スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタムが初共演した話題作『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』が7月19日(金)より全国公開されることが決定。予告編が解禁された。1969年、アメリカ。ケネディ大統領が宣言した<人類初の月面着陸を成功させる国家的宇宙プロジェクト=アポロ計画>がスタートして8年。人類の大きな夢は未だ成功ならず、米ソ宇宙開発競争で後れを取る中、失敗続きのNASAに対して国民の関心は薄れ、予算は膨らむ一方。この悲惨な状況をなんとかしようと、ニクソン大統領に仕える政府関係者モー(ウディ・ハレルソン)を通してNASAに雇われたのは、PRマーケティングのプロ、ケリー(スカーレット・ヨハンソン)。このプロジェクトを全世界にアピールするためなら手段を選ばないケリーは、アポロ11号の宇宙飛行士たちを「ビートルズ以上に有名にする!」と意気込み、月面着陸に携わるNASAスタッフにそっくりな役者たちをテレビやメディアに登場させ、“偽”のイメージ戦略を仕掛けていく。そんな彼女に対し、実直で真面目なNASAの発射責任者コール(チャニング・テイタム)は反発するが、やり手のケリーは聞く耳を持たず、コールの代役まで雇ってしまう始末。しかし、ケリーの見事なPR作戦により、月面着陸は全世界注目の話題に。そんな時、モーからケリーに「月面着陸のフェイク映像を撮影する!」という衝撃的なミッションが告げられる。月面着陸のフェイク映像を撮影するという超極秘プロジェクト。早速ケリーはアームストロング船長の代役や撮影監督を雇い、厳戒態勢の中、NASAのケネディ宇宙センター内部に作られたフェイク映像の撮影準備を進めるが…。月面着陸55周年を機に、もう一つの<月面着陸>にまつわる舞台裏を完全オリジナル脚本でユーモラスかつスタイリッシュに描いたエンターテインメント。“争奪戦になるほどの脚本”に、豪華キャストの参加が続々とニュースになっていた本作。その美貌と巧みな話術でNASAや世界中の人々を軽快に欺いていくPRのプロ、ケリー役にはスカーレット・ヨハンソン。本作ではプロデューサーとしても名を連ねている。ケリーと敵対する実直なNASAの発射責任者コール役にはチャニング・テイタム。この2人の初競演に加え、重要なキーパーソンとなるのがモー役のウディ・ハレルソン。ニクソン大統領の側近として超極秘ミッションを企てる男という一見シリアスなキャラクターだが、彼が演じることで奇抜かつ憎めないベテランならではの演技を披露している。監督は『フリー・ガイ』のプロデューサーのグレッグ・バーランティが務める。解禁された予告編では、仲間の月面着陸成功を信じて猛反対するコールと、偽の月面着陸制作に邁進するケリー、対立する2人が直面するトラブルやアクシデントが捉えられ、アポロ11号発射のカウントダウンが迫っていく様子が切り取られている。『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』は7月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月09日ソーラ・バーチ×スカーレット・ヨハンソン主演映画『ゴーストワールド』の全場面写真が公開された。2001年、当時は新しい低体温系青春映画として大ヒットを記録した本作は、ドキュメンタリーに定評のあるテリー・ツワイゴフによる初の長編フィクション。アメリカで「ティーンエイジャーのバイブル」として高い人気を誇ったダニエル・クロウズの同名グラフィック・ノベルが原作だ。主演は『アメリカン・ビューティー』での演技が絶賛されたソーラ・バーチと、いまやハリウッドを代表するスター俳優として躍進を遂げたスカーレット・ヨハンソン。撮影当時、ソーラは17歳、スカーレットは15歳。すぐに意気投合したという2人の等身大の瑞々しい演技を収めた貴重なフィルムでもある。そんな本作が、リマスターによって甦った。名作の圧倒的な精細さと色味、22年の月日を思わせぬファッションのビビッド感。ソーラとスカーレットのあどけない姿、漫画家・尾田栄一郎が「ONE PIECE」でサンジのモデルにしたと公言したスティーヴ・ブシェミ、デイヴ・シェリダンのヌンチャク男、薄っすらと写る亡きブラッド・レンフロほか、盛りだくさんな場面写真となっている。『ゴーストワールド』は11月23日(木・祝)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年11月14日ウェス・アンダーソン監督最高傑作との呼び声も高い『アステロイド・シティ』より、スカーレット・ヨハンソン演じる映画スター、ミッジ・キャンベルのモチーフとなった2人の女優について、ウェス監督とスカーレットが語るコメントがシネマカフェに到着した。ウェス・アンダーソン監督が明かす、“ミッジ・キャンベル”の正体本作の主人公オーギー・スティーンベック(ジェイソン・シュワルツマン)と“アステロイド・シティ”で出会う映画スター、ミッジ・キャンベル。先日解禁された本編映像<YouDidn’tAskPermission>では、“アステロイド・シティ”のダイナーでパンケーキをほおばるミッジを思わず写真に収めてしまうオーギーの姿があった。マリリン・モンローは、スターの地位に上り詰めてもなお、アクターズ・スタジオの門をたたき、トレーニングを続けていたという。メソッド演技法の確立者であり、アクターズ・スタジオの芸術監督や運営責任者を歴任したリー・ストラスバーグが「何百人もの役者を育ててきたけど、特別だったのはマーロン・ブランドとマリリン・モンローだけ」と語るほど、彼女は才能と情熱にあふれていた。大きなサングラスでも隠せないオーラや存在感があるミッジ。脚本を書いたウェス監督は、“マリリン・モンロー”をモチーフにミッジをつくりあげていた。「彼女は映画スターでありながら、優れた舞台俳優のようになることをめざしていた。モンローのアクターズ・スタジオとの関係は、アクターズ・スタジオを象徴する一部となった」と語る。スカレーット演じるミッジは、コメディ女優としての才能があふれている一方で、自身は役者として薬物に溺れて死ぬような、真逆の役を演じたいと思っていた。その願いに向かって、モーテルで台本を片手に練習する姿が本編でよく登場する。スターダムを駆け上がってもなおさらなる高みを目指す姿勢はマリリン・モンローとも重なる。さらにウェス監督は、マリリン・モンローの最後の出演作『荒馬と女』について、「彼女が演じた役は観る者を西部へと連れ出してくれる。ニューヨーク市とのつながりや、グラマシー・パークの部屋もそうだけれど、同時に野生の馬の群れも想起させる」と称賛。マリリン・モンローをモチーフとしたミッジは、1950年代アメリカの“アステロイド・シティ”に連れ出してくれるだろう。スカーレット・ヨハンソンが“映画スター”を演じるうえでモチーフにした女優一方、ミッジ・キャンベルを演じたスカーレット。ウェス監督作品初出演となる彼女は、役作りをするうえで、ウェス監督と話し合いを重ねた。「監督とは往年のハリウッドスターについてあれこれ話し合いました。彼女がどんな人物で、どんなキャリアを歩んできたのか、アクターズ・スタジオ出身なのか、どんな声のする女優かなどとあれこれ考察したんです」と明かす。ウェス監督がマリリン・モンローをモチーフに書いたミッジだが、スカーレットは自身も好きな女優であるベティ・デイヴィスを参考に演じたという。「ベティ・デイヴィスはとてもいいキャリアを歩んできた女優だし、自分を肯定しているその存在感がとても良い。声も環太平洋アクセントなのが良い。そういうさまざまな要素を参考にしました」とスカーレット。このコメントに対して、ウェス監督はスカーレットの言及した「存在感」について、「ベティ・デイヴィスが意識的に確立したもの」だと話す。「ミッジは劇中でさまざまな顔を見せます。電車に乗っているときのミッジはその他のシーンのミッジと全然違う。ホテルのシーンでは、女優と彼女の演じる役の両方の顔を見せる。少しずつ表情を変えていくんです」と言及。スカーレットはミッジ・キャンベルという映画スターを「他人に見られているということについて常に自覚的で、自らを演出しているところがある」と分析している。これはウェス監督の語る、ベティ・デイヴィスの意識的に確立する存在感という分析とも通ずる。マリリン・モンロー、そしてベティ・デイヴィス。2人の女優をモチーフに練られたミッジ・キャンベルという映画スターを演じる、スカーレット・ヨハンソン。“女優”による“女優”の演技がウェス・アンダーソンの世界でどのように光るのか、注目だ。『アステロイド・シティ』はTOHOシネマズ シャンテ、渋谷ホワイトシネクイントほか全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アステロイド・シティ 9月1日TOHO シネマズ シャンテ、渋谷 ホワイト シネクイントほか全国公開©2023 FOCUS FEATURES, LLC./©2022 Pop. 87 Productions LLC
2023年09月02日2001年に日本初公開された、ソーラ・バーチ&スカーレット・ヨハンソン主演映画『ゴーストワールド』(原題:GHOST WORLD)が、11月23日(木・祝)より22年ぶりの全国公開が決定した。1990年代アメリカ、都市郊外の名もなき町。幼なじみで親友のイーニド(ソーラ・バーチ)とレベッカ(スカーレット・ヨハンソン)は、高校を卒業したものの、進路も決めず、あてもなく町をぶらついては面白いことを探して過ごしている。ある日2人は、モテないレコードマニアの中年男・シーモア(スティーブ・ブシェミ)に出会う。ダサくても独自の世界を持つシーモアに興味を持ったイーニドは、アウトサイダーとして生きる彼の理解者として交流を深め、奇妙な友情関係を築いていく。一方、アパートを借りるために地元のコーヒーショップに就職し、社会と折り合いをつけて自立しようとするレベッカ。同居生活を計画していた2人の間には次第に距離が生まれ…。当時、「ダメに生きる」というキャッチコピーが反響を呼び、新しい“低体温系”青春映画として大ヒットを記録した本作は、ドキュメンタリーに定評のあるテリー・ツワイゴフによる初の長編フィクション。アメリカで「ティーンエイジャーのバイブル」として高い人気を誇ったダニエル・クロウズの同名グラフィック・ノベルが原作となっている。撮影当時、ソーラは17歳、スカーレット15歳。本作は、すぐに意気投合したという2人の等身大の瑞々しい演技を収めた貴重なフィルムでもある。ほかにも、実力派バイプレイヤーのスティーヴ・ブシェミ、『ゴールデンボーイ』『BULLY ブリー』などで知られ、2008年に急逝したブラッド・レンフロが参加した。原作者であるダニエルは、ツワイゴフ監督と共同で脚本を執筆。2002年のアカデミー脚色賞をはじめ多くの賞にノミネートされ、高く評価された本作。近年では、「ユーフォリア/EUPHORIA」にも影響を与え、「時代を先取りしていた」(Los Angeles Magazine)と、再評価が進み、若い世代にも愛される作品となっている。『ゴーストワールド』は11月23日(木・祝)よりBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月28日先週、『アステロイド・シティ』のプロモーション中に「今後だれと共演したいか」と聞かれ、「トム・クルーズ!」とメディアを通じてトムにラブコールを送ったスカーレット・ヨハンソン。トム・ハンクス、ジョージ・クルーニー、モーガン・フリーマン、ユアン・マクレガーといった数々の「Aリスト俳優」と共演してきたスカーレットだが、トム(・クルーズ)との共演はまだ果たせていない。スカーレットの想いは、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のプレミアでローマに降り立ったトムに届けられた。「The Hollywood Reporter」がトムに、スカーレットが「トムと共演したい!」と語っている動画を見せたところ、トムは照れ笑い。スカーレットのことを「素晴らしい女優で、ムービースターだ」と絶賛した。「何かの作品で共演できそうですか?」と尋ねられると「うん。きっと共演することになる。絶対にね」と答えた。「だって、ぼくは彼女のキャリアと人生をずっと見てきたんだ。とんでもなく才能豊かだし、すごいカリスマ性がある。楽しいだろうね。彼女は何だってできる。コメディ、ドラマ、アクション、サスペンスも。彼女はカメラやスクリーンの中で、引きつける力がある人。だから絶対に共演するよ」と共演を誓った。(賀来比呂美)■関連作品:ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 7月21日(金) 全国公開©2022 PARAMOUNT PICTURES.
