名古屋の味噌煮込みうどんと、名古屋風カレーうどんの2つの業界に、新たな動きが出ている。この2大名物の合体ともいえる「カレー煮込み」なる新メニューが、着々と市民権を得つつあるのだ。○味噌煮込み同様、麺はゴワゴワ「カレー煮込みのプロジェクトは、私の所属する愛知県麺業青年会が2年前に立ち上げたものなんです」。そう説明してくれたのは、うどん店「勝美屋」店主の菰田好典さんだ。業界の若手らが新しい名古屋メシを作ろうと研究を重ね、愛知県麺類食堂生活衛生同業組合も巻き込んで、30店舗ほどのうどん店がプロジェクトに加盟。2011年から、それぞれの店で独自のカレー煮込みを提供している。分かりづらいのはその違いだろう。「一体何が違うの?カレーうどんの器が丼から土鍋に変わっただけじゃない?」当然そんな疑問を感じる人も多いだろう。しかしこれが全く違うのだ。麺からして異なることはあまり知られていない。カレーうどんの麺は、もっちりした普通のうどん麺。対して味噌煮込みの麺は、ほとんど生のゴワゴワとした麺なのである。カレー煮込みにも、当然、その麺が使われている。○トマトも一緒に煮込んだヘルシーカレー「勝美屋」はもともと名古屋風カレーうどんで定評のある店。同店が提供する「カレー煮込み」は850円で、自慢のカレールーを「煮込み」にアレンジしたもの。しかし、そのままだと煮込みの麺が水分を吸ってしまうので、トマトも一緒に煮込んだという。トマトの水分で、ちょうど良い案配になったというのだ。スープを口に入れてみよう。名古屋風カレーうどんならではの、どろっとした重厚さがある。鶏ガラと和風だしのうまみが先に来て、後から酸味と辛みが追いかけてくる。ゴワゴワ麺がスープに絡みついて一気にすすると火傷(やけど)しそうな熱さ。でも、つゆの重さも麺の硬さも丁度よく、クセになりそうな味わい。もうひとつの特徴が野菜の多さだ。ブロッコリーなど季節の緑野菜が見た目にも映え、干し大根のコリコリした食感も楽しい。「女性に気に入っていただけるようヘルシーにしてみたんです。おかげさまで好評ですよ」とは店主のコメント。他の加盟店でもカレー煮込みの認知度は高まってきているらしい。「2年かけてやっとカレー煮込みが定着しつつあります」そう菰田さんは微笑(ほほえ)む。●infomation手打ちうどん・そば勝美屋名古屋市東区代官町33-8○味噌煮込みの名店「山本屋本店」からの挑戦名古屋のカレー煮込みが面白いのは、全く別のアプローチからの流れもあるということだ。そのひとつが、味噌煮込み専門店からの挑戦である。2013年4月に味噌煮込みの代名詞ともいえる「山本屋本店」が、名古屋大須にカレー煮込み専門店をオープンさせたのだ。店名は「鯱市(しゃちいち)」という。店内はまるでショットバーのような作りで、何とカウンターのみというから食事処としては異色だ。「味噌煮込みは年配の食べ物というイメージがあり、若者には敷居が高かったんです。若者層に受け入れてもらえるように工夫しました」というのは、山本屋本店企画室の永田剛典さん。立ち上げから出店まで数年を費やし、若手スタッフを中心に開発を進めたというその味は、専門店プロデュースだけあって天下一品。味噌煮込みとカレーが見事に融合している。シンプルな「カレー煮込うどん」は750円だが、今回は「チキンカレー煮込うどん」(950円)をチョイス。グツグツと沸騰したつゆは名古屋風カレーうどんとは違ってトロみはほとんどない。しかし、スパイスの複雑な味わいと、炒めタマネギの程よい甘さが絶妙なバランスだ。麺は味噌煮込みそのままの極太。素直に文句無しの仕上がりなのである。ちなみに、辛さを自由にチョイスできるのもポイントが高いぞ!●infomationカレー煮込うどん鯱市名古屋市中区大須3-30-4○インドカレー専門店「えいこく屋」とのコラボ最後に紹介したいのは、いわば独立進化系。そもそもカレー煮込み自体は、味噌煮込みのバリエーションのひとつとしてマイナーながら昔から存在していた。それが店ごとにこだわりのメニューとして進化しているのだが、そのひとつが、「角千」の「えいこく屋カレー煮込みうどん」(750円)だ。この店のカレー煮込みは、名古屋の有名なインドカレー専門店「えいこく屋」のインド直送スパイスを使ったコラボレーションメニュー。つゆはサラサラっとしたスープタイプで、和風味の中にひそむエスニックな風味が刺激的だ。麺は中太でゴワゴワ。でも食べやすい。もちろんつゆは最後の一滴まで。「辛いだろ。でも、これがうみゃあんだわ」と店主の加古守さんはニヤリと笑う。●infomation角千本店名古屋市北区西味鋺5-106全国的にはカレーラーメンがブームの兆しというが、その一方で、名古屋では独自のブームが起きている。カレー煮込みが「新・名古屋めし」の称号を勝ち取る日もそう遠くないだろう。
2014年01月02日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「みそ煮込みうどん」を含めた全4品。メインのみそ煮込みうどんは芯から身体が温まります。副菜はサッパリと酢の物、長芋納豆などがお口直しに良く合います。 みそ煮込みうどん グツグツ土鍋で煮て味がしみ込んだ野菜やうどんは美味! 身体が温まる一品です。 キャベツの酢の物 サッパリとしてお口直しにぴったりな一品。 長芋の納豆おろし和え ネバネバがおいしい一品! 大根おろしでサッパリと。 焼酎のお湯割り レモンや梅干しを入れて適度な量を楽しみましょう。 ⇒今日の献立一覧はこちら
2013年12月22日山口県で食べられている「バリそば」という麺料理をご存知だろうか? パリっと揚がった麺の上に具沢山のあんかけが乗っている。「それって長崎の皿うどんじゃない?」と思ったアナタへ。ちまたで「長崎皿うどんとソックリ説」が流れる中、今回は現地山口の人気店3店を取材し、店長たちに「バリそば」の独自性について聞いてみた。○決定的な違いはボリューム!第一に話を聞くなら元祖から。まずは、地元で本家と言われる店に行ってみよう。山口市大内にある創業62年を数える「春来軒」だ。2代目主人の宮本久和さんに聞いてみた。「バリそば。うちの先代が考案したんだよ。長崎の皿うどん? そりゃ全く違う料理だよ」。バッサリと一刀両断にしてくれた。では店長のコメントをベースに、その差異を徹底分析しよう。第一にダシ。これは長崎皿うどんがトンコツから取っているのに対し、バリそばは鶏ガラから取っていく。ゆえに極めてあっさり風味だ。具材はキャベツをメインに、キクラゲ、シイタケ、ナルト、ひら天、イカ、タケノコ、鶏肉などなど。海の幸、山の幸、そして野菜が具だくさんに詰め込まれている。さらなるポイントは、あんのユルさ。これも皿うどんとの大きな違いといっていいだろう。そして特筆すべきは、そのボリューム。皿うどんの優に2倍はあろうかというサイズは、バリそばの大きな特徴になっている。それでいて値段は750円とぐっと安価。「ほとんど利益がないんだよ。早く引退したいんだけど、常連が許してくれない」と宮本さんは笑う。ちなみに、先代の時代は麺を「揚げるのではなく、焼いていた」そう。今よりも更に柔らかかったと語る。代替わりのときにパリっとした食感を求めて、揚げるようにしたそうだ。ちなみに油は、「サラダ油だとうまく揚がらないよ。うちでは長州どりの油を使っているよ」とのこと。●information春来軒山口市大内御堀1246-5○“ものすごい麺”だから「バリそば」次に訪れたのは、「元祖バリそば本舗中市店」。オーナーのYさんに話を聞いた所、新たな皿うどんとの違いが飛び出した。「皿うどんは酢をかけるでしょう。でも我らがバリそばは、最初から酢が入っているんだよ。それにバリそば本来の麺は、柔らかいものだよ」。ちなみにこの店では、麺は「揚げる」のではなく「焼く」もの。焼き加減も、バリかた、かた、やわ、超やわからリクエストができるというからスゴイ!バリそばという名前の由来を教えてもらったが、それは想像を超えたものだった。何と「バリ」はバリバリ麺のバリじゃないというのだ!「山口県ではすごいことをバリって言うんだよ。だからバリそばってのは、ものすごい麺って意味なんだ」。ちなみにここのバリそばは、普通盛りで750円となっている。●information元祖バリそば本舗中市店山口市中市町4-27○ボリュームはあってもあっさり風味最後に訪れたのは、湯田温泉街にある「菜々瀬」だ。「特製あんかけ焼そば」は680円。「麺の固さですか?揚げめんと焼きそばの中間くらいを想像してください」。そう説明するのは店主の太田正明さん。「ボリュームはあるけど、あっさり風味だから年配の人でもペロッと食べられます」。●information菜々瀬山口市湯田温泉6-8-61「どうせ亜流皿うどんでしょ」と思っていた皆さんへ。掘り下げて聞いてみると次々に出てくる山口のバリそばならではのこだわり。少しだけお分かりいただけたかと思う。しかし何より一番は、実際に食べてみること! まだ全国区になっていないご当地グルメだが、機会があれば逃さず山口の「バリそば」を体験してみてほしい。
2013年09月09日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「ビーフドライカレー」を含めた全4品。具だくさんなドライカレーは相性の良いターメリックライスで召し上がれ。ラッシーはカレーにピッタリなデザートの定番! ビーフドライカレー 玉ネギ、ニンジン、ピーマンなど。具だくさんなドライカレーで野菜をたくさん摂りましょう! ターメリックライス カレーに合うご飯と言えば、コレ! 色鮮やかな黄色で食卓を明るく彩ります。 エビサラダ 食べる直前までよく冷やしておくと暑い季節にはピッタリ! パイナップルラッシー 缶詰のパイナップルでもOK! バナナやマンゴー、キウイでもおいしい! ⇒今日の献立一覧はこちら
2013年09月06日安くておいしい、小腹が減った時にもピッタリな「うまい棒」。とにかく手軽にどこでも買えるのがうれしいお菓子だ。そんなうまい棒を、今回はそのまま食べるのではなく、「ちょい足し」に使ってみた! うまい棒をちょい足しするのは…こちらの、うどん! 作り方は簡単。普通に作ったうどんの上に手頃な大きさに割ったうまい棒をのせるだけ! では早速試食! オススメは、うまい棒をうどんに投入した後なるべく早めに食べること。そうすると、サクサクな食感も残り、まるで揚げ玉のように! さらに、うまい棒は揚げ玉と違って味がしっかり付いているので、また違ったおいしさをかもし出してくれる。今回使ったうまい棒は、明太子味なのでピリ辛うどんに変身だ。おやつだけでなく主食にも使えるうまい棒。色々な味を試してみて自分好みのオリジナルうどんを作ると楽しいかも!
