ティモシー・シャラメとスティーヴ・カレルが父子役で出演する『ビューティフル・ボーイ』。美貌と実力を兼ね備えた新世代のトップ俳優が薬物依存症と闘う青年を演じた本作の役作りについて明かした。本作は、“人生は長い道のり。毎日、あらゆることが少しずつ良くなっていくんだよ”と、名曲「Beautiful Boy」の中で優しく語りかけるジョン・レノンのメッセージが、薬物依存の息子ニックに向き合う父デヴィッドの心情とシンクロし、愛のちからで人は何度でもやり直すことができると力強く胸に迫る珠玉の人間ドラマ。製作は『ムーンライト』ほか、本年度も『ビール・ストリートの恋人たち』『バイス』などを世に送り出すブラッド・ピット率いるPLAN B エンターテインメントが手掛ける。依存症と闘う息子ニックを演じたティモシーは、その高い演技力を認められゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされた。今回の難しい役どころに挑むにあたり、依存症への理解を深めるとともに9キロの減量を行ったティモシー。「自分を100%捧げた」と言うように、心身ともにニックへの役作りを進めていったという。衣装デザイナーのエマ・ポッターによると、衣装合わせの際もティモシーは減量中で、撮影を通して彼の体重の増減にも対応する必要があったとか。また、本作のみならず、ティモシーが役作りの一環としていつも行っていることがプレイリストの作成。ティモシーにとって、音楽は役作りにおいて一番大切な部分であり、自分の気分を高めてくれるという。本作の場合は、「ニルヴァーナ」や「シガレッツ・アフター・セックス」などを聴いており、「この映画のサントラも、監督が素晴らしい曲を揃えてくれたと思うんだ」とティモシー。「ニルヴァーナ」に関してはバンドの伝説的フロントマン、カート・コバーンについてのドキュメンタリー映画『モンタージュ・オブ・ヘック』も観たそうで、「『ニルヴァーナ』は疎外感や絶望を引き出すのに役立った」と語っている。撮影に使用した大学キャンパス内では、彼らの楽曲である「ハート・シェイプト・ボックス」を大音量でかけながら歩いてセキュリティに怒鳴られそうになったというエピソードも。ティモシーは、彼を一躍世界的スターダムに押し上げた『君の名前で僕を呼んで』の撮影時にももちろん専用プレイリストを作成していたそうで、「今、それを聴くと、気持ちはすぐにあの時に戻っていくよ」と回想する。映画界を牽引する、いま最もホットな俳優ティモシーが徹底した役作りによって開拓した新境地を、最新作で確かめてみてほしい。『ビューティフル・ボーイ』は4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2019年02月28日ティモシー・シャラメが第76回ゴールデン・グローブ賞に続いて第72回英国アカデミー賞でも助演男優賞にノミネートされた最新作『ビューティフル・ボーイ』。この度、父と息子の抱擁に胸が熱くなる日本版オリジナル予告とポスタービジュアルが解禁となった。8年という歳月をかけてドラッグ依存を克服した、Netflixオリジナルの社会現象ドラマ「13の理由」の脚本家ニック・シェフの実体験をベースにした本作。音楽ジャーナリストの父親デヴィッドと、彼の息子であるニックがそれぞれの視点から描いた2冊のベストセラー回顧録を原作に、ブラッド・ピット率いる「PLAN B エンターテインメント」が製作を手掛けた。この度、解禁となった日本版予告映像は、作品タイトルにもなっているジョン・レノンが当時5歳の愛息ショーンに贈った名曲「ビューティフル・ボーイ」を父デヴィッド(スティーヴ・カレル)が子守歌として優しく口ずさむシーンから幕を開ける。そこから一転、成長した息子ニック(ティモシー・シャラメ)と、デヴィッドがダイナーで向き合うシーンに切り替わると、激しいやりとりが。乱れた姿で、「恥ずかしいんだろ!自慢の息子がこんな姿になって」と父に叫ぶニック。お気に入りの音楽を一緒に聞いたり、ビーチで遊んだり、鮮やかな時間を共有してきた父と息子が、やがてドラッグによって引き離されていく。もがき、闘う息子と彼を愛し信じ続ける父。海外版オリジナル予告編の良さを生かしながらも、堕ちていく姿さえも美しいティモシーと、無償の愛と慈しみを与えるスティーヴの演技が、観る者の胸を締め付ける。そして映像の最後は、本編で最も印象的な2人の抱擁と言葉で締めくくられる。愛を伝える際の言葉として「I love you more than ANYTHING.」(ほかの何よりも愛している)が一般的なところを、あえて「I love you more than EVERYTHING」(すべてをこえて愛してる)と表現する父と息子。そこから、「すべて(EVERYTHING)」というのが、いつしか2人の合い言葉となっていく様をニックの成長と共に見せる。父から息子へ贈る「すべてをこえて愛してる」というストレートな言葉は、胸に突き刺さる。また、冒頭のジョン・レノンの楽曲に加え「シガー・ロス」による音楽も印象的で、エモーショナルに予告編を彩っていく。ポスタービジュアルは、映画を象徴する父子の抱擁をそれぞれの表情から捉えたもの。2人に寄り添うように入る「すべてをこえて愛してる」というコピーが、温かな希望をも感じさせるビジュアルとなっている。『ビューティフル・ボーイ』4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2019年02月20日ティモシー・シャラメがドラッグ依存症の息子を演じ、ゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされた『ビューティフル・ボーイ』の日本公開日が4月12日(金)に決定。併せて、日本語字幕の付いた海外版ロング予告編が解禁された。製作は、『ムーンライト』『それでも夜は明ける』にオスカーをもたらしたブラッド・ピットが代表を務めるプランBエンターテインメント。ブラッド本人がプロデュースを手掛けた息子とその家族との愛と再生を描く物語で、ティモシーはドラッグ依存の息子を、『フォックスキャッチャー』のスティーヴ・カレルがその父親を熱演する。今回解禁された初の映像となる“日本語字幕付き海外版ロング予告編”はスティーヴ演じる父・デヴィッドと、ティモシー演じる息子・ニックが、ダイナーで向かい合うシーンからはじまる。ドラッグに堕ちていく息子を支える父親の苦悩がにじむ、胸が締め付けられる言葉とともに映し出されるのは、息子との美しく眩しい思い出の数々と、どんな父子よりも強い、と信じて疑わなかった絆。「I love you more than everything(すべてをこえて愛してる)」という父のセリフから、“Everything(すべて)”という2人だけの合い言葉と抱擁に、大きな愛と希望を感じさせるエモーショナルな予告編となっている。2018年のアカデミー賞授賞式でゲイリー・オールドマンに「君は絶対ここに戻ってくる」と言わしめたティモシーは、本作でもその才能をいかんなく発揮、本作でゴールデン・グローブ賞助演男優賞にノミネートされたほか今年も賞レースを牽引中。家族からの大きな愛を受けながらも、ドラッグに手を染めてしまう葛藤、心情の変化も細やかに表現した彼はアカデミー賞ノミネートも有力視されている。『ビューティフル・ボーイ』は4月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月12日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2019年01月21日ティモシー・シャラメが『君の名前で僕を呼んで』の大ブレイク以前に出演した青春SFスリラー『シークレット・チルドレン禁じられた力』が、1月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷で行われる「未体験ゾーンの映画たち2019」にて公開。この度、本作の場面写真やメイキング写真がどこよりも早くシネマカフェに到着。さらに同劇場では、鑑賞者に先着・数量限定でティモシーの美しさがほとばしる日替わりポストカードが配布されることが分かった。ルーニー・マーラ×ケイシー・アフレックの『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』の撮影監督アンドリュー・ドロス・パレルモが初メガホンを取った本作。『君の名前で僕を呼んで』で世界的スターとなり、新作『ビューティフル・ボーイ』では再びオスカー候補の呼び声も高いティモシーが主演した2015年の作品が待望の日本上陸となる。この度、公開されたビジュアルはスタッフと戯れるあどけない姿を見せるティモシーのメイキング写真を含めた3カット。超能力を持ち、過酷な運命に翻弄される主人公を演じるティモシーの思い悩み泣き叫ぶ表情や、孤独にも闘い続ける静かな力に満ちた瞳など、若くして2年連続アカデミー賞候補の呼び声高い彼の確かな演技力が伺える魅力的なビジュアルだ。また、配布が決まったポストカードの数々は、1月18日(金)の初日から1週間、金・月・木曜は海外版ポスタービジュアルをフィーチャーした「しっとりシャラメ」。土・火は妹役のキーナン・シプカと並び、燃え盛る炎を鋭い目で見つめる「しっかりシャラメ」。日・水は、森の中のオフショットでリラックスした表情の「にっこりシャラメ」というラインアップ(各数量限定)。なお、公開決定の発表からSNSを中心に大きな反響を呼び、多くの上映リクエストを寄せられたことから、名古屋センチュリー・シネマでの6日間限定上映も急遽決定。こちらでも日替りシャラメのプレゼントを企画中という。いまをときめく最旬スターの魅力が満載の、奇跡の1作をお見逃しなく。『シークレット・チルドレン禁じられた力』は1月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シークレット・チルドレン禁じられた力 2019年1月18日よりヒューマントラストシネマ渋谷「未体験ゾーンの映画たち2019」にて公開© 2014 ONE & TWO LLC
2019年01月15日アカデミー賞最優秀脚色賞受賞、主要4部門にノミネートされた『君の名前で僕を呼んで』で、世界中の映画ファンを魅了したティモシー・シャラメ。映画界だけでなくファッション界においてもいま一番ホットな男の最新作『Beautiful Boy』が邦題を『ビューティフル・ボーイ』に変えて公開される。■ティモシー・シャラメ、GG賞助演男優賞にノミネート!本作は8年という長い歳月をかけてドラッグ依存を克服し、現在はNetflixの人気ドラマ「13の理由」の脚本家として活躍する人物と、彼を支え続けた家族の物語。息子と父親それぞれの視点から描いた2冊の回顧録を原作とした“愛と再生”を描く本作で、ティモシーはその息子ニック役を、父親デヴィッドを『フォックスキャッチャー』のスティーヴ・カレルが熱演。ティモシーは、先日発表されたゴールデン・グローブ賞で助演男優賞にノミネートされるなど、賞レースを牽引中。すでにアカデミー賞助演でのノミネートが有力視されている。■ジョン・レノン同名楽曲との意外な関係「ビューティフル・ボーイ」といえば、1980年に発表されたジョン・レノンによる同名楽曲がある。ジョン・レノンが当時5歳だった息子・ショーンのために書き、世界中で愛される名曲だ。劇中でも、父・デヴィッドが、息子・ニックの子守唄として口ずさむ場面に使用されており、観客の感情を大きく揺さぶるシーンとなっている。さらに、スティーヴ・カレル演じるデヴィッド本人は、人気音楽ライターとして活動しており、なんとジョン・レノンの生前最後のロングインタビューを担当したという背景も。このタイトルは、父・デヴィットから見た息子・ニックを表現しているが、ニックを演じるティモシーは、まさに“ビューティフル・ボーイ”そのもの。観客の心を魅了する美しい姿はもちろん、今後の賞レースの行方からも目が離せなくなりそう。『ビューティフル・ボーイ』は、2019年4月よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビューティフル・ボーイ 2019年4月、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定© 2018 AMAZON CONTENT SERVICES LLC.
