リバーベッドテクノロジーは7月15日、ハイブリッドIT環境のアプリケーション・パフォーマンスを最適化し、顧客企業の業績アップを支援するという新しいプロフェッショナル・コンサルティング・サービスとして、「リバーベッドプロフェッショナルサービス」を発表した。新サービスは「テクノロジー適合サービス」「最適化保証サービス(Riverbed SteelHead)」「アプリケーション分析/診断サービス」の3種類からなり、いずれも既に提供開始している。これらにより「Riverbed Application Performance Platform」を利用するユーザー企業をサポートし、複雑化するIT環境で高度な可視化・最適化・制御を実現するとしている。テクノロジー適合サービスは、大きな成果を上げるために必要な取り組みを評価・指導し、「Riverbed SteelCentral」「Riverbed SteelCentral」「Riverbed SteelHead」の長期的なビジネス価値を改善するという。同サービスでは、同社のソリューションで実現した重要業績評価指標(KPI)の改善と業績目標を関連付けて、ビジネス価値の容易な測定を実現し、ベスト・プラクティスに基づく業務プロセスでのソリューションの有効活用を促進するとのこと。最適化保証サービスは、ユーザー企業のSteelHead環境を評価し、クリティカルなアプリケーションのパフォーマンスを最大限に高める改善策を提案するもの。同サービスでは、ベスト・プラクティスに基づくトラブル・シューティングと変更管理のガイドラインも提供し、アプリケーションやネットワークが進化を遂げても、ユーザー企業は自信を持ってSteelHeadソリューションを利用できるとしている。アプリケーション分析/診断サービスでは、SteelCentralのパフォーマンス管理ソリューションにリバーベッドプロフェッショナルサービスのコンサルタントのスキルや専門知識を組み合わせて、自社運用やSaaS、クラウドの各種アプリケーションのパフォーマンスを継続的に改善できるという。同サービスは、基準値に基づく現在のパフォーマンスの評価、深刻化する前に問題を切り分けて修正するトラブル・シューティングと原因分析、問題の発生を事前に防止するパフォーマンスの傾向分析を含み、SteelCentralを既に利用中または今後の利用が見込まれる企業のいずれにも有用とのこと。
2015年07月16日ヴァイナスは、クラウドHPC サーバや社内サーバ環境に対応する、ハイブリッドクラウド運用支援システム「CCNV (シーシーエヌブイ:Cloud Computing NaVigation system)」の最新バージョンである「CCNV V2」を7月13日より提供開始すると発表した。CCNVは、設計担当者がクラウドHPC サーバや社内サーバにアクセスし、ファイルの転送やジョブの実行・管理などを操作できるソフトウェア。CCNVの製品構成は、ファイル転送やサーバー上のファイルの直接編集などを備えた基本機能版「CCNV-Basic」と、ジョブの投入・実行状況確認・収束グラフモニターやサーバ料金試算といった便利な機能が利用できる上位版「CCNV-Basic Plus」の2エディション。さらにCCNV-Basic Plusには、動的な通信帯域制御を備えた高速ファイル転送機能「C3」や計算結果データの圧縮転送機能「Comp」といった有償オプションがある。今回の新バージョンでは、大規模計算結果データを不可逆圧縮し転送時間を短縮する新オプション「Comp」を追加。現時点での対応ソルバーはOpenFOAMの強化版Helyx-SAS、およびFrontFlow/blueで、今後流体解析ならびに構造解析の各種商用ソルバーに順次対応する予定だという。また、基本機能版CCNV-Basicを無償化CCNVの普及促進のため、V2より基本機能版CCNV-Basicを無償化した。価格はCCNV-Basic Plusが42万円、Compオプションがソルバーごとに28万円、C3オプションが80万円(いずれも年間ライセンス、税別)。
2015年07月10日Texas Instruments(TI)は7月8日(米国時間)、ハイブリッド自動車の総合的なシステム性能を向上させる車載グレード 120Vハーフブリッジ・ゲート・ドライバ「UCC27201A-Q1」を発表した。同製品は、15nsの伝搬遅延時間と7nsの立上がり/下がり時間を実現しており、システムに高い周波数で高効率のスイッチング動作を提供する。また、1nsの遅延一致特性が、電源を短絡や故障から保護するほか、複数の電力レベルの、あらゆるMOSFETを使用することが可能となっている。なお、同製品はすでに8ピンPowerPad付SOパッケージで提供を開始しており、価格は1000個受注時の単価(参考価格)は1.62ドルとしている。
2015年07月10日レ・アールに位置する商業取引所を会場に、新コレクションを発表した阿部千登勢によるsacai(サカイ)。テーマは『ハイブリッド・マッシュ・アップ』。ディスコやハウスクラシックのサンプリングを矢継ぎ早に繋いだBGMが流れる中登場したのは、様々な国、時代、素材、性別などをミックスしたという、境界線を感じさせないアイテム群。チェックのスーツにはレイやシュシュのようなネックレスを合わせ、ペルーの織物を思わせるモチーフのパンツには、ミリタリーテイストのブルゾンをコーディネイト。シューズは「エンダースキーマ」とのコラボレーション。70~80年代、マンハッタンにあった伝説的なクラブ、「パラダイス・ガレージ」のロゴ入りTシャツも登場。当時のメインDJだったラリー・レヴァンは、ニューウェーヴ、ロック、ポップ、ヒップホップ、ディスコなど、様々なジャンルの音楽をミックスして多人種の客達を熱狂させ、正にハイブリッドなクラブとして名を馳せていた。そんな自由な空気感をコレクションにも反映させ、カオティックだがサカイらしい美しいレイヤードスタイルを見せた。ちなみに「パラダイス・ガレージ」のロゴ入りTシャツの売り上げの一部は、GMHC(Gay Men’s Health Crisis)に寄付される。
2015年07月05日富士電機は6月29日、SiCパワー半導体ハイブリッドモジュール製品のラインアップを拡充したと発表した。今回、製品拡充がなされたのは、SiC素子を使用したショットキーバリアダイオード(SBD)とSi素子を使用したIGBTで構成されるハイブリッドモジュール。今回の取り組みにより、定格電圧は600V/1200V/1700Vとなり、さまざまな産業機器などに適用可能となった。また性能面としても、インバータとしては従来機種比で約30%のデバイストータル損失の低減を実現しているほか、1700V品では従来のSiデバイス比で最大1.5倍の高出力かを実現。周辺部品の小型化なども可能となるため、設備の省スペース化なども実現できるようになるとしている。なお同社では、これらのSiCハイブリッドモジュールの売り上げについて、2018年度で30億円としている。
