクチャ、パートナーシップによりモバイルサービスプロバイダ市場を破壊的に革新し、SDN、NFV、データセンターネットワーク市場における実績がモバイルネットワーク分野でリーダーシップを裏づけ、技術への投資を継続する。そして革新的なソリューションを今後も継続して投入していく」と胸を張った。今後、同社はSDNやNFVの各種技術コンポーネントで構成されるモバイルネットワーク向けソリューションの国内展開を本格化し、従来の固定的で柔軟性に乏しいネットワーク(Old IP)からの脱却を図ることで国内のモバイルネットワーク事業者(MNO)、およびMNOの回線を借りてモバイルサービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)の収益拡大を支援する。次世代のモバイルネットワーク・サービスを自社ネットワークに採用することで、多くのメリットを享受できる企業に対しても5G時代を見据えた新たな企業ネットワークアーキテクチャを提案していく考えだ。
2016年01月22日米App Annieは、昨年1年間の世界のアプリ市場動向を総括した「2015年アプリ市場総括レポート」を発表した。このレポートでは、2015年の世界のアプリ市場の重要トレンド、国別トップアプリやパブリッシャーのランキング等に関する情報を分析し提供している。それによると、2015年のトレンドとしては、音楽や動画のストリーミングアプリの台頭、アプリを通じたモバイルコマースの活性化、相乗りアプリ及びタクシー配車アプリの流行などが挙げられという。相乗りアプリ及びタクシー配車アプリでは、特に中国、メキシコ、ブラジルはiPhoneで顕著で、インドはAndroidデバイスで先行。この4市場では、スマートフォンユーザーの20%以上が2015年第4四半期、主要な配車アプリまたは相乗りアプリ1種類以上を日常的に利用したという。プラットフォームでは、Google Playがダウンロード数、iOSが収益でリードする構造は以前と変わらないものの、iOSの国別ダウンロード数で中国が首位に立ったこと、米国のダウンロード数シェアでGoogle PlayがiOSを上回ったことなど、地域ごとに大きな変化もあるという。パブリッシャーの世界収益ランキング(ゲーム以外)では、LINEが首位。同社のコミュニケーションアプリであるLINEは、アプリの世界収益ランキングでは2位に、世界ダウンロード数ランキングでは9位に入っている。一方ゲームの世界収益ランキングでは、MixiのMonsterStrikeが2位、GungHo OnlineのPuzzle&Dragonsが3位、LINEのDisney Tsum Tsumが10位にランクインしている。日本のトップパブリッシャーは、ダウンロード数(ゲーム以外)でYahoo Japan、ダウンロード数(ゲーム)と収益(ゲーム以外)でLINE、収益(ゲーム)でMixiとなり、パブリッシャーランキングでは、GungHo Online、BANDAI NAMCO、Cocone、SQUARE ENIX、Sega Sammy Holdingsといったパブリッシャーが上位にランクインした。
2016年01月21日ANAグループは1月12日、ベトナム航空の株式の約8.8%を2兆4,310億ドン(約130億円)で取得し、アジアにおける戦略的な業務・資本提携を展開していくことで、ベトナム航空との間で基本合意したことを発表した。ANAグループは中期経営戦略において新たな成長領域拡大に向け、航空関連ビジネスを中心としたアジアへの戦略的投資に取り組んでいる。その中でベトナムは、アジアの中でもとりわけ成長ポテンシャルの高いCLMV(※)の中心に位置し、TPP参加国の一員でもある。今回の業務・資本提携により、ANAは今後の経済発展が期待される同地域を含むアジア市場の航空需要を着実に取り込み、ビジネス機会を積極的に拡大することを目指している。同提携により、ANAグループはベトナム航空へ取締役を派遣する他、両社の間で広範な業務提携について検討を進めていく。なお、同提携はベトナム政府当局からの必要な許認可取得ならびにANAグループとベトナム航空グループとの間の業務・資本提携に関する最終契約の締結を条件として実施する。※CLMVは、カンボジア(Cambodia)・ラオス(Laos)・ミャンマー(Myanmar)・ベトナム(Vietnam)