2013年04月17日関東といえばそばのイメージが強いが、実は群馬の水沢、館林(たてばやし)、埼玉や東京西部の武蔵野うどんなど、うどん文化がしっかり根付いている地域でもあるのだ。埼玉県加須(かぞ)市もまたうどんが有名で、うどんで街おこしを行っている。そんな加須のうどんを食してみた。○利根川の豊富な水源が作り上げた一大うどん文化圏「埼玉県北部から北関東にかけては、昔から土地が肥沃な一大穀倉地帯です。加須からほど近い群馬の館林などでは製粉業も盛んでした。原料となる小麦があるわけですから、関東でうどん作りが盛んだったとしても不思議ではありません。加須でも昔からうどんが好まれてきました。農家では自分の家で打って食べていたようです」。こう話してくださったのは、「加須手打うどん会」の中村賢司会長。中村会長は、加須でうどん店「つかさ」を営んでいる。加須のうどんの歴史は、今から約200年前の江戸時代半ばまでさかのぼる。利根川の渡舟場や不動岡の総願寺門前で参拝客をもてなしたのが、加須のうどん屋の始まりだとされているのだ。加須は昭和初期から繊維業で栄え、紺色の木綿織物・青縞(あおじま)の集積地でもあった。町には市(いち)が建ち、全国から加須に織物を扱う業者が集まり盛況を極めたが、そこに集まる人をターゲットにしたうどん店も次々と登場。市に訪れた忙しい人々にとって、つるっと喉ごしがよく素早く食べることができて、栄養価が高く腹もちもいいうどんは、さぞかし、ありがたい食べ物であったのだろう。そんな加須のうどん作りを支えたのが、利根川の豊富な水源。その水源を生かした農業用地の整備が古くから進でいたため、二毛作が可能だった。○何かあれば“うどんを食べに行こう”二毛作では米の裏作として多くの小麦が生産されてきた。米の多くは年貢として取られてしまうが、小麦は手元に残る。そこで小麦を使って作られたツルツルシコシコのうどんは、庶民の貴重なごちそうとなる。冠婚葬祭を始め、物日には必ず各家庭でうどんが作られ、家族、近隣の人々とともにうどんを楽しむ習慣もあった。そうして今に伝わる“うどん文化”が育まれてきたのだ。さすがに現在の今時の家庭では自分で打つことは少ないが、「言われてみると加須市民は何かあれば“うどんを食べに行こう”となることが多い気がしますね。うどんを食べるのは特別なことじゃなくて、当たり前のことみたいな」(中村会長)とのこと。そんな風にうどんが親しまれてきた加須では、うどん・そばを置く店は「うどん屋」と言われる。東京下町や埼玉県南では「そば屋」と呼ぶことが多いので、同じ関東でも麺文化の違いを見ることができる。ちなみに現在、加須手打うどん会に所属している店は24店舗ある。○同じ加須うどんでも見た目も食べ方も違う加須うどんは基本的に手作りがモットーで、手打ちならではのコシの強さとのど越しのよさを楽しめると言われている。また、手捏(ご)ね、足踏みと寝かせを通常の2倍程度行うのも特徴。そのため、加水率が高く食べ応え十分なのだ。その味を確かめてみようと、まずは加須市にある「つかさ」を訪れた。座敷のあるゆったりとした造りの店だ。メニューを開いてみると、もりうどんが450円、肉うどん630円などメニューのバリエーションが多く、値段も財布にやさしい感じがうれしい。ちょっと変わったところで、肉味噌うどん(600円)をオーダーしてみる。ゆで立てのうどんは透明感があり、見るからにおいしそう。すすってみると、強いコシがあり、つるっとなめらかな食感。粉の風味、甘みもたっぷりと感じることができる。特製の肉味噌と半熟玉子を混ぜながら食べれば、具がほどよくうどんに絡み、次々とはしが進む。この肉味噌うどんというメニューは加須市の街おこしのために考案されたもので、平成22年には「第7回埼玉B級ご当地グルメ王座決定戦」で見事優勝。加須市内の他店でも食べることができ、肉味噌の味などそれぞれ個性があるので、食べ比べるのも面白い。次に訪れたのが「久下屋脩兵衛(くげやしゅうべえ)」。こちらも落ち着いた和風の店で広々としたスペースに、テーブル席24席と座敷席26席があり、ゆったりと食事が楽しめるようになっている。ガラス越しに見える手打ち台では、地粉の「あやひかり」や「農林61号」をメインに国内産の粉を使い、熟練の職人がうどんを打っている。オーダーしたのは、野菜たっぷりのけんちん味噌うどん(840円)。うどんは香り、甘みがあり、もちもちとした食感。地場産のマイタケを使った天ぷらうどんや、ざるうどんもあるので、訪れるたびに違うメニューを頼みたくなりそう。3軒目に訪れた「子亀」もテーブル席と座敷席があり、清潔感があって広め。ここでは、冷汁(570円)なるものをオーダー。冷汁と呼ばれる料理は日本各地にあり、埼玉県では大宮などの県北、県西、県央部の農村で食べられてきた郷土料理の一種。いりごまや味噌などを冷たい水でのばしつけ汁に、冷たいうどんをくぐらせて食べるというもので、特に夏のパワー供給源として親しまれてきたようだ。店で供するようになったのは、この子亀が元祖と言われている。子亀のうどんは水にも塩にもこだわり、昔ながらの製法で打っている。しこしこもちもちとした食感も、つるっとしたのどごしも存分に楽しめる。まったりとしたつけ汁は、太い麺に決して負けることがなく、最後までおいしく食べることができた。加須のうどん店を食べ歩いてみると分かるのは、各店に個性がありメニューも豊富であるということ。季節によっては限定メニューが登場することもある。これならば何度訪れても飽きがこない。長年、加須市民にうどんが愛されてきた理由がよく分かる。
2013年04月15日讃岐うどんチェーンの「はなまるうどん」を展開する”はなまる”は、1月7日、東芝府中事業所(東京都府中市東芝町)の社員食堂内に「はなまるうどん 東芝府中事業所店」をオープン。同店は、グループ企業である吉野家との共同出店となる。東芝府中事業所は、重電事業や鉄道事業をはじめとする、社会インフラ事業に関する研究開発・生産業務等を行っている、東芝グループの主要な拠点の1つ。構内関係会社、協力会社含め、約10,000名が業務に従事している。同社では「社員食堂」を、讃岐うどんのさらなる需要掘り起こしの場と捉え、2012年10月には「はなまるうどん佐川流通センター店」を開業。今回の出店はそれに続くもので、讃岐うどんの日常食化につながる取り組みと位置付けているという。なお、営業時間は平日の12時から13時(土曜・日曜・祝日は休業)。提供するメニューは通常店舗と一部異なり、一般の客は利用できないとのこと。詳細は、同店ホームページからみることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月08日エースコックは総合情報サイト「All About」と共同開発した、「All About 共同開発一晩寝かせた熟成ルゥのカレーうどん」を2013年1月28日に発売する。同商品はAll Aboutのグルメガイドで、1,000軒以上のカレー専門店を食べ歩いた小野員裕氏監修のもと、既存の和風カップめんでは味わえない味わいをテーマに開発した。つゆは、鰹(かつお)や昆布のうまみが効いた和風ベースに、特製ルゥを加えてコクとうまみが広がるカレースープに仕上げた。唐辛子や胡椒(こしょう)をしっかり効かせ、まろやかな中にもスパイシーな味わいがクセになる味わいとなっている。弾力となめらかさがあるうどんは、スープとの相性も抜群。同商品は価格220円。2013年1月28日に全国で販売する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月20日初めて「伊勢うどん」を食べたのは学生時代のこと。目の前に置かれた伊勢うどんは、白い麺がむき出しでわんに盛られており驚いた。あの、うどんらしい、あつあつのスープ、琥珀(こはく)色の汁が、どこにも存在していないのである。友人に教えてもらうままに、どろりと底にたまっている「たまりじょうゆ」をかき混ぜれば、あっという間に、真っ黒の麺に変化。そのまま口に入れると、歯ごたえもこしもまるでない、異様なふにゃふにゃ感に、これまたびっくりしたものである。これは、うどんなのだろうか?その後、伊勢神宮参拝の度に店を変えては、同じ「伊勢うどん」に挑戦するようになると、だんだんと独特の風味に魅了されるようになってきた。うどんらしからぬふにゃふにゃモチモチ感とたまりじょうゆのコンビに、次第にやみつきになっていったのだ。この「伊勢うどん」、もともとは農民が自分たちの食事のために作っていたと言われている。のばす手間のいらない太い麺と、安くすむネギだけのシンプルな具材の組み合わせは、やがて伊勢神宮の参拝客にも提供されるようになった。長旅をしてきた人、疲れがたまった人向けなので、消化が良くなるように麺をとことん煮込んで柔らかくしたのではないか、という説がある。伊勢神宮近辺には、この「伊勢うどん」の人気店が無数に存在している。