パラブーツ(Paraboot)とフィルメランジェ(FilMelange)のコラボレーションシューズが、2019年11月16日(土)に発売される。パラブーツ現存最古のモデル「モジーン」がベースコラボレーションシューズのベースとなるのは、パラブーツの現ラインナップで最古のモデルであるチロリアンシューズ「モジーン(MORZINE)」。メンズサイズの他、パラブーツインラインには展開の無いウィメンズサイズも展開される。アッパーにはブラックのヌバックレザーを採用。落ち着いた質感のヌバックレザーは、経年変化に伴い、より味わい深い風合いへと変化していく。甲部分にはウサギの毛で仕立てたファーをたっぷりあしらい、秋冬らしく温かな雰囲気を演出する。また、モカ部分やソール、レース、ウェルトなどにはダークブラウンを用いることで、重厚感のあるブラックに柔らかさをプラスし、より表情豊かに仕上げている。さらに、モカ部分の縫いは熟練した職⼈によるハンドステッチで仕⽴てられており、“人の手の温かみ”を感じられるのも魅力だ。パラブーツやシューケアにフォーカスしたイベントもシューズの発売を記念して、ハウスフィルメランジェにて2019年11月16日(土)・17日(日)の2日間、イベントを開催。期間中にコラボレーションシューズを購入した人には、先着でパラブーツオリジナルのシューツリーをプレゼントする。16日(土)には、映像や貴重な資料を通して、パラブーツの歴史や生産背景を紹介する。17日(日)には、シューケアにフォーカスしたワークショップ形式のコンテンツを用意。今更聞けない靴の手入れについて知ることができ、参加者にはコンパクトシューケアセットのお土産を配付する。【詳細】パラブーツ×フィルメランジェ シューズ発売日:2019年11月16日(土)価格:72,000円+税サイズ:ウィメンズ 23.0~25.0cm、メンズ 24.0~28.0cm■イベント日時:2019年11月16日(土)~11月17日(日) 11:00~20:00※期間中にコラボレーションシューズを購入するとパラブーツオリジナルのシューツリーをプレゼント。場所:ハウスフィルメランジェ住所:東京都渋谷区神宮前2-6-6秀和外苑レジデンス 1階TEL:03-6447-1107・17日(日)開催 シューケアワークショップ時間:12:00~13:30/14:00~15:30/17:00~18:30※各回定員5~6名参加費:2,500円+税※参加希望者はメールか電話で参加希望時間・人数・参加者情報(名前・電話番号・メールアドレス)を事前申込。申込は先着順につき、希望時間に沿えない場合あり。※参加者にはコンパクトシューケアセットをプレゼント。
2019年11月11日新国立劇場バレエ団がケネス・マクミラン振付『ロメオとジュリエット』を上演する。シェイクスピアの悲劇のバレエ化で、1965年の初演以来、世界中で愛されている名作だ。新国立劇場では2001年以来レパートリーに加わり、今回で5演め。押しも押されもせぬ人気演目となっている。主演3キャストのうち木村優里・井澤駿組の、舞台上での衣裳付きリハーサルに潜入した。【チケット情報はこちら】ジュリエットの木村は初役、ロメオの井澤も前回(2016年)は怪我で降板したため、共に観客には初お目見えのフレッシュなコンビとなるふたり。スラリとした容姿が実に舞台映えする。見学した3幕は、ロメオとジュリエットが初めて一夜を過ごしたあとから始まる。ロメオはその前の2幕でジュリエットの従兄ティボルトを殺害してヴェローナの町を追放となり、ジュリエットと離れなければならない。指揮者が振るタクトに合わせ、オーケストラではなくピアノがプロコフィエフの音楽を奏でるという、リハーサルならではの光景の中で展開するのは、愛と嘆きがない交ぜになった切ないパ・ド・ドゥだ。去ろうとするロメオのマントを脱がせ、別れを惜しむ木村ジュリエット。そのジュリエットを切なげに抱きしめ、抱き上げる井澤ロメオ。マクミランの振付は、演劇のように自然かつドラマティックで、ジュリエットの踊りにも両手で手を覆って嘆くなどの仕草が組み込まれるのだが、そうした動きと共に木村の悲しげな息遣いが聞こえてきて、真に迫る。別れの時が来てロメオが去ると、入れ替わりにジュリエットの両親、乳母、そして、婚約者パリスが入ってくる。意に沿わない結婚に抵抗し、懇願するジュリエットだが、両親も乳母も取りつく島がない。そのことを悟ったジュリエットがベッドの上で身じろぎせず何秒間も座り続ける場面があるのだが、彼女が覚悟を決め、結果的に悲劇へと向かう前のこの姿には、心打たれずにはいられない。教会へ出向き、ロレンス神父から仮死状態になる薬を渡されたジュリエットが自室に戻ると、再び両親やパリスが現れる。ここでパリスと踊るジュリエットは、うつろな、まるで魂の入っていない人形のよう。さらに必見なのは、薬を相手に彼女が繰り広げる、怯えや恐怖、決意の表現。木村の瑞々しい表現力が光る。こうしてドラマは、ジュリエットが死んだと思い込んだロメオの自殺、そのロメオを見たジュリエットの慟哭、そして自害まで一気に駆け抜けていく。愛し合いながらすれ違い、それでも互いを想いながら果てる恋人たちの姿を、悲しく美しく描き上げたマクミランの傑作の開幕は間もなくだ。取材・文:高橋彩子
2019年10月17日東京バレエ団が、世界的に活躍する振付家、勅使川原三郎に委嘱した『雲のなごり』を世界初演する。約2週間後に初日を控え、勅使川原によるリハーサルが公開された。この作品には、東京バレエ団から5人のダンサーたちが出演、演出助手で共演もする佐東利穂子とともに、勅使川原との創作に取り組んでいる。リハーサルの冒頭、「いま私たちは、音楽に対しての理解を、誤差のないように、ともに同じ身体言語で捉えようと稽古しています」と語った勅使川原。音楽は、武満徹の『地平線のドーリア』(1966年)と『ノスタルジア-アンドレイ・タルコフスキーの追憶に-』(1987年)、本番ではオーケストラの生演奏が実現する。その独特のサウンドがスタジオに響くと、ダンサーたちはたちまち身体を反応させる。2016年の勅使川原演出のオペラ『魔笛』に出演し、彼の世界は経験済みというダンサーもいるが、皆一様に手探りの状態でのスタート。そんな中にも時折、目を見張るほど美しい瞬間が立ち現れる。創作のプロセスは順調に進んでいるようだ。【チケット情報はこちら】リハーサル後の記者懇親会で、「このような機会をいただき、とても嬉しい。悩むことなく武満さんの音楽でいきたいと思った。『地平線のドーリア』には、独特の、直観的な、身体的な感じを受けていた」と話す勅使川原。藤原定家の歌「夕暮れはいずれの雲のなごりとてはなたちばなに風の吹くらむ」に着想し、「はじまりもおわりもないことがありうるのではないか」と、創作にのぞむ。佐東も、「武満さんの音楽を初めて聴いた瞬間、身体が衝撃を受けたことを思い出します。あらためてこの音楽を捉えなおし、向き合いたい」という。同席した東京バレエ団の斎藤友佳理芸術監督は、「東京バレエ団での新作の初演は、ノイマイヤー振付『時節の色』以来19年ぶり。創立55年でようやく日本人振付家の方に振付をお願いできることになった」と感無量の様子。ダンサーたちも、「どれだけ新しい世界に自分が入ることができるか、挑戦です」(沖香菜子)、「苦戦と模索の日々だが、作品ができる場にいられることは、ダンサーにとっていい経験」(柄本弾)、「稽古場で勅使川原さんが言われる言葉を素直に受け取り、自然と作品になっていくことを目指したい」(秋元康臣)と意欲的。勅使川原も「私が上から色を塗るのではなく、皆の中から何かを引き出すことがこの作品の第一の目的」と、彼らの可能性に賭ける。同時上演は、バランシン振付『セレナーデ』とベジャール振付『春の祭典』。勅使川原の新作とともに、趣の異なる現代の傑作がずらりと並ぶ。公演は10月26日(土)、27日(日)、東京文化会館にて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2019年10月15日ディズニープリンセスの1人“オーロラ姫”をモチーフにしたシューズやバッグが、ロンドンシューズブランド「イレギュラー・チョイス(Irregular Choice)」より登場。2019年10月8日(火)、ディズニーストア 東京ディズニーリゾート店及び公式ディズニーストア オンライン店にて発売予定。オーロラ姫を主役に!白雪姫やムーラン、アラジンなど、ディズニーの名作に登場する“プリンセス”をモチーフにした人気シリーズに、オーロラ姫が仲間入り。作品の世界観を存分に閉じ込めたブーツやパンプス、ショルダーバッグなどが展開される。シューズシリーズバラのデコレーションたっぷりのショートブーツ注目シューズは、にっこりとほほ笑むオーロラ姫を主役に、作品のシンボルである“バラ”のデコレーションをたっぷり配したショートブーツ。インパクト大な一足は、シンプルなコーディネートと組み合わせても、足元へ視線を独り占め。マレフィセントやフィリップ王子も登場またオーロラ姫と、ディズニーヴィラン・マレフィセントの顔を片方ずつ描いたパンプスや、オーロラ姫×フィリップ王子のロマンチックな刺繍をあしらったヒール付きシューズなど、作品のキャラクター達と組み合わせたデザインも登場する。バッグシリーズその他バッグシリーズには、マレフィセントの顔をモチーフにした立体的なバックパックをはじめ、お城をバックにオーロラ姫を描いたショルダーバッグやポーチなどが展開される。【詳細】イレギュラー・チョイス「ディズニープリンセス」コレクション<オーロラ姫>発売予定日:2019年10月8日(火)取扱店舗:・ディズニーストア 東京ディズニーリゾート店住所:千葉県浦安市舞浜1-4 イクスピアリ274TEL:047-304-3932・公式ディズニーストア オンライン店アイテム例:・Love Breaks All Spells(シューズ) 23,000円+税・Dark vs. Light(シューズ) 22,000円+税・Princess of Beauty(シューズ) 30,000円+税・Princess of Beauty Bag(バッグ) 27,000円+税・Princess of Beauty Pouch(ポーチ) 8,000円+税・Maleficent Bag(バッグ) 21,000円+税【問い合わせ先】ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルームTEL:03-3401-5001
