フランス・パリ発のショコラトリー「ル・ショコラ・アラン・デュカス」の東京工房および、六本木店舗の2階にあるデザートサロン「ル・サロン」にて、夏の新作デセールが展開される。「Kakigori 抹茶/シトロンヴェール/ショコラ」(1,800円)※東京工房限定東京工房の限定メニューとして、6月17日から9月中旬まで提供される「kakigori 抹茶/シトロンヴェール/ショコラ」(1,800円)は、ショコラと抹茶を組み合わせた日本らしい味わいの一品。抹茶のグラニテの下には、ソルベ・ショコラやカカオニブ、ライムとレモンのコンフィ、抹茶のシャンティイが層になっている。上からバニラとライム果汁をかけて、濃厚な抹茶の味わいとクリーミーな口どけ、カカオニブのカリカリとした食感を楽しもう。「Kakigori フリュイルージュ/ハイビスカス/ショコラ」(1,800円)※六本木限定Photo by Pierre Monetta一方、六本木限定メニューとして、6月19日から9月中旬まで提供される「kakigori フリュイルージュ/ハイビスカス/ショコラ」(1,800円)は、いちごとフランボワーズ、ハイビスカスを合わせた真っ赤なグラニテが印象的な一品。グラニテの下には、ソルベ・ショコラやカカオニブ、グレープフルーツのコンフィ、グレープフルーツとハイビスカスのシャンティイが層になっており、上から甘酸っぱいグロゼイユ果汁をかければ、夏らしいフルーティーな味わいが堪能できる。「ミルフィーユ ショコラ/ノワゼット」(1,700円)Photo by Pierre Monettaまた、東京工房、六本木両店で楽しめるメニューには、「ミルフィーユ ショコラ/ノワゼット」と、昨年好評だった「ブンティ・グラス」がラインアップする。「ミルフィーユ ショコラ/ノワゼット」(1,700円)は、クレーム・ショコラとプラリネ・ノワゼットをサクサクのパイの間にたっぷりとサンドしたミルフィーユに、ノワゼットのアイスクリームを添えた濃厚な味わい。東京工房では6月17日より、六本木では6月19日より提供が開始される。「ブンティ・グラス」(1,800円)Photo by Pierre Monetta「ブンティ・グラス」(1,800円)は、ショコラクリーム、クルスティアンショコラ&ココナッツ、ココナッツアイスクリーム、ココナッツミルクを泡立てたエマルジョンココを層にした一品。仕上げに、削ったショコラ、ライム、ココナッツまとわせているので香りまでエレガント。別添えの爽やかなライムとジンジャーのグラニテと共に、エマルジョンココとショコラクリームのなめらかな濃厚さ、クルスティアンショコラ&ココナッツのザクザクとした食感が味わえる。「グラス」(6種 8個セット・5,000円/1個 600円)Photo by Atelier Mai 98その他、乳脂肪分を抑え、カカオの風味際立つ味わいのアイスクリーム「グラス」(6種 8個セット・5,000円/1個 600円)も新登場し、自宅でも夏らしくショコラが楽しめる。ジャワやペルー、マダガスカルといったそれぞれのカカオの特徴を生かしたものや、コーヒーやトンカ豆と組み合わせたものなど、6種のユニークな味わいがラインアップする。東京工房、六本木店、日本橋髙島屋ブティック、西武・そごうe.デパート、髙島屋オンラインストア他にて6月15日より展開される。
2019年06月07日シャネル(CHANEL)とフレンチ料理の巨匠アラン・デュカスがコラボレーションしたフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」に、屋上テラス「ル・ジャルダン・ドゥ・ツイード」がオープン。期間は2020年3月から10月末まで。ツイード柄に刈り込まれた草木に囲まれた屋上テラス「ル・ジャルダン・ドゥ・ツイード」。シャンパンのペリエ・ジュエとコラボレーションした屋上テラスでは、「ベージュ アラン・デュカス 東京」プロデュースによるメニューが登場。フィンガーフードやアフタヌーンティーを提供する。ドリンクは「ペリエ ジュエ」のシャンパーニュに加え、スペシャルなオリジナルカクテルを多数ラインナップ。心と身体をリフレッシュするデトックス・ノン・アルコールカクテルなども用意する。また、アフタヌーンティーは時期ごとに内容が変わり、「ペリエ ジュエ」のシャンパーニュ、紅茶やコーヒーなどのソフトドリンクとスイーツのセットを楽しむことが可能だ。【詳細】ル・ジャルダン・ドゥ・ツイード営業期間:2020年3月~10月末営業時間:14:00~22:00(ラストオーダー フード20:30、ドリンク21:30)席数:テーブル32席、ソファ10席(喫煙可)場所:シャネル 銀座ビル屋上住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング メニュー例:アフタヌーンティー 紅茶またはコーヒー 4,800円(税込)、「ペリエ ジュエ」のグラスシャンパーニュ付き 6,000円(税込)※別途サービス料12%※月・火定休※アフタヌーンティーは14:00~16:00での提供。※席の予約は不要。但しアフタヌーンティーは要予約。※6歳以上の子供来店可能。但しベビーカーの持ち込み不可。※上記の他、悪天候およびイベント開催日は休業。【問い合わせ先】ベージュ アラン・デュカス 東京TEL:03-5159-5500
2019年05月17日シャネル(CHANEL)とフレンチ料理の巨匠アラン・デュカスがコラボレーションし誕生させたフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」から、春の新メニューが登場。シャネル銀座の最上階に位置する「ベージュ アラン・デュカス 東京」は、ファッションブランド・シャネルと、アラン・デュカスのコラボレーションによって2004年に誕生したフレンチレストラン。料理には、厳選された日本の食材を最大限に使用。“シンプル&エレガント”をテーマに、洗練されたフランス料理を提供している。そんな「ベージュ アラン・デュカス 東京」が、春の新メニューを展開する。新たに提供するのは、高級きのこで知られるモリーユ茸とグリーンアスパラガスを合わせた「グリーンアスパラガスとモリーユ茸、トースト添え」など、春に旬を迎える食材を使用したメニューだ。また、神奈川県佐島産の新鮮なたこを赤ワインソースで味わう「神奈川県佐島産たこ、サラダのグリエとポムパイヤッソン、 赤ワインソース」や、「北海道オークリーフ牧場仔牛とリードヴォー、トマトのタルト」といったシンプルかつエレガントに仕上げたこだわりのメニューもラインナップする。また、デザートには、春が旬の野菜「ルバーブ」をあしらった「ルバーブとミルクのコンポジション、セルフィーユ」を用意。旬の食材が持つフレッシュな味わいを、洗練されたこだわりの空間で味わってみては。【詳細】ベージュ アラン・デュカス 東京 春の新メニュー場所:ベージュ アラン・デュカス 東京住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング10F営業時間:ランチ 11:30~16:00(ラストオーダー14:00)、ディナー 18:00~23:00(ラストオーダー20:30)※月曜・火曜、夏季、年末年始休TEL:03-5159-5500新メニュー:・グリーンアスパラガスとモリーユ茸、トースト添え・神奈川県佐島産たこ、サラダのグリエとポムパイヤッソン、赤ワインソース・北海道オークリーフ牧場仔牛とリードヴォー、トマトのタルト・ルバーブとミルクのコンポジション、セルフィーユ(デザート)■ル・ジャルダン・ドゥ・ツイード(屋上テラス、シャネル 銀座ビル屋上)営業期間:2019年4月3日(水)~10月末営業時間:・11:30~16:00(ラストオーダー フード14:30、ドリンク15:30)・18:00~22:00(ラストオーダー フード20:30、ドリンク21:30)席数:テーブル32席、ソファ10席(喫煙可)※月・火定休※席の予約は不要。※6歳以上の子供来店可能。但し、ベビーカーの持ち込み不可※上記の他、悪天候およびイベント開催日は休業【問い合わせ先】ベージュ アラン・デュカス 東京TEL:03-5159-5500
2019年04月15日フランス・パリ発のショコラトリー「ル・ショコラ・アラン・デュカス」は、日本上陸1周年を記念した限定スイーツやアフタヌーンティーセットを展開。東京工房、六本木、日本橋高島屋にて、2019年3月1日(金)より順次発売される。目玉となるのは、東京工房の「ル・サロン」限定で提供されるショコラ尽くしのアフタヌーンティーセット「ル・グテ」。ティースタンドやプレートの上には、チョコレートをたっぷりと使用したタルレットや、シュー・ア・ラ・クレームなどの生菓子をはじめ、日替わりショコラや焼き菓子など全10種類のスイーツメニューが並ぶ。好みのティーをお供に、濃厚なショコラの味わいを堪能してみて。また手土産にもぴったりなスイーツも登場。「ケーク・ショコラ・オランジュ」は、“フランスの秘境”と呼ばれるコルシカ島で、伝統的な製法で作られたオレンジコンフィを生地に使用したケーク。仕上げには、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」の芳醇なショコラをたっぷりとあしらっている。生地にショコラを使用した人気マカロン「マカロン ショコラ」には、新フレーバーが仲間入り。甘酸っぱいフランボワーズ、芳醇に香るマダガスカル産バニラ、トロピカルな味わいのパッションフルーツの全3種類がラインナップする。【詳細】ル・ショコラ・アラン・デュカス1周年記念メニュー■アフタヌーンティーセット「ル・グテ」販売店舗:東京工房 ル・サロン限定住所:東京都中央区日本橋本町1-1-1販売日:4月3日(水)価格:4,500円+税予約:03-3516-3511 ※3月20日(水)より受付スタート■ケーク・ショコラ・オランジュ、マカロン ショコラ販売店舗:東京工房、六本木(東京都港区六本木6-12-2)、日本橋高島屋(東京都中央区日本橋2-4-1)販売日:2019年3月1日(金)価格:・ケーク・ショコラ・オランジュ 2,800円+税・マカロン ショコラ(フランボワーズ、バニラ、パッションフルーツ) 1,800円+税
2019年03月04日久しぶりの大阪。駆け足の旅で、京都からの帰りにいくことができました。予約の電話をしたとき、苦手な食材を聞かれて、「ジビエはいかがですか?」と言われ、「そういえば、前回行ったときも、この季節だった」と懐かしくなりました。前回は、日帰りで京都の神社とお寺を可能な限り回るという強行スケジュールで、しかも、最終の新幹線で帰ることにしていたので、慌ただしいことこの上ない食事でした。白い店内は、個人的には北欧をイメージするような柔らかい空間で、オープンキッチンでシェフたちが動く姿も楽しめる、チームワークが見えて、「ここ、好き」という印象が強く残ったレストランでした。そして、昨年、ゴールデンウィーク後にリニューアルされて、前回の「ちょっとカジュアルさ」を感じたアニエルドール は、「大人のフレンチレストラン」に進化したという噂が耳に入ってきました。九州ばかり行っているので、大阪はいつも上空通過ですが、やっと、やっと、この日がきました。 はやる気持ちで、予約時間の1時間前に到着京都のホテルを出て、京都駅で京都土産を購入、東海道山陽本線から大阪駅で地下鉄に乗り換え、約1時間。カメラ2台持ち、お土産ありで、帰りに空港までのリムジンに乗るなんば駅でコインロッカーに荷物を預けて身軽になって、お店に向かいます。大阪は、いたるところにコインロッカーがあって、とても便利だなと思います。阿波座駅について、時計を見たら、12時前。予約は13時。帰りの飛行機の時間を考えると、13時だと少し厳しいなと思ったので、電話をして早く行っても良いかの確認をして、快く受けてくださって、お店に向かいました。が、絶対に迷う自信があって、ホームページでは「徒歩4分」とあるのに3倍くらいかかって、到着。暖かい週末だったので、軽く汗かきです。 このシンプルさが、とても素敵!(気をつけないと、初めていくときは、見過ごしてしまうかも)ワクワクしたながらドアを開けて、食事が始まりました。 ときめきだらけのメニュー、ビストロノミーからガストロノミーへ 軽く汗かきだったので、まず、シャンパーニュをお願いして、あとは、お料理に合わせたワインをお願いします。前回と変わっているのは、オープンキッチンから窓から覗けるキッチンになっていること。盛り付けは、そこで行われます。その窓まで、テーブルふたつを挟んでいたので、遠慮がちに遠目で拝見。美しく盛り付けられているお皿が並んでいて、本当に、ワクワクします。 まず、はじめに、揚げパン(写真奥)とビスク。熱々の揚げパンは、中に煮込んだ海老が入っていて、ビスクには海老と人参のフランが入っています。ちょっと感じたスパイスが、ヴァドゥヴァンマサラという半発酵させた、クミンに似ているスパイスということでした。 つづいて、2皿目。素揚げした湯葉、豆乳のスープにホタテと蕪のタルタル、からすみのパウダー。やさしい味です。 3皿目は、卵が登場。スーシェフが盛り付けていたのを見ていて、綺麗だなと思っていたひと皿。菊芋チップス、半熟卵、和牛のタルタル。右下にある柚子のマヨネーズソースをつけて。この柚子のマヨネーズソース、美味しかった。春が来た!みたいな綺麗なひと皿。牛肉のタルタルは、ハツが歯ごたえのアクセントになっていて、目にも、舌にも、楽しい、美味しい、美しいひと皿でした。 真っ黒なチップスに囲まれて出てきました。中を覗くと、炊いた大根の上に、カンパチ、そして、大根、チョリソー、黒オリーブのタルタルです。真っ黒なチップスは、黒オリーブのチップス。カンパチはあっさり目のイメージですが、このカンパチはふくよかな感じがして、そこに、個性的なチョリソーが味と歯応えで対応している感じでした。 そして、メインのお魚とお肉お魚は、五島のクエとホワイトアスパラ、つぼみ菜。今年初めてのホワイトアスパラ。ソースはザ・フレンチな濃厚リッチなクリームソースを、外カリ、中ふわのグリルしたクエにたっぷりつけていただきました。つぼみ菜、実は、初めて食べました。福岡産のお野菜ということで、春を感じる蕾に似た形がこの時期が旬のお野菜です。このお料理に合わせていただいたワイン、オレゴンのシャルドネ、これ以上ないペアリングでした。 そして、お肉は、小鴨。とても綺麗なお肉です。真ん中のソースはベリーのソース。綺麗に、まんまる。そして、左にあるのは、ほうれん草に包まれだ椎茸といぶりがっこの肉団子。いぶりがっこのスモーキーさが椎茸とよく合ってます。 お皿の統一感 この日のお料理は、オレンジ、黄色、白という色の統一感がとても気になりました。 そして、デザート。もう、春、がそこまできているようなキウイとピスタチオ、発酵マスカルポーネのパルフェ。 飛行機の時間を気にしながらのミニャルディーズ。 藤田晃成シェフ。大根が形を変えて何回も登場。美味しい物を美味しい時に食べる、旬をいただくことになるのですが、大阪という場所がら、庭の畑で採れたお野菜を使うというのは、難しいことであって、それでも、美味しい食材をタイムリーに手に入れるというのは、大変だと思います。でも、そこは大阪。2年前にきた時にも、シェフが、大阪の地の利を生かしてお料理をするとおっしゃってました。なんでも手に入るという経済の強さ、流通の強さがあるから、料理する、ということに集中できるのですね。食後にシェフとお話しした際、「突き詰めると、お料理がシンプルになる」とおっしゃっていたのが印象的でした。 agnel d’or(アニエルドール)住所:〒550-0005大阪府大阪市西区西本町2-4-4阿波座住宅三栄ビル1F(地下鉄中央線「阿波座」駅1番出口より徒歩4分)TEL:06-4981-1974OPEN:Lunch 12:00 - 13:15(L.O)Dinner 18:00 - 20:00(L.O)CLOSE:月曜日(Monday)、火曜日ランチ(Tuesday lunch time)
