1歳半ごろから始まったわが子のイヤイヤ期を振り返ってみると、自分でしたいのにじょうずにできないときに、特に泣きわめいたり、怒って地団駄を踏んだりしていたように思います。気持ちや時間に余裕があるときは、「待つ」「代弁する」「笑わせる」という主に3つの方法でイヤイヤを鎮めていました。本人が納得いくまで待つよく覚えているのは、靴を履くときについ私が手出しをしてしまって、怒らせてしまったことです。子どもが自分で履きたいことはわかっているのに、見ているとまどろっこしくなって手伝ってしまう……。何度これで失敗したことか……。 育児書には「手を出さずに見守る」よう書いてありましたが、私は見ているとどうしても手が出てしまうので、なるべく見ずに、隣に座って「待つ」ようにしていました。じっと見ていなくても隣にいれば様子がなんとなくわかりますし、見ないほうがイライラしなくて気持ちがラクでした。 気持ちを代弁する「1~2歳の子どもはまだ自分の気持ちを言葉でうまく表現できないので、なぜ自分が“イヤ”なのかを伝えられなくて怒っている。気持ちを代弁してあげると落ち着くことがある」と知り合いの保育士さんから聞き、原因がわかるときは「足がうまく入らないんだね」とか「ブロックがなかなかはまらないね」とか、具体的に言葉にしていました。 それで急に泣き止むわけではないのですが、言葉にすることで私自身が「そうか、この子はこれでイライラしているんだ」と納得でき、少し寛容になれました。 笑わせて気をそらせる何が嫌なのか原因がよくわからないときは、笑わせて気をそらせるようにしていました。 具体的には、おなかを指でツンツンつついたり、くすぐったりします。笑うと気持ちが切り替わるようです。ますます怒らせてしまうこともあるので、ギャンブル的要素もありましたが……。子どもが笑ってくれるとこちらの気持ちもほぐれ、私も笑うことができ、お互いにいい影響があったと思います。 こういったイヤイヤ対処法を知っていたからといって、いつもうまくイヤイヤを鎮めたりかわしたりできたわけではなく、まともに向き合って母親の私も怒って怒鳴ったり泣いたりすることがありました。しかし、「この方法でうまくいった」という経験が自信になり、少しずつわが子の扱いがうまくなっていったように思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/manami.koiso監修/助産師REIKO 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2021年09月21日現在8歳と5歳の男児、0歳の女児を育てる共働きママです。イヤイヤ期は話せない子どもの表現方法と思っていました。次男は「魔の2歳」と言われるイヤイヤ期がなく、転んでも平気、いつもニコニコ笑顔で私は癒されてばかり。しかし、話せるようになった途端に「やだ」「ママやって」が激しくなりました。自分が悪いことをしてもあやまるどころか、親を脅してくる始末。悩み疲れた私がやってみた親子喧嘩の対処をお話しします。 「家を出て死んでやる! 」と玄関へ息子たちのYouTubeの見過ぎに注意をしたときです。テレビは15分と約束しており、10分オーバーでテレビを消しました。長男はたとえ不満そうでも、「ごめんなさい」とすぐにあやまります。 しかし、突然消されたことに腹を立てた当時4歳の次男は私に向かって「ひどい! ママは僕が大好きじゃないんだね、僕は家を出て車に引ひかれて死んでくる、ママのせいだから!」と玄関へ走っていくのです。 玄関に居座る次男。先に折れたのは…?私は日ごろから息子たちに「道路に出ると車にひかれて死んじゃうよ」と注意をしていました。次男は自分がいなくなることが叱られた私への仕返しだと思ったのでしょう。 はじめはハラハラして追いかけましたが、次男は玄関のドアに手をかけたまま「出て行くからねー、行っちゃうからねー」と一点張り。出て行かないことがわかると私のほうも面倒くさくなり、「どうしたらいいの?」と折れることにしました。 「なんで私が?」次男の発言にイライラ次男は「ママがあやまってよ!」と言ってきました。私は「なんで私が?」と怒りを抑え黙っていると、「いいもんね。家を出て車に引かれて死ぬからね」と発言はヒートアップするばかり。 仕方がなく「わかった、ごめんね」と言うと、「怖い声。かわいい声で!」とまさかの指示が。苦笑いで「ごめんね」と返しました。すると「だめ怖い」「ごめんね」「だめ、もっと」と次男のリテイクが続いたのです。 「ごめんね」が思っていたのと違った…?次男が求める正解がわからず、疲れた私は「すみません、見本を見せてください」とお願いしました。すると次男が「しょうがないな」と頬に人差し指を当て、「ごめんね☆」とアニメ声優のようにつぶやきウィンク。 あまりにも突然の豹変に絶句。私も次男のマネをして「ごめんね☆」と言いました。すると次男が「いいよ。ぼくもごめんね。大好き」と抱きついてきました。あまりにも不器用な次男に、私も怒る気がうせてしまいました。 これまでは「ママが先にあやまって」と私に先に謝罪するよう指示していた次男ですが、少しずつ自分が悪いと思ったときは、玄関へ行く前に「ごめんね」と言えるようになってきました。私自身も以前は「親が先にあやまったら良くないのでは……」と思っていましたが、お互い感情がヒートアップしているときは、親でも子でも、どっちが先にあやまっても良いんだなとこの経験を通して学びました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師 REIKOイラストレーター/あんこママ著者:巳村 糸8歳、5歳、0歳の子どもを持つママ兼保育士。趣味は旅行、レジャー、ショッピング。家族5人になり、軽自動車を手放して7人乗りの天井が見える車を購入。この夏は初のオートキャンプを計画中。
2021年09月17日モンブラン(MONTBLANC)より新作ワイヤレスヘッドフォン「モンブラン MB01 ヘッドフォン」が登場。モンブランの新作ワイヤレスヘッドフォン、メタル素材の高級感のある佇まいモンブランより新たに登場する「モンブラン MB01 ヘッドフォン」は、モンブランのエンブレムを配した大きめのイヤーカップが目を惹くワイヤレスヘッドフォン。洗練されたメタルを素材に用い、レザー仕上げを施すことで高級感のあるルックスに仕上げた。カラーはゴールド×ブラウン、シルバー×ブラックの2種で展開する。高音質な音楽再生&長時間着用可能な軽量設計デザインはもちろん、高感度の40mmネオジムダイナミックドライバによるハイクオリティなサウンドも魅力。人間工学に基づいた軽量設計やソフトなイヤークッションなど、長時間の着用時でも快適な構造もポイントだ。なお、20時間以上駆動するバッテリー、Googleアシスタント対応のハンズフリー機能といったスペックも充実。デイリーから旅行などの長距離移動のシーンまで幅広いシチュエーションに対応してくれるヘッドフォンとなっている。【詳細】モンブラン 新作ワイヤレスヘッドホン「モンブラン MB01 ヘッドフォン」発売時期:2021年9月価格:77,000円【問い合わせ先】モンブランコンタクトセンターTEL:0800-333-0102
2021年09月11日2歳の息子さんを育てる田口ナツミ(@NatsuTagu)さん。息子さんはイヤイヤ期の真っただ中です。ある日の昼食後、息子さんに食後のゼリーをすすめたところ、「いらない!」と断られたので、ナツミさんが代わりに食べてしまいました。結果…息子さんはソファに突っ伏し、まさかの大号泣!その後の現場写真をご覧ください。イヤイヤ期真っ只中のうちの2歳長男、食後に「ゼリーいらない!!」って言うから、私が代わりに食べたら大号泣した。これ魚拓。 pic.twitter.com/5bgZFErKMT — 田口ナツミ (@NatsuTagu) August 30, 2021 おわかりいただけただろうか…。ゼリーがなくなってから、どうしても食べたくなってしまったのでしょうか。ナツミさん宅のソファには、見事な魚拓(ぎょたく)ならぬ『顔拓』が!・怨念が具現化してる…。・かわいい!面白すぎる!・こんなにキレイに顔拓とれるのすごいです。・ジャミラみたい!芸術的ともいえるその形状に、Twitterにはさまざまな感想が寄せられており、 ウルトラマンのキャラクターである『ジャミラ』を連想する人もいました。一方で、共感の声も多くありました。・うちの娘は枕派です。・私の弟も同じ感じ。・うちにも同じような写真があります!イヤイヤ期の子供を育てる親にとっては、あるあるのようですね。ちなみにナツミさんは、息子さんに機嫌を直してもらうために「夕食後にプリンを奉納した」とのこと。手作りのカボチャプリンに、息子さんも大満足だったようです。息子さんには、イヤイヤ期を乗り切り、すくすくと成長していってほしいですね![文・構成/grape編集部]
