オムロン ヘルスケアは5月18日、ツートンカラーを採用した体重体組成計「カラダスキャン HBF-223」と「カラダスキャン HBF-224」を発表した。発売は5月20日。価格はオープンで、推定市場価格はHBF-223が3,980円前後、HBF-224が4,980円前後だ(いずれも税別)。○カラダスキャン HBF-223HBF-223は、ポップなツートンカラーの体重体組成計。ピンクとオレンジ、グリーンを用意する。5月20日には、気分や行動に合わせたおすすめカラーを診断してくれるWebページ「ハッピーカラー診断サイト」が公開される予定だ。測定項目は体重、BMI、体脂肪率、内臓脂肪レベル。電源を入れて本体に乗るだけで、過去の測定データから誰が乗ったかを推定する自動認識機能を持つ。「子どもアルゴリズム」を搭載しているため、6歳から測定可能だ。サイズはW285×D28×H210mm、電池を含む重量は1.3kg。電源は単4形マンガン乾電池×4本で、電池寿命はおよそ1年。収納時、壁などに立て掛けても滑らないよう、四隅にストッパーラバーを備える。○カラダスキャン HBF-224HBF-224は、シックなツートンカラーの体重体組成計。ダークブルーとブラウン、グリーンの3色を用意する。骨格筋率を測定可能だ。そのほかの仕様はHBF-223とほぼ共通。
2015年05月18日オムロンヘルスケアはこのほど、慶應義塾大学 理工学部、自治医科大学 循環器内科学部門、OMソーラーとともに実施した「住まいと健康 室温が家庭血圧に与える影響」についての共同研究の結果を明らかにした。同社によると、住宅内温熱環境と血圧についての研究が近年は多く行われているが、その研究は床から1m付近の室温が家庭血圧に与える影響についての検証が中心となっているという。そこで今回、床からの高さによる室温の違いに着目し、冬季の実生活場面での床から0.1m(足元)、1.1m(着席時の頭の高さ)、1.7m(起立時の頭の高さ)の室温と家庭血圧の実測調査を実施した。調査は、首都圏在住の35~74歳の男女を対象に、断熱性能が低い住宅と高い住宅でそれぞれ実施した。調査期間は2014年11月~2015年2月のうち各世帯2週間とし、有効サンプルは137名(86世帯)だった。血圧は、居間において起床後・就寝前の1日2回測定を行った。断熱性能が低い住宅において起床後に測定した最高血圧値と測定時の室温の関係を分析すると、着席時の頭の高さ(床からの高さが1.1m)の室温が10℃低下すると血圧は平均5mmHg上昇することがわかった。次いで床から10cmの足元付近の室温が10℃低下したときの血圧を計測すると、平均9mmHg上昇することがわかった。着席時の頭の高さよりも、足元が冷える方がより血圧が上昇する傾向にある。血圧の上昇を抑えるためには、部屋全体はもちろん、足元を冷やさない温度管理の工夫が大切であることがわかる。また、起床後に測定した最高血圧の値を比較すると、断熱性能が低い家の居住者(50歳以上)の平均値が128.8mmHgであったのに対し、断熱性能が高い家の居住者(50歳以上)の平均値は121.0mmHgと、7.8mmHg低かった。断熱性能を向上させて室温を高く維持すると、血圧の上昇を抑制できると考えられる。
2015年04月28日日本オラクルは4月20日、ヘルスケア関連事業を手がけるリードヘルスケアが、オラクルのビジネス・インテリジェンス(BI)製品「Oracle Business Intelligence Foundation Suite」を導入して営業支援システムを刷新し、このたび稼働を開始したと発表した。同製品は、BIに求められるすべての機能を一つの統合プラットフォームとして提供するソリューションで、レポーティング、ダッシュボード、非定型分析、多次元OLAP、スコアカード、予測分析といったBIのための包括的な機能を統合プラットフォーム上で提供するもの。リードヘルスケアでは、約100名の営業担当者が利用する営業支援システムを運用してきたが、従来のシステムでは営業担当者による入力作業やデータの取り込みに時間がかかることが課題となり、また、地域ごとに細かく異なるニーズに対応したレポートを作成するのは困難な状況だった。そこで、データの取り込みおよびレポート作成にかかる時間を削減し、意思決定の迅速化を支援するシステムを実現するため、同製品の導入を決定した。導入にあたっては、営業部門での計画入力においてMicrosoft Excelのインターフェース上でデータ入力できることと、経営層向けレポーティングのためのBI機能の両方を兼ね備えている点などが評価された。同製品を構成する分析シミュレーション用多次元データベース「Oracle Essbase」によって予算計画を行い、「Oracle Business Intelligence Enterprise Edition」を用いて情報を参照し、レポートを作成する仕組みを構築。これにより、従来は営業担当者が手作業で行っていた入力作業を効率化し、データの取り込み時間も短縮可能となった。さらに、業務ユーザー自らが操作できるユーザー・インターフェースにより、地域や用途ごとに異なるニーズに対応したレポート作成にかかる時間を最大で3営業日から即日へと短縮できたという。同プロジェクトでは、BIコンサルティング事業を手がけるジールがシステム構築を担当し、新システムの導入・運用における全体のプロジェクト管理を支援。ジールは、プロジェクトの目標であった導入および運用コストの低減と、早期安定稼働の実現に向けて、リードヘルスケアとジールで導入作業を分担し実施した。