2019年10月10日『アラジン』をテーマにしたシューズやバッグが、ロンドンのシューズブランド「イレギュラー・チョイス(Irregular Choice)」より登場。2019年10月8日(火)ディズニーストア 東京ディズニーリゾート店およびオンライン店にて発売予定だ。『アラジン』をバッグやシューズにディズニープリンセスをモチーフにしたイレギュラー チョイスの「ディズニーコレクション」第2弾が登場。主人公のアラジンとジャスミン王女を大きく描いたバッグやシューズには、グリーンやブルーのスパンコールを華やかに、ランプや宝石など「アラジン」らしい要素をちりばめた。魔法と宝石に満ちた砂漠の夜空を思わせるヒールもラインナップ。ぽってりとボリューム感のあるシルエットに、ゆらゆらと波打つブルーやブラックに宝石やラメが輝きを添え、きらびやかな1足に仕上げている。また、ランプの精霊・ジーニーの顔を大胆にあしらったバッグや財布も登場。ブルーをベースに、右耳のリングやひょっこり伸びた耳や髪の毛がユーモア感たっぷりだ。詳細イレギュラー・チョイス「ディズニープリンセス」コレクション 第2弾発売予定日:2019年10月8日(火)取扱店舗:・ディズニーストア 東京ディズニーリゾート店住所:千葉県浦安市舞浜1-4 イクスピアリ274TEL:047-304-3932・ディズニーストア オンライン店展開アイテム例:・A Whole New World Bag(バッグ) 18,000円+税・A Whole New World(シューズ) 22,000円+税・Arabian Nights(シューズ) 30,000円+税・You Rubbed?(シューズ) 27,000円+税・Genie Purse(財布) 7,000円+税・Genie Bag(バッグ) 26,000円+税【問い合わせ先】ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルームTEL:03-3401-5001
2019年10月10日バレエシューズブランド・クルン トウキョウ(kurun TOKYO)が、伊勢丹新宿店本館2階=婦人靴にて10月9日から15日まで、阪急うめだ本店4階 シューズギャラリーにて11月20日から26日までポップアップストアを開催する。2019年3月1日よりオンラインストア限定で発売をスタートした同ブランドのバレエシューズは、熟練した靴職人が1日約20足をハンドメイドで丁寧に作り、最上の品質と究極のフィット感を実現。108色の豊富なカラーバリエーションや優れた機能性が話題となっている。発売開始以降、驚異的な反応を見せ、4月に伊勢丹新宿店本館と阪急うめだ本店、7月に銀座三越とNEWoMan SHINJUKU、8月に渋谷ヒカリエ ShinQs、9月にタカシマヤ ゲートタワーモールと日本橋髙島屋S.C.本館にて開催した全ケ所において、靴売り場のポップアップストアで過去最大の売上高を記録した。本ポップアップでは、オンライン限定販売の製品を実際に見て試着でき、究極の軽さや履き心地を確かめる事ができる貴重な機会となる。デザインはポーリーヌ(ラウンド・トゥ)、マチルド(ポインテッド・トゥ)の2型をそれぞれ10種類の素材を使い、全108種の豊富なカラーバリエーションで展開。サイズは21.5cmから26.5cmまで、0.5cmピッチで大人から子供まで幅広い層へ対応が可能。ソールの柔軟性に加え、片足約100gの超軽量が特徴。上品な艶を放つスムースレザーを使用した「Mathilde Smooth」(1万2,800円)、綺麗な発色となめらかな手触りが特徴のスエードを使用した「Pauline Suede」(1万2,800円)、フロッキー加工を施す事で表面に立体感を出したクオリティの高い革を使用したレオパードビックプリント柄シューズ「Pauline Leopard Big Print」(1万3,800円)、ハラコ素材を用いた「Mathilde Hair Calf Dot」(1万5,800円)など、1万1,800円から1万5,800円の価格帯にて販売する。伊勢丹新宿店先行発売シューズ「Mathilde Hair Calf Dalmatian Print」Beige(1万5,800円)また、2019年秋冬のトレンドテーマ「エフォートレス・リラックス」の新色シューズも並ぶ他、伊勢丹新宿店のポップアップストアでは、近年人気が続いているダルメシアン柄ハラコシューズ「Hair calf Dalmatian print」(1万5,800円)を、ベージュ・モカ・ホワイトの3色で先行発売する。【ポップアップストア情報】kurun TOKYO POP UP STORE会期:10月9日〜10月15日会場:伊勢丹新宿店本館2階=婦人靴時間:10:00~20:00会期:11月20日〜11月26日会場:阪急うめだ本店4階 シューズギャラリー時間:10:00~20:00(金・土曜10:00〜21:00)
2019年10月07日熊川哲也率いるKバレエカンパニー『マダム・バタフライ』が開幕。プッチーニのオペラに熊川独自の目線を加えて送る新作だ。初日のもようをレポートしよう。【チケット情報はこちら】舞台上には、月岡芳年や喜多川歌麿の美人画を思わせる洋装と和装の女性が二重写しになった、オリジナルの幕。実際、和洋の対比は、この作品の大きな特徴となっている。プロローグで、目隠しをした少女の傍らでひとりの武士が短刀で自害する。この少女こそ幼き日のバタフライ。蝶々夫人の父が帝から短刀を下賜されて切腹して娘に短刀を遺し、その短刀で蝶々夫人が自害するというオペラのエピソードを発展させた場面だ。続く1幕1場の舞台は、アメリカ海軍士官学校。卒業を控えた水兵の卵達が、若々しく喜びに満ちた踊りを見せる。教官のピンカートン(堀内將平)が颯爽と登場。敬礼も織り交ぜたダンスが小気味良い。やがて、ピンカートンの恋人のケイト(小林美奈)、さらに色とりどりのドレスに身を包んだ女性達も現れ、男女の踊りの輪が広がっていく。だがピンカートンには長崎行きの辞令が下る。1幕2場は、来日したピンカートンが仲間と遊郭を訪れる場面。小部屋に入った女性達が買い手を待っている。女性達をきびきびととりまとめるスズキ(荒井祐子)。やがて花魁道中が始まった。優美に扇をひらめかせる夜の蝶達の中心にいる花魁(中村祥子)は、憂いを帯びた圧倒的な美しさだ。と、そこにバタフライ(矢内千夏)が飛び出してくる。さくらさくらのメロディで天真爛漫に踊るバタフライに、すっかり魅了されるピンカートン。道化的な斡旋人ゴロー(石橋奨也)の仲立ちで二人の”結婚”が決まり、その場は祝祭モードに。ここまでが、オペラにはない、いわば熊川が創った前日譚だ。2幕以降はオペラをベースに、クライマックスまで、息を呑むような美しく哀しい人間ドラマが展開する。バタフライとピンカートンの結婚式。矢内のバタフライからは、これまで信じてきた宗教を変える戸惑いと、アメリカ人の妻としての誠を捧げようと心を決めるいじらしさが手に取るように伝わってくる。幼馴染のヤマドリ(小林雅也)も祝福するが、バタフライの叔父ボンゾウ(遅沢佑介)はピンカートンに刀を向ける。すると、バタフライがその前に立ちはだかり、さらにあの小刀がボンゾウを止めるのだった。その後のバタフライをいたわるピンカートンとの甘やかなパ・ド・ドゥは感動的。しかしそれは束の間の愛に過ぎず、ピンカートンは帰国。洋装もすっかりさまになったバタフライは、愛の結晶である一子を育てながらその帰りを待つが、彼女を待ち受けるのは悲しい運命だったーー。バタフライが凄絶な覚悟を決めるラストシーンでの、能さながらの舞は必見。なお、この日のレッドカーペットには、三田佳子、コシノ・ジュンコ、斉藤由貴、トリンドル玲奈、デヴィ・スカルノ、瀧川鯉斗も登場。『マダム・バタフライ』世界初演という特別な日を彩った。10月10日(木)~10月14日(月・祝)まで東京文化会館大ホールにて公演。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2019年10月04日つい先日『カルミナ・ブラーナ』という大作を世に送り出したばかりの熊川哲也が、早くも次なる新作を発表する。プッチーニのオペラ『蝶々夫人』を全幕バレエ化する『マダム・バタフライ』だ。『カルミナ・ブラーナ』がBunkamura開業30周年記念公演なら、こちらはKバレエ カンパニーの20周年記念公演。本日9月27日に東京・オーチャードホールで幕を開けたあと、10月10日(木)からは東京文化会館 大ホールでも公演を行う。過去には『カルメン』でもオペラのバレエ化に挑んだ熊川。その時はオペラの物語に忠実に沿う形だったが、今回は肉付けを施すと言う。開国まもない長崎で、遊女見習いのバタフライと米兵ピンカートンが出会い、つかの間の結婚生活を送る……という骨子はそのままに、ピンカートンのアメリカ時代や、彼がバタフライを見初めた過程などを追加。アメリカのシーンではドヴォルザークの音楽も使うなど、演出・振付・台本をひとりでこなす、熊川ならではの手法で悲恋物語を描き出す。舞台美術を手がけるのは、オペラやミュージカルでも多くの実績を持つダニエル・オストリング。西洋で生まれた日本が舞台のオペラを、日本人振付家が西洋人デザイナーとともに、西洋の踊りであるバレエで表現する本作。和と洋がどのように融合するのかにも注目だ。文:町田麻子