2021年09月06日現在2歳10カ月の息子は、1歳6カ月ごろから徐々にイヤイヤ期が始まりました。息子のイヤイヤスイッチが入ってしまうと、私がどんな声を掛けようが何をするのも拒否! 泣いて大暴れすることもあるので、息子への対応に困ることも多々あります。そんなある日の夜、まだ寝たくない!と息子のイヤイヤが始まり、もうヘトヘト……。そこへちょうど帰宅した夫が状況を察し、息子へかけた言葉に思わず感激……! そのときの体験談をお話しします。寝たくない息子vs早く寝てほしい私私は1日の終わりの寝かしつけは、いかに短時間で終わらせるかが勝負だと思っています。早く寝てくれればそのあとの時間は私の自由時間! そのためにも日中はできるだけ散歩や公園で遊んだり、家ではおもちゃや粘土、折り紙をしたりと思いっきり遊び、夜は息子がぐっすり寝られるようにしているのです。 でもイヤイヤ期が始まってからは、息子はどれだけ疲れて眠くても「まだ遊びたい!」「寝たくない!」と言うことが多くなりました。 寝かしつけのころには⋯日中は家事もしつつ息子と同じように遊んでいるので、寝かしつけのころには一緒に寝落ちしてしまうこともあるくらい私もヘトヘトです。そこに息子のイヤイヤが始まると正直イライラしてしまい、「もう知らない!」と思わず言ってしまうことも……。 そんなある日の夜、息子が寝たくないとイヤイヤしている最中に夫が帰宅してきました。「パパも寝ようかな」と夫が布団にくると、息子は寝たくないとさらに大暴れ! あーまた始まった……と私は呆れていました。 笑顔で息子を抱きしめて言った言葉イヤイヤする息子を見て夫はなぜか笑顔。そして息子をぎゅっと抱きしめて「じゃあ朝まで起きていられる? 寝ちゃだめだよ~」と。まさかの夫の対応に私はびっくりしましたが、見ると息子も「起きてられる!」と笑顔になっていました。そのまま夫と息子は布団でごろごろしながらおしゃべり。気づくと息子は寝ていたのでした。 私は、息子がイヤイヤ期だから仕方ないんだと思い込んでいた部分があったのかもしれません。息子に早く寝てほしい、自分が早くゆっくりしたいという気持ちが強すぎたのかな……と反省しました。 このときの夫は息子の気持ちに寄り添ってあげていたから、息子も笑顔になったんだと思います。私はいつも息子のイヤイヤにばかり気を取られ、イライラしがち……。まだまだイヤイヤ期は終わらないですが、ちゃんと息子の気持ちを汲んで声を掛けたり、対応したりすることを日々意識したいです。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKO著者:小松潤子2歳男の子と0歳女の子の母。幼稚園教諭・保育士資格を保有し、4年間教育現場に携わる。現在は育児、美容の記事を中心に執筆中。
2021年09月02日現在、6歳と3歳のやんちゃな男の子2人を育てています。2歳から始まった次男のイヤイヤ期。3歳になった今も、おさまる気配がありません。いつどこで爆発するかわからない次男のかんしゃくですが、わが家での対処法をご紹介します。とにかく自分でやりたい!長男にはイヤイヤ期というものがありませんでした。そのため、次男のイヤイヤ期が始まったときは、どう対応して良いのかまったくわかりませんでした。次男の場合は、とにかく「自分でやりたい!」という気持ちが強いようです。 例えば、外食中にお手拭きを渡すだけで「自分で取りたかった!」と大泣き。ゼリーのフタを開けて渡すと「自分で開けたかった!」とひっくり返ります。寝言で「それ〇〇君がやる!」と言ったことも……。 どのような行動が次男のかんしゃく爆弾に触れるかわからず、夫も私もかなりストレスが溜まっていました。 少し様子を見る最近3歳になった次男ですが、イヤイヤはおさまらず逆に激しくなったように感じます。かんしゃくを起したときはなだめたり、別の話をして気をそらしたりしますが、一度スイッチが入ってしまうと、自分でも気持ちを落ち着けることができないよう。 足をバタつかせ蹴られると痛いですし、無理に抱っこしようとしても、体をそり返し落ちてしまいそうになることも……。 そのため、ある程度の時間は話しかけたりしてなだめますが、どうしても無理な場合は、何もせずに少し様子を見ます。そうすると次男は「抱っこ~」と言って手を伸ばしてくることが多く、比較的すぐに泣き止みます。 常に質問するまた、何かを出すときや、次男がかんしゃくを起こしそうな行動を取るときは「これは自分でやる? ママがやる?」と細かく聞くようにしています。 忙しいときはかなり面倒なのですが、かんしゃくを起こされ、なだめる時間を考えると、先に聞いたほうが無難です。次男も「聞いて確認してくれている」という安心感があるようです。 他には、次男お気に入りのぬいぐるみを使って「どうして泣いてるの~?」と話しかけ、次男の言い分を聞いてあげるのも効果がありました。 メリットもイヤイヤ期は大変ですが、良いこともありました。たとえば、洋服の着脱。次男の「自分でやる!」が続いたある日、とうとう最初から最後まで完璧にひとりで着替えることに成功。朝も自分で着替えてくれるので、ラクになったのです。 これには「根気よく付き合ってよかった〜」と実感。他にも靴を左右逆にならずに履けたり、ゼリーのフタをひとりで開けられたりと、イヤイヤしながらも日々、成長しています。 どんな対処法をしてもまったく泣き止まないことも多い次男。イヤイヤが始まると「またか~」とうんざりしてしまうことも多いです。しかし、これも永遠に続くものではないと割り切り、次に有効な方法を模索したいと思います。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKO著者:竹内優実6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務の為、ほぼ一人育児中。
2021年08月30日2歳前後の子供が自己主張の強くなってくる時期、『イヤイヤ期』。なんでも「イヤだ!」と拒否されてしまい、親にとっては大変な時期でしょう。イヤイヤ期の娘に父親が?まさかの行動に腹筋崩壊一色美穂(@isshikimiho)さんの2歳の娘さんも、『イヤイヤ期』を迎えているのだとか。お風呂上がり、一色さんは娘さんにオムツを履かせようとしますが、案の定娘さんは拒否。一色さんは必死に娘さんをなだめ、オムツを履かせようとします。すると夫が…!イヤイヤ期が止まらない。 #育児漫画 pic.twitter.com/dPoM5Mf1Vb — 一色美穂 (@isshikimiho) August 26, 2021 「オムツ、履かなくていいよ。パパが履くから」夫のまさかの言葉に、その場の空気は凍り付きます。一色さんも娘さんもあ然とした表情に!おそらく娘さんがオムツを履きたくなるようにするための、夫なりの作戦だったのでしょう…。父親が自分のオムツを履くという衝撃的な姿を見た娘さんは別の意味で危機感を覚えたのか、「だめー!私が履く!」と素直にオムツを履いたのでした。投稿には「ダメだ。笑いがとまらない!」「3コマ目で吹き出しました」といった声が続出。また「やったことがある」という経験者からの声も。子供のイヤイヤ期はもちろん、家族に新たな一面を見せたい時などやってみるといい…かもしれません![文・構成/grape編集部]
2021年08月28日2歳児前後の子供が「イヤだ!ダメ!」と自己主張が強くなる、『イヤイヤ期』。子供の成長段階の1つと分かってはいても、親にとって、乗り越えるのは大変なものです。イヤイヤ期を乗り越える方法に反響2歳の息子さんを育てる母親の、まさき(@koge_diary)さんが描いたエピソードが話題になっています。イヤイヤ期だという息子さんは、歯磨きをするにもひと苦労。そこで編み出した、まさきさんのとっておきの秘策とは…。むすことヒーロー人形の話最近戦隊にはまってきててソフビのヒーロー人形が我が家で大活躍してます!! pic.twitter.com/CDpj1HdyHC — まさき(2y‼︎✌️) (@koge_diary) June 14, 2021 使うのは、息子さんのお気に入りのおもちゃ、『スーパー戦隊シリーズ』の人形!先に人形に歯磨きやオムツ替えをやって見せると、息子さんは憧れの存在が頑張っている姿に心動かされ、やる気が出てくるようです。画期的な方法ですが、人形の本来の使い方と少し違うため、まさきさんは思わずこんな気持ちに…。「息子にお尻を拭かれてしまうヒーロー…。本当にありがとう。お尻拭いてごめんね…」世界の平和だけでなく、息子さんのイヤイヤ期までも救ってしまう、ヒーローたちには頭が下がりますね。読者からは「発想が天才すぎる!」「オムツ姿のヒーロー…。いや、どんな姿でもかっこいい!」などの声が続出。きっと人に優しい正義のヒーローならオムツ姿になったとしても、堂々としている…かもしれません![文・構成/grape編集部]
2021年08月24日親も子も、体力と気力のどちらも消耗するイヤイヤ期。本当はうれしい成長段階の1つのはずですが、毎日続くとイライラしたり途方に暮れてしまったりすることもしばしば。できればイヤイヤ期も笑顔で穏やかに過ごしたいと思い、日々試行錯誤。その結果、2歳半ごろの長男のイヤイヤ期を乗り切ることができた3つの作戦をご紹介します。 どっちにする? 僕が選ぶとうれしいね作戦「靴下を履いて出かけよう」と誘っても、長男は「お出かけイヤ。靴下イヤ」とイヤイヤ全開。しかし、「靴下選んで! どっちにする?」と選択肢を2つ与え、好きなほうを選んでもらうようにすると「こっちがいい!」と選んでくれてお出かけもスムーズに。 また、公園遊びを終了するときも同様です。帰りたくない息子に「こっちから帰る? あっちの道から帰ってみる?」と聞くと効果は抜群。「今日はこっち」と答え、帰宅がスムーズになりました。 「そういえばさ」気持ち切り替え作戦日によってはイヤイヤがヒートアップして、2択作戦どころではないこともあります。そんなときは「そういえばさ~」と話題を変えてみることに。 公園から帰りたくないとイヤイヤ言っていたのに、突然母から「そういえばさ! お花にお水あげたっけ? お花さんがのどかわいたよーって泣いてるかもしれないから見に行ってみよう!」とテンション高めに話しかけられると、子どももぽかん。そのあと話に喰いついてくれ、空気を変えることに成功しました。 今日はお手上げ! あなたについて行く作戦しかし、時にすべての問いかけに対して「イヤ!」としか言わない日もあります。そんなときは、私のほうで割り切って「今日はとことん息子に付き合うぞ!」と腹をくくることに。いつも大人の都合で遊びを切り上げたりしているので、思いっきり遊ぶ日があってもいいかなと思ったからです。 外が暗くなれば子どもも帰ろうと言い出すだろう、とも思いました。しかし、腹をくくった矢先に突然子どもの気が変わることもありました。 イヤイヤに疲れ果てることもありますが、作戦があれば「今日はどれで行こうか……」とゲーム気分になれました。その結果、気持ちのゆとりが生まれるように。どの作戦もうまくいかずヘトヘトな日は、自分へのごほうびや子どもからのヨシヨシで気持ちをゆるめていきたいです。長男のときの作戦で、次は次男のイヤイヤを乗り切りたいと思います。 イラストレーター/さくら監修/助産師 REIKO 著者:ときのせともこ7歳と2歳になる5歳差の男の子兄弟のママ。結婚前は、生命保険会社で営業職を3年経験。趣味は子ども服を手作りすることやアルバム作り。年の差兄弟が一緒に楽しく過ごせる遊びを研究中。