2015年04月21日ラピスセミコンダクタは、スポーツ&フィットネス機器、ヘルスケア機器などに向けたBluetooth Smart対応 2.4GHz無線モジュール「MK71050-03」を開発したと発表した。同製品は、スマートウォッチなどに採用実績のある同社のBluetooth Smart対応無線通信LSI「ML7105」、ソフト格納用の最大16KBのEEPROM、システムクロック用の水晶発振器およびパターンアンテナを付加した10.7mm×13.6mm×1.78mmの小型モジュールで、主要地域(日本、北米、欧州)の無線認証も取得済だ。また、モジュールの送受信時消費電流は9mA以下ながら、仏Insight SiPと共同で最適なパターンアンテナを開発し内蔵したほか、性能調整必要な項目については同社の工場出荷前に行っているため、無線通信に不慣れなユーザーでも手軽に製品の無線化を実現することが可能となっている。さらに、スマートフォンで評価ができる、Bluetooth Smartデバイスと通信確認可能なスマートフォンアプリ「BLE TOOL」を無料で提供。HRP(心拍計)、HTP(体温計)、BLP(血圧計)、GLP(血糖値計)のほか、BAS(バッテリ)、DIS(デバイス情報)のプロファイル/サービスをサポートしているという。なお、アールエスコンポーネンツ、チップワンストップ 、コアスタッフの3社にて、同モジュールとパソコンを使ってシリアル通信できる「USB評価キット」の販売がすでに開始されている。
2015年04月15日約10秒のスピード検温で毎朝の負担を軽減オムロンヘルスケア株式会社は、平均10秒ですばやく検温することができ、検温結果が見やすいライトを搭載した「オムロン婦人用電子体温計MC-683L」(以下MC-683L)を、4月1日から発売する。女性のライフスタイルの変化により、女性特有の健康トラブルや、月経開始前の「月経前症候群(PMS)」などに悩む女性が増えているため、自分の体調を把握し、月経リズムに合わせた健康管理を行う重要性が高まっている。月経リズムを知るためには、基礎体温を毎朝検温することが健康管理に役立つが、目覚めたあと、起き上がる前の安静時に布団の中で検温する必要があり、婦人用電子体温計には「短時間測定」が求められている。そこで、今回発売するMC-683Lは、同社独自の分析・演算技術で高速演算処理することで、約5分後の体温(平衡温)を平均10秒で予測して表示。10秒での予測検温は、婦人用電子体温計としては2015年3月時点同社の調べによると最速となる。検温結果が見やすいライト付きで登場電源を入れる、ライトとともに前回測った検温結果の表示される。検温の終了と同時に表示部の側面からライトが10秒間自動点灯するため、目覚めてすぐの暗い部屋でも、検温値の表示部分にライトが搭載されたことで操作性が向上した。舌先に密着する、くわえやすいフラットな感温部(先端部)は舌下での密着面積が広く、測定中に位置のずれがないため、より正確で安定した検温が行え、忙しい朝の検温の負担を減らし、毎朝の継続的な検温の習慣化に役立つ。保管や携帯にも便利な、本体と同様の抗菌樹脂を使用した収納ケース付きで、本体感温部とケースは水洗いが可能なため、清潔に使用できる。カラーは、ピンク、ホワイト、ベージュの3色を揃えた。(画像はニュースリリースより)【参考】・オムロンヘルスケア株式会社ニュースリリース
2015年03月18日日本駐車場開発は3月25日、「丸の内ヘルスケアラウンジ」を東京都千代田区の新丸の内ビルディング9階に開設させる。同施設は、医療機関との連携に基づく疾病予防と健康維持・増進を目的とする、ビジネスパーソン向けのヘルスケア複合型施設。丸の内エリアとしては初の開設となる。自分の健康状態が「分かる」、健康促進のための行動を「始める」、健康維持のために「続ける」という3ステップで、利用者それぞれの健康状態や目標に合わせた各種サービス、情報を提供する。施設内では、まず価値観診断やストレスチェック、および協力医療機関における血液検査や問診などを実施し、利用者自身の健康状態を確認・把握する。その上で各人の健康状態に合わせた運動や食事などの「健康増進プログラム」を提案。プログラム継続のための進捗(しんちょく)管理のサポートも行う。施設内には管理栄養士も常駐。栄養士とともに、協力医療機関の医師などからも、各種検査から将来起こり得るとされる疾病の予防や、健康不安に関してのカウンセリングを受けることができる。なお、同施設はさまざまな健康増進プログラムの提供を行うために、各種健康関連分野の専門企業との提携を推進している。既にオムロンヘルスケアやタニタなど、多くの企業が参画を決定。今後も提携企業を拡大させながら、先進的で幅広いヘルスケアサービスを提供していくという。
2015年03月17日オムロン ヘルスケアは3月16日、平均10秒で予測検温が完了する婦人用電子体温計「MC-683L」を発表した。発売は4月1日。価格はオープンで、推定市場価格は税別2,280円前後だ。MC-683Lは、平均10秒で約5分後の体温(平衡温)を予測表示できる舌下用の体温計。予測検温が完了すると、液晶部分のライトが約10秒点灯する仕様になっている。感温部は、よりくわえやすいフラットな形状で、安定した計測が可能だ。予測検温後にMC-683Lをくわえ続けると実測検温が自動でスタートする。サイズはW20×D12.7×H136.8mm、電池含む重量は14g。電源にはボタン形アルカリ電池(LR41)×2個を使用。最大で約1,100回の使用が可能だ(予測検温の場合)。カラーはピンク、ホワイト、ベージュ。
2015年03月16日AMoAdはこのたび、カヤックのチャット&ゲームコミュニティ「Lobi」を運営するLobi事業部とネイティブ広告マーケティングにおける事業提携をし、ネイティブ広告の提供を2015年3月上旬より開始すると発表した。これにより、同社が提供する「AMoAdネイティブ広告」は、カヤックが運営する「Lobi」にて、ゲームユーザーを対象に関心の高い表示方法や広告クリエイティブを、コンテンツ性の高い広告として配信するネイティブ広告の提供を開始する。
