「スコット・フィッツジェラルド」について知りたいことや今話題の「スコット・フィッツジェラルド」についての記事をチェック! (1/4)
リドリー・スコット監督の次作で『プリシラ』のジェイコブ・エロルディが主演を務める『The Dog Star(原題)』のキャストに、マーガレット・クアリー、ジョシュ・ブローリン、ガイ・ピアースが加わった。「Deadline」が報じた。本作は2012年にピーター・ヘラーが発表した同名小説(邦題は「いつかぼくが帰る場所」)を映画化。脚本は『レヴェナント:蘇えりし者』『ツイスターズ』のマーク・L・スミスが手掛けた。当初、リドリー・スコット監督は『グラディエーター II 英雄を呼ぶ声』でタッグを組んだポール・メスカルを主演に再起用したいという意向を明らかにしていた。しかし、ポール・メスカルが、サム・メンデス監督の「ザ・ビートルズ」の伝記映画に出演することになった模様で、『The Dog Star』への出演は実現しなかった。Photo by Theo Wargo/Getty Images俳優のアンディ・マクダウェルを母に持つマーガレット・クアリーは、2021年に主演した「メイドの手帖」でエミー賞やゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネート。5月16日に日本公開となるデミ・ムーア主演作『サブスタンス』でも好演しており、ゴールデングローブ賞やクリティクス・チョイス・アワードで助演女優賞にノミネートされた。Photo by Joe Maher/Getty Images『デッドプール2』『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズなど、近年大作への出演が目立つジョシュ・ブローリン。今年は本作以外にも『ナイブズ・アウト』シリーズ第3弾やリメイク版『バトルランナー』への出演も控えている。Photo by Neilson Barnard/Getty Imagesガイ・ピアースは、今年のアカデミー助演男優賞(『ブルータリスト』)にノミネートされているほどの演技派であるが、最近代表作の『メメント』を観返したといい、「自分の演技がひどすぎて落ち込んだ」と語って世間を驚かせた。(賀来比呂美)
2025年02月13日リドリー・スコットが監督するビージーズの伝記映画の企画にトラブルが生じた。スコットとパラマウント・ピクチャーズの契約交渉が炸裂したようだ。スコットが「GQ」に対して語ったところによれば、スタジオが最初に約束したよりも悪い条件を提示してきた様子。スコットは「それはありえない」と抗議したが、彼らは譲らなかったため、「ならば、やらない。別の映画に行く」と言ったのだという。彼は「私は金がかかるんだ。だが、私は優秀だ」とも言っている。ただし、スコットも、パラマウントも、最終的には合意に達すると期待しているようだ。スコットの最近作は、昨年秋公開の「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」。文=猿渡由紀
2025年01月15日リドリー・スコットの次回監督作にジェイコブ・エローディが主演することになりそうだ。ポール・メスカルのスケジュールが合わなくなったため、代わりに決まったもの。映画のタイトルは『The Dog Stars』。原作は、2012年に出版された小説。舞台は、何らかのパンデミックが訪れた後のアメリカ。主人公の男性は、かつて空軍基地だった場所で愛犬と一緒に静かに暮らしている。だが、あるとき、安全なところがあると耳にし、彼は危険をおかしてでもそこに向かうと決める。エローディは最近、『Saltburn』『プリシラ』に出演。『プリシラ』ではエルヴィス・プレスリーを演じた。スコットの最近作は『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』。文=猿渡由紀
2025年01月08日リドリー・スコット監督がメガホンを取るスリラー映画『The Dog Stars(原題)』の主演が、ポール・メスカルからジェイコブ・エロルディ(「ユーフォリア/EUPHORIA」『Saltburn』『プリシラ』)に代わるという。「Variety」誌などが報じた。リドリー・スコット監督は昨年公開の『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』で主演のポール・メスカルとタッグを組み、同作は大ヒットを記録した。今作でも彼の起用を考えていたようだが、先月、「彼を手放すことになるかも」と発言。その理由として、ポール・メスカルがポール・マッカートニーを演じるという「ザ・ビートルズ」の伝記映画(サム・メンデス監督作)と今作の撮影時期が重なることを挙げていた。『The Dog Stars』は2012年に出版されたピーター・ヘラーの同名小説(邦題は「いつかぼくが帰る場所」)を原作とする映画。舞台はパンデミックによってアメリカ社会が崩壊した近未来で、ジェイコブ・エロルディは主人公でパイロットのヒッグを演じることになるようだ。ジェイコブ・エロルディもポール・メスカルと同じく旬な俳優の一人で、最近ギレルモ・デル・トロ監督の『Frankenstein(原題)』の撮影を終えたばかり。同作ではフランケンシュタインを演じている。また、「ユーフォリア/EUPHORIA」シーズン3の撮影を控え、『Saltburn』で組んだエメラルド・フェネル監督が手掛ける新『嵐が丘』でヒースクリフを演じることも決まっている。(賀来比呂美)
2025年01月08日リドリー・スコット監督最新作『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の日本語吹替版キャストが発表された。本作は、古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍の復讐劇を描いた映画『グラディエーター』の続編で、前作から十数年後のローマ帝国が描かれる。ポール・メスカルが主演を務めるほか、デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、コニー・ニールセン、ジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャーらが出演する。このたび日本語吹替キャストとして発表されたのは、武内駿輔、大塚明夫、山寺宏一、沢海陽子、宮野真守、梶裕貴の6名。武内は復讐を誓う剣闘士“グラディエーター”として激しい闘いに身を投じていく若き主人公ルシアス、大塚はルシアスの才能を見抜き、利用し、帝国での地位を狙う謎の奴隷商人・マクリヌス、山寺はルシアスの妻を手にかけた因縁と、悪政はびこるローマ帝国の争乱に翻弄されていく屈強な将軍アカシウス、沢海は24年前に公開された1作目と同じく、ルシアスの母でありローマ帝国の未来を憂えるルッシラ、宮野は極悪非道でクレイジーな双子皇帝のひとりであるゲタ帝、梶はもうひとりの双子皇帝・カラカラ帝の声をそれぞれ演じる。武内は「巨匠リドリー・スコットの作品に関わる事ができるなんて、まさに夢のようでした。ポール・メスカルは自分と年齢が近いこともあり、その表現の繊細さ、背中から放たれるオーラ、深く惹き込まれる瞳、全てにおいて強い魅力を感じ、間違いなく次世代のスター俳優だと思っていましたが、そんな彼を吹き替える機会をいただけるとは……今年の運は全て使い果たしました」とコメント。また「今回のルシアス役では、その繊細な表現力を活かし、荒々しくも高貴な出立ちを見事に演じきっています。映画としてはとにかくコロセウム上での戦闘の躍動感、スピード、カメラワークに、齧り付くこと間違いなしです!字幕を追う事なく、日本の映画ファンの感性をより刺激できるよう、心血を注いで吹き替えさせていただきました。前作を知らない方でももちろん楽しんでいただけますし、前作ファンの方々の期待を、遥かに超える内容になっているんじゃないでしょうか。そして、声優陣の熱演ぶりを劇場の大きなスピーカーで体感できる、この機会をぜひお見逃しなく!皆様のご来場、心よりお待ちしております。力と名誉を!」とファンに呼びかけた。映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』日本語吹替版予告<作品情報>映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』11月15日(金) 公開公式サイト: PARAMOUNT PICTURES.
2024年11月12日リドリー・スコット監督最新作『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の特別映像「ミュージック・メイキング」が公開された。本作は、古代ローマを舞台に、皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍の復讐劇を描いた映画『グラディエーター』の続編で、前作から十数年後のローマ帝国が描かれる。ポール・メスカルが主演を務めるほか、デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、コニー・ニールセン、ジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャーらが出演する。公開された映像には、スコット監督に加え、前作の音楽を手がけたハンス・ジマー、そして本作の音楽を務めたハリー・グレッグソン=ウィリアムズが登場し、本作で奏でられる楽曲のレコーディング風景などが映し出される。『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『バックドラフト』のメインテーマで知られるジマーはウィリアムズに対し、「素晴らしい作曲家だ。彼の才能には驚かされるよ」と賛辞を贈っている。そんなウィリアムズは本作の楽曲制作について、「ハンスが手がけた前作の要素を取り入れた。だから最高の音楽に仕上がったんだ。リドリーは音楽に対して非常に正直だ。彼がイメージする物語の明暗を、私が音で表現する。アクションシーンの迫力と、ローマの品格とのバランスを保ちながらね。“(主人公)ルシアスが、(前作の主人公)マキシマスとなる”という文を台本で目にして、ハンスのように、この映画を象徴するルシアスのテーマを作ろうと決めた」と充実の表情で手ごたえを明かしている。さらに映像内には、ウィリアムズの手がけた音楽を絶賛するジマーとスコット監督のコメントも。ジマーは「ハリーはそれ以上を成し遂げた、素晴らしいことだ」、スコット監督は「音楽はメッセージだ。映画に命を吹き込んでくれる。この作品を見て、誰もが共感するはずだ」とそれぞれ語っている。また、新デザインとなるDolby CinemaバージョンとIMAXバージョン、4DXバージョン、ScreenXバージョンのポスター4種も公開された。映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』特別映像「ミュージック・メイキング」<作品情報>映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』11月15日(金) 公開公式サイト: PARAMOUNT PICTURES.