2015年06月30日富士重工業は6月19日、ハイブリッドシステムを搭載したインプレッサSPORT HYBRIDを7月10日に発売すると発表した。インプレッサ SPORT HYBRIDは、独自のAWDハイブリッドシステムを採用。ハイブリッドシステム用バッテリーのエネルギーマネジメントを見直すことで、高速領域における回生エネルギーの活用を可能としたほか、トランスミッションにハイブリッド用の駆動モーターを一体化した専用リニアトロニックを採用することなどによって燃費性の向上を図り、JC08モード燃費値で20.4km/lの燃費性能を達成した。また、重心バランスに優れたハイブリッドシステムの搭載に加え、フリクションを抑えて初期応答性を高めたダンパーの採用や足回りセッティングを最適化することで、軽快でスポーティな走りの愉しさと上質な乗り心地を追求した。さらに、アイサイト(ver.2)が全車標準装備となっており、ハイブリッドシステムとアイサイトの協調制御による「ECOクルーズコントロール」によって実用燃費の向上が期待できる。エクステリアはHYBRIDグレード専用のワイド&ローを強調したフロントマスク、新採用の大径タイヤや専用サイドシルスポイラーにより抑揚のあるダイナミックなサイドビューを実現した。リヤ周りには、空力性能を向上させるルーフエンドスポイラーを採用したほか、リヤコンビランプにLEDランプを採用し、ハイブリッドらしい機能性と先進性を感じさせるデザインとなった。インテリアはハイブリッド専用のブルー加飾のアクセントを加え、ピアノブラック調パネル、金属調加飾と組み合わせることで、先進性と上質感を表現。また、上級グレードではシルバーウルトラスエードやブルーステッチを採用し、より上質で洗練された空間を目指したほか、運転席/助手席パワーシートをはじめとする人気の上級装備が採用されている。グレード別の価格は「HYBRID 2.0i EyeSight」が250万5600円、「HYBRID 2.0i-S EyeSight」が263万5200円となっている。
2015年06月19日富士通は6月11日、ハイブリッドクラウドに最適なネットワーク環境を実現するSDNコントローラ「FUJITSUNetworkVELCOUN-X」を販売開始すると発表した。「VELCOUN-X」は、Linuxサーバ上で動作するソフトウェア。仮想化基盤と物理ネットワークなどの非仮想化基盤を含むシステム全体のネットワーク環境の可視化により運用・管理を効率化し、設定変更にかかる時間を従来より90%削減するという。スイッチ、ファイアウォール、ロードバランサなどのネットワーク機器を制御・管理し、企業内の物理ネットワークと仮想ネットワークの設定および追加・変更を一括で実行可能な機能を提供する。同製品は専用機器が不要のため、既存ネットワークへのアドオンにより簡単に利用を開始できるほか、障害が発生してもネットワーク機器に影響を与えることなく業務を継続可能。あわせて、既存の「FUJITSU Managed Infrastructure Service ネットワーク-LCMサービス」に、SDN対応ネットワークの導入から運用までのサポートを強化した、SDNのインテグレーションサービスを追加し、提供開始することも発表された。今年度中に提供を予定している、広域ネットワークのマネージドサービスやマルチクラウドに対応した接続サービスと合わせて提供し、より高度なSDN技術の導入を支援していく。価格は、「VELCOUN-X」が30万円から(最小構成価格・税別)、「FUJITSU Managed Infrastructure Service ネットワーク-LCMサービス」は個別見積りとなっている。
2015年06月12日トランスコスモスとアドバンスト・メディアは5月25日、「ハイブリッド多言語コンタクトセンターサービス」の提供を開始した。同サービスは、スマートフォンアプリ・バーチャルオペレーター・コンタクトセンターといった3段階で、多言語での問い合わせに対応するもの。よくある問い合わせはスマートフォンアプリを利用し、対応が必要な問い合わせにはバーチャルオペレーターを用いるほか、これらの方法で解決できない場合には、コンタクトセンターのオペレーターにつなぐことで、顧客からの問い合わせに対し確実な対応を実現する。また、同サービスでは、アドバンスト・メディアがスマートフォンアプリとバーチャルオペレーターの開発・運用を行い、トランスコスモスがコンタクトセンターの運用を実施。バーチャルオペレーターのチューニングについては、両社で行っていく。対応する言語は、日本語と英語の2言語で、中国語や韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、タガログ語などニーズに応じて順次拡大する予定だ。なお、両社によると、大部分の問い合わせにバーチャルオペレーターで対応することで、呼量の増減にも柔軟に対応。知識データのチューニングを技術面・運用面から行うことで、継続的なサービス品質の維持・向上も行っていくという。両社は、外国人利用の増加が見込まれる2020年に向け、通信業界や観光業界へサービスを拡大し、2018年度までに20社の導入を目指す。
2015年05月25日トヨタ自動車は12日、ハイブリッドセダン「カムリ」に、特別仕様車「ハイブリッド"Gパッケージ・PREMIUM BLACK"」を設定するとともに、ベース車に一部改良を施して発売した。ハイブリッド"Gパッケージ・PREMIUM BLACK"は、「ハイブリッド」グレードをベースに"G パッケージ"の装備に加え、LEDのヘッドランプやフロントフォグランプ、スーパークロムメタリック塗装を施した17インチアルミホイールを特別装備。内装では、ファブリック&合成皮革コンビネーションの専用シート表皮、ソフトレザードアトリムオーナメントを採用したほか、インストルメントパネルや本革巻き3本スポークステアリングホイールなどに木目調(ダークブラウン)加飾を施し、高級感を演出している。カムリ特別仕様車 ハイブリッド"Gパッケージ・PREMIUM BLACK"の価格は、357万7,745円(税込)。また、ベース車においても一部装備の見直しを実施した。カムリの価格は、320万7,600円~401万4,655円(いずれも税込)。
