第45回日本アカデミー賞の授賞式開催を前に、司会を担当する女優の長澤まさみ、フリーアナウンサーの羽鳥慎一が取材に応じ、意気込みを語った。羽鳥が司会を務めるのは2020年から3年連続。長澤は昨年『MOTHER マザー』で最優秀主演女優賞を受賞し、初めての司会に挑む。――今年も日本アカデミー賞の季節がやってきました。ぜひ、司会を務める意気込みをお聞かせください。羽鳥:日本アカデミー賞はすべての映画関係者の皆さんにとって、一年に一度のお祭り、集大成ですからね。集まった皆さんが労をねぎらう姿を特等席で拝見できるのは、非常に光栄ですし、自分自身も司会という立場から、その思いを共有させていただいています。今年もお祭りを盛り上げるお手伝いができればと思っています。長澤:司会を務めるなんて、これまで一度も経験ないですから、正直どうなるのか不安な部分もありますけど、日本アカデミー賞の授賞式に参加するたび、やはりなかなか経験できないことを経験させてもらっているんだなと実感しています。ですから、ぜひ参加する皆さんに楽しんでいただけるよう、頑張って司会に臨みたいです。――羽鳥さんが初めて司会を務めた2020年(第43回)はコロナ禍の影響で急遽無観客に。翌年(第44回)は一般のお客様を迎えつつ、やはり通常とは異なるスタイルでの授賞式となりました。羽鳥:そうですね。少しずつ本来の進行に近づいている、という感じですよね。ですから、3度目といえば3度目なんですけど、きっと自分自身が経験したことのない雰囲気を味わうことになりそうなので、初めてといえば初めてという感覚かもしれません。――第43回、第44回といえば、どちらも長澤さんが最優秀賞を受賞していますね(第43回は『キングダム』で最優秀助演女優賞)。長澤:そうなんですよ。今年は司会という形ですが、羽鳥さんが司会を務める受賞式にはすべて出席させていただいています。羽鳥:光栄なことです。(第44回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞を受賞した)『コンフィデンスマンJPプリンセス編』と『MOTHERマザー』という、文字通り明と暗の対局に位置する役どころを演じられて、本当にこの人は天才だなと。ですから、一緒に司会できるのは光栄です。俳優さんとのつながりもおありでしょうし、そのあたりはお任せで(笑)。定型的なことは私がやりますので。司会者ふたりが注目する作品・部門は?――優秀賞に輝く出席者の皆さんの中には、長澤さんと共演経験がある方も多いですよね。長澤:そうですね。それにおしゃべりがお上手な方が多いので、和やかな司会で、楽しい空気が作れれば。しっかり準備して、良い質問がしたいですし。そうは言っても初めてですから、そこは(司会の)先輩である羽鳥さんについていきたいです。羽鳥:いえいえ、もう何の問題もないと思います!長澤さんだから引き出せる受賞者の皆さんの意外な一面に期待しています。――昨年の授賞式で、特に記憶に残るシーンを教えてください。羽鳥:長澤さんが感極まって、言葉に詰まる瞬間に触れ、作品にかけた思いや、受賞の喜びと感激を目の当たりにしましたし、草なぎ剛さん(『ミッドナイトスワン』で最優秀主演男優賞を受賞)がスピーチの第一声で「マジっすか!」と発した姿も印象的でした。言葉だけ切り取ると、セレモニーの席で「マジっすか!」って若干そぐわないかもしれませんけど、それこそが心の声というか。草なぎさんの強い思いを感じ、私の心にも刺さりましたね。――これはぜひ長澤さんにお聞きしたいのですが、受賞のスピーチは事前にある程度考えておくものなんですか?長澤:うーん、発表の瞬間まで結果はわかりませんからね。それでも「もし何かしゃべることになったら、困るな~」と直前に言葉を探すことはありますね。昨年は正直、思ったこと、お伝えしたいことの半分も言葉にできませんでした。私自身は受賞した皆さんのスピーチを聞いて、純粋な喜びに加えて、自分を鼓舞しているような志の高さを感じるんです。そうやって常に自分を更新なさって、また日本アカデミー賞の授賞式に戻ってくる。「もっと頑張らないと」と思わせてくれる場でもあるんです。――それでは第45回日本アカデミー賞でお二人が注目している作品・部門を教えてください。羽鳥:そうですね、『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)ですね。海外でも高く評価されていますし。日本だけではなく、世界中の映画ファンが注目しているのではないしょうか。長澤:やっぱり出演させていただいた『すばらしき世界』ですね。どうしても贔屓目で見てしまいます。――『すばらしき世界』は作品賞、監督賞(西川美和)、主演男優賞(役所広司)、助演男優賞(仲野太賀)など7部門で優秀賞に輝いています。長澤:はい。授賞式で西川監督、役所さんや太賀さんとお会いできるのも楽しみですし。今年は全体的にシリアスな作品が多い印象です。濃密で見応えある作品ばかりなので、どの作品が受賞してもおかしくないと思いますが……本音を言えば、すべての部門で『すばらしき世界』が最優秀賞を受賞してほしいですね。スタッフの皆さんの苦労や努力も間近で拝見していましたから。――授賞式当日、長澤さんがお召しになる衣装も楽しみです!長澤:受賞者の皆さんが主役なので、スタイリストさんには「ちょっと控えめに」と相談しているところです。ただ、こういうご時勢なので、思うように外出もできませんから、明るい色合いでご覧になる皆さんに楽しんでいただければ。羽鳥:今「控えめに」とおっしゃっていましたが、長澤さんの魅力は隠せないと思います!第45回日本アカデミー賞は白石和彌監督の『孤狼の血 LEVEL2』が優秀作品賞をはじめ、優秀監督賞、優秀主演男優賞など最多12部門13賞と新人俳優賞を受賞。佐藤健が主演した『護られなかった者たちへ』も12部門で優秀賞に輝いた。羽鳥が注目する『ドライブ・マイ・カー』は8部門と新人俳優賞で受賞している。授賞式は3月11日(金)にグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、各部門の最優秀賞が発表される。取材・文・写真:内田涼
2022年03月07日左上から時計回りに羽鳥慎一、桝太一、有働由美子、田中みな実、加藤綾子、宮根誠司日本テレビの桝太一アナウンサーがMCを務める番組『真相報道バンキシャ!』で自身の退社を発表してから3週間。桝アナに対する応援の声は日増しに高まっている。「フリーになってタレント化するアナウンサーが多い中、桝さんは同志社大のハリス理化学研究所の助教に転身し、さらなる勉学の追究に励むという理由で退社された。40歳を過ぎての再チャレンジに加えて今よりも収入が半分以下に落ちることも厭わないその姿勢に胸を打たれた人が多いようです。『バンキシャ!』だけは続投するとのこと。スタッフからも愛されている証拠でしょうね」と、民放局の情報番組ディレクターが明かす。続けて、「恐妻家のエピソードを番組などで話していた桝さんですが、転職は奥さんの賛同があってのこと。家族からのバックアップも含めて、桝さんは間違いなく人生の勝ち組といえると思います」自分の好きな研究を追究し、バックアップしてくれる家族、番組出演継続の形で援助してくれる古巣の日本テレビ。桝さんの人柄あってこそだといえるが、ここまで恵まれたアナウンサーは、かつていただろうか。そこで、退社後に“勝ち組”だと思うアナウンサーを男女1000人に緊急アンケート。収入だけじゃない、真の勝ち組とは?■第1位桝アナの先輩・羽鳥慎一アナウンサー「レギュラー番組を持っているし、安定していそう」(30代、女性)、「好きではありませんが、不倫して再婚して好き勝手にやっているのに好感度も落ちずに番組をやれているから勝ち組なのでは?」(40代、女性)ちょっぴり辛口なコメントもまざる1位は元日本テレビの羽鳥慎一アナウンサー(50)。1994年に日本テレビに入社し、情報番組『ズームイン!!SUPER』の総合司会や、バラエティー番組などで活躍。イケメンアナとしても人気を博した。2011年に退社してからは朝の顔として『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)をこなし、古巣の日本テレビのバラエティーにも継続して出演中。私生活では、1996年にCAの女性と結婚し、長女を授かるも2012年に離婚。2014年には脚本家の渡辺千穂と再婚し。2016年に女児が誕生している。アナウンサーに詳しく、共演歴もあるジャーナリストは、「やはり自分の名前が入った冠番組を持っているのは成功したアナウンサーというイメージを与えますよね。羽鳥さんて画面から消えた時期がないんですよね。なので、視聴者は好き嫌いにかかわらず成功しているというイメージを持つのではないでしょうか。私個人的には、前妻が引き取った長女への成人のお祝いが2万円だったというゴシップが頭から離れなくて……(笑)」■第2位“みんなのみな実”・田中みな実「イロモノかと思っていたけど、安定してきている」(40代、女性)、「ドラマに最初に出たときは失笑モノだったけど、写真集など一定の需要がある」(30代、女性)、「肘ブラヌードは衝撃だった」(30代、男性)2位は、“みんなのみな実”として局アナ時代から人気を博していた田中みな実(35)。2009年にTBSに入社し、『サンデージャポン』やバラエティー番組などで人気に。2014年に退社し、フリーに。露出が減ったように思えた矢先に女性誌『anan』表紙のセミヌードが話題に。2019年に発売した写真集は発売から1か月で4刷り50万部を突破。2020年に宮根誠司、羽鳥慎一らが所属する事務所『テイクオフ』を退社し、女優が多い『フラーム』へ移籍した。「収入面を見ると成功しているイメージですが、どうも幸せそうに見えないんですよね(笑)。彼女自身それが女性人気の秘訣だと分析していましたが。でも私はひょっとすると、田中みな実さんは元NHK局アナだった野際陽子さんに並ぶ女優さんになるんじゃないかと思っているんです。今の若い子たちは田中さんが局アナだったことを知らない人も多い。そういった意味で局アナという肩書がなくても個人の力でやっている強さを感じますね」(女子アナウォッチャー)「年を重ねてますます美しくなっている」(50代、女性)、「ニュースにも説得力を出せるし、バラエティーでも仕切れる。完璧だと思う」(40代、男性)■第3位NHK出身のパイオニア・有働由美子アナ3位は、NHK出身女子アナのパイオニア、有働由美子アナウンサー(52)。1991年にNHKに入局、大阪放送局に配属になるが1994年から東京アナウンス室へ異動。以降は、NHKの朝の顔として『おはよう日本』をはじめ、スポーツ番組を担当。2001年から2003年まで紅白歌合戦の紅組司会も務め、局の顔となり2010年からは『あさイチ』初代MCに就任し2018年の退職まで務めた。退職後は『news zero』(日本テレビ系)のメインキャスターに就任。変わらぬ活躍を見せている。「有働さんは酸いも甘いも噛み分けた大人の女性ですよね。2000年ごろ、奥様のいるスポーツ選手と不倫報道があったときは、かつらをかぶってその方と逢いびきされていた写真が話題になりました。そのときは“なんて女なのっ”と思いましたが(笑)。その後もいろいろと浮名を流したけれど、結婚には至っていないところが魅力かなと感じます」(同・前)■年収・玉の輿ランキングの1位は?「独身の田中みな実さん、有働由美子さんがそろってランクインしていることに時代を感じました」とは前出の女子アナウォッチャー。「今までだったら7位の高島彩さんや、ランク外ですが今も夕方の帯番組を担当している加藤綾子さんなどが上位に入っていたと思うんですよ。昔はよく“女子アナすごろく”という取り上げ方をされていて、上がりはスポーツ選手(高収入)との結婚という時代もありましたから。今はそんなこと関係なく、身ひとつで成功を捉えられる時代なんだと、ある意味うれしく思いますね」とし、続けて「フジテレビをお辞めになった大島由香里アナウンサーが、番組内でカトパンこと加藤綾子さんに“玉の輿”という表現をしたことがあったんです。そのとき加藤さんは珍しくムッとして“自分で稼いでますから!”と先輩に言い返したんですね。カトパンほどのフリーアナになれば、そのような目で見られるのは許せないのでしょうね。視聴者同様、女子アナ自身の価値観も変わってきていると感じました。いい男つかまえて勝ってやる!の時代は終わり、“自分で成功してやる!”という。視聴者のほうにもそれが伝わっているのでしょうね」男性アナのランキング結果については、「勝ち組アンケートにも年収ランキングにもフジテレビのアナウンサーが皆無というのが驚きですね。フジのアナウンサーって局アナ時代は華やかで人気がある人が多いじゃないですか。例えば、山中秀樹さんとか局員時代はあれだけ引っ張りだこだったのに今ではほとんど見ない存在に。逸見政孝さんが生きてらっしゃったらフジの男性アナの勝ち組にいらっしゃったんでしょうけど」■“フリー”の名の通り自由に勝ち組に共通していたのは“好きに生きている”というキーワード。「いい悪いは別として、羽鳥さんは好きな女性と出会い再婚された。田中さんは美を追求し、有働さんは周囲になんと言われようとカラコン、マツエクを欠かさない。池上さんもジャーナリストとしての道を追求し、古舘さんは今でもトークライブで好き放題しゃべり倒している(笑)。草野さんも筋肉美を追求している。7位の高島さんは『ゆず』の北川悠仁さんと結婚され2児の母となっても報道番組のレギュラーを持ち、キャリアを積み続けている。みなさん、自分の欲望に忠実に生きていて羨ましいです」(同・前)局アナ時代はみな会社員。窮屈に感じていたこともあっただろうが、彼らが辞めて羽ばたいていく姿を自分に重ねる視聴者は多いのだろう。桝さんのますますの飛躍を期待しています!桝さんだけじゃない!転身を遂げたアナウンサー菊間千乃(元フジテレビ)→弁護士大橋マキ(元フジテレビ)→アロマセラピスト前田有紀(元テレビ朝日)→フラワーアーティスト内多勝康(元NHK)→介護施設のハウスマネージャー丸川珠代(元テレビ朝日)→政治家
