「BONES-骨は語る-」のシーズン1からシーズン2にかけて、連続殺人犯のハワード・エップスを演じたヒース・フリーマンが亡くなった。41歳だった。15日夜(現地時間)、マネージャーが「愛するヒース・フリーマンを亡くし、私たちは深い悲しみに暮れています」と「People」誌にコメントを寄せた。「彼は最近出演した映画作品を大変誇りに思っていました。それに、キャリアにおける“次の章”をとても楽しみにしていました。彼が息子、兄弟、おじ、友人、類まれな才能を持つ俳優、プロデューサー、完璧な料理人、男性として遺したみんなを笑顔にさせる圧巻の笑い声は、永遠に生き続けるでしょう」と追悼している。ヒースは2001年に「ER緊急救命室」でデビューし、「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」「レイジング・ザ・バー 熱血弁護人」などに出演。最近では、マイケル・ポーリッシュ監督の『Terror on the Prairie』(原題)の撮影を終えたばかりだったという。ヒースの死因は明らかにされていないが、友人だという女優のシャナ・モークラーは、インスタグラムのコメント欄に「(ヒースは)オースティンの自宅で、寝ている間に息を引き取った」と書き込んだ。アシュリー・ベンソン、シェーン・ウェストら俳優仲間がSNSで追悼メッセージを送っている。(Hiromi Kaku)■関連作品:BONESボーンズ [海外TVドラマ]
2021年11月17日俳優の生田斗真が主演を務める映画『予告犯』(15)が、dTVで独占配信スタートした。筒井哲也氏の同名コミックが原作の同作。『アヒルと鴨のコインロッカー』(07)、『ゴールデンスランバー』(10)などを手掛けた中村義洋監督が実写映画化した。ネットカフェの一室から動画サイトを通じて犯行予告を発信する、謎の存在“シンブンシ”。「明日の予告を教えてやる」と予告したとおり、世の中の悪に制裁を加えていく。そして“シンブンシ”に対し、ネット犯罪を取り締まる警視庁サイバー犯罪対策課の捜査官・吉野絵里香が捜査に乗り出す。同作では、“シンブンシ”のリーダー格・ゲイツを生田、吉野絵里香を戸田恵梨香が演じるほか、鈴木亮平、荒川良々、濱田岳、窪田正孝、坂口健太郎、田中圭ら、豪華俳優陣が重要な役どころで登場する。
2021年09月07日第27回鮎川哲也賞優秀賞を受賞した「だから殺せなかった」がWOWOWで連続ドラマ化されることが決定し、併せて主演の玉木宏、原作者の一本木透、監督の権野元のコメントが到着した。「俺の殺人を言葉で止めてみろ」。太陽新聞社会部遊軍記者・一本木透に宛てて届いた一通の手紙。そこには首都圏を震撼させる無差別連続殺人の犯行が詳述されていた。犯人は一本木を指名し、新聞紙上での公開討論を要求。新たな殺人を予告する犯人に対し、一本木は報道記者として言葉の力で立ち向かう。やがて、連続殺人犯と新聞記者の前代未聞の対話は、劇場型犯罪として世間を揺るがしていく…。凶悪犯に指名された一本木記者は、“言葉”で殺人を止められるのか?主人公の敏腕記者、一本木透役にはドラマや映画で多彩な役柄を演じ分ける玉木宏が決定。WOWOWでの主演は「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」以来、3年ぶりとなる。本作では心に傷を抱えながらも、報道に対する信念を貫く敏腕記者を演じる。脚本には連続ドラマW 「華麗なる一族」の前川洋一、監督には連続ドラマW 「宮部みゆき ソロモンの偽証」の権野元、音楽には連続ドラマW「引き抜き屋 ~ヘッドハンターの流儀~」の木村秀彬が揃い、重厚な世界観を紡ぎ出す。凶悪犯の動機の謎に加え殺人犯vs新聞記者の攻防からも目が離せないサスペンスフルな本作は、ジャーナリズムや社会の闇を浮き彫りにする社会派ミステリーだ。玉木宏(一本木透役)コメント◆本作のオファーを受けた際の気持ちドラマWはドラマでありながら映画的要素が多く、どっぷりとその世界に入る事が出来る枠だと思っています。今作は静かな作品ではありますが、心がジワジワと揺さぶられていくような面白さがあると感じました。職責を全うする事の意味を考えずにはいられません。そんなメッセージを受け取り発信したいと思いました。◆今回演じる役・一本木透についての印象と権野元監督の印象過去に後悔がありながらも、今を生きている男。報道の在り方、仕事の意味、自分の選択は正しいのか、自問自答しながら今を生きる姿が印象的です。権野監督は、かゆいところを理解してくれる方です。どんな応対も素早く的確で現場をしっかりまとめてくださいます。ご一緒するのは4年ぶりなので楽しくやらせていただいております。◆視聴者の皆様へメッセージ誰しもが自分と向き合う時間はあると思います。自分の居る場所、進むべき道、自己肯定する事も時に必要だと思います。葛藤しながら歩を進める太陽新聞記者、一本木のメッセージを受け取ってください。原作・一本木透 コメント「連続ドラマW」は重厚で見応えのある作品ばかりなので、お話をいただいた時は胸が躍る思いでした。そして、この小説の要である新聞記者と連続殺人犯の紙上戦を、どう映像化して頂けるのか、今から興味津々です。名優・玉木宏さん始め豪華キャストの方々の競演、そしてメガホンは、あの権野元監督。まさに「原作者冥利」に尽きます。監督・権野元 コメント◆本作を連続ドラマ化するにあたって、監督として心がけていること原作で描かれている新聞社内部の描写などは活かしつつ、原作では登場しなかった人物、他の警察組織、その中で蠢く人間関係にもフォーカスしていきたいと考えています。今作はある劇場型犯罪を扱っていますが、その姿の見えない凶悪犯はいったい誰なのか?登場人物を改めてフラットに見直すと、誰が一番悪いのかわからないようなクセのある人間ばかりなので、その一筋縄ではいかない絡み合いも丁寧に紡ぎあげたいです。◆主演の玉木宏についての印象玉木さんとは今作が二作目ですが、以前に増して男としての魅力、一言で言えば「枯れ感」も出て来たなぁと。過去にある秘密を抱えた主人公、一本木透を演じてもらっていますが、その瞳に宿る強いものの奥に潜むアイロニーが得も言われぬ色気を生み出しています。そんな玉木さんが個性的でクセしかないような様々な登場人物によって翻弄されていきます。その様もどうなるか楽しみにしている所です。◆視聴者の皆様へメッセージ姿の見えない犯人を追いかける物語なので、犯人は誰なのか、なぜこのような犯罪が起こらざるを得なかったのか、ということはもちろん、その動機、そこに大きく関係する現代社会が抱えている闇にも注目していただきたいです。大手新聞社や警察組織という、ある意味特殊な組織内で、様々な思惑を持つ人間たちの静かな戦いにも注目していただければと思います。連続ドラマW「だから殺せなかった」はWOWOWにて2022年放送・配信スタート(全5話、第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2021年08月31日10軒の一軒家が並ぶ袋小路。普段は平穏なこの住宅地だが、女性横領犯が刑務所を脱走、この地域に向かっているというニュースが流れ、住民たちはそれぞれの思いを抱く。津村記久子さんの新作『つまらない住宅地のすべての家』は、そこから始まる人間模様を巧みな筆さばきで描き出す長編小説だ。静かな住宅地に起きたさざなみ。隣人の顔が見えてくる群像劇。「テレビで容疑者の逃亡事件がニュース速報で流れるたびに、犯人が逃げている方面に住んでいる人たちってどんな気持ちだろうって必ず想像するんです」もうひとつのきっかけは大好きな作家、マーガレット・ミラーのミステリー『まるで天使のような』。「私立探偵が人捜しを依頼される話ですが、銀行の金を横領して捕まったアルバータという女性が出てくるんです。重要ですが登場シーンは少ない人物で、もっとこの人のことを読みたいと思っていました」本作の脱獄犯・日置はこの地域出身で、住民の中には元同級生もいる。住民たちは彼女が逃げ込んでくるに違いないと判断、交代で見張りを立てることに。10世帯それぞれの人物造形が秀逸。登場人物は多いが、ステレオタイプが一人もいない。不穏な人間もいて、幼い少女を誘拐しようと企む男や、言うことを聞かない息子を閉じ込めようとしている両親もいる。「誘拐を企む望という男は、自分は世間から奪われてきたから奪い返さないといけない、と図式的に考えている。そういう人が近所の人たちの中に放り込まれた時、違う窓が開くんです。望が隣のおばあさんに萌えポスターを見られて意外な反応をされる場面は、力を入れて書きました」見張りを置くことを提案したのは自治会長の丸川だが、彼はシステマティックに物事を考えるタイプ。「礼儀正しいけれどビジネスライクな人ですが、そのほうが接しやすいこともある。感情のこもった交流のほうがいいと言われがちだけど、それは言いすぎやと感じています」一方、笠原家の老夫婦と松山という壮年の一人暮らし男性は、普段から一緒に七並べをする仲。「以前、『探偵!ナイトスクープ』で、母親が夜出かけるのが怪しいという調査依頼があって、調べたら近所の人たちと七並べしていたんです。それがすごく楽しそうで、いつか小説にしてみたかった(笑)」ただ、多くの住民は日頃は交流はなく、隣人のこともよく知らずにいた。それが逃亡犯のニュースによって変わり、人生に影響を与えていく。「日置は目的があって逃亡していて、住民たちのことは考えてもいない。私は“あなたの人生を変えてあげます”といって現れるものは信用していません。おこがましいわーって思う。人生が変わる瞬間は、小さな偶然の結果であってほしいし、全然違う方向から吹いてきた風が変化を与えることもある。だから失望するなって言いたかったのかもしれない」終盤はそれぞれの行動が絡み合って意外な結果を生み、伏線が回収される爽快感が。ちなみに3世代が暮らす長谷川家の祖母にラスボスのような風格があるが、「ロス・マクドナルドの『さむけ』のある怖い登場人物をモデルにしています。今回は大好きな夫婦作家(※ミラーとマクドナルドは夫婦)の影響を受けて書きました!そこにナイトスクープも入れました!という感じですね(笑)」その結果、津村さんならではの極上の群像劇が生まれたわけだ。『つまらない住宅地のすべての家』コンビニもない静かな住宅地。横領犯の女性が脱獄、この地域に向かっていると知った住民たちは交代で見張り番を立てることに。それぞれの反応と事情とは。20人以上の日常が絶妙に交錯する群像劇。双葉社1760円つむら・きくこ1978年、大阪府生まれ。’09年「ポトスライムの舟」で芥川賞、’16年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨新人賞、’17年『浮遊霊ブラジル』で紫式部文学賞など受賞多数。※『anan』2021年4月21日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世(by anan編集部)
