現代アーティストのジョン・ウッド&ポール・ハリソンによる日本初の大規模個展「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」が、11月21日から16年2月21日まで東京・新宿にあるNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]のギャラリーAで開催される。イギリスを拠点に活動するジョン・ウッド&ポール・ハリソンは、1993年から共同で作品を制作し始め、パフォーマンスやアニメーション、建築的なセットや様々な装置などを用いたビデオ作品などを発表している。ほとんど固定アングルで撮影される、どこかおかしみやユーモアを感じさせる作品は国内外で人気を高め、日本国内でも、森美術館やブリティッシュ・カウンシルによる巡回展で紹介された他、同館でも「オープン・スペース2012」展において6作品が出展された。日本初の大規模な個展となる同展のタイトル「説明しにくいこともある」は、ある文章を別の言語で言い表わしたり、映像を言葉で説明することを、完全に正確に行なうことが難しいように、2人のアイデアを別の表現で置き換えようとするとどうしてもこぼれ落ちてしまうものがあるということを意味している。会場では、ユーモラスで意外性や示唆に富んだ作品の数々を、パフォーマンス、アニメーション、物語、映画の4つに分類して展示。日本初公開となる作品を含んだ20作品が公開される。【イベント情報】「ジョン・ウッド&ポール・ハリソン 説明しにくいこともある」会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]ギャラリーA住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階会期:11月21日~16年2月21日時間:11:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)、保守点検日(2月14日)料金:一般・大学生500円、高校生以下無料
2015年11月21日キアヌ・リーブス、復活!そう叫びたくなる会心作『ジョン・ウィック』(チャド・スタエルスキ監督)がついに日本に上陸する。先月、プロモーション来日を果たしたリーブス本人も「過去を背負った登場人物たちが繰り広げるドラマは、クールかつ情熱的、凶暴さとコミカルな側面、日常と裏社会といった相反する要素がまざり合う“異質さ”が魅力なんだ」と自身の復活作に強い手応えを示す。その他の画像妻に先立たれた元暗殺者のジョン・ウィック(リーブス)が、偶然出会ったロシアン・マフィアに妻が残した愛犬と、長年連れ添ったビンテージの愛車を奪われ、復讐の鬼と化す本作。役柄について「悲しみを抱えている部分が心に響いた」といい、「アンチヒーローであると同時に、誰もが共感できる主人公を模索した。ミフネ(三船敏郎)のような寡黙だけど、有言実行なキャラクターにしたかったんだ」と語った。アクションスターとして輝きを取り戻した勇姿も、ファンには嬉しい限りだ。「あえて遠ざかっていたわけじゃないけど、出演するからには感情に訴える、しっかり中身があるアクション映画がいいからね。今回、久しぶりに自分が望む脚本に出会えたよ」とリーブス。本作の見どころであるガンアクションとカンフーを融合させた“ガンフー”は、かつて『マトリックス』でスタントコーディネーターを手がけたスタエルスキ監督との信頼関係によって生み出され「チャドは長回しにこだわり、編集や細かなカット割りでごまかしたりしないんだ。その分、僕らの負担は増えるけど(笑)、出来上がった映像には大満足だよ。一度見ただけでは『今、何が起こった?』って戸惑うほどだよ」と胸を張る。プロデュースを手がけたドキュメンタリー『サイド・バイ・サイドフィルムからデジタルシネマへ』(2012年公開)では、インタビュアーとして自ら大物監督や技術者を直撃し、映画製作の未来を模索した。「今のハリウッドは多様性がある一方で、人間や物語に重きを置いた作品が減っているし、実験精神も薄れている気がする。そんななか、ポール・トーマス・アンダーソンやクリストファー・ノーランのような優れた監督がいるし、いつか一緒に仕事をしてみたいと思うね」『ジョン・ウィック』10月16日(金)から全国ロードショー取材・文:内田涼
2015年10月13日ケイティ・ペリーとジョン・メイヤーが、いよいよ家族を作ることを考え始めたようだ。これまで何度も破局と仲直りを繰り返してきたケイティとジョンは、7月に破局を迎えたばかり。だが、関係者によると、ジョンはケイティと別れたことを後悔しているという。破局の理由は、30歳になるケイティが子どもを欲しいと考えるようになったから。ジョンは37歳だが、まだ心の準備ができず、一度は別れを選択したが、やはりケイティを忘れることができず、考えが変わったようだ。別の関係者は、ジョンは子どもよりも結婚を先に、と考えていると話す。結婚に関しては、ケイティはそれほどこだわっておらず、ジョンの方が積極的だという。最近2人は共通の友人であるTVシリーズ「GILRS」のアリソン・ウィリアムズと実業家のリッキー・ヴァン・ヴィーンの結婚式に出席した。「Life&Style」誌によると、式に出席したことで、ケイティとジョンは自分たちの関係を次のレベルに進めたいと考え始めたそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月05日8月26 日、伊勢丹新宿店本館 3階のセンターパークに、 メゾン マルジェラ(Maison Margiela)の期間限定コンセプトストア“Maison Margiela : A CHRONOLOGY”がオープンする。実施期間は6ヵ月。今回のポップアップは、「A CHRONOLOGY (クロノロジー:直訳すると、“年表”や“年代記”の意)」をコンセプトに、約1ヶ月ごとの6回に分けて展開する。昨年10月、クリエイティブ・ディレクターとしてジョン・ガリアーノを迎え入れ、新たな時代へと突入したメゾン マルジェラのストーリーを半年かけて紡いでいく。8月26日から9月15日までの最初の期間は”INTERSECTION : インターセクション(交差点)”と題して、相反する要素の融合、異なるエレメントの交差によって生み出される不均衡で衝動的なフォルムのアイテムを展開。9月16日から10月13日の第2期は「A NEW ERA : ニュー エラ(新時代)」をコンセプトに、ジョン・ガリアーノが手掛けた初のプレタポルテ15-16AWコレクションをローンチ。ショーに登場した主要ルックをフルラインナップで揃えるとともに、日本ではこのコンセプトストア限定となるアイテムも登場する予定だ。10月14日から11月17日までの第3期は「 TIMELESS ICONS : タイムレス アイコン」をコンセプトに、 2015年AWコレクションに加えて、アイコンピースである“Tabi”ブーツ、“Bucket”バッグ、“5 zip”ライダースジャケット、“REPLICA”ロングブーツなどを揃え、メゾン独自のタイムレスなスタイルを提案する。以降、ユニバースやニュージェンダーなど、テーマを変えて続いていく。モードを超えた新たなクリエーションを模索し続けるマルジェラの“今”を、その目で確かめて欲しい。
