日本や台湾で活躍し、現在はNHK朝ドラ「あさが来た」にも出演中の国際派俳優DEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ)が全米初進出を果たしたTVドラマ「荒野のピンカートン探偵社」が、2016年1月よりリリース、レンタル開始されることになった。本作は、実在したアメリカ“最古”の探偵社を初めて映像化した海外ドラマ。舞台は1860年代の開拓時代、米中西部カンザス州。アランとその息子ウィリアムは史上初めての“ピンカートン探偵社”を創設したばかり。アランはすべてに抜け目のないタフな男、ウィリアムはつい口より先に手が出てしまう昔かたぎの男だが、2人とも探偵としての高い技術と熱い気持ちを持ち合わせている。優秀な科学捜査官でおとり捜査の名手でもある女性探偵ケイトとともに、彼ら3人は、ブッチ・キャシディ、サンダンス・キッド、ビリー・ザ・キッド、そしてウィリアムの宿敵ジェシー・ジェームズなど、伝説的な“ならず者”たちと出会っていくこと――。西部開拓時代当時の最先端の科学捜査技術を駆使し、探偵親子と女性探偵のトリオが痛快に事件を解決していくミステリーアクションドラマとなる本作。日本生まれだが、世界で活躍している俳優ディーン・フジオカが、日本人ケンジ・ハラダ役で準レギュラー出演を果たしており、モデル出身であるマルチタレント、加賀美セイラがシーズン途中でゲスト出演していることにも注目!特に、フジオカさんは探偵社の依頼主から後に“探偵見習い”となり、彼らの仲間となっていく役柄で、本国でも「あのアジア人は誰?」と話題を呼んでいたという。日本語・英語・中国語など5か国語を操り、「あさが来た」では波瑠が演じる“あさ”に大きな影響を与える“大阪経済の父”と呼ばれた五代友厚を演じ、フジテレビ系「探偵の探偵」では主演・北川景子の同僚の探偵役に扮していたことも記憶に新しいフジオカさん。今後ブレイク間違いなしの“逆輸入”俳優の彼を、このドラマでもチェックしてみて。「荒野のピンカートン探偵社」は2016年1月13日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2015年10月20日デイン・デハーンが“永遠の青春スター”ジェームズ・ディーンを、ロバート・パティンソンが彼の死の直前を切り取った写真家を演じる最新映画『ディーン、君がいた瞬間』。本日9月30日、わずか24歳で夭逝したジェームズ・ディーンの命日に、第28回東京国際映画祭特別招待作品としても上映が決まった本作から待望の予告編映像が解禁となった。1955年、アメリカ。マグナム・フォトに所属する、野心溢れる若手写真家デニス・ストック(ロバート・パティンソン)はもっと世界を驚嘆させる写真を撮らなければと焦っていた。そんなとき、無名の新人俳優ジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)とパーティで出会った彼は、ディーンがスターになることを確信し、「LIFE」誌に掲載するための密着撮影を持ち掛ける――。ハリウッドに初めて真の“演技”をもたらし、24歳でこの世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーン。本作は、その死の直前の一番輝いていた瞬間を捉えた、「LIFE」誌の天才写真家デニス・ストックと彼との知られざる2週間の旅路を、デイン・デハーン、ロバート・パティンソンという2人の若手実力派の競演で描く。当初は、憧れのスターを演じることに抵抗があったというデイン。50年代の男性特有のたくましい体つきになるために、3か月で11キロ以上も体重を増やすといった肉体改造や、毎日約2時間かけておこなうメイクで、目の色、髪型、眉毛の1本1本、そして耳たぶにいたるまで、再現を試みた。また、ディーンの仕草や、話し方、考え方などについて、あらゆる著書やインタビューに触れ、内面的な部分に関しても徹底的に調べあげたという。予告編映像では、そんなデインのこだわり抜いた役作りで完成された、デイン版ともいうべきジェームズ・ディーンの姿が映し出されている。50年代のムードを映し出す音楽を担当するのは、『her/世界でひとつの彼女』のオーウェン・パレットだ。パティンソン演じるデニス・ストックと共に出かけた撮影旅行で、互いの才能に刺激されながら、次第に心の内を露呈していく2人。映像のラストには、「LIFE」誌に掲載され、ジェームズ・ディーンの名を一躍世に知らしめた写真が誕生する瞬間が切り取られている。