2016年01月13日IDC Japanは12月22日、国内ソフトウェア市場の2015年上半期(1~6月)の実績と2015年~2019年の予測を発表した。IDCが定義するソフトウェア市場には、パッケージソフトウェア、SaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)の売上額が含まれる。これによると、2015年上半期の国内ソフトウェア市場は1兆3232億8900万円、前年同期比成長率が4.6%。同社では、前年同期に起こったWindows XPサポート終了特需と消費税増税前の駆け込み需要の反動は比較的軽微であり、堅調な成長だとしている。大分類市場別では、アプリケーション市場が前年同期比成長率3.9%、アプリケーション開発/デプロイメント市場が同5.9%、システムインフラストラクチャ市場が同4.5%となった。最も成長率が高いアプリケーション開発/デプロイメント市場では、データアナリティクス需要の高まりによって、ビジュアライゼーションBIツールやクラウド型データベースサービスが高い成長だという。また、同社は2015年の国内ソフトウェア市場は前年比成長率は4.2%、さらに2016年は前年比成長率4.5%と予測。さらに2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は4.2%、2019年には3兆1147億円に達するとも予測。大分類市場別の2014年~2019年のCAGR予測はアプリケーション市場が3.1%、アプリケーション開発/デプロイメント市場が5.6%、システムインフラストラクチャ市場が4.5%となっている。同社は、アプリケーション市場では、企業においてデジタルトランスフォーメーションが進むことで、コグニティブシステムやデジタルマーケティングに関連したソフトウェアやクラウドサービスの急速な成長が見込まれるとしている。アプリケーション開発/デプロイメント市場ではデータアナリティクス関連の高成長が続き、さらにデジタル化の進展によってSoE(Systems of Engagement)領域におけるPaaS(Platform as a Service)の採用が拡大するものとみている。システムインフラストラクチャ市場では、サイバーセキュリティ対策やマイナンバー制度への対応に向けセキュリティソフトウェア需要の拡大や、クラウド基盤構築/管理ソフトウェアの導入の増加が市場成長をけん引していくと予測している。
2015年12月22日IDC Japanは12月18日、2015年の国内IT市場予測、および2015年~2019年における国内ITの産業分野別市場規模予測について発表した。2015年は金融機関などの大型案件とPC更新需要でIT支出を伸ばした2014年の反動を受け、全体で14兆7,837億円と前年比0.1%の成長に落ち着く予測となるが、産業分野別では、通信/メディアおよび消費者を除いたすべての分野でプラス成長を見込んでいる。特に銀行、製造業、小売業、運輸業、サービス業が堅調なIT支出を維持することが見込まれ、国内IT市場の2016年の前年比成長率を2.7%、2017年を2.0%と予測。産業分野別では、金融セクターにおける大手都市銀行や、ゆうちょ銀行での大型案件、地方銀行の再編によるシステム統合などの案件、大手金融機関を中心にFinTechやコグニティブなどITによるビジネス/サービス革新を進める動きが国内IT投資をけん引するとしている。また、製造業では基幹システムの刷新を終えた企業がグローバルサプライチェーンの最適化や、生産ラインの自動化、設計/開発領域でのデジタル化、標準化を見据えた環境整備へ進む動きが見られるという。小売業ではチャネル推進が加速し、それを実現するプラットフォーム構築やデジタルマーケティング領域での投資が後押しするとみている。さらに、ユーザー企業調査結果からは第3のプラットフォーム、IoTといったイノベーションアクセラレーターの取り組みが経営層からIT部門に出される指示に含まれていたという。一方、IT部門の課題にはビッグデータなど「新たなIT戦略を検討する人材の不足」や「ITを活用する事業に関する知識不足」が上位に挙がり、IT部門に経営層から課せられたミッションと、それを実行するためのIT部門の体制にギャップがあることが判明。IDC Japan ITスペンディングマーケットアナリストの岩本 直子氏は「ITベンダーはIT部門の役割が変化していく中、IT部門の課題解決の支援を踏まえた提案をし、IT部門のミッション達成に向けて伴走する役割を担うべきである」と分析している。
2015年12月18日IDC Japanは12月16日、国内モバイルデバイス市場(スマートフォン市場、タブレット市場