2015年08月19日“キアヌ・リーブス完全復活”と謳われるノンストップキリングアクション『ジョン・ウィック』のポスタービジュアルが公開された。裏社会に語り継がれる一騎当千・伝説の殺し屋ジョン・ウィック。愛を知り、表の世界へと足を洗い平穏な日々を送っていた彼は、ある日、不運にも彼の愛するもの全てをマフィアに奪われてしまう。怒りに震え心の奥底に封じ込めた”殺し屋の魂”を解き放つジョン・ウィック。今見惚れるほど華麗で壮絶な復讐劇の幕が上がる。『スピード』『マトリックス』シリーズのキアヌ・リーブスがマフィアに全てを奪われた元殺し屋に扮し、ニューヨークを舞台にたった独りで壮絶な復讐劇を繰り広げる本作。『マトリックス』シリーズでスタントコーディネーター/スタントを手掛け、独自のアクション世界を創造し続けるチャド・スタエルスキが監督を務める本作は、キアヌが繰り広げるガンアクションとカンフーを組み合わせた究極のアクション新銃術“ガン・フー”で『マトリックス』以来のアクションの新基準を提示し、全米でスマッシュヒットを記録!すでに続編の制作も決定している。そしてこのほど、本作の日本版ポスタービジュアルが完成!「見惚れるほどの、復讐。」というコピーにふさわしく、無精ひげを生やし、オールブラックスーツで決めたキアヌが映えるクール&スタイリッシュな仕上がりになっている。完成度の高いビジュアルから、渋メン俳優として最ブレイクの予感漂うキアヌ。見惚れる復讐劇を、ぜひ楽しみにしていて。『ジョン・ウィック』は10月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月10日新『スパイダーマン』シリーズの主役に俳優トム・ホランド、監督にジョン・ワッツが決定したことが、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメト(SPE)とマーベル・スタジオによってこのほど、発表された。主人公のピーター・パーカーおよびスパイダーマン役に抜擢された『インポッシブル』のトム・ホランドは、現在19歳。原作の高校生という設定に、過去の俳優たちの中で最も近い実年齢で、まもなく公開予定のロン・ハワード監督、クリス・ヘムズワース共演『白鯨のいた海』にも出演している期待の若手俳優だ。ジョン・ワッツは、「最も優秀な次世代の監督と仕事をする」というマーベルの伝統に従い、マーベル・スタジオを率いるケビン・フェイグ、長年SPEでスパイダーマンに関わってきたエイミー・パスカルらプロデューサー、スタジオとのミーティングを経て、監督の座を勝ち取った。ソニー・ピクチャーズ・モーション・ピクチャー・グループのトム・ロスマン会長は、「共に仕事をした新進気鋭の監督たちがスーパースターになっていくのを幾人も見てきたが、ジョンもそうなれるだけの才能を備えている」とジョン・ワッツを高く評価。スパイダーマン役についても「トムのスクリーン・テストだけは特別だった」と絶賛し、「つまり、私たちは最高のスタートを切ったんだ」と喜びを語った。『アベンジャーズ』シリーズを中心としたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の世界へ初参加となる新『スパイダーマン』。エイミー・パスカルも「スパイダーマンをMCUの世界へと連れて行くためにこれ以上ないほど若く、生き生きとした、才能にあふれる俳優」とトム・ホランド起用に自信をのぞかせている。新『スパイダーマン』シリーズの全米公開は2017年7月28日、日本公開は2017年夏に決定した。
2015年06月25日ザ・ビートルズのメンバー、ジョン・レノンの人生を描いたトリビュートショー『LENNON レノン』が12月8日(火)より東京・EX THEATER ROPPONGIで上演される。【チケット情報はこちら】本作は、ポール・マッカートニーとのライバル競争や世間のヨーコへの反感、ザ・ビートルズの解散、息子ショーンの誕生など、ジョン・レノンの一生をギター&ボーカルとピアノの弾き語りで表現していく。出演者は、ギターとボーカルを担当するジョン・ウォーターズと、ピアノを担当するステュワート・ディアリエッタのふたりのみ。ザ・ビートルズやジョン・レノンの名曲とともに描かれるのは、ほろ苦いユーモア、自己批判やうぬぼれへの軽蔑など、20世紀のアイコンである彼の本質と、そのたぐいまれなる才能。彼の人生を深く顧みて、一瞬一瞬を生き生きと描くその内容に、妻であるオノ・ヨーコも賛辞を贈ったという。『LENNON レノン』は12月8日(火)から13日(日)まで、東京・EXシアター六本木にて上演。チケットの一般発売は6月30日(火)午前10時より。なお、一般発売に先がけて、最速先着先行(特製ピクチャーチケット仕様)を実施中。受付は6月29日(月)午後11時59分まで。■舞台『LENNON レノン』12月8日(火)~12月13日(日)会場:EX THEATER ROPPONGI (東京都)出演:ジョン・ウォーターズ / ステュワート・ディアリエッタ料金:全席指定7,500円(税込)※未就学児童は入場不可。英語上演、字幕付。
2015年06月18日ポケモンは、ニンテンドー3DS用ソフト『ポケモン超不思議のダンジョン』の9月17日に発売することを発表した。本作では「不思議のダンジョン」シリーズの特徴である、入るたびに形を変えるダンジョンを探索する、尽きることのない面白さはそのままに、伝説・幻のポケモンたちとともに星の危機へと立ち向かうかつてないスケールの物語を展開。これまでに発見されている全720種類のポケモンすべてが登場し、主人公の候補となるポケモンは、20種類が用意されているという。『ポケモン超不思議のダンジョン』は、全世界でシリーズ累計1,359万本を販売した(2015年3月末/任天堂調べ)ダンジョンRPG「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズの最新作であり、かつ同シリーズの集大成として制作。同シリーズとしては、2012年11月にニンテンドー3DS向けに発売された『ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮』以来、約3年ぶりの新作となる。価格は4,700円(税別)。(C)2015 Pokémon.(C)1995-2015 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.(C)1993-2015 Spike Chunsoft.