2018年12月19日いま最も旬な俳優ティモシー・シャラメの幻の主演作『ONE & TWO』(原題)が、『シークレット・チルドレン禁じられた力』の邦題で2019年1月18日(金)より「未体験ゾーンの映画たち2019」にて緊急公開されることが決定した。『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ大ブレイク、日本でも女性を中心に圧倒的な人気を誇るティモシー・シャラメ。本年度映画賞レースでもドラック依存症の少年を演じた『Beautiful Boy』(原題)で助演男優賞に続々とノミネートされており、『Hot Summer Nights』(原題)など話題作公開が控え、ますます注目を集めている。今作でティモシー演じる主人公ザックと妹のエヴァは、瞬間移動の超能力を持つ姉妹。その力を畏れる父ダニエルの意向で、超能力の使用を固く禁じられた2人は、外界から遮断された森の奥に秘匿されていたが、ある日、父の目を盗み超能力を使って家を抜け出す。誰にも言えない秘密を抱え、過酷な運命に翻弄されるエスパー兄妹の“禁断の日々”を覗き見る、珠玉のSFスリラーとなっている。監督は、アダム・ウィンガード監督の『ユーアー・ネクスト』などを手がけ、いま注目の映画スタジオ「A24」によるスマッシュヒット作『A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー』で大絶賛を浴びた撮影監督のアンドリュー・ドロス・パレルモ。これが初監督作品となるが、カメラマン出身の監督ならではの美的センスで、ティモシーの匂い立つようなフレッシュで瑞々しい魅力を、余すところなくカメラに収めている。また、妹役には海外ドラマ「MAD MEN マッドメン」に出演した後、NETFLIXオリジナルシリーズ「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」での主演により全米で大ブレイクを果たしたキーナン・シプカ。兄と共に秘密を抱え葛藤する美しい少女を、可憐に、そして逞しく演じている。■STORYそれは兄妹だけの危険な秘密――両親と森の奥でひっそりと暮らすエヴァとザックの兄妹。実は兄妹には瞬間移動の超能力があり、その力を畏れる父ダニエルの意向で、外界から遮断された世界に秘匿されていたのだ。母のエリザベスは病弱で、ダニエルはそれが子どもたちの反自然的な能力に対しての神からの罰だと信じ込み、能力を使うことを固く禁じていた。しかしある日、兄妹は父の目を盗み超能力を使って家を抜け出す。2人だけの秘密の時間は、天国のように清らかで、甘く魅惑的だった。しかし、その代償はあまりにも大きく、家族の運命を狂わせてゆく…。『シークレット・チルドレン禁じられた力』は2019年1月18日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて「未体験ゾーンの映画たち2019」として公開。(text:cinemacafe.net)
2018年12月14日今月初め交際が報じられたティモシー・シャラメとリリー=ローズ・デップが、街中で映画のワンシーンさながらの美しいキスを披露した。小雨が降る夜のニューヨークで、ティモシーは左手でリリーの腰を引き寄せ、リリーはティモシーの首に手を添え、唇にキス。ティモシーはフリースの黒いジャケットにダークデニム、リリーは白いTシャツにライトカラーのデニムで、カジュアルなファッションもぴったりマッチしている。このとき、ティモシーはピンク色のニューヨーク・ヤンキースのキャップをかぶっていたが、同日、フライドチキン・レストランではリリーがかぶっていた。ファッション小物をシェアし、パパラッチに狙われていても情熱的にキスしてしまう姿は、「ただの友達ではない」ことを証明した形に。2人は2019年配信予定のNetflix映画『The King』(原題)で共演しているため、「仲の良い共演仲間」と思いたかったファンもいたようだ。今年のアカデミー賞で史上3番目の若さ(22歳)で主演男優賞にノミネートされたティモシー。今月全米公開された『Beautiful Boy』(原題)での演技も高い評価を受け、来年のアカデミー賞に再び参戦することが予想されている。過去にジェニファー・ローレンスが「ETonline」に対し、「才能があってホット」なティモシーが「30歳くらいになるのを待っている」とラブコールを寄せたことも。リリーのライバルは多そうだ。(Hiromi Kaku)
2018年10月23日『君の名前で僕を呼んで』で世界中の映画ファンを魅了した、いま最もホットな若手俳優ティモシー・シャラメが出演する最新作『Beautiful Boy』(原題)の日本公開が2019年4月に決定。ブラッド・ピットがプロデューサーに名を連ねている。本作は、長年のドラッグ依存を克服し、現在は人気ドラマ「13の理由」の脚本家として活躍するニック・シェフの半生を描いた実話に基づく物語。ニックと、彼の父デヴィッドがそれぞれの視点で書いた2冊のノンフィクションを原作に、8年間の間に13回の依存症再発、7度の入院を経て更生にいたるまでを描き出す。依存症に苦しむ息子とその家族との愛と再生を描く本作で、ドラッグ依存と闘ったニックの青年時代を演じるのは、『君の名前で僕を呼んで』の鮮烈な演技で第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、映画界だけでなくファッション界においても、いま最もホットな男ティモシー・シャラメ。その父親を『フォックス・キャッチャー』『リトル・ミス・サンシャイン』のスティーヴ・カレルが演じる。また、製作はブラッド・ピットが代表を務め、『ムーンライト』『それでも夜は明ける』などアカデミー賞受賞作を続々送り出している「プランBエンターテインメント」。ブラッド本人がプロデュースを手掛けている。現地時間10月12日(金)にアメリカ公開を迎えると、館アベレージ($5万5,359)が公開週末1位&配給元アマゾン・スタジオ最大のヒットスタートを記録。本国のメディアや評論家からはアカデミー賞主演、助演でのWノミネートが有力視されており、賞レースのキックオフといわれるハリウッド映画賞でティモシーが助演男優賞を受賞することが11日に発表されている。本国批評の声「この役でティモシーは、アカデミー受賞式でオスカー像を手にするだろう」―BBC「スティーヴとティモシーがオスカーにダブルノミネートするのは確実だろう」―THE HOLLYWOOD REPORTER「同世代の俳優の中でティモシーがダントツであることがこの映画で証明される」―Los Angeles Times「この役でティモシーが、アカデミー賞レースに帰ってくる」― ROLLING STONE「『君の名前で僕を呼んで』の時のようなエモーショナルな演技で、観客をまたも魅了する」―VOGUE『Beautiful Boy』(原題)は2019年4月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年10月22日『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメ(22)と、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディの長女リリー=ローズ・デップ(19)が交際中のようだ。2人は今後配信となるNetflixの映画『The King』(原題)で共演。すでに撮影は終了している。1日(現地時間)、2人がニューヨークのカフェ「MUD」に来店した姿がキャッチされた。リリーはティモシーの腰に手を回しており、友達以上の親密さを感じさせている。また、カフェのみならず、セントラルパークや街中のストリートなど、ここ最近ニューヨークでデートする姿が頻繁に見かけられている2人。「路上でティモシーがリリーを抱き寄せてキスし、その後1分ほどいちゃついていた」という目撃情報もある。「E!News」によれば、ティモシーのファンたちは、ティモシーとリリーがお互いのSNSをフォローし合った1月から「付き合っているのかな?」と噂していたという。とはいえ、リリーは当時、モデルのアッシュ・スタイメストと交際しており、4月に破局。ティモシーは5年ほど前に、マドンナの娘のローデス・レオンとの交際が報じられたことがある。(Hiromi Kaku)