2015年12月17日IDC Japanは12月15日、国内PaaS(Platform as a Service)市場の2014年の分析と2019年までの予測を発表した。IDCではPaaS市場を、「クラウドアプリケーションプラットフォーム」、「クラウドデータサービス」、「クラウドインテグレーションサービス」、「クラウド開発/ライフサイクルサービス」の4つの市場セグメントに分類し、市場規模調査を実施。調査の結果、2014年の国内PaaS市場規模は、前年比45.8%増の336億4100万円となった。市場セグメント別に見ると、クラウドアプリケーションプラットフォーム市場が232億2400万円(前年比成長率42.7%)、クラウドデータサービス市場が71億3700万円(前年比成長率61.9%)と、両市場がPaaS市場全体の9割を占める結果となった。また、2019年のPaaS市場規模は1038億円となり、2014年~2019年の年間平均成長率は25.3%になると同社は予測した。2014年におけるPaaS市場のベンダーシェアはセールスフォース・ドットコムが1位、アマゾンが2位となっている。「Force.com」でいち早く市場に参入したセールスフォース・ドットコムが引き続き市場をけん引するポジションを維持する結果となったという。2位のアマゾン、3位のマイクロソフトはIaaSとの連携を行いながらクラウドデータサービス市場で高いシェアを獲得している状況。IBM、オラクルなどの大手ソフトウェアベンダーもPaaS分野の取り組みを強めている一方、ビッグデータ処理、IoTのバックエンドとしても有望視されており、市場への注目が高まっていると、同社はみている。
2015年12月15日矢野経済研究所が12月14日に発表した「DMP(データマネジメントプラットフォーム)サービス市場/MA(マーケティングオートメーション)サービス市場に関する調査結果 2015」によると、2015年のDMPサービスの国内市場規模(事業者売上高ベース)は52億円、MAサービスは220億円となり、いずれも2014年と比べて30%強の成長となる見込みだ。DMPサービスに関しては、2014年の市場規模は事業者売上高ベースで40億円であったが、消費者のニーズが多様化しており、広告会社に頼るだけではなく企業が自社や第三者が保有するデータを利用して生活者の行動要因を突き止め、自社のマーケティング活動を最適化することへの意識が高まっていることなどから、DMPの構築や利用の動きが加速しているという。また、大手企業でのDMP利用事例が広がりを見せていることも、市場への追い風になっているとのことだ。MAサービスについては、2014年の市場規模は事業者売上高ベースで168億円であったが、最近では企業におけるマーケティング活動の費用対効果が強く意識されるようになったことや、顧客の詳細なニーズに基づいてパーソナライズしたコンテンツを提供する必要性が増したこと、チャネル別に入手したデータの急増によりオートメーション・ツールが無ければマーケティング業務に支障をきたすようになったことなどから、MAを導入する機運が高まっているという。また、製造業を中心に日本企業の海外売上比率が高くなり、海外営業を支援するためのグローバルなマーケティング・プラットフォームが必要になっていることや、引き合いを待つビジネス・スタイルからの脱却といった目的でMAを導入する動きが活発化していることも、市場拡大の一因となっているとしている。DMPサービスとMAサービスを合わせたデジタル・マーケティング・サービスは、中堅・中小企業では未だ情報収集段階の企業が多数派を占めるものの、大企業では本格的な導入・検討のステージに入っており、今後も市場は拡大する見通しだという。また、ITを始めとするテクノロジーの進展によりマーケティングをビジネスの中核として捉える企業が増加基調にあることや、企業のIT投資が管理・効率化から変革・成長へとシフトしはじめていることがデジタル・マーケティング・サービスに対する前向きな投資を生むといい、2020年におけるデジタル・マーケティング・サービスの市場規模(事業者売上高ベース)は、2014年に対して約2.7倍の559億円に達すると同社は予測する。