2021年04月20日2019年に台湾で公開されて話題を呼んだ『最乖巧的殺人犯』が『よい子の殺人犯』の邦題で、4月28日(水)より新宿K’scinema「台湾巨匠傑作選2021」にて公開されることが決定。その予告編が解禁された。2019年金馬獎の美術賞とデザイン賞にノミネートされた本作。主演は、デビュー作のドラマ「危險心靈」(2006年)でいきなり台湾のテレビアワード金鐘奨の主演男優賞を受賞、2015年の「紅衣小女孩」で台北電影節で主演男優賞を受賞、第31回東京国際映画祭で上映された『トレイシー(翠絲)』にも出演していたホアン・ハー。これまでの役柄とは全く違うアニメオタクを演じ、繊細な青年が追い込まれていく緊迫の演技は多くの人が高く評価。次々と難役のオファーが来ており、“いま、監督が使いたい俳優”といわれている。監督は、社会派ミステリー『High Flash~引火点(原題:引爆點)』のジャン・ジンシェン。実話がヒントになった本作の脚本は、監督の公私ともにベストパートナーであるワン・リーウェンと期待の新進脚本家・リャオ・ボーミン。しっかり練られた脚本が、この作品のおもしろさのポイントとなっている。この度解禁された予告編では、小さな街の片隅で起きた事件から浮かび上がる社会の闇、貧困と家族、そして愛と孤独に、台湾のもうひとつの顔を知ることに。心やさしいアニメオタクが、貧困で行き詰まる生活の中で出会った女神(ミューズ)、彼女が導いた新しい世界。そして事件は何故起こったのか…様々なキーワードが続々と映像に映し出されていく。進化する多様性の台湾映画界のあらたな方向性を示す作品といえそうだ。ストーリー日本のアニメ「ボビッター」に夢中のアナンは、母親と認知症の祖父と暮らしている。彼は社会から「負け組」「ガチヲタ」というレッテルを貼られているが、人と争うことが嫌いで善良な心の持ち主。ある日、彼の平穏な生活に突然博打で失敗した叔父が乗り込んでくる。そんな中、アナンは「ボビッター」マニアの女の子に恋をする。彼女との甘い夢が実現しようとした矢先、思いも寄らないことが起こりアナンは失意のどん底に。そして、家庭ではとんでもないことが…。『よい子の殺人犯』は4月28日(水)より新宿K’scinema「台湾巨匠傑作選2021」ほか順次公開。(text:cinemacafe.net)
2021年04月08日須賀健太主演『朗読劇#ある朝殺人犯になっていた』が、オンライン型劇場“THEATRE for ALL”にてアーカイブ配信中だ。2月4日から7日に渡って上演された『朗読劇#ある朝殺人犯になっていた』。原作はインターネットが一般化した現代社会の闇を、ユーモラスにミステリー仕立てに描いた藤井清美氏の小説だ。同氏の演出で上演された本作は、炎上に翻弄されながらも真犯人を突き止めていく臨場感たっぷりの新感覚朗読劇である。キャストには実力派俳優たちが集結。主人公の浮気淳弥を須賀健太、淳弥の漫才コンビの相方役に山崎大輝・赤澤遼太郎(ダブルキャスト)、佐緒里役ほかを美山加恋・宮澤佐江(ダブルキャスト)が務める。そして真凛、馬渕英里何、山崎裕太、松本利夫(EXILE)らがネットの声や淳弥をとりまく様々なキャラクターを演じ分けていく。生演奏と映像を使用した贅沢な仕掛けも見どころのひとつだ。また本作はコロナ禍で外出困難となった人たち、そして障がいや疾患、育児や介護などを理由に劇場や展示鑑賞が困難な人たちに対しても開かれた、バリアフリー型オンライン鑑賞の実現を目指す「THEATRE for ALL」事業に参画。実際に劇場でも、視覚障害や聴覚障害を持つ方も楽しめる、手話同時通訳と生音声を組み込んだコンテンツとして上演した。それに伴い、アーカイブも「手話パフォーマンス+字幕ver」、「音声ガイドver」で観劇可能となっている。■公演情報『朗読劇#ある朝殺人犯になっていた』3月24日(水)~4月6日(火)まで各回1,500円(税込)公式サイト: 公式Twitter:
2021年03月25日劇団チョコレートケーキの新作公演『帰還不能点』が2月19日(金)より東京芸術劇場シアターイーストにて開幕する。劇団チョコレートケーキは、実在の人物や実際に起こったできごとを題材に、丹念な調査をもとに人々の関わり合いを描き出す劇団。これまでにあさま山荘事件や大逆事件など、社会的な事件を取り上げた作品をいくつも創作してきた。なかでも大正天皇の生涯を描いた『治天ノ君』は、読売演劇大賞選考委員特別賞を受賞している。前作、昨年8月に上演された『無畏』では東京裁判で死刑判決を受けた陸軍大将・松井石根を取り上げた。そんな彼らが今回選んだのは、近衛文麿と松岡洋右。1937年(昭和12年)に首相になった近衛と、その近衛に指名され1940年(昭和15年)に外務大臣に就任した松岡。日中戦争を長引かせ、対米戦直前に内閣総辞職後、終戦に向けて活動を続けた近衛。三国同盟締結によってアメリカに警戒レベルを引き上げさせた松岡――。作品は、1950年代、敗戦前若手エリート官僚であった面々が集ってこのふたりの話になるというかたちで綴られる。1940年、41年の「南部仏印進駐」を、日本が引き返す最後のタイミング、帰還不能点として、なぜあの時、引き返すことなくそのまま突き進んでしまったのかを描く。劇団チョコレートケーキは今作に関する短い宣伝動画を何本かYouTubeにアップしているが、それを見ると戦争にまつわる人々や事件について、いくつもの公演を重ねてきたことが感じられる。南京事件、人間魚雷回天。朝鮮統治、731部隊……。彼らが描いてきたこれらの出来事は、今回描かれるふたりが帰還不能点を超えさえしなければ起こらなかったかもしれない。戻れなかったその瞬間が、生々しい会話で舞台上によみがえることだろう。なお、今作の様子を収録した映像配信も予定されている。客席からのカメラによる「スタンダード版」と、俳優ひとりのボディカメラで撮影された、臨場感のあふれる「アクターカメラ版」の2種類が用意されている。東京公演では一部の回の終演後に、登場人物のうちひとりにスポットを当てた「アフターアクト」も。文:釣木文恵劇団チョコレートケーキ『帰還不能点』脚本:古川健演出:日澤雄介出演:浅井伸治 / 岡本篤 / 西尾友樹 / 青木柳葉魚 / 東谷英人 / 粟野史浩 / 今里真 / 緒方晋 / 村上誠基 / 黒沢あすか【東京公演】2021年2月19日(金)~2021年2月28日(日)会場:東京芸術劇場 シアターイースト【兵庫公演】2021年3月13日(土)・3月14日(日)会場:AI・HALL【映像配信】劇チョコストアにて期間限定販売配信日程:2021年2月23日(火)20 :00~3月21日(日)20 :00料金:3,500円(スタンダード版・アクターカメラ版共に視聴可能)※一度購入すると、期間中何度でも視聴可能販売期間:3月20日(土)20:00まで
2021年02月19日同名小説を原作にした『朗読劇 #ある朝殺人犯になっていた』が1月29日(金)に開幕する。主演を務める須賀健太に話を聞いた。本作は、ネット化した現代の闇をユーモラスにミステリー仕立てに描いた藤井清美の小説を、藤井自身が戯曲化し演出する朗読劇。小説を読んだ須賀は「すごくスピード感のある作品で、一気に読みました。“SNS”という身近なものが題材なのもひとつの要因だと思いますが、共感できて、想像しやすくて、だからこそ引き込まれて。この感覚は舞台でも大切にできたらなと思っています」。ある朝目覚めてみると、自分が“ひき逃げ犯”だという噂がSNSに広がっていて――という事件に巻き込まれる主人公・浮気(うき)を演じる須賀は「他人事とは思えない。きっとどんな人でもどこかに共感できると思う」とこぼす。もし、浮気と同じ状況になったら「めちゃくちゃ怖いです。どうしようもないですよね。なにをしても火に油になりそうで……。僕はなにも言えなくなっちゃうと思います。そういう意味では浮気くんはすごい。状況を打破しようとしますから」。そんな、SNSで広まっていく噂と格闘する浮気の姿はひとつの見どころになりそうだが、本作は朗読劇なので、もちろんそれは主に声で表現される。全身を使った表現が印象的な須賀にとっては真逆のことにも思えるが、須賀自身も「僕は動きと感情をセットにして演じることが多いので、朗読劇には毎回“苦手なものに挑戦する”という感覚があります」と明かす。それでも挑み続けるのは、「そのぶん、新しい感覚をもらえるから。ページをめくりながら世界に入っていく感覚だったり、台本の文字と自分たちの声だけで世界と一体化していくような感覚は気持ちがいいんです。それと今作に関しては、映像を使ったり、動きのある演出もつくらしいので、そのあたりも面白くなりそうです」。楽しみにしているシーンのひとつは、芸人である浮気が相方と共に披露する「漫才」。「特に最初の『どうも~!〇〇です』のところは楽しみです!」と、すでに楽しそうに話してくれた。さらにもうひとつ語ったのは、「後半で気持ちを吐露するシーン」。「原作を読んでいて僕は、これを伝えたいがための作品なのではないかと思ったんです。その台詞は大切にしたいです」。公演は1月29日(金)から2月7日(日)まで東京・こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロにて上演。視覚障害や聴覚障害のある方を対象とした“手話同時通訳”“生音声”を組み込んだ生配信(2月6日13:00/18:00)も行われる。文:中川實穗
