フランスの至宝イザベル・ユペールと、ハリウッドの人気女優クロエ・グレース・モレッツの初共演にしてW主演を果たす『グレタ GRETA』。この度、ユペールが演じるグレタによる、“友情”とはとても呼べない常軌を逸した奇行の数々を捉えた、戦慄の特別映像が解禁となった。今回解禁となった、あなたの周りにもいるかもしれない「こんな友人は嫌だ!」5つの法則と題した特別映像が捉えるのは、“友人”グレタに執拗なまでの執着を向けられるフランシス(クロエ・グレース・モレッツ)にとっては恐怖でしかない劇中エピソードの数々。まずは、1.電話がウザい!仕事の合間にスマホを覗くと、 尋常でない数のメッセージが!2.プレゼントがキモい!突然自宅に白ユリの花束が贈られてきて、「許して、スイートハート」というメッセージが添えられていた!3.突然現れる!仕事帰りに疲れて電車に乗ると、なぜか目の前にグレタの姿が!4.キレやすい!ついには勤務先のカフェに客として出現。フランシスは辟易しつつも“お客様”として対応しなければならない。そんなフランシスに対してグレタは「彼女は死ぬ運命だった。私たちが出会うために!」と言い放ち、まさかのちゃぶ台返し!?そして、“彼ら”は5.決してあなた”を逃さない――。本作のメガホンをとった異才ニール・ジョーダン監督は、フランシスとグレタという役柄について、「クロエが演じるフランシスは、血色のよいきれいな白い肌のキャラクターにしたかった。バッグを届けてあげる優しい人格者というイメージだ。対してイザベルが演じるグレタは、ずる賢くて洗練されたヨーロッパ人という役柄。きれいな身なりをしていてピアノを弾いているんだ」と説明。その上で、「アメリカらしさとヨーロッパらしさをぶつけてみようというわけだ」と、対照的なふたりがぶつり合う狙いを語っている。『グレタ GRETA』は11月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年10月17日イザベル・ユペール、クロエ・グレース・モレッツという当代きっての女優2人が初共演にしてW主演を果たす『グレタ GRETA』。第32回東京国際映画祭・特別招待作品にも決定した本作から、危うく、刺激的な新場面写真が一挙に解禁された。この度解禁となったのは、ユペール演じるグレタと、クロエ演じるフランシスが見せる刺激的なシーンの数々を捉えた新場面写真が8枚。眠るフランシスの肩を抱き、目を閉じて添い寝するグレタという衝撃の1枚をはじめ、完全な無表情で窓の外に向かって手を上げるグレタ、床に倒れこみ虚ろな視線で前を見つめるフランシスなどといった刺激的なカットが…。また、左手だけ手袋をしてピアノの鍵盤に向かうグレタ、フランシスが同居する友人エリカ(マイカ・モンロー)の自宅で深刻な表情で会話を交わす様子など、想像力がかき立てられるカットが続々。何よりも、2人の迫真の演技を垣間見ることのできるカットばかりとなっている。グレタの得体の知れない行動に巻き込まれるフランシスを演じるクロエは、「長年、目にしたことがない作品だと興奮を覚えた。1980年代や90年代の映画のようで、本物の演技、真実の瞬間がスリリングで恐ろしい経験に詰め込まれている」と本作の脚本を初めて読んだ時の衝撃を語っている。また、本作のムビチケカード(価格:1,500円)が9月20日(金)より発売開始。フランシスがグレタのもとに届けるグリーンのバッグが釣り針にかけられ糸で垂らされ、グレタの恐ろしい本性を感じさせる戦慄のデザインだ。さらに、本作は10月28日(月)より開幕する第32回東京国際映画祭の特別招待作品として上映されることが決定している。『グレタ GRETA』は11月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月19日イザベル・ユペールとクロエ・グレース・モレッツが初共演にしてW主演を果たす衝撃の狂気スリラー『グレタ GRETA』が、11月8日(金)に日本公開されることが決定。全世界が息をのんだ予告編とともに、日本版ビジュアルが解禁となった。ユペール×クロエ、世代を超えた“至宝”が初共演!アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『エル ELLE』、第68回ベルリン映画祭コンペティション部門に選出された『エヴァ』など、近年、女優として最高の輝きを放っている“フランスの至宝”イザベル・ユペール。その新たな主演作は、またしても予想の斜め上を行く強烈なインパクトを放つ。都会の片隅にひっそりと孤独に暮らす、どこか薄幸なムードを漂わせる未亡人グレタ。次第に明らかになる彼女の素顔に、だれもが目を疑い、味わったことのない衝撃と興奮を体験することになる…。一方、ユペールとのW主演を任されたのは、ハリウッド若手スターの中で人気・実績ともにトップを走り続けるクロエ・グレース・モレッツ。グレタに忘れ物のバッグを届けたことから出会い、彼女に亡き母への愛情を重ねる純真なフランシス役で、得体の知れないグレタの行動に巻き込まれる恐怖を切ないほどの名演で体現する。そのほか、『イット・フォローズ』『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』のマイカ・モンローがフランシスの親友で彼女とともに事件に巻き込まれるエリカ役、ニール・ジョーダン監督作品ではお馴染みの名優スティーヴン・レイなど、個性的な共演陣がそろった。監督・脚本のニール・ジョーダンは、『クライング・ゲーム』でアカデミー賞脚本賞を受賞し、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『ビザンチウム』など数々の野心作を撮り続けてきた異才。本作では『危険な情事』や『ミザリー』など80~90年代の名作スリラーを連想させる、強烈かつ、予想不能のストーリーと大胆な演出で見る者を引き込んでいく。クロエ、“ガムみたいにくっついて離れない”恐怖に震える…予告編では、フランシスが地下鉄に置き忘れられたバッグをたまたま見つけ、持ち主であるグレタの家まで届けたことをきっかけに、お互いの孤独を埋めるかのように親交を深めていくふたりの姿を、爽快感あふれるタッチで描いていく。ところが、フランシスがグレタの家の戸棚を開くと、自分が届けたバッグと全く同じバッグが大量に並べられ、そこには届け主の名前が記されていた――。そして映像の後半は一転、グレタがピアノで奏でるフレデリック・ショパンの「ワルツ第6番(通称:子犬のワルツ)」が恐ろしい調べと化し、日に日にエスカレートしていくグレタによる付きまといや奇行とそれに怯えるフランシスという、全く想像だにしない展開へと発展していく。フランシスは、“ガムみたいにくっついて離れない”グレタから逃げ切ることはできるのか?次第に明らかになるグレタの秘密とは…?日本版ビジュアルは、恐ろしさ極まりない“無表情”で佇むグレタと、恐怖ゆえ目を見開くフランシスを捉えたものとなっている。