2023年06月20日10月7日(金) 東京芸術劇場プレイハウスにて、ルーマニア・シビウで日本の歌舞伎が生まれ変わった話題作『スカーレット・プリンセス The ScarletPrincess』のドレスリハーサルが行われ、ルーマニア文化大臣のルチアン・ロマシュカヌ、ルーマニア国立ラドゥ・スタンカ劇場総裁コンスタンティン・キリアック、美術の担当であるドラゴッシュ・ブハジャールによる取材会が開催された。『スカーレット・プリンセス The Scarlet Princess』は、退廃的な美しさと奇想天外な愛憎ロマンで江戸歌舞伎界の話題をさらった四代目鶴屋南北『桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)』が原作。この歌舞伎の大傑作を、ルーマニア出身の演出家シルヴィウ・プルカレーテが大胆に翻案し、スペクタクル化した作品だ。2008年シビウ国際演劇祭にて十八代目中村勘三郎主演、串田和美演出の『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』が上演され喝采を浴びると、日本の歌舞伎をシェイクスピア戯曲やギリシア悲劇と同じように世界と共有したいというふたりの演劇人の思いに、演劇祭のディレクターコンスタンティン・キリアックとルーマニアを代表する演出家シルヴィウ・プルカレーテが賛同してプロジェクトが始動。工場跡地に花道や回り舞台をしつらえた特設劇場が建てられ、南北の傑作『桜姫東文章』が『スカーレット・プリンセス』として生まれ変わった。タイトルロールのスカーレット ・プリンセス / 桜姫をラドゥ ・スタンカ国立劇場のホープであるユスティニアン・トゥルクが演じ、桜姫とその前世・白菊丸をジェンダーを超越した妖美さで魅せる。そして物語の要となる悪党・釣鐘権助を、同劇場の看板女優であるオフェリア・ポピが男装で演じるのも大きな見どころのひとつとなっている。■ルチアン・ロマシュカヌ(ルーマニア文化大臣)コメントルーマニアの作品を日本で上演できることはとても特別なイベントだと思っています。ルーマニアと日本の親善に貢献してくれたキリアックに感謝しています。今後益々日本とルーマニアの文化交流が盛り上がっていくことを期待しています。昨今のウクライナ侵攻について、ルーマニア国内では文化的には直接の影響はありませんが、ウクライナから避難されて来られる方たちが数多くいらっしゃいます。アーティストの方も1000人以上いますので、ルーマニアでも活躍できるよう環境を整えていきたいと思います。そして日本のみなさんがルーマニア・シビウに来られる機会がありましたら、どうぞよろしくお願いします。■コンスタンティン・キリアック(ルーマニア国立ラドゥ・スタンカ劇場総裁 / シビウ国際演劇祭ディレクター)『スカーレット・プリンセス』を日本で上演できること、大変嬉しく思います。中村勘三郎丈が最初にルーマニアに来た時、歌舞伎を盛り上げるために今までにないようことをやりたいと話していました。男女逆転の役を演じるのも、その一つの新しい試みで、外国でも称賛の声を沢山聞いてきたので、とても手ごたえを感じています。シビウ演劇祭はこの30年でとても成長して世界最大規模の演劇祭になりました。日本からもたくさんの人が参加してくれて、今後ルーマニアと日本との交流を深めていけることをとても楽しみにしています。この作品はとても素晴らしいので、ぜひご覧になってください。■ドラゴッシュ・ブハジャール(美術)この作品の立ち上げのタイミングから関わることができたので、想像力を駆使し、それを作品に反映できるようなクリエーションができたことは、デザイナーとして本当に一生に一度のチャンスだったと思いますし、とても光栄なことです。日本の大切な伝統である歌舞伎を広めるということを、串田(和美)さんと共に携われたことは、意味のある事でした。通りがかったメトロポリタンプラザでやっていた本のフェスティバルで、歌舞伎や、歌舞伎のデザインについての本がたくさんあったので、スーツケースに入りきらないぐらい買ってしまいました(笑)。その本からいろいろなことを勉強して自分の中に取り込んで“日本の歌舞伎の再現”ではなく、自分たちのアプローチをして発展させていきたいと考えています。■シルヴィウ・プルカレーテ(演出)日本の歌舞伎を初めて観たのは30年前に来日した時でした。言葉もわからないし、歌舞伎独自の様式や符丁もわからなかったけど、そこに流れている感情はとても強く伝わって、とてもエモーショナルに揺さぶられましたし、その美学にも感動して、夢中になれるものでした。歌舞伎を本当に理解するためには、歌舞伎役者さんのようにその伝統に身をおくことが必要なのですが、私たちは、(鶴屋)南北を一人の作家として扱い、そのテキストに注目しました。串田(和美)さんの思いとして歌舞伎を様々な国で作ってほしいというところから始まったこのプロジェクトで、ひとつのテキスト、台本として演劇の作品に仕上げることは、串田さんの思いに少なからず応えることができたのではないか、と思います。南北の台本は、とても多様で多面的な要素をあわせもつ、豊かなものです。笑いや悲劇、残酷さなど極端なお話の展開や、そのディテールまでも描かれていて、楽屋オチまでテキストに含まれているんです。それをヨーロッパ風のお芝居にしたのが今回の作品です。私の作品でメイクが白塗りなのは、仮面、の意味を込めています。役者のリアリティーを極力、排除したいという試みです。<公演情報>東京芸術祭2022芸劇オータムセレクション『スカーレット・プリンセス』日本公演2022年10月8日(土)~11日(火) ※10日休演日会場:東京芸術劇場 プレイハウス上演台本・演出:シルヴィウ・プルカレーテ原作:四代目鶴屋南北『桜姫東文章』出演:ルーマニア国立ラドゥ・スタンカ劇場カンパニー【チケット料金】(全席指定・税込)S席:9,000円A席:6,500円サイドシート:4,000円65歳以上(S席):7,000円豊島区民割引(S席):7,500円25歳以下(A席):4,000円高校生以下:1,000円※65歳以上、25歳以下、高校生以下チケット、豊島区民割引は東京芸術劇場ボックスオフィスにて取扱い(枚数限定・前売のみ・要証明書)チケットはこちら:問合せ:東京芸術劇場ボックスオフィス0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)公式サイト:
2022年10月10日2022年秋に東京芸術劇場プレイハウスにて上演される、ルーマニアの奇才シルヴィウ・プルカレーテが演出する舞台2作品『スカーレット・プリンセス The Scarlet Princess』『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』のビジュアルと詳細が公開された。ルーマニア出身のシルヴィウ・プルカレーテは、母国ルーマニア・シビウ演劇祭で自身が演出する『ファウスト』が毎年のハイライトとなるほどヨーロッパ演劇界の第一人者。日本演劇界とも深く関わっており、東京芸術劇場では2017年の佐々木蔵之介主演『リチャード三世』、そして2020年『真夏の夜の夢』の2作品を演出し、日本の舞台シーンの話題をさらった。今秋上演の2作品とも、音楽ヴァシル・シリー、美術ドラゴッシュ・ブハジャールと、プルカレーテ組によるクリエーションとなっている。『スカーレット・プリンセス』は、不道徳かつ退廃的な美しさと奇想天外な愛憎ロマンで江戸歌舞伎界の話題をさらった四代目鶴屋南北『桜姫東文章』をプルカレーテが大胆にスペクタクル化した作品で、日本の古典を本歌取りした話題作。2018年シビウ国際演劇祭でワールドプレミア、その後すぐさまベルギーのブリュッセルに招かれて絶賛された。『守銭奴』は劇作家モリエールの傑作で、あらゆることに金を出し渋る過剰なまでの吝嗇ぶりと強欲さを滑稽に描く喜劇で、主演はプルカレーテ演出に惚れ込んだ俳優の佐々木蔵之介が務める。佐々木は、極度の倹約家である主人公のアルパゴンを演じる。『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』ビジュアル■佐々木蔵之介 コメントプルカレーテさんとは、『リチャード三世』でご一緒して以来、「また是非次回作を!」とお話させていただいていたので、新たなクリエーションでこうして実現できて、とても嬉しいです。プルさんの稽古は、想像をやすやすと超えてくるので、楽しくてとても刺激的です。毎日稽古が終わった後、役者同士でおさらいをしても、翌日には、ゴロっと変わってまたビックりする(笑)、そんな稽古場は、演劇人として刺激的で至福の時間でした。今回も経験したことのない感覚、何が飛び出るかわからない演出が楽しみで、待ち遠しいです。『守銭奴』では、ドケチで欲深い、誰も幸せにしない……、とにかくダメなおやじの役を演じます。プルさんは人間の良いも悪いも、残酷で悲惨なものも、美しく儚く魅せる名手です。ご期待ください!<公演情報>『スカーレット・プリンセス The Scarlet Princess』2022年10月8日(土)~11日(火) 東京芸術劇場 プレイハウス※10日休演日上演台本・演出:シルヴィウ・プルカレーテ原作:鶴屋南北『桜姫東文章』出演:ルーマニア国立ラドゥ・スタンカ劇場カンパニー『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』2022年11月23日(水・祝)~12月11日(日) 東京芸術劇場 プレイハウス※宮城・大阪・高知 公演あり作:モリエール翻訳:秋山伸子演出:シルヴィウ・プルカレーテ出演:佐々木蔵之介 / 加治将樹 / 竹内將人 / 大西礼芳 / 天野はな / 茂手木桜子 / 菊池銀河 / 長谷川朝晴 / 阿南健治 / 手塚とおる / 壤晴彦公式サイト:
