なかなかぴったりサイズのズボンが見つからない……そんなお悩みがある方におすすめなのが、セルフ裾上げ。購入したお店やお直し屋さんでもお願いすることもできますが、やり方さえ覚えてしまえば簡単にできちゃいますよ。今回は裾上げ方法を丁寧にご紹介します。長すぎたズボン、最適化できます小さな子どもがいると、少し大きめの子ども服を購入し、裾上げをする機会も増えてくるもの。しかし、今はお店で裾上げサービスが利用できることもあって、ズボンの裾上げを何年もやっていない方、むしろ自分でやったことがない方も多いのではないでしょうか?そんな方に向けて、今回はズボンの裾上げ方法を紹介します。縫い目が表に出てしまう、縫ったところが突っ張ってしまうとお悩みの方は、正しい縫い方をチェックしてみてください。◼︎目次1.きれいに裾上げできますか?2.裾上げに必要な材料3.裾上げしてみた4.裾上げのポイントまとめ1. きれいに裾上げできますか?今はデニムを買えばお店で裾上げをやってくれますし、スラックスでもお店でやってくれるところが多いですよね。どうしても家庭で裾上げが必要なときでも、裾上げテープを利用する方法もあるため、裾上げのやり方自体を忘れてしまっている方も多いかもしれません。そんな方は、手縫いを利用した正しい裾上げ方法をチェックしてみましょう。2. 裾上げに必要なもの裾上げする前に、まずは下記を用意しておきましょう。・マチ針・縫い針・縫い糸・ハサミ・アイロン縫い糸はズボンの生地にあった色を用意しておいてください。3. 裾上げしてみたズボンを試着して、裾上げする長さを決めます。外側に折り込んだら、マチ針を付けておきましょう。針を表に出して刺すと、足に針が刺さることはありません。ズボンはベルトをして履き、必要なら靴もあわせて長さを決めてください。できあがりラインから3~4cmを測り、ラインを引いていきます。この分が縫い代となるため、ズボンの厚みによって調節してみてください。ラインを引いた部分をハサミでカットします。裾を三つ折りにしてから、アイロンをかけてください。縫い代部分を半分に折り畳んで、もう一度折ると三つ折りになります。しっかりと折り目を付けるために、アイロンを当てておきましょう。折り目を付けたら、しつけをします。色が違う糸を使い、ざっくりと縫い合わせるようにしましょう。しつけをしたら、もう一度ズボンを試着して、長さがちょうどいいか確かめてください。ズボンの裾上げは「流しまつり縫い」を利用します。手前の布の裏から表に向かってに針を刺し、まつり縫いを始めましょう。少し先の表布を針ですくいます。大きく拾うと表に糸が出てしまうため、糸を1~2本程度に調節してください。次に手前の布に針を刺します。手前の縫い代の部分は縫い目が目立たないため、ざっくりと拾う方法でも大丈夫です。この動作を何度も繰り返しましょう。縫い目が表に響いていないか、ときどき表の布を見て確認することもお忘れなく。4. 裾上げのポイント綿などの生地では、洗ったときに多少縮んでしまうことがあります。裾上げする前に一度洗濯しておき、縮んだ状態で裾上げしましょう。特にデニムは洗っていない状態だと生地が伸びており、そのままだと裾上げのラインがゆがんでしまいます。また、試着はいつもの腰の位置で履いてください。裾上げの場合少し高めに履いてしまう方が多く、仕上がりが短くなってしまう可能性があります。まとめお子さんがいる家庭では、少し大きめのズボンを買って調節する機会もあることでしょう。裾上げのやり方を覚えておくと、いざというときに便利です。裾上げが上手くできるか不安な方は、セールで購入した失敗してもいいパンツや古着で試してみてください。裾上げのやり方は一度覚えればずっと活用できるので、ぜひ挑戦してみましょう。【いまさら聞けない裁縫の基本 #1】一つ穴ボタンの縫い付け方【いまさら聞けない裁縫の基本 #2】二つ穴ボタンの縫い付け方【いまさら聞けない裁縫の基本 #3】靴下の穴をきれいに縫う方法【いまさら聞けない裁縫の基本 #4】手作りの巾着袋を作ろう!ミシンの基本的な使い方〜セット方法編〜【いまさら聞けない裁縫の基本 #5】伸びたウエストゴムを簡単に付け替え!家にある”アレ”が大活躍