2021年01月22日2020年10月31日千駄ヶ谷店、阪急メンズ東京店、公式オンラインストアにて発売します。すべての人々の生活に発揮される、今シーズンのコレクション。カナダグースの職人による卓越したノウハウが徹底的に組み込まれ、予測不能な旅の環境などに対応します。ブランドのコアアイテムであるダウンパーカ。冬の厳しい寒さにも耐えうるパフォーマンスを発揮する4つのモデルが登場します。地球上で最も過酷な場所、北極圏に生まれ、極北、山岳、都市まで。2602LBWOMEN’S JUNCTION PARKA BLACK LABEL108.000円+TAX今シーズンを象徴する360℃のリフレクターディテール。5088MMEN’S ARMSTORONG PARKA108.000円+TAX重さを感じさせない、ライトウェイトダウン。ダウン入りのつばで冷気をシャットダウン。3824LBWOMEN’S LYNDALE PARKA BLACK LABEL98.000円+TAXバックパックストラップでハンズフリーに。「CANADA GOOSE」のエンブレムパッチが付いたグラブストラップ付き。3832LWOMEN’S MERRITT PARKA98.000円+TAXAラインシルエットとシェブロンキルティングが女性らしいデザイン。ボタン一つで隠すことが出来るリフレクターとグローブなど取り付ける事の出来るDリングは収納可能。<取り扱い店舗>カナダグース 千駄ヶ谷店東京都渋谷区神宮前2-22-16 1F03-5860-6518MEN/WOMENカナダグース 阪急メンズ東京店東京都千代田区有楽町2-5-1 6F03-6228-5167MENカナダグース公式オンラインストア企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月30日アイドルグループ『TOKIO』の元メンバーである山口達也さんが、飲酒運転の道路交通法違反で、2020年9月22日に現行犯逮捕されました。山口さんは酒気帯びの状態でバイクを運転し、信号待ちで停車中の乗用車に追突。幸いケガ人は出ませんでしたが、『TOKIO』を脱退する原因となった不祥事を思い出す人が多かったようです。岡田圭右「なぜまた…」酒を飲んだうえで未成年にわいせつな行為をしたとして、2018年4月に書類送検された山口さん。2020年9月22日に放送された情報番組『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)では、今回の飲酒運転についての詳細を紹介するとともに、不祥事後の山口さんの発言も紹介しました。発言の中には、酒を断とうとする意志が感じられるものも。番組に出演した、お笑いコンビ『ますだおかだ』の岡田圭右さんは、約2年で再び飲酒による失態を犯したことについて次のように胸中を語っています。ほかのメンバーが歯食いしばってテレビに出て、ある意味リスタートじゃないですけど頑張ってる姿を当然テレビで山口さんも見てると思うんですよ。そういう想いの中で、「なぜまたこういう行動に至ったか」というのが、本当に悲しすぎる…残念。ゴゴスマ~GOGO!Smile!~ーより引用ほかのメンバーの心境を思い、山口さんの行動を嘆いた岡田さん。ネット上では「まったくその通り」と共感する声が複数投稿されました。脱退の原因となった不祥事後は、山口さんの『アルコール依存症』を疑う声が噴出し、『TOKIO』のメンバーからも指摘が入っています。そのため、今回の事故を受け、「依存症に必要なのは、非難や刑罰より治療ではないか」との声も上がっていました。関係が深い人ほど、相手の失態を嘆かずにはいられないかもしれません。ですが何よりも、相手が更生への道を1歩でも多く進めることが肝心でしょう。山口さんが心身を整え、これ以上誰も不幸にしない人生を歩んでいくことを、多くの人が望んでいます。
2020年09月23日エッセイ漫画をブログやInstagramで公開している、ちくまサラ(chikuma_sara)さんが盗撮対策について描いた漫画を公開しました。客層の悪いゲームセンターでアルバイトをしていた、10年以上前のこと。そのゲームセンターには、盗撮犯が何人も出没していたそうです。『ゲーセンバイトの思い出~盗撮編~』プリクラコーナーにいた盗撮犯を取り逃がし、悔しい思いをしたちくまサラさん。後日、クレーンゲーム前で立ち話中の女性たちに接近する不審男性も発見したのですが、再び逃げられてしまいます。現行犯逮捕の難しさを痛感し、逃げ得な状況に疑問を感じたちくまサラさんは、せめて被害を防ごうと『盗撮されやすいシチュエーションと対策』を次のようにまとめました。法務省が公開している『平成27年版犯罪白書』によると、盗撮の再犯率は36.4%と高め。ちくまサラさんが調べたところ、盗撮をする人たちの中には、次のタイプの人たちがいるそうです。スカートの下にペチパンツなどを履けば、下着の盗撮被害は避けられるでしょう。また、ちくまサラさんは、不自然に密着してくる人や子供を盗撮する人など、ほかの不審者の撃退方法についても触れています。簡単にできる犯罪防止策ゲームセンターだけでなく、電車内や公園などあちこちに不審者は出没します。逮捕することが難しい微妙な状況であることは多いでしょう。そんな場合でも、見続ければ不審者を遠ざけ、被害を減らすことができるかもしれません。漫画には、実際に盗撮被害に遭った人や、盗撮犯を警察に突き出した人などから反響が上がりました。中には、実際に視線で不審者除けをしている人も。自身や周囲の人を守るために、無理のない範囲で対策できるようにしていきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月21日前作で売り上げトップを取った吉本坂46の若手ユニット、RED。3rdシングルで念願の表題曲「不能ではいられない」を歌うことに!吉本坂46のダンス選抜REDが初の表題曲をゲット!榊原:やっといただけたチャンス。全力で頑張ります!多田:僕はダンスが苦手と言い続けてきたのに、ダンス選抜のREDにいるんです。「さすがは吉本、人の話聞いてなかったんかい!」と思ってるんですけど(笑)。池田:僕も、だいぶダンス下手です…。運動神経悪い芸人なんで。多田:それでセンター張るって、お前、めちゃくちゃ頑張ってんな!池田:手脚が長いんで、なんとか。――池田さんから自己PRが出たので、他のお二人もぜひ。池田:僕、もっとありますよお~。笑顔とか!多田:恥ずかしいんですけど、不器用さがいいと言ってもらえます。榊原:顔面偏差値は高いかと(笑)。池田:高すぎるわ!――曲のポイントは?榊原:シンメの光永(ひなた)がボーイッシュな声で現代のいろんな形の恋愛を表現してるところかな。多田:池田の爽やかな歌い出し。しっかりセンターの務めを果たしてくれてます。池田:僕は最初に聴いた時から口ずさめたサビですね。ライブではノリノリでみんなと歌いたいです。――芸人や俳優とアイドルの切り替えはどうしていますか?池田:僕、恥ずかしいくらい切り替えてるかも…。普段コントで女装が多いので、吉本坂では男らしい面を出すようにしてます。榊原:普段は俳優として役を演じているので、吉本坂の時は100%“榊原徹士”でいます。クラスメイトみたいに、できるだけファンの方々と近い距離でいたいんです。多田:僕は正直、「どうしたらええんや…」と思いながら、つっこみ握手会してます。髪がきれいな人には「きれいすぎやろ!」とか。池田:褒めツッコミ!しっかりアイドルしてるじゃないですか。――最後に今後の目標を。榊原:REDの16人で歌番組に出たいです!多田:カウントダウンライブの合流に遅れて「あいつら、紅白らしいで」って言われたいわあ。池田:去年のひょっこりはん(笑)。吉本坂全員で、Re:Japanみたいにボックス踏めたら最高!3rdシングル『不能ではいられない』【映像盤CD+DVD】¥1,727【通常盤A CD 】¥1,182【通常盤B CD】¥545映像盤には、グループ全員となる45人で歌う「めっけもん」も収録。(Sony Music)よしもとざかフォーティーシックス吉本興業所属の約6000人からメンバーを選抜。2018年8月20日結成。写真は選抜チーム「RED」。左から、榊原徹士、池田直人(レインボー)、多田智佑(トット)。『吉本坂46が売れるまでの全記録』(テレビ東京)が放送中。※『anan』2019年1月1日-8日合併号より。写真・内山めぐみ取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年01月04日『コンフィデンシャル/共助』のヒョンビンが凶悪犯役、『私の頭の中の消しゴム』のソン・イェジンが交渉人役で初共演した心理サスペンス『ザ・ネゴシエーション』から、緊張感溢れる2人の対決シーンを収めた予告編が解禁となった。今回解禁となった予告編は、ヒョンビン演じるタイで発生した韓国人拉致事件の犯人ミン・テグが、「今から人質を1人ずつ殺していく」と殺気漂う表情で交渉を迫る場面から始まる。韓国から画面越しに交渉を続けるソン・イェジン演じるハ・チェユンに対し、余裕を感じさせる態度で揺さぶりをかけるテグ。そしてキム・サンホ演じる先輩刑事らの捜査を経て、彼の要求と正体が少しずつ明らかになっていく。ヒョンビンが悪役に挑戦するのは本作が初。時に冷酷な口調で警察をあざ笑うかのように挑発を繰り返す凶悪犯を存在感たっぷりに演じており、これまでのイメージとは一味違った彼の姿を確認できる予告映像となっている。本作で初メガホンをとったイ・ジョンソク監督は、「ヒョンビンは生まれ持った魅力と容姿に負けず劣らず監督たちに信頼と力をくれる俳優。本作ではこれまでに見たことのない彼の新たな一面を見ることができるだろう。またソン・イェジンは完璧な役者。映画全体の流れについてもすぐに理解するし、その中で自分の色を出す術を知っている」と、2人への賛辞のコメントを寄せている。また、6月28日(金)より『ザ・ネゴシエーション』の第2弾前売り特典付き鑑賞券の販売が開始される。購入特典はメインビジュアルをデザインした「特製マグネット」。数量限定につき、なくなり次第終了となる。タイムリミットは14時間、果たして交渉の行方は?そして犯人の目的は?その結末は是非劇場で見届けて。『ザ・ネゴシエーション』は8月30日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ネゴシエーション 2019年8月30日よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開ⓒ 2018 CJ ENM CORPORATION, JK FILM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED
2019年06月07日男と女は、全く違う生き物です。カラダの作りも違えば、思考も行動も全く違うところが多々あります。この違いは、恋愛中に感じることが多いでしょう。LINEも、そのひとつです。そこで今回は、女性が悩まされがちな男性が既読スルーする理由を解説していきます。女性には、「理解できても共感できないだろうな」と前提して、読んでみてください。1. 返信の文章が思いつかないから男性は、文章でのコミュニケーションが苦手な人が多いです(特にアラフォー以上の世代)。「コミュニケーションは会って行うもの」という考えがあるため、LINE自体が苦手という男性もいるほどです。そのため、女性から「今日、上司に注意されたよ~」なんて愚痴LINEが来ても、「なんて返信をしていいか分からない…」となり、そのまま放置に繋がることもあるのです。女性なら「とりあえず、可もなく不可もなくの返信をしておこう」となることが多いかもしれませんが、男性は「分からないから、そのまま放置…」となることもあるのです。女性に比べ、男性は完璧主義の方が多いのかもしれません。そのため、中途半端に返信をするくらいなら、「しない方がいい」という考えるのかもしれません。2. 会ったときに話せばいいと思うからたとえば、会社の同僚女性から、「こないだ言ってた映画のタイトルなんだっけ?」と質問LINEが来たとします。これに、「明日会うから会ったとき言おう」と思い、既読スルーする男性が意外と多いです。女性は、今知りたいから聞いているのですが、男性は「急ぎの用事でもないだろう」と思ってしまうのです。男性は女性よりも、合理的な人が多いです。そのため、「どうせ明日会うなら、いちいちLINEで言わなくてもいいじゃん」と思うのかもしれません。3. 質問文がなかったからたとえば、「昨日はありがとうございました!ごはん凄く美味しかったですね。また、良かったら誘ってください」と、女性からLINEがきたとします。これに対し、「疑問文がないから」という理由で、返事をしない男性がいます。・返信をする=何か聞かれたときだけ・返信をする=用件があるときだけと考えている男性も少なからずいるのです。まとめ女性には理解不能かもしれない男が既読スルーする理由とは、この3つです。・返信の文章が思いつかないから、そのまま放置してしまう・会った時に話せばいいと思い、そのまま放置してしまう・疑問文がなかったら、返信は必要ないと思ってしまう女性には、理解不能な思考もあったかもしれません。まさにこの理解不能ポイントが、男と女の差です。この差をしっかり理解しておくことで、無駄な恋愛のストレスから解放されるでしょう。
2019年05月29日薬丸岳の小説「死命」が、吉田鋼太郎主演でスペシャルドラマ化されることが決定。賀来賢人、蓮佛美沙子、中尾明慶ら共演者も発表された。余命宣告を受けた“刑事と殺人犯”の命がけの追走劇原作は、「友罪」「悪党」「Aではない君と」などが映像化された作家・薬丸氏の「死命」。今回ついに初ドラマ化される。ドラマでは、女性を狙った連続殺人事件を追う刑事・蒼井凌が主人公。刑事人生に心血を注いできた蒼井は、病で余命宣告を受けたのを機に、死の恐怖に襲われながらも、残された時間を職務に注ぐことを再決意。犯人を突き止めて逮捕するため、捜査に没頭する。そんな蒼井に追われるのが、同じく病で余命宣告を受けたデイトレーダーの榊信一。命のタイムリミットに直面した彼は、ずっと抑え込んできた殺人衝動に忠実に生きると決め、連続殺人に手を染めていく。余命宣告を受けた者同士でありながら、命との向き合い方も、悟った使命も相反する蒼井と榊。2人はヒリヒリする駆け引きを交錯させながら、スリリングな追走劇を展開していく。吉田鋼太郎、蒼井凌イメージは「柴田恭兵」刑事・蒼井凌を演じるのは、日本が誇るシェイクスピア俳優・吉田鋼太郎。今回演じる役柄について「僕はいつも台本から得る人物像を頭に入れた上で、イメージに合う誰かを思い浮かべ、その人になろうとしながら演じるんですよ。今回の蒼井については、僕自身が大好きで尊敬している柴田恭兵さんのイメージがいいんじゃないかな、と。しかし、そうなると、僕なんかが入り込む隙間はないなぁ…なんて思ったりもしながら(笑)、蒼井を演じる日々でした」と語り、「『死命』は、罪を犯す榊の背景がとても切なく、悲しいお話です。その一方、“死を背景にした刑事と犯人の息詰まる攻防”の場面では、人々が一生懸命生きていて、自らの使命をまっとうしようとしている。その使命が正しいものか否かはさておき、いろんな意味で手に汗握り、やがて涙し、『いいドラマだった』と思っていただける作品になるはずです」と本作についてコメントしている。賀来賢人、ある初挑戦に「すごくつらかった」蒼井に追われる連続殺人犯・榊信一を演じるのは、「今日から俺は!!」での好演も話題となった賀来賢人。榊について「特殊な人間だとは思わず、誰でもそうなり得るな…と、危機感を持ちながら演じさせていただきました」と撮影をふり返った賀来さんは、「実は今回、1日に5人の首を絞めるという、僕にとっては初挑戦となる撮影もあったんです。演じるのはすごくつらかったです…。今振り返っても、撮影期間中は常につらくてハードなシーンばかりでした。だから、なるべく本番以外は明るく過ごしました(笑)。とても緩急のある撮影でしたね」とコメント。また吉田さんとの共演については「直接絡むシーンこそ少なかったのですが、濃厚な場面があったので、緊張感がありました。鋼太郎さんの迫力というか、重みで押しつぶされないように必死でした。すごい先輩です!」と言いつつ、「ただ、そんな鋼太郎さんとも空き時間になると、くだらない話しかしていませんでしたね(笑)」とも明かしている。人間ドラマに奥行きをもたらす共演者吉田さんと賀来さんのほかにも、共演者が発表。榊の元恋人で、ドラマを劇的に展開させるキーパーソン、山口澄乃役に蓮佛美沙子。蒼井に触発されて成長していく新人刑事・矢部知樹役に中尾明慶。蒼井の一人娘・瑞希役に山谷花純。蒼井の妻・由美子役に大路恵美。そのほか、モロ師岡、金井勇太、黒沢あすか、小木茂光が出演する。ストーリーデイトレーダーの榊信一(賀来賢人)は、幼なじみで元恋人の山口澄乃(蓮佛美沙子)ら、学生時代のボランティア仲間たちと再会。豪奢な生活を送るその裏で、余命宣告を受けた榊は密かにこれまで抑え込んでいた“殺人衝動”を解き放とうと決心していた。翌日、若い女性・岡本真紀が絞殺体となって発見。警視庁捜査一課の刑事・蒼井凌(吉田鋼太郎)は、所轄の刑事・矢部知樹(中尾明慶)と組み、捜査を開始。人知れず3年前の病を再発していた蒼井は体調不良を覚えながらも、捜査にまい進する。一方、榊が余命わずかだと知った澄乃は、彼に再び寄り添うことを決意。澄乃の存在に安堵感を覚える榊だが、殺人衝動を抑えることはできず、夜の街を徘徊…。そんな中、新たな女性の遺体が発見される。やがて、真紀の足取りを追って防犯カメラの映像をチェックしていた蒼井は、彼女に声を掛けるサングラス姿の男を発見。男の何気ない行動から、聴覚に障がいがあるとにらんだ蒼井は、その線から新たな目撃証言を集めようと奔走する。だがその矢先、聞き込み先で不意に倒れ、病院に搬送されてしまうことに…。ドラマスペシャル「死命~刑事のタイムリミット~」は5月19日(日)21時~テレビ朝日にて放送。(cinemacafe.net)
2019年04月16日主演・東出昌大、瀬々敬久監督で薬丸岳の「悪党」をドラマ化する連続ドラマW「悪党 ~加害者追跡調査~」。この度、板谷由夏、青柳翔、山口紗弥加、柄本明ら本作のフルキャストが発表された。加害者側からの贖罪や葛藤を描いた『友罪』とは逆に、被害者遺族側の姿を描く本作。すでに、探偵でありながら被害者遺族としてのトラウマも抱える主人公・佐伯修一役を東出さん、探偵事務所所長の木暮正人役を松重豊、佐伯と次第に惹かれあうようになるキャバクラ嬢を新川優愛が演じることが決定しているが、このほどホープ探偵事務所を訪ねる<依頼人と調査対象者>たちが新たに決定。第1話11年前に息子を殺され、加害者の現在について調査を依頼する細谷博文を、放送中の「刑事ゼロ」にも出演する渡辺いっけい。その息子を死なせた犯人で、現在は振り込め詐欺のリーダー・坂上洋一を「劇団EXILE」青柳翔。坂上の恋人・遠藤りさを、連続テレビ小説「べっぴんさん」にてヒロインの姉役が記憶に新しい蓮佛美沙子。第2話16年前に2人の息子を部屋に閉じ込め、1歳児を放置死させた過去を持つ前畑紀子を、春の月9ドラマ「ラジエーションハウス」への出演が決定している山口紗弥加。弟を死なせた母・紀子の行方を探す早見剛を、佐藤浩市の息子・寛一郎。第3話15年前、強盗殺人の罪を犯した弟を探す松原弥生を、『共喰い』の篠原ゆき子。姉を恨み、出所後は家族との連絡を絶っている弟・松原文彦を、連続テレビ小説「花子とアン」の中島歩。第4話少年犯罪を得意とする弁護士・鈴本茂樹を名優・柄本明。かつて担当した男の現在を調べたいと、ホープ探偵事務所を訪れる。ほかにも、佐伯と共にホープ探偵事務所で働くクールな事務員・染谷久美子役に板谷由夏。佐伯の姉を殺害した“3悪党”を三浦誠己、山中崇、波岡一喜(田所健二役、寺田正志役、榎木和也役)。佐伯を見守る父・佐伯敏夫役を益岡徹が演じる。また、薬丸氏と瀬々監督がタッグを組んだWOWOW FILMS『友罪』が、WOWOWシネマにて5月5日(日)21時より放送。こちらも要チェックだ。連続ドラマW「悪党 ~加害者追跡調査~」は5月12日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全6話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2019年03月14日いよいよ10月より秋ドラマがスタートしました。