『グレタ GRETA』は11月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年08月16日『君の名前で僕を呼んで』で一躍その名を世界に轟かせ、さらにグレタ・ガーウィグ監督の『レディ・バード』や、同じく『若草物語』(原題:Little Women)への出演などで今年も大きな注目を集めているティモシー・シャラメ。その大ブレイク以前の初々しさが残るティモシーに出会える『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』が、いよいよ8月16日(金)より公開となる。「この映画は“ロマンス”と“大人へ成長していく過程”という二つのティーンエイジャーの感覚を描いたストーリーなんだ。作品を通じてティーンエイジャーたちのこういった世界をリアルにみせられていたら嬉しいよ」とティモシー。本作でのキャラクターをひと言で表すとしたら、「“ティーンエイジャー”かな!(笑)」と笑顔を見せる彼が、今作について語ってくれた。ティーンエイジャーの悩みごとは「とても普遍的なこと」舞台となるのは1991年の夏、美しい海辺の町ケープコッド。この設定も「重要なものの一つ」とティモシーは言う。「大々的な取り締まりをしていなかったドラッグという大きな罪をこの作品では描いている。僕が演じたダニエルは、親友や親しい人たちとの関係性と、ドラッグの世界との狭間でばらばらに崩れていってしまうという役なんだけれど、1991年のケープコッド、特に東海岸という場所がこのテーマを描きやすくしていると思うよ」と語る。4月に日本公開された『ビューティフル・ボーイ』でも深刻な薬物依存の若者を演じていたティモシーは、今回、愛する父親を亡くした悲嘆を抱えながら、ドラッグに手を染めていく役どころとなる。その麗しさと演技力で瞬く間に世界的人気を獲得したティモシーだが、本作のダニエルのように悩みを抱えたことがあったとか。「自分の肌が気に入らなかったり、ロマンティックな相手や人生の相談相手が必要になったり…ティーンエイジャーの頃に抱えるいろいろな悩みは、自分の経験でもそうだけどとても普遍的なことだと思う」とティモシー。「今回はそういったロマンティックな相手をマイカ(・モンロー)演じるマッケイラが、そして人生の相談相手をアレックス(・ロー)演じるハンターが担っているけれど、こうした若いころの悩みがこの作品にも大きく関係しているから、自分の中からその感覚を拾いだしたり、周囲の似たような年齢の人たちを観察したりしてダニエルというキャラクターにも活かしていったよ」。また、そのマイカについては、「素晴らしい女優。彼女とのストーリーは、映画の主軸ではないのかもしれないけれど、彼女との共演は化学反応をおこせたと思う。とても頭のいい人で共演できてうれしかった」とふり返っている。新世代監督のもと「これまでの現場とは違うやり方で作品をつくりあげた」そのほかのキャスト陣とも年齢が近く、さらに大きな化学反応を巻き起こしていることが伺える本作。中でも、「一番の中心人物はもちろんイライジャさ!」と、ティモシーは本作で脚本と監督を務めた新鋭イライジャ・バイナムを挙げる。「彼は28歳であんなにすごい脚本を書き上げて、当時自分はまだ幼かった頃の1991年という世界観を見事に再現しているんだ。彼がいたからこのチームはひとつにまとまることができたよ」と明かす。「若い役者にとって複雑な役柄を演じられるチャンスはそう多くはないけれど、脚本家兼監督のイライジャ・バイナムは、この作品でティーンエイジャーのもつ複雑さを見事に描いてくれた。素晴らしい脚本家だよ。彼と一緒に仕事ができて本当にうれしい。彼の素晴らしい映画がクルーみんなをひとつにしてくれたんだ。同世代と一緒に、これまでの現場とはまた違うやり方で作品をつくりあげることができたよ」。世界的ブレイク前だからこそ輝くティーンエイジャー役さらに、この作品を通じて伝えたいメッセージについても、流れるように言葉が続く。「ティーンエイジャーのころは、周囲のいろいろな出来事や経験すべてに影響され、自分は一体何者なんだろう、周りからどう思われてどんな風に見られているんだろうといったことに悩んだり、それぞれに他の家族とは違う自分の両親との関係に悩んだりしている。いろいろな感情や体験が混ざり、清算され、一人の人を作り上げていく過程なのだと思う」。「大人になるちょっとまえのこの世代特有の、こういった体験、経験、感覚を、作品を通して感じてもらえたら嬉しい」と語るティモシー。まだ世界が知る前の未完成な輝きを放ちながら演じたティーンエイジャーに、注目だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ 2019年8月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2017 IMPERATIVE DISTRIBUTION, LLC. All rights reserved. hot-summer-nights.jp
2019年08月15日『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグが脚本と監督を担当している『若草物語』(原題:Little Women)の予告編が初公開された。『レディ・バード』からシアーシャ・ローナンとティモシー・シャラメが再びキャスティングされたこと、エマ・ワトソンが出演することなどで話題の『若草物語』。ファーストルックが公開された時点でも、「衣装が素敵!」「キャスティングが最高」とネット上で好評だったが、予告編でファンの期待はさらに高まった模様。アメリカでは今年のクリスマスに公開されるため、「クリスマスに泣けってことなのね。わかったわ」と早くも泣くことに備える声も。予告編はシアーシャ演じるジョー&ティモシー演じるローリーのペアに焦点が当たっており、『レディ・バード』からのファンは「この2人は永遠に共演し続けてほしい」とのお願いも。特にこの2人が演じるキャラクターには人気が集まり、称賛の声が相次いでいる。過去にリメイクされた『若草物語』の中では、ローリー役を演じた俳優としてクリスチャン・ベールがデフォルトになっているファンが多いようだが、「ティモシーもローリーに似合っている」と認めるコメントが多く見られる。(Hiromi Kaku)
2019年08月14日グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバックのカップルコンビが、マーゴット・ロビー主演『Barbie』(原題)の脚本を手掛けることになったという。「The Hollywood Reporter」が伝えた。グレタは監督・脚本を務めて名を知らしめた『レディ・バード』や待機作のリメイク版『若草物語』と同様、『Barbie』でも監督の座に興味を示しているとのこと。バービー人形を実写化する今作は、数年前から企画が始まっていた。当初はソニーのプロデュースの元、エイミー・シューマーが主演するはずだったが、後にアン・ハサウェイが主演、アレシア・ジョーンズが監督を務めるという情報が流れた。しかし結局企画倒れとなり、昨年ワーナー・ブラザースとバービー人形の販売会社「マテル」がパートナーシップを組んで新たに映画化の企画化が進行。主演&プロデューサーにマーゴット・ロビーが決定した。監督には『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンスの名が挙がっていが具体的な話にはならなかったようだ。グレタとノアは8年間ほど交際しており、今年3月には男児が誕生。ともにオスカーのノミネーションを受けたことがある実力派監督&脚本家だ。『フランシス・ハ』や『ミストレス・アメリカ』ですでにコラボ経験もある。(Hiromi Kaku)