なお、本作は第28回東京国際映画祭の特別招待作品となっており、10月23日(金)、24日(土)には本作のアントン・コービン監督が来日、映画祭に登壇する。いま、明らかになるディーン最後の旅と、現代の伝説的フォトグラファーが描く、2人の天才の魂のぶつかり合いを、まずはこちらから確かめてみて。『ディーン、君がいた瞬間』は12月より、シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月30日デイン・デハーンとロバート・パティンソンという2人の若き注目俳優が共演する映画『LIFE』(原題)の邦題が、『ディーン、君がいた瞬間(とき)』に決定。24歳でこの世を去った20世紀最大のスター、ジェームズ・ディーンと、その死の直前の最も輝いていた瞬間を捉えた「LIFE」誌の写真家デニス・ストックとの2週間の旅路を描いた本作は、第28回東京国際映画祭・特別招待作品としても上映が決定し、監督を務めた伝説のロック写真家、アントン・コービンの来日も決定した。1955年、アメリカ。マグナム・フォトに所属する、野心溢れる若手写真家デニス・ストック(ロバート・パティンソン)は、もっと世界を驚嘆させる写真を撮らなければと焦っていた。無名の新人俳優ジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)とパーティで出会ったストックは、彼がスターになることを確信し、「LIFE」誌に掲載するための密着撮影を持ち掛ける。ディーンを追いかけ、LA、NY、そして彼の故郷のインディアナまで旅するストック。初めは心が通じ合わなかった2人だが、次第に互いの才能に刺激されていく。そして彼らの運命だけでなく時代まで変える写真が、思わぬ形で誕生する──。ジェームズ・ディーンを演じるという危険な賭けに勝利したのは、『アメイジング・スパイダーマン2』『クロニクル』のデイン・デハーン。憧れのスターを演じることに、当初は抵抗があったというが、こだわり抜いた役作りと熱演で、「完璧」「エレガント」「彼ならではのディーンがとても魅力的」と、すでに海外メディアから絶賛を受けている。一方、スターになる前のジェームズ・ディーンの才能を見出す天才写真家のデニス・ストックには、『トワイライト』シリーズや『コズモポリス』のロバート・パティンソン。世の中に認められたいという若者の普遍的な願いを演じ、本作で実力派としての地位を決定的なものにする演技を見せる。邦題決定に併せて到着したポスタービジュアルも、2人の若者が互いの才能に導かれ、次第に孤独な魂が共鳴していく絆と、彼らの運命だけでなく時代をも変えてしまう旅を感じさせる、エモーショナルなストーリーを感じさせるものだ。監督は、「ザ・ローリング・ストーンズ」「U2」、ビョークなど名だたるアーティストに愛され、世界で最も影響力がある写真家といわれながら、ジョージ・クルーニー主演作『ラスト・ターゲット』、フィリップ・シーモア・ホフマン最期の主演作『誰よりも狙われた男』を手がけたアントン・コービン。自身も写真家として活躍するからこそ描くことのできた、デニス・ストックの視点から見たジェームズ・ディーンをリアリティたっぷりに描き、世紀のスターの死の直前、一番輝いていた瞬間を捉えている。また、製作にはアカデミー賞「作品賞」に輝いた『英国王のスピーチ』のスタッフが再集結。音楽は『her/世界にひとつの彼女』でアカデミー賞「作曲賞」ノミネートとなったオーウェン・パレットが担当し、華麗なジャズサウンドで観る者を50年代に誘う。今回、第28回東京国際映画祭に登壇するべく、10月23日(金)、24日(土)には、コービン監督が『コントロール』以来、7年ぶりに来日。現代に生きる“伝説の写真家”がとらえた、ハリウッドの未来を担う若き実力派同士の競演を楽しみにしていて。『ディーン、君がいた瞬間(とき)』は12月よりシネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月15日映画『ジュラシック・ワールド』(8月5日公開)の日本公開に合わせ、女優のブライス・ダラス・ハワード、コリン・トレボロウ監督らキャスト・スタッフが7月に来日することが19日、明らかになった。来日が決定したのは、テーマパークの最高責任者クレアを演じるブライスをはじめ、パークに訪れるグレイとザックを演じる若手俳優タイ・シンプキンスとニック・ロビンソン、そしてコリン監督、スピルバーグ作品常連プロデューサーのフランク・マーシャルの5人。