ハ・ジョンウ、イム・シワン、パク・ウンビンら豪華キャストが集結する映画『ボストン1947』の予告映像とポスタービジュアルが解禁された。1936年のベルリンオリンピックで日本名でメダルを獲得したソン・ギジョンとナム・スンニョンが、祖国の記録を取り戻すために若きマラソン選手ソ・ユンボクをボストンマラソンに出場させる物語。壮大なスケールで重厚なヒューマンドラマを描いてきた名匠カン・ジェギュが、スポットの当たることが少なかった祖国解放から朝鮮戦争の間の時代の真実に迫る。韓国で伝説の人となった金メダル選手ソン・ギジョンを『1987、ある闘いの真実』「ナルコの神」などに出演するハ・ジョンウが演じるほか、ボストンで走る若手選手ソ・ユンボクには、「イカゲーム2」への出演も決まったイム・シワン。ベルリンで銅メダルを獲得したナム・スンニョンに千の顔を持つ俳優として知られるぺ・ソンウ、ソ・ユンボクに想いを寄せるオクリムに「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「無人島のディーバ」のパク・ウンビンが扮している。この度解禁された予告映像では、ソン・ギジョンが本名ではなく“日本名”の孫基禎で金メダルを獲得した1936年のベルリンオリンピックのシーンから始まる。時が経ち1945年に韓国が日本から解放された後、荒れた生活を送っていたソン・ギジョンの前に、ベルリンで共に走り銅メダルを獲得したナム・スンニョンが現れ、“第2のソン・ギジョン”と期待される若手選手ソ・ユンボクを、ボストンマラソンに出場させようとチームを組むことに。祖国の国旗をつけて走り、ベルリンで“止まった時間”を動かすために、厳しい特訓と数々の試練に立ち向かう選手たち。「若い子には本名で走らせてやろう」というソン・ギジョンの悲願が熱く語られるシーンも映し出される。また、併せて解禁されたポスタービジュアルでは、「走れ!あの日、止まった時間を動かすために。」というコピーと共に、ボストンマラソンで祖国の国旗の付いたユニフォームで走るソ・ユンボクと、その姿に自らを重ねて応援するソン・ギジョンたちの姿が切り取られている。『ボストン1947』は8月30日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ボストン1947 2024年夏、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CONTENT ZIO Inc. & B.A. ENTERTAINMENT & BIG PICTURE All Rights Reserved
2024年05月23日脚本開発“WDR プロジェクト”制作ドラマ「3000万」が、安達祐実、青木崇高出演で放送されることが決定した。“WDR プロジェクト”は、2022年、NHKで新たに立ち上げた“脚本開発に特化したチーム”。海外では、シリーズドラマを制作する際、複数の脚本家がライターズルームという場に集い、共同執筆することが一般的。同プロジェクトでは、脚本家4人を選出し、互いのアイデアを掛け合わせ、各々の持ち味をかけ算することで、より完成度の高いドラマ脚本を開発。20本のオリジナルドラマを企画し、その中から選出された1本が、思わぬアクシデントと出来心をきっかけに、人生が激変してしまう家族を描く物語「3000万」。ちょっとした選択ミスや過ちで、やり直しは認められなくなるのか。海外ヒットドラマの手法を持ち込み、誰もが余裕のない社会の痛みをえぐり出す。やみつきになるエンターテインメントドラマが誕生する。今回脚本を担当した4人は、「完璧ではないけれど、どこか愛らしい登場人物が繰り広げる物語を、ハラハラドキドキしながら味わっていただけたら嬉しいです」(弥重早希子)、「イッキ見したい物語が出来上がったと思います」(名嘉友美)、「一同、とにかく面白い!と思っていただけるドラマをお届けしたい一心で日々取り組んでおります」(山口智之)、「視聴者の皆さまには、少しでも前のめりに、できれば画面に釘付け状態になってくれたらと願っています」(松井周)とそれぞれコメントしている。「3000万」は10月5日より毎週土曜日22時~総合ほかにて放送(全8回)。(シネマカフェ編集部)
2024年04月20日ハ・ジョンウ、イム・シワンが共演、実話を基に描く『ボストン1947』が今夏、日本公開が決定。映画の舞台となった1947年4月19日に開催されたボストンマラソンに合わせ、解禁となった。1936年、ベルリンオリンピックのマラソン競技において、日本は世界新記録を樹立、金メダルと銅メダルを獲得し、国民は歓喜に沸いた。しかし、その2個のメダルには秘められた想いがあった。日本代表としてメダルを獲得したソン・ギジョンとナム・スンニョンは“日本名”の孫基禎と南昇竜として表彰式に立ったのだ。終戦と共に、彼らの祖国は日本から解放されたが、メダルの記録は日本のまま。1947年、ボストンマラソン。その2人がチームを組み、才能あふれる若きマラソン選手を歴史あるボストンマラソンに出場させる。<祖国の記録>を取り戻すために――。韓国で伝説の人となった金メダル選手ソン・ギジョンを演じるのは、『1987、ある闘いの真実』「ナルコの神」などに出演するハ・ジョンウ。ボストンで走る若手選手ソ・ユンボクには、「イカゲーム2」への出演も決まったイム・シワン。2人は本格的な訓練を受けて体脂肪を6%まで落とし、マラソン選手としてのリアルな肉体を作り上げた。さらに、ベルリンで銅メダルを獲得したナム・スンニョンに千の顔を持つ俳優として知られるぺ・ソンウ、ソ・ユンボクに想いを寄せるオクリムに「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「無人島のディーバ」のパク・ウンビンが扮している。監督は、全世界で熱狂を巻き起こした『シュリ』『ブラザーフッド』のカン・ジェギュ。壮大なスケールで重厚なヒューマンドラマを描いてきた名匠が、スポットの当たることが少なかった祖国解放から朝鮮戦争の間の時代の真実に迫る。また、ボストンマラソンは世界でも長い歴史を持つ格式の高い大会で、東京やベルリンとともにワールドマラソンメジャーズ対象大会の1つ。先日4月15日に開催され、パリ五輪代表の大迫傑選手が出場し、話題となったことも記憶に新しい。独立以降、初めて韓国代表として参加した国際大会である1947年のボストンマラソンを舞台にした本作は、過去の悲しみと苦しみを、未来の喜びと勇気へと昇華させるように観る者の感情を揺さぶるだろう。『ボストン1947』は今夏、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月19日ラシダ・ジョーンズ主演のダークなユーモアに溢れたミステリースリラー作品「サニー」が、「Apple TV+」にて配信決定。ビジュアルも公開された。本作は、日本在住のアイルランド人作家コリン・オサリバンの小説「ダーク・マニュアル」を原作に、A24が製作。『オン・ザ・ロック』「アザー・ブラック・ガール」のラシダが演じるのは、京都に住むアメリカ人のスージー。謎の飛行機事故で夫と息子の消息がわからなくなり、人生が一転。お見舞いとして手渡されたのは、彼女の夫が勤める電子機器メーカーが製造したという、サニーという名の新型家庭用ロボット。慰めようとしてくるサニーに対し、腹を立てるスージーだったが、やがてふたりの間には予想しなかった友情が生まれていく。そしてふたりは、スージーの家族に起きた本当のことを探っていくうちに、恐ろしい世界に足を踏み入れていく。脚本と製作総指揮を、自身の会社バブカ・ピクチャーズを通じ、「アフェア 情事の行方」「ラスト・タイクーン」のケイティ・ロビンスが手掛け、製作総指揮にはA24と主演のラシダも名を連ねた。また、監督・製作総指揮として、ルーシー・チェルニアク(「ステーション・イレブン」「このサイテーな世界の終わり」)が参加する。Apple、A24、ラシダがコラボレーションをするのは、ソフィア・コッポラ監督作『オン・ザ・ロック』に続き2度目となる。そしてキャストには、西島秀俊、ジョアンナ・ソトムラ、ジュディ・オング、YOU、アニー・ザ・クラムジー、そして國村隼が名を連ねている。本作は10話構成となり、最初に2話配信され、9月4日まで毎週水曜日に1話ずつ配信となる。Apple TV+「サニー」は7月10日(水)Apple TV+にて全世界同時配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年04月19日『アナベル死霊博物館』『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のマッケナ・グレイスが、心理スリラーに主演することになった。エグゼクティブ・プロデューサーも兼任する。脚本家の実体験にインスピレーションを受けた話で、タイトルは『Straight Lies』。舞台は1990年代のアメリカ。ドラッグを使用したという無実の罪を着せられたティーン(グレイス)が、政府が管理するドラッグ更生施設に閉じ込められ、恐ろしい経験をするという物語らしい。監督はアレックス・カリムニオス。撮影はこの夏、ノース・カロライナでスタートの予定。グレイスの次回作は今月末公開の『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』。『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』3月29日(金) 公開文=猿渡由紀