2022年02月11日羽鳥慎一&長澤まさみが司会を務める「第45回日本アカデミー賞」の授賞式が3月11日(金)に実施される。この度、これに先立ち、各賞の優秀賞が発表された。2021年1月1日から12月31日までに公開され、選考基準を満たした作品を対象とした今回。数ある作品の中から今回<優秀作品賞>に選ばれたのは、海外でも話題となった『ドライブ・マイ・カー』をはじめ、中山七里の傑作小説を実力派キャストが集結し映画化した『護られなかった者たちへ』。そして、『すばらしき世界』、『孤狼の血 LEVEL2』、『キネマの神様』の5作品。『ドライブ・マイ・カー』また<優秀主演男優・女優賞>には、『護られなかった者たちへ』の佐藤健や、『花束みたいな恋をした』の有村架純をはじめ、菅田将暉、西島秀俊、松坂桃李、役所広司、天海祐希、永野芽郁、松岡茉優、吉永小百合。『護られなかった者たちへ』<優秀助演男優・女優賞>には、阿部寛、鈴木亮平、堤真一、仲野太賀、村上虹郎、石原さとみ、清原果耶、草笛光子、西野七瀬、広瀬すず。<新人俳優賞>には、『東京リベンジャーズ』の今田美桜、『孤狼の血 LEVEL2』の西野七瀬のほか、三浦透子、吉川愛、磯村勇斗、尾上右近、宮沢氷魚、Fukaseが受賞。なお、<優秀アニメーション作品賞>には、『劇場版 呪術廻戦 0』や『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、『竜とそばかすの姫』ほか。<優秀監督賞>には白石和彌(『孤狼の血 LEVEL2』)、瀬々敬久(『護られなかった者たちへ』)、濱口竜介(『ドライブ・マイ・カー』)ら。<優秀外国作品賞>には、『ノマドランド』、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』などが選ばれた。記者発表に出席した、前回の最優秀主演女優賞受賞者で、今回の授賞式の司会を務める長澤さんは、「司会は今まで一度も経験が無いものですから、どういう風になるのか私自身も分からないところがありますが」と言い、「日本アカデミー賞が楽しいものだと思っていただけるように、司会を頑張ってやりたいなと思います」と意気込んでいる。「第45回日本アカデミー賞」授賞式は3月11日(金)実施。▼第45回日本アカデミー賞主な優秀賞ほか受賞者・作品■優秀作品賞・キネマの神様・孤狼の血 LEVEL2・すばらしき世界・ドライブ・マイ・カー・護られなかった者たちへ■優秀アニメーション作品賞・アイの歌声を聴かせて・漁港の肉子ちゃん・劇場版 呪術廻戦 0・シン・エヴァンゲリオン劇場版・竜とそばかすの姫■優秀主演男優賞・佐藤健・菅田将暉・西島秀俊・松坂桃李・役所広司■優秀主演女優賞・天海祐希・有村架純・永野芽郁・松岡茉優・吉永小百合■新人俳優賞・今田美桜・西野七瀬・三浦透子・吉川愛・磯村勇斗・尾上右近・宮沢氷魚・Fukase(cinemacafe.net)■関連作品:すばらしき世界 2021年2月11日より全国にて公開©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会キネマの神様 2021年8月6日より全国にて公開©︎2021「キネマの神様」製作委員会護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会ドライブ・マイ・カー 2021年8月20日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会孤狼の血 LEVEL2 2021年8月20日より全国にて公開©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
2022年01月18日10月9日放送のバラエティ番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)で、羽鳥慎一アナウンサー(50)から「さあ局長、結婚おめでとうございます」と祝福された櫻井翔(39)。会釈しながら「恐縮です。すみません。お時間頂戴しまして、すみません」と応えていた。10月4日にも月曜キャスターを務める『news zero』(日本テレビ系)で結婚を祝われていた櫻井だが、もともと人を積極的に祝うタイプだと芸能関係者は明かす。「櫻井さんは仕事関係者やご友人が結婚した際に、プレゼントとして豪華グルメを送っているそうです。有吉弘行さん(47)と夏目三久さん(37)が結婚された際には、“白菜キムチと水キムチとオイキムチと冷麺のセットを送った”とテレビ番組で明かしていました。学生時代のご友人の結婚祝いには、高級すき焼きセットを贈ったり、直筆でメッセージを添えた高級チョコレートなどを贈ったりもしたそうですよ」櫻井が食べ物を送る際、こだわりがあると芸能関係者は続ける。「櫻井さんは自分で一度食べて、特に気にいったものを送るようにしているそうです。自信を持っておすすめできる美味しいものを、2人で食べてもらいたいということなのでしょう」これまで多くの祝いの品を届けてきた櫻井。彼のもとにはどのようなものが届くのだろうか――。
2021年10月12日長嶋一茂テレビ朝日のバラエティー『ザワつく!金曜日』(金曜午後6時45分)が5月21日の放送で歴代最高となる17・3%の世帯視聴率を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。同23日に放送された同じテレ朝系の『ポツンと一軒家』と並び、この週(同17日~23日)のバラエティー番組でトップの数字だった。その後も16.2%(28日放送)、16.8%(6月4日放送)と高視聴率が続いている。■目新しさがないのに、なぜウケる?深夜枠での放送開始から2年半。ゴールデンタイムへの昇格からは2年あまりが過ぎたが、これほどまでの成功を予想していた人はいただろうか。言っては悪いが、企画に目新しさはないのである。「工場で作られているモノを当てるクイズ」「全国ご当地カップ麺No.1決定戦」「スズメバチハンター24時」等々、ありがちな企画ばかりなのだ。おまけにMCの石原良純(59)、長嶋一茂(55)、高嶋ちさ子(52)はトークのプロではない。それなのに大ウケしているのは旧来のバラエティーのような予定調和がなく、個性の強い3人が自由気ままに振る舞っているからだろう。3人だけでは収拾がつかなくなるかもしれないが、司会を話芸のプロであるサバンナ・高橋茂雄(45)が務め、きっちり引き締めている。高橋は3人の持ち味を引き出すのもうまい。とはいえ、この番組を成功に導いた立役者は何と言っても一茂だ。お笑い芸人は計算して視聴者を笑わせるが、一茂は自然体なのに見ている人を笑顔にする。たとえば一茂は番組内で「クイズ王」を自称している。おそらく本気でそう思っている。ところが「工場で作られているモノを当てるクイズ」などで見事なまでにハズしまくる。すると、クイズ王を自負しているから、猛烈な勢いで悔しがる。「1から撮り直そう」などとムチャを言い始めることもある。そんな言動を高橋がたしなめると、今度は「高橋、テメー!」と本気で怒る。ここまでカメラの前で自分に正直になれる55歳がいるだろうか。思わず笑ってしまう。最高視聴率をマークした5月21日の放送では、一茂が夫人の手料理の筑前煮がどれかを当てるクイズをやった。夫人、一流料理人、番組スタッフがそれぞれ作った筑前煮の中から、夫人が作ったものを当てるというものだった。クイズに入る前の一茂は「ママの料理の中で一番おいしい」「ハズしたら(放送後に)どこで寝るのよ」などと余裕たっぷり。ところが、あっさりハズす。番組スタッフが作った筑前煮を選んでしまう。すると顔色を変え、いたずらがバレたときの子どものような情けない表情を浮かべた。ここまで邪気が感じられない55歳を画面で見ることもない。やはり笑ってしまう。番組内で一番話すのは一茂だ。6月5日放送の同局『徹子の部屋45周年スペシャル』(テレビ朝日系)で、ちさ子が語ったところによると、一茂が8、良純が2、ちさ子が1の割合で話す。しかし、これでは合計11。計算が合わない。それを良純が指摘すると、ちさ子は「(一茂から)バカがうつった!」と無茶苦茶な言い訳をした。ちさ子は一茂を舐めきっているのだ。ちなみに彼ら3人とさんまが出演した『徹子の部屋45周年スペシャル』も14.2%という高視聴率を記録した。■政権批判も厭わないもっとも一茂はタダ者ではない。それは金曜日のコメンテーターを務めている『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)のコメントを聞いていると、よく分かる。たとえば、ほかの芸能人コメンテーターなら嫌がる政治の問題もズバズバ発言する。印象深いのは森田健作・前千葉県知事(71)が、2019年9月に同県を台風が直撃した際、公用車で別荘に行っていたと報じられた時の発言である。会見で森田氏が「公用車から自分の車に乗り換え、視察していた」などと苦しい釈明をしたのに対し、一茂は「不謹慎かもしれないけど、会見を見て笑ってしまったね」とバッサリ。さらに「この方はトップとして適任なのか」などと容赦なく非難した。政権批判も厭わない。見ていてハラハラするほど。『モーニングショー』でも自然体であり、計算がないのだ。「(他人から)どう思われたっていい」(『家庭画報』2020年1月号より)日本は苦労人ばかりを讃える風潮が強いものの、一茂の場合は何不自由なく育ったからこそ、忖度しない人格が作り上げられたのだろう。好感度を得ようと視聴者に媚びを売る芸能人や上司にへつらうサラリーマンとは大違い。視聴者側としては新鮮だし痛快だ。一茂は格好を付けることもない。5月28日の『モーニングショー』で安さを売り物にする通信販売の危険性が特集されると、自らの失敗談を話し始め、警鐘を鳴らした。「僕も大学のとき、歌舞伎町で『飲み放題、遊び放題で2500円ポッキリ』という呼び込みに騙されたことがあります…おいしい話はないと思ったほうがいいです」ここまでリアルで説得力のある話をするコメンテーターはほかに知らない。奔放な発言を繰り返すと、敵を作りやすいが、一茂を嫌う声はまず聞かない。ミスタージャイアンツこと父親の長嶋茂雄氏(85)から、人に愛されるDNAを受け継いだのだ。プロ野球ファンの中には一茂が偉大な父親の野球的素質のすべてを受け継がなかったことを嘆く声があるものの、何をやっても愛されてしまう才能はしっかりと継承したのである。かつて茂雄氏は記者から「好きな番号は何ですか?」と問われた際、「ラッキーセブンの3」と、平然と答えた。どこか一茂のおおらかさと通じる。一茂の芸能界でのここまでの成功を予想していた人はいただろうか。もっとも、育った環境とDNAを考えると、不思議なことではない。高堀冬彦(放送コラムニスト、ジャーナリスト)1964年、茨城県生まれ。スポーツニッポン新聞社文化部記者(放送担当)、「サンデー毎日」(毎日新聞出版社)編集次長などを経て2019年に独立
2021年06月11日元AKB48で歌手の板野友美(29)が、10日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(毎週月曜21:00~)にて、第1子妊娠を発表した。この日の放送で、スタジオゲストとして出演していた板野。番組中、司会進行の羽鳥慎一から「今日お知らせがある」と振られ、「昨日5月9日が母の日だったと思うんですけど、私、母になります!」と発表した。板野のサプライズ発表にスタジオは騒然。今田耕司は「ちょっと待ってください。今日の演出荒くないですか? こういうのって番組の後半とか。『深イイ』、VTRはいいけど、スタジオはちょっと考えていこう」とスタッフに呼びかけて笑いを誘った。番組放送後、板野は自身の公式インスタグラムを更新。「いつも応援してくださる皆さまへ この度、私達夫婦は、新たな命を授かりました」「安定期に入ったので、ご報告させて頂きます」と改めて妊娠を報告した。投稿では「妊娠してから、自分の心や身体の変化、つわり、今まで経験した事のない日々、体験に」と体調や生活の変化をつづりながら、「母になるって本当に偉大な事だと痛感し、世の中のお母様方を心から尊敬。そして、家族が増える喜び、とっても神秘的な毎日に感動しています」と伝えている。また、自身の公式YouTubeチャンネル『友chube 』にも、妊娠報告の動画をアップ。つわりについてなど妊娠中の出来事を日々記録している日記があるそうで、その内容も今後YouTubeで話していくとのことだ。板野は今年1月、プロ野球・ヤクルトスワローズの高橋奎二投手(23)との結婚を発表していた。