2024年10月25日映画『グラディエーター』の続編にあたる映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が2024年11月15日(金)に公開。監督はリドリー・スコット。歴史スペクタクル超大作『グラディエーター』アカデミー賞作品賞受賞作品が24年ぶり続編2000年に公開された映画『グラディエーター』は、古代ローマを舞台に、復讐に燃える将軍マキシマスの壮絶な闘いを描いた作品。裏切りにあい、家族を失い、奴隷にまで成り下がりながらも、グラディエーター(剣闘士)として再び立ち上がっていく。第73回アカデミー賞で作品賞・主演男優賞など5部門を受賞するなど、世界中で大ヒットを記録した。『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』では、暴君の圧政により、主人公ルシアスが、グラディエーターとなり、コロセウム(円形闘技場)での闘いに身を投じていく姿を壮大に描いていく。登場人物『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』主人公・ルシアス...ポール・メスカル(日本語吹替:武内駿輔)ローマ帝国の現状を憂う将軍。前作の主人公マキシマスと敵対関係にあり、復讐の対象であったコンモドゥス皇帝の姉・ルシラの息子。グラディエーターが巨大な帝国を打ち崩そうとする瞬間を幼き頃にコロセウムで目撃。その記憶を胸に刻んで生きてきた。そんなルシアスも、若くして権力闘争に巻き込まれていた。母のルッシラからマキシマスの指輪を託されている。その想いとは?アカシウス…ペドロ・パスカル(日本語吹替:山寺宏一)非道な皇帝の配下でありながら、大勢の民が飢えに苦しむローマの現状を憂う将軍。獅子のような勇ましさを持つ。ルシアスの妻を手にかけた因縁と、悪政はびこるローマ帝国の争乱に翻弄されていく。ルッシラ・ウェルス...コニー・ニールセン(日本語吹替:沢海陽子)コンモドゥス皇帝の姉。マキシマスが忠誠を誓っていた名君マルクス・アウレリウスの娘。息子のルシアスへのへの愛が強く常に1番に考えていた。前作ではマキシマスの間には恋愛関係があったことも示唆され、また弟の暴君・コンモドゥスとの関係に苦しんでいた。兄弟皇帝...ジョセフ・クイン(日本語吹替:宮野真守)&フレッド・ヘッキンジャー(日本語吹替:梶裕貴)ゲタとカラカラは、極悪非道な双子の兄弟皇帝。ルシアスがローマを憂う気持ち、その状況を全く意に介さない。彼らの影響でルシアスは自由を奪われ、グラディエーターになる。狂気に満ち満ちた表情に、血走った目で不敵な笑みを浮かべる。特に歴史上ではカラカラはローマ史に残る暴君と言われているが、どのように描かれるのか?マクリヌス…デンゼル・ワシントン(日本語吹替:大塚明夫)ルシアスの才能を見抜き、「私に従え」「君は特別だ」「怒りこそがお前を突き動かす」と利用して帝国での地位を狙う奴隷承認。彼によって、ルシアスはローマ帝国最高峰の地であるコロセウムへと導かれる。監督は1作目に続きリドリー・スコット『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』では、1作目と同じく『ブレードランナー』や『エイリアン』シリーズといった名作を世に送り出してきた巨匠・リドリー・スコットが再びメガホンを取り、『グラディエーター』の“その後”を描く。アカデミー賞作品賞の受賞作品の続編が製作されるのは、『ゴッドファーザー』の続編『ゴッドファーザー PART II』以来となる。主演はポール・メスカル、デンゼル・ワシントンらが共演前作『グラディエーター』では、『ビューティフル・マインド』や『レ・ミゼラブル』のラッセル・クロウが主人公を演じ、主演男優賞を受賞。『ジョーカー』のホアキン・フェニックスが出演するなど、後に映画界を彩る豪華俳優たちが出演した。そんな前作のキャスティングもあって注目が集まる『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』の主演は、『aftersun/アフターサン』で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、その後も『異人たち』など話題作への出演が続くポール・メスカルが務める。さらに『トレーニング・デイ』、『イコライザー』シリーズのデンゼル・ワシントン、1作目でコモドゥス皇帝(ホアキン・フェニックス)の姉・ルッシラ役を演じ、本作でも同役で続投となるコニー・ニールセン、『クワイエット・プレイス:DAY 1』のジョセフ・クインら、豪華俳優陣が脇を固める。音楽はハリー・グレッグソン=ウィリアムズ『グラディエーター』で大きな注目を集めたのが映画史に残るであろう作曲家ハンス・ジマーによる音楽で、古代ローマ帝国、そして物語の壮大なスケールを音で表現した。今回、それを受け継いだのはハリー・グレッグソン=ウィリアムズ。ハリーは、前作の要素を取り入れ、また、オーケストラを指揮し壮大でパワフルなサウンドを作り上げている。『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』あらすじローマ帝国が栄華を誇った時代。その時代に存在したグラディエーターとは、古代ローマにおいて見世物として闘技会で戦った剣士。『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』では、前作から25年後のローマ帝国で、時代が巡ってもなお渦巻き続ける様々な陰謀と、抗えぬ運命に翻弄されながら激しい闘いに身を投じる剣闘士・グラディエーターの姿を描く。ローマを支配する暴君の圧政によって自由を奪われた主人公のルシアスは、グラディエーター(剣闘士)となり、コロセウム(円形闘技場)での闘いに身を投じていく。復讐、下剋上、愛… 背負いきれぬものを背負いながら、次世代の血がたぎるグラディエーター・バトルが繰り広げられる…果たして、怒りに燃えるルシアスは帝国への復讐を果たすことができるのか?【作品詳細】映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』日本公開日:2024年11月15日(金)監督:リドリー・スコット脚本:デヴィッド・スカルパキャラクター創造:デヴィッド・フランゾーニストーリー:ピーター・クレイグ、デヴィッド・スカルパ音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ出演:ポール・メスカル、デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、コニー・ニールセン、ジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャー、リオル・ラズ、デレク・ジャコビ日本語吹替キャスト:武内駿輔、大塚明夫、山寺宏一、沢海陽子、宮野真守、梶裕貴配給:東和ピクチャーズ原題:Gladiator II
2024年07月11日リドリー・スコットが監督を務めた名作『エイリアン』の“その後の物語”を描く『エイリアン:ロムルス』の新たなポスターが公開された。1979年に公開となった『エイリアン』は、宇宙船の中でクルーたちがエイリアンに次々と襲われる恐怖を描き、世界中の人々を魅了した。寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最恐の生命体エイリアンの独創的で不気味なデザイン、主演のシガーニー・ウィーバーら名優たちによる閉鎖された宇宙空間での凄絶な死闘が話題を呼び、第52回アカデミー視覚効果賞をはじめ数々の賞を受賞。その後の映画史に多大な影響を与えた。シリーズの生みの親リドリー・スコットが製作を手がける『エイリアン:ロムルス』では、第1作目のその後を舞台に、“エイリアン”の恐怖に遭遇する若者たちの物語が描かれる。物語の舞台となるのは、人生の行き場を失った6人の若者が、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙ステーション“ロムルス”。そこで彼らを待っていたのは、寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化するエイリアンだった。しかも、その体液はすべての物質を溶かすほどの酸性のため、攻撃は不可能。果たして彼らはエイリアンから逃げ切れるのか。今回公開されたのは、エイリアンの第2形態・フェイスハガーが人間の顔に襲い被さり、今にも寄生せんとするショッキングな瞬間を捕えたポスター。8本の長い指にも似た脚を持つクモのような見た目のフェイスハガーは、ひとたび人間に接触すると、頭部をつかむように覆い被さり、長い尾のようなものを首に巻き付け、さらに宿主の口に器管を挿入して、胎児を体内に流し込む。その後、寄生した人間の中で成長した胎児は、勢いよく胸を突き破って姿を現す第3形態・チェストバスター、そして、脱皮を繰り返した後の最終形態・ゼノモーフと、とてつもないスピードで進化を遂げていく。本作のメガホンをとったのは、『ドント・ブリーズ』で知られるフェデ・アルバレス監督。オリジナルシリーズへの有り余る愛を注入しつつも、本作単体でも十二分に楽しめる、まさに新たなエイリアンファンを取り込める作品を目指したという。<作品情報>『エイリアン:ロムルス』9月6日(金) 公開公式サイト: 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年07月11日リドリー・スコット監督のフィルモグラフィを代表する映画『グラディエーター』の続編『グラディエーターII』の日本公開日が、11月15日(金) に決定。併せてティザー映像が公開された。人類の歴史上最大級の栄華を誇った大帝国・古代ローマを舞台とした『グラディエーター』は、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍が復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑む作品。ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、リチャード・ハリスらが出演者として名を連ねており、第73回アカデミー賞では作品賞・主演男優賞(クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした。24年ぶりの正統続編となる『グラディエーターII』の主演は、『aftersun/アフターサン』(2022)で第95回アカデミー賞主演男優賞に鮮烈的ノミネートを果たし、『異人たち』(2024)など話題作への出演が続くポール・メスカル。また、2度のオスカー受賞を誇る名優デンゼル・ワシントン、主役から傍役まで広い振り幅で活躍するペドロ・パスカル、1作目でコモドゥス皇帝(フェニックス)の姉・ルッシラ役を演じ、本作でも同役で続投となるコニー・ニールセン、さらにジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャーなどが出演者として名を連ねた。監督は前作に引き続きスコットが務める。公開されたティザー予告は、ルシアス(メスカル)が前作でマキシマス(クロウ)が使っていた闘技用の剣を見上げるシーンから始まる。映像にはルシアスが幼少の記憶を辿るように、前作の様々なシーンが織り交ぜられている。そんな中、ルシアスに「私に従え」と囁くワシントン演じる謎の男が登場し、彼によってルシアスは、ローマ帝国最高峰の地である“コロセウム”へと導かれる……。映像には、大勢の民が飢えているローマ帝国の現状を憂う将軍(パスカル)、その状況を全く意に介さない兄弟皇帝(クイン、ヘッキンジャー)、そして前作にも登場した元皇帝の姉・ルッシラ(ニールセン)など、前作を凌駕するほどバラエティに富んだ曲者ぞろいのキャラクターたちが描かれている。そして『グラディエーター』といえば血沸き肉躍る決闘シーンが見どころだが、本作でもグラディエーターたちの決死の肉弾戦は健在。グラディエーター同士に留まらず、猛獣との闘いでも身体を張ったバトルが繰り広げられる。『グラディエーターII』ティザー予告<作品情報>『グラディエーターII』11月15日(金) 公開パラマウント・ピクチャーズ 公式X: PARAMOUNT PICTURES.