2019年02月21日ル・ショコラ・アラン・デュカスからポワソン・ダヴリル(エイプリルフール)とイースターに向けた春限定ショコラが登場。2019年3月15日(金)から順次、東京工房、六本木、日本橋髙島屋ブティックにて販売される。”魚”モチーフのエイプリルフール向けショコラフランスでは、4月1日に子どもたちが魚の絵を描き、それを切り取ってなかまの背中にこっそり貼るという習慣がある。一説では、その遊びがエイプリルフールの発祥とも言われている。ル・ショコラ・アラン・デュカスは、そんな子どもたちの楽しい遊びをショコラのクリエーションに落とし込んだ。魚をモチーフのショコラとして、ちょっとした贈り物にも最適な「プティ・アヴリル」と、魚型ショコラの中に貝殻やエビなどを象った「フリチュール・プラリネ」とショコラを詰め込んだ「グラン・ポワソン・ダヴリル」を展開する。なお、中に入れた「フリチュール・プラリネ」とショコラのみでも販売しており、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ココナッツの味わいが楽しめる。“卵&雌鶏”モチーフのイースター向けショコライエス・キリストの復活祭として知られるイースター。フランスでは、復活のシンボルとされる卵、うさぎ、鐘などをモチーフにしたお菓子やチョコレートを庭や家の中に隠して、“エッグハント”を楽しむ恒例行事とされている。日本でも認知度が高まってきているイースターに向けて、ル・ショコラ・アラン・デュカスが提案するのは、思わずハントしたくなるような愛らしく美しい卵型のショコラ。「ウフ・トゥルネ」は、回転するたまごにインスピレーションを得てデザインされた。また、雌鶏を幾何学的に表現した、まるでアートのようなショコラ「プティット・ココット」もラインナップする。いずれも、中には「フリチュール・プラリネ」とショコラを詰め込んでいる。【詳細】ル・ショコラ・アラン・デュカスポワソン・ダヴリル(エイプリルフール)&イースター販売期間:・ポワソン・ダヴリル 2019年3月15日(金)~5月6日(月)・イースター 4 月1日(月)~5月6日(月)■取り扱い店舗・ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房住所:東京都中央区日本橋本町1-1-1営業時間:11:00~20:00(19:30L.O.)TEL:03-3516-3511・ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木住所:東京都港区六本木6-12-2 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り営業時間:11:00~21:00(20:30L.O.)TEL:03-5775-1185・ル・ショコラ・アラン・デュカス 日本橋髙島屋住所:東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋髙島屋S.C. 本館 B1営業時間:10:30~19:30TEL:03-3211-4111Designed by Pierre Tachon, Photo by Pierre Monetta
2019年02月18日ジャン=ポール・エヴァンピエール マルコリーニアンリ・ルルーデルレイデメルパティスリー・サダハル・アオキ・パリル・ショコラ・アラン・デュカス※予約・購入方法は一番下にまとめて記載【ジャン=ポール・エヴァン】愛とは旅すること、愛に包まれた特別なショコラ『ボワットゥ ショコラ ラブ アイランド』『ボワットゥ ショコラ 18個入 ラブ アイランド』 7,891円(税込)【ジャン=ポール・エヴァン】の2019年のバレンタインは「LOVE ISLAND」がキービジュアル。限定のパッケージには、想像上の愛の島が描かれています。バレンタイン限定の新作ボンボン ショコラは10種類で、『ボワットゥ ショコラ ラブ アイランド』は限定ショコラを含むボンボン ショコラの詰め合わせです。再会の情景を表現した『HELLO』はライムが香るバナナとココナッツのガナッシュを、旅行鞄がモチーフの『MEETING』は4種の柑橘を使用したガナッシュをビターチョコレートでコーティングしています。【ピエール マルコリーニ】幸運のモチーフ小さなハチが運ぶ、新生ピエール マルコリーニ『バレンタイン セレクション』『バレンタイン セレクション』 9個入り 3,500円(税抜)ベルギー王室御用達ショコラティエ、【ピエール マルコリーニ】が創業以来、ロゴマークを一新。『バレンタイン セレクション』は、マルコリーニが奏でるカカオの世界を幸運のモチーフである小さなハチをイメージしたイエローのストライプのハート缶に詰め合わせています。ひと粒ひと粒にそれぞれの物語が詰まった9種類のプラリーヌは記憶に残る至福の味わい。花の香りつけをしたガナッシュと果実のコンポートを組み合わせた新作『フルーツ&フラワー オレンジフラワー フランボワーズ』に、代表的な『ピエール マルコリーニ グラン クリュ』など定番のコレクションをアソートしています。【アンリ・ルルー】地中海の旅へと誘う、『コフレ・メディテラネ』『コフレ・メディテラネ』 6個入り 2,900円(税抜)温暖な気候と豊かな風土に支えられ、古くから東西の文化の交流地点として栄えてきた地中海。【アンリ・ルルー】は、「地中海」をイメージしたボンボン・ショコラをお届け。新作6種の詰め合わせ『コフレ・メディテラネ』は、モロッコの幾何学模様をあしらい地中海のオリエンタルな雰囲気を感じるパッケージ。カターニア(イタリア シチリア島)、カラブリア州(イタリア南部)、タンジェ(モロッコ北部)、アナトリア半島(トルコ)、ダマスカス(シリア)をイメージした味わいのボンボン・ショコラが、地中海の旅へと誘います。【デルレイ】代名詞のダイヤモンドショコラが全種類楽しめる『デルレイ ダイヤモンドBOX』『デルレイ ダイヤモンドBOX』 10個入 5,616円(税込)ベルギーの北部の街アントワープのショコラトリー【デルレイ】の、2019年バレンタインは、宝石の街として有名なアントワープに因んで作られたブランドの代名詞の『ダイヤモンドショコラ』。新作は、ダークチョコレートの中にマイルドなカカオを使用したガナッシュ入りの『ホワイトダイヤモンドダーク』、ダークチョコレートの中にキャラメルガナッシュとアップルフレーバーが入った『ブルーダイヤモンドダーク』、ほのかに甘いマンゴーガナッシュ入りの『ピンクゴールドダイヤモンド』の3種類。『デルレイ ダイヤモンドBOX』には、新作を含むダイヤモンドショコラ全8種類とハートショコラ2種がイン。【デメル】優雅で魅惑的なウィーンの香りただようパッケージ『ショコラセレクション』『ショコラセレクション』 11粒入 4,536円(税込)オーストリア・ウィーンの老舗洋菓子ブランド【デメル】。2019年のバレンタインは「大人の遊び心」がテーマ。毎年ファンを魅了する『ショコラセレクション』のパッケージは、可憐かつコケティッシュな大人のピンク。バタフライ柄が大人の遊び心をくすぐります。キャラメルショコラーデ3粒、クリスピーナッツプラリネ2粒、ハートチョコレート4粒、プラリネショコラーデ2粒と、人気のチョコレートをバラエティ豊かに詰め合わせています。【パティスリー・サダハル・アオキ・パリ】フランスショコラ品評会の受賞作4種すべてが楽しめる『AOKI 2019』『AOKI 2019』 6個 3,078円(税込)2018年フランスのショコラ愛好会団体「クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ」のショコラ品評会で、5年連続で高い評価を得たサダハルアオキが贈る【パティスリー・サダハル・アオキ・パリ】。今年度の受賞作4種すべてが楽しめる新作ショコラアソート『AOKI 2019』は、ベネズエラ産カカオの芳醇かつ重厚な香りの「スル デル ラゴ」、パッションフルーツの酸味とショコラが混ざり合う「パッション」、愛知県西尾産の抹茶とザクッとしたアーモンドとヘーゼルナッツプラリネの食感が重なる「プラリネ マッチャ」、アカシアはちみつのガナッシュと黒ゴマのプラリネの2層構造の「ミエル セザム」を含む6種の詰め合わせです。【ル・ショコラ・アラン・デュカス】ふたつの雫に、ヘーゼルナッツとアーモンドのプラリネがたっぷり『ハート』『ハート』 3,780円(税込)©Pierre Monetta/Designed by Pierre Tachon, Photo by Pierre Monettaフランス・パリ発のショコラトリー【ル・ショコラ・アラン・デュカス】は、良質な素材を厳選し、素材本来の味わいを引き出しています。バレンタインデー限定の『ハート』は、オ・レとノワール、ふたつの雫を合わせるとハートの形に。それぞれの雫には、ヘーゼルナッツのプラリネと、アーモンドのプラリネがたっぷり入っています。予約・購入方法一覧【ジャン=ポール・エヴァン】『ボワットゥ ショコラ 18個入 ラブ アイランド』7,891円(税込)【ジャン=ポール・エヴァン 表参道ヒルズ店】電話:03-5410-2255住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館1F営業時間:[月~土]11:00~21:00、[日]11:00~20:00定休日:不定休アクセス:東京メトロ「表参道」駅より徒歩2分※その他の販売場所【ジャン=ポール・エヴァン 東京ミッドタウン店】【ジャン=ポール・エヴァン 銀座三越店】【ジャン=ポール・エヴァン 伊勢丹新宿本店】など直営店のほかに、オンラインショップ、全国バレンタイン催事会場でも販売ヴァレンタイン特設HP:【ピエール マルコリーニ】『バレンタイン セレクション』9個入り 3,500円(税抜)【ピエール マルコリーニ 銀座本店】電話:03-5537-0015住所:東京都中央区銀座5-5-8営業時間:[月~土]11:00~20:00、[日・祝]11:00~19:00定休日:年末年始アクセス:東京メトロ「銀座駅」B3より徒歩1分※その他の販売場所【ピエール マルコリーニ 新宿店】(NEWoMan新宿)【ピエール マルコリーニ 横浜店】(ルミネ横浜)など直営店のほかに、オンラインショップ、全国バレンタイン催事会場でも販売公式HP:【アンリ・ルルー】『コフレ・メディテラネ』6個入り 2,900円(税抜)【アンリ・ルルー 伊勢丹新宿店】電話:03-3352-1111(大代表)住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 本館地下1階 カフェ エ シュクレ営業時間:10:30~20:00定休日:伊勢丹新宿店に準ずるアクセス:JR「新宿駅」東口から徒歩5分、東京メトロ丸の内線「新宿三丁目駅」徒歩1分※その他の販売場所【アンリ・ルルー 高島屋玉川店】【アンリ・ルルージェイアール 京都伊勢丹店】直営店のほかに、オンラインショップ、全国バレンタイン催事会場でも販売公式HP:【デルレイ】『デルレイ ダイヤモンドBOX』10個入 5,616円(税込)【デルレイ 銀座 ショコラトリー】電話:03-3571-5200住所:東京都中央区銀座5-9-19 銀座MCビル1F営業時間:11:00~20:00定休日:年末年始アクセス:東京メトロ「銀座線」徒歩1分直営店のほかに、オンラインショップ、全国主要百貨店バレンタイン催事会場でも販売公式HP:【デメル】『ショコラセレクション』11粒入 4,536円(税込)【デメル 松屋銀座本店】電話:03-3561-4565住所:東京都中央区銀座 3-6-1 地下1階営業時間:10:00020:00定休日:不定休アクセス:東京メトロ「銀座駅」A12番出口直結※その他の販売所【デメル 東武池袋店】【デメル 伊勢丹新宿店】など直営店のほかに、オンラインショップ、全国バレンタイン催事会場でも販売公式HP:【パティスリー・サダハル・アオキ・パリ】『AOKI 2019』6個 3,078円(税込)【パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 丸の内店】電話:03-5293-2800住所:東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F営業時間:11:00~20:00定休日:不定休アクセス:東京メトロ「有楽町駅」D-3出口より直結、JR「有楽町駅」より徒歩2分※その他の販売場所【パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 東京ミッドタウン店】【パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 新宿伊勢丹店】【パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 渋谷ヒカリエShinQs店】など直営店のほかに、オンラインショップ、全国バレンタイン催事会場でも販売公式HP:【ル・ショコラ・アラン・デュカス】『ハート』『ハート』 3,780円(税込)©Pierre Monetta/Designed by Pierre Tachon, Photo by Pierre Monetta【ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房】電話:03-3516-3511住所:東京都中央区日本橋本町1-1-1営業時間:11:00020:00(19:30 L.O.)定休日:年末年始アクセス:東京メトロ「三越前駅」B6出口より徒歩2分※その他の販売所【ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木】【ル・ショコラ・アラン・デュカス 日本橋髙島屋】公式HP:
2019年02月04日シャネル(CHANEL)とフランス料理界を代表するシェフ、アラン・デュカスが コラボレーションしたフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」から、バレンタイン限定のメニューが登場する。シャネル銀座ビル10階にある「ベージュ アラン・デュカス 東京」では、建築家ピーター・マリノが手がけた洗練された空間で食事を楽しむことができる。ガブリエル・シャネルが愛したベージュカラーを基調にした店内では、ブランドを象徴するツイード柄のクラブチェアが並び、モダンアート作品が飾られている。気品溢れるシャネルのエスプリが詰まったレストランだ。店内では、バレンタイン当日だけのランチとディナーの特別メニューを提供する。コースについたスペシャルなデザート「ショコラとフランボワーズ」は、真っ赤なフランボワーズとチョコレートを使ったハート型のスイーツ。甘酸っぱいフランボワーズと濃厚なチョコレート、そしてサクサクと香ばしいショートブレッドクッキー生地のコンビネーションが絶品だ。シャネルが演出する非日常的な空間で、ロマンティックな1日を過ごしてみてはいかがだろうか。【詳細】「ベージュ アラン・デュカス 東京」バレンタイン提供日:2019年2月14日(木)価格:ランチ 1名 14,000円 / ディナー 1名 22,000円※税込み。サービス料別。住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビル 10F
