NECディスプレイソリューションズは7月29日、4K対応の27型ワイド液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-EA275UHD-BK」を発表した。発売は8月6日。価格はオープンで、店頭予想価格は税別90,000円前後だ。企業におけるウェブデザインやカタログ、映像編集などのほか、ハイアマチュア層の映像・画像編集での使用を想定している。LCD-EA275UHD-BKは、4K(3,840×2,160ドット)表示に対応した液晶ディスプレイ。IPSパネルを採用し、広視野角を実現する。DisplayPort端子とHDMI端子からの10bitカラー入力に対応し、約10億6,433万色の表示が可能だ。RGB各色に12bitルックアップテーブルを搭載し、滑らかな階調表示で正確な色再現を行えるとする。ハードウェアキャリブレーションに対応しており、任意に設定した輝度・白色点・ガンマなどの目標値に対して、正確かつ高精度な色調節が可能だ。4K相当にアップスケーリングする機能を搭載。そのほか、HDMIの入力信号(24Hz / 30Hz / 50Hz / 60Hz)、著作権保護技術HDCP2.2に対応。輝度ムラや色ムラを補正できる機能も持つ。主な仕様は、画面サイズが27型、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、視野角が上下/左右ともに178度、最大輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ダイナミックモード時15,000:1)、応答速度が5ms(G to G、RESPONSE IMPROVE ON時)。インタフェースは、HDMI×1、DVI-D×1、DisplayPort×1、USB 3.0(ダウンストリーム×2、アップストリーム×1)、USB 2.0(ダウンストリーム×1)。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載。スタンドのチルト角度は上30度 / 下5度、スイーベル角度は340度。本体サイズはW639.2×D230×H417.9~547.9mm、スタンドを含む重量は約9.1kg。
2015年07月29日ラック(LAC)は7月28日、標的型攻撃対策専門組織の設置と、経営者や事業責任者、IT技術者向けの「標的型攻撃 対策指南書(第1版)」の無償公開を発表した。同社はこれまでにも、セキュリティインシデント対応サービスの「サイバー救急センター」を提供してきたが、情報漏洩やウイルス感染など、被害対応の相談が増加していたという。相談対応状況を精査すると、被害企業の業種に偏りはなく、攻撃者の狙いも「個人情報の窃取」から「脅迫行為」まで多岐にわたり、特に標的型攻撃が多くなっている現状があった。このような現況から、同社は「標的型攻撃対策本部」と呼ぶ企業の標的型攻撃対策の支援組織を社長直下に設置。同本部の本部長には、同社取締役 専務執行役員 最高技術責任者の西本 逸郎氏が就任する。この組織では、企業や団体が行うべき標的型攻撃対策について、様々な関連情報を公開。実際の対策を支援するソリューションやサービスの提供も行っていく。対策チームの設立とともに、同時に公開された標的型攻撃の"対策指南書"では、標的型攻撃がどのように行われるのか、具体的な防御法と復旧までにどのような行動を取ればよいのかが解説されている。○中小企業や地方公共団体の"模範書"に同日、ラックは記者会見を開き、同社取締役 専務執行役員 最高技術責任者の西本 逸郎氏が説明を行った。西本氏によると、今回の専門組織の設置と指南書の作成は、中堅中小企業や地方公共団体など、標的型攻撃対策が必要であるものの、大企業や中央官庁などのような"高度なセキュリティが要求されない企業"を対象とした施策だという。ラックではセキュリティコンサルティングや監視業務が主な事業となっているが、その一方で年金機構のサイバー攻撃後に問い合わせが急増。「6月1日以降では、それ以前と比較して5倍の問い合わせ」(同社広報部)がある状況で、企業への対応が遅れるケースも目立ってきたという。こうした標的型攻撃対策へのニーズの増大と、サイバー攻撃の急増から、「専門組織の設置と対策指南書の提供により、サイバー攻撃対策全体のアプローチをはかる」目的があると西本氏。標的型攻撃メールの対策訓練や監視といった単機能のニーズだけでなく、ラックが個々に取り扱う標的型攻撃対策製品のパッケージ販売を指南書に合わせて行っていき、従来手が回りづらかった地方へのアプローチも、パートナー企業の参加を代理店に呼びかけることで増やしていくという。「今後は、内部不正対策ソリューションなども統合していきたい。標的型攻撃対策製品の売上では、2割程度のアップを目指していく」(西本氏)指南書は、標的型攻撃の「教科書的に作った」(西本氏)ものであり、ここから標的型攻撃に対する知識を得て、実際の対策に繋げてもらう算段だ。経営層はセキュリティに対する知識が劣る可能性もあるため、「エグゼクティブサマリーを別途作成する予定」(西本氏)としている。なお、ラックが提供する製品・ソリューションに沿った細かい個別対策指南書の提供や、指南書に基づいたサービスの提供を行う代理店の募集などは、お盆明けとなる8月25日より行う予定だ。今後は、先日子会社化を発表したネットエージェントのラボと、ラックの緊急対応部隊を連携し、標的型攻撃対策製品の新規開発を加速するとしている。
2015年07月28日マウスコンピューターは21日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、AH-IPSパネルを採用し、ブルーライト低減機能を備えた25型フルHDモデル「ProLite XU2590HS」を発売した。価格は31,800円(税込)。ProLite XU2590HSは、従来のIPSパネルよりも透過率が向上し、低消費電力であるAH-IPSパネルを採用した25型液晶ディスプレイ。3パターンの省エネ・節電モードにより、通常モードと比べて消費電力を最大約35%削減できる。ブルーライトを最大60%低減する機能も搭載している。上左右のベゼル部分と画面部分に段差がないフラットなデザインを採用。また、ベゼル幅(非表示部分を含む)は12mmと細く、マルチディスプレイとして使う場合でも、すっきりと使用できる。画面表示機能として、テキスト作成、ゲーム、ムービーなど用途に合わせた画質を選べるi-Style Color機能を持っている。色温度は、ウォーム、ノーマル、クール、sRGBというプリセット設定から選べるほか、ユーザー側でのRGBカスタム調整も可能だ。主な仕様は、液晶がAH-IPS方式パネル、画面サイズが25型、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ACR時5,000,000:1)、視野角が上下各89度/左右各89度、GtoGの応答速度が5ms。映像入力インタフェースはHDCP対応DVI-D、HDMI、D-Subの3系統。2W+2Wのスピーカーを内蔵し、音声入力は3.5mmステレオミニジャック。消費電力は最大40W、標準26W、パワーマネジメントモード時で最大0.5W。スタンドのチルド角度は上20度~下4度。VESA 100mmマウントに対応する。本体サイズはW577.5×H407.5×D180.0mm、重量は4.4kg(スタンドなし3.6kg)。付属品はDVI-Dケーブル、HDMIケーブル、D-Subケーブル、オーディオケーブル。