2015年05月12日シマンテックは4月10日、バックアップ/リカバリソリューションの最新版「Backup Exec 15」の提供を開始した。最新版の特徴は、ハイブリッドクラウド環境への対応。その一環として、VMwareのサポートをさらに拡充し、サーバー仮想プラットフォームの「vSphere 6」との統合を図った。具体的には、中小企業向けの仮想化作成ソフト「VMware ESXi 6.0」、サーバー管理ソフト「VMware vCenter 6.0」、 ソフトウェアデファインドストレージ「VSAN(VMware Virtual SAN)」「VVOL(VMware Virtual Volume)」、インフラストラクチャ アプライアンス「VMware EVO:RAIL」のサポートを行う。また、2TBを超えるボリュームやGPTディスクを使用した大容量仮想マシンでのGRTサポート、SANリストアのサポート、SATAディスクの高度なサポート、vSphere 6.0のセキュリティ証明書管理のサポートを実施する。ほかに、「AWS Storage Gatewayクラウドサービス」との統合が可能となった。これにより、「Backup Exec」の既存ジョブや新規ジョブをStorage Gateway経由で Amazon クラウドストレージにシームレスに移行できるようになる。自動化、柔軟性、従量課金制をBackup Execからそのまま利用でき、「新製品の導入やアーキテクチャの変更に時間やリソースを費やす必要がなくなる」としている。そのほか、テラバイト単位のライセンス体系「Backup Exec Capacity Edition Lite」を提供する。ライセンスは「VMware、Hyper-V」「Windows Server」などに対応する。なお、データ重複排除などBackup Execの機能をすべて利用できるフルバージョンの「Backup Exec Capacity Edition」のテラバイト単位のライセンス体系と同じになる。参考価格は、「Backup Exec Capacity Edition Lite 1TB」が40万7100円(税別、1年間の保守サービス付き)。
2015年04月13日本田技研工業(ホンダ)は17日、6人乗りの新型ハイブリッド乗用車として2月13日に発売した「ジェイド」の受注状況を発表した。それによると、累計受注台数は3月16日現在で5,000台(タイプ別構成比「HYBRID X」93%、「HYBRID」7%)を超え、好調に推移している。なお、国内販売計画台数は月に3,000台。ジェイドは、1.5L直噴DOHC i-VTECエンジンに高出力モーターを内蔵した7速DCTと、リチウムイオンバッテリー内蔵のIPUを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」を採用した新型ハイブリッド乗用車。セダン並みの低全高に、ミニバンクラスの居住性とユーティリティーを特徴としている。ジェイドの購入ポイントとして同社は、「多くの立体駐車場に対応する低全高とスタイリッシュな外観デザイン」「Vスライドキャプテンシートによるゆとりのある室内空間と上質なインテリア」「上質な乗り心地と高い静粛性」「ホンダ初の乗用ハイブリッドミニバン」「乗用ミニバンクラストップレベルとなる25.0km/L(JC08モード)の優れた燃費性能」「先進の安全運転支援システム『Honda SENSING(ホンダ センシング)』」を挙げている。
2015年03月17日ジミー チュウ(JIMMY CHOO)の15SS新作「モーション(MOTION)」(9万4,000円)は、サンダルとスニーカーを掛け合わせたハイブリッドジューズ。爽やかな夏を思い起こさせるホワイトカラーをベースに、ソール部分にはブラックのメッシュを施しスポーティーテイストに。側面でさりげなく輝くゴールドのカシメがチャームポイントとなる。ナッパレザー仕立てによる構築的なフォルムとは裏腹に、非常に軽量化された作りで足取りも軽やか。また、バックのアンクル部分にはクッションを設けソフトな履き心地を実現した。サイズは34から38にて展開。発売は3月中旬を予定している。<問い合わせ先>ジミー チュウTEL:03-5413-1150
2015年03月05日ヴイエムウェアは2月3日、仮想化されたコンピューティング/ネットワーク/ストレージで構成されるハイブリッドクラウドを実現する新たな製品およびサービスを発表した。ストラテジックアライアンス本部長の名倉丈雄氏は、「現在、ユーザーが必要としてるものはOne Cloud,、Any Application。つまり、すべてのアプリケーションがどこに持っていっても動くことが求められている。これを実現するのが、インフラストラクチャを提供している側のミッション」と、同社が目指している方向性を説明した。同社は、仮想化されたコンピューティング、ネットワーク、ストレージから構成される「Software-Defined Data Center」、プライベートクラウドとvCloud Airで実現するハイブリッドクラウドを基盤として、「One Cloud,Any Application」を実現する。「One Cloud,、Any Application」の実現に向けて、「単一のプラットフォーム」「あらゆるアプリケーションをあらゆる場所で利用」「オープンな管理」の3つの柱が据えられている。今回、「単一のプラットフォーム」を実現する製品とサービスとして、ハイブリッドクラウドの基盤となる「VMware vSphere 6」、ハイパーバイザー統合型ストレージの最新版「VMware Virtual SAN 6」、ストレージに仮想マシンをネイティブに認識させることができる「VMware vSphere Virtual Volumes」、VMware NSXを活用したVMware vCloud Airハイブリッド ネットワーキング サービスが発表された。これらは2015年第1四半期に提供が開始される予定。同氏は、これらの製品とサービスによって、「これまで作れそうで作れなかった真のハイブリッドクラウドが構築できるようになる」と語った。VMware vCloud Airハイブリッド ネットワーキング サービスにより、ゲートウェイ・アプライアンスを通じて、パブリッククラウドであるVMware vCloud AirとVMware vSphereによって構築されたプライベートクラウドを単一かつ安全なネットワークで相互接続できるようになる。また、プライベートクラウドとvCloud Airに展開されている数百の仮想ネットワークを単一のWAN接続で維持することも可能になる。「あらゆるアプリケーションをあらゆる場所で利用」は「vSphere 6」「Virtual SAN 6」「クラウドネーティブのアプリケーション」で実現し、「オープンな管理」は「OpenStackとの統合」「Virtual Volumes」「vCloud Suite 6」で実現する。OpenStackについては、同日、OpenStackのコンポーネントをパッケージ化してテストまで行ったディストリビューション「VMware Integrated OpenStack」の提供を発表している。