2019年01月24日シャネル銀座ビルディングの最上階に位置するベージュ アラン・デュカス 東京に、バレンタイン限定メニューが登場する。スペシャルな限定メニューは、バレンタイン当日の2月14日のランチタイムとディナータイムで提供される。シェフパティシエのシルヴァン・ コンスタンによるハートの形のデザート「ショコラとフランボワーズ」 がコースの最後を締めくくり、大切な人と過ごす時間を更にロマンティックなものにしてくれそう。価格はランチ税込1万4,000円、ディナー税込2万2,000円、いずれもサービス料別。
2019年01月23日カカオ豆を仕入れ、焙煎するところからチョコレートを作るBean to Bar。2000年代にアメリカから広がったこの動きは、2019年の日本でますます進化中。チョコレートの専門家、市川歩美さんによるB to B最新案内、東京編です。「Bean to Bar(以下B to B)を手がける店やブランドは、いまや日本全国で100を超えるまでになりました」と、ショコラコーディネーターの市川歩美さん。「カカオ豆からチョコレートを作る機械が小型化。手に入りやすくなったことも後押ししています」。市場が活況を呈する中、日本では独自の進化が!「産地や農園の違いなどによるカカオ豆の個性を表現するのがB to Bですから、世界的な主流はタブレット。ところが日本では、いかにおいしいお菓子に変化させるかという動きが目立ちます」。特に、ここ数年進化が目覚ましいのが、東京の『ミニマル』。おいしいショコラや菓子のために、産地に出向き、豆の選定から手がける『ル・ショコラ・アラン・デュカス』の上陸も象徴的だ。LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE MANUFACTURE A TOKYO(ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房)アトリエを眺めながら、豆からこだわったデザートを。フランス料理の巨匠アラン・デュカス氏が、若き修業時代の夢を叶えたショコラトリーの日本1号店。パリの工房で、昔ながらの機械で作られる27種類の製菓用チョコレート。それらを、シェフの信頼厚いジュリアン・キンツラー氏が日本で、タブレット、ボンボンショコラからデザートまで形にする。なかでも、工房をのぞむサロンのデザートは、合わせる素材は最小限に、食感や温度の違いで豆の個性を際立たせた、ここだけのお楽しみ。東京都中央区日本橋本町1‐1‐1TEL:03・3516・351111:00~20:00(19:30LO)不定休オリジナルブレンドのチョコレートで作るムース・オ・ショコラ¥1,600。写真右から、フォンダン・ショコラ・カフェ¥3,300。タブレット、オリジン オ・レ45%¥1,400と、オリジン ノワール75%¥1,650。フランスの建築家集団シグーによる、クラフトマンシップを感じさせる内装。Minimal(ミニマル富ヶ谷本店)B to Bをけん引する店が挑む、カカオと“お菓子らしさ”の融合。産地での活動から、マリアージュなどのイベントまで。日本のB to Bシーンの先頭を走ってきたブランドが、いま取り組んでいるのが、カカオらしさとお菓子らしさの融合。これまでは粗挽きにした豆と砂糖だけで作るタブレットで豆の個性的な香りを表現してきたが、それを、馴染みのお菓子でできないか、という挑戦だ。ベイクドチョコレートに始まったカカオ菓子!?は、アイスに生チョコ、イートインのパフェまで、ぐんぐん広がっている。東京都渋谷区富ヶ谷2‐1‐9TEL:03・6322・999811:30~19:00不定休コロンビア・トゥマコ産のチョコレートを使った生チョコ9粒¥2,500。タブレットは7種¥1,200~。フルーティなカカオ豆とコーヒー豆をぶつけた11層、季節替わりのチョコレートパフェ¥1,350。市川歩美さんショコラコーディネーター。2003年にブログを開設。現在は、国内外の名店、新店から、カカオ農家の実情まで、365日、さまざまなメディアで、チョコレートにまつわる情報を発信している。※『anan』2019年1月23日号より。写真・清水奈緒吉村規子スタイリスト・大谷優依取材、文・齋藤優子(by anan編集部)
2019年01月17日「チョコレートパラダイス 2019」が、西武池袋本店にて2019年1月19日(土)から2月14日(木)まで開催される。「チョコレートパラダイス 2019」では、国内外の約120ブランドが集結。大切に贈るための贅沢なショコラはもちろん、自分へのご褒美チョコレート、そして会場ですぐに味わえるメニューまでが揃う。初登場ブランド&西武池袋本店限定チョコレートが多数登場初登場となるのは、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」、「チョコレートライン」、「ドゥルミアン」、「ナカムラ チョコレート」、「トーキョーチョコレート」といった面々。特に「チョコレートライン」は西武池袋本店のためのショコラ「カカオプランテーション」を用意した。そのほか、「フレデリック・カッセル」や「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」といった“バレンタインと言えば”のお馴染みチョコレートブランドのほか、「ラデュレ」や「アンリ・ルルー」などの有名スイーツブランドからも個性豊かなラインナップを用意する。行列必至!2つの人気ブランドも行列必至の人気ブランドは必ず足を運びたい。毎年、バレンタインシーズンのみチョコレートの一般販売を行う、アメリカ・ロサンゼルス発のチョコレートブランド「イヴァン・ヴァレンティン」のトリュフは必見だ。また、オーガニックにこだわる「ジャン=ミッシェル・モトロー」からは、シチリア産ナッツなどを使用した“優しいショコラ”が展開される。その場で楽しめるスイーツ会場では、その場で楽しめるスイーツも充実。「カカオ サンパカ」のチョコレートドリンクのセット、「ゴディバ」のショコラワッフルなどが揃うなか、ピックアップしたいのは、「ガトーフェスタ ハラダ」のダークチョコレートを使用したソフトクリーム。「グーテ・デ・ロワ ノワール」のダークチョコレートを使用した滑らかなソフトクリームに、サクサクのラクスを添えた西武池袋本店限定の1杯だ。【開催概要】チョコレートパラダイス 2019開催期間:2019年1月19日(土)~2月14日(木)会場:西武池袋本店 本館7階=催事場■商品価格例ル・ショコラ・アラン・デュカス「デクヴェルト」15個入 6,048円 ※初登場ルノトール「キューブルノトール」5個入 2,592円チョコレートライン「カカオプランテーション」6個入 2,398円 ※初登場・西武池袋本店限定ドゥルミアン「フルーツ&フラワー」6個入 2,301円 ※初登場・西武・そごう限定ジャン=ミッシェル・モルトロー「ガトー・デュ・クール~ブリュー~」6個入 2,214円 ※西武・そごう限定イヴァン・ヴァレンティン「イヴァン トリュフ」12個入 6,687円ガトーフェスタ ハラダ「ソフトクリーム・デ・ロワ ノワール」1個 501円 ※西武池袋本店限定カカオ サンパカ「ショコラトル&チョコラータセット」1セット/各1杯 648円 ※西武池袋本店限定
2018年12月31日7月の首席客演指揮者就任披露コンサートでは、未知数で柔軟性に富んだシューベルトとマーラーを振り、あらためて都響との相性の良さを聴かせてくれたアラン・ギルバート。10月にはNDRエルプ・フィルを率いて来日したばかりだが、12月に再び都響に戻ってくる。オーケストラとのさらなる可能性を追究した最新のプログラムは指揮者の音楽に対する貪欲な姿勢と、都響との爆発的な化学変化(ケミストリー)が期待される内容だ。チケット情報はこちら定期Bシリーズと都響スペシャルでは、メンデルスゾーン:序曲『フィンガルの洞窟』とシューマン『交響曲第1番《春》』、そしてストラヴィンスキー『春の祭典』という「春」をフィーチャーした曲が並ぶ。シューマンはギルバートのベスト5に入るお気に入りの作曲家で、『春』はその中でも親しみを感じる曲だという。スコアは複雑でハードルは高いが、指揮者がオケとの関係を深めるために選んだ攻めの一曲。2019年にはブルックナーの『交響曲第4番《ロマンティック》』も都響と共演する予定だが、その布石となる世界観が形作られていく予感がする。ストラヴィンスキーの『春の祭典』にも期待。20世紀を代表する名曲にして、初演のパリで大きな物議を醸した問題作を、ギルバート×都響はどのように聴かせるか。「私は音楽で物語を語りたい」というギルバート、音響的な衝撃性にもまして、音楽のテーマとなった古代ロシアの生贄の儀式を浮き彫りにする全体像をイメージしているはず。不協和音と変拍子に彩られたバレエ・リュスの異形の舞台を、デラックスな都響サウンドで再現してくれそうだ。ギルバートの指揮の魅力は、伝統の重さとモダンでエレガントな軽さが表裏一体になっているところ。変幻自在で予定調和に陥るということがなく、予想外の瞬間に音楽が突然巨大化することがある。指揮者がやりたいことをイメージ通りに演奏する、クオリティの高いオーケストラのレスポンスが求められるのだ。精緻なアンサンブルと演奏技術によって、ハイレベルなスーパー・オーケストラとしての地位を不動にしている都響にとって、いくつもの「想定外」を投げかけてくるギルバートはまさに待ち望んでいた未来の指揮者だといえる。12月には2種類のプログラムが組まれており、どちらも聞き逃せない刺激的な選曲。コンサートでは魔法の瞬間が何度も訪れそうだ。文/小田島久恵(音楽ライター)
2018年11月21日点心専門店「ヤウメイ(YAUMAY)」が、2018年11月8日(木)大型複合ビル「二重橋スクエア」内にオープンする。世界的レストランプロデューサー、アラン・ヤウ(ALAN YAU)のレストランが日本初出店となる。世界一有名なレストランター、アラン・ヤウとは?点心専門店「ヤウメイ」を手掛けるのは、世界一有名なレストランター、アラン・ヤウ。ロンドンの伝説的レストラン「ハッカサン」や「パーク・シノワ」を手がけた人物だ。イギリス大英帝国勲章を受賞している。今回、点心専門店「ヤウメイ」の日本出店にともない、世界中のセレブリティを魅了してきた4名のトップシェフを招き、独創的な中華を提案していく。厳選20品「ヤウメイ」のこだわり点心点心専門店「ヤウメイ」では、世界で活躍するチームが厳選した珠玉の点心20メニューを展開。メニューの豊富さを売りとする一般的な中華レストランとは一線を画す、新感覚の中華店だ。日本出店にあわせて「ヤウメイ」では、日本の素材を取り入れて、より日本人の舌に合うようメニューをアレンジ。「クリスピーダックキャビアを添えて」は、食感のよいクリスピーダックの上に、高級食材のキャビアを存分にあしらった、北京ダックの“進化版”メニューだ。看板メニューとなる点心。中でも注目は、最高の肉質を持つとされる沖縄の「きび丸豚」を使った焼売だ。ジューシーな食感で、口の中にいれるとふわりと崩れる。また、「ハッカサン」や「パーク・シノワ」にて提供され、ミシュランなどでも高い評価を得てきた代表点心「ヴェニソンパフ - 鹿肉のパイ包み」も用意。柔らかい子鹿肉をサクサク食感の香ばしいパイ生地で包んだ、独創的な一品だ。まるで寿司カウンター店内には、カウンター式の寿司店からインスピレーションを得て生まれた「点心カウンター」を設置。カウンター越しに食べたいネタを目の前のシェフにオーダーすると、好みの点心を提供してくれる。カウンターで点心が楽しめるシェフズテーブルを起用するのは、日本では初めての試み。カウンターテーブルには、80mmもの厚さのある一枚物ヒノキを使用している。【詳細】点心専門店「ヤウメイ(YAUMAY)」オープン日:2018年11月8日(木)住所:東京都千代田区丸の内3丁目2番地3号 二重橋スクエア 2FTEL:03-6269-9818営業時間:ランチ 11:00~15:00(LO14:30)ディナー 17:00~23:00(LO22:30)客単価:ランチ3500円(税込)、ディナー8000円(税込)
2018年11月08日2018年もクリスマスという特別な日のために各レストランが、スペシャルなディナーコースを提供。大切な人と過ごすエレガントな夜、シェフたちが腕を振るう人気レストランのディナーコースをピックアップして紹介する。東京都内有名レストランのクリスマス特別ディナーコースベージュ アラン・デュカス 東京 - クリスマスにふさわしいリッチな夜にベージュ アラン・デュカス 東京では、総料理長・小島景がこの時期ならではの食材を贅沢に盛り込み、華やかなテーブルにふさわしいコースを用意。■開催概要期間:2018年12月19日(水)~12月28日(火)・12月19日(水)、20日(木)、21日(金)クリスマスランチ14,000円 / クリスマスディナー38,000円(通常メニューも用意しております。ベジタリアンメニューの提供は休み。)・12月22日(土)、23日(日)、24日(月祝)、25日(火)クリスマスランチ 14,000円 / クリスマスディナー 38,000円(クリスマスメニューのみ提供)・12月26日(水)、27日(木)、28日(金)クリスマスランチ 14,000円 / クリスマスディナー 38,000円(通常メニューも用意しております。ベジタリアンメニューの提供は休み。)※通常メニュー価格:ランチ 5,900円(平日のみ)、9000円、その他ディナーメニューからも選択可能。ディナー:16,000円、20,000円、26,000円(クリスマス期間中は、ベジタリアンメニューの提供は休み。)※価格は全て税込価格、別途サービス料。■ベージュ アラン・デュカス 東京 詳細住所:東京都中央区銀座3-5-3シャネル銀座ビルディング10FTEL: 03-5159-5500アンダーズ 東京「ザ タヴァン」- 眼下に広がる一面の夜景とともに心に残るディナータイム今春、リニューアルし、グリルレストランとして初めて迎えるザ タヴァンでは、シェフこだわりの料理の数々を提供。メインの1皿は、サーロインのグリルに加え、雪室でじっくり熟成された和牛テンダーロインから選択可能。■開催概要期間:2018年12月21日(金) 、25日(火) 18:00 ~ 22:0022日(土)~24日(月) 第1部17:30 または18:00 ~ 20:00、第2部 20:30 ~※12月22日(土)~24日(月)の3日間は2部制。価格価格:5コースメニュー(蟹のサラダを除く) 22,000円、6コースメニュー 25,000円メインディッシュ 雪室熟成和牛テンダーロインオプション追加料金 5,000円※15%のサービス料と消費税を加算。コースメニュー:サーモンのハーブマリネ フェンネル イクラのドレッシング、平目のパンフライ パースニップピューレ レモンバターソース、国産サーロイン マッシュポテト アスパラガス ビーフのジュほか■アンダーズ 東京 ザ タヴァン 詳細住所:東京都港区虎ノ門1-23-4 51階 ザ タヴァンガストロノミー “ジョエル・ロブション” - 素材を活かすアートのようなコースガストロノミー “ジョエル・ロブション”では、前菜、魚料理、肉料理、そしてデザートまで最高の素材を惜しみなく使用し素材が持つクオリティを最大限に引き出したクリスマスメニューを展開する。■開催概要期間:2018年12月21日(金)~12月25日(月)※12月21日はディナーのみの営業。