今回はその中から4店舗を紹介しよう。はじめは、伊勢市本町にある「伊勢うどん 中むら」。老舗のこの店は、大正5年(1916)創業だ。伊勢神宮の外宮すぐ近くというロケーションから、参拝客のランチタイムには行列ができるほど。一番人気はちょっと個性的な「伊勢タマゴうどん」(550円)。かつおだしが効いた、甘めの味づけ。うどんはやはり極太のふわふわもっちもち。だしがよくしみて、おいしい。次にご紹介するのは、「伊勢うどん 奥野家」。店内に入ってまず驚かされるのはインテリア。まるでカフェのような明るい店内なのだ。メニューは定食あり単品ありのバラエティー豊かなもの。カウンターもあり、女性のひとり客も目立つ。定番の「伊勢うどん」は450円。黒いタレはかつお節・煮干し・昆布のだしに、たまりじょうゆとみりんで味付けをしてあるとのこと。スタンダードな一品だ。三番目にご紹介するのは、口コミで人気急上昇中の「起矢(きや)食堂」。この店はなかなか場所が分かりにくい。伊勢神宮参道から少し外れた場所にあり、ひっそりとした道沿いにポツンと建っているのだ。店構えはこじんまりとして、4人掛けのテーブルが4卓のみ、全員が相席しても最大収容人数は16名だ。ここももちろん、オススメは伊勢うどん(450円)。口コミで人気になるだけはある。まるでスイーツのようなもっちもち加減がハンパない。しかし見た目以上にアツアツなので、口に入れる際はやけどしないように要注意。●Information起矢食堂三重県伊勢市尾上町5-31最後は、あの伊勢内宮前の「おかげ横丁」にあるうどん専門店、「ふくすけ」だ。名物「伊勢うどん」(450円)は多くのファンを持つ看板メニュー。天気のいい日は、縁台に腰かけて風情を楽しみながらの食事もできる。鬼瓦にあしらわれた福助が目印の「ふくすけ」では、ずんぐりと太い麺にたまりじょうゆを使った濃褐色のタレをかけて食べるのが、ここの流儀である。初めて食べた時には抵抗がある人も多いかもしれない「伊勢うどん」。ネットでも好き派・苦手派と真っ二つに分かれる感がある。しかし、一度はトライしてみてほしい個性派うどんだ。あなたもぜひ、伊勢を訪れたら自らの舌で確かめてみては?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月19日うどん食文化に関する博物館や、全国のご当地うどんが食べられる飲食店を手掛ける一般財団法人うどんミュージアムは12月22日、博物館と飲食店が一体となった「うどんミュージアム」(京都府京都市東山区祇園北側238-2)をオープンする。博物館では、全国に45種類以上の文化と伝統がある、うどんの麺、歴史、食べ方、具材、だしなどを展示。全国のうどんの麺の形状・太さ・色・長さ等の違いを、目で見て楽しめるように、食品サンプルを使った展示になっている。飲食店では、全国のご当地有名店から取り寄せた、45種類以上のうどんを提供。通常の半分程度の丼であるため、さまざまな種類のうどんを食すことができ、麺やだしの違いを楽しめるとのこと。また、全国から取り寄せた、お土産うどん(乾麺)も販売。店頭のほか、同ミュージアムのホームページからも購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月18日カレーは日本の国民食。家庭ごとに独自のカレーの味があって、ホッとするのはやっぱり「お家のカレー」という人は多いのではないでしょうか。家のカレーを特別にしている工夫、その秘密について聞いてみました。調査期間:2012/9/27~2012/10/1アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1000件(ウェブログイン式)■独自の工夫をしているのは2割!まず「自宅でカレーを作る際、独自の工夫をしていますか?」を聞いてみました。はい214人(21.4%)いいえ786人(78.6%)約2割の人がオリジナルの工夫をしています。素晴らしいですね。この家庭の味が子供、孫へと受け継がれていくんです!■工夫はまさにいろいろ!だから美味しい!その工夫を具体的に聞きました。また、その工夫の結果、味がどうなるかも聞きましたので合わせてご紹介します。●工夫⇒子供が食べやすいように具を小さく切る。玉ねぎが好きなので多く入れる。●その結果⇒さっぱりだけどコクがある感じになります。(東京都/男性/36歳)子供ができると家庭のカレーは子供に合わせて変わるものです。子供用と大人用と2つ作るまめなお母さんもおられますが。●工夫⇒肉はホルモンを使う。●その結果⇒肉汁とうまみが出て、ものすごく美味しくなる。(京都府/男性/31歳)ホルモンを使う人もいるんですね! 確かにモツ肉カレーというのがありますが。●工夫⇒いためたにんにくを入れる。●その結果⇒味にコクが出る。(山形県/男性/24歳)あまり翌日の口臭に響かない程度のにんにくの量にしておきたいですね。●工夫⇒はちみつを入れると次の日固まらない。●その結果⇒なめらか。(千葉県/女性/29歳)これは知りませんでした。ぜひ一度試してみたいものです。●工夫⇒具材の半分はミキサーにかけて、どろどろにする。●その結果⇒好き嫌いなく食べられる。(埼玉県/男性/30歳)野菜嫌いのお子さんに野菜を食べさせるためにはいいかもしれませんね。お母さんの工夫で子供の食育は進みますよ!●工夫⇒インスタントコーヒーを入れる。●その結果⇒深みが増す……気がする。(埼玉県/女性/25歳)コーヒーで深みを出すという人は他にもおられました。多くの人が実践しているメジャーな技なのかも。●工夫⇒お肉はルーを溶いてから、最後に加えています。●その結果⇒味はさほど違いは出ませんが、お肉が柔らかく仕上がります。(埼玉県/女性/28歳)肉を柔らかく仕上げるコツですね。煮ればいいってものではないんですね。●工夫⇒グリーンカレーをベースにココナツミルク、ガラムマサラとスリランカやインドの香辛料を入れる。●その結果⇒インドの辛さとタイのまろやかさが融合してとてつもなくおいしい。(新潟県/女性/24歳)ここ最近グリーンカレーがブームです。ただココナツミルクベースの甘みだけでは物足りない人もいます。辛さとの融合を目指す人のはいい技では。●工夫⇒コンソメを入れる。肉は焼きつけていったん取り出す。●その結果⇒肉が劇的に美味しくなる。コンソメはこくが出ます。(神奈川県/女性/28歳)コンソメは日本料理でいうと出汁ですからね。肉の扱いはデリケートにした方が良いようですよ。●工夫⇒トマトジュースと赤ワインは必ず入れる。●その結果⇒トマトジュースの量で味が変わって楽しめる。しかし、トマトジュースが少量だとまったく変わらないし、赤ワインは入れてはいるものの特に味の変化はない気がする。(東京都/女性/30歳)ホールトマトを使う、赤ワインを使うという意見は多数でした。ただトマトはあまり多様すると酸味が勝ちすぎるので要注意です。●工夫⇒ルーを2種類混ぜる。●その結果⇒よりコクが出て、おいしくなると思う。(栃木県/女性/37歳)「複数の市販カレールーを混ぜて使う」という人は多いようです。何と何を混ぜるかは、また家庭ごとの特徴ですね。●工夫⇒昆布をだしでとり、細かく切って入れて食べる。●その結果⇒格別に味がおいしくなる。(東京都/女性/28歳)カレーに昆布! 少し意外な感じですが、昆布のうまみ成分がカレーにこくを出すのかもしれません。●工夫⇒玉ねぎを30分以上は炒める。カレーのルーを投入する際には必ず火を消す。●その結果⇒辛いけどこくがあっておいしいカレー。ルー投入の際に一時的に火を止めることで温度が下がりとろみが出やすくなる。(鹿児島県/女性/31歳)玉ねぎをあめ色になるまでいためるのは根気のいる作業です。これができるとカレーの味はずいぶん違います。また、ルーを入れる時に火を止めるのは、だまを作らないようにするための重要なポイントです。初心者は失敗しがちです。やはり家ごと、お母さんごと、奥さんごとにさまざまな工夫があります。だからこそ「お家のカレー」はかけがえのないものなんですね。あなたはカレーにどんな工夫をしていますか?(高橋モータース@dcp)