2015年07月21日ロジックはこのほど、世界最小サイズの手のひらサイズで環境になじむ自転車ラック「CLUG」を発売した。CLUGは限られた室内スペースに、効率的にかつインテリアとして自転車を収納したい人にぴったりの自転車ラック。タイヤ部分を挟むタイプなのでフレームを傷つける心配はなく、ネジで壁などにCLUGを固定するだけで簡単に設置できる。タイヤサイズに合わせてS(対応タイヤ幅:約23~32mm)、M(32~42mm)、L(1.75"~2.5")の3種類を用意。また、色は外側がホワイトで、内側がオレンジ、ブラック、グリーン、ブルーとなった4種類展開なので、部屋に合わせてインテリアのワンポイントにすることもできる。なお、落下の恐れがあるため、CLUGに挟まっていないタイヤは必ず地面に接するようにして使用することを求めている。価格は全サイズ2,300円(税別)。
2015年07月17日●使い勝手が改善7月13日、ブラザーは同社のヘッドマウントディスプレイ「エアスカウター」の新型「WD-200A」と「WD-250A」を発表した。主に工業分野や医療分野にフォーカスすることで、AR/VRとはまた違った、ウェアラブルディスプレイの利用法を提案している。○改善された使い勝手ヘッドマウントディスプレイというと、Oculus Riftのように両目を覆って没入するタイプのものを考えがちだが、「AirScouter」は最初から片目側にのみ表示するタイプのウェアラブルディスプレイとして開発されており、コンシューマ向けではなく工業分野や医療分野に専念するなど、しっかりした目的意識のもとに開発されてきた製品だ。例えばベテラン作業員と新人作業員が一緒に作業をすると、新人作業員はマニュアルを広げながら作業したり、わからないところをベテランに聞いたりする必要があるため、二人とも作業に集中できず、結果として作業効率が大きく下がることがある。しかし作業ポイントをビデオなどにまとめ、新人は必要に応じてそのビデオを見ながら手元と比較して作業すれば、ベテランに迷惑をかけることなく一人で効率を高めていくことができる。こうしたデジタルマニュアルやビデオを閲覧しながらの作業は、タブレット端末を使って行っているところもあるが、タブレットは両手がふさがったり、置いておく場所のない環境で使うのは難しい。こうしたことからも、両手が空くヘッドマウントディスプレイタイプの端末に期待がかかっていた。前モデルとなる「AirScouter WD-100G/A」 は2012年に市場に投入され、主に工場や医療分野で使われてきた。WD-100G/Aは度のないメガネの上にディスプレイ部分を付けるデザインだったが、元々メガネをかけている人は装着しづらいと指摘されていた。WD-200A/250Aではこうしたフィードバックを元に、ヘッドバンドを装着し、そこにアームでディスプレイ部を固定するタイプに変更。メガネをかけている人でも装着しやすくなっている。ディスプレイ部も、アスペクト比4:3のSVGA(800x600ピクセル)から16:9の720p(1,280x720ピクセル)へと高解像度化し、映像もかなりシャープになっている。また、映像の奥行きを30cm~5m相当まで自在に合わせられる焦点距離調整機能を搭載しており、正しく調整しておけば、現実世界で見ているものと、大きく視点を変えることなくディスプレイを覗き込めるので、視線移動も少なく、目も疲れにくいというわけだ。医療分野でも基本的な使い方は変わらないが、ブラザーと共同研究を行ってきた東京大学では、超音波エコー検診装置を使って透析治療時の穿刺部位を、エアスカウターで確認しながら穿刺するといった使い方を提唱している。従来であれば検診装置のディスプレイを見ながらの作業になるため、無理な姿勢で覗きこんだり、穿刺位置がズレてしまうといった苦労もあったが、これが解消できるようになる。●コンシューマ向けはなしと明言○メガネの種類を問わず見えやすさも向上WD-100A/Gはディスプレイ部からハーフミラを使ってメガネに映像を写し込むため、現実の視界の上に映像が入りこむというスタイルだった。200A/250Aはミラー部を交換することで、反射型と半透過型を使い分けられるようになっている。反射型と半透過型の使い分けは用途や利用スタイルにもよるが、映像の鮮明さや明るさ、見易さといった点では断然、反射型に軍配があがる。一方で、視点の移動や現実世界にARを重ねるといった用途では半透過型にメリットがあり、1台でどちらも選べるというのは心強い。実際に筆者が装着してみたのは反射型だったが、着けなれないせいもあってか位置取りがうまくいかず、ディスプレイをしっかり見るのにはコツが要ると感じられた。ただし映像の鮮明さは相当なもので、映画などを流してもそれなりの迫力で見られるのではないか、というレベルだった。本機が対象としている産業用途の場合、細部をしっかり確認したいこともあるだろうが、この鮮明さなら見落としはなさそうだ。○将来の職場はヘッドマウントディスプレイが当たり前に?エアスカウターは今後3年間で1万2,000台程度を販売する予定だという。将来、業務用ヘッドマウントディスプレイが数十万台規模の市場になるころには、全体のシェアの40%前後を占めたいという話だった。一方で、コンシューマ向けの製品展開は考えていないということも明言されており、少々残念なところもある。実際に先行してAirScouter WD-200A/250Aを導入しているパナソニックの群馬大泉工場と、当代医学部付属病院では、かなりの好評が得られているということで、将来はこうしたヘッドマウントディスプレイを装着しながらの作業が当たり前のように増えていくかもしれない。WD-200Aの販売予想価格は25万円前後、WD-250AはOEMによるセット販売が中心ということだったが、それよりも高い値段付けになるということだったが、魅力的な機器だけに、もう少し戦略的でアグレッシブな値付けにも期待したい。
