「ヤバい…バクバクする…♡」男性がドキッとする言葉3選好きな人から気にかけられたい、そして自分を特別な存在だと認識してもらうために積極的に行動するのは自然なことです。でも「どうやって彼に好意を持ってもらえるのかわからない」と思っている人も少なくないかもしれません。今回は心理的なコツと、男性が女性から言われて嬉しいと感じる言葉をいくつか紹介します。「おしゃれだね」「高校までは男子校に通っていたので、ファッションにまったく興味がありませんでした。でも大学に進学するときに、イメチェンすることに決めて、ファッションに真剣に取り組むようになりました。その結果『○○くん、おしゃれだね』と言ってくれる女性が多くなったときは、嬉しかったです」(21歳/男性)彼自身が自分のスタイルやファッションを誇りに思っている場合、そのセンスを褒められると、心から嬉しく感じることでしょう。ファッションやスタイルは自分自身を表現する一つの手段なので、その点を称賛すると、自分自身を称賛されるのと同じくらい嬉しく感じるかもしれませんね。「尊敬している」「仕事の相談をしていたら『君の働き方、本当にすごいよ。私も見習わないと』と言われました。それは、周りの人はちゃんと自分を見てくれていると気づいた瞬間でもあります。誰かかが自分の事を尊敬してくれるとは思ってもみませんでした。それから、周りの人への感謝の念が強くなりました」(25歳/男性)周囲から尊敬を感じる理想的な部分を持つ男性は、その存在そのものが魅力的と感じるでしょう。女性からの敬意の表現で、男性が気持ちを強く揺さぶられることもあるようです。「君と一緒にいると安心する」「学生時代からの友人に『君といると、何となく癒やされるんだよね』と言われて、とてもうれしかったです。この言葉は自分が好きだと思われているかどうかを確かめる一つの方法だと思います」(23歳/男性)好きな人に直接「好き」と言うのは恥ずかしいし「○○君って素敵だね」と言うのも同じくらい難しいかもしれません。しかし、男性は「君といると落ち着く」というフレーズを聞くことで、女性の本心を感じ、その一言に非常に感動するようです。彼にかける言葉を選んで、彼の心をつかんでみてください。きっとそれがうまくいけば、彼も次の一歩を踏み出すでしょう。(愛カツ編集部)
2024年04月04日話題に事欠かないローソンから、またまた新しいスイーツが発売開始!なんと最近話題のトルコの伝統菓子「バクラバ風くるみパイ」。「バクラバ」は刻んだくるみ等を入れた薄いパイ生地を重ね、シロップを染み込ませたトルコの伝統スイーツ。くるみとシロップの味わいがぎゅっと詰まった甘さたっぷりの濃厚スイーツ。E・レシピでは昨年「バクラヴァの王様」と称される老舗ブランド「ナーディル・ギュル」が松屋銀座に常設店をオープンした際いち早くレポートしました。もちろんローソンのバクラバスイーツも発売早々駆けつけて実食♪■「バクラバ」ってどんなお菓子?薄いパイ生地を手作業で幾層にも重ね、砕いたピスタチオやくるみをたっぷり挟み焼き上げ、甘いシロップをかけて仕上げたトルコの伝統菓子。シロップしみしみの生地がたまらない美味しさで、日本でも最近人気がうなぎのぼり。扱うお店もジワジワ増えて来ているとのウワサ。■ローソン「バクラバ風くるみパイ」(税込み235円)ってどんな味? 噛むとじゅわーっとシロップしみしみのパイ生地がヘーゼルナッツ、ココナッツ、そしてシナモンの香りが相まって、老舗ブランドのあの感じが味わえる!ローソンのスイーツはますますデパ地下の銘店レベルになってきているのに驚いてしまいます。そして本場のバクラバよりは気持ち甘さ控えめになっているのが嬉しいところ。・中にもナッツがぎっしり高級感!薄~い層になったパイの間にはシロップがしみ込んだヘーゼルナッツのパウダーにアーモンドやくるみが中にも挟まっています。激甘なのに食べだしたら止まらない♪■この甘さが苦~いコーヒーと相性抜群! それだけで食べると「激甘」に感じるかもしれないけれど、トルコではエスプレッソのように濃いトルコ式コーヒーと一緒に食べるというのに大納得。濃いめに入れたコーヒーとの相性が抜群。ここは敢えてブラックで。熱いコーヒーと共に午後のリフレッシュにオススメ。甘さで疲れが吹き飛んじゃいますよ。ますますローソンの新作スイーツから目が離せませんね。近くのローソンでぜひ三時のスイーツタイムをお過ごしください。
2023年03月31日株式会社アニプレックスは、『映画 バクテン!!』来場者特典第3弾としてスペシャルボイスドラマ(vol.2)付き描き下ろしポストカード(2種・ランダム)を7月16日(土) 〜 7月22日(金)に配布いたします。2021年4月8日よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送されたオリジナルTVアニメ「バクテン!!」。本作は、フジテレビが東日本大震災から10年となる2021年に、岩手県・宮城県・福島県の被災3県を舞台にしたアニメ作品を発表し、アニメツーリズムを推進するプロジェクト「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」の一環として制作されました。「バクテン‼」は宮城県岩沼市を舞台に、『男子新体操』と出会い、強烈に魅せられた少年・双葉翔太郎が、私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)男子新体操部に入部。ときに挫折し、すれ違うも、共に仲間と過ごす毎日の中で一つの目標に向かって、チームでひた走る姿を描いた「スポ根×青春群像劇」です。そしてTVアニメ最終話放送後に映画化が発表され、『映画 バクテン‼』が7月2日(土)より絶賛公開中です。今後も『映画 バクテン!!』の詳細を随時解禁していきますので、続報をお待ちください。来場者特典 第3弾スペシャルボイスドラマ(vol.2)付き描き下ろしポストカード(2種・ランダム)解禁!来場者特典第3弾は、スペシャルドラマ(vol.2)付き、2種類の描き下ろしポストカードです。ポストカードはアオ高とシロ高のメンバーがそれぞれ描かれた2種類(七ヶ浜・築館・高瀬・陸奥のキャプテン、副キャプテンコンビ、女川・大湊のアイドル大好きコンビ)がランダムで配布されます。ぜひ、映画館でゲットしてください!【配布期間】7月16日(土) 〜 7月22日(金)【注意事項】※お1人様1回のご鑑賞につき、来場者特典を1つお渡しします。※先着・数量限定のため、配布期間内でも無くなり次第配布終了となります。※ランダムでのお渡しとなります。絵柄はお選びいただけません。※ボイスドラマは2種共通の内容です『映画 バクテン!!』作品情報【イントロダクション】私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)男子新体操部。『男子新体操』に魅せられ、それぞれの想いを胸に集い、いつしか“チーム”となった個性豊かな部員たち。一つの目標を抱き、青春のすべてを懸けて熱くひた走る彼らの物語は、次なる舞台、インターハイへ。6人で跳ぶ、「アオ高男子新体操部」最後の挑戦が、始まる——【キャスト】双葉翔太郎:土屋神葉/美里良夜:石川界人/七ヶ浜政宗:小野大輔/築館敬助:近藤 隆/女川ながよし:下野 紘/亘理光太郎:神谷浩史/月雪ましろ:村瀬 歩/高瀬 亨:小西克幸/陸奥洋二郎:鈴村健一/大湊秀夫:杉田智和/竜ヶ森恭一:斉藤壮馬/吾妻俊介:山下大輝/栗駒あさを:佐倉綾音/志田周作:櫻井孝宏/双葉亜由美:上田麗奈/馬淵修司:松田健一郎【スタッフ】原作:四ッ木えんぴつ/監督:黒柳トシマサ/新体操試技監督:光田史亮/脚本:根元歳三/キャラクターデザイン原案:ろびこ/キャラクターデザイン・総作画監督:柴田由香/プロップデザイン・総作画監督:中西 彩/色彩設計:千葉絵美/美術監督:平間由香・小倉宏昌/美術設定:緒川マミオ/3DCG:武右ェ門/CGI監督:篠田周二/撮影監督:本台貴宏・伊藤 遼/編集:平木大輔/音響監督:長崎行男/音楽:林ゆうき/新体操ユニフォームデザイン:株式会社ササキスポーツ/監修:青森山田高校男子新体操部/アニメーション制作:ZEXCS/チーフプロデューサー:高瀬透子/プロデューサー:森 彬俊・岩崎紀子・新宅潔オリジナルTVアニメ「バクテン!!」公式サイト: 「映画 バクテン!!」公式サイト: 公式Twitter: 【注意事項】※画像をご使用の際は、下記コピーライト表記の記載をお願い致します※©映画バクテン製作委員会【資料や素材に関するお問い合わせ先】株式会社アニプレックスマーケティンググループ宣伝部竹下小春 / 福田信紘 TEL:03-5211-5030 / Fax:03-5211-7050【パブリシティに関するお問い合わせ先】ブラウニー原・橋本・山下TEL:03-3351-1538/FAX:03-3351-1535MAIL: info@eigapub.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月12日株式会社アニプレックスは、『映画 バクテン!!』来場者特典第2弾として「スペシャルボイスドラマ(vol.1)付き描き下ろしポストカード(3種・ランダム)」を2022年7月9日(土)~7月15日(金)に配布いたします。2021年4月8日よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送されたオリジナルTVアニメ「バクテン!!」。本作は、フジテレビが東日本大震災から10年となる2021年に、岩手県・宮城県・福島県の被災3県を舞台にしたアニメ作品を発表し、アニメツーリズムを推進するプロジェクト「ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…」の一環として制作されました。「バクテン‼」は宮城県岩沼市を舞台に、『男子新体操』と出会い、強烈に魅せられた少年・双葉翔太郎が、私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)男子新体操部に入部。ときに挫折し、すれ違うも、共に仲間と過ごす毎日の中で一つの目標に向かって、チームでひた走る姿を描いた「スポ根×青春群像劇」です。そしてTVアニメ最終話放送後に映画化が発表され、『映画 バクテン‼』が7月2日(土)より絶賛公開中です。今後も『映画 バクテン!!』の詳細を随時解禁していきますので、続報をお待ちください。◆来場者特典第2弾 スペシャルボイスドラマ(vol.1)付き描き下ろしポストカード(3種・ランダム)解禁!来場者特典第2弾は、スペシャルドラマ(vol.1)付き、3種類の描き下ろしポストカードです。ポストカードはアオ高とシロ高のメンバーがそれぞれ描かれた2種類(双葉・美里・ましろの1年生コンビ、亘理・竜ヶ森・吾妻・栗駒の選手+マネージャーコンビ)と、シークレット1種類の合計3種類がランダムで配布されます。ぜひ、映画館でゲットしてください!【配布期間】7月9日(土) 〜 7月15日(金)【注意事項】※お1人様1回のご鑑賞につき、来場者特典を1つお渡しします。※先着・数量限定のため、配布期間内でも無くなり次第配布終了となります。※ランダムでのお渡しとなります。絵柄はお選びいただけません。※ボイスドラマは3種共通の内容です。『映画 バクテン!!』作品情報【イントロダクション】私立蒼秀館高等学校(通称:アオ高)男子新体操部。『男子新体操』に魅せられ、それぞれの想いを胸に集い、いつしか“チーム”となった個性豊かな部員たち。一つの目標を抱き、青春のすべてを懸けて熱くひた走る彼らの物語は、次なる舞台、インターハイへ。6人で跳ぶ、「アオ高男子新体操部」最後の挑戦が、始まる——【キャスト】双葉翔太郎:土屋神葉/美里良夜:石川界人/七ヶ浜政宗:小野大輔/築館敬助:近藤 隆/女川ながよし:下野 紘/亘理光太郎:神谷浩史/月雪ましろ:村瀬 歩/高瀬 亨:小西克幸/陸奥洋二郎:鈴村健一/大湊秀夫:杉田智和/竜ヶ森恭一:斉藤壮馬/吾妻俊介:山下大輝/栗駒あさを:佐倉綾音/志田周作:櫻井孝宏/双葉亜由美:上田麗奈/馬淵修司:松田健一郎【スタッフ】原作:四ッ木えんぴつ/監督:黒柳トシマサ/新体操試技監督:光田史亮/脚本:根元歳三/キャラクターデザイン原案:ろびこ/キャラクターデザイン・総作画監督:柴田由香/プロップデザイン・総作画監督:中西 彩/色彩設計:千葉絵美/美術監督:平間由香・小倉宏昌/美術設定:緒川マミオ/3DCG:武右ェ門/CGI監督:篠田周二/撮影監督:本台貴宏・伊藤 遼/編集:平木大輔/音響監督:長崎行男/音楽:林ゆうき/新体操ユニフォームデザイン:株式会社ササキスポーツ/監修:青森山田高校男子新体操部/アニメーション制作:ZEXCS/チーフプロデューサー:高瀬透子/プロデューサー:森 彬俊・岩崎紀子・新宅潔オリジナルTVアニメ「バクテン!!」公式サイト: 「映画 バクテン!!」公式サイト: 公式Twitter: 【注意事項】※画像をご使用の際は、下記コピーライト表記の記載をお願い致します※©映画バクテン製作委員会【資料や素材に関するお問い合わせ先】株式会社アニプレックスマーケティンググループ宣伝部竹下小春 / 福田信紘 TEL:03-5211-5030 / Fax:03-5211-7050【パブリシティに関するお問い合わせ先】ブラウニー原・橋本・山下TEL:03-3351-1538/FAX:03-3351-1535MAIL: info@eigapub.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月05日第72回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した映画『バクラウ地図から消された村』(19)が、映像配信サービスdTVで配信スタートした。物語の舞台は、ブラジルの架空の村“バクラウ”。水利権をめぐる争い、政治の腐敗、貧困、格差の問題など現代社会の風刺を交えながら、物語の中盤までは田舎の村で暮らす人々の静かでリアルな情景が描かれる。しかし、UFOらしき飛行物体が現れ、給水車が銃撃されてからは状況が一変。別の物語のように凄惨で緊迫したバイオレンスな世界に突入していく。ブラジルの新鋭クレベール・メンドンサ・フィリオ監督が手掛けた本作は、2019年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞し、ブラジルに初めての栄冠をもたらした。また、バラク・オバマ第44代アメリカ大統領がベストムービーの1つとして本作を挙げるなど、多くの観客や批評家から高い評価を得ている。