2024年03月05日映画『Cloud クラウド』が、2024年9月27日(金)に公開される。主演は菅⽥将暉、監督は黒沢清。顔の見えない社会で生まれる“集団狂気”描くサスペンス・スリラー映画『Cloud クラウド』は、顔のみえない社会で拡散する、憎悪の連鎖から⽣まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー作品だ。監督の黒沢清が着目したのは、現代日本の中で時折起きる暴力事件。事件の原因を辿っていくと浮き上がってくる“ちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥⼤していくシステム”を着想源に、物語を構築していったという。主演・菅⽥将暉、⿊沢清監督と初タッグ主演は、『花束みたいな恋をした』『ミステリと⾔う勿れ』などのヒット作に出演し、アーティストとしても活躍を続ける菅⽥将暉。映画『Cloud クラウド』では、「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主⼈公・吉井良介を演じている。脇を固めるのは、古川琴⾳、奥平⼤兼、岡⼭天⾳、荒川良々、窪⽥正孝。役者陣の化学反応に注目だ。また、1990年代にスリラー・ホラー映画の道を切り拓き『CURE』や『クリーピー 偽りの隣⼈』といった映画を手掛けてきた黒沢清が、主演の菅⽥将暉とタッグを組むのは初。金儲けと復讐が折り重なるスリリングな展開とともに、黒沢清の撮る“誰も見たことがない菅田将暉”の姿を目にすることができそう。主人公・吉井良介…菅⽥将暉転売で金を稼ぐ。ハンドルネームは「ラーテル」。ささやかな⾦儲けによって少しでも⼈より優位に⽴ちたいと願うごくありふれた人物。転売の仕事が軌道に乗り出した矢先、周囲で不審な出来事が起こるようになる。不⽤意に周囲の恨みを買ったことから突然“標的”となり、命を賭けた死闘へと引きずり込まれてしまう。秋⼦…古川琴⾳吉井の謎多き恋⼈。佐野… 奥平⼤兼吉井に雇われたバイト⻘年。三宅…岡⼭天⾳ネットカフェで⽣活する男。滝本…荒川良々吉井が働く会社の社⻑。村岡…窪⽥正孝吉井を転売業に誘った先輩。【詳細】映画『Cloud クラウド』公開日:2024年9月27⽇(⾦)監督・脚本︓⿊沢清出演︓菅⽥将暉、古川琴⾳、奥平⼤兼、岡⼭天⾳、荒川良々、窪⽥正孝
2024年02月16日黒沢清監督最新作『Cloud クラウド』が、2024年9月に公開されることが決定した。『スパイの妻』で、第77回ベネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した黒沢監督が映画最新作に選んだのは、顔のみえない社会で拡散する、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンススリラー。主演は本作の出演オファーを即決したという菅田将暉が務め、「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主人公・吉井良介を演じる。菅田は本作について「生活の中に潜む、怖さとユーモア。黒沢監督の頭の中が毎日少しずつ開示されていく撮影は、とても楽しく、贅沢な時間でした。ピュアで歪な人間のアクションがたまらない。とにかく完成が待ち遠しい」とコメント。また黒沢監督は「現代日本の片隅で、時折まったく無目的と思われる暴力事件が起きることがある。原因を探っていくと、そこにはちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥大していくシステムがあるようだ。私はこうした現象がアクション映画の題材になるのではないかと考え、この企画をスタートさせた」と語っている。さらに本作で初タッグを組んだ菅田については「菅田さんにお願いした主人公吉井良介は、真面目で一途な悪党という、現代日本映画ではほとんど見かけない人物である。キャラクターの分類としては矛盾しているのかもしれない。しかし菅田さんはこの難しい役を極めて繊細に、かつ堂々と演じてくれた」と称賛している。■菅田将暉 コメント全文生活の中に潜む、怖さとユーモア。黒沢監督の頭の中が毎日少しずつ開示されていく撮影は、とても楽しく、贅沢な時間でした。ピュアで歪な人間のアクションがたまらない。とにかく完成が待ち遠しい。映画『Cloud』宜しくお願いします。■監督・脚本:黒沢清 コメント全文(作品について)現代日本の片隅で、時折まったく無目的と思われる暴力事件が起きることがある。原因を探っていくと、そこにはちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥大していくシステムがあるようだ。私はこうした現象がアクション映画の題材になるのではないかと考え、この企画をスタートさせた。主人公は、ささやかな金儲けによって少しでも人より優位に立ちたいと願う、ごくありふれた男である。この人物が不用意に周囲の恨みを買い、最後には命を賭けた死闘へと引きずり込まれる物語だ。しかし撮影が進むにつれて、私はこの映画がそう簡単にスカッとするアクションにはなっていかないことに気づいた。その理由のひとつは、主演の菅田将暉が驚くべき演技力でこの人物に深い陰影と複雑さをもたらしてくれたこと。もうひとつは、この死闘が思いがけず“戦争”の様相を見せ始めたことだ。金儲けと復讐が折り重なって増幅され、ついに暴力が作動し、気が付いたらもう引き返せなくなっている。現代の戦争も、ひょっとするとこのようにして起こるのかもしれない。(主演・菅田将暉について)菅田さんは、誰の目も釘付けにする俳優だ。何と言ってもあの顔つき、そして声、立ち姿、奥の方にいても一発で菅田将暉とわかる唯一無二の個性があらゆる場面から立ち昇る。にもかかわらず、人混みの中だと市井の人物に溶け込んでしまう一般性、庶民性のようなものも同時に持ち合わせている。持って生まれた資質と計算とを巧みに組み合わせることのできる実に聡明な方なのだろう。そんな菅田さんにお願いした主人公吉井良介は、真面目で一途な悪党という、現代日本映画ではほとんど見かけない人物である。キャラクターの分類としては矛盾しているのかもしれない。しかし菅田さんはこの難しい役を極めて繊細に、かつ堂々と演じてくれた。繊細な部分が計算で、堂々としたところが資質なのか、あるいはその逆なのか、どちらかはわからない。いや、どちらも計算かもしれない。それとも全ては直感なのか。正体は不明だが、この正体不明こそ大スターの証なのだなとあらためて納得した。<作品情報>映画『Cloud クラウド』2024年9月公開公式サイト: 「Cloud」 製作委員会
