トロント映画祭のオープニング作品が発表された。音楽ドキュメンタリーで、タイトルは『Once We Were Brothers: Robbie Robertson and The Band』だ。本作は、カナダのミュージシャン、ロビー・ロバートソンが2016年に出版したメモワールからインスピレーションを得て制作されたもの。カナダのドキュメンタリーが、この映画祭のオープニング作品に選ばれるのは初めてのことだ。ロバートソンは『レイジング・ブル』をはじめ、マーティン・スコセッシ映画の音楽監督を務めてもいることから、スコセッシもこの映画のエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねている。今作は、カナダではストリーミング配信される予定。昨年のオープニング作品『アウトロー・キング~スコットランドの英雄~』も、Netflixで配信される作品だった。今年のトロント映画祭は9月5日(木)から15日(日)まで。文=猿渡由紀
2019年07月19日日常生活では触れられない“世界の今”を映し出すドキュメンタリー。堅苦しくて、ちょっと退屈かも…。なんてイメージを持っているあなた!実はいま、ネットフリックスを中心とした配信サービスの登場でそんな認識が変わりつつあります。見逃せない作品を、ピックアップしてご紹介。ジャーナリスト・佐々木俊尚さん、映画評論家・真魚八重子さん、コラムニスト・長谷川朋子さんに伺いました。まだ見ぬ社会の今に迫る佐々木さんセレクト『イカロス』監督:ブライアン・フォーゲル2017年/Netflixオリジナル映画独占配信中【作品紹介】自転車選手でもある本作監督のブライアン・フォーゲルがドーピングの有用性を検証すべく、ロシアのアンチ・ドーピング機関の所長であるロシア人科学者の下、実験を始める。同時期ドイツで、ロシアの国家ぐるみのドーピングが暴露され、ブライアンもその闇に巻き込まれていく。【みどころ】「刺激的な映像、予想を超える展開、そして観るものに大きな感動を与える世界観。観終わったとき、壮大なスパイ小説を読んだような深い感動があります。2010年代のドキュメンタリーの中の、最高傑作だと思いますね。普通はなかなか近づけない闇の内部まで入り込んだところもすごいですし、監督自らドーピングをするというような当事者性のある視点も、とても現代的です」長谷川さんセレクト『テイク・ユア・ピル:スマートドラッグの真実』監督:アリソン・クレイマン2018年/Netflixオリジナル映画独占配信中【作品紹介】覚せい剤と同じアンフェタミンを含む興奮剤アデロールは、アメリカでは、ADHDの処方薬として合法的に入手が可能。それがSNSなどを通じて横流しされ、“スマートドラッグ”と呼ばれ、大学生や社会人が“やる気が溢れる薬”として気軽に服用している現実が。無意識のうちに薬物依存に蝕まれているアメリカをあぶり出す。【みどころ】「いまのアメリカの最も深刻な社会問題の一つである、ドラッグ。この作品を観ると、どこにでもいる普通の人たちがドラッグを使っていることがわかり、衝撃的。でも、その背景には、成績重視、高収入を求める、といった超競争社会があることがわかります。問題に当たったとき何に頼るべきなのか。そのヒントが見つかるのでは」ひとつの視点で世界を旅する真魚さんセレクト『アグリー・デリシャス:極上の“食”物語』出演:デイビッド・チャン、ピーター・ミーハンNetflixオリジナルシリーズ独占配信中【作品紹介】NYの有名シェフ、デイビッド・チャンが、バーベキューや中華料理、タコスなど、アメリカでポピュラーな食に注目。そのルーツや、地域によって異なる発展の仕方などに迫る。【みどころ】「テーマにより毎回作品の作りが違うのですが、フライドチキンの回はケンタッキー・フライドチキンのCMをパロディにしたり、アニメを差し込んだりしており、いずれもポップな作りが楽しいです。一方で、アメリカではファストフード的にしか扱われていない中華料理は宮廷料理がルーツであるということや、フライドチキンは黒人差別と深く関わりがあるなど、食について多面的な事実を知ることができるのもおもしろい。民族史と食文化の関係性の深さに興味が生まれます」ささき・としなおジャーナリスト。「ドキュメンタリーの時代」を映画.comで連載。著書に『広く弱くつながって生きる』(幻冬舎新書)など。はせがわ・ともこコラムニスト。国内外のドキュメンタリー制作事情に関する記事を多数執筆。東洋経済オンラインなどで連載も。まな・やえこ映画評論家、映画ライター。朝日新聞や雑誌『映画秘宝』、ウェブマガジン「ハニカム」などで、映画についての執筆多数。※『anan』2019年7月10日号より。
2019年07月07日いま、“ドキュメンタリー”が熱いんです!ネットフリックスで知る、世界のリアル。エンターテインメント性が低いためか、日本ではそれほどポピュラーではないドキュメンタリー。しかし世界では、ウェブを中心に盛り上がりを見せている。ジャーナリストの佐々木俊尚さん曰く、「21世紀に入り、旧来の世界観では社会を分析できなくなってきています。この新しい世界をどう見ればいいのかという人々からの要請があり、それに応える形で、新しい視点を提供してくれるドキュメンタリーが増えてきたのでは」映画評論家の真魚八重子さんは、「カメラの軽量化や低価格化で機動力が上がり、撮るハードルが下がったことも理由の一つ」と語ります。また「枠や時間にとらわれずに作品を発表できる“配信”という形も、人気の理由」と言うのはコラムニストの長谷川朋子さん。「表現の場が増えて幅が広がり、変わったテーマやタブーを扱う作品も登場するようになりました」特にネットフリックスはオリジナル作品を多数配信しており、定額制で見放題というスタイルも相まって人気が上昇。ここではドキュメンタリー通3人のおすすめ作品をご紹介。“事件”を追う長谷川さんセレクト『オードリーとデイジー』監督:ボニー・コーエン、ジョン・シェンク2016年/Netflixオリジナル映画独占配信中【作品紹介】性的暴行を受けた上、その一部始終を携帯電話で撮影されてしまった、10代の少女、オードリーとデイジー。二人に面識はなく事件は別々に起きたものだが、その後揃ってSNSで噂や写真を拡散され、さらに深く心を傷つけられた。二人やその家族、彼らの関係者に及ぼした深刻な影響を検証する。【みどころ】「アメリカでは有名な事件で、他にもこの事件をモチーフにしたドラマが作られているほど。レイプが悪であることもさることながら、ネット社会が被害女性をいかに追い詰めるのかが残酷に描かれます。日本でも、LINEでの仲間はずれやSNSへの悪意ある書き込みなど、ネットいじめは多発しているので、そういう意味ではとても身近な内容かもしれません」佐々木さんセレクト『FYRE:夢に終わった史上最高のパーティー』監督:クリス・スミス2019年/Netflixオリジナル映画独占配信中【作品紹介】’17年、バハマで開かれたファイア・フェスティバル。最高級のヴィラと食事付きという超豪華フェスのはずが、現地にはトイレも飲料水もWi‐Fiもなく、宿泊は災害用テントという惨状。なぜ人々は、主催者ビリーの杜撰な計画と運営に騙されてしまったのか。その謎を解明する。【みどころ】「モデルやインフルエンサーのSNSから発信されたイメージ動画を見て、人々は踊らされ、リアルも盛り上がる、という状況が非常に現代的。主催者ビリーの詐欺師ぶりも愉快ですが、一方でこの作品は、SNS時代というものが何なのかを俯瞰で見せてくれるのがおもしろい。さまざまな流行が生まれる中で、何を重視し何を無視するのか、見極める力をつける一助になります」食を通して文化を学ぶ真魚さんセレクト『ストリート・グルメを求めて』制作:デヴィッド・ゲルブNetflixオリジナルシリーズ独占配信中【作品紹介】現地の生活に根ざした屋台料理を紹介しながら、そこで腕を振るう料理人の料理哲学や人生を描き出す。現在アジアがテーマのシーズン1が配信されており、台湾やソウル、シンガポール、そして日本の大阪にある屋台などをフィーチャー。【みどころ】「屋台での料理シーンを中心に、シェフや料理の魅力はもちろん、屋台の裏にある社会背景を描く30分です。まず、とにかく料理が美味しそう!!素朴だけれど新鮮な素材を使ったメニューはどれも、無造作に盛り付けただけなのに美しく、食欲をそそられます。おすすめはエピソード1のバンコクのジェイ・ファイ。屋台でミシュラン1つ星を獲得した彼女のシグネチャーメニュー・カニオムレツ、いつか食べてみたい」ささき・としなおジャーナリスト。「ドキュメンタリーの時代」を映画.comで連載。著書に『広く弱くつながって生きる』(幻冬舎新書)など。まな・やえこ映画評論家、映画ライター。朝日新聞や雑誌『映画秘宝』、ウェブマガジン「ハニカム」などで、映画についての執筆多数。はせがわ・ともこコラムニスト。国内外のドキュメンタリー制作事情に関する記事を多数執筆。東洋経済オンラインなどで連載も。※『anan』2019年7月10日号より。
