現在大ブレイク中のディーン・フジオカと、マルチタレントの加賀美セイラが日本から参加を果たした海外ドラマ「荒野のピンカートン探偵社」。このほど、本作のDVD-BOXII特典映像に収められている、ディーンさんと加賀美さんが初共演エピソードなどを語ったインタビュー映像が初公開となった。1860年代、西部開拓時代のカンザスを舞台に、実在したアメリカ最古の探偵社の創設期を描く、1話完結型の痛快ミステリーアクションドラマとなる本作。アラン・ピンカートンとその息子ウィリアムは、史上初の探偵社を創設、ひょんなことから女性探偵ケイトも働き出すように。創設者のアランはすべてに抜け目がなく非常にタフな男。ウィリアムは口より先につい手が出る昔ながらのタフガイだが、探偵として高い技術と熱い気持ちを持っている。一方、ケイトは科学捜査を得意とし、おとり捜査の名手でもあった。このトリオが、ときには意見を対立させながらも凶悪事件の真相に迫っていく。本作でディーンさんが演じるのは、第4話から登場するケンジ・ハラダ。奴隷制度が存在する時代にもかかわらず、ある使命を持って北米にやってきた東洋人で、西部の衣装に身を包みながらも腰に刀をさす“サムライ”だ。また、加賀美さんは、第11話より登場する謎の霊媒師ミヨ役。ミヨは、ピンカートン探偵社のメンバーやディーンさん演じるケンジにとって、事件の鍵を握る重要な人物となるという。今回解禁となったのは、DVD-BOXIIにのみ収録されている特典映像で、WOWOW特別試写会の模様とディーンさん&加賀美さんのインタビュー映像の一部。2015年3月27日にWOWOWでの放送開始を記念して行われたこの試写会では、少し初々しい様子で対応する2人の姿を見ることができる。2人は本作が初共演で、当初はずっと英語でコミュニケーションをとっていたというエピソードや、日本人として海外作品に出演できたことへの喜びを語り、これまでアジアを中心に活動していたディーンさんが「家族やおばあちゃんに喜んでもらえて…」とハニカミながらコメントする場面では、加賀美さんも思わず笑顔で相槌を打つ姿も見られていた。「荒野のピンカートン探偵社」DVD-BOXIは発売中、DVD-BOXIIは2月3日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2016年02月03日恋愛スイッチを入れてくれるのは、やっぱり本・音楽・映画の世界。NHKの連続テレビ小説『あさが来た』の五代友厚役で一躍注目を集める俳優、ディーン・フジオカさんにも、せつない想いの加速する作品を選んでいただきました。* **「僕がまだ日本に住んでいた頃、実はこの通り沿いのカフェでアルバイトをしていたんです。もう15~16年前になるかな。あの時思い描いていた世界と、今の自分が見ている世界にはどんな差があるんだろう。得たものもあれば失ったものもある。そういう時の流れを考えると、少し感傷的な気持ちになってしまいますね」それが、日本で過ごした10代の最後の思い出だったそう。窓の外に向けられた少し憂いを帯びた視線は、自身の過去を見つめていたのかもしれない。「演技に関して言えば、目線や表情の動きと同じくらい、僕は“呼吸”をとても意識しています。それは、“せつない”という感情に限らずに。例えば、悲しいことがあると呼吸は乱れるし、優しい気持ちになる時は深い呼吸になる。逆を言えば、呼吸をコントロールすることで、感情を内側から呼び起こすことができると思っているんです」そんな彼が“せつない恋”の原点としている作品が、1980年のアメリカ映画『ある日どこかで』。「原題は『Somewhere in Time』。クリストファー・リーヴ演じる主人公が、ある老婆のひと言をきっかけにタイムトリップして…という謎めいたストーリーなのですが、時間という概念に翻弄されながらも貫く純愛に心が震えます。たとえ幸せな時間は一瞬でも、だからこそ、その瞬間にしか存在しない感情や繋がりをより強く感じるというか…。僕にとっては、ラブストーリーの教科書のような作品です」◇でぃーん・ふじおか1980年8月19日生まれ。福島県出身。俳優・モデル・映画監督。深田恭子さんが主演を務める、1月クールの新ドラマ『ダメな私に恋してください』(TBS系)に出演中。ジャケット¥71,000シャツ¥24,000パンツ¥25,000(以上ブラックバレット バイ ニールバレット/プロジェクトTEL:03・3409・3421)シューズ¥26,000(リーガル/リーガルコーポレーションTEL:047・304・7261www.regal.jp)その他はスタイリスト私物※『anan』2016年2月3日号より。写真・竹内裕二(S‐14)スタイリスト・カワダイソン(インパナトーレ)ヘア&メイク・谷森正規(W)取材、文・瀬尾麻美
2016年01月27日火曜ドラマ「ダメな私に恋してください」の制作発表会見が1月5日(火)、都内で行われ、主演の深田恭子をはじめ、ディーン・フジオカ(DEAN FUJIOKA)、三浦翔平、野波麻帆、ミムラが主席した。原作は、女性コミック誌「YOU」に連載中で、累計120万部を越えるベストセラーの同名漫画。深田さん演じる、独身、無職、貢ぎグセがあり貯金なしのダメ女・柴田ミチコと、ディーンさん演じる元上司の“ドSオトコ”黒沢歩が繰り広げるラブコメディだ。ディーンさんは「ミチコを下僕としてイジメ抜くので是非ご覧ください」と挨拶。それでも「黒沢はミチコを矯正するために言っているだけで、暴力は反対です」と付け加え、会場の笑いを誘った。ドSなオトコに対してどう思うか尋ねられた深田さんは「無意味なドSは嫌ですが、上司(ディーンさん演じる黒沢)のように愛があるドSなら」と大胆発言。三浦さんは、自身が演じる最上大地について尋ねられると、「最上は好青年でございます。ね」と深田さんに同意を求め、深田さんがはにかむ場面も見られた。「休憩時間はボクシングやチェスをしながら過ごしている」と話すディーンさんと深田さんに対し、三浦さんは「もうすぐ現場が一緒になるから参加できる」と心待ちにしている様子。深田さん演じるミチコは劇中で数々のコスプレ姿を披露するのだが、「深田さんのコスプレ姿は妖精のよう!」とディーンさんは大絶賛だった。TBSドラマ「ダメな私に恋してください」は1月12日(火)22時スタート(初回15分拡大)。(text:cinemacafe.net)