2024年02月13日菅田将暉主演、黒沢清監督・脚本『Cloud クラウド』の製作が発表され、9月に公開されることが決定した。さらにスチール写真が解禁となり、主演の菅田将暉、監督・脚本の黒沢清からコメントが到着した。『スパイの妻』(20)で、第77回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した黒沢監督が映画最新作に選んだのは、顔のみえない社会で拡散する、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。主演は、『花束みたいな恋をした』(2021)、『ミステリと言う勿れ』(2023)など数々の大ヒット映画に出演し、俳優として日本映画界を牽引し、アーティストとしても圧倒的な支持を受ける、菅田将暉。菅田さんは本作の出演オファーを即決、「ラーテル」というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主人公・吉井良介を演じている。菅田さんは、黒沢監督と本作の撮影現場で10年ぶりに再会。初対面は、主演作『共喰い』(2013/青山真治監督)で参加した2013年の第66回ロカルノ国際映画祭で、2022年に57歳の若さで故人となった青山監督から紹介された時以来だったという。菅田将暉今回の発表に際して、菅田さんは「生活の中に潜む、怖さとユーモア。黒沢監督の頭の中が毎日少しずつ開示されていく撮影は、とても楽しく、贅沢な時間でした。ピュアで歪な人間のアクションがたまらない。とにかく完成が待ち遠しい」とコメント。黒沢監督は「現代日本の片隅で、時折まったく無目的と思われる暴力事件が起きることがある。原因を探っていくと、そこにはちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥大していくシステムがあるようだ。私はこうした現象がアクション映画の題材になるのではないかと考え、この企画をスタートさせた」と明かす。また主演の菅田さんについて「菅田さんにお願いした主人公吉井良介は、真面目で一途な悪党という、現代日本映画ではほとんど見かけない人物である。キャラクターの分類としては矛盾しているのかもしれない。しかし菅田さんはこの難しい役を極めて繊細に、かつ堂々と演じてくれた」と称賛している。黒沢清監督昨年商業映画デビューから40年を迎えた黒沢監督が、サスペンス・スリラー作品に挑むのは、2016年公開の『クリーピー 偽りの隣人』以来。菅田さんとの初めてのコラボレーションでどのような相乗効果が生まれるのか。黒沢監督が撮る、誰も見たことがない菅田将暉に注目だ。主演:吉井良介役/菅田将暉 コメント生活の中に潜む、怖さとユーモア。黒沢監督の頭の中が毎日少しずつ開示されていく撮影は、とても楽しく、贅沢な時間でした。ピュアで歪な人間のアクションがたまらない。とにかく完成が待ち遠しい。映画「Cloud」宜しくお願いします。監督・脚本/黒沢清 コメント(作品について)現代日本の片隅で、時折まったく無目的と思われる暴力事件が起きることがある。原因を探っていくと、そこにはちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥大していくシステムがあるようだ。私はこうした現象がアクション映画の題材になるのではないかと考え、この企画をスタートさせた。主人公は、ささやかな金儲けによって少しでも人より優位に立ちたいと願う、ごくありふれた男である。この人物が不用意に周囲の恨みを買い、最後には命を賭けた死闘へと引きずり込まれる物語だ。しかし撮影が進むにつれて、私はこの映画がそう簡単にスカッとするアクションにはなっていかないことに気づいた。その理由のひとつは、主演の菅田将暉が驚くべき演技力でこの人物に深い陰影と複雑さをもたらしてくれたこと。もうひとつは、この死闘が思いがけず“戦争”の様相を見せ始めたことだ。金儲けと復讐が折り重なって増幅され、ついに暴力が作動し、気が付いたらもう引き返せなくなっている。現代の戦争も、ひょっとするとこのようにして起こるのかもしれない。(主演・菅田将暉さんについて)菅田さんは、誰の目も釘付けにする俳優だ。何と言ってもあの顔つき、そして声、立ち姿、奥の方にいても一発で菅田将暉とわかる唯一無二の個性があらゆる場面から立ち昇る。にもかかわらず、人混みの中だと市井の人物に溶け込んでしまう一般性、庶民性のようなものも同時に持ち合わせている。持って生まれた資質と計算とを巧みに組み合わせることのできる実に聡明な方なのだろう。そんな菅田さんにお願いした主人公吉井良介は、真面目で一途な悪党という、現代日本映画ではほとんど見かけない人物である。キャラクターの分類としては矛盾しているのかもしれない。しかし菅田さんはこの難しい役を極めて繊細に、かつ堂々と演じてくれた。繊細な部分が計算で、堂々としたところが資質なのか、あるいはその逆なのか、どちらかはわからない。いや、どちらも計算かもしれない。それとも全ては直感なのか。正体は不明だが、この正体不明こそ大スターの証なのだなとあらためて納得した。『Cloud クラウド』は9月、TOHO シネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年02月13日ジェラート ピケ(gelato pique)と白衣メーカー「クラシコ」のコラボレーションによるナースユニフォームや雑貨が登場。2024年2月8日(木)より、クラシコ直営店、ミント神戸限定ストア、ほかにて販売する。2024年新作ジェラート ピケ&クラシコ2024年に第7弾を迎えるジェラート ピケ&クラシコのコラボレーション。ジェラート ピケならではの優しい色使いや軽やかな着心地を落とし込んだ、クラシコの上質なメディカルユニフォームやグッズを展開している。今回登場するのは、勤務中はもちろん休憩中にも活躍する新作アイテムを多数揃えてお届けする。“大人ベーシック”なパイピングコート目玉となるのは、ジェラート ピケを象徴するパイピングのパジャマから着想されたナース用コート。ネイビーとオフホワイトのパイピングデザインは“大人ベーシック”な印象を与えてくれる。カフス風仕様の左袖口にさりげなく施した、オリジナルロゴマークの刺繍にも注目だ。“しっとりなめらか”ナースカーディガンまた、ジェラート ピケの中でも人気なしっとりなめらか素材を使用した新作カーディガンも用意。袖が長すぎず、腕まくりをしても落ちにくいリブ編みの袖口が嬉しいポイントだ。今回は、お尻まで隠れるロングカーデタイプに加え、ドロップショルダー風のショート丈タイプもお届け。休憩中に癒し時間を贈る魅力的なアイテムに仕上がっている。“やわらかい”アイマスク&ブランケットスムーズィ―アイマスク&ブランケットは、夜勤や休憩時のお役立ちアイテム。カーディガンと同じ柔らかい素材で優しく身体や目もとを包み込み、いつもの仮眠をアップグレードしてくれそう。ブランケットはコンパクトに持ち運びができる仕様で、ロッカーの場所を取る悩みを解決してくれる。新作“シロクマ柄”のネームホルダーなどさらに、ジェラート ピケのオリジナルモチーフを散りばめたステーショナリーシリーズにキャット柄、シロクマ柄、小花柄の3柄が仲間入り。ネームホルダーやバインダー、ソフトペンケースなど、ソフトタッチなデザインのアニマル柄がキュートなアイテムが多くラインナップする。ほかにも、くすみカラーにリニューアルしたアーバンショートコートや新色ピンクベージュ&ライトブルーが加わったプルオーバースクラブなど、以前発売されたアイテムのアップデートも行う。【詳細】ジェラート ピケ×クラシコ 第7弾コラボレーション発売日:2024年2月8日(木)販売店舗:クラシコ直営店、ミント神戸限定ストア、クラシコ オンラインストアアイテム例:・ライトパイピングコート 30,690円カラー:ネイビー、白サイズ:XS,S,M,L,XL・スムーズィーロングリブカーディガン/スムーズィーショートカーディガン 8,360円カラー:ネイビー、グレー、ピンク・スムーズィーアイマスク 4,510円カラー:ピンク、ネイビー・スムーズィーブランケット 8,140円カラー:ピンク、ネイビー・ネームホルダー 各2,090円・バインダー 各3,190円・ソフトペンケース 各3,190円・ショルダーバック 各4,290円・スリムペンケース 各2,640円・シングルバインダー 各2,640円※バインダー・シングルバインダーはキャット柄のみ
2024年02月11日『トップガン マーヴェリック』でハングマンを演じたグレン・パウエルが、スリラー映画に主演することになった。タイトルは『Huntington』。監督、脚本はジョン・パットン・フォード。1949年のイギリス映画『カインド・ハート』(日本劇場未公開)にインスピレーションを受けたストーリーで、パウエル演じる主人公は富豪の息子。自分が受け取れるはずの遺産を手にするためにどこまでもやる姿を描く、オリジナルよりもダークなトーンの映画になるらしい。製作はスタジオカナルとブループリント。A24が北米公開を手がける。パウエルが主演するロマンチックコメディ『Anybody But You』は、先月北米公開され、静かにヒットして、現在までに世界興収1億ドルを達成した。パウエルは今年、リチャード・リンクレーター監督の『Hit Man』と、ディザスター映画『ツイスター』の公開が控えている。文=猿渡由紀