2021年05月11日JR東日本を含む首都圏の各鉄道事業者は、緊急事態宣言を受けて大型連休にあたる4月29日から5月9日までの運行本数を削減。なかでも平日にあたる4月30日、5月6、7日は朝のラッシュ時間帯を減便していた。しかし連休明けとなった5月6日、“間引き運転”によって主要駅では通勤、通学で混雑する事態となったのだ。同日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、減便運転するJR大井町駅の様子を生中継。混雑する状況に司会の羽鳥慎一アナウンサー(50)は、「緊急事態宣言期間中ではありますけど、平日に関しては本数減らさないほうがいいんじゃないかなと思う」と指摘していた。このような事態を受けて、JR東日本は7日に予定していた減便を取りやめると発表。《お客さまのご利用がゴールデンウイーク前の状況に戻っている》として、平日ダイヤに戻すと決定した。読売新聞によると6日朝のラッシュ時間帯(6〜9時台)では、山手線利用者数は連休前の4月26日とほぼ同じに。なかには、乗車率が180%に達した路線もあったという。そもそも各鉄道事業者が減便したのは、小池百合子都知事(68)の要請に基づく対応だ。東京都の報道発表によると《徹底した人流の抑制や感染リスクが高い施設への適切な対応などが必要》として、小池氏が4月23日に国交省と各鉄道事業者に要請していた。■再燃する公約「満員電車ゼロ」“間引き運転”の影響がネットでも注目を集めるなか、小池氏が’16年7月の都知事選で掲げていた「満員電車ゼロ」が再燃している。小池氏は当時、「7つのゼロ」として待機児童や残業、満員電車などを解消すると公約。しかし、そのほとんどは達成されなかったという。「『満員電車ゼロ』については、ほとんど成果が見られませんでした。当時、車両とホームを2階建てにする案も出ていましたが、『現実的でない』とされてフェードアウト。また小池氏が普段電車に乗らないことから、『満員電車の実情を把握できていないのでは』といった指摘もありました。国交省が’19年に発表した資料によると、’13年から東京圏31区間の平均混雑率は160%台のままです。確かに昨年初めて緊急事態宣言が出された際は、4月下旬の都営地下鉄利用者が前年と比べて7割減りました。しかしテレワークは浸透しておらず、今回の減便対応で出社せざるを得ない人がたくさんいることも浮き彫りになりました」(全国紙記者)ネットではかつて「満員電車ゼロ」を掲げていた小池氏に、厳しい声が上がっている。《満員電車ゼロという公約守れてないのに、JRに減便させて、さらに満員電車にさせる首長に振り回されるなんて、大変でしたね》《連休明けの満員電車が話題だが、小池都知事は満員電車ゼロを公約にしていなかったっけ?間引きで混雑をひどくさせて、公約と真逆なことをやっているな》《小池さん、自身が掲げた「満員電車ゼロ」すら達成できてないのに、鉄道会社に間引きを要請して、逆に激混みさせる愚策。思いつきでなんでも言わない方が良い》
2021年05月06日朝の顔、(左から)日テレ・加藤浩次、テレ朝・羽鳥慎一、フジ・谷原章介、TBS・川島明4月1日をまたぐ週を、テレビ業界は新年度のスタート週と位置づけ(年度の視聴率競争の第1週)、新番組がそこからスタートする。今季、とりわけ注目を集めているのは、朝8時の帯番組。日本テレビ系『スッキリ』の加藤浩次(51)とテレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』の羽鳥慎一(50)は変わらないままだが、フジテレビ系『めざまし8』は俳優の谷原章介(48)、TBS系『ラヴィット!』はお笑いコンビ・麒麟の川島明(42)を起用したからだ。■20〜40代の女性層がカギビデオリサーチ社調べによる初日視聴率がメディアに報じられた。日テレ8・8%、テレ朝10・6%、フジテレビ6.2%、TBS2・7%。「スポーツ紙や週刊誌の記事を読むと、テレ朝の羽鳥さんが強そうだと思いますが、実は高笑いしているのは『スッキリ』の加藤さんなんです。吉本興業とのエージェント契約が3月いっぱいで終了し、司会降板に言及する憶測記事も結構読みましたけど、数字を見る限り加藤さんは万全。交代する要因は視聴率を見る限りありませんね」そう明かすのは民放編成関係者だ。手元には、番組制作者が参考にする、世代別視聴率のデータが握られている。それを見ながら、解説を加える。「羽鳥さんを好んで見ているのは、圧倒的に50歳以上の男女。コメンテーターとの濃いやり取りが、高齢世代にウケるんでしょうね。でも、CMクライアントは、それより下の世代を購買意欲が高い層として認識している。女性の20代〜40代を引き付けているかどうかが、本当の番組の強さになるんです。そこをがっちりつかんでいるのが加藤さんなんです。ぶっちぎりです。羽鳥さんは、加藤さんの持つ数字の半分以下、若い世代にまったくウケていないんです。若い世代を取り込もうという番組作りもしていませんし、加藤さんとの対決を諦めている感じです」具体的な数字は視聴率調査会社との契約上表には出せないというが、横並びに数字を確認すると「加藤圧勝!」の様子がわかる。そして、追随するのは羽鳥ではなく、谷原だという。「フジはやはり谷原さん人気でしょうか、20代〜40代の女性視聴者の獲得に成功しています。今後、加藤さんを追いかけるとしたら、谷原さんでしょうね。TBSの川島さんは、全世代ですべて最下位。まんべんなく負けているという感じでしょうか」(前出・民放編成関係者)スポーツ紙や週刊誌で報じられる視聴率ニュースでは見えてこないリアルな実態。現状、加藤優位の朝番組体制は変わらず、それを谷原が追う、という構図が、放送数日で見えて来た。〈取材・文/薮入うらら〉
2021年04月02日「第44回日本アカデミー賞授賞式」の模様が3月19日(金)21時より日本テレビにて放送される。その前に、俳優陣が歩くレッドカーペットの様子が日テレ公式YouTubeでノーカット&生配信されることが分かった。映画界を盛り上げた豪華俳優陣が、一夜限りの夢の共演を果たす日本アカデミー賞授賞式。44回目となる今年は、優秀作品賞に未解決のまま時効になった実際の事件がモチーフの『罪の声』をはじめ、『浅田家!』、『男はつらいよお帰り 寅さん』、『ミッドナイトスワン』、『Fukushima 50』が選ばれたほか、優秀主演男優/女優賞は小栗旬、菅田将暉、小松菜奈、長澤まさみらが受賞。また、羽鳥慎一アナウンサーと、第43回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンが今回の司会を務める。そのオープニングを飾るレッドカーペット入場のシーンを、今回特別に生配信。ゲストに映画コメンテーター・有村昆、進行役は後藤晴菜アナウンサー。今回受賞した作品の見どころをはじめ、今年のアカデミー賞に関してここでしか聞けない話が展開される。「第44回日本アカデミー賞授賞式」は3月19日(金)21時~日本テレビにて放送、レッドカーペットの様子は3月19日(金)14時35分頃~日テレ公式YouTubeにて生配信※配信時間は多少前後する場合あり。(cinemacafe.net)
2021年03月18日第44回日本アカデミー賞の授賞式開催を前に、司会を担当する女優のシム・ウンギョン、フリーアナウンサーの羽鳥慎一が取材に応じ、意気込みを語った。昨年の無観客開催を経て、今年は例年通り、観客を迎えての式典開催が予定されており「緊張もありますが、映画ファンの皆さんの反応を直接感じられるのが楽しみです」(シム)、「そうですよね。授賞式は映画人と映画ファンにとってのお祭りなので、そんな雰囲気作りのお手伝いができれば」(羽鳥)と“有観客”への決意を新たにしている。昨年『新聞記者』(藤井道人監督)で最優秀主演女優賞に輝いたシムは「びっくりし過ぎて、頭が真っ白になってしまった。本当に固まってしまい、ステージに上がってくださいと何度も促されて(笑)」と前回の授賞式を回想。「ステージの上では、とにかく泣いていたという記憶しかなく、うまく言葉にできなかったこともあるので、皆さんには感謝の気持ちを伝えたいです」と語る。そんなシムの姿について、司会者席からそばで見守った羽鳥は、「言葉が出ない、というお姿からご本人の気持ちが伝わった」と振り返った。羽鳥にとっては、2019年まで6年連続で司会を務めた俳優の西田敏行からバトンを受け継ぎ、今年が2回目の司会となり「まず、去年は『そもそも開催できるのかな?』という不安もありましたし、その分開催できて良かったなと思いました」。日本テレビ時代に場内インタビューを5回、番組放送の司会を3回担当した経験を踏まえ「緊張感がありつつ、お客様がいない分、出席された俳優の皆さんは、いつもよりもリラックスした雰囲気でしたね」と明かした。ちなみに昨年、羽鳥とともに司会を務めた安藤サクラ(『万引き家族』)は、シムと同じ事務所に所属しており、「安藤さんが『困ったことがあったら、いつでも言ってね』と言ってくださって。これからお話をうかがってみたいと思っています」(シム)。安藤は2度の司会経験があるため、羽鳥も「それは頼もしいですね!」と期待を寄せていた。昨年から続くコロナ禍では、映画を含めたエンターテインメントの必要性が改めて問われる事態に。昨年の栄冠を機に、日本でも活躍の場を広げているウンギョンは「私自身もエンターテインメントの大切さを感じていますし、より責任感をもって、俳優業に向き合いたいと思うようになった」と背筋を伸ばす。最近は“おうち時間”で映画を楽しむことも増えたというが、それでも「映画館の大きな画面で見ると、やはり伝わるものが違いますよね。早く今以上に自由に映画館に行けるようになれば」とコロナ収束へのお願いを語った。羽鳥は一映画ファンの視線から「映画館は感染防止対策が最もしっかりした施設のひとつ。状況によって、いろんな制約があるとしても、どんどん映画館に足を運んでほしいですし、僕自身もそうしたい」とコメント。「不要不急という観点で言えば、もしかするとエンターテインメントは最優先ではないかもしれませんが、我慢が強いられる状況で、イライラやモヤモヤを解消し、生活を豊かにしてくれる大切なものに変わりありませんから」とその重要性を訴えた。第44回 日本アカデミー賞授賞式グランドプリンスホテル新高輪にて、3月19日(金)開催