2019年07月16日『若草物語』のリメイクで、グレタ・ガーウィグがメガホンをとる『Little Women』(原題)のファーストルックが「Variety」誌に公開された。「美しい映画になるに違いない」とファンたちが期待の声を上げている。まずはマーチ家の4姉妹の場面写真とみられる写真から。砂浜でピクニックのバスケットや毛布を持った長女メグ(エマ・ワトソン)、次女ジョー(シアーシャ・ローナン)、三女ベス(エリザ・スカンレン)、四女エイミー(フローレンス・ピュー)が写っている。原作の「若草物語」の時代にふさわしい、ディテールに凝った衣装は『アンナ・カレーニナ』、『美女と野獣』のジャクリーン・デュランによるもの。今作では『レディ・バード』で主演したシアーシャとティモシー・シャラメ(ローリー役)が、再びガーウィグ監督とタッグを組んだ。場面写真の中にはジョーとローリーがシリアスな表情で見つめ合うものもある。シアーシャは同誌に「『レディ・バード』では、彼(ティモシー)が私のハートを傷つける役だったというのが気に入ったわ。『Little Women』では私が彼のハートを傷つけなきゃね」と笑いながら語ったという。そのほか、4姉妹の母親ミセス・マーチ(ローラ・ダーン)やマーチおば(メリル・ストループ)の写真も公開されている。(Hiromi Kaku)
2019年06月20日シアーシャ・ローナンがピンクの髪とガーリーなファッションで、痛々しくも愛すべきティーンエイジャーを熱演し、『20センチュリー・ウーマン』のグレタ・ガーウィグがオリジナル脚本も手掛け念願の単独監督デビューを果たした『レディ・バード』。本作でシアーシャ演じるレディ・バードの“彼氏”を演じた、アカデミー賞ノミネート作品に引っ張りだこの若手実力派ルーカス・ヘッジズの本編シーンがシネマカフェに到着した。ティモシーとは真逆!? 完璧な好青年ダニーを演じたルーカス・ヘッジスこのたび到着したのは、大都会ニューヨークへの大学進学を夢見る主人公クリスティンこと“レディ・バード”の初めてのボーイフレンド、ダニー役を演じるルーカス・ヘッジズが登場するシーン。高校最後の感謝祭の日を彼氏ダニー(ルーカス)の祖母の家で過ごすこととなったレディ・バード(シアーシャ)。“娘が家に連れてきてほしいボーイフレンド”として完璧な好青年のダニーは、レディ・バードの家族から温かく迎えられ幸せムードに溢れるが、話をするうちにレディ・バードが常日頃から自分の住む家をジョークで“スラム”と表現している事実を両親が知り、ショックを受けてしまう…という少々複雑なシーンだ。しかし、そんな両親の気持ちは露知らず、この日のために買ったレトロな古着のドレスに身を包み、精一杯のおめかしをするレディ・バードの愛らしさと無垢なダニーのカップルの可愛いやりとりに癒される映像となっている。「好きな役を選んでいい」グレタ監督念願のキャスティングが実現!ルーカスといえば、ケイシー・アフレック主演『マンチェスター・バイ・ザ・シー』で注目を集め、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、若手実力派俳優として一躍その名を馳せた。父は『ギルバート・グレイプ』『アバウト・ア・ボーイ』などで知られる脚本家・監督のピーター・ヘッジズ。本年度アカデミー賞主演女優賞&助演男優賞を受賞した『スリー・ビルボード』では姉を亡くした上、母親も予想外の行動をとることで傷ついていく息子役を演じ、主演フランシス・マクドーマンドに負けず劣らずの堂々とした演技を見せたことでも記憶に新しい。監督のグレタ曰く、「ルーカス・ヘッジズの演技を観たのは、2016年のサンダンス映画祭で上映された『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。朝8時の回だったのに、それ以降、涙が止まらず、彼の見事な演技がずっと頭から離れなかった!彼に脚本を送って、ロサンゼルスで会い、“好きな役を選んでいい”と伝えたら、彼はダニー役を選び、私の期待通りだったわ」と、ルーカスに魅了され、念願のキャスティングだったことを明かしている。ルーカス扮するダニーは、一見ピュアで悩みのないお坊ちゃんキャラクターではあるが、実はある大きな秘密を抱えている複雑なキャラクター。ルーカスの演技力だからこそ表現できた役といえ、グレタの目は確かだったといえる完璧なキャスティングとなっている。『レディ・バード』は6月1日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レディ・バード 2018年6月、全国にて公開© Universal Pictures
2018年05月20日シアーシャ・ローナンが主演を務める『レディー・バード』。この度、単独監督デビュー&オリジナル脚本も手掛けたグレタ・ガーウィグのおしゃれでキュートな演出姿をとらえたメイキング写真がシネマカフェに到着した。“ネクスト”ソフィア・コッポラとの呼び声も高い次世代クリエイターであるグレタ・ガーウィグ。インディペンデント映画シーンのミューズとして活躍後、単独監督デビュー作にも関わらず、脚本賞を含む本年度アカデミー賞ダブル・ノミネートを果たし、賞レースを盛り上げていた。そして今回、グレタ・ガーウィグの演出姿をとらえた『レディ・バード』のメイキング写真が到着。ダンス・パーティの撮影をする際にはキャストと同じようにかわいいドレスを着用し、ふだんも仲の良い友達のように話す姿が印象的。グレタ・ガーウィグは今後も映画監督としての活動を続けていく予定と宣言。個性派女優としてはもちろん、次世代クリエイターとしても是非注目したい。『レディ・バード』は6月1日(金)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レディ・バード 2018年6月、全国にて公開© Universal Pictures