2018年10月02日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。60歳を過ぎて、あなたは誰とどんな人生を過ごしていたいと思いますか?「シネマの時間」第36回は、『ニューヨーク、眺めのいい部屋売ります』で知られる72歳の名匠リチャード・ロンクレイン監督が贈るもっと豊かに生きるためのヒントが詰まった涙と笑いの人生賛歌、映画『輝ける人生』をご紹介させていただきます!本作は、イギリスで大ヒットした話題作で、ロンドン・ローマを舞台に35年間専業主婦だったサンドラが、夫の浮気をきっかけに人生を見つめ直すヒューマンドラマ。劇中、60代の主人公たちが楽しく繰り広げるダンスシーンや50年代から2018年までのダンスナンバーが、素敵な見どころになっています。ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツの「ロック・アラウンド・ザ・ロック」やビック・ポッパーの「シャンテリー・レース」をはじめ、主人公のサンドラとチャーリーが良い雰囲気になるJamie Josephの「Lucky 13’s」など新旧の人気ナンバーが目白押し。ローマのシーンでは、ザ・ピーナツや森山加代子が「月影のナポリ」としてカバーしたミーナの「Tintarella di luna」が異国情緒感たっぷりに盛り上げます。” 泣いて、笑って、恋をして。踊りましょう、幸せのステップで ”結婚していても、結婚しない人生でも、幸せの価値は人それぞれ、誰にでも新しいチャンスがあることを感じさせてくれる映画です。村上春樹さんの著書『ダンス・ダンス・ダンス』(講談社刊)をちょっと思い出しました。ぜひ、映画館でお楽しみください!■映画『輝ける人生』あらすじー60歳を過ぎて気づいた自分らしい生き方とは?中流階級の豪邸が多いイギリスのサリー州。専業主婦のサンドラは、35年も連れ添った夫のマイクが、州に警察部長を勤め上げた功績を認められてナイトの称号を授与され、幸せの絶頂でした。ひとり娘のニコラは、元気な男の子を育児中、サンドラはそんな家族や仲間に囲まれ順風満帆の人生のはずだったのです。ところが夫の定年還暦パーティーで、なんと夫と親友の浮気現場を目撃してしまいます。まさかの事態に傷心のサンドラは、10年も疎遠だったロンドンに住む姉のビフの団地に転がり込むことに。お金や名誉とは無縁のビフは、なんでも話せる親友のチャーリーやダンス教室の仲間に囲まれて、独身生活を心から謳歌していました。妹の窮地を心配する姉は、サンドラをダンス教室へ無理やり連れて行きます。ビフは結婚前の妹が、ダンサーの卵でダンスに夢中だったことを覚えていたのでした。ダンス教室には、最愛の妻を亡くしたばかりのテッドや5回の離婚歴を持つ美人弁護士ジャッキー、中古家具の修理職人のチャーリなどさまざまな事情を抱える人たちが参加していました。サンドラは、階級や過去の栄光に関係なく、生き生きとダンスをする彼らに衝撃を受けました。誰もが残りの人生を心から謳歌しているようなのです。はじめは戸惑うサンドラでしたが、チャーリに誘われ踊った後にダンスの楽しさを思い出し、身も心も癒され解放されるのを感じたのでした。寒い冬が近づいた頃、ジャッキーの提案で恵まれない人たちのために暖房費の寄付を募るゲリラライブを行うこととなりました。そんなある日、夫のマイクからサンドラの元へ離婚申請書が送られてきます。そのうち夫が浮気を謝って迎えにきてくれる、元の鞘に収まるはずだとタカをくくっていたサンドラは、泣く泣く離婚を受け入れるしかありませんでした。ピカデリーサーカスでのゲリラライブの日がやってきました。ダンスを披露する集団の中には、吹っ切れたように生き生きと仲間と踊るサンドラの姿もあり、ゲリラライブは大成功を収めます。その様子は動画サイトでニュースとなり、ローマ・ビエンナーレからなんとダンス教室へ出演の依頼も舞い込みます。最近、腰痛と喘息に悩み病院で検査を受けるビフでしたが一同は、一路ローマへ。姉妹の絆やダンスへの情熱を取り戻したサンドラは、恋の都ローマで新しい未来の予感を感じるのですが……!■映画『輝ける人生』作品紹介映画『輝ける人生』は、2018年8月25日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国ロードショー!公式HP:原題:FINDING YOUR FEET監督:リチャード・ロンクレイン脚本:メグ・レオナルド、ニック・モークラフトプロデューサー:アンドリュー・バーグ、ジョン・サッシュ、メグ・レオナルド、ニック・モアクロフト、ジェームズ・スプリング製作総指揮:ギデオン・ライオンズ、グレアム・ベッグ、レスリー・ワライアン・バーグ、リン・バーグ、アンドリュー・ボスウェル、サニー・ボラ、ポール・デウィンター、ボブ・ベントン、ジェイ・ファイアストーン、チャールズ・ロージョン・ステーブンス、アダム・トラッセル、リチャード・ウィーラン共同製作:リチャード・ホエラン編集:サラダ・マクデルモット撮影:ジョニー・デュークス美術:ジョン・バーデュー衣装:マイケル・J・マケヴォイ音楽:アシュレイ・ワレン、マーティン・バーグ音楽監修:マーティン・バーグ製作年/国:2017年/イギリス時間:111分/PG12配給:アルバトロス・フィルム字幕翻訳:松浦美奈©️Finding Your Feet Limited 2017■映画『輝ける人生』キャストイメルダ・スタウントン=サンドラティモシー・スポール=チャーリーセリア・イムリー=ビフデビッド・ヘイマン=テッドジョン・セッションズ=マイクジョアンナ・ラムレー=ジャッキー【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2018年08月10日映画『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』が、2018年7月6日(金)よりTOHOシネマズ 上野ほか全国ロードショー。『ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』のニック・パーク監督×アードマン・アニメーションズによる、新作ストップモーション・アニメーションだ。『ひつじのショーン』チーム最新作『ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』を生み出した、イギリスのストップモーション・アニメーターとして知られるニック・パーク監督×アードマン・アニメーションズが新作の舞台として選んだは、まだマンモスがいた先史時代。舞台は先史時代、主人公は原始人のタグ主人公は、タグという名の勇敢な少年ダグで、ユーモラスな部族のメンバーとブタの相棒・ホグノブとともに暮らしていた。しかしある日を境に平和な日々が一変。タグたちが住む谷で採れる青銅を奪うため、暴君ヌース卿が軍隊を引き連れて侵攻してきたのだ。「サッカー」試合で故郷を守る大切な故郷を取り返すためダグたちは「サッカー」で戦いに挑む。果たしてダグたちは強敵を相手に試合に勝つことができるのか――!?槍をボールに持ちかえた”アーリーマン(原始人)イレブン”の笑いと感動のエキサイティングな冒険物語がスタートする。オール英国人キャスト声の出演は、主人公ダグをエディ・レッドメイン、暴君ヌース卿をトム・ヒドルストン、部族の長老ボブナーをティモシー・スポールが担当。英国人キャストが集結し、アードマン・アニメーションズの新作に躍動感とユーモアを吹き込んでいく。あらすじむかしむかし、太古のむかし。まだマンモスがいた頃のお話。勇敢な少年ダグは、ユーモラスな部族のメンバーとブタで相棒のホグノブと一緒に小さな谷間で平和に暮らしていた。しかしある日、ブロンズ・エイジ・シティの暴君ヌース卿が、谷で採れる青銅を奪うため軍隊を引き連れて侵攻してきた。故郷を追われたダグたちは、ブロンズ・エイジ・シティで崇拝されている“サッカー”と呼ばれるスポーツでヌース卿に対抗すべく、チームを作って特訓に励む。果たしてダグたちは愛すべき故郷を取り」戻すことができるのか・・・?!【詳細】映画『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』公開日:2018年7月6日(金)よりTOHOシネマズ 上野ほか全国ロードショー監督・製作:ニック・パーク脚本:マーク・バートン、ジェームズ・ヒギンソン声の出演:エディ・レッドメイン、トム・ヒドルストン、メイジー・ウィリアムズ、ティモシー・スポール原題:『EARLY MAN』配給:キノフィルムズ/木下グループ
2018年06月07日エディ・レッドメインやトム・ヒドルストン、メイジー・ウィリアムズらが声を務める『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』。この度、エディやメイジーらが本作に登場する愉快なキャラクターたちを紹介する特別動画が到着、併せて本ポスタービジュアルが公開された。本作は、『ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』などで知られ、これまでに4 度のアカデミー賞受賞歴を持つニック・パーク監督×アードマン・アニメーションズが制作する新作ストップモーション・アニメーション。今回到着したのは、登場キャラクターをまねておどける主人公・ダグ役のエディや、ヒロイン・グーナを演じたメイジーのキュートなコメントと、本作プロデューサーのピーター・ロードがアードマンアニメーションならではの愉快な登場キャラクターたちを一気に紹介する特別動画。英国の名バイブレーヤー、ティモシー・スポールが演じるボブナー長老など「アーリーマン」チームの個性あふれる姿が紹介されつつ、エディは人気コメディアン、リチャード・アイオアディが演じる“強く見えて内心怖がり”の原始人トレボーのまねをしておどける姿など、とても楽しそうな収録現場の様子が伝わるもの。また、本ポスタービジュアルでは、人間より賢いダグの相棒のブタ・ホグノブやサッカー選手に憧れる少女・グーナ、ダグたちを利用したサッカーの試合で大儲けを企む「ブロンズ・エイジ・シティ」の暴君・ヌース卿(声:トム・ヒドルストン)のほか、ダグを中心に「アーリーマン」チームがサッカー競技場に勢ぞろい!本編がますます気になるビジュアルとなっている。『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』は7月6日(金)よりTOHOシネマズ 上野ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~ 2018年7月6日よりTOHOシネマズ 上野ほか全国にて公開© 2017 Studiocanal S.A.S. and the British Film Institute. All Rights Reserved.
