アニものづくりアワード実行委員会は、『京都アニものづくりアワード』の総合グランプリ、および各部門の入賞作品を「京都国際マンガ・アニメフェア2021」にて発表いたしました。202の応募作品の中から今回の総合グランプリに選出されたのは、株式会社ロッテのアニメーションCM『心予報(“Eve×ガーナ”「ピンクバレンタイン」コラボレーションムービー)』でした。「第1回京都アニものづくりアワード」総合グランプリ同作品は、チョコレートをあげる、もらうというのが気恥ずかしく感じるいまの時代に、女子高生3人組が繰り広げるバレンタインデーならではの恋のときめきを、ロッテ・ガーナチョコレートを通じて感じられるようにと描いたオリジナルアニメCMで、YouTubeにて4500万回を超える再生回数もあり、質の高い内容と成果が高く評価されました。<第1回京都アニものづくりアワードを終えて 実行委員会より>通算4回目の開催となったアニものづくりアワードですが、今回、応募数が200作品を超え過去最高になっただけでなく、戦略が良く練られているものや、クリエイティブが良いものなど、全体的にクオリティーも非常に高かったと感じております。これは近年アニメ作品の国民的大ヒットが続き、アニメファンも幅広い年代で増加、そして企業側もそのマーケティング価値に気づいたことで、企業コラボの質と量が向上したことによるものだと思います。そして、コロナ禍において企業の販売促進やコミュニケーションの戦略の大幅な変更が迫られる中、アニメ・キャラクターを活用したことで大きく成果を出した事例が相次いだことも、加速度的に増加した要因の一つでしょう。また、今回から新設された「地方創生賞」にも様々な作品をご応募いただき、アニメ・マンガ・キャラクターを活用した地域創生の取り組みが全国各地で進んでいることが見受けられました。いまやアニメ・マンガ・キャラクターは、企業・団体のコミュニケーション、マーケティングにとって、欠かせないものになりつつあるのではないでしょうか。アニものづくりアワード実行委員では、アワードの開催をはじめ、各種セミナーや勉強会を積極的に行い、さまざまな企業・団体にとって参考になる情報発信や機会を作ってまいります。最後に、当アワード開催にあたり、表彰式にご来場いただきました皆様、作品を応募してくださった企業・団体の皆様、京都国際マンガ・アニメフェア2021実行委員会、KYOTO Cross Media Experience実行委員会、協力いただいた一般社団法人アニメツーリズム協会、後援いただいた株式会社キャラクター・データバンク、京都市、ジャパン・フィルムコミッション、株式会社Tokyo Otaku Mode、Peatix Japan株式会社、選考委員の皆様をはじめ、ご協力頂きました関係各位に深く御礼申し上げます。「第1回京都アニものづくりアワード」表彰式の様子「第1回京都アニものづくりアワード」総合グランプリの表彰総合グランプリ、各部門の入賞作品は、以下のとおりです。※( )内は企業名【総合グランプリ】心予報(“Eve×ガーナ”「ピンクバレンタイン」コラボレーションムービー)(株式会社ロッテ)【アニメーションCM部門】金賞:心予報(“Eve×ガーナ”「ピンクバレンタイン」コラボレーションムービー)(株式会社ロッテ)銀賞:シビック×エヴァンゲリオン(本田技研工業株式会社)銅賞:CONNECTED…(株式会社JVCケンウッド)【コンテンツコラボ部門】金賞:テルマエ・ロマエ×イタリア旅行記(イタリア大使館)銀賞:デコぴたっ!はたらく細胞 presented by パブロン(大正製薬株式会社)銅賞:新型コロナウイルス感染症の治療法研究のための「3月のライオン」とコラボレーションした広報活動(国立研究開発法人 国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター)【オリジナルコンテンツ部門】金賞:そばへ~日照雨~(株式会社丸井グループ)銀賞:「ときめきは、すぐそばに。」シリーズ(セブン-イレブン・ジャパン)銅賞:ずっと、もっと、つなぐぞ。au(KDDI株式会社)【クラフトデザイン部門】金賞:COBRA×伝統工芸(株式会社ミッドランドクリエイション)銀賞:悪魔将軍(ダイヤモンドパワーVer.)(株式会社キャステム IRON FACTORY)銅賞:Calpis Emotional Bottle(アサヒ飲料株式会社)【テクノロジー・イノベーション部門】金賞:デコぴたっ!はたらく細胞 presented by パブロン(大正製薬株式会社)銀賞:実験映像『URVAN』(ウルヴァン)(佐世保市/東映アニメーション株式会社/長崎国際大学)銅賞:束縛彼氏 Twitter版(株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ)【インターナショナル部門】金賞:合味道×ソードアート・オンライン アリシゼーション「この満足感、新世界。」キャンペーン(日清食品(中国)投資有限公司)銀賞:合味道×かぐや様は告らせたい?「天才級クオリティー」キャンペーン(日清食品(中国)投資有限公司)銅賞:FUNCTION HERO(カシオ計算機株式会社)【地方創生部門】金賞:エヴァンゲリオン×箱根2020 MEET EVANGELION IN HAKONE(小田急グループ、藤田観光株式会社、箱根DMO(一般財団法人 箱根町観光協会))銀賞:テレビアニメ「やくならマグカップも」を活用した地域振興事業(多治見市)銅賞:佐賀県 上峰町 ショートムービー「鎮西八郎為朝」(佐賀県 上峰町役場)【特別賞】丸山正雄賞 :TAMAYA アニメCM 「託された想い篇」(玉家質店)地方創生特別賞:お通り男史(「お通り男史」原作製作委員会)公式ホームページはこちら。過去3回のアワードと併せてご覧ください。アニものづくりアワード公式サイト アニものづくりアワード公式Twitter <主催・運営>主催:アニものづくりアワード実行委員会共催:京都国際マンガ・アニメフェア2021実行委員会、KYOTO Cross Media Experience実行委員会<協力>一般社団法人アニメツーリズム協会<後援>株式会社キャラクター・データバンク京都市ジャパン・フィルムコミッション株式会社Tokyo Otaku ModePeatix Japan株式会社※五十音順【本件に関する一般の方からのお問い合わせ先】◆アニものづくりアワード実行委員会(事務局:有限会社河馬 内)電子メール: award@animono.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月22日福山ブランドデザインアワード2020優秀賞作品「ちいさなとこのま」福山の地域資源から生み出された商品・技術をテーマに,全国から商品等のデザインを募集し商品開発をめざす特別企画「福山ブランドデザインアワード2020」において,優秀賞のデザインに選ばれた「ちいさなとこのま」が先行販売されました。本アワードの応募テーマの一つ「表装額装技術を用いた御朱印帳と御朱印帳などを飾る額」にて受賞したデザインで,応募テーマ提供事業者である東洋額装株式会社が製作しました。本アワード受賞作品の販売は,今回が初めてです。製作にあたっては,受賞デザイナーの山田寛氏や福山ビジネスサポートセンターFuku-Biz(フクビズ)等とも連携・相談しながら進められ,2021年9月22日からクラウドファンディングサイトMakuakeにおいて先行販売されます。なお,本アワードの他の受賞作品についても,現在商品化に向けて各応募テーマ提供事業者が取り組んでいます。