2019年09月27日熊川哲也率いるKバレエカンパニーが、新作『マダム・バタフライ』を初演する。原作は、ジョン・ルーサー・ロングの小説に基づくプッチーニのオペラ。長崎の元芸者バタフライ(蝶々さん)がアメリカ人海兵ピンカートンの現地妻となって一子を設けるが、アメリカに帰国し本妻ケイトを伴って再び現れたピンカートンに子供を渡し、自害するという物語だ。この題材を熊川は独自のバレエとして生まれ変わらせる。公演を前に、リハーサルのもようが公開された。【チケット情報はこちら】初めに報道陣に対し、熊川が作品への思いを説明。「『マダム・バタフライ』は、米兵と日本女性とのわずか1か月の出来事を描いたピエール・ロティの小説『お菊さん』に、ルーサー・ロングがロマンを加え、美しいストーリーに仕立てたものだと言われていますが、僕は長崎へ行き、これはフィクションではなくノンフィクションだと考えるようになりました。当時の芸者の女性が笑顔も作らずアメリカ人と写っている写真を見た時、“悲しい、ではなく、信念をもって生き抜いたんだと思わないといけないんだな”“日本女性は素晴らしい”と思ったのです」そしてまず公開されたのは、バタフライ(矢内千夏)とピンカートン(堀内將平)が初夜を迎えるパ・ド・ドゥ。直前には、バタフライの改宗に怒った伯父ボンゾウが乗り込んできて、結婚式を台無しにしたところだ。哀しみや不安を湛えて正座するバタフライを、ピンカートンはいたわるように後ろからそっと抱きしめる。その優しい求愛に、バタフライの表情も徐々にほぐれていく。ピンカートンにリフトされ、ひらひらと手を羽ばたかせるバタフライ。やがて愛の喜びの中、バタフライはピンカートンに肩を抱かれ、奥へと消えていく。15歳のバタフライの可憐さと心の繊細な移ろいを、余すところなく踊る矢内。堀内演じるピンカートンの紳士ぶりも印象的だ。続いて披露されたのは、花魁道中。熊川は、ピンカートンとバタフライの出会いの場として遊郭の場面を作った。色とりどりの扇を立体的にひらめかせる女性達。その中央に立つのが、山田蘭演じる花魁だ。笑顔を見せない彼女の表情は憂いを帯び、冒頭で熊川が語った写真を思い起こさせる。女性達の艶やかな色香にすっかり当てられてしまった様子のピンカートン。ダメ押しのように、花魁は彼に流し目をするのだった。日本的な所作を学ぶため、日本舞踊や歌舞伎の映像を参考にしたという矢内はパ・ド・ドゥについて「心の中では色々な感情が渦巻いているのですが、感情をぐっとこらえることで伝えられるものもあるのではないかと思って演じています」。プッチーニの音楽を聴いて今回、余計な振りは要らないのではないかと感じたという熊川は「愛国心とはなかなか言いづらい時代ですが、この作品を観て、同じ日本人として、心を豊かにする清い水のような感覚を味わってほしいと思います」と語った。公演は、9月27日(金)~29日(日)までBunkamuraオーチャードホールにて、10月10日(木)~14日(月・祝)まで東京文化会館大ホールにて上演。チケット発売中。取材・文:高橋彩子
2019年09月19日カチム(KATIM)の2019年秋冬コレクションより、新作シューズとブーツが登場。シューズカチムの定番シューズ「リエージュ(LIEGE)」は、スタンダードなポインテッドトゥパンプス。今季は、秋冬の装いを華やかにするパープルやレオパード柄などが登場する。かかとにファーやウールをあしらった、異素材の組み合わせが楽しい「プリンシペール(PRINCIPALE)」。ふわふわとした質感が、上品なシューズに温かみのある表情を加えている。ブーツシンプルなシルエットの「シレーヌ(SIRENE)」は、シャープなつま先とパイピングが上品なアクセントに。シックなブラックやブルーグレーのほか、鮮やかにコーディネートを彩るパープルやピンクも展開する。ニーパネルとシューズを組み合わせたレイヤードスタイルが新鮮。ひざ下に紐をあしらって、カジュアルな雰囲気を醸し出している。期間限定ショップもオープン2019年9月11日(水)から9月17日(火)まで日本橋髙島屋S.C. 本館3階 シューワールドにて限定ショップをオープン。高島屋限定でマルチカラーの「リエージュ」を販売する。限定のマルチカラーモデルは、職人がハンドペイントで思いのままに着色を施したパテントレザーを使用しており、自分だけの1足を楽しめる。また、店頭には「リエージュ」や「シレーヌ」のほか、ショートブーツの「ピコ(PICO)」や「コンティ(CONTI)」などのモデルも揃える。なお、デザイナーおよびカチムスタッフ在店時には、カチムのシューズのメンテナンスおよびフィッティング調整、ハンドポリッシュサービスを行う。詳細カチム 2019-20年秋冬シーズン 新作シューズアイテム例:リエージュ 37,000円+税プリンシパル 43,000円+税シレーヌ 65,000円+税ニーパネル 44,000円+税※アイテム・カラーによって展開時期、取り扱い場所が異なる。事前の問い合わせを推奨。■期間限定ショップ会期:2019年 9月11日(水)〜9月17日(火)会場:日本橋髙島屋S.C. 本館3階 シューワールド住所:東京都中央区日本橋2-4-1TEL:03-3211-4111(代表)・デザイナー在店予定日時:9月15日(日) 13:00~17:00・中敷調整 2,800円〜+税・簡易ストレッチャーを使用した片足10分程度の簡単なストレッチ 1,200円+税・ハンドポリッシュサービス、防水スプレー吹き付け、ブラッシング いずれも無料<限定ショップ内展開アイテム例>リエージュ 日本橋髙島屋限定マルチカラー 38,500円+税スカラ 48,000円+税コンティ 73,000円+税ピコ 61,000円+税パントン 55,000円+税【問い合わせ先】カチムTEL:03-6303-4622
2019年09月14日こんにちは、保育士の中田馨です。赤ちゃんはあんよができるようになってくると、そろそろ靴が必要になってきます。赤ちゃんが初めて履くファーストシューズは、デザインも気に入ったものを選びたいですし、赤ちゃんにとって負担が少ない靴を選んであげたいですね。 保育所でも「どんな靴がいいでしょうか?」と質問されることもあります。一方、赤ちゃんが履いていて「歩きにくそうだな」と感じるものもあります。今回は保育所での経験をふまえつつ、ファーストシューズを選ぶポイントを紹介します。 ファーストシューズってどんな靴?歩き始めのころの赤ちゃんの足の骨は、ほとんど軟骨で変形しやすいといわれています。赤ちゃんの足の裏を見てみましょう。そして、大人の足と比べてみましょう。気付いたことはありませんか? そう、赤ちゃんの足の裏には土踏まずがありませんね。そして、かかとの割合が少ないのです。 このころの赤ちゃんは足の外側で着地をして、かかとを浮かせ気味にして歩いています。つまり、全身をしっかり支えることがまだ難しく不安定です。ですので、未熟な赤ちゃんの足をサポートするためにファーストシューズが必要なのです。 いつごろ用意したらいい?赤ちゃんがつかまり立ちや伝い歩きを始めたら靴を買ってしまいそうですが、それは少し待ってください。まだ赤ちゃんがいつ歩き始めるかはわかりません。赤ちゃんの足はすぐに大きくなってしまいます。早めに買ってしまうと、いざ履くときに「小さくて履けない!」なんてこともあるかもしれません。 ファーストシューズを買うのは10歩以上歩くようになってからを目安にしましょう。まだ、頻繁に使うわけではありませんので、1足あれば十分です。また、ファーストシューズを選ぶときは、デザインももちろん大切ですが、一番は赤ちゃんにとって履き心地がいい靴を選ぶということです。 サイズの測り方ファーストシューズを選ぶときの赤ちゃんの足のサイズのはかり方です。お店によってはシューフィッターの資格を持った店員さんがいるところもありますので、アドバイスを受けながら測るととてもいいですね。 1. 足の大きさを測るお店で足のサイズを測ります。かかとを目盛り0に合わせて、人差し指を中心の線に合わせます。赤ちゃんによっては指を丸めていますので、優しく伸ばしましょう。 2. 試し履きする足のサイズと同じ靴なら何でもいいわけではありません。赤ちゃんは一人ひとり足の形が違います。横幅が細い子もいれば、甲の高い子もいますので、必ず試し履きをしましょう。靴を選んで履いたらかかとを合わせます。つま先や横幅などにどれだけ余裕があるかを確かめましょう。つま先には5mm程度の余裕があるといいです。 ファーストシューズの選び方のポイント・履き口が大きく広がって履かせやすい・つま先に厚みがあり、少し反り返っている・甲の高さなどに合わせて調節できる・底に適度な弾力がある 赤ちゃんに履かせる前に、靴を触って上記をチェックしてみましょう。これまで、保育所で経験した中では、布製のやわらかすぎる靴や底面がぺったんこの靴は、赤ちゃんが歩くときに不安定になり、外靴としては不向きな場合が多いです。やわらかいながら、ある程度かっちり感があるほうが、安定して歩くことができます。 嫌がって靴を履かないときはどうすればいい?生まれたときから、靴を履かずに過ごしてきた赤ちゃん。急に足に少々重めの靴を履かされると、違和感を感じて嫌がる赤ちゃんもよくいます。靴は履いてくれても、足を床につけてくれず立とうとしない子もいます。お店で嫌がった場合は、いったん買わずに帰りましょう。ここで無理強いすると、靴へのイメージが悪くなりますので「靴選びはまた次回」にしてもOK。 10歩以上歩けるようになったら靴を選ぶ時期と書きましたが、もっと歩けるようになってからでももちろん大丈夫です。それまでは、室内で十分に歩く経験を積んでいきましょう。 赤ちゃんの足は、大人が思うよりも相当早いスピードで大きくなっています。「早めに買って、ファーストシューズがほとんど履けなかった」と言うパパやママを何人も見ています。赤ちゃんの発達とペースに合わせて購入を考えてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