2021年03月17日2021年2月22日に放送されたバラエティ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)では、月経(通称:生理)に悩む人を診療している、産婦人科医に密着。番組のスタジオでは、生理についていろいろな意見が飛び交いました。博多大吉のコメントに称賛の声が相次ぐ現代では、生理について学ぶ授業は多くが男女で分けることなく一緒に学びます。しかし、以前までは女子児童だけが学ぶスタイルだったため、男性の中には生理についてあまりよく理解していない人がいるのも事実です。お笑いコンビ『博多華丸・大吉』の博多大吉さんは、ほかの男性タレントに生理の大変さを訴えました。女性ってホルモンバランスの関係で、月のうち1週間しか普通の時がないんですよね。後は全部ちょっと乱れてるっていう。これを男性陣が知っとくだけでだいぶ違うと思う。人生が変わる1分間の深イイ話ーより引用生理の痛みやつらさは、なかなか男性には伝わらないもの。だからこそ、少しでも生理について知っておくだけで違うことを男性目線から発信したのです。また、女性の「温かい飲み物とかを持ってきてほしい」という声に対しては、女性全員が同じ思いではないことを強調しました。温かい飲み物が欲しい人もいれば、「余計なもの持ってくるな」っていう人もいるんですよ。100人いたら100人違うので。人生が変わる1分間の深イイ話ーより引用生理中は、人によって欲しいものが異なる上に、感情も変化することがあります。個人差が大きいため、一概にはいえません。女性陣からさまざまな知識を得た、羽鳥慎一アナウンサーが「知っておいて放っとくというのが1番いいんですね。寝たいんだなーと思って…」と自身の理解をまとめると、大吉さんは「それが正解ではない」と指摘を入れました。羽鳥さん、それが嬉しい人もいる。それが正解じゃないです。放っといて欲しい人もいればかまってほしい人もいる。人生が変わる1分間の深イイ話ーより引用博多大吉さんは、自身がMCを務める情報番組『あさイチ』(NHK)で企画された生理特集で、予備知識があったのでしょう。それだけに博多大吉さんの説得力のあるコメントには、「そうなんです!」「頼もしすぎる」といった称賛の声が上がっていました。・その通りと思った!大吉さんのコメントに拍手喝采です。・すごく分かってくれている!女性の気持ちを代弁してくれた。・大吉さんみたいな人が増えてくれると嬉しい。素晴らしいな。近年、男性も生理についての理解を深めようという動きになっていますが、まだ十分とはいいきれません。博多大吉さんのコメントは、テレビを見ていた男性にも意識の変化として影響を与えたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年02月24日新型コロナウイルス感染症の流行から、日本では感染対策として日常的なマスクの着用が浸透しました。流行初期こそマスク不足から「着けられればなんでもいい」と考えられていたものの、1年が経過すると材質や柄など選択する余地が生まれています。そんな背景を受け、マスクに関するいろいろな意見が出ているようです。必要?仕事上での『マスクマナー』2021年2月23日放送の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系 )では、仕事上でのマスクのマナーについて特集。さまざまな相談を受けて考案された、ビジネス上におけるマスクマナーについて紹介しました。「基本は白色のマスク」としながら、ほかに次のような基準があるそうです。・薄いピンクはOK、濃いピンクはNG(理由:淡い色は好印象、原色系は威圧感があるため)・黒マスクに黒スーツはOK、黒マスクに白シャツはNG(理由:スーツやシャツに調和していないと色が浮いてしまうため)・会社のロゴ入りマスクはOK、イラストや柄入りマスクはNG(理由:イラストや柄は相手に気を遣わせてしまうから)紹介を聞いたレギュラーコメンテーターの玉川徹さんは、あきれた表情で次のようにコメント。共感する人が相次いでいます。マスクすることが大事なのであって、柄とか関係ないよ。1番のマナーは、人にうつさない。自分がうつらないってことが最大のマナーだから!羽鳥慎一モーニングショーーより引用また、取引先や上司が変わったマスクを着用していた場合は「話題に出すことで仕事が円滑にいくこともある」という話には、「めんどくせえなー!もー!」とも声を上げました。同じように感じた人から、SNS上に次のようなコメントが多数投稿されています。・このマナーはなくていい。・上司も部下も、「感性は人それぞれだ」ということだけ認識していればよし!・マスクは感染予防効果の有無が大事。命に関わらない部分は些細なこと。・笑ってしまった。私は、黒マスクに威圧を感じるからNGだと思っている人です。一方で、「マスクマナーに少し共感した」「他人に強制はしないけど、自分は色や柄がビジネスっぽいかを気にしている」という声も。勤務先によっては、紹介されたマスクマナーに似た配慮が必要なところもあるかもしれません。なお、キャスターの羽鳥慎一さんは、マスクを着けるなら「玉川さんがいったようにめんどくさいから白色」とのこと。考え方は人それぞれですが、マスクが着けづらい世の中にならないよう注意していかなければなりませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月23日「第44回日本アカデミー賞」の主要15部門と新人俳優賞の受賞者・作品が1月27日、発表された。同賞は2019年12月16日から20年12月31日までに日本で公開された優秀作品を表彰。選考対象作品は日本映画154本・外国映画210本で、日本アカデミー賞協会の会員953人による投票が行われた。各部門の最優秀賞は、3月19日に東京・グランドプリンスホテル新高輪で行われる授賞式で決定。司会は昨年の同賞で最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョン(26)と、昨年に続くフリーアナウンサーの羽鳥慎一(49)が担当。当日は日本テレビで中継されるが、昨年に続いてコロナ禍ならではの開催になりそうだという。「おととしまでは授賞式の会場に有料で観客を入れ、受賞者たちの関係者も会場に押しかけていました。別室には報道陣が集まって、授賞式の様子をモニターで見て記事を書くことも。授賞式終了後には報道陣が会場に入り、フォトセッションと囲み取材がありました。ところが、昨年は無観客で報道陣の来場もなし。終了後、結果とコメントが報道陣に配信されただけでした。今年も、昨年と同じように行われることになるでしょう」(大手映画会社の宣伝担当)今年の受賞者のうち、優秀助演女優賞を受賞した5人の中に名を連ねたのが「男はつらいよお帰り寅さん」の後藤久美子(46)と「一度も撃ってません」の桃井かおり(68)。2人の扱いについても注目されているという。「後藤さんはスイス・ジュネーブ在住で、桃井さんは米・ロサンゼルス在住ですからね。来日するとなれば、コロナの感染拡大予防のために隔離される必要も出てきます。そのため、『授賞式に出席できるのか?』と心配の声も上がっています。調整ができない場合は、居住地からのリモート出席もありえそうです」(映画担当記者)コロナ禍ならではの受賞スピーチが行われるかもしれない。
2021年01月27日『第44回日本アカデミー賞』の優秀賞が27日に明らかになり、授賞式の司会を務める羽鳥慎一、シム・ウンギョンがコメントを寄せた。日本アカデミー賞協会が主催する「第44回日本アカデミー賞」は、昨年度に劇場公開された映画の作品賞や主演男優賞、主演女優賞、新人俳優賞などを表彰するもの。今回は2019年12月16日~2020年12月31日までに公開され選考基準を満たした作品(日本映画154作品、外国映画210作品)に対し、日本アカデミー賞協会会員(3,953名)の投票が行われた。3月19日にグランドプリンスホテル新高輪にて開催される第44回の授賞式に先立ち、正賞15部門各優秀賞、および新人俳優賞が決定。授賞式では、羽鳥慎一(昨年に続き2回目)と、外国人俳優で初の最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョン(『新聞記者』で第43回最優秀主演女優賞受賞)が司会を務め、受賞者を迎える。○羽鳥慎一 コメントこの賞は、映画に関わる今年1年の総決算、1年に1度のお祭りなんだ」と去年お伺いしました。今年もそのお祭りに進行役・サポート役として携わらせていただきます。緊張はしますが、晴れの舞台を特等席で観られるという、こんな素晴らしい機会に立ちあうことができます。普段、集うことができない第一線の俳優さんが一堂に会します。去年、「この方々はこういう関係性なんだ」と感じることができました。今年も間近ででそれぞれの俳優さんの知られざる関係性を知ることができるのがとても楽しみです。○シム・ウンギョン コメント今年も素晴らしい作品が多いので、受賞者の皆さんにお会いして、お話をお伺いするのを楽しみにしています。昨年、本当に貴重な賞をいただいて、未だに感謝の気持ちや喜びがあふれています。今年は司会者として授賞式に参加します。司会を務めるのは人生で初めてですので、しっかりと言葉を届けられるように、日本語の勉強を頑張っております。よろしくお願いします。○『第44回日本アカデミー賞』の主な受賞作品・受賞者※作品名は対象作品・優秀作品賞『浅田家!』『男はつらいよ お帰り 寅さん』『罪の声』『ミッドナイトスワン』『Fukushima 50』・優秀アニメーション作品賞『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『映画 えんとつ町のプペル』『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』『ジョゼと虎と魚たち』『STAND BY ME ドラえもん 2』・優秀監督賞内田英治『ミッドナイトスワン』河瀨直美『朝が来る』土井裕泰『罪の声』中野量太『浅田家!』若松節朗『Fukushima 50』・優秀主演男優賞小栗旬『罪の声』草なぎ剛『ミッドナイトスワン』佐藤浩市『Fukushima 50』菅田将暉『糸』二宮和也『浅田家!』・優秀主演女優賞小松菜奈『糸』永作博美『朝が来る』長澤まさみ『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『MOTHER マザー』倍賞千恵子『男はつらいよ お帰り 寅さん』広瀬すず『一度死んでみた』・優秀助演男優賞宇野祥平『罪の声』妻夫木聡『浅田家!』成田凌『窮鼠はチーズの夢を見る』星野源『罪の声』渡辺謙『Fukushima 50』・優秀助演女優賞江口のりこ『事故物件 恐い間取り』黒木華『浅田家!』後藤久美子『男はつらいよ お帰り 寅さん』桃井かおり『一度も撃ってません』安田成美『Fukushima 50』・新人俳優賞服部樹咲『ミッドナイトスワン』蒔田彩珠『朝が来る』森七菜『ラストレター』岡田健史『望み』『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』『弥生、三月-君を愛した30年-』奥平大兼『MOTHER マザー』永瀬廉『弱虫ペダル』(C)日本アカデミー賞協会
2021年01月27日羽鳥慎一とシム・ウンギョンが司会を務める授賞式に先立ち、「第44回日本アカデミー賞」の各優秀賞、新人俳優賞が発表された。コロナ禍による映画館休業などを考慮し、2019年12月16日~2020年12月31日までに公開され選考基準を満たした作品(日本映画154作品、外国映画210作品)に対し、日本アカデミー賞協会会員(3953名)の投票が行われた今回。優秀作品賞に選ばれたのは、『浅田家!』『男はつらいよお帰り 寅さん』『罪の声』『ミッドナイトスワン』『Fukushima 50』の5作品。特に、未解決のまま時効になった実際の事件をモチーフとした『罪の声』と、東日本大震災とその後に起きた福島第一原発事故を描いた『Fukushima 50』は、優秀主演男優賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀撮影賞、優秀音楽賞など、ほとんどの賞にタイトルが挙がった。優秀主演男優/女優賞には、ほかにも『糸』の小松菜奈と菅田将暉、『浅田家!』の二宮和也、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『MOTHER マザー』で長澤まさみなどが選ばれた。また新人俳優賞には、『朝が来る』で望まぬ妊娠をしてしまった少女を演じた蒔田彩珠。『望み』『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』『弥生、三月-君を愛した30年-』と多くの作品で活躍した岡田健史をはじめ、服部樹咲、森七菜、奥平大兼、永瀬廉に贈られる。優秀アニメーション作品賞には、京都アニメーション製作の『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』、驚異の興行収入を叩き出している『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』と大きな話題となった2作品に加え、『映画 えんとつ町のプペル』『ジョゼと虎と魚たち』『STAND BY ME ドラえもん 2』が決定した。昨年に引き続き司会を担当する羽鳥さんは「それぞれの俳優さんの知られざる関係性を知ることができるのがとても楽しみです」と授賞式に期待。昨年、『新聞記者』で外国人俳優初の最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンは「受賞者の皆さんにお会いして、お話をお伺いするのを楽しみにしています」と話し、「司会を務めるのは人生で初めてですので、しっかりと言葉を届けられるように、日本語の勉強を頑張っております。よろしくお願いします」とコメントを寄せた。なお、授賞式は3月19日(金)グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミールにて行われる。「第44回日本アカデミー賞」主要な各賞の受賞作・受賞者優秀作品賞『浅田家!』『男はつらいよお帰り 寅さん』『罪の声』『ミッドナイトスワン』『Fukushima 50』優秀アニメーション作品賞『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』『映画 えんとつ町のプペル』『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』『ジョゼと虎と魚たち』『STAND BY ME ドラえもん 2』優秀監督賞内田英治(『ミッドナイトスワン』)河瀬直美(『朝が来る』)土井裕泰(『罪の声』)中野量太(『浅田家!』)