2019年07月07日WOWOWで放送されるドキュメンタリー番組「ノンフィクションWWHY MEXICO?~アカデミー賞に輝く越境者たち~」に、菊地凛子と斎藤工が出演することが明らかになった。WOWOWでは世界最高峰の映画の祭典「第91回アカデミー賞授賞式」を今年も独占生中継。この5年間、アカデミー賞では『ゼロ・グラビティ』のアルフォンソ・キュアロン監督、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『レヴェナント:蘇えりし者』のアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督、『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロ監督と、3人のメキシコ人監督が4度も栄冠に輝いている。また、今回アカデミー賞でもキュアロン監督は、『ROMA/ローマ』で作品賞・監督賞など10部門にノミネートされており大注目を集めている。もうすぐ行われる授賞式に先駆け、そんなアカデミー賞を席巻するメキシコの映画人たちを追ったドキュメンタリー番組を放送。イニャリトゥ監督の『バベル』やデル・トロ監督の『パシフィック・リム』に出演した菊地さんがナレーションを務め、移民として国境を越え、アカデミー賞の栄誉に輝いた“スリーアミーゴス”たちの躍進の原点に迫る。また、アカデミー賞で撮影賞を3度受賞しているエマニュエル・ルベツキがまだ学生時代に撮った映画を日本初公開するほか、「W座からの招待状」の信濃八太郎のイラストで若き日の監督たちをアニメーションで紹介。その声を斎藤さんが担当する。ナレーションを担当する菊地さんは「一緒に仕事をさせていただいてきた監督たちが、この時代に生きて苦労してもがいてアメリカに進出していった事を改めて感じることができました」と番組の感想を語り、「この3人の監督は、15年くらい前からお会いする機会が多く、アレハンドロ監督の作品に出演させていただき、その後ギレルモ監督に出会って彼の作品にも出演させていただきました。その時にアルフォンソ監督に再会しました。今度は、彼と作品を一緒にやれたらいいなというのが夢です」とふり返っている。一方、斎藤さんは「メキシコとアメリカの情勢もガソリンにして、何か反動のようなエネルギーが宿っていることがわかりました。日本やアジアが今後どうやって映画を作っていこうかという指針になるのが、この3人です」と言い、「この番組は、観覧で終わらない、映画人の養分になります」とアピールしている。「ノンフィクションWWHY MEXICO?~アカデミー賞に輝く越境者たち~」は2月17日(日)13時30分~WOWOWプライムにて放送。(cinemacafe.net)
2019年02月15日昨年、第一次世界大戦の記録映像を用いてドキュメンタリー映画『They Shall Not Grow Old』(原題)を製作したピーター・ジャクソンが、再びドキュメンタリー映画を製作することになった。テーマは「ザ・ビートルズ」だ。「Variety」誌によれば、このドキュメンタリー映画は、1969年はじめにドキュメンタリー映画『レット・イット・ビー』の製作のためにスタジオ内で撮影された、未公開映像と音源を使用するという。1969年1月30日にビートルズが開催した伝説のゲリラ・ライブ「ルーフトップ・コンサート」から50周年を迎えた昨日(現地時間)、「Apple Corps Ltd.」とジャクソン監督の製作会社「WingNut Films Ltd.」が発表した。公開日、内容、タイトルなどはまだ明らかになっていないが、『レット・イット・ビー』の映画とアルバムが公開・発売から50周年を迎える2020年に公開される可能性が高そうだ。ジャクソン監督は「55時間に及ぶ未公開映像と140時間分の音源」を確保していることを明らかにし、「タイムマシンが1969年にぼくたちを連れて行ってくれるような感じ。スタジオ内に座って、メンバー4人が音楽を作っている姿を見ているんだ」と語っている。(Hiromi Kaku)
2019年01月31日ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)のデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドのパワーの秘密に迫る刺激と情熱に満ちたドキュメンタリー映画『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』が12月28日より、角川シネマ有楽町、新宿バルト9ほか全国の劇場にて順次公開されることが決定。『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』© Dogwoof英国カルチャーのトップの座に君臨しながら77歳にして生涯現役を誓うヴィヴィアン・ウエストウッドは、数々の伝説を纏っている。米国アカデミー賞の授賞式では、メリル・ストリープやヘレン・ミレン、ティルダ・スウィントン、ヘレナ・ボナム・カーターなど演技だけでなく生き方までがパワフルな女優たちが、彼女のドレスでレッド・カーペットを飾ってきた。映画『セックス・アンド・ザ・シティ』でサラ・ジェシカ・パーカー扮する主人公のキャリーが着たウエディングドレスは、誰もが初めて目にするルックで一大センセーションを巻き起こす。その膝丈バージョンを作って公式サイトでネット販売したところ、一瞬で完売という記録も打ち立てた。1993年には、ドラマティックなまでにヒールの高いシューズ「スーパー・エレベイテッド・ギリー」を履いていたスーパーモデルのナオミ・キャンベルがキャットウォークで転倒。ファッションニュースのトップを飾るほど話題になり、同じ靴がロンドンの博物館に納められた。そして遂には、エリザベス女王から「デイム」の称号を授けられる。しかし、何よりもレジェンドなのは、大企業の傘下に入ることなく、77歳にして世界数十ヶ国、100店舗以上を展開する独立ブランドのトップかつ現役デザイナーという彼女の存在そのものだ。『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』© Dogwoofカメラの前に座るヴィヴィアンは、「過去の話は退屈だわ」と惚れ惚れするようなカッコよさで言い放った上で、自らの生涯について語り始める。どんな10代を送ったか、最初の結婚と出産、「世界について知りたくて」決断した離婚。セックス・ピストルズの仕掛け人として知られるマルコム・マクラーレンとの出会いと、音楽史を変えたパンクムーブメントを生み出すまでの裏話が若きヴィヴィアンの秘蔵映像と共に明かされる。そして二人目の息子の出産やマルコムとの別れ、デザイナーとしての躍進を果たした後に経営に失敗し、無一文から再出発したという衝撃的な事実も飛び出す。世界的成功までの知られざる険しい道のりが、どんな時も人生を謳歌するヒントの詰まった数々の名言と貴重なアーカイブ映像を織り交ぜながら披露される。また、25歳年下の公私にわたるパートナー、アンドレアス・クロンターラーとの関係も、息子やアンドレアス本人が赤裸々に語っている。『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』© Dogwoofさらに、音楽とファッション業界で映像監督として活躍するローナ・タッカーが3年間の密着取材で捉えたのは、ショーの直前まで続く厳しいダメ出しや、ニューヨークとパリへの新規出店を指揮する真のプロフェッショナルの姿。また、環境保護の活動家として様々な運動の先頭に立って指揮する近年の勇姿もスクリーンに躍る。一方で、特別に公開された自宅のリビングや寝室などプライベートスペースのインテリア、アクセサリーや小物、花の活け方などからは繊細な感性が匂い立つ。そこには、家庭と仕事を両立させながら、母、妻、実業家、アーティストとして、波乱に満ちた人生を逞しく生き抜いてきた一人の女性の素顔があった。そんな彼女を称えるカリーヌ・ロワトフェルド、アンドレ・レオン・タリーらファッションエディター、クリスティーナ・ヘンドリックス、パメラ・アンダーソンら女優、ケイト・モスにナオミ・キャンベルら時代を創ったスーパーモデルなど、豪華セレブも登場する。『ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス』© Dogwoof英国カルチャーの女王が教えてくれる、自身を強く美しく引き立てると同時に心地よく包んでもくれる「人生の仕立て方」に触れてみては。