忙しいママたちは気になるドラマを録画し、子どもを寝かしつけたあとのおつかれタイムに楽しむ、もしくは録りためて週末にイッキ見、という人が多いのでは? 『相棒 season17』『下町ロケット』というキラーコンテンツのシリーズものや、唐沢寿明主演の『ハラスメントゲーム』、米倉涼子主演の『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜』などキャラ立ち必至の最新作は、いまや堂に入った安定感を感じます。でも、今回はママたちがときめくキャスティングで、予測不能な展開に胸が踊りそうな4本に絞り込んでご紹介します。■佐々木蔵之介、中山美穂、黒木瞳が織りなす禁断の恋トップバッターは、独身の人気スター、最後の砦(とりで)といわれる佐々木蔵之介が、「初めて挑む王道ラブストーリー」とされる『黄昏流星群〜人生折り返し、恋をした〜』(木曜22時~)です。平井堅の主題歌『half of me』を聴くだけで、パブロフの犬がごとく、琴線が揺れてしまうのは気のせいでしょうか?佐々木が演じるのは、人生の折り返し地点で、妻子がいるのに運命的な恋に落ちてしまう主人公・瀧澤完治役。完治の妻で、なんと娘の婚約者(ジャニーズWESTの藤井流星)と親密になっていく真璃子役に中山美穂、完治と旅先で出会い、惹かれ合う目黒栞役に黒木瞳。まさに演技力、存在感ともにお墨付きの大人たちが奏でる芳香なアンサンブルが期待できそうです。大人たちの切ない道ならぬ恋を描くドラマですが、原作が丁寧につむぎ上げているのは、セカンドライフにおける人生の輝きです。すなわち、とことんディープだけど、にごりのない透明感がある純粋な愛。目まぐるしい日常を送るママたちだからこそ、少し現実逃避して、大人たちが体現する崇高な愛のドラマをお楽しみください。『黄昏流星群〜人生折り返し、恋をした〜』フジテレビ 木曜22時~■織田裕二と鈴木保奈美が27年ぶりに共演。オーラがすごい!フジ月9ドラマ『東京ラブストーリー』の織田裕二と鈴木保奈美が27年ぶりの共演すること、人気海外ドラマ『SUITS/スーツ』のリメイク作品という話題が先行し、放映前から話題騒然だった本作。同じ月9の枠で、初回の平均視聴率14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)というジェットスタートを切りました。織田が『東京ラブストーリー』のカンチとは対極のキャラクターである、傲慢(ごうまん)なエリート弁護士・甲斐正午役を演じていますが、初回から切れ味抜群です! そして甲斐とバディを組むのが、天才的な記憶力を誇る青年・鈴木大貴(中島裕翔)。こういう特殊能力をもつキャラクターは主人公のポジションにすわることが多いのですが、今回は二番手に回ることで、甲斐の存在感も際立ち、両者ともどもおいしいです。鈴木は、弁護士たちを束ねる法律事務所の所長兼代表弁護士・幸村チカ役で、凛(りん)としたたたずまいを見せ、好感度大。当時、カンチやリカにハラハラ、主題歌でドキドキ、少女だったママたちが涙ながらに最終回を迎えた『東京ラブストーリー』。ガラリと違う作風のドラマで変わらずオーラを発している織田と鈴木ですが、オリジナル版の脚本がしっかりしているので、今後のドラマティックな展開に期待が高まります!『SUITS/スーツ』フジテレビ 月曜21時~■高橋一生が「大人としてどうなのよ?」キャラにママたちの支持率が高い高橋一生が、民放ゴールデン・プライム帯での連ドラ初主演を飾る『僕らは奇跡でできている』(火曜21時~)。高橋が演じる主人公・相河一輝は、生き物が大好きで変わり者の大学講師役です。「大人としてどうなのよ?」という困ったちゃん的なキャラクターですが、高橋が演じると、おちゃめな魅力が上のせされ、なんともチャーミングです。相手役の榮倉奈々が演じる歯科医師・水本育実は、相河とは真逆といえるしっかり者の女子。とにかく自分が「正しい」と思うことに猪突猛進し、ぶつかっていくという生真面目なキャラクター。正反対のタイプである2人が交流することで、予想外の化学反応が起きていきそうです。また、共演にも要潤、お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉、田中泯、戸田恵子、小林薫という、一筋縄ではいかない面子が大集合し、それぞれの個性を炸裂(さくれつ)。ほっこりするハートウォーミングコメディですが、タイトルにある“奇跡”がどういうものなのか? その着地点に興味津々!「多様性を受け入れる」「個性を認める」という教育が大事と言われつつ、まだ自分が歩んできた常識ばかりに囚われがちなママたちには、ぜひ子どものなかに見える純真なものを見極めるためにもチェックしておきたい作品です。『僕らは奇跡でできている』関西テレビ制作・フジテレビ 火曜21時~■こじらせ系アラサーにおすすめドラマ新垣結衣と松田龍平がダブル主演を務める『獣になれない私たち』(水曜22:00~)は、社会現象にもなった『逃げるは恥だが役に立つ』や、石原さとみ主演ドラマ『アンナチュラル』で高い評価を受けた野木亜紀子のオリジナル脚本ということで、注目度大です。新垣が演じるヒロイン深海晶は、常に笑顔を絶やさず、仕事も完璧な“全方位に気を遣うすり減らし女”。松田が演じる根元恒星も、人当たりがよく世渡り上手ですが、じつはまったく人を信用できない毒舌男。一見、順風満帆に見えるけど、じつはかなりこじらせている人たちで、まさに「あるある」なキャラクター。リアルな心の揺れを描く野木脚本は、おおいに共感を呼びそうです。ちなみに、新垣と松田の共演は2007年に公開された『恋するマドリ』以来11年ぶりとなりました。いまや、30代となり、俳優としても人間としても奥行きが出てきた2人だからこそ、晶と恒星のもどかしい距離感を、絶妙なさじ加減で演じてくれるのではないかと、いまから楽しみなところです。『獣になれない私たち』日本テレビ 水曜22時~さて、ママたちは、どのドラマが気になりましたか? 今週来週で出そろうので、ぜひともチェックしてみてください。
2018年10月11日水曜日(現地時間)、ジョン・レノンの殺害犯マーク・チャップマン受刑者(63)の仮釈放申請が却下された。これで10回目となる。「New York Daily News」などのメディアが報じた。チャップマン受刑者は1980年12月8日、ジョンの自宅であるマンハッタンのダコタ・ハウスの外でジョンを銃殺。第2級謀殺の罪で有罪となり20年から終身までの無期刑を言い渡された。無期刑では服役後、20年が経つと仮釈放を申請することが可能になる。チャップマン受刑者は2000年から現在まで10回の仮釈放申請を行ってきたがすべて却下された。次に再び申請できるようになるのは2年後だ。ニューヨークの仮釈放委員会によれば、チャップマン受刑者の仮釈放を却下した原因は、「ジョンのファンなどからのチャップマン受刑者への報復の懸念、社会の福祉と安全への影響を考えて」とのこと。現在チャップマン受刑者は、ニューヨーク西部のウェンディ刑務所に服役している。仮釈放の審議会が行われた水曜日、ジョン・レノンの記念碑(ストロベリー・フィールズ)があるセントラルパークに、ジョンのファンや政治家が集結。チャップマン受刑者の仮釈放の却下を求め、抗議デモを行った。(Hiromi Kaku)
2018年08月24日『坂道のアポロン』『不能犯』など多くの映画やテレビに出演している女優・真野恵里菜が主演を務める『青の帰り道』が、今冬に公開を控えている日本に先駆け、ドイツにて行われる日本映画祭「ニッポン・コネクション」にて上映されることが決まった。2018年5月29日から6月3日までドイツのヘッセン州フランクフルトで開催される世界最大の日本映画祭 第18回「ニッポン・コネクション」への出品が決まった本作は、洋題『We are』として藤井道人監督と、出演者を代表して横浜流星がワールドプレミアで舞台挨拶をおこなう。本作は群馬県前橋市と東京を舞台にしており、 主人公・カナをはじめとする7人の若者たちの人生が交錯し、過去の思いを胸に抱きながら、新しい未来へ向かって進んでいく青春ドラマ。一時は撮影中断を余儀なくされたが、新たに戸塚純貴を代役に迎えて完成した。「ニッポン・コネクション」は世界最大の日本映画専門の映画祭で、18回目の開催を迎える今年、6部門に100本以上の長編短編映画が上映される予定。本作は「ニッポン・シネマ」部門への出展となり、ほかには、『孤狼の血』『空飛ぶタイヤ』『三度目の殺人』などの映画作品の出展が決定している。なお、前回第17回の「ニッポン・コネクション」では、西川美和監督作品『永い言い訳』がニッポン・シネマ賞 Nippon Cinema Award 2017を受賞した。ちなみに同映画祭は、映画部門の他にも、日本文化を紹介するワークショップ、コンサート、パフォーマンスやアート展示など多彩な文化プログラムが展開されることから、ヘッセン州の最も大規模で重要な文化イベントの1つといわれている。藤井監督は「この映画を完成させるための、想いや、苦労、喜び、その全てを吸い込んで『青の帰り道』は完成しました。時代が変わっても、変わらないでほしいことがある人たちの話を描きました」と今回の出展に向けてコメントをしており、本作が世界でどのような反響をもたらすのか注目したい。■7人の若手キャストからもコメント到着!真野恵里菜作品の完成がとても嬉しく、皆さんに観ていただけることが何よりも幸せに感じられる作品になりました。この作品に携わってくださった全ての方にとても感謝しています。学生時代一緒にいた7人には、それぞれの道・幸せ・困難があるのですが、その中で夢を追うこと、仕事をすること、家族を想う気持ち、仲間の存在、懸命に生きようとする姿に「何か」を感じていただきたいです。清水くるみいままで色々な作品に出会ってきましたが、年月が経てば忘れ去られてしまう作品もあります。この『青の帰り道』は、1人でも多くの人の心の中に残ってほしいと思う作品です。ストーリーにも演じた役にも自分と重なる部分がたくさんあり運命を感じた作品でした。映画祭も決まり、これから色々な方のもとにこの作品が届くのかなと思うと非常に楽しみです!