2022年07月03日『映画 バクテン!!』の公開を記念いたしまして公開記念特番の放送が決定いたしました。本特番では、双葉翔太郎役の土屋神葉が制作スタジオに潜入する様子や、美里良夜役の石川界人×劇伴作曲家の林ゆうきのスペシャル対談など、映画をもっと楽しめる見どころ満載のスペシャル番組です。尚、TOKYO MXでの放送時には、番組をスマートフォン用アプリ・Webサイトでご視聴いただけるサービス「エムキャス」でも同時配信いたしますので、放送が見られない方も、ぜひ映画公開の前にお楽しみください!■特番タイトル:『映画 バクテン!!』公開記念特番■出演:土屋神葉、石川界人■内容:双葉翔太郎役:土屋神葉が制作スタジオに潜入。最新情報をゲット⁉美里良夜役:石川界人と劇伴作曲家:林ゆうきのスペシャル対談■放送日時:TOKYO MX:6月26日(日) 21:30-22:00仙台放送:6月26日(日)8:30-9:00BS11:6月26日(日)22:30-23:00BSフジ:6月28日(火)24:00-24:30アニマックス:7月2日(土)19:00-19:30エムキャス:6月26日(日)21:30~■エムキャス( )※エムキャスは同時配信のみで、見逃し配信はありません)※エムキャスのサービス詳細はこちら 【注意事項】※画像をご使用の際は、下記コピーライト表記の記載をお願い致します※©映画バクテン製作委員会【資料や素材に関するお問い合わせ先】株式会社アニプレックスマーケティンググループ宣伝部竹下小春/ 福田信紘TEL : 03-5211-5030 / Fax : 03-5211-7050Email : koharu.takeshita@aniplex.jp / nobuhiro.fukuda@aniplex.jp 【パブリシティに関するお問い合わせ先】ブラウニー原・橋本・山下TEL:03-3351-1538/FAX:03-3351-1535MAIL: info@eigapub.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年05月27日イスタンブール高級老舗スイーツ「ナーディル・ギュル」のトルコ伝統菓子「バクラバ」が、大丸東京店初登場。2022年5月11日(水)から5月17日(火)まで、1階ほっぺタウンにて発売される。トルコ伝統菓子「バクラバ」とは?「バクラバ」とは、オスマン帝国時代から愛されているトルコの伝統菓子のこと。手作業で幾層にも重ねた薄いパイ生地に、ピスタチオやくるみなどのナッツをたっぷりとサンドしている。甘いバターシロップをかけてこんがりと焼き上げているため、食感がよく、上品な甘さを楽しめる。“ナッツぎっしり”パイ菓子、大丸東京店初登場今回大丸東京店初登場となる「ナーディル・ギュル」は、“トルコでは知らない人はいない”といわれるほどの「バクラバ」の老舗ブランドで、“一度味わったら忘れられない”と地元民も虜にする名店だ。大丸東京店では、ナッツとパイ生地の豊かなハーモニーを楽しめる「ピスタチオバクラバ」を販売。2個入り、4個入、8個入りとバリエーション豊富なラインナップで、自分へのご褒美や大切な人への手土産など、シーンに合わせてショッピングが楽しめそうだ。【詳細】ナーディル・ギュルピスタチオバクラバ2ピース 800円、4ピース 1,600円、8ピース 3,200円発売期間:2022年5月11日(水)~5月17日(火)場所:大丸東京店 1階ほっぺタウン住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
2022年05月09日出産予定日が過ぎた3日後の早朝4時、少しずつおなかの張りが強くなり始めました。出産の痛みに不安を覚え、もう寝ることができません! 何度心臓がバクバクしたことか。自然分娩での初出産エピソードです!早朝にいつもと違う痛みが!前日からおしるしがあったものの、特におなかが痛むこともなく寝ていました。しかし、早朝4時からおなかが痛み始めたのです。痛みで起き、おなかの張りの間隔を測るためにすぐに時計を見ました。しばらくすると痛みが和らぎ安心したのも束の間、また痛みが押し寄せてきます。 やっぱりいつもと違う!と思うと同時に心臓がバクバクしてきました。出産の痛みがどれほどのものかと、怖くなりもう寝ることができません。落ち着きたくて、ネットで出産の体験談や赤ちゃんの写真を見ていました。 痛みと痛みの間隔がまだまだ長い1時間ほど経って冷静になり、痛みのない間が長いと思えるようになりました。たまたまその日は健診日だったので、念のため入院グッズを持って9時に予定通り産院へ。診察室で子宮口4cmになっていることと、陣痛が来ていることから即入院と言われました。 それからは呼吸を意識して、赤ちゃんに酸素が届くようにしていました。そして17時、痛みの間隔が短くなり、ついに分娩室へ移動することに。また心臓がバクバクし始め、痛みへの怖さに移動中少し泣いてしまいました。 いよいよ出産分娩台では夫がテニスボールを使い、いきみ逃しを手伝ってくれました。気づけば20時半です。もう心臓がバクバクどころではなく、痛い! まだなの!?という気持ちが勝っていました。とにかく痛みに耐え、大きく息を吸って吐くだけに集中しました。 21時前に人工破膜をおこない、子宮口が全開大に。いきむことを許可され、大喜びしたことを覚えています。そして、21時12分、3,562gの男の子を出産。赤ちゃんの泣き声を聞き安心した私は、喜びと感謝と達成感でいっぱいになりました。人生で初めてといっていいくらい、自分によく頑張った!と思えました。 妊娠中は体調面や転倒などに気をつける、不安の日々でした。しかし、陣痛が来てようやくわが子に会えるという気持ちになりました。心臓はバクバクだったけれど、いきみ逃しのときには痛みへの怖さはなくなっていたのです。そして、出産できたことにとても喜び、感謝することができました。子どもの誕生日には、「生まれてきてくれてありがとう」と伝えています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:北川さくら3歳の男の子、2歳の双子の女の子を子育て中のママ。保育士資格、幼稚園教諭免許を保有。自身の経験をもとに妊娠、出産、育児の体験談を執筆している。
2022年05月08日イスタンブール高級老舗スイーツ「ナーディル・ギュル」のトルコ伝統菓子「バクラバ」が、大阪・名古屋初上陸。2022年4月6日(水)から4月19日(火)まで髙島屋大阪店に、4月13日(水)から4月26日(火)までジェイアール名古屋タカシマヤに、期間限定でオープンする。トルコ伝統菓子「バクラバ」とは?大阪・名古屋初上陸となる「バクラバ」は、オスマン帝国時代から愛されているトルコの伝統菓子だ。薄いパイ生地を手作業で幾層にも重ね、間にピスタチオやくるみなどのナッツをたっぷりとサンド。甘いバターシロップをかけて、こんがりと焼き上げた、上品な甘さのスイーツだ。地元民に愛される、高級老舗スイーツ店「ナーディル・ギュル」今回このバクラバを引っさげ、日本初上陸となる「ナーディル・ギュル」は、“トルコでは知らない人はいない”といわれるほどの老舗ブランド。トルコ・イスタンブールに一店舗しか持たないレアなスイーツでありながら、“一度味わったら忘れられない”と地元民も虜にする名店だ。ピスタチオ&くるみ“ぎっしり”パイ菓子髙島屋大阪店・ジェイアール名古屋タカシマヤでは、トルコ・イスタンブールで焼き上げた「バクラバ」をお届け。生産量に限りがあるため、どのメニューも数量限定での販売となる。ラインナップは、ナッツとパイ生地の豊かなハーモニーを楽しめる「ピスタチオバクラバ」と「くるみバクラバ」の2種類。2種類のバクラバを一度にゲットできる、アソートボックス「ミックスバクラバケース」も展開する。また、ロール型のバクラバ「ナーディルスペシャル」も用意。パイ生地の間にピスタチオををぎっしりと詰めた贅沢な逸品だ。【詳細】「ナーディル・ギュル」期間限定ショップ■髙島屋大阪店開催期間:2022年4月6日(水)~4月19日(火)場所:髙島屋大阪店 地階 洋菓子特設コーナー住所:大阪府大阪市中央区難波5-1-5■ジェイアール名古屋タカシマヤ開催期間:2022年4月13日(水)~4月26日(火)場所:ジェイアール名古屋タカシマヤ 地下1階 イベントスポット住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4<メニュー例>・ピスタチオバクラバ 2ピース 800円、4ピース 1,600円、8ピース 3,200円・くるみバクラバ 2ピース 700円、4ピース 1,400円、8ピース 2,800円・ナーディルスペシャル 8ピース 3,400円・ミックスバクラバケース 20ピース 8,900円
2022年04月04日「バクマン。」THE STAGEが2021年10月8日(金) に東京・天王洲 銀河劇場にて開幕した。原作は2008年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されていた原作:大場つぐみ、漫画:小畑健のコンビによる大人気マンガで、主人公の高校生マンガ家コンビが、「週刊少年ジャンプ」のトップを目指して奮闘する様子を描いた青春ストーリー。「週刊少年ジャンプ」編集部がモデルになっていることで話題になり、2010年から2012年にかけて3期にわたってアニメ化、2015年には実写映画化もされている人気作品だ。左から鈴木拡樹(真城最高役)と荒牧慶彦(高木秋人役)演出・脚本はウォーリー木下、音楽を和田俊輔という、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズのタッグで初の舞台化が実現。高校生マンガ家コンビ、真城最高(ましろもりたか/愛称:サイコー)を鈴木拡樹、高木秋人(たかぎあきと/愛称:シュージン)を荒牧慶彦が演じる。左からオレノグラフィティ(福田真太役)、橋本祥平(新妻エイジ役)、鈴木拡樹(真城最高役)最高&秋人と「ジャンプ」連載をめぐり、競い合う最強のライバル新妻エイジを橋本祥平が全力で怪演。ライバル、友人として最高&秋人と張り合うマンガ家、福田真太をオレノグラフィティ、平丸一也を福澤侑、中井巧朗を村上大樹が演じ、マンガ家同士の熱い絆を描いていく。中央・福澤侑(平丸一也役)左から橋本祥平(新妻エイジ役)、片桐仁(川口たろう役)、村上大樹(中井巧朗役)そして、ジャンプ編集部編集長・佐々木尚(唐橋充)、最高&秋人の才能を見抜きふたりを担当するジャンプ編集部・服部哲(長谷川朝晴)はもちろん、最高の叔父でマンガ家の川口たろう(片桐仁)が全編を通し登場し、最高の心情に寄り添う。今作は、真っ白な舞台セットに映像や原作漫画のシーンを映し出すなど、ウォーリー木下らしいプロジェクションマッピング演出に加え、水盤舞台を設置し、冒頭から大量の水が使用された演出で、幕が開いた直後から衝撃を与えてくる。荒牧慶彦(高木秋人役)雨のシーンから始まり、そのまま濡れるキャスト、さらに舞台上に溜まった水に思い切り飛び込んだり、走り回ったりと、“漫画を描く”という、一見、目に見える大きなアクションが見えにくい題材の本作に、ダイナミックな動きや繊細なゆらぎを出すなど、 登場人物たちの心情を表現するための重要な要素として「水」を取り入れた挑戦作だ。