2015年02月04日WiseTechは、TTPOD社のハイブリッドイヤホン「TTPOD T2」を2月4日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は19,000円前後(税込)。2014年12月16日の発表当初、発売日や価格は未定となっていた。TTPOD T2は、BA(バランスド・アーマチュア)型ドライバー×2本とダイナミック型ドライバー×1本を使用したハイブリッドタイプのイヤホン。BA型ドライバーは高音用に「ED-28689」、中音用に「TA-7801」を採用している。低音用のダイナミック型ドライバーの口径は10mm。ED-28689は、Etymotic Research社の「ER-4」シリーズなどにも使用される定評のあるドライバーで、TA-7801はTTPODが独自開発したドライバーだ。セミオープン型の構造を採用しており、再生周波数帯域は8Hz~26kHz。インピーダンスは30Ωとなっている。ケーブル長は1.25mで、プラグはストレートタイプのφ3.5mmステレオミニ。カラーはブルー/グレー、グリーン/グレー、パープル/グレー、レッド/グレーの全4色だ。
2015年01月30日SCSKは「クラウド」という言葉がまだなかった2004年 から、VMwareのテクノロジーをベースとしたハイブリッドクラウド「USiZE (ユーサイズ)」を展開しており、今やその利用顧客数は340社以上、VM(仮想マシン)数は9,000を超えている。ビジネスのクラウド化が進展し、より深いサービスが求められるようになってくる中、VMwareのテクノロジーはSCSKの今後のクラウド戦略において重要な役割を担っている。○クラウド活用が成熟する一方で課題も浮き彫りにクラウドの活用は一時期のブームから、顧客の成熟度も向上した現在、オンプレミスとクラウドの使い分けを検討する実用期に入った。つまり、まずは共有型クラウドを検討する「クラウドファースト」の流れも継続している一方、クラウドの活用により、いかに効果を上げるか、実運用における課題も浮き彫りになってきている。クラウドの活用は経営資源の効率化、外部環境の変化に柔軟に対応できる内部環境の構築、事業継続性の強化などが期待されており、特に大規模な導入にあたってはトップダウンで決まることが多い。しかしパブリッククラウドを導入している企業の現場では、サポート体制や障害時対応などへの不安から、SCSKなどのシステムインテグレーターにサポートを依頼することも増えているという。SCSKの基盤インテグレーション事業本部 クラウドインテグレーション部 クラウド基盤サービス課長である白川正人氏は、「そうした不安から結果的にパブリッククラウドを活用する最大のメリットであるコスト効果が得られなくなっています」と話す。そこでそうしたサポートを得つつ、コスト効率の最大化を可能にするのが同社のハイブリッドクラウド「USiZE(ユーサイズ)」である。USiZEはリソースの利用量に応じて従量課金するインフラ基盤サービスだ。システムインテグレーターであるSCSKの強みを活かし、アセスメントを通じて顧客システムの現状を可視化した上で、システムの適性に応じて最適なモデルを提案するという。具体的には、ITリソースと運用を完全カスタマイズ型で提供する「プライベートモデル」、VMwareの仮想化技術をベースに品質とコストのバランスを最適化できる「シェアードモデル」 、パートナーのグローバルクラウドに付加価値をつけて提供する「パブリッククラウドモデル」 の3つのサービスモデルで構成される。なかでも、主力は標準で運用監視が組み込まれているシェアードモデルだ。シェアードモデルの特長を、白川氏は「マネージドサービス型による高い品質とセルフサービス型のコストメリットのバランスを最適化できることです。VMwareの仮想化技術をベースとしているので、既存のシステムを改修することなく、そのまま移行することができるのも特長の1つです」と話す。○2004年サービス開始以降、基幹系を中心とした稼動実績を蓄積「クラウド」という言葉がまだ存在していなかった2004年からSCSKがVMwareのテクノロジーを活用して展開してきたUSiZE。当時は“ユーティリティコンピューティングサービス”と呼ばれていた。従量制でコンピューティングノードを提供するサービスとしては、日本で最も長い歴史を持つクラウドサービスの1つである。SCSKの強みについて、同社基盤インテグレーション事業本部 クラウドインテグレーション部 クラウド企画課長の菅原俊夫氏は「オンプレミスからクラウドへの移行に対し、数多くの経験と実績があり、膨大なスキルとノウハウを蓄積していることです」と話す。その言葉の通り、現在、USiZEを利用する顧客数は340社以上、VM数は9,000を超えている。菅原氏は「オープンソースとして公開したマルチクラウドコントローラであるPrimeCloud Controller を利用することで、インフラだけでなく、ミドルウェアやアプリケーションなどの運用監視、自動プロビジョニングもできるのが、キャリア系クラウドサービスとの差別化ポイントです」と語る。「USiZE」の具体的な導入事例を見てみよう。カーエレクトロニクスメーカーであるパイオニアは、オンプレミスで運用していたミッションクリティカルな基幹システムであるSAPの基盤にUSiZEのシェアードモデルを採用している。基幹システムを運用する上で、プライベートクラウドのサービス品質とマルチテナントでのコストパフォーマンスをバランスよく兼ね備えている点が採用の決め手となったという。オンプレミスのSAP環境をクラウドに移行すると共に、5.5カ月という短期間でVMware vSphereベースのサービス利用型仮想化基盤にSAPを中国に導入した結果、SAPの維持運用費用を50%削減、アドオンプログラムの処理時間を大幅短縮、99.99%以上の可用性を実現した。また、基幹システムであるERPがクラウド上で運用されるようになった結果、万一、災害が発生した際も可能な限り復旧時間を早められ、事業継続性がより強化されるようになったという。インフラとアプリケーションのワンストップサポートの品質や、営業・サポート担当の顔が見える対応といった、SCSKならではのサービスに対するお客様からの評価も高い。白川氏は「ERPも稼働できるVMware vSphereの高可用性、高信頼性を基盤としていることが、USiZEの強みです。逆に、基幹システムにも耐えられる仮想化技術であることがVMware vSphereを選定した最大の理由です。これにより、金融業界などシステムの安定性・セキュリティを求めるお客様のニーズにも応えることができ、多くのお客様にご満足していただいています。また製品の成熟度はもちろん、万全のサポート体制、オンプレミスからクラウドへの移行の親和性なども高く評価しています」と話す。○VMware vCloud Airでより一層の価値を提供VMwareが2014年11月より新たに提供を開始したパブリッククラウド「VMware vCloud Air」への期待を菅原氏は、「VMwareの仮想化技術を活用しているので、USiZEとの高い親和性が期待でき、新たな選択肢が増えることで、これまで以上の価値をお客様に提供できます」と話す。さらにUSiZEの今後の取り組みについて、白川氏は「オンプレミスをクラウドに移行する場合、インフラだけでなくアプリケーションの移行が重要です。移行作業を無停止かつ自動化できれば、移行期間を間違いなく短縮できます。そうした点においてはVMware NSXによるネットワーク仮想化の領域に大いに期待しています」と語る。