2012年12月17日うどんを食べてお肌もツルツル?透き通るような白さは、女性のあこがれの肌の色のよう。そんなうどんの温かいものが食べたい季節になりました。全国に数あるうどんのなかで、いったいどんなうどんが人気なのでしょうか?そこで514名のマイナビ会員の女性に「ここのうどんがうまいというご当地うどん」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.ここのうどんがうまいというご当地うどんを下記より選んでください(複数回答)1位讃岐うどん58.0%2位名古屋きしめん14.2%3位稲庭うどん12.4%4位味噌煮込みうどん12.1%5位山梨ほうとう9.9%■讃岐うどん・「讃岐うどんを食べに香川まで行った時、あまりのおいしさに感動しました。いつも食べているうどんとはコシが全然ちがう!」(28歳/金融・証券/営業職)・「やはりさぬきうどんが王道だと思う」(27歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「それぐらいしか食べたことがない」(34歳/小売店/販売職・サービス系)■名古屋きしめん・「ひらべったくて、意外におなかいっぱいになる」(37歳/その他)・「めんの薄さが自分好みだから」(26歳/学校・教育関連/専門職)・「名古屋駅のきしめんは最高!」(24歳/電機/事務系専門職)■稲庭うどん・「初めて食べたとき感動した」(29歳/金融・証券/営業職)・「修学旅行で食べて、感動した。死ぬまでにもう一度食べたい」(24歳/商社・卸/事務系専門職)・「細麺だけどこしがあっておいしい」(29歳/医薬品・化粧品/技術職)■味噌煮込みうどん・「こってりしていておいしいから」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「トロトロ卵とからむとおいしいから」(26歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「以前岐阜に住んでいたときによく食べた。硬いめんと濃いつゆがいい」(30歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)■山梨ほうとう・「ふとめんが美味しかった。具ももりだくさんで楽しかった」(27歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「具が多く、冬に食べたくなる」(25歳/学生/その他)・「めんが太くて、お野菜いっぱい入っていて食べ応えがあるから」(28歳/印刷・紙パルプ/営業職)■番外編:こんなうどんも好きです・博多うどん「九州のやわやわうどんがおいしい」(36歳/情報・IT/技術職)・水沢うどん「弾力があって、つるつるしておいしいから」(30歳/金融・証券/事務系専門職)・武蔵野うどん「こしがすごい」(36歳/電力・ガス・石油/事務系専門職)総評栄えある1位は断トツで「讃岐うどん」。関西方面在住の人は実際に香川県まで食べに出掛けたという人も多いようですね。2位は「名古屋きしめん」。ヘルシーで手軽に食べられるうどんの中でもきしめんは特に食べやすさが支持を集めているようです。3位は秋田県の名産「稲庭うどん」。ほかの種類に比べても特に「感動した、もう一度食べたい」という回答が多く寄せられました。そして、4位「味噌煮込みうどん」、5位「山梨ほうとう」と、女性にはうれしい野菜たっぷりの煮込み系うどんが続きます。卵と絡めたあったかいうどんは、これからの季節に重宝されそうです。(文・OFFICE-SANGA鈴木亮介)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性514名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】独立開業したいこだわりのお店ランキング【女性編】日本が世界に誇れる和食メニューランキング【女性編】簡単に作れると思ってしまう家庭料理ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月12日やはり讃岐がダントツ?それに続くのは?寒くなり、温かいうどんが恋しい季節になりました。和食の定番のうどんですが、いったいどんなうどんが人気なのでしょうか?そこで432名のマイナビ会員の男性に「ここのうどんがうまいというご当地うどん」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.ここのうどんがうまいというご当地うどんを下記より選んでください(複数回答)1位讃岐うどん61.3%2位名古屋きしめん12.3%3位稲庭うどん10.4%4位山梨ほうとう8.6%5位味噌煮込みうどん7.4%■讃岐うどん・「神戸に転勤になってから、もう5回以上うどんを食べに香川に行っている」(31歳/金融・証券/営業職)・「うどん県と名乗るほど、おいしい安いうどんがいっぱいあるから」(25歳/電力・ガス・石油/技術職)・「最近チェーン店が多くなったので、よくお世話になりますが、おいしいのでついつい足を運んでいます」(44歳/情報・IT/事務系専門職)■名古屋きしめん・「うどんやそば、そうめん、ひやむぎなどとは違った大きさで食感だから」(26歳/学生/その他)・「薄味のだしがおいしかったから」(29歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)・「表面積が広いからつゆがよく絡むし、つるつる、もちもちの口当たりがたまらない」(34歳/運輸・倉庫/ドライバー)■稲庭うどん・「なんといってもあの細さでコシの強さとつるつる感は、ほかのうどんじゃ味わえません」(47歳/ソフトウェア/クリエイティブ職)・「薄いめんですが、舌の上を泳ぐほどにおいしいので」(28歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「やさしい味が懐かしい」(23歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)■山梨ほうとう・「みそ味が効いていておいしかったから」(31歳/情報・IT/技術職)・「いろんな具と一緒に食べられるのでおいしい」(30歳/小売店/販売職・サービス系)・「かぼちゃが絶品」(29歳/その他/営業職)■味噌煮込みうどん・「結構好きで買ってしまう」(39歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「しっかりしたコク」(24歳/電力・ガス・石油/技術職)・「みそを吸い込んでくたくたに柔らかくなっためんがおいしくて好き」(22歳/建設・土木/技術職)■番外編:こんなうどんも好きです・吉田のうどん「コシがあって美味しい」(33歳/情報・IT/技術職)・氷見うどん「母親の実家なので食べる機会があったのだが、つるっとしていて美味しかった」(28歳/情報・IT/技術職)・水沢うどん「てんぷらとの相性が抜群」(40歳/ソフトウェア/営業職)総評栄えある1位に選ばれたのは、やはり「讃岐うどん」!断トツの人気です。「うどん県」で話題の本場・香川県のうどんはやはり手ごろに食べられるとして高い支持を誇っています。2位は「名古屋きしめん」。こちらも知名度は抜群。平べったく腹もちが良く、人気を集めています。新幹線の名古屋駅でわざわざ途中下車して食べるという人も多いようですね。そして、3位は秋田県の名産「稲庭うどん」。つるつる、しこしこの細めんが人気です。のどごしの良さを評価する回答が多く見られました。4位「山梨ほうとう」、5位「味噌煮込みうどん」と、野菜たっぷりの煮込み系うどんが続きます。特にほうとうはかぼちゃが入った独特の味わいで、寒くなるこれからの季節に食べたくなりますね。(文・OFFICE-SANGA鈴木亮介)調査時期:2012年11月12日~2012年11月19日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性432名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】独立開業したいこだわりのお店ランキング【男性編】日本が世界に誇れる和食メニューランキング【男性編】簡単に作れると思ってしまう家庭料理ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年12月12日国民食とも言えるカレー。手ごろな価格で本格的なカレーが食べられるカレー専門のチェーン店もたくさんあるが、その中で一番好きな店はどこだろうか。マイナビニュース会員の男女1,000名に聞いてみた。Q.