2015年06月01日先日、ジョージ・クルーニー(George Clooney)が最新主演作『トゥモローランド』のPRのため、妻のアマル(Amal Clooney)と夫婦揃って来日を果たした。ジョージはもちろんのこと、そのセンスの良さで弁護士でありながらファッショニスタと呼ばれる妻・アマル。今回の来日時も2人のファッションに大きな注目が集まったが、このほど、5月25日に六本木で行われたジャパンプレミアで2人着用していた時計が、共に「オメガ(OMEGA)」であったことが明らかとなった。この日の2人のファッションは、ジョージは「アルマーニ(Armani)」のスーツで、妻・アマルはジョン・ガリアーノがこの日のためだけに仕立てたという特別製の「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」のドレスで登場。その衣装に合わせた時計が「オメガ」だ。同ブランドのアンバサダーでもあるジョージは、ベストセラーモデルで、クルーザーのデッキをイメージした立体的なストライプの文字盤が特長の「シーマスター アクアテラ マスター コーアクシャル」(62万6,400円・税込)を着用。15,000ガウスの磁気にも耐える「オメガ」の最新技術“マスター コーアクシャル”を搭載したものだ。一方のアマルは、ジョージの誕生年にちなんだ1961年製のアンティークウォッチを着用。愛を感じさせるが、同時にゴールドのドレスと色味を合わせるかのように、18Kゴールド製のものを選び抜くセンスは流石だ。エレガントでクラシカルなデザインのミラネーゼブレスレット、ダイアルは艶消し加工をしたブロンズでコーティングされたギルトダイアル。さらに、12時、3時、6時、9時位置にはオニキスを埋め込んだポリッシュのアワーマーカーが一層華やかさを演出していた。
2015年05月29日来日中のジョージ・クルーニー(George Clooney)が5月25日に六本木ヒルズにて行われた、最新主演作『トゥモローランド』のジャパンプレミアに、昨年9月に結婚した人権派弁護士として活躍する才女アマル・クルーニー(Amal Clooney)と共に出席した。約8年ぶり5回目の来日となったジョージは「アルマーニ(Armani)」のスーツで、妻アマルは「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」のドレスで登場。特に注目を集めたのはアマルのドレス。それもそのはず、バイアスカットを施したゴールドのシルクサテンのこのドレスは、この日のためにジョン・ガリアーノが特別にデザインしたスペシャルピースだったとのこと。美男美女の豪華なツーショットに観客たちは大歓声をあげていた。『トゥモローランド』は、映画やアニメーションだけでなく、カリフォルニアのディズニーランドを始め世界中に数多くのテーマパークを造り、ゲストたちに夢と魔法を届けてきたウォルト・ディズニーの夢の結晶ともいえる、すべてが可能になる理想の世界“トゥモローランド”を巡る物語が展開する。ジョージは、本作でディズニー映画初出演を果たした。
2015年05月26日昨年秋、北米でヒットした『ジョン・ウィック』の続編が作られることになった。主演のキアヌ・リーヴス、監督のチャド・スタエルスキ、脚本家のデレク・コルスタッドは全員、続編に復帰する。『ジョン・ウィック』その他の画像『ジョン・ウィック』1作目は、妻と愛犬を殺された主人公(リーヴス)がリベンジに挑むアクションスリラー。2000万ドルの中規模予算で製作されたが、全世界で8000万ドル弱を売り上げるスマッシュヒットとなった。リーヴスの次回作は、レニー・ゼルウィガーと共演する『The Whole Truth(原題)』。現在は、ニコラス・ウィンディング・レフン監督の『The Neon Demon(原題)』を撮影中。共演は、エル・ファニング、クリスティーナ・ヘンドリックス、ジェナ・マローンら。『ジョン・ウィック』10月、TOHOシネマズ新宿ほか全国公開文:猿渡由紀Motion Picture Artwork (C)2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C)David Lee
2015年05月06日ジェロームドレフュス(JEROME DREYFUSS)が、青山店でアイコンバッグ「ビリー(Billy)」の展覧会を開催する。期間は4月29日から5月10日まで。ファッションデザイナーのジェローム・ドレフュスは、17歳でパリの服飾学校「エスモード(ESMOD)」に進学し、その後はジョン・ガリアーノ(John Galliano)の工房に勤めていた。89年にウィメンズコレクションでデビューすると、03年にはバッグコレクションを発表。トートバッグ「ビリー」をはじめ、エレガントと機能性を併せ持つアイテムを提供している。会場にはビリーの多彩なラインアップの中から、印象的なアイテムが集められた。期間中に製品を購入すると、先着順にノベルティをプレゼント。更に、5月1日から5月3日の16:00から20:00にはドリンクとフードも振る舞われる。
2015年04月23日ロエベ(LOEWE)がテキスタイルデザイナー、ジョン・アレンとのコラボレーションコレクションを15SSコレクションの一部として4月15日から限定店舗で発売する。同コレクションでは、ジョン・アレンの作品「落葉」「コーニッシュハーバー」「カンブリアのピンクハウス」にフォーカスし、トートバッグ、ダッフルバッグ、スカーフ、ラージビーチタオルのプリントに採用した。サンドやザクロ、ブルー、ピンクと鮮やかな色彩が織り成す牧歌的な作品が、カーフレザーやエキゾチックレザーのウオレットやパース、またエスパドリーユ、ポーチに落とし込まれている。またこれを記念し、ロンドンのウッドフォードにあるアレンの自宅を撮影した写真とロングインタビューを収めた書籍を出版し、限定1,200部をロエベブティックで販売する。因みにロエベクリエーティブディレクターのジョナサン・アンダーソンは自身のシグニチャーブランドでもジョンとコラボしている。カルチャーを意識した現代のメゾンとしてロエベを主張しつつ、モダンで真摯なクラフツマンシップを通して、様々な専門的技術を、過去、現在、未来へと受け継いだ新たなコレクションが完成した。