ブライスは、『ターミネーター4』以来、約6年ぶりの来日で、タイとニックは初来日となる。5人は、7月13日に実施されるプレミアイベントに参加。主人公オーウェンの日本語吹き替えを担当する玉木宏やクレア役の木村佳乃、グレイ役の松岡茉優ら日本版キャストと対面を果たす予定だ。オーウェンを演じるクリス・プラットは、スケジュールの都合で来日がかなわなかったが、「今回は皆さんの元へ行けずにごめんなさい。でも『ジュラシック・ワールド』を楽しんでくれるとうれしいな! またすぐに会えますように! アリガトウ」と日本のファンに向けたメッセージが届いた。本作は大ヒットとなった『ジュラシック・パーク』シリーズの第4弾となる最新作。これまでのシリーズでは実現に至らなかった恐竜のテーマパークがオープンする。すでに6月12日に全米をはじめとした66の国や地域で公開され、全世界オープニング興収5億2,410万ドルを記録。『ハリーポッターと死の秘宝 PART2』(4億8,320万ドル)を超え、歴代オープニング全世界興行収入記録第1位に輝いた。Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment
2015年06月23日ジョージ・クルーニーが出演だけでなく、監督、共同脚本、製作を務めた『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』が日本で公開中だ。アメリカ大統領選挙を舞台に、そこに渦巻く人間の欲望や駆け引きに迫った本作を、日本の政治家はどう見ているのだろうか? そこで自民党所属の参議院議員、世耕弘成氏に話を聞いた。その他の写真『スーパー・チューズデー…』では、アメリカ大統領選挙の予備選が行われる“スーパー・チューズデー”に向けて、有力候補(クルーニー)、正義感あふれる広報官(ライアン・ゴズリング)、秘密を抱えるインターンの選挙スタッフ、ライバル候補の参謀ら様々な人物の思惑が交錯し、正義の実現と挫折、裏切りのドラマが描かれる。本作は、アメリカの民主党予備選に出馬したハワード・ディーン候補の選挙スタッフを務めていたボー・ウィリモン氏がそこで見た光景や体験を参考に描いた戯曲を基にした作品だ。自民党広報本部長代理や自民党幹事長補佐を担当してきた世耕氏は本作について「改めて政治及び、選挙というもののドロドロさを痛感しましたね」と笑顔を見せるも、ゴズリング演じる広報官については「彼は何だかんだ言って、非常にドライに見えても、実のところ候補者にすごく忠誠心を持ち、一生懸命やっているんですよね。ですから、私は彼の“忠誠心”というものには一種の共感を覚えました」と語る。本作に登場する選挙の“裏方”たちは、それぞれが野心を抱えながらも、時に協力し、候補者の当選という目標に向かって全力を尽くす。世耕氏は、選挙で戦う人間の条件について「まず、良い選挙運動をやろうと思ったら、1人が1番いいんですよ。選挙というのは、みんなでワイワイやるものではなくて、指揮系統がしっかりしていることが大事です。要するに、ピラミッド形式になっていて、その頂点に誰かがいなくてはいけないんですよね。だから、そういう意味では必要なことというのは、リーダーの言う事を聞き、ちゃんとそこで力を発揮できる人ということになりますね」と説明する。しかし、映画ではそのピラミッドが、ある事件を機に崩れ、歪み、様々な人間模様を描き出していく。本作は、実際の選挙戦を戦った裏方が脚本に関わった作品だけあり、政治の世界の“生々しさ”がしっかりと描かれている。世耕氏は「政治のことを軽薄に見て、『政治家達は、いい加減にやってるんだろうな』と思っているような人たちにこの映画を観てほしいですね。実際はこういう形で真剣勝負をし、人間性などすべてをかけた戦いをしていて、それを経た人が議員になっている。その中でまた、更に勝ち抜いていった人が総理大臣になっているんです。そういうことを理解してほしい」とコメントした。『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』公開中