2024年01月23日パニックスリラー映画『コンクリート・ユートピア』が、2024年1月5日(金)より全国公開される。イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨンが出演。大災害で唯一残った“マンション”を舞台にしたパニックスリラー映画『コンクリート・ユートピア』で描かれるのは、大災害により一瞬にして廃墟と化した首都ソウル。その中で唯一崩落しなかったマンションを舞台に、生存者たちの争いを描く。壊滅した街に残ったマンションには生存者達が押し寄せ、マンションの住民たちを巻き込んで大混乱に。“ユートピア”であるマンション内を統制する住民代表に冴えない男・ヨンタクが選ばれるも、権力を手にしたことでヨンタクは徐々に狂気をあらわにしていくのだった。イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨンが共演住民代表として狂気をふるうヨンタク役は、『非常宣言』『白頭山大噴火』などのディザスター映画にも出演のイ・ビョンホンが演じる。また、ドラマ「梨泰院クラス」や『ミッドナイト・ランナー』のパク・ソジュン、「力の強い女 ト・ボンスン」のパク・ボヨンが共演を果たしており、韓国エンタメ界の人気キャストが集結している。主人公・ヨンタク…イ・ビョンホン902号室に住む冴えない男。混乱に陥ったマンション内を統制し、住民同士で協力してマンションを守るために多数決によって住民代表に選ばれる。ミンソン…パク・ソジュン防犯隊長 に 任命され、ヨンタクに陶酔していくマンションの住民。徐々に表情を失い、冷徹な一面を見せる場面も。ミョンファ…パク・ボヨンミンソンの妻。ヨンタクに傾倒していくミンソンに不安を募らせる。監督はオム・テファ映画『コンクリート・ユートピア』の監督を務めるのは、『隠された時間』で高い評価を得た新鋭オム・テファ。尚、『コンクリート・ユートピア』は第48回トロント国際映画祭では「『パラサイト 半地下の家族』に続く傑作」(Screen Daily)と高く評価され、第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品にも選出されている。映画『コンクリート・ユートピア』あらすじ世界を襲った未曾有の大災害により一瞬で廃墟と化したソウル。唯一崩落しなかったマンションは、生存者たちで溢れかえっていた。無法地帯となったいま、マンション内でも不法侵入や殺傷、放火が発生。危機を感じた住民たちは主導者を立て、居住者以外を追放し、住民のためのルールを作って“ユートピア”を築き上げることに。住民代表となったのは、職業不明で冴えないヨンタク。権力者として君臨したことで、次第に狂気を露わにする。そんなヨンタクに傾倒していくミンソンと不信感を抱くミョンファ。極限の状況下でヨンタクの支配が頂点に達したとき、思いもよらない争いが勃発する。そこで明らかになった、その男の本性とは。【詳細】映画『コンクリート・ユートピア』公開日:2024年1⽉5⽇(⾦)監督:オム・テファ出演:イ・ビョンホン、パク・ソジュン、パク・ボヨン、キム・ソニョン、パク・ジフ、キム・ドユン原題:콘크리트 유토피아英題:Concrete Utopia配給:クロックワークス
2023年11月11日デイジー・リドリーが『We Bury the Dead』に主演することになった。サバイバルスリラーで、監督はザック・ヒルディッチ。軍隊の実験が失敗して夫を失った主人公(リドリー)は、夫が生きていることを願いつつ死体の回収を手伝う。そんな中、死体が息吹を持ち出すというストーリーらしい。撮影は来年2月、オーストラリア西部で始まる。今作はオーストラリアが出資しているため、全米映画俳優組合のストライキの対象外。リドリーの最近作は、今年のサンダンス映画祭で上映された『Sometimes I Think About Dying』。文=猿渡由紀
2023年11月01日タロン・エジャトンが犯罪スリラー映画『She Rides Shotgun(原題)』に主演することが分かった。原作は、2018年にアメリカ探偵作家クラブが主催するエドガー賞の「最優秀新人賞」を受賞した、ジョーダン・ハーパー著の同名小説。タロンは刑務所から出所後、再出発を目指す主人公ネイトを演じる。ネイトは出所後、服役中に仕えていた犯罪組織と手を切るが、それを許さないギャングたちは報復としてネイトの家族を狙う。そこでネイトは11歳の娘ポリーを連れて、逃亡することに…というストーリー。監督は『Calm with Horses(原題)』のニック・ローランド、脚本は『ステファニー 死体と暮らす少女』のベン・コリンズ&ルーク・ピオトロフスキが担当する。原作者のハーパーはXで本件について報告しており、「おめでとうございます!『Calm with Horses』の監督だって?最高ですね」というフォロワーの声に対して「そうなんですよ。監督が彼に決まったと聞いてとても興奮しました」と返信している。『Calm with Horses』は2020年に英国アカデミー賞で4部門にノミネートされた作品。バリー・コーガンが助演男優賞候補に選ばれた。ほかにも「完璧なキャスティング!」「私の大好きな本が、私の大好きな俳優で映画化。待ち遠しい」「原作が最高だったから映画化を待ち望んでいた」などのコメントが寄せられている。『She Rides Shotgun』は、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)の許可を得て2024年初頭に製作を開始するという。(賀来比呂美)
2023年10月27日ジュリアン・シュナーベル監督が手掛ける犯罪スリラー映画『In the Hand of Dante(原題)』に、オスカー・アイザック、ジェイソン・モモア、ジェラルド・バトラーが出演するという。「Deadline」が報じた。シュナーベル監督は、これまで手掛けた長編映画の本数は少ないものの、『夜になるまえに』でヴェネチア国際映画祭審査員特別賞、『潜水服は蝶の夢を見る』でカンヌ国際映画祭監督賞、ゴールデングローブ賞監督賞などを受賞し、高い評価を受けてきた。ニック・トーシュの同名小説(「ダンテの遺稿」)を原作とする今作。ニューヨークのマフィアから、闇市場に出現したダンテ自筆の「神曲」の鑑定を依頼されるニック役をオスカーが演じる。ストライキ中の全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)より暫定合意を得て、すでにイタリアで製作中。撮影現場では、役柄は不明だが白いスーツ姿のジェイソンとガル・ガドットがお互いに銃を向け合っているシーンが目撃されている。ジェイソンはガルと『ジャスティス・リーグ』で、オスカーとは『DUNE/デューン 砂の惑星』で共演したことがある。オスカー、ジェイソン、ジェラルドの3人が共演することに映画ファンは「よくこんなすごい3人を集めたものだ」「キャストを見ただけで楽しみ」と期待を寄せている。(賀来比呂美)
2023年10月17日韓国番組のMnet「BOYS PLANET」で活躍したイム・ジュンソ & チョン・イチャンが11月3日、東京に来日しファンミーティングを開催することが決定しました。全席指定、ハイタッチつき!「BOYS PLANET」は現在、全世界で注目を集めているZEROBASEONEを誕生させた番組であり、同じシリーズである「GIRLS PLANET 999」では、kep1erを誕生させた番組です。イム・ジュンソは「BOYS PLANET」に出演した当時、イム・タナカというニックネームが付くほど韓国で人気のコメディアン、タナカのものまねが話題になり、ハンサムなルックスの反面ユーモラスな魅力でファンを魅了し、前回行われた韓国ファンミーティングでは「BOYS PLANET」では見られなかったオーバーミー(Over Me))の舞台を筆頭に多様な歌とダンスパフォーマンスでよりアップグレードした実力を見せるなど、成功的な舞台を披露しました。チョン・イチャンは「BOYS PLANET」で特有の魅力的なボイストーンで自身の存在感を明らかにしました。視聴者たちにインパクトある実力を見せた彼は、7月直接プロデュースした新曲<Stranger>を公開するなどアーティストとしての活躍の場を広めています。2人は前回のイム・ジュンソ韓国ファンミーティングで、韓国の歌手10CMの「不動の初恋(My Ultimate First Love)」で呼吸を合わせた舞台の反応が良かったこともあり、そんな彼らが、東京・新宿にて「イム・ジュンソ & チョン・イチャン FANMEETING 2023」を開催します。パフォーマンスだけではなく、ジュンソ&イチャンのことをより知ることができるトークタイムやゲームを楽しめる時間も!特に、今回はチケットごとにハイタッチが付いており、彼らとファンが一対一で対面し、交流する時間も設けられます。彼らとの交流時間を見逃しなく!■公演概要<タイトル>LIM JUNSEO & JEONG ICHAN FANMEETING 2023<公演日程>2023年11月3日(金・祝)1部 OPEN 12:30 / START 13:002部 OPEN 17:30 / START 18:00新宿 BLAZE (東京都新宿区歌舞伎町1-21-7)<チケット代金>8,800円(税込) ※全指定席、ハイタッチ付き<チケット販売日程>受付期間:2023年10月5日(木) 20時~ (一般先着発売)(出典元の情報/画像より一部抜粋)(最新情報や詳細は公式サイトをご確認ください)出典:プレスリリース