2015年04月14日4月25日に日本公開されるディズニー映画『シンデレラ』の衣装デザイナー、サンディ・パウエル(Sandy Powell)が来日。幻想的な現代のシンデレラの世界に生きるキャラクターの衣装に込められたメッセージを聞いた。――数々の歴史映画において、その時代の雰囲気を保ちながら、モダンな要素を備えた衣装を製作しています。映画のコスチュームデザインにおいて大切にしていることとは?私が映画の衣装デザインを手掛けるときは「もし私が映画の背景である時代のファッションデザイナーだったら、何をデザインするのか?」というところからイメージを広げていきます。それから、スクリーンの中でキャラクターを表現するのに「色」という要素も大切だと考えています。実際、今回シンデレラに登場するキャラクターたちにも、イメージにあった色の衣装をデザインしました。――『シンデレラ』全体の衣装の雰囲気はどのように構築したのでしょう。まず、シルエットについては、16世紀から19世紀までの様々な時代のファッションを考察しました。結果、今回は1940年代版19世紀ファッションという感じにするのが面白いと思い、それを採用することにしたの。ジョン・ガリアーノやクリスチャン・ディオールのように、普遍的なシルエットを現代の感性で再解釈していく作業でした。――シンデレラが舞踏会で着るブルーのドレスについて教えてください。彼女のドレスカラーは、最初からブルーにしようと考えていました。ブルーよりシンデレラに相応しい色はないと思ったからです。このドレスの深みのあるブルーを出すために、異なる素材や質感の生地を重ねています。一番上の生地はシルク。シルクやポリエステルなど、異なるテキスタイルを重ねることで、シンデレラが動き、ドレスに光が差し込む度に、新しい輝きを見せてくれるドレスに仕上げました。このドレスを製作するにあたり、20人のスタッフで延べ1万時間くらいかけています。――舞踏会でシンデレラが着たドレスには、1万個ほどのスワロフスキーのクリスタルが散りばめられているそうですね。このスワロフスキーや内側のテキスタイルがグリッター素材なのは、シンデレラの内面から溢れる美を表現するためでしょうか?その通り!それから、シンデレラのドレスの表面に使用したシルク生地もそうですが、上質な素材というのは気品のある表情を作り出してくれます。シルク生地から透けて見える輝きで、シンデレラの内から溢れ出る魅力を表現しました。このドレスの華やかな揺れや広がりを生み出すには、素材のセレクトも大切です。シンデレラのドレスの動きをCGによるものだと思う人もいるけれど、これはリアルです(笑)。――舞踏会のシーンには中国、インド、日本、ロシアなど、多くの国のお姫様が登場しますが、そのアイデアはどこから?これは台本にあったアイデアなの。シンデレラの舞台は、世界のどこかにある海辺の港街という設定で描かれています。その街中に異なる国々の人がいることで、ユニバーサルで現代的なシンデレラの世界を描くことを企図し、多様な文化を感じさせる人物を登場させています。2/2に続く。
2015年04月13日TVシリーズ「MAD MEN マッドメン」の主演スター、ジョン・ハムがアルコール依存のリハビリ治療を受けていたことを公表した。「TMZ.com」によると、ジョンは2月下旬からコネチカット州ニュー・カナーンにあるシルヴァーヒル病院で30日間のリハビリ・プログラムを受けた。ジョンの代理人は「長年のパートナー、ジェニファー・ウェストフェルトにサポートされながら、ジョン・ハムはアルコール中毒と闘う治療を先日修了しました。彼らはプライバシーの尊重を望んでいます」とコメントを発表した。1960年代のニューヨークを舞台に広告業界の裏側を描く「MAD MEN マッドメン」は、4月から全米でシーズン7 Part2の放送が始まるが、撮影は全て終了している。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:マッドメン [海外TVドラマ](C) MMVII Lions Gate Television Inc. All Rights Reserved
2015年03月26日ジョンローレンスサリバン(JOHNLAWRENCESULLIVAN)は、ウィメンズコレクションの最新作を豊富にそろえた全国初となるポップアップイベントを京都藤井大丸にて開催する。会場は3階のポップアップスペース、会期は3月18日から30日まで。15SSウィメンズのコンセプトは“ミニマルなシルエットにスポーティーテイストをプラス”。透け感のあるシルクオーガンジーやマイクロチュール、シフォンなどの素材をアンダーとオーバーに差をつけて重ねることで柔らかくもクールな陰影を演出。そこにボンディングやラバーコーティング、総柄プリントなどオリジナル素材を中心とした異素材の組み合わせ、ベルクロや止水ファスナーであえて“ギア感”を出したディテールなど、エレガントながらも、どことなくスポーティーな雰囲気を感じさせるコレクションに仕上がった。カラーパレットは鮮やかなピンクやブルーをアクセントに、ブラック、ネイビー、グレー、ホワイトといったベーシックなカラーで構成されている。また、同ポップアップでは最新のコレクションラインだけでなく、ベーシックアイテムも用意する。
2015年03月13日メゾン マルジェラ(Maison Margiela)2015-16秋冬コレクションが発表された。ジョン・ガリアーノ就任以来初となるプレタポルテ。70年代を舞台にマルジェラというプラットフォームにガリアーノのエッセンスが注入されている。テーマは「計算された不完全さの中に宿るはかない美しさ」。インサイドアウトの技法が象徴する。PVCボディスーツの上にライナーに用いられる刺繍地を張り、更にオーガンジーを重ねたトップスは、刺繍の糸が残され未完成であり、朧に見える糸がはかない。裁ち端の始末はなされず、裾は破かれたよう。フォルムはマルジェラのアイコン・人台のストックマンシルエットだ。コートやジャケットの裏地はドレスが構築されている。アウターには背負うためのストラップが付属。レイヤリングすると裾がスカートのように表れ、ドレスのみ着るとアウターがトレーンのような表情を作る。パテントコートのカフスがフラップとなったポケット、目のようなジャカード織りは、1月にロンドンで披露されたアーティザナルコレクションとリンクするディテールだ。製作途中のパンツを元にしたスカート、内に隠されアタリが出たボタンやホックは正にマルジェラ。袖口の大きなカフス、過剰なボタン、エレガントなドレープなどにガリアーノを感じる。ガリアーノの真骨頂、バイアス使いのジャケットが復活しているのはファンに取ってうれしいポイントだろう。どこか優美で、はかなげに揺れる。革小物も充実。ダブルストラップのサンダル、ヒールに包帯のようにリボンが巻かれたパンプスなどは新たなラインアップ。マルジェラのアイコンアクセサリー達は進化した。足袋シューズは指のスリットが緩和され、はかなげな窪みとなった。ショッピングバッグは左右のストラップ長が変わりクラッチバッグ、ベルトが付いてショルダーバッグになる。表がペーパーで裏がレザーというインサイドアウトしたタイプも。見ているとどこからどこまでマルジェラでガリアーノなのか探りたくなるが、そんな考えは愚かなのかもしれない。これが今のマルジェラで今のガリアーノなのだから。