若松節朗(『Fukushima 50』)優秀主演男優賞小栗旬 (『罪の声』)草彅剛(『ミッドナイトスワン』)佐藤浩市(『Fukushima 50』)菅田将暉(『糸』)二宮和也(『浅田家!』)優秀主演女優賞小松菜奈(『糸』)永作博美(『朝が来る』)長澤まさみ(『コンフィデンスマンJP プリンセス編』)長澤まさみ(『MOTHER マザー』)倍賞千恵子(『男はつらいよお帰り 寅さん』)広瀬すず(『一度死んでみた』)優秀助演男優賞宇野祥平(『罪の声』)妻夫木聡(『浅田家!』)成田凌(『窮鼠はチーズの夢を見る』)星野源(『罪の声』)渡辺謙(『Fukushima 50』)優秀助演女優賞江口のりこ(『事故物件 恐い間取り』)黒木華(『浅田家!』)後藤久美子(『男はつらいよお帰り 寅さん』)桃井かおり(『一度も撃ってません』)安田成美(『Fukushima 50』)優秀外国作品賞『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』『パラサイト 半地下の家族』『フォードvs フェラーリ』『1917 命をかけた伝令』『TENET テネット』新人俳優賞服部樹咲蒔田彩珠森七菜岡田健史奥平大兼永瀬廉(cinemacafe.net)■関連作品:男はつらいよお帰り 寅さん 2019年12月27日より全国にて公開©2019松竹株式会社Fukushima 50 2020年3月6日より全国にて公開© 2020『Fukushima 50』製作委員会浅田家! 2020年10月2日より全国東宝系にて公開©2020「浅田家!」製作委員会罪の声 2020年10月30日より全国東宝系にて公開©2020「罪の声」製作委員会ミッドナイトスワン 2020年9月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
2021年01月27日「6年間所属した事務所を移籍したことが大きかったですね。アナウンサーの事務所から女優の事務所へ移ったことで、主戦場がはっきりと変わりました。2020年、もっともブレイクしたひとりと言っても過言ではないでしょう」(テレビ局関係者)今年の8月、宮根誠司(57)や羽鳥慎一(49)らが所属する芸能事務所『テイクオフ』から広末涼子(40)や戸田恵梨香(32)らが所属する『フラーム』へ移籍したフリーアナウンサーの田中みな実(34)。昨年12月に発売された1st写真集『Sincerely yours…』(宝島社)が異例の60万部超えを記録するなど、飛躍の一年となった。「移籍には、親友である山口紗弥加さん(40)の影響も大きかったみたいですね。アナウンサーの事務所から女優の事務所へ移籍したことで、ドラマにキャスティングされやすくなりました。NHKのドラマにも出演するなど、着実に女優としての階段を上っています。朝ドラや大河ドラマに出演するのも時間の問題と言われていますね」(ドラマスタッフ)本業のフリーアナウンサーとしても、バラエティ番組のMCやイベントの司会進行にも引っ張りだこ。得意の美容を生かしたファッション誌での活躍も多く見られた。さらに、2021年は銀幕デビューの話も浮上しているという。「映画出演はありませんが、すでにいくつか具体的なオファーも来ているようです。本人も事務所も“主役”にこだわってはいないですし、スタッフ受けも抜群に良い。演技力も評価されてますし、2021年は女優としてのバブルを迎えそうです」(映画関係者)“みんなのみなみ”の快進撃は、まだまだ続きそうだ。
2020年12月30日連載開始50周年を迎えた「ドラえもん」の3DCGアニメーション第2弾『STAND BY ME ドラえもん2』の完成報告会見が10月29日、都内で行われ、声優を務める妻夫木聡、宮本信子、羽鳥慎一、前作に引き続きタッグを組んだ八木竜一監督と山崎貴共同監督が出席した。国内興収83.8億円、全世界興収100億円を突破した前作『STAND BY ME ドラえもん』から6年を経て、完成した本作。前作で実現できなかった、原作の中でも名作として知られる「おばあちゃんのおもいで」をベースに、新たなオリジナル要素を加えて再構築された。前作に引き続き、“大人のび太”を演じ、結婚式当日を迎えたのび太に命を吹き込んだ妻夫木は「声を収録したのはもう2年前。ついにこの日が来た」と公開延期を乗り越え、封切り日が近づく現状にしみじみ。「前作の結婚前夜でいろんなことが解決したと思ったのに(笑)。当日になっても解決していない、そんな頼りなくて、どこか放っておけない愛くるしさを出せるように意識した」といい、「台本をいただき、意外と出番が多くて、ビビりました」と前作以上の大活躍を振り返った。また、ほとんどのシーンで、声を事前収録するプレスコ方式が採用されたといい「八木監督からも自由に演じてとお話いただき、でも、自由にやれる反面の不安もあった」。ベースとなった「おばあちゃんのおもいで」は、妻夫木本人にとって「漫画を読んで初めて泣いた」と振り返るほど思い入れが強く、「試写を見て、久しぶりに泣いてしまった。最近いろんなことがあって、僕自身ホッとしたい気持ちがあったんだと思う」と話していた。宮本は、高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』以来、7年ぶり2回目となるアニメ声優の挑戦で、のび太のおばあちゃんを演じ「のび太のことが大好きなだけじゃなく、どんなときも丸ごと包んであげる。そういうフワっとした、大きな空気みたいなものをイメージした」と役作りについてコメント。本作に限っては「まだ映画を見ていない」といい、「この映画だけは子どもたちと一緒に映画館で見たい。初日を迎えたら、すぐ駆けつけたい」と声を弾ませた。八木監督は「前作が童心に帰ってドラえもんたちと過ごした日々を思い出してほしい作品だとすれば、今回は家族のストーリーとして、誰もが共感できる、懐かしくて新しい作品になった」とアピール。脚本も手がけた山崎監督も「前回、『おばあちゃんのおもいで』を脚本に入れることができず、心残りだった。野比家の向こう側に、自分自身の家族を思い描いて(大切さを)再確認してもらえれば」と家族が本作の大きなテーマだと説明していた。取材・文・写真=内田涼『STAND BY ME ドラえもん2』11月20日(金)全国公開
2020年10月29日11月20日(金)に公開となる『STAND BY ME ドラえもん 2』の新たなゲスト声優にお笑い芸人のバカリズムと、アナウンサーの羽鳥慎一が抜擢された。2020年にまんが連載開始から50周年を迎えた『ドラえもん』。今年は50周年を記念して、『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(8月7日公開)に加え、3DCGアニメーションで描かれる『STAND BY ME ドラえもん 2』が公開される。本作は2014年に公開された『STAND BY ME ドラえもん』の第2弾。前作は観客もドラえもんの世界に入り込んだような映像美と、大人も泣ける感動的なストーリーが話題となり、国内興収83.9億円、全世界興収100億円を突破するなど、映画史に残る大ヒットを記録した。続編となる『STAND BY ME ドラえもん 2』を手掛けるのは、前作に引き続き、八木竜一監督と脚本・共同監督を務める山崎貴の名コンビだ。山崎が、ドラえもんの名作『おばあちゃんのおもいで』(てんとう虫コミックス『ドラえもん』4巻、小学館)を基に、新たなオリジナル要素を加えて再構築。全さらに、のび太としずかちゃんの結婚をめぐるラブストーリーが描かれた『STAND BY ME ドラえもん』のその先に続く物語が本作で紡がれる。これまで、第1弾から大人になったのび太役を妻夫木聡が続投、宮本信子が物語の鍵を握るのび太のおばあちゃん役として声優を務めることが発表されていた。そしてこの度、新たなゲスト声優としてバカリズムと羽鳥が『STAND BY ME ドラえもん 2』に出演することが決定。 “ドラえもん大好き芸人”で知られるバカリズムは、「ずっとドラえもん好きをアピールしていたのに、自分の周りの芸人たちにオファーが来ているのに自分には来なくて、軽く拗ねてました(笑)」とコメント。その矢先、ついに声優オファーが舞い込んだ。彼が演じるのは、未来からひみつ道具をドラえもんのもとへ送り込む、“未来デパートのセールスマン「ナカメグロ」。さらに幼少期からドラえもん好きなバカリズムは、今回ドラえもんのイラストを披露している。全ページ模写するほど小さい頃から描き慣れたドラえもんだけに、上手すぎる仕上がりとなった。そしてもうひとりのゲスト羽鳥は、なんとひみつ道具役。未来デパートから送られてきたひみつ道具「入れかえロープ」はを演じる羽鳥は、「ひみつ道具の役なんて一生に一度なので、本当に嬉しかったです」と喜びの声を語っている。羽鳥は声のプロフェッショナル故に、山崎監督も「素晴らしいロープっぷりでした(!?)」と大絶賛。普段の羽鳥とは一味異なる、機械的なひみつ道具の声に注目してほしい。そんな羽鳥もバカリズム同様、単行本を全巻買い揃えるほどのドラえもん好きとのこと。前作で“ドラ泣き”したという羽鳥は、「『STAND BY ME ドラえもん』でも泣きましたが今回は大変です、ハンカチビショビショです。『のび泣き』です」と映画の感想を明かした。ぜひ劇場で、ドラえもん愛溢れるふたりの熱演をご覧いただきたい。バカリズム&羽鳥慎一コメント<バカリズム>今回『STAND BY ME ドラえもん 2』のオファーが来て、「やっと自分にも来た!」と思いました。ずっとドラえもん好きをアピールしていたのに、自分の周りの芸人たちにオファーが来ているのに自分には来なくて、軽く拗ねてました(笑)。今まで、声優として作品に携わったのが1度だけで、ナレーションの経験はあったんですけど、こんなにも長いのは初めてです。しかも、グラフィックのクオリティが凄く高くて、キャラクターにセリフを合わせるのに苦労しました。でも演じるにあたり何かしらトラブルに見舞われていていつも慌てているキャラクターのナカメグロに憑依して作りこんだので、何も知らずに見たら僕だと気づかないかもしれないです(笑)それぐらい作りこみました!!今回の作品では「のび太の結婚式」がテーマになっていますが、僕にとって結婚は人生の中の第何章とかの区切りという感じなので、のび太としずかちゃんも「結婚編に突入か」という感じです。これから何章も増えていったらいいなと思います。他にも、ファンならおなじみのエピソードもあって、楽しめる作品となっています。<羽鳥慎一>ドラえもんは、昔から凄く近くにいる存在です。子供のころは買うことが出来なかった漫画を、大人になった今、単行本全巻大人買いしました!(笑)何日間かで全部読みました!前作『STAND BY MEドラえもん』で、「のび太の結婚前夜」は好きな話で、凄く感動して普通に泣きました。特にしずかちゃんのお父さんのセリフなんですが、思い出すだけで泣きそうなくらいです(笑)。なので『STAND BY ME ドラえもん2』では声優のオファーが来たので、嬉しかったです。しかも、「入れ替えロープ」というひみつ道具の役なんて一生に一度なので、本当に嬉しかったです。普段のアナウンサーのお仕事と声優としてのお仕事は、全くの畑違いで、自分の考えは全くなくして、機械的にやろうと思いました。そしたら監督に「良いロープ声で素晴らしいロープっぷりでした!」と言っていただいたんですが、これは素直に喜んでも良いのかな?(笑)きっと褒めていただいたのかなと思います(笑)『STAND BY ME ドラえもん』でも泣きましたが今回は大変です、ハンカチビショビショです。『のび泣き』です。のび太のエピソードはもちろん良いエピソードのオールスター勢ぞろいみたいなお話ですので、全編でのびのび泣いてほしいです。『STAND BY ME ドラえもん 2』11月20日(金)全国公開