■商品概要・商品名:「ちいさなとこのま」・製造:東洋額装株式会社・商品デザイナー:山田寛(福井県・建築家)・先行販売期間:2021年9月22日~11月21日(クラウドファンディングサイトMakuakeにて)・サイズ:幅420×奥行き130×高さ300mm・販売価格(税込):背後の布地により2種類販売33,000円(高級な正絹三丁雅金襴)22,000円(シンプルな白地紋仕立)・概要:御朱印帳や書作品などを,小さな床の間に飾っているかのように楽しめる額。背後の布地や木枠の工法など,至るところに東洋額装株式会社が持つ表装技術(第4回福山ブランド認定)や額装技術が使われています。商品ページ(クラウドファンディングサイトMakuake)Makuake(マクアケ)-プロジェクト未公開 : 福山ブランドデザインアワードとは福山ブランドデザインアワード2020福山市で生まれた商品・技術をテーマに全国から商品等のデザインを募集し商品化をめざす企画(福山市都市ブランド戦略推進協議会主催)。世界に誇る福山市のものづくりの力と全国のデザイナーをマッチングさせ,福山市のものづくり技術と消費者が好むデザインニーズを満たした商品開発をめざすことで,福山市におけるデザイン力向上に向けた取組・活動を活性化させるとともにデザインの重要性の周知を図ることを目的とするものです。2020年度は,全国170の応募作品の中から,5作品が商品化をめざす作品として受賞しました。福山ブランドデザインアワードについてはこちら初開催「福山ブランドデザインアワード2020」の受賞作品が決まりました! : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月22日インディーズ映画の賞、ゴッサム・アワードが、今年から演技部門の男女別をやめると発表した。これまで主演男優賞、主演女優賞、それぞれ5人ずつの候補者がいたが、これからは主演賞にまとめられ、10人の候補者が挙げられる。男女別廃止に関しては、ベルリン映画祭がすでに取り入れている。前回のゴッサム・アワードの主演男優賞は『サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ』のリズ・アーメッド、主演女優賞は『Miss Juneteeth』のニコール・べハーリーが受賞した。次回の授賞式は11月29日に行われる。ノミネーション発表は10月21日。文=猿渡由紀
2021年08月06日俳優の速水もこみちが4日、東京・渋谷区で催された「HIGEMEN AWARDS 2021」に出席。髭をテーマにした同アワードに、髭がまったくない美顔で登場して「僕だけツルツルでちょっと恥ずかしい……」と照れ笑いを見せた。同アワードは、「ヒゲ、自由に楽しんでる?」のコンセプトのもと、自身の髭スタイルを自由に楽しむ著名人を表彰。2021年は“こだわりを持って自身のスタイルに髭を取り入れている人”、“髭の楽しみ方を世に広めた人”、“シチュエーションに合わせて楽しんでいる人”を対象に、特別賞で速水、俳優部門で小澤征悦、アスリート部門で城彰二、芸人部門でお笑いコンビ・髭男爵(山田ルイ53世、ひぐち君)が選出された。もこみちは今回、コロナ禍のステイホーム期間に、髭姿を披露して話題を呼んだことを評価されて受賞。「今、ドラマ中でして……」と髭がないことを弁解すると、小澤が「もこみち、何しに来たの!?」とツッコミを入れて会場の笑いを誘った。また、「10代の頃から髭に対する憧れが強かった」というもこみち。「髭が生えていないにもかかわらず、ジェルをつけて『(よりダンディーに)生えないかな~』と思いながら剃ったりしていた」と語り、「オフのときは必ず髭を生やしている。コロナでお家時間が増えたとき、写真を撮ってインスタグラムにのせたら反響がけっこうあった。『意外と似合ってる』とか『その姿も素敵!』とかコメントを頂いて嬉しくて、そこから髭に対する自信がついた」とニッコリ。会場スクリーンに、髭を生やしたもこみちの写真が披露され、登壇者らが「カッコいい!」と声を上げると、もこみちは「カッコいいのは知っています」とおどけてみせた。
2021年08月04日名作揃いのチャップリン作品の中でも最高傑作の誉れ高い『街の灯』が、生オーケストラと大スクリーンで蘇る豪華なイベントが開催される(3月17日:すみだトリフォニーホール)。新日本フィルによる「生オケ・シネマ」5周年を記念したこのイベントは、デジタル修復された高画質大画面のフルスクリーンと生のオーケストラによる演奏によって、笑いと涙の歴史的傑作『街の灯』を現代に蘇らせる意欲的な試みだ。音楽は、映画の実際の録音時に使用されたチャップリンのオリジナル・スコアを使用して新日本フィルハーモニー交響楽団が演奏。当時の録音技術ではすべての音域が収録できなかったことから、今回は、今までのチャップリン映画上映やテレビ放映では聴こえなかった音が、生のオーケストラによって再現されるというのも興味深い。音楽にも深いこだわりを持っていたチャップリンが意図した本来の音楽が姿を表す瞬間に期待したい。●公演詳細:
2021年03月11日SAGアワードのノミネーションが発表になった。俳優組合SAG-AFTRAの会員が投票するこのアワードは、演技に対して贈られるもの。通常のアワードで「作品部門」にあたるのは、「キャスト部門」となる。今年、キャスト部門に候補入りした映画は、『ザ・ファイブ・ブラッズ』『マ・レイニーのブラックボトム』『ミナリ』『あの夜、マイアミで』『シカゴ7裁判』。テレビシリーズのキャスト部門候補は、『ブリジャートン家』『ザ・クラウン』『オザークへようこそ』『ベター・コール・ソウル』『ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路』。映画の主演男優部門候補は、リズ・アーメド(『サウンド・オブ・メタル〜聞こえるということ』)、チャドウィック・ボーズマン(『マ・レイニーのブラックボトム』)、アンソニー・ホプキンス(『The Father』)、ゲイリー・オールドマン(『マンク』)、スティーブ・ユァン(『ミナリ』)。映画の主演女優部門候補は、エイミー・アダムス(『ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌』)、ヴァイオラ・デイヴィス(『マ・レイニーのブラックボトム』)、ヴァネッサ・カービー(『私というパズル』)、フランシス・マクドーマンド(『ノマドランド』)、キャリー・マリガン(『Promising Young Woman』)だった。授賞式は4月4日。文=猿渡由紀
2021年02月05日2年連続受賞株式会社再春館製薬所のドモホルンリンクルが美容大国であるタイの雑誌社が主催するビューティーアワードで2年連続受賞を果たした。ドモホルンリンクルが賞を受けたのはタイのNo.1女性誌「 Praew(プラウ)」主催のビューティーアワード「Praew Iconic Beauty 2020」で2020年11月12日に授賞式が開催された。今年は「保湿液」がフェイシャルケア部門(Iconic Hydrating Treatment Essence)を受賞し、昨年の「クリーム20」の受賞に続き2年連続でタイの美容家から支持を得た。厳しい肌環境のタイでも支持を拡大ドモホルンリンクルは日本でもおなじみのエイジングケア化粧品を展開し、漢方発想の独自商品をタイでは2018年から販売している。タイでは日本の化粧品は高品質であるという認識が強く、その中でもシワシミ特化の商品開発が年間を通じて強い紫外線を受けるタイ人女性から評価を受けた。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社 再春館製薬所ニュースリリース