2012年04月26日ジョージ・クルーニーが出演だけでなく、監督、共同脚本、製作を務めた『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』が31日(土)から日本公開されるのを前に、本作の原作と共同脚本を手がけたボー・ウィリモン氏が来日し、インタビューに応じた。その他の写真『スーパー・チューズデー…』では、アメリカ大統領選挙の予備選が行われる“スーパー・チューズデー”に向けて、有力候補(クルーニー)、正義感あふれる広報官(ゴズリング)、秘密を抱えるインターンの選挙スタッフ、ライバル候補の参謀ら様々な人物の思惑が交錯し、正義の実現と挫折、裏切りのドラマが描かれる。本作はウィリモン氏が2008年に執筆した戯曲『ファラガット・ノース』が原作。民主党予備選に出馬したハワード・ディーン候補の選挙スタッフを務めていたウィリモン氏がそこで見た光景や体験を基に描いた作品だ。しかし、クルーニー監督は本作を「政治映画とは思ってない」と公言。ウィリモン氏もその考えに首肯する。「この映画は背景がたまたま“政治の世界”というだけで、本質的には人間がもつ裏切りや野心、欲望、忠誠心を描いています。だから映画のために脚色する際もその軸からはブレないように注意しました」。物語の中心にいるのはゴズリング演じる広報官スティーヴン。彼はスピーチ原稿を書き、マスコミ対応をし、候補者のイメージ戦略まで行う敏腕スタッフで、その行動力と次々に飛び出す力強い言葉は“候補者ではなく、実は広報官が出馬しているのでは?”とさえ思うほどだ。「候補者というのは実は“ひとりの人間”ではありません。例えるならオバマというのは、何百人もの人間が関わって作り上げた“アイデア”のようなものなんです。そこには顧問がいて、参謀がいて、スタッフがいて、候補者を演出します」。本作に登場する人物たちは、表面的には“良いこと”ばかりを口にするが、実際には様々な思惑を抱えている。「政治の世界は演劇の世界に似ています。いかにして裏側を隠して“良いイメージ”を作り上げるかに腐心するわけです。でもFacebookやTwitterを見ていると、みんなが政治家になったようにも見えますね。みんなが“自分のイメージ”を作り上げる気分を知っているのかもしれません」。ちなみにウィリモン氏は本作が初の映画脚本だが、いきなり自分の書いたセリフをクルーニーやゴズリング、フィリップ・シーモア・ホフマンら名優たちが口にすることになった。「確かに脚本家とスピーチライターは似ている部分がありますね。ただ、映画の脚本はスピーチと違って、思っていることを全部書くわけではありません。あえて言わないことで会話の“行間”を読ませたり、想像力をふくらませたりします。時には本心と逆のことを言う場合もあります」。選挙の裏側を知り尽くした男が描く、普遍的な人間ドラマ。画面に映る会話の裏側に、どんな本心や狙いが渦巻いているのか想像しながら観たい作品だ。『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』3月31日(土) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
2012年03月29日ジョージ・クルーニーは現在、監督・出演作『The Ides of March』(原題)を撮影中。製作と、『グッドナイト&グッドラック』、『ヤギと男と男と壁と』などを共に手がけてきた盟友、グラント・ヘスロヴと共同で脚本も務める本作は、大統領候補の選挙事務所の若き広報担当が次第に政治の世界の闇に染まっていくドラマ。2008年にオフ・ブロードウェイで上演されたボー・ウィリモンの戯曲「Farragut North」を脚色した。理想を胸に政治の世界に足を踏み入れた主人公のスティーヴ・マイヤーズを演じるのはライアン・ゴズリング。長らくレオナルド・ディカプリオが演じると言われてきたが、実現せず、その後はクリス・パインも有力候補として挙げられていた。ジョージは大統領候補の州知事、マイク・モリスを演じる。この役は2004年の民主党大統領予備選挙に出馬したハワード・ディーン氏をモデルにしたと言われている。ライバル陣営の選挙参謀にポール・ジアマッティ、スティーヴの上司役でフィリップ・シーモア・ホフマンらが出演。ちなみにホフマン扮する上司役は当初ブラッド・ピットが候補に挙がっていたが、ブラピは現在『Cogan’s Trade』(原題)撮影中。ほかに『レスラー』のマリサ・トメイとエヴァン・レイチェル・ウッドが出演する。映画はオハイオ州、ケンタッキー州で2月から撮影中。10月14日より全米公開を予定している。(text:Yuki Tominaga)写真は『The Ides of March』の撮影中のジョージ・クルーニー、ライアン・ゴズリング、エヴァン・レイチェル・ウッド。
2011年03月16日