2020年10月21日妻夫木聡が“大人のび太”、宮本信子が“のび太のおばあちゃん”を演じる3DCGアニメーション映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の新たなゲスト声優に、バカリズムと羽鳥慎一が決定した。原作の中でも名作として知られる「おばあちゃんのおもいで」(てんとう虫コミックス「ドラえもん」4巻[小学館])をベースに、新たなオリジナル要素を加えて再構築した本作。さらに、のび太としずかちゃんの結婚をめぐるラブストーリーが描かれた『STAND BY ME ドラえもん』のその先に続く物語ともなっている。今回、“ドラえもん大好き芸人”として知られるバカリズムさんが演じるのは、未来からひみつ道具をドラえもんのもとへ送り込む、“未来デパートのセールスマン・ナカメグロ”。ここぞとばかりに役作りに徹した結果、もはやバカリズムさんとは気がつかないほどの仕上がりに。「ずっとドラえもん好きをアピールしていたのに、自分の周りの芸人たちにオファーが来ているのに自分には来なくて、軽く拗ねてました(笑)」と語り、待ちに待った声優決定に「やっと自分にも来た!」と喜びを表現。「何かしらトラブルに見舞われていていつも慌てているキャラクターのナカメグロに憑依して作りこんだので、何も知らずに見たら僕だと気づかないかもしれないです(笑)それぐらい作りこみました!!」と打ち明ける。また、幼少期から大のドラえもん好きというバカリズムさんは、特に好きなお話「さよならドラえもん」は、好きすぎるあまり全ページ模写した経験もあるそう。そんな彼が今回、渾身の「ドラえもん」イラストを披露。「小さいころから描いていたので」と言うだけあり、ドラえもんへの愛が伝わる1枚は必見。今回の作品は「のび太の結婚式」がテーマとなるが、「のび太としずかちゃんも『結婚編に突入か』という感じです。これから何章も増えていったらいいなと思います。他にも、ファンならおなじみのエピソードもあって、楽しめる作品となっています」と本作について明かしている。一方、羽鳥さんは、なんとひみつ道具役に!今作のカギを握る、未来デパートから送られてきた“ひみつ道具の入れかえロープ”を演じる。アナウンサーという言わば声のプロフェッショナルである羽鳥さんが今回挑戦した入れかえロープの声に対し、「素晴らしいロープっぷりでした(!?)」と山崎貴監督も太鼓判。普段の羽鳥さんとは異なる、「機械的にやろうと思いました」と明かすひみつ道具の声に注目。そんな彼が、入れかえロープを使って入れ替わりたい相手に挙げたのは…「長嶋一茂」。その自由な感性を体験したい、と語っている。また、「大人になった今、単行本全巻大人買いしました!(笑)何日間かで全部読みました!」と語るドラえもん好き。前作『STAND BY ME ドラえもん』を観てドラ泣きしたという羽鳥さん。「特にしずかちゃんのお父さんのセリフなんですが、思い出すだけで泣きそうなくらいです(笑)」と振り返りながらも、今作は「『のび泣き』です。のび太のエピソードはもちろん良いエピソードのオールスター勢ぞろいみたいなお話ですので、全編でのびのび泣いてほしいです」とファンならではのコメントを寄せている。『STAND BY ME ドラえもん 2』は11月20日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:STAND BY ME ドラえもん 2 2020年11月20日より公開©Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners
2020年10月21日田中みな実「モデルや女優でも活躍していますが、8月15日に『テイクオフ』から『フラーム』へと事務所を移籍したのは、意外でしたね。広末涼子や戸田恵梨香、有村架純など“正統派女優”を多く抱える事務所なので、もともとはバラエティーを主戦場にしていた元局アナのタレントを受け入れたのは異例でしょう」(テレビ局関係者)昨年発売された写真集は60万部超えの大ヒットを記録した田中みな実。最近もドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)での怪演が話題になるなど、快進撃を続けている。電撃移籍のウラには“ある女優”が関係しているという。「今や飛ぶ鳥を落とす勢いの田中さんを欲しがる芸能事務所もあり、実際に大手事務所がアタックしましたが、最終的に本人が首を縦に振ることはなかった。田中さんとしては、今後は女優業に力を入れたいようで、相談していたのが『フラーム』に所属する山口紗弥加さんだったそうです」(同・テレビ局関係者)山口とは田中が女優デビューを果たした’19年放送のドラマ『絶対正義』と、『モトカレマニア』(ともにフジテレビ系)で共演したことで、プライベートでも“親友”に。「昨年のクリスマスには、2人で沖縄旅行に行くほどの仲なんです。先輩女優の山口さんから、今後の身の振り方についてのアドバイスを受けていたそうです」(同・前)■“わがまますぎる”みな実さん一方で、売れっ子タレントを失った前事務所『テイクオフ』は、さぞ残念がっていると思いきや……?「実は、みな実さんと『テイクオフ』の関係性は良好とは言えませんでした。彼女は少しわがままなところがあるようで、マネージャーが振り回されて疲弊し、過去に担当替えが何度かあったそう。彼女の退社まで担当していたマネージャーは2年ほど続いたのですが、ここ最近は、みな実さんとの意思疎通がまったくできなくなり“もう難しいかも……”と考えていたようです。『テイクオフ』は、みな実さんの扱いに頭を抱えていましたね」(芸能プロ幹部)田中が“無茶なお願い”をしたことも。「みな実さんは、大ヒットした写真集の編集担当で、現在は大手出版社に勤める女性に毎回、仕事の相談をするほど絶大な信頼を置いています。あるときは“雑誌などの仕事は彼女に任せて、彼女にマネージメント料を払ってほしい”と、直談判したこともあったんだとか」(同・芸能プロ幹部)ある意味“問題児”だった田中を引きとめる気持ちには事務所がならなかったよう。「確かに、売れっ子のみな実さんを手放したくない気持ちも少なからずあったようですが『テイクオフ』はもともと、宮根誠司さんの個人事務所。現在は朝の帯番組の総合司会を務める羽鳥慎一さんもいますし、みな実さんがいなくても経営的には問題ない。事務所としては、わがままがすぎるみな実さんに“辞めてほしかった”というのが本音だったんですよ」(同・前)移籍先では“みな実の暴走”がなければいいのだが……。
2020年08月26日バッグブランド「PELLE MORBIDA(ペッレ モルビダ)」は2020年8月20日からフリーアナウンサー宇賀なつみさんとの限定コラボアイテムの「ボストンバッグ」「トートバッグ」「クラッチバッグ」「3つ折り財布」発売しています。宇賀なつみさん元テレビ朝日アナウンサーで「報道ステーション」の 2 代目気象キャスター、スポーツキャスターを担当。「羽鳥慎一モーニングショー」でアシスタント等を務め、10 年勤めたテレビ朝日を退社し、2019 年 4 月からフリーに転身。テレビ・ラジオ等、様々なジャンルで活動している。【宇賀なつみ×PELLE MORBIDAのコラボ】PELLE MORBIDAはブランド立ち上げから2020年で8周年になります。これまでよりも、より一層PELLE MORBIDAの魅力を多くのお客様に感じていただきたいと考えております。PELLE MORBIDAは8周年を機に、ブランドの心髄でもあるクオリティオブライフのエッセンスを女性にフォーカス。「働く理想の女性」「気品がありエレガント」「綺麗で清潔感」「女性の憧れ」などのイメージにあった宇賀なつみさんとのコラボアイテム展開します。・ボストンバッグ趣味が旅行の宇賀さん。2泊または3泊ほどの荷物が収納できるボストンバッグ。現在はハイブランドのヴィンテージボストンバッグ使用しているとのこと。そろそろ新しいものが欲しいということでPELLE MORBIDAで制作。クラシック・モダン・ヴィンテージな雰囲気が好みとのことで淡い落ち着いたベージュと深いダークブラウンで展開。・トートバッグ月に何本もテレビやラジオを担当している宇賀さん。ゲストでお迎えするタレント、俳優、芸能人の情報は必ず事前に知っておくことが自分の中のルーティン。そのため、たとえば出演される方の著書などはすべて読むとのこと。いつも本は3冊以上バッグに入っている為、大きめな仕事用のバッグは欲しいということでPELLE MORBIDAで制作。PELLE MORBIDAのいつも完売御礼人気シリーズをベースに展開。・クラッチバッグお仕事以外のプライベートではわりとクラッチバッグを持つことが多いという宇賀さん。PELLE MORBIDAが展開するほとんどのクラッチはかっちりしたレザーを使用しているが、今回のコラボクラッチは柔らかい素材にアップデート。硬い芯地がしっかり施されているレザーよりも柔軟性があるので女性であれば、メイク道具などを入れやすい?!・3つ折り財布バッグのスモール化に伴い、ここ数年、男女ともに人気・需要が高いコンパクトウォレット。PELLE MORBIDAで人気の3つ折り財布はカラーチェンジで宇賀さん限定コラボを展開。【NATSUMII UGA×PELLE MORBIDA MOVIE】宇賀なつみ×PELLE MORBIDAコラボアイテム【販売店舗】PELLE MORBIDA 銀座PELLE MORBIDA 名古屋PELLE MORBIDA 心斎橋PELLE MORBIDA ECサイト MORBIDA(ペッレ モルビダ)は、“旅の理想形”として知られる船旅を楽しむ大人たち、“クオリティ オブ ライフ”を求める成熟した大人たちに向けて誕生しました。優雅な船旅に持って行きたくなるような、上品で良質なアイテムを製作しています。長く愛着を持っていただけるよう素材を厳選し、細部まで徹底追求。流行は追わず、現代感覚をバランスよく取り入れたグローバルスタンダードを目指し、耐久性や機能性も兼備。【株式会社ウエニ貿易】「信頼」を第一に、欧米のブランドホルダー、日本の小売業のお客様とパートナーシップを築き、バッグや靴の服飾雑貨、時計などの貿易ビジネスを行っております。現在では、海外ブランド品の輸入卸において業界屈指のシェアを誇っています。お取引する小売業のお客様は約800社に及び、幅広い業態に広がっています。近年では、輸入卸で培ってきた実績を礎に、日本正規代理店としての事業も拡大。オリジナルブランドビジネスにおいても、服飾雑貨などの各分野で着実な成長をとげています。さらに、オリジナルブランドを中心とした小売事業、EC事業を展開。「お客様第一主義」を理念に掲げ、独自の価値を追求した事業を推し進めています。企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年08月26日「気象予報士に決まったときは、この上ない喜びでしたね。もともと亡き父が番組を見ていたので、母もすごく喜んでくれて。僕以上に周りが嬉しかったみたいで、そのことに幸せを感じました」こう語るのは、現在「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日系列で月~金あさ8時から放送中)で気象予報士を務めている片岡信和(34)だ。08年に「炎神戦隊ゴーオンジャー」のゴーオンブルー役でデビューした彼はこの春から、再びテレビ朝日の“朝の顔”を務めている。もともと20歳の頃から俳優として活躍してきた片岡。自然災害で自身の作品がお蔵入りとなり、「芸能の仕事は平和じゃないと成り立たない」と痛感。そして、予報士を志すことになった。「災害が起こるとテレビや新聞で『今できることをみんなで頑張ろう』って言われますよね。でも自分の場合は作品が日の目を見ないと、何もできないで終わるんです。それが悔しくて……。芸能以外でも人の役に立つ仕事がしたいと思い、予報士のテキストを手に取りました」そして2年もの勉強の甲斐あり昨年3月に資格を取得!そんな彼にとって本格的な予報士の仕事は今回が初となる。「モーニングショー」は昨年度の世帯平均視聴率が9.6%、民放のなかでは同時間帯の首位を4年連続で独走している(ビデオリサーチ調べ/関東地区)。人気番組に起用されたことで、当初は緊張していたと片岡は明かす。「決まった当初から手が震えて、喉が渇くようにもなって。番組スタッフの方と会うようにもなり、ウェザーセンターでテロップに合わせて話す練習もしていきました。すると『知識だけでなく伝える練習も必要だ!』と気づいて、まぁ自信はなくなりましたね(笑)。放送初日は膝が震えたり、指揮棒で丸を書こうとしても菱形になったりしてました」しかし片岡は「今は落ち着いて天気を伝えているので、説得力が増していると自負しています」と話す。成長の陰に新型コロナウイルスでの“修行期間”が影響しているようだ。「番組に参加してから2週目で緊急事態宣言が出ました。気象コーナーは別のスタジオで撮影することになって、1人で予報を伝えることに。共演者の皆さんとも画面越しに会話をしました。それが4月、5月と続いて心細かったのですが、『僕がトチったら誰も助けてくれない』って必死でした。すると、久々にスタジオに戻って予報コーナーをした時に落ち着いて話している自分に気づいたんです。今思えば、その2ヵ月が修行期間になりました」修行で培ったものは、7月初旬に九州や東海地方を襲った豪雨災害の際にも活かされたという。「普段の天気予報とは別に時間を作って、しっかり解説をしました。予報士になって初めての災害なので、『伝えよう』という責任感もすごく強くて。時間内に必要な情報をどれだけ伝えられるかを意識して、本番は舞台に上がるような気持ちでした。するとコーナー終わりに羽鳥慎一さん(49)が『ありがとうございました』って言ってくれて、救われたような気がして……。羽鳥さんは大きな船のような人。隣に立ってくれるだけで安心感を覚える方です」いっぽう片岡は予報士だけでなく、俳優としてもさらなる飛躍を目指している。そこには18年2月に亡くなった大杉漣さん(享年66)の影響があるようだ。片岡と大杉さんは「京都地検の女」や「広域警察9」(ともにテレビ朝日系)といった人気シリーズで共演している。「役者としてはもちろん、漣さんの人柄が大好き」という彼は、こんなエピソードを話してくれた。「演技に悩んだとき、漣さんに『芝居がわからなくなりました』と飲みの席で言ったことがあるんです。漣さんは具体的なアドバイスではなく『僕もね、こういうことがあってね』って自分の失敗談をたくさん話してくれて。すると、胸につかえていたものが自然と取れていったんです。『話してよかった』と思ってたら、お開きの時に漣さんが『でもね、これだけは言えること。僕は、君のお芝居が好きだよ』って言ってくれたんです。その言葉がキッカケで、芝居がさらに好きになりました」片岡は「役者も予報士も伝える仕事」と語る。最後に、こう意気込んだ。「役者は思いを、そして予報士は天気を伝えます。“相手に届ける”という点は一緒だと考えています。漣さんが僕に必要な言葉をかけてくれたように、予報士として視聴者の皆さんに必要な情報を届けたい。仕事のジャンルを問わず一生懸命伝えることが大切だと思います。これからもっと、役者として予報士として頑張りたいです!」