2016年01月05日デイン・デハーンが自身も憧れる唯一無二の俳優ジェームズ・ディーンを演じ、ロバート・パティンソンが彼を有名な1枚の写真に収めた写真家を演じる『ディーン、君がいた瞬間(とき)』。いま、ハリウッドで最も注目される若手演技派の夢の共演が実現した本作から、2人の共演シーン映像がシネマカフェに到着!さらに、デハーンとパティンソンがお互いについて語る貴重なコメントも入手した。カンヌ国際映画祭「カメラドール賞」を受賞し、「ザ・ローリング・ストーンズ」「U2」、ビョークなど名だたるアーティストに愛される伝説の写真家、アントン・コービンがメガホンを取った本作。今回到着したのは、パティンソン演じる写真家デニス・ストックが、デハーン演じるジェームズ・ディーンとレッドカーペットで偶然居合わせるシーンだ。映画『スタア誕生』のプレミアに、恋人で女優のピア・アンジェリと共に参加したディーン。だが、すでにスターであったアンジェリの“連れ”という扱いに、心底ウンザリしていた。そんな中、レッドカーペットのカメラマンの列にストックの姿を発見するディーン。『エデンの東』の試写で初めて“ディーン”を目にしたストックは、彼が新世代を代表する俳優になることを確信、自身も一旗揚げるため「君を撮りたい」と持ちかけていたものの、断られていた後だった。「まだレッドカーペットでくすぶっているのか」と声をかけられ、気まずい表情をするストック。だが、その言葉を払拭するように、「いい写真を撮ろう」と再びディーンに誘いをかける。「有名になれる?」と問うディーンに対し、「保証する」とストック。だが、ディーンは含みのある様子で「考えておく」と言い残し、その場を後にする…。この後、2人がどんな化学反応を起こすのか、期待膨らむシーンとなっている。実は本作で出会う前は、お互い面識がなかったという2人。撮影前に何度か食事に出かけたレベルの交流しかしなかったという。その理由についてデハーンは、「映画は2人のアーティストがお互いについて理解を深めていく旅路を追うものだから、お互いについて知るのは一緒に取り組む撮影を通してのほうが映画の役に立つと思った」と明かす。実際に撮影が進むにつれ、2人は親睦を深めていったようで、その中でも極寒地での撮影シーンがさらに2人の距離を縮めたという。パティンソンは、「体感温度マイナス37度のトロントで、僕たちはスーツ1着での撮影を毎日こなしていたんだ。クルーは南極隊みたいに着込んだ格好なのに…。でもそれで絆が深まったんじゃないかな(笑)」と語る。そんな彼らにとって、今回の共演は互いにとって良い刺激になったようで、パティンソンは「ジェームズ・ディーンを演じるということは、どんな役者にとってもものすごく大変なことだったと思う。彼と僕とでは俳優として違うアプローチをとっているけれど、彼のことはすごく大好きだし、すごく面白いやつだった」と語り、デハーンを絶賛。一方、デハーンもパティンソンについて、「とても、とても、とてもいい奴なんだ!一緒にいるのが最高に楽しくて、彼とはやり方が違うけど、自分と異なるやり方で俳優として成功しているのを見るのは、すごくいい経験だ」と語っている。ハリウッドの未来を担う実力派として、内外から熱い視線を送られる彼ら。お互いの存在を意識し合い、認め合いながら共演を果たした姿をスクリーンで目撃してみて。『ディーン、君がいた瞬間』はシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月22日演じることに身を捧げた役者であっても、誰もが知る実在の人物を演じるのは恐ろしいことだという。ましてや、それが世紀のハリウッドスター、ジェームズ・ディーンであれば尚更だ。『ディーン、君がいた瞬間』でジェームズ・ディーン役のオファーを受けたデイン・デハーンも、「あまりに怖くて、断る理由がいくつも浮かんだ」と振り返る。だが、完成した映画には、ジェームズ・ディーンがいた。外見的な特徴や話し方だけでなく、そこにあったのは彼の心。一体、デインはどのようにしてジェームズ・ディーンの魂に近づいていったのだろうか。「なるべく多くの資料を読んだんだ。でも、そのどれにも違うことが書いてあったから、何が正しくて何が間違いかを取捨選択する必要があった。ある本には『彼はマルボロの煙草しか吸わなかった』と書いてあったけど、別の本には『キャメルしか吸わなかった』とある。また別の銘柄だと書いてある本もあったしね。だから、僕は『わかったぞ。要するに彼は煙草が好きだったんだな』って(笑)。彼が何をし、それが彼のどんな面を表していたのか。自分なりに分析し、彼の考えや気持ちを見つけ出すようにしていったんだ」。物語は単にジェームズ・ディーンの人生を追うのではなく、若手写真家デニス・ストックと彼の関係に焦点を当てている。どこか鬱屈を抱えたディーンに惹かれるストックと、自分を見失ったストックを翻弄するディーン。人生にもがく青年2人の青春物語にもなっているのが興味深い。「彼らの関係はとてもユニークだと思う。2人はそれぞれ違うタイプのアーティストだけれど、アーティストであることが共通点にもなっているんだ。ある意味、同じ道を歩んでいく2人の姿を追っていく映画だとも言えるよね」。