2015年01月30日トヨタ自動車は、SiCパワー半導体(SiCはシリコンと炭素の化合物)の実用化に向けた取り組みの一環として、ハイブリッド車などのモーター駆動力を制御するパワーコントロールユニット(PCU)に同素材を搭載した「カムリ(ハイブリッド車)」の試作車を開発し、2月初めより約1年間、豊田市を中心に公道での走行試験を行うと発表した。PCUは、ハイブリッド車などの電力利用において重要な役割を担っているが、使用されているパワー半導体の電力損失は車両全体の約20%を占めており、パワー半導体に電流を流す時の抵抗を低減する高効率化が燃費向上に不可欠となっている。今回開発したカムリ試作車は、PCU内の昇圧コンバーターおよびモーター制御用インバーターに、トヨタ、デンソー、豊田中央研究所が共同で開発したSiCパワー半導体(トランジスタ、ダイオード)を搭載。公道走行試験で、走行速度や走行パターン(高速走行、市街地走行、渋滞等)、外気温など様々な走行条件ごとに、PCU内の電流・電圧などのデータを取得し、現状のシリコン半導体と比べて新素材であるSiCパワー半導体搭載による燃費向上効果を検証する。
2015年01月29日大日本印刷とトゥ・ディファクトは27日、ハイブリッド書店サービス「honto」にて会員向けの中古買取サービスを開始した。同サービスでは、honto会員は自宅にいながら中古本、CD、DVD、ゲームを売ることができる。hontoサイトで買取サービスを申込むと、箱詰め作業をした中古品を運送会社が無料で集荷し、査定を経て買取が成立する。「査定結果を確認してから承認コース」と「おまかせ承認コース(スピード査定)」の2コースを用意。このうち「査定結果を確認してから承認コース」では、査定結果のメールを確認した後で、買取の承認またはキャンセルを選択できる。支払いは、現金とhontoポイントのいずれかを選ぶことが可能。現金選択時は、現金が振り込まれるとともに買取価格の1%分に相当するhontoポイントが付与される。hontoポイント選択時は、買取価格相当のポイントに加えて買取額の10%に相当するhontoポイントが付与される。申込みや買取などの履歴は、hontoマイメニューで確認が行える。なお同サービスは、ブックオフオンラインが展開している宅配買取サービス「宅本便」と連携しており、集荷、買取作業はブックオフオンラインが行う。
2015年01月27日EMCジャパンは12月17日、企業のハイブリッドクラウド環境構築をサポートする「EMC Enterprise Hybrid Cloudソリューション(EHCソリューション)」の提供を開始した。EHCは、企業が新たなビジネスモデルやサービスを迅速に開発、提供するためのクラウド環境を利用するために、適切な技術の選択や人材の育成などの様々な課題を解決していくためのソリューション。プライベート、パブリック両方のクラウドサービスを柔軟に利用することができる選択肢を企業に提供する。最適な選択肢を提供するため、組み合わせをあらかじめ定義した「セルフサービステンプレート」や迅速な構築をサポートするための「ワークフロー」を提供。これにより、クラウド環境導入の俊敏性を確保する。同社によれば、EHCを利用すればハイブリッドクラウド環境を4週間で導入可能だという。EMCジャパン 執行役員システムズ エンジニアリング本部長 飯塚力哉氏はEHCについて、「企業は新しいビジネスモデルをいかに早く立ち上げるかに課題をもっており、それには新しいIT環境を早く立ち上げ、ITリソースをいかに効率的に利用するかが重要なポイントなっている。すなわちアジリティ(俊敏正)が重要だ。クラウドはパブリックもプライベートも年々成長しているが、ITリソースを最適化するには、仮想化を追求していくのがあるべき姿だ。そのためには、クラウドを適材適所、あるいはいかにプライベートクラウドをパブリッククラウドに融合させていくかが重要なテーマになる。一方、クラウドへの移行への課題として、ITリソースのサイジングが難しい、運用のプロセスが難しい、他システムとの連携、セキュリティ担保が課題になっており、企業はそれに対応するために必要な技術者の育成やナレッジの蓄積に課題を抱えている。それを解決するのが『EMC Enterprise Hybrid Cloud(EHC)』だ。 EHCの一番のポイントは短期間でクラウドを導入できることだ。」と説明した。「EMC Enterprise Hybrid Cloud」は、ハード、ソフト、サービスの組み合わせで提供される。ハードウェアはEMCのストレージ、シスコのネットワークおよびサーバ、VMwareの仮想化環境を組み合わせたVCEのVBLOCKを利用。来年にはEMC VSPEXや他社製品の利用も可能にする。これらはテスト・検証されたエンジニアリングソリューションで、統合されたインフラとして提供。出荷時に構成・設定が行われる。サービスとしては、新技術の評価支援、実機検証、導入構成の確定を支援する「EHCアーキテクチャ&デザインサービス」、詳細設計やインストールテスト、既存環境からの移行を支援する「EHCインプリメンテーションサービス」、最適なクラウド運営設計や継続的な改善提案する「EHCオプティマイゼーションサービス」、運用定着化支援などを行う「EHCオペレーションサービス」などのほか、エデュケーションサービス(今後提供)やEMCカスタマーサービスの単一窓口によるサポートを提供する。12月17日に提供されたのは、EMCやVMwareの製品を中心に構成された「SDDC Editon」だが、2015年には、Windows Server Hyper-VインフラストラクチャをMicrosoft Azureと簡単に統合できる「Microsoft Editon」のほか、OpenStackテクノロジーを基盤に構築した「OpenStack Editon」も提供される予定だ。なお、価格は個別見積もり。
2014年12月18日ライオン事務機は15日、新開発の手動ハンドルに電動アシスト機能を搭載したハイブリッド式断裁機「PC-A3HB」を発表した。2015年1月13日から発売する。価格は298,000円(税別)。刃が駆動する電動操作と、ハンドル操作による手動操作で用紙を切る裁断機。刃が小刻みに左右に動いて裁断するため、手動式裁断機のように力をこめて押し込む必要がない。断裁テーブルは分割可能で、B4横・B5縦までの断裁サイズであれば、補助テーブルを外すことで設置スペースを節約して作業できる。手動で動かすハンドルは安全ロックを解除しないと操作できなくなっており、排紙テーブル側には透明樹脂製の安全カバーを設置。カバーを閉じないと刃が作動しないなど、安全にも配慮されている。裁断できる用紙は、PPC用紙 / 再生紙 / 藁半紙などで、裁断時間の目安はPPC用紙200枚の場合約27秒、300枚で約40秒。断裁幅は最大で430mm(A3判長辺サイズ)、最小で50mm。断裁能力はPPC用紙300枚。本体サイズはW650×D590×H290mm、重量は19kg。