お馴染みの個性豊かなキャラクターも登場また、『CROW(クロウ)』『ラッコ11号』など、ライバルたちの描く人気漫画が舞台上で表現されるシーンも見どころ。個性豊かなキャラクターが舞台上で再現され、原作ファンにはたまらない胸が躍る夢のような豪華なシーンだ。そして、舞台作品ではキャストがアンサンブルとして演出を盛り上げたり、サブキャラクターも兼任することが多々あるが、ダンスを得意とする福澤侑がキャスティングされていることに納得する場面もあるので期待してほしい。アニメや実写映画などメディアミックス展開されてきた『バクマン。』だが、キャストとキャラクターの融合、そしてアナログな「水」という要素を追加し3次元空間と重力を活かした、これぞ演劇、舞台作品ならではの、これまで想像し得なかった新たな『バクマン。』が誕生した。公演は10月17日(日) まで天王洲 銀河劇場、10月21日(木) ~24日(日) TOKYO DOME CITY HALL、10月28日(木) ~31日(日) メルパルクホール大阪にて上演。生配信も実施される。取材・撮影・文:能一ナオ鈴木拡樹「忘れられない作品になる事間違いありません」【キャスト・演出家コメント】【演出・脚本:ウォーリー木下】はやく皆さんに観て欲しいとこんなに思った舞台は珍しいです。創っている自分たちがまずはわくわくしている証拠だと思います。もちろん創作の悩みや苦労なども沢山ありましたが、それを凌駕する興奮にあふれた稽古でした。それはひとえに初めての挑戦が多かったからだと思います。それに挑んでくれたキャスト・スタッフの皆さんのおかげです。青春に、年齢は関係ありません。と僕は思います。まさに「バクマン。」のような舞台になったかと思います。ぜひ体験してください。【真城最高役:鈴木拡樹】舞台でやる意味をフルに活かした作品に仕上がりました。息づかいだけではなく、様々な仕掛けで役やストーリーの変化を表現しています。忘れられない作品になる事間違いありません。お待ちしています。【高木秋人役:荒牧慶彦】「演劇」というものの底力を感じました。今作では「水」を漫画を描くためのインクの表現や感情の表現としてふんだんに使っているのですが、その「水」が「今ここに生きているもの」を表す表現としてこの上ない表現方法となっております。豪華な役者陣が織りなす真っ直ぐに、熱く、純粋に夢を追いかける物語を楽しんで頂けたら幸いです。(C) 大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE 製作委員会■チケット情報
2021年10月09日舞台「バクマン。」THE STAGEの公開ゲネプロが7日に東京・天王洲 銀河劇場で行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦らが登場した。同作は2008年から2012年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載されていた大場つぐみ(原作)、小畑健(作画)のコンビによる大人気マンガの舞台化作。真城最高(通称:サイコー/鈴木)と高木秋人(通称:シュージン/荒牧)の高校生マンガ家コンビが、『週刊少年ジャンプ』のトップを目指して奮闘する様子を描く。『週刊少年ジャンプ』編集部がモデルになっていることで話題になり、2010年から2012年にかけて3期にわたってアニメ化、2015年には実写映画化もされている。舞台中央は水の溜まったプールになっており、出演者たちは水しぶきを上げながら演技。さらに上からも雨が降り注ぐなど、びしょ濡れになる。プロジェクションマッピングや映像も駆使し、時にはキャスト陣が漫画のキャラクターまで演じるなど、熱いステージを見せた。橋本祥平(新妻エイジ役)、 オレノグラフィティ(福田真太役)、福澤侑(平丸一也役)、村上大樹(中井巧朗役)、唐橋充(佐々木尚役)、長谷川朝晴(服部哲役)、片桐仁(川口たろう役)ガ登場。東京公演は天王洲 銀河劇場にて10月8日〜17日、TOKYO DOME CITY HALLにて10月21日〜24日、大阪公演はメルパルクホール大阪にて10月28日〜31日。「シアターコンプレックス」での生配信も実施される。○演出・脚本:ウォーリー木下 コメントはやく皆さんに観て欲しいとこんなに思った作品は珍しいです。創っている自分たちがまずはわくわくしている証拠だと思います。もちろん創作の悩みや苦労なども沢山ありましたが、それを凌駕する興奮にあふれた稽古でした。それはひとえに初めての挑戦が多かったからだと思います。それに挑んでくれたキャスト・スタッフの皆さんのおかげです。青春に、年齢は関係ありません。と僕は思います。まさに『バクマン。』のような舞台になったかと思います。ぜひ体験してください。○鈴木拡樹 コメント舞台でやる意味をフルに活かした作品に仕上がりました。息づかいだけではなく、様々な仕掛けで役やストーリーの変化を表現しています。忘れられない作品になる事間違いありません。お待ちしております。○荒牧慶彦 コメント「演劇」というものの底力を感じました。今作では「水」を漫画を描くためのインクの表現や感情の表現としてふんだんに使っているのですがその「水」が「今ここに生きているもの」を表す表現としてこの上ない表現方法となっております。豪華な役者陣が織りなす真っ直ぐに、熱く、純粋に夢を追いかける物語を楽しんで頂けたら幸いです。
2021年10月08日人気マンガを原作にした舞台「バクマン。」THE STAGEが10月に上演される。真城最高と高木秋人の高校生マンガ家コンビが「週刊少年ジャンプ」のトップを目指して奮闘する様子が描かれる本作は、2008年から 2012年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載された<原作:大場つぐみ・漫画:小畑 健>による大人気マンガの初舞台化作品。演出・脚本は、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」(以下、演劇「ハイキュー!!」)シリーズなどで知られるウォーリー木下が手掛ける。W主演を務める鈴木拡樹と荒牧慶彦に話を聞いた。マンガのつくり方なんて知らなくても引き込まれる――「バクマン。」THE STAGEに出演が決まって今どんなことを楽しみにされていますか?鈴木さんは上演決定の際に「舞台化熱望していました」というコメントも出されていましたが。鈴木僕はこの作品を「みんなに知ってもらいたい」「ぜひいろんなメディアで展開してほしい」と勝手に思っていたんですよ(笑)。だから今回の舞台化もすごく嬉しいです。舞台としては、マンガを描くことが軸のストーリーなので、もしかしたら「座ったまま動かない作品なのかな」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、大体の場合、こういう内容を舞台化すると通常の倍動くことになりますし、この予想は多分、当たるのではないかと思っています(笑)。身体表現で、彼らが紙にぶつける熱量をどれだけ客席に向かって放つことができるかは勝負になってくると思いますし、肉体的にはしんどそうですが、楽しみにしているところでもあります。――荒牧さんは、製作発表会見でこの舞台の発案者だったことが判明しましたが。荒牧そうなるんですかね(笑)。でも本当に、想いは口に出していかないとな、ということを改めて感じる出来事でした。この作品が舞台化されたらいいなとか、拡樹くんがやったら面白いだろうなっていうのは本当にただの願望だったので、まさかこんなふうに叶うとは思っていませんでしたし、それがこうやって実現するのが嬉しいです。――「バクマン。」THE STAGEに出演されることはどのように思われていますか?荒牧ウォーリー(木下)さんがどんな演出をされるのかはまだわかりませんが、マンガの描写を舞台に置き換えた時、すごく面白くなるんじゃないかなと単純に楽しみにしています。今、僕が勝手に想像しているのは、例えばふたりが描いているマンガを役者が演じるとか。鈴木なるほど~。発想が天才的だ。荒牧え、本当ですか?(笑)でも本当に無限の可能性がある作品ですよね。――おふたりとももともと原作がお好きだったそうですが、どういうところが好きだったんですか?荒牧“マンガを描く”って傍から見ると地味な作業なのに、ちゃんと熱いストーリーが組み込まれているところに惹きつけられました。僕、同じ小畑 健さんの『ヒカルの碁』(原作:ほったゆみ・漫画:小畑 健)も大好きなんですけど、この作品も碁のことは一切わからないのにむちゃくちゃ面白かったんですよ。それと同じで、マンガのつくり方なんて全然わからないのに引きこまれていくことが本当にすごいし、そこが面白かったです。鈴木僕もそこはすごいなと感じました。あと、週刊誌で連載しているものって特に、文字数が多ければ多いほど難しい戦いだと思うのですが、『バクマン。』は文字数が結構多いんですよね。荒牧かなり文字を使ってますよね。鈴木なのについ読んじゃうんですよ。多分タイミングも計算されていて、文字がたくさん出てくるのは、物語にぐっと引きこまれた後なんです。これは舞台でも届け方としてすごく勉強になりました。今作での共演は“ご褒美”――鈴木さんは真城最高(ましろ・もりたか)役、荒牧さんは高木秋人(たかぎ・あきと)役ですが、ご自身の役柄の印象を教えてください。荒牧僕はシュージン(高木秋人の通称)と似ている部分があってアイディアはポンポン思いつくのですが……アイデアだけ出して事務所の人に全投げみたいな(笑)。シュージンもアイデアを出して、サイコー(真城最高の通称)に全投げなので(劇中では原作をシュージン、漫画をサイコーが担当している)。そういうところが似てるなって。考え方もちょっと似ていますし。だから自然体でできるのかなと思います。――演じるうえでどこがキーになると思いますか?荒牧引っ張っていく力かな。サイコーはもともとマンガへの想いを持ってはいますが、シュージンがそこにきっかけを与えてマンガの世界に引っ張りますし、きっとお客さんの感情もシュージンが引っ張っていくことになるのかなと思うので。率先してそういう役割をやっていこうと思っています。鈴木僕が演じるサイコーは、割と普通の、漠然と生きているタイプの人で、才能はあるかもしれないけど、それがプロで通じるかは確かめもせずに生きていたような。だけどシュージンにきっかけをもらったことで、爆発的にマンガにのめり込んで、変わっていくんですよね。その変化を見せていきたいので、漠然とした生き方こそ繊細に演じたいなと思っています。――変化を描くために、漠然と生きるサイコーを繊細に演じるのですか。鈴木はい。最初の漠然とした感じを表現できればできるほど、シュージンとの出会いが印象に残るというか。観た方が上演後に、「あの出会いで」と思い返せるような出来事にできると思うので。――何度も共演してこられたおふたりですが、お互いの「この役柄で見たいところ」をお聞かせください。荒牧僕は拡樹くんの描いている絵を見たいですね。鈴木え?僕が描くの?(笑)荒牧舞台で描かないとは思いますけど(笑)、でも描く絵を見てみたいです。なんかうまかった気がするんですよね。鈴木雑な絵なら描けるって感じかな。でも今回、唐橋(充)さんも(片桐)仁さんもいらっしゃいますし、さすがに「描けます」とは言えない……(笑)。荒牧(笑)。あとは、「見たいところ」とは違うけど、芝居でやりとりがしたいですね。これまで共演した作品ではできなかった部分をやってみたらどうなるのかなっていう。鈴木僕も単純な話、今回は舞台上でいっぱい会話ができそうなのが嬉しい。少なかったもんね、舞台上での会話が。荒牧共演していても、大体どっちかが出てる時はどっちかが舞台ソデにいるから(笑)。鈴木そういうケースが多いので、一緒に出演できて、かつたくさん喋れる、さらにバディという関係性、というのがいいなって。今までの役はいつもパワーバランスがあったから、今回同じ目線でのやり取りができるのも本当に嬉しい。これはもう“ご褒美”ですよね。――ご褒美ですか。鈴木はい。嬉しいですよ。――共演の方々も面白そうな顔ぶれで。荒牧僕は橋本祥平と久しぶりの共演なので楽しみです。彼の芝居が好きなんですよ。すごくムードメーカーでがんばり屋さんで、人を楽しませたいっていう素敵な心の持ち主ですし、一緒にやっていて楽しい人です。鈴木演じるうえでの心強さで言うと、唐橋さんと片桐 仁さんの存在は大きいですね。アートをやられているおふたりなので、画材とかにも詳しいでしょうし。今回は芸術家揃いで多彩なので、例えばオレノグラフィティさんの音楽の話だったり、村上大樹さんの演出の話だったり、現場でいろんなお話を聞けたらいいなと思っています。僕らの関係値で決まる芝居だと思う――演出のウォーリー木下さんとは、おふたりとも初タッグですが、作品にどのような印象がありますか?荒牧演劇「ハイキュー!!」を拝見したのですが、緻密ですよね。鈴木僕も演劇「ハイキュー!!」に衝撃を受けた。出演している役者にもですし、これをつくっているウォーリーさんにも。