ちなみに、映画の中のディーンは写真を撮られることに居心地の悪さを感じていたが、「僕も撮られるより撮る方が好きかな。最近はもっぱらiPhoneでね。僕にあってジェームズ・ディーンにないものもiPhoneだし(笑)」。お気に入りの1枚もあるそうだ。「ハネムーンで撮った1枚だね。妻が月を背に立っているのだけど、手でハートの形を作っているんだ。そのハートの中に月が写っていて、妻の姿はシルエットになっている。自分で言うのも何だけど、なかなかいい出来だと思うよ」。また、劇中にはジミーが本来の自分に戻れる場所として故郷が登場するが、「僕にとっては、今住んでいる自宅がそれにあたるかな」とのこと。実は、このインタビューも自宅のベッドの上からスカイプで応じてくれた。「こっちは朝の8時だけど、たっぷりと睡眠をとった後だし、リラックスしながらインタビューを受けているよ(笑)。撮影中はずっと家を離れることが多いから、やっぱり早く家に帰りたいなと思ってしまう。だからこそ、オフの時はなるべく家で過ごすようにしているんだ。世界中を飛び回る俳優の仕事は本当にエキサイティングだけど、家を離れなくちゃいけないのがね。ちょっと悩ましいかな」。世界中を飛び回る背景には、「様々なタイプの作品に出たい」という思いがある。尊敬する俳優は、アル・パチーノとフィリップ・シーモア・ホフマン。「作品ごとに異なるチャレンジをし、彼らのような役者になりたい」と力強く語る。「それが、僕にとってはすごく大事なことなんだ。今はSFアドベンチャーに関わっているところなんだけど、その前はホラー映画を撮影していたし、その前は17世紀のロマンス映画に出演した。その前は『ディーン、君がいた瞬間』だしね。そうやって、なるべくいろいろな作品に出会っていければいいなと思っている」。映画は「作るだけでなく、観るのも好き」だそうだ。「ものすごくささやかな映画か、あるいはものすごくスケールの大きい映画が好き。極端なんだ(笑)。映画館に行くのも大好きで、『ジュラシック・ワールド』や『ゼロ・グラビティ』みたいに映像のすごい作品はなるべく映画館で観るようにしている。その一方、ごくごく小規模な映画で俳優たちの演技をじっくり楽しむのも好きだよ」。そんな彼の目に、『ディーン、君がいた瞬間』はどう映ったのだろうか。「すごく誇りに思える作品になった。僕はどの作品に対しても、自分の捧げられる全てを捧げる。心も魂も全て捧げて、その後は、全てを捧げた自分を責めることだけはしないようにしているんだ。そういった意味でも、心から満足しているよ」。『クロニクル』から『アメイジング・スパイダーマン2』まで、デインは順調なキャリアを築いてきた。そして、今後も続々と出演作が待機する中、自宅でのリラックスした時間を楽しみ、映画を愛しながら、彼は地に足のついた姿勢で名声と向き合っている。「ジェームズ・ディーンは俳優として名声を得ることに対し、ある種のパラノイアに陥っていたところがあると思う。その点、僕は問題ないんじゃないかな。役者の仕事が大好きだし、今のレベルで仕事ができているのも嬉しい。酷いこともたくさんある世の中だから、毎日毎日をありがたく思っているんだ。確かに、一旦恐れを感じてしまうと、際限なく恐ろしくなってしまう。だから、なるべくそうならないように自分を保つことも大事だね」。(text:Hikaru Watanabe)
2015年12月17日NHKの朝ドラ「あさが来た」や1月スタートの新ドラマ「ダメな私に恋してください」なで注目を集めるディーン・フジオカ(DEAN FUJIOKA)。このほど、彼が出演したアメリカのドラマ「荒野のピンカートン探偵社」から、マイナス40度という極寒のロケ地での様子が明らかとなった。本作は、アメリカ最古の探偵社を描く痛快ミステリーアクション。ピンカートン探偵社とは、1850年代にリンカーン暗殺計画を未然に防いだ アラン・ピンカートンがシカゴに創設したアメリカ初の私立探偵社。当時としては最先端の科学捜査技術を駆使し、事件解決法は革新的で、身辺警護から軍の請負まで、幅広いビジネスを展開していたといわれる。本作で描かれるのは、その創生期で1860年代のカンザスを舞台に、アランの息子ウィリア ム(ジェイコブ・ブレア)が世界初の女探偵ケイト(マーサ・マックアイサック)とともに事件解決に奮闘する様子。ディーンさんは準レギュラーとして、彼らの仲間になるケンジ・ハラダを演じている。本作の撮影地となったのは、カナダのマニトバ州ウィニペグ。“カナダのへそ”とも呼ばれ、辺り一帯に広大なプレーリーが広がるこの地は、当時のカンザスを再現するにはぴったりの西部開拓時代の情緒が残る地であり、カナダ国内で最も年間晴天時間が長いためロケ地としては最高の環境とされている。ただし、キャスト陣を悩ませた最悪な条件が、その気候。ウィニペグは 極北地域を除き北米で最も寒い気温を記録する都市の1つで、真冬にはマイナス40°C以下まで下がることも珍しくないという、まさに極寒の地。これには、数々の海外ロケをこなしてきた“ノマド俳優” ディーンさんも、すっかり参ってしまったという。撮影現場には完全防備で向かうものの、「しばらく外にいると、呼吸する蒸気で、まつげが凍るほどだった」と言うほど。スタッフもキャストもダウンコートが必須という中で、当時のカウボーイ衣装のままで演技をすることは、まさに修行の日々だった様子だ。「オフの日も、あまりの寒さについインドアがちになってしまった」とインタビューで語るディーンさん。それでも、オフの日にはスタッフとウィニペグで大人気のホッケーを観覧したり、チェスをしたり楽しんでいたという。そんな厳しくも広大なこのロケーションが、1860年代の痛快なドラマをよりいっそう盛り立ているといえそうだ。