2018年11月14日世界を熱狂させた、アメリカ・ポップシーン史上最高の歌姫ホイットニー・ヒューストン。その知られざる素顔に迫るドキュメンタリー『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』の予告編映像が解禁された。ホイットニー・ヒューストン財団が初公認となる本作のメガフォンをとったのが、『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』などを手掛ける、アカデミー賞受賞監督ケヴィン・マクドナルド。世間にあふれたゴシップにとらわれることなく、膨大な映像記録を丹念にリサーチ。初公開となるホームビデオや貴重なアーカイブ映像、未発表音源とともに、家族、友人、仕事仲間などの証言を紡ぎ合わせることで見えてきたホイットニーの真の姿を描いている。今回解禁された予告映像では、80年代のアメリカ・ポップシーンに彗星の如く現れたデビュー当時の瑞々しい姿や圧巻の歌声で頂点を極めたホイットニーの姿が映し出される。一方で家族の前で見せる満面の笑顔や“ニッピ―”という呼び名で呼ばれる幼少期の貴重な家族写真、上手くいかなかった結婚や薬物問題などで世間を賑わせていた晩年、そしてスター故に多くの人にしがみつかれ、それでも1人で戦っていた彼女の苦しみなど、メディアには見せないステージを降りた1人の女性としての姿も捉えている。なお、ナレーションは小林克也氏が務める。伝説の歌姫ホイットニー・ヒューストンの笑顔の裏に隠された知られざる真実の一端はこちらの映像から確認してみて。『ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~』は2019年1月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~ 2019年1月4日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 WH Films Ltd
2018年11月07日エンターテインメントのバックステージを描く新しいドキュメンタリー番組「RIDE ON TIME」が、10月5日(金)深夜よりスタート。一つのテーマに長期密着取材し、4週にわたって放送する“連続ドキュメンタリー”としてテーマを深く掘り下げてい本番組。10月はデビュー間もない「King & Prince」取り上げ、「King & Prince~衝撃のデビュー発表から8か月~」を放送する。今年5月23日にジャニーズ事務所として4年ぶりのメジャーデビューを果たした「King&Prince」。平野紫耀、永瀬廉、高橋海人の3人による「Mr.KING」と、岸優太、岩橋玄樹、神宮寺勇太の3人による「Mr.Prince」の2つのグループとして各々が切磋琢磨し再び集結、デビューシングル「シンデレラガール」は爆発的ヒットを記録し話題となった。また彼らは音楽だけでなく、ドラマや映画などにも出演するなど、いま大注目のグループだ。第1回となる5日(金)の放送は「知られざる想い」と題し、グループの1月のデビュー発表から8か月にわたり密着した映像を放送。華々しいデビューの陰で、高橋さんは「自分に自信がない人なんで…ずっと考えてたら自然と涙が出てくるんですよ。周りの重圧に耐えられるかが不安で」と心境を告白。また平野さんは、「本当に俺、アイドルに向いてないんですよ…歌ったり踊ったりするのは楽しくて好きですけど、やっぱりアイドルってそれだけじゃダメじゃないですか」と長期密着の中で素顔を見せる…。続く12日(金)放送の第2回は「苦い記憶」。岸さん、永瀬さん、神宮寺さんの撮影現場に密着した映像や、大の野球好き、岩橋さんの投球シーンも披露する。なお、番組ナレーションは同じくジャニーズで俳優として大活躍中の風間俊介が担当。そして、番組のテーマ曲は山下達郎の名曲「RIDE ON TIME」。今回新たにボーカルパートのレコーディングを行い、「RIDE ON TIME(2018 NEW VOCAL VERSION)」として、マスターピースにまた新たな命が宿った。「連続ドキュメンタリーRIDE ON TIME」は10月5日より毎週金曜日深夜25時25分~フジテレビにて放送(関東ローカル)。※初回は深夜25時35分~地上波見逃し配信はFODにて、放送終了後から次回放送まで無料配信(cinemacafe.net)
2018年10月04日大人気声優アーティスト・宮野真守の写真集撮影に密着したドキュメンタリー「宮野真守ドキュメンタリー2018 ~in Las Vegas~」の放送が決定。ラスベガスで行われたファースト写真集の撮影の裏側や独占インタビューをお届けする。ベストアルバム発売、アリーナツアーも開催し、先日の星野源による新感覚音楽&トーク番組「おげんさんといっしょ」第2弾では人気キャラの“雅マモル”となって登場した、“マモ”こと宮野さん。今年2018年はアーティストデビュー10周年イヤーにあたる。この度のドキュメンタリーでは、声優でありながら、圧倒的な歌唱力とダンスのパフォーマンスでファンを魅了し続けてきた宮野さんのアーティスト活動10周年を記念して出版される、女性誌「JUNON」プロデュースによるファースト写真集の撮影に密着。ラスベガスでの数日間の写真集撮影風景やオフショットを中心に、宮野さんの素顔の魅力を余すことなくお届け。また、番組ではアーティストデビュー10周年にあたっての独占インタビューも敢行。ライブや音源をこだわり抜く彼ならではのポリシーや熱量が垣間見えるインタビューとなっており、彼とともにこの怒涛の10年をふり返りながら、改めて“アーティスト・宮野真守”の魅力を再認識することができそう。■宮野真守からコメント到着この度、宮野さんからコメントが到着。宮野さんは、「初めて訪れたエンターテイメントの宝庫・ラスベガスはとても刺激的でした」とコメントし、「写真集撮影の裏側はもちろん、この街に魅了されてゆく僕の表情を、インタビューと共にぜひお楽しみください」とファンへメッセージを送った。「宮野真守ドキュメンタリー2018 ~in Las Vegas~」は9月30日(日)23時~、CS放送フジテレビTWOドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmartにて放送/配信。「宮野真守ファースト写真集(仮)」は10月26日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)
2018年08月30日女優のジェニファー・ローレンスが、「#MeToo」運動をテーマにしたドキュメンタリー番組に取り組んでいるようだ。ジェニファーは、ハリウッドにおける男女間の賃金格差とセクハラ騒動に焦点を当てたドキュメンタリー番組をキャット・サドラーと共に制作しているそうで、ニューヨークでのイベントに出席した際、その企画が進行中であることを認めた。ジェニファー・ローレンス(C)BANG Media Internationalジェニファーは、女性の平等な賃金を以前から提唱しており、男性共演者より賃金が少ないことが発覚した時の愕然とした気持ちをエッセーの中で訴えていた。「働いている女性として自分の体験を話すことは辛いわ。自分の問題は恐らく親近感を持ってもらえるものではないでしょうから。ソニーがハッキングされた時、運がいい男どもよりどれくらい私の賃金が少ないのか分かったけど、ソニーに対して腹を立てなかったわ。自分に向けて腹が立った。すぐに諦めたから、私は交渉人としては失格。正直に言って、2つもシリーズの仕事があったから、何百万ドルについて戦いを続けるのが嫌だったし、必要なかったの」続けて、「でも正直言って、好かれたいという気持ちが、戦わずして契約をすることに影響を与えていなかったと言ったらウソになるわね。面倒な奴ともわがままな奴だとも思って欲しくなかったの。その頃はいい考えのように思えた。インターネットで賃金を見て、一緒に働いていた男性たちが面倒な奴ともわがままな奴なんて思われるのを全く心配していなかったと気づくまではね」と打ち明け、「これは若い人の問題かもしれないわ。個人的な問題かもね。その両方だと思うけど。でも、これは何年も反対してきた私の要素でもある。それに統計を見て見れば、この問題を抱えているのは私だけではないと思うわ。私たちって社会的にこういった態度を自然と求められているのかしら? 私たち女性が選挙権を得られたのって、ここ90年くらいの話?」と話した。(C)BANG Media International