■クリスマス期間営業時間:ランチ 11:30〜13:00(L.O.)15:00クローズ、ディナー 18:00〜21:00(L.O.)価格:ランチ(アミューズ/冷前菜/温前菜/魚料理/肉料理/デセール/カフェ) 20,000円ディナー(アミューズ/ キャビア・アンペリアルノエルスタイル2018 / 前菜2品 / 魚料理 / 肉料理 / アヴァンデセール / デセール / カフェ) 50,000円※いずれも税込み・サービス料12%別。■ガストロノミー〝ジョエル・ロブション″ 詳細住所:住所:東京都目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス内予約・お問い合わせ:03-5424-1338又は03-5424-1347(受付時間11:00~21:00)予約はご来店の2ヶ月前より。※ディナーメニュー50,000円についてはランチタイムでも事前予約可能。ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション - よりカジュアルに楽しむジョエル・ロブションの贅沢ディナー同じくジョエル・ロブション手掛ける、カウンタースタイルのフレンチレストラン「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」でもクリスマスメニューが登場。ガストロノミー”ジョエル・ロブション”よりカジュアルに楽しめるコースを用意。■開催概要期間:2018年12月21日(金)~12月25日(火)営業時間:ランチ 12:00~14:00、ディナー 18:00~21:00価格:ランチ(アミューズ/前菜/スープ/魚料理/肉料理/クリスマスデザート) 10,800円ディナー(アミューズ/前菜2皿/魚料理/肉料理/クリスマスデザート) 22,000円※アラカルトの用意あり。12/26のランチのみアラカルトなし。■ラトリエ ドゥジョエル・ロブション 詳細住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド 2FTEL:03-5772-7500(受付時間11:00~21:00)サラベス - お得感たっぷりの“お土産付き”コースニューヨーク発祥のレストラン「サラベス」では、オマール海老やポルチーニなどの豪華食材を用いたメニューをラインナップ。グラス・スパークリングワインから始まり、季節感溢れる5品、コーヒー/紅茶、さらにはオリジナルクッキーのお土産付きだ。なお、東京店と品川店、名古屋でも同メニューを提供。■開催概要期間:2018年12月22日(土)~25日(火) ディナータイム17:00~(名古屋店のみ25日 18:00~)価格:6,800円+税内容:グラス スパークリングワイン、スモークサーモンのサラダ仕立て白味噌キャロットドレッシング、US産ハンギングテンダー ロースト茸とクリームスピナッチ 赤ワインとバルサミコ香るポルチーニソースで ほか■サラベス店舗 詳細品川店住所:東京都港区港南2-18-1 アトレ品川 4FTEL:03-6717-0931東京店住所:東京都千代田区丸の内1-8-2 鉃鋼ビルディング南館 2・3FTEL:03-6206-3551名古屋店住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3 タカシマヤ ゲートタワーモール 1FTEL:052-566-6102ブリーズ・オブ・トウキョウ - 東京のパノラマ夜景と共に愉しむクリスマス・ディナーコース東京駅前、 丸ビル最上36階でフレンチグリルが楽しめる「ブリーズ・オブ・トウキョウ」。提案するのは、キャビア、フォアグラといった高級食材を使った皿に加え、 グリル料理を際立たせる食材として、東京・用賀の精肉店「TOKYO COWBOY」の和牛サーロインをメインディッシュに用意する特別コースを提供。■開催概要期間:2018年12月22日(土)~25日(火)提供時間:12月22日(土)~24日(月) 17:00~23:30(22:00LO)、12月25日(火) 18:00~23:30(22:00LO)※2時間制(予約時間の設定あり。詳細は店舗まで。価格:2018クリスマス・ディナーコース(全7品) 1人 17,000円(税・サービス料別)内容:フォアグラシュークリーム、シェリー酒香るコンソメ・ド・ブッフ フカヒレと共に、カナディアンロブスター ニューバーグスタイル、用賀『TOKYO COWBOY』厳選和牛サーロインのグリル 冬の野菜と薬味を添えて ほか■ブリーズ・オブ・トウキョウ 詳細住所:千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング36FTEL:03-5220-5551ウルフギャング・ステーキハウス - プライムグレードの上質な牛肉のステーキをニューヨーク発祥のステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー」六本木店、丸の内店では、「プライムグレード」に格付けされた牛肉のステーキをメインに、活ロブスターや新鮮なシーフードを使用した豪華メニューを提供。なお、大阪店・福岡店でも同様にディナーコースを用意。■開催概要期間:六本木店/丸の内店/大阪店 12月23日(日)~25日(火) ディナータイム 18:00~※福岡店のみ12月22日(土)~※六本木店ではランチタイム(11:30~14:30LO)でも予約のみで提供。価格:六本木店/丸の内店 1人 18,000円+税・サービス料、大阪店/福岡店 1人 16,000円+税・サービス料※福岡店においてはディナータイムの提供。福岡店ランチタイム限定コース 1人 12,000円+税・サービス料内容:USDA認定プライムグレードビーフを使用したステーキなどで構成したコース■ウルフギャング・ステーキハウス 詳細・六本木店住所:東京都港区六本木5-16-50 六本木デュープレックス M’s 1F営業時間:11:30~23:30(22:30 LO)TEL:03-5572-6341・丸の内店住所:東京都千代田区丸の内2-1-1 丸の内MY PLAZA 明治生命館 B1F営業時間:11:30~23:30(22:30 LO)TEL:03-5224-6151恵比寿のビストロ「トゥース トゥース」- 選べる3つのコースで恵比寿の隠れ家ビストロ「TOOTH TOOTH」では、 2018年12月24日(月)から12月25日(火)の2日間限定でクリスマスメニューを提供。6,500円、7,500円、8,500円の3つの価格帯で特別コースを用意する。■開催概要期間:2018年12月24日(月)~12月25日(火)予約スタート:11月1日(木) ※WEB予約(提供メニュー:選ぶコースにより、 メインディッシュが異なります。6,500円コース:鴨胸肉のスパイスロティ オレンジ香る赤ワインソース7,000円コース:牛フィレ肉のポワレ ビーツのローストと百合根 マディラソース8,500円コース:A4黒毛和牛とフォアグラのロッシーニ 黒トリュフソース※価格はすべて税抜き。■TOOTH TOOTH 詳細住所:東京都渋谷区東3-17-12 トレディカーサ恵比寿1F・B1TEL:03-6419-2040mood board - 特別なクリスマスの夜を丸の内で丸の内ブリックスクエア 3階、大きな窓から丸の内・仲通りの夜景を望むバール・ビストロ「mood board」では、鴨胸肉・牛フィレ肉から選ぶメインディッシュをはじめとする特別コースを用意。豊富に取り揃えたワインリストと共にクリスマスの食事を。■開催概要期間:2018年12月24日(月)~12月25日(火)価格:mood board Noel 6,500円コース内容:フォアグラコンフィのエクレア仕立ていちじくのチャツネと共に、海の幸のオードブル盛り合わせ、真鯛のポワレ聖護院カブのソース姫ニンジンと黒キャベツのローストを添えて ほか■メインディッシュによって価格が異なる。6,500円:バルバリー鴨胸肉のローストと里芋とビーツのソテー フランボワーズソース7,000円:ブラックアンガス牛ヒレのグリル トリュフソース シャンピニョンボルドレーズを添えて■Baru&Bistro*musiQ “mood board” 詳細住所:東京都千代田区丸の内2-6-1丸の内ブリックスクエア 3FTEL:03-6269-9351青山セントグレース大聖堂 - “空を舞うランタン”に囲まれてフルコースを堪能まるで童話に出てくるお城のような外観の「青山セントグレース大聖堂」では、「空を舞うランタン」に囲まれたロマンティックな空間のなかでフランス料理のフルコースを味わえる。なお、同内容で伊勢山ヒルズ、横浜アートグレイス ポートサイドヴィラ、新浦安アートグレイス ウエディングコーストなどでも開催。■開催概要期間:2018年12月24日(月・祝)、25日(火)時間:1部17:00~19:00/2部20:00~22:00料金:1組2名 28,000円 ※消費税・サービス料込内容:フランス料理フルコース■青山セントグレース大聖堂 詳細住所:東京都港区北青山3-9-14TEL:03-5766-8838ル・プーレ ブラッスリーうかい - クリスマス特別セットメニュール・プーレブラッスリーうかいでは、通常のセットメニューをクリスマスらしい特別な装いで提供。じっくり丁寧に焼き上げたロティサリーチキンはもちろん、彩り豊かな旬の食材で特別な夜にふさわしいメニューをラインナップ■開催概要期間:2018年12月22日(土)~25日(火) 17:00~21:30価格:6,000円 / 8,000円 ※すべて税込※期間中は「クリスマス特別セットメニュー」のみ提供。※ディナーコースは終日用意。(要予約)※ランチ(3,500円)のオーダーは15:00まで。■ル・プーレブラッスリーうかい 詳細住所:東京都千代田区大手町1-1-1大手町パークビルディング1FTEL:03-3217–5252
2018年11月02日あの人が選ぶ、いま贈りたい手みやげは?「独創性があり、新しいおいしさに満ちている。手みやげにはそんなお菓子を、といつも思っています」と、スイーツライターのchicoさん。今年とりわけ目を引かれたのは、有名シェフによる新展開。「新分野に挑戦したり、1ジャンルに特化した店舗を出したり。レベルの高いお菓子が次々と登場しています」和菓子の世界にも、同じく新しい動きがあるそう。「代替わりした老舗の若旦那を中心に、新素材を使うなどした“ネオ和菓子”に取り組むところが増えています。そして和洋問わず、フォトジェニックなデザインを意識したお菓子がやはり人気です」味わいをカスタマイズできるスイーツなど、斬新なしかけのある5品を選んでくれた。カスタマイズもOK!新スタイルのスイーツ。ミシャラク 表参道コスミック1個¥650~750スターパティシエの話題の新店。透明な容器の中にナッツやフルーツ、ムースなどを重ねた、ユニークな「コスミック」は、「ゆずとクリームなど味わいの組み合わせが繊細。持ち運んでも崩れにくいし容器から直接食べられ、手みやげにはぴったりです」。全5種類から選べるほか、アプリで味わいをカスタマイズできる日本限定の「マイコスミック」も。東京都渋谷区神宮前6-2-9 TEL:03・5774・631111:00~20:00不定休食感も香りも多彩な、上質なチョコレート菓子。ル・ショコラ・アラン・デュカス焼き菓子詰め合わせ5個入り(5種)¥2,800今年日本にお目見えした、アラン・デュカス氏が手がけるチョコレート専門店。カカオニブが入ったフィナンシェやローストアーモンド入りのサブレなどの焼き菓子は、日本だけの限定品。「しっかりとカカオが感じられるうえ、それぞれに違う香りが楽しめます」。一部商品は1個からも購入可能。ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房東京都中央区日本橋本町1-1-1TEL:03・3516・351111:00~20:00無休都内に計3店舗。小さめロールケーキは少人数の集まりにも活躍。ローズロールプリンロール¥1,600白金のパティスリー『パッション ドゥ ローズ』の田中貴士シェフが立ち上げた、ロールケーキの専門店。「しっとりシフォン生地の中に味わい深いプリン。名パティシエの本気を感じるケーキです。長さ11cm程度と小ぶりで、少人数の集まりにも」。他にクリームに天然のバラの香りを移した「ローズロール」など多数。人数が多い時は、数種を取り合わせても。東京都港区白金1-25-16TEL:03・6456・436910:00~19:00不定休フランスの美食の粋を5つのマカロンに凝縮。ドミニク・ブシェマカロン グルマンbyドミニク・ブシェ5個入り¥1,800栗とトリュフに、赤肉メロンと甘口デザートワインのピノ・デ・シャラント…。「ドミニクシェフの、食材を自由に使いつつ完璧なバランスに仕上げる手腕に脱帽。シェーブルチーズとはちみつの組み合わせは、ワインが飲みたくなる味わいです。お酒が好きな人や食通の方にぜひ差し上げたい」。全5種の詰め合わせ。オンラインで取り寄せ可。TEL:076・208・6840(ル・グリル・ドミニク・ブシェ カナザワ)写真に撮らずにいられない、可愛らしいたたずまい。巖邑堂(がんゆうどう)日本橋高島屋S.C.店つきみてよ6個入り¥1,426(税込み)徐々に姿を変えていく月の形をあしらった上品な最中は、静岡県・浜松市の老舗和菓子店によるもの。「日本橋高島屋店の限定品です。苺のゼリーと黒糖あん、キャラメルナッツなど、オリジナリティのあるあんがおいしい。甘さ控えめで、どなたにも喜ばれるお菓子です」。バラ売り、1個¥184(税込み)もあり。東京都中央区日本橋2-4-1日本橋高島屋S.C.本館B1TEL:03・3211・4111(代)10:30~19:30休日は高島屋に準ずるchicoさんスイーツライター。和洋を問わずスイーツアンテナをめぐらせる。本誌の連載「Food news」を月に1回担当するほか、各メディアで活躍。※『anan』2018年11月7日号より。写真・津留崎徹花スタイリスト・佐々木カナコ取材、文・新田草子(by anan編集部)
2018年11月02日シャネル(CHANEL)とフランス料理界を代表するシェフ、アラン・デュカスがコラボレーションした、シャネル銀座ビルディング10階にあるフレンチレストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」から、クリスマスケーキ「ビュッシュ・ド・ノエル ヴァニーユ フランボワーズ」が登場。予約期間は2018年11月1日(木)から25日(木)まで、受取期間は12月20日(木)から25日(火)までとなっている。「ビュッシュ・ド・ノエル ヴァニーユ フランボワーズ」は、シャネルの腕時計「プルミエール」をモチーフにしたクリスマスケーキ。もともと、パリのヴァンドーム広場や香水・シャネル N°5のボトルストッパーからデザインの着想を得たという「プルミエール」は、完璧な構造を象徴する美しい八角形のフォルムが特徴的だ。「ビュッシュ・ド・ノエル ヴァニーユ フランボワーズ」には、バニラムースやバニラキャラメル、ホワイトチョコレートなどを使用して、忠実にその様を再現。ケーキの中心には、ブランドのアイコニックなモチーフ“カメリア”をデコレーション。仕上げには金箔をあしらって、より一層華やかな雰囲気をプラスしている。なお「ビュッシュ・ド・ノエル ヴァニーユ フランボワーズ」は、家族でシェアするのに最適な約5人分のサイズ。数量限定の特別ケーキで、とっておきのクリスマスを演出してみてはいかが。【詳細】「ビュッシュ・ド・ノエル ヴァニーユ フランボワーズ」価格:14,000円(税込)<数量限定>サイズ:縦15×横11.5×高さ4.5cm(4~5人分)予約期間:2018年11月1日(木)~25日(木)※限定数に達し次第、予約受付終了予約方法:電話またはメールで直接店舗へ支払方法:現金または銀行振込み(いずれも前払)受取期間:12月20日(木)~25日(火)※レストランにて手渡し引渡場所:ベージュ アラン・デュカス 東京住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング10F【問い合わせ先】ベージュ アラン・デュカス 東京TEL:03-5159-5500