2022年08月01日マーベル・スタジオが贈る新たなオリジナルドラマシリーズ「ホークアイ」より、“ブラック・ウィドウ”スカーレット・ヨハンソンと“ホークアイ”ジェレミー・レナーのコメントが到着した。2012年の『アベンジャーズ』からオリジナル・メンバーとしてチームを支えてきた“ホークアイ”ことクリント・バートンは、アイアンマンやキャプテン・アメリカのようなスーパーパワーこそ持たないが神級の弓技を武器に数々の戦いに挑んできたアベンジャーズ創設メンバーのひとりだ。そして、ホークアイ同様に特別なパワーを持たず、近接戦闘や冷静な状況判断でアベンジャーズ発足以前から、S.H.I.E.L.D.(国際平和維持組織)のエージェントとして互いに支えあってきた戦友“ブラック・ウィドウ”。彼女を演じるスカーレット・ヨハンソンは、ホークアイ(ジェレミー・レナー)の魅力を<ジェレミーがホークアイに吹き込んだ様々な性格>であると語っていた。『マイティ・ソー』以外のホークアイ出演4作品全てで共演経験のあるジェレミー・レナーについてスカーレットは「彼は、憂うつさや皮肉さ、そしてなるようになるさ的な態度をキャラクターに吹き込める俳優で、その部分がすごくよかった」と、ホークアイの皮肉屋で楽観的な性格はジェレミーが演じてこそのものだと絶賛し、そういった人間味溢れる性格がこのヒーローの魅力であると明かした。また、スカーレットは劇中での両者の関係性について「2人のキャラクターはお互いに愛情をもっていて、深く理解しあっている。多くの経験をし、命を救われたこともある。ほとんどの時間を共に過ごし戦友になった」と、ホークアイが愛情深く、メンバー思いであると語った。スカーレット・ヨハンソン (C) Getty Imagesそんなホークアイを演じるジェレミー・レナーは「彼が実際はスーパーヒーローではなく、とても高度な技術を持った人間だということが気に入り、それなら感情移入できるだろうと思った」と、普通の人間でありながらヒーローとして活動している点がむしろ“ホークアイらしさ”であると語っている。新ドラマシリーズ「ホークアイ」は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で大切な戦友ナターシャを失いつつもサノスに勝利した後の物語。ホークアイは、来るクリスマスを家族と共に平和に過ごす予定だったが、自身の過去にかかわる大事件が起きてしまい、戦いに巻き込まれていくことになる。<アベンジャーズ>に入りたい若き弓の名手ケイト・ビショップなどの新たなキャラクターが現れる中、『ブラック・ウィドウ』でナターシャの“妹”として初登場したエレーナ(フローレンス・ピュー)が再び登場。エレーナといえば、姉妹喧嘩は絶えないが、なんだかんだで姉のことを慕っており、ナターシャと同じスパイ機関“レッドルーム”出身の最強の暗殺者。『ブラック・ウィドウ』の最後には謎の女ヴァレンティーナがホークアイの写真を持ち「これが次のターゲット」と意味深に語りかけるシーンがあり、本作で再登場するエレーナの動向が気になるところ。彼女は果たして敵か?味方か?そしてホークアイは事態を収束させ、無事家族の元に帰ることができるのか…?「ホークアイ」は11月24日(水)17時よりディズニープラスにて日米独占配信。(text:cinemacafe.net)
2021年11月15日日曜日(現地時間)に、自身のライブで観客に向かって「私たちに子どもができました。ワクワクしています!」と妻スカーレット・ヨハンソンの妊娠を認めたコリン・ジョスト。それからわずか数日後、すでに第1子が誕生していることをインスタグラムで明らかにした。「オーケー、オーケー。赤ちゃんが生まれました。男の子で名前はコスモです。私たちは彼のことを愛しています。プライバシーの保護にご配慮をお願いします。お問い合わせはパブリシスト(マイケル・チェ)まで」と必要最小限の情報を提供。マイケルは「サタデー・ナイト・ライブ」に出演しているコリンの“同僚”コメディアンで、コリンが促すように彼のインスタアカウントに飛んでみると、プロフィールに「コスモのパブリシスト」との記載がある。この投稿をInstagramで見るColin Jost(@colinjost)がシェアした投稿コリンが添えた「ディズニーワールドに行きます」というタグも、現在スカーレットが主演作『ブラック・ウィドウ』の公開方法をめぐってディズニーを訴えている最中であることを考えれば、実に皮肉だ。スカーレットの妊娠を認めてから誕生報告までの期間があまりに短すぎたことと、上記のジョークのような発表の仕方にファンは「えーと、ジョークなの?本当なの?」「報告の仕方がすごくカジュアル」とびっくり。しかし、スカーレットの代理人も「People」誌に男児の誕生が事実であると認めている。2人は2017年から交際を始め、2020年10月に結婚。スカーレットにはライアン・レイノルズ、ロマン・ドリアックとの結婚歴があり、ロマンとは娘のローズ・ドロシーちゃんをもうけた。コスモくんはスカーレットにとって第2子にあたる。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年08月19日先月「Page Six」が、スカーレット・ヨハンソンが妊娠しており、出産間近だと報じた。これまで本人や代理人から正式な発表はされていなかったが、このたび夫のコリン・ジョストがお笑いのライブ中に「子供ができました。ワクワクしています!」と観客にスカーレットの妊娠を報告したという。同サイトが報じた。スカーレットの妊娠については、主演作『ブラック・ウィドウ』の公開を間近に控えながらイベントやインタビューのほとんどを欠席したことから、6月にすでにささやかれていた。オンラインでのプロモーション活動は行ったが、自身のお腹から上のみを映し、お腹のふくらみは見えていなかった。その後は『ブラック・ウィドウ』の公開方法をめぐり、スカーレットがディズニーを訴えるという、妊娠報道がかすんでしまうような大きな“事件”もあった。出産後の復帰作はすでに決まっているとみられる。それは、先日報じられたウェス・アンダーソン監督の次回作(タイトル未定)だ。スカーレットはライアン・レイノルズ、ロマン・ドリアックとの結婚歴があり、ロマンとは娘のローズちゃんをもうけた。コリンとは2017年から3年交際したのち、2020年10月に結婚した。Photo by Emma McIntyre/Getty Images for Turner(Hiromi Kaku)
2021年08月18日スカーレット・ヨハンソンが、主演作『ブラック・ウィドウ』の公開方法をめぐりディズニー側に「契約違反」があったとして、訴訟を起こしたという。「People」誌など複数メディアが報じた。『ブラック・ウィドウ』は当初2020年5月に公開予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、幾度もの公開延期に見舞われた。最終的に、全米では今年7月9日に公開。劇場だけでなく、Disney+のプレミアアクセスでも同時配信した。スカーレット側はこれを「契約違反」と捉えているようだ。彼女は契約を結んでいたディズニーの子会社のマーベルから「劇場で独占公開」であることを保証され、劇場での興行成績に応じた出演料を得られるはずだったと主張している。Disney+で同時配信したことによって観客がこちらに流れ、関係者によればスカーレットは5000万ドル(約55億円)の損害を被ったという。スカーレットの弁護士は「ディズニーは『ブラック・ウィドウ』のような作品を直接Disney+で配信することで会員数を増やし、それによって同社の株価を上昇させようとしているのは明らかです。新型コロナウイルスを盾にして、もっともらしいことを言ってそうするのです」と批判。ディズニーの広報は、「この訴訟にはなんのメリットもありません」「新型コロナウイルスのパンデミックで世界が長期的、恐ろしい影響を受けていることを無情にも軽視するのは悲しく痛ましいものですね」とコメントしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年07月30日女優の米倉涼子が30日、都内で行われたマーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』公開直前イベントに、声優の田村睦心とともに出席。スカーレット・ヨハンソンからのサプライズメッセージに感動し涙する場面があった。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で衝撃の決断を下した美しき最強のスパイ“ブラック・ウィドウ”の過去と秘密が描かれる本作。度重なる公開延期を乗り越え、マーベル・スタジオ映画において2年ぶりの作品公開となる。スカーレット・ヨハンソンが演じる美しき最強のスパイ、ブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフの吹替キャストを約10年間にわたり担当してきた米倉は、「『エンドゲーム』から2年、本当は去年公開する予定でしたが私も首を長くして待っていました。やっとやっと公開が決まりました!」と喜び、「去年の3月くらいに吹き替え終わっていましたから、早く見たいという思いと、早く見ていただきたいという思いを感じていました。イベントもやれないということが何回もあった。今回この場所に立てて本当にうれしく思っています」と笑顔を見せた。そして、本作について、「アベンジャーズらしい、マーベル作品らしいアクションがあり、壮大な映画になっていますが、心に響く映画。女性が主役で、女性の戦い。男の人が強くて戦うのとはちょっと違う映画になっていると思います」と紹介。「家族愛に執着しているお話で、そこに注目していただきたい。あとはアクション。ビュンビュン飛んでますから」と見どころをアピールした。また、初めてブラック・ウィドウを演じたときのことも「大変でした」と振り返りつつ、「ブラック・ウィドウの集大成ということで心を引き締めて挑まさせていただきました」と本作に挑んだ思いを告白。「私は全然戦ってないですけど、ものすごい戦った気分になっている。思い入れの強い作品になりました。今回こうやってまた彼女にお会いすることができてうれしく思っています」と感慨深げに話した。イベントでは、本国でブラック・ウィドウ役を演じてきたスカーレット・ヨハンソンと、その“妹”エレーナ役のフローレンス・ピューからのメッセージVTRも上映。スカーレット・ヨハンソンの「涼子! ブラック・ウィドウを9年間も応援してくれてありがとう。またお会いしましょう」というメッセージに、米倉は「感動で立てません」と涙し、LAに行きたい」と再会を願った。『ブラック・ウィドウ』は、7月8日に映画館にて公開、7月9日にディズニープラスにてプレミア アクセス公開。