2018年04月29日悩める17歳の少女の揺れ動く心情を瑞々しくユーモアたっぷりに描いた、グレタ・ガーウィグの単独監督デビュー作『レディ・バード』。 本年度ゴールデン・グローブ賞、本年度アカデミー賞(R)をはじめ、各映画賞席巻の100部門受賞&191部門ノミネートした話題作から、この度予告編が解禁された。今回到着した予告編では、 シアーシャ・ローナン演じる主人公クリスティン(レディ・バード)が、友情に恋愛に、そして家庭や進学と、あらゆる青春の難問に正面からぶつかっていく姿が活き活きと描かれている。また、本作でゴールデン・グローブ賞主演女優賞を受賞し、アカデミー賞(R)主演女優賞にもノミネートされたシアーシャ。観れば“近年最も魅力的なキャラクター”と絶賛された彼女の虜になってしまうかも。そして、多感な17歳の少女の成長物語を彩る音楽を手掛けるのは、『マグノリア』『パンチドランク・ラブ』などポール・トーマス・アンダーソン監督作品で有名なジョン・ブライオン。さらに、「モンキーズ」の「As We Go Along」が、母と娘のグッとくるハートウォーミングなラストに優しく寄り添っており、物語を彩る音楽も本作の注目ポイントだ。『レディ・バード』は 6月1日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レディ・バード 2018年6月、全国にて公開© Universal Pictures
2018年03月30日『ブルックリン』のシアーシャ・ローナンが主演を務め、『20センチュリー・ウーマン』のグレタ・ガーウィグが単独監督デビュー&オリジナル脚本も手掛けた『Lady Bird』(原題)が、『レディ・バード』の邦題で6月に日本公開が決定した。本作は、カリフォルニア州サクラメント、閉塞感溢れる片田舎に暮らすカトリック系女子高生のクリスティン(自称“レディ・バード”)を主人公に、高校生活最後の年、友人やボーイフレンドについて、家族について、そして自分の将来について、悩める17歳の少女の揺れ動く心を瑞々しくユーモアたっぷりに描いた話題作。昨年11月、全米4館での限定公開にも関わらず、1館当たり約9万ドルを超えるスマッシュ・ヒットで年間記録更新し、口コミが話題を呼び全米1,557館で拡大公開され、12月下旬時点で累計約2,800万ドルを超えて5週連続トップ10入りを果たした本作。さらに、11月下旬時点で米映画レビューサイト「ロッテン・トマト」にて、映画批評家164人から100%の大絶賛と、『トイ・ストーリー2』を抜いて18年ぶりの新記録更新!また、ゴッサム・インディペンデント映画賞女優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞監督賞・助演女優賞など、各映画賞も多数受賞している本作。ゴールデン・グローブ賞は、作品賞(ミュージカル/コメディ部門)・主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)・助演女優賞・脚本賞の4部門にノミネートされ、本年度アカデミー賞最有力の呼び声も高い超話題作だ。監督を務めるのは、主演兼共同脚本を務めた『フランシス・ハ』でゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネート、『20センチュリー・ウーマン』でも各映画賞で助演女優賞に多数ノミネートされるなど、次世代クリエイター&個性派女優として多彩な才能を発揮するガーウィグ監督。本作で念願の単独監督デビューを果たし、自伝的要素を織り込みながらオリジナル脚本も手掛けている。主人公クリスティン(レディ・バード)役を演じるのは、『つぐない』でアカデミー賞助演女優賞にノミネート、『ブルックリン』でもアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど、若干23歳にも関わらず演技派女優として活躍するシアーシャ。また、『トイ・ストーリー』シリーズのローリー・メトカーフが母マリオン、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』のトレイシー・レッツが父ラリー、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のルーカス・ヘッジズが彼氏ダニー、『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメが彼氏カイルを演じている。『レディ・バード』は6月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2018年01月05日15歳という年ごろを迎えた息子とシングルマザー、さらに2人の個性的な女性たちの夏の交流を描く『20センチュリー・ウーマン』。本作で描かれる“20世紀の女性たち”について、マイク・ミルズ監督やグレタ・ガーウィグ、エル・ファニングらが語る特別映像が到着した。『人生はビギナーズ』で自身の父をモデルにしたミルズ監督が、今回は自身の母をテーマに作りあげた本作。第89回アカデミー賞にて監督が手がけたオリジナル脚本が脚本賞にノミネート、第74回ゴールデン・グローブ賞ではミュージカル/コメディ部門作品賞と主演女優賞(アネット・ベニング)にノミネートされた。1979年、カルフォニア州サンタバーバラ。シングルマザーのドロシア(アネット・ベニング)は、思春期真っただ中の息子ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)の教育方針に悩み、ジェイミーの幼なじみジュリー(エル・ファニング)、ルームシェアをする20代のパンクな写真家アビー(グレタ・ガーウィグ)に協力を依頼する。「複雑な時代を生きるのは難しい。彼を助けてやって」というドロシア。15歳の少年と、彼女たちの特別な夏がはじまった――。このたび到着した映像で、ミルズ監督は「舞台となる1979年はいまの時代と共通点が多い」と話し始める。続いて登場するのは、パンキッシュな写真家アビーを演じたグレタ。「20世紀は女性にとって変革の時代だった」と語る彼女が演じるアビーは、『地球に落ちてきた男』のデヴィッド・ボウイに影響されたという真っ赤なショート・カットとロックなファッションが印象的だが、子宮頸がんと診断されニューヨークから戻ってきたというキャラクター。監督の実姉がモデルとなっているという。さらに、「避妊が合法化された。女性が人生を選ぶ権利を求めて団結したからよ」と語るのは、「プランド・ペアレントフッド」(全米家族計画連盟)代表のセシル・リチャーズだ。「マイクは女性のリアルな物語を分かりやすく描いてくれた」と語り、監督の手腕とそれを体現したキャストたちに称賛を贈っている。70年代後半の空気感を鮮やかにとらえた映像とともに、愛情深いシングルマザー、挫折を抱えた姉貴のような存在、大人びた同級生と3人の女性キャラクターたちが、ミルズ監督の分身である少年に影響を与えていく本作。この映像から見えてくる女性たちの姿に、注目してみて。『20センチュリー・ウーマン』は6月3日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:20センチュリー・ウーマン 2017年6月3日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 MODERN PEOPLE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2017年05月27日前作『人生はビギナーズ』(’10)で、75歳でゲイであることをカミングアウトした自らの父親と自分自身の関係を描いたマイク・ミルズ監督。