「荒野のピンカートン探偵社」は2016年1月13日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年12月07日写真家で映画監督のアントン・コービンが最新作『ディーン、君がいた瞬間(とき)を完成させた。これまでに数々のアーティストを撮影してきたコービン監督はなぜ、ジェームズ・ディーンをモデルにした作品を手がけることになったのだろうか?本作のタイトルにもなっている“ジェームズ・ディーン”は、たった3本の主演作を残して交通事故死したハリウッドの伝説の人物。反逆のアイコンであり、若者たちのヒーローであり、映画史にその名を刻むスター俳優だ。本作では、無名の新人俳優のディーン(デイン・デハーン)と、駆け出しの写真家デニス・ストック(ロバート・パティンソン)の交流と、知られざるディーンの素顔を描き出していく。本作は実在の人物が登場し、劇中に登場する写真や出来事にもモデルが存在するため、コービン監督は「50年代の感覚が映像にほしかった」という。「撮影監督のシャーロット・ブラウス・クリステンセンはデンマークの女性ですが、彼女が手がけた『偽りなき者』の映像が好きでした。彼女の映像には温かみがあり、私のこれまでの映画にはない要素でした。この映画はふたりの友情と1950年代のノスタルジックな空気を描いていますから、彼女の温かいトーンが必要だったのです」劇中でディーンを演じているのは、若き演技派俳優のデイン・デハーン。しかし、ディーンの大ファンだったという彼は最初、この役を演じることに消極的で、監督はデハーンに会う約束をとりつけるのに苦労したそうだ。「ジェームズ・ディーンは彼にとってのアイドルですから、演じたくなかったのかもしれません。しかし、彼はいつも挑戦し続けてきた俳優ですから、この役を演じることは最大の挑戦になります。だから、私と会うまでデインはずっと自分自身と対話を続けていたと思います。実は、僕とデインには共通の友人がいて、メタリカのラーズ・ウルリッヒがデインを説得してくれたんです」ちなみに監督自身はジェームズ・ディーンの熱狂的なファンではなかったという。「名前は知っていましたが、映画を観ていたわけではありませんでした」。では、監督はなぜ、本作を手がけることになったのだろうか? 「ジェームズ・ディーンは“自由な精神”の象徴だと思っています。それは誰もが年齢に関係なく持っているものですが、多くの人はそれが表面に出ることはありません。私の写真はいつも緊張感にあふれていますが、私は緊張感にあふれた人に魅了されるのでしょう。この映画を撮ることで、私はジェームズ・ディーンがいかに優れた俳優なのかに気づきました。彼はマーロン・ブランドと同じく、巨大な映画産業の一部ではなく“個人”として立っていたのだと思います」『ディーン、君がいた瞬間(とき)』12月19日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
2015年12月07日24歳でこの世を去った20世紀最大のハリウッドスター、ジェームズ・ディーンと、有名になる直前の彼を見出した天才写真家デニス・ストックとの知られざる2週間を描いた『ディーン、君がいた瞬間(とき)』。「U2」、ビョークなど名だたるアーティストに愛される伝説の写真家アントン・コービンがメガホンをとった本作は、第一線で活躍する日本の写真家たちからも絶賛を受けており、さらにいま、実在の写真家を題材とした映画が続々と公開されていることが分かった。『エデンの東』『理由なき反抗』『ジャイアンツ』と立て続けに映画に出演して大きな注目を集め、わずか24歳で急逝したジェームズ・ディーンを『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーン、さらにスターになる前のジェームズの才能を見出した「マグナム・フォト」の写真家デニス・ストックを、『トワイライト』シリーズ以降、革新作に挑戦し続けるロバート・パティンソンが演じる本作。監督は、“ロックの写真家”として知られ、『コントロール』でカンヌ国際映画祭「カメラドール賞」を受賞したアントン・コービン。彼自身が「僕にとってこれは、世間の関心の的である人物を被写体にした写真家の話。僕も写真家を40年やっているから、すごく共感できる」と語っているように、写真家として活躍するからこそ描くことのできた、写真家ストックの視点から見たリアルなディーンを描き、死の直前の一番輝いていた瞬間を捉えている。そんなアントン監督の“被写体”への想いには、日本を代表する有名写真家たちも共鳴。タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」のポスター広告シリーズを手掛け、多くのミュージシャンやトップクリエイターから圧倒的に支持を受ける平間至、「STYLE from TOKYO」を軸に国内外でストリートスタイルを発信するシトウレイ、小泉今日子や深津絵里、「SMAP」をはじめ、多くの著名人から信頼を受けて仕事をする若木信吾らが絶賛のコメントを寄せている。また、本作に呼応するかのように、実在した写真家を描いた映画も、続々と公開される。『ヴィヴィアン・マイヤーを探して』(公開中)は、シカゴのオークションで偶然発見された謎の天才女性写真家ヴィヴィアン・マイヤーに迫る、アートドキュメンタリー。15万枚以上の作品を残しながら、生前は1枚も公表することがなかったマイヤー。乳母として働いていた彼女が、なぜこれほど優れた写真が撮れたのか?なぜ誰にも作品を見せなかったのか?その謎に迫っていく。また、「ハーパーズ バザー」や「ヴォーグ」など有名ファッション誌の表紙を手がけ、絵画のように豊かな表現力でニューヨークを撮影したカラー写真の先駆者の半生を追うのは、ドキュメンタリー『写真家ソール・ライター急がない人生で見つけた13のこと』(12月5日公開)。