2024年07月09日リドリー・スコット監督のフィルモグラフィを代表する映画『グラディエーター』の続編『グラディエーターII』が、2024年に日本公開されることが決定。併せてティザーポスターと場面写真13枚が公開された。人類の歴史上最大級の栄華を誇った大帝国・古代ローマを舞台とした『グラディエーター』は、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ、奴隷へと落とされた元大将軍が復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑む作品。ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、リチャード・ハリスらが出演者として名を連ねており、第73回アカデミー賞では作品賞・主演男優賞(クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした。24年ぶりの正統続編となる『グラディエーターII』の主演は、『aftersun/アフターサン』(2022)で第95回アカデミー賞主演男優賞に鮮烈的ノミネートを果たし、『異人たち』(2024)など話題作への出演が続くポール・メスカル。また、2度のオスカー受賞を誇る名優デンゼル・ワシントン、主役から傍役まで広い振り幅で活躍するペドロ・パスカル、1作目でコモドゥス皇帝(フェニックス)の姉・ルッシラ役を演じ、本作でも同役で続投となるコニー・ニールセン、さらにジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャーなどが名を連ねた。監督は前作に引き続きスコットが務める。公開されたティザーポスターは、前作から25年後のローマ帝国で、時代が巡ってもなお渦巻き続ける様々な陰謀と、抗えぬ運命に翻弄されながら激しい闘いに身を投じる剣闘士(グラディエーター)の姿を捉えている。また一気に13点がお披露目された場面写真からも、鍛え上げられた肉体を武器に闘うグラディエーターたちの躍動感、それぞれの思惑をのぞかせる意味深な視線など、ますます深みにのめり込んでいく物語への期待と、より洗練されたビジュアルの美しさを垣間見ることができる。さらに、7月9日(火) にはティザー予告編が公開される予定だ。<作品情報>『グラディエーターII』2024年公開パラマウント・ピクチャーズ 公式X: PARAMOUNT PICTURES.
2024年07月09日アンドリュー・スコットとポール・メスカルを迎えた、美しく夢幻的な喪失と癒しの物語『異人たち』が6月19日(水)よりデジタル配信(購入)、7月3日(水)よりデジタル配信(レンタル)される。本作は、『さざなみ』『荒野にて』や『Weekend ウィークエンド』を手掛けたアンドリュー・ヘイ監督が、山田太一の小説「異人たちとの夏」を再映画化。第96回アカデミー賞をはじめ、賞レースで大きな話題となった『哀れなるものたち』のサーチライト・ピクチャーズが贈る、愛と喪失、そしてその間にあるもの全ての心に沁みる、切なく魅惑的な物語。英国インディペンデント映画賞では作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞など、最多7冠に輝いた。小説「異人たちとの夏」は1987年に執筆、2003年に英訳。ヘイ監督はこの小説で描かれるストーリーに、独自の感性あふれる脚色と演出を加え、現代のイギリスに舞台を移しての再映画化に挑み、時を超えて人々の心に残り続ける名作を、スクリーンへと蘇らせた。舞台は現代のイギリス・ロンドン。ある夜、アダム(アンドリュー・スコット)は人気のないタワーマンションで、謎めいた隣人ハリー(ポール・メスカル)と偶然出会い、その出来事が彼の日常生活に変化をもたらす。2人の関係が進展するにつれ、アダムは過去の記憶の世界に心が戻っていき、自分が育った郊外の町を訪ねると、30年前に死別したはずなのに、亡くなった日と同じ姿で暮らしている両親に出会う…。主人公アダムを演じるのは、TVシリーズ「SHERLOCK シャーロック」で人気を博し英国アカデミー賞助演男優賞を受賞、映画、舞台でも活躍するアンドリュー・スコット。謎めいた隣人ハリーは『aftersun/アフターサン』で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネート、英国アカデミー賞主演男優賞ノミネートのポール・メスカル。父親役・母親役は『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベルと、『ウーマン・トーキング 私たちの選択』のクレア・フォイが演じ、主な登場人物はこのわずか4人のみ。実力派キャストだからこそ、美しく夢幻的な映画体験が堪能できる喪失と癒しの物語が実現した。『異人たち』はデジタル配信中(購入)、7月3日(水)よりデジタル配信開始(レンタル)。発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年06月23日ダニエル・クレイグ主演作『ナイブズ・アウト』シリーズ第3弾『Wake Up Dead Man: A Knives Out Mystery(原題)』に、アンドリュー・スコット、ジョシュ・オコナー、ケイリー・スピーニーが出演することが明らかになった。監督、脚本家、プロデューサーとして同シリーズを手掛けてきたライアン・ジョンソン監督が、SNSで認めた。近年、その活躍ぶりに注目が集まっている3人。「SHERLOCK」のジム・モリアーティ役で高い評価を受け、今年は『異人たち』でゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされたアンドリューは、本作でダニエルと2015年『007 スペクター』以来の共演となる。アンドリュー・スコット『異人たち』(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.ジョシュは、「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子を演じてゴールデン・グローブ賞やエミー賞などの主演男優賞を受賞。今年はゼンデイヤ、マイク・フェイスト共演の『チャレンジャーズ』で、大人の三角関係に陥るテニス選手という難役にも挑戦している。ジョシュ・オコナー『チャレンジャーズ』© 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.© 2024 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. All Rights Reserved.ケイリーは昨年エルヴィス・プレスリーの元妻プリシラ・プレスリーを演じた『プリシラ』でヴェネチア国際映画祭女優賞を受賞。今夏公開予定の『エイリアン』のスピンオフ映画『エイリアン:ロムルス』で、主演を務めている。ケイリー・スピーニー『プリシラ』©The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023映画ファンは3人がキャスティングされたことに、「まだ3人しか発表されていないのに、出演者リストがすでに豪華!」と歓喜の声を上げている。Photo by Gareth Cattermole/Getty ImagesPhoto by Jeff Spicer/Getty ImagesPhoto by John SalangsangGolden Globes 2024Golden Globes 2024 via Getty Images(賀来比呂美)
2024年05月29日サバイバル・スリラー映画『エイリアン:ロムルス』が、2024年9月6日(金)より全国公開される。第1作『エイリアン』“その後”を描いた物語リドリー・スコットが監督した1979年のホラー映画『エイリアン』は、大型宇宙船の中でエイリアンに次々と襲われる恐怖を描いた作品だ。『エイリアン4』まで続く計4作の続編や、前日譚の『プロメテウス』『エイリアン:コヴェナント』、派生作品の『エイリアンVS.プレデター』『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』が製作されるなど、長きにわたり世界中で愛されているシリーズとなっている。新作映画『エイリアン:ロムルス』では『エイリアン』の“その後”を描いており、時系列的には『エイリアン』と『エイリアン2』の間に位置。製作は、第1作を手掛けたリドリー・スコット自身が担い、最恐の生命体・エイリアンの新たな物語を映画化する。広大な“宇宙の密室”で起こるエイリアンとの闘い舞台となるのは、地球から遠く離れた宇宙ステーション“ロムルス”。人生の行き場を失った6人の若者たちは、生きる希望を求めて足を踏み入れた宇宙という広大な密室で、最恐の生命体・エイリアンとの対峙することになってしまう。お馴染みの“エイリアン”続々登場劇中では、第1形態の「エッグチェンバー」をはじめ、歴代の「エイリアン」シリーズでもお馴染みの生命体が次々と登場する。たとえば、多数の脚を持ちクモのような見た目をしたエイリアンの第2形態「フェイスハガー」は、頭部をつかむように覆い被さり、宿主の口に器管を挿入することで人間に寄生。ひとたび捕まったら人間の力で剥がすことはできず、気付いた時にはすでに絶望的な状況に落とされている。このほか、寄生した人間の中で成長し、勢いよく胸を突き破って姿をあらわす第3形態の「チェストバスター」、脱皮を繰り返し進化を遂げたエイリアンの最終形態「ゼノモーフ」の姿も。異常な速さで進化して人々を追い詰めるエイリアンの脅威に、彼らがどう立ち向かっていくのか注目したい。ケイリー・スピーニーやイザベラ・メルセードなど出演新たな女性主人公・レインを演じるのは、ソフィア・コッポラの監督映画『プリシラ』でヴェネチア映画祭主演女優賞を受賞したケイリー・スピーニー。共演には、『ライ・レーン』のデヴィッド・ジョンソン、Netflixのドラマシリーズ「暗黒と神秘の骨」のアーチー・ルノー、『マダム・ウェブ』のイザベラ・メルセードなど、注目の若手俳優たちが揃う。監督は、盲目の老人が聴覚を頼りに襲い掛かる様子を描いたホラー映画『ドント・ブリーズ』や、『ドラゴン・タトゥーの女』の続編映画『蜘蛛の巣を払う女』を手掛けたフェデ・アルバレスが務める。