6年ぶりの新作『20センチュリー・ウーマン』は、自身が生まれ育った故郷カリフォルニア・サンタバーバラを舞台に、今度は自らの母親をモデルに“母と息子”の物語を完成させた。本作で、赤髪のパンキッシュな写真家アビーを演じるグレタ・ガーウィグに注目した。お互いを必要としているのに、うまく表現できない、愛情深いシングルマザーと反抗期の15歳の息子。そんな母と息子の関係と、彼らを助ける2人の個性的な女性たちとの特別な夏を、パンク・ロックなどの当時のカルチャーと共にユーモアを交えて爽やかに描き出す本作。『フランシス・ハ』で注目され、今年『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』など出演作が続くグレタが演じるのは、アネット・ベニング演じるシングルマザー、ドロシアの家でルームシェアをする20代の写真家アビー。『地球に落ちてきた男』でデヴィッド・ボウイが演じた宇宙人トーマス・ジェローム・ニュートンに影響されたという真っ赤なショート・カットとロックなファッションが印象的なキャラクターで、ミルズ監督の実姉がモデルとなっているという。15歳の少年ジェイミー(ルーカス・ジェイド・ズマン)に、初めてのロックやフェミニズム、恋の教訓を教えるカッコイイ姉貴である一方、子宮頸がんと診断され、ニューヨークから戻ってきた挫折感を抱えている複雑な女性だ。自身もアートや音楽が好きでニューヨークに上京し、演劇界に飛び込んだグレタは、「カリフォルニア出身者がニューヨークのアートシーンに加わりたいと思う気持ちはよく分かるの。私がそうだったから。でも、アビーは、彼女の持つスピリット、闇、エッジィさが収まる場所がカリフォルニアにはないと感じて脱出したのに、病気で挫折し、戻らなければならなくなった。それはとてもつらいことだったと思う」と深い共感を語り、撮影では演じながら泣いてしまったこともあったという。ミルズ監督とグレタは、アビーというキャラクターに影響を与えたであろう人物についても話し合った。たとえば、セクシーで中性的な魅力を持つ「トーキング・ヘッズ」のベーシスト、ティナ・ウェイマス、「ブロンディ」のシンガーでロック界のピンナップガール、デボラ・ハリー。また、写真家シンディ・シャーマン、フェミニストの芸術家バーバラ・クルーガー、パンク詩人で歌手のパティ・スミスもグレタが自主的に参考にした。「パンク・ガールがとてもセクシーだったのは、『私はホットよ。でも、あんたのためじゃない』という言葉」とグレタは言う。「彼女たちの魅力は、デンジャラスな部分にあったと思う」。さらに、グレタは年代物のカメラを何か月も持ち歩き、1978年以降に録音されたいかなる音楽も聴かないというルールを自分に課し、1977年に登場した女性パンクのための初めてのヘアカラー“マニックパニック”で髪も染めるなど、徹底したこだわりを見せた。劇中では、「LOU REED」(ルー・リード)「DEVO」(ディーヴォ)とロゴが入ったハンドメイド風のロックTシャツや、赤や黄色の原色のシャツとパンツ、カラータイツをあわせ、アクセサリーは着けないマニッシュでパンクなスタイルでアビーというキャラクターを見事に表現したグレタ。パンク・ロックにあわせて激しく踊る彼女の姿も、鮮烈な印象を与えている。『20センチュリー・ウーマン』は6月3日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:20センチュリー・ウーマン 2017年6月3日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 MODERN PEOPLE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2017年05月21日アネット・ベニング、エル・ファニング、グレタ・ガーウィグら各世代の実力派女優たちを迎え、『人生はビギナーズ』のマイク・ミルズ監督が自身の母親をテーマに描く6年ぶりの新作『20センチュリー・ウーマン』。その待望の予告編とメインビジュアルが解禁となった。1979年、サンタバーバラ。シングルマザーのドロシアは、思春期を迎える息子ジェイミーの教育に悩んでいた。ある日、ドロシアはルームシェアで暮らすパンクな写真家アビーと、近所に住むジェイミーの幼なじみで友達以上恋人未満の関係である、ジュリーに「複雑な時代を生きるのは難しい。彼を助けてやって」とお願いする。15歳のジェイミーと、彼女たちの特別な夏がはじまった――。本作。第89回アカデミー賞では、脚本賞でマイク・ミルズが初ノミネートされたことも話題となった本作。前作『人生はビギナーズ』では自身のゲイの父親を描き、絶賛を受けたミルズ監督は、今度は、激動の70年代末期を舞台に自身の母親をテーマにする。自由奔放な母親役を演じるのは、第74回ゴールデン・グローブ賞において主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされたアネット・ベニング。また、ルームシェアをしているパンクな女性カメラマンには、『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』など出演作が続くグレタ・ガーウィグ、そして『ネオン・デーモン』のエル・ファニングが大人びた幼なじみのジュリーに、新人の美少年ルーカス・ジェイド・ズマンが監督の分身ともいえる少年ジェイミーを鮮烈に演じ、『スポットライト 世紀のスクープ』『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のビリー・クラダップも名を連ねている。今回解禁した予告編では、アメリカのロックバンド「トーキング・ヘッズ」による1978年リリースの楽曲「The Big Country」をバックに、アネット演じるシングルマザーが思春期の息子の“教育”を2人の女性に依頼する。音楽、性…思春期のひと夏の日々を、彼女たちと過ごしたシーンが盛り込まれ、アネット演じる息子を育てる母親として思いも…。エルが演じる、ジュリーの“魔性すぎる幼なじみっぷり“にも要注目。また、本日3月28日(火)にはミルズ監督がプロモーションとしては『サムサッカー』以来、実に11年ぶりとなる来日を果たし、イベントなどに登壇する。『20センチュリー・ウーマン』は6月3日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:20センチュリー・ウーマン 2017年6月3日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 MODERN PEOPLE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2017年03月28日ニューヨークで暮らす等身大ヒロイン・マギーを中心に、現代の恋愛と結婚、家族の幸せを描く『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ 』。