2015年07月15日ブラザー販売は13日、ヘッドマウントディスプレイ「エアスカウター」の新製品を発表した。単眼式のディスプレイを備えた製品で、ヘッドバンドで固定できるため、画面を見ながら両手で作業が行える。同日、都内では製品説明会が開催された。○使いやすい、見やすい、つながりやすい今回のエアスカウターは、業務モデル「WD-200A」(7月下旬発売)と、医療モデル「WD-250A」(10月下旬発売)の2機種を用意。価格はオープンで、市場想定価格はWD-200Aが約25万円になる見込みだという。目標販売台数は3年間で12,000台としている。製品説明会では、ブラザー工業 常務執行役員の松本勇美夫氏が登壇し、製品の特徴を説明した。松本氏によれば、ブラザーがヘッドマウントディスプレイの開発を開始したのは今から10年ほど前。現在では、医療系や製造系の会社を中心に、様々な業界から反響があるという。ブラザーでは、2012年に業務用のヘッドマウントディスプレイ「WD-100」を発売した。今回の新製品はその後継機にあたり、「使いやすい」「見やすい」「つながりやい」をアピールしている。松本氏は、使いやすさについて「メガネ型のウェアラブル製品には限界がある。ヘッドマウント型にしたことで、首を振ってもズレることがない、安定した使い心地が実現できた」と説明している。高品質な液晶パネルを搭載したのも特長のひとつ。独自の光学設計で、明るくシャープな720p(1,280×720ピクセル)の高解像度を実現している。また、焦点距離調整機能によって、液晶に表示した情報と実視野の情報をわずかな視線移動で見比べることも可能となった。松本氏は「世界最高水準の解像度と画質を実現した。焦点距離調整機能により、目に大きな負荷をかけることなく、ストレスなく使うことができる」とアピールした。つながりやすさについては、映像インタフェースにHDMIを採用し、様々な機器に接続できる。○医療シーンでも活用できるブラザー販売 ソリューション事業部長の西村賢治氏は「ブラザーの強みは、現場を知っていること」と話す。同氏はパナソニック群馬大泉工場や、シチズンマシナリーにおけるエアスカウターの導入実績を紹介。「エアスカウターなら手を止めることなく、作業を続けることができる。業務効率が20%上がった例もある。経験の浅い作業者も、エキスパートと同じ作業が行える」と製品の魅力をアピールした。医療モデルWD-250Aの開発には、東京大学医学部附属病院の花房規男氏が協力している。そこで、花房氏が医療に携わる医師の目線から、製品の特長を説明した。同氏は、まず「血液透析では専用の血管に針を刺すことが必須となる。1スタッフあたりの担当患者数は近年増加している」と現状を説明。そして「従来の方法では、画面を見ながら患者さんの患部も見なければならず、処置が困難だった」と問題点を指摘した上で、「WD-250Aなら視線の移動を最小限にしつつ処置を行える」と、そのメリットを説明した。医療現場において、超音波画面を見ながら処置を行うケースは多い。したがって、WD-250Aは様々な医療現場で有用とのことだった。○ドローンにも応用できる!?質疑応答では、ブラザーが説明している「WD-200Aをドローンを使った業務にも応用できる」という点について質問があった。ブラザー工業 E&I事業推進部長の杉本吉市氏は「(ドローンの業務利用を考えている)橋や高速道路などの経年劣化を検査する、ゼネコン業界の方々からご相談をいただいている」と紹介。本来、ドローンの操縦には本体をコントロールする人間と、カメラの向きやズームなどを合わせる人間の2人が必要だが、WD-200Aを使えば、それを1人でこなすことができるとした。
2015年07月13日マウスコンピューターは10日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、10点マルチタッチ対応した23型フルHDモデル「ProLite T2336MSC-2」を発表した。7月10日に発売し、価格は54,000円。液晶パネルにAH-IPSパネルを採用した23型フルHDディスプレイ。Windows8/8.1をサポートし、タッチにより操作できる。タッチパネルは投影型静電容量式を採用するほかパネル表面に硬度7H / 厚さ1.52mmの硬化ガラスを使用し、透過率も高く傷や汚れなどもつきにくいという。スタンド部分は、強度と安定性を重視したワイドレンジスタンド。スタンドと水平にした状態で使うこともできる。節電機能として3種類のエコモードを搭載。消費電力を最大40%削減可能。また、ブルーライト低減機能では、3パターンでブルーライトを調整できる。主な仕様は、ディスプレイサイズが23型ワイド、液晶パネルがAH-IPS、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が左右各89度 / 上下各89度、輝度が213cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ACR機能時5,000,000:1)、応答速度が5ms(GtoG)。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-sub×1。2W+2wのアンプ付きステレオスピーカーと4ポートのUSBハブ機能を搭載。VESAマウント100mmに対応する。スタンドのチルト角度は-5度~90度。本体サイズはW561×D238.5×H379mm、重量は約6.3kg。
2015年07月10日ラックは7月1日より、Webアプリケーション・ファイアウォール(WAF)を活用した「JSOC WAF運用管理サービス」の提供を開始した。WAFは、Webサイト上で動作するアプリケーションの脆弱性対策に特化したセキュリティ機器で、Webサイトへの攻撃の防衛策として活用されている。ただし、WAFの性能を発揮するには、導入時に防御のためのポリシー設計を行うこと、そして導入後の適切な運用を行わなければならず、その性能を発揮することができないという。このサービスでは、セキュリティ運用・監視事業者として15年の歴史をもつJSOC(ジェイソック)が導入からポリシー設計、運用までを一貫してサポートすることで、顧客の課題・負担を解消し、Webサイトの安全な運用を実現するとしている。
2015年07月01日NECは6月25日、プライベートクラウドやサービス提供基盤など、大規模な仮想化統合基盤に適した「Express5800シリーズ」の新製品として、ラック型サーバ「Express5800/R140f-4」とブレードサーバ「Express5800/B120f-h」の2機種を同日より販売開始すると発表した。ラック型サーバ「Express5800/R140f-4」は、Intel Xeon E7-8800v3/4800v3製品ファミリーを採用することで、従来機比で性能を最大20%向上させたという。また、物理障害に対応するメインメモリのスペア領域設定範囲を拡大することで、メインメモリ領域が複数回の障害に遭った場合でもシステムを継続して稼働させることが可能で、さらに、万が一のI/Oエラー発生時も、リトライ処理の実施や、対象のI/Oカードをシステムから切り離すことで、直ちにシステムを停止することなく業務を継続することが可能な、I/Oカードに対する耐障害性も備えているという。ブレード型サーバ「Express5800/B120f-h」は、Intel Xeon E5-2600v3製品ファミリーを採用することで、従来機比で性能を最大40%向上させた。また、基板設計の見直しにより、メインメモリスロットを2個増加させ、メモリの最大容量を576GBまで向上させ、ERPシステムなどの業務基盤やデスクトップ仮想化環境の運用基盤等の安定利用を実現する。価格(税別)は、「Express5800/R140f-4」が145万4,000円~、「Express5800/B120f-h」が66万1,000円~となっている。