2020年07月29日各局のお天気キャスター撮影/本誌写真班天達武史『とくダネ!』フジテレビ系月曜〜金曜朝8時〜9時50分 暑さに身体を慣らしながら、台風上陸には警戒を「今年も梅雨の後半に災害をもたらす豪雨に襲われてしまいました。雨と交互に暑さにも注意が必要。湿度も高くなるので、気をつけなければいけないのは水分補給です!マスクをしていると、のどの渇きに気づきづらいため、意識して水分をとるようにしてくださいね。スポーツの中でも特に野球が好きなんですが、今年はなかなか球場に行って応援することができそうにないので残念……。家で、ユニフォームを着て応援しようと思います。首から下げている双眼鏡はバードウォッチング用です。森の中を散歩すると街中より気温が2、3℃低く涼しくて癒されます。ちょうど今の時期は鳥の子育ても終わるころ。可愛い姿を見られるタイミングなので、鳥ともソーシャルディスタンスを取りながら、観察してみるといいと思います。コロナの影響もあって、外出する機会が少なかったはず。身体が外の暑さに慣れていない人も多いと思うので、軽い運動はオススメです。太陽は南から北に向かって照りつけるじゃないですか?だから、東西に延びる道路はなるべく南側を歩いたほうが建物や樹木に直射日光が遮られて路面温度は10℃以上低く、涼しさを感じやすいです」★この夏のひとこと★声かけを大切に「今年は特に、熱中症に警戒しなきゃいけません。おじいちゃん、おばあちゃんがいるご家庭や、遠方に住む親戚の方がいらっしゃる場合は、孤立させないためにも積極的な声かけを!」森 朗『ひるおび!』TBS系月曜〜金曜朝10時25分〜13時55分旦那さんに、料理を作らせてみるといいですよ「いよいよ暑い夏が到来しますね。今年は、太平洋高気圧とチベット高気圧が、日本のところでちょうど重なりそう。これを、『布団2枚重ね型』と言ったりもします。それにマスクも重なるとなれば、暑さはすごく厳しいと予測しています。僕は外に出かけるのが好きで、天気がよければ近くの低い山を歩いてみたり、悪ければショッピングセンターに行ったりするタイプ。今年はコロナもあって、あまりアクティブに動ける状況じゃなさそうなので、朝晩のお散歩をメインに楽しみたいと思っています。天気が毎日変わるように、身近に起こる小さな変化を発見できるんじゃないかな。例年より家にいる時間が長いぶん、最近は料理を作るようにもなりました。残っていた野菜で煮物や炒め物、この間はラザニアを作りました。妻に「なんでこんなの作れるの!?」とおだてられて、すっかりいい気分になっちゃってね(笑)。コロナのせいで特殊な夏になると思いますが、今年だけの特別な夏だと思って、熱中症に気をつけながら日々を楽しんでほしいと思います」★この夏のひとこと★内側から冷やす!「沖縄の紅イモや黒糖といった、甘いアイスクリームが大好き。この夏は、“冷たいものを食べて身体を内側から冷やす”ということを言い訳にして、アイスクリームをたくさん食べられるチャンス!」片岡信和『羽鳥慎一モーニングショー』テレビ朝日系月曜〜金曜朝8時〜9時55分大自然である“空”を眺めて、脳をリセットするのがオススメ「昨年の夏は台風19号により千葉県に甚大な被害がもたらされたり、すごく暑かったですよね。今年も同じく気温が上がりやすく、さらに突然の夕立など大雨が降ることが多くなると思います。昔と比べて、天気予報の精度はすごく上がってきているので、こまめに最新の情報をチェックしていただきたいです。これから35℃を超える猛暑日が控えているので、“マスク熱中症”には十分気をつけてください。例年よりも出かける機会は減ってしまうかもしれませんが、室内こそ注意を。僕は日々、飼っている猫にすごく癒されています。先日も、天気図を必死に解析している僕の横で、大きないびきをかいて寝ているのが可愛くて可愛くて(笑)。今も外出自粛をされている方はいると思いますが、自分なりのリラックス法を見つけることが大切なのかなと思います。空が、いちばん身近な大自然。雲の動きをボーッと眺めるだけでも脳をリセットできます。雨上がりには太陽と逆の方向で虹が見えやすくなるので、そういった楽しみ方もオススメしたいです」★この夏のひとこと★毎日のコンディション「この4月からお天気キャスターを務めていますが、生活リズムがやっと固まってきたところ。この仕事にやりがいと生きがいを感じているからこそ、毎日のコンディションに気をつけています!」蓬莱大介『情報ライブ ミヤネ屋』読売テレビ月曜〜金曜 午後1時55分〜3時50分8月や9月に台風が次々と発生する恐れも「まず、この夏は西日本~東日本で暑さのピークが2週間ほどあり、その時期は35度以上の猛暑日が連日続いて場所によっては40度まで上がる日も。外出にはマスク着用も必要で、いろんな意味で“災害級の暑さ”になるかも。また、例年と比べて、現時点で台風の発生数が非常に少ない。ただ、こういう年は帳尻合わせのように、8月や9月に次々と発生する恐れもあります。ここ数年は日本の近くで発生し勢力が急速に強まった状態で上陸するため、暴風や大雨に警戒をしてください。コロナウイルスも怖いですが、大雨の時は自然災害のほうが命を落とすリスクが高くなる状況もあります。今のうちに避難する場所や方法の確認を。気象予報士と防災士の資格を持っていますが、今年の夏は防災士の資格を返上して8月に取り直す予定。試験を申し込むとき、“なんでわざわざ返上するんですか?”って聞かれたんですけど(笑)。10年ほど前に取得したので、知識をアップデートするためにも、今年の夏は“勉強する夏”にしたいと思います」★この夏のひとこと★暑さ対策はフル装備で「今日は冷感マスクを買いました!男性用日傘も、真っ黒なものだけじゃなくバリエーションが増えてきたので活用したいなと思っています。あと今は、小型の羽根がないタイプの扇風機を狙ってますね」取材・文/高橋もも子
2020年07月18日2020年7月9日に放送されたバラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)。番組で人気のコーナー『グルメチキンレース・ゴチになります!』に出演する、アイドルグループ『NEWS』の増田貴久さんの言動が、ネット上で話題になっています。「ふざけんな手越!」と叫ぶ増田に、周囲は…番組では、メキシコで祝いごとがあった際に行われる『ピニャータ割り』を使ったゲームを決行。ゲームの内容は、ピニャータと呼ばれる人形のくす玉をたたいて、対戦相手より早く落としたら勝利というものです。第1戦目は、増田さんとお笑いコンビ『千鳥』のノブさんが対決しました。番組の進行を務める羽鳥慎一アナウンサーが「せっかくだから普段たまっているストレスをぶつけてください」と声をかけると、増田さんは「まったくたまっていることなんかない」と答えます。しかし、ゲームが始まるや否や、増田さんは…。ふざけんなぁ!3人になっちゃったじゃねーかぁ!デビューした時、9人いたんだぞ!ふざけんなぁ!手越ー!ぐるぐるナインティナインーより引用なんと、増田さんはグループの元メンバーである手越祐也さんの名前を出し、胸の内を叫んだのです!手越さんといえば、同年6月19日にジャニーズ事務所を退所して『NEWS』を脱退したばかり。元メンバーとして、いろいろと感じていた想いがあったのでしょう。くす玉の人形を勢いよくたたきながら叫ぶ増田さんを見て、羽鳥アナウンサーはつぶやくようにこうエールを送ります。頑張れ…頑張れ!ぐるぐるナインティナインーより引用一方、対戦相手であるノブさんは、増田さんの勢いに圧倒されて、自身の負けを主張します。もう負けでいいよ俺、負けでいいから!ぐるぐるナインティナインーより引用しかし、結果はノブさんの勝利。ノブさんは「横からのパワーが乗り移りました」とコメントし、周囲の笑いを誘いました。ネット上では、複雑な心境を笑いに変えた増田さんや、彼を優しくフォローする周囲のキャストに対し、絶賛の声が上がっています。・笑った。特に羽鳥アナの声かけが温かくて好き。・「手越!」と叫びながら自然と笑顔になる増田さんを見て、胸がいっぱいになった。これは愛のある叫びだ。・羽鳥アナの「頑張れ」って言葉にすごく気持ちがこもっていて、見ているこちらまで泣けてきた。・ノブさんのフォローと羽鳥アナの声援に感動した。キャスト同士の連携が素晴らしい。自身の状況を受け止め、笑いに変えようとした増田さんの胸中をおもんぱかり、フォローした羽鳥アナウンサーやノブさん。優しさの伝わるやり取りは、多くの人の心を温かくしたようです。[文・構成/grape編集部]
2020年07月10日(左から)水卜アナ、羽鳥慎一、嵐、浅田真央、徳光和夫(’19年、『24時間テレビ愛は地球を救う』記者会見)日本テレビの夏の大型チャリティー番組『24時間テレビ愛は地球を救う』が開催する方向で進められていることが、5月28日に同局から発表された。具体的な日時や内容は明らかになっていないものの、関係者には開催時期が通達されているようだ。■『24時間テレビ』どうする?「8月下旬で調整中で、8月29、30日が濃厚だと聞いています」(日本テレビ関係者)開催を決めたのは、五輪の延期が大きかったという。「予定どおり五輪が開催されていればパラリンピック終了の9月6日以降でないと会場が押さえられないという問題がありました。しかし、延期になったことで会場問題がクリアになったことも決め手になったといいます」(芸能プロ関係者)また、チャリティー番組だからこそ開催すべき、という声も局内で上がったようだ。「不要論も出る同番組ですが、東日本大震災が起きた’11年は番組最高額となる19・8億円の募金が集まるなど、災害などが起こった年は募金額が増える傾向があります。コロナ禍の今だからこそ、日テレは少しでも多くの募金を集めるべきという使命感もあるそうです」(放送作家)緊急事態宣言の全面解除を受け、各局でドラマ撮影が再開されようとしている。それに伴って、新しい撮影様式のマニュアルを作成しているというが、『24時間テレビ』もそのマニュアルに沿っての放送になることは間違いなさそうだ。「ドラマの撮影では出演者同士の距離は、基本的には2メートル以上とる。少なくとも2時間ごとにスタジオの換気を行うなど、かなり細かく設定されています。バラエティーのスタジオ収録でも、出演者を最小限に抑えたうえ20~30分に1回程度、換気をするように指示されています。そのため、中継会場を増やして出演者を分散させたり、タレントの自宅から中継することで“3密”を避けた放送になるのではといわれています」(前出・芸能プロ関係者)日本武道館から中継を行うのが恒例だが、感染防止の観点から変更になる可能性も。「野外スタジアムなど、換気のよい場所をメイン会場にする案もあるそうです」(同・芸能プロ関係者)気になる放送内容だが、まだ何も決まっていないと制作会社スタッフは明かす。「ただ、日テレは他局より台本や演出の指示が明確なこともあり、コロナ禍の中でも番組の質を落としていない。例えば、動画共有アプリ『TikTok』からブレイクした山之内すずさんを『ヒルナンデス!』のシーズンレギュラーとして出演させるなど、デジタル世代の若手タレントを積極的に起用。リモートの使い方がうまいと業界内でも評判なので、リモート中継になっても問題ないはずです」とはいえ、出演者とのふれあいを目的に会場に足を運び、募金をする視聴者が多いのも事実。例年のような募金活動はできないようだが……。「ソーシャルディスタンスをとるなど感染防止をしたうえでの募金活動なら可能でしょう。どんな秘策で臨むのか、他局からも注目されていますね」(同・制作会社スタッフ)日本テレビに放送時期や内容について問い合わせたが、「こちらでは、まだ把握しておりません」とのことだった。今年はどんな形で地球を救う!?