2018年02月27日© 2016 Reiner Holxemer Film – RTBF – Aminata bvba – BR - ARTE世界のセレブリティやファッション・アイコンが愛して止まないファッションデザイナー、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)。彼のドキュメンタリー映画『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』が、2018年1月13日より日本で公開される。本作は、これまで殺到する密着取材を断ってきた孤高の天才デザイナー、ドリス本人に迫る初のドキュメンタリー映画。カメラはパリのグラン・パレで開催された2015年春夏ウィメンズ・コレクションの舞台裏から、オペラ座で発表した2016-17年秋冬メンズ・コレクションの本番直後までの1年間に密着。半年間かけて準備した努力の結晶であるショーの舞台裏はもちろん、アトリエ、刺繍工房など創作活動の全貌を明らかにする。監督は『マグナム・フォト 世界を変える写真家たち』で知られるライナー・ホルツェマー(Rainer Holzemer)。音楽はイギリスのロックバンド、レディオヘッドのベーシストであるコリン・グリーンウッド(Colin Charles Greenwood)が手掛けた。また、本作ではドリスのユニークな創作活動を支え、インスピレーションの源であるアントワープ郊外の邸宅にも初潜入。季節ごとに表情を変える花園や家庭菜園をドリス自らが案内し、採れたばかりの野菜を手際よく調理する貴重な映像も収められた。美しいものを愛し、スキャンダルとは無縁で、何事にも全力で取り組む完璧主義者のドリスがのぞかせた意外な素顔、そしてこれまでの25年間の軌跡とこれからの25年間を予感させる作品となっている。『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』はヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他、全国順次ロードショー。
2017年10月17日オンライン動画配信サービス「Hulu」では、今年デビュー25周年を迎える安室奈美恵のオリジナルドキュメンタリー「Documentary of Namie Amuro」を10月1日(日)から独占配信することが決定した。デビュー25周年を記念し、9月16日(土)から故郷・沖縄で野外ライブを行い、大成功を収めた安室さん。シングルでは、ドラマ「母になる」の主題歌「Just You and I」で、1995年のソロデビューから23年連続シングルTOP10入りを記録し、アーティスト歴代1位タイ記録を達成。アルバムでも10代、20代、30代で全てミリオンセールスを記録している日本最高峰のトップアーティスト。また、10月からはTVアニメ「ワンピース」オープニング曲「Hope」を担当することでも話題だ。今回配信が決定したドキュメンタリーでは、今後様々な密着取材を敢行し、あらゆる角度からヴェールに包まれている安室さんの真実に迫っていくという。ここでしか出会えない映像の数々はファン必見となりそう。また現在「Namie Amuro チャンネル」が開設され、予告映像の配信がスタート。10月1日(日)に「Documentary of Namie Amuro」第1話が配信され、第2話は11月初旬に配信予定となっている。「Documentary of Namie Amuro」は10月1日(日)よりHuluにて独占配信。※2018年9月まで毎月1話ずつ配信予定(cinemacafe.net)
2017年09月19日レディー・ガガの1年間に密着した、Netflixオリジナルドキュメンタリー「レディー・ガガ:Five Foot Two」が、9月22日(金)より「Netflix」にて世界190か国で世界同時配信されることが決定。あわせて、まるで作品の内容を反映したかのような、彼女らしいアーティステックで衝撃的なキービジュアルも公開された。奇抜な衣装や派手なパフォーマンスでファンを魅了している稀代のアーティスト・ガガの、女性としての実像を浮き彫りにしていく本作。今回は1年間にわたり、オフステージやスタジオ、あるいは自宅にいる「素」のレディー・ガガを追い、彼女の想いや感情の高まり、心の浮き沈みを如実に映し出した。また、人間関係の苦悩や健康問題に直面する中、周りの人々に支えられ、自身の不安と向き合う彼女の姿を通して、彼女のスーパースターとしての顔と、1人の女性としての顔の両面を知ることができ、まだ誰も見たことがないガガの本当の姿を見ることができるという。本作の監督を務めたのは、エミー賞ノミネートの経歴を持つ『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』のクリス・モーカーベル。すでに本作は、2017年度のトロント国際映画祭でのプレミア上映が決定している。モーカーベル監督は、「とても広い心を持った1人のアーティストの真の姿をカメラに収める貴重な機会に恵まれました。レディー・ガガが私を信じ、私のビジョンを信頼してくれたことは、非常に幸運なことだと思っています」とコメント。ガガのマネージャーのボビー・キャンベルは、「私が日々一緒に仕事をしている彼女の本当の姿を、多くの人々に知ってもらえるのはとても嬉しいよ。彼女は誰にも負けな いくらい働き者で誠実で、最高に面白い人なんだ」と今回の配信を喜んでいる。さらに、製作を手掛けたライブ・ネーション・プロダクションズの担当プレジデントのヘザー・パリーは、「かなりプライベートな生活にまで踏み込むことをレディー・ガガが許可してくれたおかげで、彼女の大胆な部分や、脆さ、自らの作品に対する真の情熱を、余すところなくお伝えすることができるでしょう」と自信を見せている。Netflixオリジナルドキュメンタリー「レディー・ガガ:Five Foot Two」は9月22日(金)より全世界同時オンラインストリーミング開始。(cinemacafe.net)
2017年08月25日今年、ダイアナ妃の逝去から20年が経つことを受け、ドキュメンタリー番組「Diana Our Mother: Her Life and Legacy」(原題)が製作された。月曜日(現地時間)にイギリスとアメリカのテレビで放送される。同番組では、ウィリアム王子とヘンリー王子が過去の写真を通じて母であるダイアナ妃との思い出をふり返っているとのこと。放送に先駆け、一部の写真が公開された。英国王室の船として使用されていた「ロイヤル・ヨット・ブリタニア」のデッキで小さなヘンリー王子を後ろから支えているダイアナ妃の写真は、一見普通に見えるが、なんと撮影したのはわずか3、4歳だったウィリアム王子!そのほか、ヘンリー王子を妊娠中のダイアナ妃がウィリアム王子を抱えて満面の笑みを見せている写真、警察官の格好でポーズをとる兄弟の写真など、親子の貴重なプライベート写真が見られる。The Duke: "There’s not many days that go by that I don’t think of her. Her 20th anniversary year feels like a good time to remember all the good things about her and hopefully provide maybe a different side to her that others haven't seen before." 'Diana, Our Mother: Her Life and Legacy' will air on @itv at 9pm on Monday 24th July.Kensington Palaceさん(@kensingtonroyal)がシェアした投稿 - 2017 7月 23 12:16午前 PDT「People」誌によれば、ヘンリー王子は同番組の中で、もしダイアナ妃がいま生きていたら聞きたいことについて語っているという。それは兄弟が幼少の頃、いつもショートパンツと留め具がついているピカピカの靴で“おそろい”にさせられていたのはなぜかということ。「ぼくが思うに、(ダイアナ妃は)へんてこな服装で“おそろい”にするのを楽しんでいたんじゃないかなって」。「違うかな。でも、ぼくは子どもたちに同じように服を着せるよ」と発言したそうだ。ヘンリー王子の未来の子どもの服装に注目が集まるだろう。The Duke and Prince Harry are pleased to share three photographs from the personal photo album of the late Diana, Princess of Wales that feature in the new ITV documentary 'Diana, Our Mother: Her Life and Legacy.' The 90-minute film, made by Oxford Film and Television, celebrates the life and work of Diana, Princess of Wales in the 20th anniversary year since her passing. In the documentary, The Duke and Prince Harry recall fond memories from their childhood as they look through photographs in a family album assembled by the late Princess. 'Diana, Our Mother: Her Life and Legacy' will air on @itv at 9pm on Monday 24th July.Kensington Palaceさん(@kensingtonroyal)がシェアした投稿 - 2017 7月 23 12:11午前 PDT(Hiromi Kaku)