2015年03月03日女姿力向上プロジェクト株式会社ワコールとオムロンヘルスケア株式会社が共同で立ち上げた「女姿力(ジョシリョク)向上プロジェクト」。凜としてスッと背筋の伸びた、日本人女性が本来持っている美しさを引き出すために、美や健康の源である「歩き方」が持つパワーを世の女性達に広めるためのプロジェクトである。猫背・ズルズルペタペタ日本人は姿勢が悪いと世界中でいわれている。猫背で顎が上がっており、若い女の子で顔は可愛いのに、おばあさんのような姿勢で立ち姿が美しくないと評判だ。歩き方も同様。ハイヒールを履いていても内股でズルズルペタペタと足を引きずるように歩くため、見栄えがしないという。同プロジェクトは不恰好な歩き方を「モッタイナイWALK」と命名し、正しく美しい歩き方を提唱している。日本人女性の美しさを世界に知らしめるためにも、ここらで美しい姿勢と歩き方を手に入れておきたい。驚きの実験結果2月18日、同プロジェクトが行った実験レポートが発表された。関東在住の29名の30代から40代の女性を対象に、ワコールの「美翼ブラ」を着用して歩いた姿が着用前と変化しているのかをオムロンヘルスケアの「ウォークスキャン」で計測するという実験を2014年9月に実施。実験の結果、7割以上の女性の歩行姿勢に変化が見られた。美しい姿勢を手に入れるためには、まずはブラジャーを替えてみるといいかもしれない。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社ワコールプレスリリース(PR TIMES)・女姿力向上プロジェクト
2015年02月21日マタニティ・ベビー用品メーカーのピジョンが展開している会員サイト「ピジョンインフォ」はこのほど、赤ちゃん向けに備えておきたいヘルスケア用品に関するアンケート結果を発表した。この結果は、ピジョンインフォで会員向けに2014年9月に実施した「お子さまの体調管理」アンケートをもとにしたもの(回答数793件)。これによると、出産前にヘルスケア用品を購入していた人は92.2%にのぼり、そのうち80.6%と8割以上が「体温計」を購入していたことがわかった。2位以降は「鼻吸い器」(31.6%)、「氷枕」(19.2%)、「薬のみ用スポイト」(3.3%)となった。また、「出産後お子様の発熱などで慌てて購入したものランキング」1位が「鼻吸い器」(36.5%)で、2位の「氷枕」(22.2%)を大きく引き離している。「プレママ期にには、赤ちゃん向けヘルスケア用品としては体温計程度の準備の方が多いようですが、いざという時鼻水に苦しむ赤ちゃんを目の前にして慌てないよう、鼻吸い器も事前準備しておきましょう」としている。
2015年02月20日●IoT事業に並んだインテルセキュリティの事業規模マカフィーは2月6日、都内で2015年の事業戦略説明会を開催した。昨年の事業を総括するとともに、セキュリティ市場のトレンドを語り、今後の展望を説明した。同社代表取締役社長のジャン・クロード・ブロイド氏は、「2014年は(同社が属する)インテルにとって記録的な年であった」と言及し、昨年の事業の総括をスタートした。コンシューマー事業においては、100社以上のISPパートナーとの協業、出荷される70%のPCにプリインストールされている。さらに、モバイルデバイスでは、ドコモ、ソフトバンク、KDDIとのパートナーシップによって、マーケットリーダーとしての地位をゆるぎないものにした。ちなみにインテルは、PC、サーバー、タブレット、電話向け製品で過去最高の出荷数量を達成。さらにIoT事業については前年比19%増で、金額として20億ドルを突破するなど、その好調を決算で発表している。そんな中、インテルセキュリティグループとしてのマカフィーの年間売り上げは23億ドルとなった。つまり、IoT事業とセキュリティ事業が拮抗する規模のビジネスになりつつある。そんな中で、マカフィーが目指さなければならないことは自ずと見えてくる。ブロイド氏は、セキュリティ市場のトレンドが従来のリスク保護からリスク管理重視のフェーズへと変化していることを指摘。その状況下においては、ITのインフラ全体を統合し、各種の情報を共有することで脅威に対するレスポンスレベルを最大限に向上させる必要があるという。これがSecurity Connected戦略の考え方となる。●Security Connected戦略の具体的なイメージは?例えばMcAfee Enterprize Security Mangerは、統合セキュリティプラットフォームを基盤に、セキュリティ情報とイベント管理を担う。これによって収集、分析したセキュリティ情報をひとつのプラットフォームの中で集中管理していけるわけだ。同社は、2017年への展望として、全世界で接続されたデバイス10億台以上を保護することをめざすという。インテルが2020年のIoTデバイスの予測を500億台とする中で、この数字はいかにも少なすぎる。ただ、マカフィーとしては、ゲートウェイの内側にあるデバイスについてはゲートウェイなどが統合的に保護するため、現時点では直接の保護対象ではないからと、少なくとも現時点ではカウント外であると説明する。今後、IoTのトレンドはもちろん、ウェアラブルデバイスなどが続々登場してくることが予想される中で、マカフィーの内側にいればすべてが保護されるという意味だ。それでも同社は、クラウドからチップまであらゆるデバイスにセキュリティを導入することの重要さを訴える。個々のデバイスを保護するだけでは十分なセキュリティ効果は得られない。セキュリティは「Connected」維持を徹底し、巧妙化する一方のサイバー攻撃を相互連携されたソリューションで回避していくという展望を訴えた。
2015年02月09日GEヘルスケア・ジャパンは2月2日、放射線医学総合研究所(放医研)と医療被ばく情報の収集に関する委託契約を締結し、線量最適化支援ソリューション「DoseWatch」を提供すると発表した。国際放射線防護委員会は、放射線診断について最適化を図る中で「診断参考レベル(DRL)」の使用を勧告しているが、日本では国全体の放射線診断の実態を把握するシステムがなく、DRLの導入が進んでいないことが課題とされていた。放医研は1月30日にDRLの設定を含め、医療被ばく防護の基礎データを蓄積すべく、医療被ばく情報の自動収集・解析システムの試験運用を開始することを発表。GEヘルスケアのウェブベースソリューションである「DoseWatch」はCT撮影の実態解析および全国レベルの被ばく線量の実態調査のためのシステム構築など、今回の試験運用におけるデータの自動収集に活用される。同社は「今回の契約により、日本における医療被ばく情報管理づくりのサポートをさらに推進することを目指し、今後とも医療従事者そして患者さんの安心に貢献してまいります」とコメントしている。