2019年09月07日ニューバランス ゴルフ(New Balance Golf)より2019年秋冬の新作シューズ&アパレルが登場する。名作「574」をベースにした新作シューズニューバランスの名作スニーカー「574」シリーズをベースにしたゴルフシューズが登場。オーソドックスな色使いのメンズモデル「MGBS574V2」と、ホログラムやレオパードをデザインに取り入れたウィメンズモデル「WGBS574」の2モデルを展開する。ダイヤルの操作でホールド感を調節することが出来る“Boaフィットシステム”を搭載することで、着脱しやすく快適な履き心地の一足に。ソールはスパイクレスとなっており、スイング時に力が入るポジションにスタッドを配置。スニーカーと同じ感覚で履くことが可能なので、長時間ゴルフをプレーする際でもストレスを感じにくい点も特徴だ。“ボストン”から着想したアパレルコレクションもアパレルコレクションの着想源となったのは、アメリカ・ボストンの史跡を繋ぐ市街のレッドラインとそれを巡るアクティビティ“ボストンシティートレイル”と、ボストン近郊で開かれるミュージックフェスティバル。マウンテンとトレイルランニングの要素をミックスしたジャケットやサンバイザー、野外フェスの文化が根付いた90年代のストリートカルチャーをテーマにしたトップスやパンツなどをラインナップ。スポーティーでありながら、ニューバランスならではのデザインでファッション性を落とし込んだゴルフウェアが揃う。【詳細】ニューバランス ゴルフ 2019年秋冬新作シューズ&アパレル自店販売価格例:・シューズMGBS574V2 16,000円+税、WGBS574 16,000円+税・メンズアパレルリバーシブルボンバージャケット 19,000円+税、ショートスリーブポロシャツ 8,800円+税、ロングパンツ 12,000円+税・ウィメンズアパレルフルジップシェルパーカー 17,000円+税、ショートスリーブポロシャツ 8,800円+税スカート 12,000円+税【問い合わせ先】ニューバランスジャパン お客様相談室TEL:0120-85-0997
2019年09月05日9月に初来日する、ヨーロッパで今最も注目を集めるバレエカンパニー、「バレエ・アム・ライン」。芸術監督を務めるマーティン・シュレップァー氏に、『バレエ・アム・ライン』、また公演する『白鳥の湖』の魅力について聞いた。【チケット情報はこちら】2009年より同バレエ団の芸術監督を務めるシュレップァー氏。すでに名のあるバレエ団ではあったが、氏の改革以来、大きく飛躍してきた。氏が芸術監督となってから変わったことは「アーティスティックな状況の変化」と語る。「新しく5つのスタジオがある”バレエハウス”を作ったこと、そしてカンパニーの名前が変わりました。美徳の部分を変えたと言えるのではないでしょうか。純粋なダンスに目を向けたというのは、決してストーリー性があるバレエをしないとか、嫌いとかではなく、アーティスティックな観点からの変革を続けてきたことで、我々のカンパニーに対する外からの評判や印象が変わったのではないでしょうか」また『白鳥の湖』は日本でも良く知られる古典だが、今作は2018年の同バレエ団の新作。氏が制作する中で一番のインスピレーションとなったのは、小澤征爾のチャイコフスキーだという。「私個人として大型の古典的な作品を取り扱うことを長くテーマにしていたのですが、その準備に3、4年は必要だと思っていました。『白鳥の湖』と『眠れる森の美女』で迷っていたとき、小澤征爾のチャイコフスキー原典版の録音を聞き、倒れてしまうぐらいの衝撃を受け、それが最後の決め手になりました」と話す。また優雅な踊りをイメージするバレエとは違い、同バレエ団の『白鳥の湖』はスピーディな動きも特徴だ。「私のレッスンというのはとても独特ですが、常識外れではない。音楽的なダイナミックさに合わせてすばやく激しく動くことを求めています。私のカンパニーのダンサーは、体格も違うし年齢も国籍も多種多様。日本人では加藤優子さんという素晴らしいダンサーがいて、彼女は47歳ですが偉大なアーティストです。私の作品は身体への要求は高いと思いますが、振付はいつもハーモニー(調和)なものではなく、私自身ヨーロッパ人なのでレジスタント(抵抗性)も好きですし、舞台上でのフリクション(衝突)を大事に思います。舞台上ではハーモニーたっぷりな作品よりドラマがあるほうが面白いものになりますね」公演は9月20日(金)・21日(土)、東京・Bunkamura オーチャードホールにて、9月28日(土)兵庫・兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて。
2019年09月04日グッチ(GUCCI)から、2019-20年秋冬コレクションのウィメンズ新作シューズが登場。ポップなプラットフォームシューズ7.5cmヒールのプラットフォームシューズは、チャンキーヒールのボリューム感と、すっきりとした木型で仕立てたフォルムの絶妙なバランス感が魅力。アッパーには装飾的なステッチが施され、シューレースはカジュアルなものを採用することで、ポップなレトロ感を演出する。艶やかなブラックの他、シルバーや、グッチ 青山限定カラーのゴールドを展開する。ピープトゥのハイヒールスライドサンダルシンプルなハイヒールスライドサンダルは、光沢感のある質感にのせた、バブルガムピンク、ミントグリーン、ホワイトといったプレイフルなカラーリングがポイント。ポインテッドピープトゥの、エレガントなフォルムに仕上げている。インソールには、ダイナミックなグッチのロゴがプリントされている。ジップアップブーツイエローやボルドーなど、秋らしいカラーのジップアップ ブーツは、アッパーからヒールまで全て同じ素材で覆った、曲線的でユニークなフォルムが特徴的。2019-20年秋冬コレクションのランウェイ上では、大胆にジップを開けて履くスタイルが展開された。メタルチェーン ローファー華やかなメタルチェーンをフロントに施したローファーは、メンズでも展開されているモデル。パイソンとブラックレザーを切り替えたアッパーに、ホースビットを再解釈したメタルチェーンが輝きを放つ。ソールの裏面には、タイガーヘッド エンボスをあしらい、見えない部分にも遊び心を表現している。【詳細】グッチ 2019-20年秋冬 ウィメンズ新作シューズ・メタルチェーン ローファー 200,000円+税・プラットフォームシューズ(ヒール 7.5㎝) 150,000円+税※ゴールドはグッチ 青山限定アイテム。・レザー ハイヒール スライドサンダル(ヒール 12㎝) 73,000円+税・ジップアップ ブーツ(ヒール 6.5cm) 150,000円+税・〔ウルトラペース〕ウィメンズ スニーカー 105,000円+税【問い合わせ先】グッチ ジャパン クライアントサービスTEL:0120-99-2177
2019年08月31日チェンバー(CHEMBUR)の2019年秋冬コレクションから、新作シューズ&ブーツが登場。シューズ「SQ FLAT STUD BALLET」は、マイクロスタッズをあしらったスクエアトゥを採用することで、フェミニンな印象のバレエシューズをエッジの効いたデザインに仕上げたフラットシューズ。カラーバリエーションも豊富で、ブラック、ホワイト、バーガンディーの他に、マルティニーク限定のベージュ、エストネーション(ESTNATION)限定のキルティングレッドなども用意される。「POINTED GATHER BACK-ST」は、ポインテッドトゥにギャザーを寄せたバックストラップを組み合わせたフラットシューズ。存在感溢れるパイソン柄が、秋冬コーディネートのアクセントになりそうだ。丸みのあるラウンドトゥが魅力のパンプス「QUILTING PUMPS」は、アッパーにキルティングデザインを採用することで、どこか温かみのあるデザインに。上品なスタイルにもカジュアルなコーディネートにも幅広く活躍してくれそう。ブーツ秋冬シーズンに欠かせないブーツも登場。「SQ STRC LACE-UP BOOTS」は、レースアップディテールがエレガントなムードを演出してくれるショートブーツ。程よく丸みのあるラウンドスクエアトゥも、女性らしさを引き出してくれる。【詳細】チェンバー 2019年秋冬コレクション 新作シューズ&ブーツアイテム例:・SQ FLAT STUD BALLET 31,000円(ブラック) ※発売中展開店舗:エストネーション、髙島屋、ギンザ シックス、阪急うめだ本店、博多大丸、アマゾン、ストライプデパートメント・POINTED GATHER BACK-ST 33,000円 ※発売中展開店舗:エストネーション、マルティニーク、エル ショップ・QUILTING PUMPS 35,000円(カーキ) ※2019年9月中旬予定展開店舗:ナノ・ユニバース、博多大丸、ストライプデパートメント・SQ STRC LACE-UP BOOTS 43,000円(ブラック) ※2019年9月中旬予定展開店舗:エストネーション、ナノ・ユニバース、髙島屋、博多大丸【問い合わせ先】FUN Inc.TEL:03-3407-3766