また、劇中の“エイリアン”を手掛けるのは、『エイリアン2』『エイリアン3』のアレック・ギレスや『エイリアン2』のシェーン・メイハンといったクリエーターたち。シリーズファンから熱く支持されているクリーチャー・デザイナー、H・R・ギーガーの意思を継ぐ制作陣が集結している。日本語吹き替えに戸松遥や内田雄馬ら参加日本語吹替版も豪華声優陣が揃う。主人公・レイン役は、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の安城鳴子などで知られる戸松遥、レインの弟・アンディ役は「呪術廻戦」の伏黒恵や「BANANA FISH」のアッシュ・リンクスなどを務めた内田雄馬が担当する。このほか、石川界人や内田真礼、畠中祐、ファイルーズあいらも名を連ねる。映画『エイリアン:ロムルス』登場人物紹介主人公・レイン…ケイリー・スピーニー(吹替:戸松遥)光のない採掘コロニーでの暮らしを離れ、人生の生きる希望を抱く。アンディ…デヴィッド・ジョンソン(吹替:内田雄馬)レインの弟。レインの事をいつも心に留めている。タイラー…アーチー・ルノー(吹替:石川界人)レインのかつての恋人。今回のミッションのリーダー的存在を担う。ケイ(吹替:内田真礼)タイラーの妹。ビヨン(吹替:畠中祐)タイラーのいとこ。レインやタイラーと同じく採掘コロニーで働いていた。ナヴァロ(吹替:ファイルーズあい)ビヨンを兄のように慕う。宇宙船の操縦を担当するなどテクノロジーに精通している。映画『エイリアン:ロムルス』あらすじ地球から遠く離れた宇宙。人生の行き場を失った若者たちが、廃墟と化した宇宙ステーションを発見し、人生の再起をかけて探索を開始する。だが、そこには希望ではなく、逃げ場のない絶望的な恐怖が待っていた。【作品詳細】映画『エイリアン:ロムルス』公開日:2024年9月6日(金)監督:フェデ・アルバレス出演:ケイリー・スピーニー、デヴィッド・ジョンソン、アーチー・ルノー、イザベラ・メルセード製作:リドリー・スコット原題:Alien: Romulus配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2024年04月29日アンドリュー・ヘイ監督作『異人たち』よりアンドリュー・スコットとポール・メスカルのインタビュー映像が解禁された。山田太一作の長編小説「異人たちとの夏」(新潮社刊)を、『荒野にて』『さざなみ』のアンドリュー・ヘイが再映画化した本作。この度解禁されたのは、本作で恋に落ちていくアダムとハリーを演じたアンドリュー・スコットとポール・メスカルのインタビュー映像。2人が脚本について、ヘイ監督について、そしてお互いの共演について、ラフな姿勢で明るく朗らかに語っている。スコットが「2人とも心を揺さぶられた。涙が落ちたね」と脚本を読んだ時の気持ちを話し始めると、メスカルは「何度も」と相づちを打ち、穏やかな様子で本作製作の裏側を明かしていく。最初に本作へと向き合った時の印象を「家族同士の関係性が絶妙に描写されていて真実味があるんだ。ラブストーリーの描き方には胸を締め付けられた。そういう部分が印象的だった」と分析するスコットに対し、メスカルはスコットと同じ思いであったことを告げ、「他に類を見ない映画だ」と語る。さらにメスカルは「今までにない映画に初めて挑戦できるのは役者として光栄だね。僕が知る限りでは唯一無二の作品だ」とハリー役に挑んだ想いを吐露している。本作は監督にとって、とてもパーソナルな物語になっているという点に触れつつ、「彼を演じるつもりで臨んだけど…」と話しはじめるスコットだったが、その途端、言葉に熱がこもり過ぎたのか、勢い余ってタイトルボードに肘を打ち付けてしまうハプニングが。「ごめんね」と小声でボードに謝る優しい一面を見せたのも束の間、話を中断させる原因になってしまった物言わぬタイトルボードに思わず八つ当たり。「離れてろ」とボードを隅へと追いやるお茶目な姿を披露している。そんなスコットの様子に笑顔を見せながら笑い声を上げるメスカルの姿もあり、和気あいあいと本作について語り合う貴重な2ショットとなっている。最後に、映画の公開に向けて「僕が感じているのは、人々の心とつながる映画を作れたということだ。誰もが自分を投影できる。一生心の中に残る映画になるはずだ」とメッセージを贈るスコットに続き、メスカルも「ぜひ劇場で観て欲しい。友達とでもいいし、一人でもいいから、できる限り劇場に足を運んでほしいね」と映画公開への期待を寄せたメッセージを投げかけている。『異人たち』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月17日アンドリュー・スコットが主演をつとめ、2024年ローレンス・オリヴィエ賞の演劇部門リバイバル賞と主演男優賞にノミネートされているNTLive2024の新作第2弾「ワーニャ」から、場面写真とリハーサル中のメイキング写真が到着した。NTLive2024シーズンの新作第2弾「ワーニャ」は、チェーホフによる人気の古典を、ローレンス・オリヴィエ賞やトニー賞の受賞脚本家サイモン・スティーヴンス(「夜中に犬に起こった奇妙な事件」)がひとり芝居に仕立て、NTLive「プレゼント・ラフター」やドラマ「Fleabag フリーバッグ」「SHERLOCK/シャーロック」などで人気のアンドリュー・スコットが主演。5月24日(金)から劇場で上映されるのは、イギリスのデューク・オブ・ヨーク劇場にて収録されたもの。演出はスクリーン・インターナショナル・スター・オブ・トゥモローに選ばれた注目の才能、サム・イェーツ。演劇界では各地で毎年上演されている「ワーニャ伯父さん」が新たに生まれ変わり、現地時間4月14日(日)にイギリスのロイヤル・アルバート・ホールで授賞式が開催されるローレンス・オリヴィエ賞にて演劇部門リバイバル賞と主演男優賞にノミネートされている。すでに本作には「アンドリュー・スコットの一人芝居の演技はベスト・オブ・ザ・イヤーだ」(iNews)、「マスタークラス!」(Evening Standard)、「文句なしに最高の演劇」(Broadway World)、「アンドリューに魅了される」(Telegraph)などの声が寄せられている。ナショナル・シアター・ライブ「ワーニャ」は5月24日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)
2024年04月12日アンドリュー・スコット、ポール・メスカルを迎え、故・山田太一の原作を再映画化した『異人たち』が4月19日(金)に公開。この度、2人が演じたアダムとハリーの愛について語る特別映像が解禁となった。本国イギリスでは、大作・競合ひしめく中、2位で初登場。引き続き4週連続トップ10を維持するスマッシュヒットとなり、山田氏のオリジナリティ溢れたストーリーに、アンドリュー・ヘイ監督ならではの感性あふれる脚色と演出が加えられた。今回到着したのは、主人公アダム(アンドリュー・スコット)とハリー(ポール・メスカル)の2人が惹かれ合い、互いを受け入れていく様子を描いた特別映像。ロンドンのタワーマンションに暮らす40代の脚本家・アダムは、子どもの頃に両親を交通事故で亡くしたトラウマから悲しみと孤独を纏っている。そんなアダムと出会い、恋に落ちていくハリーは、どこか儚げな空気が感じられる一方で、少年のような無邪気さも併せ持つミステリアスな男性。誰よりも繊細で優しいがゆえに傷つきやすく、他者とのつながりを求めながらもそれを恐れる2人は、互いの心の奥底にある孤独を見出し、恐る恐るながらも確かにつながりを深めていく。主人公・アダム役を演じたアンドリュー・スコットが観る者を魅了する演技を披露するのはもちろん、本作ではハリーを演じたポール・メスカルからも目が離せない。メスカルは、アイルランド出身のいま大注目の俳優の1人。『aftersun/アフターサン』で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされて以降、その人気・注目度は留まることを知らず、すでに明らかになっているものだけでもリドリー・スコット監督の『Gladiator 2』(24)、クロエ・ジャオ監督の『Hamnet』(未定)、リチャード・リンクレイター監督の『Merrily We Roll Along』(未定)など、錚々たる作品に出演することが決まっている。そんな彼が本作で魅せる繊細な演技にヘイ監督も魅了されたようで「ポールは名優だ。絶妙なバランスで繊細さと強さを併せ持ち人を引き付ける」と絶賛。親密なシーンも多く、複雑な関係性を演じる必要のあったスコットはメスカルとの共演を「ポールと僕の課題は経歴を多く語らず相性を示すことだった。愛を演じるというのがいい。美しいものだからね」とふり返っており、若い才能に魅せられたことを明かす。そんなメスカルは「彼らの孤独はお互いを映し合っていると思います」とアダムとハリーの関係性について明かし、自身が演じたハリーという役について、「もっと幸せになれるのに自分を隠して性に奔放な生活をしている」と分析。「ドラッグやアルコールの問題を抱え、追い詰められている。僕自身や友人たち、そして世の中の若者たちの中に、彼の存在をわずかに感じることがあります」とも捉えており、自身にとってひとつの“役”以上の想いを持っていたことを明かしている。「大事なのは愛し合おうとすること。人生は有限だからできるだけ愛すること」。そう明かすスコットの言葉に続き、「愛する人々との絆を諦めずに求め続け、人生で孤立しないこと。信じる勇気も必要だ」と語るメスカル。豊かな色調と陰影に富んだ35mmフィルムに映し出される映像には、孤独のなかに差し込む一筋の希望の光かのように琥珀色の光がきらめいている。“出かけよう、君と僕と2人で外の世界に”という言葉が示す、2人の愛の行方は――?ヘイ監督の繊細かつ先鋭的な演出と相まって、本作は観る者をリアルとファンタジーの狭間へと誘う夢幻的な映画体験を味わえる1作となっている。『異人たち』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年04月09日アンドリュー・スコットとポール・メスカルの共演で、英国インディペンデント映画賞作品賞ほか最多7部門受賞、英国アカデミー賞6部門にノミネートされた『異人たち』。