2021年06月30日まもなく公開となるディズニー&マーベル映画の『ブラック・ウィドウ』に主演しているスカーレット・ヨハンソンが、引き続きディズニーとタッグを組むという。ディズニーランドのアトラクション「タワー・オブ・テラー」が映画化され、スカーレットが主演&自身の製作会社「These Pictures」を通してプロデュースを担当することになったと「Collider」が報じた。現時点でほかに分かっているのは、『トイ・ストーリー4』の監督ジョシュ・クーリーが脚本を執筆するということ。監督については明らかになっていない。「タワー・オブ・テラー」は、米フロリダ州のディズニー・ハリウッド・スタジオ、米カリフォルニア州のディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー、仏パリのウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク、そして日本の東京ディズニーシーにあるホラーアトラクション。1997年にスティーヴ・グッテンバーグ&キルスティン・ダンスト主演でテレビ映画化されたことがある。また、今回の実写映画化については2015年に一度報じられており、当時は『チャーリーとチョコレート工場』のジョン・オーガストが脚本を担当すると伝えられていた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年06月24日スカーレット・ヨハンソンが『アベンジャーズ/エンドゲーム』で衝撃の決断を下した最強のスパイを演じる『ブラック・ウィドウ』。これまでのシリーズでブラック・ウィドウは冷静でクールな姿が印象的だったが、本作ではいままで以上に彼女のトラウマや葛藤など心の“内面”を繊細に描く物語にしたいと製作陣は考えていた。そこで白羽の矢が立ったのが、“女性の心情”を描くことに長けたケイト・ショートランド監督。ヨハンソンは監督の才能に惚れ込み、「ケイト・ショートランド監督は“女性の美しさと醜さ”を丁寧に表現できる素晴らしい才能があります。彼女と一緒にナターシャの知られざる一面を深く掘り下げることができて本当に素晴らしい機会に恵まれたと思います」と絶賛しており、ハリウッドの才能に溢れた女優と実力派監督のタッグが実現している。マーベル・スタジオ最新作となる本作の監督に大抜擢されたケイト・ショートランド監督はオーストラリア出身。2004年に初の長編映画『15歳のダイアリー』で監督デビューすると、その年のオーストラリア映画協会賞で各賞を総なめに。長編2作目の『さよなら、アドルフ』ではアカデミー賞外国語映画賞にオーストラリア代表作品として選出されたほか、オーストラリアをはじめとする各国で多数の賞に輝き、ハリウッドの次世代を担う存在に。そんなショートランド監督の作品は全て女性が主役であり、その心情を繊細に表現できることが高く評価されている。『15歳のダイアリー』では孤独を抱える15歳の少女ハイジの危うい“心の揺らぎ”を描き、『さよなら、アドルフ』では第二次世界大戦終戦直後のドイツを舞台に、ナチ高官の娘ローレが残酷な現実の中で真実を知っていくときの“心の葛藤”を描いた。そして、続く『ベルリン・シンドローム』では監禁されてしまう女性クレアの恐怖と極限状態における“心情の変化”を描写し、どの作品でも女性の内面を深く掘り下げた心理描写が特徴的だ。本作では、『エンドゲーム』で衝撃の決断に至ったブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの過去を描き、彼女の内面を深く掘り下げる必要があったが、実はスカーレット・ヨハンソンがショートランド監督の作品に惚れ込み、数多くの監督候補の中からショートランド監督を抜擢した。ヨハンソンは監督の才能について、「私たちの女性リーダーであるケイト・ショートランド監督は、女性の美しさと醜さを描くことを恐れていません。この作品はケイトなしでここまでのことが出来たとは到底思えないですね。彼女は素晴らしいアーティストで、驚異的なリーダーで、美しい魂の持ち主。この映画を観れば、そのすべてがにじみ出ていることが分かるはずです」と絶賛を贈る。さらにショートランド監督も、本作で初めてブラック・ウィドウの過去が明らかになることについて「私たちはブラック・ウィドウについてファンが今まで全く知らない部分を探求しています。これまで一度も決して見たことがないような一面が描かれているはずです」と自信を見せている。ブラック・ウィドウは1人の女性としてどのような過去を生きてきたのか?『エンドゲーム』での衝撃の決断をした理由とは?そして、アベンジャーズを家族と呼んだブラック・ウィドウがかつて大切にしていた“家族”とは?ケイト・ショートランドが手掛けるブラック・ウィドウが背負い続けてきた過去が明らかになる本作に、期待が高まるばかりだ。『ブラック・ウィドウ』は7月8日(木)映画館 and 7月9日(金)ディズニープラス プレミアアクセス公開。※プレミアアクセスは追加支払いが必要(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年06月21日ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)は、「コロン インテンス コレクション」の新作フレグランス「スカーレット ポピー コロン インテンス」を2021年1月8日(金)より順次発売する。魅惑的な新作フレグランス「スカーレット ポピー」希少で高価な香料を集め、意外性のある贅沢な香りを表現する「コロン インテンス コレクション」に、うっとりするような「スカーレット ポピー」が新たにラインナップ。アジアの大草原地帯に茂るエキゾチックなスカーレット ポピーの花から着想を得た、気品あふれるフローラルが広がる。深みのあるフローラルノート奥行きをもたらすアイリスに、柔らかなバーリーと温かなトンカビーンが甘いエッセンスをプラス。そこにみずみずしいフィグが調和することで、思わず引き込まれるような深みのある、洗練された香りを織り成している。香りのペアリングは「ポピー & バーリー」がおすすめそんな「スカーレット ポピー コロン インテンス」との“香りの重ねづけ”セント ペアリングにおすすめなのは、ジョー マローン ロンドンの「ポピー & バーリー」。2つを組み合わせることでさらにポピーの香りがふくらみ、より一層魅惑的な香りを身にまとうことができる。【詳細】ジョー マローン ロンドン「スカーレット ポピー コロン インテンス」発売日:2021年1月8日(金)※50mLは2021年1月中旬~全国発売予定。価格:100mL 22,600円+税、50mL 15,600円+税【問い合わせ先】ジョー マローン ロンドン お客様相談室TEL:0570-003-770
2020年12月25日スカーレット・ヨハンソンとコリン・ジョストが、先週末に結婚式を挙げたことが明らかになった。新型コロナ感染防止に配慮し、近親者や親しい友人を招いたこじんまりとした結婚式だったという。2人が支援しているチャリティー団体の「Meals on Wheels America」が、インスタグラムで発表した。「『Meals on Wheels America』をサポートすることで、この辛い時世に影響を受けている高齢者たちを助ける力になりたい」という思いから、同団体を通しての発表になったという。同団体は「ハッピーな2人のお祝いに、ぜひ寄付をご検討ください」と呼びかけている。結婚発表とともに投稿されたフェリーの写真には、英語圏の結婚式でお馴染みの「Just Married」(結婚しました)をジョストのファーストネームでもじった「Jost Married」(ジョストが結婚しました)というフレーズが添えられている。2人は2017年5月から交際を始め、2019年5月に婚約。コリンはハーバード大卒のインテリで、「サタデー・ナイト・ライブ」の脚本家、コメディアン、俳優など幅広く活躍している。過去には大女優・スカーレットと交際することで、自分の存在が「『スカーレットの彼氏』で終わってしまうのは怖い」と素直な気持ちを語ったこともある。スカーレットはライアン・レイノルズ、ロマン・デュアリックとの結婚歴があり、今回が3度目の結婚。ロマンとは女児をもうけた。(Hiromi Kaku)
2020年10月30日4月20日(月)放送の日本テレビ「映画天国」では、スカーレット・ヨハンソン主演『真珠の耳飾りの少女』をオンエアする。幼少期から演技を学び『ロスト・イン・トランスレーション』で英国アカデミー賞主演女優賞を受賞したほか、同作と本作でゴールデングローブ賞にノミネートされるなど大きく注目され、その後は『アベンジャーズ』シリーズのナターシャ・ロマノフ=ブラック・ウィドウ役や、『LUCY/ルーシー』の薬物で超人的な能力を獲得した主人公を演じるなど、世界的な女優へと飛躍。ジャパニメーションの代表作ともいえる『攻殻機動隊』を実写化した『ゴースト・イン・ザ・シェル』では原作の草薙素子に当たるミラ・キリアンを演じたのも記憶に新しいスカーレット・ヨハンソン。『ロスト・イン・トランスレーション』と並んで彼女の“出世作”ともいえる本作は、「牛乳を注ぐ女」「デルフトの眺望」など数々の写実的な名画で知られる天才画家フェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」を題材とした物語。1665年、オランダ。天才画家フェルメールの家に使用人としてやってきた少女グリートは、その色彩的才能を見出され、やがて弟子として画家に想像力を与えるようになる。主人と使用人としての距離を保ちつつも、次第にお互いが本能で理解しあえる運命の相手だと気づく2人。だがそんな2人の関係に画家の妻は嫉妬し、狡猾な策略を巡らせるパトロンもその関係を許すはずはなく、少女は画家と芸術のためにその身を危険にさらすことになる…。共演には『英国王のスピーチ』でアカデミー主演男優賞、英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞に輝くコリン・ファース、『フル・モンティ』『キングコング:髑髏島の巨神』のトム・ウィルキンソンら。『ハンニバル・ライジング』などのピーター・ウェーバーがメガホンを取った。300年以上の時を超えたいまも愛され続ける名画を巡る愛の物語、『真珠の耳飾りの少女』は4月20日(月)25時59分~日本テレビ「映画天国」枠でオンエア。(笠緒)