2019年08月25日ドイツのバレエ団“バレエ・アム・ライン”が、昨年初演した芸術監督マーティン・シュレップァー振付の話題作『白鳥の湖』を引っさげて初来日する。この有名作が1877年に世界初演された際の台本および音楽の構成に立ち返りつつ、物語よりも人間の心理に焦点を当てて送る、現代的、独創的な作品だ。9月の公演を前に、カンパニー所属の日本人ダンサー、中ノ目知章の取材会が行われた。【チケット情報はこちら】「この『白鳥の湖』の見どころは、音楽の美しさが前面に出ていて、その音とダンスが合っていること、そしてキャラクターそれぞれの個性が出ていることだと思います」と中ノ目は言う。「マーティンが重視したのは、クラシカルな美だけでなく、陰と陽両方の美しさ。この作品ではオデットの継母が悪役として登場し、僕はその継母の側近役を初演から踊っているのですが、演じるにあたっては、悪く見せるのではなく、自分の中に存在する悪い部分をエネルギーとして出すよう努めました」2015年に入団し、現在27歳。シュレップァー監督下で着実に成長してきた。「芸術監督が直々にレッスンを指導することは珍しいと思うのですが、マーティンは週1回ほど見てくれるので、皆、気合が入りますね。彼のレッスンは、ただのウォーミングアップではなく、常に自分の肉体の限界まで行き、そこからさらに高めていくことを求められる。僕は“せっかく良い脚を持っているんだから、もっときちんと使って欲しい”と、毎回のように彼から骨盤の引き上げ方、付け根からの伸ばし方を指導してもらってきました。脚が伸ばせるようになるとしっかり立てるし、上半身もより使えます。マーティン自身、フィギュアスケートの経験があり、ダンスの訓練だけをしてきた人より筋肉が強く素晴らしい踊り手で、ダンサーにもそれを求めるので大変ですが、彼とリハーサルする時は彼より上手に踊るよう心がけています(笑)」せっかくの日本公演だけに「やはり王子を踊りたかった」との思いも口にした中ノ目。「シュレップァー版の王子は、強さだけでなく弱さや、心の変化といったものが、従来版以上に描かれていて、とても人間味があるんです」。とはいえ、2020年よりマニュエル・ルグリの後任としてウィーン国立バレエ団の芸術監督に就任するシュレップァーに誘われ、中ノ目もウィーンへの移籍が決まっているのは、その実力が評価され、期待されている証だ。「マーティンに『良いダンサーだから』と評価してもらえたことは、僕の力になっています。彼はウィーンのバレエ団をヨーロッパ一、世界一のカンパニーにすると言っていて、それはきっとバレエ・アム・ラインでも彼が目指していたこと。なので僕は、彼のもとで世界一のダンサーになるのが目標です」まずは、シュレップァーと中ノ目のバレエ・アム・ラインでの集大成と呼べそうな日本公演、見逃せそうにない。公演は9月20日(金)・21日(土)、東京・Bunkamura オーチャードホールにて、9月28日(土)兵庫・兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて。取材・文:高橋彩子
2019年08月22日ネブローニ(NEBULONI E.)の2019年秋冬コレクションから、新作シューズ&ブーツが登場。優れたクラフトマンシップとイタリアンスタイルに定評のあるシューズブランド、ネブローニ。2019年秋冬コレクションにはチェック柄やレオパード柄など、これからの季節にぴったりのシューズ&ブーツが揃っている。ネブローニで人気の定番スクエアフラットシューズは、秋の装いに相応しいグレンチェックで。コーディネートにアクセントを加えてくれるレッドカラーのフラットシューズは、カジュアルにもガーリーにも活躍してくれそうだ。エレガントなバックストラップサンダルには、両サイドにレオパードラインを配して。レオパードは主張しすぎない控えめな印象ながらも、エッジィなムードをもたらすのに一役買っている。高すぎないヒールで履き心地が良いのもグッド。足首のラインを綺麗に見せてくれる細身のレースアップシューズは、今シーズンの新型。6.5cmのピンヒールとポインテッドトゥのデザインが、エレガントな印象を醸し出している。上品なシルエットでありながらカジュアルなチェック柄を採用しているため、どんなコーディネートにも合わせやすそうだ。秋冬の必須アイテムといっても過言ではないブラックのロングブーツは、履き口のシャーリングと程よくルーズなシルエットで、新鮮な表情にアップデート。艶感のあるレザーがラグジュアリーな印象も演出してくれる。【詳細】ネブローニ 2019年秋冬コレクション 新作シューズ&ブーツ発売時期:順次販売中。展開時期はアイテム・ショップにより異なる。アイテム:・タータンチェックスクエアトゥ 44,000円+税展開店舗:高島屋、阪急、ビームス、アーバンリサーチ、ELLE SHOP・レオパード柄バックストラップパンプス 47,000円+税展開店舗:ユナイテッドアローズ、スピック&スパン・タータンチェックレースアップブーツ 68,000円+税展開店舗:ビームス、アーバンリサーチ、ELLE SHOP・ギャザーロングブーツ 84,000円+税展開店舗:エストネーション、エイチ ビューティ&ユース、ELLE SHOP※取り扱いが無い店舗もある。【問い合わせ先】フラッパーズ(FLAPPERS)TEL:03-5456-6866
2019年08月12日子どもが初めて靴を履いて立つ姿は感慨深く、成長を実感します。たくさんのベビーシューズがあるなかで、ファーストシューズにどれを購入しようかとても悩みましたが、とても良い靴をみつけたのです! 今回は、Attipasのベビー靴をわが子のファーストシューズに選んだ理由をお伝えします。 ソールがゴム製で軽い 歩き始めは、まだ足を引きずってしまうことも多い赤ちゃん。全体が布製のファーストシューズは軽くて履きやすいですが、布のソールはすぐにすり減る心配がありました。一方、ソールがゴム製のものはしっかりしている分、ちょっと重みがあるのでとても悩みました。そんななか、Attipasのベビーシューズはソールがゴム製でありながら、片足約40gという軽さに魅力を感じました。実際、ソールが布製の靴は何回か履くうちに破れてきましたが、Attipasのベビーシューズは丈夫で、汚れてもゴムなのでさっと洗えます。また、軽くて柔らかい素材なので、コンパクトにまとまり、さっとカバンに入れて持ち歩けて便利でした。 履かせやすく、脱げにくい! 外出時、動き回る赤ちゃんにくつ下と靴を履かせるのは手間と時間がかかり、それだけで疲れていました。しかし、Attipasのベビーシューズはくつ下と靴が一体型になったような造りになっているので、素足でそのまま履けます。さっと履かせることができるので赤ちゃんも嫌がらず、履いて喜んで動きまわっていました。足にぴったりフィットするので、途中で片足だけ脱げてなくなったということもありませんでした。 サイズもデザインも豊富!わが子は体も足のサイズも小さいので、合う靴があるのか心配でした。でもAttipasのベビーシューズはサイズが豊富で、10.8cm~13.5cmまであって助かりました。小さいサイズの靴は、あったとしても種類が少ない場合が多いのですが、Attipasのベビーシューズはデザインがどれもかわいい! シンプルなものからリボンや花がついているものまで揃っています。シーンに合わせてデザインが違うものに履き替えもでき、Attipasのベビーシューズひとつで一気に見た目も華やかになったような気がします。周りの人からも、かわいいとよく声をかけてもらいました。 将来、子どもが成人したときに、思い出として赤ちゃんのころに履いていたファーストシューズを贈りたいと思っています。そのためにも、ファーストシューズ選びは妥協せず、機能性とデザインにもこだわって決めました。Attipasのベビーシューズは、わが子も嫌がることなく履いてくれるので、購入して大満足です。 著者:福山あかね一男一女の母。元幼稚園教諭、元保育園勤務。第二子出産を機に退職。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。 ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。