この度、2人がそれぞれ演じたアダムとハリーの出会いを描いた本編映像が解禁された。今回解禁されたのは、主人公・アダムとハリーが出会うシーンの本編映像。ロンドンにそびえ立つ真新しいタワーマンションの上層階で暮らすアダムは、12歳の時に両親を交通事故で亡くす悲劇を経験して以来、埋めようのない喪失感に苛まれずっと孤独に生きてきた。ある夜、ハリーと名乗るミステリアスな青年が、アダムの部屋のチャイムを鳴らす。日本製のウイスキーをちらつかせて「飲まない?」と誘ってくるハリー。「俺が怖い?」「部屋の外に吸血鬼がいるんだ」そんな謎めいたことを言う彼は酩酊しているよう。突然の訪問に戸惑うアダムだが、ハリーの姿からは、必死に人の温もりを求めているような、どこか切羽詰まった雰囲気が感じられる。ハリーもまた、アダムと同様に寂しさと孤独を抱えた日々を送っていたのだ。この日を境に、アダムはハリーのことを気にかけるようになり、次第に2人は親密な関係になっていく…。アダム役のアンドリュー・スコットは、TVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」のモリアーティ教授役で人気を博し、英国アカデミー賞TV部門助演男優賞を受賞。さらに『007 スペクター』『否定と肯定』「Fleabag フリーバッグ」『1917 命をかけた伝令』など話題作への出演が続き、いま絶大な支持を集める注目の実力派俳優。スコットは「アダムはとても孤独な人物です。とても危うい境地にまで行かなければならないという意味で、演じるのは大変な役でした」と自身が演じたアダムについて明かし、アダムを演じる難しさを痛感していたというが、出演については「即座に心を奪われました」と即決するほど魅了されたそう。また、ハリー役を演じたポール・メスカルは、『aftersun/アフターサン』で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネート、2023年には英国アカデミー賞TV部門主演男優賞を受賞した、いま大注目の期待の俳優。2024年以降の出演作として、リドリー・スコット監督の『Gladiator 2』(24)、クロエ・ジャオ監督の『Hamnet』(未定)、リチャード・リンクレイター監督の『Merrily We Roll Along』(未定)など、錚々たる作品に出演が決まっている。メスカルは自身が演じたハリーとアダムの関係について、「彼らは真のつながりを見つけるのだと思います。映画の中でアダムとハリーが持っているようなつながりを見つけるのは、ますます難しくなっているのです」と明かしている。劇中、2人は孤独によって見失った互いの魂を見つけ出すように深い愛を紡いでいき、心の底からのつながりを見出していく。そんな2人の関係は、他者とのつながりを求める全ての人の心にそっと寄り添うかのようで、その切なさに胸を打たれること必至だ。ミステリアスな暗い影と少年のような無邪気さが同居するハリーを好演したメスカルについて、ヘイ監督は「とても自然体で素晴らしい俳優で、以前から好きでした。繊細さと力強さが絶妙に融合された、実に興味深い存在です」と、次代を担う才能溢れる俳優として絶賛。スコットも「彼には信じられないほどの才能があります。親密なシーンをたくさんこなさなければなりませんでしたし、一緒に笑い合える相手、背中を押してくれる相手がいることはとても重要なことです」とコメントする。「この物語には悲しみがたくさんありますが、彼は、決して多くの俳優に備わっているわけではない、明るさを演じる能力を持っています」とポールの存在に助けられたことを明かしている。実はヘイ監督とスコット、メスカルは撮影前にライブに出かけ、互いの人生について語り合う時間を設けたそう。そのおかげで、早い段階から彼らの間には強い信頼関係が築かれ、繊細で胸を打つ、リアリティ溢れる演技がより豊かなものになっていったという。2人のほか、アダムの父親役・母親役として、『リトル・ダンサー』『ロケットマン』のジェイミー・ベル、「ザ・クラウン」『ウーマン・トーキング 私たちの選択』のクレア・フォイが出演。主な登場人物は彼らが演じるわずか4人。実力派キャストだからこそ成し得た、美しく夢幻的な映画体験が堪能できる。『異人たち』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月26日アンドリュー・スコット、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイらが豪華共演する、『荒野にて』『さざなみ』などのアンドリュー・ヘイ監督が手掛ける『異人たち』。この度、故・山田太一作の長編小説「異人たちとの夏」(新潮社刊)を蘇らせた愛と喪失の物語について監督・キャストらがガイドする豪華特別映像が解禁となった。2023年11月29日に逝去された山田さん原作による本作は、英国インディペンデント映画賞で作品賞・監督賞・脚本賞・助演男優賞(ポール・メスカル)など最多7冠に輝き、第77回英国アカデミー賞では作品賞・監督賞・助演男優賞・助演女優賞・脚色賞・キャスティング賞にノミネートされた。今回解禁された映像で、本作の監督・脚本を手掛けたアンドリュー・ヘイは、「自分の世界に閉じこもり建設的な生き方をやめた男」と主人公・アダムを紹介する。少しずつ明かされていく物語と共に、12歳で両親を亡くして以来、喪失感を埋められずに孤独を抱えているアダムの姿や、互いの寂しさを感じ取り、少しずつ惹かれあっていくアダムとハリーの様子、そして、亡くなった当時のままの姿で現れた両親との再会に戸惑いながらも、彼らの前では子どものような笑顔を見せるアダムの姿などが次々と紡がれていく。少しずつ物語を紐解いていく監督、キャストらの姿が映し出されていく中で、「誰もが思うだろう。過去に戻って両親との関係を見直したいと」と明かすのはヘイ監督。もし、あのときに戻れたら?もし、過去に戻ってやり直せるとしたら?そんな、誰もが一度は考えたことのある切なくも苦しい想いが感じ取れ、大人になったアダムだけではなく、30年前の姿のままで再会した両親にも、多くの葛藤と後悔があった様子が映し出される。主人公のアダムを演じたアンドリュー・スコットは、本作について「心揺さぶる物語だ。演じていてもその悲しさと美しさに打たれる」と明かしており、いま蘇った奇跡の映画化に賞賛を送っている。◆映画『異人たち』公開とともに、山田太一氏の追悼企画を実施中なお、神保町シアターでは3月23(土)~4月19日(土)まで、追悼企画<映画で辿る――山田太一と木下惠介>を実施予定。日本を代表する名脚本家・作家である山田太一氏の軌跡を辿る。『異人たち』は4月19日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:異人たち 2024年4月19日より全国にて公開© 2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月21日劇場公開を経て世界中で称賛を浴びた、リドリー・スコット監督によるApple Original Films『ナポレオン』が3月1日(金)に配信スタートする。アカデミー賞では視覚効果賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門にノミネート、英国アカデミー賞では英国作品賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアー賞、特殊視覚効果賞にノミネートされ話題となった本作。天才的な軍事戦略で国を守り英雄と呼ばれる一方で、迅速かつ冷酷さを持ち“悪魔”と恐れられたフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトを、オリジナル脚本で描く物語。揺るぎない野心や驚くほど戦略的な思考を持つナポレオンの、後に語り継がれる有名な戦い。戦いの最中で描かれるナポレオンの心の内を、最愛の妻ジョセフィーヌとの複雑な関係を通して迫っていく。キャストには、スコット監督とは23年ぶりのタッグとなったホアキン・フェニックスが主演するほか、『ミッション:インポッシブル』シリーズのヴァネッサ・カービーがジョセフィーヌ役で出演。デヴィッド・スカルパが脚本を手掛け、製作はApple StudiosがScott Free Productionsと共同で行い、スコット監督がプロデューサーを兼任。ケヴィン・J・ウォルシュ、マーク・ハッファム、ホアキン・フェニックスらがプロデューサーを、マイケル・プルスとエイダン・エリオットが製作総指揮を務めた。Apple Original Films『ナポレオン』は3月1日(金)よりApple TV+にて配信開始。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2024年02月16日リドリー・スコット監督映画『テルマ&ルイーズ』4K版が、2024年2月16日(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国の劇場で順次公開される。リドリー・スコット監督映画『テルマ&ルイーズ』リバイバル上映最新作『ナポレオン』の公開を控えるリドリー・スコットが監督した『テルマ&ルイーズ』は、90年代を代表するロードムービー、そしてシスターフッド映画の金字塔。平凡な主婦のテルマとウェイトレスのルイーズの逃避行を通して、女性の自立や抵抗といったテーマを痛烈に描き出した作品だ。男性優位社会における女性の自由や自己解放、性暴力への強い批判、友情か愛情かで議論が巻き起こった複雑な関係性といった難しいテーマを、ロードムービーというフォーマットに巧みに落とし込んだ本作。“90年代の女性版アメリカン・ニューシネマ”と評され、第64回アカデミー賞では6部門にノミネート、見事に脚本賞を受賞している。このほか、デッド・ホース・ポイントをはじめとする壮大なロケーションが楽しめる映像美、短時間ながら強烈な印象を残し、結果的に本作が出世作にもなったブラッド・ピットの出演シーン、映画音楽の巨匠として知られるハンス・ジマーが手掛けた劇伴などにも注目しながら、本作を鑑賞してみてほしい。あらすじ平凡な主婦のテルマ(ジーナ・デイヴィス)とウェイトレスのルイーズ(スーザン・サランドン)は週末のドライブ旅行に出発した。その途中、立ち寄った店の駐車場でテルマが男に襲われるという事件が発生。テルマがレイプされそうになった寸前、助けに入ったルイーズが護身用の拳銃で男を射殺。ルイーズにはかつて、レイプの被害を受けたトラウマがあった。次から次へとトラブルが重なり、警察に指名手配された2人は、車でメキシコを目指し逃避行を続けるうちに、自分らしく生きることに目覚めていく……。上映情報『テルマ&ルイーズ 4K』※リドリー・スコット監督の監修による4Kレストア版での上映上映開始日:2024年2月16日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国順次公開■作品詳細監督・製作:リドリー・スコット製作:ミミ・ポーク・ギトリ脚本:カーリー・クーリ撮影:エイドリアン・ビドル音楽:ハンス・ジマー出演:スーザン・サランドン、ジーナ・デイヴィス、ハーヴェイ・カイテル、マイケル・マドセン、ブラッド・ピット1991年/アメリカ/129分/THELMA&LOUISE/カラー/シネスコ/5.1chThelma & Louise © 1991 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