「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」と語り、あえて名声から距離を置いて生きたソール・ライターの人生が語りかけるものを考えさせてくれる。本作の原題『LIFE』は、ディーンの姿を収めたストックの写真が掲載された「LIFE誌」を意味するだけでなく、ディーンとストック2人の“LIFE=人生”という意味も込めてつけたという。伝説の写真家たちの人生を描く映画から、被写体となった時代をつくった人物たちにも思いを馳せてみては?<コメント>■平間至(写真家)ジェームズ・ディーンの生命は、デニス・ストックの写真によって永遠となった。■操上和美(写真家)ジェームズ・ディーンのあの傑作が生れた瞬間に立会えるなんて凄い映画だ!!■シトウレイ(STYLE from TOKYO photographer )いっぱしのフォトグラファーとして成功することに固執するデニスと、自分らしく自由に生きる事に固執するディーン。「表現する」ということを生業にしている人たちへの(ある意味反面教師的ともいえる)学び、がこの物語にはある。■藤代冥砂(写真家)何かを創り出したいのに、うまくいかない人々に見てほしい。純粋さ、反抗、苛立ち、本当の自分への憧憬。これらはずっとずっと物を創り出す場所にいつでも存在してしまう。だが、そこを通らなくてはあちら側へは行けないのだ。俳優と写真家の若き才能の出会いを追ったこの作品は、そのことを改めて教えてくれる。■若木信吾(写真家)傑作が生まれる瞬間は周囲が気がつかないうちに訪れている。写真とはそういうものだと教えてくれる映画だ。役者がプライベートをさらけ出すこととプライベートを演じることの境界線を越える瞬間を、写真家がルポルタージュとステージドフォトの境界線を越える瞬間を、ナイーブ若者二人が手探りでつかんでいく過程を僕達はこの映画を通して見ることができる。傑作写真誕生の瞬間を描くことができた貴重な映画だ。『ディーン、君がいた瞬間(とき)』は12月19日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月30日アニメーション製作会社であるスタジオディーンは、中国にて人気のオンライン小説&マンガ『從前有座霊剣山』を原作とした日中共同企画TVアニメーション『霊剣山 星屑たちの宴』の製作を発表した。スタジオディーンと深セン市テンセントコンピュータシステム有限公司(中国)との日中共同企画となるTVアニメ『霊剣山 星屑たちの宴』。原作の『從前有座霊剣山』は、中国の有名なオンライン小説家・"国王陛下"氏の作品で、2013年8月から連載されているオンライン小説は中国国内で抜群の人気を誇っており、2014年8月からスタートしたオンラインコミックは2億7000万ビューを獲得する超人気作品となっている。■『霊剣山 星屑たちの宴』ストーリー概要大天災をもたらす彗星が落下、落下した彗星によってもたらされる運命の子を選ぶために、長い歴史をもつ霊剣派一族は門下の入門試験を再開することに。千年に一人と言われる「超霊根」を持つ王陸、霊剣派に入門試験に挑む。ギャグ満載・異例の仙人への道を歩みはじめた!この人気作を原作とする『霊剣山 星屑たちの宴』は、アニメーション監督には『召しませロードス島戦記~それっておいしいの?~』『夢色パティシエール』の鈴木行氏、キャラクターデザインは『がっこうぐらし!』『DOG DAYS』『機巧少女は傷つかない』などで総作画監督を務めた飯野まこと氏、美術監督は羽根広舟氏、総作画監督は石井ゆみ子氏といった日本スタッフの手によって作り上げられる。稀代の天才で、IQも図々しさも天下一品という主人公「王陸」役は代永翼が担当。オープニング曲は動画サイトで人気の"そらる"と"まふまふ"が(作詞・作曲は"まふまふ")、エンディング曲は"柿チョコ"が歌う。本作は、2016年1月からTOKYO MX・サンテレビ・KBS京都・テレビ愛知・AT-Xにて放送予定。日本語版をベースに中国語(北京語)版が制作され、中国でも同時配信される予定となっている。公式サイト(ティザーサイト)および公式Twitterもスタートしているので、こちらもあわせてチェックしておきたい。(C)霊剣山製作委員会
2015年11月19日24歳でこの世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーンと「LIFE誌」の写真家との、“死の直前”の知られざる旅路を描いた『ディーン、君がいた瞬間(とき)』。現在開催中の第28回東京国際映画祭の特別招待作品となった本作の監督で、“ロック”なフォトグラファーとしても知られるアントン・コービンが7年ぶりに来日。舞台挨拶に登壇し、“ディーン”をテーマに選んだ理由や、キャストのデイン・デハーンとロバート・パティンソンの起用について語ってくれた。天才写真家デニス・ストックが映し出した、ジェームズ・ディーンが急死する直前の2週間の旅を映し出す本作。監督を務めたアントン・コービンといえば、自身の伝記映画(『アントン・コービン伝説のロック・フォトグラファーの光と影』)も製作されるほど、「U2」やデヴィッド・ボウイ、「ローリング・ストーンズ」など数々の世界的アーティストを被写体にしてきたことでも知られている。10月24日(土)、発売開始からわずか2時間でチケットが即売したプレミア上映会には、アントン監督の写真集を持参してきた観客もいるなど、7年ぶりの来日を待ちわびていたファンで埋め尽くされ、アントン監督が登場すると、会場は大きな拍手が沸き起こった。監督も、まず「東京国際映画祭で上映できることをとても嬉しく、光栄に思っています」と、その喜びをコメント。