2018年10月22日フランス・パリ発「ル・ショコラ・アラン・デュカス」は、クリスマス限定チョコレートや限定デザートを、2018年11月10日(土)より順次、東京工房、六本木、日本橋髙島屋の各店舗にて販売する。組み立て式の立体クリスマスツリーチョコレート「アーブル・ド・ノエル」は、チョコレートで作られた組み立て式のクリスマスツリー。土台、軸、6枚のディスク、ツリートップがセットになっている。6枚のディスクにはそれぞれ、ナッツやドライフルーツ、オートミールなどの ミューズリーをぎっしりトッピングし、にぎやかに仕上げている。1キロサイズのブロック型ショコラとフランス製の木のトレイ、小槌をセットにした「ブロック・ド・ショコラ・ド・ノエル」は、大勢で楽しめる1品。中にはヘーゼルナッツのプラリネを詰め、表面にはフルーツやナッツがたくさん散りばめられている。その他、アドベントカレンダー「カランドリエ・ド・ラヴァン」をはじめ、ツリーの形が愛らしい「サパン」、雪の結晶を模した「プティ・フロコン」、同じく雪の結晶型でアーモンドプラリネと栗のクランブルを入れたチョコレート「プティット・エトワール」などを展開する。ケーキやル・サロン限定デザートもまた、ケーキやル・サロン限定デザートにも注目したい。ミニマルなビジュアルの「ブッシュ・ド・ノエル」は、様々なチョコレートの風味や食感を一度に楽しめるクリスマスケーキ。チョコレートクリーム、滑らかなキャラメル、ビスキュイショコラで、サクサク食感のプラリネ生地を包み込み、繊細な味わいを生み出している。ル・サロンのクリスマス限定デザート「エリクシール・ショコラ フリュイ・ルージュ」は、チョコレートクリームの上に、チョコレートクリスピー、プレートチョコレート、フランボワーズのコンフィなどを盛りつけ、仕上げにジュレとフランボワーズをデコレーション。甘酸っぱい赤い果実のソースや、チョコレートアイスクリームとともに、贅沢な風味を楽しめる。詳細ル・ショコラ・アラン・デュカス クリスマス限定商品発売日:2018年11月10日(土)取扱場所:東京工房(東京都中央区日本橋本町1-1-1)・六本木(東京都港区六本木6-12-2)・日本橋髙島屋(東京都中央区日本橋2-4-1)※店舗によって取扱商品は異なる。価格例:・アーブル・ド・ノエル 15,000円+税・カランドリエ・ド・ラヴァン 8,000円+税・ブロック・ド・ショコラ・ド・ノエル 30,000円+税・ブッシュ・ド・ノエル 9,500円+税 ※東京工房・六本木のみで販売・エリクシール・ショコラ フリュイ・ルージュ 2,100円 ※東京工房・六本木 ル・サロン限定、2018年11月23日(金・祝)より販売【問い合わせ先】ル・ショコラ・アラン・デュカスTEL:03-3516-3511
2018年10月19日ベージュ アラン・デュカス 東京より、2018年のエレガントで華やかな特製クリスマスケーキ「ビュッシュ・ド・ノエル ヴァニーユ フランボワーズ」が数量限定で登場。店内では12月19日から28日までクリスマス特別コースが提供される。「ビュッシュ・ド・ノエル ヴァニーユ フランボワーズ」(税込1万4,000円)縦15×横11.5×高さ4.5cm(4~5人分)「ビュッシュ・ド・ノエル ヴァニーユ フランボワーズ」(税込1万4,000円)は、同店のシェフ・パティシエ、シルヴァン・コンスタンによる、ラズベリーとバニラが何層にも重なった特別なクリスマスケーキ。パリのヴァンドーム広場や香水「シャネル N°5」のボトルストッパーのデザインからインスパイアされたシャネル(CHANEL)の腕時計「プルミエール」をモデルに、中央にはシャネルのアイコンの一つであるカメリアを配し、その完璧な構造を象徴する八角形が美しいクリスマスケーキとなっている。予約は11月1日から25日までの期間に、電話またはメールにて直接店舗へ。数量限定につき、限定数に達し次第受付終了。ケーキの受け取りは12月20日から25日の期間で店頭にて。Photo by Pierre Monetta12月19日から28日の期間には、店内でランチとディナーのクリスマス特別コースが登場。総料理長の小島景が、この時期ならではの食材を贅沢に盛り込んだ、華やかなテーブルにふさわしいコースを用意する。12月22日、23日、24日、25日はクリスマスメニューのみの提供、それ以外の日は通常メニューも用意されるが、ベジタリアンメニューはお休みとなる。【店舗情報】ベージュ アラン・デュカス 東京住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング10F営業時間:ランチ 11:30~16:00(ラストオーダー14:00) ディナー 18:00~23:30(ラストオーダー20:30)定休日:月曜・火曜、夏季・年末年始(12月24日と25日は営業)
2018年10月19日いつの時代も女子たちを幸せにしてくれるものといえば、おいしい料理。とはいえ、私たちのもとに届けられるまでに、どれだけの努力が積み重ねられているかは、なかなか目にすることができないもの。そこで、世界最高峰の仕事ぶりの一部始終を見ることができる美食ドキュメンタリー『アラン・デュカス 宮廷のレストラン』をご紹介します。今回はさらなる裏側に迫るため、こちらの方にお話をうかがってきました。それは……。写真・角戸菜摘(アラン・デュカス)“フレンチの帝王” アラン・デュカスさん!【映画、ときどき私】 vol. 192これまでにミシュランで計18ツ星を誇る天才シェフのデュカスさんですが、本作は仕事中のみならずベールに包まれていたプライベートにも2年間にわたって密着したドキュメンタリー。トップであり続けることの極意やヴェルサイユ宮殿初のレストランを開店させるまでの道のりで感じた思いなどについて、先月リニューアルオープンしたばかりの『ベージュ アラン・デュカス 東京』で語っていただきました。観た方に何か影響を与えられたらうれしい―これまではこういった企画のオファーは受けることなく、今回も1年間断り続けてきたそうですが、ジル・ドゥ・メストル監督の情熱に根負けして承諾したとうかがいしました。とはいえ、ご自身のなかでも何か心境の変化などがあったのでしょうか?デュカスさん私は何も変わっていませんよ。もちろん、撮影は許可しましたが、お互いに口出しも関与も一切しないというのが条件でもありました。―では、実際にご自分の生活を客観的にご覧になってみて、どのような感想を抱きましたか?デュカスさんご覧いただいたものが、私の日常そのものではあるけれど、カメラというのは真実を語る恐ろしいものですよね(笑)。ただ、今回は私のために撮ってもらったわけではないので、この作品が誰の役に立つのかということは私にはよくわからないけれど、観た方に何らかの影響を与えられるのであればよいことだと思っていますよ。それは、観てくださった方々が決めることですから。学ぶと何も知らない人間であると気づかされる―年齢や経験を重ねると、好奇心や驚きが減っていくと感じる人もいると思いますが、デュカスさんはそのなかでもつねに好奇心旺盛でいらっしゃいます。モチベーションを維持する秘訣があれば、教えてください。デュカスさん秘訣というのは特に何もないですね。「学べば学ぶほど、学ぶことが増える」という言葉があるように、物事を知れば知るほど、知らないことが増えていき、最終的に自分が何も知らないということに気づかされるんです。それが自分を謙虚にしてくれているものだと思っていますよ。―デュカスさんでさえも、何も知らないと感じことがあるのですか?デュカスさんそれはもう恐ろしいくらいにね。私は世の中のこともこの業界のことも、何も知らない人間だと感じているくらいですよ(笑)。まだまだ叶えたい夢がたくさんある―仕事を続けていくなかで、そういった考え方をされるようになったのでしょうか?デュカスさんそうですね。とはいえ、私は自分をとてもエゴイストだとも思っていますよ。―つまり、物事を突き詰めているときの自分は自己中心的だと思われているということですか?デュカスさんその通りです。というのも、何かにこだわるというのは、まず自分を満足させることですよね?ただ、周りにたくさん人がいるなかで自分がしたいことを達成するということはものすごくエゴイストな行為とも言えます。でも、まだまだ叶えたい夢があるので、まずは自分のためにしているんですよ。―では、次に叶えたい夢は何ですか?デュカスさんたくさんありすぎて言えませんが、本当に私は夢だらけなんですよ(笑)。人生は自分から勝ち取るもの―ということは、ヴェルサイユ宮殿のレストラン『オーレ』の開店というのも、たくさんの夢のひとつだったと思いますが、その過程では苦労されたことも多かったと思います。デュカスさん確かに、ヴェルサイユ宮殿のなかにレストランをオープンするということは、私にとっても並大抵なことではありませんでした。―そのなかでも一番大変だったのは、どのようなことでしたか?デュカスさんとにかく障害しかなかったですが、人生というのは、難しくて大変なことばかりですよね。でも、そうやって壁を乗り越えて回避していくのが人生だとも思っているんです。だから、人生では待っていても何も起きません。自分から動いて、自分から勝ち取るのが人生。無償で与えられるものはありませんよ。これまでで一番の困難とは?―デュカスさんご自身も、これまでにさまざまな困難を乗り越えてきたからこそ、そのような考えをお持ちなのですね。デュカスさん私にとっては、身体的あるいは知的に自立できない状態が人生のなかでもっとも大きな障害。実際、私はある事故によってそういう経験しているからこそ、それが人間にとって本当に辛いことだというのを実体験として感じているんですよ。その時期は社会から完全に孤立して、身体的にも自立できなくなってしまいましたが、期間も長かっただけに、社会に復帰するのがどれだけ大変なことを知っているんです。というのも、社会から離れてしまった人間には、誰も興味を示さなくなるものですからね。―20代で経験した飛行機事故のことは劇中でも少し触れていますが、そのときのデュカスさんを支えていたものは何ですか?デュカスさんまずは「負けた」とか「戦いが終わってしまった」と思わないこと。あとは家族や本当の友達と呼べる数人の友人たちが支えでしたよ。―そういったすべての経験が血となり肉となり、いまのデュカスさんを作り上げているのですね。デュカスさんその通りです。無駄なものはひとつもありません。すべては経験する価値のあるものなのです。ときには悪い体験というのもありますが、そういったものだからこそ学ぶこともあるし、苦い経験こそ豊かなものだと私は思いますよ。つまり、経験にはいいものも悪いものもありますが、それよりも「自分のなかに何が残るのか」ということが大切だということなんです。立ち直るまでの時間は5分だけ―悪い経験でもネガティブに受け止めず、そのなかから必要なものを自分のものにするということですか?デュカスさんそうですね。それに、下に落ちたら、そのあとは必ず上がるしかないんですから。そのためにも、まずは負けたと絶対に認めないことですね。―とはいえ、そんなデュカスさんでも落ち込んだりすることはあるのでしょうか?デュカスさん5分くらいはありますよ(笑)。―5分だけですか(笑)?では、その時間はどのようなことを考えているのか教えてください。デュカスさん決断を下す時間にしていますよ。というのも、すべてが決断のときだからです。それに、選択肢はポジティブかネガティブか、その2つしかありません。だからこそ、つねにポジティブに行けるようにしなければいけないし、それは自分自身で決めること。つまり、自分で意図していいほうに進めるようにしていくものなんですよ。決断力と恐れない気持ちが大切―そのお言葉通り、作品のなかでは移動中でさえも決断の時間に当てている姿はとても印象的でした。デュカスさん私はイエスかノーかの決断がとにかく早いんです。だからこそ、間違えることも当然ありますが、何でも即決するようにしていますよ。間違いを恐れていたら何の決断も下せなくなってしまいますからね。ただ、間違いを認めることも大事なことですよ。―決断力の早さはもともとの性格ですか?デュカスさんこれは私が仕事をするなかで、後天的に身に着いたものですね。その力を培うためには、「自分は何を知らないのだろうか」という疑問をつねに持つこと。そして、「知らないものを恐れない」ということです。私は企業のモットーというのをリストにしていて、社員のための心得10か条というのを作っていますが、そのなかに「恐れるな」というのを入れているくらい。だから、「何事も恐れず、知らないことにも挑戦していく」というのは大切にしている考え方なんですよ。ストレスは信頼できる人とシェアして溜め込まない―すべてにおいて全力で向き合っているイメージですが、どのようにして息抜きをされているのでしょうか?デュカスさんもちろん、いつもちゃんと息はしていますよ(笑)。―(笑)。では、ストレスは溜め込まないほうですか?デュカスさんそうですね。ストレスはスタッフ全員とシェアするようにしているんです。私には信頼できるスタッフがたくさんいますからね。デュカスさんから見た日本とは?―その気持ちは日本のスタッフにもきちんと伝わっていると思いますが、デュカスさんから見た日本の印象はいかがですか?デュカスさん終わりなき進化をしている国ですね。だからこそ、訪れるたびに予想もしなかったような新しい発見があるし、やらなければいけないことがたくさんあるんですよ。本当に素晴らしい国だと思います。―これまで日本で影響を受けたものは何かありますか?デュカスさん影響を受けるというよりも、私はすべてを吸収して消化し、それが私の一部となるんです。私のハードディスクにどんどん蓄積されていくような感覚があり、それが私という人間を豊かにもしてくれているものなんですよ。好奇心を失わず、発見を続けて欲しい―日本の女性たちの間では、デュカスさんの提案する食に対する興味も高まっているので、最後にananweb読者に向けてメッセージをお願いします。デュカスさん「まずは好奇心を持ってください」と言おうかと思いましたが、日本のみなさんすでに好奇心旺盛だと思うので、「いまの好奇心を失わないでください」のほうが正しいですね。そして、発見を続けてください。偏見や先入観を持たずに心を開き、つねに新しいものを求め、個性のあるオリジナルのストーリーを探していって欲しいなと思っています。世界を舞台に成功する秘訣に迫る!どんなことにも探求心を持つデュカスさんとともに、世界中を旅することができる本作。美しい景色と料理に、目も心も満たされるはず。“料理界の生きるレジェンド” と呼ばれるいまなお、才能に頼ることなく努力し続けるデュカスさんの生き方から、あなたも “人生のレシピ ”を学んでみては?豪華絢爛な予告編はこちら!作品情報『アラン・デュカス宮廷のレストラン』シネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国公開中配給:キノフィルムズ/木下グループⓒ 2017 OUTSIDE FIMS - PATHÉ PRODUCTION - JOUROR FILMS - SOMECI.