2023年12月03日『ナポレオン』より主演のホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督の対談映像が解禁。さらに撮影現場の様子を捉えたメイキング写真も初解禁された。『グラディエーター』(2000)以来23年ぶりのタッグとなるホアキン・フェニックスを主演に、リドリー・スコット監督がフランス皇帝・ナポレオンを描く本作。この度、旧知の仲であるホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督の対談が実現。撮影時のエピソードや「ナポレオン」の人物像などについて語り合っている。冗談も多く飛び交うリラックスムードの中、フェニックスが「この映画が大変だったのは僕のせいじゃない?」とズバリ切り込むと、スコット監督は「君のせいだ」と即答。「僕のせいか」と爆笑するフェニックスに「それは冗談だけど(笑)君から学んだね。物語の真の意味を探ってくれただろ。実に楽しかった」と感慨深げ。撮影中の話になると、「正直リハは嫌いだ。大まかな構想だけをイメージして、何も決めずに演技したい」と本心を明かしたフェニックス。「撮影中、何回僕に腹を立てた?」と聞くフェニックスにスコット監督は「毎日だね」と返すなど、2人の気さくな関係がこちらにまで伝わってくる。「君はいい意味で複雑な人間だ。この役では、それが大きなプラスになる」とスコット監督がいうと照れ笑いを浮かべるフェニックス。「僕の性格をよくわかってる。演じてて最高に楽しかった」と笑顔でふり返った。また、2人の出会いとなった映画『グラディエーター』についても話が及ぶ。「初対面は23年前。以来監督は多くの作品を作ってきた。英雄、偉人、優れた人たちをね。今回はこの男だ。背が低く気が短い・・・僕を選んだ理由は?」とユーモアたっぷりに聞くフェニックス。スコット監督も笑いながら「『グラディエーター』を思い出した。“ナポレオンがいる”と。これは褒め言葉ではない」と語ると、フェニックスがたまらず「いいことを言おうとして思いつかなかったんだろ!」と笑いながら突っ込みを入れる、息のあった様子を見せた。リドリー・スコット×ホアキン・フェニックス「今作を作って、初めて知ったナポレオンの真実はあった?」とフェニックスが訊ねると、スコット監督は「もちろんたくさんあった。欠点が多いからこそあれだけの立身出世をなし得た。実に複雑で一筋縄ではいかない男だ。あまりに脆く、あまりに残酷すぎた」と答える。フェニックスは「一方でユーモアと茶目っ気もあった」とナポレオン像について語り合う。2人の言葉から、いかにナポレオンが両極端に思える性質を内存させた人物だったかが垣間見える。そして話はナポレオンの妻・ジョゼフィーヌとの話に。「最初に言ったね。“ナポレオン”を演じるなら、ジョゼフィーヌとの関係性を理解しろ”と。まだできていない」と率直に語るフェニックス。それに対しスコット監督は「ナポレオンの名声の始まりは、ジョゼフィーヌとの出会いだ」と語る。互いを振り回し、傷つけ、それでも離れることのなかった2人の複雑な関係を、フェニックスは「きっと本人たちも分かっていない。なぜ惹かれあい、なぜ離れられないのか。ミステリアスな関係だ」とふり返った。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2023年11月28日映画『ナポレオン』の12月1日(金)からの公開を前に、主演のホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督の特別対談映像とメイキング写真が解禁された。歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトはいかにして皇帝の座へ上りつめたのか?映画では、彼が唯一愛した妻ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、大いなる野望と驚くべき戦略で歴史に残る数々の戦争を仕掛けたナポレオンの真の姿が描かれる。旧知の仲であるホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督。冗談も多く飛び交うリラックスムードの中、フェニックスが「この映画が大変だったのは僕のせいじゃない?」と切り込むと、スコット監督は「君のせいだ」と即答。「僕のせいか」と爆笑するフェニックスに「それは冗談だけど(笑)君から学んだね。物語の真の意味を探ってくれただろ。実に楽しかった」と感慨深げ。撮影中の話になると、「正直リハは嫌いだ。大まかな構想だけをイメージして、何も決めずに演技したい」と本心を明かしたフェニックス。「撮影中、何回僕に腹を立てた?」と聞くフェニックスにスコット監督は「毎日だね」と返すなど、ふたりの気さくな関係が伝わってくる。また、ふたりの出会いとなった映画『グラディエーター』についてにも話が及ぶ。フェニックスは「初対面は23年前。以来監督は多くの作品を作ってきた。英雄、偉人、優れた人たちをね。今回はこの男だ。背が低く気が短い……僕を選んだ理由は?」とユーモアたっぷりに聞くと、スコット監督も笑いながら「『グラディエーター』を思い出した。“ナポレオンがいる”と。これは褒め言葉ではない」と回答。フェニックスはたまらず「いいことを言おうとして思いつかなかったんだろ!」と笑いながらツッコむ。そして「今作を作って、初めて知ったナポレオンの真実はあった?」とフェニックスが切り込む。スコット監督は「もちろんたくさんあった。欠点が多いからこそあれだけの立身出世をなし得た。実に複雑で一筋縄ではいかない男だ。あまりに脆く、あまりに残酷すぎた」と答えると、フェニックスは「一方でユーモアと茶目っ気もあった」と語った。最後、ナポレオンの妻・ジョゼフィーヌとの話になると、「最初に言ったね。“ナポレオン”を演じるなら、ジョゼフィーヌとの関係性を理解しろ”と。まだできていない」と率直に語るフェニックス。それに対しスコット監督は「ナポレオンの名声の始まりは、ジョゼフィーヌとの出会いだ」と語る。互いを振り回し、傷つけ、それでも離れることのなかったふたりの複雑な関係。フェニックスは「きっと本人たちも分かっていない。なぜ惹かれあい、なぜ離れられないのか。ミステリアスな関係だ」と振り返った。『ナポレオン』ホアキン・フェニックス×リドリー・スコット監督の対談映像『ナポレオン』12月1日(金)公開
2023年11月28日ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督最新作『ナポレオン』より特別映像が解禁。さらに新たな場面写真も解禁された。本作は、撮影カメラ11台、集められたエキストラ総勢8000人、莫大な製作費をかけてヨーロッパロケを敢行し、「皇帝ナポレオン」を描いたスペクタクル超大作。この度解禁されたのは、ナポレオンを演じたホアキン・フェニックスにフォーカスした特別映像。ハリウッドを代表する俳優となったホアキンについて、共演のヴァネッサ・カービーやリドリー・スコット監督が語っている。かつてホアキン・フェニックスといえば、個性的な監督たちと組んで、映画通の間で愛される役者、何よりあの伝説の俳優リバー・フェニックスの弟という印象が強かった。映画賞にも常連の実力派だったが、『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、映画も世界中で爆発的なヒットを記録し、スター俳優として脚光を浴びることとなった。音楽のセンスもユーモアのセンスも独特なエピソードを持つ彼だが、本作の現場ではどうだったのだろうか?解禁となった映像で「ホアキンは本当にすごかった」と語り出すヴァネッサ・カービー。ホアキン・フェニックス演じる本作のナポレオンは、「私は他の男とは違う」と言い聞かせ、天才的な戦略で大群を率いてヨーロッパを侵攻するも、妻・ジョゼフィーヌに振り回されるというキャラクターだ。豪胆さと矮小さが同時に存在し、ナポレオンという人物を形作っている。カービーは「ナポレオンという予測不能な人物の特異な精神性を見事に表現した。ナポレオンの中にある真っ黒な部分をホアキンは完全に理解していた」と語る。さらにリドリー・スコット監督は「ホアキンを選んだ理由は彼の情熱だ」と話す。ホアキンとは『グラディエーター』以来のタッグとなるが、きっかけはホアキンがアカデミー賞に輝いた『ジョーカー』を見た時だったという。「彼が『グラディエーター』にどのように取り組んだか、彼の姿を見て鮮やかによみがえってきました。彼は正直でいてくれるし、私も彼に対して誠実さを大切にする。互いにとって良い存在ですね」と語る。同時に「彼こそがナポレオンだ、と思いました。身体的にも彼は役にピッタリです。彼の顔の特徴のいくつかは驚くほどナポレオンに似ている」とも言っており、ぜひ劇中にも登場するナポレオンのおかかえ画家、ジャック=ルイ・ダヴィッドらが残した自画像などと照らし合わせて見てほしい。現場でのホアキンの立ち振る舞いについて、プロデューサーのケヴィン・ウォルシュも「彼のような人はいません。彼はカメラの前に立つ度に自分を消します。何よりも、とても働き者です。自分の仕事を深く掘り下げ、映画全体の構成をより良くするために疑問を投げかけます。