2021年08月20日娘がまだ赤ちゃんのころ、私は「イヤイヤ期って2歳くらいからで、なんでもイヤ〜って言うんでしょ? 」と思っていました。そして娘が1歳8カ月ごろ、ついに来たイヤイヤ期。2歳ごろまでは確かになんでも「イヤイヤ」とは言っていましたが、それまでとは異なり、娘の答えを私がわかるまで大号泣するようになったのです! 常識無視の謎解きイヤイヤ期の始まり始まり。きっかけは納豆ご飯だった娘がイヤイヤ期真っ只中だった2歳6カ月。その日もいつも通り夕飯の準備を終え、娘と2人で食卓につきました。主菜は娘が苦手な豚肉料理。きっと娘はあまり食べてくれないだろうから、もう少しタンパク質を足したいなと考え、娘に「納豆ご飯にする?」と聞きました。 娘は納豆ご飯が好きなので「納豆ご飯食べるー!」と答え、ニコニコ。キッチンで納豆のパックをあけタレを入れてかき混ぜた途端、「だめー!!」と娘の怒号が響きました。 どうしてもわからない答えいつも食べている納豆ご飯の手順と変わらないはずなのに、この日は何かが違ったようです。「自分でかき混ぜたかったの? それともかき混ぜずに食べたかったの?」。どちらでもありません。娘は自分の考えを私に理解してもらえず「違う! 違う!」と、顔を真っ赤にして怒り泣いています。 「納豆のパックを自分で開けたかったの? フタの部分を切り離したのが嫌だった?」⋯…またまたハズレ。ついに娘は椅子から床へ滑り降りるように移動し、寝転がって大号泣。そして「違う! 納豆ご飯じゃない! ドロだけ!」と叫びました。 正解はまさかの…!「え、納豆ご飯じゃないの? ドロって何?」⋯…私の頭はハテナでいっぱい。なんと正解は、納豆のタレだけをご飯にかけて食べたかったそうなのです。確かに娘の言う通り納豆ご飯ではありません。そのような食べ方をしたことはそれまで一度もなかったので、まったく想像もしていなかった答えに思わず笑ってしまいました。 ご飯に数滴納豆のタレをかけると満足したようで、いつもの穏やかな娘に。結局、主菜の豚肉も納豆も食べなかったのでタンパク質はとれませんでしたが、謎が解けたので良しとしました。 子育ては私がイメージしていたものとは違うと感じることがよくあり、イヤイヤ期もイメージしていたものとは違いました。大人が考えもしないことを要求してくる娘がとてもおもしろくて愛おしいです。私に余裕がなく、娘の謎を解く気力がないこともありますが、この愛おしいイヤイヤ期を娘が大きくなっても忘れずにいたいなと思いました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日になりますように! 監修/助産師REIKO著者:小谷 かずえ不妊治療を経て出産。現在3歳女児の母で元ウエディングプランナー。転勤族で九州在住し、ウエディング関係の記事や妊活に関する記事を執筆中。
2021年08月02日ウーマンエキサイトの皆さん、こんにちは!ドイツで3歳の息子を育てている主婦のぱん田ぱん太です。わが家のひとり息子、フリッツ君は現在3歳。ドイツの幼稚園も日本と同じように3歳から入園できるので、フリッツ君は毎日、幼稚園に通っています。幼稚園に通い始めてもうすぐ半年。幼稚園でお友達もできて、今はすっかりこの生活に慣れたようですが……。幼稚園に行き始めたばかりの頃は、朝になって幼稚園に行きたくないとぐずることがしょっちゅうありました。いえ、「ぐずる」なんてものじゃありませんでした……。まず「起きる」ことから拒否。起きた後は「脱ぐ」ことを拒否。脱いだ後は「着る」ことを拒否。靴も上着も帽子も、ぜーんぶイヤ、イヤ、イヤ!! もう、何から何まで片っ端から拒否です!!それでも私は、自分で言うのもなんですが、なかなか根気強く、穏やかに靴も上着も別のものを用意して納得させ、帽子はかぶらなくていいということで妥協してもらいました。しかし、ようやくフリッツ君の準備が済み、幼稚園に行ける……と安心しながら、私自身も上着を着た瞬間です。今度は、ママの着るものが気に入らないですって……。せっかくここまで怒らずに穏やかに接してこれたのに、ここで我慢の限界が来てしまい……。まるで子供のように3歳児に言い返してしまいました……。その後は私もフリッツ君も、お互い朝からぐったり疲れきった状態で言葉少なに幼稚園へ向かい、無事に幼稚園に送り届けた後……。ひとりで反省&自己嫌悪タイムです。相手はイヤイヤ期の3歳児だと分かっているはずなのに、ムキになるなんて大人げない……。そんな反省(ザンゲ)を、お子さんが2人いる先輩ブロガーさんに聞いてもらったときでした。その先輩ブロガーさんが、こんなアドバイスをしてくれたのです。「カチンと来たら、まず6秒待つ」というシンプルなもの。6秒もたてば怒りが消えるというのです! 果たして本当なのか、その後またフリッツ君の激しいイヤイヤが来たときに実践してみました。まず「あっ!そうだ、6秒待つんだった!」と思う時点で、わりと気が逸れるのです。そして「いーち、にーい……」なんて、かくれんぼをするみたいに数を数える自分がなんだかシュールで、ちょっと面白くなってきちゃいます。ついに6秒数え終わった後……本当に怒りは消えて、冷静な自分に戻れていました!!その後は、フリッツ君にムキになって言い返すのではなく、「君だって好きで怒ってるんじゃないよね。しんどいよね」となだめる方向に自分を持っていくことができました。もちろんシチュエーションなどにもよると思いますが、この対処法、イヤイヤ期を乗りきるのにかなり有効だと思います。ぜひ皆さんも試してみてください!!
2021年08月01日息子のイヤイヤ期を経験するまでは「とにかく泣き叫ぶ」「どうしようもない」という印象でした。しかし、実際にはイヤイヤの理由はいつも明確で、うまく対処できれば回避できるように感じました。個人差が大きいとは思いますが、うちのイヤイヤパターンとその対処法をお伝えします。 集中していることを中断させられるとき2歳の息子がおもちゃで遊んでいるときや動画を見ているとき、無理にやめさせようとすると「まだ遊んでるの!!」と本気で怒られます。言うこと聞かないな〜とイライラしていましたが、突然やめさせられるのは自分だって嫌だよなと思うようになりました。 そこで、早いうちから「もうそろそろやめようか〜」「お片づけできる?」と何度も声をかけるようにしました。すると、声かけのあと数分待てば自分のタイミングでスッとやめてくれるようになったのです。私自身に根気強く声かけできる心の余裕、子どものタイミングを待てる時間の余裕があることが重要となるため、セルフコントロールを心がけています。 欲しい物が手に入らないときスーパーでお菓子、ジュースを手当たり次第に欲しがる息子。「ダメだよ」と言うとイヤイヤもヒートアップし、収拾がつかなくなって逃げるようにスーパーを出ることも。 そこで、欲しがる物をひとつ買ってあげるようにしています。そうすれば1つ目から否定する必要はなくなり、2つ目を持ってきたときは「どちらかひとつだよ。どっちがいい?」と聞くように。息子も本当に欲しい物を考えてくれるようになりました。 たまに、気をそらす作戦として「これ持てる? 重いかな〜?」と牛乳パックなどの少し重めの物を渡すことも。「持てるよ! ほら!」と本人も楽しくなって、物欲から気をそらすことができました。 自分が行きたい道に行けないとき保育園から家への帰り道は、ひとりで歩くときの3倍の時間がかかります。家とは真逆の方向を指差して「こっち! こっち行く!」と言うことは日常茶飯事。ある程度の回り道であれば行くのも手ですが、できれば最短ルートで帰りたい……。 そんなとき私は、「あっちはブーブーがいっぱいで、ガシャーンてなるよ(危ないよ、という意味)!」「ほら、こっちに行くとバスが見えるよ!」「今日はパパが早く帰ってくるから、早く帰らなきゃ!」とたくさんの言葉を身振り手振りでオーバーに伝えるようにしています。まだ息子が言葉を理解していない時期から続けており、意味は理解できずとも「何かただならぬ理由がありそうだ......」という顔をしてついてきてくれるようになりました。 わが家での対処法をお伝えしましたが、もちろんうまくいく日ばかりではありません。何をしてもだめで、「も〜!!!」とイライラが爆発してしまうことも。それでも、自我形成に重要とされるこのイヤイヤ期の息子の感情を否定することなく、かつ自分も疲れずに楽しく受け流していけたらいいなと思っています。 イラストレーター/まっふ監修/助産師 松田玲子著者:高橋さちこ2歳男児の母。新卒で営業職に就き、妊娠を機に退職。その後就活・保活に成功し、現在は働きつつ妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年07月29日3人育児のなかで全員が絶賛イヤイヤ期の毎日。どの子に何を言っても返ってくる答えは「イヤ!」か「だめ!」で、母親である私自身どうしていいのかわからずにイライラする日もたくさんありました。そんなどうしようもなくなったときにどのようにしていたのかをご紹介します。 始まりは突然に…イヤイヤ期って本当にあるのかな?と思うほどお利口さんでよく笑う1番目の子ども。だんだん食事などでも好き嫌いが出てきた1歳半のころ、噂に聞くイヤイヤ期はまだまだこないものだと思っていました。 しかしある日の食事中に突然「イヤ!」と言い始め、びっくりしたのを覚えています。ママから見ると何がダメなのかまったくわからないけれど、だんだん「イヤ!」や「ダメ!」と言われることが多くなってきて、これが噂に聞くイヤイヤ期か……とぐったり。今となればまだまだかわいいイヤイヤでした。 2番目のイヤイヤ期1番目の息子が3歳になったころ、イヤイヤがとても激しくなってきたと感じていました。