2015年03月11日トッズ(TOD’S)がスポンサードする写真家デヴィッド・ベイリー(David Bailey)の個展「STARDUST」が3月1日よりミラノのPAC(Padiglione D'Arte Contemporanea、現代アート・パビリオン)でスタートした。ベイリーは1938年ロンドン生まれ。アーティストら著名人のポートレートやスーダンなどのドキュメンタリーなど様々な時代を写真で切り取ってきた。注目なのは会場入ってすぐのコーナー。イヴ・サンローランやトム・フォード、ジョン・ガリアーノらのポートレートはファッション好きには堪らないだろう。キルトを纏って飛び上がるアレキサンダー・マックイーンや小走りしている80年代当時のカール・ラガーフェルドなど様々な表情のファッションレジェンド達が見られる。その他、荒木経惟、ブラッサイ、デヴィッド・ボウイ、クイーン、ローリング・ストーンズ、サルバドール・ダリ、アンディ・ウォーホルなど芸術、音楽、エンターテインメント分野の偉人達が普段見せない表情を見せた写真が並ぶ。静物画としての人骨や特異な男性を写したシリーズ、携帯電話のカメラで撮った作品達はベイリーの表現の深さを感じさせるものだ。前日に行われたオープニングイベントにはトッズ会長のディエゴ・デッラ・ヴァッレ、ウィメンズディレクターのアレッサンドラ・ファッキネッティ、メンズディレクターのアンドレア・インコントリ他、ファッションウィーク中ということもあって、カルラ/フランカ・ソッツァーニ姉妹、スージー・メンケス、マルセロ・バーロン、アンナ・デロ・ルッソら多くのファッション関係者が来場した。【イベント情報】STARDUST会場:PAC(Padiglione D'Arte Contemporanea)住所:Via Palestro, 14, 20121 Milano会期:3月1日から6月2日時間:9:30から19:30(火曜日は22:30まで)休館日:月曜日
2015年03月02日スカーレット・ヨハンソンが、22日(現地時間)の第87回アカデミー賞授賞式で奇行が話題になったジョン・トラヴォルタを擁護するコメントを発表した。22日、授賞式でプレゼンターを務めたスカーレットはレッド・カーペットでジョンと出くわした。ジョンは彼女の腰に手を回し、頬にキスしたのだが、そのときのスカーレットの表情はとても硬く、嫌がる彼女に対するセクハラ行為なのでは?と報じられていた。だが、スカーレットは真っ向から反論。「ジョンとは何年も会っていませんでしたが、彼に会うのはいつもうれしいです。出回っている画像は、とてもスイートでうれしい再会の映像を切り取った残念な静止画です」とコメントし、「ジョン・トラヴォルタに関して、奇妙だったり気持ち悪かったり、不適切なことは何もありません」と断言した。スカーレットとジョンは2004年に『ママの遺したラヴソング』で共演している。ジョンは授賞式ではイディナ・メンゼルと共にプレゼンターを務めたが、実は昨年の授賞式で彼女の名前を言い間違える失態をしでかし、今年は彼女がジョンを全く違う名前で呼んでみせるという演出がなされた。ジョンはこのとき、「当然の報いだよ」と言いながら、イディナの顔をさわりまくり、この行為もまた「気持ち悪い」とネットなどで批判を浴びている。四面楚歌のジョンだが、スカーレットの掩護射撃で少しは面目回復ができたかもしれない。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月02日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週火曜日は、東京・南青山に店舗を構えるビジュアル洋書店、嶋田洋書(東京都港区南青山5-5-25T-PLACE1階A103)がオススメする書籍を紹介します。■「INVITATION STRICTLY PERSONAL」イアン・ウェブ(IAIN R. WEBB)本書は、世界4大ファッションが行われるニューヨーク、パリ、ロンドン、ミラノで過去40年間に開催された約300以上のイベントやショーの多彩なインビテーションカードの写真と解説を収録したもの。著者は、『ロンドン・タイムズ』『ELLE UK』を経たファッションエディターのイアン・ウェブ。業界内でもトリプルAリストに値する限られた人しか配られないと言われる、貴重なインビテーションが紹介されている。フォーマットは、パスポート型、バンダナ、鍵、CD、お面、スカルプチャーなど一つの型にはまらないユニークなものばかりで心を奪われる。「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」や「ジョン・ガリアーノ(John Galliano)」「ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul GAULTIER)」「 エルメス(HERMES)」「プラダ(PRADA)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「 ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」など、招待状を通して各ブランドのアイデアやショーの歴史を垣間見ることが出来、デザインの参考資料としてもファッション業界への手引きとしてもおすすめの1冊。冒頭には、ファッションショーの歴史とストーリーも紹介されている。【書籍情報】「INVITATION STRICTLY PERSONAL」著者:IAIN R. WEBB出版社:Goodman言語:英語ハードカバー/304ページ/255×220×25mm発刊:2014年価格:7,500円
2015年02月17日シーディーネットワークス・ジャパン(CDNetworks)は1月28日、インナーを中心とした大手通販企業であるピーチ・ジョンがCDNサービス「コンテンツ・アクセラレーション(CA)」と「メディア・アクセラレーション(MA)」を導入したと発表した。ピーチ・ジョンは、2014年に創業20年を迎えた大手通販企業。「元気・ハッピィ・SEXY」をコンセプトに、中心商材であるインナーのほか、ルームウェアや雑貨などを女性向けに販売している。同社はスマートフォンから多くの新規アクセスを集めており、想定以上に転送量が増えていたという。CDNサービス自体は既に4年以上前から利用していたものの、増え続ける転送量を効率的に処理できる事業者を求めていた。CDNetworksを選定した理由としてピーチ・ジョンは、「コスト効率だけでなくサポート品質が高いこと」や「終始スムーズなトライアル導入・切り替え作業」「パフォーマンス」などを挙げている。同社は、「事前のトライアルでパフォーマンスに問題ないことは確認できていたが、加えて、オリジンサーバの負荷が10%ほど削減されるという想定外の効果、また、今回の切り替えにより、基本のCDNサービスに加え、動画配信プラットフォームもあわせて利用できるようになったという点が、今後の新たな展開の足がかりとなる変化」とコメントしている。