一番好きなカレーチェーンはどこですか?1位 カレーハウスCoCo壱番屋 65.6%2位 ゴーゴーカレー 3.9%3位 カレーハウスサンマルコ 2.2%4位 カレーショップC&C 1.7%5位 インデアンカレー 1.5%■カレーハウスCoCo壱番屋・「サラサラのカレーが好きだし、トッピングの種類が豊富だから」(30歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「一番落ち着きますし、細かく量が調整できるのも女性には嬉しい」(30歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「ルーがおいしいのはもちろん、その時々の気分で色々なトッピングを楽しめる」(40歳男性/機械・精密機器/技術職)■ゴーゴーカレー・「濃厚でクセになります」(32歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「キャベツと一緒に食べるとおいしいので」(31歳男性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「安くてカツがおいしい」(28歳女性/アパレル・繊維/営業職)■カレーハウスサンマルコ・「ルーにコクがあっておいしいから」(28歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)・「『ナスビカレー』が一番理想に近いので」(32歳女性/医療・福祉/専門職)■カレーショップC&C・「トッピング込みでも価格がリーズナブル」(34歳男性/学校・教育関連/技術職)・「慣れた味なので」(26歳男性/機械・精密機器/技術職)■インデアンカレー・「辛さの中に甘みを感じるから」(30歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)・「甘くて辛い独特の味で、関西で味わえるカレーだから」(30歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)■番外編: その他にも人気のお店はココ・「カレーの王様: お店自体は多くないけど、ルーだけでなくごはんへのこだわりも感じられる」(36歳男性/金融・証券/営業職)・「スパイス王国: 本格的で辛くておいしい」(54歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)■総評1位は「カレーハウス CoCo壱番屋」。おいしいだけでなく、メニューやトッピングが豊富でつい足を運んでしまうという声が多かった。また、ルーのおかわりが無料でできる点も評価が高かった。続いて2位は「ゴーゴーカレー」。金沢カレーの独特な濃い味とトッピングのキャベツがよく合っていておいしいという意見が多く寄せられた。3位は「カレーハウス サンマルコ」で、「本格的で高級感がある」といった声が寄せられた。特に、家庭では味わえないようなスパイスの人気が高かった。また、4位は「カレーショップ C&C」で、トッピングをのせても手頃な価格だからという意見が多く寄せられた。最後に5位は「インデアンカレー」。「辛いけどおいしい」という声が多く、関西圏での人気が非常に高かった。国内で1300店舗以上あるCoCo壱番屋が圧倒的な1位となったが、価格、味、メニューの豊富さといずれの点でも非常に高い支持を得ているのが印象的だった。また、店舗限定のオリジナルメニューが食べられる店が全国各地にあることも人気の秘密で、カレー好きの方ならCoCo壱番屋ご当地メニュー巡りにチャレンジしても面白いかも知れない。調査時期: 2012年11月12日~2012年11月21日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性457名 女性543名合計1,000名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月06日香川県は、昨年の「香川県はうどん県に改名します」プロジェクトに続き、2012年「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトを推進している。9日、同プロジェクトの試食会「さぬきうまいもん祭り in 東京」が都内で行われた。イベントでは、プロジェクトのプロモーションビデオが披露され、ビデオには昨年初代うどん県副知事に就任した俳優の要潤氏が登場した。ビデオの内容は、要氏が率いる香川県民たちが、丸亀城や栗林公園など香川の観光名所をかけめぐり、JR高松駅に到着する。駅からタレントの加藤茶氏が登場し、要副知事がうどんを手渡しながら「ようこそ、うどん県、それだけじゃない香川県へ」と述べ、歓迎するというものになっている。プロモーションビデオに登場する県民たちは、皆それぞれ香川県の特産品を手にしており、香川の伝統工芸品である「讃岐刀彫」や、全国うちわ生産量の約9割を占めるという「丸亀うちわ」、江戸時代からの名産である「香川漆器」、生産量日本一を誇る香川県の手袋を紹介している。なお、プロモーションビデオは、同プロジェクトの公式サイトから見ることができる。また、香川県はオリーブ栽培発祥の地であることから、今回のイベントではオリーブのクリスマスケーキ、オリーブ牛(オリーブを食べて育った黒毛和牛)のローストビーフ、オリーブハマチ(オリーブ葉の粉末が入ったエサで育てたハマチ)のカルパッチョなどが振る舞われた。出席した香川県知事の浜田恵造氏、香川県出身の女優藤澤恵麻氏、香川県県議会議長の平木享氏が試食を行い、「ジューシーな肉なので食べすぎてしまわないか心配です(浜田氏)」、「オリーブの香りがして、口どけのいいスポンジがおいしいです(藤澤氏)」、「脂ののったハマチなのに、後にひかないサッパリした甘さがあります(平木氏)」とコメントした。現在、2012年流行語大賞の候補として「うどん県」がノミネートされている。県知事の浜田氏は、「ノミネートされて大変うれしく思う。今後は、うどん以外の香川県の魅力も全国に発信できるよう尽力したい」と述べた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」を展開する「はなまる」は10日、埼玉県草加市内で営業中の「はなまるうどん草加青柳店」を、同社で初となるドライブスルー対応型店舗としてリニューアルオープンした。同社ではこれまでも、都内の一部店舗ではうどんのテイクアウト対応を行なっている。今回、讃岐うどんより手軽に楽しんでもらうための新たな試みとして、ドライブスルー対応型店舗の開業を決定したという。同店は、埼玉県道・千葉県道29号草加流山線に面し、従来からクルマで来店する利用者が多い店舗だった。同店ではルートインにより営業に加え、新たにドライブスルー用の注文システムを導入した。営業時間は10時~23時となっている。同社では、テイクアウトによって店外でも讃岐うどんを手軽に楽しめるスタイルを提案するとともに、今後も郊外型店舗のドライブスルー対応を進めていく予定としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月12日プロの料理レシピサイト「E・レシピ」がご紹介する『今日の献立』は、旬の食材を使ったバランスのよい献立メニュー。今夜の夕食にオススメの献立を毎日ご紹介!今日の献立は「あったかうどん鍋」を含めた全4品。うどんとカボチャを入れたみそ仕立てのお鍋。シャキシャキッとしたレンコンの和え物を添えて。 あったかうどん鍋 カボチャや里芋の入った、ほくほく食べるお鍋。お肉は豚と鶏を使って豪華に。 カブと昆布のサッと漬け カブはサッと漬けるだけで柔らかい食感に。ユズの皮で風味もアップ。 レンコンのからしマヨ和え からしのピリッとした辛さがアクセント。和えダレにはプレーンヨーグルトが隠し味に。 柿のデザート 程よく熟した柿で作るのがオススメです。リキュールはお好みのものでもOKです。 ⇒今週の献立一覧はこちら レシピ制作: E・レシピ
2012年11月10日日本人の大好きな「うどん」と「カレー」が合体した「カレーうどん」。元祖・国民食コラボとすら言える神フードが、なぜか愛知県の東三河エリアで激アツ状態だという。なぜ今、東三河でカレーうどんなのか?謎を探るべく、現地にて突撃取材を敢行した。事前リサーチによると、そのカレーうどん、どうも普通のカレーうどんではないらしい。その名も「豊橋カレーうどん」。まずは、実際に食べてみよう。しかし、どうせ足を運ぶなら歴史を感じられる店がいい。というワケで訪れたのは、老舗感がハンパない「勢川本店」。それもそのはず、 創業は大正3年(1914)と1世紀近くの歴史を持つ正真正銘の名店だ。こんな店で、まったく新しいうどんを食すというギャップ感がまたいいではないか。ガラガラと店に入ろうとすると、なんと玄関マットに「豊橋カレーうどん」のロゴが……。なんだこの力の入れようは?早速、「豊橋カレー うどん」をオーダーしてみた。テーブルの脇に目をやると「豊橋カレーうどんの食べ方」なる小さな説明書きまで発見。それを読んでみると、ん?ん?「器の底に箸をさして混ぜないように。楽しみが半減してしまう」だって。一体どういうことだろう?頭を悩ませていると、「豊橋カレーうどん」が さっそうと登場してきた。んー、見た目は普通のカレーうどんだな。変わったところといえば、うずらの卵が乗ってることくらいか。適度にとろみのついたカレールゥは、至って正統派。麺は自家製で、コシよりももっちり感を重視か。心地良い辛さだけれど、個人的な好みで一味を少々……。うん、普通にうまい。イマ風ではなく、トラッドな部類に属するカレーうどんだ。しかしそのうち、麺の奥から何かが姿を現してきた。