横浜流星監督、キャスト、スタッフ一丸となって創った、自分にとって忘れられない大切な作品です。今回「ニッポン・コネクション」への出展が決まり、とても嬉しいです。お邪魔させて頂くことになったので、1人でも多くの方にこの作品が届く様、携わって下さった方々の思いを胸に責任を持って届けたいと思います。森永悠希本当に沢山の方の助力や、並々ならぬ熱意、愛情で出来上がったこの作品を、日本だけでなく、日本以外の方々に見て頂けることが、嬉しいです。国を越えてこの作品を見た方々がどう思い、どう感じとってくれるのか…いまからとても楽しみです。戸塚純貴『青の帰り道』がこういった形で日本のみならず世界の方々に届くこと、大変光栄に思います!この作品がドイツでの上映で観て下さる方々がどういった反応するのかとても興味深いです。これからも沢山の輪が広がることを心から願っています。秋月三佳今年、ドイツのニッポン・コネクションで『青の帰り道』が上映されるという、この幸せな、少し衝撃的な機会に感謝しています。ドイツの人がどう思うのかすごく興味があります。この映画は、私が今置かれている"現実"とは何なのかを見つけている時に、答えを教えてくれました。いまを生きる人、未来を生きていく人の心に、深く残る作品だと思います。冨田佳輔今回ニッポン・コネクションに出品されることを聞き、こんなにも早く皆さんに観て頂けるのか。と思うと同時に、やっと観て頂けるのかと思ってしまうほどこの映画の上映を心待ちにしていました。それもドイツで日本の方のみならず海外の方々にも観て頂けることがとても嬉しいです。あの夏の僕らの想いを少しでも、心で感じてもらえることを楽しみにしています。『青の帰り道』は2018年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年05月16日今年1月、再始動が発表され大きな話題となった「KAT-TUN」の亀梨和也が、テレビ東京で放送されるドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」(放送時期未定)で同局のドラマ初出演にして初主演を務めることが決定。亀梨さんは、犯罪加害者の兄を持つ弟という、いままで演じたことのない役柄に挑戦する。■原作は人気作家・東野圭吾の「手紙」「本当に俺はバカな兄貴だよ」武島直貴(亀梨和也)の兄・剛志は4年前、直貴を大学に入れてやりたいという一心から、盗みに入った家で思いもかけず人を殺めてしまい、強盗殺人の罪で逮捕。懲役20年の判決が下された。それ以来、獄中から月に一度、弟の直貴のもとへ手紙を送り続けている。働きながら定時制高校へ通う直貴は「順調だから心配いらない」と兄へ手紙で報告するが、現実はアルバイトを次々と変え、住む場所も転々とせざるを得なかった。SNS社会の現代。進学、恋愛、就職…掴もうとした人生の幸福すべてが「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって、その手をすり抜けていく。次第に直貴は剛志からの手紙を無視するようになり、やがて兄弟にとって大きな選択をすることになる。差別はあって当然――犯罪加害者の弟という運命を背負いながら、周囲の人々と関わり合い懸命に生きていく直貴が見つけた絆とは一体…?直木三十五賞、江戸川乱歩賞、吉川英治文学賞など数々の賞を受賞し、ドラマ・映画化も多くされる人気作家・東野圭吾。本作は発行部数240万部を超え、山田孝之や玉山鉄二出演で映画、さらに舞台化もされている東野氏の代表作「手紙」のドラマ化。原作刊行当時(2003年)より、情報の拡散力が上がったデジタル社会の現代。今回のドラマ化では、獄中の兄から届く手書きの手紙とSNSで簡単につながってしまう社会との対比を、現代版の「手紙」として描くという。■亀梨和也、東野作品に初挑戦! 「本当にワクワク」今回主演の亀梨さんが演じるのは、強盗殺人犯の兄を持つ武島直貴。今回初めて尽くしとなる亀梨さんは、「テレビ東京のドラマ、東野圭吾さんの作品、どちらの出演も僕にとっては初めてなので、本当にワクワクしています。初めての角度でお仕事ができることに、いろいろな期待を持ちました」と心境を明かす。「役作りに関しては、あまり用意しすぎないほうがいいかなと思っています」と今回はあえてあまり役作りをせず臨むという亀梨さんは、「まずは監督の指揮にしっかり反応できるようにいられたら。その中で、目の前で起きていること、感情、そういうものに敏感でいたいなと思います。そしてそれを自分がどう捉え、表現できるかということを大事にしたいと思います」とコメント。また、「誰もが直貴の兄・剛志のような加害者になり、そして被害者になりうる要素を持っている。それも、無意識のうちに…。この作品の出来事以外にも、どんな些細なシチュエーションでもそうなりうる時代だからこそ、このドラマを通して、視聴者の皆さんに何かを感じてもらえれば」と視聴者へメッセージを寄せている。■原作者・東野圭吾よりコメント到着さらに、原作者の東野氏は、「私自身が答えを探しながら書き継いでいった作品です」と「手紙」を執筆した当時をふり返り、「亀梨さんも、演技を通じて何らかの答えを発見されるのでは、と思います」とコメントしている。なお、監督は『神様のカルテ』『洋菓子店コアンドル』の深川栄洋、「砂の塔~知りすぎた隣人」「アルジャーノンに花束を」の池田奈津子が脚本を担当する。ドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」はテレビ東京ほかにて放送予定。(cinemacafe.net)
2018年05月02日映画『不能犯』で新人刑事を演じる、新田真剣佑さんにお話を伺いました!“不能犯”とは、思い込みやマインドコントロールで殺人を犯すなど、犯罪を目的としながらも、一般的には限りなく実現が難しい行為のこと。まもなく公開される映画『不能犯』は、都会のど真ん中で次々と起きる変死事件をきっかけに、現場に毎回訪れる謎の“黒スーツの男”の正体を追う、[立証不可能犯罪]を扱うエンターテインメントだ。「はじめて台本を読んだ時、とてもミステリアスな映画だと思いました。松坂桃李さん演じる主人公の宇相吹正(うそぶきただし)は、〈思い込み〉や〈マインドコントロール〉で、あらゆる人を死へ導く男。彼がどんな手口で殺人を犯し、どうやって人をマインドコントロールしていくのか、その犯行の描き方も見どころのひとつだと思います」この作品で新田真剣佑さんが演じるのは、新人刑事の百々瀬麻雄。性格は素直で、努力を惜しまない熱血漢。沢尻エリカさん扮する女刑事の多田友子とバディを組み、宇相吹の犯罪を体当たりで捜査する。「百々瀬は最初、多田刑事に『新人!』と怒鳴られ、なかなか名前を呼んでもらえません。なので、僕も新人らしくハキハキとしていこうと思いました。監督からは“爽やかに”という指示をいただいていたので、とにかく一生懸命な姿を見せようと、ひたすら走り続けました。たぶん4日間くらい、ずっと走っていたんじゃないかな(笑)。今までも刑事は何度か演じていますが、日本の刑事は難しいなと思いました。どういう点がと言われると、上手く説明できないのですが…」沢尻エリカさんとは今回が初共演。嘘と曲がったことが大嫌いで、面倒見のいい女刑事を演じる沢尻さんの姿は、新田さんの目にどのように映ったのだろうか。「多田刑事が百々瀬にとって、“ついていきたい!”と思える上司なのと同じく、沢尻さん自身もカッコよくて、思わずついていきたくなる素敵な役者さんでした。沢尻さんとは現場で一緒のことも多かったので、いろんな話をさせていただきました。短い間でしたが楽しかったです」劇中で多田刑事は唯一、宇相吹のマインドコントロールが効かない存在として描かれるが、新田さん自身も暗示には絶対にかからない自信があるんだとか。では逆に、自分に何かを操れるパワーがあるとしたら?「難しい質問ですね…。強いて言うなら、“時間”は操ってみたいかな。時間を巻き戻して過去に行ってみたいし未来にも行ってみたい。未来で何をするかは…パワーを得られたら、ぜひ考えてみたいと思います(笑)」あらた・まっけんゆう1996年11月16日生まれ、アメリカ・ロサンゼルス出身。今年は『ちはやふる ‐結び‐』『OVER DRIVE』など、出演映画の公開が続々と控える。ニット¥168,000タートルネックニット¥151,000パンツ¥162,000(以上エルメネジルド ゼニア クチュール/ゼニアカスタマーサービス TEL:03・5114・5300)絶対に立証不可能な方法で人を死に導く男・宇相吹正が、世の中に“ダークな正義”を突きつける。原作は青年漫画誌で連載中の人気コミック。監督/白石晃士出演/松坂桃李、沢尻エリカほか2月1日(木)より全国公開。(C)宮月新・神崎裕也/集英社2018「不能犯」製作委員会※『anan』2018年1月31日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・伊藤省吾ヘア&メイク・粕谷ゆーすけインタビュー、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年01月26日第10回WOWOWシナリオ大賞受賞作「ドラマW 食い逃げキラー」が3月21日(水・祝)よりWOWOW プライムにて放送されることが決定。主演には、WOWOWドラマ初主演となる「劇団EXILE」青柳翔が抜擢!異色のヒーロー“食い逃げキラー”に扮する。■シナリオ大賞受賞作を映像化! 一軒のファミレスを舞台に繰り広げるヒューマン・コメディプロ・アマ問わず優れたシナリオ作品を発掘し、脚本家の育成を通じて広く映像文化の発展に貢献することと、その映像化を目的に創設された「WOWOWシナリオ大賞」。今回は、2016年に募集した第10回WOWOW シナリオ大賞にて、応募総数455編の中から大賞を受賞した舘澤史岳氏の「食い逃げキラー」を映像化する。物語の舞台は、食い逃げ犯たちに悩まされるというおかしな一軒のファミリーレストラン。元陸上界のエース・川谷省吾は、ひょんなことから食い逃げを捕まえる“食い逃げキラー”としてスカウト。