2015年06月25日センチュリーは17日、リテイル事業のひとつ「秋葉館」から、ノートPCのディスプレイにiPadなどを連結できるコネクタ「SideCar - Laptop to Tablet connector -」を発売した。ホワイトとブラックの2色を用意し、価格は2,980円(税込)。MacBookや各種ノートPCのディスプレイサイドに、iPadなどのタブレットを固定するためのコネクタ。取り付け部には、滑り止め用および本体の傷つき防止用のゴムパッドを装備する。本体のノブを回転させてコネクタを固定し、その上でタブレットを装着する仕組み。iPadとMacBookの組み合わせであれば、両者をWi-Fiでリンクさせ、iPadをMacBookのサブディスプレイとして利用するアプリを使い、デュアルディスプレイ環境を構築できる。または、iPadをそのままタブレット端末として使用してもよい。材質はABS樹脂で、本体サイズはW76×D25×H89mm、重量は60g。
2015年06月17日ラックは16日、同社「サイバー救急センター」にて対応した標的型サイバー攻撃の調査結果から、日本国内において多数の組織が同様のサイバー攻撃による被害を受けていると判断し、注意喚起を行った。調査で浮上した攻撃マルウェアEmdiviの詳細に関しては、マクニカネットワークスが説明を行った。○日本の組織を幅広く狙うマルウェア「Emdivi」確認された標的型攻撃は、シマンテックが2014年11月に同社ブログで公表したものや、今月6日にカスペルスキーが公開と同じものと言われている。特徴は、日本の組織を幅広く狙っていることと、攻撃指令を出すC&Cサーバーが日本に存在していることで、後者は既に攻撃され支配下にあると推測されている。説明会の冒頭では、ラックの内田法道氏が、企業や官公庁向けの同社緊急対応部署「サイバー救急センター」を紹介するとともに、Emdiviと呼ばれる遠隔操作マルウェアによる攻撃が再度増えつつあることを説明。今回の注意喚起の背景を解説した。○偽装アイコンによるexeファイルで攻撃Emdiviの詳細に関してはマクニカネットワークス セキュリティ研究センターの政本憲蔵センター長が解説した。今回の一連の攻撃ではドキュメントファイルにアイコンを偽装したexeファイルが使われており、このexeファイルの中には「ドロッパー」と呼ばれるマルウェア本体と、偽装のための文書が含まれている。偽装文書はおおむね日本語として意味が通るが、中国語フォントSimsunが使われており、一部の文字が日本語ではないという特徴がある。また、確保したマルウェア(65種類)のファイルの生成日時に注目して調査すると、北京時間の月曜日から金曜日までの9-17時に集中していることがわかったという。○まずは現状を確認する「身体検査」を最後にラック CTOの西本逸郎氏が登壇し、同じようなサイバー攻撃を受けた日本年金機構の個人情報流出事例は、C&Cサーバー側の調査も行われたため、日本で初めて実害が確認された事例と紹介。対策は破られるという認識とその後の対応が重要であり、感染を直前で食い止める"水際作戦"、重要データの情報を撹乱する"無力化作戦"、指令サーバへの通信を遮断する"封じ込め作戦"を一体とした対策が、企業で求められると強調した。
2015年06月16日ラックは16日、遠隔操作ウイルス「Emdivi」(エンディビ)に感染している国内企業が増加しているとして、注意を喚起した。Emdiviは日本年金機構における個人情報流出の原因と報道されているウイルスで、これに不安を感じた企業からの調査依頼により感染が判明するケースが多くみられたという。同社が運営する、情報セキュリティに関する事件や事故、懸念に対応する「サイバー救急センター」の調査では、Emdiviが発見された事例数が2015年6月に過去最高となった。しかし、それらの感染時期は2014年末と推定され、「Emdiviに感染していながら気付いていない企業が多く存在している可能性がある」として、注意を呼びかけた。標的型サイバー攻撃では、特定の組織や個人が反応してしまう、周到に用意された詐欺メールを送付。添付ファイルなどから感染したPCに対し、第三者の企業のPCを踏み台(攻撃拠点)にして指令を出し、重要な情報を継続的に窃取する。ラックでは、組織全体の防御レベル向上を図るだけでなく、セキュリティを突破された際の対策、復旧手段を日頃から訓練しておくことが重要だと指摘。情報の暗号化やダミーの混入といった施策などを、セキュリティ専門家と検討しておくことが必要だとしている。
2015年06月16日ラックは6月16日、サイバー救急センターにおいて対応した標的型サイバー攻撃に関する調査を行い、遠隔操作ウイルス「Emdivi:エンディビ」に感染が今年度に入って急増していると警告した。同社の調査によると、Emdiviによる感染被害は最近始まったのではなく、昨年末より徐々に増え始め、昨今の標的型攻撃に用いられた遠隔操作ウイルスの報道で不安を感じた企業からの調査依頼により、徐々に感染事実が判明し始めているという。同社では、同社が今回の脅威への対応のため新たに用意した「情報漏えい危険度測定パッケージ」を活用することで、遠隔操作ウイルスのあぶり出しと、標的型サイバー攻撃への耐性を調べることが可能だとしている。「情報漏えい危険度測定パッケージ」の発売期間は7月31日までで、価格は198万円(税別)。
2015年06月16日Texas Instruments(TI)は、DLP Pico 0.47型(11.9mm)TRP フルHD 1080pディスプレイ・チップセットの評価を可能とする開発ツール「TI DLP LightCrafter Display 4710 評価モジュール(EVM)」の供給を開始したと発表した。同EVMは、Mini HDMIを装備しており、プラグアンドプレイ機能によるさまざまなコンピューティング機器への接続が可能。また、micro-USBインタフェースも搭載しており、USBベースのGUIにより、チップセットの機能やペリフェラル群のリアルタイム評価も可能となっている。さらに量産品質レベルの光学エンジンが搭載されているため、製品開発サイクルの短縮も可能だという。なお、同EVMはTI.comにて入手することが可能となっている。
2015年06月12日ラックは6月9日、6月1日に日本年金機構が発表した、基礎年金番号を含む個人情報が漏えいした事件に関して、背景や想定される原因を同社が知り得た範囲で整理し、対処方針などを提言する「日本年金機構の情報漏えい事件から得られる教訓」を公開した。このなかで、事件の原因を、公共団体は、国民の多くの個人情報を持っていることから、攻撃者に多くの動機をもたらしているが、公共団体のセキュリティ担当にとっては至極当たり前であると考えられているこの危機意識が、組織全員にまでは浸透せず、理解が進んでいなかったためだと推測。この事件から我々が取るべき行動として、事件・事故前提の組織体制構築社員や職員の意識改革と教育事故対応チームの組織化セキュリティ監視と不正通信の洗い出し事件発生を見越した演習を挙げた。