そんな息子に手を焼いていましたが、かわいい悪魔がもう1人誕生。2歳になる2番目の娘が、やることすべてに「イヤ!」というようになってしまいました。 最初のうちは気のせいかな? お兄ちゃんのまねかな?なんて思っていましたが、明らかに意思のある「イヤ」に、白目になってしまうような感覚になりました。 まさかのあなたも!?1番目と2番目のイヤイヤ期に手を焼く毎日で、てんてこ舞いだった私。唯一、素直に抱っこさせてくれていた1歳の3番目の娘の存在にとてもありがたさを感じていました。 でもお兄ちゃんとお姉ちゃんのイヤイヤを毎日見ていた3番目も、あるときからママのすることすべてに「イヤ!」と言うようになってしまったのです。 イヤイヤ期との付き合い方1歳・2歳・3歳の同時に起こったイヤイヤ期に、ママである私もイヤイヤ期になってしまいそうでした。そこで試した方法が、“ママもイヤイヤ期になる作戦”。 子どもたちが誰かイヤというと、「ママもイヤー!」と駄々をこねます。そうすると、普段は困り果てているママなのにどうしたのだろう?と思うのか、キョトンとした顔で自分たちがイヤと騒いでいたのを忘れてくれました。 3人同時のイヤイヤ期に一時期はどうしていいのかわからず、子どもたちが寝静まったあとに泣いていた日もありました。いろいろな作戦を実践して、なんとかイヤイヤ期の子どもたちとそれに立ち向かう自分自身と向き合えたように思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/ののぱ監修/助産師REIKO著者:三上美咲3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。
2021年07月25日私は4歳、2歳半の息子、生後6カ月の娘を育てているパパです。イヤイヤ期とは無縁だと思っていたところに、急に訪れた次男のイヤイヤ期。長男のときはそこまでひどくなかったのですが、次男は少し前までイヤイヤ期真っ盛りでした。私たち夫婦が、「魔の2歳児」となっていた次男と向き合い、実践した方法を紹介します。 イヤイヤ期は他人事だった長男のときはイヤイヤ期がほとんどなく、困った経験はしたことがありませんでした。そのため、お店の中で「あれ買ってー!」と言いながら床に寝そべり手足をバタバタさせている他の子どもを見て、「お母さん大変そうだな」とどこか他人事だと思っていた私たち夫婦。 そんななか、次男が2歳を迎えたころにイヤイヤ期が始まり、対応した経験がほとんどなかったので私たち夫婦はどうすればいいのか悩みました。 声をかけて抱きしめてあげる家、外出先に関わらず、突然始まる次男のイヤイヤ。対応がわからず、「静かにしなさい!」「ダメって言ってるでしょ!」と叱ってしまっていました。叱ってしまうと次男は余計ヒートアップ。そこで夫婦で話し合い、まずは叱らずに声をかけて抱きしめるようにしました。 「嫌だったの?」などと声をかけて抱きしめると、次男は少し安心したかのように大人しく落ち着いてくれました。もちろん落ち着かないときもありますが、少し効果がありました。さらに、お店の外や別の場所に移動するとよりイヤイヤが落ち着くときもあり、効果的だったように感じました。 その先にある楽しい見通しを伝える私が声をかけて次男を抱きしめても、その場をおさめることができないことがありました。そのときは、これから先の楽しい見通し、例えば「家に帰ったらおやつを食べようか」「公園に行こうか」などと次男に伝えるように。イヤイヤしているときは現状に不満があったり、ただ嫌だと感じていることがあると思いました。 そのため、これから楽しいことが待っていると感じてくれたり、別のことに目を向けることで気分を変えたり気持ちを切り替えることができ、落ち着いてくれることが多くなりました。この方法は次男にとってはより効果的でした。 突然訪れた次男のイヤイヤ期。怒ってばかりでは余計にイヤイヤを増長させていました。しかし、声をかけて抱きしめて、その先にある楽しい見通しを伝えてあげることで落ち着いてくれることが増えるように。これからも夫婦で話し合いながら向き合っていきたいと思います。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:西川しょた普段は看護師として勤務する4歳と2歳の息子、0歳の娘の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2021年07月13日「娘を触れない私」第23話。自分の思いを吐露し、娘を突き飛ばしてしまったことも相談員に伝えたママ。すると相談員から「イヤイヤ期はどんな感じだった?」と聞かれ、ママは娘のイヤイヤ期を思い出します。4歳の娘さんが下を触ることについて悩み、苦しんでいた友人の体験談を、かとさんがマンガ化! 短期連載にてご紹介します。 娘を触れない私 第23話何度注意しても、下を触ることをやめない娘。近寄ってきた娘を思わず突き飛ばしてしまい、「このままだと、もっとひどいことをしてしまう……」と、ママは育児相談室に電話で助けを求めました。 相談員との会話のなかで、誰にも言えなかった自分の気持ちが一気にあふれ出し、娘を気持ち悪いと思ってしまうこと、そして突き飛ばしてしまったことを伝えたママ。 すると、相談員から「イヤイヤ期はどうだったか」と聞かれ、ママは娘のイヤイヤ期のことを思い出しました。 ママの記憶に強く印象に残っているのはくーちゃんが2歳のころ。保育園から帰りたがらず、娘は逃げ回り、泣き叫ぶ。 そんな娘を無理やり抱きかかえて連れて帰る日々が、1年も続いたことを思い出しました。監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター かと幼稚園児の姉弟のママ、かとさん。Instagram(@kato_usausako)では、育児や実体験した怖い話などをマンガ化し、フォロワー10万人超と人気。ベビーカレンダーでは、実体験マンガやフォロワーさんの体験談マンガなどをご紹介しています。
2021年07月12日■前回のあらすじママたちはなぜ理由もなくイライラして怒ってしまうの?教育のプロが目から鱗のアドバイスを伝授します。■イヤイヤ期が起こる背景とは?■イヤイヤ期の対応方法■次に大切なのは「ほめること」 『子どもを叱りつける親は失格ですか?』 アベナオミ著 小川大介(監修)(KADOKAWA)1,200円(税抜) \ この後どうなる!? /書籍「子どもを叱りつける親は失格ですか?」はこちら 子どもを大切に思っているのに自分の気持ちをコントロールできず、さらに叱った自分を責めて落ち込む日々を過ごすママ・パパのためのコミックエッセイ。読んですぐに実践し、親子で変われるヒントが満載です!
2021年07月03日今回はイヤイヤ期に関するママの体験談を紹介しています。わが子のイヤイヤ期を通じて、自分の気持ちを切り替えて怒りをうまくコントロールする方法を見つけることができたそうです。 私には現在5歳の長女と2歳の長男がいます。長女が1歳6カ月になるころからイヤイヤ期に突入したことで、私は日々悩まされ始めました。長女があまりに言うことを聞いてくれないため、何度も私の怒りが爆発しそうになりました。そんなときに出合ったのが、アンガーマネジメントという考え方。この考え方を取り入れるようになってから、以前よりもうまく自分の怒りをコントロールできるようになった体験談についてお話しします。 1歳6カ月から始まったイヤイヤ期わが家の長女は、言葉が出始めた1歳6カ月あたりからイヤイヤ期が始まりました。事前に育児書を読んで、2歳あたりになるとイヤイヤ期が出始めるという知識はあったものの、いざその場面に直面すると対応の難しさにへきえきしていたのを覚えています。 長女と会話をすると返事はすべて「イヤ」。気に食わないことがあると出先だろうと構わず号泣して、手がつけられなくなる始末。私の怒りが頂点に達しそうになった経験も数え切れないほどでした。あまりものストレスに、夫に泣きついたこともあります。 怒りをコントロールする方法との出合いそんなとき、夫が「イライラが改善するかもしれない」と、『アンガーマネジメント入門』と言う本を貸してくれました。「長女のイヤイヤ期をどうにかしたい!」と悩んでいた私は、その本を夢中で読みました。しかし、書かれていたのは自分の怒りをコントロールする方法。 私は自分の怒りをコントロールしたいのではなく、長女にこちらの話を聞いてほしいのだということを夫に伝えました。すると、「赤ちゃんが大人が伝えたいことを正確にわかるわけないよ。それなら自分の怒りをできる限り沈めてストレスを減らしたほうが良いんじゃない?」とアドバイスをもらったのです。夫の意見に納得がいった私は、さっそく本に書いてあることを実践してみることにしました。 怒りが爆発しそうになったら数秒だけ我慢夫に借りた『アンガーマネジメント入門』に書いてあったことの1つに、怒りを感じたら一度思考を止めて深呼吸を4、5回すると良いというものがありました。この知識を得てからは、長女のイヤイヤが始まると数秒だけ怒ることを我慢するように意識しました。 はじめこそその数秒を我慢することが大変でしたが、1カ月も経てば次第に慣れてきました。もちろん、4、5回深呼吸するだけでは怒りがおさまらないことも。そんなときは怒りが爆発する前に夫と交代してもらい、気持ちを落ち着けています。 アンガーマネジメントの考え方を取り入れてから、長女を怒ってしまう回数を劇的に減らすことに成功しました。当初の私は、長女のイヤイヤに対して感情的に反応してしまうことで自分自身も疲れきっていました。長女のイヤイヤ期は3歳になる直前まで続きましたが、きっとあのままずっと長女を怒り続けていたら今ごろ後悔をしていたと思います。あのとき適切な本を紹介してくれた夫に感謝です。 監修/助産師REIKOイラストレーター/きょこ著者:柿本渚おしゃべり好きな5歳の女の子と甘えん坊な2歳の男の子の母。元エンジニアで現在はフリーライターとして活動中。育児、美容、自己啓発などさまざまなジャンルの記事を執筆している。