さらに、“伝説の俳優”ジェームズ・ディーンに興味を持った理由について、「元々僕は、40年以上カメラマンをやっていることもあり、デニス・ストックのほうに興味があった」という。「なので、この映画はカメラマンとその被写体との関係、その両者のバランスについての話なのです。たまたま、その被写体がジャームズ・ディーンだったということが、この作品を面白くしているのです」と、自身も“伝説”といわれるフォトグラファーらしいきっかけに触れる。「僕はジェームズ・ディーンが亡くなった年に生まれたので、彼とは会ったことがありません。10代後半になって初めて彼を見たのはポスターでした。彼の映画を見たのはもっと後で、この映画を撮ってはじめて人物としてのジェームズ・ディーンを知ることとなりました。彼は、50年代に起こった変化として、とても重要な人物でした」と、時代の象徴ともなった稀代の俳優について語った。本作では、そんな“伝説の俳優”ディーンと、彼を被写体にしたストックの間に次第に友情のようなものが生まれ、旅を通じて、それがさらに深まっていく様子が描かれている。「(被写体との間に)信頼関係があると家族の一員のようになって、ユニークな写真を撮ることができます。実際に私もそういった関係を築くことができました。例えば、『U2』、マイケル・スタイプ、デペッシュ・モードなどです。そして、そのことがこの映画には描かれています。ジェームズ・ディーンとデニス・ストックとの間には特別な友情が生まれ、デニスはディーンの故郷という特別な場所で写真を撮ることができたのです」。また、ディーン役を演じるのは、『アメイジング・スパイダーマン2』などで日本でも人気のデイン・デハーン、そして、デニス・ストック役を演じるのは『トワイライト』シリーズ以降も躍進を続けるロバート・パティンソンという、2人の若手実力派だ。その起用理由について監督は、「ジェームズ・ディーンというのは、有名なアイコンであり、デハーンにとって大好きな俳優だったので、最初はこの役をやりたがらず、僕に会おうともしませんでした。でも共通の友人である、『メタリカ』のドラマーが彼を説得してくれたんです」と明かす。「デハーンはどんな役をやってもその人が実際にいるかのように感じさせてくれる俳優だと思います。外見を似せることも重要ですが、限界がある。そのギャップを埋める才能をもつ俳優だと思います」と絶賛した。また、ロバートについては、「いま彼は役者として自分が成長できるような面白い役を多く演じています。彼から感じられるのは、役者としての実力を証明したいということです。それは、この映画でのデニスの考えにも似ています。ロバートは、直感的な俳優で、心に雲がかかったような悩みを抱えていて、この役にぴったりでした。現場では2人がいることで、すごくいいエネルギーが生まれたし、一緒に仕事をしていてとても楽しかったです」と語り、2人が起こした“化学反応”に手応えを感じていた様子だ。では、自身がコラボしてみたい日本人はというと、アラーキーこと荒木経惟や森山大道といった日本を代表する写真家をあげ、「大好きなのでお会いしてみたい。会えたら嬉しい」と語るアントン監督。「原題は『LIFE』で、このタイトルには雑誌の『LIFE』という意味も含まれますが、誰かとの出会いが自分の人生に大きく影響を及ぼすことがある、“人生”の意味もあります」と語り、「ディーンはこの映画で描かれている旅の半年後に亡くなっているのですが、“LIFE(生きる)”の反対側に“死”というものが漂っているんです。そして、カメラマンと被写体との関係を2人の俳優が素晴らしい演技でみせてくれていたので、つくるのも楽しかったですし、映画としてもそこがどころだと思います」と、日本のファンにメッセージを贈っていた。『ディーン、君がいた瞬間(とき)』は12月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月26日日本や台湾で活躍し、現在はNHK朝ドラ「あさが来た」にも出演中の国際派俳優DEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ)が全米初進出を果たしたTVドラマ「荒野のピンカートン探偵社」が、2016年1月よりリリース、レンタル開始されることになった。本作は、実在したアメリカ“最古”の探偵社を初めて映像化した海外ドラマ。舞台は1860年代の開拓時代、米中西部カンザス州。アランとその息子ウィリアムは史上初めての“ピンカートン探偵社”を創設したばかり。アランはすべてに抜け目のないタフな男、ウィリアムはつい口より先に手が出てしまう昔かたぎの男だが、2人とも探偵としての高い技術と熱い気持ちを持ち合わせている。優秀な科学捜査官でおとり捜査の名手でもある女性探偵ケイトとともに、彼ら3人は、ブッチ・キャシディ、サンダンス・キッド、ビリー・ザ・キッド、そしてウィリアムの宿敵ジェシー・ジェームズなど、伝説的な“ならず者”たちと出会っていくこと――。西部開拓時代当時の最先端の科学捜査技術を駆使し、探偵親子と女性探偵のトリオが痛快に事件を解決していくミステリーアクションドラマとなる本作。日本生まれだが、世界で活躍している俳優ディーン・フジオカが、日本人ケンジ・ハラダ役で準レギュラー出演を果たしており、モデル出身であるマルチタレント、加賀美セイラがシーズン途中でゲスト出演していることにも注目!特に、フジオカさんは探偵社の依頼主から後に“探偵見習い”となり、彼らの仲間となっていく役柄で、本国でも「あのアジア人は誰?」と話題を呼んでいたという。日本語・英語・中国語など5か国語を操り、「あさが来た」では波瑠が演じる“あさ”に大きな影響を与える“大阪経済の父”と呼ばれた五代友厚を演じ、フジテレビ系「探偵の探偵」では主演・北川景子の同僚の探偵役に扮していたことも記憶に新しいフジオカさん。