2014年12月15日本田技研工業は1日、新型ハイブリッドセダン「グレイス(GRACE)」を発売した。グレイスは、5ナンバーサイズのコンパクトなボディーながら、アッパーミドルセダンに迫る広い室内空間を実現したハイブリッドセダン。ロングホイールベースに加えてリアシートの位置を最大限後方に配置することで、「アコード ハイブリッド」にも匹敵するリア席足元のスペースを確保し、430L(FF車)の容量を持つ広いトランクルームはトランクスルーも可能となっている。1.5LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジンに高出力モーターを内蔵した7速DCTと、リチウムイオンバッテリー内蔵のIPUを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」を採用し、ハイブリッドセダントップクラスの低燃費34.4km/Lを実現。ビスカスカップリング式を採用した4WD車も設定されている。エクステリアは、伝統的なセダンスタイルの中にクーペのような流麗なフォルムを融合し、プラチナメッキ仕上げのフロントグリルと先進感やワイド感を強調した「ソリッド・ウイング・フェイス」を採用。LEDリアコンビネーションランプとリアライセンスガーニッシュを繋げることで、堂々とした車格感のあるデザインとした。そのほか、細部にわたり上質感を感じさせるインテリアデザイン、上級セダン同等の作りとしたリアシート、入力分離式ダンパーマウントを採用して上質な乗り心地を実現したサスペンションなどが特徴。安心・安全性能では、「コンパティビリティー対応ボディー」と「歩行者傷害軽減ボディー」を採用し、「VSA(車両挙動安定化制御システム)」「ヒルスタートアシスト機能」「エマージェンシーストップシグナル」といったアクティブセーフティー技術を全タイプに標準装備。「シティブレーキアクティブシステム」「サイドカーテンエアバッグシステム」「前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)」をセットにした「あんしんパッケージ」をタイプ別にオプション設定している。グレイスの価格は、195万円~240万9,800円(いずれも税込)。
2014年12月01日メルセデス・ベンツ日本は、「Sクラス」の追加モデルとして「S 550 プラグインハイブリッド ロング」を発表した。パフォーマンスと環境性能を両立したパワートレインだけでなく、革新的テクノロジー「インテリジェントドライブ」を搭載する。同モデルは、最高出力333PSを発揮する新型3.0リットルV6ターボエンジンに、最高出力115PSの電気モーターを組み合わせて搭載。システム出力は442PSと、V8エンジン並みのハイパワーとした。走行モードは基本の「HYBRID」、極力モーターのみで走行する「E-MODE」、バッテリーの充電レベルを維持する「E-SAVE」、回生ブレーキなどにより充電を最大化する「CHARGE」が用意されている。リチウムイオンバッテリーの充電時間は、フル充電まで約4時間(AC200V電源使用時)で、マルチファンクションディスプレイにより充電完了時間の設定が可能。また、大容量リチウムイオンバッテリーを搭載しながら、トランク容量は365リットルと、輸入車プラグインハイブリッドモデル最高水準を確保した。革新的テクノロジー「インテリジェントドライブ」を搭載していることも、同モデルの大きな特徴となっている。クルマの周囲360度をカバーする複合的なセンサーシステムにより、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出。状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする「部分自動運転」を実現した。同モデルでは、「部分自動運転」技術を活用してハイブリッドシステムを進化させた。検出した周囲の状況に応じて回生の強さや作動時間を調整することで、ゼロエミッション走行の距離を極限まで伸ばす「インテリジェントプラグインハイブリッド」となる。「S 550 プラグインハイブリッド ロング」の価格は1,590万円(税込)。新車購入から3年間走行距離無制限の一般保証・メンテナンス保証と24時間ツーリングサポートを無償提供する総合保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用される。さらに、リチウムイオンバッテリーをはじめとするすべての部品に4年間の特別保証を適用し、合計7年間保証するとのこと。
2014年11月27日ダイハツ工業は17日、ハイブリッド乗用車「メビウス」にマイナーチェンジを実施して発売した。今回のマイナーチェンジでは、ワゴン車としてのアクティブ感と上質感を高めた内外装に刷新し、さらに先進装備を追加しながら購入しやすい価格設定としている。外装では、フロント / リヤのバンパー形状見直しやヘッドランプとリアコンビランプの意匠変更などを実施。内装では、内装色を落ち着きのある「ブラック」と温かみのある「グレージュ」の2色に変更したほか、ステアリングなどの加飾部をダークシルバーに変更している。また、センターメーター内にハイブリッドシステムインジケーターなどの情報を表示する、4.2インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを追加設定した。メビウスの価格は、247万9,091円~293万1,709円(いずれも税込)。
2014年11月17日ローランドは、星野楽器とのコラボレーションにより、「TAMA」ブランドのアコースティック・ドラムと電子ドラム音源システムを組み合わせたハイブリッド型ドラム・キット「Silverstar "Cocktail-JAM" Hybrid Kit」を発売すると発表した。販売開始は11月下旬。価格は税抜9万4,000円。「Silverstar "Cocktail-JAM" Hybrid Kit」は、TAMAの小型アコースティック・ドラム「Silverstar "Cocktail-JAM"」に、ローランドの電子ドラム音源「TM-2」と、演奏情報を検出するトリガー・ピックアップ「RT-10T」、「RT-10S」を組み合わせたハイブリッド型ドラム・キット。アコースティック・ドラムの音にエレクトロニック系の音色を重ねて鳴らしたり、一般的なドラム・セットには含まれないパーカッション・サウンドを追加するなどして、印象的で多彩な音色による演奏表現が可能だという。また、同梱のドラム音源「TM-2」は、SDカードに入れた好みのオーディオ・ファイル(WAV)を演奏に合わせて再生することも可能で、あらかじめ曲に合わせたフレーズや効果音などを用意しておけば、演奏と同期したさまざまな演出を行うことが可能だ。一方、TAMA「Silverstar "Cocktail-JAM"」は、通常のドラム・セットの2/3~半分以下という、限られたスペースでも設置して演奏を楽しめるコンパクトなタイプで、付属の専用バッグに収納してどこにでも持ち運ぶことが可能となっている。