2015年02月02日オムロン ヘルスケアは1月29日、Bluetooth/NFC通信機能を搭載し、測定データをiPhoneやAndroidスマートフォンで簡単に転送して専用アプリで管理することができる上腕式血圧計「HEM-7510C」を発表した。2月6日より発売する。同製品は、BluetoothとNFCの両方の近距離無線通信技術を搭載した上腕式血圧計である。測定データはiPhoneやAndroidスマートフォンで簡単に転送し、健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を活用してスマートフォン専用アプリ「からだグラフ」やPCで血圧の変化をグラフで管理することが可能。また、別売品の通信トレイ「HHX-IT4」を使って、USBケーブルで測定データをPCに転送することもできる。さらに、測定状態や結果をわかりやすく文字と光で伝える「お知らせディスプレイ」を搭載。測定を開始すると、測定中であるというメッセージを文字でお知らせするとともに、カフ(腕帯)が適切な強さで正しく巻けているかをチェックし、結果を光と文字で表示する。そして、測定終了後には、正しく測定ができた場合には「測定が完了しました」、測定中に体が動いたり、カフの巻き方がゆるかった場合には、「再測定をおすすめします」というメッセージとともにその理由を表示するので、正しく測定ができたかどうかがひと目でわかり、安心して毎日の血圧測定を行える。
2015年02月02日オムロン ヘルスケアは1月29日、同社の上腕式血圧計フラッグシップモデルに当たる「HEM-7510C」を発表した。発売は2月6日。価格はオープンで、推定市場価格は税別17,800円前後だ。HEM-7510Cは、血圧データをBluetooth 4.0あるいはNFC(近距離無線通信)経由でスマートフォンに転送できる家庭用血圧計。別売の通信トレイ(HHX-IT4)を用いれば、USBケーブルでパソコンにデータを転送することも可能だ。データの管理には、無料の専用アプリ「からだグラフ」もしくは健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を利用する。測定を開始する際、カフ(腕に巻くバンド部分)が適切な強さで巻けているかどうかをチェックしてユーザーに知らせる機能を持つ。カフの巻き方がゆるくて正しく測定できなかった場合、「再測定をおすすめします」というメッセージとともに、「体を動かさないでください」「カフをぴったり巻きましょう」というアドバイスも表示する。本体自体に2人分の血圧データを各90回分保存可能で、2人の測定値を朝夜の時間帯ごとにそれぞれ個別で管理する。液晶モニタには、血圧の週平均値8週間分をグラフ化して表示。また、朝に測定した血圧の週平均値が「最高血圧 135mmHg/最低血圧 85mmHg」(家庭血圧の基準値)を超えた場合、「朝の血圧が高めです」というメッセージで知らせる。脳卒中などと関係があるとされている早朝高血圧の確認に役立つ。サイズはW124×D161×H90mm、電池を含まない重量は480g。電源には単3形アルカリ乾電池×4本を使用し、約300回の血圧測定が可能だ。専用アプリの対応OSは、Android 2.3以上とiOS 7.0以上。アプリを利用するにはドコモ・ヘルスケアが提供する健康サービス「WM(わたしムーヴ)」への会員登録(無料)が必要だ。また、オムロン ヘルスケアは同日「HEM-7324C」も発表した。上記HEM-7510Cの下位モデルに当たる血圧計で、本体自体には1人分の血圧データを90回分保存できる。電池を含まない重量は380g。推定市場価格は税別14,800円前後だ。早朝高血圧確認機能やBluetooth・NFC対応など、その他の主な仕様はHEM-7510Cとほぼ共通。
2015年01月29日オムロン ヘルスケアは1月28日、BluetoothあるいはNFCでスマートフォンと接続できる体重体組成計「カラダスキャン HBF-254C」を発表した。発売は2月6日。価格はオープンで、推定市場価格は税別12,800円前後だ。HBF-254Cは、Bluetooth 4.0あるいはNFC(近距離無線通信)経由で測定データを転送し、スマートフォンやタブレットなどからデータ管理できる体重体組成計。データの管理には、無料の専用アプリ「からだグラフ」もしくは健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を利用する。本体に乗るだけで、過去の測定データから誰が乗ったかを推定する自動認識機能を搭載。ユーザーが乗ったことを検知して自動で電源がオンになり、測定は約4秒で完了する。測定項目は体重、BMI、体脂肪率、骨格筋率、基礎代謝、内臓脂肪レベル、体年齢。体重は50g単位で測定し、体重や体脂肪率など体組成の測定結果は前回の測定値も同時に表示する。サイズはW327×D249×H30mm、電池を含む重量は1.7kg。電源には単4形アルカリ乾電池×4本を使用し、最大で約6カ月の使用が可能だ(1日4回使用し、週に4回データ転送を行った場合)。本体には最大30回分の測定データを保存できる。カラーはホワイト、ブラック、レッド。専用アプリの対応OSは、Android 2.3以上とiOS 7.0以上。アプリの利用にはドコモ・ヘルスケアの提供する「WM(わたしムーヴ)」への会員登録(無料)が必要だ。