2023年10月10日韓国番組のMnet「BOYS PLANET」で活躍したイム・ジュンソ & チョン・イチャンが11月3日、東京に来日しファンミーティングを開催することが決定しました。「BOYS PLANET」は現在、全世界で注目を集めているZEROBASEONEを誕生させた番組であり、同じシリーズである「GIRLS PLANET 999」では、kep1erを誕生させた番組です。ポスターイム・ジュンソは「BOYS PLANET」に出演した当時、イム・タナカというニックネームが付くほど韓国で人気のコメディアン、タナカのものまねが話題になり、ハンサムなルックスの反面ユーモラスな魅力でファンを魅了し、前回行われた韓国ファンミーティングでは「BOYS PLANET」では見られなかったオーバーミー(Over Me))の舞台を筆頭に多様な歌とダンスパフォーマンスでよりアップグレードした実力を見せるなど、成功的な舞台を披露しました。チョン・イチャンは「BOYS PLANET」で特有の魅力的なボイストーンで自身の存在感を明らかにしました。視聴者たちにインパクトある実力を見せた彼は、7月直接プロデュースした新曲<Stranger>を公開するなどアーティストとしての活躍の場を広めています。2人は前回のイム・ジュンソ韓国ファンミーティングで、韓国の歌手10CMの「不動の初恋(My Ultimate First Love)」で呼吸を合わせた舞台の反応が良かったこともあり、そんな彼らが、東京・新宿にて「イム・ジュンソ & チョン・イチャン FANMEETING 2023」を開催します。パフォーマンスだけではなく、ジュンソ&イチャンのことをより知ることができるトークタイムやゲームを楽しめる時間も!特に、今回はチケットごとにハイタッチが付いており、彼らとファンが一対一で対面し、交流する時間も設けられます。彼らとの交流時間を見逃しなく!■公演概要<タイトル>LIM JUNSEO & JEONG ICHAN FANMEETING 2023<公演日程>2023年11月3日(金・祝)1部 OPEN 12:30 / START 13:002部 OPEN 17:30 / START 18:00新宿 BLAZE (東京都新宿区歌舞伎町1-21-7)<チケット代金>8,800円(税込) ※全指定席、ハイタッチ付き<チケット販売日程>受付期間 :2023年10月5日(木) 20時~ (一般先着発売)チケット購入先: <主催・協力>主催:JX ENTERTAINMENT、HYPLE Entertainment協力:DISK GARAGE、PASSOVER 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月06日ディズニープラス オリジナル韓国ドラマ「最悪の悪」の主演チ・チャンウクと、ウィ・ハジュン、イム・セミが昨日、日本に到着。東京タワーをバックに和傘で3ショットを披露した。一同が訪れたのは、東京のシンボルともいえる東京タワー。ウェルカムギフトの和傘とともに記念撮影を行った。目の前に現れた大きな東京タワーを前に3人は大興奮!今回の作品で見せるシリアスな演技とは違い、笑い声も聞こえるほど仲良しな雰囲気も見せ、大盛り上がりの現場となった。自身のスマホでも撮影をするほど、東京タワーやギフトに大喜びの3人だが、都内某所での来日記念イベントで日本のファンとの交流が予定されており、ファンたちと会えることを楽しみにしている様子だ。本作は、1990年代を舞台に、潜入捜査官vs.江南連合リーダーの汗握る駆け引きから目が離せない、爽快アクションと予想せぬ展開が連続するノンストップ・クライムアクション。麻薬カルテルに潜入することを決意する主人公の刑事パク・ジュンモを演じるのは、日本でも根強い人気を誇るチ・チャンウク。これまでラブコメなどで好青年を演じてきたが、泥臭さ溢れた捜査官に扮し、激しいアクションで俳優としての新境地をみせる。さらに、大ブームを巻き起こしたドラマ「イカゲーム」での活躍も記憶に新しく、いま世界が注目する若手俳優のウィ・ハジュンとの豪華共演。そして「女神降臨」などの話題作にバイプレーヤーとして出演し幅広い演技力が光るイム・セミとの掛け合いも見逃せない。正義の警察官が悪の組織に潜入するハラハラドキドキの展開や、悪に手を染めるうちに真の正義と悪の境界が曖昧になっていくさま、さらに三角関係のロマンスなど、見どころ満載のストーリー展開が期待されている。「最悪の悪」は9月27日(水)より初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつディズニープラス スターにて独占配信開始(全12話/最終週は3話一挙配信)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月21日9月27日(水)より配信開始の「最悪の悪」よりメッセージ動画が到着。さらにチ・チャンウク、ウィ・ハジュン、イム・セミのキャラクターポスターも解禁された。到着した動画は、いよいよ今週来日する主演のチ・チャンウク(パク・ジュンモ役)、ウィ・ハジュン(チョン・ギチョル役)、イム・セミ(ユ・ウィジョン役)の3人からのメッセージ映像。映像では冒頭から声を揃えて、「日本のみなさんこんにちは~!」と日本語を披露。自己紹介とともに、それぞれが思う本作の見どころをコメントしている。“ロマンスの名手”といわれ、アジアの貴公子の異名をもつチ・チャンウクは「以前には全く見られなかった新しいキャラクターを披露するので楽しみにしてください!」と語り、初来日となるウィ・ハジュンは「皆さんにもうすぐ会えると思うので楽しみにしています!」と、日本のファンと会うことを楽しみにしている様子。イム・セミも、「『最悪の悪』に多くの愛と関心をお願いします!」と、作品愛溢れるメッセージを送った。併せて、ジュンモ、ギチョル、ウィジョンの横顔が映された新たなキャラクターポスターも解禁。潜入捜査で泥だらけのジュンモ、ライトに照らされながら力強い眼差しが印象的な犯罪組織のリーダー、ギチョル、麻薬保安官としての責務を果たすべく奮闘するウィジョン、それぞれのキャラクターの思惑が気になるヴィジュアルとなっている。「最悪の悪」は9月27日(水)よりディズニープラス「スター」にて独占配信開始(全12話/初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつ配信、最終週は3話一挙配信)。(シネマカフェ編集部)