2020年12月01日15日(現地時間)、「ピープルズ・チョイス・アワード」が開催された。今年の司会はデミ・ロヴァート。授賞式の間に5着の衣装を披露し、たった2か月でマックス・エーリックとの婚約を解消したことにも自虐的に触れ、観客を楽しませる司会に徹し、大好評だった。ピープルズ・アイコン賞を受賞したジェニファー・ロペスのスピーチは、授賞式で最も盛り上がった場面の1つ。「クリスチャン・シリアーノ(CHRISTIAN SIRIANO)」の赤いミニドレスで登場したジェニファーは、「世界中のすべての年齢・人種の少女たちに、出自がどうであれ、自分に誇りを持ち、やりたいことはなんだってできるということを伝えられるのが成功を示す真のバロメーター」と語り、観客を感動させた。主な受賞リストは以下の通り。ピープルズ・チャンピオン賞タイラー・ペリーファッション・アイコン賞トレイシー・エリス・ロスピープルズ・アイコン賞ジェニファー・ロペス【映画部門】今年の映画賞『バッドボーイズ フォー・ライフ』コメディ映画賞『キスから始まるものがたり2』アクション映画賞『ムーラン』ファミリー映画賞『2分の1の魔法』映画男優賞ウィル・スミス『バッドボーイズ フォー・ライフ』映画女優賞ティファニー・ハディッシュ『コスメティック・ウォー わたしたちがBOSSよ!』【テレビ部門】今年のドラマ賞「グレイズ・アナトミー」ドラマ賞「リバーデイル」コメディドラマ賞「私の“初めて”日記」リアリティー番組賞「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ」男性テレビスター賞コール・スプラウス「リバーデイル」女性テレビスター賞エレン・ポンピオ「グレイズ・アナトミー」(Hiromi Kaku)
2020年11月17日映画祭「第42回ぴあフィルムフェスティバル」のコンペティション部門「PFFアワード2020」の入選作品が発表された。「PFFアワード」は1977年にスタートした世界最大の自主映画のコンペティションで、これまで黒沢清や諏訪敦彦、園子温など、140名を超えるプロの映画監督を送り出してきた。今年は480本の応募作の中から選ばれた17作品、18歳~42歳の監督が映画祭でグランプリを競う。なお、昨年の「PFFアワード2019」の入選作品の中から、審査員満場一致でグランプリを獲得した『おばけ』(監督:中尾広道)は、今週末11日(土)からポレポレ東中野にて、また同入選作で、ひかりTV賞を受賞した『アボカドの固さ』(監督:城真也)は今夏ユーロスペースにて、劇場公開される。■「PFFアワード2020」入選作品480本の応募作品の中から、以下17作品が入選。本入選作品は、9月12日(土)から東京・国立映画アーカイブで開催する「第42回ぴあフィルムフェスティバル」で上映され、9月25日(金)に行われる表彰式にて、最終審査員らによりグランプリ各賞が発表される。『アスタースクールデイズ』38分 監督:稲田百音(18歳/東京都出身/成蹊高等学校)『霞姫霊異記』57分 監督:高階匠(31歳/東京都出身/映像制作会社勤務)『こちら放送室よりトム少佐へ』10分 監督:千阪拓也(22歳/兵庫県出身/日本大学 藝術学部)『頭痛が痛い』131分 監督:守田悠人(22歳/愛知県出身/酒屋アルバイト)『タヌキ計画』41分 監督:チェ・ユシン(24歳/台湾出身/東放学園映画専門学校)『追憶と槌』8分 監督:金井啓太(25歳/東京都出身/東京藝術大学 映像研究科メディア映像専攻)『遠上恵未(24)』26分 監督:遠上恵未(26歳/東京都出身/ENBUゼミナール 映画監督コース)『パンク』44分 監督:鈴木順也(31歳/神奈川県出身/横浜シネマ・ジャック&ベティ勤務)『Fear of missing out』36分 監督:河内彰(32歳/兵庫県出身/会社員)『フィン』36分 監督:小池茅(26歳/東京都出身/会社員)『冬のほつれまで』67分 監督:多持大輔(24歳/茨城県出身/武蔵野美術大学大学院 造形研究科)『へんしんっ!』93分 監督:石田智哉(22歳/東京都出身/立教大学 現代心理学部)『MOTHERS』63分 監督:関麻衣子(22歳/東京都出身/会社員)『未亡人』54分 監督:野村陽介(23歳/埼玉県出身/東京藝術大学 美術学部)『もとめたせい』30分 監督:矢部凜(22歳/滋賀県出身/京都造形芸術大学 芸術学部映画学科)『屋根裏の巳已己』102分 監督:寺西涼(24歳/神奈川県出身/清掃員アルバイト)『LUGINSKY』63分 監督:haiena(42歳/東京都出身/フリーランス)※作品名50音順。上映時間、年齢、職業(学校名)は応募時のもの
2020年07月08日レプロエンタテインメント主催の「映画をつくりたい人」を募集するプロジェクト「感動シネマアワード」のグランプリ作品6作品が決定。本プロジェクトは、heartwarming(心温まる)、be moved(心動かされる)、be inspired(鼓舞される)、be blown away(圧倒される)、soul-stirring(魂を揺さぶる)といった様々なニュアンスを持った観客の心を揺さぶる、“感動する”企画を全国から募集、製作する映画コンペティション企画。今回製作が決定したグランプリ作品は、「新進気鋭の俳優を主演にした映画の企画・プロデュース」部門からの6作品。6名の俳優から1名を主演に選び、企画概要と脚本を応募する部門となっている。6名の俳優には、「コウノドリ」「偽装不倫」『his』など近年の活躍が目覚ましい宮沢氷魚、連続テレビ小説「なつぞら」やバラエティ番組での活躍も話題になった福地桃子、「病室で念仏を唱えないでください」のうらじぬの、「初めて恋をした日に読む話」「俺のスカート、どこ行った?」の堀家一希、昨年同事務所に所属したばかりの植田雅、そして「ローファーズハイ!!」などの舞台に出演する山崎果倫。宮沢さん主演作は、現在出版社で漫画編集者として働く葛里華監督による『はざまに生きる、春(仮)』。発達障がいを持つイラストレーター・透を宮沢さんが演じ、彼と出版社に勤務する春の恋の物語を描く。福地さんを主演に描くのは、『真っ赤な星』で劇場デビューを果たした井樫彩監督による『あの娘は知らない(仮)』。熱海で小さな旅館を営む奈々(福地さん)と東京から来た俊太郎、大切な人を失ったもの同士の、遅れてきた夏休みを映し出す。そのほか、うらじさん主演作は、西加奈子原作、ふくだももこ監督・製作の『炎上する君』。堀家さん主演作は、飯塚花笑監督がゲイの高校3年生純悟と優助それぞれが、本当の愛を見つけることができるのかを描く『世界は僕らに気づかない(仮)』。植田さん主演作は、ダンサーを目指し芸大の舞踏科に通うゆっこ(植田さん)と、同じ大学の演劇科に通う元カレ・高橋との物語を描く『階段の先には踊り場がある(仮)』(木村聡志監督『恋愛依存症の女』)。山崎さん主演作は、借金に苦しんでいる映画監督志望のショウと仕事が順調な彼女・アヤ、ひょんなことで出会いショウと体の関係を持ってしまったタエコとの、3人の人間関係を描く『夢の中』(都楳勝監督『蝸牛』)が決定した。本企画プロデューサーは「最終的に6つの作品を選ぶことになりましたが、その過程で何度も悩みました。それでも今は、この6つの企画と脚本が素晴らしい映画になると信じています。今はまだテキストの“物語”が、どんな風に映像化されていくのかが今から楽しみです」と製作へ期待を寄せている。出演者コメント■宮沢氷魚この度、僕が出演する作品が「はざまに生きる、春」に決定しました。初めて脚本を読んだ時から引き込まれ、作品を手がけた葛里華さんともお話をして、彼女の熱量に感激しました。共にすばらしい作品を生み出したいと思います。■福地桃子今回参加する中で、心が動く感覚をとにかくたくさん感じたいと思いました。未知な部分への楽しみと不安と向き合いながら、良い作品になるように全力を尽したいと思っています。沢山の方に届く、残る映画を観て欲しいです..!■うらじぬの感動というものはだいたい突然やって来るような気がします。ふと耳にした音楽、目にした景色、受け取った言葉。