2019年08月12日GU(ジーユー)は、人気の「マシュマロパンプス」と「アクティブスマートダービーシューズ」の無料配布を含む「GU シューズ ラボ(GU SHOES LAB)」期間限定イベントを、GU スタイル スタジオ(GU STYLE STUDIO) 原宿にて、2019年8月8日(木)から8月12日(月・祝)まで期間限定で実施する。GU シューズ ラボ(GU SHOES LAB)」は、2019-20年秋冬シーズンより本格スタートした、“靴のおしゃれで我慢させない”をモットーに、顧客の声をカタチにするプロジェクトのこと。サンダル、スニーカー、エスパドリーユ、パンプス、フラットシューズを展開している。今回はそのスタートにあわせて、期間限定イベントを実施。イベント内では、現在展開しているラインナップの中でも、女性に人気を博す「マシュマロパンプス」を5日間各日先着1,000名にプレゼント。カラーは、グレー、ブラック、ピンク、ワインなど8色からランダムで配布される。また、男性には、「アクティブスマートダービーシューズ」を各日200名にプレゼント。カラーは、ブラックやブラウンなど4色からランダムでの展開となる。また、イベント内では、プロのシューフィッターによる3D計測体験やマシュマロパンプスの人気カラー投票も行う。なお、投票で最も人気だったカラーは、2020年春に実際に商品化される予定だ。【詳細】「GU シューズ ラボ(GU SHOES LAB)」期間限定イベント日時:2019年8月8日(木)~8月12日(月・祝) 11:00~20:00場所:GU STYLE STUDIO 原宿住所:東京都渋谷区神宮前1丁目13−14 原宿クエスト 2階■マシュマロパンプス無料配布について内容:期間中各日先着、5日間合計1,000名に新作マシュマロポインテッドパンプスをプレゼント。※男性には、各日先着、5日間合計200名にアクティブスマートダービーシューズをプレゼント。配布条件:・期間中、GU STYLE STUDIOの来店者が対象。・履き心地や歩きやすさに関するモニタリングアンケートへの協力。・GUアプリの提示。注意事項:・参加は1人1回限り。・サイズは選択できるが、在庫状況により合計配布数に達する前に希望サイズが欠品する場合あり。・カラーは選択不可。ランダムで配布。マシュマロポンテッドパンプス:グレー/ブラック/ピンク/ワイン/ブラウン/ブルー/レオパード/チェックアクティブスマートダービーシューズ:ブラック/ブラウン/ダークブラウン/ブラウン(スウェードタッチ)・不良品以外の返品・交換は受付しない。
2019年08月05日サルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)の2019年秋冬コレクションから、新作レディースシューズコレクション「Refracted」が登場。新作シューズコレクション「Refracted」の最大の特徴は、構築的なフォルムとメタリック仕上げの相乗効果により、眩い輝きを放つ「ミラーヒール」だ。超軽量かつ優れた耐久性を持つプラスチックをメタリックコーティングしたヒールに、レーザー彫刻よって不規則な三角形の凹凸を施した。また、ヒールのフォルムは、1939年にサルヴァトーレ・フェラガモがデザインしたアイコニックなフラワー ヒールにもインスピレーションを得ている。シューズコレクション「Refracted」で展開されるのは、メリージェーンタイプのパンプスや、リボンを飾ったラウンドトゥパンプス、スリッポン、ストラップサンダル、ショートブーツの5つのスタイル。ヒールの高さは1cm、5.5cm、10.5cmの3種類が用意されている。アッパー素材にはナッパレザー、スエード、パテントレザー、クリスタル刺繍入りシルクサテンなどを使用し、バリエーション豊富なスタイルを揃えた。【詳細】サルヴァトーレ フェラガモ 新作シューズコレクション「Refracted」発売中 ※2019年7月現在販売店舗:全国のフェラガモ ブティック、フェラガモ公式オンラインストアアイテム例:・パンプス 99,360円(税込)・スリッポン 89,640円(税込)・メリージェーン 99,360円(税込)・ストラップサンダル 156,600円(税込)(5.5cmヒール)、162,000円(税込)(10.5cmヒール)・ブーツ 131,760円(税込)【問い合わせ先】フェラガモ・ジャパンTEL:0120-202-170
2019年08月02日ヨーロッパで今最も注目の高いバレエカンパニー、「バレエ・アム・ライン」による初来日公演が、今年9月20日(金)・21日(土)に東京、9月28日(土)には兵庫にて開催される。【チケット情報はこちら】その演目はバレエを見たことがない人でも知っている有名な演目《白鳥の湖》だ。マニュエル・ルグリの後任として2020年シーズンよりウィーン国立バレエの芸術監督就任が決まっている鬼才マーティン・シュレップァーが世界初演時の原典譜と台本を用いてチャイコフスキーが理想とする《白鳥の湖》を新演出。ファンタジーよりリアリティを追求した物語性豊かな作品は、見慣れた≪白鳥≫のイメージをガラっと変える。日本公演のアンバサダーに就任したのは、元宝塚歌劇団花組男役トップスターで、現在は女優として活躍する真飛聖。真飛は公演の見どころについて、「セットがシンプルで、衣装もチュチュや白タイツは登場しない。人間がシンプルな姿で表現することで、観る者の想像力を掻き立てる演出になっている」と語る。また、ドイツ・デュッセルドルフを訪れ現地でバレエ・アム・ラインのレッスンを見学した真飛。「バレエダンサーは華奢なイメージだけど、バレエ・アム・ラインのダンサーたちは裸足で踊ったり、アクロバティックな振付が多いので、筋肉がすごい!女性ダンサーも肉体がバレリーナというよりアスリートという感じで、バレリーナであんなに筋肉質なダンサーは初めて見ました」とダンサーたちの肉体美を絶賛。自身も小さな頃からバレエをやっていたというが、新しい世界観での《白鳥の湖》に驚きを感じたと言い、「ちょっと敷居が高いなと思う人でも、彼らのスタイリッシュで力強いパフォーマンスを観たら衝撃を受け、その肉体表現にさらに興味が湧いて、もっとバレエを観たいと思ってもらえると思う。これまでバレエを観たことがなくても、気軽に劇場に来ていただけたら」とメッセージを送った。公演は9月20日(金)・21日(土)、東京・Bunkamura オーチャードホールにて、9月28日(土)兵庫・兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて。またアンバサダーの真飛がドイツ・デュッセルドルフを訪れ、同公演を紹介する特別番組「恋するバレエ~真飛聖魅惑のドイツ旅~」が、8月4日(日)朝5時15分より関西テレビ放送にて、8月25日(日)15時30分よりBS日テレにて放送される。チケットはいずれも発売中。
2019年08月02日熊川哲也が英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして活躍後、Kバレエ カンパニーを設立したのは1999年のこと。古典作品を独自の視点で演出した作品群のほか、稀有なダンサーである熊川の審美眼によって創り出される意欲作も、Kバレエの魅力だ。2014年にはオペラ原作の『カルメン』、2017年には台本や音楽などすべての構成を担当した『クレオパトラ』を世界初演。毎日芸術賞特別賞を受賞するなど、高い評価を得ている。そして今年、カンパニー創立20周年を迎えた熊川が次に挑戦するのは、オペラ『蝶々夫人』の全幕バレエ化だ。都内で行われた制作発表に足を運んだ。【チケット情報はこちら】物語は明治時代、開国間もない頃の日本で展開する。長崎の武家に生まれたバタフライ〔蝶々〕(矢内千夏、中村祥子、成田紗弥のトリプルキャスト)は、家が没落したことで、今では遊女見習いとして遊郭にいた。その頃、海軍士官としてアメリカから赴任してきたピンカートン(宮尾俊太郎、山本雅也、堀内將平のトリプルキャスト)は、たまたま訪れた遊郭でバタフライと出会う。可憐な一輪の花を思わせるバタフライに惹かれ、ピンカートンは港を見下ろす邸宅に彼女を住まわせることにする。ピンカートンに一生を捧げるものと信じて、嫁入り道具や父の形見の短刀を携えやってきたバタフライだったが……。会見では熊川と矢内、中村、成田、そしてピンカートン役のほか本作では振付補佐も務める宮尾が登壇。 和と洋が融合する新たなバレエの舞台を、今まさに制作中という熊川は、「自分自身に“必ず成功する!”と言い聞かせているところ」と笑わせながらも、「非常に悩みましたね」とクリエイティブの苦労を明かす。「我々ダンサーは“アウト”(身体や脚を常に開くバレエの基本)にするという西洋の伝統を受け継いできたわけで、対照的な日本の“イン”の動きを同時にするのは、やはり難しい。なので、日本的な要素はスピリットなものに込めようと思っています」と熊川は語る。その“イン”の象徴ともいえるバタフライ役の矢内は、昨年プリンシパルに昇格したばかり。「日本人だからこそ感じ取れる心情はあると思うので、そこを大切に演じたいです」と真剣な面持ちだ。一方、同じバタフライ役でも、ベルリン国立バレエ団やハンガリー国立バレエ団でプリンシパルの経験を持ち、スケールの大きさが魅力の中村。「自分と一致する部分があまりないので大変ですね」と笑いつつ、熊川の振付には「いつも感銘を受けています」と新たな挑戦を楽しんでいる様子だ。また注目のホープ、成田は「国籍や身分の違いも超える愛を、ステップや音楽に乗せて演じられたら」と初々しく語った。「バタフライが物語でどう見えるかを考え、客席からブーイングが起きるほどのピンカートンにできれば」と話す宮尾ともども、意気込みは充分。Kバレエならではの『マダム・バタフライ』の誕生を、今から楽しみに待ちたい。9月27日(金)から29日(日)までオーチャードホール、10月10日(木)から14日(月・祝)まで東京文化会館大ホールにて上演。取材・文/佐藤さくら