「ごごごごご飯だ!」。思わず口に出してしまう驚き。そうか、麺とご飯が2層構造になってるんだ。「箸をさして混ぜない」という注意書きは、つまり、麺とご飯を混ぜるなという意味だったのだ。まるで遺跡の発掘みたいだ。それはともかく、麺はつるっと完食。次は第2部、ご飯に突入だ。しかもこのご飯、とろろご飯なので適度なとろみ感があり、カレールゥと違和感ないのが芸の細かいところ。備え付けの福神漬けは、好みの量で。ふー、満足。最後の一滴まで残すことなく、ごちそうさま。「もう2年半、この豊橋カレーうどんを出してますよ」と話してくれたのは、勢川本店の代表取締役、新美晴久さん。もともとは豊橋のコンベンション協会が、「B級グルメで地域おこしを」と、市の製麺協会に新メニューの開発を持ちかけたのが始まりだという。試作を繰り返し、2010年4月から市内40店舗のうどん店でスタートしたそうだ。「普通のカレーうどんって、ルゥが残っちゃうでしょう。でも、ご飯があれば雑炊にして完食できます。2層構造はびっくり感もあるし、器は1つで済むから」と、新美さん。なるほど。豊橋市のうどん店は自家製麺率が100%だという。だから、豊橋カレーうどんのルールの一つは「自家製麺であること」。また、うずらの卵が乗っているのは、豊橋市が生産量日本一だから。これが大きさといい味といい、箸休めにイイ感じだ。このように、ユニークなパーツの1つひとつには、れっきとした意味があるのであった。この「豊橋化カレーうどん」、メディアのウケも上々なようで、この店もテレビや雑誌など様々な媒体に登場している。「秘密のケンミンSHOW」に出た時は、2時間待ちの大行列ができて大わらわだったとか……。さすが全国放送。そんなバブル期(?)を経て、豊橋カレーうどんはゆっくりと地元食として豊橋の地に浸透しているように見える。実際、開始当初は40軒だった取扱店が、今は50店舗に広がっているそう。「話題性よりも、地元にしっかり定着することが第一です」と、新美さんは堅実路線を強調する。ちなみに、自家製麺ととろろご飯の2層構造や、うずらの卵を使うことなどのルールさえ守れば、いかようにもアレンジしていいという柔軟性も、豊橋カレーうどんならではの魅力だ。「うちは比較的オーソドックスな味です。うちで食べていただき、次にいろんなお店で個性豊かな味を楽しむ人が多いですね」と新美さん。さり気ない老舗の余裕がニクいですわ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月08日10月20日(土)、21日(日)、「第2回開運小山うどんまつり」が、小山御殿広場(栃木県小山市役所北側)で開かれる。小山市内のうどん店などが加盟する「開運小山うどん会」をはじめ、栃木県内、群馬県、茨城県からも名物うどん店が出店し、さまざまな自慢の味を提供する。開催時間は両日とも10時00分~15時00分。「開運小山うどんまつり」は、地域で食されていたうどんを小山の名物にしようと、小山市と市内うどん店の店主たちが連携して発足した「開運小山うどん会」によるお祭り。県内一の「小麦の里」である小山をうどんのまちとしてのブランド化をめざす。さらに、地産地消の推進及び地域の活性化のために、小麦「イワイノダイチ」を使用した「小山うどん」をPRするために企画。昨年第1回目が開催された。第2回目となる今年の「開運小山うどんまつり」には、「開運小山うどん会」(会員29店)から6店のほか、昨年9月の「麺-1グランプリin館林」で57店舗の中でグランプリに輝いた群馬県板倉市の「原田製麺」(21日のみ出店)など、13店舗が出店、自慢の味をアピールする。うどん以外にも「第1回おやま元気あっぷグルメ選手権」準優勝の「おいしいごはんみそ家米ぞう」などの飲食店が出店するほか、「おやまブランド」品の展示、販売を行う予定だ。特設ステージでは、誰が一番決められたタイムに近い時間でうどんを食べられるかを競う「ジャストイート」を実施するほか、「よさこい」や「おはやし」などのイベントが用意されている。さらに、10月1日から「開運小山うどん会スタンプラリー」も開催されている(来年の3月31日まで)。参加店は「開運小山うどん会」会員の22店舗。スタンプの数に応じて開運小山うどん会会員店で使える食事券がもらえるというスタンプラリー。台紙はクーポンも兼ねており、会員店のうどん限定で各店100円分がサービスとなる。ただし、台紙をもらった1店目は対象外。詳細は開運小山うどん会のホームページを参照のこと。「第2回開運小山うどんまつり」の会場である小山御殿広場へのアクセスは、電車の場合、JR東北本線(宇都宮線)小山駅より徒歩約8分。車利用は東北自動車道佐野藤岡ICから国道50号を小山方面に約40分。なお、「第2回開運小山うどんまつり」の初日にあたる10月21日(土)には、小山市内で「第7回おやま開運まつり」と「第13回おやま西口まつり」も開催を予定している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月05日はなまるは8月30日より全国の「はなまるうどん」店舗にて、期間限定メニュー「からだスッキリ!!豆乳鶏ごまうどん」の販売を開始する。同メニューは“女性が喜ぶ夏にふさわしいうどん”をテーマに、日本テレビ系の人気情報番組「スッキリ!!」商品開発部と共同で開発したうどん。はなまる自慢のつけだしと豆乳、さらにコラーゲンをブレンド。隠し味にみそを加えた特製のだしは、今までにない味わいとなっている。また、讃岐うどんと並ぶ香川県の名産品“オリーブオイル”も使用。彩りと香りの両方を楽しめる、暑い日にもぴったりなうどんに仕上げた。同メニューは、全国の「はなまるうどん」店舗で販売。価格は(小)399円、(中)504円。大サイズの用意はなし。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日日本のカレーのルーツといわれているのが、明治時代、大日本帝国海軍の軍人たちに食されていた「海軍カレー」。当時、軍人たちの主な死因であったかっけを予防するための策として、イギリス海軍の食事を見習って、栄養豊富なカレーを導入することになったのだそうだ。そして現在、在日アメリカ海軍の基地がある横須賀には、当時の海軍レシピを元にその味を再現したカレーを供する店が数多く点在。メディアに取り上げられることもしばしばで、連日、観光客でにぎわっている。中でも明治41年に記述されたイギリス海軍によるレシピにもっとも忠実に料理しているのが、「よこすか海軍カレー館」だ。いまから約10年前に開業した「よこすか海軍カレー館」は、隣接するレストラン「魚藍亭」の姉妹館。こちらのレストランで食べることのできる海軍カレーは実は、魚藍亭の女将が横須賀市からの依頼を受けてイギリス海軍のレシピを再現したものなのだとか。カレーといえば本場はインドだという認識があるが、なぜイギリス海軍のレシピなのかが気になるところ。イギリスの家庭料理といえば、どちらかというとシチューというイメージなのだが……。その疑問を解消してくれたのが、よこすか海軍カレー館・館長の高田さん。「当時は冷凍技術が発達していなかったため、イギリス海軍は長い航海の間、シチューを作るために不可欠な牛乳を保存することができなかったそうなんです。そこで、航海の途中に立ち寄ったインドで、香辛料に防腐効果があることを学び、シチューとほぼ同じ材料でつくることのできるカレーを、イギリス海軍式にアレンジしてレシピ開発したのです」「それが日本に渡ってきたのですが、日本人は米を主食としているので、水っぽいカレーだと食べにくかったため、小麦粉でとろみをつけて、ご飯にかけて食べはじめたといわれています」そうして誕生した「海軍カレー」(元祖よこすか海軍カレー 850円)を早速注文!じゃがいも、ニンジン、たまねぎ、肉が入った、もっとも典型的な日本のカレーともいえるオーソドックスなスタイル。昔懐かしいボンカレーのCMに登場していたカレーなんて、とろみ具合も見た目もそっくり。口に運ぶと、小麦粉が練り込まれたほどよいやわらかさといい、マイルドなやさしい味わいといい、子どものころに給食で食べたカレーを思い出させてくれる。しかも、サラダと牛乳がセットになっている点まで似ているため、「THE・給食!」とキャッチフレーズをつけたくなってしまう。「海軍カレーは、牛乳とサラダと一緒に提供することが習わしなんです。戦時中、軍人たちの主な死因となっていたかっけは、ビタミン不足が原因でかかる病気ですから、カレーで栄養を摂(と)ることに加えて、牛乳とサラダも一緒に食すよう、医師がすすめていたそうなのです。なので現在でも、海軍カレーは牛乳とサラダがセットになっていますね」と高田館長。メニューにはほかに、牛肉いりカレー「水兵さん」(950円)、豚肉いりのコクのあるカレー「上等兵さん」(850円)、ロブスターを使っておいしさを追求した深い味わいのカレー「艦長さん」(1,600円)など。