2021年06月27日現在2歳半になる次女は、長女のときに経験したような「イヤイヤ期」というものが、まったくと言っていいほどありません。もともと、長女のときもさほどイヤイヤ期に手こずった記憶はないのですが、それにしても次女はまったく駄々をこねるようなこともなければ、泣き叫んで手に負えられない……ということもないのです。なぜこんなにもスムーズに次女の育児ができるのか? 自分なりに考えてみました。 お姉ちゃん(長女)のおかげ長女は現在5歳になるので、もう泣いて駄々をこねるようなこともなければ、ひとりで身支度もできる年ごろです。次女はそんな長女をずっと見続けているので、ある意味それが良い見本となっている気がします。 また、次女も長女も親に構ってもらいたい欲はあるので「どっちが早く着替えをできたか」「どっちが親の言うことを聞けたか」といったことを、親が意識しなくとも姉妹間で自然と競争するようになりました。「イヤイヤ」と駄々をこねて親の気を引くというよりは、親の言っていることを頑張り、認められたいという意識を持ちやすい環境になっていたのかなと感じます。 保育園のおかげ次女は1歳になったころから保育園に通わせていますが、早めに社会生活を経験している点も、次女のケースにおいては良い結果をもたらしました。長女以外で自分(次女)と年の近い子どもたちと常に触れ合っているため、年上の子どもたちの運動や言語などすべての発達において、次女の良い手本となっている気がします。 人間は、手が届きそうで届かない、自分より少し先を行っている人間に対して、一番刺激をもらうのだと、次女を見てそう学びました。 自分の育児スキルも上がっていた?最後は私自身も長女の育児を通して経験値が上がっており、次女のイヤイヤ期もなんなくこなせているのかな?とも感じています。長女のときは関わることすべてにおいて、初めての経験でした。常に「これはどうするのだろう」という疑問があり、また何か困ったことがあって対処したとしても、その行動の結果が出るのは数カ月先で、未来が見通しにくく、特有のしんどさがありました。 しかし、次女の育児は長女のケースで学んだことを自身の経験を持って「やがて、なんとかなるものだ」と見通しが立ちやすくなりました。これらは私自身の育児ストレスを軽減させたほか、子どもへの対応スキルの向上にもつながっている気がします。 次女のイヤイヤ期がまったくと言っていいほど気にならない理由としては、長女や保育園など外部環境と、私自身が長女の育児経験を通して「今は大変だけど、いずれは困ったこともなくなっていく」と実感しているから、イヤイヤ期がないと感じるのだと思います。自身の捉え方と外部環境でここまで育児の負担が減るのだとわかりました。 ベビーカレンダーでは、赤ちゃん時代を卒業して自己主張を始めた2~6歳までの子どもの力を伸ばし、親子の生活がもっと楽しくなる【キッズライフ記事】を強化配信中。今よりもっと笑顔が増えてハッピーな毎日なりますように! 監修/助産師REIKOイラストレーター/山口がたこ著者:黒井夢乃二女の母。歯科衛生士資格あり。二女出産前まで歯科医院にて勤務。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年06月27日娘は2歳のころイヤイヤが最高潮になり、母親である私には手に負えないことが多々ありました。そんなとき、保育園の先生の声かけはまさに魔法の言葉! 先生たちの神対応や園生活での経験を通して、イヤイヤ期を乗り切った体験を紹介します。朝からぐったりの送り出しわが家では保育園の送り迎えを主に母親である私がおこなっていました。自転車で送り出してそのまま出勤し、帰りも自転車に乗って職場から直で迎えに行くという流れでした。しかし、娘が2歳のときにイヤイヤが最高潮になり、それまでスムーズにできていた送り迎えに苦戦するようになったのです。 朝、「服が気に入らない」「靴を履きたくない」「保育園に行きたくない」……と、出る直前になってもイヤイヤで大暴れしている娘を担いで外へ。自転車に乗っても喧嘩をしながらやっとのことで保育室に送り出し。そんな日が続き、朝からぐったりしていました。 迎えから帰宅までに苦戦する日々お迎え時間も大変でした。イヤイヤ期真っ只中の娘は、保育室に迎えに行くと「まだ遊ぶの!」「ママ嫌い!」とだだをこねて怒り出し、玄関に行くまでにひと苦労だったのです。 さらに、玄関を出てからも大変! 駐輪場でも「自転車に乗りたくない」とのけぞって抵抗したり、自転車の前カゴに乗せても立ち上がったりして大騒ぎ! そのころは、迎えから帰宅まで30分もかかる日が多々ありました。 先生のやさしい神対応に感謝!!娘とうまく関われない不甲斐なさで悲しくなり、保育園の先生に話をすると思わず涙してしまったときもありました。すると先生は、「お母さんも頑張ってるよ。〇〇ちゃん(娘)も頑張ってる。うまくいかないときもあるよね」 と励ましてくれました。 また、いつまでも帰ろうとしない娘に「一緒に帰ろう」 と促してくれたり、「今日もやってるな」 といじりながらもさりげなく声をかけて、自転車に乗せてくれたり。先生の数々のフォローに、感謝する日々でした。 成長とともに乗り越えたイヤイヤ期先生たちの関わりをまねようとしても、親ではなかなかうまくいかず、結局喧嘩になったり甘えモードになったりしていた娘ですが、成長とともに少しずつ話を聞いてくれるようになりました。 また、友だちと一緒に帰ることがうれしくてスムーズに帰れるようになったり、異年齢の子との関わりによって自分を律することができるようになってきたりして、だんだんと激しいイヤイヤ期が過ぎていったのです。 きちんと娘の思いを受け止めてあげなければと思いつつも、忙しさで余裕を持てないことが多くありました。そんなとき、保育士さんのさりげない関わりや、やさしい言葉に救われました。 また、頑張って対応しようと思っていた私ですが、親以外の人が関わることで子どもも気分が変わることに気づきました。また、親が甘えさせてもらえる環境があったことに今でも感謝しています。 監修/助産師REIKO作画/やましたともこ 著者:斎藤ますみ1児の母。保育士として働く傍ら、自身の出産・子育て経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する記事を中心に執筆している。
2021年06月26日ビーツ・バイ・ドクタードレ(Beats by Dr. Dre)から新作ワイヤレスイヤフォン「ビーツ スタジオ バッズ」が、2021年夏にアップルストアなどで発売予定だ。ブランド最小サイズの完全ワイヤレスイヤフォン「ビーツ スタジオ バッズ」は、一切のケーブルを排除し左右それぞれが独立した、ビーツ史上最少サイズの完全ワイヤレスイヤフォンだ。最大24時間再生&耐汗耐水性能その小さな見た目に反し、ユーザーにとって嬉しい機能が詰め込まれている。イヤーパッドは、最大で8時間再生できる。2回分の充電ができるポケットサイズのケースを使用すれば、最大で24時間も再生が可能。加えて、IPX4等級の耐汗耐水性能を備えているのもうれしいポイントだ。ブランド初となるワンタッチペアリング「ビーツ スタジオ バッズ」には、ブランド初となる、ワンタッチでペアリングできる機能を搭載。簡単に接続できる上に、音の途切れが少なく安定した通信が可能となる。イヤーバッド左右それぞれに接続されるため、片方ずつでも使用できる。選べるノイズキャンセリング機能もまた、ノイズキャンセリング機能も備え、アクティブノイズキャンセリングによって風切音や周囲の音を遮断する。周囲の音を聞く必要がある場合に備えて外部音取り込みモードも搭載し、状況に合わせて2つのモードを選択できるのも魅力的だ。カラーはブラックとホワイト、ビーツオリジナルとなるビーツレッドの3色をラインナップする。【詳細】ビーツ スタジオ バッズ発売時期:2021年夏販売店舗:アップルストア、ビーツ正規販売店、アップルオンラインストア価格:17,800円【問い合わせ先】アップルストアコールセンターTEL:0120-993-993
2021年06月20日保育士の中田馨さんが、実際にやっているイヤイヤ期のかわしワザ【お食事編】を教えてくれました。「苦手な食べ物を食べない」イヤイヤ星人、「椅子に座らない」イヤイヤ星人など4パターンに分けて詳しく解説!こんにちは、保育士の中田馨です。「実際に保育士がしている、イヤイヤ期のテーマ別の対応方法」のうち、今回は「食事でイヤイヤ星人」をお届けします。 食事でイヤイヤする子への対応方法1日3回やってくる食事。子どものことを考えていろいろな食材を使ったり工夫しながら料理を作るのに、ひと口も食べずに「イヤ!」と言ってプイっと横を向いてしまうなんて経験をしたことがあるのではないでしょうか? ひと口でも多く食べてほしいのが親心ですが、頑なに口を開いてくれないとどうすることもできません。無理やり口に入れるわけにもいきませんので、悩むママも多いことでしょう。 食事でイヤイヤ星人への基本的な対応方法は以下の4つです。1.食べない食材があっても良しとしよう!2.食事には決まりがあると伝える3.十分に甘えさせる4.ある程度子どもの思いを尊重するでは、実際に保育所であった具体例を挙げながら見ていきましょう。 苦手な食べ物をひと口も食べないイヤイヤ星人苦手な食べ物をひと口も食べてくれないイヤイヤ星人はとっても多いものです。私の保育所のイヤイヤ期の子どもたちは全員がそうと言ってもいいくらい。例えば、きのこが苦手な子の場合、きのこ単体ではもちろん食べません。えのきと一緒に数種類の野菜を汁物にしたら、じょうずにえのきだけをよけて食べます。ハンバーグにしいたけを練り込めば、その香りに感づいて食べてくれません。このようなイヤイヤ星人にはどうすればいいのでしょうか? まずは「食べない食材があっても良しとしよう!」と思うことです。苦手な食材の1つや2つ大人もあると思います。なので、苦手な食材が多少あっても問題ありません。まずは、えのきが入っているのに汁物を食べようという意欲がある子どもを認めます。