2019年08月01日リーボック(Reebok)とヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)がコラボレーション。ユニセックスで着用できる「リーボック × ヴィクトリア・ベッカム」が、2019年7月25日(木)より順次発売される。ダンス&エクササイズ着想のユニセックスウェア2度目のコラボレーションとなる「リーボック × ヴィクトリア・ベッカム」では、第1弾をさらに進化させたユニセックスで着用できるストリートウェア・コレクションを展開。インスピレーション源は、ヴィクトリアが日々行っているストイックなエクササイズと、ダンサーとしての経験だ。スポーツウェアのエッセンスと、トレンド感、80年代~90年代のムードをミックスして、アパレル・シューズ・アクセサリーをデザインした。アースカラー×ネオンカラーキーカラーはアースカラー。カーキやネイビーなどのミリタリーカラーに、スモーキーなピンクを組み合わせた。また、旬なネオンカラーをアクセントにプラスオン。落ち着きのあるアースカラーに、パキっとしたネオンイエローをマッチさせて、躍動的な要素をプラスした。ネオンカラーのスニーカーコレクションのメインとなるシューズは、リーボックが90年代に発売したランニングシューズ「ボルトン(Bolton)」をベースに、アレンジしたもの。シューレースにネオンカラーを大胆に起用して、プレイフルなデザインに仕上げている。オーバーサイズアウターアウターウェアは、バリエーション豊富なラインナップ。ウインドブレーカー、ボンバークルーネック、アノラックを取り揃えた。80年代から90年代初頭にかけてのファッションへのオマージュとなっていて、ブランドロゴとグラフィックを印象的に使用している。ユニセックス仕様のオーバーサイズもポイントだ。バレエ着想のダンススカートまた、バレエからのインスピレーションのもと、アンダーウェアやアパレルをデザインした。ブラジャーはフィット感があり素肌感覚で纏える、ストレスフリーな仕様。繊細な素材で仕上げたオフショルダーのトップスや、エアリーなダンススカートも揃っている。【詳細】「リーボック × ヴィクトリア・ベッカム」発売日:2019年7月25日(木)より順次発売取扱い店舗:バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)銀座店、三越伊勢丹新宿店、ヌビアン(NUBIAN)<アイテム例>・RBK VB ダンス スカート 14,040円(税込)・RBK VB ボルトン ソックロー 30,240円(税込)・RBK VB アノラック 54,000円(税込)・RBK VB オーバーサイズ ボンバー ジャケット 70,200円(税込)【問い合わせ先】リーボック アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033※電話受付 平日 9:30~18:00
2019年07月28日現代のバレエ界において“レジェンド”という言葉がもっとも相応しいダンサー、アレッサンドラ・フェリとロベルト・ボッレ。彼らが9人のゲストたちと展開する〈フェリ、ボッレ&フレンズ〉。その開幕を前に、ふたりに公演の見どころを聞いた。【チケット情報はこちら】ふたりは今回、Aプロで上演されるアシュトン振付『マルグリットとアルマン』で共演。オペラ「椿姫」と同じ、デュマ・フィスの小説を原作とした35分ほどの作品だ。「私の大好きなバレエなの。これより先に、ジョン・ノイマイヤーが振付けた『椿姫』でもマルグリットを踊っているけれど、おかげでアシュトンのマルグリットでも、そのキャラクターの陰影を心の底から理解して演じることができているわ」と話すフェリ。ボッレは、彼女が演じる高級娼婦マルグリットに恋する純粋な青年、アルマンを踊る。「非常に密度の濃いバレエです。この作品を核に、いくつもの宝石をちりばめるようにしてプログラムを組みました」と話す。その美しい容姿から、イタリアの貴公子と呼ばれてきた彼だが、長く芸術監督を務める〈ボッレ&フレンズ〉の初の日本公演となる今回、実に対照的なふたつのプログラムを組んできた。「いっぽうのBプロは、(ジョン・ノイマイヤーが芸術監督を務める)ハンブルク・バレエ団のダンサーたちも参加して、敬愛するジョンにオマージュを捧げるプログラムに。僕が踊る『オルフェウス』は彼が僕に振付けてくれた作品だし、アレクサンドル・リアブコとは、ジョンが振付家ベジャールの70歳の誕生日に捧げた『作品100~モーリスのために』を踊ります」(ボッレ)。フェリも、「今回は私たちが80歳を迎えたジョンへのお祝いと、感謝の気持ちを込めたいわ。私も『バーンスタイン組曲』でハンブルクの彼らと共演し、また、私にとって極めて特別な作品、『フラトレス』を踊ります」。イタリアの伝説的女優、エレオノーラ・ドゥーゼを題材とし、フェリのために創作されたバレエ『ドゥーゼ』、その第2幕に配された場面だ。「瞑想的で、スピリチュアルな作品です。それは死後の世界であり、すべてがゆるやかに進む、まるで禅の庭のような美しさです」(フェリ)『ロミオとジュリエット』や『マノン』などのドラマティックな役柄で一世を風靡したフェリ。44歳で1度引退するも50歳で見事に復帰、多くの人々を魅了し続ける彼女の、まさに新境地だ。ボッレも、「Aプロ、Bプロと全く違う世界をお見せすることになるから、両プログラムとも観ていただかなきゃ、損ですよ!」と笑顔を見せた。公演は7月31日(水)~8月4日(日)、東京・文京シビックホールにて。チケットは発売中。取材・文;加藤智子
2019年07月26日他の追随を許さぬエレガンスで世界のバレエシーンの最高峰であり続けるパリ・オペラ座バレエ団より、エトワール(最高位ダンサー)のドロテ・ジルベールやマチュー・ガニオら、トップダンサー5名が来日して日本初演の2作を披露した『ル・グラン・ガラ』から1年半。新たに3名のオペラ座ダンサーが加わるなど、さらにパワーアップした『ル・グラン・ガラ2019』が、7月23日(火)に文京シビックホール 大ホールで開幕する。まず上演されるAプロは、昨年にはなかったクラシック作品を中心としたガラ公演。ヌレエフ版の『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『ライモンダ』に加え、フォーサイスからローラン・プティ、マクミラン、バランシン、プレルジョカージュまでの名作が並ぶ、バレエ初心者でも楽しめること間違いなしのバラエティ豊かなラインナップだ。そしてBプロは、昨年の2作が好評を博した振付家、ジョルジオ・マンチーニが出演ダンサー8名とともに目下創作中の『マリア・カラスへのオマージュ』と、バランシンの『ジュエルズ』より“エメラルド”と“ダイヤモンド”。世界初演の新作と、すでに定評ある作品を続けて観ることができる、こちらも魅力的なプログラムとなっている。日本にいながらにして、世界最高峰のバレエ団の“今”を心ゆくまで堪能できる公演となりそうだ。文:町田麻子
2019年07月23日ロシア・バレエ界の巨匠振付家ボリス・エイフマン率いるエイフマン・バレエが21年ぶりに来日。東京公演を控えた7月17日、在日ロシア大使館にて記者会見が行われ、エイフマンをはじめ、ダンサーのリュボーフィ・アンドレーエワ、オレグ・ガブィシェフ、リリア・リシュクが出席した。【チケット情報はこちら】この日、日本に到着したばかりだというエイフマンは「成田からここに来るまで、車窓を眺めながら昔のことを思い出していました」と感慨深げ。1990年代初頭、祖国が困難に見舞われる中、日本からの招聘に応じ来日を果たしたが「日本での公演は、私たちの選んだ道が間違っていない、正しい道を進んでいるという自信を授かった大切なツアーとなりました」と振り返る。そして、最後の来日公演から20年もの時を経て、再び日本での公演を迎えるがエイフマンは「日本に“戻ってきた”のは私エイフマンだけであり、バレエ団はみなさんがまだ知らない、新たなエイフマン・バレエです」と過去とは切り離された新たなバレエ団であることを強調。「私たちが世界中で受け入れられるその秘密は、肉体を言葉として、人間の心理を表現することができるからです」と語り、“古典”と“モダン”という言葉で比較されがちなエイフマン・バレエのスタイルについても「感じてほしいのは私たちの芸術。モダンでも古典でもなく、すべてを含んだ新しい、私たちのスタイルです」と唯一無二のオリジナリティへの強烈な自負をのぞかせた。今回、トルストイの傑作小説をチャイコフスキーの音楽に乗せて描く『アンナ・カレーニナ』と“考える人”で知られる彫刻家ロダンと彼が愛した女たちの物語『ロダン ~魂を捧げた幻想』が上演される。既に滋賀、静岡での公演が行われたが、ロダンを演じるガブィシェフは「ロダンを踊りながら、聴衆が集中し、ロダンの苦悩を共に受け止めてくれているのを感じました」と嬉しそうに語る。既に8年にわたりこの演目に向き合ってきたが「日本で踊るロダンは、日本人似のロダンになる気がしています(笑)」と語っていた。今回、初来日となるアンドレーエワは、ロダンの弟子であり恋人でもあったカミーユを演じるが、静岡での公演での日本の観客の反応に「温かく受け入れ、理解していただけたことに安堵を覚えました」と笑顔を見せる。改めて、ダンサーとしてエイフマン作品に参加する醍醐味を尋ねると、「新たな演目、役柄に出会うたびにワクワクし、役柄を通して自分さえも気づかなかった自分を発見しています」と力強く語った。そして、ロダンの内縁の妻・ローズを演じるリシュクは作品について「ありふれた伝記ではなく愛憎劇です。いまの時代、CGで何でも作ることができますが、私たちは肉体で素晴らしい彫刻を作ることができ、それは人々の心を動かすのではないかと思います」と語った。東京公演は7月18日(木)~21日(日)まで東京文化会館にて開催。取材・文・撮影:黒豆直樹