2018年06月02日ティモシー・シャラメ主演のNetflixオリジナル映画『The King』(原題)に、ロバート・パティンソンとリリー=ローズ・デップが加わることになった。6月1日(現地時間)からイギリスで撮影が始まるという『The King』(原題)は、ウィリアム・シェークスピアの「ヘンリー四世」「ヘンリー五世」をベースとして描かれる映画だ。ティモシーは若きハル王子ことヘンリー五世、やんちゃなハル王子を真の王へと導くフォルスタッフをジョエル・エドガートン、ヘンリー四世をベン・メンデルソーンが演じる。ジョエルは監督のデヴィッド・ミショッドと一緒に本作の脚本も手掛けている。そして、新たにキャストに加わるロバートはフランスの王太子、リリーはフランスのカトリーヌ王女を演じるようだ。ともにオーストラリア出身のジョエルとデヴィッドは、いままでにも共同で脚本を執筆しており、『奪還者』(’14)にはロバートが出演したことも。さらにデヴィッドが監督・脚本を担当した『アニマル・キングダム』(’10)にはベンが主演している。ジョエルとデヴィッドは、デヴィッドの作品をこれまで多数プロデュースしてきたリズ・ワッツと共同で本作のプロデューサーも務め、“デヴィッド・ファミリー”の色が強い作品になりそうだ。さらに、ブラッド・ピットも自身の製作会社「プランB」を通してプロデューサーとして参加している。『The King』(原題)は2019年に配信予定。(Hiromi Kaku)
2018年06月01日4月27日(金)より全国公開され、満席回続出の大ヒットとなっている『君の名前で僕を呼んで』。本作で第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた主演のティモシー・シャラメは、その溢れ出る才能と美貌から“ディカプリオの再来”といわれる、いま大注目の若手イケメン俳優。2018年は、24歳の青年と恋に落ちる無垢な少年を演じた本作含め、女子高生が思わず心を奪われるバンドマンを演じた『レディ・バード』が日本公開間近、さらに7月全米公開の『Hot Summer Nights』(原題)ではドラッグディーラーを演じるなど、話題作が続々と控えており、ますます目が離せない存在となっている。■『君の名前で僕を呼んで』全国公開中映画レビューサイト「ロッテントマト」による「2017年度ベスト・レビュー映画NO.1」の輝かしい実績を持つ本作は、80年代の北イタリアの避暑地を舞台に、初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描いたラブストーリー。第90回アカデミー賞主演男優賞ほか4部門にノミネートされ、巨匠ジェームズ・アイヴォリーが脚色賞を受賞した。1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオ(ティモシー)は、大学教授の父(マイケル・スタールバーグ)が招いた24歳の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)と出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして過ごすうちに、エリオのオリヴァーへの気持ちは、やがて初めて知る恋へと変わっていく――。■『レディ・バード』6月1日(金)公開カリフォルニア州のサクラメントは閉塞感漂う田舎町。カトリック系の女子高に通い、自らを「レディ・バード」と呼ぶ17歳のクリスティン(シアーシャ・ローナン)が、高校生活最後の年を迎え、友人やボーイフレンド、家族、そして自分の将来について悩み、揺れ動く様子を、みずみずしくユーモアたっぷりに描いた作品。ティモシーは一転、チャラくて“ゲスな”バンドマンを演じている。監督・脚本は、『フランシス・ハ』『20センチュリーウーマン』など、女優としても高い評価と人気を誇るグレタ・ガーウィグ。本作も第90回アカデミー賞にてグレタの監督賞、主演女優賞、助演女優賞ほか5部門ノミネートにノミネートされた。■『Hot Summer Nights』(原題)7月27日(金)全米公開予定『ルーム』(’15)、『ムーンライト』(’16)など賞レースを席巻する作品を次々送り出す気鋭のスタジオ「A24」製作の話題作。恋愛模様を描いた青春映画でありながら、リアリティある薬物依存の描写も強烈と話題になっており、ティモシーはドラッグディーラー役を熱演している。監督・脚本は新人のイライジャ・バイナム。田舎にある親戚の家で過ごす少年ダニエルは、ひょんなことをきっかけにドラッグに手を出してしまう。友達も恋人もいなかった彼は、孤独の中でドラッグディーラーの道に進み…。『イット・フォローズ』のマイカ・モンロー、ディズニー・チャンネル『ティーン・ビーチ・ムービー』のマイア・ミッチェル、『フィフス・ウェイブ』アレックス・ロウらが共演。■『Beatutiful Boy』(原題)10月12日(金)全米公開予定『ムーンライト』『それでも夜は明ける』で2度のオスカーに輝く、ブラット・ピットが立ち上げた「PLAN B」が製作。ドラッグ依存症の息子を抱えた、米作家デビッド・シェフによる自伝的ノンフィクション「Beautiful Boy: A Father’s Journey Through His Son’s Addiction」(原題)の映画化し、「メス」「スピード」などと呼ばれる覚せい剤メタンフェタミンでドラッグ依存に陥ったニック(ティモシー)の壮絶な葛藤を、父親(スティーヴ・カレル)の視点から描く。共演に、『デトロイト』のケイトリン・ディーヴァー。■『A Rainy Day in New York』(原題)2018年全米公開予定巨匠ウディ・アレン監督最新作。人気女優のエル・ファニングとセレーナ・ゴメスに、ジュード・ロウ、ディエゴ・ルナ、リーヴ・シュレイバー、レベッカ・ホールと豪華な顔ぶれ。初恋の喜びと痛みを知る無垢な少年から、若すぎるドラッグディーラーまで変幻自在のティモシー。いま最も熱い俳優に、引き続き注目していて。『君の名前で僕を呼んで』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:君の名前で僕を呼んで 2018年4月27日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© Frenesy, La Cinefactureレディ・バード 2018年6月、全国にて公開© Universal Pictures
2018年05月16日『ひつじのショーン』『ウォレスとグルミット』シリーズのアードマン・アニメーションズが贈る最新作『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』が、7月より全国公開。エディ・レッドメインをはじめ、トム・ヒドルストン、メイジー・ウィリアムズなど英国のオールスターキャストが声優を務める本作から、日本限定予告映像が解禁となった。■あらすじむかしむかし、太古のむかし。まだマンモスがいたころのお話。勇敢な少年ダグは、ユーモラスな部族のメンバーと、ブタで相棒のホグノブと一緒に小さな谷間で平和に暮らしていた。しかし、ある日、ブロンズ・エイジ・シティの暴君ヌース卿が、谷で採れる青銅を奪うため軍隊を引き連れて侵攻してきた。故郷を追われたダグたちは、ブロンズ・エイジ・シティで崇拝されている“サッカー”と呼ばれるスポーツでヌース卿に対抗すべく、チームを作って特訓に励む。果たして、ダグたちは愛すべき故郷(ホーム)を取り戻すことができるのか…!?■『ひつじのショーン』のスタジオが贈る楽しいストップモーション・アニメこれまでに4度のアカデミー賞受賞歴を持つニック・パーク監督が、先史時代を舞台に贈る本作。“アーリーマン(原始人)イレブン”が槍をボールに持ちかえ、サッカーで暴君に対抗する!アードマン・アニメーションズの最高技術を結集させた、過去作を超えるアクションと躍動感。粘土の風合いと温かみはそのままに、ストップモーション・アニメーションの限界を超えた究極のエンターテイメントが完成した。■ボイスキャストにはエディ・レッドメインら英国俳優がずらり主人公ダグの声を務めるのは、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』も控えるエディ・レッドメイン、暴君のヌース卿には『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に出演しているトム・ヒドルストン。ダグをサポートする少女グーナには「ゲーム・オブ・スローンズ」アリア・スターク役で知られるメイジー・ウィリアムズ、部族の長老ボブナーには『ハリー・ポッター』シリーズや『英国王のスピーチ』のティモシー・スポール、ダグの相棒のブタ・ホグノブの声はニック・パーク監督自身が務めている。エディ・レッドメインのコメント家族に、アードマンのキャラクターの声を演じることになったと告げたら、両親の世代も、甥や姪たちも、家族全員がものすごく喜んでくれました。全員が興奮状態だなんて、びっくりしましたよ。監督のニックから電話があり、主人公ダグの声に僕を考えていると言われ、僕が台無しにしては大変だと思いました。そこで、ニックにワークショップの日を無理やり作ってもらいました。