「今は、きのこを食べなくてもいいや」と思いましょう。 とはいえ、将来的に食べてほしいと思うなら、子どもが苦手な食材も定期的に食卓に出して、その存在を見せ続けます。親が「おいしい!」と食べているところを見せることが大切です。 椅子に座らないイヤイヤ星人食事中にすぐに椅子から逃げ出したり立ち歩いたりする子がいます。つい追いかけてしまいたくなるところですが、それはNG。食事のマナーとして、立ち歩いて食べるのはよくありませんが、それよりも立って歩いて食べているときに、食べ物を喉に引っ掛けてしまうことのほうが怖いのです。このようなイヤイヤ星人には「食事には決まりがあるんだよ」ということを伝えます。例えば、食事は座って食べるということもその1つ。座らないと食べさせないという家ルールをつくってしまうのです。 追いかけて食べさせると「歩いて食べてもOKなんだ」という認識になりますので要注意です。また、椅子から逃げ出した子どもに対して「待て待てー!」など大きなリアクションで対応すると、子どもはママに反応してもらって楽しいと思ってしまいますので、座らせるときは「椅子に座るよ」っと淡々と対応しましょう。 自分で食べられるのに食べさせてほしいイヤイヤ星人手づかみ食べもスプーンやフォークなどを使って食べることもできるのに、急に「ママ、食べさせて!」と自分で食べなくなる子がいます。ママとしては、「もう、自分で食べられるでしょ?」と思うことでしょう。このようなイヤイヤ星人には、十分に甘えさせましょう。ママに「食べさせて!」と言ってくるのは今だけの話です。子どもが成長するなかでは、心の充電がたくさん必要な時期があります。充電の方法はその子によって違います。この子の場合は、食事の時間に出てきたのかもしれません。ママが食べさせてあげたとしても、「じゃあ、自分でもひとさじ食べてみよう」と誘うのはもちろんOKです。 スプーンもまだなのにお箸で食べたがるイヤイヤ星人まだ、手づかみ食べがメインでスプーンすらうまく使えないのに、パパやママの様子を見て「お箸が使いたい!」と言ってお箸を持ちたがる子がいます。持たせなかったら大泣きするので、持たせていいものか悩むところです。 このようなイヤイヤ星人には、ある程度子どもの思いを尊重しましょう。ある程度というのは、子ども用の短いお箸を用意して持たせるのはOKです。食具に興味を持つことは頼もしいものです。ただ、お箸は子ども用のものを必ず大人がそばで見守りながら食べてください。 イヤイヤ期全般に言えることですが、子どもがイヤイヤ言い出したらすぐに解決することはできません。いつもの3〜4倍は時間がかかるかなと大らかな気持ちで対応しましょう。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2021年06月20日次女を注意したらまさかの…次女が長女を泣かせていたので注意したところ、衝撃的な出来事が私を襲いました……! 次女に悪いことを注意したのですが、イヤイヤ期だったせいか逆ギレされてしまって……。私のメガネが勢いよく吹っ飛んだので、びっくりしました。 監修/助産師REIKO著者:ぽてと4歳と2歳の姉妹を育ててるワーキングアラフォーママです。
2021年06月14日イヤイヤ期の息子さんのかんしゃくに悩んでいたママ。お母さんに息子さんの様子を話すと、お母さんの口から、ママの衝撃的な過去が明かされました。息子さんより凄いママのエピソードに衝撃を受けたお話です。 物に八つ当たりをする息子。母に相談すると…?2歳になった息子はイヤイヤ大爆発。かんしゃくを起こし、よく物に八つ当たりをしていました。そのことを母親に話してみると、信じたくないママの衝撃的な過去が明らかになったのです……。 イヤイヤ期の息子のかんしゃくや八つ当たりが酷い! と思っていましたが、母親からこのエピソードを聞いて、ママの私のほうが断然ヤバいと思いました。そして、息子は自分にそっくりなんだなぁと思ったら、イヤイヤがかわいく思えてきました。 アイロンをぶん投げてふすまに穴を開けたこんな娘でも、今では母親になり子どもを育てています。そう考えると、息子も将来は自立して、なんとなくちゃんと生きていけるだろう! と変な自信にもなりました。 監修/助産師 松田玲子著者:ゆかりんご2歳の息子の母。書店で働きながら、甘くない子育ての日常を漫画にしています。 息子が潜在性結核感染症になったお話を執筆中。
2021年06月12日2021年6月1日、PC周辺機器擬人化『周辺男子』の擬人化キャラクターがモチーフとなったイヤホンの発売が決定しました。『イヤホンくん』を演じるのは、声優として活躍する増田俊樹さん。なんと、増田さんによる特別な録り下ろし音声も収録されています。録り下ろしボイスには、どきっとするようなシークレット音声も複数あるのだとか!専用アプリと連動させることで、毎時の時報もお知らせしてくれます。また、イヤホンの充電ケースには、イヤホンくんをイメージした接続アダプター部分をモチーフとして配置。イヤホンくんの着ているパーカーの模様が描かれています。「擬人化キャラクターが実際の商品になる」という斬新な企画には、『周辺男子』のスタッフも戸惑いを隠せない様子です。【『周辺男子』制作陣コメント】周辺機器をモチーフにしたキャラクターをモチーフにした周辺機器……と文字での表記を見続けると混乱しますが、このイヤフォンを使うたびに、本当に擬人化した……!と思っていただき、PC周辺機器擬人化『周辺男子』たちも同様、貴方の身近な機器が人間だったら…とモノを大切に愛でたくなるそんな商品として楽しんでくれればうれしいです。【周辺男子”イヤホンくん”× Zeeny Lights 2】購入方法:通信販売ウェブサイトZeeny.comにて予約販売予約期間:2021年6月1日17時から同年7月20日23時59分まで製品発送:2021年12月より順次発送予定(申込み多数の場合、12月以降になることがあります)価格:16280円(税込・送料別)※販売期間については状況により、予告なく変更する場合があります。※新型コロナウィルスの影響で製造及び発送に遅れが生じることがあります。[文・構成/grape編集部]
2021年06月01日『魔の2歳児』という言葉もあるように、2歳前後といえば自我のめばえとともに、いわゆる『イヤイヤ期』に突入する時期です。我が子も1歳半くらいから雲行きが怪しくなり、靴をはかせれば「イヤ」、それではと脱がせれば、それも「イヤ」。もう本当に八方ふさがりで、理不尽なことだらけな要求との闘いの日々でした。子育ての大変さはいろいろありますが、親にとっては、まるで修業のようなこの『イヤイヤ期』を迎えた我が子に、今日も試行錯誤しながら立ち向かっているママがいます。『3兄弟の日常』をInstagramに投稿している、eri___025さん。三男あおちゃんが、ただいま絶賛『イヤイヤ期』のようです。2人のお兄ちゃんを育ててきた経験もあって、イヤイヤが発動する前に、あおちゃんの要求を見抜こうとしますが…。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 3兄弟の日常(@eri___025)がシェアした投稿 こんな時の奥の手は、チャイルドシートでドライブ。いざとなったら、もう寝てもらうに限りますね。こんなに大変な時期でも、「やっと寝てくれた…」というほっとした気持ちも加わって、我が子の寝顔はかわいいものです。イヤイヤに真正面から対峙して心をすり減らしてしまうより、なんとか息抜きをしながら、面白がりながら過ごせるといいですよね。泣きわめく姿に途方に暮れてしまった時は、こっそり動画を撮ってみるのもいいかもしれません。筆者も、あの魔の『イヤイヤ期』から5年が過ぎた今、大泣きしている息子の動画を見返すと、思わずクスッと笑ってしまいます。その渦中にある時は、泣いている我が子をかわいいと思う余裕なんて全くありませんでしたが、『イヤイヤ期』を乗り越えた先の未来のために、映像に残しておくのもオススメです。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年05月31日2歳の長男にイヤイヤ期が到来し、子どものわがままな言動にイライラすることが増えていました。子どもへの向き合い方に悩んでいた私が、インターネットでアンガーマネジメントという言葉に出合い、感情をうまくコントロールするコツを身に付けた体験をお伝えします。 叱る前に6秒かけて大きく深呼吸インターネットから得た情報によると、人間が怒りのピークを感じるのは6秒と言われています。私は子どもに感情的に怒りをぶつける前に、なんとか6秒耐えようと意識をしました。例えば、子どもが着替えたくないと服を投げたときや、コップに入ったお茶をわざとひっくり返したりしたとき……深呼吸を6秒間するだけでクールダウンし、冷静に物事の良し悪しや、なぜその行為がいけないことかを伝えられるようになりました。 長男の心のサインに気付くことができたわが家には2歳の長男と1歳半離れた次男がいます。長男がわがままを言うタイミングは、決まって次男にパパとママの視線がいっているとき……。アンガーマネジメントを意識する前は、イヤイヤを鎮めることに精一杯で、長男の心に寄り添うことができませんでした。一旦クールダウンすることを意識したことで、「長男はかまってほしいんだな」「私たちに甘えたいんだな」と気持ちを汲んであげられるように。 それからは、長男をできるだけ多く抱きしめてあげたり、叱るだけではなく小さなことでもできたことを褒めるようにしたことで、私自身のストレスも減りました。 家族みんなに笑顔が広がるアンガーマネジメントは子育てだけではなく、夫婦関係にもいい影響をもたらしてくれました。 わが家は子育てを機に、睡眠不足による疲れ、仕事と育児の両立の問題で夫婦喧嘩が多発……。よく考えてみれば一家の大黒柱として働くパパも大変ですし、24時間365日子どものペースでお世話をするママも大変。忙しいのはお互い様です。夫に対してカーッとなっても、「お疲れ様」「〇〇してくれてありがとう」と労りや感謝の言葉をかけることで夫婦円満になり、自然と笑顔も増えました。 私は「子育てをとことん楽しむ」という軸をもっています。アンガーマネジメントを習慣にしたことで、叱ってもいいけれど感情をうまくコントロールし、メリハリをつけた子育てを実践中! 今はイヤイヤ期すらも愛おしく、この時期にこそ感じられる葛藤を楽しんでいきたいと思っています。 イラスト/sawawa監修/助産師REIKO著者:櫻井せりか1歳と0歳、2男の母。長男の育休中に第二子妊娠、育休を延長し事務職を休業中。現在は子育てをしながらライターとして活動している。