2015年06月11日ラリタン・ジャパンは6月8日、データセンターにおけるラック内のサーバやストレージなど機器に電源を供給するインテリジェントPDU(Power Distribution Unit、電源タップ)の最新シリーズとして「PX3シリーズ」を発表した。その最上位モデル「PX3-5000シリーズ」を、6月22日から販売開始する。価格はオープンプライスで、同社による市場想定価格は10万円(税別)から。PX3シリーズは、1W単位での消費電力計測を可能にし、ラッチ型リレーの採用による省電力設計が特長。従来製品の「PX2シリーズ」と比較して、最上位モデルのPX3-5000シリーズでは67%の省電力化を実現したという。また、データセンタ・インフラの効率的かつ安全な運用管理を支援するための機能を拡張したとのこと。昨今のクラウド・プラットフォームや高密度に集約したラック環境では高温対応が重要な課題といい、同シリーズでは全モデルで摂氏60度の最高動作温度に対応した。USBポートを従来の2ポートから3ポート(USB-A 2ポートおよびUSB-B 1ポート)に増加したことで、カスケード接続やWebカメラ接続、USBメモリ接続による設定、USB機器の充電などがより柔軟に行えるという。その他、PDUに搭載するディスプレイをLCDカラーディスプレイにして見やすくし、サーキット・ブレーカー部分の形状を改良している。PX3-5000シリーズは、同社のインテリジェントPDU製品では第3世代となる。ラッチ型リレーをインテリジェントPDUで採用しつつ、PDUの各コンセントへの通電をシーケンス制御できる設計で、一度に大量の電流が流れる突入電流を防ぐこともでき、万一の電源障害からの復旧時にも安全性を確保できるとのこと。また、コントローラ部分をホットスワップで脱着可能にしたことで、コントローラ部分が故障した場合でも給電を止めずに交換・修理が可能だ。PX3-5000シリーズは、入力電圧(V)・最大供給電流(A)・PDU形状・入力プラグ/出力コンセント形状などの違いにより全7モデルからなる。30A以上のモデルに搭載するサーキット・ブレーカー部分の形状は、ロープロファイル設計に変更した。同シリーズのPDU形状は1Uまたは、ラック内に垂直に設置しPDUを収容するユニット・スペースが不要な0U。入力電圧はAC100Vまたは200V、最大供給電流は30A/20A/15A、出力コンセント(アウトレット)数は8~24個。同社では今後の市場動向及びユーザーの要望に応じて、「PX3-1000シリーズ」(PDUレベル電力計測)なども順次発売を予定しているという。
2015年06月10日台湾BenQは4日、COMPUTEX TAIPEI 2015と合わせBenQ本社のプレスツアーを開催。世界初という144Hzリフレッシュレートの曲面ディスプレイや、プロジェクタ用のワイヤレスアダプタなど、コンシューマ向け・ビジネス向け製品のデモンストレーションを行った。○144Hzリフレッシュレートの湾曲35型ディスプレイ、今夏に日本投入35型のゲーミングディスプレイ「XR3501」は、画面が湾曲した2,560×1,080ドットの液晶ディスプレイ。「他社製曲面ディスプレイで144Hzのリフレッシュレート対応製品はまだない」として、世界初をうたう。発表自体は4月末になされているが、今回、日本への投入予定や価格が明かされた。デモンストレーションでは製品を3台並べた状態で、顔の周りを取り囲むかのような深い湾曲でレーシングゲームを試すことができた。なお、本製品はNVIDIAのディスプレイ同期技術「G-SYNC」や、AMDによるディスプレイ同期技術「FreeSync」はサポートしない。ただし、将来的に、次世代モデルでの搭載は検討する、とのこと。パネルタイプはAMVAで、sRGB比100%の色域をカバー。また、ちらつきを低減するフリッカーフリーやブルーライト低減機能も備える。インタフェースはHDMI 1.4×2、DisplayPort 1.2、ミニDisplayPort、ヘッドフォンジャックなど。ワールドワイドへの出荷は今週から開始。日本での発売は7月から8月をめどに行い、価格は999米ドル(約124,000円)以下を想定している。○スマホ/タブレットとプロジェクタをNFCでペアリングまた、スマートフォンやタブレット内の画面をワイヤレスでプロジェクタで再生できる専用キット「Quick Wireless NFC Kit」も紹介された。「Quick Wireless NFC Kit」は、NFCワイヤレスドングル、NFCカード、NFCステッカー、USBドングルがセットになったキット。プロジェクタのUSBポートにNFCワイヤレスドングルを接続し、NFC搭載のスマートフォンやタブレットをかざしてペアリングすると、スマートフォンやタブレット内の画面をワイヤレスでプロジェクタ上に再生できる。端末の画面上に手書きで描いた文字やイラストもリアルタイムで反映するほか、端末側でカメラを起動すると、撮影画面がそのままプロジェクタ上に表示される。接続は無線(IEEE802.11b/g/n)によるP2P。端末とプロジェクタの接続は、NFCのほか、Android対応の「tapNshow」アプリ、Android/iOS対応の「QPresenter Pro」アプリを使用しても接続できる。PCと接続する場合には付属のUSBドングルをPC側に挿して使用する。台湾や米国などで販売しているが、まだ発売したての最新製品のため、日本では未提供。価格はや約70~80米ドル。このほか、教育/ビジネス向けのディスプレイも多く展示していた。教育向けには、スクリーン設置型のプロジェクタ用センサーを展示。センサーとソフトウェアで、指の触れる位置を検出し、通常のスクリーンでタッチ操作が行える。また、ビジネス向けには、映像を半透明で再生するディスプレイ用モニタを紹介。ショッピングモールや小売店舗、ドリンク販売コーナー(飲み物用の冷蔵庫)などでの展開を予定する。
2015年06月05日ネットギアジャパンは、ネットギア独自のネットワークストレージ用OSであるReadyNAS OSの最新バージョン6.2 を搭載した、1Uサイズ・ラックマウント型NAS「ReadyNAS3130」シリーズを6月9日より販売開始すると発表した。「ReadyNAS3130」シリーズは、同社のラックマウント型ReadyNASの中では、ミドルレンジモデルに位置づけされる製品で、サーバのバックアップや仮想サーバのネットワークドライブ、50~200 人程度の事業所におけるデータ共有のためのファイルサーバ用途に最適だという。ドライブベイは4つで、容量は2TB×4の8TB。価格は48万円(税別)。「ReadyNAS OS 6.2」では、複数台のHDDによるRAID ボリューム構成、定期的なスナップショット取得による任意の時点への復元、ライセンスフリーのリアルタイム・アンチウイルス・ソフトウェア、アクセス頻度の低いファイルの破損を事前に検知・修復するビットロット・プロテクション、複数箇所に設置したReadyNAS間で、自動的にVPN トンネルを構築してファイルをバックアップするReadyNAS Replicate機能を搭載する。インタフェースは、USB 3.0×2、USB 2.0×1、eSATA×2、1000BASE-T×4。