何年もの間、僕は彼とアードマン作品すべてを崇敬してきました。だから、自分がそれを台無しにする人間になりたくなかったのです。ワークショップの日に素晴らしい時間を過ごして以来、純粋に楽しんで仕事ができました。■原始人(アーリーマン)たちがサッカーで故郷を取り戻す!?今回解禁される予告映像では、荒野の恐竜たちに謎の隕石が襲う場面からスタート。その後、森(ホーム)の中で暮らす主人公の少年ダグと相棒のブタ・ホグノフが、ユーモア溢れる絶妙なコンビネーションでウサギ狩りする生活が描き出されていく。しかし、ヌース卿が率いる青銅器人たちがダグたちに突如襲いかかり、愛するホームを略奪!ダグたちは僻地に追いやられてしまう。ホームを取り戻すため、これまで見たこともなかったサッカーで対決する決意を固めるダグ。仲間との決死のサッカーの特訓が始まった!サッカーのフィールドで奮闘する、アーリーマンたちの姿に注目だ。『アーリーマン~ダグと仲間のキックオフ!~』は7月、TOHOシネマズ 上野ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月04日ショートフィルムを無料配信するライフスタイルウェブメディア「ブリリア ショートショートシアター(Brillia SHORTSHORTS THEATER)」が旬のショートフィルムを紹介する金曜日連載「週末の短編映画」。今週は、『サインスピナー(原題: Spinners)』。先日授賞式が行われた第90回アカデミー賞にて主演男優賞にノミネートされたティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet)が出演したショートフィルムです。《あらすじ》砂漠に囲まれたとある町で、サインスピニングで小遣い稼ぎをしているジェイスとデレクは、日ごろ彼らをバカにする奴らに仕返しをしようととある計画を思いつく。しかし一人の母親が2人の前に現れたとき、彼らの計画は思いもよらぬ方向に......。『君の名前で僕を呼んで』(2017年)で、第90回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされ、注目を集めティモシー・シャラメ。ジェイソン・ライトマン(Jason Reitman)監督作『ステイ・コネクテッド つながりたい僕らの世界』(2014年)で長編デビューをし映画界で名が知られるようになりましたが、その前に制作された短編が本作です。あどけない少年の表情を魅せるティモシー。大人になるちょっと手前、でも子どもじゃない。背伸びをしてかっこつけたくもなる一方で、うまくいかずに堪えるモヤモヤとした時間。ティーンエイジャーの微妙な心の動きを写し撮った映画だと言えます。さて、本作で主人公と友人の二人がくるくると回している板。タイトルともなっている「サインスピナー」とは、広告のボードを回すパフォーマンスのこと。舞台はリーマンショック後のアメリカの田舎町。すさんだ世相の中でも少年たちは黙々とボードを回す。その姿の逞しさ、大人には真似のできないひたむきな姿勢に胸が打たれます。【作品情報】『サインスピナー(原題: Spinners)』監督:Erik Barnes制作国:アメリカジャンル:ドラマ制作:2013年上映時間:13分受賞歴:ニューオリンズ映画祭 2012 (アメリカ)、インディー・メンフィス 2012 (アメリカ)「Brillia SHORTSHORTS THEATER ONLINE」にて期間限定配信中。URL:
2018年03月30日『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、『レディ・バード』の公開も控える若手イケメン俳優ティモシー・シャラメが主演するショートフィルム『サインスピナー』が、ショートフィルム専門のオンラインシアター「ブリリアショートショートシアター オンライン(以下、BSSTO)」にて配信スタートした。『サインスピナー』はロサンゼルス郊外、“スピナーズ”と呼ばれる看板回しの仕事をしながら、その日々の生活に不安や鬱憤を感じ、傷つきやすくも残酷な少年の姿を描いた作品。アメリカで多発し、社会問題化するティーン・エイジャーの銃撃事件の背景を思わざるを得ないリアルな社会描写と、そこに暮らす一触即発の繊細な少年たちの表情が心に残る。主人公の少年ジェイスを演じたティモシーは、その後、クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』に出演するなど、映画界が最も注目する若手俳優への道を歩んでいくことに。また、「BSSTO」には、2月28日(水)よりショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2016でグランプリを受賞後、見事に翌年のアカデミー賞短編実写部門に輝いた『合唱』が追加されており、3月28日(水)からは『ネガティブ・スペース』が今年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた桑畑かおる監督による2011年のショートフィルム作品の公開が予定されている。世界が注目する俳優やクリエイターたちの作品を満喫できるショートフィルムのラインナップをぜひチェックしてみて。■『サインスピナー』(Spinners)13分16秒/2013年/アメリカ第90回アカデミー賞主演男優賞ノミネート ティモシー・シャラメ主演砂漠に囲まれたとある町で、サインスピニングで小遣い稼ぎをしているジェイスとデレクは、日ごろ彼らをバカにする奴らに仕返しをしようと、ある計画を思いつく。しかし1人の母親が2人の前に現れたとき、彼らの計画は思いもよらぬ方向に…。■『合唱』(Sing)25分/2015年/ハンガリー第89回アカデミー賞短編実写映画賞受賞おとなしい10歳の少女ジョフィーは転校したばかり。最初は少し慣れなかったが、すぐに校内で有名な合唱団に入ることを決め、人気者のクラスメイト、リザと仲良しに。ほどなく、彼女たちは一致団結して合唱団の指揮者である先生に立ち向かうことになる。彼女は見た目と違い、本当は意地悪な人物だった――。■『犯罪オタクのカップル』(Something Left, Something Taken)10分/2011/アメリカ第90回アカデミー賞短編アニメ賞ノミネート桑畑かおる監督作品「犯罪現場では何かが残り 何かがなくなる」。犯罪マニアのカップルが出くわしたゾディアック事件の犯人は…?マックス・ポーター&桑畑かほる夫妻によるパペット・アニメーション。サンダンス映画祭などでも絶賛された。ブリリア ショートショート シアター オンラインにて『サインスピナー』『合唱』は配信中、『犯罪オタクのカップル』は3月28日(水)より配信予定(※視聴は無料だが初回に会員登録が必要)。(text:cinemacafe.net)
2018年03月19日『ナイロビの蜂』でアカデミー賞に輝いたレイチェル・ワイズ。彼女が主演最新作『否定と肯定』で演じるのは“真実”を守り伝える情熱と信念のために立ち上がる歴史学者。また、『ゼロ・ダーク・サーティ』でアカデミー賞にノミネートされたジェシカ・チャスティンは、『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』で命がけで人と動物を救った勇気ある女性を熱演、『ビッグ・アイズ』『アメリカン・ハッスル』で2度のゴールデン・グローブ賞に輝くエイミー・アダムスは『ノクターナル・アニマルズ』でアートディーラーを演じている。いずれも、アクションやロマンティックコメディなどのヒロイン役から、ハリウッドのみならず世界各国の才能ある監督との仕事でキャリアを積んできた。彼女たちは良質な脚本を見つけ出し、自ら製作にも携わることで、いまこそ伝えたい、演じたい、という作品に巡り合っている。そして今年の秋冬は、この人気・実力ともに申し分ない名女優たち渾身の作品が続々公開。レイチェルの知性あふれる強さと美しさ、ジェシカのすべてを包み込む愛情深さ、エイミーのスタイリッシュで妖艶なクールビューティ、時代も舞台も違うがスクリーンの中の三者三様の女性たちに、心が揺さぶられること間違いなし。■1人ではない、チームで闘う…レイチェル・ワイズ『否定と肯定』12月8日(金)公開2000年、ロンドン。米を拠点とする歴史学者のデボラは“ホロコーストはなかった”と主張するホロコースト否定論者のアーヴィングの策略で、自著を英国の司法制度のもと名誉毀損で訴えられてしまう。ここで立ち向かわねば、歴史の歪曲を認めてしまうことになると法廷で闘うことを決意するデボラ。これまで自らの信念を貫き、強く正直に生きてきた彼女は、初めて自分ひとりではなくチームを信頼し、すべてを彼らに委ねることを課せられるが…。歴史を揺るがしかねない大きな事態となった前代未聞の裁判の行方は…!?彼女と、彼女の信念を支える弁護団チームの選択とは何だったのか。正しいことを伝えるだけでは覆せない、もどかしさを抱えるデボラを演じるレイチェルの真に迫った表情が胸に突き刺さる。さらに、ティモシー・スポール、トム・ウィルキンソンというイギリスを代表する老練の名優の競演が重厚さを与え、真実か否かを問わず情報操作に長ける者の影響力が強く、真実が軽視されるいまの社会的風潮に一石を投じる問題作となっている。