さらに、素晴らしいユーモアのセンスもあります。映画にとって、かけがえのない財産です」と絶賛している。今回のナポレオン役については、さすがのホアキンも不安を覚えたそうだが、鍵になったのは【肖像画】だったという。当時でいう写真代わりの肖像画をホアキンは見つめ続けた。ちなみにナポレオンの墓や縁ある場所なども訪れたそうだが、それらはホアキンの心を動かすことがなく、ナポレオンの着用したジャケットを見ても「“こりゃ小さいジャケットだな”と思う程度だった」という。そんな独自の感性を持つ彼が本作でどのように「ナポレオン」像を作り上げていったのか。スコット監督は、「彼はナポレオンの歩き方、話し方、座り方に注目していた」と明かし、改めて「ホアキンは撮影中に進化していく。ナポレオンになっていくんだ。最高の俳優だ」と賛辞を送っており、そんなホアキン・フェニックスが体現した「ナポレオン」にますます期待が高まる。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2023年11月18日ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督作『ナポレオン』より特別映像と日本版本ポスターが解禁された。歴史にその名を刻むフランスの皇帝ナポレオンをホアキン・フェニックスが演じる本作。今回解禁となる特別映像では、リドリー・スコット監督が劇中で圧倒的な迫力を誇る戦闘シーンの撮影について語っている。「戦闘シーンの撮影は全てが規格外となる。歴史的な戦いを再現した」と監督自らが語る通り、陣形の全体像が分かる上空からのカット、さらには息を呑む大砲の炎、吹き飛ばされる兵士の姿、戦場を駆け抜ける騎兵隊など、迫力ある映像が続く。「一気に撮影したかった」という監督の要望通り、エキストラ300人、馬100頭とカメラ11台が用意された。「私自身の中にナポレオンが宿り、撮影に影響を及ぼした。良くも悪くもだ」とスコット監督は語る。今年で御年86歳となるリドリー・スコット監督。50年近いキャリアの中で、『ブレードランナー』『エイリアン』『グラディエーター』『オデッセイ』など、映画史に刻まれる名作を生み出してきたが、特に戦争、SFといった非日常な世界をテーマに、細部にまでこだわり抜いてリアリティを積み上げ、圧倒的な世界観を構築した作品を多く手掛けてきた。監督の思い描く壮大なビジョンを実現するために、スタッフたちは完璧な仕事が求められる。本作では最大11台のカメラを使用するため、広大なロケーションは360度完璧に装飾された。ごまかしは一切なし。隠れられるような背景もない。戦闘シーンでは当時の兵士のように動ける膨大な人数の俳優が必要だった。そこで軍事アドバイザー、ポール・ビティスによりナポレオン時代に使われていた軍事演習が行われた。銃の構え方、足並みの揃え方、軍隊としての移動の仕方まで、当時のナポレオン兵が行っていた訓練がほどこされたという。俳優たちは消耗戦だったナポレオン戦争で兵士たちが感じていた死と直面する恐怖や、砲弾が飛び交い、すぐ隣にいた人間が一瞬で命を落としていく、まるで死を迎える準備のような戦場のリアルを演技で伝える必要があったからだ。最終的には戦闘の決まった振り付けを用意するのではなく、<事態に備える>よう心がけさせたという。スコット監督が「正方形に整列してほしい」と言えばビティスが「騎兵隊の位置に」と告げ、俳優たちは正方形に整列し、必要なポジションを取ることができるまでになった。何事にも備えよ――ビティスが24年の兵役経験から身につけてきたモットーが、撮影現場では戦闘シーンのさらなるリアルな演出に生かされた。本作では、そうしたスペシャリストたちのきめ細やかな仕事が、リドリー・スコット映画の唯一無二のリアリティを作り上げているのだ。併せて、日本版本ポスターも解禁。前回解禁された“静”のイメージのポスターから一転、フランス国旗たなびく中、サーベルを片手に鬼神のごとき表情で先陣を切り突撃していくホアキン・フェニックス演じるナポレオンの躍動する姿がとらえられたポスターとなっている。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2023年11月01日ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督、Apple Original Filmsによる映画『ナポレオン』から新場面写真が解禁。ナポレオン役のホアキンとジョゼフィーヌ役のヴァネッサ・カービーについてリドリー・スコット監督が語った。今回解禁となる新場面写真は、キャラクターにフォーカス。“英雄”のイメージから一変、悪魔の一面を覗かせるナポレオン役のホアキンの鋭い眼光が印象的だ。スコット監督は、『ナポレオン』の製作に取り掛かる直前に公開された『ジョーカー』(19)でのフェニックスの演技に魅了されたという。「ナポレオンは戦場において怪物のような存在で、いかに人を欺き、荒廃させるかを知っています。無慈悲です。しかし彼のアキレス腱はジョゼフィーヌでした」と話す。スコット監督は、ナポレオンが持つこのジョゼフィーヌに対する“執着心”を表現するのは、「これまで一緒に仕事をした中で最高の俳優の一人」と語るホアキン・フェニックスしかいないと考えた。「私はホアキンを見つめながら、“この小さな悪魔はナポレオン・ボナパルトそのものだ”と言いました。彼はナポレオンに似ています」。一方、フェニックスは「リドリーとまた仕事がしたいという、とてもノスタルジックな思いがありました」と語る。彼はナポレオンに関する膨大な量の書籍を読み漁り、リサーチを進め、ナポレオンに近づこうとしたというが、「ホアキンがやってきて、“どうしたらいいのか分からない”と言うのです」と監督。「私たちは10日間、1日中座って、1つ1つのシーンについて話し合いました。ある意味、リハーサルを行ったのです。とにかく細部に渡って」とふり返る。この結果、すでに台本は固まりつつあったころだったが、台詞を大幅に削減し、シーンが単純化され、視覚的な合図や身体的なジェスチャーが代わりに重要な役割を果たすようになったそうだ。また、ナポレオンの“運命の女性”ジョゼフィーヌを演じたカービーについて、スコット監督は彼女がアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『私というパズル』や、マーガレット王女を演じた人気シリーズ「ザ・クラウン」で惚れ込んでいた。カービーは依頼されたその晩に脚本を読んでとても気に入り、準備期間として1か月を与えられた。書籍などからリサーチを進め、ジョゼフィーヌの領地であったマルメゾンで多くの時間を過ごし、墓にも訪れたという。カービーのジョゼフィーヌは魅惑的で、束縛できない女性。率直だが儚く、優美で、やや異質でもある。カービー曰く、ジョゼフィーヌがもつ多面的な女性像はとても魅力的だと感じながらも、その複雑さゆえに役作りには苦労したそう。スコット監督は「すべてはヴァネッサの力量です。素晴らしい俳優です。情報を得るための努力、自分で行うリサーチ、それらが様々な形で現れています。私は驚かされるのが大好きです」と語る。ナポレオンについてはたくさんの書籍や逸話が残されているものの、それらを見ていくと証言同士が互いに矛盾していることが多かったのだという。人間がいかに複雑な内面を抱えているか、フェニックスでも役作りに悩み苦しんだナポレオンが抱えていた“矛盾”。フェニックスのナポレオンは圧倒的なカリスマ性を持ちながらも、不器用で神経質で、まるで迷子の子どものような振る舞いも見せる。歴史に名を残す“英雄”でありながら、一方で“悪魔”と恐れられた男。様々な矛盾をはらんだ“人間・ナポレオン“の姿を、悩み抜いた末に鬼気迫る迫真の演技で魅せている。『ナポレオン』は12月1日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ナポレオン 12月1日より全国の映画館で公開
2023年10月24日リドリー・スコット監督と『ジョーカー』のホアキン・フェニックスが『グラディエーター』以来の再タッグで挑むスペクタクル超大作『ナポレオン』の日本版予告編と新場面写真が解禁された。歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトはいかにして皇帝の座へ上りつめたのか?映画では、彼が唯一愛した妻ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、大いなる野望と驚くべき戦略で歴史に残る数々の戦争を仕掛けたナポレオンの真の姿が描かれる。解禁された日本版予告は、1789年に始まったフランス革命により、マリー・アントワネットが国民の罵声飛び交う中でギロチン(斬首刑)にかけられるショッキングなオープニングから始まる。それを冷静に見守るひとりの男、フランスの将校ナポレオン(ホアキン・フェニックス)。革命による国内の混乱を鎮め、イギリスやオーストリアから国を守るべく、類まれなる軍事戦略でたちまち頭角を現し、皇帝にまで上り詰めていく。最愛の妻ジョゼフィーヌ(ヴァネッサ・カービー)と共に出席したノートルダム大聖堂での戴冠式では、自らの手で冠を取り上げて被り、大いなる野望を描く印象的なシーンも。また、予告編ではアウステルリッツとワーテルローという、ナポレオンの戦いの中でも重要な二大戦闘シーンも見られる。フランス国旗を手にした軍隊と数百頭の馬と共に勇ましく指揮を執るナポレオン。そして予告ラストに描かれるのは、一面、氷と霧に覆われたアウステルリッツの戦い。オーストリアとロシアの連合軍を雪で覆われた氷上に誘い込み、突然、大砲を発射。彼らの足元の氷を打ち割り、血まみれになった敵国の兵や馬が氷の割れた湖へと落ちていくという、ナポレオンの狡猾かつ冷酷ぶりを伺わせる衝撃的なシーンとなっている。『ナポレオン』日本版予告『ナポレオン』12月1日(金)公開