2023年09月19日チ・チャンウク、ウィ・ハジュン、イム・セミが、韓国アクションクライムドラマ「最悪の悪」の配信を前に来日することが決定。劇中の雰囲気がよく伝わるムードポスターが解禁となった。本作は、人間の欲望と道徳的曖昧さを浮き彫りにしたスリル満点のアクションクライムドラマ。1990年代の江南が舞台となる。この秋注目の本作を引っ提げて来日するのは、今年2月に横浜で開催されたファンミーティングで日本のファンを大熱狂させたばかり、“アジアの貴公子”とも呼ばれるチ・チャンウク(パク・ジュンモ役)、そして、シーズン2が決定している大ブームを巻き起こしたドラマ「イカゲーム」をはじめ、いま世界が注目する若手俳優のウィ・ハジュン(キチョル役)、さらにチ・チャンウク演じるジュンモの妻を演じ、「女神降臨」「天気がよければ会いにゆきます」などの話題作に出演しているバイプレーヤー、イム・セミ(ユ・イジョン役)の3人。9月21日(木)には都内での来日記念のトークイベントや試写会も予定されており、3人は日本のファンとの交流を楽しみにしているという。不穏な空気が漂う、ムードポスターも解禁にさらに、来日決定に合わせて、ドラマのワンシーンを映した3人のムードポスター。スーツに身を包み、睨みをきかせるパク・ジュンモ。黒塗りの車に乗り込んだキチョルと、妖艶な横顔のユ・イジュン。感情の読めない表情、そして彼らの視線の先にあるものとは?最後まで予想のつかない波乱の展開、そして“最悪の悪”とは誰なのか、結末が気になるものとなっている。ストーリー舞台は1990年代。韓国の江南、中国、日本の麻薬密売トライアングルを捜査するために捜査本部が設置された。主人公の刑事パク・ジュンモ(チ・チャンウク)は、田舎の刑事ながら捜査本部の一員となり、昇進を狙って麻薬カルテルに潜入することを決意する。さらに、ジュンモの妻で麻薬保安官であるユ・イジョン(イム・セミ)が自ら志願し、夫を助けるために奮闘。ジュンモは、江南の元DJで現在は犯罪組織のリーダーのキチョル(ウィ・ハジュン)の信頼を得るために彼の犯罪組織に順応していこうとするが、彼らはやがてジュンモに疑いを持ち始める――。「最悪の悪」を9月27日(水)より初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつディズニープラス「プラス」にて独占配信開始(全12話/最終週は3話一挙配信)。(シネマカフェ編集部)
2023年08月28日キム・テヒがサスペンススリラーに初挑戦し、“最恐の悪女”を演じてブレイク中のイム・ジヨンと豪華共演するHuluプレミア「庭のある家」。この度、韓国で大反響を呼んだ2人の演技に釘づけになる本編映像が解禁となった。今回解禁となるのは、第2話の本編映像の一部。映像ではサンウン(イム・ジヨン)が警察で取り調べを受けた後、定食屋で食事をしながら義弟に電話で夫ユンボム(チェ・ジェリム)が亡くなったことを知らせる様子が映し出される。義弟に「死んだんです」と面倒くさそうに告げて電話を切った彼女は、コーラを勢いよく飲み下して無心で目の前のジャージャー麺を貪り続ける…。夫からDVを受けていたサンウンによる狂気すら感じるこの食事シーンについて、イム・ジヨンは「死んだ夫に対するサンウンの気持ちを象徴するシーン」と語っており、韓国でも放送後に「夫死亡定食」として大きな話題となった。一方、ジュラン(キム・テヒ)は、ずっと気になっていた異臭のする庭を一心不乱に掘り進め、ついに人の手を発見してしまう。その事実に衝撃を受けたジュランは、全身から力が抜け、呼吸が大きく乱れることに。異臭の原因が、自分の予想通りだったことに対してある意味で安堵し、喜びすら込み上げるような表情も見せ、複雑に交差する感情を見事に演じている。そして、そんな状況で家のチャイムが鳴り、ジュランの家を訪れたのは――!?この先に待ち受ける物語を期待させるシーンとなっている。Huluプレミア「庭のある家」はHuluにて全話一挙独占配信中(全8話・字)。(シネマカフェ編集部)
2023年08月16日「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を手掛けたKT STUDIO Genie制作の韓国ドラマ「庭のある家」から、どこか儚げなオーラを放つキム・テヒと芯の強さを感じるイム・ジヨンの対照的な日本版ポスターが解禁。ポスター撮影メイキング映像も公開された。本作は、3年ぶりのドラマ復帰作となるキム・テヒと、「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」でヴィランを演じたイム・ジヨンが共演し、韓国の放送前に異例の世界190か国で展開が決まった注目作。今回解禁となる日本版ポスターは、消え入りそうなほど儚げで美しくもありながら、その表情からは恐怖と疑いが混ざった感情も読み取れるムン・ジュラン(キム・テヒ)と、視線の鋭さから芯の強さとどこか危うい雰囲気を感じるチェ・サンウン(イム・ジヨン)の2人の対照的な姿が写し出されたもの。また、併せて解禁となるポスター撮影の現場を捉えたメイキング映像では、対照的な表情を魅せる2人の裏側を覗くことができる。カメラマンからの「“死臭”かもという表情を見せてください」という要望にも即座に答え、不安と緊張感を醸し出すキム・テヒとイム・ジヨンの演技力もさることながら、撮影を終えるとにこやかに笑い合ったり、イム・ジヨンがキム・テヒに腕を組みにいったりと、本編とは違う和気あいあいとした様子がうかがえる映像となっている。完璧な家で絵に描いたような優雅な暮らしをしていたジュランと、貧しさと家庭内暴力で生きがいをなくしていたサンウン。マイホームの庭から漂ってきた“悪臭”をきっかけに正反対の2人が出会うとき、家庭に隠された<真実>が静かに掘り起こされる。Huluプレミア「庭のある家」は8月11日(金)より全話一挙独占配信(全8話・字)。(シネマカフェ編集部)
2023年08月02日韓国で放送され最終回が話題を呼んだばかりのキム・テヒ&イム・ジヨン共演の「庭のある家」、さらにイエル&パク・ヒョジュら共演の「ハピネスバトル」の2作品の貴重な“台本読み合わせ”の現場を捉えた映像が解禁された。この2作品は、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を手掛けたKT STUDIO Genie制作。8月11日(金)から全話一挙独占配信するHuluプレミア「庭のある家」は、3年ぶりのドラマ復帰作となる人気俳優キム・テヒと、「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」でヴィランを演じたイム・ジヨンが共演し、韓国の放送前に異例の世界190か国で展開が決まった注目作。一方、8月27日(日)から独占配信するHuluプレミア「ハピネスバトル」は、現代の闇をテーマに、ママ友同士のSNSバトルと主婦の謎の死の真相を描くサスペンススリラー。キム・テヒ×イム・ジヨン共演Huluプレミア「庭のある家」7月11日に韓国で最終回を迎えると、その衝撃的なエンディングにSNSでは「もらい泣きとか感動とかじゃなく!怖すぎて!泣いた!」「夜には観られないやつです」「他ドラマと一線を画すサスペンスだった」と興奮冷めやらぬ声が寄せられている。今回解禁となる台本読み合わせの映像では、「生来美しく、学生時代も美しく、今も美しいジュラン役キム・テヒさん」と紹介されて照れ笑いをするキム・テヒの「とても心配ですが、楽しみです。一緒に働けて光栄です」という挨拶からスタート。続いて「善人役も上手、悪人役も上手。何でもこなす百人力、サンウン役イム・ジヨンさん」と紹介されて笑うイム・ジヨン。「先輩の皆さんやスター監督と作家さん、スタッフに恵まれてとても光栄です。最善を尽くします」と挨拶し、すでに現場を楽しんでいる様子が確認できる。ジェホ役のキム・ソンオ、ユンボム役のチェ・ジェリムも紹介され、台本の読み合わせが開始。すると先ほどまでとは打って変わった雰囲気で、キャスト陣による迫力の演技合戦がスタート。「韓国で最も美しい女優」と評されるキム・テヒと「最強の悪女」が代名詞となったイム・ジヨンのシナジーがさく裂する掛け合いに、本編への期待が膨らむ。映像の冒頭にはキャスト4人からのスペシャルなビデオメッセージもあり、作品の魅力をアピールする。完璧な家で絵に描いたような優雅な暮らしをしていたジュランと、貧しさと家庭内暴力で生きがいをなくしていたサンウン。マイホームの庭から漂ってきた“悪臭”をきっかけに正反対の2人が出会うとき、家庭に隠された“真実”が静かに掘り起こされることに――。イム・ジヨンが「スリリングな緊張感をぜひ感じてほしい」と語る、本格サスペンス・スリラーが期待できそうだ。イエル&パク・ヒョジュら共演Huluプレミア「ハピネスバトル」本作には、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「私の解放日誌」のイエル、「今、別れの途中です」のパク・ヒョジュ、「ワン・ザ・ウーマン」のチン・ソヨン、「華麗なる誘惑」のチャ・イェリョン、「シュルプ」のウ・ジョンウォンといった実力派たちが集結。それぞれ出演した作品で強烈な印象を残す彼女たちの演技バトルも大きな見どころとなっている。日本での配信が決定すると、「サスペンススリラー私得でしかない」「気になってた」と期待のコメントが寄せられた本作。今回解禁される台本読み合わせの映像では、本編で繰り広げられるSNSバトルのようなバチバチした空気感とは違い、キャスト陣が笑い合いながら、終始リラックスした様子で台本の読み合わせをしている姿が映し出されている。監督からの「怒ったように」という指示に、イエル&パク・ヒョジュがおどけて怒りの感情を表すキュートなシーンも。読み合わせ後に4人に本作についてどんな作品なのか聞いてみると、「『ハピネスバトル』は幸せを競うドラマで、SNSを見比べて誰が一番本当に幸せなのか、そしてそれは真の幸せなのか、偽物の幸せなのか、という幸せの裏側が赤裸々に暴かれる」と明かした。ママ友のSNS戦争を描く物語がどのような展開を見せるのか、ますます期待が高まる内容になっている。Huluプレミア「庭のある家」は8月11日(金)全話一挙独占配信(全8話・字)。Huluプレミア「ハピネスバトル」は8月27日(日)第1~8話/9月3日(日)第9~16話独占配信(全16話・字)。(シネマカフェ編集部)