2017年07月24日2008年1月に亡くなったヒース・レジャーをテーマとしたドキュメンタリー映画「I Am Heath Ledger」(原題)が完成した。ヒースの一番上の姉ケイトさんが、オーストラリアのテレビ番組「The Project」から取材を受け、この映画に対する心境を語っている。映画には、主にヒースが撮った自分の映像が使われており、「ヒースはものすごくプライベート主義な子だったから、ほとんどの映像が見たことのないものばかりで、とても感情が揺さぶられました」とのこと。「初めて見たときは、ずっと叫んだり泣いたり…。精神が浄化されるような経験でしたね。特に、私たち家族にとっては」。ケイトさんを含むヒースの家族は、ヒースをよく知るナオミ・ワッツ、エミール・ハーシュ、アン・リー監督らと共に映画の中でもインタビューを受けているそうだ。映画の仕上がりには「満足している」とし、監督のエイドリアン・ブイテンホイスとデリク・マレーに感謝の意を伝えた。先月トライベッカ映画祭で初上映された「I Am Heath Ledger」は、今月17日(現地時間)にアメリカの「Spike TV」局で放送予定。(Hiromi Kaku)
2017年05月12日『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』の公開が決定。NHK BSプレミアムの人気番組がドキュメンタリー映画となって、2017年10月21日(土)に全国ユナイテッド・シネマ・グループにて上映される。ネコを撮り続ける写真家、岩合光昭岩合光昭は、19歳で出会ったガラパゴス諸島の大自然に感銘を受け、動物写真家としての道を歩み始めた。以来、地球上のあらゆる地域で動物たちに出会い、貴重な瞬間を写真におさめてきた。その中でも、私たちの身近に暮らすネコを映し出す写真は特別。表情豊かなネコの姿は、幅広い層から絶大な人気を集め、人々の心をとらえてやまない。ネコの写真は、全国津々浦々で紹介されている。これまでもネコの人間との暮らしとライオンの野生を比較する斬新な視点で撮影された写真展「ネコライオン」の開催やフォトエッセイ「世界のねこみち」の発売などで人気を博した。また、2017年7月~9月にも、東京・大阪・京都など全国16箇所にて写真展を開催する。NHK BSプレミアムの人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」を映画館で元来、「岩合光昭の世界ネコ歩き」は、動物写真家・岩合光昭が世界30ヵ国以上の国々を訪れ、猫の目線で世界の街角のネコを撮影・紹介する人気ドキュメンタリー番組だ。「ネコは人間とともに世界に広まった。だからその土地のネコはその土地の人間に似る!」との岩合の考えから始まったこの番組は、2012年の放映開始以後人気を守り続けている。その劇場版となる本作では、番組ファンのあいだで人気の「津軽の四季」より「コトラとその家族」を中心に、世界6ヶ国のネコたちの生きる姿を再編集。テレビでは放送されなかった、選りすぐりの未公開シーンとともに、この夏に撮影予定の“コトラの子どもたち”の今の姿が紹介される。青森県・津軽の大地で、太陽を浴び真っ赤に育ったリンゴのように愛くるしく、そして力強く生きるネコたちの姿を大スクリーンで楽しめそうだ。メイキングの様子を公開津軽追撮のメイキング写真では、岩合と無邪気なコトラたちの様子が見て取れる。カメラを構える岩合に寄り添っていく子猫の姿には思わず笑顔がこぼれてしまう。追撮を終えた岩合は、「成長したリッキーやハナと過ごせるなんて、本当に嬉しい時間でした。そしてそれ以上に、彼らの懸命な生き方にあらためて感動しました。逞しいボスネコとなったリッキー、ハナの子育ては母親のコトラを彷彿させます。子ネコたちもかわいい盛り、ぜひ大きなスクリーンでお楽しみください。」と語っている。ナレーションを務める女優・吉岡里帆また本編ナレーションキャストは、女優の吉岡里帆に決定。TBS「日曜劇場『ごめん、愛してる』」でドラマ初主演、2017年4月公開の映画『名探偵コナン から紅の恋歌』では声優に初挑戦と、幅広い活躍をみせ、今注目される女優の一人である吉岡里帆は、映画のナレーションを担当するのは本作が初となる。岩合光昭とともに、ほっこり心温まるネコの世界をナビゲートする。【詳細】劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち公開日:2017年10月21日(土)※劇場前売り券(ねこ型しおり風、1,400円)が全国公開劇場窓口にて発売中。 ※一部劇場では前売券取扱無し。出演:岩合光昭語り:吉岡里帆音楽:高野正樹製作・配給・宣伝:ユナイテッド・シネマ©Mitsuaki Iwago
2017年04月30日出演作『ダークナイト』の公開を前に、28歳で亡くなったヒース・レジャー。テレビ局「Spike」が、5月にヒースをテーマとしたドキュメンタリー「I Am: Heath Ledger」(原題)を放送するという。「People」誌などが報じている。「Spike」はこれまでにもスティーブ・マックイーンやクリス・ファーレイ、ブルース・リーなどの有名人のドキュメンタリーを製作してきた。ヒースは2008年1月22日に複数の薬物を併用して摂取したことが原因となり、この世を去った。故人となってしまったものの、その後、ジョーカーを演じた『ダークナイト』でアカデミー助演男優賞を獲得。2006年にも『ブロークバック・マウンテン』でアカデミー主演男優賞にノミネートされるなど、今後が期待された俳優だっただけに多くの人が嘆き悲しんだ。ヒースと娘のマチルダちゃん(当時2歳)をもうけたミシェル・ウィリアムズは、ヒースの死から9年経ったいまも、恋人を作ることはあってもシングルマザーを貫いている。ヒースがドキュメンタリーのテーマに取り上げられるのはこれで2回目。2012年にドイツのテレビ番組「Too Young Too Die」が、ヒースの父キムへのインタビューやヒースが『ダークナイト』の撮影中に記録していた日記を引用するなどしてヒースの人生を描いたことがあった。(Hiromi Kaku)
2017年03月16日2017年2月10日に放送された、福原愛さん(28)を追ったドキュメンタリー番組『だから君を見つめてきた』の平均視聴率が7.5%だったことを、『スポーツ報知』が報じています。この番組は、福原さんに24年間にわたって密着した膨大な映像を公開したものですが、 低調な結果に終わりました。昨年9月に結婚し、今年に入ってから台湾と日本でそれぞれ披露宴を開いた福原さん。これに対し幸せの押し売りをしているなどの批判もありましたが、番組の不調はその影響もあったのでしょうか。福原さんの幸せオーラは、好意的に受け止められているとは言いがたいようです。●番組の低視聴率は当然の結果?福原さんを追ったドキュメンタリー番組が7.5%という低視聴率に終わったことに対してネット上では、『まぁ、誰が見るの?って感じはあるよね』『別に嫌いというわけじゃないけど、もう見飽きてる感はある』『7.5%って低すぎだろ(笑)。露出が増えたタイミングで放送したかったのかもしれないけど、完全に裏目に出たな』『だんだん嫌われキャラっぽくなってない?立て続けに披露宴やってたのとか誰得?って感じだし』『スポーツ選手なんだから本業の卓球で結果を出さなきゃダメでしょ。愛ちゃんは恋愛でダメになるタイプに思える…』『お腹いっぱいです!しばらく見たくない!』『谷亮子とキャラがかぶってきてない?』『今さら過去の映像見せられても…。