2018年10月17日パリ発のショコラトリー「ル・ショコラ・アラン・デュカス」より秋のスイーツが登場。東京工房のデザート・サロン「ル・サロン」では2018年10月2日(火)より、六本木の「ル・サロン」では10月5日(金)より提供が開始される。ル・ショコラ・アラン・デュカスの2018年秋スイーツモンブラン・グラニテ・カシス「モンブラン・グラニテ・カシス」では、フランス産マロンのコンフィや軽やかなエミュルションを、マダガスカル産ショコラクリームやカシスのマーマレードの入ったメレンゲと組み合わせ。添えられる甘酸っぱいカシスのグラニテと共に味わってみて。タルト・クラッカント・オ・ショコラタルト生地の上にサクサクのプラリネやショコラ、キャラメルなどを乗せ、6層で仕上げられた「タルト・クラッカント・オ・ショコラ」。それぞれ層の異なる食感とショコラとキャラメルの織り成すハーモニーが口いっぱいに広がる一品だ。スフレ・ショコラ・ア・ラ・ポワール「スフレ・ショコラ・ア・ラ・ポワール」はふわふわ食感が特徴の温かいショコラスフレ。セットになるライム・ジンジャーのグラニテと洋梨のソルベは、ペルー産のカカオ75%ショコラの奥深くフルーティーな味わいをより引き立てる。ブリオッシュ・トステ・オ・ショコラ「ブリオッシュ・トステ・オ・ショコラ」は、定番のおやつとしてフランスで親しまれている一品。サクサクとしたブリオッシュの中には、とろけたオリジナルブレンドのショコラとプラリネが練りこまれた。「マカロン オリジン」が東京工房&六本木でも販売開始また、日本橋髙島屋で先行発売していた「マカロン オリジン 3個入り」が、東京工房および六本木の両店舗でも10月2日(火)より販売開始。こちらは3種のガナッシュを使用した、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」こだわりのマカロンとなっている。【詳細】■ル・ショコラ・アラン・デュカス 2018年秋スイーツ販売期間:・東京工房「ル・サロン」2018年10月2日(火)~12月中旬(予定)・六本木「ル・サロン」2018年10月5日(金)~12月中旬(予定)販売店舗:東京工房及び六本木「ル・サロン」住所:・東京工房「ル・サロン」東京都中央区日本橋本町1-1-1・六本木「ル・サロン」東京都港区六本木6-12-2 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り価格:モンブラン・グラニテ・カシス 1,700円+税、タルト・クラッカント・オ・ショコラ 1,900円+税、スフレ・ショコラ・ア・ラ・ポワール 1,700円+税、ブリオッシュ・トステ・オ・ショコラ 600円+税(ショコラ・ショーセット 1,500円+税)※タルト・クラッカント・オ・ショコラは東京工房のみでの展開。■マカロン オリジン 3個入り発売日:10月2日(火)販売店舗:東京工房及び六本木「ル・サロン」(日本橋髙島屋では発売中。)価格:1,800円+税【問い合わせ先】ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房TEL:03-3516-3511ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木TEL:03-5775-1185
2018年10月04日「フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年」が、2018年10月6日(土)から12月16日(日)までの期間、静岡市美術館にて開催される。セーブル磁器は、1740年にフランス国王ルイ15世による庇護を受け、フランス西端のセーブルに王立磁器製作所を設立したところから歴史が始まった。「フランス宮廷の磁器 セーブル、創造の300年」は、ヨーロッパ磁器の最高峰の一つであるセーヴル磁器の300年に及ぶ伝統と創造の軌跡を、セーヴル陶磁都市の優品約130件で紹介する日本初の大規模展だ。作品は、4章に分けて紹介。第1章「18世紀のセーブル」は、マリー・アントワネットや、ロシア皇帝エカテリーナ2世をはじめとした王侯貴族を魅了した作品などを展示する。第2章「19世紀のセーヴル」は、絵画的で技術の高い新古典主義の作品が揃う。第3章「20世紀のセーブル」では、外国人として初の型の製作に携わった日本人・沼田一雅の作品を、第4章「現代のセーブル」では、日本の現代アーティスト・草間彌生などの作品を展示。ヨーロッパの王侯貴族たちを魅了してきた作品から、現代を代表する作家たちとコラボレーションしたものまで、希少な名品の数々を是非鑑賞してみては。【詳細】フランス宮廷の磁器 セーヴル、創造の300年開催期間:2018年10月6日(土)~12月16日(日)場所:静岡市美術館住所:静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3F休館日:毎週月曜日 ※10月8日(月・祝)は開館、翌10月9日(火)休館開館時間:10:00~19:00(展示室入場は閉館の30分前まで)観覧料:一般 1,200(1,000)円、大高生・70歳以上 800(600)円、中学生以下無料※()内は前売および当日に限り20名以上の団体料金※障がい者手帳等を持参および介助者原則1名は無料
2018年08月27日東京・日本橋に2018年3月にオープンした、フランス・パリで人気のショコラ専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」。2Fに併設された日本限定の「ル・サロン」では、ショコラが作られる工程を眺めながら、日本でしか味わえない絶品ショコラスイーツを堪能できます。6月に登場した夏の新作メニューも要チェック。チョコ好きにおすすめのお店をご紹介します。日本初出店!「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」2018年3月に東京・日本橋にオープンしたショコラ専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」。フランス・パリを中心にお店を構える人気ショコラトリー初の海外店舗です。“ショコラの原点に立ち返る”という想いから「ル・ショコラ・アラン・デュカス 」の工房が始まりました。産地ごとに異なるカカオ豆本来の味と香りを生かしたシェフ、アラン・デュカス氏が贈る、至福のショコラを味わってみませんか。ショコラスイーツを堪能「ル・サロン」「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」2Fにある「ル・サロン」では、オーセンティックな雰囲気の店内で、工房の様子を眺めながら、こだわりのショコラを使ったスイーツを味わえます。「ル・サロン」は日本限定のデザートサロンです。そのため、提供されるスイーツも日本限定。工房オリジナルのクーベルチュール・ショコラを中心に使用した絶品スイーツを堪能してください日本限定スイーツ「クープ・グラッセ・オ・カフェ」「クープ・グラッセ・オ・カフェ(税抜 1,900円)」は、ソルベ・オ・ショコラ、カフェのグラニテ、エスプレッソのムースの上に、ディスク状の薄いショコラをのせた大人のショコラスイーツ。温かいショコラソースをかけてチョコが溶けていく様子はムービージェニック。温度や食感の違いを楽しめる一品です。東京工房限定「Kakigori 抹茶&ショコラ」「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」のみで味わえる「Kakigori 抹茶&ショコラ(税抜 1,700円)」は、日本らしい抹茶を使ったショコラかき氷。抹茶のグラニテの下には、ソルベ・ショコラやレモンのマーマレード、キャラメリゼしたカカオニブなどが層になっています。抹茶の濃厚な味わいに爽やかなレモンの酸味が新しい、夏の限定メニューを楽しんで。※提供期間は9月中旬(予定)まで夏限定「スフレ・オ・パンプルムース&プラリネ」夏の新作「スフレ・オ・パンプルムース&プラリネ(税抜 1,600円)」。ふんわりとしたグレープフルーツのスフレ生地が爽やかな一品は、「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」と旗艦店「ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木」の2店舗で楽しめます。甘酸っぱいグレープフルーツと香ばしいヘーゼルナッツペーストのザクザク食感のコンビネーションを堪能してください。グレープフルーツのコンフィとプラリネのアイスと一緒に召し上がれ。※提供期間は9月中旬(予定)まで日本限定のショコラスイーツをぜひ楽しんで「ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房」は、「ル・サロン」でいただくショコラスイーツのほかにも、日本でしか味わえない限定ショコラや焼き菓子があります。日本の工房で丁寧に手づくりされたショコラを、お店や自宅で楽しんでみてはいかがですか。駅チカでアクセスも便利。ぜひ、足を運んでみてくださいね。スポット情報スポット名:ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房住所:東京都中央区日本橋本町1-1-1電話番号:03-3516-3511
2018年08月10日愛して止まないパリのスイーツ。日々懇々と進化し続けているので、パリ在住者であってもスイーツ巡りは欠かせない日課です。 フランスの人気パティシエとも交友関係を持つパティシエの友人 ビスキュイテリエ・グルマンディーズの結子さんと、毎年恒例のパリ パティスリー巡りを敢行。今回はペルルの取材として、3日間「パティシエが巡るパリのスイーツ店」に密着して参りました。 では、早速研究熱心な結子さんの目線でのパリ スイーツ巡りを覗いてみましょう! 2日目。気合いいっぱいで左岸に行きましょう。 まずは最近パンが気になると言っている結子さん。サクサクの焼きたてパンを目指して朝いちで訪問。「DES GATEAUX ET DU PAIN(デ・ガトー・エ・デュ・パン)」の本店です。 高級感が漂う店内です。シックなインテリアに凛として自信に溢れた表情のケーキとパンたち。 カンパーニュ祭り。なんとも香ばしい香り。朝のパリはこれでなくっちゃ。街を歩けどどこからかパンの香りが。そんな街パリです。 優等生な感じです。クロワッサン生地などサクサク系は他には負けないパン屋さんです。 朝から既にケーキも整列。朝から多くのパティシエが働いてるのですね。 気になるパンと焼き菓子を購入の結子さん。 そこから6区へ移動。 まずはビオのスーパーへ入ります。ここでパティシエは何を買うのかしら?後ろからこっそり追ってみましょう。製菓食材を確認していますね。 それから小麦粉や栗の粉など。なるほどねー、なんて独り言も聞こえてきたり。 ドライフルーツや海藻なんかも見てますね。 …え?海藻??どう使うのかな? 最近パリではアペリティフ用の塩味を効かせたハーブビスケットがブームでおしゃれなパリジャンを虜にしています。チーズやタプナードをのせて、ルックスも綺麗で美味しくヘルシーなテーブルを作ります。 そういう使い方なのかしら? そのあと、ショコラティエ「CHANPON(シャンポン)」にて。 シャンポンと言えば、ムースオショコラです。数種類の生ムースオショコラを食せるショコラティエとしては、ここがお手軽にテイクアウトできてオススメです。クロシェガラスも可愛い演出です。 内装もこだわっており、シェフがショコラの型を壁一面にデコレーションしています。 あれ? そういえばアラン・デュカスのショコラティエもこんな型がたくさん並んでいたような。型を並べるブームでしょうかね。 小腹が空いた私はショコラのマカロンをテイクアウト。買い物途中に一歩店内に入ってサクッと購入して一瞬で口に入れて頬張ります。エナジーチャージ! シャンポンを出てマカロンがまだ口に残っている状態ですが、すぐ目の先には私も大好きなあの老舗「BOISSIERE(ボワジエール)」が。私は大好きなつぶつぶショコラをおもたせ用に。そして果汁たっぷりのゼリーを自分用に購入。 これ、オススメです! 結子さんも吟味中。 シャンデリアが美しいな。いいインテリアですね。 味見をたくさんさせてくれるので口が幸せ状態です。 店内にはアンティークの缶箱やボンボニエールが飾られています。 まるで夢の中のような甘い雰囲気です。 ショッピングバックも格式あるロイヤルブルーカラーで美しいです。 現在改装中のサロンドテは、一体いつオープンするのでしょうか。工事が進まないと定員さんが困っていました。 ここはフランス、焦らず気長に待ちましょう。と言ったら、「待ってられませんよ!」と真顔で怒っていました。 ランチはアイスクリーム専門店のランチメニューをいただきます。 ここのランチは素晴らしいのです。お花やハーブが添えられており、とても上品で綺麗なお皿の演出。すべての料理にはアイスかソルベが付いてきて、お料理と合わせて頂く新スタイルのお店です。 私はゆるいスクランブルエッグの卵料理にオニオンのアイス添え。結子さんは緑野菜のスープにミントのソルベ添えをチョイス。 野菜のアイスクリーム、とても新しい。感動します。アイスクリームの概念を覆されるが如く、こんなにも心地よいストレートパンチを浴びることは滅多にありませんね。 その付け合わせアイスがあるのとないのではお皿の感動が全く違いました。魅力的なアプローチ。この手があったか!とつい思ってしまいますが、素人ではできないアイス職人の技と味のマリアージュ、完璧です。 お持ち帰りでアイスをお買い上げの方も多くいらっしゃいます。さすが左岸な品格です。 左岸から右岸に入ります。どんどん郊外に向かってバスは進みます。結子さんの今回のお目当てのひとつ「BENOIT CASTEL(ブノワ・カステル)」です。 今パリでは週末友人とブランチを共に過ごすのが人気なのですが、まさにその需要のあるお店です。 こちらはブランチのバイキング用カウンターです。さぞ賑やかなのでしょうね。 ランチの後にもかかわらず、結子さん、イートイン狙ってます。 私はティーでほっこり。 全てのケーキにはトレードマークのプチビスケットが付いています。可愛いですね! 自分のケーキに小さなビスケットを付けるというブランド戦略に脱帽です。マーケティング戦略が上手ですね。 店内はインダストリアル系な感じとオープンキッチンと幾つもの長テーブルが配置されています。週末は活気がある様子が伺えます。 幾つかの古い釜が移設してあり、パンや焼き菓子に対する深い思いが見えるお店です。 結子さん、ご満悦。 この日撮り忘れてしまいましたが、ちゃんとロゼの乾杯で締めました。 明日はいよいよ最終日!「Day3」に続きます。 パティシエの結子さんとフランス伝統菓子を愛する私の「パリ最新スイーツ巡り2018」は、パリのパティスリーの進化を発見し、新たな自分試しのきっかけとなりました。近年では日本に進出するパティシエも多くいますが、パリで出会って食するのと、日本で食するのとでは空気の違いなのか、同じものには思えないのが不思議だと思っています。その土地で生まれたものはその地で消費することが一番美味しいということでしょうかね。お知らせですが、そんな私たち二人の企画するイベントを、ありがたいことに今年も執り行う運びとなりました。昨年同様に結子さんのお店にて期間限定で「フランス伝統菓子とアンティークの小さなグラス展」と題して企画しました。写真はケルシー産の高品質くるみのチョコがけのフランス伝統菓子ですが、特に白いものは希少なものとなっています。 「フランス伝統菓子とアンティークグラス展」期間:7月27日(金)〜8月4日(土)※定休日:日曜、月曜場所:Biscuiterie Gourmandise(ビスキュイテリエ・グルマンディーズ)住所:愛知県名古屋市千種区鹿子殿9-2※店舗専用駐車場はございません。予めご了承ください営業時間:10:30~19:00インスタグラム:※フランスのアンティークものは一点ものになります。数に限りがございますので、コンディション、数量など予めご了承ください。 フランス伝統菓子にも多くお取り扱いすることができす、数量限定でのご提供となります。よろしくお願いいたします。文・福島 明子(パリ在住コーディネーター)インスタグラム