2020年04月20日3月28日(土)放送の「メレンゲの気持ち」に俳優の松下洸平と女優の橋本マナミがゲスト出演。朝ドラ「スカーレット」で大きく注目を浴びた松下さんの素顔や、医師と結婚し妊娠中の橋本さんが夫婦生活についてトークを繰り広げる。久本雅美、いとうあさこ、「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧、村上佳菜子、石塚英彦らが出演する本番組。幼少期から音楽や絵画などに親しみ歌手デビュー。音楽アーティストとして活動していたところ、ミュージカルに出演したことをきっかけに演技に目覚め、舞台を中心に活動。「もう誘拐なんてしない」でドラマデビューすると「カラマーゾフの兄弟」「サバイバル・ウェディング」「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」などに出演。昨年秋から放送された連続テレビ小説「スカーレット」では戸田恵梨香演じるヒロイン・川原喜美子と惹かれあい結婚するも、別れることになる十代田八郎役で出演。多くの視聴者を虜にした松下さん。久本さんも大ファンだという松下さんは今回、「スカーレット」のウラ話を続々と明かしていくほか、プロ級の腕前を持つ絵画の最新作をスタジオで公開。また松下さんが気になっているというグルテンフリーラーメンも紹介。また年下医師と結婚し、現在妊娠中の橋本さんは夫とのなれそめから“婚約破棄”事件までぶっちゃけトーク。手料理を振る舞う新婚生活や美容法も披露する。今回のゲスト、松下さんの映画最新作となる『燃えよ剣』は5月22日(金)より全国にて公開。岡田准一が土方歳三、鈴木亮平が近藤勇、山田涼介が沖田総司を演じ、黒船が来航し開国を要求してきた江戸末期、幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す討幕派の対立が深まっていた。「武士になりたい」という熱い想いを胸に、近藤勇、沖田総司ら同士と共に京都へ向かった土方歳三は、芹沢鴨を局長に擁し新選組を結成するが、時流は倒幕へと傾いていく…という新撰組の物語が描かれる。「メレンゲの気持ち」は3月28日(土)12時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2020年03月28日稲垣吾郎が本日3月4日放送のNHK連続テレビ小説「スカーレット」第129回に医師・大崎茂義役で登場し、ネット上は朝から賑わいを見せている。戸田恵梨香がヒロインを務める本作は、焼き物の里・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家・川原喜美子の波乱万丈な人生を描いていく。稲垣さんは、1989年前期「青春家族」以来、およそ30年ぶりの朝ドラ出演となった。昨日3日の放送では、夫・敏春(本田大輔)の検査結果を聞きに行くという照子(大島優子)に付き添って喜美子も病院へ。その後の生放送番組「あさイチ」で“朝ドラ受け”をした博多華丸は、なかなか登場しない稲垣さんに「じらされました」と語り、「じら垣吾郎さん」と名付けたことからネットでも話題になっていた。そして本日、稲垣さんも朝から予告ツイートし、満を持して登場すると「きたー!」「待ってました」「大崎先生!」「感極まるとはこういうこと」といった声から、「じら垣吾郎センセイ登場」と歓喜の声が。また、白衣を着ずに現れたことから最初は喜美子らに不審がられ、看護師にも「白衣を着てないとどこかのおっさんみたい」と指摘されて自らも「おっさんだもん」と認めたことに、「おっさん(ちがう)きたー」「(青春家族のときは)10代だった稲垣さんが、自分をオッサン呼ばわりするとは」とのコメントも。さらに、体調が優れない武志(伊藤健太郎)の様子にも「体調悪いの武志~~」「これからつらい展開になりそう」と心配の声も上がっている。連続テレビ小説「スカーレット」は月~土曜日午前8時~NHK総合ほかにて放送中。(text:cinemacafe.net)
2020年03月04日戸田恵梨香がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「スカーレット」。この度、約30年ぶりの“朝ドラ”出演で、第22週・3月4日(水)から登場する稲垣吾郎のコメントが到着した。焼き物の里・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家の波乱万丈な人生を、女性の社会的自立や生きがい、家族との関わりなどを通して丁寧に描いていく本作。喜美子の作品のファンというアンリ(烏丸せつこ)との出会いや、八郎(松下洸平)との再会があった第20週「もういちど家族に」をへて、第21週では「スペシャル・サニーデイ」と題した特別編で視聴者を和ませた後に、衝撃の展開が待ち受ける第22週。稲垣さんは、実に「青春家族」(第42作・1989年前期)以来となる連続テレビ小説出演となり、「今回出演のお話をいただいてとてもうれしく思いましたし、びっくりしました」と打ち明ける。「僕にとって“朝ドラ”は特別なんです。(『青春家族』出演当時)まだ14歳だった僕は、部活をやっていたわけでも学校で優秀だったわけでもなく、ほめられたことがあまりなかったのですが(笑)、共演者の皆さんが僕の演技やアドリブをほめたり励ましてくださって自信になりました。そのとき、役者を一生やっていきたいなと心に誓ったんです」と明かし、「そういう原体験を作ってくれた“朝ドラ”にまたいつか出演したいと強く思っていたので、 とても光栄です」と喜びをあらわにする。そんな稲垣さんが演じるのは、戸田さん演じる喜美子が病院で知り合う医師・大崎茂義。息子・武志(伊藤健太郎)が病気になった際の主治医で、穏やかで親しみやすく、武志と喜美子を精神的にも支えていくという。「医師・大崎茂義という人物は一見風変わりに見えるかもしれませんが、なにか突拍子もないことをするわけではなく、医者としての信念を持ち、理想と現実に苦しみながらも、ヒロイン・喜美子と息子の武志を支えていく誠実な医者だと思いながら演じています」と、自身の役柄について語る稲垣さん。さらに、「第22週からの『スカーレット』については、内田(ゆき)チーフプロデューサーからいただいた言葉がすごく印象的でした」と続け、「これから喜美子は息子の病気という苦難を迎えるわけですが、その中で、“生きる”ということをテーマにしたお話にしたいとおっしゃっていて...。希望や勇気、そして生きることを、視聴者の皆さんにもう一度考えていただく作品になるよう、その一部として貢献できたらいいなと思います」と、武志と喜美子に降りかかる運命と今後の展開について語ってくれた。連続テレビ小説「スカーレット」は3月28日(土)まで、月~土曜日午前8時~NHK総合ほかにて放送中(全150回)。(text:cinemacafe.net)
2020年02月29日戸田恵梨香主演で焼き物の里、滋賀県・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家の波乱万丈な人生を描くNHK連続テレビ小説「スカーレット」。物語が後半を迎える中、“陶芸家の妻”ではなく、一陶芸家としての道を本格的に歩もうとする喜美子の環境が大きなうねりを見せた14~17週について、戸田さんからコメントが到着した。ヒロイン・川原喜美子を演じる戸田さんはもちろん、“腐れ縁”の幼なじみを演じる大島優子や林遣都らの好演、Twitterで「#八郎沼」なるハッシュタグを生み出した松下洸平演じる八郎とのやりとり、2月上旬からは伊藤健太郎、3月上旬からは稲垣吾郎が登場するなど、様々な話題を振りまいている本作。これまでをふり返って、特に「フカ先生(深野心仙役・イッセー尾形)とのシーンは忘れられないぐらい、自分にとって宝物」と戸田さん。「ずっとフカ先生との時間が続けばいいのになぁと、願わずにはいられませんでした」と自らも語るように、第14週以降、喜美子にとっても、彼女を見守る視聴者にとっても“しんどい”展開続きとなっている。新進陶芸家の夫を支えるも「愛情が本物だからこそ、しんどい」31歳になった喜美子は、陶芸展で金賞を受賞し新進気鋭の陶芸家として名の知れるようになった夫・八郎(松下洸平)を懸命に支えている。そんな中で、信作(林遣都)からは「いまの喜美子は喜美子じゃない」と言われてしまうのだ。「ハチさん(八郎)のことをただひたすら支えたい、フォローしたいという思いがから回ってしまうのが14週でした。ハチさんもそんな喜美子の思いを受け止めているんだけれど、それもハチさんにとっては苦しい…。ふたりの思いがどんどんと絡まっていく様が、演じていてけっこう苦しかった」と戸田さん。「いつも“ふたりとも間違ってない”というのが、しんどいんです」と語り、「喜美子と八郎の愛情が本物だからこそ、しんどいことってあるんだなと、この作品を通して知りました」と、夫婦だからこその試練だと明かす。そんなふうにギクシャクし始めた夫婦の間に、まさしく新しい風のように舞い込んできたのが、明るくて賑やかな松永三津(黒島結菜)。東京の美大を卒業後、全国の焼き物の産地を訪ね歩き、陶芸を勉強したくても女性であることから方々で断られてきた三津を、喜美子は八郎にも好影響を与えると考え、弟子として受け入れる。三津(黒島結菜)は「いなくちゃいけない存在だった」第15週での喜美子は、八郎が作品作りに悩む中、絵付け小皿の大量注文を受け、久しぶりにものづくりに対して燃える気持ちを思い出していく姿が印象的。「喜美子のこの姿がみたかった」と、戸田さん自身も熱くふり返っている。「ハチさんのことも支えたい、でも同時に、絵付け小皿もがんばりたいっていう2つの欲が同時に生まれて、どうバランスをとればいいのか喜美子はわからなかったけど、ハチさんが背中を押してくれました。だから、ハチさんのことは三津(黒島結菜)にまかせる、と喜美子が決断できたのだと思います」と言い、「喜美子と八郎がそれぞれ陶芸家として大きく一歩進んだ」週だと明かす。しかし、それをきっかけに三津の八郎に対する気持ちがふくれあがっていくことになり、視聴者をヤキモキさせることに…。