この企画から生まれた作品達が、誰かにとって生活の中でふと出会った感動のひとつになれますようにとひっそり願いながら挑ませて頂きます。ふくだももこ監督、不束者ですがどうぞよろしくお願い致します!!!■堀家一希沢山のご応募頂きありがとうございました。今回、飯塚花笑監督の「世界は僕らに気づかない」という映画に出演させていただきます。初めて挑む役です。全力で演じていきたいと思います。よろしくお願いします。■植田雅このような機会を頂き嬉しい気持ちと同時に少し不安な気持ちもありますが、とても楽しみです。この作品を見て下さった、一人でも多くの方の心を動かせられるよう精一杯頑張りたいと思います。■山崎果倫映画には、人の人生を変える力がある。私はずっとそう信じています。そして映画は、時には自分を認めてくれて、時には叱ってくれて、言葉にできない気持ちを代弁してくれたり、自分の本当の気持ちを教えてくれたりする。そんな力がある芸術だと思っています。だから今回のこの“感動シネマアワード”では、沢山の人の心を揺らしたい。「感動」で衝撃を与えたい。自分の可能性と、映画がもつ力に、全力で賭けてみたいと意気込んでいます。(cinemacafe.net)
2020年04月21日ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで2日(現地時間)、「ザ・ファッション・アワード」が開催された。レッドカーペットでは、ジュリア・ロバーツ、ケイト・ブランシェット、シェイリーン・ウッドリー、エミリア・クラークら女優、ロージー・ハンティントン・ホワイトリー、ウィニー・ハーロウらスーパーモデル、歌手のリタ・オラ、デザイナーのジョルジオ・アルマーニまで、各業界のファッションに敏感なセレブたちがゴージャスなファッションを披露した。来場者の中でも、注目を浴びたのがリアーナだ。自身がLVMHグループと組んで手掛けるブランド「フェンティ(Fenty)」が、「アーバン・リュクス賞」にノミネートされていたことから、出席するかもしれないといううわさが飛び交う中、サプライズ登場。「フェンティ(Fenty)」は見事受賞し、プレゼンターのジャネット・ジャクソンが「あなたのスタイルは愛され、アーティスト、起業家として尊敬の念を集めている。そして、LVMHとタッグを組んでブランドを始めた、初の黒人女性です」とリアーナを称えた。リアーナは「若い黒人女性の私を信じてくれてありがとう。私が最も愛していることをする機会を与えてくれたことにも感謝しています」と述べ、LVMHの代表のアルノー氏にも感謝を伝えた。(Hiromi Kaku)
2019年12月03日クラシック音楽界のオスカーとも呼ばれる英グラモフォン・アワードの「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞したピアニスト、ヴィキングル・オラフソンが来日公演を開催する。今回は、東京(紀尾井ホール)/名古屋(電気文化会館ザ・コンサートホール)/大阪(あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール)/北海道(札幌コンサートホールkitara小ホール)でのリサイタルと、すみだトリフォニーホール(東京)での「グレイト・ピアニスト・シリーズ」の計5公演に期待がかかる。リサイタルには、ラモー、ドビュッシー&ムソルグスキーが用意され、特にムソルグスキーの「展覧会の絵」におけるオラフソンのパフォーマンスは注目の的。単なるピアニストの枠を超えたステージパフォーマンスを体験できそうな予感がする。一方「グレイト・ピアニスト・シリーズ」では、新日本フィルハーモニー交響楽団との共演によるモーツァルトの「ピアノ協奏曲第24番」のほか、ヨハン・セバスチャン・バッハの「イタリア風アリアと変奏」他が披露される。さてさてグラモフォンアワード「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の最新受賞者の実力やいかに!?●公演概要「ヴィキングル・オラフソンピアノ・リサイタル」・12月04日(水)紀尾井ホール・12月06日(金)電気文化会館ザ・コンサートホール・12月07日(土)あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール・12月13日(金)札幌コンサートホールKitara小ホール「ヴィキングル・オラフソン&新日本フィル/グレイト・ピアニスト・シリーズ」・12月11日(水)すみだトリフォニーホール大ホール●来日公演の詳細は、 ●来日に向けた本人からのコメント動画●ヴィキングル・オラフソン(ピアニスト)Photo: Gramophone・Askew Miller1984年アイスランド生まれ。2008年にジュリアード音楽院でロバート・マクドナルドのクラスを卒業。ジュリアード・オーケストラ、アイスランド交響楽団などと共演。オックスフォード大学とレイキャヴィーク大学で音楽のマスタークラスの指導者として迎えられるだけでなく、クラシック音楽に新しい扉を開くことを目的とした学生のためのアウトリーチ・リサイタルも開いている。5つのピアノ協奏曲を初演。彼はまた、音楽を広めるためにメディアに出演し、アイスランド放送のための約10本のテレビシリーズ「音楽エピソード」の制作も行った。2012年にはレイキャヴィク・ミッドサマー音楽祭を創設して芸術監督を務める。また、2015年からはスウェーデンのヴィンターフェスト音楽祭の芸術監督に就任した。アイスランド音楽賞、アメリカン・スカンジナビア社会文化賞、ジュリアード・バルトーク・コンクール賞、ロータリー財団文化賞など、多くの賞を受賞。庄司紗矢香やビョークらとも共演し、アイスランドに新風を吹き込む若き音楽家。彼は伝統的なコンサート・ピアニストであると同時に、ビョークやオーラヴル・アルナルズ等コンテンポラリー・コンポーザーたちともコラボレーションを行い新たな世界を切り拓いている。
2019年12月02日『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でオスカーを受賞した特殊メイクアップアーティスト、辻一弘氏が、再びアワードシーズンで大健闘しそうだ。この12月に北米公開となる『Bombshell』で、彼はメイクアップアーティスト&ヘアスタイリスト組合賞(MUAHS)にノミネートされたのである。彼が担当したのは、シャーリーズ・セロンを有名なキャスター、メーガン・ケリーに変身させる特殊メイク。今回のクレジットはKazu Hiroになっている。この部門のほかの候補は、『ロケットマン』『キャプテン・マーベル』『アイリッシュマン』『IT/イット THE END“それ”が見えたら、終わり』。MUAHS授賞式は来年1月11日。文=猿渡由紀