かといって最近の修正しまくった写真も見たくないけど』『番組見てたけど、放送時間が長いだけで内容は薄くてつまらないものだったよ。愛ちゃんの「私を見て!」っていう感じも鼻に付いた』『錦織と結婚してたら国民みんなが祝福してたはず』など、幸せアピールに嫌悪感を持っている人も多いようです。東京オリンピックの前に、まずは家庭を優先させたいという思いもあるようですが、今後選手として活躍する姿を見ることはできるのか。少なくとも、結婚の話題に関してはほどほどにした方が良いのかもしれません。【画像出典元リンク】・福原愛オフィシャルブログ Powered by Ameba/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年02月14日2016年のサンダンス映画祭で喝采を浴び、本年度アカデミー賞ノミネートも有力視されている注目のドキュメンタリー『Life, Animated』の邦題が、『ぼくと魔法の言葉たち』に決定。4月上旬の公開が決まり、ポスタービジュアルも解禁となった。サスカインド家の次男オーウェンは、2歳半で突然言葉を失い、7歳になるころには誰ともコミュニケーションを取れなくなっていた。彼は自閉症スペクトラムと診断される。ある日、父のロンはオーウェンが発する意味をなさないモゴモゴとした言葉が、オーウェンが毎日擦り切れるほど観ていたディズニーのアニメ映画『リトル・マーメイド』に登場するセリフだと気づく。意を決した父は、彼が大好きなキャラクターである『アラジン』に登場するオウムのイアーゴのパペットを使い、身を隠して息子に語りかける。「どんな気分?」するとオーウェンは「僕はハッピーじゃない。僕には友達がいないから」と、まるで魔法のように言葉を返した!5年ぶりの息子の言葉にこみ上げる涙をこらえながら、イアーゴとしての会話を続ける父。こうして、父と母、そして兄による、ディズニー・アニメーションを通じた“オーウェンを取り戻す”ための作戦が始まった――。家族の愛情とサポートのもと、自閉症の少年が大好きなディズニー・アニメーションを通じて少しずつ言葉を取り戻していった様子と、底抜けに明るく前向きに社会と向き合いながら自立を勝ち取っていった現在の彼の姿を、ユーモアたっぷりに描いた本作。オーウェンの父でピュリツァー賞受賞作家ロン・サスカインドが記した「ディズニー・セラピー 自閉症のわが子が教えてくれたこと」を基にメガホンを取ったのは、黒人監督として始めてオスカーを受賞した(『Music by Prudence』で短編ドキュメンタリー賞)経歴を持つロジャー・ロス・ウィリアムズ。各国の映画祭で感動の嵐とスタンディング・オベーションを巻き起こし、サンダンス映画祭では見事、監督賞を獲得している。一般社団法人日本自閉症協会では、本作について、「2歳でなくした言葉を家族の支えで取り戻す。ディズニー映画で現実を理解し、不安と希望、失恋のなかで成長し、独り立ちしていく。親も兄も将来に不安を抱えながらも寄り添い、尊厳を守り自立を応援する姿がとても参考になる。家族や支援者にぜひ観て欲しい」とコメントを寄せている。『ぼくと魔法の言葉たち』は4月上旬、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月19日俳優の大谷亮平が、15日(13:55~15:20)に放送されるテレビ朝日系『あなたは今幸せですか?』で、ドキュメンタリー番組のナビゲーターに初挑戦する。この番組は、街で出会った「幸せです」と回答した人に、その幸せの中身を円グラフで書いてもらい、その理由を可視化するほか、密着も行い、その人の暮らしぶりや仕事・趣味・人生観などを探っていくというもの。昨年4月から半年間深夜番組としてレギュラー放送されていたが、スペシャルとして復活することになった。そこで今回、番組ナビゲーターを大谷が担当。「番組のトーンにマッチするようにコメントを言わなければいけないので、その点で難しさとかプレッシャーを感じました」と言うが、「すごく身近にあるテーマだったところは楽しかったです」とも話す。大谷は、自身も幸せの円グラフを描いてみたが、「仕事」「家族・親族」「友人」に加え、小学生から続けている「バレーボール」の4等分に。「自分で頑張ってきたという思いと、家族に支えられて続けてこられたという思いもあるので。バレーボールはこの先も出来るところまで続けたい、という思いがあります」と、思い入れを語った。番組では、東日本大震災の被災地・宮城で牡蠣の養殖を行う男性や、神奈川・小田原で400年続く祭りを執り行う山伏の男性、けん玉世界大会の優勝経験者、渋谷を歩く大正生まれの老婦人などに出会う。
2017年01月13日人気ロックバンド「RADWIMPS」の10周年を追った奇跡のドキュメンタリー映画『RADWIMPSのHESONOO Documentary Film』のBlu-ray&DVDが、来年1月18日(水)より発売される。今回その発売を前に、Web限定の特別動画が解禁された。ボーカル・野田洋次郎の創り出す独特の歌詞と音楽性で、多くのファンを魅了し続ける人気ロックバンド「RADWIMPS」。2005年11月「25コ目の染色体」でメジャーデビューした彼らは、その直後絶大的な支持を集め、瞬く間に日本の音楽シーンを席巻。昨年デビュー10周年でアジア・ヨーロッパツアーを成功させ、大ヒット映画『君の名は。』では主題歌「前前前世」を始め、流れるすべての音楽を担当。最新アルバム「人間開花」もオリコン初登場1位を獲得して紅白歌合戦にも出場が決定するなどいま最も目が離せないアーティストだ。今年3月に期間限定で公開された本作は、そんな彼らの昨年行われたのライブツアーを追った奇跡のドキュメンタリー映画。デビューから10周年という節目に果敢に挑んだアジア・ヨーロッパ・ツアーと胎盤ツアー、そして、集大成とも言える幕張のワンマンライブ(「RADWIMPS のはじまりはじまり」)にカメラが密着。彼らが何を感じ、何を想い、この先どんな姿へと生まれ変わるのか――。ファン必見の映画となっている。そしてこのほど到着したのは、映画のオープニングでも流れる「トレモロ」をバックに、いままで「RADWIMPS」が歩んできた軌跡と、本編のダイジェストで構成された約1分間の特別映像。今回のBlu-ray&DVD発売を待ちわびているファンに、さらに火をつけるスペシャルな映像となっている。なお、Blu-ray&DVDには映画本編映像のほかにも、劇場予告や『「RADWIMPSのHESONOO」のはみ出し』と題した映画本編に残念ながら入らなかった(はみ出してしまった)未公開シーン集なども収録。さらに、28ページものフォトブックレットも封入特典としてついてくるという。「RADWIMPSのHESONOO Documentary Film」Blu-ray&DVDは2017年1月18日(水)より発売。(cinemacafe.net)
2016年12月22日世界的なブームを引き起こしたゲーム「ポケモンGO」のドキュメンタリー番組「ポケモンGOが変えた世界」が、12月19日(月)にフジテレビにて放送されることが決定した。本番組は、「ポケモンGO」が引き起こした世界の熱狂を記録。病のために自宅で引きこもりがちだったアメリカ・ノースキャロライナ州の少年が、携帯端末技術をきっかけとして家族との絆を深め再生していく姿や、東日本大震災の被災地でゲームを通じて復興に取り組む様などに密着し、人間と最新テクノロジーの新たな関わり方を見つめる。さらに今回、世界で初めてアメリカ・サンフランシスコのゲーム開発の最前線に、テレビカメラが入ることが許可された。「人々が外に出かけるきっかけを作りたい」という熱い思いを持った開発者たちによるゲーム開発の舞台裏を覗く。プロデューサー・濱潤は「取材を進めた我々が驚いたのは、このゲームによってコミュニケーション障害をもつ引きこもりがちな少年が外出して友達を作り、老人ホームの高齢者が笑顔を取り戻し、震災の被災地に観光客が戻り地域経済が潤う、というまさに現実世界が変わっていく様子」と取材時をふり返り、「ポケモンGO」については「ポケモンを生んだ国、日本人スタッフと世界最高のIT技術持つ国、アメリカ人スタッフのコラボが無ければ生まれなかった今年世界最大のヒット商品」だと語る。そして「また単なるゲームを超えて“世界を変えていく”『ポケモンGO』の本質とそのすごさに迫っていきます」と本番組についてコメントした。今回の番組は日本のみならず、世界各国での放送も目指しており、日本語版と同時進行で英語版も制作。すでに欧州を中心に世界60か国での放送が決定している。「ポケモンGOが変えた世界」は12月19日(月)深夜24時45分~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月08日世界的な大ヒットとなったゲーム「ポケモンGO」の熱狂を記録したドキュメンタリー番組『ポケモンGOが変えた世界』が、フジテレビで19日(24:45~25:45)に放送されることが8日、明らかになった。この番組は、世界中での"ポケモンGOブーム"を追ったもので、病のために自宅で引きこもりがちだった米・ノースキャロライナ州の少年が、携帯端末技術をきっかけとして家族との絆を深め再生していく姿や、東日本大震災の被災地でゲームを通じて復興に取り組む様子などに密着。人間と最新テクノロジーの新たな関わり方を探っていく。さらに、世界で初めて米・サンフランシスコのゲーム開発の最前線にテレビカメラが潜入。「人々が外に出かけるきっかけを作りたい」という思いを持った開発者たちによるゲーム開発の舞台裏を描く。この番組は日本以外の世界各国での放送も想定し、日本語版と同時進行で英語版も制作。すでに欧州を中心に、世界60カ国での放送が決定している。フジテレビの濱潤プロデューサーは「ポケモンを生んだ国・日本人スタッフと世界最高のIT技術持つ国・アメリカ人スタッフのコラボが無ければ生まれなかった、今年世界最大のヒット商品の開発舞台裏を紹介します」と見どころを話している。