今回もおそらく(演劇「ハイキュー!!」のように)“演劇的なルール”が随所にある作品になるのかなと思っていて。つまり、ここに人がいます、隣にも人がいます、でもふたりがいるのは全く別の空間です、みたいな。そういう(お客さんと舞台上で共有される暗黙の)ルールが生まれると、それを破る瞬間も面白くなりますよね。せっかくお客さんがルールを理解して観ているのに、空間をぶち抜いて勝手に入ってきちゃう新妻エイジがいるんだろうなとか(笑)。そういうのを想像すると面白いじゃないですか。荒牧それありそう(笑)。面白そうですよね、演劇的要素が。鈴木なんの疑いもなく空間だって信じてもらえるようにするにはパワーも必要になるはずだけど、でもそれは楽しいと思います。――演じるうえでキーになるのはどういうところになりそうでしょうか?荒牧僕らの関係値で決まる芝居だと思っているので、掛け合いはしっかりときめていきたいところです。ふたりがやり取りする言葉の数もすごいだろうし。鈴木台詞量、すごそうだよね(笑)。荒牧そのぶん呼吸も合わせなきゃいけないし、勢いもつけなきゃいけないと思うので。そこは楽しみでもあり、しっかりやりたいところです。鈴木そういう意味では、まっきーとは何度も一緒にやってきて、安心感は既にあるし、迷ったとしても相談しやすい。その点で圧倒的に有利なので、活かしていけたらなと思いますね。――余談ですが、ふたりが揃うとこうなっちゃう!みたいなことがあれば教えてください。荒牧小芝居を始めますね、誰も観ていないところで。鈴木お客さん0のところでね(笑)。まあこれは僕のせいです……。荒牧あはは。僕ものりたがりなので。――稽古場でやられているということですか?荒牧はい。関係ない芝居をふたりで(笑)。鈴木ちょっとしたエチュードみたいな。前は手紙を読む芝居をしてたよね。荒牧やりましたね。鈴木その時は、僕らは最後の最後のシーンでしか出会わないストーリーだったので、なかなか一緒にならなくて。だからそれぞれの稽古が終わってハケてくるたびに、「拝啓、こちらはこういう稽古をしております。そちらはいかがお過ごしですか?」みたいな……。荒牧「こちらは皆様のお帰りをお待ちしております」みたいな小芝居を(笑)。――仲がいいですね(笑)。そんなおふたりがガッツリ肩を組むような役柄は、見てみたいです。荒牧はい、僕らも楽しみです。鈴木楽しみだね。――最後に、現時点でお客さんにここを楽しみにしていてほしい、ということがあれば聞かせてください。荒牧ウォーリーさんもおっしゃっていた、全世代のどんな方が観てもワクワクドキドキさせられるような作品づくりをしたいと思っています。だからお客様にはぜひ期待を膨らませていてほしいです。今回はチームワークの舞台になると思いますし、みんなで息を合わせてがんばっていきたいです。鈴木究極は、どんな作品でもどの世代にも楽しんでもらえるものをつくりたいですし、さらに言えば、海外でも楽しんでもらえるようなものにできたらいいなと思うのですが、そういうものを、じゃあすべての作品で目指せるのかというと難しいんですよね。でも今作はその可能性があると思うので、すごくいい挑戦になるんだと思います。「バクマン。」THE STAGEの東京公演は10月8日(金)から17日(日)まで天王洲 銀河劇場、10月21日(木)から24日(日)までTOKYO DOME CITY HALL、大阪公演は10月28日(木)から31日(日)までメルパルクホール大阪にて上演。取材・文:中川實穂撮影:源賀津己スタイリスト/中村美保(鈴木)、宇都宮春男(YKP)(荒牧)ヘアメイク/AKI(鈴木)、鈴木りさ(STRINGS)(荒牧)衣装協力/semoh(鈴木)、CULLNI(荒牧)チケット情報
2021年08月26日10月に上演される舞台「バクマン。」THE STAGEの製作発表会が行われ、W主演の鈴木拡樹と荒牧慶彦、演出・脚本を務めるウォーリー木下、プロデューサーの松田誠が登壇した。本作は、2008年から 2012年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載された原作:大場つぐみ、漫画:小畑健による大人気マンガの初舞台化。鈴木拡樹演じる真城最高と、荒牧慶彦演じる高木秋人の高校生マンガ家コンビが「週刊少年ジャンプ」のトップを目指して奮闘する様子が描かれる。まずはプロデューサーの松田から「この作品では演劇的なチャレンジをしたいと思っています。つまり、舞台ならではの『バクマン。』をお見せしたい。そのために演出をウォーリー木下さんにしていただきます。ウォーリーさんの演出にはいつも『こんな表現の仕方があったんだ』とびっくりさせられます。そして演じるのはこのふたり(鈴木、荒牧)です。とても魅力的な俳優さんで、人として素敵な人たち。皆さんの想像を超える舞台がお見せできると思います」とコメント。ウォーリーは「演劇は、“生身の俳優さんが今そこで演じている”ということが大きい。今はオンライン会議などもありますが、その中でも『実際に会うと全然違う』と言います。そのくらい身体は、いろんな情報を気付かないうちに発している。それを最大限生かしたものにしたい」と話し、「絶対誰も想像できていないものを考えていますので、ぜひいい想像をして劇場に来ていただければ」と自信をのぞかせた。製作発表会には、作品の内容にちなみ夢を追いかける若者たちも参加。参加者から鈴木と荒牧に「役作りをするうえで大切にしていること」が尋ねられ、鈴木は「原作ファンの期待を裏切らないことと、作者さんの意図であったり、テンポ感であったりを、原作をできるだけ読み込んで再現することです」、荒牧は「僕自身がアニメやゲーム、マンガが大好きなので、作り手だけじゃないファン目線も持っているので、そういう“観ている方の気持ち”を意識して役作りをします」と話すなど、彼らの経験から生まれた言葉が届けられた。また会見中、実はこの舞台化は松田と荒牧の会話がきっかけであったことも発覚。さらに当時から鈴木の名前を挙げていたといい、鈴木が「今日知りました。企画からキャスティングまでしていただいて!」と驚くと、荒牧は「僕はただやりたい作品と共演したい人を言っただけ(笑)」と笑顔を見せた。「バクマン。」THE STAGEの東京公演は10月8日(金)から17日(日)まで天王洲 銀河劇場、10月21日(木)から24日(日)までTOKYO DOME CITY HALL、大阪公演は10月28日(木)から31日(日)までメルパルクホール大阪にて上演。文:中川實穂
2021年07月09日7月2日丸ビルホールにて『バクマン。』THE STAGEの製作発表会が開催され、鈴木拡樹、荒牧慶彦、演出・脚本を務めるウォーリー木下、プロデューサー松田誠の4名が登壇。また、本日発売の『ジャンプ SQ.8 月特大号』にて、全キャラクターのビジュアルが公開された。本作は、『週刊少年ジャンプ』で連載されていた、大場つぐみ・小畑健による大人気マンガ『バクマン。』を舞台化した作品。「週刊少年ジャンプ」の連載を目指す高校生マンガ家コンビのうち、高い画力を持つ真城最高を鈴木。最高がコンビを組む、同級生で文才に長けた高木秋人を荒牧が演じる。さらに、『ジャンプ』連載をめぐり、彼らと競い合う最強のライバル新妻エイジ役には橋本祥平。ライバル、友人として最高&秋人コンビと張り合うマンガ家、福田真太役にオレノグラフィティ、平丸一也役に福澤侑、中井巧朗役に村上大樹。ジャンプ編集部編集長・佐々木尚役に唐橋充。最高と秋人の才能を見抜き、ふたりを担当するジャンプ編集部・服部哲役に長谷川朝晴。最高の叔父で漫画家の川口たろう役に片桐仁という、個性豊かな実力派のキャストが揃った。製作発表会では、舞台への意気込みなどを語ったほか、高校生マンガ家コンビが『週刊少年ジャンプ』のトップになるという夢を追いかける『バクマン。』という作品にちなみ、将来の夢に向かっている学生を招待し、学生からの質問に登壇者が答える形でのトークセッションも実施した。●鈴木拡樹(真城最高役)この作品の上演決定を発表したとき、想像を超える反響をいただいてびっくりしまして、また本日は、製作発表会に沢山の方に集まっていただけたことにびっくりしております。この調子で舞台の完成も想像を超えるものとなって、沢山の方に楽しんでいただけたら嬉しいです。舞台は映画とはまた違って、生の迫力で皆様に熱い臨場感を届けるものになると思います。演劇はお客様が入って初めて完成するものだと思っていますが、こちらが想像して届ける力に、お客様に想像していただく力も1つのピースとして加え、作品を完成させたいと思います。きっちり皆で作り上げたものを用意してお待ちしますので、是非劇場へお越しください。●荒牧慶彦(高木秋人役)僕はこの「バクマン。」という作品が本当に大好きでコミックスを全巻持っていますし、原作者である大場つぐみさんの世界観、小畑 健さんの画もすごく好きなので、お2人の作品に俳優として加われることに誇りと喜びを持って臨みたいと思います。「バクマン。」ならではの空気感、夢に向かうことっていうのはこんなに素晴らしいことなんだ、こんなに熱い気持ちにさせてくれるんだという気持ちを僕ら自身も持って、観に来てくれた方々にもそういう気持ちを持っていただけるように作品作りをしていきたいと思います。頼もしい仲間たちと素晴らしい演劇を作りたいと思っていますので、どうぞ楽しみにしていてください。●演出・脚本 ウォーリー木下演劇は集団創作で、僕一人で創るわけではなく、企画する人が居て、クリエイターが集まって、キャストが中心になって創っていくものです。「バクマン。」は、原作が非常に面白く、少年マンガの王道の部分もあれば泥臭い部分もあり、How to的な側面、友情や家族など、色々な要素が複雑に詰まっている作品なので、僕たちスタッフとキャストの皆とで、素材を壊さないようにしながら、演劇として面白いものを作れたら良いな、と思っています。是非ご期待ください。●プロデューサー松田誠「バクマン。」は皆様もご存じの通りマンガとしてものすごくヒットし、アニメ、劇場映画と色々な展開があり、その全てのクオリティがとても高い作品です。それを僕らが舞台でやるときに何が出来るか、今このタイミングで「バクマン。」を舞台化することにどういう意義があるか、自問自答しました。そこで、今回はかなり演劇的チャレンジをしたい、舞台ならではの「バクマン。」をお見せしたいと思っています。そのための旗手として、新しい表現のアイディアを豊富にお持ちのウォーリー木下さんに演出していただき、舞台化するならば是非とも彼らに!というトップランナーのお2人に主演していただきます。恐らく、皆さんが想像しているものとは違う、想像を超える舞台をお見せできると思いますので、楽しみにしていただけたらと思います。【公演概要】「バクマン。」THE STAGE<東京公演> 2021年10月8日(金)~17日(日)天王洲 銀河劇場<東京公演> 2021年10月21日(木)~24日(日)TOKYO DOME CITY HALL<大阪公演> 2021年10月28日(木)~31日(日)メルパルクホール大阪原作:大場つぐみ、小畑健『バクマン。』(集英社 ジャンプ コミックス刊)演出 ・ 脚本:ウォーリー木下音楽:和田俊輔<キャスト>真城最高役:鈴木拡樹高木秋人役:荒牧慶彦新妻エイジ役:橋本祥平福田真太役:オレノグラフィティ平丸一也役:福澤侑中井巧朗役:村上大樹佐々木尚役:唐橋充服部哲役:長谷川朝晴川口たろう役:片桐仁一般発売日:2021年9月12日(日)10:00チケット料金:S席 12,000・A席¥8,000(全席指定/税込)チケットぴあ: 銀河劇場チケットセンター ※天王洲 銀河劇場公演分のみ取り扱い(平日 10:00~18:00)主催: 「バクマン。」THE STAGE 製作委員会公式サイト:
2021年07月02日舞台『「バクマン。」THE STAGE』の製作発表会が2日に行われ、鈴木拡樹、荒牧慶彦、ウォーリー木下(演出・脚本)、松田誠(プロデューサー)が登場した。同作は2008年から2012年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載されていた大場つぐみ(原作)、小畑健(作画)のコンビによる大人気マンガの舞台化作。真城最高(通称:サイコー/鈴木)と高木秋人(通称:シュージン/荒牧)の高校生マンガ家コンビが、『週刊少年ジャンプ』のトップを目指して奮闘する様子を描く。『週刊少年ジャンプ』編集部がモデルになっていることで話題になり、2010年から2012年にかけて3期にわたってアニメ化、2015年には実写映画化もされている。今回の舞台化のきっかけについて、松田プロデューサーは「荒牧くんとは色々将来のことを話すことがありまして、『バクマン。』が大好きだという話をして、『いつか舞台やれたらいいね』と。その時に相手は誰だという話が出て」と明かし、荒牧も「理想ですけど、多分無理だと思うんですけど、鈴木拡樹くんがいい」と会話を振り返る。その話を聞いた鈴木は「すごいですね、企画もしていただいてキャスティングもしていただいて、プロデューサーじゃないですか」と驚いていた。2人の配役については「絵が得意じゃないので、やるなら想像力、企画力のシュージン派でした」と最初から構想していた様子。松田プロデューサーは「相当前、リアルな会議とかではなく、『将来的にこんなことできたらいいね』という話だったので、種って意外と色んな所に小さくいつの間にか芽吹いてる」としみじみとしていた。相棒役に鈴木を希望した理由について、荒牧は「鈴木拡樹という役者が僕の中で最も尊敬すべき役者の1人であるというのが第一。そして、相棒という間柄で芝居をしてみたいという役者としての気持ち。2つがあった」と告白すると、鈴木は「嬉しいですね」と喜ぶ。荒牧が「以前共演した作品で拡樹くんと殺陣があり、呼吸を合わせないとうまくいかない、一つ間違えれば大怪我につながってしまう部分なんですけど、打ち合わせとか何もなく、互いの目や身体の動かし方でその日の殺陣のスピードがわかる。これは絶対避けられるとか、避けてもらえるとか。そういった部分で心の底から信頼できると思える役者さん」と語り、鈴木も「目が合っているだけだけど、『これがいける』とか、確実にわかるもんね、お互い。そういう言葉のないコミュニケーションがすごいですね」と同意していた。また鈴木は荒牧と期待できる化学反応について「僕はここ何年か座長をやらせていただく機会が多くて、(『バクマン。』は)座組の作り方に似てるかな、と。主演だけがいてもピースって全然そろわない。僕は後輩に対して、強く言うことができないタイプです。でもそれをうまく言うことができるタイプの人に任せることによって、『彼に任せた方がいいな』と、介入しすぎないようにできる。互いに埋めてくれるピースがあって、それが全部集まって作品になると感じているので、(サイコーとシュージンが)2人で作品を作り、物語を分けて作る作業がとっても舞台の作業に似てるなと思います」と表した。演出のウォーリーは、2人について「松田さんから、とりあえずナイスガイだと聞いてる。『優しい人だよ、怯えなくていいよ』と言われた」と明かしつつ、「お二人の活躍は遠くで見てて素晴らしいなと思っているので、逆にそういうお二人がペアでやる作品が初めてだということも聞いて、今の彼らの最大限の魅力が出るといいな」と意気込む。「アニメ化とか映画化とか見てましたけど、とってもうまくいってるので、舞台化してこけたら大変だろうなって」と会場を笑わせつつ、舞台版については「生身の俳優さんが今、演じてると言うことが大きい。そこに身体があると全然違うというか、オンラインで会議とかしてるけど、実際に会うと違うということもあるし、身体ってそれほど色んな情報を発してる。それを最大限生かしていきたいなと思います」とポイントも。「絶対に誰も想像できていないもので、逆に『当たってました』と言われたら謝りますけど、いい想像をしていただければと思います」と自信を見せた。この日はキャストのビジュアルも公開され、それぞれの感想も。松田プロデューサーは「全然気付いてなかったけど、演出家、イラストレーター、作曲、振り付けと皆クリエイティブな方ですね。すごい面白い。多彩なメンバーが集まっています」と称賛した。○各キャストビジュアルを見ての印象・橋本祥平(新妻エイジ役)荒牧「橋本祥平にこういう格好をやらせたらピカイチ。楽屋での彼なんですよ。楽屋でいつもこういう感じではしゃいでるんで」鈴木「想像できますよね。ステージでも多分彼が一番動きますから」ウォーリー「動かそうと思ってます」・オレノグラフィティ(福田真太役)松田「劇団鹿殺し、小劇場出身のゴリゴリの演劇人の方で、とってもシャープなお芝居される方です」鈴木「ビジュアルを見てすごい納得感がありました」松田「圧みたいなのが見える」・福澤侑(平丸一也役)荒牧「独特な雰囲気をうまく再現されてますね」鈴木「難しいのかな、誰かはまり役の人いるんだろうなって想像してたんですよ。こうやって見るとびっくりします」ウォーリー「人殺しのような目をね」松田「やめてください」・村上大樹(中井巧朗役)荒牧「まんまですね」松田「お芝居の演出をされてる方だから、演出家さんを演出するって、どうなんですか?」ウォーリー「役者さんとしても活躍されている方なので、そこはあまり心配はしていないです」・唐橋充(佐々木尚役)荒牧「似合ってますね」鈴木「一言で言うと、とても変わった方。色々不思議なのでどんどん知りたくなってくる先輩で、昔からいろんなことを何気なく言ってくれる。唐橋さんの言葉は聞き逃しちゃダメだなとアンテナをはってます。イラストレーターとしてもプロ」荒牧「不思議な方。めちゃくちゃ低姿勢の方で、あいさつのときもだれよりも腰が低い、尊敬できる方」・長谷川朝晴(服部哲役)松田「ジョビジョバのメンバーで、演劇界に彗星のように現れて新しい時代を作った方の1人。長谷川さんとやれるのはすごく楽しみ」ウォーリー「緊張しますね」・片桐仁(川口たろう役)荒牧「すばらしい」鈴木「芸術家ですもんね。造形やられたりとか、本当にすごいです。1度共演したことがありまして、そのときも楽屋で作ってる姿を見て、すごい職人さんです」(C)大場つぐみ・小畑健/集英社・「バクマン。」THE STAGE 製作委員会
2021年07月02日「週刊少年ジャンプ」で連載されていた、大場つぐみ・小畑健による大人気マンガ『バクマン。』が鈴木拡樹・荒牧慶彦のW主演で舞台化することが決定した。「週刊少年ジャンプ」の連載を目指す高校生マンガ家コンビのうち、高い画力を持つ真城最高を演じるのは鈴木拡樹。最高がコンビを組む、同級生で文才に長けた高木秋人を演じるのは荒牧慶彦。人気実力ともにトップクラスの俳優ふたりが青春のすべてをマンガにかける最高&秋人を演じる。さらに、「ジャンプ」連載をめぐり、彼らと競い合う最強のライバル新妻エイジ役には橋本祥平。ライバル、友人として最高&秋人コンビと張り合うマンガ家、福田真太役にオレノグラフィティ、平丸一也役に福澤侑、中井巧朗役に村上大樹。ジャンプ編集部編集長・佐々木尚役に唐橋充。最高と秋人の才能を見抜き、ふたりを担当するジャンプ編集部・服部哲役に長谷川朝晴。最高の叔父で漫画家の川口たろう役に片桐仁という、個性豊かな実力派のキャストが揃った。「バクマン。」THE STAGEは2021年10月より東京・大阪にて上演予定。詳しい日程や会場、チケット情報などは続報を待とう。【公演概要】「バクマン。」THE STAGE公演期間:2021年10月より東京・大阪にて上演原作:大場つぐみ、小畑健『バクマン。』(集英社 ジャンプ コミックス刊)演出 ・ 脚本:ウォーリー木下音楽:和田俊輔<キャスト>真城最高役:鈴木拡樹高木秋人役:荒牧慶彦新妻エイジ役:橋本祥平福田真太役:オレノグラフィティ平丸一也役:福澤侑中井巧朗役:村上大樹佐々木尚役:唐橋充服部哲役:長谷川朝晴川口たろう役:片桐仁主催: 「バクマン。」THE STAGE 製作委員会公式サイト:
2021年05月28日審査員賞を獲得した第72回カンヌ国際映画祭をはじめ、世界各国の映画祭・映画賞で喝 采を浴びた『バクラウ地図から消された村』から、狂気で不可解な予告編と日本版アートワークが解禁された。今回解禁となる日本版アートワークには、頭上を飛び交う謎の飛行物体、緊張した面持ちで銃器を操る人々など、カンヌをはじめ世界の映画祭を席巻した本作を象徴する不穏な光景が描かれている。また、予告編では、本編でも流れるホラー映画の巨匠ジョン・カーペンター監督によるトラック「NIGHT」が起用され、不可解な出来事とショッキングなヴァイオレンスの緊張感をいっそう昂ぶらせるものに…。ブラジル片田舎の村バクラウで起こる不可解な出来事と暴力の災禍…鬼才クレベール・メンドンサ・フィリオが描いた、血と暴力に彩られた現代の寓話、その結末がますます気になる映像となっている。『バクラウ地図から消された村』は11月28日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクラウ 地図から消された村 2020年11月28日よりシアター・イメージフォーラムにて公開© 2019 CINEMASCÓPIO – SBS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINÉMA
2020年10月29日映画『バクラウ 地図から消された村』が、2020年11月28日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開。カンヌ国際映画祭審査員受賞作、ついに日本へ映画『バクラウ 地図から消された村』は、『パラサイト 半地下の家族』がパルムドールを受賞した第72回カンヌ国際映画祭で審査員賞を獲得。シッチェス・カタロニア国際映画祭では、監督賞含め3冠を達成し、フランスの名映画誌「カイエ・デュ・シネマ」では、2019年ベスト10に選ばれるなど、世界で注目を集めた作品だ。地図上から消えた村「バクラウ」物語の舞台は、ブラジルの片田舎の村「バクラウ」。主人公のテレサは、村の老婆・カルメリータの死をきっかけに、久しぶりに故郷へ帰省する。その日を境に、村では血まみれの死体が発見されたり、給水車のタンクに銃が撃ち込まれるなど、不可解なことが起こり始める。インターネット上の地図から「バクラウ」村は姿を消し、上空には正体不明の飛行物体が現れるように。しかし、これらの出来事は、暴力と惨劇に満ちた世界の幕開けでしかなかった…。ブラジルの名優ソニア・ブラガが主演主人公のテレサを演じるのは、アカデミー賞受賞作『蜘蛛女のキス』のソニア・ブラガ。ブラジルの若手女優バルバラ・コーレン、『奇跡の海』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などラース・フォン・トリアー作品の常連としても知られるドイツ出身の俳優ウド・キアなど、国際色豊かな俳優が脇を固める。監督は、前作『アクエリアス』でカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された、クレベール・メンドンサ・フィリオ。前作に引き続き、ソニア・ブラガと再びタッグを組む。あらすじ村の長老である老婆カルメリータの死をきっかけに故郷の村バクラウに戻ったテレサ。しかしその日から村では不可解なことが次々に起こり始める。突然、村はインターネットの地図上から姿を消し、上空には正体不明の飛行物体が現れる。村の生命線である給水車のタンクに何者かが銃を撃ち込み、村外れでは村人が血まみれの死体で発見される。めったに現れないはずの他所者の来訪、それは血で血を洗う暴力と惨劇の幕開けだった。【作品情報】映画『バクラウ 地図から消された村』公開日:2020年11月28日(土)シアター・イメージフォーラムにて公開監督:クレベール・メンドンサ・フィリオ脚本:クレベール・メンドンサ・フィリオ出演:ソニア・ブラガ、ウド・キア、バルバラ・コーレン、トマス・アキーノ
2020年10月12日第72回カンヌ国際映画祭にて、『レ・ミゼラブル』と共に審査員賞を受賞する快挙を成し遂げた怪作『バクラウ地図から消された村』が日本公開決定。メイン写真が到着した。村の長老である老婆カルメリータの死をきっかけに、故郷の村バクラウに戻ったテレサ。しかし、その日から村では不可解なことが次々に起こり始める。突然、村はインターネットの地図上から姿を消し、上空には正体不明の飛行物体が現れる。村の生命線である給水車のタンクに何者かが銃を撃ち込み、村外れでは村人が血まみれの死体で発見される。めったに現れないはずの他所者の来訪、それは血で血を洗う暴力と惨劇の幕開けだった――。本作の監督は、『アクエリアス』で世界最高峰のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、その年の映画界を席巻したブラジルの俊英クレベール・メンドンサ・フィリオ。本作で描くのは、現代社会に警鐘を鳴らす、暴力に彩られた寓話的世界。『アクエリアス』から引き続き、『蜘蛛女のキス』でその名を国際的に知らしめたソニア・ブラガ、ブラジルを代表する若手女優バルバラ・コーレンが出演し、ラース・フォン・トリアー作品の常連としても知られる怪優ウド・キアら国際色豊かなキャストが出演している。また本作は、カンヌ国際映画祭では、審査員賞を受賞しブラジルに初めての栄冠をもたらし、シッチェス・カタロニア国際映画祭で3冠を達成したほか世界各国の映画祭・映画賞を席巻。フランスの有名映画誌「カイエ・デュ・シネマ」2019年ベスト10で外国映画としては『パラサイト』に次ぐ第4位に選ばれた話題作。そして本作は、映画監督ジョン・カーペンターの楽曲を使用しており、ジャンル映画の巨匠へオマージュが捧げられている。『バクラウ地図から消された村』は11月28日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:バクラウ 地図から消された村 2020年11月28日よりシアター・イメージフォーラムにて公開© 2019 CINEMASCÓPIO – SBS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINÉMA
2020年10月09日移民たちが直面する問題を、ときに温かく、ときにシリアスに描くコミック『バクちゃん』。その著者が増村十七さんだ。バクちゃんが直面する移民あるある。現実世界とも重なる、エモいSF。「バク星生まれの男の子〈バクちゃん〉は、田河水泡『のらくろ』の犬の上等兵以降、初めての真っ黒な主人公かもしれません(笑)」(増村十七さん)バク星では彼らの大切な「夢」が枯れてしまったために、バクちゃんは地球で研究者として働くおじを頼ってやってきた。東京に永住し、夢を食べて暮らせたらと考えているが、のっけから厳しい入国審査や満員電車などの洗礼を浴びる。偶然、名古屋から上京してきた女の子ハナと知り合い、ハナの親戚の遠とおえん縁小こまき牧さん宅に居候できることに…。「私がワーキングホリデーを含めて2年弱カナダに住んでいた頃の、経験や心情を反映させています。カナダは移民が暮らすにはトップレベルに住みやすい国ではあるんですが、それでも新天地での生活には仕事探しや習慣の違いなど自国にいたときには想像もしなかったハードルがあって大変なこともありました」作中で、バクちゃんは移民センターでいろいろな星の人たちと異文化交流したり、仕事探しの愚痴を言い合ったり。同じ星出身者同士は小さなコミュニティを作り、助け合う。バク星からの移民であり、バイト仲間でもあるダイフクは、バクちゃんと出自も性格も考え方も違う。「ダイフクは、カナダ時代の知人をふたりくらい混ぜてできたキャラ。セリフも彼らから実際に聞いた言葉が多いです。理にかなったことを歯に衣着せぬ言い方で、真正面からバクちゃんに投げ、物語を発展させてくれる。重宝する人物です」ちなみに、バクを主人公にしたのは、「描いてみたら可愛くて、半ば直感的に決めた」そう。「ただ、考えてみれば、バクは夢を食べる捕食者だし、地球では誰もが夢を見る。移民はみな夢を求めてやって来ます。そんなふうに夢でつながる部分もあって、バクというアイデアは悪くなかったなと。画一的な線できっちりしたフォルムの生き物が、奇想天外な小さな冒険をしていくというのは、『ドラえもん』など藤子不二雄マンガの影響を受けているかも。落ちる、走るなど、できるだけ機敏に動いてもらっています」読者をたちまち虜にする、健気さやキュートさの塊がバクちゃん。活躍を、これからも見守りたい!オリジナル版は左開き、オールカラーのBDスタイルで自費出版され、文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。その後、商業誌連載へ。以下続刊。KADOKAWA740円©増村十七/KADOKAWAますむら・じゅうしち東京都出身。成員1名のマンガ・イラスト制作集団。商業誌デビューは2012年。※『anan』2020年9月2日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2020年09月01日ワニのロゴマークでお馴染みのLACOSTE(ラコステ)が、テニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチ選手をアンバサダーに起用。ジョコビッチ選手は試合中のユニフォームはもちろん、コート外での日常着としてもラコステのアイテムを着用します。それに伴い、新ラインとしてノバク・ジョコビッチコレクションが発表されました。ノバク・ジョコビッチ コレクションは5月24日(水)より全国34店舗のラコステとラコステ オンラインストアで販売中です。コートでの機能性を突き詰めたノバク・ジョコビッチ コレクションノバク・ジョコビッチ コレクションは5月28日より開催中の全仏オープンテニス2017でも着用されています。動きやすさを追求したカッティングと摩擦を軽減する光学的な縫い合わせは、まさにアスリートのためのウェア。とことんパフォーマンスを追求したコレクションになっています。店舗とECサイトでは、フランスをイメージしたトリコロールとテニスコートのラインをモチーフにしたデザインが目を引くポロシャツ(¥12,000 税抜き)が4色展開で販売。同じくフード付きブルゾン(¥22,000 税抜き)も2色展開で並びます。左袖にはノバク・ジョコビッチのイニシャルであるN.Dとテニスコートをイメージしたオリジナルのグラフィックが施され、より特別感のある印象に。テニスファンにはたまらない一着です。LACOSTE 2017-18年秋冬コレクション展示会では、ラコステが展開する4つのラインによる2017-18年秋冬コレクションも並びました。ラコステは、ワンシーズンに3回商品が入れ替わる独自のシステムを採用。夏の終わりから店頭に並ぶやや厚手の半袖アイテムから、秋口から店頭に並ぶアウターなどの冬物アイテムまで、幅広く展開されます。新商品を買ってすぐ着ることができる、ファッショニスタにはたまらないシステムですね。メインコレクションでは、ラコステの代名詞とも言える鹿の子素材を使用した半袖ポロシャツ「L.12.12 」だけでなく、長袖の「L.13.12」、5部袖の「PF7844」もずらり。ベーシックなホワイトから今年らしいビビットなピンクまで、なんと12色展開です。ラコステのロゴがプリントされたTシャツは、遠くから見るとワニ、間近で見ると「LACOSTE」の文字という仕掛けつき。ラコステのデザイナー、フェリペ・オリヴェイラ・バティスタによる可愛らしい手書きのワニがプリントされたバッグは大容量で普段使いもできそう。[metaslider id=11279] メインラインのスポーティな印象を継承しつつ、ストリート要素をミックスした、よりカジュアルなライン「LACOSTE L!VE(ラコステ ライブ)」は、鮮やかな赤のセットアップが目を引きます。後ろ身頃が長く、特徴的なシルエットのトップスは裾のワニがさりげないワンポイントに。シルバーのクラッチバッグは鈍い光沢でモードな印象です。鹿の子素材を使用したポロシャツワンピースは、胸元に施された特大サイズのワニが特徴的。[metaslider id=11316] 「LACOSTE SPORT」では、ポロシャツやナイロン素材のハーフパンツといったスポーツウェアから、2018年の平昌オリンピックでフランス代表選手が身につけるダウン素材のアウターなどを幅広く展示。ポロシャツの襟と袖にはトリコロールを意識した赤と青のラインが入り、胸元にはピアノの鍵盤をイメージしたロゴがプリント。トリコロールのワニとポンポンがキュートなニットキャップやマフラーなど、小物も充実しています。NYコレクションで発表されたランウェイコレクションも一部展示されました。今シーズンのテーマは「宇宙」。ブランドの創設者、ルネ・ラコステがテニスプレイヤーを引退した後に携わった、航空産業をヒントに制作されました。立体的なハイネックとアシンメトリーなボタン使いのワンピースは近未来的な印象。SF映画のワンシーンのようなプリントが施されたスウェットや、深いスリットの入ったナイロンのプルオーバーなど、スポーティーな中にエッジの効いたデザインが見られました。17年秋冬のトレンドとしてフューチャリスティック・スポーティーが浮上するかもしれません。 ノバク・ジョコビッチ カプセルコレクション販売開始:2017年 5月 24日(水)お問い合わせ:株式会社 ラコステ ジャパンラコステお客様センター:0120-37-0202LACOSTEECサイト / twitter / Facebook / instagram
2017年06月14日(C)Eighty Seven Park by Renzo Piano 肘の故障を理由にマイアミ・オープン出場を断念したノバク・ジョコビッチ。4連覇の夢は潰えたが、マイアミにある夢のような超高級コンドミニアムは手に入れたようだ。 ジョコビッチが購入したのは、ノースマイアミビーチに建てられた「Eighty Seven Park by Renzo Piano」の一室。その名のとおり、関西国際空港旅客ターミナルビルやフランスのポンピドゥー・センターを手がけたイタリアを代表する建築家レンゾ・ピアノが設計した。18階の建物の中に作られた住居はわずか70戸。海を間近に感じられるプールをが二面、フィットネスジム、スパが完備され、ワインバー、コールドプレスジュースやオーガニックフードを提供するレストランも併設。執事サービスのほか、コンシェルジュも24時間常駐する。 (C)Eighty Seven Park by Renzo Piano Page Sixによると、ジョコビッチはベッドルームを3部屋備えた890万ドル(約9億8,400万円)の部屋を選んだのだとか。これでも驚きの価格だが、ペントハウスともなると3,800万ドル(約42億円)にも上るという。
2017年03月28日「DEATH NOTE」を手がけた原作・大場つぐみ&漫画・小畑健の最強コンビが放つ大ヒット漫画を実写化した世界史上初“青春マンガ活劇”『バクマン。』。本作のBlu-ray&DVDが4月20日(水)よりリリースされるのに先駆け、豪華版に収録される映像特典から、佐藤健の涙、そして役者たちの絆を中心に映画の舞台裏を捉えたメイキングシーンの一部が公開された。原作は、優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーが人気を博し、累計発行部数は1,500万部を超えた同名漫画。佐藤健、神木隆之介という実力派若手俳優を迎え実写化された本作は、第39回日本アカデミー賞にて優秀賞6部門受賞、そして話題賞(作品部門)を受賞するなど、再び大きな注目を集めている。今回、本作のBlu-ray&DVD豪華版に収録されているオリジナルメイキング“友情”から、佐藤さん演じる最高が体調も万全ではない中、執筆作業に没頭するシーンや、最高と神木さん演じる秋人を助けるため、仲間であり、ライバルでもある漫画家たちが集まって来るというシーンのメイキング映像が公開。最高と秋人が最もライバル視する天才漫画家と言われる、染谷将太演じる新妻エイジも現れ、彼の一言(一筆)が最高を駆り立てる、というクライマックスシーンも映し出され、現場の雰囲気が伝わる映像となっている。また、冒頭には最高が涙をこぼすシーン本編カットも。実はこの涙は、台本には書かれていない、佐藤さんのアドリブだったことが明かされている。佐藤さんは役作りのため、睡眠時間を削っていたそうで、最高と同じように限界まで疲弊している様子に、彼の役者魂が感じられる。オリジナルメイキング“友情”と“努力”のナレーションを務めるのは劇中で平丸一也を演じた新井浩文。大根仁監督からの指名で抜擢された新井さんは「滑舌が良くないとひしひしと感じた。うちはナレーターじゃないから」と謙遜したコメントを寄せつつも、収録はNGも少なくスムーズに行われたそう。最後に、「映画は映画館で見て欲しいという気持ちもあるけれど、Blu-ray、DVDでも見てもらえたら、さらに嬉しい」と話した。そのほか豪華版には、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年03月04日累計1,500万部を超える大ヒットコミックを、佐藤健、神木隆之介を迎え実写化した映画『バクマン。』。4月20日(水)よりリリースされる本作のBlu-ray&DVD豪華版に収録される映像特典から、佐藤さんと神木さんも感動コメントを寄せるCGアクションやプロジェクションマッピングなど、メイキング映像の一部が公開された。原作は、「DEATH NOTE」を手がけた原作・大場つぐみ&漫画・小畑健コンビが贈る大ヒット漫画「バクマン。」。佐藤さん演じる優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高と、神木さん演じる巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーが描かれ、第39回日本アカデミー賞にて優秀賞6部門受賞、さらに話題賞(作品部門)を受賞するなど、再び大きな注目を集めている。本作のBlu-ray&DVD豪華版には、主演の2人と大根監督、川村プロデューサーによる撮り下ろしビジュアルコメンタリーが収録されるほか、“友情”と題されたキャスト・スタッフの撮影現場に密着したメイキング映像と、“努力”と銘打ったプロジェクションマッピングやCGバトルの裏側を抑えたメイキング、そして“勝利”には、佐藤さんと神木さんが「全国BAKU走!1MAN。人舞台挨拶>として全国各地を回った、マスコミの取材も入っていない貴重な映像が収録される。今回は、オリジナルメイキングより、学校での撮影や、CGアクションシーン、プロジェクションマッピングのメイキング映像が一部公開!佐藤さんと神木さんが、新しい漫画のプランを学校の廊下で興奮しながら話し合うシーンで、どうやって“テンションが高い”心境を表現するか相談している姿や、大げさな表現で皆を笑わせるシーンなど、仲の良い現場の雰囲気が伺える。