戸田さんは、「いままで積み上げてきたハチさんとの関係、愛情や絆というものに自信があるから、『ここは口出ししなくてもいい』と判断する。それは『妻の強さ』かなあと思いました」と言う。「陶芸の師匠と弟子としても、女の意地っていうのがあるのかなと思いました。三津がもっと恋愛の駆け引きを仕掛けてくる子だったら、ハチさんがもうクビにしているはず」といたって冷静だ。「ちょこちょこっと三津から出るヒントになるような言葉をもらって、実際に作品をつくっていけるようになるから、やっぱり三津はふたりにとっていなくちゃいけない存在だったんだと思うんです」。「急に人が変わったようになる」喜美子を見かねた照子(大島優子)が…そんな中、喜美子は昔から大切にしている信楽焼のカケラの色合いを再現してみたい思いにかられ、八郎の後押しもあって昔ながらの薪で焼く穴窯を始めることに。しかし、そうそう簡単にはいかず、失敗が続いたことで大金を無駄にしてしまう。16~17週にかけての喜美子について、「穴窯を作ると決め、成功を目指し没入していくころから、急に喜美子の人が変わったようになるんです」と戸田さんは解説する。「今まではお金を大事に、家族のために一生懸命やってきた人が、家族がだめになってもやり続けるっていう狂気に似た熱意を持ちはじめるんです。ほんとうに自分がやりたいことと出会ったときって、いままで自分が積み上げてきたものもなかったことになるくらい、そっちに突き進んでしまうんだなと。天才になる人の片りんをみた気がしました」と、一度決めたら突き進む喜美子のキャラクターに思いを寄せる。また、16週では喜美子の家に照子(大島優子)と信作が集まり、夜通し語り合うシーンも注目を集めた。「この三人がそろうと、やっぱりこれこれ!という感覚になるんです。これが欲しかった!という感じ。一番落ち着くし、楽しいし、喜美子の人生の真ん中にあるのがこのふたり」と分析していた戸田さんだが、17週になると、窯だきに使うお金のことで意見が食い違った八郎が息子・武志を連れて家を出てしまい、心配した照子が喜美子に会いに来る。「第17週100回(1月30日)の放送で、照子が喜美子のもとにきて、『目え、覚ませ』と言ったとき、喜美子は『ひとりもええなあ』と返しました。このセリフが、17週まで演じてきた中で一番印象に残ったセリフです」と戸田さん。子どものころは頑固な父・常治に、結婚してからは夫の八郎に、「やりたいことがあるのでお願いします」と一度ことわりを入れてから物事を決めてきた喜美子だったが、窯だきにこだわり続けることで家族が離れ、皮肉にも“自由”を手に入れることになった。「一番衝撃的で、台本を読んだときに涙がとまりませんでした。『ひとりもええなあ』というのは、今までの自分の人生を全部否定するような言葉じゃないですか。今まで、ずっと誰かのために生きてきて、それが喜美子の幸せでもあって、心の支えでもあったのに…。こんな重い言葉があるのだと、鳥肌がたちました」。陶芸と家族、2つの大切なものを同時に手に入れることは、やはり難しいのか。こうなると、喜美子の前に節目節目に現れては“熱い気持ち”を思い出させてくれる芸術家・ジョージ富士川(西川貴教)の口癖「自由は不自由やで!」という言葉も、いっそう効いてくる。喜美子の陶芸人生はいま、かつてない局面を迎えているところだ。連続テレビ小説「スカーレット」は3月28日まで、月~土曜日午前8時~NHK総合ほかにて放送中(全150回)。(text:cinemacafe.net)
2020年02月01日戸田恵梨香がヒロインを務める現在放送中の連続テレビ小説「スカーレット」。この度本作の後半の物語を彩る新たな出演者として、稲垣吾郎の出演が決定。3月上旬、第22週から登場予定だという。第42作「青春家族」(’89年前期)以来、2回目の連続テレビ小説出演となる稲垣さん。焼き物の里・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家の波乱万丈な物語を描く本作で稲垣さんが演じるのは、戸田さん演じる喜美子が病院で知り合う医師・大崎茂義。息子・武志が病気になったときの主治医で、穏やかで親しみやすく、武志と喜美子を精神的にも支えていく人物だ。本作の制作統括は「物語終盤のとても大切な役どころです」と今回の役柄について明かし、「医師としての信頼とともに、少し型破りなところも感じさせる個性的な人物。柔らかさと強さをもって演じていただければ、と大いに期待しております」と語っている。そんな重要キャラクターを演じることになった稲垣さんは「連続テレビ小説への出演は1989年の『青春家族』に出演して以来、約30年ぶりとなりますので大変感慨深いものがあります。喜美子と息子・武志の支えとなる医師をしっかり演じていきたいと思います」と意気込みのコメントを寄せている。連続テレビ小説「スカーレット」は月~土曜日午前8時~NHK総合ほかにて放送中。(cinemacafe.net)
2020年01月22日元SMAPの稲垣吾郎が、女優の戸田恵梨香がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『スカーレット』(毎週月~土曜8:00~)に医師役で出演することが22日、明らかになった。同作は、焼き物の里である滋賀・信楽の女性陶芸家・川原喜美子が、ものを作り出す情熱と喜びを糧に、失敗や挫折にめげずに生きていく姿を描く物語。稲垣は、喜美子が病院で知り合う医師・大崎茂義を演じる。大崎は、息子の武志が病気になった際の主治医。穏やかで親しみやすく、武志と、その母・喜美子を精神的にも支えていく。稲垣は「連続テレビ小説への出演は1989年の『青春家族』に出演して以来、約30年ぶりとなりますので大変感慨深いものがあります。喜美子と息子・武志の支えとなる医師をしっかり演じていきたいと思います」と意気込み。制作統括の内田ゆき氏は「ヒロイン・喜美子にとって、息子の病気というこれまでにない苦難に、ともに立ち向かってくれる医師は、物語終盤のとても大切な役どころです。医師としての信頼とともに、少し型破りなところも感じさせる個性的な人物。柔らかさと強さをもって演じていただければ、と大いに期待しております」と語っている。
2020年01月22日「『スカーレット』の舞台である滋賀県は、僕の出身地。僕は滋賀県のふるさと観光大使も務めているので、出演がオファーされたときには、“喜んで!”と」そう語るのは、NHK連続テレビ小説『スカーレット』(朝8時~)に出演中の西川貴教(49)。金髪の芸術家・ジョージ富士川を演じている。ミュージシャン、声優、俳優と幅広く活動し、近年、積極的に舞台に出ていた西川。ドラマは10年ぶり、しかも朝ドラは初めての出演という。「喜美ちゃん(戸田恵梨香)がジョージ富士川のサイン会を訪れるシーン(第5週)の撮影をしたのは今年の夏。タートルネックにジャケットという役衣装だったのでとてつもなく暑かったのを覚えています。ジョージはそのシーン以来登場しておらず、家族からも『兄ちゃん、いつでるの?』と言われているんですよ(苦笑)」そんなジョージ富士川は、第13週(12月23日~)からようやく再登場。故郷の滋賀県をこよなく愛している西川だが、楽しみにしている信楽ロケには行けていない、と笑って話す。「僕の出演場面は、大阪のスタジオで撮っています。第13週では劇中の時代もぐっと進んで、川原家のセットも障子からガラス戸に変わっていれば、演者さんも変わっていて。再登場シーンのはじめの撮影では、“えっ、このセリフ、誰に向かって投げかければいいんだろう”と困惑することから始まりましたね(笑)。みなさん、僕がどんな芝居をするのかキョーミがあるのか、リハーサル中はずーっと残って見てくださってるんですが……これがとっても恥ずかしいんです!」西川は筋肉質な体形の持ち主としても知られるが、スポーツジムでの時間も、セリフの練習にあてていると話す。「ジョージは、喜美ちゃんの人生に光を与える太陽な存在。セリフに少しでも言いよどみやためらいがあると、その言葉にも説得力がなくなってしまう。セリフを体の中にしみこませて、反射的に出てくるように心がけています。練習の場として、いちばん好きなのはサウナ。ものすごい熱気なので、集中力も高まる。人がいないサウナに入っては、身ぶりもつけてセリフを口に出しています。人が入ってくると、急に黙るんですけどね(笑)」ヒロインの戸田恵梨香とは、同じジムに通うトレーニング仲間なのだとか。「どんなサプリを飲んでいるとか、どんなトレーニングをしているか、という話で盛り上がっています。大阪暮らしでジムに行けない戸田さん自身、『体を動かさなきゃ』と自己流のトレーニングに励んでいたようですが、僕は『そんな量じゃ足りないんとちゃうか?』と(笑)。そこで、僕がトレーナーと戸田さんの橋渡し役になって、彼女にトレーニングメニューを伝達しているわけです。僕はジムを何カ所かかけもちしているんですが、そのひとつには、喜美ちゃんの父・常治役である北村一輝さんも通っているんですよ。同じ“ジョージ”が生んだ縁なのかも……」ジョージ富士川との再会を機に、貴美子は陶芸家への道を突き進んでいく。「ジョージの言葉は、喜美ちゃんだけじゃなく、演じている僕自身も元気づけられます。きっと、皆さんの人生を開くヒントにもなるはず。注目してほしいのは、ジョージの大阪ことば。『琵琶湖』という単語ひとつとっても、十代田八郎(松下洸平)さんのソフトな大阪ことばと、ジョージ富士川の昔ながらのコテコテの大阪ことばと、喜美ちゃんの滋賀ことばでは、イントネーションが違うんです。その“聞き分け”も、ドラマを楽しむポイントになるかもしれません」物語のキーパーソンであるジョージ富士川。ひと言ひと言に耳を傾けてみよう。「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載