そのほか、1日10食限定のセットメニュー「海軍さんの鉄板カレー」(1,260円)なども見逃せない。初めて訪れるときには、どれにしようか迷うかもしれない。そんなときは、お土産用のレトルトカレーはいかがだろうか。いろいろ試して、気に入った味を食べに再訪するのもオススメだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日日本のカレーのルーツといわれているのが、明治時代、大日本帝国海軍の軍人たちに食されていた「海軍カレー」。当時、軍人たちの主な死因であったかっけを予防するための策として、イギリス海軍の食事を見習って、栄養豊富なカレーを導入することになったのだそうだ。そして現在、在日アメリカ海軍の基地がある横須賀には、当時の海軍レシピを元にその味を再現したカレーを供する店が数多く点在。メディアに取り上げられることもしばしばで、連日、観光客でにぎわっている。中でも明治41年に記述されたイギリス海軍によるレシピにもっとも忠実に料理しているのが、「よこすか海軍カレー館」だ。いまから約10年前に開業した「よこすか海軍カレー館」は、隣接するレストラン「魚藍亭」の姉妹館。こちらのレストランで食べることのできる海軍カレーは実は、魚藍亭の女将が横須賀市からの依頼を受けてイギリス海軍のレシピを再現したものなのだとか。カレーといえば本場はインドだという認識があるが、なぜイギリス海軍のレシピなのかが気になるところ。イギリスの家庭料理といえば、どちらかというとシチューというイメージなのだが……。その疑問を解消してくれたのが、よこすか海軍カレー館・館長の高田さん。「当時は冷凍技術が発達していなかったため、イギリス海軍は長い航海の間、シチューを作るために不可欠な牛乳を保存することができなかったそうなんです。そこで、航海の途中に立ち寄ったインドで、香辛料に防腐効果があることを学び、シチューとほぼ同じ材料でつくることのできるカレーを、イギリス海軍式にアレンジしてレシピ開発したのです」「それが日本に渡ってきたのですが、日本人は米を主食としているので、水っぽいカレーだと食べにくかったため、小麦粉でとろみをつけて、ご飯にかけて食べはじめたといわれています」そうして誕生した「海軍カレー」(元祖よこすか海軍カレー 850円)を早速注文!じゃがいも、ニンジン、たまねぎ、肉が入った、もっとも典型的な日本のカレーともいえるオーソドックスなスタイル。昔懐かしいボンカレーのCMに登場していたカレーなんて、とろみ具合も見た目もそっくり。口に運ぶと、小麦粉が練り込まれたほどよいやわらかさといい、マイルドなやさしい味わいといい、子どものころに給食で食べたカレーを思い出させてくれる。しかも、サラダと牛乳がセットになっている点まで似ているため、「THE・給食!」とキャッチフレーズをつけたくなってしまう。「海軍カレーは、牛乳とサラダと一緒に提供することが習わしなんです。戦時中、軍人たちの主な死因となっていたかっけは、ビタミン不足が原因でかかる病気ですから、カレーで栄養を摂(と)ることに加えて、牛乳とサラダも一緒に食すよう、医師がすすめていたそうなのです。なので現在でも、海軍カレーは牛乳とサラダがセットになっていますね」と高田館長。メニューにはほかに、牛肉いりカレー「水兵さん」(950円)、豚肉いりのコクのあるカレー「上等兵さん」(850円)、ロブスターを使っておいしさを追求した深い味わいのカレー「艦長さん」(1,600円)など。そのほか、1日10食限定のセットメニュー「海軍さんの鉄板カレー」(1,260円)なども見逃せない。初めて訪れるときには、どれにしようか迷うかもしれない。そんなときは、お土産用のレトルトカレーはいかがだろうか。いろいろ試して、気に入った味を食べに再訪するのもオススメだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月15日香川県といえば讃岐うどん。このイメージもすっかり定着した印象があります。当の香川県も、「私たちはうどん県です」と宣言するほど。香川県を代表する駅で、四国の玄関口として栄えた高松駅も、今年から「さぬき高松うどん駅」の愛称が付けられました。7月11日には、「かけうどん」「ぶっかけうどん」「釜あげうどん」「釜玉うどん」「ざるうどん」をデザインした5種類の記念入場券も発売されました。ちなみに毎月11日は、全国製麺協同組合連合会(全麺連)が定めた「めんの日」だそうです。今年のゴールデンウィークに岡山を旅行した際、筆者は瀬戸大橋を渡って高松も訪れました。日中ほぼ30分間隔で運転されている快速「マリンライナー」に乗れば、岡山駅から高松駅まで1時間足らず。電車から降り、ふとホームの駅名標を見ると、一番下に「さぬきうどん駅」と書かれ、「き」と「う」の間に印鑑で押したような「高松」の文字が。現在の愛称に落ち着くまでの経緯が、少しだけ垣間見えた気がしました。1988年に瀬戸大橋が開業し、宇高連絡船が廃止されるまでの高松駅は、名実ともに「四国の玄関口」だったといえます。かつての駅ビルは地上5階建ての重厚な雰囲気の建物で、連絡船から国鉄へ乗り換える人々でにぎわったそう。駅構内も、連絡船を介して本州から四国へ向かう貨物列車や、四国の各都市を結ぶ優等列車が多数行き来していたとのこと。「連絡船の甲板で、瀬戸内海を見ながら食べるうどんは最高にうまかったな」、昔の職場で、宇高連絡船の現役時代を知る大先輩が話したのを覚えています。「いまも高松駅に『連絡船うどん』っていう店があるはずだから、四国を旅行するなら行ってみな」。現在の駅舎は2001年5月に開業したもので、重厚さは薄れたものの、現代的で明るくおしゃれな建物に生まれ変わりました。ホームから改札口、駅前広場まで段差がなく、バリアフリーも意識した設計となっています。そんな駅舎のすぐ近くに、「連絡船うどん」の店舗がありました。ホームだけでなく、駅の外からも注文できる構造になっていました。この日はちょっとだけ奮発して「じゃこ天うどん」(470円)を注文。宇高連絡船で売られていたうどんを受け継いだ味とのことで、「あの大先輩が食べたのも、こんな味だったんだろうか……」と考えつつ、麺をすすりました。味の評価は食べる人によって分かれるところですが、駅の立食いうどんとしては抜群にうまいし、宇高連絡船の現役時代に思いをはせることで、さらに特別な味になるように感じられました。高松駅はいまも、寝台特急「サンライズ瀬戸」、特急「いしづち」「しまんと」「うずしお」、快速「マリンライナー」などが発着し、JR四国の駅では最多の乗車人員(昨年度は1日平均1万2,154人)を誇る一大ターミナル駅です。四国の玄関口として繁栄してきた同駅は今後、「うどん県。それだけじゃない香川県」を代表する駅「さぬき高松うどん駅」としても、さまざまな話題を振りまいていくことでしょう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月12日JR四国は11日(めんの日)、「さぬき高松うどん駅」の記念入場券5種類を発売した。この入場券は、「かけうどん」「ぶっかけうどん」「釜あげうどん」「釜玉うどん」「ざるうどん」をそれぞれデザインした形状に。裏面には駅舎の写真をあしらった。各種類1万枚限定。発売額は同駅普通入場券(大人)と同じ160円。高松駅でのみ販売し、郵送申込みやインターネットでの販売は行わない。11日9時30分より販売開始し、売り切れ次第、販売を終了する。JR四国は交流人口のいっそうの拡大をめざし、相互に連携・協力する「観光パートナーシップ協定」を香川県と締結しており、県が進める「うどん県」キャンペーンに合わせ、3月末より高松駅の副駅名を「さぬき高松うどん駅」としている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日地域に根差しさぬきうどんの販売を行っている、こんぴらや販売は、見た目と食感がまるでそばのようなうどん「蕎麦らしきうどん」を発売する。インパクトのあるパッケージには、グラフティアート界の新進気鋭KURRY氏を起用した。「蕎麦らしきうどん」は、黒五といわれる黒ごま、黒米、黒豆、黒松の実、黒かりんの5種類の素材を配合し、職人が練りこんだ健康志向の讃岐うどん。材料にも生産設備でもそば粉は一切使用していないので、そばが苦手な人やそばアレルギーの人でも安心して食べられる。麺の太さは、そばのイメージに近い1.7mmの極細。ゆで時間も2分で済み、時間のないときにも便利だ。つゆはそばつゆで、薬味はわさびで食べるのがお勧め。常温で90日間保存できる半生タイプで、価格は630円(240g)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月03日香川県はこのほど、香川県の観光スポットを紹介し、香川県に滞在・周遊してもらうためのツールとして「うどん県公式パスポート」を発行した。