さらに、CGで表現されたペンを剣に見立て漫画を描くシーンでは、映画『るろうに剣心』でも見せた躍動感あふれる立ち回りを披露。撮影時の表情や撮影方法など、ほかでは見られないファン必見の映像に仕上がっている。公開時にも話題となったプロジェクションマッピングで演出されるシーンについて、「いままで演ったことがない。すごいですよね。最先端の技術で(気持ちが)上がりました」(佐藤さん)、「(映画の)画面でみて、みんなすごいな、と思ったと思うけど、実際現場にいた僕たちも、すごい!これ本当に浮かんで見える!って、平然と演技しているように見えるけど、内心は凄いと思っていた」(神木さん)とそれぞれにふり返り、そのシーンがいかに最先端で素晴らしい演出だったかを語った。そのほか豪華版には、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年02月26日大ヒットコミックを佐藤健&神木隆之介をW主演に迎え実写化した映画『バクマン。』の、Blu-ray&DVDリリースが4月20日(水)に決定。この度、豪華版の特典映像である、佐藤さんと神木さん、そして大根仁監督と川村元気プロデューサーによる「撮り下ろしビジュアルコメンタリー」の収録が行われた。「DEATH NOTE」を手がけた原作・大場つぐみ&漫画・小畑健コンビが贈る漫画「バクマン。」。優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高(佐藤さん)と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人(神木さん)の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーが人気を博し、累計発行部数は1,500万部を超えている。そんな大ヒット漫画を実写化した本作は、第39回日本アカデミー賞にて優秀賞6部門受賞、そして話題賞(作品部門)を受賞するなど、再び大きな注目を集めている。本作のBlu-ray&DVD化にあたり、豪華版の特典映像として、主演の2人と大根監督、川村プロデューサーによる撮り下ろしビジュアルコメンタリーの収録が决定。『バクマン。』公開後も本作の主題歌を務めた「サカナクション」のライブなどで顔を合わせていたという4人。「懐かしい感じじゃなくて、あーこの感じだ。とすぐ馴染んだ。気負うことなく楽しく収録できた」と話す大根監督や「部活みたいに、『おはようございます』、みたいな」と神木さんが言うように、和気藹々とした雰囲気で収録が行われた。また、監督とプロデューサーは最高と秋人のカラーに合わせて青と赤の服を着るという気合の入れようだったようだ。収録がスタートすると、様々な撮影秘話が飛び交う展開に。小松菜奈演じる亜豆が登場するシーンでは、大根監督自らがカメラを持って撮影を行う“大根カメラ”のシーンだったそうで、佐藤さんが「オレをドキッとさせて、とか言って撮ってましたよね」と“ド変態プレイ”だったことを暴露。また、川村プロデューサーは、後半のある部分で「はじめの台本はこうではなかった」と話し、当初どんなシーンで描かれていたのかも語った。神木さんは、全体を通して自分の芝居はほとんど「素だった」と話し、2人の作業場となる最高の“おじさん”の部屋に入るシーンでのはしゃいだ芝居は「あれは、リハーサルでセットに入ったときと、同じテンション」だったと告白。映画もクライマックスに近づくと、4人は黙って見入ってしまうことも…。佐藤さんは「あらためて見ると、いい映画ですね~。」としみじみつぶやいた。収録後、感想を聞かれると、「すごく情報量の多い映画。お芝居とか音楽とか美術とかライティングとか撮影とか、いろんな見どころがある映画」(佐藤さん)、「映画を見るのは公開以来だけど、ひとりで観るのとこうやってみんなで観るのとでは、違う。色々共有出来るし、発見も多かった。面白い気付きもあって、新鮮だった」(神木さん)、「端から端まで力を抜いていない。暑苦しいくらいに。監督も俳優もスタッフも全力でやっていて、“若気の至り”って感じがしました」「世界中でこんな映画を作るのは日本人だけ。マンガという日本人が積み重ねてきたカルチュアの上に乗っかっている映画だから、異常なディティールとか日本人にしか作れない映画になっている」(川村プロデューサー)、「辛口の評論家たちも“このまま海外に持っていくべきだ”と言っていたらしい」(大根監督)と、それぞれに何度観ても面白い作品に仕上がっていると自信を見せた。豪華版には、このビジュアルコメンタリーのほかにも、映像特典として大容量のメイキング映像や、小畑先生による描きおろしの劇中マンガ「この世は金と知恵」「CROW」や、「KIYOSHI 騎士」「ラッコ11 号」「味覚人少女美味」全5作の第1話も読めるブックレットが付録。劇中に登場する“バックマンステッカー”も封入される。『バクマン。』Blu-ray&DVDは、4月20日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2016年02月16日佐藤健×神木隆之介のW主演作『バクマン。』が、興行収入13億円、動員数100万人を突破する大ヒットを記録した。高い絵の才能を持つ、真城最高(サイコー)。巧みな物語を書く、高木秋人(シュージン)。クラスメイトの亜豆美保(アズキ)への恋心をきっかけに、二人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部。新進気鋭のライバルたち。そして突如現れ、遥か先を走り始めた若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして二人はジャンプの頂点に立つことができるのか――。「DEATH NOTE」を手がけた大場つぐみ×小畑健のコンビによる累計1,500万部のヒット漫画を映画化した本作。主演の佐藤さん、神木さんに加え、染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキーら豪華キャストの出演が大きな話題を集めている。そしてこのほど、10月3日(土)の公開から25日を経て興行収入が13億円を突破!動員数も100万人を超え、土日前週比80%以上を記録している。監督を務めた大根仁は、自身のTwitterにて「公開以来順調に?1~2~3~4位。でもほんとここからがしつこいんだ、オレの映画は」とツイート。他作品の公開が続く中、粘り強い興行でどこまで結果を伸ばすのか、大いに期待が高まる。『バクマン。』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年10月29日人気ロックバンド「サカナクション」が、映画『バクマン。』の音楽と主題歌「新宝島」を手がけた。彼らが映画音楽の書き下ろし(劇伴)に挑むのは初めて。エンドロールに流れる疾走感たっぷりの主題歌は、バンドにとって新たな代表曲になること間違いなしの一曲だ。「主題歌のタイトルは、戦後日本マンガの出発点と言われる手塚治虫さんのマンガの題名から借りたもの。いまの日本の音楽シーンにとって、新宝島ってどんな存在になるのか…。漫画史の礎となるパイオニア的な存在と、音楽との接点を探りながら、生まれた楽曲です」と語るのはバンドの中心人物であり、主題歌の作詞作曲を担当する山口一郎。先鋭的な音楽スタイルを武器に、あくまで“王道”を突き進むJ-ROCK界のフロントランナーだ。映画は同名の人気コミックを原作に、高い作画才能を持つサイコーこと真城最高(佐藤健)と、巧みな物語を紡ぎだすシュージンこと高木秋人(神木隆之介)の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る週刊少年ジャンプ誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリー。メガホンをとる大根仁監督(『モテキ』)は、「一緒に仕事をするタイミングをずっと探っていた」といい、今回、映画&音楽ファン注目のタッグが実現した。今回のインタビューでは2つのテーマに絞り、多忙を極める山口さんにじっくりと語ってもらった。1つは主人公の漫画家コンビが、王道のメジャー誌である週刊少年ジャンプで繰り広げるバトルと重ね合わせる形で、激変する音楽シーンで戦うサカナクション、そして山口さんが抱える“葛藤”について。もう1つは主題歌「新宝島」、そして映画『バクマン。』の劇伴という“挑戦”を経たいま、アーティストとしてどんな未来像を描いているかだ。■読者アンケートの順位を争う主人公の気持ちは、痛いほどわかる「僕にもサイコーやシュージンの時代があって。18歳でレコード会社と育成契約を交わしてから、8年くらい“寝かされて”、(笑)メジャーデビューしたんですよ。当時、音楽チャートを意識はしていなかったけど、青い夢や野望、そして『自分の作る音楽が一番だ』という思いがありました。いざデビューすると、音楽業界の仕組み、自分にできることとできないこと、リスナーが求めるものが見えてくるし、目標や視界もどんどん変わりましたね」フェスでの活躍を機にブレイク候補として注目を集めると、一気にセールスを伸ばし、大型会場での単独公演も次々と成功させた。楽曲がCMやドラマ、映画の主題歌に起用され、デビュー6年目にはアルバム「sakanaction」がオリコンチャートで初登場1位を獲得。2013年大晦日には、NHK紅白歌合戦にも初出演した。アイドル戦国時代にあって、ロックバンドにとって難しくなったお茶の間進出を成し遂げた稀有な存在、それがサカナクションだ。「映画のなかで、サイコーたちが読者アンケートの順位を争っていますよね。結果に一喜一憂し、ときには作風を変えたり…。ある程度の結果を残し、お茶の間にもチャレンジした僕らでも、日々葛藤しているから、彼らの気持ちが痛いほどわかりますよ。いまはフェス主体になっていて、いわゆる“フェス向き”じゃないアーティストが世に出づらい時代。すばらしい才能に光があたる基盤が、いまの音楽シーンにあまりに少ない気がしています」■未来の音楽に嫉妬するため、いまは音楽シーンに爪痕を残したいサイコーやシュージンに一歩先んじて、確固たる地位と成功を手にしたいま、山口さんはどんな目標を掲げているのだろうか?「僕が思うのは10年後、20年後、30年後の音楽に嫉妬したいということ。もしも、嫉妬できない未来を迎えてしまったら、第一線で活動するミュージシャンとして責任を全うできなかったと感じてしまうはず。具体的には先ほど話した“光があたる基盤”を積極的に作ってあげたいなという気持ちが強いですね」そう語る山口さん=サカナクションは、この夏既存の音楽イベントの枠にとらわれず、さまざまなジャンルのクリエーターが集う複合イベント「NF」を始動。9月には所属するビクターエンタテインメント内にレーベル「NF Records」を発足した。「音楽がハブの役割を果たし、いろんなアートに触れる“空間”を楽しんでもらえれば。未来に嫉妬するためにも、いまは音楽シーンに爪痕を残し、もっと多感なリスナーを増やしたい」この言葉は、主題歌「新宝島」に登場する“このまま君を連れて行く”というフレーズと力強くシンクロしている。「例えば映画を見て、サカナクションを知ってくれたお客さんが、イベントに遊びに来てくれて、そこで写真家と出会い、衝撃を受けてカメラを始めるとか。僕らにとって主題歌も映画音楽も大きな挑戦でしたが、そうやって、別のカルチャーに触れてもらって、自分の新しい世界が切り開かれるのは、とても健全だと思いますね」■ジョージ・クルーニーの歌声がすばらしい映画が公開される10月3日(土)から1年半振りの全国ツアーに旅立つ山口さん。最後にお気に入りの映画監督や作品を聞いた。「『回路』をきっかけに、黒沢清監督の作品はすべて見ています。新作(『岸辺の旅』)も楽しみですね。それとコーエン兄弟も好きで、特に『オー・ブラザー!』は音楽が未来を切り開く物語で気に入っています。囚人役のジョージ・クルーニーが実際に歌っていて、歌声がすばらしい。いまでもサントラをよく聞きますよ」「新宝島」は9月30日(水)、豪華初回限定盤(映画『バクマン。』BOX)[2CD+DVD]、初回限定盤[CD+DVD]、通常盤[CD]が発売される。『バクマン。』は、10月3日(土)より全国東宝系にて公開。ヘアメイク:根本亜沙美スタイリスト:三田真一(KiKi inc.)(text:Ryo Uchida/photo:Naoki Kurozu)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年10月09日累計1500万部を誇る人気コミックを映画化した『バクマン。』(大根仁監督)が10月3日に、全国325スクリーンで封切られ、興行収入30億円を見込める好スタートを切った。東宝によると同日午前11時の時点で、2011年9月に公開された大根監督の『モテキ』(興収22.2億円)の138%を記録しているという。