2015年01月29日ジョン・ガリアーノが「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」のクリエーティブディレクターに就任して初めて手掛ける15SSアーティザナルコレクションが1月12日、ロンドンで発表された。アーティザナルはオートクチュールコレクションに相当するもの。ファーストルックは、紙で製作されたミニドレス。襟やフラップ、ヘムなどトリミングにミニカーが装飾されている。続いて、二の腕までずり落ちたダブルのジャケット、ジャケットそのままの形を大胆にフロントにつけたミニドレス、コートを腰に巻きつけたようなロングドレス、裏地の見えた袖や不釣り合いなヘムなど、デコンストラクションした服が続く。これらはかつてマルジェラが行ってきた表現方法を踏襲するもの。一方では、ビスチェ、ウエストを極限まで絞ったフィット&フレアーシルエットのジャケットやロングコートなど、ガリアーノが好んで得意とする貴族的なアイテムが登場。レースの下から見えるレオパードプリントや、イタリアの画家、ジュゼッペ・アルチンボルドの騙し絵のようなドレス、貝殻の欠片や細やかなビーズを施したディテールなどシュールなモチーフはマルジェラ的。そこにガリアーノ特有のロマンティックが重なり、両者が邂逅する。ショーの後半で見せたのは、アンドロジナスなブラックスーツ。そして、ガリアーノの象徴・赤のイブニングドレス。これからメゾンの歴史が塗り替えられていくようだ。
2015年01月13日2014年英国ファッション大賞授賞式が12月1日、ロンドンで開催され、ウィメンズウエア大賞は「アーデム(ERDEM)」、メンズウエア大賞は「J.W.アンダーソン(J.W.Anderson)」がそれぞれ初受賞となった。授賞式にはサマンサ・キャメロン英首相夫人、ケイト・モス、英ボーイズグループ「ワン・ダイレクション(ONE DIRECTION)」のハリー・スタイルズなど多数のセレブリティが出席し華やかなイベントとなった。永年功労賞を受賞した『ヴォーグ(VOGUE)』編集長、アナ・ウィンターへのプレゼンターとしてジョン・ガリアーノが登場、ファッション界への復帰を印象付けた。続いて、セントマーチン美術大学MAファッションの名物教授で今年5月に亡くなったルイーズ・ウィルソンへの追悼として、彼女の教え子であるクリストファー・ケイン、メアリー・カトランズ他の作品を着たモデルたちが登場するセレモニーが行われた。また、ランウエイ写真の第1人者として60年のキャリアを持つクリス・ムーアには特別功労賞が贈られ、長年の仕事仲間であるスージー・メンキスからトロフィーが手渡された。今年の各賞と受賞者は以下の通り。新人賞ウィメンズウエア部門/「マルケス・アルメイダ(MARQUES’ALMEIDA)」新人賞メンズウエア部門/「クレイグ・グリーン(Craig Green)」新人賞アクセサリー部門/「プリズム(PRISM)」イザベラ・ブロウ記念ファッションクリエーター賞/エドワード・エニンフル(Edward Enninful)モデル・オブ・ザ・イヤー/カーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)レッドカーペット賞/「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」ニューエスタブリッシュメント賞/シモーネ・ロシャ(Simone Rocha)エスタブリッシュメント賞/「プリーン(Preen)」デザイナーブランド賞/「ヴィクトリア ベッカム(Victoria Beckham)」スタイル賞/エマ・ワトソン(Emma Watson)永年功労賞/アナ・ウィンター(Anna Wintour)インターナショナルデザイナー賞/ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)アクセサリーデザイナー賞/「アニヤ・ ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」メンズウエア大賞/「J.W.アンダーソン(J.W.Anderson) 」ウィメンズウエア大賞/「アーデム(ERDEM)」特別功労賞/クリス・ムーア(Chris Moore)
2014年12月03日11月14日、東京・表参道に「ジョンマスターオーガニック(john masters organics)」の旗艦店がオープンする。店舗内は四つのエリアに分かれ、本物のオーガニックを心と身体で体感できるのがポイント。最小限のダメージでカット、ヘッドスパを堪能できるヘアサロン「The Salon」、施術を手で行い、癒しながらオイルの浸透を促すフェイス・ボディケアの「Cleanse Salon」、そして、旬の野菜や果物たっぷりのオリジナルメニューを楽しめるジュース&ヘルシーフード「Inner Beauty Bar」などで、オーガニックの魅力を存分に楽しめる。また、スタイラを代表する4ブランドの全商品とオリジナルギフトがそろうショップ「john masters organics select」も併設する。「The Salon」のメニューは、カット(7,000円から)、ヘッドスパ(5,000円、1万1,000円)などのメニューが用意されている。「Cleanse Salon」では、フェイシャルやボディの引き締めやエイジングケアはもちろん、妊娠16週以降35週までのママのための「マタニティフェイシャル」(1万4,000円)、マタニティボディ(1万5,000円)などのメニューも。また、「Inner Beauty Bar」で使用する食材は国産を中心にこだわり、良質な野菜やフルーツを使っている。その他、コーヒー党のために、オーガニックコーヒー(レギュラーサイズ/500円)などの身体に優しいメニューも楽しめる。