2019年11月12日12月に来日公演を予定しているピアニスト、ヴィキングル・オラフソンが、クラシック音楽界のオスカーとも呼ばれる英グラモフォン・アワードの「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。同賞は、世界中の音楽ファンによる一般投票によって選出され、毎年大きな注目を集めている。歴代の受賞者には、ピエール・ブーレーズ、マルタ・アルゲリッチ、リッカルド・シャイー、グスターボ・ドゥダメル、パーヴォ・ヤルヴィなどの錚々たるアーティストが名を連ねる。12月の来日公演がますます楽しみになるビッグニュースだ。●公演概要12月4日(水)紀尾井ホール12月6日(金)電気文化会館 ザ・コンサートホール12月7日(土)あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール詳細は、 ●ヴィキングル・オラフソン(ピアニスト)(C)Ari Magg1984年アイスランド生まれ。2008年にジュリアード音楽院でロバート・マクドナルドのクラスを卒業。ジュリアード・オーケストラ、アイスランド交響楽団などと共演。オックスフォード大学とレイキャヴィーク大学で音楽のマスタークラスの指導者として迎えられるだけでなく、クラシック音楽に新しい扉を開くことを目的とした学生のためのアウトリーチ・リサイタルも開いている。5つのピアノ協奏曲を初演。彼はまた、音楽を広めるためにメディアに出演し、アイスランド放送のための約10本のテレビシリーズ「音楽エピソード」の制作も行った。2012年にはレイキャヴィク・ミッドサマー音楽祭を創設して芸術監督を務める。また、2015年からはスウェーデンのヴィンターフェスト音楽祭の芸術監督に就任した。アイスランド音楽賞、アメリカン・スカンジナビア社会文化賞、ジュリアード・バルトーク・コンクール賞、ロータリー財団文化賞など、多くの賞を受賞。庄司紗矢香やビョークらとも共演し、アイスランドに新風を吹き込む若き音楽家。彼は伝統的なコンサート・ピアニストであると同時に、ビョークやオーラヴル・アルナルズ等コンテンポラリー・コンポーザーたちともコラボレーションを行い新たな世界を切り拓いている。CD『バッハ・ワークス&リワークス』UCCG-1865/6発売日:12月4日定価:¥3,500(税抜価格)+税
2019年10月28日今年は喜劇王チャールズ・チャップリンの生誕130年にあたる。「記念すべき節目に再演が決まってラッキーです。チャップリンの作品はひとつも舞台化されていなかったんですよ。だから4年前の初演のときには、すごく責任を感じました。はたして偉大な彼の心の奥を演じきれるんだろうか、と」チャップリンの監督・主演映画を舞台化した音楽劇『ライムライト』(4月9~24日/東京・シアタークリエにて)に主演する、俳優の石丸幹二(53)。初演のタイミングで、来日していたチャップリンの息子、ユージーンと会ったそうだ。「紳士的な方でした。『父の形態模写をする人は多いけど、あなたらしいカルヴェロ役を演じてください』との言葉に、心が楽になりました。チャップリンが俳優として最後に魂を込めて生身の体で臨んだ作品ですから、必ずみなさんの心にしみるはずです」(石丸・以下同)かつて一世を風靡した老芸人と、わけあって脚が動かず自殺を図ったバレリーナの物語。彼女は老芸人の励ましで再び舞台に立つまでになるのだが、スターとして舞台の高みを目指す彼女と、舞台から退場する老芸人との人生が交錯するラストシーンは、見る者をさまざまな感慨とともに至福のファンタジーの世界に浸らせる。チャップリンが映画でカルヴェロを演じたときは、今の石丸よりもうんと年を重ねていたそうだ。「単純におじいさんのふりをするんじゃいけない。芸人として人気を博していた若かりしころのまぶしさや老いていく悲しみ……心の機微を丁寧に深く演じなければと思いました」そのために、チャップリンの心の中を懸命に探ったという。「この作品は彼自身の俳優としての思いも込められているんだと気づきました。後続の若手芸人に道を開いてあげて、自らの散り際にまで思いをはせる。俳優としては幸せな最期だと思います。舞台上で死ねるんですから。人生で自分の役割を果たした満足感や達成感もあるんでしょうか。この役を演じながら、カルヴェロの人生は理想的だと感じています。自分もこうありたいと願いながら演じています」この公演を終えると、石丸は音楽活動に力を入れるそうだ。「東京、名古屋、大阪でオーケストラ・コンサートを予定しています。それぞれ現地のオーケストラとの共演が待っているので、楽しみです」才能の豊かさは、チャップリンに負けない。
2019年03月11日優れたデジタルコンテンツを表彰する「第24回 AMD アワード」の授賞式が4日に都内で開催され、DA PUMPがAMD 理事長賞を受賞。同グループのリーダーであるISSAは、受賞の喜び、そして新曲『桜』(3月6日リリース)の魅力を語った。ヒット曲『U.S.A.』で優秀賞とAMD 理事長賞を受賞したDA PUMP。メンバーとともに同曲に乗せて華麗に舞ったISSAは「去年はですね、本当にいろいろな世代の方から支持をいただいて。また、こうやって賞をいただけるということは、本当にうれしく思いますし、皆様のお力あっての賞でもあります」とあいさつ。「いつも応援してくださる皆さまがいるから頑張り続けることができるので、これからも『U.S.A.』のみならず、どんどん色々な曲を。日本を元気にできるようなパフォーマンスを目指してDA PUMP一同頑張りたいと思います」と思いを語った。また、ISSAは「昨年は『U.S.A.』という楽曲に出会って、色々な方に支持をいただいたことが、色々なことに実を結んで。こういう賞もいただけたことですし、本当に感謝の一年だったので、今年はそれをお返し出来るような形で、色々なところにライブで行けるようにしていきたい」と発言。サビで「桜フィンガー」の振付が登場する新曲『桜』については「『U.S.A.』とは真逆の、日本の言葉を大事にしたりとか、日本の風物詩だったりっていうものをふんだんに取り入れた楽曲になっている」と話していた。一方、優秀賞を獲得した映画『カメラを止めるな!』の主演俳優・濱津隆之は「『カメラを止めるな!』という映画は、デジタルかアナログかで言ったら、振り切れるくらいアナログでして(笑)」と自虐。SNSでの拡散がヒットの助けになったとしたうえで「映画館での上映が減ってきた今でも、スマホの映像配信サービスとかで(見て)『今更ですが初めて「カメラを止めるな!」見ました。面白かったです』みたいな感想をツイッターでつぶやいてくれる方とかがたくさんいて。本当に色々な人、色々なものの力を借りて、ここまで来ることができた映画なんだなあということを、今日改めて実感しています」と話していた。なお、この日の司会はTBS笹川友里アナウンサーが務めた。主な受賞結果は以下の通り。【大賞/総務大臣賞】『チコちゃんに叱られる!』(NHK)【AMD 理事長賞】『U.S.A.』(DA PUMP)【年間コンテンツ賞「優秀賞」】N高等学校(学校法人角川ドワンゴ学園)『おっさんずラブ』(制作著作・テレビ朝日/制作協力・アズバーズ)『カメラを止めるな!』(株式会社ENBUゼミナール)キズナアイ(upd8)さけるグミVSなが~いさけるグミ(株式会社博報堂)『チコちゃんに叱られる!』(NHK)TBSラジオ(株式会社TBSラジオ)『メモの魔力 The Magic of Memos』(株式会社幻冬舎)『モンスターハンター:ワールド』(株式会社カプコン)『U.S.A.』(DA PUMP)【審査員特別賞】AmPm【江並直美賞(新人賞)】パラデル漫画 本多修
2019年03月05日一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)は21日、「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’18/第24回AMDアワード」の各賞を発表。テレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ』、NHKのバラエティ番組『チコちゃんに叱られる!』などが優秀賞を受賞した。同賞は、デジタルコンテンツなどの制作者を表彰するもの。優秀賞には『おっさんずラブ』『チコちゃんに叱られる!』のほか、映画『カメラを止めるな!』(ENBUゼミナール)、DA PUMPの大ヒット曲「U.S.A」、「TBSラジオ」、さらに「N高等学校」「キズナアイ」「さけるグミVSなが~いさけるグミ」「メモの魔力 The Magic of Memos」「モンスターハンター:ワールド」が選ばれた。優秀賞の中から、「大賞/総務大臣賞」「AMD理事長賞」が後日行われる授賞式で発表される。その他の各賞は、以下の通り。▽功労賞=岡村秀樹(一般社団法人日本eスポーツ連合 会長)▽江並直美賞(新人賞)=本多修(パラデル漫画家)▽リージョナル賞=熊本復興ドラマ『ともにすすむ サロン屋台村』