2023年09月08日アメリカでは11月22日、日本では12月に公開が決定しているリドリー・スコット監督×ホアキン・フェニックス主演『ナポレオン』。スコット監督が主演にホアキンを選んだ理由を「Empire」誌に語った。2人は2000年のアカデミー賞受賞作『グラディエーター』でタッグを組んだことはあったが、今作のナポレオン役にホアキンを起用するアイディアは、スコット監督が『ジョーカー』を観ている時に思いついたという。「私はホアキンを見つめながら、『この悪ガキはナポレオン・ボナパルトだ』と言いました。彼はナポレオンにそっくりなんです」と、ジョーカーに扮したホアキンがナポレオン役にぴったりだと確信したと明らかにしている。「私はナポレオンをアレクサンドロス大王、アドルフ・ヒトラー、スターリンと比較します。確かに彼は悪いこともたくさんやってきた。同時に、驚くほどの大胆さ、実行力、支配力もありました。彼は特別な人だったのです」と、ナポレオンの魅力についても語った。ナポレオンと最初の妻ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネの関係を中心に描いているという今作。ジョゼフィーヌ役は当初ジョディ・カマー(「キリング・イヴ/Killing Eve」)がキャスティングされていたが、スケジュールの都合で降板し、ヴァネッサ・カービー(『ミッション:インポッシブル』シリーズ)が新たに起用された。(賀来比呂美)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2023年08月01日映画『ナポレオン』が2023年12月1日(金)に公開される。監督はリドリー・スコット、主人公ナポレオン役はホアキン・フェニックス。軍人ナポレオンの“真の姿”とは?映画『ナポレオン』は、歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトが、いかにして皇帝の座へ上りつめたのかを壮大なスケールで描く作品。彼が唯一愛した妻・ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、歴史に残る数々の戦争を仕掛けた“軍人ナポレオンの真の姿”に迫る。リドリー・スコット監督×ホアキン・フェニックス主演監督は、アカデミー賞作品賞に輝いた映画『グラディエーター』や『オデッセイ』などを手掛けてきた巨匠リドリー・スコット。主人公のナポレオン役はホアキン・フェニックスが演じる。リドリー・スコットとホアキン・フェニックスのタッグは、ホアキン・フェニックスがラッセル・クロウ演じるローマの将軍マキシマスと対峙する暴君を演じた『グラディエーター』以来となる。ホアキン・フェニックスは役作りにあたり、ナポレオンに関する膨⼤な量の書籍を読み漁りリサーチ。しかし、役作りは難航したといい、リドリー・スコットは細部にわたって1つ1つのシーンについてホアキン・フェニックスとの話し合いを行ったという。“アウステルリッツの戦い”シーンも『ナポレオン』は、リアルと特殊効果の相乗効果による圧倒的なスケールがポイント。中でも、ナポレオン史上最も華々しい功績をあげたとされる氷上が舞台の“アウステルリッツの戦い”シーンだ。オーストリア&ロシアと会戦する戦いのシーンについて、監督のリドリー・スコットは「無駄がない」と舌を巻くほどの出来栄えに。凍てつく氷の湖の先で睨みあうロシア軍と、ナポレオン率いるフランス軍。ナポレオンは、敵を凍った湖の上に追い込み、大砲で氷を割り敵を湖へと沈めた。このシーンは、なんと約80万〜120万㎡を誇る広大な野原の土を掘り、氷の湖の表面を再現、さらにはその上を氷で固めた上で撮影したという。⾶び散る⾎や泥、役者にこびりつくように濡れた泥、四⽅⼋⽅から⾶んでくるもの、多くの煙、機械仕掛けの馬などを用いて、迫力満点のシーンに仕上げたのである。衣装の約95%はオリジナル、出来る限り忠実に再現衣装にも注目ジョゼフィーヌはナポレオンとの出会いから皇后となるまで、地位の変化にともない衣装が変わっていく。彼女は、当時、時代の最先端であり、ファッションアイコンでもあった。結婚式、戴冠式など要所で出てくるジョゼフィーヌのドレスなども『ナポレオン』の見所。また、ナポレオンは軍服も当時のものを出来る限り再現。例えば、二角の”ナポレオン・ハット”。帽子も当時の比率があうよう徹底的にリサーチしたという。衣装の約95%は既存品の利用ではなく、映画のために制作されたもとなっている。登場人物ナポレオン・ボナパルト…ホアキン・フェニックス大いなる野望と驚くべき戦略思考をもって、数多の戦争を仕掛けた軍人であり、皇帝の座まで上りつめた男。歴史に名を残す“英雄”でありながら、⼀⽅で“悪魔”と恐れられた一面も持つ。ホアキン・フェニックスは、バットマンの敵役として登場した人気ヴィラン“ジョーカー”誕生の理由に迫る人気映画であり、続編の公開も予定されている『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した。ジョゼフィーヌ…ヴァネッサ・カービーナポレオンが妻。カリブ海のフランス領マルティニーク島の貴族の家に生まれる。フランス革命で投獄された後、6歳年下のナポレオンと結婚。フランス皇后にまで上り詰める。ナポレオンが唯一愛した運命の女性で、彼の最期の言葉は「フランス、陸軍、ジョゼフィーヌ」であったと言われる。演じるのは、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』など話題作に出演しているヴァネッサ・カービー。ウェリントン...ルパート・エヴェレットイギリスの軍人。ワーテルローの戦いではナポレオンと会戦。ナポレオンとの戦争で功績をあげる。後にイギリスの首相にまで上り詰める。脚本は『ゲティ家の身代金』のデヴィッド・スカルパ脚本は、リドリー・スコットと『ゲティ家の身代金』でタッグを組んだデヴィッド・スカルパ。一流のキャストとフィルムメイカーが集結し、軍人ナポレオンの真の姿に迫る大作『ナポレオン』を送り出す。映画『ナポレオン』あらすじ歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルト。唯一愛した妻・ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、野望と戦略思考をもって数々の戦争を仕掛け、皇帝の座へ上りつめた。軍人ナポレオンの“真の姿”とは?【作品詳細】映画『ナポレオン』公開日:2023年12月1日(金)監督:リドリー・スコット脚本:デヴィッド・スカルパ出演:ホアキン・フェニックス、ヴァネッサ・カービー、タハール・ラヒム、ルパート・エヴェレット配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント原題:Napoleon
2023年07月14日ホアキン・フェニックス主演、リドリー・スコット監督作『ナポレオン』が、12月に全国にて公開されることが決定し、予告映像が解禁された。唯一愛した妻ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、大いなる野望と驚くべき戦略思考をもって、歴史に残る数々の戦争を仕掛けた、類まれなる軍人ナポレオン。その真の姿を、壮大なスケールで描く歴史超大作。リドリー・スコット-(C)Getty Images監督はアカデミー賞作品賞受賞作『グラディエーター』や『オデッセイ』などを手掛ける巨匠リドリー・スコット。主人公ナポレオン役には『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス。この2人のタッグはホアキン・フェニックスが、ラッセル・クロウ演じるローマの将軍マキシマスと対峙する暴君を演じた『グラディエーター』以来となる。ホアキン・フェニックス Photo by Rachel Luna/Getty Imagesナポレオンの妻ジョゼフィーヌ役には、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(日本公開7月21日)や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』など話題作に次々と出演するヴァネッサ・カービー。脚本はリドリー・スコット監督とは『ゲティ家の身代金』でもタッグを組んだデヴィッド・スカルパが務め、超一流のキャストとフィルムメイカーが集結した。全世界で初解禁となった予告映像では、暴君と呼ばれながらも崇められ、頂点を極めていくナポレオンの姿が映し出されていく。ホアキン・フェニックスの堂々たる佇まいと迫力の戦闘シーン、重厚な映像美に期待が高まる予告映像となっている。『ナポレオン』は12月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月11日エドガー・ライト監督のコメディ映画『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』を基にした、全く新しいアニメシリーズ「SCOTT PILGRIM」(仮題)の制作が決定し、映画キャストが再集結することが分かった。本作では、ライト監督が製作総指揮、アニメスタジオは「DEVILMAN crybaby」『犬王』の「サイエンス SARU」が務め、マイケル・セラ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、サティヤ・バーバー、キーラン・カルキン、クリス・エヴァンス、アナ・ケンドリック、ブリー・ラーソンら映画キャストがそれぞれ演じたキャラクターの声優を再び務める。2010年公開のオリジナル版映画は、アマチュアバンドマンのスコット・ピルグリムが、夢で見た女性ラモーナに一目惚れし、彼女のハートを射止めるため、恋の邪魔をする元カレ7人との戦いに挑む物語。多くのファンの間でいまもカルト的な人気を誇っており、ライト監督の代表作のひとつでもある。そんな監督自らが製作総指揮を務める本作には、キャラクターの声優として、演じていた映画キャストたちが参加。映画のオープニングにオマージュを捧げた形でキャストたちの再集結が告げられ、ファンの心をくすぐる映像も公開された。今回の制作についてライト監督は「このアニメはユニバースを拡げるだけではない、、、とにかく見てほしいです。この壮大な新しい冒険のためにオリジナルキャスト全員を説得し、キャラクターの声を務めてもらうことができたことを、とても嬉しく思っています」とコメントしている。Netflixシリーズ「SCOTT PILGRIM」(仮題)は独占配信予定。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年03月30日