食い逃げ撲滅に命を懸ける“バイトリーダー”、バツイチ子持ちの“天然パートスタッフ”、毎回サラダバーだけを注文する“謎の食い逃げ犯”。個性豊かなキャラクターたちと向き合う中で、省吾は自分の人生に足りなかったものに気付いていく…。■青柳翔、異色のヒーローに挑戦! 「代表作と言われるようにしたい」主演には、『たたら侍』で主演を務め、シリーズ4作の累計興行収入が57億円を突破し、累計動員430万人を突破する『HiGH&LOW』シリーズなどに出演し、2016年には歌手デビューも果たした青柳さん。今作で彼が演じるのは、スタイリッシュで類まれな運動能力を活かし、個性豊かな食い逃げ犯たちを次々と捕まえる異色のヒーロー“食い逃げキラー”の川谷省吾。また本作のアクションシーンの撮影に向け、陸上トレーニング中だという青柳さん。食い逃げ犯と食い逃げキラーの狭い路地を縦横無尽に駆け巡るダイナミックなアクションチェイスバトルに注目だ。本作の出演に関して、「変わった題材で、おもしろくて、挑戦したいと思いやらせていただきたいと思いました」と話す青柳さん。「監督はじめ共演者、スタッフ一丸となり作っていけるよう集中して取り組みたいと思います」と意気込み、責任やプレッシャーを感じているとは言うものの、「今回の作品はテイストが少し違い、いままでにない作品にしたいというスタッフさんの想いを聞き、それに答えるべく自分もいままでの殻を破って、代表作と言われるようにしたいと思います」と力強いコメントを寄せている。また「この物語を自分も楽しみながらがむしゃらに走って撮影に臨みたいと思います。是非、『食い逃げキラー』放送を楽しみにしててください」とファンへメッセージを寄せた。なお、監督は「天皇の料理番」「銀と金」の中前勇児が務める。第10回WOWOWシナリオ大賞受賞作「ドラマW 食い逃げキラー」は3月21日(水・祝)20時~WOWOW プライムにて放送。(cinemacafe.net)
2018年01月19日松坂桃李が初のダークヒーローを演じる『不能犯』。立証不可能犯罪を描くスリラー・エンターテインメントとして話題を呼ぶ本作だが、今回は正義感溢れる女刑事・多田を演じる沢尻エリカを取り巻く3人のイケメン年下男子、新田真剣佑・間宮祥太朗・菅谷哲也の魅力に迫った。■「おい、新人!」新田真剣佑の年下刑事は“ワンコ”系!?口は悪いが部下や改心した前科者の面倒見がよく、人望厚い姐御肌の“デキる”刑事である、多田(沢尻さん)の周りには魅力的な年下男子がいっぱい!1人目は、新人刑事・百々瀬麻雄。演じる新田さんは話題作に続々出演、今後も来年の3月に『ちはやふる -結び-』、そして4月にはハリウッド超大作『パシフィック・リム』の続編などが控え、人気若手俳優の中から一歩飛び出た存在といえる。劇中では、ただただ真っ直ぐな猪突猛進タイプで、上司である多田になかなか名前で呼んでもらえない新人刑事・百々瀬麻雄。遺体を見るなり「うわ!」と思わず声を漏らす百々瀬に対し、多田が「おい、新人!」と男前に呼びつけるなど、微笑ましくもある2人のやりとりなども描かれる。新田さん演じる百々瀬の素直で一生懸命、ワンコのような無邪気な笑顔は、キュンとしてしまうこと間違いなし!■間宮祥太朗、元不良少年の柔らかな笑顔にドキッ2人目は、多田のお陰で立ち直ることができ、いまの自分があると彼女を慕う、元不良少年・川端タケル。『帝一の國』をはじめ人気コミックの実写映画化で各々個性の強いキャラクターに成りきり、その存在感と振り切った演技で高く評価され、「僕たちがやりました」(KTV・CX)などTVドラマでも活躍する間宮さんが演じる。先日公開された初主演作『全員死刑』もスマッシュヒットを記録するなど、ますます活躍の場を広げる間宮さん。つらい時期を乗り越え成長したタケルは年齢よりも少し大人っぽい雰囲気ながら、多田に対して向ける眼差しからは、恩人という立場を超えた何か特別な感情が、時を経て芽生えたのでは!?と予想せずにはいられないはず!タケルの柔らかな優しい笑顔に思わずドキっとしてしまうこと間違いなし!■菅谷哲也、あの“てっちゃん”が頼れる年下男子に!?3人目は、多田と同じ職場で働く冷静な若手刑事、若松亮平。演じるのは、リアリティ番組「テラスハウス」(12~14/CX)で人気を獲得、その後、映画・TVドラマで活躍をみせる菅谷哲也。「テラスハウス」では、すぐに恋に落ちてしまう、のほほんとしたキャラクターで知られていたものの、本作で多田の考察に冷静かつ適格に意見を述べる若松は、多田も一目置く、仕事上では相談もできる存在のよう。一転して頼りがいのあるクールガイに扮する菅谷さんのギャップにはドキマギしてしまうかも?また、菅谷さん演じる若松のクールなその表情が多田の前で崩れることはあるのか、要注目。こんなイケメンたちに囲まれた多田刑事が羨ましい…のはさておき、果たして、多田とこの三者三様の年下男子たちは、劇中でどんな展開を繰り広げるのか?人の心の闇に迫るストーリーとともに、個性豊かなキャラクターたちの関係性の変化、人気実力派たちの熱演からも目が離せない。『不能犯』は2018年2月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月29日女優の沢尻エリカ(31)が12月21日、松坂桃李(29)の主演の映画「不能犯」(来年2月1日公開)の完成披露試写会で舞台挨拶した。 人気コミックを実写化した同作品。数々の変死事件現場に現れるものの、誰もその犯行を証明することができない「不能犯」の男が主人公のサスペンスだ。沢尻は同作で主人公を追う女性刑事を演じている。 舞台挨拶では、司会者からのお題にキャストたちが答えるのがおなじみの光景。この日も司会者が主人公の決めゼリフ「愚かだね、人間は」にちなんで、キャストに「これまでやってしまった愚かな行為」と質問。じつは沢尻の順番がやってきたとき、現場に集まった報道陣は“ある発言”を期待していたという。 というのも、沢尻といえば07年9月に主演演映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で、司会者の質問に対し『別に……』と不機嫌そうな表情で回答。世間・マスコミなどによりバッシングを浴びせられ、謝罪する事態へと発展したからだ。 「彼女も出演番組などで当時について『あのころはおかしかった』と振り返っています。そのためこの日も質問内容的に“あの騒動”を反省するかと思われましたが……沢尻さんの口から飛び出したのは『新居に引っ越したら新車がガレージに入らなかった』というもの。報道陣はややガッカリしていました(笑)」(イベントを取材した記者) 同作ではアクションシーンにも挑戦。新境地を開拓している沢尻だが、このところ現場の評判は上々だ。 「かつて『エリカ様』と呼ばれたころの印象はまったくありません。仕事に対する熱意がみなぎっていて、スタッフに対してもかなり気遣いができるようになりました。もともと演技力は評価されていたので、今後はさらなるブレークが期待されます」(映画業界関係者) すでに主演映画「猫は抱くもの」(来年6月23日公開)も発表されているだけに、来年はスクリーンでの活躍が注目を浴びそうだ。
2017年12月22日松坂桃李が不気味なダークヒーローを演じ、沢尻エリカと死闘を繰り広げる新型スリラー・エンターテインメント『不能犯』。このほど、初主演作『全員死刑』ではぶっ飛んだ演技を見せた間宮祥太朗の、料理人姿の笑顔も眩しい場面写真がシネマカフェに到着した。『高台家の人々』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』『帝一の國』など人気コミックの実写映画化で、個性豊かなキャラクターを見事に演じ分け、その存在感と演技力で高く評価されている間宮さん。その演技の振り幅には定評があるが、何と言っても先日公開された衝撃作『全員死刑』での熱演が記憶に新しい。そんな間宮さんが本作で演じるのは、少年院から出所し調理人として働く元不良少年・川端タケル。調理服を身にまとい、爽やかな笑顔を見せるその姿は、これまでのどの作品とも異なる魅力にあふれている。いままで数々の名優と組んできた白石晃士監督も、その変幻自在の演技に対し「男性陣では間宮祥太朗くんは、新田真剣佑くん同様まだまだ底知れない魅力があるなと感じました」と称賛のコメントを寄せるほど。今回の場面写真は、嘘と曲がったことが大嫌いで、口は悪いが部下や改心した前科者の面倒見がよく、人望厚い姐御肌の“デキる”刑事、多田(沢尻さん)が自ら更生させたタケルの店を訪ねているシーン。2年前に少年院から出所して以来、多田が紹介した店で働き、以前はよく多田の勤める警察署にも出前に来ていたが、いまではその店で調理場を任せられるほどになったようだ。多田のお陰で現在の自分があるというタケルだが、彼が多田に向けるその表情からは、恩人としてだけではない、何か特別な感情を抱いているのでは!?と勘ぐってしまう。また、もう一方の写真では、TVから流れる公園で起こったある爆発事件のニュースに、憤りを覚える多田と、それを鋭い視線で見つめるタケルの姿が。果たして、多田は爆発事件の犯人を捕まえることができるのか?もしや、この2人が何かしら事件に関わっていくのかも…!?松坂さん、沢尻さん、新田さん、そして間宮さんに加え、真野恵里菜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍という個性あふれる実力派のキャストたちが、それぞれのエピソードで強烈な存在感を放っている『不能犯』。公開に向け期待は高まるばかりだが、まずは、妬みや嫉妬、人間の闇を描く本作の清涼剤ともいえる間宮さんの爽やかな場面写真を堪能してみて。『不能犯』は2018年2月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月14日宮月新(原作)と神崎裕也(作画)による人気コミック「不能犯」を原作とし、来年公開の映画『不能犯』と連動して映像化した、松坂桃李主演オリジナルドラマ「不能犯」が、「dTV」にて配信される。この度、本作の予告編とメインビジュアルを初公開!加えて、新たな場面写真も到着した。ドラマ「不能犯」は、原作屈指の衝撃エピソードを完全映像化。“思い込み”や“マインドコントロール”で人を殺すなど、常識的に考えて犯行を証明できない不気味な能力を持つ“不能犯”宇相吹正と、彼に翻弄される人々の悲惨な運命を描いた新感覚スリラー・エンタテインメントだ。到着した予告編では、松坂さん演じる赤く光る眼により相手をマインドコントロールする宇相吹の不気味な表情が捉えられているほか、沢尻エリカ演じる刑事・多田と新日本プロレスのタイチとの本格的なアクションシーンや、元AV女優役で自身初となる濡れ場に挑戦した永尾まりやの体当たりのベッドシーンが登場。そのほか、永井大、平岡祐太、佐藤仁美ら脇を固めるキャストたちの姿も確認することができる。またあわせて、松坂さんが不敵な笑みを浮かべるメインビジュアルが公開。そして、人々の心を操り支配する宇相吹の恐怖を表現するため、彼の背後には顔のないマネキンを複数配置。心を失い、彼に操られていく愚かな人間たちの哀れな末路が感じ取れる。またその中で、正義の刑事・多田が存在感を放っている。dTVオリジナルドラマ「不能犯」は12月22日(金)より「dTV」にて独占配信(全4話)。※毎週金曜日更新(cinemacafe.net)