2023年07月19日前作『イチケイのカラス』では、裁判官という職業を軸に裁判所で働く人々をリアルに描いた、浅見理都さん。本作『クジャクのダンス、誰が見た?』のテーマは“冤罪”だ。元警察官の父を殺した犯人は?なかったことにはできない真実。「『イチケイ~』でも少し扱った題材ですが、自分のなかで消化しきれた感覚が得られず、気になっていました。冤罪は個人に降りかかる最大級の不幸だと思っているのですが、ある日いきなり警察に捕まったらどうしよう、などと不安に思っている人はまずいないし、自分事として想像しにくいですよね。今回はもっとエンタメに寄せながら、もう一度自分なりに描いてみたいと思いました」事件が起こるのは、雪がちらつくクリスマスイブの夜。心麦(こむぎ)と父が暮らす一軒家が全焼し、元警察官の父が遺体で発見される。容疑者として逮捕されたのは、父が担当した凶悪事件で死刑囚となった男の息子。これによって事件は終息したかに思えたが、亡き父が遺した手紙には、その容疑者が犯人ではないことを示す内容が。そして心麦は“遺言”に従って、松風という弁護士のもとへ。「心麦は理想の妹像です。私は3人姉妹の末っ子で、弟か妹が欲しかったのですが、芯がしっかりある子に叱られたいっていう願望があって(笑)。一方で心麦は、何度も同じ失敗をするなど危なっかしい面もあるんですけど、応援したくなるような子に描けていればいいですね」大人びたところと子供っぽさを併せ持つ21歳の心麦に振り回される、飄々とした雰囲気の松風という、デコボコのバディも本作の読みどころ。そして多くの人がおそらく気になっているのが、このタイトルだろう。1巻でタイトルにまつわるエピソードが出てくるのだが、簡単に説明すると、もしもジャングルの中でクジャクが踊っていて、それを誰も見ていなかったとしたら、存在していないことと同じなのか、というちょっとドキリとするような意味が。「世界のことわざを紹介している本から見つけた言葉です。描こうとしていた内容にも合っているし、前作がカラスだったので、今回はクジャクにするのもいいかなと(笑)」父はなぜ殺されてしまったのか、そして父が主張するように冤罪であるならば、真の犯人は誰なのか。クジャクのダンスをないものにしないために、心麦と松風は奔走する。「冤罪は誰かひとりの責任で起こることではないと思うので、それぞれの立場の人をしっかり描いていきたいと思っています。3巻以降、物語はさらに加速する予定なので!」浅見理都『クジャクのダンス、誰が見た?』2松風と共に父を殺した犯人を捜す心麦。父が関わった過去の猟奇的殺人事件と複雑に絡み合い、翻弄されるクライム・サスペンス。月刊誌『Kiss』で連載中。講談社726円あさみ・りとマンガ家。埼玉県出身。「第三日曜日」で第33回MANGA OPEN東村アキコ賞を受賞。『イチケイのカラス』(全4巻)は映像化もされた。※『anan』2023年6月28日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2023年06月26日ソ・ジソブ、ナナ(AFTERSCHOOL)、キム・ユンジンら豪華キャストが共演、韓国で初登場興行収入1位を記録した大ヒットサスペンス・スリラー『告白、あるいは完璧な弁護』が、ついに日本公開。本作で、密室殺人事件の容疑をかけられた主人公ユ・ミンホを演じるソ・ジソブは、自身初のスリラージャンルにチャレンジし、新しい一面を披露している。IT企業社長ユ・ミンホ(ソ・ジソブ)の不倫相手キム・セヒ(ナナ)が密室のホテルで殺された。事件の第一容疑者となったミンホは潔白を主張し、100%無罪を勝ち取る敏腕弁護士ヤン・シネ(キム・ユンジン)を雇う。そこで事件以前に起きた一つの事故がセヒの殺人に関係しているかもしれないと告白し、事件の再検証が始まっていく…。●『告白、あるいは完璧な弁護』に出演を決めたのは、脚本が大きな理由だったそうですね。ジソブそうですね。「新しいことをやってみたい」と思っていた時期に本作の台本をいただきました。ユン・ジョンソク監督から手紙も一緒にいただいたのですが、監督が考える映画『告白、あるいは完璧な弁護』についての話と、俳優として私が見せられる新しい姿について書かれていたんです。もちろん台本もとても面白く読んだのですが、手紙と合わせてオファー頂いたことがより嬉しく思いましたし、監督の真心がとても感じられました。最終的には映画の緊張感を逃さずひねりにひねりを加えていくところが魅力的で、出演を決意しましたね。●演じたユ・ミンホは今まで演じたことのないような裏表のありそうなキャラクターです。ジソブミンホは最初から邪悪さを見せるキャラクターではなく、ヤン・シネ弁護士への証言の過程で一枚一枚嘘が剥がれて内面が明らかになる人物なんです。これまであまり演じたことのないキャラクターだったので、自分の姿がぎこちなく見えるのではないかと常に心配していました。●以前のインタビューで「役について激しく悩みすぎて、アクション映画よりもエネルギーを注いだと思う」とお話されており、役作りの過酷さが伺えますが。ジソブ映画の開始と同時に殺人事件の容疑者に追い込まれるキャラクターなので、危機に陥った男の切実さ、鋭敏さ、生の感情を表現しなければならず、その微妙なニュアンスをどのように表現すればいいのか、とても悩みました。最初からヤン・シネ弁護士を完全に信じていないため、演技するときも相手に何かを隠しているような緊張感を与えなければならなかったので、演技をするときにディテールをどこまで表現すべきか監督とたくさん相談しました。●事前の打ち合わせやリハーサルもかなり重ねたそうですね。ジソブ編集や設定によってミンホの印象が大きく変わると思い、感情表現もいくつかのバージョンを用意し、顔の角度や瞳の見え方まで細心の注意を払いながら撮影に臨みました。今回の作品ほど監督にたくさん聞きながら撮影したことはなかったと思います。●意外にもスリラージャンルは初挑戦なんですよね。ジソブそうですね。スリラーは普段口にしたことのないような言葉を吐き出す快感もあり、いままで見られなかった自分の姿を見ることができたので、役作りは大変でしたが演じるのは楽しかったです。 撮影している間、最初から最後まで一つの感情で走る列車のような感覚で、感情的に少し強くアプローチすることができたので、スリラーというジャンルが持つ特別な力を感じました。●撮影中に印象的だった出来事はありますか?ジソブそうですね…とにかくミンホのような役を演じるのは新鮮で面白かったのですが、役に没頭したせいか、撮影中に誰かに追われたり、誰かを殴っている悪夢をたくさん観ました(笑)本当に精神的に追い込まれていたので、大変だったことが撮影中の思い出としては印象に残っています。●最後に観客の皆さんに見どころを教えてください。ジソブこの映画は「私だったらあの状況でどうだっただろう?どんな選択をしたんだろう?」と考えながら見ると、より面白くご覧になれると思います。 そして映画をご覧になった後、「ソ・ジソブにこんな新しい姿があるんだ!? 次の作品も気になる」という反応があれば、とてもうれしいです。『告白、あるいは完璧な弁護』はシネマート新宿、シネスイッチ銀座、グランドシネマサンシャイン池袋、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:告白、あるいは完璧な弁護 2023年6月23日よりシネマート新宿、シネスイッチ銀座、グランドシネマサンシャイン池袋、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開© 2022 LOTTE ENTERTAINMENT & REALIES PICTURES All Rights Reserved.
