2019年9月30日 08:15
戸田恵梨香、役作りで体重増量 朝ドラ「スカーレット」撮影裏側
本日9月30日(月)より、連続テレビ小説第101作「スカーレット」がついに放送スタート。この度、第1話の撮影裏の模様や、“スカーレット窯”の誕生秘話が公開された。
初回放送のプロローグでは、戸田恵梨香演じるヒロイン・川原喜美子が、自身の作業場で土と向き合う姿や窯から吹き出す炎と対峙する姿が描かれた。このシーンの撮影を迎えるまで、戸田さんは多忙の合間をぬって陶芸の稽古に取り組み、また制作チームは本作のために番組オリジナルの焼き物窯を造った。
冒頭で陶芸に打ち込んでいたのは、物語の先に待つ女性陶芸家として独立した30代の喜美子。戸田さんはクランクインまでに約3か月間陶芸の稽古を行い、土練りの作業にはじまり、ロクロを使い小さなカップや茶碗を作る練習、絵付け、釉薬のかけ方も学び、陶芸に関する多くの工程を習得。作陶指導の担当者は、高い集中力で着実に技術を習得していく戸田さんの姿に感動する毎日だったという。
戸田さんは土を練る作業について「力がなかなかついていかなくって…」「陶芸が“男の世界”と言われるのがわかりました」と実際体験してみて、実感した苦労を明かす。
また、土練りの中でも粘土を片方の手で押し、もう片方の手でねじりながら回転させていく“菊練り”と呼ばれる技法には特に苦戦したそう。