2014年11月07日本田技研工業は31日、ホンダのウェブサイトにて、新型ハイブリッドセダン「グレイス(GRACE)」に関する情報を先行公開した。12月1日の発売を予定している。「グレイス」は、1モーターシステムでありながらEV発進を可能にしたハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-DCD」を搭載したコンパクトセダン。「i-DCD」は「Intelligent Dual Clutch Drive」の略となる。このハイブリッドシステムによる優れた低燃費と力強い走りに加え、コンパクトセダンの扱いやすさ、上級セダンのようなゆとりある広さや上質な室内空間を融合した新世代のコンパクトセダンに。このほど公開された「グレイス」ウェブサイトでは、プレミアム先行映像(ティザー映像)をはじめ、内外装の写真を交えた同車の魅力を紹介。「HYBRID DX」「HYBRID LX」「HYBRID EX」という3つのグレードの装備の違いなどを確認することもできる。
2014年10月31日マツダは30日、「アクセラ」のハイブリッド車に一部改良を実施し、11月20日に発売すると発表した。今回の改良では、アクセラのハイブリッド車全機種に、低速走行時の衝突被害をブレーキの自動制御で回避または軽減する「スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)」&AT誤発進抑制制御を標準装備化。ハイブリッド車の最上級機種「HYBRID-S L Package」には、夜間の前方視界確保をサポートする「ハイ・ビーム・コントロールシステム(HBC)」と、車線逸脱の危険をドライバーに警告する「車線逸脱警報システム(LDWS)」を標準装備化し、「HYBRID-S」では同装備をメーカーセットオプションとして新設している。「HYBRID-C」においては、「自動防眩ルームミラー」および「クルーズコントロール」を標準装備化とした。また、これまでハイブリッド車では選択できなかった18インチタイヤ&アルミホイールを「HYBRID-S L Package」に標準装備化、「HYBRID-S」にメーカーセットオプションとして新設。ハイブリッド車でもアクセラらしい外観デザインの躍動感を高めるとともに、操縦安定性を向上させている。アクセラのハイブリッド車の価格は、247万3,200円~281万3,400円(いずれも税込)。
2014年10月30日ネットアップは12月25日、同社が2014年10月29日に発表したハイブリッドクラウド向けサービスの「Cloud ONTAP」、「NetApp Private Storage for Cloud」、「NetApp OnCommand Cloud Manager」および、米NetAppが2014年10月29日にRiverbed Technology’sからの買収を発表した「SteelStore」に関する記者向け説明会を開催した。NetApp Private Storage for Cloud(NPS For Cloud)は、パブリッククラウドとオンプレミス上のネットアップのストレージを専用線で接続して利用するサービス。ネットアップ アライアンス営業部 クラウド・SI ビジネス推進部 シニアコンサルティング・システムエンジニアの金子浩和氏は、同機能を「最近はお客様はクラウドを第一候補に挙げるが、クラウドに出して良いデータと出せないデータがある。NPS For Cloudは、データをクラウド上に置きたくないが、クラウドのメリットを活用したいという企業のためのソリューションだ」と説明した。分析処理、バッチ処理など、ある時期だけCPUリソースを利用したいシーンで利用するとメリットが出る機能だという。NPS For Cloudは、これまではAWSとMicrosoft Azureが利用できたが、10月29日の発表では新たにIBMのSoftLayerを対象サービスに追加した。「Cloud ONTAP」は、クラウド上のストレージ上で、「clustered Data ONTAP」の機能を利用できるようにするもの。10月29日の発表では、まずAWSへの対応が発表された。これにより、Amazon EC2上で、NetAppが得意とするSnapshot、レプリケーション、仮想クローニング、重複排除・圧縮、シンプロビジョニンなどを簡単に利用することができる。 この機能は11/13にリリースされている。「NetApp OnCommand Cloud Manager」(以下、Cloud Manager)は、前述のNPS For CloudとCloud ONTAPを管理するためのツール。Windows Server 2012上で動作し、クラウドにおけるストレージの導入と設定。管理、Cloud ONTAPの作成、削除、Aggregate、Volumeの作成・削除などが行える。AWS上とオンプレミス上のどちらでも利用可能だという。こちらの機能は11/13にリリースされている。そして、SteelStoreはオンプレミス上のバックアップデータを、クラウド上でアーカイブするためのゲートウェイ。バックアップデータをSteelStoreに保存すると、圧縮および暗号化した後、スケジュールにしたがって指定したクラウド上に保存される。製品自体はアプライアンスとして提供され、ディスクも搭載するため、アーカイブデータのローカルキャッシュとしても動作する。同社によれば、テープで保管するのに比べ、保管費用、輸送料金や人件費などを節約できるという。また、リカバリする際も、テープに比べ費用や時間をかけずに行えるのがメリットだという。
2014年10月26日アイリスオーヤマは20日、「強力ハイブリッド加湿器」4モデルを発表した。日本気象協会と共同開発した「肌ナビ」機能を搭載しており、発売は10月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は適用畳数および搭載機能によって異なり、税別22,800円から税別32,800円。強力ハイブリッド加湿器は、「肌ナビ」と「温湿度ナビ」で適正な温度・湿度環境を知らせてくれる加湿器だ。「肌ナビ」は日本気象協会の定める「素肌乾燥指数」にもとづいて、室内の温度・湿度が肌に与える影響を「適正」「カサカサやや注意」「カサカサ注意」の3段階で表示。「温湿度ナビ」はウイルスが生存しやすい温度・湿度かどうかを「適正」「やや注意」「注意」の3段階でユーザーに知らせる。一般的に雑菌が繁殖しやすいといわれている超音波式と、ヒーターで加熱して除菌できるスチーム式を組み合わせたハイブリッド式を採用。さらに衛生面を配慮して抗菌銀ユニットを搭載している。また、「SPK-750Z-N」「SPK-1000Z-N」は村田製作所のマイナスイオン発生器「イオニシモR」を搭載。浮遊ウイルスやカビを抑制する効果が見込めるという。吹き出し口付近には、ミストを拡散するサーキュレーターを搭載している。これにより、部屋のすみずみまでパワフルにミストを行き渡らせることが可能になった。主な仕様と推定市場価格は以下のとおり。
