オンライン動画配信サービスHuluを運営するHJホールディングスLLCは、テレビ朝日とのコンテンツ・パートナーシップ提携を発表した。同日よりテレビ朝日の作品をHuluにて順次、配信開始する。同サービスにて視聴可能になるのはテレビ朝日のドラマ作品となる、「交渉人~THE NEGOTIATOR~」「交渉人~THE NEGOTIATOR~2」、「黒革の手帖」、「時効警察1」、「時効警察2」、「熱海の捜査官」、「ナサケの女」。なお、Huluは2011年9月に日本市場向けのサービスを開始。インターネットに接続したパソコン、テレビ、ゲーム機、スマートフォンなどを通し映画やドラマが見放題となるサービス、「Hulu」を月額933円(税抜)で提供している。
2015年05月15日サイバーエージェントとテレビ朝日は3月31日、共同出資による動画配信事業会社およびニュースチャンネル事業会社の2社設立について基本合意したと発表した。サイバーエージェントは、Ameba事業、インターネット広告事業、ゲーム事業の既存事業に加え、さらなる第4の柱を創るべく、新しい成長分野としてエンターテインメント事業を強化し、新たに動画配信サービス事業を開始する。同社が持つスマートフォンサービスの開発力および運用力と、テレビ朝日が持つ映像コンテンツの制作・放送実績など、両社グループが有する経営資源を活用した動画配信サービスの開発・運営を行う新会社とニュースチャンネル事業を行う連結子会社(名前は未定)の2社を設立する。前者の「AbemaTV」は、スマートデバイス向けネイティブアプリとして、様々なジャンルの専門チャンネルを有するサブスクリプション型(定額制)動画配信プラットフォーム「Abema」の開発・運営を行う。あらゆるジャンルのコンテンツプロバイダや、地上波・CS放送局などとの提携を通じて、多チャンネルを有する動画配信プラットフォーム事業を展開する。もう一つの新会社は、動画配信プラットフォーム「Abema」上で展開するチャンネル第1弾として、ニュース専門チャンネルを運営する。同社が保有するスマートフォンサービスの運営実績および潤沢な開発リソースと、テレビ朝日の保有する報道取材や番組制作におけるノウハウを活用した企画制作を行い、新しいニュースコンテンツを提供していく。
2015年04月01日テレビ朝日は25日、Vobileと共同でスマートフォンやタブレットなどをセカンドスクリーンとして、テレビ番組の映像再生タイミングを同期する技術「msync-CAM」を開発したと発表した。「msync-CAM」は、テレビで放送する番組映像と、スマートフォンやタブレットで再生する映像のタイミングが同期される技術。テレビ朝日が保有する技術をベースに、Vobileの音声解析技術を活用して開発された。また、放送エリアごとの遅延は音声認識技術によって補正する。同技術を活用することで、番組の内容に同期したマルチカメラの映像を手元のスマートフォンやタブレットで楽しむことができる。利用シーンとしては、スポーツ番組でマルチカメラによる競技シーンを提供したり、音楽番組でグループアーティストのメンバーそれぞれをマルチカメラでフォーカスするなどが想定されるという。両社は2015年1月6日より、米国ラスベガスにて行われる家電見本市「2015 International CES」にてデモンストレーションを行うとしている。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月26日