2015年06月02日サンコーは5月27日、メガネ型ディスプレイ「HDMIビデオグラス」を販売開始した。パソコンやiPhone、iPad、XboxなどHDMI接続した機器の映像を視聴できる。サイドバイサイド方式の3D動画にも対応。サンコーレアモノショップでの直販価格は税込44,800円だ。HDMIビデオグラスは、HDMI接続した機器の映像を視聴できるメガネ型のディスプレイ。メガネ型のため、視聴する際にパソコンなどの画面と向かい合う必要がない。概算として「5m先に98型相当」の画面にて、2D映像や3D映像を楽しめる仕様だ。解像度は854×480ドット。本体サイズはW170×D190×H37mmで、重量は200g。映像と電源を供給するケーブルは本体に直付けされている。再生機器に接続する側は二股に分かれており、一方はHDMI端子、もう一方は電源用のUSB端子だ。そのほか、イヤホンとメガネクロス、アイシールドを同梱。メガネフレームのフィッティング調整機能は持っていない。対応OSはWindows 7 / 8、Mac OS X 10.10以降。ゲーム機はXboxに対応。Lightning端子を持つiOS端末も使用できるが、別途Lightning - Digital AVアダプタ、USB-ACアダプタが必要となる。
2015年05月28日ベンキュージャパンは27日、IPS(AHVA)液晶パネルを採用した23.8型ワイド液晶ディスプレイ「BL2420PT」を発表した。5月29日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は52,800円前後。「BL2411PT」の後継モデルとなる23.8型ワイド液晶ディスプレイ。解像度は2,560×1,440ドットで、sRGB比100%の色域をカバーしている。フリッカーフリーのLEDバックライトを採用するとともに、「ブルーライト軽減モード」を搭載。用途に合わせて表示モードを選択でき、色温度や輝度を調整できるようになっている。そのほか、周囲の明るさを自動で検知して最適な輝度に調整する「オートアイプロテクトセンサー」や、ディスプレイの前から人がいなくなったことを検知して消費電力を節約する機能を搭載(センサーの感知エリアは3パターン)。主な仕様は、液晶パネルが23.8型ワイドのIPS(AHVA)方式、解像度が2,560×1,440ドット、視野角が上下左右とも178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(DCR時20,000,000:1)、応答速度が14ms(GTG:5ms)。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-DL×1、D-sub×1、DisplayPort×1。2ポートのUSB 2.0ハブ機能や、1W+1Wのステレオスピーカーを搭載する。スタンドの調整機能は、チルト角度が下5度/上20度、スイーベルが左右45度ずつ、高さ調整が140mm、90度のピボット機能。本体サイズはW500×D198×H665mm、重量は約7.0kg。
2015年05月27日サンワサプライは21日、PCのUSBポートに液晶TVやディスプレイを接続するための変換アダプタ「AD-USB23HD」と「AD-USB24VGA」を発売した。価格はオープン。直販価格は前者が税込7,280円、後者が税込5,880円○AD-USB23HD「AD-USB23HD」は、PCのUSBポートにHDMI入力がある液晶TVなどに使用するモデル。接続したTVなどは外付けディスプレイとして使用可能で、2つの画面全体を1つのものとして使用する「拡張モード」と、2つの画面に同一の画面を複製表示する「ミラーモード」の2種類の画面モードを利用できる。最大表示解像度は1,920×1,080ドット。対応入力解像度はワイドで最大1,920×1,080ドット、4:3で最大1,600×1,200ドット。最大接続可能台数は6台。インタフェースは入力がUSB 2.0、出力がHDMI。本体サイズはW54×D88×H18.5mm。対応OSはWindows XP(SP3) / Vista / 7 / 8 / 8.1。○AD-USB24VGA「AD-USB24VGA」は、D-Sub端子を持つ液晶TVやディスプレイなどに使用するモデル。インタフェースは入力がUSB 2.0、出力がD-Subとなっている。そのほかの仕様は「AD-USB23HD」とほぼ共通。
2015年05月21日アップルは5月19日、5K Retinaディスプレイを搭載する「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」に安価な下位モデルを追加した。価格は23万8,800円。主なスペックは以下の通り。ディスプレイ:27インチ Retinaディスプレイ (5,120×2,880)プロセッサ:3.3GHzクアッドコアIntel Core i5 (Turbo Boost時最大3.7GHz)メモリ:8GBストレージ:1TBハードドライブグラフィックス:AMD Radeon R9 M290カメラ:FaceTime HDカメラインターフェイス:USB 3.0×4、Thunderbolt 2×2、SDXCカードスロット、ギガビットEthernet、ヘッドフォン/光デジタルオーディオ出力、Wi-Fi (802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.0サイズ:65.0×20.3×51.6センチ、9.54キロ25万8,800円の上位モデルは、プロセッサが3.5GHzクアッドコアIntel Core i5、ストレージが1TB Fusion Drive、グラフィックスがAMD Radeon R9 M290Xとなっており、またApple Storeでのカスタマイズオーダーでプロセッサやストレージ、メモリ、グラフィックスをアップグレードできる。下位モデルはカスタマイズがメモリとストレージに限られ、プロセッサとグラフィックスはアップグレードできない。