2015年01月28日オムロン ヘルスケアは1月27日、歩数だけでなく、階段上りや早歩き歩数を測定し、それらの測定データをiPhoneやAndroidスマートフォンで、簡単に管理することができる通信機能付きの活動量計「HJA-403C カロリスキャン」を発表した。1月30日より発売する。同製品は、気圧センサを搭載し、測定した気圧変動から上下の移動を認識する他、加速度センサが測定した身体活動の加速度信号から歩行とそれ以外の身体活動を認識する。これにより、平地での歩行と階段歩行を識別し、階段上りの歩数を測定する。さらに、加速度センサが4Mets以上の歩行を早歩きとして測定するため、通勤途中や日常生活でのちょっとした努力の成果が"階段上り歩数"、"早歩き歩数"として確認できる。また、Bluetooth/NFC通信機能を搭載する。測定したデータは、健康サポートサービス「ウェルネスリンク」、およびスマートフォン用データ管理アプリ「からだグラフ」で簡単にデータ管理できる。「からだグラフ」では、従来の歩数、消費カロリーに加え、早歩き歩数、階段上り歩数がグラフで表示される。この他、4週間で減らしたい体重を設定すると、減量目標を達成するために必要な1日の目標活動カロリーが自動算出される。その目標活動カロリーを達成するために必要な活動時間を、階段上りならあと何分、早歩きならあと何分とわかりやすく表示するとともに、1日の活動カロリーの進捗状況を、インジケータで知らせてくれるので、達成度がひと目でわかる。そして、1日の目標活動カロリーを達成するとバンザイマーク、150%に達したら音符マークが表示されるので、モチベーションが高まるとしている。
2015年01月28日オムロン ヘルスケアは1月27日、BluetoothあるいはNFCでスマートフォンと接続する活動量計「カロリスキャン HJA-403C」を発表した。発売は1月30日。価格はオープンで、推定市場価格は税別4,980円前後だ。HJA-403Cは、Bluetooth 4.0あるいはNFC(近距離無線通信)経由で測定データを転送し、スマートフォンやタブレットなどからデータ管理できる活動量計。データの管理には、無料の専用アプリ「からだグラフ」もしくは健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を利用する。加速度センサーと気圧センサーによって、「歩数」のほか「階段上り歩数」「早歩き歩数」も自動で識別して測定する。アプリではそれぞれの項目をグラフで閲覧可能だ。目標体重を設定すると、目標達成に必要な1日の目標活動カロリーを自動で算出。進捗状況を本体液晶部にインジケーターで表示し、達成度を逐一確認できる。サイズはW78×D12×H33mm、重量は28g。電源にはコイン形リチウム電池(CR2032)×1個を使用し、最大で約3カ月の使用が可能だ(1日12時間装着した場合)。本体には最大14日分の測定データを保存できる。カラーはホワイト、レッド、ブラック、グリーン。専用アプリの対応OSは、Android 2.3以上とiOS 7.0以上。
2015年01月28日オムロンは1月26日、小型化、低価格化を図った常時インバータ給電方式無停電電源装置(UPS)「BA-T/BA-Rシリーズ」を発表した。常時インバータ給電方式UPSは、主に産業用製造装置や検査装置のシステム、またFA用PCのバックアップなどに使用される高機能UPSである。「BA-T/BA-Rシリーズ」は、その中でも特に設置スペースが制約され小型が要求される装置への内蔵需要に対応できる製品として開発されたもので、さらに機能を絞り込むことで低価格を実現した。産業機器用途以外にも小型という特性を生かし、エレベータや自動販売機など、さまざまな場所で使用できる。また、自動シャットダウンソフト「Simple Shutdown Software」が無償ダウンロード可能な他、ソースコードを公開しているので、自動シャットダウン機能を簡単に組み込むことができる。この他、接点インタフェース、リモートオン/オフ端子を標準装備している。なお、価格は1000VA/800Wの「BA100T/BA100R」が11万円(税抜き)、750VA/600Wの「BA75T」が9万6000円(税抜き)。「BA100T/BA100R」は3月2日、「BA75T」は4月6日より発売する。
2015年01月27日オムロン ヘルスケアは1月26日、近距離無線通信技術であるBluetoothとNFCを搭載し、測定データをiPhoneやAndroidスマートフォンで簡単に転送して専用アプリで管理できる上腕式血圧計「HEM-7280C」を発表した。同製品は、BluetoothとNFCを搭載した上腕式の血圧計である。測定データはiPhoneやAndroidスマートフォンで簡単に転送し、健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を活用してスマートフォン専用アプリ「からだグラフ」やPCで血圧の変化をグラフで管理することができる。また、別売の通信トレイ「HHX-IT4」を使って、USBケーブルで測定データをPCに転送することも可能である。さらに、本体には、バックライト機能を搭載したブラック液晶画面を採用しているので、測定結果をはっきりと確認することができる。そして、測定の開始・停止時に押す"測定/停止"スイッチは、周囲が青く光るLED付きのため、暗い部屋の中でも使用できる。加えて、測定を開始すると、カフが適切な強さで正しく巻けているかをチェックし、結果をマークで表示。正しく測定ができたかどうかがひと目でわかり、安心して毎日の血圧測定を行えるとしている。なお、市場想定価格は、「HEM-7280C」が1万5800円前後。バックライトなしの「HEM-7270C」は1万3800円前後となっている。2月6日より発売する。
