オーガニックが大好きで、オーガニックの布製ナプキンの愛用歴が3年になる筆者。女性のデリケートゾーンに直接触れる、生理用品。ムレや匂いなど、暑い季節は特に生理が辛いという方も多いのではないでしょうか。オーガニック素材の布ナプキンには、カラダに優しいメリットがたくさんあります。今回は、純オーガニックコットン布ナプキン専門店『メイド•イン•アース』の前田けいこさんへの取材も交え、布ナプキンの魅力をお伝えしていきたいと思います。ぜひこの夏にオーガニック布ナプキンで、憂鬱な時間を、心が癒されるほっこり時間に変えてしまいましょう♪■1.ムレ・かぶれ・かゆみが起きにくい「素材自体が自然に湿気を逃すのでムレにくく、かぶれやかゆみも起こりにくいですよ (けいこさん)」紙ナプキンの場合、モレないように防水加工してあり、それが下着の通気性を悪くし、ムレたり肌荒れが起きることもあります。しかし、天然素材の布ナプキンは、通気性が良いのも特長。ムレによる不快感も軽減されます。■2.肌ざわりがふんわりやさしい「オーガニックな布ナプキンを使用するようになってから、生理の負担が軽くなった』という声は、非常に多いです。肌ざわりのやさしさにストレスも軽減することができますよ」生理中はただでさえイライラしたり、お腹が痛くてブルーな気分になる事もあると思います。そんなときに、使い捨てナプキンのペッタリした質感が肌にふれると、夏は特に辛く感じることもありますよね。実は、心身が最もデリケートな状態の時に「ケミカルな素材」が肌にふれることに、ストレスを感じている女性はとても多いそうです。オーガニックの布ナプキンは、ふんわりとしたやさしい着け心地です。使い捨て紙ナプキンのように、カサカサした感触はなく、優しい肌着のような感覚で着用できます。■3.生理痛が軽くなる!?「布ナプキンは、出血量が減るというよりは、その方の適正量になるような気がしています。少ない方は、増えるということもあるかな、という感じです。毎月生理の前はものすごくイライラしていた方が、いまではPMS(月経前症候群)がなくなったり、鎮痛剤の回数が減った方や、生理不順が改善された方もいらっしゃいますよ」塩素系漂白剤、消臭剤、殺菌剤など、紙ナプキンに含まれる様々な化学物質は、生理痛や生理不順・過多などにも影響していると考えられています。著者自身、紙ナプキンよりもオーガニックナプキンを付けているときの方が気分も痛みも和らぎ、出血量も変わったように感じます。■4.体を冷えから守る使い捨ての紙ナプキンには冷却効果のある高分子吸収体が含まれているため、女性の大敵である「冷え」を引き起こす原因になると言われています。子宮の冷えはさまざまなトラブルの原因となり、血液循環を悪くするので、生理期間中のお腹や腰の痛みにも繋がります。オーガニックの布ナプキンはこういった化学物質が使われておらず、体を冷やさないことも、布ナプキンの大きな魅力です。■5.地球にもお財布にもにも優しい「カラダにもいいけれど、ココロも変わるところも言いたいですね。価値観が変わらないと、なかなかはじめにくいアイテムだと思います。だからこそ、踏み入れると、カラダを、より大切に考えるようになって、食、ライフスタイル、仕事、交友関係・・・など新しく変わってゆくように思います。そういう意味では、自分を変えてみたい方にも、おすすめですね」通常、1回の月経でだいたい20枚以上のナプキンを使い捨てると言われています。布ナプキンは繰り返し使えるので、エコで地球に優しいです。また、長持ちするので、経済的にも長い目でみればお得です。■仲谷めいさんからのメッセージいかがでしたか? 生理はデトックスのチャンスととらえ、毎月生理が愛おしく感じられたら素敵ですね。布ナプキンのデメリットとして、浸け置き洗いの手間があることや、外出先から使用済みの布ナプキンは持ち帰らないといけないこともあります。荷物をコンパクトにしたい方は、家にいる時は布ナプキン、外出時だけ市販のナプキンを使うなど工夫して、上手に使い分けてみてくださいね。また、布ナプキンにしてから、以前は憂鬱だった生理そのものを肯定的にとらえられるようになった、というお話も聞きます。皆さんにとって、生理が〝自分のカラダを慈しむ〟という癒しの時間になりますように。取材協力:メイド・イン・アース (仲谷めい/ハウコレ)