2019年12月23日第二次世界大戦中のドイツを舞台に描くタイカ・ワイティティ監督作『ジョジョ・ラビット』から、ローマン・グリフィン・デイビスとスカーレット・ヨハンソンが演じる親子を映し出す本編映像が公開された。今回到着したのは、映画初出演のローマン演じるジョジョと、スカーレット演じる母親ロージーが、最強の力という“愛”について語る映像。第77回ゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネートも頷ける、堂々の演技を披露している。アドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)を空想上の友達にしてしまうくらい心酔し、「一番強いのはミサイルだ」「愛なんて見ても分からない」と反抗するジョジョだが、まだ靴紐すら自分で結べない若干10歳の少年。そんなジョジョに、強く美しく聡明な母ロージーは「愛は目に見えなくても分かるわ。感じるの、痛いの」と穏やかに伝えながら、靴紐をイタズラして応戦。苦境の戦時下にありながら、ユーモアを忘れない親子のやり取りに希望を感じる名シーンとなっている。「一目見た瞬間にピッタリだと思った」とワイティティ監督が一目惚れしたというローマン。ワイティティ監督は「デイビスは本当に素晴らしい。信じられないほど聡明で、感受性が強く、周りの役者にも気を遣う。いつも質問してきて、他の役者の芝居の意味をとらえ、それが自分にどう関係してくるかを理解しようとする。だから自分の芝居にどんな気持ちで向かえば良いかをよく分かっている。これは場数を踏んだ役者でないとできないことですが、10歳のデイビスがちゃんとそれを考えているのは本当に驚くべきこと」と大絶賛するように、今作では観る者全ての心を彼が鷲掴みにする。『ジョジョ・ラビット』は2020年1月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment
2019年12月18日NHK連続テレビ小説『スカーレット』で、戸田恵梨香演じる主人公・川原喜美子が女中として働いた下宿屋「荒木荘」。ここで、彼女の指南役として登場する古株の元女中・大久保のぶ子を演じている、女優の三林京子さん(68)。文楽の人間国宝・二代目桐竹勘十郎を父に持ち、往年の名女優・山田五十鈴に師事。同じく人間国宝で「上方落語中興の祖」と称された三代目桂米朝に、女性として初めて弟子入りし「桂すずめ」という名を許され高座デビューも。加えて日本舞踊、清元、三味線、鳴物、狂言、フラメンコ……と、武芸百般、いや“芸事百般のつわもの”、それが三林さんだ。もちろん、女優としても半世紀近いキャリアを誇る。連続テレビ小説には’85年の「いちばん太鼓」から今作まで、じつに8作品に出演。これは、役名のついた出演者としては歴代最多タイ記録だ。三林さんは’51年、大阪・住吉大社の真向かいにある産院で産声を上げた。当時、父は文楽の興行を一手に取り仕切っていた松竹から離れ、師匠の二代目桐竹紋十郎らと自主公演に活路を見いだそうとしていた。だが、家族と多くの弟子を養うため、家計はいつも火の車だった。「家中の物、質屋に入れてました。桜井さんっていう質屋さんが家に来ると、お弟子さんたちが押入れ勝手に開けて質草になりそうなもの、探すんです。『これ当分いらんやろ』言うて。すると母が『ちょっと、それあかん』と止めたり。私は子どもでしたから、質屋さんなんて知らんけど、桜井のおっちゃんが来はったら、お鍋が食べられたから。『今日はごちそうや』と喜んでました(笑)」三林さんは父の勧めで小学4年からNHKの大阪放送児童劇団に入団。一方、中学1年の夏休みに、歌舞伎の若手役者の自主公演を手伝う機会にも恵まれた。ここで、芝居の面白さに改めて目覚めた。「やっぱり文楽と違って、生の人間がやる面白さに引かれたんですかね。私が魅力を感じたのは演者ではなくて裏方のほう」業界に知己の多い父に相談。しかし、父の返事は冷たかった。「女にできる裏方仕事なんて、あらへんで」たしかに、歌舞伎公演の手伝いのときも、舞台の上はもちろん、舞台裏も男性ばかり。女性は三林さん、ただ一人だった。「いまでこそ、劇場もテレビ局も、女性スタッフは大勢いてますけど、当時は本当にいてはらへんかったから。女の人にはでけへん仕事なんかな、と。それこそ、スカーレットの喜美子ちゃんみたいに『女やけど、私これやりたい!』って気持ちにもなれんかった」こうして当初、しかたなしに選んだ道が「女優」だった。「『ほな、芝居やりたい』と言ったら、父が『誰かに弟子入りするんやったらええ』と。そして『誰がええ?』と聞かれて、私は『山田五十鈴がええ』と。子どものくせにほんま、偉そうにね(笑)」東京で暮らす名女優のもとへ、父と頭を下げに行くと「私は弟子をとりません、でも遊びにいらっしゃい」と言ってもらえた。児童劇団を卒団した中学2年から高校卒業まで、学校の長い休みのたびに東京に通い、住み込みで山田の付き人見習いに精を出した。高校卒業間近、山田が勧めた東宝の新人養成所に入る準備を進めていたところ、三林さんは思わぬ僥倖を得る。現代演劇の礎を築いた一人とうたわれた演出家・菊田一夫に見いだされたのだ。「養成所で芝居は上達しない、客前で恥をかくのがいちばんの勉強」彼のこの言葉に背中を押され、‘70年、下積みを経験せぬまま舞台『女坂』でデビュー。そして’75年。女優・三林京子として初のテレビドラマに。それがNHKの大河ドラマ『元禄太平記』だった。「間者・おとき」を好演し、ゴールデン・アロー賞放送新人賞も獲得したーー。「米朝師匠とはね、だいぶ古いですよ。私が物心ついたころ、父に手を引かれて師匠の楽屋にうかがったりして。『米朝のおっちゃん』呼んでましたからね」以来、公私にわたって親交があった米朝一門が総出演する芝居が、京都の南座で上演され、三林さんも助演することに。’97年の夏のことだった。「落語家の皆さんは内弟子時代に日舞や長唄、鳴物を稽古して、舞台で芝居もする。それなのに女優の私が落語がでけへんのは悔しい、そう思ったんです。それで、思い切って師匠に『落語を教えてほしい』と頼み込んだんです」すると米朝は、おもむろにこう言った。「はじめにな、『叩き』というものをするねん」叩きとは見台を張り扇と小拍子でリズムよく叩きながらまくしたてる、上方落語の前座噺のこと。「これが難しい。よう叩けたと思うたら口が回らんし、うまいことしゃべれたと思うたら叩けてない。皆は10代でやるから覚えられますけど、当時私はもう47歳で(苦笑)。それで、親しかった(桂)ざこば兄ちゃんに相談したら『そらあ、ちゃあちゃん(米朝のこと)、根を上げさせようとしてんねん』と。それ聞いて『なにくそ!』と、必死に覚えましたよ」どうにかこうにか習得し、米朝に披露すると、目を丸くして驚き、こう褒めてくれた。「よう覚えたなぁ、40過ぎのおばはんができるもんやないで」これで、まずはその直後に催された一門会への出演を許された。「ほかの皆さんが落語の枕に私をネタにして。『落語家やりたい、言うてはりまんねん』『皆さんで名前、考えたっとくなはれ』と」上演後、客席から集められたアンケート用紙に、三林さんの名前候補があまた、書き込まれていた。「打ち上げの席で、それを読み上げられて。『桂餅肌、桂餅つき……なんや、餅がつくんが多いな』と。私は『誰が餅や!』と突っ込みましたけど(笑)。そしたら、米朝師匠がボソッと言わはったんです。『すずめはどうかな?』って。それ聞いた皆の顔色が変わりはって。あとで知ったんですけど、『すずめを襲名したい』言うて許されんかった弟子が何人もいたそうです。『米朝の米を食うゲンのええ鳥や、みごと、米食うてみい』いうぐらい、ええ名前なんですって」女性の弟子を一切とらないことで知られた師匠が「すずめ」を持ち出したことで、弟子たちは「まさか、ちゃあちゃん、本気やで」となったのだ。「師匠が帰りはって、残った皆さんと飲みに行った席で、ざこば兄ちゃんから『女なんて、絶対あかん!』言われて。私も悔しいから『絶対、ちゃんとやります!』って、そらもうけんか腰の言い合いに」すると、ざこばは同席した兄弟弟子全員に、こう聞いた。「こいつ、妹弟子と認めるやつ、立ってくれ」やおら、全員が立ち上がった。「いやあ、うれしかったですよ。ほなら、ざこば兄ちゃんも『よし、わかった。そしたら手打ちにしたる』って言うてくれはって」米朝はそのやり取りを聞いて「ざこばが、そない言うたんやったら大丈夫やな」と話したという。「師匠は『落語はあんたの本業にも役立つやろ。弟子として認めます』と、弟子入りを許してくれました。でも、兄弟子たちには、よう嫌み言われました。『これまでかわいらしい女学生とかいっぱい来ても全部断ってきたのに、なんで今さら、あいつやねん』って(笑)」男性中心の焼き物の世界に果敢に飛び込んでいく『スカーレット』の喜美子と、どこか重なり合う三林さんの姿。思えば、父が極めた文楽も、憧れた芝居の裏方も、女性であることを理由に足を踏み入れることすら許されなかった。いざ、桂すずめとして高座に上がるようになると、噺の途中で頭が真っ白になるという、女優ではありえなかった恐ろしい失敗も経験した。それでも「落語は座布団1枚の宇宙」と楽しそうに話す。「自分一人で、座布団の上、お扇子と手拭いだけを使って表現する。それだけでお客さんをくぎ付けにせなあかん。こんなしんどくて、怖いことない。でも、できたら、こんなすごいこともないから」本業でもないのに、そこまで真剣に取り組むのにはわけがあった。「私が芝居始めても、父からは何のアドバイスもナシ。ただ1つ、言われたのが『好きなことせい。ただ、まっすぐ行ったら面白うない。できるだけ寄り道、回り道したほうがええ』と。その言葉は私の耳にずっと残っていて。どうせ寄り道するなら徹底的にせな面白うない、そう思ってるんです」助言を守り、先述のとおり多くの芸事に真剣に向き合ってきた。「落語の稽古、怖かったですよ。だって、たばこくわえて苦虫かみ潰したような顔した米朝師匠の前で、落語せなあかんのですよ。しびれますよ。でもね、その師匠の顔が一瞬でもフッとゆるんだら『やった!』と思います。それぐらい真剣にやらな、あかんのです」本気で向かい合う師弟の間に、瞬間的に流れる柔らかな空気ーー。これ、まさに大久保さんと喜美子、そのものではないか。「そうなんですよ。まして喜美子ちゃんなんて、安いとはいえ給金もろうてたでしょ、大久保さん、もっと怖くてええぐらいや(笑)」