2015年05月20日トーワ電機は14日、同社が運営する「UNIV」および「BOXX」のプロフェッショナル向けワークステーションに、EIZO製ディスプレイがセットになったキャンペーンモデルを発表した。2015年6月30日までに購入すると、EIZO製ディスプレイが標準で付属する。EIZO FlexScanシリーズは、作業しやすい画面輝度に自動調節する自動調光機能や、ブルーライトカット機能、ちらつき抑制機能といった目が疲れにくい設計を採用する。また、液晶保護パネルのオプション設定や、キーロック機能の搭載、耐震性を考慮したスタンドを備える。UNIVではHaswell-EコアのIntel Core i7プロセッサを搭載した「UNI-i7HX」と、Haswell-EPコアのIntel Xeonプロセッサを搭載した「UNI-XW-E5HS」で、23.8型フルHD(1,920×1,080ドット)ディスプレイ「FlexScan EV2450」をバンドルしたモデルを用意する。また、オプションとして次の3モデルから選択することもできる。31.5型4K UDH(3,840×2,160ドット)ディスプレイ「FlexScan EV3237」27型WQHD(2,560×1,440ドット)ディスプレイ「FlexScan EV2736W-Z」24.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)ディスプレイ「FlexScan EV2455」BOXXでは4.5GHzにオーバークロックしたIntel Core i7プロセッサを搭載した「APEXX22401」、Haswell-EコアのIntel Core i7プロセッサを搭載した「APEXX 4 7201」、Haswell-EPコアのIntel Xeonプロセッサを搭載した「APEXX 4 7901」、Haswell-EPコアのIntel Xeonプロセッサを搭載したハイエンドモデル「APEXX 5 8901」で、23.8型フルHD(1,920×1,080ドット)ディスプレイ「FlexScan EV2450」のバンドルモデルをそろえる。また、NIVと同様にオプションとして、次の4モデルから選択することもできる。31.5型4K UDH(3,840×2,160ドット)ディスプレイ「FlexScan EV3237」27型WQHD(2,560×1,440ドット)ディスプレイ「FlexScan EV2736W-Z」26型(1,920×1,920ドット)ディスプレイ「FlexScan EV2730Q」24.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)ディスプレイ「FlexScan EV2455」
2015年05月14日レノボ・ジャパンは12日、狭額パネルを採用した23.8型ワイド液晶ディスプレイ「ThinkVision X24 Ultraslim Wide モニター」を発表した。12日より発売し、価格は税別32,000円。Neo-Blade狭額パネルを採用する23.8型ワイド液晶ディスプレイ。プレコートメタルテクノロジーにより右側のバックカバーをなくし、ディスプレイ部分の厚さを7.5mmに抑えている。液晶パネルに視野角の広いAH-IPS液晶を採用することで、透過度も高く色鮮やかに映像を表示する。スタンド部はチルト機能付クロームスタンドになっており、スタンドクリップも装備。ケーブルをセットすることでケーブルをまとめられる。主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット、コントラスト比が1,000:1、視野角が水平 / 垂直ともに178度、輝度が250cd/平方メートル。映像入力インタフェースはHDMI×1、DisplayPort×1。
2015年05月12日米Facebook傘下の米Oculus VRは6日(現地時間)、バーチャルリアリティ用のヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)「Oculus Rift」を2016年第1四半期に一般発売すると発表した。今年後半に予約申し込みの受け付けを開始する。Oculus Riftは広い視野角でバーチャルな世界に没入できるユーザー体験を特長としている。2012年夏にクラウドファンディングKickstarterにおいて25万ドルの目標額で244万ドルを集め、北米最大のゲームカンファレンスE3で開発版が数々の賞を獲得して話題になった。現在Oculus VRのサイトで開発者向けハードウエアの第2世代「DK2(Development Kit 2)」(350ドル)を提供しており、また昨年末からSamsungがOculus VRと共同開発したGalaxy S6/S6 edge用VRHMD「Gear VR」を発売している。Oculus Riftの最終製品は、ゲーム開発者カンファレンス「GDC 2015」(2015年3月2日-6日)などで公開したプロトタイプ「Crescent Bay」のVR体験をベースにデザインや装着感を磨き上げる。次週に公式ブログでスペックの追加情報を公開し、また北米最大のゲーム見本市「E3 2015」(2015年6月16日-18日)などでハードウエアやソフトウエアの詳細、対応ゲームやサービスなど未発表の情報を提供する。
2015年05月07日アイ・オー・データ機器は4月30日、オンラインRPG「ドラゴンクエストXオンライン」推奨ディスプレイとして、同社の4K液晶ディスプレイをはじめ2製品が認定されたことを発表した。推奨ディスプレイに認定されたのは、4K対応28型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-M4K281XB-A」と、USB急速充電機能や広視野角のADSパネルを採用した23.8型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-MF243XDB」の2モデル。○LCD-M4K281XB-A「LCD-M4K281XB-A」は、3,840×2,160ドット(4K)解像度の28型ワイド液晶ディスプレイ。価格はオープンで、直販サイト「アイオープラザ」の価格は86,184円。画面上に子画面を表示しての2画面表示にできるPIP(Picture In Picture)機能、最大4画面に画面を分割して表示できるPOP(Picture Out Picture)機能を搭載している。主な仕様は、画面サイズが28型ワイド、解像度が3,840×2,160ドット(4K)、視野角が上下160度 / 左右170度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms。映像入力インタフェースはHDMI×2(1ポートはMHL対応)、DisplayPort×2、D-Sub×1。スタンドのチルト角度が上25度 / 下5度。2.5W+2.5Wのステレオスピーカーを内蔵し、VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW663×D200×H452mm、重量は約6.9kg。○LCD-MF243XDB「LCD-MF243XDB」は、1,920×1,080ドット(フルHD)解像度の23.8型ワイド液晶ディスプレイ。