2014年10月20日オンリーザブレイブ(OTB)グループは、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」のクリエーティブディレクターに就任したことを正式発表した。同グループプレジデントのレンツォ・ロッソ氏は、「マルジェラに新たなカリスマを迎える準備が整った。ジョン・ガリアーノは最高の、疑う余地のない才能の持ち主。唯一無二で類稀なるメゾンのクチュリエは、世界のファッションに常に挑み、革新してきた。私は、彼にしか創造できない『ファッション・ドリーム』のため、彼が再びこの世界に戻ってきたことを嬉しく思う。ここを新たなホームと思って欲しい」とコメントを発表している。ガリアーノと親交のある「シェアスピリット(SHARE SPIRIT)」デザイナー・片野光氏は、「ジョンは感覚が違う。見ている視覚が異なるというか。一つの素材から無限のファンタジーを語れる人物。ピカソとかダリとか芸術家と同じレベルだと思う」と話している。ガリアーノは1996年に「ディオール(Dior)」のクリエーティブディレクターに就任。以後エジプシャンルック、ギャルルック、フランス革命など、類稀なるクリエーティビティーを発揮し、センセーショナルなコレクションを発表してきた。しかし、2011年2月に人種差別発言を報道され、ディオールから解雇。今後の動向が常に注目されていた。メゾン マルタン マルジェラでの初コレクションへの期待が高まる。OTBはメゾン マルタン マルジェラの他、「ディーゼル」「 マルニ(MARNI)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを傘下に持つ。2013年のOTBの総売り上げは16億ユーロに上る。
2014年10月07日2NE1やケイティ・ペリーも来日の際に訪れる原宿・竹下通りのセレクトショップ「ファリーン東京(Faline Tokyo)」の期間限定ショップが8月21日、ラフォーレ原宿1階エントランススペースにオープンする。31日まで。原宿と名古屋に店舗を構えるFalineは、ファッション界に多彩な人脈を持つオーナーBABYMARYが運営するショップ。原宿店は今年で10周年を迎えた。以前よりマラヤン・ペジョスキー、ジョン・ガリアーノのランジェリーなど先鋭的なセレクトをしていることで知られる。今回、オープンする期間限定ショップには、パリ、ロンドン、ニューヨークなど世界各国の“Kawaii”を詰め込み、Faline特有の世界観を凝縮したオリジナルアイテムを中心に幅広いアイテムを展開する。また、オープンに合わせて、BABYMARYの交友関係から生まれた、Andre SaraivaやFafi、オランピア・ル・タン(Olympia Le Tan)といったグラフィックアーティストとのコラボアイテムを限定販売。その他、「ジェレミー・スコット(Jeremy Scott)」のアーカイブアイテムの販売も行われる。
2014年07月16日“ファッション”とは、一体何を指し示す言葉なのか。この答えは十人十色、いや、百人百様だろう。これまでの“ファッション”これからの“ファッション”の世界に生きる人達に、“ファッションって何だろう?”とシンプルな問いを投げ掛けてみたい。初回、この問いに答えるのは、デザイナー山縣良和。1980年鳥取県に生まれ、2005年にはセントラル・セント・マーチンズ美術大学ファッションデザイン学科ウィメンズウエアコースを首席で卒業。ジョン・ガリアーノのアシスタントを務めた後帰国し、2007年4月自身のブランド「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」を立ち上げた。2013年には坂部三樹郎と共に「絶命展」をプロデュース。デザイナーとしての活動の他、ファッション表現を学ぶ場として「ここの学校」を主宰している。ファッションの包含する範囲の広さを示すような、特異なクリエーションを行うデザイナーの1人。ランウエイや雑誌の中にあるファッションの華やかな一面ではない、新たなファッションの在り方をみせる山縣にとってのファッションとは、何だろうか。――初めて“ファッション”という存在を意識したのはいつ?初めは、自分を着飾るというところから興味を持ちました。中学生の頃です。異性が気になるような感覚と同じで、少しずつファッションを意識し初めました。ファッションについて深く考えるようになったのは、鷲田清一さんの本を読んだ時です。こんなにファッションは深いんだと感じて、これだったら自分が一生仕事に出来るかもと思いました。そこからどんどんのめり込んでいったんです。――ファッションには、日常的に身に着けられる洋服(リアルクローズ)と、クリエーションとしての洋服があり、そこには乖離があります。そのバランスをどうとられますか。バランスよく設定するのは苦手で、ここ何年かはクリエーションに特化した部分で勝負してきました。でも、徐々に自分なりの両立の仕方ができるのでは、と思い始めているのが今。リアルな部分での服にも挑戦していきたいと思っています。――なにかリアルクローズを作りはじめるきっかけがあったのでしょうか。2012年に「七福神」というショーをしました。時間も掛けましたし、精神的にもすごく集中してつくったショーで、出来るのに出してこなかったもやもやした自分を出し切りました。そのショーのお陰で、いろんな人間関係が生まれ、自分の中でも視点が広がったり、納得がいった部分がありました。だから、今ならもう少し精神的にもバランスをとってリアルな服づくりができるかなと。――山縣さんが手掛けるのは、世の中の人が思うファッション像に疑問を投げ掛けるようなクリエーションです。そのような問いを続けるのはなぜでしょう。世間で無しでしょと言われているものに対して、本当にそうなのかと考えてしまう。そういう部分を表現したい欲求があるし、題材にしたくなる。それが、自分の物づくりのエネルギーにもなっています。――その、エネルギーはどこからくるのですか。最初は自分のコンプレックスで、劣等感やバカにされたくないという思いだったと思います。それは最初のスイッチで、軽いアクセル。そこからは、のめり込んだら止まらないという僕の特徴なのか、どんどんファッションの深さと特異性に引き込まれました。そこからはファッションなめんなよ!みたいな気持ちが出てきたり(笑)。ファッションってこれだけ素敵なんだとすごく言いたくなって、それがエネルギーになっていますね。2/2に続く。
2014年03月14日シリーズ累計70万枚販売の大人気ワークブラの進化版の発売に併せて「ピーチジョン(PEACH JOHN)」 小嶋陽菜出演のショートムービーが完成。「ピーチジョン(PEACH JOHN)」は2014年2月19日(水)、同ブランドの大ヒットブラ、ワークブラの進化版「ワークブラⅡ」を発売する。その発売にともない、今回もカタログカバー、テレビCF、ショートムービーともに、すっかり同ブランドメインキャラクターとしておなじみのAKB48小嶋陽菜が出演。カタログの発刊、CMのオンエアは2月19日(水)から。今回はうま年にちなんで、テーマは「競馬」。「レース篇」と「パドック篇」、2パターンのCMが放映される。「レース篇」では、ジョッキーになった小嶋陽菜がPEACH JOHNストライプのユニフォームに身を包み、ぶっちぎりで優勝、勝因を聞かれると笑顔でユニフォームを脱ぎ捨て、「ワークブラⅡで20%軽くなったからです」と素敵なランジェリー姿を披露する。また「パドック篇」では競走馬と並んでランジェリー姿の小嶋さんが登場。youtubeではショートムービーが公開されている。元の記事を読む