2014年10月21日ヴイエムウェアは10月15日、ハイブリッド・クラウド向けに開発されたクラウド管理プラットフォームの最新版「VMware vRealize Suite 6」を発表した。これに合わせて、同社の管理製品は「vRealize」というブランドの下、統合された。マーケティング本部 シニア プロダクト マーケティング マネージャ 桂島 航氏は、クラウド管理プラットフォームは、クラウド管理プラットフォームについて「ハイブリッド・クラウドと物理環境と仮想環境が混在するヘテロジニアスなデータセンターの環境を統合して管理できる製品」と説明した。VMware vRealize Suite 6のコアコンポーネントとなるのが「VMware vRealize Operations 6.0」(旧称:VMware vCenter Operations Management Suite)で、今回、メジャーアップデートが行われた。vRealize Operations 6.0は、予測分析とポリシーベースの自動化により、物理環境・仮想環境・クラウドのインフラ全体でインテリジェントな運用管理を実現する。具体的には、アラートを表示する際、分析を行って、解決するためのアクションにつなぐ問題の原因や対処方法を表示する。例えば、アラートを表示する画面で、解決するためのアクションを実行できるボタンとともに他の解決手法も表示されるので、単一のコンソールで問題解決まで済ませることができる。こうしたアラートによって、トラブルシューティングにかかる手間とコストを低減されるというわけだ。「仮想環境をメンテナンスするのは容易ではないが、われわれはノウハウを蓄積している。それらをvRealize Operations 6.0に織り込んでいる」と桂島氏。また、同社のセキュリティに関するプラクティス「VMware Security Hardening Guides」に沿って、システムの状況を自動でチェックする機能も備えている。なお、vRealize Operations 6.0はアーキテクチャがスケールアウト型に変更されており、大規模な環境での利用も可能になり、従来バージョンと比較して8倍の拡張性が実現されたという。そのほか、VMware vRealize Suite 6には、ITサービスやアプリケーションの提供を自動化する「VMware vRealize Automation 6.2」(旧称:VMware vCloud Automation Center)、従量課金やコストの管理を実現する「VMware vRealize Business 6.0」(旧称:VMware IT Business Management Suite)、リアルタイムのログ管理機能を提供する「VMware vRealize Log Insight 2.5」(旧称:VMware vCenter Log Insight)が含まれる。同日、「VMware vRealize Suite 6」は2014年第4四半期(10~12月)から提供が開始される予定。1CPUあたりの市場想定価格は、Advancedエディションが84万4,000円、Enterpriseエディションが124万4,000円(いずれも税別)。同日、継続的インテグレーションを実現する開発者向けの新製品「VMware vRealize Code Stream」も発表された。同製品は、ソフトウェアのリリースプロセスを自動化するとともに、ステージを移行する際のガバナンスを強化する。Jenkins、Bamboo、Git、Subversionなどの継続的インテグレーションツールやソースコード管理ツールとも統合できる。vRealize Code Streamはスタンドアロンとして利用でき、市場想定価格はOSインスタンスあたり15万7,000円、CPUあたり93万8,000円(いずれも税別)。
2014年10月16日山善は、布団がなくても暖かいハイブリッド式こたつ「KDR-L975」「KDR-L135」を発売した。価格はオープンで、同社のショッピングサイト「くらしのeショップ」での販売価格はKDR-L975が21,800円で、KDR-L135が26,800円(いずれも税込)。一般的なこたつにはこたつ布団が必要だが、こたつ布団の収納場所の確保や、こたつ布団によるハウスダストの発生といった問題がある。これに対し、同社では温風ヒーターを使用した「布団レスこたつ」を販売しているが、温風ヒーターだけでは足元が寒いという声が届いていたという。ハイブリッド式こたつでは、遠赤外線を多く放射するカーボンロングヒーターを採用。こたつ布団がなくても足元まで暖まる。KDR-L975は2人用でサイズはW90×D75×H71cm、KDR-L135は4人用でサイズはW135×D80×H71cm。消費電力はKDR-L975が100~270Wで、KDR-L135が100~380W。
2014年10月09日ビー・エム・ダブリューは、フラッグシップ・モデル「7シリーズ」の特別限定車「アクティブハイブリッド7 インディビジュアル・エディション」を発売した。最高品質の素材を使用したオプションを多数装備し、最上級のインテリアを実現したモデルとなる。同限定車は、今年8月に「7シリーズ」のラインアップに追加された「アクティブハイブリッド7 エクスクルーシブ」をベースに、スペシャル・オーダー・プログラム「BMW インディビデュアル」が提供する特別オプションを多く標準装着とした。BMWにおける「最上のラグジュアリー」を実現した特別限定車といえる。「BMW インディビデュアル」は、選び抜かれた最高品質の素材のみ使用した装備と、魅力的なカラー・コンビネーションをそろえるオーダー・プログラム。インテリアは最高品質を誇る牛革のみ使用し、レザー本来のなめらかな手触りと自然な風合いを実現した「BMW インディビデュアル フル・レザー・メリノ・インテリア」に、厳選された素材と完璧な加工技術により輝きを放つ「BMW インディビデュアル インテリア・トリム」を組み合わせている。エクステリアでは、特殊な顔料が生み出す色彩の変化が特徴的な「BMW インディビデュアル ボディ・カラー・プログラム」から、オリーブ・ブラックの濃い色調の中に、微細な砂金が輝いているかのような「シトリン・ブラック」を設定。トランクリッドに刻まれた「BMW Individual」のレタリングが、外見から特別な「7シリーズ」であることを強調している。価格は1,310万円(税込)で、20台の限定販売。
2014年10月08日