2015年01月27日オムロン ヘルスケアは1月26日、血圧データをBluetoothあるいはNFC(近距離無線通信)経由でスマートフォンに転送できる「オムロン 上腕式血圧計 HEM-7280C」を発表した。発売は2月6日。価格はオープンで、推定市場価格は税別15,800円前後だ。HEM-7280Cは、Bluetooth 4.0あるいはNFC経由で血圧データを転送し、スマートフォンやタブレットなどからデータ管理できる家庭用血圧計。別売の通信トレイ(HHX-IT4)を用いれば、USBケーブルでパソコンにデータを転送することも可能だ。データの管理には、無料の専用アプリ「からだグラフ」もしくは健康サポートサービス「ウェルネスリンク」を利用する。測定を開始する際、カフ(腕に巻くバンド部分)が適切な強さで巻けているかどうかをチェックする機能も持つ。サイズはW115×D145×H86mm、電池を含まない重量は365g。バックライト付きのブラック液晶画面にデータを表示する。電源には単3形アルカリ乾電池×4個を使用し、最大約300回の血圧測定が可能だ。本体自体に2人分の血圧データを各100回の測定ぶん記録できる。カラーはダークネイビー。専用アプリの対応OSは、Android 2.3以上とiOS 7.0以上。アプリを利用するにはドコモ・ヘルスケアが提供する健康サービス「WM(わたしムーヴ)」への会員登録(無料)が必要だ。また、オムロン ヘルスケアは同日「HEM-72870C」も発表した。上記HEM-7280の下位モデルに当たる血圧計で、本体自体には1人分の血圧データを100回測定ぶん記録できる。電池を含まない重量は330g。推定市場価格は税別13,800円前後だ。BluetoothやNFC対応など、その他の主な仕様はHEM-7280とほぼ共通。
2015年01月26日オムロン ヘルスケアとワコールによる「女姿力(じょしりょく)向上プロジェクト」はこのほど、「外国人男性に聞いた日本人女性の歩き方に関する調査」の結果を発表した。同調査は2014年10月23日~31日、日本に1年以上住んでいる外国人男性50人を対象にインターネットで実施したもの。まず始めに「日本人女性について『カワイイ(Kawaii)』と思うか」を聞いたところ、98%の外国人男性が「カワイイ(Kawaii)と思う」と回答した。そこで、「特に『カワイイ(Kawaii)』と思う部分」について聞いたところ、「顔・メイク」が82%で最も多かった。以下には、「雰囲気」(78%)「髪型」(76%)「体型」(72%)と続き、特に外見やビジュアルを「カワイイ(Kawaii)」と感じていることがわかった。一方で、「日本人女性の『残念だ・カワイくない』と思う部分はどこか」を聞いたところ、「歩き方」が64%で最も多かった。次いで「話し方」(44%)「姿勢」(42%)があがった。1位にあがった「歩き方」について、「日本人女性の歩き姿が気になるシーン」について聞いたところ、「ハイヒールを履いて歩いているとき」という回答が62%で最も多かった。また、日本人女性のハイヒールを履いた歩き方を「非常に不恰好(ぶかっこう)である」「不恰好である」「やや不恰好である」と思う人が全体の90%を占めた。そこで、日本人女性のハイヒールを履いた歩き方を「非常に不恰好である」「不恰好である」と回答した人に、その印象を聞いた。そこ結果、「自信がないように見える」(33%)、「奇妙に見える」(33%)、「トイレを我慢しているように見える」(23%)、「体調が悪そうに見える」(23%)などの回答が上位にあがった。同じく日本人女性のハイヒールを履いた歩き方を「非常に不恰好である」「不恰好である」と回答した人に、それを見かける頻度を聞くと、70%の人が「毎日1人以上見かける」と回答した。また、そのような日本人女性の横に並んで歩くときの気持ちは、「できれば一緒に歩きたくない」(24%)「はずかしい」(18%)「躊躇(ちゅうちょ)する」(12%)と、過半数の外国人男性がネガティブな気持ちになることがわかった。調査結果を受けて、椙山女学園大学人間関係学部教授の山根一郎氏は、「まずは膝を伸ばしてかかと着地をする『洋式歩行』をローヒールで身につけましょう。次にハイヒールで、かかと着地の代わりに膝を伸ばしてつま先から着地するのです。一方、和服で草履の場合は、軽く膝を曲げたまま、すり足気味にフラットに着地します。ハイヒールでこの歩き方をしてはいけません。歩き方は服装と履物と目的によって使い分けるものなのです」とコメントしている。
2015年01月26日オムロンヘルスケアとワコールによる「女姿力(じょしりょく)向上プロジェクト」はこのほど、日本に1年以上住んでいる外国人男性50名を対象に実施した「外国人男性に聞いた日本人女性の歩き方」に関する調査結果を発表した。調査期間は10月23日~31日。○日本人女性を"カワイイ(Kawaii)"と思う外国人男性98%外国人男性に「あなたは日本人女性を"カワイイ(Kawaii)"と思いますか?」と聞いたところ、98.0%が「はい」と回答。日本人女性のどんな部分を"カワイイ(Kawaii)"と思うのか尋ねた結果、「顔・メイク(82.0%)」、「雰囲気(78.0%)」、「髪型(76.0%)」、「体型(72.0%)」などが上位を占め、外国人のほとんどが日本人女性を"カワイイ(Kawaii)"と感じ、その魅力は外見やビジュアルにあることがわかった。○日本人女性の残念なところは「歩き方」続いて、日本人女性の「残念だ・カワイくない」と思う部分についても教えてもらったところ、「歩き方(64.0%)」と回答した人が非常に多く、次いで「話し方(44.0%)」「姿勢(42.0%)」「声(40.0%)」「しぐさ(40.0%)」がいずれも約4割という結果に。外見はカワイイのに、歩き方は残念でカワイくない…と、「多くの外国人男性が、日本人女性の歩き方を"モッタイナイWalk(ウォーク)"と感じているようです」と同調査。では、具体的にどんな歩き姿が気になるのだろうか。「日本人女性の歩き姿が気になるシーンはどれですか?」と尋ねたところ、「ハイヒールを履いて歩いているとき(62.0%)」と答えた人が圧倒的多数だった。また、日本人女性がハイヒールで歩く姿に対して「非常に不恰好である(22.0%)」「不恰好である(38.0%)」「やや不恰好である(30.0%)」と、全体の9割が不恰好だと回答。さらに、ハイヒールで不恰好に歩く日本人女性の印象は、「自信がないように見える(33.3%)」、「奇妙に見える(33.3%)」ようで、「せっかくオシャレしてハイヒールを履いても、女子力ダウンに見えてしまっている」という残念な結果が浮き彫りとなった。○"モッタイナイWalk"の日本人女性と歩くのは恥ずかしい最後に、ハイヒールを履いた"モッタイナイWalk(ウォーク)"の日本人女性と並んで歩くときの気持ちについて教えてもらったところ、「できれば一緒に歩きたくない(24.0%)」、「はずかしい(18.0%)」、「躊躇する(12.0%)」と、過半数の外国人男性がネガティブな気持ちになることが明らかとなった。