2016年12月08日今年4月に57歳で逝去した歌手・プリンスの新作ドキュメンタリー映画が来年公開されることになった。『プリンス:アー・ユー・リスニング?』と題された本作は、プリンスの下積み時代やそこから世界で最もビッグで実験的なミュージシャンの1人に駆け上がるまでの軌跡を描くという。長年のコラボレーターであったシーラ・Eへのインタビューを始め、ミック・ジャガー、ビリー・アイドル、ボノ、レニー・クラヴィッツといったミュージシャン仲間、そして80年代にザ・レヴォリューションの一員としてプリンスと一緒に回ったデズ・ディッカーソンや、10代のプリンスのバンド「グランド・セントラル」でベースをしていたアンドレ・シモンらプリンスの元バンド仲間たちとの思い出も登場するという。監督は、ドキュメンタリーシリーズの『フロントライン』で脚本、プロデュース、監督を務めたことで最も知られるマイケル・カークが務める。ドイツの配給会社がドイツ語圏の国々への権利を得たと発表し、同作品のプロジェクトが本格始動していることが明らかになった。(C)BANG Media International
2016年12月02日エイミー・ワインハウスを追ったドキュメンタリー『AMY エイミー』で第88回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞したスタッフと、リアム&ノエル・ギャラガー兄弟が自ら製作総指揮を担当するドキュメンタリー『オアシス:スーパーソニック』。その待望の予告編が解禁となり、リアム&ノエルの“仲良し”キスシーンもお披露目されていることが分かった。1994年のデビューからわずか3年でロック界の頂点に到達し、2009年に解散したイギリスの世界的ロックバンド「オアシス」。アルバム7作品すべてがUKチャート1位に輝き、全世界でCDトータルセールス5,000万枚以上を記録。60年代が「ビートルズ」なら、90年代を牽引したのは間違いなく「オアシス」だった。本作では、バンド結成から2日間で25万人を動員した96年の英・ネブワースでの公演までの軌跡を追う。解禁された日本版ポスターには、「ロック精神とクレイジーさが溢れている」「とてつもなくセンセーショナル!」「音楽映画至上最高のエンターテインメント!」と、いち早く公開されたUKメディアから絶賛のレビューが並ぶ。また、日本版予告編では、ネブワース・ライブにヘリコプターで向かうメンバーと、会場にあふれる観客たちの映像が映し出され、「“あの”3年の間に何が?」という問いに対して放たれる、「ひと言では答えられない。“ビッグ”な問いには“ビッグ”に答えてやるよ」というリアムの発言が痛快だ。さらに、マンチェスター時代の幼いころのギャラガー兄弟のスナップや、いまでは見ることのできない仲良くカメラに収まる姿、リアムがノエルにキスをするシーンまで披露されている。そして、1994年、史上最高傑作のデビューアルバムと評価された「オアシス」の大ヒットにより、バンドの人気はもはやコントロールできないほどに加速。「オアシスはフェラーリと同じ。ルックスも音も最高だが、飛ばしすぎて制御不能」とリアムがコメントしているのが、実に的を射ている。「ザ・マスタープラン」が流れると、ノエルの「バンドは最高だった リアムとの絆も」、リアムの「最高の時間を過ごした」という新たに収録されたインタビューが重なり、2人のバンドに対する熱い思いが伝わる映像に。さらに、一部アニメーションによって再現された初公開となる貴重な映像も続々と登場する。予告編のBGMにはそのほか、「コロンビア」「シガレッツ&アルコール」がフィーチャーされているが、本編では「ロックンロール・スター」「リヴ・フォーエヴァー」「ワンダーウォール」「モーニング・グローリー」など、彼らの軌跡を語る上で欠かすことのできない名曲が20曲以上も使用されている。『オアシス:スーパーソニック』は12月24日(土)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月04日『レヴェナント:蘇えりし者』でアカデミー賞を受賞し、環境活動家、国連ピース・メッセンジャーとしても知られるレオナルド・ディカプリオが手がけるドキュメンタリー番組「地球が壊れる前に」が、「ナショナル ジオグラフィック チャンネル」にて日本初放送されることが決定。そのほか「hulu」や「dTV」などでも配信されることが決まった。125年以上の歴史を誇る、世界最大級のNPO団体「ナショナル ジオグラフィック」が贈るドキュメンタリー専門チャンネル「ナショナル ジオグラフィック チャンネル」にて放送される本番組。『レヴェナント』撮影中にも気候変動が及ぼす地球への影響や危機を改めて目の当たりにしていたレオナルドが、マーティン・スコセッシを製作総指揮に迎え、2年間に渡り世界各地を巡ったドキュメンタリー。絶滅の危機にある野生動物の実態や、北極で氷山が崩壊する瞬間など、地球が直面している環境破壊の現実をリアルに届けると共に、レオナルド自らがオバマ大統領やローマ教皇フランシスコ、ビル・クリントン元大統領らと環境問題について対話する様子も収められている。なお、より多くの視聴者に見てもらえるよう、放送翌日から番組公式ホームページでの配信に加え、ナショジオワイルド、FOXスポーツ&エンターテインメントなど各放送や各配信サービスなどでもお届けする予定。ドキュメンタリー番組「地球が壊れる前に」はナショナル ジオグラフィック チャンネルにて10月30日(日)22時~放送。公式番組ページにて10月31日(月)正午12時~11月8日(火)午後2時まで配信。<放送>■ナショジオワイルド■FOXスポーツ&エンターテイメント■ひかりTVテレビサービス「ひかりTVチャンネル1」■ケイ・オプティコム「eo光チャンネル」■近鉄ケーブルネットワーク「KCNスポーツ&カルチャー(12ch)」<配信>■J:COMオンデマンド■ひかりTV ビデオサービス■hulu■dTV■UULA■ゲオチャンネル■avex Movie Gift※順不同。放送、配信のサービスやスケジュールは都合により変更になる場合があります。(text:cinemacafe.net)
2016年10月24日2009年に解散したオアシスのドキュメンタリー映画『オアシス:スーパーソニック』が12月に日本公開されることが決定した。リアムとノエルのギャラガー兄弟が映画の製作総指揮に名を連ねた作品で、バンド結成から、25万人を動員した1996年のネブワースでの公演までの軌跡を描く。その他の情報映画は、1991年のバンドの結成から描かれるそうで、伝説的なファーストアルバム『Definitely Maybe』のリリースと大ヒット、続いてリリースされた名盤『(What’s the Story) Morning Glory?』の驚異的な売り上げ記録とファンの熱狂を追いながら、25万人を集めたネブワース公演の成功、そして後にバンド崩壊を引き起こした“回復不可能な兄弟間のヒビ”を描き出す。『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』『AMY エイミー』のアシフ・カパディアが兄弟と共に製作総指揮を務め、『グアンタナモ、僕達が見た真実』のマット・ホワイトクロスが監督を務める。ホワイトクロス監督は「本作で私が意図することは、バンドの核心を掴むこと、そしてリアム&ノエル・ギャラガーの強烈な関係性を前面に押し出すことです。なぜならその切迫した衝突関係こそが、このバンドを魅力的にしている要素だからです」と説明。「本作は彼らの音楽に関する映画です。壮大で快楽的、肯定的でメランコリック、そして時代を超越した彼らの楽曲に関する映画です。ワンダーウォール、シャンペン・スーパーノヴァ、ロックンロール・スター、ドント・ルック・バック・イン・アンガー。これらすべての忘れがたい名曲が勢ぞろいします。今こそ、世界中の人々が失ったものを思い出す時です。オアシスは永遠です」と力強く宣言している。映画は、ライヴ映像だけでなく、バンドメンバーの新たなインタビューや貴重な記録映像、写真、証言から作成したアニメーションなどで構成されるそうで、これまでの映像や雑誌記事では明かされなかったドラマや物語が描かれるようだ。『オアシス:スーパーソニック』12月24日(土) 角川シネマ有楽町ほか全国公開