2019年11月25日若手俳優の黒島結菜と伊藤健太郎が、現在放送中の連続テレビ小説「スカーレット」に出演することが決定。2人は来年2020年から登場予定となっており、後半の物語を彩る。戸田恵梨香がヒロインを務める連続テレビ小説第101作目「スカーレット」は、焼き物の里・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家の波乱万丈な人生を描いた物語。『サクラダリセット』「時をかける少女」「SICK’S」シリーズなどに出演する黒島さんが演じるのは、喜美子(戸田さん)が結婚ののちにかまえた陶芸の工房に弟子入りする松永三津。東京の美術大学を卒業後、全国の焼き物の産地を訪ね歩いてきた女性で、ものおじしないまっすぐな性格だ。しかし、三津の登場が川原家に波乱を巻き起こすことに…。「4年ぶり(連続テレビ小説『マッサン』)に“朝ドラ”の現場に立つことになり、うれしい気持ちでいっぱいです」と今回の出演を喜んだ黒島さんは、「突然現れて、多くの影響を与えていく重要な役どころなので、気を引き締めてやらねばと思っています。楽しみにしていただけるとうれしいです」とキーマンになることを明かしている。一方、「今日から俺は!!」『惡の華』などで話題となり、本作が連続テレビ小説初出演となる伊藤さんが演じるのは、喜美子の長男。母を心の中で尊敬しており、常に陶芸が身近にあったが、将来進む道については迷っているという役柄。伊藤さんは「今回初めて“朝ドラ”に参加させていただける事になりとてもうれしいです。“朝ドラ”は自分の中でも目標の一つとしてありました」と思いを語り、「自分の中でも大きな存在である『アシガール』のチームが作る作品という事で皆さんの期待を裏切らないようにしっかりと努めたいと思います」と意気込んでいる。なお、黒島さん演じる松永三津は1月の上旬から、伊藤さん演じる武志は2月上旬から登場予定となっている。連続テレビ小説「スカーレット」は月~土曜8時~NHK総合ほかにて放送中(全150回)。(cinemacafe.net)
2019年11月07日連続テレビ小説第101作「スカーレット」の明日10月22日(火・祝)第20話放送は、特別編成に伴い、放送時間が7時45分に変更されることが分かった。9月30日からスタートした朝ドラ第101作目「スカーレット」は、水橋文美江が脚本を手掛ける、焼き物の里・信楽(しがらき)に生きる女性陶芸家の波乱万丈な物語が描かれる。この度、明日のドラマ放送時間がニュース「即位の礼」の編成に伴い、変更が決定。通常は8時からスタートするが、今回は7時45分からとなる。関東地区と関西地区の総合テレビで朝ドラの本放送を7時45分から放送するのは、2016年8月6日(土)「とと姉ちゃん」以来となる。連続テレビ小説「スカーレット」は8時~総合ほかにて放送中(全150回)。※10月22日(火・祝)は7時45分~、再放送は12時30分~。(cinemacafe.net)
2019年10月21日ついにスタートしたNHK連続テレビ小説「スカーレット」。第2週に入った10月10日、木曜日という週半ばながら子役キャストからバトンタッチし、戸田恵梨香がヒロイン・喜美子として本格登場した。しかも15歳の中学生役!さらに彼女とともに学ラン姿で登場し、早速SNSをザワつかせているのが、喜美子の幼なじみで、雑貨店の一人息子・大野信作を演じる林遣都だ。「おっさんずラブ」のドSな後輩・牧凌太とも、「HiGH&LOW」シリーズの達磨一家の頭・日向ともまた異なる、気弱で引っ込み思案な性格の信作を演じる林さんが、自身の故郷・滋賀県を舞台にした“朝ドラ”について語った。戦後まもなく、大阪から滋賀・信楽にやってきた絵が得意な女の子・川原喜美子が、地元の信楽焼にひかれ、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込んでいく姿を描く本作。どんなにつらいことがあっても、緋色(スカーレット)の炎のような陶芸への情熱は消えることはなく、喜美子は自らの窯を開き、独自の信楽焼を見出していく。舞台は滋賀・信楽「実家の玄関にも小さめのタヌキがあります」林さんの“朝ドラ”出演は「べっぴんさん」以来2作目。「また戻ってきたいなと思っていました。なかなか、こんなに長期にわたって人の人生を生きられるチャンスはないですし、それが“朝ドラ”のだいご味だと思うので」と林さん。しかも、「滋賀が舞台のドラマに出演するのは初めてです。お話をいただいたとき、すごくうれしかった。滋賀が舞台というだけでやりたいと思いました」と言う。「信楽焼は常にみぢかにありました。祖父の家の玄関には大きめのタヌキの置物があって、実家の玄関にも小さめのタヌキがあります。母は、僕が東京に行くたびにそのタヌキに安全祈願をしたり仕事の幸運を祈ったりしていたらしく、今回の作品に携われるのはタヌキにお願いしてきたおかげだと喜んでいます」と、地元ならではの秘話も。また、「べっぴんさん」のスタッフも多く、「自分自身の人柄を知ってくれている方がいてくれて、すごくあたたかく『おかえり』と出迎えてくれました。やっぱりそういう雰囲気が作品につながっていくと思うので、“朝ドラ”の相乗効果みたいなものがある現場が好きです。滋賀でのロケはホーム感もあり、居心地がよくリラックスできました」と語り、「もしずっと滋賀にいたら目を向けていなかったと思うんですけれど、琵琶湖ってほかにはない景色で、とても空気が美味しく、町並みも人も落ち着きます」と、“ホーム”での撮影を楽しんでいる様子だ。中学生役は「3人そろえば大丈夫でしょうと自分たちに言い聞かせました」彼が演じる大野信作は、幼少期から喜美子(戸田さん)と照子(大島優子)と共に過ごしてきたこともあり、「お姉ちゃんふたりの下にいる弟みたいな環境で育ちます。そんな幼少期のせいか、なかなか前に出るタイプではありませんし、学生時代もちょっと人とは違う雰囲気なんです。友だちもいないですし、内に秘めるものがある若者なのかなと思っています」と解説。「学生服で初登場しますが、そのときも喜美子にカバンと学校で描いた絵を持たされていますし、子分的なところから始まるんです。まだ微妙な気持ちの学生時代、将来も何も定まっていない学生役なので、演じるにあたって難しいところが出てくるのはこれからだと感じています」と語り、今後、“思わぬ変化をとげる”という役柄が自身でも楽しみにしているよう。「戸田さんと大島さんが同い年で、僕が2歳年下なんですが、中学生を演じるシーンがあって……3人そろえば大丈夫でしょうと自分たちに言い聞かせました。そこでおさななじみの絆を深められた気がします」とコメント。「3人でチーフ演出の方に、エキストラさんをリアルな中学生年齢に近づけないでください、できることなら僕たちより若干あげてくださいと冗談半分にお願いしたりしました(笑)」とも明かし、和やかな撮影現場の雰囲気も伺える。「滋賀県出身の僕が、ドラマを通じて滋賀の魅力を伝える立場のひとりになれて、うれしいですし、楽しみです。せっかく滋賀で産まれましたし、僕も信作に共感する部分があるので、自分が滋賀で生きてきたことや、家族関係、学生時代どのような過ごし方をして、どんな気持ちを抱いていたかを思い出しながら、役に重ねていけたらなと思っています」と期待を込める林さん。「本当に毎朝元気にしてくれる、愛にあふれた作品だと思うので、あたたかく見続けてください」と視聴者に向けメッセージを送っている。連続テレビ小説「スカーレット」は月~土曜8時~NHK総合ほかにて放送中(全150回)。(text:cinemacafe.net)
2019年10月11日本日9月30日(月)より、連続テレビ小説第101作「スカーレット」がついに放送スタート。この度、第1話の撮影裏の模様や、“スカーレット窯”の誕生秘話が公開された。初回放送のプロローグでは、戸田恵梨香演じるヒロイン・川原喜美子が、自身の作業場で土と向き合う姿や窯から吹き出す炎と対峙する姿が描かれた。このシーンの撮影を迎えるまで、戸田さんは多忙の合間をぬって陶芸の稽古に取り組み、また制作チームは本作のために番組オリジナルの焼き物窯を造った。冒頭で陶芸に打ち込んでいたのは、物語の先に待つ女性陶芸家として独立した30代の喜美子。戸田さんはクランクインまでに約3か月間陶芸の稽古を行い、土練りの作業にはじまり、ロクロを使い小さなカップや茶碗を作る練習、絵付け、釉薬のかけ方も学び、陶芸に関する多くの工程を習得。作陶指導の担当者は、高い集中力で着実に技術を習得していく戸田さんの姿に感動する毎日だったという。戸田さんは土を練る作業について「力がなかなかついていかなくって…」「陶芸が“男の世界”と言われるのがわかりました」と実際体験してみて、実感した苦労を明かす。また、土練りの中でも粘土を片方の手で押し、もう片方の手でねじりながら回転させていく“菊練り”と呼ばれる技法には特に苦戦したそう。「男性でも菊練りの後には息切れするぐらい力がいるんですよね」と話すと、「元々の私の体重では十分ではなかったので、陶芸家としての説得力を持たせるために、体重を増やしました」と明かしている。また、プロローグにも登場した大きな焼き物窯は、今回のドラマのために制作チームが造り、番組関係者の間で“スカーレット窯”と呼ばれている。ファーストシーンでヒロインが対峙することになる窯とその中で焚かれる1200度の炎。当初は、特殊効果で再現することも考えられたが、リアリティを演出し、ヒロインのキャラクターに深みを持たせるために、本物の窯を造り、そこで火を焚くことを制作陣が決断したのだそう。ドラマの美術チームの総指揮のもと、1月から窯のデザイン案の制作がスタートし、手作り感や素朴さが伝わる形と質感を重要視し、デザインが仕上がるとそこから約2週間で完成。スカーレット窯は今後、中盤以降の重要なモチーフとして再びドラマに登場するという。そして、今回放送された第1話の撮影は、5月にスカーレット窯が造られた滋賀県某所で行われた。夜の撮影に備えて、昼から窯の中に薪をくべ火が焚かれ、陽が落ちた19時ごろ撮影がスタート。窯から炎が噴き出すシーンや、臆することなく喜美子が窯の中に薪をくべるシーンを撮影。窯の中の炎の温度は1200度となっており、本物の窯と炎と向き合った戸田さんは「窯の温度を1200度まで上げるということは聞いていましたが、実際、そこに立ってみると、もう熱すぎて。距離があっても火傷しそうになるくらい」とその熱さを説明。また一方で「窯の中を見つめていると、炎の勇ましさだったり、自分の神経が研ぎ澄まされていくのも感じて」「こんなのCGじゃ絶対に出せない、本物には勝てないなと思いました」とコメント。さらに「“ここから喜美子の世界が広がっていって、作品が飛び立っていくんだな”という未来のことも想像させてくれて、とても感慨深かったです」と窯のすごさを実感したそうだ。連続テレビ小説「スカーレット」は9月30日(月)8時~NHK総合ほかにて放送開始(全150回)。(cinemacafe.net)
2019年09月30日