2021年05月26日イヤイヤ期ってどんな時期?イヤイヤ期とは、1歳半ごろから3歳ごろにかけて続く「第一次反抗期」のこと。イヤイヤ期真っ盛りの2歳は、「魔の2歳児」とも言われます。海外では「恐怖の2歳(テリブル・ツー)」と言われていて、イヤイヤ期の激しさは万国共通であることがわかります。イヤイヤ期の子どもは、日常生活のさまざまな場面で「イヤ!」「きらい!」と拒否したり、なんでも自分でやりたがったり、大声で泣きわめいて要求を通そうとしたりと、何をするにも一筋縄ではいきません。「やるといったのに、結局やらない」「できなくて泣き叫ぶ」こうした行動に振り回されてクタクタになってしまう、という声もよく聞かれます。ほかにも、「急に食べ物の好き嫌いが多くなった」「いやなことがあると、たたいたり、物を投げたりする」「服装へのこだわりが強く、自分で選んだ服しか着ない」など、イヤイヤのタイプは実にバリエーション豊かです。大人からすれば、「どうしてそんな行動を?」と思うことも、子どもにとってはどうしても譲れない場合もあります。この時期の子どもは、まだ自立への最初の一歩を踏み出したばかりです。さらに脳も発達途中で、知的な働きをする大脳皮質や、コミュニケーションや社会性をつかさどる大脳辺縁系の働きも未熟。気持ちがコントロールできなかったり、その場にそぐわない行動をしてしまうのも、2歳前後の年齢ならば当然のことなのです。イヤイヤ期の子どもたちは、体はスラリとしてすっかり赤ちゃんを卒業したように見えますが、だからといって急に大人と同様になるわけではありません。まだ本能のおもむくままに動く時期なのだと考えると、子どもの行動にイライラすることが減るかもしれません。イヤイヤ期はなぜ起こる?イヤイヤ期の「困った」行動は、どれも自我が確立してきたことの表れと考えられます。1歳半ごろになると、ママと一心同体だった赤ちゃん期は卒業。ママと自分は違う人間である、ということに気づき始めます。2歳になるころには、運動能力も知的な発達もかなり進み、自己主張はますます強くなります。ただ、「こうしたい!」というイメージははっきりしていても、まだまだ不器用で、手先や体のコントロール能力も発達途上です。語彙力も不足しているので、自分の思いをうまく伝えられないことも多いのです。やりたい気持ちは満々なのに、実力が伴わないことにイライラしてしまうのがイヤイヤ期、とも言えるでしょう。大変なイヤイヤ期ですが、もちろん永遠に続くわけではありません。3歳ごろになると少しずつ社会性が身につき、少しなら我慢することもできるようになります。自分ができること、できないことの予測も立てられるようになり、だんだんとイヤイヤ期を卒業していきます。なんでもイヤイヤでお手上げ!保護者はどうしたら?「自我の芽生え」「自立の一歩」とはわかっていても、日々のイヤイヤに応戦するのは大変ですね。「早くしなさい!」「自分でやるっていったんだから、最後までやりなさい!」と叱ってばかりでは、保護者も疲れてしまいます。かといって、イヤイヤ期の子どもに理屈を説いたり、効率のよい方法を教えようとしても、それは無理というもの。きちんとしつけなくては、と焦る必要もありません。この時期に心がけたいのは、子どもの「やりたい」という強い気持ちを受け止めてあげることです。そして、「やりたい」が「できた!」という達成感へとつながるように、環境を整えていきましょう。たとえば、日々の身支度。洗面台には踏み台を置き、タオルも手が届く位置にかけておけば、スムーズに手洗いができます。靴に左右がわかるシールを貼ったり、子どもの洋服は引き出しの一番下の段に入れて自分で出せるようにする、なども一案です。お子さんのイヤイヤに繋がりやすいポイントを観察して、先回りして自分でできる環境をつくっておくことで、子どもの「できた!」をサポートしましょう。また、かんしゃくを起こしたときには、ぜひ子どもの気持ちを言葉にしてあげましょう。「イヤだったんだね」「自分で開けたかったんだよね」、こんなふうに代弁してもらうことで、ぐちゃぐちゃになっていた気持ちも整理されます。そして、だんだんと自分でも言葉で気持ちを伝えられるようになっていきます。子どもの言葉に、おうむ返しで答えるのもおすすめです。たとえば、「帰らない! まだ遊ぶ」とダダをこねられたら、「そっか、まだ遊びたいんだね」とくりかえしてみましょう。保護者が自分の言葉を否定しないで聞いてくれる、と思うことができれば、子どもの心はすーっと安心します。イヤイヤが吹き荒れていた心が静まれば、自分から「おうちに帰る」という言葉が出ることも。そんなときは、思いっきり抱きしめて、たっぷりほめてあげましょう。してほしくない行動ではなく、適切な行動にフォーカスするのもストレスのない方法です。たとえば、食べ物をポイポイ投げるのは、してほしくない行動のひとつという保護者も多いのではないでしょうか。こうした行動を目の前にすると、つい「ダメ! やめなさい!」と叱りたくなりますが、これはかえって逆効果のこともあります。ママやパパが構ってくれたと、嬉しくなって何度も同じことを繰り返すことも少なくないからです。してほしくない行動には過剰に反応をせず、正しい行動ができたときにほめてみましょう。大好物だけを集めたメニューを用意して、投げずに完食したら「今日は投げなかったね、えらいね!」「ピカピカに食べられて、すごい!」と笑顔でほめます。投げるよりも、投げないほうが注目してもらえる、とわかると、次も投げないようにしよう、と思うものです。適切な行動ができたらほめることを続けていくと、いつのまにかしてほしくない行動は減っていきます。発達障害がある子の「イヤイヤ」にはどう向き合う?「イヤイヤが激しすぎるのは、もしかしたら発達障害があるからでは?」「うちの子は2歳を過ぎてもまったく手がかからないけれど、イヤイヤ期がなくても問題ない?」子どもの発達には個人差が大きく、乳幼児期の診断は難しいと言われます。明確な診断は受けていないものの気になっている、というご家庭もあるでしょう。ここでは、発達障害のある子のイヤイヤ期について見ていきましょう。発達障害は、「自閉症スペクトラム障害(ASD)」「注意欠如・多動性障害(ADHD)」「学習障害(LD)」の3つのタイプに分けられます。いずれも脳の働き方に偏りがあるために起きると考えられていて、周りからは理解されにくい障害ともいわれています。発達障害がある子の中には、感覚が過敏である特性がある子も多く、光や色、音、においなどの刺激を受け取りすぎてしまう傾向があります。あざやかな色が並ぶ場所に恐怖を覚えたり、さまざまな音が頭に響くように感じられて耳をふさぎたくなったり、あるいは逆に聴覚への反応性が低く、呼びかけに応じにくい、というケースも。感覚過敏による症状は多岐にわたります。こうした感覚の偏りがあると、些細なことでも不快感が高まりやすくなります。ただ、感覚は人それぞれでその不快さなどが他者からはわかりづらい上に、子ども自身も不快さを自覚できていなかったり、言葉にして説明することが難しかったりする場合があります。発達障害のある子の中には、言葉の発達がゆっくりめである子も多く、その場合、なぜ不安なのか、なにがいやなのかをうまく伝えることができません。感覚過敏の不快感に加え、保護者や周囲の人にわかってもらえないもどかしさから、かんしゃくをおこしたり、泣き叫んで表現するしかない、ということも多いのです。大きな音を嫌がったり、白い紙をまぶしがったりなどの様子が見られたら、なるべく刺激が少なくなるように工夫してみましょう。そして、「大きな音がするとびっくりしちゃうね」「ピカピカしていると、まぶしいかな?」などと言葉にしながら、子どもの感覚や気持ちに寄り添うコミュニケーションを心がけます。かんしゃくがおきてしまったときには、気持ちを落ちつけることを優先しましょう。ゆっくり静かに「いやだったんだね、もうだいじょうぶだよ」と声をかけたり、抱きかかえて別の場所に移動したり、気分を変えられるようにサポートします。また、発達障害のある子の中には、「いつもと違う」ことが苦手な子も多くいます。お散歩コースがいつもと違う、ごはんのあとの牛乳が麦茶になっていた、こうした小さな変化でも不安感が大きくなって爆発してしまうことも。「子どもにいろいろな体験をさせてあげたい」「週末は遠出をして、普段はできないことをさせてあげたい」と思うのも親心ですが、子どもはいつもと同じお散歩コースのなかでもたくさんの発見をしているものです。お子さんに「急な変化に弱い」という特性がありそうだと感じたら、なるべく日々のルーティンを守って、子どもが安心できるように心がけましょう。スケジュールの見通しをあらかじめ伝えておくのも、おすすめです。「いつもは公園で遊ぶけど、今日は雨だからおうちで遊ぼう」「これからじいじとばあばが来るから、お散歩は夕方にいこうね」。直前に知らされるより、あらかじめ予定がわかっていたほうが心の準備ができるのは、大人も子どももいっしょですね。予定を伝えるときには、言葉で知らせるだけではなく、目で見てわかる情報をあわせて用いると、より理解しやすい場合があります。イラストや写真を並べて予定表をつくったり、数字がわかるお子さんには番号を振って手順を伝えたりするのもよいでしょう。こだわりが多くて毎日スムーズにいかない…そんなときに出来る工夫は?もしかして「思っていたことと違う!」という状況に驚いている?…そんなときに出来る工夫は?