2015年01月22日オムロン ヘルスケアとジェイアイエヌ(JINS)は1月7日、ヘルスケア市場のセンシングニーズに対応するため、2016年春の商品化を目指し、JINSのセンシングアイウェア「JINS MEME」をプラットフォームとした新ソリューションの開発に向けた共同プロジェクトを発足すると発表した。高齢化の進行、生活習慣病患者・予備群の増加など、ヘルスケアニーズが高まりを見せる中、豊富な生体データを"常時"かつ"手軽に"取得することのできるウェアラブルデバイスに対する期待が急速に高まっている。特に、五感の9割以上を占める頭部の24時間センシングの実現については、早い段階から潜在的な病気や怪我の予兆を察知し、積極的な健康管理の実践を目指す"先制医療"の発展を推し進めるうえで、貢献が期待されている。今回、両社は、JINSが2015年秋に発売する予定の「JINS MEME」にオムロンが保有する生体計測・解析技術を応用することで、ヘルスケア分野における新たな付加価値創造を目指し、「JINS MEME」をプラットフォームとした拡張型デバイスの共同開発を進めていくという。
2015年01月08日ジェイアイエヌとオムロンヘルスケアは7日、メガネ型デバイス「JINS MEME」向けの拡張型デバイスを共同で開発すると発表した。ヘルスケア分野での活用を目的として、2016年春頃の商品化を目指す。「JINS MEME」は、ジェイアイエヌが2015年秋頃に発売を予定しているメガネ型デバイス。同社が独自に開発した三点式眼電位センサーと六軸センサーを搭載しており、目の動きやまばたきから眠気や集中度、体のバランスなどの生体データを取得することができる。オムロンヘルスケアと共同で開発する「JINS MEME」をプラットフォームとした拡張型デバイスは、ヘルスケア分野での活用を目的としている。機能などの詳細については、今後開発を進めていくとし、体温計や体重計、歩数計など他の機器と「JINS MEME」を連携させ、より詳細な生体データを取得できるようなデバイスを検討しているという。
2015年01月07日オムロン ヘルスケアとジェイアイエヌ(以下、JINS)は1月7日、2016年春の商品化を目指し、JINSの眼鏡型ウェアラブル端末「JINS MEME(ジンズミーム)」をプラットフォームとした新ソリューションの開発に向けた共同プロジェクトを発足すると発表した。両社は、JINSが2015年秋に発売予定の「JINS MEME」にオムロンが保有する生体計測・解析技術を応用することで、ヘルスケア分野における新たな付加価値創造に向けて、「JINS MEME」をプラットフォームとした拡張型デバイスの共同開発を進めていく。「JINS MEME」は、メガネとしての形状・機能を備えつつ、JINSが開発した三点式眼電位センサー(特許取得済)と六軸センサーを通じて、眠気や集中度、体のバランスなど、従来のウェアラブルデバイスにはない生体データを取得可能。また、開発段階から他のセンシング・デバイスとの連動を見据え、テンプルエンド部分には、情報デバイスだけでなく、追加的な開発により他の機器との接続が可能な拡張インタフェースを備えている。
2015年01月07日オムロン ヘルスケアとジェイアイエヌは7日、メガネ型デバイス「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」をプラットフォームとしたヘルスケア分野での共同開発プロジェクトを発足した。両社が共同開発したデバイスは2016年春に製品化される予定だ。JINS MEMEとは、ジェイアイエヌが2014年5月に発表したメガネ型デバイス。三点式眼電位センサーと六軸センサーによって眠気や集中度、体のバランスなどの情報を取得し、ユーザーはスマートフォン上で確認できる。発売は2015年春。このたびのプロジェクトは、オムロン ヘルスケアの生体計測・解析技術をJINS MEMEに用いた拡張型デバイスを共同開発するというもの。頭部の24時間センシングの実現によって、潜在的な病気やケガを早期に察知し、健康管理に活かせる「先制医療」の発展に貢献できるとしている。
2015年01月07日アジアのヘルスケア(医療)株式は、近年、堅調に推移しています。その背景として、比較的高い経済成長を続けるアジアでは、生活水準の向上とともに平均寿命が延びていることに加え、健康意識の高まりなどから、医療需要が拡大していることが挙げられます。現在、アジアの医療費(対GDP比)は、先進国と比べて低い水準にあるものの、経済成長に伴なう中所得者層の増加によって、医療費は増加すると見られています。調査会社フロスト&サリバンによると、アジア太平洋地域の医療費は、2012年から2018年にかけて年平均8.6%で増加すると予想されています。また、アジア諸国の健康保険制度は未整備な状況にあるうえ、医師やベッド数は人口比で少ない状況です。そのため、各国政府は、健康保険制度の拡充や病院整備に力を入れていることから、今後、医療へのアクセス改善や、病院の新設および高度化などに伴なう設備投資を通じて、医薬品や医療機器などの需要も増加すると見込まれます。アジアは文化や言語が多様なうえ、法規制や医薬品の販売網が複雑なケースが多く、外国のヘルスケア企業にとって参入障壁が高い傾向にあります。そのため、低価格を背景に普及率の高いジェネリック医薬品などで国内企業が優位となっており、今後も、新薬の特許切れが多数見込まれていることなどから、国内企業が有利な状況が続くと見られます。ただし、一部の企業における医薬品の品質問題や政府と企業の癒着問題などがあることから、銘柄の見極めが重要となります。