価格はオープンで、直販サイト「アイオープラザ」の価格は32,184円。液晶パネルにADS(Advanced super Dimension Switch)パネルを採用し、上下左右ともに178度の視野角を持っている。また、背面に最大2.4A出力の充電用USBポートを搭載しており、急速充電に対応している。主な仕様は、画面サイズが23.8型ワイド、液晶パネルがTFT ADS、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms(オーバードライブオン時5.5ms)。映像入力インタフェースはHDMI×2、DVI-D×1、D-Sub×1。スタンドのチルト角度が上20度 / 下5度。1.0W+1.0Wのステレオスピーカーを搭載し、VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW557×D210×H410mm、重量は約4.2kg。(c)2012-2015 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
2015年05月01日ASUSTeK Computerは4月24日、長時間の使用でも目が疲れにくい「ASUS Eye Care」技術搭載の液晶ディスプレイとして、27型ワイドモデル「VX279H-J」と23型ワイドモデル「VX239H-J」を発表した。発売は4月30日。価格はオープンで、店頭予想価格はVX279H-Jが41,000円前後、VX239H-Jが24,500円前後。○VX279H-J「VX279H-J」は、画面を長時間見続けていても目が疲れにくいという「ASUS Eye Care」技術を搭載した27型ワイド液晶ディスプレイだ。ASUS Eye Careとは、ブルーライトを軽減するLow Blue Light機能と、チラつきを低減するフリッカーフリー技術を統合したもの。本体デザインはフレームレスデザインを採用している。液晶パネルは、水平 / 垂直ともに178度の広い視野角を持つAH-IPS方式パネル。映像の輪郭を強調する「VividPixel」技術により、低解像度の映像もシャープに表示できる。また映像エンジン「Splendid」は、専用チップを使って画面解析を行うことで、自然で見やすい発色の映像を提供する。画面上に照準を表示する「GamePlus機能」も搭載。照準の種類は4種類。画面上にタイマーを表示する機能も持つ。主な仕様は、画面サイズが27型ワイド、液晶パネルがAH-IPSの非光沢(ノングレア)、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が水平 / 垂直ともに178度、最大輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(ASCRオン時80,000,000:1)、応答速度が5ms(GTG)。映像入力インタフェースはHDMI 1.3(MHL対応)×2、D-sub×1。スタンドのチルト角度が上20度~下5度。1.5W+1.5Wのステレオスピーカーを搭載し、本体サイズはW622.6×D210.1×H441.3mm、重量は約4.6kg。○VX239H-J「VX239H-J」は、画面サイズが23型ワイドのモデル。画面サイズ以外の仕様は「VX279H-J」とほぼ共通だ。相違点はスピーカーが1.0W+1.0Wになっていること。本体サイズはW532.9×D210.1×H389.8mm、重量は約3.8kg。
2015年04月24日アイ・オー・データ機器は22日、ブルーライトを低減する機能を備えた20.7型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-MF211XB」を発表した。5月中旬より発売する。価格はオープンで、同社の通販サイト「io PLAZA」での価格は20,304円。1,920×1,080ドットのフルHD解像度に対応した20.7型ワイド液晶ディスプレイ。小型の本体は設置の自由度が高い。バックライトのちらつきをなくした「フリッカーレス」設計、およびブルーライトを減らす「ブルーリダクション」機能など、目の疲労を和らげる機能が充実している。ブルーライトの低減率は5段階で調整可能。消費電力は通常使用時で18.3W。削減したいワット数を確認しながら輝度を設定できる「ECOステップ機能」や、PCの電源状態と連動する「自動電源オフ機能」などによって、さらに消費電力を節約できる。主な仕様は、画面サイズが20.7型ワイドの非光沢(ノングレア)、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下160度/左右170度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1、D-sub×1。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載し、スタンドのチルト角度は上20度/下5度。VESAマウント100mmに対応する。本体サイズはW490×D178×H352mm、重量は約3.0kg。
2015年04月22日アイレップは4月20日、リスティング広告・ディスプレイ広告向けデータアナリティクス(DA)サービスを開始したと発表した。同サービスの主な対象は、データアナリストやデータサイエンティストなどのスペシャリストを有しない企業や、データ活用がデジタルマーケティング戦略に組み込まれていない企業。多変量解析・データマイニングといった数理アプローチの実践により、運用型広告のリスティング広告/ディスプレイ広告の成果を改善できる企業を増やしていくために、まずはβ版において、広告施策の「正確性」「客観性」「効率性・効果性」向上の検証を進めていくという。リスティング広告・ディスプレイ広告向けDAサービス概要(β版)は、次のとおり。○ディスプレイ広告向け今後は、更なる巨大化・複雑化が予測されるデータに、よりスピーディーに対応できるよう、ルールや知識抽出を自動化する機械学習のアプローチも採用していく予定。
2015年04月21日サンワサプライは16日、液晶ディスプレイやノートPCなどを載せて360度回転させることができる回転台「CR-15K」と「CR-16K」の2モデルを発売した。価格は「CR-15K」が2,160円、「CR-16K」が3,780円。隣り合った人などとノートPCやディスプレイを共有するための回転台。直径が230mmの「CR-15K」と330mmの「CR-16K」を用意する。金属製ローラーを採用し、大型のディスプレイを載せても軽い力で回転させることが可能。PC機器だけでなく、キッチン用品や置物を載せてターンテーブルとしても利用できる。裏面には滑り止め用のゴムが貼り付けてあり、回転させても本体がずれることはない。本体サイズは「CR-15K」が直径230×H15mm、重量は0.4kg。「CR-16K」が直径330×H15mm、重量は0.65kg。耐荷重はともに30kg。
2015年04月16日