先の見通しが持ちにくいお子さんの場合、遊びやテレビの時間を終わりにするときなどに行動や気持ちの切り替えができず、つまずくこともあります。そのような様子が見られる場合は、時計やタイマーなどを事前に見せておき、終わりの時間の予告をしておくなどの工夫も大切です。「ゼロになったら終わりだよ」などと伝えながらタイマーを一緒にセットすれば、お子さんも心の準備ができるかもしれません。指示に従って行動することが難しいかんしゃくがおきてしまったら?対応は「クールダウンが優先」どんなに先回りして対策していても、どうしてもイヤイヤ、かんしゃくをゼロにはできません。激しいかんしゃくを前にすると、ついつい怒ったり、あれこれ声をかけたりしてしまいがちですが、声かけによって、よりかんしゃくが激しくなってしまうこともあります。まずはお子さんがクールダウンできることを優先しましょう。安全を確保しながら、興奮の元となっているものから遠ざけ、可能であれば場所を移動したり、静かに様子を見守ります。落ち着いてきてから声かけをしてあげられるとよいでしょう。イヤイヤ期の子どもが、おもちゃを奪ったり、公共の場で騒いだり、大人がしてほしくない行動をしたからといって、「ちゃんとしつけなきゃ」とあせる必要はない時期です。イヤイヤをしだしたら、大人は「いやだったね、こまったね」と共感して、その子の気持ちを受け止めてあげれば十分です。そしてその子が楽しくできること、穏やかでいられる時間を大切に、環境を整えていくことを考えましょう!レスパイトサービスを活用して上手に息抜きを理不尽なイヤイヤが続くと、ついムッとしてしまったり、感情的になって後で自己嫌悪に陥ってしまう、という声もよく聞かれます。声を荒げてしまうことがあっても、ときどきなら思い悩まなくても大丈夫。ただ、疲れやストレスがたまってきたときには、一人で抱え込まないことが大切です。親も休日には子育てから解放されたくなることはあります。しんどい時は無理せず、一時保育やファミリーサポート、シッターサービスなど、発達障害のある子どもの育児で利用できる、レスパイトサービスの利用を考えてみましょう。「レスパイト」とは、小休止や息抜きを意味する英語で、育児や介護で疲れたときに一時的に休息をとることを指す言葉です。レスパイトサービスについては、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。ポジティブにとらえて、イヤイヤ期を乗り切ろうイヤイヤ期の子どもたちは、保護者が言って聞かせてもまったく聞く耳を持たないことも多くあります。でも、保護者が一方的に叱ったり、抑えつけようとすれば、子どもはますます反発するばかりです。ひとくちにイヤイヤ期といっても、表現の仕方は一人一人違うものです。わが子はどんなタイプなのか、どんなポイントでかんしゃくを起こすのかをよく観察すると、イヤイヤを回避するための準備もできるようになります。それでも、ひとたびイヤイヤスイッチが入ってしまえば、ある程度ほうっておくしかないのもこの時期の子どもたちです。「今はこういう時期」と割り切って、「イヤイヤしているな〜」と一歩引いた目でみられると、気持ちもラクになるかもしれません。LITALICO発達ナビ無料会員は発達障害コラムが読み放題!
2021年05月25日『イヤイヤ期』は、多くの親が体験する子育ての試練の1つ。成長に必要な通過点とはいえ、なんでも拒絶する我が子には手を焼くものです。自分の『イヤイヤ期』を理解しているタイプ!?幼い男の子『ゆぅくん』と、祖父とのやり取りが投稿されているYouTubeチャンネル『見るまえに跳べ』。ゆぅくんが1歳8か月の時に撮影された、『イヤイヤ期』に突入した瞬間の動画が人気を博しています。ジュースが飲みたいゆぅくんは、お母さんから「ごはんを食べてから」といわれて不機嫌に!「いや!」と拒絶すると、一緒に食卓に着いていた祖父が…。自己主張として、拒絶していることを認めたゆぅくん。すると、祖父が「自我に目覚めた」という言葉を教えようとするではありませんか!1歳8か月の子が「自我に目覚めた」と繰り返す場面は、なかなかにインパクトがあります。【ネットの声】・なんだこの動画、面白すぎる。・「自我に目覚めた」って言葉を教えるおじいちゃんがツボ。・中学生になったら、反抗期も自己申告してくれそう!・自分の言葉にいい換えてる部分もあってすごい。ちゃんと分かっていってそう。・保育士をしているけど、こんなハッキリと『イヤイヤ期』突入宣言をしてくれる子、初めて見ました!ゆぅくんの『イヤイヤ期』をほほ笑ましそうに見つめる祖父。2人のやり取りにクスッとするとともに、胸が温かくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2021年05月25日「魔の2歳児」とはよく聞く言葉ですが、わが子のイヤイヤ期は1歳半くらいからスタート。特に「今していることをやめて、次の行動に移る」ときに激しく抵抗し、泣いて嫌がることが多々ありました。イライラして口調が厳しくなると、さらに泣きわめいて手に負えなくなるわが子……。しかし、少しの辛抱がそのあとのごきげんにつながるということに、あるとき気がついたのでした。 行動を変えるときにイヤイヤわが子のイヤイヤは、先輩ママの話を聞く限りではそこまで激しくはなかったようです。しかし「今していることをやめて別のことをする」ときの抵抗がとても激しく、苦労しました。 例えば「もう帰る時間だからこのおもちゃを片づけよう」というときはもちろんイヤイヤ。「公園で遊ぼう」というときは靴を履くのがイヤイヤ。やっと靴を履かせたと思ったら、階段の上り下りが楽しくてなかなか公園に行けず……。「行こう」と促すとイヤイヤ、といった様子でした。 急いでいるときは特にイライラ決まった時間に行かなければならない約束があるときなど、急いでいると特にイライラしてしまって大きな声で怒ってしまうこともありました。 するとさらに泣きわめき、泣き声にますますイライラするし大声を出してしまった自分に嫌気が差して自己嫌悪……。そのあとのぐずぐずも長いので、「もう嫌!」と思うことが何度あったことか。説明してわかる年ごろではないので、どうしたらいいのかわからず困りました。 ちょっと我慢すればそのあとがラクにある日、出かけようとすると、また階段の上り下りに夢中になってしまいました。その日は急ぐ用事でもなかったので、まあいいかと遊ばせておくことに。15分くらいそうやって遊んでいたでしょうか。満足したのか飽きたのか、素直に車に乗ってくれ、とてもごきげんで出かけることができました。 実は私は5分くらいで「早く終わらないかな」ともどかしくなっていたのですが、そこで切り上げさせていたらきっとまた大騒ぎだったでしょう。ちょっとの我慢がよかったのだと思いました。 以来、わが子のマイペースさにイラっとするたびに「ちょっと我慢」と辛抱することで、イヤイヤが少し減ったように思います。もちろん、わかってはいても気持ちに余裕がないとちょっとの我慢もできず、同じ後悔をすることもよくありました。 イラスト/imasaku監修/助産師REIKO 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2021年05月10日私は2歳の男の子と0歳の女の子のママです。2人目(長女)の妊娠期間から始まった息子のイヤイヤ期……。ごはんを食べること、着替えをすること、何でも嫌がり困っていました。切迫早産で自宅安静の間は息子と外出できなくてわかりませんでしたが、2人目を出産後に息子が歩いてくれなくて急に立ち止まる、手を振りほどいてどこかへ行ってしまう、抱っこをせがまれることが多くなっていました。そんななかで見つけた解決策をお伝えします。 道路脇の白線などを電車の線路に見立てて歩く私が住んでいる場所は住宅街ですが、自宅付近に歩道のない道があります。息子がそこで急に手を振りほどいて道の中央へ行こうとすることがあり、本当に困っていました。そんなときに道路の白線を電車の線路に見立てて、「◯◯(知っている電車の名前)発車しまーす!」などの声かけをして、ガタンゴトン、カンカンカンなどと言いながら歩くと、電車が大好きな息子には効果があり、歩いてくれるように。その際、安全のため白線から離れて内側を歩くように注意しました。ただ、歩道がある場所だと息子が車道に近い場所を通りたがり、うまくいきませんでした。 あえて車の多い通りを歩く電車だけではなく、車も好きな息子。今度は車の多い道を選ぶことにしました。車の多い道へ入る前に必ず車道には絶対に出てはいけないこと、歩道を歩くことを約束してから、飛び出せないようガードレールのあるところで車道側を私が歩くようにしました。 そして、車の多い道へ移動。「あ! あれはなぁに?」と車がくるたびに息子に聞きながら歩くと、これも効果あり! 「赤いくるま!」「ダンプトラック!」など大きな声で楽しそうに答えながら歩いてくれるようになりました。 かばんに車や電車のおもちゃを入れておくどうしても立ち止まってしまい、「抱っこして!」と言われてしまったら……。休憩しても気持ちが変わらないとき、車や電車のおもちゃを渡し、手を繋いでいないほうの手で持ってもらい、空中で走らせるまねをしてもらいました。 そして「◯◯(電車や車の名前)気持ち良さそうに走っているね!」などの声かけをしながら歩くと、これも効果あり! お気に入りのおもちゃなのでしっかりと持っていてくれるため、途中で飽きることもありませんでした。 私が2人育児をしていて大変なことの1つが、外出です。娘を抱っこしていると、息子まで抱っこするのはひと苦労。手を振りほどいて走られたら追いかけるのもさらにひと苦労です。外出するときは、これからも息子が大好きな電車や車に頼っていきたいと思っています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:八木さつき2歳男児、0歳女児の母。ケアマネージャーの資格を取得。妊娠・出産・子育てに関する体験談を執筆している。
2021年04月14日