今後ブレイク間違いなしの“逆輸入”俳優の彼を、このドラマでもチェックしてみて。「荒野のピンカートン探偵社」は2016年1月13日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年10月20日デイン・デハーンが“永遠の青春スター”ジェームズ・ディーンを、ロバート・パティンソンが彼の死の直前を切り取った写真家を演じる最新映画『ディーン、君がいた瞬間』。本日9月30日、わずか24歳で夭逝したジェームズ・ディーンの命日に、第28回東京国際映画祭特別招待作品としても上映が決まった本作から待望の予告編映像が解禁となった。1955年、アメリカ。マグナム・フォトに所属する、野心溢れる若手写真家デニス・ストック(ロバート・パティンソン)はもっと世界を驚嘆させる写真を撮らなければと焦っていた。そんなとき、無名の新人俳優ジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)とパーティで出会った彼は、ディーンがスターになることを確信し、「LIFE」誌に掲載するための密着撮影を持ち掛ける――。ハリウッドに初めて真の“演技”をもたらし、24歳でこの世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーン。本作は、その死の直前の一番輝いていた瞬間を捉えた、「LIFE」誌の天才写真家デニス・ストックと彼との知られざる2週間の旅路を、デイン・デハーン、ロバート・パティンソンという2人の若手実力派の競演で描く。当初は、憧れのスターを演じることに抵抗があったというデイン。50年代の男性特有のたくましい体つきになるために、3か月で11キロ以上も体重を増やすといった肉体改造や、毎日約2時間かけておこなうメイクで、目の色、髪型、眉毛の1本1本、そして耳たぶにいたるまで、再現を試みた。また、ディーンの仕草や、話し方、考え方などについて、あらゆる著書やインタビューに触れ、内面的な部分に関しても徹底的に調べあげたという。予告編映像では、そんなデインのこだわり抜いた役作りで完成された、デイン版ともいうべきジェームズ・ディーンの姿が映し出されている。50年代のムードを映し出す音楽を担当するのは、『her/世界でひとつの彼女』のオーウェン・パレットだ。パティンソン演じるデニス・ストックと共に出かけた撮影旅行で、互いの才能に刺激されながら、次第に心の内を露呈していく2人。映像のラストには、「LIFE」誌に掲載され、ジェームズ・ディーンの名を一躍世に知らしめた写真が誕生する瞬間が切り取られている。なお、本作は第28回東京国際映画祭の特別招待作品となっており、10月23日(金)、24日(土)には本作のアントン・コービン監督が来日、映画祭に登壇する。いま、明らかになるディーン最後の旅と、現代の伝説的フォトグラファーが描く、2人の天才の魂のぶつかり合いを、まずはこちらから確かめてみて。『ディーン、君がいた瞬間』は12月より、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月30日デイン・デハーンとロバート・パティンソンという2人の若き注目俳優が共演する映画『LIFE』(原題)の邦題が、『ディーン、君がいた瞬間(とき)』に決定。24歳でこの世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーンと、その死の直前の最も輝いていた瞬間を捉えた「LIFE」誌の写真家デニス・ストックとの2週間の旅路を描いた本作は、第28回東京国際映画祭・特別招待作品としても上映が決定し、監督を務めた伝説のロック写真家、アントン・コービンの来日も決定した。1955年、アメリカ。マグナム・フォトに所属する、野心溢れる若手写真家デニス・ストック(ロバート・パティンソン)は、もっと世界を驚嘆させる写真を撮らなければと焦っていた。無名の新人俳優ジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)とパーティで出会ったストックは、彼がスターになることを確信し、「LIFE」誌に掲載するための密着撮影を持ち掛ける。ディーンを追いかけ、LA、NY、そして彼の故郷のインディアナまで旅するストック。初めは心が通じ合わなかった2人だが、次第に互いの才能に刺激されていく。そして彼らの運命だけでなく時代まで変える写真が、思わぬ形で誕生する──。ジェームズ・ディーンを演じるという危険な賭けに勝利したのは、『アメイジング・スパイダーマン2』『クロニクル』のデイン・デハーン。憧れのスターを演じることに、当初は抵抗があったというが、こだわり抜いた役作りと熱演で、「完璧」「エレガント」「彼ならではのディーンがとても魅力的」と、すでに海外メディアから絶賛を受けている。一方、スターになる前のジェームズ・ディーンの才能を見出す天才写真家のデニス・ストックには、『トワイライト』シリーズや『コズモポリス』のロバート・パティンソン。世の中に認められたいという若者の普遍的な願いを演じ、本作で実力派としての地位を決定的なものにする演技を見せる。邦題決定に併せて到着したポスタービジュアルも、2人の若者が互いの才能に導かれ、次第に孤独な魂が共鳴していく絆と、彼らの運命だけでなく時代をも変えてしまう旅を感じさせる、エモーショナルなストーリーを感じさせるものだ。監督は、「ザ・ローリング・ストーンズ」「U2」、ビョークなど名だたるアーティストに愛され、世界で最も影響力がある写真家といわれながら、ジョージ・クルーニー主演作『ラスト・ターゲット』、フィリップ・シーモア・ホフマン最期の主演作『誰よりも狙われた男』を手がけたアントン・コービン。