2019年02月21日水曜日(現地時間)、毎年恒例のブリット・アワードがO2アリーナで行われた。オープニングはヒュー・ジャックマンが映画『グレイテスト・ショーマン』より「 The Greatest Show」を歌って踊り、大いに盛り上げて話題に。「ヒューは本当に世界で最も偉大な(グレイテスト)なショーマンそのもの。素晴らしいパフォーマンス」、「いまヒュー・ジャックマンを見ているけれど、もうこれが今夜のハイライトって感じだね!」とファンたちがSNSで大絶賛した。最優秀アルバム賞は「The 1975」の「A Brief Inquiry into Online Relationships」。「The 1975」はブリティッシュ・グループ賞も受賞した。インターナショナル・グループ賞に選出された「ザ・カーターズ」ことビヨンセ&ジェイ・Z夫妻は残念ながら出席できず、ビデオメッセージが流された。そこにまず映し出されたのは、なんと王冠とゴージャスなアクセサリー、ドレスで着飾ったメーガン妃の肖像画。カメラが引いていくと、肖像画の前にビヨンセとジェイ・Zが立っている。その後、ビヨンセはトロフィーを掲げて短い受賞スピーチを行った。ファンなら既視感があるはずだが、肖像画の前に2人が立っているという構図は、2人のシングル「APES**T」のMVのワンシーンを再現したもの。ルーブル美術館で撮影された実際の「APES**T」のMVでは、「モナ・リザ」が使われた。ビヨンセはSNSにこのビデオメッセージや画像を掲載しており、「モナ・リザ」風のメーガン妃の肖像画を使ったのは今月が黒人歴史月間であり、それを祝うためだと綴っている。(メーガン妃は白人の父親と黒人の母親を持つバイレイシャル)。また、メーガン妃に「妊娠おめでとうございます!」と祝福した。(Hiromi Kaku)
2019年02月21日昨日(現地時間)、「ブリティッシュLGBTアワード」のノミネーションが発表された。このアワードは、過去12か月においてLGBT+であっても、そうでなくても、彼らの権利向上のために貢献した人を表彰する賞。受賞カテゴリーはLGBT+のセレブ、ミュージシャン、インフルエンサー、ジャーナリストなど10部門が設けられ、それぞれ10人の候補者が選出。公式サイトからの一般投票でトップが決定する。日本からも投票可能。中でも注目は、2017年にウィリアム王子が受賞したこともある「Celebrity Straight Ally」(ストレートのセレブでLGBT+の支持者)賞。イビサ島でゲイの友人の結婚式を執り行い、LGBT+のために「死ぬまで闘う」宣言をしているベネディクト・カンバーバッチ、主演作『ボヘミアン・ラプソディ』で「ストレートがフレディを演じるなんて!」となじられても、「フレディのバイセクシャルであった面をもっと取り入れたい」と強く立ち向かったラミ・マレック、『君の名前で僕を呼んで』でゲイのティーンエイジャーを演じたティモシー・シャラメ、中国開催のコンサートでレインボーカラーの旗を振っていたファンが警察につまみ出され、涙したというエピソードがあるデュア・リパらがノミネートされている。授賞式は5月17日に開催される。(Hiromi Kaku)
2019年02月06日クリエイティブユニット KIGI とOUR FAVOURITE SHOPによるデザインアワード「白金五丁目アワード」の受賞作品を展示する「白金五丁目アワード ジュエリー&クラフト展」が8月15日から9月2日までOFS Galleryで開催! 「白金五丁目アワード」とは、植原亮輔と渡邉良重によるクリエイティブユニット KIGI が審査員となり、AWRDという公募のプラットフォームを通して、3つのカテゴリーから作品を募集するというもの。今回展示されるのは、第一弾として開催されたジュエリー& クラフト部門で輝いた受賞者の作品たち。展示作品は、8月22日からスタートするクラウドファンディングを通じて作品を手に入れることもできます。 期間中の8月22日は、ジュエリー作家 薗部悦子さんと受賞者、AWRD編集長 金森香さんによるトークイベントを中華なケータリングを味わいながら楽しめるという素敵なイベントが。ぜひこの機会にお気に入りの逸品を手に入れてみて。 グランプリ:上島珠恵準グランプリ:Emika Komuro優秀賞:Yuki YoshiokaOFS賞:koichimatsumoto 【イベント情報】■「白金五丁目アワード ジュエリー& クラフト展」会期: 8月15日(水) ー 9月2日(日)時間: 12:00-19:00月・火定休(祝日を除く)最終日 9月2日は17時まで会場: OFS GalleryURL:■関連イベント「薗部悦子+ AWRD 受賞者クロストーク」出演:薗部悦子、受賞者、金森香(AWRD編集長)日時:8/22(水)19:00~定員:20 名参加費:1,800 円●申し込み詳細■クラウドファンディング※ 8/22 よりスタート
2018年08月14日次世代クリエイターの発掘イベントが開催中!(c) NEWVIEW PROJECT(Psychic VR Lab / PARCO / Loftwork)「DESIGN YOUR ULTRA EXPERIENCE(超体験をデザインせよ!)」をテーマに、ファッション・カルチャー・アート分野のVRコンテンツを募る「NEWVIEW AWARDS(ニュービュー アワード) 2018」が、2018年6月1日(金)~7月31日(火)の期間開催中です。ゲームやイベントなど幅広い分野で使われることが多くなり、より身近なものとなりつつあるVRを使った作品を募る本アワードは、これまでにない新しい表現やライフスタイルを追求し、“超体験”をデザインする次世代のクリエイターを発掘することを目的としています。(c) NEWVIEW PROJECT(Psychic VR Lab / PARCO / Loftwork)審査員には、“グリッチ”を表現に取り入れ、CGアニメーションに革命を起こしたと言われるアイルランド出身のクリエイター「David OReilly(デビッド・オライリー)」氏も参加。2018年に活動20周年を迎える「m-flo」や、イエロー・マジック・オーケストラにプログラマーとして参加し、“YMO第4の男”の異名を取る「松武秀樹」氏、映画制作者兼デザイナーとして活躍する「René Pinnell」氏らを迎え、国内外問わずクリエイターによる作品を募集中。腕に自信のある方、新しい時代を築いてみたい方などはぜひ、「NEWVIEW AWARDS 2018」に挑戦してみてください!David OReillym-flo松武秀樹René Pinnell「松武秀樹賞」「PARCO賞」「DELL賞」の3つの賞松武秀樹賞松武秀樹賞は、受賞者が音楽家、シンセサイザー・プログラマー松武秀樹氏に自身の作品のための作曲を依頼できるというコラボレーション作品制作の権利+副賞に決定。松武賞は、音楽が使われた作品(松武氏の音源でなくても可)であることを条件に、目と耳に刺さるVRコンテンツを選出します。今回の賞に合わせて、松武秀樹氏は、2曲のオリジナル音源「NEWVIEW1」「NEWVIEW2」を、クリエイターに無償で提供します。そのうちの「NEWVIEW2」は、ドラムやベースなど、音源をパーツに分解した形でも提供し、クリエイターがDAWで自由に編曲したり、VR空間に自由に音源パーツを配置したりといった実験的で自由な使用ができるように提供されます。音源はNEWVIEWのWEBよりダウンロードが可能です。PARCO賞PARCO賞は、パルコとタイアップしてVRコンテンツを制作できる権利に決定。