所得水準の向上や医療インフラの整備などを背景に、中長期的な医療需要の拡大が見込まれることなどから、アジア・ヘルスケア株式の上昇が続くと期待されます。(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)(2015年1月5日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年01月05日日本ナレッジ・マネジメント学会は12月3日、早稲田大学において「ナレッジ・マネジメントの新たな展開」と題した国際シンポジウムを開催。シンポジウムでは、急速な進化を見せてきたITとナレッジマネジメントとの関わりを背景に、ヘルスケアとITに焦点をあてたセッションも行われた。オムロン ヘルスケア デザインコミュニケーション部デザイナーの荻原剛氏、ビートコミュニケーション代表取締役社長 村井亮氏が参加したセッションでは、ヘルスケアとウェアラブル・デバイスとソーシャルの未来についてがテーマとなり、オムロン ヘルスケアのサービス「ウェルネスリンク」(WellnessLINK)の取り組みが紹介。ウェルネスリンクでは、血圧計、体組成計、歩数計などスマートフォンや対応機器で取得した健康データを詳細に分析し、数多くの充実した健康指標を提供してくれる。医師が診断支援を行ってくれる「メディカルリンク」サービスも立ち上がり、健康活動をポイントとして提供する活動や、住民で競い合うランキング機能の提供など、自治体とともに健康維持促進を地域活動が進められている。福島県会津美里町での「あいづじげん健康ポイント倶楽部」では、"血圧測って、大根を買おう"をスローガンに、血圧を計測した回数に応じて商品券を配布し、モチベーションの維持と商店街活性化を図るなど、本格的なヘルスケアとITの連携が日本においても着実に広がりを見せていることが紹介された。ビートコミュニケーションの村井氏からは、米国ではいわゆる"オバマケア"の影響もあり、企業がグループ保険にウェアラブルデバイスを導入する事例の増加、ビッグデータで計測された健康運動参加によるポイントの付与や保険料割引などが紹介された。ほかにも、配偶者や退職社員にも機器を無償配布し、大幅な経費削減に成功したというBP(British Petroleum)アメリカやカナダの例、日本では三井不動産が取り組み、街全体が自家発電、テクノロジーと医療の両サイドから健康管理を促進する「柏の葉スマートシティプロジェクト」などを引き合いに出し、ITとヘルスケアという分野が企業や自治体、医療と連携しながら進んでいることを紹介した。エンタープライズSNSを展開する村井氏は、特に企業のグループ保険の場合、社内SNSによる社員間の動機づけが重要であることを述べ、今後積極的にヘルスケアビジネス分野への参入を目指していく。
2014年12月24日東芝は12月17日、中期経営計画で掲げるヘルスケア事業の拡大に向け、次世代製品の開発と中長期の差異化技術の研究開発を行う拠点として、神奈川県川崎市の小向事業所内にヘルスケア開発センターを開所したと発表した。ヘルスケア分野における研究開発費として2016年度には本年度の3割増となる500億円を投入するとともに、同センターを含めヘルスケア事業に携わる国内外の研究開発人員を現在の約3000名から2016年度には2割増となる約3800名に増員する。ヘルスケア開発センターでは、同社が新規ヘルスケア事業と位置付けるゲノム解析や生体センサーを活用したサービス開発と、その要素となる次世代センシング技術やビッグデータ解析などの差異化技術の研究開発を推進する。また、東芝メディカルシステムズが手掛ける超音波診断装置やMRIなどの画像診断システムの開発計画の中から、研究開発センターや首都圏の大学・研究機関との連携効果の高いテーマを選定し、早期の市場投入を目指した開発を行う。
2014年12月18日オムロン ヘルスケアとメルキュールホテル銀座東京のコラボレーション2014年11月26日、オムロンヘルスケアは、メルキュールホテル銀座東京にて、2014年12月1日より宿泊プラン「Omron de´ぐっすりナイトルーム★by Mercure」をスタートすることを発表した。「Omron de´ぐっすりナイトルーム★by Mercure」「Omron de´ぐっすりナイトルーム★by Mercure」はオムロンが2011年に立ち上げた「眠りの秘密」をひもとく「ねむりラボ」が監修したプラン。ねむりと人間の五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)に注目して提案したもの。チェックインからチェックアウトまで、宿泊客がよく眠れるために五感に着目したサービスを提案。視覚に関しては就寝前のリラックスをテーマにしたお部屋と、起床時のリフレッシュをテーマにした2種類のお部屋を用意。味覚は良いねむりを促すとされる栄養素「トリプトファン」を多く含む食材を使用して、オムロンヘルスケアの管理栄養士とメルキュールホテル銀座東京のエグゼクティブシェフの共同で作り上げた「Omron de´ぐっすりナイト・スペシャルディナー★by Mercure」を提供。自宅での料理にも活用できるように、トリプトファンを多く含んだ食材のレシピ集「Omron de´ぐっすりナイトルーム★by Mercureでの過ごし方レシピ」も提供。嗅覚にはオリジナル天然成分100%のアロマオイルとバスソルトを提供。触覚にはシモンズのポケットコイルマットレスを用意。体圧分散性に優れ、睡眠時のどのような体の動きにも対応して自然な寝姿勢を保つのに適しているので、心地よいねむりを提供。「Omron de´ぐっすりナイトルーム★by Mercure」概要実施期間は2014年12月1日~2015年2月28日(予定)、予約受付は2014年11月27日~2015年2月27日(電話のみ:メルキュールホテル銀座東京予約課03-4335-1111)。価格は23,550円(レディースルーム)~(画像はプレスリリースより)【参考】・オムロンヘルスケアプレスリリース
2014年11月30日