■1人でも多くの命を救う…ジェシカ・チャスティン『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』12月15日(金)公開1939年の秋、ドイツのポーランド侵攻により第2次世界大戦が勃発。ワルシャワでヨーロッパ最大規模を誇る動物園を営んでいたヤンとアントニーナ夫妻は、ユダヤ人強制居住区域に忍び込み、ユダヤ人たちを動物園の檻に忍びこませるという驚くべき策で彼らを救出する。彼らは自らの命をかえりみず、ナチス・ドイツに立ち向かい、いくつもの危険を冒しながらも、いかにして300もの命を救ったのか。人も動物も包み込むアントニーナの深い愛情、強い信念に涙する感動作。なお、ジェシカはゴールデン・グローブ賞にノミネートされた主演作『女神の見えざる手』も公開中。■元夫の暴力的な小説に感銘…エイミー・アダムス『ノクターナル・アニマルズ』公開中アートギャラリーのオーナーとして成功を収め、経済的には恵まれながらも満たされない日々を過ごすスーザン。ある日、20年前に別れた元夫のエドワードから、彼が書いたという小説が送られてきた。彼女に捧げられた小説のその暴力的で衝撃的な内容に次第に惹きつけられていくスーザン。世界的デザイナー、トム・フォードが『シングルマン』以来7年ぶりに手がけた監督第2作にして、ヴェネチア国際映画祭で審査員グランプリを受賞した傑作。映画内小説と過去と現在が交差する複雑な物語が紡がれ、細部に至るまで綿密な指示がなされた世界観、美しさに目が離せないサスペンスとなっている。(text:cinemacafe.net)
2017年11月19日「ホロコースト」を巡る法廷劇を描いた、レイチェル・ワイズ主演映画『否定と肯定』。レイチェルのほか、ティモシー・スポール、トム・ウィルキンソンというイギリスを代表する名優たちが出演する本作から、この度、日本版予告編が到着した。今回公開されたのは、この裁判が当時いかにセンセーショナルで、イギリスをはじめ世界中で注目を集めた大きな事件であったかが伺える予告編。映像では、レイチェル演じるユダヤ人歴史学者デボラ・E・リップシュタットの講演に、ホロコースト否定論者のアーヴィング(ティモシー・スポール)が突如現れ、聴衆の前で奇襲ともとれる口撃を始めるシーンからスタート。その後、リップシュタットはアーヴィングの策略で英国の司法制度のもとで名誉毀損で訴えられてしまう。「起訴された側に立証責任がある」という不利な立場に置かれる中、「なぜ真実を認めない人がいるの?」「負けてしまったら、うそが世界に出回ることになる。真実を伝えなくちゃ!」と、彼女は大きな声で“ホロコーストはなかった”と歪曲されようとする真実、声なき声を正しく世界に伝えるために、法廷という場で立ち向かう姿が映し出されている。果たして、歴史を揺るがしかねない大きな事態となった前代未聞の裁判の行方は――。『否定と肯定』は12月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月11日読書の秋、芸術の秋、食欲の秋、スポーツの秋と、秋はさまざまな楽しみ方がある季節。今年の秋は、“法廷の秋”ともいえる、良質な大人向けエンターテインメント作品が続々登場し、話題を呼んでいる。まずは、映画『そして父になる』の是枝裕和監督と福山雅治が再タッグを組み、是枝監督のオリジナル脚本で描いた心理サスペンス『三度目の殺人』。9月9日(土)の劇場公開から1か月以上たった現在でも、一度目、二度目、三度目ではまた違った解釈ができ、見え方が変わっていくと、リピーターが続出。絶えず絶賛の声が上がっている。また、12月公開ではあるが、洋画では世界中で注目を集めた「ホロコースト」を巡る実際の裁判を、レイチェル・ワイズ、ティモシー・スポール、トム・ウィルキンソン、アンドリュー・スコット、ジャック・ロウデンら実力派英国俳優たちで描いた『否定と肯定』が控えている。そして、「廃墟に乞う」や「警官の血」、「制服捜査」など、多くの警察小説を手掛けてきた直木賞作家・佐々木譲が初めて挑んだ法廷ミステリー「沈黙法廷」が、これまで数々の社会派ドラマやミステリー作品などを手掛けてきたWOWOWによって、主演に永作博美を迎えて連続ドラマ化。警察、マスコミ、そして容疑者の無実を信じる者…それぞれの立場からの視点で展開されていく刑事・法廷ドラマが融合した内容に、9月24日の1話開始直後から大反響を得ている。主人公である連続殺人事件の容疑者・山本美紀を演じる永作さんをはじめ、彼女の無実を信じ続ける青年・高見沢弘志役に市原隼人、世間が注目する美紀の弁護に名乗りをあげる弁護士・矢田部完役に田中哲司など、実力派キャストが好演していることでも話題。SNS上でも「役者さんたちの演技が素晴らしい。こういった重い社会派作品はWOWOWならでは。熱く深く重い名作の予感」、「とても気になる所で次回に続く~、早く見たい!!」と多くの期待の声が続々。このたびシネマカフェでは、永作さん演じる美紀が初めて証言台に立つ、裁判の冒頭シーンの場面写真を入手。彼女はこれから何かを語ろうとしているのか、その表情は不安げに映る。なお、裁判シーンでは、弁護士・矢田部と対立する検事に波岡一喜、裁判の判決を下す裁判長に石丸謙二郎、そして“傍聴マニア”の男性に森本レオと、豪華キャストも加わることになっている。法廷ドラマの魅力は、なんといってもその濃厚な心理描写。複雑に展開していくドラマに、観る者それぞれが独自の解釈をし、真実を予想する。そして、その真実が判明した瞬間には、筆舌に尽くしがたい感覚が生まれる。現在WOWOWで放送中の「沈黙法廷」でも、自らも傍聴人になったかと錯覚するような緊張感に加え、徐々に明らからになっていく美紀の真実に引き込まれていく。果たして、美紀は“有罪”なのか“無罪”なのか。彼女はなぜ法廷で突然口を閉ざしたのか、彼女は一体何者で、何が真実なのか。予想しながら見るのも本作の楽しみのひとつと言える、今後展開していく重厚な法廷ミステリーからも目が離せない。「連続ドラマW 沈黙法廷」は毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送中。WOWOWオンデマンドにて見逃し配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年10月11日レイチェル・ワイズが主演を務め、ホロコーストを巡る歴史的裁判の行方を描く『DENIAL』が、邦題『否定と肯定』として12月8日(金)より全国公開されることが決定。レイチェルが演じた実在の歴史学者で、本作の原作者デボラ・E・リップシュタット本人が10月末に来日することも決まった。1994年、米ジョージア州アトランタにあるエモリー大学で、ユダヤ人女性の歴史学者デボラ・E・リップシュタットの講演が行われていた。彼女は自著「ホロコーストの真実」で、イギリスの歴史家デイヴィッド・アーヴィングが訴える大量虐殺はなかったとする“ホロコースト否定論”の主張を看過できず、真っ向から否定していた。ある日、アーヴィングはリップシュタットの講演に突如乗り込んだ挙句、名誉毀損で提訴という行動に出る。異例の法廷対決を行うことになり、訴えられた側に立証責任がある英国の司法制度で戦う中、彼女は“ホロコースト否定論”を覆す必要があった。彼女のために、英国人による大弁護団が組織され、アウシュビッツの現地調査に繰り出すなど、歴史の真実の追求が始まった。そして、2000年1月、多くのマスコミが注目する中、王立裁判所で裁判が開廷。このかつてない歴史的裁判の行方は――。この裁判は、欧米でセンセーショナルに報道され、議論を巻き起こし続けた。ときに世論には、虚偽であっても個人の感情に訴える者が強い影響力を持ち、客観的な事実は軽視される社会的風潮がある。「ホロコースト」という最大にして最悪の世界史を題材とした本作は、歴史の真実を知り、伝えるという普遍的なテーマから、現代に生きる我々に対し警鐘を鳴らす。昨年のトロント国際映画祭にも正式出品された。主人公となるユダヤ人歴史学者・リップシュタットには、『ナイロビの蜂』でアカデミー賞助演女優賞に輝き、その後も国際的に評価の高い映画監督の新作に次々と出演するレイチェル。自身のルーツにユダヤ人の血が流れる彼女は、撮影前にリップシュタットに何度も会い、リップシュタットの思考や信念に留まらず、彼女の特性や性格まで把握し、演技に臨んだという。また、ホロコースト否定論”を主張し、彼女と対決する歴史学者には、『ハリー・ポッター』シリーズでも知られ、『ターナー、光に愛を求めて』でカンヌ国際映画祭男優賞に輝いたティモシー・スポール、年長弁護士にはトム・ウィルキンソンという老練した名優が競演。さらには、大ヒットドラマシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」のジム・モリアーティ役や『007スペクター』の悪役Cで知られるアンドリュー・スコットも出演しており、豪華英国俳優たちの集結に目が離せない。そして、現在もアトランタのエモリー大学で教鞭をとる原作者のリップシュタットが、10月末に来日決定。映画の公開にあわせ、翻訳本が11月17日、ハーパーコリンズ・ジャパンより刊行予定となっている。