この冬1番のハートフル・コメディから、5分超えのキャスト・製作陣のインタビュー&メイキング映像、メイキング写真が一挙に解禁となった。妻がダメ夫を前妻に返すという不思議な三角関係を、『50歳の恋愛白書』の女性監督レベッカ・ミラーが繊細に、キュートなユーモアたっぷりに描く本作。『フランシス・ハ』で一躍注目され、本作ほか賞レースで話題の『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』『20センチュリー・ウーマン』から『トッド・ソロンズの子犬物語』まで引く手あまたのグレタ・ガーウィグが、おせっかいだけど愛すべき主人公マギーを好演。『マグニフィセント・セブン』も控える実力派俳優イーサン・ホークが2人の間で揺れるダメ夫・ジョンを、アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが前妻ジョーゼットをコミカルに演じている。そして今回解禁となったのは、グレタ、イーサン、ジュリアンに、マギーの友人役のマーヤ・ルドルフ、本作監督のレベッカ・ミラー、プロデューサーのレイチェル・ホロヴィッツ&デーモン・カーダシスといった面々によるインタビューとメイキングが合体した約5分もの贅沢な映像。“前妻に夫を返す”このユニークなストーリーとマギーの実直すぎるキャラクターについて監督のレベッカは、「本作は決して罪悪感がテーマの話ではないの。マギーは正しいことをしたいだけ。だからこそオリジナリティあふれるキャラクターになっていると思うわ」とコメント。レベッカはそんなマギーを演じれるのはグレタしかいないとも語っていたが、グレタ本人も「まるで自分が書く物語のように私の一部となってるわ」と言うほど、まさにハマり役。また、“デキる女”の前妻を演じたジュリアンについて、グレタは「ジュリアン演じるジョーゼットに圧倒される役なんだけど、実際彼女には圧倒されるわ。決して威圧的ではないわ。本当に優しくて素晴らしい女性なの。ただ、物凄い女優な上に今回は天才の役だから(笑)」と語り、尊敬の念を込めている。「いまを輝く女優陣もいたから即決だったよ」と本作への出演が決まったときの心境を語るのはイーサン。「物語を伝えることに全力な人たちに囲まれて仕事ができるのは最高なことだよ」とコメントしており、それぞれがお互いをリスペクトしていることがよく分かるインタビュー映像となっている。また、メイキング映像に合わせて、メイキング写真も一挙解禁。撮影の合間に談笑したり、演出について意見を交わしたりと、冬のニューヨークの寒さを感じさせないとても穏やかな雰囲気が伝わるものばかり。出演者、スタッフが「最高の現場だった」と声を揃えるのも納得の舞台裏となっている。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月20日第74回ゴールデン・グローブ賞において作品賞、および主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)にノミネートされたアネット・ベニング主演『20TH CENTURY WOMEN』の邦題が、『20センチュリー・ウーマン』に決定。6月に日本公開される。本作は、前作『人生はビギナーズ』(’10)で、自身のゲイの父親を描き絶賛を受けたマイク・ミルズ監督が、今度は自身の母親をテーマに描いた6年振りの待望の新作。主演のアネットは、思春期の息子ジェイミーの成長に悩む愛情あふれるシングルマザーの母親ドロシーを熱演し、ゴールデン・グローブ賞をはじめ各賞でノミネート。また、ジェイミーの同級生役で『ネオン・デーモン』『夜に生きる』のエル・ファニング、ドロシーの家に間借りするパンクな写真家役に『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のグレタ・ガーウィグと、いま旬の注目女子も顔を揃える。アネットは、過去に『アメリカン・ビューティー』『キッズ・オールライト』などでアカデミー賞に4度ノミネートされるも受賞に至らず、オスカー無冠の名女優として知られている。本作ではキャリア最高の演技と絶賛されており、5度目のノミネートにして、ついに念願の初受賞となるのか、いまから期待がかけられている。1979年のアメリカ・サンタバーバラを舞台に、アネット、エル、グレタが体現する“20世紀を生きた女性たち”の物語にこれからも注目していて。『20センチュリー・ウーマン』は6月、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月19日N.Y.に暮らす男女3人の、ちょっと”こじれた”三角関係を描いたハートフル・コメディ『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ 』。注目女優グレタ・ガーウィグが、おせっかいだけど愛すべき主人公マギーを好演する本作から、美しい真冬のニューヨークのロケーションの写真が解禁となった。文化人類学者ジョンと出会い、恋に落ちたマギー。ジョンの妻ジョーゼット(ジュリアン・ムーア)は教授として働くバリバリのキャリア。家庭を顧みない妻に疲れ果てたジョンは離婚を決意、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚する。数年後――娘も授かり、幸せに見えた2人だが、仕事も辞め小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活にマギーは不安を感じ始める。一方、忙しいジョーゼットの子どもたちの面倒も見るうち、彼女とも親しくなったマギーは、“夫を前妻に返す”ことを決め…。本作の舞台は、いままで何本もの名作が撮影されてきたニューヨーク。本作でも、ほとんどのシーンをロケで撮影しており、ニューヨークの美しい景観が話題を呼んでいる。マギー(グレタ・ガーウィグ)とジョン(イーサン・ホーク)が並んで歩くシーンは、ワシントン・スクエア・パークで撮影。メグ・ライアン主演の『恋人たちの予感』『恋におぼれて』など、ニューヨークを舞台にした恋愛映画では欠かせないロケ地であるこの公園は、美しい芝生や緑いっぱいの木々、また劇中にも登場するようにストリートパフォーマーが芸を披露している、地元の人にとっての憩いの場所。また、マギーとジョンが初めて会うシーンはニュースクール大学。数多くの芸術家を輩出している名門であり、ブラッドリー・クーパーやマーロン・ブランドなど俳優の卒業生も多く、本作の監督であるレベッカ・ミラーの母校でもある。さらに、マギーとジョンが子どもとスケートを楽しむシーンはプロスペクト・パーク。2014年公開のジョン・タトゥーロ監督&主演、ウディ・アレンも出演した『ジゴロ・イン・ニューヨーク』や、2015年公開のアン・ハサウェイ&ロバート・デ・ニーロ共演『マイ・インターン』もこの公園で撮影されており、ワシントン・スクエア・パークと並んで人気を誇るロケ地。