2016年09月27日草間彌生と山口小夜子のドキュメンタリー映画を同時上映するイベント「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」が、9月4日から9月9日まで、東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催されることが決定した。同イベントは、9月3日にリニューアルオープンするトップミュージアムこと東京都写真美術館の開館20周年を記念して行われるもの。上映作品は、1960年代に日本を飛び出し、ニューヨークで名を馳せた前衛芸術家の草間彌生を1年半にわたって追い続け、草間芸術の真髄に迫った『≒草間彌生 わたし大好き』と、1970年代にアジア人初のトップモデルとしてパリで活躍した山口小夜子と交友のあった松本貴子監督が、親交のあった人々の証言を集め、残された貴重な映像に触れながら彼女のミステリアスな正体に迫る『氷の花火 山口小夜子』のドキュメンタリー映画2作品。『≒草間彌生 わたし大好き』 (c) YAYOI KUSAMA『氷の花火 山口小夜子』(c) 2015「氷の花火 山口小夜子」製作委員会今回上映される2作品のメガホンをとった松本貴子監督は、現在BSジャパンで放送されている日本初のファッション情報番組「ファッション通信」の立ち上げに参加し、山口小夜子とは1987年に同番組の「山口小夜子特集」で知り合い、その後は、NHK「世界わが心の旅 ベルベルの少女の瞳」やNHK「アントワープ王立アカデミー 一流ファッションデザイナーはこう作られる」の制作で親交を深め、亡くなるまで交流を持ってきた。草間彌生とも20年来の親交を結び、「NHKBSプレミアム 世界が私を待っている 前衛芸術家草間彌生の疾走」、「NHKスペシャル 水玉の女王 草間彌生の全力疾走」など数々の映像作品を制作してきた。また、今回の2作品の同時上映に際して松本貴子監督は、「世界を舞台に闘った二人の日本人女性との出会いは、強烈でした。奇しくも同じおかっぱ髪。私は、映像という分野で関わることが、運命だと感じました。加えて言えば、二人とも“本物”。ドキュメンタリー映画の制作過程には、辛いことも沢山ありましたが、それを上回る掛け替えのない幸せな時間を、味わい尽くすことが出来ました。今回、トップミュージアムで2作品を同時上映出来ることは、この上ない喜びです。異彩を放つ二人の表現者の生き方が、多くの方々の記憶に残ることを願って!天才と美しい女(ひと)は、見飽きない!」とコメントしている。なお、『氷の花火 山口小夜子』が、カナダ・モントリオールで現地時間8月25日から9月5日に開催される「第40回モントリオール世界映画祭」のドキュメンタリー部門正式招待作品に決定したことも今回あわせて発表された。「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」の上映時間や詳細については、東京都写真美術館のオフィシャルサイトで確認出来る。【イベント情報】「世界が魅せられたふたりの異才 草間彌生×山口小夜子 ~松本貴子監督ドキュメンタリー特集~」会場:東京都写真美術館住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内会期:2016年9月4日~9月9日上映作品:『氷の花火 山口小夜子』『≒草間彌生 わたし大好き』休映日:9月5日料金:一般・学生1,500円、シニア・高校生以下・障がい者手帳1,200円
2016年08月28日『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に登場するキャラクターたちの、マスクの下、またはヘルメットの中に隠された人物たちに焦点を当てたドキュメンタリー映画『エルストリー1976 - 新たなる希望が生まれた街 -』の劇場公開が、12月に決定。いち早く、現在開催中の「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2016」の“シークレット作品”として、日本初上陸することが分かった。1976年夏、イギリスのエルストリースタジオではある映画が制作されていた。多くのアメリカ人とイギリス人俳優たちが、クレイジーなコスチュームとヘッドギアを着込み、映画の内容も知らず、今後この作品が映画史に燦然と輝き、世界中のカルチャーに多大なる影響を及ぼすことなど、誰も想像もしていなかった。ジョン・スピラ監督は、当時、“宇宙の中心にいた”彼らを探し当て、彼らが作り上げた不思議なコミュニティーに辿り着き、これほどまでの社会現象の影に生きる彼らを調査した…。賞金稼ぎのボバ・フェットやグリード、反乱軍のパイロットに、ストーム・トルーパー、そして、あのダース・ベイダー…。こうしたキャラクターたちをマスクの下やヘルメットの中で演じた、知られざる“中の人”たちを追い、21世紀を迎えてもエンタメシーンを牽引し続ける『スター・ウォーズ』を別の側面から見せる本作。今回、新宿シネマカリテが贈る映画祭「カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション2016」、略して「カリコレ2016」にて、例年注目を集める“シークレット作品”として初お披露目されることが決定。すでに今年の「カリコレ」は、7月16日(土)~7月31日(日)までの前半16日間の累計で動員数7,158名、興行収入9,643,800円と、昨年の「カリコレ2015」との興収対比145%という盛り上がりぶり。この後もイベント上映企画が予定されている中、本作からも目が離せない。『エルストリー1976 - 新たなる希望が生まれた街 -』は8月11日(木・祝)21時~新宿シネマカリテ「カリコレ2016」にて初上映。12月17日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月03日『カサブランカ』『秋のソナタ』などで知られる伝説の女優イングリッド・バーグマンの素顔に迫ったドキュメンタリー『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』の予告映像が公開された。予告映像1915年にスウェーデンで生まれたイングリッドは、1939年にアメリカ映画『別離』に出演し、一躍脚光を浴びる。同時期に、オードリー・ヘプバーンやマリリン・モンローといった名女優が活躍する中で、アカデミー賞に7度ノミネート、そのうち3度主演女優賞に輝くなど、知性溢れる美貌と演技力で人々を魅了してきた。一方プライベートでは、不倫騒動や3度の結婚といったスキャンダルも多く波乱万丈だった。本作はイングリッドの生誕100周年を記念して製作されたドキュメンタリーで、イングリッド自身が持ち歩いていたカメラに収められた貴重なスチール写真、彼女自身の日記や手紙、プライベート映像とともに、彼女の人生が語られていく。予告映像には、カメラの前や授賞式での女優としての堂々とした表情や、子供や夫と過ごす愛に溢れた素顔のイングリッドが捉えられる。しかしイングリッドは、そんな日常を幸せとしながらも「もう半分の自分は窒息寸前」と語る。そして後半、イングリッドの不倫が発覚し、世の中に衝撃を与える。それでも再び世間から受け入れられ「後悔は何もない」と話す彼女の表情には、“自分らしく”生きてきた強さがうかがえる。本作でナレーションを務めたのは『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデル。また音楽は『髪結いの亭主』『ピアノ・レッスン』などの映画音楽を手掛けてきた巨匠マイケル・ナイマンが担当しており、今をときめく女優のナレーションと、イングリッドの人生に寄り添うような楽曲とともに、彼女の凛とした“強さ”に魅了される作品になっているようだ。『イングリッド・バーグマン~愛に生きた女優~』8月27日(土)より全国ロードショー
2016年06月06日