2020年06月03日誠実に、かつ切実に語りかけてくる真摯な言葉が胸を打つーー。コロナ禍で多くの人が報道を注視するなか、日本テレビ系の夕方のニュース番組『news every.』のメインキャスター・藤井貴彦アナ(48)に支持が集まっている。「不用意に生活エリアを越えた移動をしないこと。これが誰かのふるさとを守ることにつながります」「おうちにいる。人との距離を保つ。それだけで社会貢献になっています」「ささくれだった言葉で自分自身を汚さないように。心でコロナウイルスに負けてはいけません」こんなコメントとともに、連日、新型コロナウイルス感染拡大のニュースを報じているのだ。「自らを“ディスタンスおじさん”と名乗り、“人との距離を保とう”と熱心に呼びかけています。思いやりにあふれ、ユーモアのある言葉選びに親近感を覚える視聴者は多いようです」(スポーツ紙記者)インターネット上では“藤井コロナ語録”などと呼ばれ、《今日の藤井語録、涙が出ました》《勇気、出ました。頑張るぞ》《心が温かくなりました》と、SNSなどで盛んに引用され、拡散されている。これまでは脚光を浴びるタイプではなかった。同期に羽鳥慎一アナ、指導した後輩に桝太一アナというスターアナウンサーがいるが、自身は派手な人気とは無縁。オリコンが毎年発表している「好きな男性アナウンサーランキング」でも、桝アナは5年連続1位、羽鳥アナは3年連続で1位を獲得したが、藤井アナはランクインさえ一度もしていない。「あまりにランクインしないので、番組内で『今年も入りませんでした』と自虐ネタにしているほどです(笑)」(前出・スポーツ紙記者)そんなお茶目な面もあるようだが、「今のこの注目は藤井さんが、報道一本で地道に積み上げてきたことが評価された結果だと思います」とは日本テレビ関係者。「藤井さんがもっとも優れているのは、対応力です。新型コロナに関するコメントは、事前の打ち合わせで決められるのではなく、藤井さんが番組を進行し、その日のニュースやVTRを見ながら、どんな言葉なら、視聴者によりわかりやすく伝わるかを瞬時に考えて発言しているのです」人々の心を打つあの言葉の数々が“アドリブ”とは驚きだ。藤井アナは、東日本大震災の取材でもその真価を発揮している。「藤井さんは当時もメインキャスターでしたが、上層部に直訴し、リポーターとして現地に赴いて、被災者取材を続けてきました。現地では、コメントを引き出すのは二の次で、常に配慮しながら被災者に寄り添い、カメラの回らないところでは、がれき撤去の手伝いなどを率先してやっていた。次第に被災者と信頼関係が築かれて、インタビューに応じてくださる方がたくさんいたんです。誰に対しても気遣いができる人格者。そんな人柄が、藤井語録には出ているんでしょう」(前出・日本テレビ関係者)別のテレビ局関係者は、「とにかく謙虚で腰が低い人」と話す。「日テレ本社が麹町にあった時代からの社員なのでふだんから自分を『おじさん』『麹町世代』と自虐しています。『ディスタンスおじさん』もその流れで出た言葉でしょう」仕事の取り組み方もマジメ一徹。「興奮状態だとかみやすくなるからと、仕事前は辛い食べ物は禁止。胃と脳の調子は連動するという考えで、放送2時間前から何も食べないというマイルールもあるようです」(前出・テレビ局関係者)25年間仕事の日記をつけ続けていて、かんでしまった日は戒めのため、卓上カレンダーに印をつけているという。そんな努力が、あの“語録”を生んでいるようだ。「女性自身」2020年6月9日号 掲載
2020年05月28日謝罪をした番組の“顔”、(左上から)羽鳥慎一、富川悠太、坂上忍、恵俊彰民放各局の初歩的な放送ミスが、このところ相次いでいる。「きちんとしたチェック体制ができていたら、まず起きない間違いです。それが起きてしまった原因は、現場のスタッフ数が新型コロナウイルス感染予防のために少なくなっている点、それをチェックするプロデューサーが疲弊している点にあります」とスポーツ紙放送担当記者は指摘する。さらに、「これらの事態で、テレビ局広報が結構ピリピリしているんです」と明かす。その理由は後述するにして、ここ数日に限ってもテレビ番組内での誤報が相次いだ。■相次ぐ誤報の内容とはフジテレビ系バラエティー『バイキング』では、5月17日に原宿・竹下通りで撮影したにぎわっている様子として、今年3月に撮影した映像を使用するというミスをし、司会の坂上忍(52)が追い込まれた。テレビ朝日系情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』でも鉄道車両に集まる鉄道ファンの様子を伝えるために、3月に撮影した写真を流し、間違いを認め謝罪した。さらにさかのぼれば、テレビ朝日の『グッド!モーニング』でも取材した医師の言葉を都合のいい部分だけを編集で切り取り、医師の主張を伝えなかったことがあった。同じくテレビ朝日『報道ステーション』では、富川悠太アナウンサー(43)が発熱を会社に正しく報告せず番組に出演し、結果的に番組スタッフに新型コロナウイルスをうつすという失態を犯した。クイズ番組をめぐっては、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理憲章委員会は、18日フジテレビ系『超逆境クイズバトル!!99人の壁』に放送倫理違反の疑いがあるとし、審議入りを決めた。「18日放送のTBSの『ひるおび!』は、朝日新聞の“内閣支持率”の世論調査を円グラフで表現したんですが、その際、『支持しない』が47%だったんですが、円グラフの半分以上のスペースを割いてグラフ化していたんです。円グラフは半分が50%を示すわけですから、47%は半分より小さくなる。それが円の3分の2ぐらいが『支持しない』で締められていたんです。小学校で習う円グラフですよ!どれだけスタッフのレベルが低いのか、チェックするプロデューサーが手抜きをしているのか呆れましたね」(前出・スポーツ紙放送担当記者)■コロナを理由に逃げるテレビ局このようなさまざまな放送事故、放送事故寸前の事態に対して、通常は広報部が窓口になり対応するが、月に1度、社長ら局幹部が対応しなければならないケースがあるという。「いわゆる“社長会見”というもので、一般紙や通信社、スポーツ紙の放送担当記者が加盟する“放送記者会”という記者クラブが、毎月定期的に、社長や専務などと相対してクローズドの会見を開くものがあります。それがちょうど、来週に集中するんです。当然、ここしばらくの不祥事について、記者は局側に見解を問います。ところが局側は、あまりにも問題が多いので、局によっては避けたいところもある。その理由として新型コロナウイルスのために会見を延期したいと言ってきているんです。テレビ局はいま、リモート取材をやっているわけですから、リモートでもやれるだろうって記者会側は申し入れているところですが、どうも乗り気じゃなさそうですね」(前出・スポーツ紙放送担当記者)新型コロナウイルスの影響で広告費収入がどこまで下がるのか、密が禁止される中、基礎疾患を抱えて免疫が弱いとされる障害者に出演してもらう『24時間テレビ』(日本テレビ系)が本当に実施できるのか、連続ドラマの撮影再開はいつになるのか、放送局がはっきりさせなければならないことは、個別の局にも、放送局全体としても多い。通常の会見を迫る放送記者会、それに対してピリピリムードのテレビ局の広報担当。両者のせめぎ合いは続く。〈取材・文/薮入うらら〉
2020年05月21日’18年に直撃取材を受ける坂上忍「正しくは3月のものでした。訂正してお詫びします」5月20日放送のトークバラエティー『バイキング』(フジテレビ系)で、5月19日に放送された映像の日付に間違いがあったとし謝罪した。19日の放送では「緊急事態宣言解除判断まであと2日」と題し、人でにぎわう東京・原宿の様子を「17日 竹下通り」として映していたのだが、映像には厚着をしている人物や明らかに少ないマスクの着用率に視聴者が違和感を覚えたのが発端。SNSでの指摘をきっかけに“捏造疑惑”と拡散され、極めつけはマクドナルドの期間限定商品『てりたま』の広告が端に映っており、5月17日の映像でないことが判明、瞬く間に炎上となったわけだ。時を同じく、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)でも緊急事態宣言が継続する中、19日に車両を撮影するために集まった鉄道ファンの映像を流すも、3月に撮影された写真を1枚使用したとして、謝罪するという相次ぐ情報番組のミスが露呈した。SNSでは両番組の批判が噴出しているが、なぜこのようなことがおきたのだろうか。ひとつに各局の視聴率競争が関係しているとテレビ局関係者は言う。「コロナが収束に向かいつつある今、各局は他番組との差別化を図らなければ数字はとれません。そこで企画として上がったのが外出自粛による“ゆるみ”だったのでしょう。緊急事態宣言の解除を前に街や観光地が賑わっている映像を流せば、自粛を守っている人は当然“けしからん”となりますからね」感染者の減少傾向からくるであろう“ゆるみ”に対して、いま一度、気を引き締めることを促す行為自体は間違っていない。“ゆるみ“を象徴するかのような映像を流すことで視聴者の感情を揺さぶるというのもわからなくない。しかし、事実と異なる内容を報道するのはいただけない。前出のテレビ局関係者は「映像が差し替えられた理由」に“3つ”の可能性が考えられると話す。「1つは意図なく、単純に間違えた。2つめは実際に5月17日にロケに行ったものの、竹下通りはガラガラだったこと。そして、3つめは企画自体が当日、放送直前に考えられたものだった、このいずれかではないでしょうか。結果、映像は用意できず過去のものを使用したのでしょう」■制作会社とフジテレビへ確認真相を追及すべく、実際に『バイキング』制作会社に事実確認しようと電話をかけてみた。――5月19日放送の『バイキング』を制作したのは間違いないでしょうか。「フジテレビと共同で制作いたしました」――放送された映像の日付に間違いがあったことで、話を聞きたいのですが。「フジテレビに確認していただけますでしょうか」続けてフジテレビへFAXにて以下の2問を質問した。(1)誤認識を招くような映像を使用するに至った経緯は教えてください。また意図的に2か月前の映像を使用したのか(2)映像の表記にあった5月17日は取材に行ったのかすると、こう回答があった。「編集作業上のミスが原因で、弊社が3月に撮影した映像と5月17日に撮影した映像を取り違えて放送してしまいました」編集上のミスであることが判明したが、新型コロナウイルス関連は命や生活に直結する、慎重に取り扱わなければならない事案である。注目されているからこそ間違いやミスは、自粛ストレスがガソリンとなって、あっという間に炎上を招きかねない。影響力のあるテレビではなおさらだ。奇しくも編集上の気の“ゆるみ”が今回の騒動招いてしまったようだ。
2020年05月21日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)に感染した東京都在住の20代女性が、ゴールデンウィーク中に山梨県に帰省し、その後陽性が判明したにも関わらず、高速バスで再び帰京したことが明らかになりました。女性は味覚障害などの自覚症状がありながら東京都の会社に出勤し、帰省先の山梨県でも友人の集まるバーベキューに参加。2020年5月1日に検査を受け、2日の朝に陽性が判明した後、保健所のいいつけを破り、東京都に戻ったのだそうです。石原良純「想像力が大切」同月4日に放送された、情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、一連の報道について特集。番組でコメンテーターを務めるタレントの石原良純さんは、女性の行動に対し、次のような意見を述べました。恐らく、そんなに強い症状が出ていなかったと思うんですけど、ただやっぱり、感染してしまうこと自体はしょうがないというか…気を付けていても、そういうことはあるんですね。そして感染した人に対して妨害だったり差別してしまう人もいるわけじゃないですか。それは、感染したこと自体は悪いことじゃないし、感染した人を社会も守ってあげる、いろんな方策をしています。それと同時に、逆に自分がなった時は、やっぱり人に移さないことに何ができるか、自分が自由に動き回った時に何が起こるか…想像力ですよね。羽鳥慎一モーニングショーーより引用石原さんは、コロナウイルスとの闘いが長期化することを前提に、「一人ひとりが想像力を働かせて、責任感を持って行動することが大切だと思う」と続けました。【ネットの声】・石原さんのいう通り!・想像力を働かせて行動する…って、まさしく正論。・ニュースにショックを受けた。帰省をしたいのを我慢している人もいるのに。多くの人が、大切な人と会うことを控え、制限された環境の中で、日々を過ごしています。「自分さえよければいい」「1人ぐらいの移動なら問題ない」という考えは、即刻捨て去るべきでしょう。自分がした行動が、周囲にどんな影響を及ぼすか…想像力を働かせることの大切さを痛感させられますね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月04日お昼の情報番組『ゴゴスマ〜GO GO! Smile!〜』(CBC・TBS系13時55分〜)で、癒し系イケメンとしてお茶の間の主婦たちから熱い支持を受けている石井亮次アナウンサー(43)。その人気ぶりは、昨年の「好きな男性アナランキング」(週刊文春)で、1位・安住紳一郎アナ(46)、2位・羽鳥慎一アナ(49)と堂々たるメンバーが名を連ねるなか、5位に選ばれるほど。4月からフリーとなり、さらなる活躍が期待されている。名古屋でのお仕事現場に本誌が1日密着してみると、カメラマンに変顔のサービスをしてくれたり、芸人さながらのジョークや下ネタが軽快に飛び出したり……。そんなおちゃめな一面を見せてくれたのも、「こんなときだからこそ、自宅で『女性自身』を読んでいる読者の皆さんに少しでも笑顔になってほしい」という気遣いから。取材が始まってすぐに、石井アナの魅力が垣間見えた。転機は’12年夏。芸人・友近(46)の誘いで中居正広(47)の番組『うもれびと』(フジテレビ)に「日本一面白いアナウンサー」として出演した。その翌年には『ゴゴスマ』に大抜擢され、当時東海3県ローカルだった番組を、今では全国制覇も遠くないほどに躍進させたのだ。「人生変わりましたね。あの番組に出ていなかったらいまの僕はありません。中居さんも3月に事務所を退所されて、勝手に運命を感じています。また、一緒にお仕事させてもらいたいですね。『ゴゴスマ』にもぜひ来ていただきたい」(石井・以下同)石井アナといえば、親しみやすさが最大の武器。「僕は全然癒し系じゃないですよ。裏番組のお2人の個性が強烈なんで、僕がおとなしくみえるのかもしれませんね(笑)」番組進行でのこだわりについて聞いてみると……。「楽しい雰囲気を作りながら、視聴者の方に少しでもわかりやすく伝えることです。なので、小難しいカタカナ言葉は極力使わず、少しでも疑問に思ったことは何でも聞いてしまいます。うちは何と言ってもコメンテーターさんたちが超一流。頼りきっています。彼らに『これはどうですか?』とか聞いてばかりなので、僕は“どうですかオジサン”なんですよね(笑)」最後にゴゴスマ愛を語ってくれた。「『ゴゴスマ』は僕の宝物。できるなら一生続けたい。フリーになったのも、ほかの番組に出演して顔を売って、僕に興味を持ってくれた人に『ゴゴスマ』を見てほしいから。東京から名古屋まで1時間45分、新幹線に乗るとコメンテーターの口が緩むんです。東京では話せないことも話してくれます。『女性自身』読者の皆さん。そんな軽快なトークも期待してください。きっと、癖になりますよ。そして、新型コロナウイルスにはくれぐれも警戒を続けてください。どうかご自愛くださいね」※この取材は東京や名古屋で緊急事態宣言が出される前の3月26日に行われたものです。「女性自身」2020年4月28日号 掲載
2020年04月20日