『否定と肯定』は12月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月31日クロエ・グレース・モレッツと共演した『ヒューゴの不思議な発明』や、現在全米大ヒット中の『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』で知られる次世代の英国男子エイサ・バターフィールドが主演を務めた『僕と世界の方程式』(原題:X+Y)が、2017年1月、日本公開されることが決定。美しい青色が印象的なポスタービジュアルが到着した。自閉症スペクトラムの少年ネイサンは、他人とのコミュニケーションが苦手な反面、数学については飛び抜けた才能を持っていた。母ジュリーは、息子の才能を伸ばそうと、数学教師ハンフリーズに個人指導を依頼。すると、ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれるまでになる。あるとき、代表チームの台北合宿に参加したネイサンは、ライバルの中国チームの少女チャン・メイと出会う。彼女と共に学ぶうち、数学一色だったネイサンの日々が少しずつ変わりはじめる。そして、数学オリンピックの当日、ネイサンは人生最大の選択を迫られることに――。本作は、数字と図形があれば幸せな少年ネイサンが、亡き父との思い出と母の深い愛情に支えられ、国際数学オリンピックで金メダルを目指しながら、その過程で人生のたからものを見つけていく、実話から生まれたハートウォーミングな物語。主演は、待望のティム・バートン監督最新作で、2017年2月に日本公開される『ミス・ぺレグリンと奇妙なこどもたち』でも主人公を演じている、いまハリウッドが最も注目する次世代スターの1人、エイサ・バターフィールド。『縞模様のパジャマの少年』(’08)で大きな注目を集めた彼は、マーティン・スコセッシ監督の『ヒューゴの不思議な発明』、名作SF小説の映画化『エンダーのゲーム』を経て、本作では数学の天才的才能を持つ少年の成長を繊細に演じ切っている。また、ネイサンの母親役には『ブルージャスミン』でアカデミー賞にノミネートされたサリー・ホーキンス、数学教師のハンフリーズ役には『ハリー・ポッター』シリーズのティモシー・スポールの息子で、『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』などのレイフ・スポール、さらに『おみおくりの作法』のエディ・マーサンと、イギリス屈指の名優たちが脇を固める。製作は、『リトル・ダンサー』のデヴィッド・M・トンプソンが務め、監督は原案となったTVドキュメンタリー「Beautiful Young Minds」を自ら映画化したモーガン・マシューズ、撮影はアカデミー賞にノミネートされた『英国王のスピーチ』はじめ『レ・ミゼラブル』『リリーのすべて』で知られるダニー・コーエン、音楽は『黄金のアデーレ名画の帰還』ドラマ「戦争と平和」のマーティン・フィップスなど、スタッフも錚々たる布陣。エイサが新境地に挑み、英国インディペンデント映画賞など内外から絶賛を受けた新たな珠玉の名作を、楽しみにしていて。『僕と世界の方程式』は2017年1月28日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月26日『ハリー・ポッター』シリーズでピーター・ペティグリューを演じたティモシー・スポールが、ヴェネツィア映画祭に参加。以前と全く違う姿が話題となっている。あの小太りなワームテールことピーター・ペティグリューの姿を再び見られるチャンスは、おそらくないであろう。具体的な数字はわからないが、大幅な減量に成功した様子のティモシー。2年前のカンヌ映画祭に出席した際の彼の写真と比べると、まるで別人のようだ。(しかし、なぜかネクタイだけは変わらない…)「People」誌によると、ティモシーの息子で俳優のレイフも、最近大幅な減量に成功したという。レイフは3年ほど前に「父に、太るのはスポール家の遺伝子だと言われた」と語っていた。ティモシーも2年前に「私は大食漢だった。食べ物が大好きだった。いや、いまも好きだ。私の中には食べることをストップしてくれる“何か”がないんだよ」と止まらない食欲についての悩みを明かしていたが、親子そろって食生活の改善と健康の増進に成功か。ティモシーは1996年に急性骨髄性白血病と診断されたが、見事克服。『ハリー・ポッター』シリーズをはじめ、『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズや『英国王のスピーチ』などに出演、国際的な俳優として活躍している。(Hiromi Kaku)
2016年09月09日今月、13日(土)からは『画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密』、そして20日(土)からは『ターナー、光に愛を求めて』と、立て続けに2人の天才画家の生涯を描いた作品が公開される。前者は、本年が没後120年となるフランス印象主義の立ち上げ人物の一人で、人や物をモチーフに絵を描く女性画家ベルト・モリゾが、巨匠マネとの出会いにより絵画を学び、成長していく物語。一方、後者は生誕240年となる現在も絶大な人気を誇る、英国史上最高の風景画家J・M・W・ターナーの謎に包まれた人となりを、『ハリー・ポッター』シリーズのティモシー・スポールが主演を務め、美しい映像で映画化した。ターナーからモリゾへ。光の伝道18世紀に流行した、地域の特徴や名所などを描く地誌的水彩画から出発したターナーは、光の表現を追究して油彩、水彩、素描を問わず、多くの風景画を描いた画家として知られている。賛否両論を受けつつも、新たな絵画表現を探求し続け、100年先に誕生する“印象派”を予兆する絵画を世に送り出すことになった。鮮やかな色彩と生き生きとした筆遣いによって、自然の“光”をカンヴァスに焼き付けたターナーは“光の画家”と呼ばれ、後にモリゾをはじめとする印象派の画家たちにも多大な影響を与えた。天才画家の孤独と理解者また、モリゾがパリに生きた19世紀は、まだ女性たちが本格的に学んだり、職に就いたりすることは困難な時代だった。画家になるための登竜門であった国立美術学校は、女性に門戸を閉ざしていたものの、モリゾはこの時代に才能を開花させる。ルーヴル美術館で姉と摸写をしている際、画家マネと出会った彼女は、彼に導かれてモデルとして、そして女性画家としてたくましく成長してくことになるのだ。対して、ターナーは精神を病んで亡くなった母の影響で、人付き合いに不器用で極端な秘密主義者だった。ただ、ひたすらに絵を描くことに情熱を捧げていた彼の最大の理解者は、父親。彼に読み書きを教え、画家としての才能を支えたことによって、労働者階級でありながら、史上最年少でロイヤル・アカデミーの正会員になるなど、イギリスが誇る天才画家としての名声を得ていった。眠っていた天才画家に息を吹き込んだのは2人の名匠女性画家ベルト・モリゾの半生に息を吹き込んだのは、フランスのカロリーヌ・シャンプティエ監督。彼女は長編監督としては本作が初となるが、過去に撮影監督としてゴダール、ドワイヨン、ジャコー、カラックスなどの作品に携わり、諏訪敦彦監督や河瀬直美監督作品でも撮影監督を、そして第22回東京国際映画祭でも審査員を務め、日本にも縁が深い。そして、謎に満ちたターナーの人生を描いたのはイギリス人監督マイク・リー。カンヌ国際映画祭やヴェネチア国際映画祭の常連で最高賞「パルム・ドール」「金獅子賞」を受賞した巨匠であり、家族や愛をテーマに即興演出で役者たちの生の演技を引き出し、本作でもカンヌ国際映画祭「男優賞」「芸術貢献賞」を受賞。本年度アカデミー賞では「撮影賞」など4部門にノミネートされた。ひと時代前のターナーの描く絵の中の“光”に、心を奪われていたというモリゾ。それぞれの時代に名画を描き、後世に名を残した2人は、女性と男性、絵のモデルに引っ張りだこだった絶世の美女となりふり構わず絵に集中する自由な個性派、多くの家族を描いた作品と物言わぬ自然を独り描いた作品と、一見正反対の画家のよう。だが、実は相通じる部分があったことを、この2本の映画が教えてくれるはずだ。『画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密』は6月13日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。『ターナー、光に愛を求めて』は6月20日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密 2015年6月13日よりYEBISU GARDEN CINEMAにて公開(C) K’ien Productions - 2012
2015年06月11日ジャン=リュック・ゴダール監督の『さらば、愛の言葉よ』が、約60人から成る全米映画批評家協会のベスト作品賞を受賞した。次点は、リチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで。』。『さらば、愛の言葉よ』は、3Dで撮影された、実験的かつ野心的な69分の映画。昨年のカンヌ映画祭のコンペティション部門で上映され、審査員特別賞を受賞している。その他の画像主演男優賞は『ミスター・ターナー(原題)』のティモシー・スポール、主演女優賞は『Two Days, One Night(英題)』のマリオン・コティヤールが受賞。助演男優賞は『ウィプラッシュ(原題)』のJ・K・シモンズ、助演女優賞は『6才のボク~』のパトリシア・アークエットが獲得した。監督賞には『6才のボク~』のリンクレイター、脚本賞には『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソンが輝いた。文:猿渡由紀