同パスポートは、実物のパスポートサイズになっており、飲食店の割引券などがついている。また、集めたスタンプの数に応じてオリーブ牛などの県産品が当たる「周遊スタンプラリー」が楽しめる仕組みになっており、他には県内のホテル・旅館で2泊目の宿泊料金の割引が受けられたり、2泊した人の中から抽選で宿泊券が当たる「連泊キャンペーン」、観光施設や宿泊施設で特典が受けられる「得するクーポン」、讃岐三畜・骨付鳥・瀬戸の魚を扱う飲食店で割引が受けられる「グルメクーポン」などの特典を用意する。同パスポートの有効期限は2012年6月18日~2014年3月31日。高松空港やJR高松駅といった県内の各交通機関ターミナルや観光スポットなど100カ所以上で配布する。香川県では、県外からの観光旅客による2泊3日以上の滞在促進のため、「香川せとうちアート観光圏」を整備し、滞在促進のための情報発信を実施。また昨年10月からは、讃岐うどんの知名度を生かした「うどん県。それだけじゃない香川県」プロジェクトにより、全国に「うどん県」と「それだけじゃない香川県」をPRしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月21日カレーが持つ機能を科学的に捉える「カレー再発見フォーラム」は、脳科学者茂木健一郎氏を講師として招き、「意欲維持・ストレス抑制に対するカレーの機能性」と題した講演を19日都内で行った。厚生労働省が平成19年に行った労働者健康状況調査によると、日本で働く男性労働者の59.2%が「仕事でのストレスがある」と回答している。このような背景から、茂木氏はストレスマネジメントの重要性を説き、脳科学の研究員の協力のもと、カレーを食べることによってストレスを軽減できるかを調べた実験を行った。実験に参加した被験者は、20代から50代の男性20名。被験者をストレスフルな環境下に置くため、モニターに表示される言葉が、動物かどうかを即座に判断するという無意味で単調な実験を行った。また、ストレスの度合いは、人間がストレスを感じた際分泌される唾液中のアミラーゼの量を計測した。さらに、研究チームは、フェヌグリーク・クローブ・ナツメグ・コリアンダー・ターメリック・クミンなどのカレーに用いられるスパイスのストレス軽減機能を立証すべく、スパイスがたっぷり入ったカレーを食べるグループと、スパイスを抜いたカレーを食べるグループに被験者を分けて実験を行った。実験の結果、スパイスなしのカレーを食べたグループから検出されたアミラーゼの量が、カレー群の被験者のものよりも多いことが判明した。つまり、スパイス入りのカレーを食べた人のストレスが軽減していることが分かった。また、唾液中のアミラーゼの量を調べる他に、安全で正確に脳波を測ることができるEEG(Electroencephalogram)という計測方法を用いて、スパイス入りカレーを食べた被験者の脳波を調べたところ、マイナスの数値が検出された。数値がマイナスということは、やる気を維持できているということを意味する。そして、カレーには疲労を抑える効果があることも判明した。ストレスを感じている被験者にカレーの香りを嗅いでもらい、脳波を測定したところ、事象関連電位(ERP)と呼ばれる成分の振幅が大きくなることがわかった。これは疲労が抑えられているということを意味している。今回の実験により、カレーには(1)ストレス軽減、(2)やる気維持、(3)疲労抑制の3つの効果があることが判明した。茂木氏は、「カレーを食べることでストレスを減らし、ポジティブな気分でおいしく夏を乗り切ってほしい」と語った。また、講演にはマーケティング会社インフィニティの代表取締役を務める牛窪恵氏も出席した。2011年に行ったパナソニックの調査によると、カレーはお袋の味として4位に、家庭の味として1位にランクインするなど、国民食として根強い人気を誇っているという。また、「異性にどんな手料理を作ってもらったら結婚対象として意識する?」という問いに対してもカレーが1位に輝いた(2009年オリコンモニター調べ)。牛窪氏は、「婚活は胃袋から始めるべき」と語り、「カレーで恋愛成就を目指そう」と会場へエールを送った。講演の最後には今回の実験の協力会社であるハウス食品の提供により、カレーの試食会が行われた。会場で人気だったのは、野菜たっぷりの夏カレー。具材のナスを一度素揚げするなど、ひと手間かけることによってより美味しく仕上がっている。ストレスや疲労の抑制効果のあるスパイスたっぷりのカレーを食べて、今年の夏を乗り切っているのはいかがだろうか。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月20日香川県は、“うどん県。それだけじゃない香川県プロジェクト2012”の第2弾として、まだ存在するうどん県(香川県)の新しい魅力を、日本・世界に発信する『うどん県アートコンペティション2012』を開催することを発表した。3つの募集カテゴリーで、香川の魅力を伝える作品を募集する。うどん県アートコンペティションは、香川県には「うどん県」のほかにも、瀬戸内海をはじめとする観光資源、美味、伝統工芸、アートなど、さまざまな世界が広がっているとし、その新しい魅力を発信することを目的に開催。「まだ見ぬ才能に出会いたい、まだ見ぬ作品に出会いたい」という思いからコンペティションという形を選んだという。コンペティションのテーマは「うどん県。それだけじゃない香川県」の魅力。そのテーマに沿って、3つの募集カテゴリーで作品を募集する。絵画・イラスト部門、CG・アニメーション部門の2部門では、それぞれの分野に応じて「うどん県。それだけじゃない香川県」を表現。ライフデザイン部門(意匠)に関しては、香川の食(さぬきうどん、オリーブや、ハマチ、温暖な気候を生かした野菜やフルーツなど)を生かすデザインを募集する。募集期間は2012年6月9日から8月22日まで。うどん県大賞には、賞金50万円(副賞にうどんをはじめとする香川のうまいもん10万円分)が贈られる。各賞の発表は9月末を予定しているとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月12日ちゃんぽん・皿うどんを提供する居酒屋、「ながさき」では、開店25周年感謝祭として5月22日限定で、全店でキャンペーンを実施する。同店は、昼はちゃんぽん・皿うどんの専門店、夜は居酒屋として営業を続け25年。ボリュームがあり、かつリーズナブルでおいしい料理と飲み物を提供することで、長く愛されている。キャンペーン内容は、11:00~14:00のランチタイムに、「ながさきちゃんぽん」「ながさき皿うどん」がひとり一杯限りで、250円(税込み)の価格で提供されるというもの。17:00~23:30のディナータイムではそれに加え、生ビール・サワー類を一杯250円(税込)で楽しむことができる。また、当日誕生日の人、もしくは昭和62年生まれで今年25歳の人には、身分証を持参すると「ながさき」オリジナルボトルがプレゼントされる。「虎ノ門本店」「虎ノ門直結店」「神谷町駅前店」「神楽坂店」「麻布十番店」の、「ながさき」全店で実施されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月17日製麺メーカーの藤井製麺は、「うどんBOXHANAIRO(はないろ)」を発売。カラフルなパッケージと、一人前に小分けされているのが特徴だ。お土産用のさぬきうどんは、二~三人前(300g前後)のセットが大半。そのため、単身世帯の「お土産で讃岐うどんをもらったが、一度では食べきれないので困る」という声も上がっていた。本商品は、それをヒントに同社の女性スタッフによって企画された。さぬき半生うどん一人前(120g)と麺つゆ一人前がセットとなっており、食べ切りサイズなので、“おひとりさま”に嬉しい量となっている。一見、さぬきうどんらしくないポップなパッケージも目に楽しく、しかも賞味期間が3カ月もあり、常温で保存しておけるのもポイントだ。小分けされているので、職場などでひとりずつに配りやすい。さらにお土産の予算や相手の家族数などによって、自由に個数を選べるのも特徴であり、もらい手はもちろん、贈り手にも便利な商品となっている。同製品は、うどん120g×1、麺つゆ15ml×1がセットになっており、価格は1個280円。袋入り5箱セットは1,400円(メーカー希望小売価格共に税込み)。4月11日に県内の高速道路サービスエリア、道の駅、JR売店、土産物店、デパート、スーパーなどで販売を開始。ゴールデンウイークなどで「うどん県」香川を訪れる行楽客に、個性的なお土産として注目が集まっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月01日