2019年07月18日プリティ・バレリーナ(Pretty Ballerinas)の2019年秋冬新作シューズが、2019年8月8日(木)からプリティ・バレリーナ青山店、銀座店、なんば店、梅田店ほかで順次発売される。プリティ・バレリーナとは?プリティ・バレリーナは、バレエシューズ、バレエパンプス、フラットシューズを中心に展開するスペイン発のシューズブランド。1918年スペイン・メノルカ島に誕生したハンドメイドのバレリーナシューズ工房からスタートし、今も変わらず、裁断から縫製までの工程をメルノカ島内の工場で行っている。質感&テイストMIXの新作シューズ2019年秋冬はトラッドの要素とツヤ感のあるミクスチャースタイルを提案。質感やデザインで遊びをきかせながらも、ベーシックカラーにまとめることでデイリーに使いやすいシューズを提案する。グリッター素材で仕上げたポインテッドトゥパンプスは、華やかな仕上がり。中央には、パール付きのブラックリボンを添えて、上品なスタイルに仕上げている。クラシックなポインテッドトゥのバレエシューズは、エナメルレッドでアップデート。艶のあるエナメルシューズは、コーディネートのアクセントになること間違いなし。同じくレッドカラーを用いた、ハートモチーフのフラットシューズもラインナップ。温かみのあるスエード地の上には、キラキラと輝くストーンでハートのモチーフを添えた。アニマル地のシューズも、今季はクラシカルな要素をプラスして落ち着きのある佇まいに。レオパード柄はシックなグレートーンをチョイスして、ボディ中央には大きなボウタイをあしらっている。金刺繍でエンブレム風のモチーフを配したスエードシューズ。ブラック×ゴールドの配色が、トラッドのムードを盛り上げている。中央には、プリティ・バレリーナのブランド名からとった「PB」の文字を添えている。ベルベッド素材にクラシックな花柄プリントを施した「マリリン バートン」も新登場。レッドカラーのパイピングとカーキのリボンが目を引く、秋色カラーのシューズとなっている。また、8月21日(水)から9月10日(火)までは、名古屋三越 栄店で期間限定ショップをオープンし、店頭にて2019-20年秋冬コレクションを発売する。【詳細】プリティ・バレリーナ 2019年秋冬コレクション発売日:2019年8月8日(木)取り扱い店舗:プリティ・バレリーナ青山店、銀座店、なんば店、梅田店、百貨店、セレクトショップほか■期間限定ショップ開催期間:2019年8月21日(水)~9月10日(火)※期間終了後も売り場にて展開会場:名古屋三越 栄店 3F 婦人靴住所:愛知県名古屋市中区栄3丁目5-1
2019年07月12日ビューティフルシューズ(BEAUTIFUL SHOES)から、2019-20年秋冬コレクションの新作シューズが登場。すっきりフォルムのジップアップブーツ&シングルアイレットの新型LONGZIPBOOTS新型として登場するジップアップブーツ「LONG ZIP BOOTS」は、上質なキップレザーを用いて、すっきりシャープなフォルムに仕上げた1足。イタリア・ラッカーニ(RACCAGNI)社製のファスナーをサイドに配し、着脱しやすい仕様になっている。無駄のないミニマルなデザインとなっているため、長く愛用できそうだ。SINGLEEYELETまた、メンズのフット ザ コーチャー(FOOT THE COACHER)にも同型を展開する新型「SINGLE EYELET」は、アイレットを1つだけ配したシンプルで華奢な短靴。羽根部分のスリットが美しく、凛とした表情を見せる。ダークネイビーのレザーで軽やかな印象にMIDDLECUTSIDEGOREくるぶしでカットしたミドルカットサイドゴアブーツなどは、新色としてダークネイビーが登場。深みのある色味で、ブラックよりもやや軽やかな雰囲気が印象的だ。温かみのあるヘアカーフを配したバレエシューズBALLETSHOES継続で展開している、口周りにゴムを配したバレエシューズは、ヘアカーフを配した秋冬らしいデザインが登場。色はブラック、ブラウン、ベージュを用意する。木目の細かいシープレザーのライニング、低反発クッションを用いたインソールによって、快適な履き心地に仕上げている。秋冬に履けるラムファー付きサンダルSLIPONCLOGS & SINGLEBELTCLOGSインソールにウォーミングなラムファーを配した冬仕様のサンダル「SLIP ON CLOGS」「SINGLE BELT CLOGS」も登場。足先にはゆとりを持たせ、ソールには軽量かつ屈曲性に優れた新素材「I45」を採用。ボリュームのあるフォルムに対して、軽やかな着用感となっている。【詳細】ビューティフルシューズ 2019-20年秋冬コレクション 新作シューズ発売時期:2019年7月下旬~順次■シューズ例・LONGZIPBOOTS 68,000円+税・SINGLEEYELET 57,000円+税・MIDDLECUTSIDEGORE 57,000円+税・SLIPONCLOGS 45,000円+税・SINGLEBELTCLOGS 45,000円+税※シューキーパーは販売無し。【問い合わせ先】GALLERY OF AUTHENTICTEL:03-5808-7515
2019年07月04日今年7月、21年ぶりの来日公演が行われるエイフマン・バレエ。その公演を控えた6月2日、上演作品の『アンナ・カレーニナ』『ロダン~魂を捧げた幻想』について、文学、美術の専門家を講師に招いた「エイフマン・バレエ来日記念講演会」が開催された。【チケット情報はこちら】『アンナ・カレーニナ』についての講師は、東京外国語大学教授でロシア文学研究者の沼野恭子。まず小説に登場する3組の家庭の関係性の解説から始まり、冒頭の有名な一文「幸福な家庭はどれもみな似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」を引用。小説では「幸福と不幸」「都会と田舎」「生と死」など対比のコントラストが効いていることを紹介した。また機械文明の象徴として「鉄道」が物語の伏線となっている点など、小説を読み解くヒントを提示し「当時のロシア社会がリアリスティックに、端整な文体で描かれている。読書の快楽を味わうことができる名著」とその魅力を語る。さらに小説とバレエでは描かれ方が違うことに触れ「小説がどのように“アダプテーション”(原作を映画や舞台に脚色、翻案すること)されているかを観るのがもっとも楽しい。バレエという身体言語で文学をどのように表現しているのかも見どころ」と締めくくった。続いて、彫刻家オーギュスト・ロダンの創作魂に迫る『ロダン~魂を捧げた幻想』にちなみ、ロダン・コレクションで知られる静岡県立美術館の上席学芸員、南美幸が登壇。ロダンが一躍有名になった作品「青銅時代」について、そのリアルさが物議を醸したことや、代表作「地獄の門」「カレーの市民」の制作過程について、写真を交えながら解説した。またバレエでも描かれている、妻ローズと助手で恋人のカミーユとの三角関係に言及し、カミーユがロダンとローズを揶揄して描いたデッサンや、3人の関係を表現した彫刻「分別盛り」など、愛憎うごめく作品も紹介。晩年のロダンがニジンスキーの『牧神の午後』を賞賛し、彼をモデルにした彫刻を作っているという話もバレエファンにとって興味深い内容だった。最後にサンクトペテルブルクで『ロダン』を鑑賞し、バレエ団の稽古も見学した舞踊評論家の桜井多佳子が登壇。長身の美しいダンサーたち(ダンサーの採用基準は男性が184cm、女性は173cm以上)がアクロバティックな動きを繰り広げる興奮と、音楽の効果的な使われ方の面白さについて臨場感たっぷりに語った。文学、美術講座としても知識欲を刺激する贅沢な内容の2時間で、バレエファンはもちろん、文学、アート好きにとっても楽しめる公演になることを確信する講演会だった。公演は7月13日(土)に滋賀・滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール、7月15日(月)に静岡・グランシップ(静岡)中ホール・大地、7月18日(木)~21日(日)まで東京・東京文化会館にて行われる。取材・文:郡司真紀
2019年06月12日バレエ、カッターシューズの新作が発売2019年5月31日、株式会社チヨダよりオリジナルブランド「cloverleaf(クローバーリーフ)」の新作が3タイプ発売される。定番デザインのフラットバレーシューズである品番CL-1001は、ブラック、ブラック/エナメル、レッド/エナメル、シルバー、ブルー/パイソン、ピンク/パイソンの6色展開。サイズは22.0~25.0cm(ブルー/パイソン、ピンク/パイソンは23.0~24.0cm)となっており、本体価格は3490円。ヒールの高さが3cm、美しく足を演出するバレーシューズである品番CL-1002は、ブラック、ブラック/エナメル、レッド/エナメル、ベージュ/シルバー、グレー/シルバーの5色展開。サイズは22.0~25.0cmとなっており、本体価格は3490円。かかと部分にパットが備わった、フィット感が心地よいカッターシューズの品番CL-1003は、ブラック、ブラック/パイソン、ゴールド/パイソン、シルバー、サックス/スエード、ピンク/スエードの6色展開。サイズは22.0~25.0cm(サックス/スエード、ピンク/スエードは23.0~24.0cm)となっており、本体価格は2890円。全国のシュープラザ、東京靴流通センター、靴チヨダ、CHIYODA HAKI-GOKOCHI、クローバーリーフ、公式オンラインショップにて販売される。嬉しい機能が備わった万能アイテム今回発売される品番CL-1001、品番CL-1002、品番CL-1003には抗菌防臭加工クッションインソールが備わっており、衛生面が気になる女性には嬉しい仕様となっている。また、バレエシューズタイプの品番CL-1001、品番CL-1002には足にフィットするよう、つま先部分のリボンに工夫が施されている。キャッチコピーである「ふらっとふんわりちょうどいい」を再現したバレエ、カッターシューズは、コーディネートに合わせて何足もそろえたくなる万能アイテムだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社チヨダのニュースリリース
2019年05月30日