2015年10月13日 12:56
キアヌ・リーブス、復活作『ジョン・ウィック』を語る
キアヌ・リーブス、復活!そう叫びたくなる会心作『ジョン・ウィック』(チャド・スタエルスキ監督)がついに日本に上陸する。先月、プロモーション来日を果たしたリーブス本人も「過去を背負った登場人物たちが繰り広げるドラマは、クールかつ情熱的、凶暴さとコミカルな側面、日常と裏社会といった相反する要素がまざり合う“異質さ”が魅力なんだ」と自身の復活作に強い手応えを示す。
その他の画像
妻に先立たれた元暗殺者のジョン・ウィック(リーブス)が、偶然出会ったロシアン・マフィアに妻が残した愛犬と、長年連れ添ったビンテージの愛車を奪われ、復讐の鬼と化す本作。役柄について「悲しみを抱えている部分が心に響いた」といい、「アンチヒーローであると同時に、誰もが共感できる主人公を模索した。ミフネ(三船敏郎)のような寡黙だけど、有言実行なキャラクターにしたかったんだ」と語った。
アクションスターとして輝きを取り戻した勇姿も、ファンには嬉しい限りだ。「あえて遠ざかっていたわけじゃないけど、出演するからには感情に訴える、しっかり中身があるアクション映画がいいからね。今回、久しぶりに自分が望む脚本に出会えたよ」とリーブス。