パルコは、現在エンターテインメントで普及が進むVR技術 のファッション・リテール分野での活用方法を開拓する試みとして、ファッション×VRコンテンツを開発し、米・オースティンで毎年開催されるSXSWをはじめ、様々なデモンストレーションを実施しております。受賞者はパルコとタイアップしてVRショッピングコンテンツを制作し、ファッション・カルチャー業界にアピールすることができます。DELL賞DELL賞は、インテル® Core™ i9 プロセッサーと最新のGeForceグラフィックスを搭載する新世代の ALIENWAREノートブック「ALIENWARE 15」。Cryo-tech V2.0と呼ぶ独自の冷却機構の搭載で、長時間安定したハイパフォーマンスを実現します。ゲーム用途のみならず世界中で多くのクリエイターにも愛用されている製品です。NEWVIEW AWARDS 2018 概要募集対象(c) NEWVIEW PROJECT(Psychic VR Lab / PARCO / Loftwork)VR空間を駆使した新たな表現・体験を生み出せるクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を使って制作・公開されたVRコンテンツ作品が対象です。制作プロセスにおいてSTYLY以外のツール(3DCG、ゲームエンジン、DAW etc.)を使用することは構いません。すでに発表済みの作品も応募可能です。賞についてゴールド/Gold(1作品)賞金 20,000USDシルバー/Silver(3作品)賞金 5,000USD・PARCO賞(1作品):パルコとタイアップしてVRコンテンツを制作できる権利・Kaleidoscope賞(1作品):Kaleidoscope賞の受賞証明書、1ヵ月のインターンシップ・松武秀樹賞(1作品):松武氏に作曲を依頼できる権利。応募クリエイターのために音源の無償提供も。・DELL賞(1作品):プレミアムゲーミングノートブックALIENWARE 15・CINRA賞(1作品):後日発表スケジュール・募集期間:2018年6月1日(金)~ 2018年7月31日(火)12:00(日本時間正午)・一次審査結果発表(ファイナリスト40作品選出予定):2018年8月末予定・ファイナリスト作品展示会:2018年8月末予定会場:GALLERY X BY PARCO・最終審査結果発表:2018年10月上旬予定イベント情報イベント名:NEWVIEW AWARDS 2018催行期間:2018年06月01日 〜 2018年07月31日住所:ファイナリスト作品展示会:東京都渋谷区宇田川町13-17 ライズビル「GALLERY X BY PARCO」
2018年06月26日3月11日(現地時間)にロンドンで授賞式が開催される、「ブリティッシュLGBTアワード」のノミネーションが発表された。この賞ではLGBTの活動家や、LGBTでなくても彼らの権利向上のために貢献した人を表彰している。今年の「Celebrity Straight Ally」(ストレートのセレブでLGBTの支持者)賞にノミネートされたのはハリー・スタイルズ、デビッド・ベッカム、ニック・ジョナス、アリアナ・グランデら10人。ハリーは常々LGBTコミュニティーを支持すると公言しており、万人の平等を訴えている。「LGBT+ Celebrity」(LGBT+のセレブ)賞にはカーラ・デルヴィーニュ、デミ・ロヴァート、サラ・ポールソン、一昨年カミングアウトし昨年同性婚したコルトン・へインズらがノミネートされた。多くの部門の中、「Best Destination」(最高の目的地)賞にはデンマークのコペンハーゲンやスペインのマドリードなどとともに日本の東京もノミネート入りを果たしている。それぞれの部門の勝者は「ブリティッシュLGBTアワード」の公式ホームページで行われる一般投票によって決まる。「Evening Standard」によれば、授賞式の主催者はLGBTの代表的存在であるエルトン・ジョンやケイトリン・ジェンナーをVIPとして招待することを計画中だという。また、リッキー・マーティンは「インターナショナル・アイコン」賞の受賞が決定しているため、出席する可能性が高そうだとのこと。(Hiromi Kaku)
2018年02月08日2月21日にロンドンのO2アリーナで開催されるブリット・アワードのノミネーションが発表された。中でも注目すべきは、「最優秀ブリティッシュ・アーティスト・ビデオ賞」。ノミネートされた10人の中に、「ワン・ダイレクション」(「1D」)のメンバー、ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、そして元メンバーのゼイン・マリクの3人の名前が…!ハリーは「Sign of the Times」、リアムはクエヴォとコラボした「Strip That Down」、ゼインは『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の主題歌でテイラー・スウィフトとデュエットした「I Don’t Wanna Live Forever」でノミネートされている。ハリーとリアムはソロアーティストとして同賞にノミネートされるのは今回が初めてで、ゼインは昨年から引き続き2回目。また、「1D」は2013年から4回連続で同賞にノミネート&受賞しており、昨年は「1D」対ゼインの戦いに注目が集まったが、「1D」が勝利を果たした。3人のほかに同賞にノミネートされているのは、「リトル・ミックス」、デュア・リパ、エド・シーラン、クリーン・バンディット、カルヴィン・ハリス、アン・マリー、ジョナス・ブルー。公式ページからツイッターを通してお気に入りのアーティストに投票できるので、試してみてはいかが?(Hiromi Kaku)
2018年01月15日創刊以来、クリエイティブな人々に注目し続けてきた雑誌『Pen』が、今年活躍したクリエイターをたたえる賞「Pen クリエイター・アワード」を新設。その受賞者が1日に発表され、俳優の高橋一生、女優の土屋太鳳ら10組が選出された。同賞は、アーティスト、俳優、クリエイティブ・ディレクター、デザイナーなど、さまざまなジャンルにおいて、今年目覚ましい活躍をみせた話題の人々"2017年の日本のクリエイター"をたたえる賞。第1回目となる今年は、岩崎貴宏(アーティスト)、最果タヒ(詩人)、 Suchmos(ミュージシャン)、高橋一生(俳優)、土屋太鳳(女優)、長谷井宏紀(映画監督)、原野守弘(クリエイティブ・ディレクター)、村松亮太郎(クリエイティブ・ディレクター)、森永邦彦(ファッション・デザイナー)、ヨシダナギ(フォトグラファー)が選出された。『Pen』12月1日発売号(12月15日号)では、アワード受賞者10組を大特集。また、12月1日に都内で授賞式が行われる。
2017年12月01日英国最大の音楽賞「ブリット・アワード」の授賞式が行われた昨日(現地時間)、昨年1月に亡くなったデヴィッド・ボウイが「最優秀ブリティッシュ男性ソロアーティスト賞」と「最優秀ブリティッシュ年間アルバム賞」(「Blackstar」)を受賞した。前者は俳優のマイケル・C・ホール、後者は息子のダンカン・ジョーンズがボウイの代わりにトロフィーを受け取り、受賞スピーチを行った。ダンカンは「僕は昨年、父を亡くしたけど、僕自身も父親になったんだ」とスピーチを切り出した。7月10日に生まれた息子にステントン・デヴィッド・ジョーンズと名付け、ミドルネームに父親の名前をもらっている。「(父の死の)衝撃を乗り越えてからは、息子におじいちゃんがどんな人だったと知ってほしいかなと考えてばかりだったよ」と子育てが、前向きにさせてくれたことを明かしている。「そんなときに、思ったんだ。父は、ちょっと変わっていて、奇妙で、人と違う…そういった人たちを支えてきたし、寄り添っていた。ファンのみなさんも50年以上に渡って父のそんな部分を受け継いでいるでしょう。だから、この賞はすべての“Kooks(変人)”と、“変人”を生み出すような人々のための賞だと思うんだ」と締めくくった。“Kooks”とは、ボウイがダンカンが誕生した年に贈った、ダンカンにとって思い出の曲のタイトルであり、単語である。(Hiromi Kaku)