2014年02月19日グラミー賞ギタリスト、ジョン・メイヤー(John Mayer)が惚れ込んだアイウエアがある。フランスの「マックス・ピティオン(MAX PITTION)」だ。メイヤーは、1970年代に消えたブランドの版権を獲得。そして、様々なブランドのアイウエアデザインを手掛けるThe LIGHT Co.,Ltdのタミー・オガラ(Tommy OGara)とタッグを組み、ブランドを復活させた。ブランドの創業者のマックス・ピティオンは1921年、アイウエア産業の一大都市であったフランス・ジュラ地方のオヨナで、自身の名を冠したブランドを設立。父が起こした工場を継ぎ、「ランバン(LANVIN)」や「アザロ(AZARRO)」といった高級ブランドのライセンス生産を行うなど、ビジネスを順調に拡大。海外への輸出も増えていったが、1970年代になって日本のアイウエア製造が盛んになると、ジュラでのアイウエア生産は減少。マックスも1981年に引退し、その後は隠居生活を楽しみ、2009年に逝去している。今回、来日したメイヤー氏とオガラ氏に新生マックス・ピティオン誕生までのストーリーやブランドの魅力を聞いた。――マックス・ピティオンの版権を獲得したのは、どのような経緯でしょう?メイヤー:ある日、ネットで古いデザインをチェックしていたら「ポリティシャン(Politician)」というモデルのサングラスを見つけたんだ。すごく気に入って、どうしても欲しくて買ったんだけど、僕には小さくて残念ながらフィットしなかった。でもどうしてもこのサングラスをかけて街に出たくて。だからこのブランドの版権を手に入れて復活させたのは、そういう個人的な思いから。僕は、決して派手ではないけど、深みがあって、職人の手によるこだわりが感じられる、そういうデザインが大好き。それに、僕が気に入ったものを、他の人も気に入ることって結構多いね。このブランドがもう存在しないと知った時は、自分の手で復活させられるかどうかと考えた。答えは”Yes”だった。ブランドを再スタートするにあたっては、一番大切にしたのが、マックス・ピティオンの親族との関係だった。版権を買ったんだから何をしてもいいというのは僕のスタイルじゃないし、やりたいことでもない。だから親族ととても良い関係が築け、古い写真を見せてもらったりブランドの歴史などを話してもらったりしたのは、本当に有意義だった。ロゴは1940年代のもの、タグはオリジナルなんだ。そこにタミーの尽力もあって、こうして昔のデザインに忠実でかつモダンな仕上がりになったというわけ。――オガラとの出会いは?オガラ:昔から色々なところで何となく会っていた(笑)。ある打ち合わせに行った時に、偶然ジョンもいて、共通の友人が多いねなんて話から始まって、ジョンが結構なコレクターだということも判明して、意気投合したんだったかな。メイヤー:僕が信条としているのは、「頭から離れないアイデアは価値のあるアイデアだ」ということ。これまでに色々なことをしてきたけど、興味を失ってしまったり、忘れてしまったりしたアイデアもある。それはきっと、それだけのものだったということなんだろうね(笑)。ミュージシャンとしてのキャリアを捨てようと思っているわけではなくて、この仕事に興味を持って、本当に好きだからやっている感じなんだよ。オガラ:親族の方からアーカイブのアイテムをお借りできたのは良かった。ブランドの昔の写真をアンティークのゴールドの額縁に飾ったり、フランスの帽子箱にロゴを置いたりして、ショップのウインドウをディスプレイした。その歴史やアーカイブのバックグランドがなかったら、どうやってブランディングしようか困っただろうね。メイヤー:アイウエアのメーカーは世界中に数千社はあると思うけど、マックス・ピティオンはモノとしてではなく、本当に心を動かされる。僕はアイウエア“オタク”なんだけど(笑)、オタクだからこそ存在感のあるものを求める。普通のモノでは満足しない、存在感を色濃く感じられるモノを好むんだよね。オガラ:オリジナルの作りも、結構凝っているんだけど、今回、僕らが作ったものも、材料にコットンシードオイルを使ったんだ。とても繊細で、色を加えるとすごくきれい。堅くて傷になりにくいしね。――オリジナルはセルロイドがメインですね?オガラ:そうだね。ブランドの歴史に触れないといけなかった。元々、ピティオン家は、1940年代にフランスのジュラという地方で創業した櫛(くし)メーカー。当時、セルロイドが登場して、セルロイドをパンチングして櫛を作っていたんだけど、マックス・ピティオンと父親が「これで眼鏡も作れる」と製造に乗り出したというわけ。当時は、セルロイド全盛期だったけれど、石油化学製品は焼却すると有毒ガスも出るし、今の時代には合っていない。このコットンシードオイルなら焼却してもガスが出ない。18Kと10Kのプレーティングを施しているので高級感もあるし、長く使えるアイテムだと思うよ。(<A Href="">2/3に続く。</A>)
2014年02月04日表参道でビンテージショップを営み、27日渋谷に新店をオープンしたライラヴィンテージ(LAILA VINTAGE)が、東京・代官山にアーカイブをそろえたショールーム「ライラアトリエ(LAILA ATELIER)」(東京都渋谷区猿楽町1-5代官山ハイム2階)をオープンした。8月よりスタイリストへ向けて開放し、9月から一般へ公開する。店内にはディレクター・ハシウラ(hashiura)が集めてきた、ウィメンズ、メンズ、バッグ、シューズなどの貴重なアイテムが並ぶ。ウィメンズはイヴ・サンローラン、ミュグレー、クロード・モンタナ、アライア、シャネル、セリーヌ、エルメス、ケンゾー、カンサイなどモードの歴史にその名を刻むメゾン達がそろう。メンズではタグにMADE IN BRITAIN、LONDONと記載された80年代のジョン・ガリアーノやアートと音楽、ファッションを横断した伝説的デザイナー、スティーヴン・スプラウスの数々、レザーブランドのイースト&ウエストなどの他、約100年前のアーミー物など洋服マニアにとって垂涎のアイテム達が掛かる。「このイースト&ウエストのシルバーレザージャケットはヴィンセント・ギャロのもの。スプラウスはニコラ・ゲスキエールが穴の開くほど見ていった」とhashiura氏。ここで公開されているものはまだ一部だという。展開しているショップと連動するため、アイテム達は随時入れ替わる。「ビンテージが面白いのは、時が来ればまた新しくなるところ。まだまだ温存しているものがたくさんある。今、あるブランドを集めていて、近いうちにアーカイブ展をやろうと思っている」(同)なお、アイテムは購入することも可能。営業時間は11時半から20時まで。不定休。
2013年07月31日