同日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で初日舞台あいさつが行われ、大根監督、主人公の高校生漫画家コンビを演じる佐藤健と神木隆之介をはじめ、染谷将太、小松菜奈、桐谷健太、皆川猿時、山田孝之、リリー・フランキーが登壇。佐藤が「挑戦している日本映画に参加できて光栄」と喜びを語ると、大根監督は「ぜひ『ヒロイン失格』に勝ちたい」と現在興行ランキングの首位に立つ同作に、ライバル心を燃やしていた。『DEATH NOTE』の大場つぐみ×小畑健のコンビが漫画制作の裏側を描いた同名コミックを実写映画化。高い画力を持ったサイコーこと真城最高(佐藤)と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人(神木)が高校生漫画家コンビとしてデビューし、週刊少年ジャンプ誌上で、天才漫画家・エイジら個性豊かなライバルたちとしのぎを削る姿を描く。舞台あいさつでは、漫画家を演じた佐藤と神木による直筆のイラストが披露され、大根監督を描いた佐藤は「100点でしょ?監督は現場でいつもエプロンをしているんですよ」と自画自賛。当の大根監督は「裸エプロンみたい…」と苦笑いを浮かべた。神木はサイコー&シュージンの似顔絵を描いたが、「普通じゃない?」(佐藤)、「情緒不安定さが出ている」(リリー)と散々な評価だった。『バクマン。』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年10月03日原作ファンが最も意外に感じたキャスティングだったかもしれない。映画『バクマン。』における主人公の漫画家コンビを担当する編集者・服部。大根仁監督は脚本執筆段階で山田孝之にあて書きした。正直、原作を読んで、この役を山田孝之にとはなかなか思いつかない。大根監督は「直感的に決めました。あの世代で飛び抜けてうまいと思ってましたから、特にここ数年。仕事せにゃいかんなと。『クローズ ZERO』や『闇金ウシジマくん』のようなアウトローでマッチョなタイプとは違う形でやりたかった。その意味でこの服部という役は面白いなって思いました」と語っている。服部というキャラクターに関しても大根監督は「原作より少し若く、サイコー(真城最高)とシュージン(高木秋人)と一緒に悩み、成長していく存在にしたかった」とあえて原作から改変した。脚本執筆のために週刊少年ジャンプ編集部に取材に赴き、出会ったのが「バクマン。」の2代目担当編集者だった門司健吾氏である。門司さんに独特の面白さを感じた大根監督は、彼をモデルに服部を書き、山田さん自身も直接、門司さんから話を聞いて服部を作り上げていった。映画公開を前に改めて編集者・服部を演じた山田さん、そのモデルとなった門司さんの対談が実現した!――いま、門司さんが着ているドムTシャツは、映画の中で山田さんも着られていますね。門司:編集部にいる時に着てた僕の私服なんですけど、衣裳さんが「いいですね、そのTシャツ。(使用しても)いいですか?」って(笑)。山田:衣裳の伊賀(大介)さんもガシガシ来るし、さらに強引な男(=大根監督)もいますからね(笑)。門司:それで、代わりに編集部に転がってた「DEATH NOTE」Tシャツを着たんですけど、そうしたら「それもいいですね」と(笑)。山田さんに着ていただけるならシャツも本望でしょうけど。山田:いまだから言えますけど、撮影で使うにはちょっとキレイ過ぎるからって、首のところをちょっと引っ張ってヨレヨレ感を出そうとしたりも…(笑)。――原作の服部ではなく、門司さんをモデルにした服部であるということについて大根さんから説明は?山田:まず最初に「あて書きだから原作は意識し過ぎないでいい」とは言われました。外見も、原作を読んで髪も短くしようかと思ったんですが、ボサボサした感じの方が編集者っぽいし、ジャンプ編集部の雑多な感じにも合っているからそのままでいいと。――門司さんに実際にお会いした時はどんなことを聞いたんですか?山田:直接聞いたこともありますが、こちらで見ていたのは喋る時の目線の置き方。そこは参考にして実際に取り入れさせていただきました。門司:直接、聞かれたのが漫画の原稿の読み方ですね。そこは人それぞれではあるんですが、ページのめくり方や読むスピードについてお話ししました。山田:テンションやスピードに関して、うかがったことを元にして、門司さんをイメージして読んでますね。――サイコーとシュージンが原稿を持ち込んでくるシーンですね。ややテンション低めな感じで、何を考えているか分からないので、サイコーとシュージンの視点で見ていると、かなりドキドキさせられます。山田:持ち込みや毎月の新人賞の応募作ってものすごい数だから、決して1回1回、すごいテンションでワクワクしながら読むわけではないだろうと…門司さん:そうですね。持ち込みに関してはまあ15分とか20分くらいは掛けられますけど、これが新人賞の応募で100本とか200本読むとなると、かなりサラッと読んで…という風にはなりますね。そこから「これは」と思ったものをもう一度じっくり読み直す感じです。――実際に持ち込み原稿に関しては映画で描かれているような感じですか?門司:そうですね。持ち込みは、たいていまず電話が掛かってきて、それを取ったやつが自動的に“担当”になります。だからどちらかというとまだ連載を持っていない若い編集者や新人の方が電話は取りますよね。僕くらいの年次だと少し減りますけど、それでも時々はありますよ。山田:実際に、勉強のために送られてきた原稿を見せてもらったんですけど、すごくいっぱいあるので、すごくつまんないのとかも多いんですよ(笑)。「この人、何でこれを送ろうと思えたんだ?」というものも!そのひとつひとつに全て目を通すってすごい仕事だなって思いましたね。――完成した映画をご覧になって、これはそのまま「ジャンプ」の世界だ!とか編集者“あるある”だなと感じた部分はどんなところですか?門司:まず、編集部のセットの再現率が半端じゃなくて、あれは度肝を抜かれましたね。山田:あれは、そのまんまですよね。デスクが散らかってて汚い会社ってのは、まあわりとあるのかもしれないですけど、ジャンプがダーッと積んであって、棚にも歴代のジャンプが並んでて、デスクには原稿があってこれはジャンプ編集部だなと。門司:あと、服部が酔っ払って叫ぶところは、ジャンプ編集部っぽいなと思いましたね。ジャンプ編集部ってみんな、酒好きだけど弱いんですよ。酔うとデカいことや変なことを口走る人が多い(笑)。僕も前に、酔って役員に絡んだことがあったらしいんですよね、全然覚えてないんですけど(苦笑)。――漫画家と接する姿などで自身と重なる部分などはありましたか?門司:「あぁ、これだよなぁ…」と思ったのは、サイコーとシュージンが新連載の載ったジャンプを編集部に取りに来るところですかね。2人がハイテンションで喜んでいるのを見ている服部の表情を見て、そこだよなぁ、ああいう瞬間が最高に気持ちいい仕事なんだなぁって改めて感じましたね。山田:あそこのシーンは神木くん(シュージン)のアドリブが素晴らしかった。彼も元々ジャンプが好きで根がオタクっぽいところがあるんだけど、(雑誌を)受け取って「ジャンプのニオイがする!」と言ったのは本当に素晴らしい。――その新連載作品や打ち切りとなる作品を決める連載会議の模様も描かれますが、あれはフィクションだそうですね?原作の描写もフィクションで、原作者の大場つぐみ先生もそこだけは取材をさせてもらえなかったトップシークレットだと…。門司:かなり興味は惹かれるんですけど、僕自身も実情は知りません。班長以上でないと出席できないので、連載中も「バクマン。」を担当して連載会議のシーンも出てきましたけど、実際にはよくわかんないんです。――映画を見て、漫画家の先生が凄いのはもちろんですが、編集者という仕事も一筋縄ではないなと感じました。山田:ただ、ある程度は置き換えて考えることができましたね。例えば僕の俳優という仕事が漫画家だとすると、マネージャーは編集者ですよね。プレイヤーの近くでその人のやりたいことや特性を見極めて、気持ちを汲みつつサポートしていく。危ない時は軌道修正する。そういう部分は重なるところはあったので、演じやすくはありました。――ただ、漫画家と編集者が一緒に作品を作るとはいえ、ダメならもう連載できないかも…と人生を賭ける漫画家と、社員という立場の編集者ではどうしても立場が違う部分もあるのでは?編集者として葛藤を感じることは?門司:正直、ないわけではないです。原作でもそういう描写は出てきますよね。原作の終盤、平丸一也が結婚するしないってところで、編集者の吉田が平丸の幸せについて悩むというところがあるんですが、あの2人はまさに二人三脚で歩んできた漫画家と編集者であり、あれくらい密な関係の人たちも実際にいると思います。そんな彼らですら(漫画家と編集者の間にある距離に)悩むんです。あのシーンについては打ち合わせで僕の方から大場先生に「吉田ならきっと悩むと思います」とお伝えして、先生がそれを汲んでくださってああいう描写になりました。「漫画家の人生」というと大げさかもしれないけど、僕も時々考えますね。ジャンプは「二人三脚です」と言いたいし、そうありたいけど、でも命を賭けているのはやはり漫画家の先生で、こちらがそれを言うのはおこがましいことだとも思いますしね。山田:やっぱり、あの人気投票システムというのがすごいですね。どうにもならない部分もあるでしょうし…(結果が)読めないでしょ?人間を対象にして、人数もものすごくて、世代だって広い。「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」(※仲間りょうによるジャンプ連載中のギャグ漫画)もそうだったとうかがいましたが、何が人気作品になるのかなんてわかんない!人気がいつまで続くのかも未知だし、新しい作品が入ってバランスが崩れたら一気に順位が落ちるかもしれない…。精神的には漫画家の先生も編集者も相当、しんどいだろうなと思いますね。門司:新連載の時や担当した読み切りが掲載された時の順位を聞くときは胃がキリキリしますね(苦笑)。その場にいたくなくなります。集計しているところにいると、なんとなくわかっちゃうんですよ、(アンケートは面白かった作品が)番号で書いてあるので。「あぁ、3番読まれてないな」とか(笑)。どこか行ってて、結果が出たら見るようにしてます。――ちなみにいままで編集者として仕事をしてきて、一番肝を冷やした経験は?門司:うーん、原稿が遅れてギリギリのスケジュールで…というのは常にありますけどね。そこは週刊連載なのでね。ただそれ以外のエピソードは…言えないことが多すぎますね(笑)。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年10月02日俳優の佐藤健と神木隆之介が9月某日、東京・新宿のシネマカフェ編集部を電撃訪問!10月3日(土)から公開される共演作『バクマン。』をアピールし、“努力”の汗を流した。「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビによる累計発行部数1,500万部を超える大人気コミックを映画化した本作。優れた作画能力を持つサイコーこと真城最高(佐藤さん)と、巧みな物語を書くシュージンこと高木秋人(神木さん)の高校生漫画家コンビが、日本一の発行部数を誇る「週刊少年ジャンプ」誌上で、個性あふれるライバルとしのぎを削る青春ストーリーだ。当日は週刊少年ジャンプの三大原則とされる“友情・勝利・努力”のうち、努力にスポットをあて、佐藤さん&神木さんコンビが体を張ったPR活動を展開。劇中、サイコー&シュージンがジャンプ編集部に原稿を持ち込むシーンにちなみ、ふたりが映画のチラシやサイン入りのポスターを手に、シネマカフェ編集部に参上すると、フロアのあちこちから熱烈歓迎の大歓声があがった。「お世話になります。映画『バクマン。』に出演している佐藤です!」「神木です!」と自己紹介を終えると、早速ふたりは二手に分かれて、次々と編集部員らに直接チラシを配り「ぜひ、よろしくお願いします」と熱のこもったアピール。さらに神木さんは、10月3日(土)に都内で開催される初日舞台挨拶のリリース(メディアに向けた案内状)を担当者に手渡し「ぜひ取材をお願いします!」とプロ顔負けの宣伝マンぶりを発揮した。「日本を代表する漫画雑誌の裏側や、漫画づくりの裏側を見ることができます」(佐藤さん)、「映像や音楽はもちろん、ジャンプ編集部に置いてある原稿やフィギュアなど細かいところにもこだわっています」(神木さん)と見どころのアピールにも余念がない。もちろん、シネマカフェ編集部も「全力で応援させていただきます」と確約!最後は編集部員らと一緒に記念撮影し、佐藤さん&神木さんによる“努力”のPR活動は幕を閉じた。『バクマン。』は10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バクマン。 2015年10月3日より全国東宝系にて公開(C) 2015映画「バクマン。」製作委員会
2015年09月30日