ブルックリン区最大の公園であり、自然のままの森や草地、渓谷や湖を生かしたダイナミックな造形が魅力。毎年11月から3月ごろまでスケートを楽しめる。人々の生活が息づくニューヨークの街も、本作で楽しんでみては。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月30日ダメ夫を前妻に“お返しします”、という奇妙な大人の三角関係を描く『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』。このほど、本作で主演を務めたグレタ・ガーウィグとメガホンをとったレベッカ・ミラー監督という2人の才女をとらえた、未公開オフショット写真がシネマカフェにて解禁となった。グレタがおせっかいだけど愛すべき主人公マギーを、アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが前妻ジョーゼットを、2人の間で揺れるダメ夫ジョンをイーサン・ホークが演じる本作。ニューヨークを舞台に暮らす男女3人の、ちょっとこじれた三角関係を軽やかに、かつ繊細に描くのは『50歳の恋愛白書』でも年の差がある男女の恋愛描写が高評価を受けた女性監督レベッカ・ミラーだ。レベッカ・ミラーといえば、父は劇作家のアーサー・ミラー(レベッカの母と結婚する前はマリリン・モンローと結婚していたことでも知られる)であり、母はオーストリアの写真家であるインゲ・モラス。名門イェール大学に入学し、絵画と文学を専攻したレベッカ監督はその後、本作のロケ地ともなったニュースクール大学で映画を専攻し、舞台で女優デビュー。その後、映画界に進出し、監督、脚本家、女優として活躍。パートナーであるオスカー俳優のダニエル・デル・ルイスとは今年、結婚20周年を迎えている。一方、グレタ・ガーウィグは名門女子大バーナード大学に入学し、在学中にジョー・スワンバーグの『LOL』に出演。グレタはスワンバーグやほかの作家と共に、マンブルコア・ムーブメントの中心人物として知名度を上げ、主演&脚本作『フランシス・ハ』(’12)で一躍アメリカ・インディペンデント映画界のミューズとなった。2017年は自ら脚本を書き上げ、シアーシャ・ローナン主演で監督デビューも決まっているほか、本作に『トッド・ソロンズの子犬物語』や、賞レースを席巻中の『ジャッキー/ファーストレディ 最後の宿命』『20th Century Woman』(原題/6月公開)が控えており、今後の活躍がとても楽しみな映画人の1人。そんな2人が初めてタッグを組んだ本作は、マギー(グレタ)とジョーゼット(ジュリアン)という2人の異なる女性の不思議な関係性と、2人にその周囲の人が巻き込まれつつも温かく見守る様子を緻密に描いていく。ジョン(イーサン)の言動は男性から見ると共感する部分もありながら、女性から見ると「男って…」と思わずため息をついてしまう、困った“あるある”ばかり。一見、キャリアも積んでしっかりした大人に見えても、皆が皆、強いわけではなく互いに助け合いながら自分の居場所を見つけていく姿を描いた本作は、仕事も恋も頑張る現代女性にエールを送るような映画に仕上がっている。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月25日ニューヨークに暮す男女3人の、ちょっと“こじれた”三角関係を軽やかに描いたハートフル・コメディ『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』。本作で、ヒロインのマギーを演じるグレタ・ガーウィグの、“愛さずにはいられなくなる”場面写真がシネマカフェに到着した。「夫を前妻にお返しします」という前代未聞のもつれまくった夫婦関係と、不思議な三角関係を描く本作。『50歳の恋愛白書』でも、年の差がある男女の恋愛描写が高い評価を受けた女性監督レベッカ・ミラーがメガホンをとり、実力派俳優イーサン・ホークが前妻と“イマ妻”の間で揺れるダメ夫ジョンを、アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが彼の前妻ジョーゼットをコミカルに演じている。そして、アメリカの“インディペンデント映画の女王”として知られるグレタが演じるマギーは、自分の夫は前妻といたほうが幸せになれる、というまさかの決断を下すヒロイン。まず、自分には恋愛は向いていないと、結婚を飛ばしてシングルマザーになることを決めていたマギー。自分の意見をはっきりと持っており、それを簡単には曲げない。やがて、ジョンと結婚し、念願だった子どもも授かり、順風満帆…のはずだったが、結婚生活に不安を覚え始め、むしろジョンは元妻であるジョーゼットと一緒にいたほうが幸せなのでは?と思い始めるように。自分自身の幸せよりも、大切な人たちの幸せを願い、それを行動に移しながら本当の自分を探していくマギーの姿に、笑いながら共感し、彼女のようにたくましく、潔く生きていけたら…と思わずにはいられない。解禁された写真では、おどけた笑顔を見せるマギーと娘、音楽に合わせ1人で踊っているマギーと、自由に人生を楽しみながら子どもに愛情を注ぐ姿に思わずほっこり。イーサンやジュリアンにも負けないぐらいの存在感とインパクトを見せる、愛すべきマギーを演じるグレタから目が離せなくなりそうだ。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月18日可愛い1匹のダックスフンドが4組の飼い主を転々とする中で巻き起こるドラマを、ブラックユーモアたっぷりに描き出すオムニバス・ムービー『トッド・ソロンズの子犬物語』。本作に出演するのは、『フランシス・ハ』の主演女優としてブレイクしたグレタ・ガーウィグ。またもや、ダメンズに惹かれる非モテ女子を演じている。本作は、『ハピネス』『ストーリーテリング』など、さまざまなタブーに触れながら人生のバカバカしさ、人間の愚かさをブラックユーモアたっぷりに描き、観る者に爆笑と気まずい気分を提供してきたインディペンデント映画界の鬼才トッド・ソロンズ監督の最新作。アメリカをさまよう1匹の可愛いダックスフントと、その飼い主となる冴えない人々の姿を描く。グレタが演じているのは、ダックスフントの2番目の飼い主で、あわや安楽死をさせられそうだったところを救う心優しい獣医の助手ドーン・ウィーナー。その子犬がきっかけで学生時代の憧れの男子(キーラン・カルキン)と再会し、小旅行に出ることになるが、彼はどうやらヤバいドラッグにはまっている様子。子犬が見守る中、ダメンズと非モテ女子のドラッグを求めた旅行の行く末は…?このドーン・ウィーナーという名は、トッド・ソロンズ監督の1995年のデビュー作『ウェルカム・ドールハウス』に登場するキャラクターと同一人物で、映画好きをニヤリとさせること間違いなし。グレタは、「『ウェルカム・ドールハウス』は、子どものころに見て、強く印象に残っている作品の1つよ。10歳か11歳ころに観た、数少ないインディペンデント映画の1本だった」と語っており、本作への出演に並々ならぬ情熱を語っている。