2014年08月25日1ヵ月に1度訪れる、女性の宿命である生理。みなさんは快適に生理期間を過ごせていますか? ナプキンでかぶれる、PMS(生理前症候群)や生理痛がひどいなど、生理の不快感に悩まされている方は、布ナプキンを試してみてはいかがでしょうか? 近頃ショップの店頭などでよく見かけるようになった布ナプキン。使い捨てでないというと、手入れや持ち運びが大変そうなイメージがしますが、根強い愛用者を増やしている布ナプキンには、使い捨てのナプキンでは得られないメリットがあるようです。■布ナプキンを使うことのメリット1.とにかく肌や体にやさしく使い心地が良い。市販の使い捨てナプキンには科学物質が使われているため、肌に合わずにかぶれたり、かゆみの原因になったりすることも。天然素材からできている布ナプキンを使えば、肌にやさしいだけでなく、使用感がとても心地よく、PMSや生理痛が軽減したという声もあります。特にシルク素材のものは排毒(デトックス)効果が高いとされ、使い心地も抜群。2.色柄が豊富で、下着を選ぶような楽しさがある。3.手間がかかるからこそ、自分の体とじっくり向き合える。布ナプキンを洗いながら、経血の量や色、臭いなどを見ることで、自分の身体の状態に敏感になり、より自分の身体を慈しめるように。4.ゴミが出ないので環境にやさしい。1回の生理で出るナプキンのゴミは相当な量。それだけのゴミを毎月排出していることを考えると、ゴミの出ない布ナプキンはかなりエコです。5.布なので1度購入すれば長年使うことができる。■布ナプキンの種類布ナプキンには大きくわけて次の3種類があります。1.プレーンタイプハンカチのように四角い布を折りたたんで使います。きれいな布面が肌に触れるように折り返して使うので、毎回交換する必要はなし。2.一体型タイプ使い捨てナプキンと同じ構造。肌に触れる面の布と、裏側の布との間に、モレ防止の吸収体(布を何枚も重ねたもの)が入っていて、ショーツに固定できる羽がついています。汚れたらその都度交換し、使い捨てナプキンと同じ要領で使え、防水シート付きや服にひびかない薄型もあります。3.ホルダー&パッドタイプショーツに固定する「ホルダー」と、吸収用の「パッド」を組み合わせて使うタイプ。ホルダーに重ねた「パッド」に吸収させるため、汚れたら「パッド」だけを交換すればOK。量に応じてパッドの枚数を調節することもできます。プレーンタイプをパッド変わりにしたり、量が少ない時、おりもの用として使いたい時はホルダーのみ、パッドのみなどの使い方も可能。■布ナプキンのお手入れ法外出時には、替えの布ナプキンと、使用済みの布ナプキンを保管しておく密閉式ビニール袋を用意。袋に水や、石鹸水を入れておくと後で洗濯する際に汚れが落ちやすいです。家に帰ったら、すすぐ→洗う(汚れの部分にだけ石鹸をつけて、汚れをつまむように洗う)→洗濯機へ。手洗いの時点で汚れが落ちなかった場合は、水やぬるま湯に、セスキ酸ソーダを溶かしたものに2、3時間から1晩つけ置きしてから洗濯機へ。お手入れは、デリケートな服や下着のお手入れとだいたい同じ要領ですね。使い心地がよくて、いろいろ選べる楽しさもある布ナプキン。生理期間は、辛くても毎月付き合っていかなくてはならない時間だからこそ、より快適に過ごしたいですね。
2014年06月19日今さら聞けない社会人のマナーをクイズ方式でお届けします。覚えておけば役に立つことウケアイですよ。Q:西洋料理でナプキンをひざの上に広げるタイミングで正しいのはどれでしょうか?A:乾杯が終わり、前菜が運ばれてくる頃B:着席すると同時C:着席して、ドリンクが運ばれてくる頃(答えは矢印の下です!)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓解答:C:着席して、ドリンクが運ばれてくる頃解説:着席して、ドリンクや料理が運ばれてくる頃がナプキンを広げるタイミングです【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月11日