2018年02月27日かさ張らず、肌にもやさしく、洗ってもすぐ乾く「てぬぐい」。荷物の多い子育て中は1枚持ち歩くと、いろいろな使い道がありとっても便利です。ハンカチ代わりにするだけでなく、食べこぼしを拭いたり、何かを包んだり、子どもの頭に巻いたり、寒い時には体を包んであげたり、遊びに使ったり…。使い道は数えきれないくらいあります。そんな便利なてぬぐいが3辺縫うだけで快適なズボンに変身。簡単に作れる「てぬぐいズボン」の作り方をご紹介します。1枚のてぬぐいで作れるのは90cm~110cmサイズ。ウェストはゴムなのでゆるゆる。着心地のよさと使い勝手のよさをぜひ体験してみてください。次のページでは、具体的な作り方をご紹介しましょう。■てぬぐいズボンの作り方<用意するもの>・てぬぐい・ゴムとゴム通し・チャコペン(なければ消えるように、鉛筆や水性ペン)・縫い針と糸・マチ針(15本くらい)・型紙(ページ下部のリンクよりダウンロード可能)※同じものが2枚あれば、慣れている方は作り方だけでも大丈夫です。※手縫いで説明していますが、ミシンでももちろんできます。<作り方>1.手ぬぐいを中表に(裏が見えるように)半分に折って型紙を置く。2.左足用として、チャコペンで型紙に沿って書きます。3.布を中表のままひっくりかえし、再び型紙を置きます。※このとき、必ず型紙を裏返して置いてください。同じもの2枚ではなく、鏡面で作ります。4.両足の型紙を写したら、広げて裁ち線で裁断します。5.裁断したら、再び中表で重ね、マチ針で固定します。6.ピンク色の点線部分を縫いますが、Aの部分はゴムを入れる口になるので、開けて縫います。7.縫い代を開き、ゴム穴の周りを補強のため、点線のように縫います。8.ゴム穴が補強できたら、履き口を三つ折りにし、マチ針で固定したら、筒状になるようにぐるっと一周縫います。9.広げて、股の部分をマチ針でしっかり固定し、縫い合わせていきます。かなりコンパクトになるので、カバンに入れておけば困った時の「サブパンツ」にもなります! 暑くて寝苦しい夜には吸水性抜群なので快適パジャマとしても。ぜひ試してみてください。■「てぬぐいズボン」の作り方は こちら から※ハンドメイド・手作りのレシピサイト「アトリエ」へリンクします。■「てぬぐいズボン」型紙ダウンロード(PDF)は こちら から※原寸大ではありません。
2017年08月26日こんにちは、ぽこひろです。最近、夏になると半ズボンを履く男子を多く見かけますよね。しかし、長ズボンよりも半ズボンって、カッコよく見えるのが難しいと思いませんか?いろいろなバランスがうまく整っていないと、結構不格好に見えてしまいますよね。みなさんのカレも、半ズボンをダサく履いてしまっているのでは?そこで今回は、アパレル関係の仕事に就く20代男子10人に集まってもらい、「半ズボンを上手に履きこなすコツ」を聞いてみました。そしてさらにそこから、「カレの半ズボン姿をもっと素敵にするために彼女ができること」について4つリストアップしてみましたよ!■1.毛を整えさせる「まず、男性のなかには『すね毛は伸ばし放題が一番ワイルドで男らしい』と勘違いしてしまっている人がいます。が、もちろんこれは間違い。全剃りまでは不要ですが、いい感じにすいたり、脱色したりして、『見た目が不快ではない脚』にしてから半ズボンを履きましょう」(新宿某店/26歳)だそうです。たしかに、男子は「すね毛=ワイルド」で「剃る=女っぽい」と思っている人が多そう。でも、女子からしたらすね毛がボボボーボ・ボーボボだったら、そりゃ気持ち悪いですよね。半ズボンを履こうとするカレのすね毛をチェックしてあげましょう。■2.丈「半ズボンで一番重要と言えるのが、丈ですね。長ズボンよりもはるかに難しいです。ぜひ、彼女さんが一緒にお店に行ってあげて、お店の人と相談しながら選んであげてください」(渋谷某店/25歳)なるほど。言われてみれば。短すぎるとパンツですし、長過ぎるとカッコ悪いですよね。どうやら、カレの脚の太さと、似合う丈の長さには関係があるようなので、これはカレをお店に連れて行って、カレが嫌がってもお店の人にアドバイスをもらわなくてはいけません。■3.靴「半ズボンには靴も大事です。サンダルの場合もありますけどね。そこらへん、彼女さんがしっかりとコーディネートを見てあげてください」(銀座某店/24歳)説得力ありますね~(笑)。男子はとにかくこのコーディネートというものがとことん苦手。ひとつひとつのアイテムはいいのに、トータルで全身を見ると残念な感じになっているというのはありがちです。ここはまさに、彼女であるあなたがカレの目になってあげましょうね。■4.筋トレ「そもそも、脚が少し細すぎる男性は半ズボンを着ると、どうしてもやや貧相に見えてしまいます。となれば、筋トレですね。カレと一緒に筋トレやジョギングに付き合ってあげて、カレの脚をたくましく半ズボンが似合う男の脚にしてあげてください」(立川某店/25歳)これはおっしゃるとおりだとは思いますが、果たして今年の夏に間に合うのか・・・・・・。場合によっては、今年はなんとかカレに半ズボンは諦めさせ、来年に向けて一緒にトレーニングを開始するしかないかもしれませんね。■おわりにいかがでしたか?半ズボンがカッコよく決まると、たしかにオシャレで大人っぽく見えますよね。カレが半ズボンイケメンになれるかどうかの鍵は、彼女であるあなたが握っているのかも?(ぽこひろ/ライター)(伊東亜梨沙/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2015年07月26日