もちろん、グレタ自身も、2000年代以降のアメリカのインディー映画の1つの大きなトレンドとなった、「マンブルコア・ムーヴメント」の中で頭角を現したアメリカ・インディペンデント映画界のミューズ。『フランシス・ハ』(’12)では、ブルックリンでステージに立つことを夢見て暮らすモダンダンサーのフランシスをチャーミングに演じ、アダム・ドライバーらと共演したことも記憶に新しい。同作は、北米でたった4館から始まった上映が口コミから233館まで拡大し、“奇跡の映画”ともいわれた傑作。思い通りに人生を謳歌できない、どこか屈折した非モテ女子の姿に多くの観客が共感したが、本作『トッド・ソロンズの子犬物語』でも、学生時代の憧れの彼とうまく話せない非モテ女子を熱演する。「マンブルコア・ムーヴメント」といえば、ジョー・スワンバーグやマーク・デュプラスら、アメリカ新世代の映画作家たちが仲間同士で互いにキャストやスタッフを交代しながら、低予算で撮影した一連の自主制作映画のこと。彼女が2007年に出演した『ハンナだけど、生きていく!』は、スワンバーグ監督をはじめ、若き映画作家たちがアパートの小さな部屋に集結し、サマーキャンプのような共同生活を続けながら、伝統的な脚本作りはせず、即興演技によって製作された作品。主演と製作両方を兼ねたグレタは、『フランシス・ハ』でも共同脚本をつとめており、マルチな才能を発揮している。2017年は、イーサン・ホーク、ジュリアン・ムーアといった実力派俳優とニューヨークで暮らす男女の奇妙な三角関係を、軽やかに描いたハートフルコメディ『マギーズ・プラン幸せのあとしまつ』にも出演。ダメ夫を前妻に返すという突拍子もない計画を思いつくマギーを、愛すべきキャラとして軽妙に演じている。ますます快進撃が続くグレタ・ガーウィグのこれからにも、注目していて。『トッド・ソロンズの子犬物語』は2017年1月14日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月04日『フランシス・ハ』などで知られる米インディペンデント映画界のミューズ、グレタ・ガーウィグを主演に、『ブルーに生まれついて』のイーサン・ホーク、『ハンズ・オブ・ラブ手のひらの勇気』のジュリアン・ムーアが共演する『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』。本作から、男女3人の“こじれた関係”が気になる新たな場面写真が解禁となった。N.Y.の大学で働くマギーは、文化人類学者・ジョンと出会い、恋に落ちる。彼の妻ジョーゼットは教授として働くバリバリのキャリア。しかし、家庭を顧みない妻に疲れ果てたジョンは離婚を決意、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚する。数年後――。娘も授かり幸せに見えた2人だが、仕事も辞め小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安を感じるマギー。一方、多忙なジョーゼットの子どもたちの面倒までも見るうち彼女とも親しくなり、彼女が“鬼嫁”ではなく知的で魅力的で、いまでもジョンを深く愛していると気づく。この2人は一緒にいたほうがきっと幸せになれる…そう思ったマギーは“夫を前妻に返す”という、とんでもない計画を思いつく。N.Y.に暮す男女3人の、ちょっと“こじれた”三角関係を軽やかに描いたハートフル・コメディとなる本作。ダメ夫と、現在の妻に別れた元妻という、なさそうでありそうな不思議な三角関係を繊細に描くのは、『50歳の恋愛白書』でも年の差がある男女の恋愛描写が高い評価を受けた女性監督レベッカ・ミラー。グレタがおせっかいだけど愛すべき主人公マギーを、実力派イーサンが2人の間で揺れるダメ夫・ジョンを、アカデミー賞女優・ジュリアンが前妻ジョーゼットを、それぞれコミカルに演じている。そんな本作から、劇中新場面写真が解禁。ニューヨーカーのおしゃれなファッションやインテリアも垣間見える写真は、マギー&ジョン、ジョン&ジョーゼット、マギー&ジョーゼットそれぞれの2ショットをとらえている!ニューヨークの街を歩きながら、ジョンの書いた小説についてマギーに意見を聞くようになり急接近するマギー&ジョン。その一方、ジョンとジョーゼットのカットは、喧嘩ばかりで上手く行かない結婚生活にうんざりした様子。そして、マギーとジョーゼットのイマ妻&元妻による修羅場のような会話シーンも公開!今後、この3人がどのようにこじれていくのか、期待せずにはいられない3枚となっている。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月29日『フランシス・ハ』で主演を果たしたグレタ・ガーウィグ出演作『ハンナだけど、生きていく!』が、Tokyo Indie第一回配給作品として8月、シアター・イメージフォーラムにて2週間限定で公開される。大学を卒業したばかりの夏、ハンナは幾つかの恋をフラフラと渡り歩く。心の傷と慢性的なフラストレーションを抱えながら、彼女は無職になったボーイフレンドに別れを告げ、二人の職場仲間、マットとポールと恋に落ちる。チャーミングで才能に溢れ誰からも愛されるけど、自分のことが分からない主人公ハンナが、様々な恋や友情を経ながら、ユーモラスでほろ苦い自分探しの旅を続けていく。ノア・バームバック監督作『フランシス・ハ』で日本でもブレイクしたアメリカ・インディペンデント映画界のミューズ、グレタ・ガーウィグ。このほど公開が決定した『ハンナだけど、生きていく!』は、『フランシス・ハ』に先立つ2007年に、グレタが才能溢れる友人たちと一緒に作り上げたインディペンデント映画だ。本作には、2000年代以降のアメリカ・インディペンデント映画界における「マンブルコア派」の映画作家がこぞって参加しており、本作の監督ジョン・スワンバーグを中心とした若き映画作家たちがアパートの小さな部屋に集結し、サマーキャンプのような共同生活を続けながら、伝統的な脚本作りをせず、即興演技によって作られたという。本作の配給を担うIndieTokyoは、「世界のインディペンデント映画シーンにコミットする映画人を日本から生み出す」を目標に掲げ、インディペンデント/アート映画のための活動を行っており、本作が第一回目の配給作品となる。アメリカ新世代のヌーヴェル・バーグと称される「マンブルコア派」の作品として、「今年もっともエキサイティングで完成された映画だ!」(IndieWire誌)、「インディペンデント映画の進化系!これはまさにDIY世代のスーパーバンドだ!」(New York Times誌)と各誌より絶賛を受けた本作。新時代を担う映画作家陣による本作で、アメリカ映画界の”新しい波”を感じてみては。『ハンナだけど、生きていく!』は8月、シアター・イメージフォーラムにて2週間限定で公開。秋より、京都シネマにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月02日