2017年12月06日立証不可能な犯罪の影に現れる謎の男とそれを追う刑事として、松坂桃李と沢尻エリカが死闘を繰り広げるスリラー・エンタテインメント『不能犯』。このほど、沢尻さんの部下である熱血新人刑事役を好演する新田真剣佑の、初々しさ全開の場面写真が解禁された。「ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-」などでも知られる神崎裕也が作画、原作を宮月新が担当し、「グランドジャンプ」で連載中の人気漫画を原作として映画化された本作。その中で、新田さんが扮する百々瀬麻雄は、ただただ真っ直ぐな猪突猛進タイプで、上司の多田(沢尻さん)にはなかなか認めてもらえず、“名前すら呼んでもらえない”という熱血新人刑事。大ヒット青春映画『ちはやふる 上の句/下の句』で日本アカデミー賞新人俳優賞に輝き、『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』『ピーチガール』などの話題作に続々と出演、今後も来年3月に『ちはやふる結び』、4月に日本公開を控えるハリウッド超大作『パシフィック・リム』続編に挑むなど、話題作への出演が絶えない新田さんが、初々しさ全開のキャラクターを演じるということで注目を集めている。劇中では、遺体を前にキビキビとした動きで検分する多田とは対照的に、思わず「うわ!」と思わず声を漏らしたり、<不能犯>である宇相吹(松坂さん)を捕まえるべく、がむしゃらに奔走したりする新人らしい姿、飲食店で喧嘩をするカップルをほっておけず、正義感を持って制止する姿など、その熱血キャラを好演。新田さんは百々瀬を演じるにあたり、「新人刑事なので、新人らしく元気にハキハキとした感じで、お芝居もストレートに臨もうと思いました」と役づくりについて明かしており、白石晃士監督も「まだまだ底知れない魅力があるなと感じました」と絶賛のコメントを寄せているという。「立証不可能犯罪」を鍵に、誰もが持つ妬みや嫉妬、人間の心の闇を暴くを描く『不能犯』。不穏な空気に満ちたスリラー・エンターテインメントにさす一筋の希望として、“まぶしすぎる”新人刑事・百々瀬の活躍に期待したい。『不能犯』は2018年2月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月20日宮月新(原作)と神崎裕也(作画)による大人気漫画を、松坂桃李が初めてのダークヒーローに挑み映画化する『不能犯』が来年公開。この度、映画版同様に松坂さんが主演を務めるdTVオリジナルドラマ「不能犯」が12月22日(金)より「dTV」にて配信されることが決定。本作では、原作の衝撃エピソードを映像化するという。憎しみ、ねたみ、恐怖、人間の心の奥底に潜む欲望に囚われ、誰かを殺したいと強く願う殺意を記した紙をとある電話ボックスの下に張り付けると何処からともなく現れる殺し屋・宇相吹正。<思い込み>や<マインドコントロール>で人の心を操り、ターゲットを 死に至らしめる彼は、自らの手を汚すことなく、いとも簡単に命を奪っていく――。自分の過去をひた隠しにしながら幸せを望むOL、ギャンブルによって相手の心が見えなくなってしまったサラリーマン、出会い系サイトで家出少女を物色する教師。ターゲットになった彼らに訪れる悲惨な運命とは…。“不能犯”とは、<思い込み>や<マインドコントロール>で人を殺すなど常識的に考えて犯行を証明できない「立証不可能犯罪」。本作はこの不気味な能力を駆使して、ターゲットを確実に死に至らしめる殺し屋・宇相吹正と彼に翻弄される人々の悲惨な運命を描いたスリラーエンターテインメントだ。宇相吹正役を松坂さんが演じるほか、宇相吹と対峙していく刑事・多田友子役の沢尻エリカも出演。そして、宇相吹のターゲットとして、自らの衝撃的な過去をひた隠しにしながら生きるOL役を永尾まりや、宝くじが当選したことで疑心暗鬼に陥ったサラリーマン役を永井大、出会い系サイトで少女を物色する教師役を平岡祐太。そのほか、MEGUMI、萩原みのり、佐藤仁美。また、映画にも登場する水上剣星らが映画につながる役どころを演じるという。本作の監督を務めるのは、『ライチ☆光クラブ』などを手掛ける、人間の深層心理を描くことに定評がある内藤瑛亮。主題歌は、映画同様に人気ロックユニット「GLIM SPANKY」の「愚か者たち」に決定。なお、脚本は山岡潤平、監修は白石晃士と、映画の脚本・監督をそれぞれ手掛けたスタッフが集結した。dTVオリジナルドラマ「不能犯」は12月22日(金)より「dTV」にて配信(全4話)。※毎週金曜日更新(cinemacafe.net)
2017年11月01日NHK「わろてんか」の“朝の顔”から映画『彼女がその名を知らない鳥たち』の“ゲス男”まで演じ分ける松坂桃李が、初めてのダークヒーローに挑む『不能犯』。このたび、松坂さん演じる不能犯・宇相吹に弄ばれる沢尻エリカや新田真剣佑、間宮祥太朗らが登場する本予告&本ポスターが完成。主題歌は、男女2人組ロックユニット「GLIM SPANKY(グリム・スパンキー)」の書き下ろし楽曲「愚か者たち」に決定した。「ウロボロス-警察ヲ裁クハ我ニアリ-」などでも知られる神崎裕也が作画、原作を宮月新が担当し、「グランドジャンプ」にて連載中の同名人気漫画を豪華キャストで映画化。誰もが持つ妬みや嫉妬、その闇の心理に警鐘を鳴らす“立証不可能犯罪”スリラー・エンターテインメントとなっている。このたび完成した本ポスターでは、松坂さん演じる、絶望をあやつる殺人者・宇相吹正がこちらを不穏な瞳でまっすぐ見つめ、その手には沢尻さん演じる刑事の多田、新田さん演じる多田の部下・百々瀬、間宮さん演じる更生した元不良少年・川端のカードが…。まるで宇相吹に弄ばれているような構図で、宇相吹の決めセリフ「愚かだね、人間は―」という全ての人間を見下すようなコピーが踊っている。完成した予告編では、宇相吹の瞳が妖しい赤に光り、彼によるものと思われる変死事件の映像の数々と、それを捜査する沢尻さん演じる凛々しい女刑事・多田の姿が映し出される。さらに、初解禁となる新田さん演じる百々瀬と、間宮さん演じる川端が登場すると、否応なく期待が高まっていく。どうやら宇相吹は“思い込み”で人を死に追いやっているらしいと気づいた多田と百々瀬は、彼の行動を食い止めるべく必死に追うが、多田の絶叫「チクショー!」が空しく響くのみ――。そしてラストは、宇相吹の決め台詞「愚かだね、人間は」で締めくくられており、宇相吹VS多田の結末に心拍数が上がりっぱなしの映像となっている。また、予告編では、「GLIM SPAMKY」が書き下ろした主題歌「愚か者たち」がお披露目。白石晃士監督とも何度も打ち合わせを重ねながら創作したという楽曲は、「愚かだね、人間は」という宇相吹の決めセリフともリンクし、観る者に“生き方の決断”を迫るテーマが息づいている。すでに映画を観たという「GLIM SPANKY」の2人は「怖かったです…!」と言葉を失いながらも、「自分たちの楽曲がいい感じにハマるんじゃないかと思いました」とコメント。「『常に私たちの周りに存在する迷いや焦燥感、それを抱えながら生きていくという私たち』を第三者的な目線から見て歌詞にしています。常に自ら選んで生きているということ、もう一度その選択を考えてみてというメッセージで作りました」と、楽曲に込めた思いを明かしている。『不能犯』は2018年2月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月24日俳優の松坂桃李が主演する映画『不能犯』(2018年2月1日公開)の本ポスター、及び予告編が24日、公開された。同作は、2013年から宮月新・神崎裕也による同名漫画を実写化。電話ボックスの書き置きを通じて殺人を請け負い、病死や事故死といった"不能犯”としてターゲットの命を奪う男・宇相吹正(うそぶきただし)の驚異的な手口と真の目的を描く。『貞子vs伽椰子』が話題になった白石晃士監督がメガホンをとる。本ポスターは、松坂演じる宇相吹の視線が印象的な一枚に。沢尻エリカ演じる刑事の多田、新田真剣佑演じる多田の部下・百々瀬、間宮祥太朗演じる川端のカードが手に取られ、宇相吹の決め台詞「愚かだね、人間はーー」というコピーが乗せられている。また、予告編では宇相吹によるものと思われる変死事件のおそろしい映像と、それを調べる凛々しい女刑事多田、そして初解禁となる百々瀬&川端が登場する。宇相吹の犯行に気づいた多田と百々瀬は、行動を食い止めるべく必死に追う。宇相吹と対峙する百々瀬や、手錠をかけられる川端の映像が続々とたたみかけられ、ラストには「ちくしょー!」と絶叫する多田の姿と、「愚かだね、人間は」と去っていく宇相吹の姿が。予告編にも入っている主題歌は、男女2人組のロックユニット・GLIM SPAMKYの書き下ろし楽曲「愚か者たち」に決定した。監督とも何度も打ち合わせを重ねながら制作したという同曲に、GLIM SPAMKYは「常に自ら選んで生きているということ、もう一度その選択を考えてみてというメッセージで作りました」と明かした。
2017年10月24日