自身も写真家として活躍するからこそ描くことのできた、デニス・ストックの視点から見たジェームズ・ディーンをリアリティたっぷりに描き、世紀のスターの死の直前、一番輝いていた瞬間を捉えている。また、製作にはアカデミー賞「作品賞」に輝いた『英国王のスピーチ』のスタッフが再集結。音楽は『her/世界にひとつの彼女』でアカデミー賞「作曲賞」ノミネートとなったオーウェン・パレットが担当し、華麗なジャズサウンドで観る者を50年代に誘う。今回、第28回東京国際映画祭に登壇するべく、10月23日(金)、24日(土)には、コービン監督が『コントロール』以来、7年ぶりに来日。現代に生きる“伝説の写真家”がとらえた、ハリウッドの未来を担う若き実力派同士の競演を楽しみにしていて。『ディーン、君がいた瞬間(とき)』は12月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月15日(画像はイメージです)「明日も元気」2014年9月19日、アボットジャパンはアミノ酸飲料「明日も元気」を9月22日(月)より通信販売で発売することを発表しました。大手グローバルヘルスケア企業であるアボットが一般消費者向健康食品市場に参入することになります。「明日も元気」は、筋肉を支える必須アミノ酸であるL-グルタミンとL-アルギニン、体がロイシンから合成するHMB(beta-hydroxy-beta-methylbutyrate)も配合した粉末型アミノ酸飲料。(画像はプレスリリースより)HMBロイシンから体の中から作られる成分。タンパク質合成促進、タンパク質分解抑制作用があるという報告があります。さらに人において筋肉量の増加、筋肉減少の抑制、筋肉の修復、耐久性増加が報告されています。食事から摂取したロイシンの5~10%しか合成されません。ボディービルディングのように筋肉を増やす場合にはロイシン摂取では間に合わないので、HMB摂取が行われています。商品概要製品名は「明日も元気」生き生きオレンジ風味。内容量は24g×14袋、価格は5,400円(税込)。アミノ酸とHMB以外にはクエン酸、粉末オレンジジュース、初等、香料、アスパルテーム、中鎖脂肪酸トリグリセライド、アセスルファムK(甘味料)が入っています。販売は通信販売のみ。電話、FAX、インターネットで受付。【参考】・アボット ジャパンプレスリリース
2014年09月24日博報堂DYメディアパートナーズは、博報堂DYスポーツマーケティング、データスタジアムと共同で、アスリートの総合的なイメージを測定する「アスリートイメージ評価調査」を実施。今回はロンドンオリンピック特別編としての項目も加えて調査を行った。調査は首都圏と京阪神圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)に住む15~69歳までの男女を対象に6月28日~7月2日にかけて実施した。有効回収サンプル数は600。まず、「ロンドンオリンピックで活躍を期待するアスリートは?」という質問では、1位は水泳の北島康介、2位は体操の内村航平、3位は陸上の室伏広治という結果になった。北島選手、内村選手は、2008年の調査で「4年後活躍を期待するアスリート」として上位にランクインしており、期待を裏切らないアスリートとして今回も評価されているようだ。また、「オリンピック期待の競技は?」という質問では、1位は水泳(競泳個人種目)、2位はサッカー、3位は体操競技。水泳の競泳・リレーは5位にランクインしている。さらに「オリンピックの興味・関心」についての質問では、「日本選手の活躍」が68.7%、「日本人選手のメダル獲得」が46.5%、「世界の一流選手の技術」が45.2%という結果になった。通常調査としてのイメージ総合ランキング上位は、1位イチロー(野球)、2位浅田真央(フィギュアスケート)、3位北島康介(水泳)、4位に本田圭佑(サッカー)、5位長谷部誠(サッカー)。実力と人気を兼ね備えたアスリートが顔をそろえる結果となった。また、同調査ではイメージ項目別のランキング結果も発表。「親しみやすいアスリート」1位は浅田真央(フィギュアスケート)、2位は福原愛(卓球)、3位川澄奈穂美(サッカー)、4位澤穂希(サッカー)、5位浜口京子(レスリング)で、ロンドンオリンピックでの期待のアスリートが上位を占めている。さらにイメージ項目別「パワフルなアスリート」1位は室伏広治(陸上)、「勢いを感じるアスリート」は、1位にディーン元気(陸上)など、こちらも活躍が大きく期待される選手のランクインが目立っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日生活密着型天気予報を配信する株式会社ライフビジネスウェザーは、“東北のさくらをみんなで見に行こう”をコンセプトにした「さくらで元気プロジェクト2012」の第4回さくら開花予想・見ごろ予想を7日発表した。(東京都心では、7日に今年初めて気温が15℃を超えて以来、春めいた陽気が多くなってきてはいるものの、寒の戻りの影響もあるため開花予想は1週間ごとに大きく変動している。今後の気候次第ではあるが、14日発表の予想では東京の開花予想日は31日、見ごろとなるのは4月7~8日の週末前後となりそう。また、桜前線が福島県に到達するのは4月13日で、それから約半月かけて東北地方を北上し、ゴールデンウィークは東北北部で見ごろを迎えるとの予想だ。同サイトは毎週水曜日にデータが更新され、5月中旬~下旬にかけて更新される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月16日