2015年12月15日映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが一体となり、次世代のデジタルエンターテイメント市場のさらなる成長を目的に活動を行う業界団体DEGジャパンが12月8日に、東京・スペースFS汐留で『映像コンテンツデジタル配信セミナー2015』を開催した。その他の写真本セミナーは“映像デジタル配信サービス”の普及促進を行うことを目的に開催された。三宅洋一郎氏(株式会社 野村総合研究所 コンサルティング事業本部)は国内の現状について、「モバイルの視聴環境が整備されたことにより、若年層による有料VOD(ビデオオンデマンド)利用者は増加、市場が拡大している」との調査結果を報告。一方で、テレビのネット接続については、環境は整っているものの接続率が未だ1割強と普及率が低いことを挙げ、「サービス以上に利便性が高いという点が広まっていないのではないか」と普及活動を課題に挙げた。土屋隆司氏(ワーナーエンターテイメントジャパン株式会社)は、「米国をみてもEST(ダウンロード動画販売)、VOD(都度課金型動画配信)、SVOD(定額制動画配信)の伸長が推進力となるだろう」とホームエンターテイメント市場の伸びを期待した。パネルディスカッションでは、モデレーターにジャーナリストの西田宗千佳氏を迎え、パネリストには、小西貴明氏(バンダイビジュアル株式会社 執行役員 事業本部 営業部 部長)、吉川広太郎氏(20世紀フォックス ホームエンターテイメント Head of Digital Sales.Japan)、吉村文雄氏(東映株式会社 コンテンツ事業部長代理 企画開発室長)らが参加。dTV(Dビデオ)、hulu、UULA、ビデオパスなどのSVODによる影響について、「映像配信入門として良いが価格については今後の課題」(小西)と挙げた。よく観られている作品について「シリーズが展開されている名作」(小西)、「連続性のあるドラマ」(吉川)、「30分程度の作品や、アクション系」(吉村)と特徴を挙げた。今後のデジタル配信活性化策について、「劇場に行く前にも活用してもらいたい。スピード感を活かし、初の試みとして『機動戦士ガンダムサンダーボルト』を12月25日正午よりEST配信する」(小西)、「啓蒙活動をしていきたい」(吉川)、「パッケージ化されていない作品や、廃盤になってしまった作品をデジタルなら提供できる。オリジナル作品を提供していくことにもチャレンジしたい」(吉村)とそれぞれ語った。取材・文・写真:小杉由布子
2015年12月08日IDC Japanは11月25日、国内ITインフラストラクチャサービス市場予測を発表した。2014年の国内ITインフラストラクチャサービス市場規模は2兆4,035億円、2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は2.1%と予測している。同社は国内ITサービス市場におけるITインフラストラクチャに関わる領域の影響を定量的に捉えるため、国内ITインフラストラクチャサービス市場として切り出している。2014年の実績と2015年~2019年の市場予測を分野別(ITインフラストラクチャコンサルティング&インテグレーション、ITインフラストラクチャアウトソーシング、ITインフラストラクチャサポートサービス、ITインフラストラクチャセキュリティサービス)にまとめている。2014年のITインフラストラクチャコンサルティング&インテグレーション市場では、景気回復に伴う企業や政府/自治体のシステム構築需要を背景に前年比成長率は6.9%に達したが、2015年以降はその反動に加え、クラウド移行に関する需要の一巡、非クラウドのインフラ構築案件の減少などにより成長率は低下し、2014年~2019年のCAGRは1.9%に落ち着くと予測している。また、ITインフラストラクチャアウトソーシング市場においては、データセンターを利用したプライベートクラウドやハイブリッドクラウドなどの需要拡大により、成長率は徐々に下降しつつも堅調な成長を続ける傾向があるという。2014年~2019年のCAGRは4.0%で推移すると予測。さらに、ITインフラストラクチャサポートサービス市場は、最大のセグメントであるソフトウェアサポート&保守が安定した成長が見込まれているが、ハードウェアサポート&保守の長期的な縮小の影響により、市場全体では2014年~2019年のCAGRはマイナス1.2%に留まると予測している。一方、最も注目されるのはITインフラストラクチャセキュリティサービス市場という。市場規模は、そのほかの市場と比べると大きくないものの、成長率で見ると2015年以降、国内ITインフラストラクチャサービス市場の中で唯一上昇するとみている。2014年~2019年のCAGRは5.9%に達すると予測。ITインフラストラクチャは第3のプラットフォームの動向の影響を受けているほか、セキュリティもそれと並ぶ重要なテーマとなっているという。同社ITサービスシニアマーケットアナリストの吉井誠一郎氏は「ITサービスベンダーは、まずは情報セキュリティ対策向けサービスとその体制を最優先で充実させる必要がある。そして、高い技術力で第3のプラットフォームおよびセキュリティを支える海外のテクノロジーベンチャー企業にも積極的にアプローチすべきである」と述べている。
2015年11月25日