2015年01月05日ニューヨーク映画批評家サークル賞が発表された。作品賞に輝いたのは、リチャード・リンクレイター監督の『6才のボクが、大人になるまで』。作品賞のほか、監督部門(リンクレイター)、助演女優部門(パトリシア・アークエット)でも賞を獲得した。その他の画像主演男優賞は、『Mr.Turner(原題)』のティモシー・スポール。スポールは5月のカンヌ映画祭でも男優賞を受賞している。主演女優賞は『エヴァの告白』『Deux jours, une nuit(原題)』のマリオン・コティヤール。助演男優賞は『Whiplash(原題)』のJ・K・シモンズ。アニメ部門は『LEGO(R)ムービー』が受賞した。主な受賞結果は以下のとおり。作品賞:『6才のボクが、大人になるまで。』監督賞:リチャード・リンクレイター『6才のボクが、大人になるまで。』脚本賞:ウェス・アンダーソン『グランド・ブダペスト・ホテル』主演男優賞:ティモシー・スポール『Mr.Turner(原題)』主演女優賞:マリオン・コティヤール『エヴァの告白』『Deux jours, une nuit(原題)』助演男優賞:J・K・シモンズ『Whiplash(原題)』助演女優賞:パトリシア・アークエット『6才のボクが、大人になるまで。』外国語映画:『Ida(原題)』(ポーランド)文:猿渡由紀
2014年12月02日ルノー・ジャポンは、200PSを発揮するエンジンを搭載した同社のハイパフォーマンスモデル「ルーテシア ルノー・スポール」に特別な装備を追加した限定車「ルーテシア ルノー・スポール ジョンプレミアム」「ルーテシア ルノー・スポール モナコGP」を発売した。「ルーテシア ルノー・スポールジョンプレミアム」は、「ルーテシア ルノー・スポール シャシー カップ」をベースに特別装備を追加した。ボディカラーはルノー・スポールのモデルを象徴する「ジョン シリウスM」を採用。シートはスポーツ走行に適した高いホールド性はそのままに、素材に上質なレザーを使用し、シートヒーター内蔵スポーツレザーシートを採用している。「ルーテシア ルノー・スポール モナコGP」は、「ルーテシア ルノー・スポール シャシー カップ」をベースに、モナコGPのラグジュアリーでレーシーなイメージを取り入れた。ボディカラーはモナコGP専用色となるメタリックホワイトの「ブラン ナクレM」を採用。エクステリアには、グロスブラック塗装を施したF1タイプブラックエアインテークブレード、ブラックリアエアディフューザー、専用バッヂ付ブラックフィニッシャー付サイドモールなどを採用している。インテリアには専用ロゴ入りキッキングプレート、グレーメタリックフィニッシャーに加え、シートヒーターを内蔵した「R.S.」ロゴ入りスポーツレザーシートを採用した。価格と販売台数は、「ルーテシア ルノー・スポール ジョンプレミアム」が348万円(税込)で100台の限定販売、「ルーテシア ルノー・スポール モナコGP」が338万円(税込)で50台の限定販売となっている。
2014年10月01日ルノー・ジャポンはこのほど、「メガーヌ ルノー・スポール」をマイナーチェンジして発売した。エンジン出力が250PSから265PSにパワーアップするなど性能を向上させている。同時に2車種の限定車「ルノーメガーヌエステートGT」と「メガーヌルノー・スポールトロフィー」も発売された。「メガーヌ ルノー・スポール」は、F1を頂点とするルノーのモータースポーツ活動で培われたノウハウを取り入れて作られた、レーシングカー直系のスポーツモデル。2リットルの16バルブツインスクロールターボエンジンを搭載したFF2ドアクーペだ。新型のハイライトはこのエンジンで、従来モデルでも250PSとFF車としてはきわめてハイパワーだったが、新型では265PSにパワーアップした。これにより、パワーウェイトレシオは5.4kg/psという、市販車としてはトップレベルの数値になっている。これだけハイチューンでありながら最大トルクの80%をわずか1,900rpmで発生するというフレキシビリティを備え、全域で鋭いレスポンスを発揮する。トランスミッションは6速マニュアルのみが用意され、オートマチックのラインナップはない。足回りもこのパワーに合わせたチューンが施されており、フロントブレーキには直径340mm、厚さ28mmのベンチレーテッドディスクとブレンボ製モノブロック4ピストンキャリパーが装備される。価格は385万円で、メーカーオプションの19インチホイール装着車は18万円高。さらにドレスアップパーツやレザーシートを組み合わせたパッケージオプションとして、R.S.レッドパックが5万円、R.S.パックリュクスが64万円で用意される。ルノーのレーシングカーやスポーツカーを担当するルノー・スポールがチューニングした「ルノーメガーヌエステートGT」は、60台の限定で発売される。エンジンは180PSの2.0リットルツインスクロールターボエンジンを搭載し、6速マニュアルトランスミッションとの組み合わせでエステートらしからぬ鋭い走りを実現する。足回りはルノーメガーヌGTラインに比べてスプリングレートをフロント10%、リアを6%高めるなど、ルノー・スポールのノウハウを生かした専用チューンを施している。ボディカラーはブラン グラシエとエクリプスの2色でそれぞれ30台ずつ、計60台の限定となる。価格は315万円。「メガーヌ ルノー・スポール トロフィー」は、新型「メガーヌ ルノー・スポール」の発売を記念したモデルで、30台のみの発売。先代の「メガーヌ ルノー・スポール トロフィー」は昨年6月17日にニュルブルクリンク北コースで量産FF車最速ラップ(2012年7月現在)となる8分7秒97を記録した。その名を受け継ぐこのモデルは、スポーツ走行に適した「シャシーカップ」を採用し、思うままのドライビングを楽しめる。同モデルの価格は408万円で、全国17店舗のルノー・スポール スペシャリストディーラーのみで販売される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日ルノー・ジャポンは8月1日、新デザインコンセプトを取り入れた新しいゴルディーニデザインの新型「トゥインゴゴルディーニルノー・スポール」を発売する。スポーティなコンパクトカー、トゥインゴのドレスアップバージョンというべきモデルがこの「トゥインゴゴルディーニルノー・スポール」。ゴルディーニはルノーでかつて才能をふるった伝説的なエンジニアの名で、ブルーとホワイトが彼の送り出したモデルのイメージカラーとなっている。このほど発表された新モデルもまた、ブルーのボディカラーにホワイトのストライプをあしらったエクステリアが特徴。ベースモデルの「トゥインゴ」がマイナーチェンジしたため、同車も新型となり、この機会に新しいデザインコンセプトを取り入れた。特徴的なヘッドライトやフロントバンパーがそれで、これはルノーの新しいデザイン戦略にもとづくデザインコンセプトを取り入れた、初の市販モデルだという。新しい装備として、エンジンやブレーキのデータ、加速Gを表示するR.S.モニター、ブルートゥース機能、USBジャック付新デザインラジオ、ピアノ調エアコン吹き出し口などが採用されている。エンジンは最高出力134PSの1.6リットル16バルブNAエンジンで、5速マニュアルトランスミッションとの組み合わせ。価格は245万円となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日ルノー・ジャポンは7月中旬、同社のモータースポーツ活動やスポーツモデル開発を担当するルノー・スポールが手がけたスポーツモデル3車種を発売する。ルノー・スポールはモータースポーツ活動で培った技術をダイレクトにフィードバックした市販車を開発する部門。今回発売される3車種は、「メガーヌ ルノー・スポール」「トゥインゴ ゴルディーニ ルノー・スポール」がそれぞれマイナーチェンジ、「ルノー メガーヌ エステートGT」が新規導入となる。「メガーヌ ルノー・スポール」は現行モデルより15PSアップした265PSの2.0リットル直列4気筒DOHC16バルブターボエンジンを搭載。6速MTとの組み合わせで迫力ある走りを実現する。現行モデルが左ハンドルであったのに対し、新型は右ハンドルとなる。「トゥインゴ ゴルディーニ ルノー・スポール」は134PSの1.6リットル直列4気筒DOHC16バルブエンジンを搭載。5速MT、左ハンドル仕様となる。新規導入される「メガーヌ エステートGT」は、180PSの2.0リットル直列4気筒DOHC16バルブターボエンジンを搭載。6速MT、左ハンドルで60台の限定販売となる。いずれのモデルも詳しい仕様や価格は発表されていない。ルノー・ジャポンではスポーツモデルを今後も積極的に導入していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月27日