2018年07月28日今年4月より東京都交響楽団の首席客演指揮者となったアラン・ギルバートの就任披露公演が7月15日(日)・16日(月・祝)に東京・サントリーホール大ホールで開催される。過去の客演で都響との奇跡的なコラボレーションを実現し、再会のたびに聴衆を熱狂させたギルバート。2009年から2017年まで音楽監督を務めたニューヨーク・フィルの2回の来日公演でも世界レベルの名演で聴衆を湧かせ、アップデイトされたクラシック音楽の「現在」を示してくれた。ヨーロッパで研鑽を積み、正統派のドイツ音楽の真髄を知り尽くしたギルバートは、同時に現代的なニューヨーカーでもあり、ジャズとドラム演奏を愛するフレンドリーな人物でもある。【チケット情報はこちら】都響との初共演は2011年7月。東日本大震災と福島原発事故で来日キャンセルが続く中、日本にルーツをもつギルバートは迷いなく来日し、ブラームスの『交響曲第1番』を指揮した。求心力のある精緻でダイナミックな演奏は、格式高く荘重で、同時にオーケストラの無限の自由を引き出す内容だった。2016年1月にはベートーヴェン『交響曲第7番』を、同年7月にはマーラー『交響曲第5番』を共演。都響とギルバートとのケミカルは疑いようもなく、聴衆もさらなるパートナーシップを期待したのだ。首席客演指揮者就任披露公演ではマーラー『交響曲第1番《巨人》』(2014年クービク新校訂全集版・ハンブルク稿にもとづく『花の章』つき)とシューベルト『交響曲第2番』を演奏する。都響とマーラーの強い結びつきは桂冠指揮者エリアフ・インバルとの2回にわたるツィクルスでファンの記憶に刻印されているが、ギルバートがいたニューヨーク・フィルとも縁が深く、マーラーは常任指揮者として死の直前までこのポストにあった。すでに2年前の5番で都響のマーラーの卓越したレスポンスを経験済みのギルバート。「巨人」の謎めいた部分や、妖精や異形のキャラクターが飛びかう幻想性を描き出してくれそうだ。7月21日(土)には東京・東京芸術劇場でドヴォルザーク『交響曲第9番《新世界より》』バーンスタイン『ウエスト・サイド・ストーリー』より『シンフォニック・ダンス』、ガーシュウィン『パリのアメリカ人』というプログラムも組まれ、すべてニューヨーク・フィルで初演された作品を都響と演奏する。こちらはニューヨークからの風を感じる活気ある演奏会になりそうだ。都響とギルバートの新しい船出となるセレモニーを聞き逃すべからず。文:小田島久恵(音楽ライター)
2018年07月03日香港のシェフと日本食材の親密な関係とは「一つの食材と恋に落ちたら、シェフはそれを使いこなす道を夢中で見い出そうとするもの。新しい味を見つけるって、新しい部屋の新しいドアを発見するようなものなんです」イタリア人らしいロマンチックな言い回しで、食材との巡り会いを語るのは、香港・湾仔に昨年オープンしたシーフード中心の南イタリア風レストラン【オステリア・マルツィア】の総シェフを勤めるルカ・マリネッリ。世界有数の食の都である一方、食料自給率1%未満という香港では、インスピレーションを沸き立たせるような食材を求めるファインダイニングのシェフたちが、常にアンテナを張り巡らせて、世界各地から食材を仕入れています。活気溢れる香港の街では、あらゆる国籍のシェフが活躍している。ヨーロッパの有名店が、海外初進出先として香港を選ぶことも多いそんな中、最高品質の食材を、香港から早朝に発注すれば、整った輸送経路を活用して、同日夕刻には香港の厨房に配達される日本は、香港の日本料理店だけではなく、あらゆるファインダイニングのシェフにとって、欠かせない食料庫になっています。それは人口700万人の香港が、国・地域別での日本食品輸入額世界ナンバーワンの座を、13年連続で維持していることにも如実に表れていて、2017年には全体の23.2%を占め、2位のアメリカを大きく引き離しています。鹿児島での視察先は、鰹節工場、カンパチ養殖場、豚処理施設、有機茶園、魚市場など多岐にわたった。しゃぶしゃぶや屋台村、焼酎バーなど地元の食も満喫したジャーナリストとして香港で多数のシェフを取材して来た筆者は、2018年初めに鹿児島県香港事務所から、高級日本料理店のシェフしか招いたことがなかったという鹿児島食材視察ツアーに、香港で活躍中の西洋料理のシェフを招聘したいという相談を受けました。築地へのこだわりが強い日本人シェフと比べて、食材自体が気に入れば直接、最速で受け取りたい西洋人シェフは、地方の産地と相性がいいのです。「誰に声をかけようか」新しく手に入れたおもちゃの話をする子どものように、幸せそうに食材を語るシェフの顔が次々と頭に浮かびました。元々、牛や豚で知名度が高いけれども、それ以外にも優れた食材が豊富な鹿児島で新たな食材開拓を、という誘いは魅力的に響いたらしく、前述のルカを含めた、香港の飲食業界を支えるトップシェフとレストランオーナー5人の参加がたちまち決定しました。垂水市漁業協同組合の案内で、桜島の雄大な景色を眺めながらカンパチ養殖場の見学へ。右からマックス・レビー、ジム・ロフォーダル、香港で鹿児島のPRを担当する木邨千鶴さん、筆者、クリストファー・マーク、ルカ・マリネッリ、デビッド・レイ前述のルカに加えて、参加した4人は以下の通り。ニューオリンズ出身でニューヨークの【寿司安田】で修業し、日本で鰻の養殖場や天然塩農家、アラスカの鮭養殖場などでの仕事も経験。北京で活躍後、香港で個性溢れる居酒屋と寿司バー【オクラ】をオープンさせたオーナーシェフのマックス・レビー。スウェーデン・ストックホルムの三つ星名店【フランツェンズ】の初海外店である【フランツェンズ・キッチン】を率いるスウェーデン人シェフ、ジム・ロフォーダル。ルカの【オステリア・マルツィア】の他に、先日「アジアのベストレストラン50」に40位で初登場したフレンチの【ベロン】、新世代の広東料理店【口利福】など、香港のフーディーに溺愛される人気店16軒を抱えるブラックシープレストラングループ共同創業者のクリストファー・マーク(以下、クリス)。クリスは、かつてグランド・ハイアット東京創業時にシェフとして勤務し東京在住経験があります。アラン・デュカスに師事し、先日「アジアのベストレストラン50」に32位で初登場したモダンヨーロピアンの【ネイバーフッド】オーナーシェフであり、地元で敬愛される香港人シェフ、デビッド・レイ。鰯を使った養殖場の餌を「食べてみよう」と勧めるマックスにつられて皆で試食。漁業組合の方たちを驚かせた鹿児島訪問は15年ぶり2回目で、ブリ、知覧茶、鰹節などの鹿児島食材を日常的に使用しているマックスから、ヨーロッパからアジアに渡って2年弱で日本との関わりを徐々に広げつつあるジムまで、和の知識や経験の幅ともそれぞれでした。知られざる逸品との出会いは視察の醍醐味この視察旅行中に、クリスが仕入れを即決した製品がありました。それは鹿児島県南さつま市にある本坊酒造の「マルス津貫蒸溜所」で製造されるマルスウィスキー。本土最南端のウィスキー蒸留所である「マルス津貫蒸溜所」は、最新鋭のウィスキー製造設備が自慢「香港ではニッカ、山崎など日本のウィスキーがここ数年爆発的な人気です。このマルス・ブランドは、香港での知名度がほとんどありませんが、1929年にウィスキー製造を開始した歴史と素晴らしい品質を視察で目の当たりにし、これは掘り出し物だと直感しました」とクリス。先日、クリス率いるブラックシープレストラングループがオープンさせて、すでに行列が出来ている創作居酒屋【フクロウ】のメニューには、早速、焼酎と共にマルスウィスキーが紹介されています。石蔵樽貯蔵庫には熟成中の樽が並び、深みあるウィスキーの芳香が漂うそしてジム率いる【フランツェンズ・キッチン】でもマルスの入荷が始まったところ。「世界で注目されつつあるスウェーデンのマックミラというウィスキーに似ているんです」とジム。このマルス津貫蒸溜所で、さらにマニアックな逸品を発見したのがマックス。「ウィスキーや芋焼酎で有名なこの蒸留所に、『木灰汁』を使った『灰持酒』と呼ばれる地酒があります。1700年代に製造が始まった伝統の品でありながら、灰によって溶液のアルカリ性を保ってバクテリアの発育を遮るという現代科学での裏付けがあるところが面白いのです。視察のとき、灰持酒の酒糟を見せてもらって、これはレアだと好奇心が湧きました。地元では見過ごされがちな地味な製品や副産物を、海外からの視点で再発見すること、よくあるんです。生産者側からしても、思わぬところに新たな収入源が隠れているかもしれませんよ」凝り性のマックスが惹かれた灰持酒の酒粕日本料理の礎の地―枕崎市の鰹節工場へ粒ぞろいの見学先の中で、参加者全員がもれなく深い感動に包まれたのが、全国の鰹節生産量40%を占めるという枕崎市での鰹節体験でした。中原水産代表取締役の中原晋司さんによる鰹節と出汁についての英語でのワークショップに参加した後、中原さんの案内で近隣の揚村鰹節商店へ。古い木造建築の外には、さまざまな工程の鰹節が干されています。工場内に入ると、何とも言えない芳香の中、黙々と作業する工員さんたち。ミスター出汁こと中原晋司さんから、枕崎の鰹節の基礎知識と、出汁の取り方を英語で学ぶワークショップ。「西洋人のシェフにとって、このようなワークショップは、日本食材を正しく使いこなせるという自信につながるはず」とクリス「高温の湯で2時間前後煮込んだ鰹から骨や皮を手作業で取り除き、裂けている部分があれば鰹のすり身を塗り込んで、表面を滑らかに整えます。これで美しく仕上げるとともに、後のカビ付け工程で内部にカビが侵入するのを防ぐのです」と中原さん。三枚におろした鰹を約95℃で2時間煮込む。鹿児島の茶の名産地、知覧町では鰹料の残さい(頭、骨、内臓など)を加工した栄養価の高い肥料を使用する茶畑もあるこれを20日間燻すことで出来上がるのが、一般的に出回っている削り節の元になる「荒節」です。「荒節」から形や質のよいものを厳選して表面を削り、カビを噴射し、数週間室内でカビを繁殖させてから天日干し、という工程をひたすら繰り返し、長い時には1年かけて完成するというのが最高級の鰹節である「本枯れ節」です。余計な脂肪分がうま味成分となり、まろやかで上品な出汁になるのだそうです。茹でた鰹にすり身を塗る作業に見とれるルカ工場では、すり身を塗り込んだり、表面を削ったり、天日干ししたり。あらゆる工程が同時進行で粛々と進められています。窓から薄暗い屋内に注ぎ込む日差しが神々しく、まさに聖地に今いる、という恍惚感をシェフたちに与えました。屋外には、天日干し中の本枯れ節が並んでいる。雨に濡らすのは厳禁ということで、天候にも細心の注意を払いながらじっくり完成を目指す日本食を専門として本枯れ節を元々使っていたマックスを除いた4人は、鰹節や出汁については基本的な知識はあっても、店の料理にはまだ取り入れたことがありませんでした。「今は使っていないけど、自分が使うところが想像できる。たとえばリゾットにチーズの代わりにテーブルサイドで削ってかけてみたら、複雑でいい味が出そう。ツナと組み合わせるのも良さそうだね」(デビッド)「香港に戻ってから、中原水産で購入したティーバッグ式本枯れ節を、アスパラガススープに使っている。スモーキーな風味とうま味が素晴らしい。バランス良く使えば、イタリアンのテイストを邪魔せずに、出汁が他の食材のフレーバーを引き出してくれる。うちの店はシーフードの炭焼きが多いから、出汁と相性がいいね」(ルカ)ジムも最近、鰹節の削り器を購入したところだとか。香港のファインダイニングの厨房で、鰹節削り器が標準装備となる日も近いかもしれません。後編では、鹿児島でのさらなる食材との出会いを通して、シェフたちが香港に持ち帰った知識や経験と、それを各自のメニューに取り込んで行く取り組みを聞きながら、海外のシェフたちと優れた食材とのマッチングを進めるために必要なことを考えてみましょう。