2017年02月23日ゴッサム・アワードが発表になった。作品賞に輝いたのは、バリー・ジェンキンス監督の『Moonlight』。シングルマザーの元で育った黒人男性の辛い少年時代を描く、静かな感動のドラマだ。同作品は脚本賞も受賞。また、今作の全キャストには、特別審査員賞が与えられた。その他の情報男優賞は『Manchester by the Sea』のケイシー・アフレック。女優賞は『Elle』のイザベル・ユペールが受賞。ドキュメンタリー賞は、O.J.シンプソンについての『O.J.: Made in America』が受賞した。文:猿渡由紀
2016年11月30日H&Mデザインアワード2017の優勝者が16日に決定。イギリス出身の26歳、リチャード・クインが受賞した。同アワードには、世界有数のファッション・デザインカレッジの学生や卒業生が参加。世界中から新進気鋭のデザイナーが集結し、コレクションのデザインを競った。セントラル・セントマーチン卒のクインは、メンズデザイナーとしては15年のサイモン・リーに続く2人目の受賞となった。クインは、環境にも配慮したクリエイティブなデザインを考案した。審査メンバーであるH&Mのクリエイティブアドバイザー、アン・ソフィー・ヨハンソンは「私達みんな、すっかりリチャードが大好きになりました。自身のブランドに対してクリアビジョンを持っていて周囲をあっと驚かせる要因も持ち合わせていました。リチャードは本当にクリエイティブな人で、環境においても相互的観点を持っており、H&M Design Award 2017の優勝者として価値ある人でした」とコメント。ビジネス・オブ・ファッション編集長のイムラン・アーメドは「リチャード・クインは本当にすばらしいものを作り上げます。そこにはとても深みのあるクリエイティビティが様々なアイディアと共にあり、商業的な可能性とサステイナブルな観点が、彼のブランドを構築する上で価値を上げる元になっています」とコメントしている。クインには優勝賞品として5万ユーロ、H&Mによる1年間の指導プログラムに加え、優勝コレクションをベースにしたアイテムを17年秋にH&Mの世界中の店舗で販売できる機会が与えられた。
2016年11月20日ゴッサム・アワードのノミネーションが発表になった。最多の4部門でノミネートされたのは、ケネス・ローナガン監督の『Manchester by the Sea』。今年のサンダンス映画祭でプレミアされ、その後の映画祭でも高い評価を集めてきた作品だ。その他の情報ローナガンは脚本部門でも候補入り。ケイシー・アフレックは男優部門、子役のルーカス・ヘッジスはブレイクスルー俳優部門にノミネートされた。その他の作品部門の候補作は、リチャード・リンクレイターの『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界は僕らの手の中に』、バリー・ジェンキンスの『Moonlight』、ケリー・リチャードの『Certain Women』、ジム・ジャームッシュの『Paterson』。アフレック以外の男優賞候補は、アダム・ドライバー(『Paterson』)、ジェフ・ブリッジス(『Hell or High Water』)、ジョエル・エドガートン(『Loving』)、クレイグ・ロビンソン(『Morris from America』)。女優部門候補は、ケイト・ベッキンセール(『Love and Friendship』)、アネット・ベニング(『20th Century Women』)、イザベル・ユペール(『Elle』)、ルース・ネガ(『Loving』)、ナタリー・ポートマン(『Jackie』)。受賞発表は11月28日。文:猿渡由紀
2016年10月21日フィルム・ソサエティ・オブ・リンカーン・センターが、優れた才能をもつ業界人に贈るチャップリン賞の来年の受賞者に、ロバート・デ・ニーロが決まった。デ・ニーロは44人目の受賞者となる。その他の情報昨年の受賞者はモーガン・フリーマン。それ以前には、アルフレッド・ヒッチコック、ビリー・ワイルダー、エリザベス・テイラー、メリル・ストリープなどが受賞している。授賞式は5月8日。来月のAFIフェストで世界プレミアされることになったデ・ニーロの次回作『The Comedian』は、オスカー狙い作と位置づけされており、期待が寄せられている。彼は最近、エクゼクティブ・プロデューサーと主演を兼任するHBOのテレビ向け映画『The Wizard of Lies』を撮り終えたところ。デ・ニーロは、金融詐欺で多くの人たちに被害を与えたバーナード・マドフを演じる。監督はバリー・レビンソン。放映予定は来年5月。文:猿渡由紀
2016年10月17日第38回PFFぴあフィルムフェスティバルが閉幕し、23日にPFFアワード表彰式が行われた。映画祭期間中は、483本の応募作の中から入選を果たした20作品が東京都国立近代美術館フィルムセンターにて上映され、好評を博した。表彰式にはミュージシャン/アーティストの野田洋次郎、荻上直子監督、沖田修一監督、遠藤日登思映画プロデューサー、編集者の佐渡島庸平が最終審査員として出席。グランプリほか各賞を発表した。PFFアワード2016受賞結果グランプリに輝いたのは小松孝監督の『食卓』。遠藤プロデューサーが発表し、「すごくそっけなく、身近な題材を撮っているようでいて、実はとても緻密に丁寧に作られている映画だと感じました」と講評。各賞発表の最後に名前を呼ばれた小松監督は、驚いたといった表情で壇上にあがり、「他の方の受賞結果を聞きながら『もうダメだ~』と友達にLINEをしてて、ビックリしました(笑)。今35歳ですが、映画界にしたら若いのかなと思いつつ、これからも精進して、世界の大きな映画祭に羽ばたいていけたらと思っています」と喜びを語った(『食卓』はバンクーバー映画祭への招待が決定済み)。現在、爆発ヒット中の『君の名は。』で主題歌を務めている野田は総評を次のように述べた。「物を作る同士として関わりたいと思って参加しました。もっともっとはみ出る作品があってもよかったなと。映画の体をなしてなくても。僕も音楽を作っていて、楽器や環境、設備をよくしていけば精度はあがるけれど、本当にお客さんが感じたいのはそこじゃないんですよね。映画だったら最終的に画面に収まるわけですが、そこからどれだけのものがはみ出ているか。僕自身、思いを込めれば込めるほど、絶対にそこから何かこぼれ落ちて、届いてくれるものがあると思って作っています。みなさんのたぎる思いも、どんどんこぼれ出てほしいと思っています」。ほかの審査員もそれぞれにコメントした。「僕の時代も今は技術が伴っているんだからと言われましたが、今の監督のほうがプレッシャーに感じているかもしれません。面白い作品がたくさんあって、いろいろな思いを感じました」(沖田)、「作り切るということ自体がすごく難しいことだと思います。応募された全ての作品、作り切ったことがすごい才能だし、作り続けるモチベーションを保つことはすごく大変。それができるかどうかです」(佐渡島)、「15年前にここで賞をいただきました。本当に映画が撮りたくて撮りたくて。15年経った今も、昨日も今日も明日も毎日映画を撮りたいと思っています。続けてください」(荻上)、「会場で20作品拝見しました。席の周りに監督やスタッフがいて、そのエネルギーにすごく疲れましたが、非常に貴重な体験ができました」(遠藤)。取材・文・写真:望月ふみ
2016年09月24日