2023年06月25日北欧発のサイキック・スリラー映画『イノセンツ』が、2023年7月28日(金)より、新宿ピカデリーほかにて全国公開される。北欧発サイキック・スリラー映画『イノセンツ』は、エスキル・フォクトによるサイキック・スリラー映画。『ミッドサマー』『ハッチング―孵化―』『LAMB/ラム』など、公開される度に話題を呼んだ北欧スリラー映画の数々に続き、『イノセンツ』もまた唯一無二の美しくも不気味な世界観を味わえる映画となっている。第74回カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品された他、世界の映画賞では多数受賞を果たすなど、高い評価を受けた。監督はエスキル・フォクト映画『イノセンツ』の監督を務めたのは、『母の残像』『テルマ』『わたしは最悪。』にてヨアキム・トリアー監督の右腕として共同脚本を手掛けたエスキル・フォクト。『わたしは最悪。』では、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた経歴を持つ。尚、エスキル・フォクトの手掛けた映画が日本で劇場公開されるのは初となる。大友克洋『童夢』にオマージュ、子供の無邪気な遊びが狂気に物語は、大友克洋の『童夢』にオマージュ。郊外の住宅団地を舞台に、夏休みに友達になった4人の子供たちの隠れた力の目覚めを描く。子供たちは新しい力を試すため、無邪気に遊んでいたが、徐々に奇妙な出来事が起こり始めるのだった。無垢な子どもたちの目に映るのは、無邪気さか?それとも狂気か?尚、エスキル・フォクトは着想源となった『童夢』について、「大友監督の世界は非常にリアルでありながら、スタイリッシュ。作品作りにおいて非常にインスピレーションを得ました」とコメントを寄せている。映画『イノセンツ』登場人物イーダ9歳の少女。両親と、姉・アナとともに、緑豊かな郊外の団地に引っ越してきた。ベンイーダと同じ団地の別棟に住む少年。心の中で念じただけで、小石などの物体を動かすことができる特殊な能力を持っている。アナイーダの姉。重い自閉症があり、言葉をまったく話すことができない。アイシャ映画『イノセンツ』あらすじ郊外の団地に引っ越してきたイーダは、特殊な能力を持つ少年・ベンと親しくなり、大人たちの目が届かないところで、サイキック・パワーのテストを繰り返していく。近所の庭や遊び場で、新たな力を試す子供たち。しかし、他人を自在に操れるようになったベンのネガティヴな想念が暴走し、もはやとどまるところを知らずに過激になっていく。「やめてママ!」と怯えるアイシャ、突如吠え出す犬。指に抵抗し曲がる水。額から血を流す女性。ガラスを手で握り滴る血。倒れ込む少女。遊びだった時間は次第にエスカレートし、取り返しのつかない狂気となり、“衝撃の夏休み”が始まるのだった。【詳細】映画『イノセンツ』公開日:2023年7月28日(金)監督・脚本:エスキル・フォクト撮影監督:シュトゥルラ・ブラント・グロヴレン出演:ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ、ミナ・ヤスミン・ブレムセット・アシェイム、サム・アシュラフ、エレン・ドリト・ピーターセン、モーテン・シュバラ原題:De uskyldige
2023年06月24日トム・ホランドが「ExtraTV」とのインタビュー動画で現在休業中であることを発表した。今月配信開始となるApple TV+の犯罪スリラードラマ「クラウデッドルーム」で主演を務めるトム。演じているのは、実在の人物で多重人格者のビリー・ミリガン(2014年没)をモデルとした難役であるのに加え、今作では製作総指揮も兼任した。「あれは確実に大変な時期でしたね。(俳優としては)これまでに自分が経験したことのないような、ある種の感情を模索していました。それに加え、プロデューサーとしてどんな撮影現場でも起こる日々の問題にも対処しなくてはならなくて。余計にプレッシャーを感じました」とふり返る。「これまでにもハードワークの経験はあるし、一生懸命働くというのはよいことだとも思っていました。とはいうものの、このドラマでは疲れきってしまったのです。休暇が必要だと感じて1週間メキシコに逃避行したんです。ビーチで横になっていました。今は1年の休みを取っています。このドラマがそれだけ難しいものだったという結果ですね」とすでに休業に入っていることを明かした。ドラマについては「どんな風に仕上がっているのかを見るのがすごく楽しみです。ぼくたちが一生懸命やったことは無駄にならないと思っています」とコメントしている。(賀来比呂美)
2023年06月08日ロン・パールマンが『Succubus』に主演することになった。ホラースリラー映画で、監督、脚本はR・J・ダニエル・ハナ。妻と別居した男性がマッチングアプリで若い美女に出会い、そこから恐ろしいことに巻き込まれていくというストーリーらしい。共演はロザンナ・アークエット。パールマンの最近作は、声の出演をした『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』。次回公開作は、やはり声の出演をする『トランスフォーマー/ビースト覚醒』。文=猿渡由紀
2023年05月23日2023イムヤック実行委員会は、10,000人以上が来場した人気イベントの第2弾、サーカス型ビアガーデン「imuyak イムヤック」の詳細情報をイベント開催に先立ち公開いたします。本イベントは、10周年を迎える「ピオレ姫路」屋上テラスにて2023年5月3日(水)~5月29日(月)に開催いたします。会場イメージ■開催期間imuyak vol.2 屋上テラス開催期間:2023年5月3日(水)~5月29日(月)開催時間:14:00~22:00(Food.L,o,21:00/Drink.L,O,22:00)imuyak マルシェ&蚤の市開催期間:2023年5月3日(水)~5月6日(土)開催時間:12:00~19:002023imuyak_ポスター日替わりで全国各地のレストランが出展し、様々な料理と自然派ワイン、お酒が楽しめるビアガーデンのほか、DJやライブなどの音楽演出、洋服や雑貨、マッサージや占いなど、あらゆるカルチャーが集結します。さらに今回はゴールデンウィーク中の5月3日(水)~5月6日(土)に1F芝生エリアでマルシェと蚤の市も開催!さまざまなジャンルの商品が並びます!また、1Fエリアではイベントも随時開催予定です。日替わりで出店者が変わる飲食ブース■異種パフォーマー集団“ASOBIBA~アソビバ~”出演決定ASOBIBA~アソビバ~は2020年に岡山で結成された異種パフォーマー集団です。各ジャンルの現役トッププレイヤーとして活躍しています。今回参加いただくメンバーは・大道芸人 たいき・ジャグラー NAAN・マジシャン honoka・フリースタイルけん玉 Isamu異なったジャンルのプレイヤーがこれだけ集まるのは全国的に見ても珍しいです。今回イムヤックに、5月3日~6日の4日間、ランダムに2組ずつマルシェ開催の芝生エリアに出演いただきます!週末にはイベント開催■ピオレ姫路屋上エリア5月3日(水)~5月29日(月)の開催期間中、全国から有名店を含めた飲食店が姫路に集結します!目玉の仕掛けとして、50人収容できるロングカウンターを造作。カウンター内には個性あふれるスタッフを。これにより従来のフードイベントにありがちな商品を渡して終了ではなく、対話をする。「人との出会いが人生に於ける最上の喜び」をコンセプトに、自然派ワインをメインに日替わりで変わる飲食ブースは毎日来ても飽きない内容です。まるで海外の音楽フェスやアジアのリゾートのような空間を期間限定で突如出現させる「イムヤック」が提案する新たな食のイベントをお楽しみください。■開催場所ピオレ姫路〒670-0927 兵庫県姫路市駅前町188番1TEL:079-226-0123(代表)■imuyak official site イムヤック公式ウェブサイト 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月01日2023年1月公開の話題作『ピンク・クラウド』のDVDが8月2日(水)に発売されることが決定した。本作は、ブラジルの新鋭イウリ・ジェルバーゼ監督の長編デビュー作。2017年に脚本が書かれ、2019年に撮影された本作は、2021年のサンダンス映画祭でお披露目されるや、「パンデミックで一変した現実と重なる」として思わぬ脚光を浴びることとなった。致死性の“ピンク色”の雲に覆われ、外には一歩も出られなくなったディストピアの世界を描いていく本作。ジェルバーゼ監督が目指したのは、ルイス・ブニュエル『皆殺しの天使』やジャン=ポール・サルトル「出口なし」のように、制限された状況下における生存競争ではなく、人間の感情を描くことだったという。慣れ親しんだ日常を剥奪され、望まぬ非日常が日常になりかわろうとするとき、人間は何を求めて何を選択するのか…。日本でも公開当時、大きな話題となった衝撃作だ。『ピンク・クラウド』DVDは8月2日(水)発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ピンク・クラウド 2023年1月27日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開©︎ 2020 Prana Filmes
2023年04月22日衝撃のワンショット“体感型”極限クライム・スリラー『ソフト/クワイエット』から、異様な光景を捉えた予告編映像と場面カット12点が一挙解禁された。この度解禁となった予告編は、閑静な田舎町の森に囲まれた教会の談話室で白人女性による会合が行われているシーンから始まる。偏見を持つ白人女性たちの不穏な会話、そして日頃の不満や過激な思想を共有することで徐々に白熱していく。ハーケンクロイツの“パイ”を振る舞い、ナチス式敬礼をする妊婦の姿も。そして、二次会へ向かう途中に立ち寄った食料品店でアジア系の姉妹との激しい口論が勃発、緊迫した空気が流れ、ついには揉み合い、そして拷問へと発展していく――。“異次元”の映像体験と“人間の恐怖”が驚愕の90分ワンカットで描かれる、まさにブラムハウスが仕掛ける極限クライム・スリラーを垣間見ることのできる映像となっている。なお、予告編に合わせて著名人からのコメントも到着。内田樹(思想家・武道家)は「登場人物たちの暴走と救いのない精神崩壊は『ロープ』を凌駕している」とヒッチコックのワンショット・リアルタイム・スリラーを引き合いに出してコメント。『64-ロクヨン』『護られなかった者たちへ』の映画監督・瀬々敬久は「暮れゆくワンカットの中、人々は狂気に陥り、魔物に出会ったと自ら信じ込む。それは『分断』の時代を生きる我々自身の姿だ」と語り、『i~新聞記者ドキュメント』やオウム真理教信者を追った『A』などを手掛けた森達也(映画監督/作家)は「絶対にあなたは最後まで目を離せない。悔しい。すごい。悲しい。怖い。すべてが凝縮されている」と力強い言葉で多くの人に観てほしい、と語っている。『ソフト/クワイエット』は5月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年04月12日