2018年07月01日日に日に暑くなっていくこの季節。食べたくなるのは冷んやり甘いカキ氷。この夏味わえる、話題のかき氷をまとめてお届け! 冷んやりジューシーなフルーツのかき氷▼スイカの器で楽しむかき氷やピーチアフタヌーンティー、アンダーズ 東京にトロピカルな夏メニューが登場(〜8/31)毎年好評の「フレッシュフルーツ KAKIGORI」が、スイカとマンゴー2種のフレーバーで登場。凍らせたフルーツのピューレをそのまま削り、練乳をかけて提供されるかき氷は、甘酸っぱい夏の味を楽しめる。▼いちごやマンゴーのシェイブアイスに食べるシャンパン! 帝国ホテルに“涼”を感じる夏限定メニューが登場(〜8/31)7月16日までの新メニュー「ストロベリー シェイブアイス」は、薄く削った口どけのよい練乳味の氷に苺のソルベと、ピスタチオのパンナコッタを合わせた一品。7月17日からは「マンゴー シェイブアイス」に切り替わる。“専門店ならでは”の味を堪能する▼トラヤカフェ、あんペーストと味わう夏限定かき氷&みぞれ! 「すいか」や「抹茶」、店舗限定「はっさく」味など(〜9/19)あんスタンド北青山店・新宿店では、たっぷりのあんぺーストと、こだわりの自家製蜜を合わせた「あんペーストかき氷」が登場。使用する氷は、希少な南アルプス・八ヶ岳の名水を使用した純度の高い天然氷。▼ル・ショコラ・アラン・デュカスから進化系“かき氷”登場! 夏の限定メニュー(〜9月中旬)六本木店限定メニューの「kakigori カフェ&ショコラ」は、ショコラと相性抜群のカフェのグラニテの下にソルベ・ショコラ、オレンジのマーマレード、砂糖をからめたカカオニブ、カフェクリームを層にした斬新なかき氷。美容にも嬉しいかき氷▼夏限定、表参道ヒルズの“大人のかき氷”。丸ごとメロン、ふわふわ氷のかき氷など(〜8/31)表参道ヒルズ本館にあるコスメキッチン アダプテーションでは、甘酸っぱいマンゴーと国産レモンを使用したイエローシェイブアイスに、スーパーフードのビーポーレンやバジルシードをトッピングした美容にも嬉しいかき氷が登場。▼ラム酒のパフェカクテルにツバメの巣のかき氷パフェ、大人の“シメパフェ”がグランド ハイアット 東京に登場(〜8/31)くり抜いたパパイヤの中に、台湾スタイルのふわふわな食感のマンゴー羽衣かき氷、マンゴープリン、杏仁アイスクリーム、フレッシュマンゴー、そしてツバメの巣を盛り付けた、「チャイニーズかき氷パフェ」が登場。ツバメの巣で美肌効果も期待できそう。アルコール入りで夏の夜の暑さを忘れる▼グランド ハイアット 東京、夏のフルーツたっぷりの新作スイーツ&カクテルが登場! 鉄板で仕上げる新感覚スイーツも(7/1〜8/31)グランド ハイアット 東京のオーク ドア バーに「サマーフローズンカクテル」が登場。ピーチとストリベリーを使用したフローズンモヒートやフローズンマルガリータなど、フレッシュで冷たい喉ごしが暑い夏に心地良い。▼シェイクマシンで作るかき氷カクテル、J.S. バーガーズ カフェ内のポップアップバーに登場(〜8月末)バレンシアオレンジとダージリンティー、バーボンを使用したオリジナルシロップのかき氷カクテル。トッピングされたクリームを溶かすと、まるでミルクティフラッペのような味わいの変化を楽しめる。
2018年06月21日フランス・パリ発「ル・ショコラ・アラン・デュカス」は、東京工房・六本木店にあるデザート・サロン「ル・サロン」にて夏の新作デザートを2018年6月15日(金)から9月中旬まで期間限定で発売予定だ。夏の風物詩“かき氷”がショコラと組み合わせ進化して登場する。東京工房・六本木店ではそれぞれ異なるフレーバーを用意。東京工房限定の「Kakigori抹茶&ショコラ」には、和素材・抹茶を起用。かき氷=グラニテに抹茶を合わせ、その下にショコラ味のソルベ、レモンのマーマレード、砂糖をからめたカカオニブ、抹茶のクリームを層になるように敷き詰めた。クリーミーな口どけの中から登場するカカオニブのカリカリとした食感がポイントに。抹茶・ショコラ・レモンのコンビネーションは想像以上に抜群だ。六本木店限定の「Kakigoriカフェ&ショコラ」は、かき氷=グラニテにカフェを組み合わせ。「Kakigori抹茶&ショコラ」同様に、下にはショコラ味のソルベと砂糖をからめたカカオニブを。マーマレードはオレンジにチェンジし、クリームはカフェフレーバーに変更した。カフェの苦みとショコラのすっきりとした甘み、マーマレードの甘酸っぱさを同時に味わえる、ハイブリッドなスイーツとなっている。また、2店舗共通で「スフレ・オ・パンプルムース&プラリネ」が発売。ふんわりとしたスフレ生地は、グレープフルーツ風味で爽やか。中には、ザクザクとした食感のヘーゼルナッツペースト、グレープフルーツのマーマレードを重ねた。プラリネアイスクリームとグレープフルーツのコンフィが付属するので、好みに合わせて一緒に味わうのもオススメだ。【詳細】ル・ショコラ・アラン・デュカス夏の新作デザート・Kakigori抹茶&ショコラ 1,700円+税<東京工房限定>・Kakigoriカフェ&ショコラ 1,600円+税<六本木限定>・スフレ・オ・パンプルムース&プラリネ 1,600円+税<2店舗共通>場所:・ル・ショコラ・アラン・デュカス東京工房「ル・サロン」住所:東京都中央区日本橋本町1-1-1TEL:03-3516-3511営業時間:11:00~20:00(L.O.19:30)・ル・ショコラ・アラン・デュカス六本木店「ル・サロン」住所:東京都港区六本木6-12-2 六本木ヒルズ六本木けやき坂通りTEL:03-5775-1185営業時間:11:00~21:00(L.O.20:30)発売期間:2018年6月15日(金)~9月中旬<期間限定発売>
2018年06月17日全国約600軒のフレンチレストランが参加する国内最大級のフランス料理イベント「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2018」が、今年も9月22日(土)~10月8日(月・祝)の計17日間にわたり開催される。第8回目となる今年は、一律価格でのコースメニュー提供に加え、「トレ・ボン!日本のテロワール」のテーマのもと、日本のテロワール独自の食材の魅力をフランス料理でアピールする。気軽に、お得にフランス料理を楽しむ17日間に注目!気軽に、お得にフランス料理を楽しむスペシャルな17日間!期間中、参加全店舗にてランチを2,500円または5,000円、ディナーを5,000円の限定コースメニュー(いずれも税・サービス料込、メニューの内容は店舗により異なる)で提供する。ランチ、ディナーとも前菜、メイン、デザート、食後の飲み物が基本コースに含まれる。普段は敷居が高いと感じているようなフレンチの名店などで、フランス料理を気軽に楽しめる絶好の機会。予約方法は、公式サイト経由「一休.com レストラン」「ヒトサラ」からのインターネットでの予約、または直接レストランへの電話予約の2通りだ。日仏で活躍する若手シェフにも注目!今年のフォーカスシェフには、「ミシュランガイドフランス2018」で一つ星を獲得した「ローベルジュ・ドゥ・サンレミ・ドゥ・プロヴァンス」のシェフ、ファニー・レイ氏と、同じく「ミシュランガイドフランス2018」で三つ星の「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」でシェフパティシエを務めるジェシカ・プレアルパト氏といった海外から招聘した女性シェフ両名とともに、日本全国6エリアから14名が選抜された。関連プレイベントも開催! スペシャルコースを堪能プレイベントでは、フランスと日本の地方都市で活躍するシェフが、表参道の「ミーレ・センター表参道 2階サロン」にて、9月5日(水)~16日(日)のうち計8日間、ブランチ(デモンストレーション&テイスティング)とディナーの2つの異なるコンテンツを実施する。また、会期直前には東京と大阪でガラディナーも開催され、フランスから多数来日するシェフおよびパティシエに日本で活躍するシェフが3名ずつ加わり、各都市併せて5名のシェフがそれぞれの個性を生かす一皿を担当して、その日だけの特別コースを披露する。開催概要開催期間:9月22日(土)~ 10月8日(月・祝)17日間主催:フランス レストランウィーク事務局特別後援:在日フランス大使館特別協賛:ダイナースクラブ (発行会社:三井住友トラストクラブ)参加者:ダイナースクラブ会員および、一般の方対象レストラン:全国の本イベントに参加している約600軒のフレンチレストラン予約方法:公式サイト経由「一休.comレストラン」「ヒトサラ」または電話にて直接レストランへ予約(text:cinemacafe.net)
2018年06月16日2016年に亡くなったアラン・リックマンの遺品が、ロンドンの希少本フェア「ABA Rare Book Fair」で販売された。チャールズ皇太子やイギリスの元首相トニー・ブレア氏などからの手紙や、悪役ハンス・グルーバーを演じた『ダイハード』の脚本などの貴重なアーカイブの中でも目を引いたのは、アランがスネイプ役を演じた『ハリー・ポッター』シリーズに関連する手紙や記録だった。まずはプロデューサーのデヴィッド・ハイマンからアランに宛てた手紙。デヴィッドは「『HP2』(『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を成功させてくれてありがとう。あなたは、時にいら立ったこともあったよね。でもわかってほしい。あなたの役がこの映画にとって不可欠なものだということを。そして、あなたが素晴らしい役者であることを」と綴っており、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の撮影中にアランが不満を口にしていたことがうかがわれる。次に、2009年の『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の撮影中にアランが書いた「スネイプの頭の中」という見出しのメモには、「(監督の)デヴィッド・イェーツは、構成上、つまりティーンの観客へのアピールにこれは重要なものではないと決めたようだ」と、スネイプのキャラクターの描かれ方に対する不満がちらり。原作者J・K・ローリングからの「私が書いた最も複雑なキャラクターを、その通りに演じてくれてありがとう」という感謝の手紙も販売された。(Hiromi Kaku)■関連作品:ハリー・ポッターと謎のプリンス 2009年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights © J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and © Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2018年05月29日この週末からいよいよ始まったゴールデンウィーク、今年は何をして過ごす?2018年上半期も新規商業ビルやセレクトショップ、カフェレストランなど様々な業態のお店がオープン。GWお出かけまとめの前回「親子で遊べるアートスポット6選」に続いて今回は、都内の新名所全5ヶ所をまとめました!2週間限定のルイ・ヴィトン大型ポップアップストア◆ルイ・ヴィトンの大型ポップアップストアが渋谷のGAP跡地にオープン! (〜5/6)公園通りの元GAP渋谷店一棟の1、2階スペースをそのままルイ・ヴィトンの世界へ変貌させたこのポップアップストアは期間限定オープンを疑うほど大型で、掲げられたモノグラムの巨大なサインボードが一際存在感を放っている。1階は、日本限定、ポップアップストア限定含む2018年秋冬メンズ・プレコレクションのアイテムを販売。2階は、田名網敬一、テセウス・チャン、山縣良和、安野谷昌穂がデザインしたルイ・ヴィトンのギフティングコレクションから生まれた「ヴィヴィエンヌ」フィギュアの展示と、モーションディスプレイを用いたデジタルインスタレーションで遊べるアートスペース。今しか体感できない渋谷の新名所へ訪れてみてはいかがだろう?新スポットで舌鼓!◆世界の朝食が食べられるレストランの2号店が原宿に! 世界各国の朝ごはんを楽しめることで人気のカフェレストラン「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」。外苑前にある一店舗目に続く二店舗目が原宿にオープンした。外苑前店の3倍の広さの店内には、40席のテーブル席と12席のカウンター席が設けられ、オープン時はイギリス、台湾、メキシコ、アメリカ、スイス、スコットランドと全6ヶ国のレギュラーメニューと、4月から9月の期間限定でスイスの朝ごはんも味わえる。味覚から世界の文化に触れる特別な体験を!◆世界初、イートイン併設のル・ショコラ・アラン・デュカスの工房アラン・デュカスのチョコレート専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス」が4パリ以外では初めての出店となる東京工房が、日本橋にオープンした。工房と物販、イートインスペースからなる特別な構成のこのショップ。工房の様子を垣間見ながら、じっくりショコラを堪能しよう。日比谷の新たなランドマークへGO◆東京ミッドタウン日比谷のおすすめスポットをまとめて紹介!3月29日にオープンした大型商業施設、東京ミッドタウン日比谷。地下鉄日比谷駅、有楽町駅、銀座駅の、3つの駅に直結するアクセスの良さ、地下1階から7階の商業エリアに映画館(TOHOシネマズ日比谷)、コスメの大柄セレクトショップ(イセタン ミラー メイク&コスメティクス)、大人なフードコート(ヒビヤ フード ホール)に昼から飲める居酒屋(一角)、ヘルシーなカフェ(スリー / スリー リバイブキッチン)などの飲食、コワーキングカフェなど、独特な新業態店舗のラインアップが特徴。広々した屋上、日比谷という立地もあり、程よく刺激を受けながらも自由に、落ち着いたひと時が過ごせそう。→東京ミッドタウン日比谷、店舗のラインアップを見る。→豊富な店舗をそろえたグルメゾーンを見る。→HALCAとYUCALIがナビゲートする、イセタン ミラーを見る。◆まるで小さな街のような複合型ショップ「ヒビヤ セントラル マーケット」がオープン東京ミッドタウン日比谷の3階にオープンした「ヒビヤ セントラル マーケット」は、小さな街のように様々なショップが入居するこれまでにない新型の複合型店舗。ディレクションを手がけたクリエイティブディレクターの南貴之さん。「Library」と名付けられた南さんのバイイングによるショップを囲むように、デッドストックのヴィンテージフレームが並ぶ眼鏡店「CONVEX」、神宮店に続く二号店となる「Graphpaper」、「理容 ヒビヤ」、「メゾンサンカントサンク(MAISON CINQUANTECINQ)」などをオープンさせた丸山智博が手がける昼も夜も楽しめる居酒屋・定食「一角」、書籍雑誌・珈琲・雑貨を扱う「有隣堂 / AND COFFEE ROASTERS / FreshService」、ギャラリー&イベントスペース「Tent gallery」が並ぶ。ぐるりと巡れば、見知らぬ土地の市場を訪れたような感覚に。→→ゴールデンウィーク中開催のイベント情報をもっと見る。
2018年04月27日